【🎲閲覧/CP注意】奇蹟の子供達をもう1人増やしてみる

  • 1125/08/30(土) 10:21:31

    がんばるぞ 初オリ主スレなのでおてやわらかに

    ペンダントは四分割されます

    8歳時のNT度(80以上で……) dice1d80=4 (4) +20

    パイロット適正 dice1d100=18 (18)

    メカニック適正 dice1d100=10 (10)


    8歳だから皆仲良しだろうけど気にかけている子はいるのか dice1d4=2 (2)

    1 みんな友達

    2 ヨナ

    3 リタ

    4 ミシェル

  • 2二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 10:23:54

    うーん一般人……

  • 3125/08/30(土) 10:26:01

    パイロット適性もメカニック適性もないしNT度も下駄分くらいしかない!

    ヨナを気にかけているようですが何故?

    dice1d4=4 (4)

    1同性の友人だから

    2守ってやらなきゃいけないと思ってる

    3自分も飛行機が好き

    4直感でこの子は他の子と違う奴だと思った

  • 4125/08/30(土) 10:31:24

    下駄分の直感が働いたのかな

    なんで増えた奴はヨナと仲良くなったんでしょうか?

    dice1d2=1 (1)

    1席が隣だった

    2リタとミシェルと友達だった

  • 5125/08/30(土) 10:39:14

    席が隣だったようです

    転校生かつスペースノイドの引っ込み思案なヨナを気に掛ける奴 コミュ力はそれなりにありそう


    さて興味のあるものは dice1d4=1 (1)

    1澡

    2MS

    3㘟

    4本

  • 6125/08/30(土) 10:48:53

    海が好きらしいです アウトドア系の子なのかな

    (あとNT度は一応8歳のものなので25歳時にはニュータイプに感染する予定ではあります)


    さてヨナは小説版でスペースノイドいじめっ子グループの最下層に入れられ、アースノイドのリタ&ミシェルとつるんだことでいじめっ子から脅されますがコイツはどう動く

    dice1d3=1 (1)

    1ヨナが廃工場についた時にもう大喧嘩

    2ヨナといっしょに廃工場へ来る

    3リタ&ミシェルといっしょに既に呼び出されている

  • 7125/08/30(土) 10:52:40

    >>6

    ついた時に→ついた時には ですね

    たぶんいじめっ子達がカツアゲしてるのを知っていたんでしょう、一足先についた(一緒につれてこられた?)彼はあとからヨナが来る事を聞いてヨナを巻き込むな!と暴れたようです

    どれくらい暴れた?

    dice1d100=45 (45)

    (100でもペンダント割れのくだりがあるくらいの暴れ様 あとフィジカルダイス)

  • 8125/08/30(土) 11:04:05

    頑張ったけど複数人相手に勝てるほどではなかったようです

    彼がボロボロになった所くらいにヨナが到着し、説明を受け、リタの髪を切れといじめっ子に言われて再度取っ組み合いになってそうですね

    そしてこの喧嘩を止めるためにリタが自らポニーテールを切ります

    いじめっ子が最後に取っ組み合いで千切れたヨナのペンダントを踏みつけ砕ける所でこのくだりは終わります

    彼は何を思う?

    dice1d4=2 (2)

    1ヨナの大事なペンダントが……

    2ヨナをいじめた奴ら 許さない

    3リタとミシェルまで巻き込むなんて男の風上にも置けない

    4リタのきれいな髪が……

  • 9二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 11:05:38

    これフィジカルないとやっていけなさそう……100で東方不敗

  • 10125/08/30(土) 11:10:48

    いじめっ子への怒りが強いようです

    小説版だと災害避難警報を鳴らしに防災センターに忍び込むくだりがあるんですが その時いじめっ子たちに協力してもらうんですよね……たぶん反対するだろうな

    じゃあその時誰が説得した?

    dice1d3=2 (2)

