- 1二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 23:30:01
「転倒事故に巻き込まれちゃった時は私ももう終わったって思ったけど何やかんや復活ですよ!また頑張るね!トレーナー!!」
~⏰~
(よし、復帰戦…脚の調子もほぼ元通り!行ける!)
最初はそう、思っていた。
自分に大きな傷が入っていて、そのまま残っていることにも気付かずに。
(いつも通り後方!そんで切り抜けるルートを見つけておく!)
私は差しが得意だ、そして好都合にもあまり前が壁という感じでもない、ということはやることは一つに絞られる。
「そこだーっ……!!!!」
前に力強く踏み出そうとした瞬間、寒気がした。
体調によるものじゃない。これはただ、ひたすら怯えているんだ。
前の人を横切って本当に大丈夫?
倒れてこないよね
もういやだ
怖い
こわい
走れ…ない……
~⏰~
「お…ぇ……」
未だ鮮明に思い出せる。
突然の前からの衝撃、命とも言える脚に走る激痛、恐怖、不安。これを頭と身体は、深く刻み込まれるように覚えていた……
「走り、たいのに…ぐすっ…く、そ……」
みたいなのを克服して頑張って欲しいよね - 2二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 23:49:32
競走馬も怪我の記憶で全力が出せなくなったりするんだっけか?
意思の通じるウマ娘であれば克服できると信じたい - 3二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 23:57:06
- 4二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 23:58:01
そして逃げに目覚める