【CP・閲注】シュウマチュに失恋するモブ視点が見たい…見たすぎる… Part4k (立て直し)

  • 1二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 09:33:45

    前スレが完走直前に落ちていたので立て直しておきました。

  • 2二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 09:39:37

    すみません。タイトルに誤ってkをつけてしまいました。気にしなくて大丈夫です

  • 3二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 09:40:31
  • 4二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 09:40:33

    >>1

    たておつ

  • 5二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 09:40:41

    このレスは削除されています

  • 6二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 09:44:16

    立乙

  • 7二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 10:10:01

    保守

  • 8二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 10:30:46

    10まで保守します

  • 9二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 10:31:59
  • 10二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 10:33:46
  • 11どうでしょうか?の人25/08/28(木) 10:35:21

    どうもお疲れ様です!

  • 12二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 10:52:28

    たておつ!
    前と前々のスレ主です、うっかり落としてしまったので助かります
    今夜にでも新スレ記念のSS書けたらと思いますのでまたよろしくお願いします

  • 13二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 12:32:12

    早速ネタを投下させていただく。高校時代にマチュに淡い恋心を抱いていたモブ子ちゃん。成人してもその恋は冷めず彼女と再会して結ばれることを夢見ていた。そんなモブ子ちゃんにある日一通の手紙が届く。その中身は彼女の結婚式の招待状で・・・・そして結婚式当日にウェディングドレスを着たマチュの隣に青い髪の男が居て「あの男がいる場所に立ちたかった・・・・」ってなるんですね。

  • 14二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 13:13:30

    >>13

    結婚式の招待状が届いたことで「結婚式に呼びたいと思うくらいには(友人として)好きでいてもらえた」ことと「結婚したいくらい愛されたのは私じゃない」が同時に襲うの、いいよね……

  • 15二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 17:17:11
  • 16二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 17:47:00

    >>15

    よかったです

  • 17避妊薬の人25/08/28(木) 18:40:10

    夜にスレ立てしようとしてたら…ありがとうございます…。


    >>15

    書いてる時思ったけど、マジでさぁ…このやっと夢が叶う!!ってときのシュウジ登場がおいしいですね。

    あーあ。

  • 18二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 20:35:42

    >>15

    マチュのことを「僕の恋人」って言いながら妄想全開で本人にはついに声を掛けられないまま帰るの最高…!

    やっぱり自分に笑いかけてくれたと思ったら違う人にだった、ってシチュはすごくいいですね

  • 19二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 20:45:59

    新スレ記念に前スレ57さんのネタを使わせてもらいます


    「ソノタ先生、まだ残っていかれるんですか?」

    「ええ、この教材、もう少し作りこんでおきたくて……」

    「先生はいつも熱心ですごいですねぇ。でも、身体、壊さないように気を付けてくださいね」

    お先に失礼します、と出ていく同僚を見送る。職員室に残っているのはもう私一人だけだ。

    小学校の教師として勤め始めてもうすぐ8年になる。嵐のようだった新任時代を過ぎて、受け持った子が卒業するのを涙ながらに見送り、教師としては一皮むけた、と言われた。それでも、理想の教師には程遠い。私は要領がいいとは言い難いから、その分時間をかけて授業の準備をしなくちゃ。

    毎日残業して、休日もなんだかんだ地域の見守りをしたり学級だよりの下書きをしたり。忙しいけど、私の毎日は充実している。こどもたちの笑顔のためだ、時間を費やすのは当然だ。心からそう思っている。

    それなのに。

    「…………」

    気づけば手が止まって、また、あの子のことを考えていた。

  • 20二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 20:47:42

    >>19

    今年の私の受け持ちは一年生。そのクラスの中に、気になる子がいる。

    といっても、問題児ではない。むしろその逆だ。

    成績優秀、運動神経抜群、明るく、優しく、人懐こく、心の機敏に聡く、おまけに絵も上手。そして容姿もとても愛らしいという、非の付け所がない女の子だ。クラスどころか学校中から、男女問わずモテまくっている。

    他の先生方から「あの子の受け持ちになれるなんて羨ましい」とからかわれるくらいのいい子。私にも懐いてくれて、率先してクラスをまとめてくれる、本当にありがたい子だ。


    けれど――。


    あの子を見ていると、胸の奥がざわざわする。

    くりっと丸い林檎色の瞳と、青みがかった黒髪のショートボブがお人形みたいに完璧な顔立ちによく似合う、あの子。


    あの子は、私の初恋の人に似ている。

  • 21二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 20:50:05

    >>20

    私が初めて恋をしたのは、高校の同級生の、アマテさんという女の子だった。

    くりっと丸い目、ショートボブがよく似合う小さな顔、とても可愛らしい容姿なのに運動神経がよくて、だれを相手にしても堂々と自分の意見を言う、かっこいい女の子だった。学校では冷めたまなざしをしていることが多かったのに、私がかばんにつけていたキーホルダーをなくして落ち込んだときは、放課後、最終下校時刻ぎりぎりまで一緒に探してくれるような人だった。


    彼女を見ると胸が苦しいほどに高鳴った。抱きしめられる夢を見た日は、翌日までずっと身体中が火照っていた。

    私は、どうしようもなく彼女に恋をしていた。

    けれど、彼女はファンクラブもあるような人気者で、その子たちも互いに不可侵を誓い合っているような状態だった。こっそり見つめるだけで私の高校生活は終わってしまい、そのまま違う大学に進学して、会うこともなくなった。


    同窓会や元クラスのグループチャットも、忙しくて全然見に行けていない。だから、その後のアマテさんがどんな風な大人になったのか、私は全く知らない。

    でもきっと、あの宝石みたいに綺麗なエメラルドグリーンの瞳を輝かせて、今も凛々しく生きていると信じている。

  • 22二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 20:52:02

    >>21

    ……そのアマテさんと、うちのクラスの人気者、キララ・イトウさんは、雰囲気が似ている。

    それに、髪色も。アマテさんは鮮やかなルビーレッドに髪を染めていたけれど、もとは青みがかった黒髪で、襟足のあたりはそのままの色にしていた。

    毎日彼女の後姿を見つめていた私は、彼女のその襟足の髪色を、目に焼き付くほどに記憶している。

    その色と、キララさんの髪色は、怖くなるほどそっくりだ。


    もしかして。

    もしかして――キララさんのお母さんは、アマテさんではないか?

    大人になった彼女は誰かに恋をして、その男の腕に身を預け、その男の子供を産んだのではないか?


    「———嫌ッ!!」

    思わず頭を押さえてしまう。

    あの美しい、穢しがたい輝きをまとっていたアマテさんが、どこかの男に組み敷かれたなんて想像もしたくない。

    アマテさんには、永遠に誰の手も届かない存在でいてほしい。

    「…………」

    もうすぐ、入学して最初の保護者会がある。そこには、キララさんのおうちのひとも来るはずだ。

    もし、そこに、アマテさんが来たら……。

    想像すると眠れなくなりそうな私は、頭を仕事でいっぱいにすることで、どうにか気持ちを保っていた。

  • 23二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 20:54:09

    >>22

    そして迎えた保護者会の日。


    「キララ・イトウの保護者です。よろしくお願いします」


    やってきたのは、藍色の髪に雪のように白い肌をした、人形みたいに綺麗な顔立ちの男性だった。

    保護者会にお父さんが来ることは未だに珍しいのだが、それが目の覚めるような美形だったので、他のお母さんたちの盛り上がりぶりは大変なことになった。

    シュウジ、と名乗ったキララさんのお父さんはおっとりと笑う人で、瞳の色がキララさんとそっくりの紅色だった。すっと通った鼻筋も似ている。


    彼が微笑むだけで周囲の空気がとろけるのを見ながら、私は心底安心していた。

    愛らしい顔立ちや瞳の色からして、キララさんはお父さん似の子なのだろう。ならば、あの青みがかった黒髪も、お父さんの藍色の髪から遺伝したものに違いない。

    髪色からついアマテさんを連想していたが、あらためて顔を見ればアマテさんと形の違うパーツもある。

    当たり前だ。あの子はアマテさんじゃない。

    アマテさんは、普通のお母さんになったりしない。今でも天使のように清らかで、冒しがたい人のままだ。

    私は心からの笑顔を浮かべ、保護者会を取り仕切ることが出来た。

  • 24二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 20:56:14

    >>23

    保護者会から数週間後、今度は授業参観が開かれることになった。


    一年生たちにとっては初めての授業参観なので、どの子もそわそわして自分の家の人が到着するのを待っている。姿が見えると「あっ!ママ!」と言って飛びついていく子もいれば、立派な小学生になった姿を見せようとあえて席でつんと澄ましている子もいたりして、教室の空気は和やかだった。

    その中で、キララさんはいつになく不安そうな様子を見せていた。


    「キララさん、大丈夫?」

    「あ、せんせい。ママ、まにあうかなぁって」

    「お母さん、忙しいの?」

    「ん。きょう、おそらからかえってくるの」

    そら……彼女の母はパイロットかCAなのだろうか?


    「ひげまんがまえのひにはおわるっていってたからだいじょうぶだよって、そういってママ、でかけていったけど、じくーのあんてーかにじかんがかかってすこしおそくなるってパパが」

    「え、えっと……」

    耳慣れない単語が聞こえて戸惑ってしまうが、つまり、予定より仕事が押しているということだろうか。


    そのうちに、あの藍色の髪のお父さんがやってきて、「パパ!」と歓声を上げてキララさんも駆けよっていった。

    「ママは?」

    「ギリギリつくかどうかのラインみたいだよ。だから僕だけ先に来たんだ」

    「……そう……」


    しょんぼりと肩を落とすキララさんを、お父さんは「マチュも今、キララに会いたくて全速力で頑張っていると思うよ」と励ましている。お母さんはマチュさんっていうのか。

    それでもずっと待っているわけにもいかない。私は授業を始めるため、黒板の前に立つ。


    「みなさん、チャイムが鳴る時間ですよ。席について——」

  • 25二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 20:58:17

    >>24

    「ちょぉっとまったー!!」

    そんな声と共に、一人の女性が教室に駆け込んできた。



    鮮やかに赤い、ルビーレッドの髪。小柄な体躯をいっぱいにつかって、鹿のようにしなやかに跳ねる身体。パンツスーツを纏っていてもわかる抜群のプロポーション。

    そして何より印象的な、ぱっちりとしたエメラルドグリーンの瞳。

    それは、何年経とうと見間違うことも忘れることもない、私の初恋の——。

    「アマテさ、」

    「ママ!!」

    キララさんが教室の後ろに走っていく。そして、その小柄な女性に両手で思いっきり、飛びこむように抱き着いた。

    「キララ!ごめんね、待たせて!あっ授業始まってるかなこれ!?」

    「今ちょうど始まるところだよ」

    シュウジさんが、今までで一番幸福そうな微笑みでその人を見ている。

    「間に合ってよかった。さすがマチュだね」

    「ふっふーん。全力疾走してきたからね。でもシュウジも先に来ててくれてよかった。……あ、そうだ。大事なこと。キララ、ただいま」

    「おかえりなさい、ママ!」

    ぎゅう、と抱き合う親子の再会は、まるで絵に描いたようにあたたかな光に満ちていて、思わず他の父兄たちも微笑ましく見守るほどで。その傍らに立つシュウジさんは、間違いなくその家族のお父さんで。

    そしてそこにいたお母さんは、何度見ても、アマテさんだった。

    キララさんと同じ、青みがかった黒髪を襟足部分に残した、大人の女性になった、アマテさんだった。

  • 26二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 21:01:01

    >>25

    本当はどこかでわかっていた。

    髪色だけじゃない。キララさんの丸くて大きな目の形は、アマテさんそっくりだった。

    でも、まさか、そんな——。



    「——ちゃん?」

    「え、」

    気づくと授業は終わっていて、子供たちは父兄にじゃれついて授業中の姿を褒めて欲しがっている。

    私の目の前には、アマテさんがいた。


    「やっぱり。久しぶりだね」

    「あ……」

    「学級だよりで名前見た時、もしかして、って思ってたんだ。先生になってたんだね。なんかしっくりくるなぁ、あの頃から優しい子だったもんね」

    屈託なく微笑みを見せてくれる、アマテさん。キーホルダーを探してもらった、あのたった一度しかまともに喋ったこともなかった私の名前を、当たり前のように口にして。


    「キララのこと、よろしくね。先生」


    にっと笑った彼女は、シュウジさんに抱き上げられながらこちらを見ているキララさんのところへ戻っていく。はきはきしてかっこよかったぞ、とキララさんを褒めて、彼女が「えっへん!」と胸を張る姿にシュウジさんと視線を合わせて微笑み合って。

    そして、学校では一度も見せたことのない、蕩けるような愛しさのこもった瞳で、シュウジさんを見つめた。



    「あれー、ママ、パパにちゅっちゅっちゅーってしないの?」

    「ちょっ! こらキララ」

    「だってぇ。いつもかえってきたら、パパにいーっぱいキスして、パパがぎゅーってするのに。ねぇパパ?」

    「あはは、そうだねぇ、じゃあ、早く家に帰ろうか、マチュ」

    そんな会話の余韻を残して、三人は教室を出ていく。アマテさんの手はいつの間にか、キララさんを抱き上げているのとは反対側のシュウジさんの手とつながれていた。

  • 27二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 21:04:05

    >>26

    そのあとは、どうやって放課後まで過ごしたのか、家に戻ったのか、正直覚えていない。

    頭の中で、ママと呼ばれ、マチュと呼ばれる大人の彼女と、「アマテさん」という呼び声に振り向く高校生の彼女、その両方の姿がぐるぐる回り続けている。

    せめて、せめて想像の中でくらい。

    着替えの時に盗み見た下着姿の彼女を押し倒す想像をする。今日彼女が着ていたパンツスーツ越しに豊満な胸元に触れて、抱き寄せて、ずっと好きだったのと告げる想像をする。彼女が愛しげに見つめる先にいる自分を想像する。

    でも、でも、気づけば彼女が優しく見ている先にいるのは、高校生の私でも大人の私でもなくて、あの藍色の髪の旦那さんと、彼女の髪色と瞳の形を引き継いだ娘さんになっていて。


    ——本当はわかっていた。アマテさんも、大人になること。大人になって、お母さんになって、それでも、アマテさんはアマテさんだってこと。私のあこがれた、優しくてカッコイイ人のままだってこと。

    ——その優しくてかっこいい人のまま、誰かと結ばれて、子供をはぐくんでいくんだってこと。



    告白しなかったのも、忙しいのを言い訳に近況を追わなかったのも。フラれなければ、知らなければ、失恋したと自覚しないでいられるからだった。

    そして、想いを告げる機会すら遥か遠くになった。それが私の、恋の終わり。

    私は冷たいベッドに身を投げ出して、12年ぶりに泣いた。

    12年越しの、失恋だった。


    おしまい。

  • 28二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 21:15:47

    あなたは神ですか???

