- 1二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:27:55
- 2二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:29:26
現在
ラスボス戦真っ只中
各ステータス
リーリヤ
HP:20
攻撃:34
防御:16
賢さ:29
素早さ:26
ミスズ
HP:19
攻撃:30
防御:23
賢さ:33
素早さ:18
セナ
HP:14
攻撃:22
防御:11
賢さ:35
素早さ:23
チナ
HP:13
攻撃:22
防御:13
賢さ:34
素早さ:25 - 3二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:30:32
サキ
HP:12
攻撃:26
防御:17
賢さ:32
素早さ:22
魔王あさり
HP:162
攻撃:4
防御:16
賢さ:33
素早さ:21
ミスズ、セナは僧侶なので回復が行えます - 4二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:31:41
戦闘のルール
行動順は素早さ順とし、同値場合はダイスで決めます
行動する側の攻撃は攻撃値を、呪文は賢さ値を参照します
受ける側は攻撃は防御を、呪文は賢さ値を参照します
行動側の参照値ー受ける側の参照値がダメージとなります
行える行動は攻撃、防御、呪文の3つで、防御は受けるダメージを半減します
僧侶だけは回復が使えます。回復値は賢さからダイスで参照します
行動順の前にhpが0になった場合、順は飛ばします - 5二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:33:48
魔王戦、続き
リーリヤ
dice1d3=2 (2)
チナ
dice1d3=3 (3)
セナ
dice1d4=4 (4)
サキ
dice1d3=1 (1)
魔王あさり
dice1d4=4 (4)
ミスズ
dice1d4=4 (4)
1攻撃
2防御
3呪文
4回復(魔王あさりは全体呪文)
- 6二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:40:30
セナの回復先
dice1d5=4 (4)
1リーリヤ
2ミスズ
3セナ
4チナ
5サキ
ミスズの回復先
dice1d5=2 (2)
1リーリヤ
2ミスズ
3セナ
4チナ
5サキ
- 7二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:41:59
リーリヤは防御している
チナの呪文!
魔王あさりに1のダメージ!
セナの回復!
傷ついた者はいなかった!
サキの攻撃!
魔王あさりに10のダメージ!
魔王あさりの全体呪文!
リーリヤに2のダメージ!
チナにダメージはなかった!
セナにダメージはなかった!
ミスズにダメージはなかった!
サキに1のダメージ!
ミスズの回復!
ミスズは傷付いていない!
魔王あさりhp 62 - 8二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:44:16
???「ふふ、あとちょっとだから、少しだけ手伝い。頑張って、ね」
魔王あさりのhp以外のステータスが5下がった!
魔王あさりの防御が封じられた! - 9二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:45:35
更新後のステータス
攻撃:0
防御:11
賢さ:28
素早さ:16 - 10二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:46:35
リーリヤ
dice1d3=1 (1)
チナ
dice1d3=2 (2)
セナ
dice1d4=3 (3)
サキ
dice1d3=1 (1)
魔王あさり
dice1d4=2 (2)
ミスズ
dice1d4=1 (1)
1攻撃
2防御
3呪文
4回復(魔王あさりは全体呪文)
- 11二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 02:50:50
チナは防御している
魔王あさりの防御は封じられている!
リーリヤの攻撃!
魔王あさりに23のダメージ!
セナの呪文!
魔王あさりに7のダメージ!
サキの攻撃!
魔王あさりに15のダメージ!
ミスズの攻撃!
魔王あさりに19のダメージ!
魔王あさりを倒した! - 12二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 06:08:36
賢さ高いのと賢さ補正かかるやつばっかで呪文が息してない・・・
- 13二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 08:19:21
魔王あさり「あぁ・・・やはり・・・!」
サキ「はぁ・・・はぁ・・・やったわ!わたし達の勝ちよ!」
チナ「みなさま、お怪我はありませんか!?」
セナ「えぇ、無事よ!みんなのおかげね!」
ミスズ「わたしも大丈夫です。・・・リーリヤさんは・・・」
リーリヤ「何とか・・・勝った・・・!でも、途中で聞こえた、あの声は・・・?」
リーリヤ「(いや、それだけじゃない。わたし達・・・こんなに強かったっけ・・・?)」 - 14二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 10:29:31
魔王あさり「う・・・あぁぁぁぁぁ!!」
サキ「!?リーリヤ!危ない!」
チナ「カツラギさん!手を!」
リーリヤ「!!チナちゃん!!」
魔王あさりが白く輝き始めた
リーリヤが、白い光に呑ま込まれる
セナ「・・・!・・・!!」
ミスズ「・・・!!・・・!!」
リーリヤ「・・・・・・!!!」
リーリヤは目の前が真っ白になった! - 15二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 15:08:03
リーリヤ「・・・あれ?ここは・・・」
リーリヤ「わたしの、部屋?」
リーリヤ「・・・そうだ、わたしは確か、広ちゃんに作ってもらったゲームをしてて・・・」
リーリヤ「これを被ってやってたはずなんだけど、あんまり思い出せない・・・」
リーリヤ「もう1回、やってみようかな?」
プルルルル
リーリヤ「・・・?広ちゃん?」
ポロン
リーリヤ「もしもし、広ちゃん。わたしだよ」
広『もしもし、リーリヤ。わたしの作ったゲーム機、まだ持ってる?』
リーリヤ「うん。さっきまでやってたんだけど、いまいち思い出せなくって、今からもう1回やろうかなってーー」 - 16二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 17:02:23