    1ヨナ

    2リタ

    3ミシェル


    あと名前あったほうが呼びやすいと思ったので名前候補募集します 3つくらい集まったらダイスで決めようかな

  • 11125/08/30(土) 11:26:48

    コロニー落としを視たリタに直接説得されたようです

    リタが視たのだから回避するにはリタに従わないと……と思ったのでしょうか


    一応一人称も決めましょう セリフ書くのに一人称ないと不便!

    dice1d4=4 (4)

    1äżş

    2おれ

    3僕

    4ボク

  • 12125/08/30(土) 11:30:26

    >>9

    フィジカルあってもこの後のイベントでフィジカルで解決できそうな所が……

    一応1d100じゃなくて複数項目から一番得意なのを振るというスキルダイスはかんがえてるんで……なんとかなるかなあ……

  • 13125/08/30(土) 11:33:32

    さて少し時間を戻して幼少期の楽しいイベントをこなしていきましょう


    4人は自転車で川沿いの森林まで行ってバードウォッチングをします

    楽しそうなリタが道すがら野鳥の名前を教えてくれます

    さて4人目は

    dice1d3=3 (3)

    ・あれ、キバラタイヨウチョウって言うんだよ

    ・リタ、あれなに?

    ・ボクもパンくず投げたい!

  • 14125/08/30(土) 11:55:48

    野鳥たちが羽ばたき、鳴き声が何度も重なる鬱蒼とした森の中で、ボク達四人は背を屈めて鳥を見ていた。
    リタがスクールバッグを背中から下ろし、ビニール袋を取り出すと、ボクはつい「あっ」と声を出してしまった。
    パンくずだった。それを「いいもの」とも言わなかったから、きっと常日頃からここに来てはパンくずを鳥たちに与えているのだろう。
    リタが袋の中からそれを少しつまんで、そのまま宙へ散らすと、ちょうど飛んできた野鳥が浮いたパンくずをパクリと口に入れた。
    「ナイスキャッチ!」
    楽しそうなリタの姿に、ボクはせっつかれるように「ボクも、ボクもやりたい!」とおねだりしていた。
    「はい、すこしずつ投げてね。」
    開かれた袋から、先程のリタを真似して少しのパンくずを、同じように宙へと放った。
    先程とは違う野鳥が、ボクの投げたパンくずを食べてくれる。それがなぜだかやけに楽しくて、意味なくきゃあきゃあと感嘆の声を上げた。
    「ヨナも投げなよ、楽しいよ!」
    ボクは後ろでぼうっと空を見ていたヨナに話しかける。「う、うん。」と控えめに頷いてパンくずを手に取るヨナにボクは満足していた。
    空にぱらぱらとパンくずが舞う。何も特別な所のないパンくずが。それでも、放課後からここに来るまで不安げな顔をしていたヨナが笑顔になったのに、そのただのパンくずに対してやるなお前、なんて思ったのだ。
    「ミシェルは?」
    「あたしはいい、リタとここにくる度にやってるから。」
    そう言ってマングローブの太い根に寝転ぶミシェルの余裕のある表情に、ボクは心の中でバードウォッチングマスターの称号を与えた。

  • 15125/08/30(土) 12:49:08

    SS書くのつかれた

    箸休めに容姿決めよう


    身長dice1d100=57 (57) (1ほど低い100ほど高い)

    髪の色 dice1d4=4 (4)

    1黄緑

    2緑

    3青

    4ç´Ť

    目の色

    R dice1d256=84 (84) -1

    G dice1d256=61 (61) -1

    B dice1d256=8 (8) -1

  • 16125/08/30(土) 16:15:09

    「リタ!待ってよリタ!」
    跳ねる柔らかな金髪を追いかけて3人は岩場を走る。海のごく近く、鳥がの群れが羽ばたく崖際で。
    「あの子ったら、なに考えてんのか」
    焦るように叫ぶ紫色の髪の少年に対し、黒髪の、少年とも見紛う少女は小さくぼやいた。
    ざあっと波が崖に打ち付ける音と、急かすような鳥のきゃいきゃいとした鳴き声に、赤髪の少年は、理由のない不安を感じていた。
    何かに突き動かされるように走っていた金髪の少女――リタは、断崖でスピードを落として、止まる。すぐに3人が追いついて、紫色の髪の少年が、彼女の肩を掴む。
    「リタ、どうしたのさ」
    そう言い終わるのが先か、彼は体に電気が流れたように体を跳ねさせる。友人の異様な姿に、二人が何か問おうとした瞬間、リタは二人の腕を掴んだ。
    ――――