  • 29二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 21:40:05

    新スレ記念SS良かったです。ありがとうございます

  • 30二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 06:17:25

    >>27

    最高に脳破壊されてるけどモブちゃんのこれからに幸あれ

  • 31避妊薬の人25/08/29(金) 10:32:16

    >>27

    素晴らしいです!!

    前前スレでもあったけど、子供って究極の脳破壊だよね…。

  • 32二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 18:18:32

    保守

  • 33二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 18:59:38

    基本的に子供がいる=どこかの男と結ばれてセッ〇スしたってことだからね……一発で脳破壊だよね
    直接子供が登場するパターンもいいけど、持ち物とか見てる本とか話題から「あ、アマテさんってお子さんいるんだ…」と悟って失恋するパターンも見てみたい

  • 34二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 19:00:16

    塾に来なくなったマチュを心配して、尾行するとシュウジがいて脳破壊というアイデアが降ってきた、被ってるかもしれないけど一応

  • 35二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 21:02:20

    一方的にシュウジを自分の彼氏認定したマチュのクラスメイトが街で2人がデートしてるのを目撃してマチュを「自分の彼氏を寝取った奴」だと認識して2人に詰め寄って・・・・・みたいなの思いついた。結果は・・・・察してください

  • 36二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 02:00:40

    >>17

    前スレの夏祭りの話へ感想言えなかったのでここで言わせて頂きます。

    すごく面白かったです!

    シュウジの浴衣をモブは左前で縦結びでだらしない着方だって言ってたけど、本当は向こう側から来た者なんだよーーって感じがして…。

    最後のも妄想じゃなくてシュウじが見せたんだろうな。

  • 37二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 02:04:35

    >>35

    マチュはこういうのに真っ向から立ち塞がるタイプだと思うから女の戦いが見れそう是非目の前でシュウジとベロチューなりキスマーク見せつけるなりして撃退してほしい

  • 38二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 08:44:35

    最終回後の設定。
    ここはソロモン諸島の海辺の村。
    魚屋を営む若い男は、ひそかに赤い髪の女の子「アマテ」に片思いをしていた。
    砂浜で釣りに来た時に水着の彼女と出会って以来、よく会話をするようになったのだ。
    彼女はここの近くのコテージで友達と住んでるらしく、やがて彼女から身の上話を聞く。
    「お腹に赤ちゃんがいる」
    「とある事情で遠くの国(?)に行ったシュウジという恋人を待っている」
    …寂しそうに語る彼女を見て、魚屋はさらに放っておけなくなった。
    魚を釣っては売りまくり、彼女へのプレゼントの費用を稼ぎまくる。
    ところがある日、魚市場の軒先へ彼女が来た。
    「タイ」という紅くて大きい白身魚が欲しいらしい。
    ニッポンではお祝いに食べるらしいとは聞いたが…友達の誕生日か?とか思ってると、後ろから青い髪の毛の男の子がやって来る。
    その男の子はシュウジ君というらしいが、アマテさんと親密な様子で…全てを察した魚屋の男は、タイといくつかの魚をタダでプレゼントした。
    数日後、貯めてた資金は全てアマテさんとシュウジ君へのご祝儀になった。

  • 39二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 09:35:49

    >>38

    うわぁせっつない…

    周囲に人のいなさそうな白と青のコントラストが美しい綺麗な浜辺で出会ったものの、身の上話を聞いていくと片想いしている相手には既に恋人がいて、その人の赤ちゃんをお腹に宿していることがわかる、と…。

    相手には既に恋人がいるのは分かっているけれど、寂しそうに待っている様子から放っておけず、相手に釣った魚を売って、その売り上げを彼女へのプレゼント代へ貯める。この時の彼の心には共感や庇護欲、使命感…もしかするとやや少しの下心もあったのかもしれない。

    しかし、しばらくしてマチュの恋人であるシュウジが彼女とともにやって来る。マチュのリクエストと仲睦まじい二人の様子をニッポンの祝い鯛の風習と結びつけた魚屋の彼は、シュウジの帰還と婚約祝いも兼ね、やや複雑な思いも抱きながら相手の幸せを願ってリクエストされた鯛といくつかの魚を代金を取らずに持っていかせたのであった。

    ほろ苦い想いをしながらも相手の幸せを願える魚屋さんの彼の愛が素敵だなと思いました。

    今度は出産祝いや赤ちゃんのお食い初め用の鯛を買いに来るのかな…?生まれたばかりの赤ちゃんを連れたりして。

  • 40二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 12:45:27

    >>38

    ハイバリーやイズマの住人は浮かぶけどそっちは盲点だったな…

  • 41二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 16:39:31

    ここのスレでマチュ←女、マチュ←男、シュウジ←女は見かけるけどシュウジ←男はない?シュウジ自身誰かと積極的に交流しそうにないしマチュやニャアン以外の人間にどういう対応を取るのかが不明すぎるけど過去にシュウジにちょっとだけ興味を持たれ優しくされた結果惚れた男がマチュに嫉妬してシュウジに近づくなって脅すけど全く動じずに歯向かってくるマチュを襲って陵辱しようとする(性欲ではなく嫉妬からの加害性)ってシチュ見てみたい…もちろん最後はシュウジが助けてくれるけど

  • 42二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 19:48:26

    >>41

    いいね

  • 43どうでしょうか?の人25/08/30(土) 19:52:26

    >>13

    >>14

    憧れのあの人から招待状が届いたその日。私は高校時代を思い出していた。

    私には憧れている人が居た。その人はとても強くて、明るくて、文武両道で、でも決して気取らず、寧ろ気さくに私たちと接してくれる、親が政府高官であるにも関わらず庶民的な生活を良しとしている……そんな人だった。

    とても格好良い人だった。弱きを助け悪をくじく、義憤に満ちた人だった。そんな彼女なものだから、当然憧れているのは私だけではなかったし、何ならファンクラブもあった。当然私も参加していた。その位の人気者でもあり、誰にでも好かれるような人だった。

  • 44どうでしょうか?の人25/08/30(土) 19:56:25

    >>43

    「あ、ユズリハさんはさ、卒業したら、どんな風に生きたいの?」

    「私?んー……そうだな……地球の海に行って、クラゲみたいに過ごしたいな」

    ちょっとだけ分からないところも好きだった。哲学的、とでも言うのか。頭が良い筈なのに、何処か抽象的に物事を伝えてくることも多かった。まるで、言わなくても分かるでしょ?と言うような態度。別に尊大でも無ければ悪意を持っているわけでもない。ただただ本当に、『想いを口に出さなくても理解できるはずだ』と思っている節があるようだった。そんな、ちょっと厭世的とでも言うのだろうか、そんな部分も魅力的だった。

    だけど、そんな彼女とは高校の途中でお別れだった。テロ事件の容疑者。そんな疑いを掛けられた彼女は、いつの間にか姿を消して、それっきりだった。

  • 45どうでしょうか?の人25/08/30(土) 19:59:47

    >>44

    さっき、高校時代を思い出している、と言った。けれどそれは正確には違う。思い出しているのは、高校時代のあの人。ううん、思い出すなんてものじゃない。私は高校を卒業してからも、ずっとあの人を想い続けていた。

    あの人は今頃何処に居るのだろうか。テロの容疑はこれまた何時の間にか晴れたのに、どうして戻って来ないのかな。もう一度会いたい。会って、高校の頃は告げられなかった想いを告げたい。あの頃からあなたは『キラキラ』輝いていたよって。大好きだよって。そうして、あの人から返事をもらって、結ばれたい。そんな妄想に耽る事なんて珍しくも無かった。

  • 46どうでしょうか?の人25/08/30(土) 20:07:03

    >>45

    憧れのあの人から招待状が届いたその日。私は、招待状の『参加します』に丸を付けて返送した。そして今、私は正体を受けて此処に居る。『アマテ・ユズリハさんの結婚式の会場』に居る。

    「あー!モブ子、来てくれたんだねー!」

    「あ……ユズリハさん……」

    遂に私は彼女と再会を果たした。本当ならここで、私は彼女に言うはずだった。『貴方が好きだ』と。でももう言えない。だって彼女の結婚式だ。彼女はもう、私ではない誰かと幸せを見つけたんだから。

    「いやー、モブ子には参加して欲しかったんだー!ほらさ、私が高校の頃、言ったでしょ?『地球の海に行って、クラゲみたいに過ごしたいな』って。あれさ、親や皆には笑われたり呆れられたりしたんだけどさ。モブ子は私のそれを笑わないし、呆れなかった。モブ子は私の事、理解してくれているんだなって思ったりしたの。まぁ自分勝手にだけどさ。だからどうしても呼びたかったの。『あの頃、私のことを理解してくれていたモブ子の事』を」

    ……そう、だったんだ……そうだったんだ。結局のところ、私はただただ勇気が足りなかったんだ。あの頃にユズリハさんに告白していたら……もしかしたら、応えてくれていたのかもしれなかったんだ……私が尻込みして、憧れているだけで満足していたから……だから今、ユズリハさんの隣には私じゃない人が立っているんだ……

  • 47どうでしょうか?の人25/08/30(土) 20:11:27

    >>46

    ユズリハさんのウェディングドレス姿、綺麗だな。私、あなたの隣に立ちたかったんだよ?好きだったの。嘘じゃないよ?ただ、勇気のない臆病者だった。だから、私は今招待客で、あなたが幸せになるのを客として見ているの。

    「アマテ・ユズリハ。あなたは、シュウジ・イトウの妻として、今日よりアマテ・イトウとなり、病めるときも健やかなるときも、共に歩むことを誓いますか?」

    「はい!誓います!」

    ああ、ああ、とうとう私は、あなたをユズリハさんと呼ぶことも出来なくなったね。あなたに愛される未来はもう訪れないんだね。だけど、だけど。


    おめでとう、『イトウ』さん。私の憧れの人。幸せになってね。私が憧れた、『キラキラ』したあなたのままに……


    で、どうでしょうか?少しアレンジして、実は少しだけマチュを理解できていた風にすることで更に喪失感を増してみました!

  • 48二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 21:48:08

    保守

  • 49二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 22:52:20

    >>47

    お疲れ様です。

    どうしても結婚式の話には弱いなあ。

    好きだった人が取られる話なのに感動してしまうから…。

  • 50二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 00:58:00

    >>47

    ジーンときました、こういう失恋の味もいいですね

    それでも最後は「幸せになってね」と願えるモブ子ちゃん、いい子だな……

  • 51二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 01:03:01

    >>47

    よかったです

  • 52二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 08:02:25

    どうでしょうの方、>>38で1本書いて頂けますか?

