手毬「プロデューサー!!」 ss

  • 1学マス練習部25/08/29(金) 04:18:18

    どうも学マス練習部です。
    今回は月村手毬さんと学P。そして秦谷美鈴さんの「スタンプ」に関するssを書いてみました。
    前回の倍近い量になってしまいましたが、お楽しみ下さい。

    あと読み終わったら感想くれると助かります。

  • 2学マス練習部25/08/29(金) 04:19:18

    手毬「プロデューサー!!プロデューサーってデリカシーとかないんですか!!」
    P「いえ、実際にDaトレーナーさんからパフォーマンスが落ちてきているとのご指摘を頂きました。そして俺の間違いがなければ原因は間食の食べ過ぎです。」
    手毬「だ、だってそれは美鈴が...それにりーぴゃんも...。」
    P「2人には俺からも言っておきます。ですが、月村さん。これからは間食は控えてください。」
    手毬「...そんな。」ガーン
    P(月村さんがこの世の終わりの様な顔をしている。そこまで間食という存在は月村さんにとって重要だったのか...!しかしそれでパフォーマンスが下がってしまっては本末転倒。トップアイドルなど夢のまた夢...。だからこそ俺は策を練ったぞ。)

  • 3学マス練習部25/08/29(金) 04:20:24

    それから少し前のこと

    美鈴「あら、あれはまりちゃんのプロデューサー...。」
    P「...はぁ。」
    美鈴「どうされましたか?」
    P「ん?あぁ秦谷さんでしたか。すみません少し考え事をしてまして...。」
    美鈴「私で良ければ相談に乗りますよ。」
    P「ありがとうございます。」

  • 4学マス練習部25/08/29(金) 04:22:00

    p「ーーーーという訳なんです。Daトレーナーからもパフォーマンスが落ちていると...。」
    美鈴「あらまぁ。まりちゃんがそんな事に。原因は分かっているんですか?」
    P「恐らくですが、俺が渡している食事以外にも何か食べているのではないかと...。」
    美鈴「なるほど。なら今度、私がまりちゃんのダイエットに付き添います。そうすれば全部解決ですね。」
    P「いえ、この問題は初めてではなくてですね、一番の原因は月村さんの間食をしてしまう精神なんじゃないかと思ったんです。」
    美鈴「...それはどういう?」
    P「つまりですね、間食をしなくなる様な何かを用意すればいいのではないかと。」
    美鈴「いえ、そうではなく私が....」
    P「なので少し図書館の方へ行ってきます。ご相談乗って頂きありがとうございました。」

  • 5学マス練習部25/08/29(金) 04:24:01

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    P「月村さん。」
    手毬「なに、プロデューサーぁ。」ションボリ
    P「これをお渡しします。」
    手毬「これは?」
    P「見ての通りスタンプカードです。一日レッスンをすれば一つ。更に間食を我慢すればボーナスで更に一つ。つまり一日で最大二つスタンプを押します。」
    手毬「これが埋まるとどうなるの?」
    P「全部で50個貯まれば、俺が何でも一つ言う事を聞きます。」
    手毬「...。」
    P「...。」
    手毬「...え゛っ!!!」
    P「ラーメンを食べたいや、トンカツ定食を食べたいなども、これが貯まれば目を瞑ります。」
    手毬「ほ、本当に!...いや、そうじゃなくて。例えばプロデューサーにあれさせるとか、そういうお願いも...?」
    P「俺が叶えられる範囲なら何でもです。」
    手毬「えええええぇぇ!!!!」

    P(凄い食いつきだ。先程借りた「子育て必勝法十ヶ条」に書かれたご褒美作戦。月村さんにはこれが効くと思ったがやはり俺の目に間違いはない。)

  • 6学マス練習部25/08/29(金) 04:25:10

    P「因みにスタンプカードが溜まり終わったら2枚目に更新されますので。」
    手毬「それじゃあプロデューサーにあれも、これも。あんなことや、こんなことを何度も...。」
    P(土日はレッスンがないから最短でスタンプを貯めても、50個溜まるには1ヶ月はかかる。それでラーメンやトンカツを食べたとしても、今後の活動には影響は出ないどころか、これまでのレッスン分でお釣りが来るぐらいだ。我ながら完璧な作戦!)
    手毬「プロデューサー。私、頑張りますから!!」