  • 17125/08/30(土) 16:24:49

    コロニー落としの未来を視て 尻もちを

    dice1d2=1 (1)

    1つく

    2つかない


    視てどうなる

    dice1d4=2 (2)

    1恐怖に震える

    2涙が出る

    3非現実的すぎてうまく理解できなかった 衝撃だけ

    4 dice1d3=1 (1) +守らなきゃ

  • 18125/08/30(土) 16:34:11

    最初のNT度ダイスは低かったけど割と直感とか感応とかそれっぽいの引くなあ……(選択肢としては控えめにしてる)


    ヨナがリタと会話して再度手を繋いだあと、4人目は

    dice1d6=4 (4)

    1 ミシェルの手を取ってリタと手を繋ぐ

    2 ミシェルに心配される

    3/4 なんとか立ってヨナとリタが手を繋ぐのを見つめる

    5/6 泣いてその場にへたり込んだまま

  • 19125/08/30(土) 17:21:24

    なんとか立てたようですがリタとヨナが何かを通じ合ってるのを見たようです 小説じゃここでミシェルが3人じゃなくて1人と2人なんだと感じますがこのスレは4人なので寂しさは少ないよ


    普段泣き虫なヨナがリタと手を繋ぎ、4人目が泣いている 誰か何か思った?

    dice1d4=2 (2)

    1 自分の代わりに泣いてくれた、いじめっ子に噛みつくの含め気持ちに寄り添ってくれる子だと思った(ヨナ)

    2 ヨナではなく4人目が泣いている、何か別のものを感じた?(ミシェル)

    3 自分と同じ力を感じる、この予知がきっかけで急に力が増している(リタ)(今までのNT的ダイス含め NT度+20)またそれによる1安心/2不安 dice1d2=1 (1)

    4 なんで泣いているのか、自分でもわからない ただ悲しい(今までのNT的ダイス含め NT度+10)

  • 20125/08/30(土) 17:32:00

    オリ主スレすごい難しいね……書いてる人すごい……

    さてミシェルは4人目に対して何か疑問を感じたようです これはニタ研編でなにか1イベント挟めたらいいな

    で 小説版では >>10 のくだりがあるんですがこれはざっくりリタから説得されたってことで進めます

  • 21125/08/30(土) 19:44:51

    ではニタ研編入りましょう

    コロニー落としを予言するも両親を無くした彼らはオーガスタ研究所に入れられます

    部屋はなんとかヨナと相部屋になりましたが、薬物注射、ヘッドギアからの電気信号、また反応の変化。他の、同じ年代の子供が錯乱し、消えていく、そんな環境で4人目はどのくらい精神を蝕まれたでしょうか(15歳時のもの)

    dice1d100=35 (35) (100ほど憔悴)


    今日中に名前候補上がらなかったら適当に決めます

  • 22二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 19:47:13

    4人目の子 正義感が強いだけの普通の子で、子供時代はただその場にいただけで終わってしまうのかな?

  • 23125/08/30(土) 20:01:36

    >>22

    そうですねえ今のところ特にストーリーに直接関わってはないですね

    でもヨナが抜けたがってたいじめっ子グループに真っ先に噛みついたり、隣の席だからリタとミシェルより一足先にヨナに近づいてたり、パンくず一緒に投げたり……4人目くんが気にかけてるヨナには憎からず思われてるんじゃないかな……と思いたい!

