- 1二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 22:32:18
濃厚な口づけを交わしたニャアンは微笑む。
それは救いなのか、罰なのか。
──あなたは私に幸せになって欲しいんですよね？ - 2二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 22:33:19
- 3二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 22:35:41
立て乙
- 4二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 22:36:11
乙 続きたのしみにしとるよ
- 5二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 22:40:07
ありがとうございます
のちほど続きを投下します
引き続きどうぞよろしくお願いします - 6二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 23:19:33
乙
待ってた - 7二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 23:31:57
「次はどうなるんだろう。他のものを、飲まされちゃうのかな」
少しだけ煽るような、ニャアンの言葉。
- 8二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 23:35:20
「……あまりそういうこと言うもんじゃないよ」
エグザベは、少しだけたしなめるように言った。
「……………………」
ニャアンは黙ってエグザベを見上げる。
- 9二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 23:51:15
それから、僅かに首をかしげる。
「……そういうことって？」
多分、その問いは、わざと聞いてきていて。
- 10二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 23:56:11
「僕の言葉は変わらないよ」
まるで慣れた風に言うニャアンの口調には、かえって無理をしたような、不自然さすらあって。
エグザベは、どうにもやり切れないような気持にさせられる。
だが、そのアンバランスさ故の妖艶さも帯びた彼女がそこにいて。
それは……エグザベの思うニャアンの姿からすれば、随分とかけはなれたものではあって。
「変わらない？」
「……君には、似合わないよ」 - 11二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 23:59:18
強がって慣れてる風なことを言うニャアンはエロ可愛いな
- 12二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 00:03:17
「どうして？」
ニャアンはまた、不思議そうに聞いてくる。 - 13二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 00:06:17
「……何もかもを『呑んだ』私なのに？」
「やめるんだ」 - 14二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 00:46:35
自傷してる・・・
- 15二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:06:25
やめろ。
やめてくれ。
エグザベは思う。
そうやって、自分を傷つけるのは、やめてくれ。
- 16二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:20:34
「やめろって言われても」
ニャアンは笑う。
「本当にことだから」
本当の事。
何が本当のことなのか。
- 17二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:21:57
「何だって呑めるから」
それを……誇らしげに、言わないでくれ。
- 18二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:23:18
「だから……私は、少尉の……出したもの……だって、ちゃんと飲めますよ」
だからそんなことを、口ごもりながら、無理に言わなくたっていい。