- 1二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 00:43:34
- 2二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 00:45:14
- 3二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 00:45:52
- 4SS初心者サイバー流22/04/21(木) 00:46:47
- 5二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 00:46:47
期待保守
- 6二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 00:47:03
- 7二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 00:47:03
保守
- 8二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 00:47:42
トレーニングはね…
- 9二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 00:47:54
どうやら先駆者が居たようだな
- 10二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 00:48:21
君も書けるなら書くんだ!
- 11二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 00:49:29
たとえあなたがふり向いてくれなくても
- 12二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 00:50:53
アル×トレのSSなんてなんぼあってもいいですからね
- 13二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 00:51:19
あのアルトレが誓いを裏切らないといけないほど深刻な問題が起きたということか……?
- 14二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 02:00:28
とりあえずあげとけ
- 15二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 05:38:17
アルダンの苦手なものが喧嘩なの
- 16二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 05:39:04
さくらんぼも嫌いらしい
- 17二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 08:27:00
やっぱり脚が…
- 18SS初心者サイバー流22/04/21(木) 16:28:22
お待たせいたしました 駄文ですがご容赦を
有馬記念を控えた、ある日のこと。
アルダン「お願いしますトレーナーさん、もう少しだけ..!」
アルトレ「…だめだ、君のトレーナーとしてこれ以上は許可できない。」
アルダン「っ…!どうしてですか!多少無茶をしてでも、私は勝ちたいんです!どうなっても構いません!」
アルトレ「今の君の体には、君が思っている以上の負荷がかかっている。焦ることはない、今日はもう休もう。..もしそれでもトレーニングをするというなら、僕はトレーナーバッジを返上する。」
アルダン「..っ!!」
全部わかっている、無茶を言っているのは私だということも、彼が私を心配して止めてくれたということも。それでも納得出来なかった。あの時の「共に進む」という誓いは偽りだったのか。その提案が、まるでひどく裏切られた様に感じて、私は逃げ出した。
トレーナー「!?アルダンっ!!」
アルダン「来ないでください!トレーナーさんなんてっ…!」
でも、その先は言えなかった。言ってしまえば、今までの何もかもが壊れてしまう気がしたから。
アルダン「トレーナーさんの…ばか…!」
….そうつぶやいて涙ぐむことしか、私にはできなかった。
翌日 トレセン学園校舎裏
アルダン「はぁ….」
どんよりとした気分の原因はわかっている。自分が悪いということも、彼に悪気なんてひとかけらもなかったことも。そして何より、彼に酷いことを言ってしまったこと。吐き出したいような自己嫌悪でいっぱいだった。
???「あっ、いた!アルダンさーん!」
アルダン「!チヨノオーさん…」
私に声をかけたのは、リハビリから復帰した級友、サクラチヨノオーさんだった。
アルダン「…何か御用でしょうか?」
チヨノオー「アルダンさんのトレーナー、心配してましたよ?それに、アルダンさんがなんだか悲しそうな顔してましたから。..隣、いいですか?」
そう言ってほほえんだ彼女は、私の隣に腰掛けた。
チヨノオー「…風、気持ちいいですね」
アルダン「…ええ」
冬風が、頬を撫でる。私はうつむきながら、ぽつぽつと話し始めた。
アルダン「..トレーナーさんと、喧嘩したんです。このままでは勝てない。無茶でも、トレーニングがしたいと。でも、トレーナーさんはだめだと。..私は、どうなったってかまわ」
チヨノオー「..アルダンさん、それ、本気で言ってるんですか?」 - 19SS初心者サイバー流22/04/21(木) 16:28:54
何処か怒気を孕んだ声がした。顔をあげると、チヨノオーさんは静かに泣いていた。
チヨノオー「..一緒にまた走ろうって。私のライバルとして、待っていてくれるって。あなたは、そう言ってくれました。だから私は、諦めずにリハビリして「安田記念」で復帰できた。あなたがいてくれたから、今の私がいるんです!だからっ、自分はどうなってもかまわないなんて言わないでください!」
彼女は泣きながら、私を抱きしめた。嗚呼..私はなんてバ鹿だったんだろう。自分がどうなっても構わないなんて。私のことを思ってくれる方達がこんなにもいるのに。
アルダン「..ごめんなさいチヨノオーさん。こんなバ鹿な私を許してくれますか?」
チヨノオー「グスッ…えへへ、いつかまた一緒の舞台で走るって約束してくれますか?」
アルダン「ええ、もちろん。負けませんよ?」
そう言って笑い合ったわたしたちは、笑顔で別れました。
トレセン学園トレーナー室
アルダン「トレーナーさん、この度は誠に申し訳ありませんでした!」
トレーナー室の扉を開き、深く頭を下げる。
アルトレ「!?頭を上げてくれ、アルダン!」
アルダン「いえ、今回の件、いくらお詫びしても足りません。私の気が済まないんです。今回の事の発端は、私の未熟さが起こしたこと。」
アルトレ「それをいうなら僕だってそうだ。君に無理をさせまいと脅すような形になった。指導者としてあるまじきことだよ。」
アルダン「でも…」
アルトレ「これをみて欲しい。」
そう言って彼は、1枚のメニューを渡してきた。私の足のギリギリ限界を考慮した、全く新しいメニューだった。
アルダン「これは…」
アルトレ「お詫びってわけじゃないけど、新しいメニュー。担当ウマ娘の願いを叶えるのが、トレーナーの使命だからね。ビシバシ行くから、覚悟しなよ?」
アルダン「ふふっ..♪トレーナーさん。また私のトレーナーとして、最後まで共に歩んでくださいますか?」
アルトレ「もちろん。これからもよろしく、アルダン。」
アルダン「こちらこそ。さぁ、新しいメニューを行いましょう」
アルトレ「うん!」
有馬記念まで、あと---日
FIN.
長文失礼いたしました。 - 20二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 16:30:03
ブラボー!、おおブラボー!!
- 21二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 16:37:16
有言実行、よくやったそして素晴らしい、ブラボー
- 22二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 00:06:20
ありがとう...