  • 24125/08/30(土) 20:12:52

    ニタ研でのストレスはそこそこ耐えてるようですね(想定ではヨナ50ミシェル80くらいだった)

    なぜ耐えられてる?

    dice1d5=5 (5)

    1 純粋にストレス耐性があった

    2 他の3人を支えると決めたから

    3 コロニー落としを視た時の怨嗟の声が酷く心に残ったからニタ研でのストレスが相対的に低い(憔悴はしている) NT度+20

    4 希望を捨てなかった

    5 他者の苦しみは自分のことではないと切り分けていた

  • 25125/08/30(土) 20:38:31

    正義感の強い4人目くん 何故そう切り分けれるようになったのか

    dice1d4=3 (3)

    1 正義感の限界を突きつけられた(立ち上がっても止められず、助けられないことは切り捨てるしかないと思った)

    2 ニタ研の地獄を見て自分一人で変えられないとわかり、3人を守る事だけに集中した

    3 ニタ研に来てから仲良くなった友達が死んだ(これ以上ダメージを受けないためにドライになった)

    4 恐怖を感じない方向への処置のせいで感情の波が鈍っている

  • 26125/08/30(土) 20:54:11

    ニタ研らしく闇が深くなってきましたね

    あと4人目くんコミュ力ありますね

    さてニタ研に来て仲良くなった友達が死んだ時の年齢とあと見た目ももうちょい振りましょう

    (最大14) dice1d6=3 (3) +8


    髪の長さ(25歳時)

    (10ほど長い) dice1d10=9 (9)

    目の形

    dice1d3=3 (3)

    1 丸い目

    2 切れ長の目

    3 タレ目

    他に特徴  dice1d2=2 (2)

    1 あり/2 なし

  • 27125/08/30(土) 21:48:17

    今日はこんくらいで 明日もがんばろうな4人目くん

  • 28二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 02:41:38

    名前ですが、シンプルにノアくんではどうでしょうか
    男女どちらでも使えますし

  • 29125/08/31(日) 07:31:01

    おはよう いい名前を頂いたのでこれ以降4人目はノアです

    名字もざっくり決めよう

    dice1d3=2 (2)

    1ベイヤード

    2ウィバリー

    3スルバラン

  • 30125/08/31(日) 10:22:52

    リタ・ベルナル。プライマリースクールではおっとりとした不思議な子だと思っていた。ミシェルが当時言っていた「小さい頃から気ままだから」というのが、最初の印象としては強かった。美しいブロンドの髪にまあるいエメラルドの目は周りの子だけでなく大人たちも惹きつける。端的に言えば人気者だ。スクールにいた時もそうだが、研究所でもリタに目線を向ける大人は大勢いる。ボク達が”奇蹟の子供達”であることを抜きにしても。
    そんな彼女を見ていて、思ったことがある。それは、「泣かない」ということ。もっと誤解なく言うと、「挫けない」ということだ。
    ヨナのために髪を自ら切った時も、あのコロニー落としを予知した時も、研究所で始めて同じクラスから死人が出たと聞いた時も、課外授業で薬物注射をされた時も。
    ここまで理不尽な目に遭っても、泣かず、挫けない。彼女と同室じゃないから、もしかしたら部屋で泣いているのかも知れないけれど、泣く姿を人前で見せないだけで十分強いと思う。
    たぶん……ボク達四人の中で一番強いのだと思う。
    あのおおきな目でじいと見つめられると、すべてを見透かされている気になるのだ。自分が何を考えているのか。
    自分を生かすために、他者から目を背けている事を、責められているとさえ感じてしまう。彼女は「特別」で、ボクは「普通」だ。
    「湖を見てるの?」
    「うん。泳げないかなあ、って」
    休憩時間、研究所のすぐ近くにあるクラークヒル湖を、ボクは眺めていた。故郷の海を思い出しながら。
    海の匂いが好きだった。煌めく波が足をくすぐる感覚、ただ広い砂浜を走り、日差しに目を細める。そんな事がいつ次できるか。
    「それ、毎年言ってるよね。スクールにいた時もよく言ってたの、覚えてる。」
    そうだ。この場所では精神の安定を図るための趣味だってろくにできやしない。
    湖でさえ泳がせてもらえない、鳥は窓越しに遠く飛ぶだけ。触れることはできない。
    ボクはちらりとリタの方を見た。リタは、さっきまでボクが見ていた窓の外をただ見つめていた。
    「もしさ、もし……ちゃんと強化人間になれたとして……また海で泳げるかな」