  • 7学マス練習部25/08/29(金) 04:27:05

     その日からの月村さんは人が変わったようにレッスンに励んだ。元々ストイック気味な月村さんのレッスンにモチベーションが足された結果、その成果は凄まじく、間食によって増えた体重は元に戻り、それどころか問題だった体力不足すら解決しつつある。素晴らしい進歩だ。
    Daトレ「最近の調子がいいな月村。」
    手毬「あと半分...あと半分でプロデューサーと...。」
    Daトレ「ど、どうした月村。目付きが怖いぞ。」
    ことね「あいつ最近いつもあんな感じなんですよ。」
    Da「いつもあんな感じって...」

  • 8学マス練習部25/08/29(金) 04:28:13

    手毬「プロデューサーぁああ!!!」
    P「はい。今日も一日お疲れ様です。それに間食も控えて偉いです。」スタンプポンポン
    手毬「やった!これであと少し!!」
    P「最近の月村さんの活躍は凄まじいです。Daトレーナーさんからもお褒めの言葉を頂きました。」
    手毬「まぁ私が本気を出せばこんなものですよ。それよりプロデューサー、確認するけど本当に何でもいいんだよね?」
    P「ええ。頑張った月村さんへのご褒美ですから。」
    手毬「ふふ。ふふふふふ。」
    P「...。」
    P「月村さん。もしよろしければ何をお願いするのか事前に聞いておいてもよろしいですか?」
    手毬「秘密。プロデューサーはせいぜいスタンプが貯まる日を待ってなよ。」

  • 9学マス練習部25/08/29(金) 04:29:33

    その日の夜

    手毬「あと十個...。あと5日...。そしたらプロデューサーと...。」
    美鈴「...まりちゃん。」
    手毬「どうしたの美鈴?」
    美鈴「今日まりちゃんの為にクッキーを焼いたんです。良ければ私と...」
    手毬「ごめん。私今、間食控えてるんだ!」
    美鈴「...。」
    美鈴「そのカードの為、ですか?」
    手毬「うん!!これが貯まればプロデューサーが私の願いを何でも叶えてくれるの!!」
    美鈴「...。」
    手毬「...?どうしたの美鈴?」
    美鈴「いえ、何でもありません。それよりまりちゃん。それが貯まり終わって、お願いを聞いてもらったらどうなるんですか?」
    手毬「プロデューサーは2枚目を用意してるって言ってた!」
    美鈴「つまり、これからずっとまりちゃんは私のお菓子を...。」

  • 10学マス練習部25/08/29(金) 04:30:42

    五日後

    美鈴「まりちゃんのプロデューサー...。」
    P「秦谷さん珍しいですね。あなたがここに...ってどうしたんですか!体調が優れない様に見えるのですが!?」
    美鈴「ええ。最近よく寝れなくなってしまっていて...。」
    P「今すぐ保健室に!」
    美鈴「いえ、それより私の話を聞いてください。」
    P「ですが...」
    美鈴「聞いてください。」
    P「...分かりました。」
    美鈴「最近、私のまりちゃんがお菓子を食べてくれなくなったんです。いつもあれだけ美味しそうに食べてくれた私のお菓子を。」
    P「それは...」
    美鈴「はい。原因はあのスタンプカードです。まりちゃんは何度誘っても私のお菓子を食べることはありませんでした。」
    P「まさかそれが原因で...。」
    美鈴「私も想像以上に驚きました。まりちゃんがお菓子を食べてくれなくなっただけでこんなにも辛いだなんて。」

  • 11学マス練習部25/08/29(金) 04:31:48

    美鈴「お願いします。どうか2枚目のスタンプカードを渡すのは止めて貰えませんか?」
    P「それは...。」

    P(スタンプカードのおかげで月村さんの調子は良くなっている。このまま続ければプロデュースするにあたって、とてつもないメリットになるだろう。それにスタンプカードを止めれば今後も月村さんは間食をしてしまうかも...。しかしこの秦谷さんの様子は放っておけない。俺はどうすれば...)