  • 53二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 14:50:18

    >>41

    そういえばシュウマチュに対して失恋するんだからアマテさんでなくてもいいのか。

  • 54二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 14:57:02

    >>38

    恋人いること分かった上でマチュのためにあれこれしてくれる魚屋の男すごいいいやつだな

  • 55二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 19:58:25

    かれこれ数年以上クラバで稼いでるギャンブラーの男。
    その秘訣はマシンの性能から選手自身のプロフィールまで独自に調査・研究する徹底したデータ主義によるものである。
    最近大活躍しているポメラニアンズのマチュが推しなのだが、ある時ネノクニのパーツ屋に出入りしているかわいい女の子がそのマチュ本人であることを突き止める。
    それ以来クラバの戦術の研究の域を超えた執着をみせ、ドローンで撮影したり投棄された人工衛星をハッキングしてスマホ通話を傍受するなどストーカー行為までするようになる(宇宙世紀なのでそういうことができそう)。
    だがそんな中マチュがガンダムの搭乗者である美少年シュウジと恋仲にあることを知り、マチュを尾行させて彼の隠れ家の中に小型のドローンを忍ばせたのが運の尽きであった。
    隠れ家では行為の真っ最中、口での奉仕を終えたマチュが股を開きシュウジを誘っている最中…。
    ドキドキしながら見守る男が画面を注視していると「待った。」。
    そのまま後ろを向き、こちら側へ肩をゆらして近づいてくるシュウジ。
    その顔はご馳走を邪魔された猛獣のような顔をしていた。

  • 56どうでしょうか?の人25/08/31(日) 20:26:54

    >>52

    >>38

    >>39

    人類が宇宙に移り住む時代になろうと、地球に住む人間の暮らしに大きな違いはない。いやまぁ、大都市何かは違法民なんかの取り締まりとかが会ったりするらしいのだが、俺みたいな小さな島に住む人間にはそこまで影響がないと言うのが正解なのかもしれない。

    そう、小さな島。此処はソロモン諸島に存在する小さな小さな島。人口200程度の本当に小さなこの島は、周辺の島々との交流や偶にやって来る大規模輸送船くらいが外界との交流方法。それくらい、世間から隔絶していると言っていいような島であった。そんな島で俺は、小さな船を所有している魚屋を営んでいる。釣ればすぐに手に入ると思われがちかもしれないが、沖の方まで出るにはそこそこの技術が必要だったりする為、これまた俺の魚屋はそこそこの繁盛を見せていた。そもそもとして島なので獣の類の肉はさっき言ったような輸送船との外交が必要となるので、動物性たんぱく質の摂取源としては魚は重宝されていた。そして……

    「おーい、お兄さん。良い魚入ってるー?」

    最近、そんな魚屋に気になる常連客が現れるようになっていた。

  • 57どうでしょうか?の人25/08/31(日) 20:32:35

    >>56

    「よおアマテ。今日はそこそこ大量だったよ。ほれ、これなんかどうだ?」

    「おお、でっかい!それじゃあこれ貰うよ!」

    アマテ、と俺が読んだこの少女。ファミリーネームについては詮索していないこの少女が、俺はどうしてか気になってしょうがなかった。

    出会いは俺が船ではなく桟橋で釣りをしていた時のことだった。

    『ねぇお兄さん。それ、釣れるの?』

    そんな風に話しかけて来た、水着姿の彼女。さっきから散々言っているようにこの島は外界との交流はあまりないので、彼女のように若い女の子と話すのは本当に珍しいことだった。思わずどもったのをよく覚えている。

    『お、お、おお。そ、そりゃあ連れなかったらこんなことしてねぇだろ……?』

    『そりゃまあそうか。ごめんね邪魔して』

    それが最初。次に会ったのは俺の魚屋に買い物に来た時。何でも此処の浜辺にあるコテージ。最近立ったばかりのあれが彼女の棲家なのだそうだ。其処に親友であるもう一人の女の子と一緒に生活していると聞いた。

  • 58どうでしょうか?の人25/08/31(日) 20:38:03

    >>57

    そしてもう一つ、彼女とそれなりに親しくなった頃。少し気になることを聞いてみたりもした。

    「なあおい。お前さ、その魚どうやって食ってんだ?生で食べるなら捌くサービスもやってんのに、いっつも加熱用の切り身だけじゃねぇか」

    「あー……生は今駄目なんだ。私さ、お腹に赤ちゃんいてさ。ちょっと、この子の父親が遠くに行かなきゃいけなくて。で、私はそれを待っているってわけ」

    は?腹に赤ん坊が居る?それを放って、旦那は何処か遠くへ行っている?そんな馬鹿な話があるかよ。そんな可哀想な話があるかよ。

    「……辛くねぇのかよ」

    「辛いよ?会いたいし、抱き締めて欲しいし、キスだってして欲しいし、大丈夫だよって傍に居て欲しい。でもさ、あいつにはやんなきゃいけない大事なことがあんの。だからそれを邪魔するような女になりたくない。あいつがしたい事、全部やって欲しいって、そう思ってんだ」

    そんな寂しそうな顔で言う事かよ。そんな儚い顔で言う事かよ。

    それからと言うもの、俺は彼女が気になってしょうがなくなっていった。

  • 59どうでしょうか?の人25/08/31(日) 20:43:00

    >>58

    「おい、これ。何時も買ってくれるサービスだ」

    「は?え?良いの?」

    「良くなかったら渡してねえよ。良いから持ってけ。腹の子の栄養になるさ」

    ちょっとだけ、本当にちょっとだけだが、彼女に贔屓してサービスしてしまうようになった。本当は商売上良くないのだろうが、それでもしてしまう俺はどうしようもないのだろう。

    それから、商売に今まで以上に真剣に取り組んだ。散財……船のパーツやら釣り具に使っていた金を、貯蓄に回すようになった。それはあいつに、アマテに何かプレゼントしてやりたかったから。でっかい指輪でも、ネックレスでも、何でも良い。あいつの記憶に残る何かをプレゼントしてやって。

    『なぁ、俺じゃ駄目か?俺、お前のことを大事にするよ』

    そう言って、あいつにプロポーズしてやりたかった。勿論腹の中の子供だって大事にする。あいつのことを丸ごと、俺で包んでやりたいと、そう思うようになっていたんだ。

  • 60どうでしょうか?の人25/08/31(日) 20:48:39

    >>59

    そんな事を考えながら商売に精を出していたある日、何時ものように店を訪れたアマテは、普段とは違う魚を俺に注文した。

    「ねぇ?タイって魚、置いてる?」

    タイ?……ああ、鯛か。まぁあると言えばあるが、あれはそこそこ値が張るぞ?

    「うん、良いの。極東ではこれをお祝いに食べるって聞いたから。高くても欲しいんだ」

    そんな事を言う彼女の背後に、見慣れない影を見た。青髪の、ちょっと細い、不思議な雰囲気を漂わせる男。そして何より、アマテに凄く近くて、凄く親し気で、アマテを優しく見るその男。もしかして、こいつが……?

    「あ、そう言えば。こいつ、シュウジ。前に言っていた、お腹の子共の父親。やっと戻って来たんだー!」

    「……どうも。マチュがお世話になったみたいだ。ありがとう」

    うわぁ……露骨に不機嫌になったぞこいつ……独占欲マシマシかよ……てか、そうか……シュウジ、戻って来たんだ……そっか……

  • 61どうでしょうか?の人25/08/31(日) 20:56:59

    >>60

    「ほらよ、これだ。それからこれとこれとこれも。オマケだ、タダで良い。持ってけ」

    鯛の他に縁起の良い魚、鰈や鱈なんかをオマケして、全部タダでくれてやった。流石に驚いたのか、受け取れないと代金を支払おうとしてくるのだが……

    「良いから持ってけっての。良かったな、大事な奴が帰って来て。お祝いだ。常連さんに格好つけさせてくれよ」

    「……ありがとう!じゃあ、貰う!また来るからね!」

    「……どうも、ありがとう……行こうかマチュ」

    嬉しそうなアマテの様子に、少しばかり俺に嫉妬を向けつつ、それでも礼は欠かさないこいつもきっと悪いやつじゃあないんだろう。ただ、そうただ、アマテを取られんとする威嚇の様なものなのだろう。全く、流石に旦那が戻って来た女の子を奪う趣味はねーよ。そうして帰って行く二人を見て、椅子の背もたれにぐいいと背を預けて仰け反った。

    「あー……可愛かったのになー、アマテ……でもまぁ、幸せそうだったなー」

    そう、幸せそうだった。満面の笑み。シュウジを待っている時には……俺には決して引き出せなかった、本当の笑み。それはきっと、シュウジにしか引き出せないものだったのだろう。ならもう完敗だ。勝てるわけねー。

    「……貯めてた金……ご祝儀か、出産祝いかなー……それもまぁ、悪くねーかな」

    ほろ苦い恋の終わり。でも、アマテが幸せなことが、何でか嬉しくて……空を見上げれば、太陽が少しだけ眩しくて、視界が滲んだ気がするのだった。


    で、どうでしょうか?

  • 62二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 21:02:59

    >>61

    ありがとうございます、すごく良かったです!!

    魚屋…ホントにデキた男だよあんたは…!!

    あとこれからはシュウジが買い物に来そうとか思ってしまった。

  • 63二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 23:28:41

    >>61

    とってもよかったです!!

    魚屋のひと、失恋は悲しいけどまっとうに恋してまっとうにマチュを想っていたから後味が爽やかというか……

    シュウジも内心複雑ではあるけどこの魚屋さんのことはなんだかんだごひいきにしてくれそうな気がする

  • 64二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 06:40:17

    >>59

    NTR目的かー?とおもいきやめっちゃいいやつだった。

  • 65二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 10:54:45

    >>55

    男でなくて、ハイバリーの同級生でもいいかも。

  • 66二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 15:20:23

    深夜の学校に忘れ物を取りに忍びこんだアマテさんと同じクラスのモブ子ちゃん
    人の気配がし咄嗟に教室の掃除用具入れのロッカーに隠れるも現れたのは警備員ではなくアマテさん、彼女も同じく忘れ物を取りに忍びこんだらしいが何故かシュウジという名の男連れ
    出ていくタイミングを見失い静観していた所、2人は最初かわいく同級生ごっこなんてやりはじめるが途中から熱が入り普通におっぱじめるしかもモブ子の机の上で
    やめてくれと思いつつ2人から目をそらせず涙を流しながら自らを慰める、彼女達の行為を一部始終みせられ脳破壊され帰宅してもそれを思い出しながらまた自分を慰める
    次の日なに食わぬ顔で登校したアマテさんと自分の机を見て完全に情緒がぶち壊されたモブ子ちゃんだったとさ

  • 67二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 19:17:53

    >>66

    めっちゃインモラル感ある…!!いいね……

  • 68二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 21:27:59

    マチュが最近高架下のマンホールの下に出入りしているところを目撃する同級生。何があるのか気になってその中に入って見ることにする。進んで行くと扉があり、そこから中を覗いて見ると、マチュが青い髪の男と行為をしていた。彼女の表情はいつもの爽やかな感じではなく発情した雌犬のもので・・・・って言うのいかがですか?

  • 69二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 00:47:10

    >>68

    高架下でいちゃついてる二人を見るネタはいっぱいあったけど、そういえばシュウジの隠れ家のところまで入っていくのは初かも

    こんな暗くて変な場所になんでアマテさんが……みたいに思いながらびくびくとマンホールに入るモブちゃんだとなおよしだ

  • 70二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 03:31:40

    >>66

    健全に授業を受ける場で不健全な行為をするというコントラストが最高ですね⋯最初の同級生ごっこもかわいい だんだんとインモラルな行為にヒートアップしていく様が良すぎる

  • 71二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 06:54:38

    >>69

    確かに地下への侵入者は本スレが初めてだな。

    >>55 >>68

  • 72二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 10:08:46

    アマテさんと共通の話題を作りたくて、どうにか親を説き伏せ染髪の許可を得た同級生ちゃん
    本当はアマテさんと同じ真っ赤な髪にしたかったけどさすがに派手すぎると言われて断念し、元の黒髪に青を重ねた色に染める
    結果的に藍色に近い仕上がりになった髪を、アマテさんは「っ、似合うじゃん」と息をのんで褒めてくれた
    以来、ふとした時の彼女がこちらを見ていることに気付き、もしかして彼女好みになれたんじゃ、と期待に胸をときめかせる
    でもアマテさんには実は藍色の髪の彼氏がいることを知ってしまい……っていうのも見てみたいな

  • 73二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 14:20:02

    >>72

    好きな人が自分を通して違う誰かを見てるっていうのは辛いよね すばらしい⋯

  • 74二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 18:53:30

    どうでしょうの方、>>55>>65で1本お願い致します…!

  • 75二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 21:39:29

    このレスは削除されています

  • 76どうでしょうか?の人25/09/02(火) 21:40:30

    >>74

    >>55

    >>65

    「よっしゃ!今日もガッツリ稼いだぜー!」


    端末画面に表示されている『ポメラニアンズ・WIN』の表示に思わずガッツポーズ。これで通算7連勝だ。このところこのクランには良く稼がせてもらっており大感謝と言う他にない。


    ハイバリーと言うお嬢様学校に通おうと、遊ぶお金は欲しいしアクセサリーや小物を買うお金も欲しい。そんな考えを持っている奴なんて数えきれないほど居るだろうし、かく言う私もその一人だ。だがしかし、バイトやら小遣いやらでやりくりするには女子高生の物欲というやつは抑えきれない。するとどうなるか?勿論、『違法な稼ぎ方』を覚える悪い子になっちゃうわけであり、重ねて言う通り私もそんな一人であった。


    「ふっふっふ……新作のネックレス、買っちゃおー……」


    クランバトル賭博。イズマ・コロニーにおいて大々的に行われている違法賭博だ。私は其処でそこそこ名の知れたギャンブラー(もちろん偽名)だった。どうやってそんなに勝っているかって?そりゃあ勿論、データによる徹底的な勝率の見極めに他ならない。試合に出るマシンの性能、使用パーツと武装、そして乗り手。情報屋に金を払ってそれらを徹底的に調査すれば、全勝ちなど出来ずとも利益の出るくらいに稼ぐのは何とかなったりしたのだ。

  • 77どうでしょうか?の人25/09/02(火) 21:54:02

    >>76

    そんな私の最近の推しは、先ほど勝利したクランである『ポメラニアンズ』……もっと言ってしまえば、其処に所属する『マチュ』という名前の選手だった。トリコロールカラーの機体を操るその人は、猪突猛進と言ってしまえばそれまでなのだが、まっすぐに突っ込むその姿勢は何とも眩しく見えて仕方なかった。マヴである『ハラヘリムシ』にサポートされることは多いものの、別に操縦技術が大きく劣っているわけでもない。粗削りだが非常に強いその選手が、私は気になって気になってしょうがなくなっていた。

    そうなれば後は何時もの通りだ。情報屋に金を払って選手の情報を手に入れる。するとどうだろう。『マチュ』の正体は意外にも私もよく知る人物……同じハイバリーに通う同級生、『アマテ・ユズリハ』その人であったのだ。