  • 31125/08/31(日) 10:35:41

    思春期になったので直感で気にかけているヨナへの感情変化を振りましょう

    dice1d4=4 (4)

    1 やはり理由なく直感で惹かれている、求めている NT度+15

    2 ヨナと通じ合ってるリタに嫉妬している(ヨナへ強い思いを抱く)

    3 ヨナに頼りたいと心の奥で思っている

    4 ヨナが離れていくのを感じている NT度+25

  • 32125/08/31(日) 11:07:32

    だいぶニュータイプが感染したみたいです 49ですね
    ヨナはちょっとよくわかりませんがミシェルは15歳時で70~80くらいあるんじゃないかと思ってます 占いしてるときにはもうニュータイプになってる設定です(このスレでは)

    同室ですがヨナとの心の距離が離れてるようです、またこれからもさらに離れていくのを感じているみたいです 大丈夫か

  • 33125/08/31(日) 11:09:17

    いくら"奇蹟の子供達"にニュータイプがいると睨まれているとはいえ、他の子供も大勢抱えるこの研究所では、被験者同士秘密に話し合う事くらいはできる。
    人気のない物置、階段の影、使われていない部屋、廊下の突き当り。5年もいればどこが手薄かくらい、子供でも分かってしまう。
    「あんた、変わったわよね。」
    「そう、かな。」
    なんて言うけれど、実際自分でも変わっている、いや、変えているのは分かっている。これは意識的な変化だ。
    このニュータイプ研究所は、被験者の年齢が上がるにつれて教室が静かになっていく。それは子供がただわきまえて大人になるからではない。恐怖に打ち震え、声も出ないからだ。
    ニュータイプ研究所で何をするか知らなかった子供のボクは、ここでも新しい友達を作った。友達がいれば辛いことも分けあえるから。
    "分け合う友達がいなくなるまでは"。
    サイコミュを載せたモビルスーツでの実験で、彼は亡くなった。つんざく悲鳴をボクの脳に遺して。
    「こんな地獄じゃ、性格の1つや2つ、変わるんじゃないか。」
    ミシェルの目はこちらを見ていない。ボクだって、ヨナもミシェルも変わったと思っている。ヨナはリタ以外見ちゃいないし、ミシェルは当たりが強くなった。みんな憔悴しているんだ。必死に地獄から目を逸らしている。
    変わっていないのはリタだ。あれがニュータイプだと言うなら、いくら強化をした所でボクはなれそうにない。
    「……昔、リタからコロニー落としの予知を見せられたことがあったでしょ。あの時あんた泣いてたわよね。どうして?」
    わざわざ研究員に隠れて聞くことって、これかよ。と思ってしまった。

  • 34125/08/31(日) 11:10:44

    どうして?

    dice1d3=3 (3)

    1 悲鳴が脳に響いた

    2 覚えてない

    3 コロニー落としの光景を思い出し、怨嗟の声がまた聞こえて涙が出る NT度増加ダイス

  • 35125/08/31(日) 11:14:53

    dice1d100=88 (88)

    49以上でNT度が dice1d5=3 (3) 増加


    NT度出してるけどまあフレーバー程度なので

  • 36125/08/31(日) 11:33:09

    >>33

    あの時、リタの肩を掴んだときに一瞬だけ見えたコロニー落としの光景。一瞬だけ、一瞬だけだというのに体に飛び込んできた衝撃は、今までの認識をがらりと変えてしまうものだった。

    空が落ちてくる。それが人の手で、人の意志で行われ、人々を殺す。全身を巡る、幾重にも重なった悲鳴、嘆き、怒りの声。

    「ちょ、そんな!泣かせるつもりじゃ……」

    気づけばボクの頬には雫が伝っていた。ミシェルが急いでハンカチを出して、頬に伝う涙を拭う。

    最近いつも険しい顔をしているミシェルが、ボクを心配して焦る姿を見て、より一層涙が出てしまいそうだった。

    追い込まれてしまっているだけで、根は面倒見のいいミシェルのままなんだと。

  • 37125/08/31(日) 13:09:10

    ノア・ウィバリー(Noah Wibberley)