広『待って』
リーリヤ「・・・広ちゃん?」
広『・・・ごめん。そのゲーム、まだ調整途中だったから。1回返して欲しい』
リーリヤ「・・・?うん、分かった」
広『今から取りに行く。それ、そのままにしてて、ね』
リーリヤ「分かった。じゃあ、待ってるね」
ポロン
リーリヤ「う〜ん、そっかぁ。もう1回やりたかったんだけどなぁ」
リーリヤ「えっと、このヘルメットみたいな機械を被ってやる、限りなく現実に近い仮想現実で魔王を倒す、没入型のフルダイブ型ゲーム機だっけ」
リーリヤ「そんな凄いものをやったあとだからなのかなぁ・・・何だか頭がふわふわする」 - 17二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 17:41:44
saoみたい
- 18二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 17:48:32
ピンポーン
リーリヤ「あ、はーい。広ちゃんかな?」
ガチャ
広「おはよう、リーリヤ」
リーリヤ「あ、おはよう。・・・って、もう昼過ぎだよ?広ちゃん」
広「・・・うん、そうだ、ね。それで、ゲーム機は?」
リーリヤ「あ、はいこれ。・・・でも、あんまり記憶になくて・・・感想とかは、言えない、かも・・・」
広「大丈夫。・・・リーリヤ、どこか身体、変なところはない?」
リーリヤ「・・・へ?大丈夫、だよ?少し頭がふわふわしてるくらいで・・・」
広「そっか。・・・ありがとう、リーリヤ。今日一日はゆっくり休んで」
リーリヤ「・・・?うん、ありがとう、広ちゃん」
広「それじゃあ、ね。また明日」
リーリヤ「うん。また明日、広ちゃん。ゲームありがとう」
ガチャ - 19二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 22:40:35
広「・・・ふぅ。見当識は良好、若干の記憶力の低下も見られるけど、とりあえず大丈夫、かな」
P「間一髪、でしたね」
広「あ、プロデューサー。・・・ここ、女子寮だよ?」
P「門の前にいるだけです。入ってはいませんよ」
P「色々言いたいことはありますが・・・とりあえず、一件落着と見ていいんですね?」
広「うん。リーリヤも、少し休めば問題なく治ると思う。危機一髪、だね」
P「それで、今回は何を作ったんです?」 - 20二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 05:57:09
広「フルダイブ型の、仮想世界を用いたゲーム機。従来のゲームと違うのは、意識ごと仮想世界にダイブすること」
P「なんかどっかで聞いたことある設定ですね」
広「リーリヤにこんなゲームがあればいいのにって言われて、作ってみたら出来た。予想外だったのは・・・あまりにも意識を落とし過ぎて、そこが仮想現実であることすら、認識できなくなったこと」
広「プレイする前に、ログアウトの方法は教えてた、けど。そこが仮想現実だと認識することさえ忘れてしまえば、ログアウトなんてやり方はおろか、思考にすら登らない」
広「より没入感を高めるため、使用者の記憶に作用して、登場キャラクターに本人の身近な人物を投影するのも、それに拍車をかけちゃった」
広「そのせい、かな。ゲーム内で投影された相手を見ても、現実と同じ相手が存在してるっていう違和感がかなり薄くなってた」 - 21二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 09:44:14
広「実際にわたしを見た時も、わたしのことどころか、篠澤広という人間の形がそこにあることに対しても、何の疑問も抱いてなかった」
P「葛城さんにとって、篠澤さんがそこまでの相手じゃないというだけでは?」
広「・・・おっふ。プロデューサー・・・今のは・・・ちょっと効いた」
P「ここまで言ってちょっとなんですね」
広「結局、正規の方法でログアウトは出来なくなった。その状況からリーリヤを救い出す方法は、2つ。無理矢理ゲーム機を引き剥がす方法と、もう一つのログアウト方法をとってもらうこと」 - 22二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 12:39:58
P「2つ、なんて言いましたけど、前者は本当に最終手段ですよね?そんな状況で無理に引き剥がしたりなんかしたら、脳にどんな影響が残るか分からない」
広「うん。本当にそれしかなくなった時の、最終手段中の最終手段。だから、事前に入れてたもう一つのログアウト方法をとってもらうことにした」
P「それが、魔王を倒す事だったと」
広「本来、魔王を倒すところまでしか作ってなかったから。魔王を倒したら、その先はない。エラーを起こして、強制ログアウトする仕様になってた」
広「ちょっとだけ、手伝いはしたけど、ね。仮にも最後の敵だから、本当はもっと苦戦するはずだった」
P「背に腹はかえられないでしょう。まずは本人の安否が最優先です」 - 23二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 17:30:28
広「それはそう・・・でも、ふふ」
広「リーリヤ、わたしのこと女神様って呼んでくれた」
P「そういうアバターで、そう呼ばせたのでしょうに」
広「プロデューサーがこのゲームをやったら、わたしは誰に投影されるのかな」 - 24二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 19:11:02
P「魔王か王様でしょうか。常に厄介事を持ち込んでくる存在に投影されそうです」
広「わたしがやっても、プロデューサーはそのどっちかだと思う。わたしに無理難題を押し付けてくる存在か、わたしに理不尽を突きつけてくる存在。わたし達、お似合い、だね」
P「喧しいですよ。・・・悪意のない失敗とはいえ、やらかしはやらかしですからね。あとでたっぷりと課題を与えます」
広「わ。・・・わたし、何をさせられちゃうんだろ」
P「さぁ・・・。魔王を倒すよりは、難しいといいですね」
終わり - 25二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 19:13:12
これで以上となります。拙い文章と流れでしたが、お付き合い下さりありがとうございました。
- 26二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 01:28:03
おつ
面白かった。 - 27二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 06:44:12