    有名人だった。格好良くて文武両道で、何ならファンクラブだって存在しているし、私も所属している。そんな彼女が、クラバに出場していたなんて……

    (きっと、そんな彼女を知っているのは私だけ……私だけが、アマテさんの正体がマチュで、クラバに出場しているって知っている)

    酷い優越感だった。ファンクラブでさえ把握していない情報を私だけが知っている。それは途方も無い高揚感を私の与えてくれた。

  • 78どうでしょうか?の人25/09/02(火) 22:06:32

    >>77

    知ってしまえば、抑えることなどもう出来ない。私は今まで稼いで溜め込んでいたお金を使い、偵察用軍事ドローンやら高精度カメラやらを買い漁った。そして、ポメラニアンズがクラバに出場する度にそれで『マチュ』を盗撮した。そこには、私たちが知らないアマテさんの姿が幾つも写されていた。汗にまみれたパイロットスーツ姿。何処までも真剣な表情。勝利に喜ぶ無邪気さ。どれもこれももう飛び上がってしまいそうなほど貴重なお宝となった。

    やがて行為はエスカレートしていく。更に稼いだお金で、ハッキングツールを購入。通信用の衛星の一部をハッキング、クラバ中の通信の傍受を行い始めた。

    『ざざざ……シュウジ!仕掛けるよ!』

    『何時でもどうぞ、マチュ』

    緊張感に満ち溢れたその声は私を興奮させた。声だけで下半身が疼き、普段のそれを遥かに超える慰めに及んでしまうほどだった。だが、そんな通信の中にも聞き及ばない名前が私を不審がらせた。

  • 79どうでしょうか?の人25/09/02(火) 22:12:53

    >>78

    「シュウジ……『ハラヘリムシ』のことだよね……」

    シュウジと言う名前。アマテさんが頻繁に呼びかけるその名前。どう聞いても男性の名前であろうそれが、私の心に不満を植え付ける。私たちには決して放たないであろう声色でそのシュウジには何度も何度も語り掛ける。それに応えるシュウジの声もまた、注意深く聞かなければ分からない程だが、深い信頼に満ちている。聞く者が聞けば分かる……これは、『恋仲』の者たちの感情が籠った声だった。

    許せなかった。『マチュをサポートするハラヘリムシ』は良い。だが、『アマテさんと恋仲のシュウジ』なんて認められない。マチュは私のあこがれだ。アマテさんは私のあこがれだ。その二つを同時に独占する?到底許されることではなかった。

    だがら、アマテさんがさっさと下校したその日、私は遂に直接彼女を尾行するべく軍事ドローンを飛ばした。超小型かつ高性能なそれは、ちょっとやそっとじゃ気が付かれない。如何にアマテさんと言えど尾行は容易に実行できた。

  • 80どうでしょうか?の人25/09/02(火) 22:21:31

    >>79

    端末で操作しながら自宅に早々に帰宅し、PCに操作を切り替えて慎重に尾行を継続。やがてアマテさんは『ネノクニ』に……イズマでもあまり治安の良くない地域へと辿り着いていた。物おじせず進むその姿にもうっとりしていると、彼女が唐突にマンホールのふたを開けてその下へと降りて行ったではないか。慌てて追いかけようとするが蓋が閉じられてしまい、必死に地下道の図面をネット上から探し、この蓋から通じるであろうルートを確認する。そして下水の排出口から侵入し、恐らくアマテさんが向かったであろう方面へと追跡を続けた。すると、どうやら当たりを引いた。見るからに『隠れ家』と呼べるような広い空間。そして何より、ハラヘリムシの駆る赤いMSが鎮座するそこに。どう見ても此処がアマテさんの辿り着いた先だった。

    『……ん……んむ……ぷぁ……ほんと、出し過ぎだっての……このエロスギムシめ……』

    『ごめんごめん。でも、マチュのお口があんまりにも気持ち良くて』

    『そ、そう……?ふへへ……嬉しいかも……』

  • 81どうでしょうか?の人25/09/02(火) 22:28:59

    >>80

    信じられない光景が広がっていた。こっそり入り込んだそこで、アマテさんは青髪の男性……恐らくはシュウジだ……の股間に顔を埋め、必死に上下に動かして……白いものでドロドロになった顔を見せつけているではないか。それを嬉しそうにシュウジが拭い取ると、アマテさんは当然とでも言うように仰向けになり、大きく足を広げ始める……

    『ね……しゅうじ……がまん、できないよぉ……して、してよぉ……』

    『うん、勿論だ……でも、ほんの少しだけ待ってて』

    あまりの光景に声を失っていると、シュウジがアマテさんに背を向けて……あ、あれ……?なんか、こっちに、向かってきている……?え?え?き、気が付いた……?そんな馬鹿な、これは最新の軍事ドローンで、そうそう気が付くような音もしないし、サイズも極小で……

    『見つけた』

    夢に出そうなほどの低い声と、極上の獲物を前にお預けを喰らった猛獣のような顔……

    それが私の記憶している最後。翌日には、私はもう二度と尾行なんてしまいと心に誓い……どうにか消去を免れたアマテさんの白濁塗れの顔をオフラインのストレージに移すとそれを眺めて。きっと、あの後は、アマテさんはシュウジに沢山されたんだろうなと考えて、激しい慰めを行ったのだった。


    で、どうでしょうか?

  • 82二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 23:21:56

    >>81

    ありがとうございます!

    シュウちゃんこっっっっっわ!!

    でもマチュとの愛の巣に忍び込むような悪いネズミは退治しないとね…

  • 83二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 06:45:42

    保守

  • 84二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 07:36:14

    >>81

    良かったです。

  • 85二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 10:04:22

    >>81

    大好きな人が他の男にぶっかけられてる画像…

  • 86二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 12:49:19

    少し前にシュウジをエッチな目で見るスレを発見したので、わりとシュウジ相手に失恋する男性シチュもありうるなとか思った。

  • 87二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 16:36:55

    2スレ目の171でss化してくださる方はいらっしゃいますか?滅茶苦茶今更ですみません

  • 88二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 21:46:32

    男版ハイバリーみたいなところに通っているモブ男がマチュに出会って一目惚れしてデートとかに誘って近づこうとするんだけどやんわり断られて、その後に告白しても申し訳なさそうに断られてプライドをズタズタにされるんだよね。そして後日にマチュと行こうとしていた場所に一人寂しく訪れたらそこにマチュがいてその隣にシュウジがいてその仲睦まじい様子を見て「俺よりあんな見窄らしい男を選ぶのか・・・・・」ってなってトドメを刺されるんだよね。

  • 89どうでしょうか?の人25/09/03(水) 21:57:36

    どうも、どうでしょうか?の人です。体調不良につき二日か三日ほどリクを受け付けられなくなりそうです。ご了承ください。

  • 90避妊薬の人25/09/04(木) 04:16:39

    >>89

    いつも楽しいお話をありがとうございます。

    自分の健康を優先して構いません。

    しっかり体を休め、安静にしていて下さい。

  • 91二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 08:09:33

    >>89

    いつも素晴らしい作品をありがとうございます

    何より健康第一ですから、絶対に無理はしないでゆっくり休んでくださいませ

  • 92二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 14:24:42

    やっぱりシンプルに、今まで恋愛の話を振っても「いや、そういうのキョーミないから」って心底どうでもよさそうな顔してたのに急に彼氏持ちのクラスメイトに「いつも彼氏とどういうデートしてるの?」とか「その⋯そういう雰囲気を作るにはどうしたらいいのかな?いや、私は彼氏いないけどね?友達の話だけどね!?」とか質問し始めるようになったマチュを見て(あっ、彼氏できたんだ⋯そっか⋯)ってショック受けたい

  • 93避妊薬の人25/09/04(木) 14:28:33
  • 94二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 14:39:35

    >>93

    ありがとうございます…

    うぉぉぉう……同級生の子も目の前で拳銃自殺されたらあまりにも光景が惨すぎてそら引きこもるでしょうし、シュウジもシュウジで最愛の彼女が自分の子を身籠ったまま銃で撃たれて亡くなって、さらに友達も捕まって連絡が取れなくなって…こんな状況じゃ地球に行くどころか生きる意味無くすよね……


    避妊薬の作者さんの文章がものすごく好きです。はじめに投稿されたときから、人物の心情や会話の描写が現実の高校生の女の子や男の子の台詞という感じで違和感なくすらすら世界観に没入することができるので大好きです。いつも素敵な作品をありがとうございます!

  • 95二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 14:53:37

    >>94

    追記

    "悲しそうな表情で斃れるアマテさん…。"

    後の文章で妊娠が発覚しているのを読んだあとにもう一度読み返すと、倒れて意識が薄れゆく中のマチュの心情を思うとやるせないし悲しすぎる…。お腹の中の赤ちゃんを守れなかったこと、シュウジに対して先に逝くことへの申し訳なさ、ニャアンと三人で地球へ行くことが出来なくなったことへの申し訳なさが心にあったんだろうな…、お辛すぎるよ……。

  • 96二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 17:31:20

    スレ主です。今更ですが注意喚起をさせていただきます。このスレはシュウマチュに失恋するモブのスレです。なので他のcpや他所のスレのネタを持ち出したりするような書き込みはご遠慮ください。また、公式のキャラを失恋させるのも禁止です。今のところそのような書き込みは見られませんが、最近某スレを覗いて怖くなったので一応書きました。スレ主もできる限り管理します

  • 97二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 21:50:06

    保守

  • 98二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 00:45:19

    >>93

    おお…死に別れもまた失恋だよな。

    死後の世界?へ2人で行ったのがわかるだけでも救いか…

  • 99二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 08:59:45

    ある時ガラの悪い男達にレイプされそうになったところをアマテさんに助けてもらってから、アマテさんことが好きになってしまったクラスメイト。
    ある時アマテさんがネノクニにいたという噂を聞いてから、悪い予感を感じてアマテさんを追うことにする。
    そしてついに見つけたアマテさんは、路地裏の奥で青い髪の男に押し倒されていて…。
    「今度は私が助けなきゃ!」
    近くにあった鉄パイプを持って忍び寄るクラスメイト。
    だがあと少しまで近づいた所で頭の中に声が聞こえてくる。
    それは青い髪の男がアマテさんと自分の喘ぎ声の思念を送ったもので…。
    気がつくとその行為は一通り終わってて、無理やり押し倒されてた筈のアマテさんは秘部からあふれる液体を見て「こんなに出したらデキちゃう」とか言っていて…。
    当の男がこちらを振り返って邪悪な笑みを浮かべてきたのをみて、クラスメイトは逃げる。
    憧れのアマテさんはネノクニの難民(?)とくっついていて、こんな穢らわしい行為を…!?とクラスメイトの女の子は何も信じられなくなった。

  • 100二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 17:04:13

    >>99

    経験から性嫌悪になってるだろうにこの仕打ち(?)はキツイだろうな…

  • 101二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 21:49:19

    保守

  • 102避妊薬の人25/09/05(金) 23:04:50

    >>87

    「ふ、不合格…!?」

    ハイバリーハウス学園。

    数々のテストを合格し、狭き門を通り抜けた者のみが入学を許されるお嬢様学校。

    イズマコロニーに住む女の子にとっての登竜門だ。

    …そして、私はその門をくぐることができなかった。

    後に別の学校を受験し合格したとはいえ、そちらはいわば滑り止め…本命のハイバリーを逃した私のダメージを癒すことはできなかった。


    「モブ子、大丈夫?」

    「あ、アマテさん…合格おめでとうございます。」

    「ありがとう…大丈夫、キミなら別の学校でもしっかりやれるよ!」

    「…ありがとう、お元気で。」

    笑顔で私を励ましてくれるアマテさん。

    その眩しい笑顔で言葉が紡がれるたび…私の心は軋んだ。

    「アマテさん…貴女さえいなければ、私がナンバーワンになれたのに!!」

  • 103避妊薬の人25/09/05(金) 23:07:33

    アマテ・ユズリハ…通称マチュ。
    私とアマテさんは、昔からライバルだった。
    小学校に入学したころからの同級生…学校のテストの成績も、スポーツ大会の順位も争った。
    “ジュニア女子テニス大会金賞”
    “中学生算盤選手権・優勝”
    だが…いつもアマテさんがトップだった。
    私は常にアマテさんに負ける。
    その度にあれが来る。
    「大丈夫、次は勝てるかもしれないよ。」
    「くじけずに、一緒に頑張ろう。」
    ああ…その慈悲深い言葉が私を締め付ける。
    倒した敵を嘲る悪女ならまだ諦めがついたのに、アマテさんはその敵にまで手を差し伸べる。
    その度に私は…あなたを絶対に超えなきゃと思ってしまう。
    なのに私は負けて、負け続けて…ついに同じ土俵に立つことも許されなくなってしまった。

  • 104避妊薬の人25/09/05(金) 23:08:43

    「モブ子さん、お疲れ様です!」
    「ええ、お疲れ様。」
    …現在、私は件の滑り止めの学校に通っている。
    世間ではここも難関校でお嬢様学校扱いされているが、正直ハイバリーに比べれば格が落ちる。
    それより気になるのが…アマテさんのこと。
    あのハイバリーに入ってからというもの、大会やコンクールの類に一切参加しなくなってしまった。
    聞いた話では成績は常にトップらしいので、学校で孤立してるとかそういう訳ではないらしい。
    ではなぜ…?
    望まない学校生活にアマテさんの現在…心のなかで鬱屈としたものを抱える毎日だった。