  • 12学マス練習部25/08/29(金) 04:33:18

    P「残念ですが秦谷さん。俺は...」
    手毬「プロデューサーああぁぁぁ!!!!」
    P「月村さん!?」
    美鈴「まりちゃん...。」
    手毬「あれ?なんで美鈴がここにいるの?」
    美鈴「いや...」
    P「少し相談に乗って貰ってたんです。それよりスタンプですよね。よくやりましたねこれで完成です。」スタンプポンポン
    手毬「これでようやくお願いを聞いて貰えるんですね!!」
    P「はい。何でも一つ叶えてあげましょう。」
    美鈴「...まりちゃん。」
    手毬「美鈴...あれ、顔色悪くない?大丈夫?」
    美鈴「いえ、これは...」
    手毬「プロデューサー!美鈴がこんなに弱ってるのになんで保健室に連れてってあげないんですか!!」
    P「これには事情が...。」
    手毬「事情なんて知りません!手伝ってくださいプロデューサー!!」
    P「...分かりました。秦谷さん、俺の肩に捕まってください。」
    美鈴「いえ、私は...!」
    P「月村さんの願いです。」
    美鈴「...はい。」

  • 13学マス練習部25/08/29(金) 04:34:22

    保健室にて

    手毬「美鈴...大丈夫...?」
    美鈴「大丈夫ですよまりちゃん。少し昼寝をし過ぎたみたいです。」
    手毬「ほんとのほんとに大丈夫?」
    美鈴「えぇ。安心してください。」
    手毬「全くもうプロデューサーは。一体何してるんですか!」
    P「気付けなかった自分の責任です。秦谷さん申し訳ございません。」
    美鈴「いえ、プロデューサーさんは何も悪くな...」
    P「俺の責任です。」
    美鈴「...。」

  • 14学マス練習部25/08/29(金) 04:36:04

    美鈴「まりちゃん。申し訳ないのですが、プロデューサーさんと2人でお話させて頂けませんか?」
    手毬「...わかった。」ガラカラ
    P「...。」
    美鈴「お互いまりちゃんには敵いませんね。」
    P「ええ、全くです。」
    美鈴「あんなに心配してるまりちゃんは久しぶりに見ました。確かそれも、私が身体を壊した時に...」
    P「月村さんは本当に秦谷さんのことを大切に思っているんですね。」
    美鈴「ええ。本当に可愛いまりちゃん。いつも心配ばかりかけるのに、こういう時はいつもこうしてくれて...。」
    P「秦谷さん。スタンプカードはこの1枚で終わりにします。」
    美鈴「え?」
    P「月村さんをプロデュースするにあたって、間食の有無よりも秦谷さんの方が重要だと気付かされました。あなたの健康は月村さんにとって、このスタンプよりも優先すべきことなんです。」
    美鈴「...。」
    P「なのでこれからも月村さんの為にお菓子を作ってあげてください。」
    美鈴「いいんですか?」
    P「大丈夫です。その為の策も考え付きました。」

  • 15学マス練習部25/08/29(金) 04:38:03

    後日

    手毬「プロデューサーあああ!!!」
    P「どうしましたか月村さん。」
    手毬「どうもこうもないですよ!昨日の夕飯の量、少なすぎじゃありませんか!??!?」
    P「安心してください。間食も含めた適正量に調整してあります。」
    手毬「...ッ!」ギクッ
    P「これからは好きなだけ間食をして頂いても構いません。ですがその分、通常のご飯から差し引きます。」
    手毬「そ、そんなぁ。」ガーン

    ピロンッ
    美鈴『今日はマカロンに挑戦してみました。材料はこの通りです。』
    P(マカロンか...。今日の夕飯の量もかなり少なくなりそうだな。)
    手毬「そういえばあのスタンプ。まだ私、願い事叶えてもらってないんですけど!?」
    P「安心してください。俺は絶対にあなたをトップアイドルしてみせます。約束は絶対に守りますよ。」
    手毬「そうだけど、そうじゃなくてぇ〜。」

    ピロンッ
    美鈴『良ければプロデューサーも一緒にいかがですか?』

  • 16学マス練習部25/08/29(金) 04:40:39

    これで終わりです。

    書いてて気付いたんですけど「てまみす」って最強概念ですよね。

  • 17二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 09:04:01

    ようやく気づいたか…
    それはそうと面白かったです

  • 18二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 14:14:08

    なんか、凄く良かった...

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