  • 105避妊薬の人25/09/05(金) 23:10:19

    ある日の帰り道…

    いつもと違う物が目に入った。

    とある廃墟のビルの壁にスプレーで何かを描いている、青い髪の男の子。

    「あ…」

    「いえ、その…おかまいなく。」

    「うん…じゃあ、続けるね。」

    シュウジ・イトウと名乗った彼は、また壁に向かってスプレーをかまえる。

    パレットの中身をぶちまけたような色使いだが、そのタッチは繊細で何か複雑なものを形づくっている。

    「すごい…」

    昔を思い出した…絵画教室の先生の言葉。

    『芸術とは自由でなくてはならない。』

    『ただあるものをあるように描くだけではいけない。』

    『あなたの描きたいように描くのです。』

    いわゆる不良のふざけた落書きなんかじゃない。

    なにか現実にあるもの…あるいは、実際に目に入れた何かを表現している。

    私はそう確信した。 

  • 106避妊薬の人25/09/05(金) 23:12:47

    「素晴らしい…吸い込まれるようですわ…」

    「見てくれてありがとう…僕は失礼するよ。」

    「ええ、ごきげんよう。」


    その日から、私は帰り道に絵を描くシュウジ君を探すようになった。

    そしてシュウジ君を見つけるとベンチや花壇の縁など、なにか物の上に座って観察する。

    出来上がってゆく絵を。

    そして…絵を描くシュウジ君自身を。

    「んしょ…あともう少しだからね…」

    スプレーをかかげ、楽しそうに絵を描く彼…その姿はテレビに映るあらゆるモデルや俳優よりも輝いて見えた。

    何度も回数を重ねるうちに、シュウジ君の描くモチーフについて気がついた。

    色とりどりのパターンは、光り輝く背景だ。

    宇宙、あるいは地球の海のような空間そのもの。

    そして、中心に描かれているもの。

    抽象的ではあるが…一対の並んだ人型のなにか。 

    それぞれ白と赤で描かれている。

    これが人物であるなら、仲睦まじく寄り添っているようで…。

    「まさか…シュウジくんと私?」

    白い服のシュウジくんと赤いブレザーの私…こじつけに近いけれど、一度そう思ってしまうと私の心はキュンッとしてしまった。

  • 107避妊薬の人25/09/05(金) 23:14:55

    ある日、私は下校中にまたシュウジ君の所へ訪れた。

    この際、魔法瓶に入れた紅茶といくつかのお菓子を持参していた。

    クッキーにマドレーヌ、そしてアップルパイ。

    …もちろん手作りのものだ。

    男の子は食事を作ってくれる女性に弱い…昔から相場が決まっている。

    そう、私は…これから彼を堕とす。

    「シュウジ君…喜んで頂けるでしょうか。」


    だがここで手違いが起きた。

    …シュウジ君がいない。

    廃墟街にガード下…普段彼がいつくような所を探してみるが、一向に彼が見つからない。

    「シュウジ君…いったいどこへ…」

    そして何十分も探し歩き…橋の下の通路。

    見慣れたあの絵が描かれたそこに彼はいた。

    …もう一人の見慣れない女の子とともに。

    「はい、メガワンド買ってきたよ。サイドはナゲットとシェイクにしといたから」

    「ありがとうマチュ…ちょうどお腹減ってたんだ。」

    赤い髪の毛に、緑色の制服…あれは、ハイバリー生!?

    それにマチュって…え?

    あの女の子…アマテさん!?

  • 108避妊薬の人25/09/05(金) 23:16:24

    私の頭は理解が追いつかなかった。

    あのアマテさんが髪を染めて、シュウジ君と仲良くしている?

    …思えば、あの絵に描かれていたヒトガタ。

    白いヒトガタはシュウジ君なのは確実だけど…もしかして、赤いヒトガタって赤い髪のアマテさんなの?

    私が物陰でオロオロしているうちに、2人はあのハンバーガーを食べ終わっていた。

    「ご馳走さま…」

    「あ、シュウジのほっぺにソースついてるよ。」

    「え?どこ?」

    「それはね…こーこ!」

    チュッ…

    「…!!」

    アマテさんがシュウジ君にキスをしたとき…私には一瞬見てしまった。

    仲睦まじく抱き合う2人を包む…星の煌めきのようなカーテンを。

    「っ…!!」

    それをみた途端、私はそこから立ち去るしかなかった。

    音を立てず、姿を見せず。

    シュウジ君の近くに私がいた痕跡すら残してはいけない。

    私は彼らを…邪魔してはいけないのだ。

  • 109避妊薬の人25/09/05(金) 23:18:26

    今、私は自宅の自室でお菓子を食べている。
    シュウジ君に捧げるはずだったお菓子。
    割れたクッキー、つぶれたマドレーヌ。
    そしていびつに崩れ、具が露出したアップルパイ。
    一つずつ口に押し込めては、生ぬるくなってしまった紅茶で流し込む。
    その度に彼との思い出が…いや、私が彼を一方的に見ていた記憶が蘇る。
    思えば彼は絵に夢中で、私なんかには目もくれていなかった。
    正確には…あの絵を通してアマテさんへの愛を形にしていたんだ。
    「…さようなら、シュウジ君。」
    …私はまた、アマテさんに負けてしまった。

  • 110二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 06:13:56

    素晴らしい作品ありがとうございます!!特に最後の好きな人に渡すはずだったお菓子を一人寂しく食べる場面とか最高でした

  • 111二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 10:38:56

    素晴らしい作品をありがとうございます!
    モブちゃんにも二人を包むキラキラが見えたのはシュウジの絵を通じてNTとして覚醒しつつあったからかな
    NTとしての才能も芸術的な見る目もあっただけに失恋残念だねモブちゃん……
    最後に自分の作ったお菓子を食べながら失恋をかみしめるシーンが印象的ですね

  • 112二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 13:58:33

    (時間軸は本編終了後)最近近所に引っ越してきたマチュに恋をしてしまった少年。彼は海でマチュの水着姿を目撃して精通してしまう。それ以降マチュをオカズに毎日抜く日々を送ることとなった。ある日、少年はマチュが赤い目と藍色の髪を持った男と一緒にいるところを見てしまう。やり取りから2人が恋人同士の関係だと察してしまう少年であった。
    っていうのはどうです?

  • 113二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 19:43:53

    >>112

    失恋を経て人は大人の階段を登るのだよ、少年…

  • 114二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 21:58:34

    保守

  • 115二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 03:04:29

    ある放課後、アマテさんがスマホを置き忘れて帰っていることに気づくクラスメイトちゃん
    教室にはもう誰もいない
    いつもこっそりアマテさんを盗み見ていた彼女はたまたまスマホのロック解除番号を知っており、つい出来心でロックを解除してしまう
    アマテさんの秘密を知れるかもしれない、とドキドキしながら中を見ると
    カメラロールに綺麗な顔立ちの男の子と親しげに体を寄せ合って写っているアマテさんの写真があり……

  • 116二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 12:24:33

    >>115

    開けてしまった罪悪感とかもあるだろうにさらに見知らぬ男と仲良くしてるアマテさんの存在にメンタルボロボロになるモブ

  • 117二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 15:42:29

    >>115

    ハイバリー生ではない黒い髪の褐色の少女も交えた3人で写ってるものやその少女と2人だけで写ってるものもあるんだけど青い髪の少年と一緒に写ってるものはなんだか雰囲気が違ってて「あっ…」ってなるやつかもしれないのか

  • 118二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 21:49:13

    産婦人科で働くことになったモブ子がマチュを診察することになって脳が焼ける展開みたいなぁ

  • 119どうでしょうか?の人25/09/07(日) 22:20:28

    体調回復!と言う訳で早速!

    >>112

    小さな小さな、地球の片隅にある本当に小さな島。

    人口は精々200人程度。大人はそこそこ居るが多くは50歳越えばかり。同年代の女の子なんて全然いないし、彼女だとかガールフレンドなんて夢のまた夢。精々がちょっとだけエッチな漫画を見てはこんな女の子が傍に居ればなーなんて、そんなことを数少ない同級生男子と想像するのが日課な、そんな僕たち。

    「なー……女の子って、どんな感じなんだろうなー」

    「わかんねーよ。実物をあんまり見たことがねーんだから……」

    何とも悲しい会話だと思う。中学生にもなって女の子とまともに接したことが無いだなんて、虚しいにも程があるではないか?しかしながら事実なんだからどうしようもない。そんな、どうしようもない日常が続いて行くのだと、そう思っていた。

    だけど、僕はある日、浜辺で見つけてしまった。ロングチェアに背を預けて、少しだけ気だるそうにしている、『女の子』を。

  • 120どうでしょうか?の人25/09/07(日) 22:27:21

    >>119

    真っ赤な髪の毛。小さめの身長。そして何よりも……大きな胸。トランジスタグラマーと言うんだったっけ?そんな表現がぴったりの女の子だった。水着に包まれているその胸もさることながら、健康的な肌もまた目を見張る。

    「……お?あれ、君……この辺に住んでる子?」

    「え?あ、お、おう!そうだよ!」

    何時の間にか気付かれていたのか、僕の方に向かってそう語り掛けて来るその女の子。話を聞けば、どうも彼女は僕の家の近所に引っ越してきた人らしい。こんな島に引っ越してくる人なんて、大抵訳有りだってお父さんとお母さんが言っていた。つまり、彼女も何らかのわけがあって引っ越してきたんだろう。

    けれど、そんなこと僕には全然どうでもよかった。初めて見た実物の、同い年くらい……ちょっと年上だが……の女の子。それも、水着姿で、胸も大きくて……可愛い女の子……あの姿を想像しただけで、何故かムクムクと僕の雄が大きくなって……僕はその日、人生で初めて、自分を慰めて……精通を迎えた。

  • 121どうでしょうか?の人25/09/07(日) 22:56:39

    >>120

    それからと言うもの、僕は彼女……アマテと言う名前の彼女を見る度に胸が高鳴るし、それと同時に股間も痛くなるほど膨れ上がるような日々を過ごしていた。

    (触れてみたい、あの胸に、身体に、全部に……触れてみたい)

    欲求。僕が触ったら彼女はどんな反応をするんだろう。どんな風になるんだろう。そんなことを考えては自分を慰め続ける。そんな毎日だった。

    だけど勿論そんな勇気もなければ、何なら話し掛けるのさえ恥ずかしくて。同級生男子たちにも、彼女が近所に越してきたことを隠しながら、僕は毎日毎日欲望を吐き出すだけの、そんな毎日。それでもじゅうぶんだと、そう思っていた。

    そんな日々は、あっという間に終わるとも知らずに。

  • 122どうでしょうか?の人25/09/07(日) 23:02:04

    >>121

    その日も、僕は学校終わりに浜辺に走った。きっとアマテが居る。彼女に会いたいと、そんな想いで。

    「……んちゅ……しゅ……だめ……人が来る……」

    「だいじょ……だれ……いな……」

    ……?なんの声だろう……?アマテの声の他に、もう一つ……知らない男の声がする……それに、なんだか……水のぴちゃぴちゃいう音も……?

    「んむぅ……シュウジ、シュウジ……ちゅー、すきぃ……」

    「可愛い、マチュ……もっともっと、可愛いところを見せて……」

    その光景は、あまりに現実離れしていた。アマテが、青髪の男にぎゅうぎゅうと抱きしめられて、砂浜に敷いたタオルの上で、見たことも無いような顔で、見たことも無いようなキスをしていた。先程の水音はこれだったのだろう。あまりに濃厚な、涎が口の端から溢れ出るようなキスを、アマテがしていた。

  • 123どうでしょうか?の人25/09/07(日) 23:07:36

    >>122

    男は、そのまま当然とでも言うようにアマテの胸に手を這わせる。男の手の形に歪むアマテの胸は、僕が想像していた何杯も柔らかそうで。そのままするりと水着を脱がせ、生のおっぱいをムニュムニュと揉み続ける。

    「あふぅ……しゅうじ……そんな、やらしいよぉ……」

    「でも、好きでしょう?」

    「うぅぅ……オッパイムシィ……あんん……」

    心臓が痛いくらいに高鳴る。女の……いや、雌の声と言えば良いのだろうか。そんな表現が似合うくらい、アマテの声は甘かった。男はそのまま、アマテの水着の下部分も脱がせようとして……ふと、此方に視線が向いた。

    『此処から先は、見せられないな』

    ビクンと肩が跳ね上がった。男の口が動いて。言葉を発してはいないのに、そう言っているのが確かに分かって。僕は急いでその場を逃げ出した。このまま此処に居れば、きっとあの男は僕に……何かをしていただろうことは間違いなかった。

  • 124どうでしょうか?の人25/09/07(日) 23:11:06

    >>123

    「はぁ、はぁ、はぁ……」

    家に逃げ帰った僕は、息を整えるのに必死だった。脳裏に残るのは、アマテの甘い声と表情。そして、きっと最初で最後だろう、生で見たアマテの胸。

    「……うぅぅ……」

    きっと今頃は……あの男は、アマテの下も脱がせて……裸になったアマテと、凄い事をしているんだろう。僕の想像もつかない様な、凄い事を……

    それを想像すると、やっぱり股間が居たいくらいに盛り上がって、だけど同じくらい涙も零れて。止まらない手が欲を助長させるのと同時に、これが失恋って言うやつなのだと理解して、泣きながら何度も何度も欲を吐き出すのだった。


    で、どうでしょうか?

  • 125避妊薬の人25/09/07(日) 23:45:19

    あーーーーーー!!

    どうでしょうかの方!!おかえりなさい!!

    もう本当に寂しゅうて寂しゅうて…。

    自分では遅筆だし未熟で、やはりどうでしょうかさんのSSが最高です…!!


    >>124

    あーあ、キミはもう立ち直れないねぇ。

    一生初恋の人が他の男に犯されるとこでシコるしかないんだよ…。

    でも最後におっぱい見れてよかったね。

  • 126二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 07:40:22

    保守

  • 127二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 09:08:45

    どうでしょうかの人、おかえりなさい!
    少年の初恋、甘酸っぱい思い出には終わらない肉欲を伴っちゃったから脳破壊が何重にも…これは実においしい

  • 128二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 09:35:37

    >>124

    おかえりなさい

    よかったです

  • 129二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 14:58:16

    >>93みたいな、どうでしょうかの人の死に別れの失恋の話も見てみたい…。

  • 130二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 22:30:51

    >>124

    思春期の少年にこのダメージはキツイだろうな…

  • 131二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 00:32:00

    >>93

    たまにはこう言うのもいいですね

  • 132避妊薬の人25/09/09(火) 09:22:35

    >>68

    マンホール。

    私たちの生活のどこかに必ずある、直径約60cmの鉄製の蓋。

    そして私たちのほとんどは、その下の空間で何が起きているか把握していない…。


    私にはちょっとした悪い趣味がある。

    別に隠れてタバコを喫んでるとかエンジョ交際してるとか、そういうことではない。

    ネノクニを散歩することだ。

    ネノクニとは、貧民や不法難民が住み着いてる一種のスラム街。

    学校からは治安が悪いからあまり近づくなといわれてるけど、私はこの街がたまらなく好きだ。

    ここは普通のデートスポットになってるような街とはまた違った不思議な魅力がある。

    ごちゃごちゃと乱雑で、アングラな雰囲気の街並み。

    グラフィティアートはすぐ軍警に消されるので見つけたらラッキー。

    そして怪しい露店でアクセサリーを買ったり、ありえないくらい安い屋台でゴハンやおやつを楽しんだり…。

    とにかくここはエキゾチックで、アバンギャルドな体験を楽しめる街なのだ。

  • 133避妊薬の人25/09/09(火) 09:25:17

    >>132

    だが最近…この街に新しい発見があった。

    このネノクニに、アマテさんが出没しているのだ。

    アマテさん…アマテ・ユズリハ。

    ハイバリー高校2年生。

    ちょっと不思議な発言をしたりするけど、成績は良くスポーツは万能で基本的には優等生として扱われている。

    そしてその容姿端麗さから学園の王子様とよばれファンも多く…私もその一人。

    で、そんなアマテさんが、こんなところを出歩くとは…もしやアマテさんもネノクニが好きなのだろうか。

    だとしたら…私、チャンスなのでは?

    そう、目指すはアマテさんとネノクニデート!!

    アマテさんと屋台で串焼きたくさん食べ歩いて、アングラな雑貨屋でショッピングして…。

    そしてグラフィティアート探しして、見つけたらその前でツーショット写真撮っちゃったりして…あーーー妄想が止まらない!!

  • 134避妊薬の人25/09/09(火) 10:08:28

    >>133

    …と、言ってみたはいいがうまくはいかない。

    なぜなら学校内で話をつけようにも、ネノクニに行ってることが学校にバレたら大変なことになりかねない。

    だから現地でアマテさんを探すしかないのだが、アマテさんがいつどのようなタイミングでネノクニに訪れてるか分からない。

    そのため、私はアマテさんを発見次第追跡してみることにした。

    アマテさんはどうやら、ジャンクのパーツショップ付近を出歩いてるようだ。

    機械が好きなのかな?

    そして市場の方で食料品を買いこんで、ある高架下に向かう。

    高架下には…あ、グラフィティアート!

    しかもとびきり綺麗なヤツ…。

    それを少し眺めると…え?マンホール?

    丁度近くのマンホールを開けて…入っていった。

  • 135避妊薬の人25/09/09(火) 10:14:05

    …本当はダメだけど、私はもう興味を抑えられなかった。

    近くに置いてあった廃材の鉄パイプで閉じられたマンホールを無理やりこじ開けて入り、地下道内をさらに追跡する。

    この先で何があるのだろう…秘密の会員制のお店?オークション会場?

    妄想をどんどん膨らませながら、私は懐中電灯を片手に道なりに進む。

    そして着いた先…扉越しにみたそこは、不思議な空間だった。

    「何、これ…。」

    さびれた謎の施設…エアロックや見慣れない大きな機械があって、そして壁面はあの謎のグラフィティが描き殴られて…。

    そして赤い大きな機械の前に、二人の人影があった。

    「やっほー!シュウジ、来たよ!」

    「マチュ…来てくれてありがとう…。」

    一人はアマテさんで、もう一人は青い髪の男の子…シュウジ君というらしい。

    マチュ…という聞き慣れない呼び方をしていて、どうやらかなり親密なようだ。

    ところで、男の子は少し弱々しい口調だ。

    お腹が減っているのかな?

    「いまなんか作るから、ちょっと待っててね…」

    袋を持ってどこかへ移動するアマテさん…を、シュウジくんは抱きとめる。

    「ごはんより先に…マチュが食べたい…」

    「んもぅ…仕方ないなぁ…」

    …え?今なんて?

    私があっけに取られていると、アマテさんは紙袋を隅に置いて…。

    「キス…するね…」

    「うん…んっ…」

    …2人はキスを始めた。

  • 136避妊薬の人25/09/09(火) 10:21:43

    >>135

    「えっ…」

    目の前で…扉のスキマ越しに見る濃厚なキス。

    アマテさんと…地下の住人シュウジ君の。

    舌を絡め合い、唾液のおとがつぱつぱと聞こえてきて…。

    「ん…これはなんだぁ…?」

    キスを終えたアマテさんが、シュウジ君のズボンのチャックを下ろす。

    そして放り出されたソレはもう…はちきれんばかりに勃起していた。

    「もう、キスだけでこんなにすんの?」

    「ごめん…我慢できない…」

    「こんなオチンチン見せられたら、私こそ我慢できないんだけど…はむ…」

    …嘘、そんな。

    アマテさんが男の子のペニスをなめて…!?

    しかも、じゅる…じゅる…といやらしい音を出して吸い上げている。

    「んっ…んっ…」

    「ああっ…気持ちいいっ…」

    シュウジ君はアマテさんの髪の毛を掴んで、フェ〇チオに悶えるしかないようだ。

    「ごめん…口に出すよっ!」

    「んっ…!」

    アマテさんが指で輪をつくりOKのサインをすると、シュウジ君はアマテさんの頭を股間に押しつけて体をぶるるっと震わせる。

    「はぁ…はぁ…」

    ちゅぽっ…とろぉ…。

    アマテさんがペニスから口を離すと、口の中は白い液で満たされてて…そのままごっくんと飲み込んでしまった。

  • 137避妊薬の人25/09/09(火) 10:27:55

    >>136

    「濃ゆい…こんなの飲まされたら…ナカにホシくなっちゃうじゃん…」

    …シュウジ君の精液を飲み干したアマテさんは恍惚とした表情で服をはだけさせ始める。

    「そっか…じゃあ、沢山シてあげなきゃね…。」

    シュウジ君はアマテさんのパンツをぬがして、開かれた股にペニスを…。

    (いや…こんなのおかしいよ…)

    …違う。こんなのアマテさんじゃない。

    私たちの知ってるアマテさんはカッコよくて純潔で、男の子に軽々しくカラダを許したりなんかしない…。

    『ホントにそう思うなら、こっちに来なよ。』

    「えっ!?」

    頭の中に声が響いた。

    今扉の向こうでアマテさんを犯しているシュウジ君の…。

    『君の大好きな“アマテさん”の姿だよ?扉をあけて、もっとよく見てごらん…』

    扉のスキマから見えるアマテさん。

    白目を剥いてよがり狂って、覆い被さってるシュウジ君に足を絡めて…。

    それはもう、完全に子種を受け入れる状態になってしまってて…。

  • 138避妊薬の人25/09/09(火) 10:33:46

    >>137

    「イヤーーーーーッ!!」

    …もう限界だった。

    必死に懐中電灯を拾い上げ、地下道から一目散に逃げた。

    幸いにも一本道だった為、すぐに地上へ戻ってこれた。


    …あれから数日が過ぎた。

    私はネノクニに行くことをやめた。

    あの街は、ネノクニ…文字通り魔の巣窟なのだ。

    私はただ、俯瞰してアングラな雰囲気を楽しみたかっただけなのに。

    アマテさんが…あんなことに…。

    あちら側に染まってしまっていたなんて。


    「好奇心は猫を殺す」という。

    私は、あの街を面白半分で歩いたばかりに…最悪な経験をしてしまった。

    どうか皆さんは、くれぐれも「猫」になりませんように。

    (終)

  • 139二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 10:58:12

    >>138

    よかったです

  • 140二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 18:32:12

    >>137

    牽制シュウちゃん怖いわぁ…

    いつもの嫉妬して怒り顔とかじゃない、煽り気味の笑顔なのがまた…

  • 141二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 18:33:31

    保守

  • 142二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 19:05:33

    >>129

    >>93の避妊薬の人さんとはまた違う感じのネタで……


    かつての同級生の葬儀と言うものはそれだけで心が重くなるものである。ましてやそれが、憧れていた人であるならばなおの事、というやつである。


    アマテ・ユズリハさん。私の、私たちの高校生時代の同級生。そして、憧れだった人。そんな彼女の死亡は、まるで非現実であるかのようのようにさえ感じられた。

    五年前、私たちがまだ高校二年生だった頃。彼女はテロリストの嫌疑によってこのイズマ・コロニーを追われるように行方不明となった。後になってそれが軍警察の誤認であると正式に発表されてからも、彼女はこのコロニーへは戻ってこようとしなかった。何でも、ジオンの特殊作戦とやらに従事した結果、一般の生活を送るのは難しくなったとか何とか。それでも私たちは、アマテさんの無事を自分のことのように喜んだし、何だったら連絡を送れば時々ではあるが返信をくれる事もまたとても嬉しかった。メールに添付されている画像には、何処かの浜辺で楽しそうに笑うアマテさんの姿は本当に綺麗で格好良くて。アマテさんとのつながりが途切れていないことが、本当に本当に嬉しかったのだ。

  • 143どうでしょうか?の人25/09/09(火) 19:14:34

    >>142

    すみません、名前付け忘れです!


    そんなアマテさんの死亡は、本当に唐突なものであった。地球で刺されたのだそうだ。犯人は……まだ10歳にも満たない少年の犯行。

    『お母さんの仇だ……!』

    捕縛された少年……スガイとか何とか言うファミリーネームのその少年によって、アマテさんは腹部を深く深く突き刺されて死んだそうだ。聞いたところによれば抵抗もしなかったそうだ。

    『……ごめん……しゅうじ……ごめん……』

    それがアマテさんの最後の言葉だったらしい。病院へ運び込まれるも、治療もむなしくそのまま……それがアマテさんの終わりだったそうだ。


    ……


    葬儀は、彼女の故郷であるイズマ・コロニーで執り行われた。彼女の母親であるタマキさんは、すっかりとやつれていた。バリバリのキャリアウーマンだった彼女は、アマテさんとあまり仲が良くなかったらしいが……

    『この……親不孝な娘……こんな姿で帰って来て……』

    そんな事を涙ながらに棺に語り掛けていたが……正直、今更じゃないと思った。そんな風に考えるのなら、もっと話せばよかったんじゃないのか?聞いた話ではかつての進路指導でも、アマテさんの話を端から聞こうとせず揉めたとか。そりゃあ、関係も悪化するに決まっているではないか。

  • 144どうでしょうか?の人25/09/09(火) 19:27:46

    >>143

    兎に角、そんなアマテさんの葬儀には沢山の元同級生が集まった。誰も彼もがアマテさんの死を嘆き悲しみ、涙ながらに棺に花を手向けていた。私だってそうだ。憧れていたアマテさんの死はあまりにも唐突で、呆気なくて、信じられなくて。棺に眠るアマテさんの姿を見て、ボロボロと涙がこぼれて止まらなかった。

    「ぐずっ……ぐずっ……あまてさん……あまてさん……」

    そんな風に、涙に包まれた葬儀……其処へ。


    ばぁーん!


    静かな葬儀の場に似つかわしくない、あまりにも大きな音。誰もがその音の方へ……扉を大きく開いたであろう誰かの方へと視線を向けた。

    「……ま……ちゅ……」

    知らない、青髪の男の人が、信じられないものを見る目でアマテさんの棺を見つめていた。

  • 145どうでしょうか?の人25/09/09(火) 19:34:10

    >>144

    「だ、誰ですかあなたは!?娘の葬儀の場にそんな……作業着みたいな服で!場を弁えて……」

    「どいてくれ!」

    唐突な乱入者にタマキさんが止めに入ったようだが、そんな物など知ったことかと言ったように青髪の男性は彼女を振り払い……アマテさんの棺から遺体を引き上げると、大きな声で叫びを上げた。

    「マチュ!帰って来たよ!僕だよ、シュウジだ!シュウジだよ!ねぇ、マチュ!目を開けてよ!も、もう一度、僕に言わせてよ!君が好きだって言わせてよ!僕にキスしてよ!ねぇマチュ!マチュ!う、うそだ!こんなのうそだ!」

    シュウジ、と、彼はそう言った。それはアマテさんが今際の期に謝罪の言葉を残した相手の名前……そうか、彼が……

    「……そうだ、嘘なんだ……マチュ……行こう、マチュ……僕が、君を連れていくよ……」

    徐にそう告げたシュウジさんは、アマテさんの遺体をそのまま抱き上げ、出口に向かって歩いて行く。

    「ま、待ちなさい!?あなた、娘の遺体をどうするつもり!?」

    「どけよ。僕とマチュの邪魔をするな」

    有無を言わせぬ声だった。明確な殺意さえ漂う声に、誰も動くことが出来なかった。

  • 146どうでしょうか?の人25/09/09(火) 19:41:08

    >>145

    「マチュ……マチュ……大丈夫だよ、マチュ……もう何処にも行かないから……ずっと、ずぅっと僕が君と一緒だ……だから、安心してね……」

    狂気じみた笑みだった。まるで、アマテさんが生きていて、それに向かって話しているような、そんな笑み。そうしてシュウジさんは、アマテさんの遺体と共に何処かへ姿を消した……

    「……良かったね、アマテさん……お迎え、来てくれたんだ……」

    誰も彼も呆気に取られていて、何が起こったのか分からないのだろう。でも、私には何となく、本当に何となくだけれど……あのシュウジさんと一緒の方が、アマテさんの遺体も幸せなんじゃないかなって、そう思うのだ。きっと、ただの憧れだった私たちや、仲が良くなかっただろう親よりも……あの、最後に名前を読んだシュウジさんと一緒の方が……きっときっと、アマテさんは、安らげるのだと、そう思った。

    「お幸せに、アマテさん」


    で、どうでしょうか?かなり無理矢理な感じですが……避妊薬の人、インスピレーション大感謝です!

    もしも被りがご迷惑なら削除いたしますので……

  • 147二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 19:41:55

    >>146

    よかったです

  • 148避妊薬の人25/09/09(火) 21:42:19

    >>146

    なんと…悲しいんだ…。

    自分の方では理性が勝って後追いさせたけど、こっちのほうはマチュを諦められない執念を感じる…!

    クラスメイトちゃんも一応は前を向けるENDなのかな?

    削除なんてとんでもないです。

    ありがとうございます…!!

  • 149二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 23:25:53

    保守

  • 150二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 03:25:21

    >>140

    余裕を見せてる感じが逆に怖いよね…


    >>149

    保守はそんなすぐしなくても、最後の書き込みから8時間くらいたったときでええぞ。

    妄想とか他のSSへの感想とかのほうがいいよ。

  • 151二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 09:55:18

    家庭科の授業でめっちゃ料理が上手くて驚かれるアマテさん。
    最近のお昼もどうやら自分で拵えてるらしい…。
    いつかはアマテさんと付き合って手料理食べさせてもらいたいとか思うモブちゃん達。
    ところが噂で「彼氏に作るため練習してる」って流れてきて…休日にデカ目の公園に行ったらアマテさんがいて、声かけようとしたらシュウジとお弁当広げてた。
    あまつさえ、そのときに食べてたのが家庭科で作ってたモノだったとか…。
    (前スレ129、130)

  • 152二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 13:38:54

    >>150

    遅い時間帯だったんでな

    感想の方がいいか

  • 153二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 13:52:53

    >>145

    シュウジの「帰ってきたよ」で泣きそうになってしまった

    必死で時空を渡ってきただろうにと思うと……せめて遺体だけでも連れていきたい気持ちがよくわかる……

    それを見送る側の気持ちがじわーっと響いて……切ないけどとても良いものを読ませてもらいました

  • 154二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 14:13:17

    >>151

    いいね

  • 155どうでしょうか?の人25/09/10(水) 17:24:48

    皆さま感想ありがとうございます。

    そして>>148(避妊薬の人)さん、ご許可大感謝です!

  • 156二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 18:25:09

    >>93

    ・サイコガンダム事件中に死亡

    ・死因は無実の罪

    ・シチュエーションはお墓参り

    ・シュウジとの赤ちゃんいた(死亡)

    ・ニャアン投獄

    ・シュウジが自殺

    ・クラスメイトは塞ぎ込む

    >>142

    ・本編後に死亡

    ・死因は無実でない(共犯?)

    ・シチュエーションはお葬式

    ・シュウジとの子供はいない

    ・ニャアンは生存?

    ・シュウジが狂って亡骸とどこかへゼクノヴァ

    ・クラスメイトは納得する


    各々の絶妙な違いがたまらん。

    特に失恋したクラスメイト側の受け取り方。

    個人的には赤ちゃんも死んだ避妊薬ルートの絶望感が好き。

  • 157二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:22:20

    失恋覚悟で告白して二重に失恋するシチュとかも見たいな

    具体的に言うと憧れのアマテさんに告白するモブ子ちゃん
    とはいえ本当に彼女が応えてくれるとは思っていない、アマテさんが恋愛に興味ないのは有名な噂だったから
    だから彼女にすっぱりと「そういうの興味ないんだ、ごめんね」と言われて吹っ切れたかった
    ところがアマテさんに「ごめん……ほかに好きな人、いるから」と言われてしまう
    まだアマテさんが恋愛に興味がないなら最初から誰も勝負の舞台には上がれないのだと納得が出来た
    でもアマテさんが誰かに恋愛感情を抱いているということは、自分はその人に負けたのだということになる
    失恋するつもりで告白したのに激しくショックを受けるモブ子ちゃん……みたいな

  • 158二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 21:55:47

    >>157

    良いですねぇ。勝手な妄想で申し訳ないですがこのあと彼女が告白している様子を目撃する一幕とかありそうだなぁ

  • 159二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 23:01:29

    >>158

    横からだが悔しく

  • 160二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 06:15:01

    どうでしょうの方、>>68で一本お願いします。

    直近が暗い話なのでえちいのを一本読みたいです…

  • 161二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 08:39:54

    >>158

    その後マチュがシュウジに告白する場面に偶然(あるいは彼女の好きな人が気になってストーキングしたことで)居合わせるモブ子ちゃん

    あの凛々しくかっこいいアマテさんが好きな人に告白するときはしどろもどろで真っ赤になってわたわたしていて

    とても普段の彼女とは似ても似つかないのに

    そんな様子がものすごくかわいく見えた……みたいなのもあると嬉しいよね

  • 162二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 08:56:40

    >>159

    悔しくじゃなくてなく詳しくでした

  • 163どうでしょうか?の人25/09/11(木) 10:55:32

    >>68

    マンホールの下には別世界が広がっている。そんな与太話を信じるのはジュニアスクールまでだ。

    マンホールの下にあるのは下水施設以外の何物でも無く、生活処理水だの汚水だのが流れる悪臭立ち込める環境のみ。或いは、ホームレスだの浮浪者だの犯罪者だのが潜伏している可能性もあるのかもしれないが……要は、一般女子高生が立ち入るのにはまるで相応しくない、そんな場所なのだ。

    そう、そんな場所なのだが……最近私はちょっと気になる噂を耳にしていた。

    『赤髪の少女が、ネノクニのマンホールから出入りしているのを目撃した』

    若干アングラな某掲示板に投稿されたそのレス。

    『私も見たよ。背の低い女の子だった』

    『あれ、ハイバリーの制服じゃねぇの?お嬢様学校の子がネノクニ?何かの事件なのか?』

    『軍警察に知らせる……いや、あいつらあてになんねーもんなー』

    返答レスも次々と書き込まれる。赤髪で、背が低くて、ハイバリーの制服……私には、思い当たるのがどう考えても一人しか居なかった。

    「……アマテさん……?」

  • 164どうでしょうか?の人25/09/11(木) 11:06:31

    >>163

    そう、アマテ・ユズリハさん。ハイバリーで最も有名な生徒と言っても過言ではないかもしれない彼女。同級生であり、ご両親は政府の高官。文武両道で格好良い、正に人気者。当然のようにファンクラブもあって、私や一部の教師だって所属している。そんな彼女。背が低くて、赤い髪色で、私たちと同じハイバリー高校の生徒。あのレスにあった書き込み内容と一致するではないか。

    「……いやいや、そんなまさか……」

    確かにアマテさんは格好良いし、正義感も強いし、弱いものが虐げられているのを見過ごせない性質だ。しかし、だからと言ってネノクニの、それもマンホール下に入る理由などない。ましてや、書き込みを確認すれば頻繁に出入りしているらしいと言う情報まであった。つまりは誤情報。これはアマテさんではあり得ない。だからこの話はこれでお終いだ、うん。

    「……でも……」

    もしも、万が一、何かの間違いで……アマテさんがもしも目撃情報の通り、あのネノクニのマンホール下に出入りしているのだとすれば……?それも、頻繁に……そう考えてしまえば、もう気になってしょうがなくなった。そうなってしまえば、もう確認せざるを得なくなった。

    ……

    「じゃあね皆ー」

    終業のSH後、さっさと帰宅の途についてしまうアマテさんを、私は尾行することにした。自分の間違いを間違いだと確認するために。

  • 165どうでしょうか?の人25/09/11(木) 11:13:29

    >>164

    (きっと普通に帰る筈だ。アマテさんがネノクニに何て行く筈が無い。きっと唯の御情報だ。大丈夫だ)

    そう信じながら、気づかれないようにアマテさんを尾行する。しかし、電車に乗り込み、アマテさんは自宅がある筈の区域に泊まっても降りようとはせずさらに先へと進んだ。違う、そんな筈が無い。アマテさんがそんな、まさか……そう考えようと電車は容赦なく進み……終点であるネノクニへと辿り着いてしまった。

    ……

    下車後、アマテさんは迷いもせず何処かへと歩を進める。治安の良くないだろうこの街をまるで勝手知ったると言った雰囲気で進む彼女は、途中ですぐに食べれるようなファーストフードを幾つか購入しさらに先へ。そんな彼女を見失わないように慎重に尾行を続ければ、やがて何処かの高架下へと辿り着く。後から気が付いたが、其処は軍警察が躍起になって削除を続けているグラフィティの多発地点だった。そしてそこにあるマンホールを是また迷いなく開くと、するりと下へと降りて行った。

    「……本当、だったんだ……」

    一体なんの目的があってあんな場所へと進むのだろうか。あの下に一体何があると言うのだろうか。此処まで来ればもう怖いものなど無いと私は意を決して、アマテさんが下りてからきっかり10分後、同じくマンホールを開いて中へと降りていくのだった。

  • 166どうでしょうか?の人25/09/11(木) 11:19:01

    >>165

    果たして、その先にあったのは想像していたような下水処理施設ではなく……そこそこ綺麗な水の通った地下水道といった表現が正しい場所だった。しかし想像ともっと大きく違ったのは……

    「これ……エアロックの施設……?」

    コロニーの内部と外部を繋ぐエアロックの施設。マンホールの下に広がっていたのはそんな施設でもあった。こんな場所に、アマテさんが一体何の用事があるのだろうか。そう考えながら、続く道を恐る恐る進んだ。

    『……め……ぬぐから……ま』

    『まてな……もう、する……』

    奥から聞こえてくるのは二つの声。一つは紛れもなく聞き間違えようもないアマテさんの物。もう一つは……聞き慣れない男性の声。少し遠くてよく聞き取れないそれを何とか頼りにさらに進めば、大きな扉が少しだけ開いている。きっとこの奥に居る筈だ。慎重に静かに、その扉を音を立てずに開けば……

  • 167どうでしょうか?の人25/09/11(木) 11:25:53

    「まっ♡ふくっ♡よごれちゃっ♡しゅうじっ♡おちつっ♡あぅっ♡あぅっ♡」
    「はぁっ♡はぁっ♡マチュ、可愛いっ♡」
    信じられない光景だった。アマテさんと思われる小柄な身体が、少し細いものの間違いなく男性だと分かるシルエットに覆い被さられ、何度も何度も揺さぶられているのが見える。華奢な足がピンと天井へ伸び、細い両腕が男性の背中を何度も引っ掻くように蠢いている。
    「あっ♡あっ♡とまっ♡いっかいまってっ♡こわ、こわれっ♡あ、あぁぁぁぁっ!!♡♡」
    一際大きな声を上げたアマテさんの両足がビクンと大きく震え……そのままぽたりと下に落ちる。やや距離がある此処からでも分かるほど荒い呼吸のアマテさん。しかし、男性は……
    「ごめんねマチュ。まだ終わりじゃないよ。ご飯も食べたし、マチュも最後まで食べさせて♡」
    「うしょっ♡まっへっ♡いまいった♡いまいったよぉ♡あぅっ♡あぁぁぁっ♡」
    再び身体を揺すり始めた男性に合せるように、アマテさんの両足もまた天へ伸びる。あまりにも甘い声。あまりにも切羽詰まった声。けれどそこには嫌悪や本気の抵抗は一切感じられない。寧ろ喜びと受け入れの感情がありありと示されていた。

  • 168どうでしょうか?の人25/09/11(木) 11:35:05

    >>167

    止めなければいけないと、そう思うのに。これは、明らかに不順異性交遊で、未成年が行って良い行いじゃないのは分かっているのに……それを止めることは、私には出来なかった。だって、アマテさんは悦んでいる。喜んで、あの男性を受け入れている。それを止めてしまえば……私はきっと、アマテさんに咎められてしまう。決定的な拒絶を突きつけられてしまう。それが怖くてしょうがなかった。

    「マチュ……も、ダメだ……中、良いよね……」

    「うぁ?なか?なかぁ……ほしいぃ……♡しゅうじので、みたしてぇ♡」

    「良い子だ……うくっ!」

    「あちゅいぃぃっ♡」

    恐らく最後が訪れたのだろう。先程を上回る大きな声と共に、男性とアマテさんが共に動きを止める。そして幾許かの痙攣の後、二人は重なるように床へ沈み込んだ……はぁはぁと二人分の呼吸だけが、広い空間を埋め尽くしていた。

    『此処まで見たなら十分だよね。もう、出ていくんだ。これ以上見るのなら、流石に無事は保証できない』

    何時の間にか、男性の視線がこちらを見つめていた。その真っ赤な瞳が私をじっと見つめているのに酷い恐怖を覚えた私は、逃げる様にその場を後にする。

    気が付けば私は、自宅に帰ってベッドにへたり込んでいた。恐怖と羨望と嫉妬と切なさと失恋と……良く分からない色々が入り混じって、ただただ涙が溢れて止まらなかった。

    その日以来、私はアングラ掲示板を覗くのを止めた。あそこを見ていたら……また、アマテさんの目撃情報を目にしてしまうかもしれないから。また、アマテさんの……あの、媚びるような雌の声と、タネを欲しがる雌の顔を見てしまうことになるのかもしれないから……


    で、どうでしょうか?えっちぃのを頑張ってみました!これまた避妊薬の人さんが先んじてSSを投稿されていましたが、被らないように頑張ったつもりです!

  • 169二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 13:18:57

    >>168

    ありがとうございます!!

    すみません、避妊薬さんとネタかぶりしてるの気づきませんでした💦

    でもマチュとシュウジの濃密な逢瀬に、それを見てしまった同級生ちゃんの後悔度合いが絶妙な感じで…すごくよかったです!!

  • 170避妊薬の人25/09/11(木) 19:25:17

    >>168

    面白かったです!!

    いやぁこの、禁足地に入っちゃった感がねぇ。

    今までのは思わず見てしまったとかがほとんどだったけど、コレはナワバリに押し入った形だからある種の因果応報を感じますね。

    自分のはネノクニ常連にしたけど、こっちの同級生ちゃんはたぶん来たことすらなかっただろうし余計にショック受けたでしょうね。

  • 171二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 21:54:09

    同級生がシュウジがマチュの処女を奪うところを目撃するのとか思いついた。想像が広がるなぁ

  • 172二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 05:56:15

    >>171

    シチュエーションによっては失恋どころか「アマテさんがレイプされてる!」ってなるからやりようが大変だな…。

    例えばマチュに「来て…」とか「ナカに出して…」とか言わせるとか?

  • 173二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 08:21:08

    >>168

    よかったです

  • 174二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 10:19:21

    >>151

    どうでしょうかの方、こちらで一つお願いします!

  • 175二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 18:16:06

    >>172

    「アマテさんの初めては私がもらうはずだったのに・・・・・・」ってなるやつだ

  • 176どうでしょうか?の人25/09/12(金) 20:53:47

    >>175

    料理は作るよりも食べる側。それが、私たちの持つアマテさんのイメージと言うやつだった。

    ハイバリーはお嬢様学校と言うやつなので、もう当然のように家庭科の授業なんてものがあるし、なんなら実技実習だって存在している。この宇宙世紀と言う時代になろうとも料理やら裁縫やら掃除云々の技術を磨くことになろうとは、旧世紀の人間達は想像していただろうか?なんて意味もないことを考える私。いかに現実逃避しようと実習の時間は容赦なく襲いかかってくるのだからどうしようもない。

  • 177どうでしょうか?の人25/09/12(金) 20:57:13

    >>176

    「はい、と言うわけで今日は料理の実習になります。各自、自分の用意した食材で料理を進めて下さい」

    各自……そう、各自だ。おおよその人が想像するような各班とかではない、各自。曰く『分担ではなく一人で順序立てて料理をする技術を磨く』のんて良く分からない理念の下、ハイバリーでの調理実習は基本個人作業だ。なんならそのために、料理学校かよ?と疑われるような設備さえ整っている。金の使いどころを間違えていると言わざるを得ない。うん。

    「はぁー……ねぇ、そっちは何を作るのー………?」

    「私?野菜炒め……そっちは……?」

    「こっちも同じ……」

    基本食事など親が用意したものか出来合いのものしか食べない私たちには、料理と言うやつは酷く難易度の高い実習である。気が重いしめんどくさいし、ため息だって出ようと言うものだ。

  • 178どうでしょうか?の人25/09/12(金) 21:00:30

    >>177

    (きっとアマテさんも、流石に料理は苦手だろうなー……)

    アマテさん。アマテ・ユズリハさん。このハイバリーで最も有名と言っても過言ではない彼女。文武両道、正義感に溢れるカッコ良い彼女。ファンクラブに学内の教員含む多数が在籍している彼女。そんなアマテさんも、きっと料理は専門外だと思う。彼女は料理を作るよりも誰かに用意してもらう側の人間だろう。そんな、勝手な想像を誰もがしていた……のだが……

    「……うおっ!?あ、アマテさん……手際すごっ!?」

    そんな、アマテさんの隣で実習していた生徒の声に、皆がアマテさんへ視線を向ける。其処では……

    とんとんとんとん!

    かちゃかちゃかちゃかちゃ!

    ぐつぐつぐつぐつ!

    じゃーっ!じゃーっ!

    切る、混ぜる、煮る、炒める……多種多様な作業を並行して、手際よく、道順立てて行うアマテさんの姿。メニューは……ロールキャベツのミートソース掛け、クラムチャウダー、玉子焼き、ライス、そしてデザートのミカンのゼリー……結構手間の掛かりそうなそれを、特に問題なく仕上げていくアマテさん。

  • 179どうでしょうか?の人25/09/12(金) 21:05:50

    >>178

    正直に意外だった。何度も言うように彼女は作ってもらう側の人間だと思っていたから。あのように手際よく料理を進める姿など想像もしてはいなかったのだ。

    「……よっし!完成!せんせー、出来ましたー」

    凡そ一時間。私たちが悪戦苦闘している間に、アマテさんの行程は終了していた。出来上がったそれはどれもこれも美味しそうで、おかずの方は冷めても美味しく食べれるように工夫したとかなんとか教員へ説明していた。

    「……はい!大変結構な出来ですね!手際よく行程も進めていました!よろしいです!アマテさんは料理経験のある動きでしたね」

    「はい。最近は自分の分を用意する事も多いので、特に問題なく進められました」

    なるほど。アマテさんのご両親は政府の高官だ。家を留守にすることも多いと聞く。だから自分の分を用意する事も多いのだろう。納得いった。

  • 180どうでしょうか?の人25/09/12(金) 21:08:37

    >>179

    (でも……アマテさんの手料理かぁ……)

    想像してしまう。

    アマテさんの家に招待される。

    今出来るからねと、エプロンを着けて調理するアマテさんの後ろ姿。

    そして出される私の為に作られた手料理。

    どれもこれも美味で、美味しく食べる私を優しく見つめるアマテさん。

    (……あぁ~……たまんない~……)

    きっと同じような想像をしたのだろう何人かが、私と同じように悶えているのが見える。あり得ないだろうことだが、妄想は無料だ。誰にも迷惑を掛けてはいないしよいだろう。うん。

    なんて考えていると、私の野菜炒めは焦げていた……辛うじて補修は免れたものの、教員からはもう少し頑張りましょうの言葉……悲しい……

  • 181どうでしょうか?の人25/09/12(金) 21:12:55

    >>180

    そんなこんながあったのが遂3日ほど前のことだ。あれからクラスの皆との話題は、アマテさんの手料理のことで持ちきりだった。

    「アマテさんの手料理美味しそうだったー……」

    「ねー!凄い手際だったしねー!食べたいー!」

    そんな話がそこらかしらから……勿論アマテさんが居ない間にだが……聞こえてくるのも至極当然だった……のだが。

    「……私、聞いちゃったの……アマテさんが……『アイツ、野菜は嫌とか言ってたけど……キチンと食べさせないと栄養片寄るしなー……やっぱり肉と合わせるしかないかー……ハラヘリムシめー……んふふ……』って、笑いながら言っているの……しかも、少し赤くなりながら……」

    衝撃の内容だった。アイツやらハラヘリムシが誰を指すのかは知れないが……たまたま聞いた子の話によれば、その呼び名を口にする度にアマテさんが頬を赤らめていたらしい。つまり、アマテさんには明確に料理を振る舞う家族以外の誰かがいて、反応を見るに好意かそれ以上の何かを抱いている……と……?それは一体誰なんだ……気になってしょうがないが、此方から『誰かに料理を振る舞っているの?』と聞く勇気があるわけでも無し。なんとも微妙な心持と空気が流れてしまうのであった。

  • 182どうでしょうか?の人25/09/12(金) 21:19:34

    >>181

    そしてさらに日は流れて、とある休日。街を散策していた私が、とある寂れた公園に……本当に何とはなしに足を運んだ時のことであった。

    「ほれ、ハラヘリムシ。マチュちゃんの手料理だぞ。喜んで頂くように」

    「うん、ありがとうマチュ」

    二つ分の声。そのうち一つは聞き覚えのある声と、『ハラヘリムシ』と言う単語。それだけで私にはそれが誰であるのかを容易に判断でき、身を隠すように公園入口の柱に潜みながら顔を出した。

    「うわ、美味しそう。これ全部マチュの手作り?」

    「うんそう。この前調理実習があったから試作してみたけれど上手くいったから、ね。美味しく出来ていると思う」

    「見るだけで美味しいって分かるよ。頂きます……ほんと美味しい……ロールキャベツも柔らかいし、クラムチャウダーの味もスッゴイ深い気がする……卵焼きは……甘めなんだ。僕、甘いやつ好きなんだ。マチュ、そう言うところまで気を遣ってくれたんだね」

    「ん。シュウジはあんまり野菜食べないからさ、メインにお肉を混ぜることで少しでもってね」

    ……見るからに嬉し気なアマテさんの姿と、彼女と仲良さげな青髪の男性が、ベンチに広げたお弁当を食べている様子。見るからに、その……『そういう雰囲気』を漂わせているそれが、どうしようもない程に甘い空気で……

  • 183どうでしょうか?の人25/09/12(金) 21:21:39

    >>182

    「ほれ、デザートだ。召し上がれ」

    「わ、デザートまで。ありがとうマチュ……うん、美味しい。ご馳走様でした」

    「はいご馳走様。野菜もちゃんと食べれたね。偉い偉い」

    結構な寮があるように見えたのだが、青髪の男性……シュウジと呼ばれる男性は見事に完食。それを見たアマテさんは実に嬉しそうにシュウジさんの頭を撫でていた。お母さんか何かと言ったその態度に、シュウジさんはちょっとばかり不満げな様子を見せている。

    「むー……子ども扱いしないでほしいな……」

    「そう言うのはね、サラダをきちんと食べれるようになってから言うの。おこちゃまなんだもんねーシュウジは……」

    「……おこちゃまは、こんな事しないでしょ?」

    「ん?なにいってんむぅぅぅっ!?」

    本当に唐突だった。シュウジさんがアマテさんの顔を両手で挟むと、そのまま己の顔を近づけて……キスをしたのだ。それも、どう見ても深いやつ。舌を絡めるような……アマテさんの口の端から涎が垂れるような、濃厚なやつをだ。

    「んむ、むぅ……むぅぁぁぁ……」

    「ちゅむ、ちゅむ……ぷぁ……どう、マチュ?これでも僕をおこちゃまだって言うの?」

    「ふひぇぁ?あひぇ?」

    「……すっごいエッチな顔……ね、マチュ……帰って、もう一つのデザートも食べたいな……マチュのことも、余さず食べさせてね?」

    そう言って、シュウジさんはヘロヘロになったアマテさんを背負うと……そのまま公園を後にした……私は、声を掛けることも、出ていくことも出来なかった……きっとこれから……アマテさんは、衣服と言う皮を剥かれ……あのシュウジさんと言う男性にぺろりと召し上がられちゃうのだろう……そう考えて、でもやっぱり止められなくて……だって……アマテさんは、ヘロヘロになってても……凄く嬉しそうな顔だったから……

    「……食べたかったな、アマテさんの手料理……」

    きっと私たちには、そんな機会が与えられる事は無いのだろう。そう考えて、私はちょっとだけ泣いた。

    で、どうでしょうか?

  • 184どうでしょうか?の人25/09/12(金) 21:37:20

    >>176

    すみません。>>175さんではなく、>>174さんでした。

  • 185二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 22:49:46

    >>183

    よかったです

  • 186二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 23:22:01

    >>183

    あーあ、アマテさんも食べられちゃったね…。

    いくら美味しいもの作ってっても、このハラヘリムシにとってはアマテさんを食べるまでの前菜扱いなのかもしれない。

  • 187二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 06:19:05

    >>183

    とても面白かったです!!

    やっぱり女学校というだけあって家事の教育がハイレベルだな…。

    そしてマチュのおりょーるスキル…シュウちゃんに日頃から食べさせてるのが功を奏したか。

  • 188二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 14:47:48

    >>183

    かわいそうだけどマチュは頼んだらやってくれそうではある…態度は異なるだろうが

  • 189二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 18:01:44

    すみません。避妊薬の方88で一つお願いします

  • 190二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:01:31

    >>188

    確かに「好きな人に作る」と「友達に作る」じゃ全然違うなぁ

  • 191二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:08:44

    そろそろ次スレ用意したほうがいいかな?
    自分は明日の夜までは固定IPじゃなくなってしまうので、その前に建てられる人いたらお願いします~

  • 192二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 01:46:43

    自分も無理なのでお願いしたい

  • 193避妊薬の人25/09/14(日) 06:10:00

    >>189

    リクエストありがとうございます。

    完成次第、次スレで載せますね。

  • 194二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:17:14

    このレスは削除されています

  • 195二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:18:31
  • 196二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 08:10:14

    スレ立て乙

  • 197二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 08:21:12

    埋めますね

  • 198二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 08:27:06

    >>195

    たておつ

  • 199二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 08:29:38

    たておつ!

オススメ

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