  • 38125/08/31(日) 13:39:03

    海が好きなのと髪の色が紫なので褐色に
    8歳の時は外とか海で遊んでたので濃い褐色ですが、15歳まで研究所に入れられっぱなしなので薄くなってます
    タレ目難しい 一応バナージが16歳なので真似してます

  • 39二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 15:40:42

    元の肌色ではなく日焼けですか

  • 40125/08/31(日) 17:14:09

    >>39

    複合ですね 元々リタヨナミシェルと比べたら濃い方で、海で遊んでたので日焼けで更に濃く……みたいなイメージでした

    8歳時と15歳時の肌の色の違いで、コイツアウトドア派だったのかとか、ニタ研じゃ外出してもらえてないんだなとか伝わらないかなあと

    素の肌の色はゲーツとかアレルヤあたりの色です

  • 41二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 19:43:53

    恋愛要素はなさそう?

  • 42125/08/31(日) 20:26:55

    >>41

    一応 最初に振った「気にかけている子」が恋愛相手候補ダイスでした

    >>31 で1が出ればヨナに対してアピールするルートあるかもなくらいで 2が出れば確定でヨナに対して恋情を持っていたという裏設定があります

    一応この後ヨナの行動によってはノアの恋愛要素が出るかも知れませんが、無かったら原作程度のものになります

    リタとミシェルに関しては原作通りでノアとの矢印も友情のみです

    メチャクチャ低確率引いたら他サブキャラとの恋愛も無くはないけどたぶんないです

  • 43125/08/31(日) 20:39:33

    宇宙世紀0082――北米、オーガスタ研究所。
    その日の"課外授業"は特に酷かった。1から10までどれを取ってもヨナにとっていいとこなしの課外授業だが、今日は一際酷く、開放された後部屋に戻る足取りも随分と重たかった。
    滅多に聞かないノアの叫び声。今日死んだ知らない被験者の声より、友人の酷く取り乱した姿が酷く頭に残っている。
    友人が死んで取り乱す、それだけなら稀にいる。稀なのは、誰もこんな場所で友人を作ろうとしないからだ。それでも、ここに来たばかりで何も知らず、不安を共有し、無くそうとしたノアは持ち前の明るさで新たな友人を作った。
    そう。そのノアの新しい友人が死んだのだ。ヘッドギアを被せられ、拘束され、酷く叫びながら拘束具に打ち付けるように手足を暴れさせて……バイタルが停止した。事切れたのだ。
    錯乱し近づこうとしたノアはそのままスタッフに取り抑えられ、彼の番が既に終わっていた事もあり自室へと放り込まれた。
    彼は正義感が強く、友人を大切にする子供だった。ヨナも、そのことをよく理解していたから、取り乱す姿に驚きはしたものの、彼らしい行動だとも思えた。
    同室のヨナは、ノアはあの後どうしたのだろうという心配をしていたが、寝ていてくれたら楽だ、というノアが聞けば怒りそうな事も考えていた。
    腕のデバイスをドアロックに近づけ、聞き慣れたロック解除音を聞いてからドアを開ける。部屋は暗い。
    ヨナは、ノアが寝ているだろうと思い音を立てずに部屋に入ったが、鼻をすする音と、かすかな嗚咽の音を聞いてまだ泣いているのかと思いながら足を進めた。

  • 44125/08/31(日) 20:41:09

    ヨナはどうした?

    dice1d4=2 (2)

    1 黙って横に座る

    2 軽く声を掛ける

    3 慣れない言葉で励ます

    4 思わず抱きしめる

  • 45125/08/31(日) 20:56:05

    意識をせず流れで電気をつけると、二段ベッドの下の段で体を震わせるノアの姿が顕になる。
    本来下の段はいつもヨナが使っているスペースなのだが、傷心の友人にそんな心のない言葉をかけるほどヨナは冷血ではない。
    しかし、人との関わりが少なかったヨナにとって、掛ける言葉さえ簡単には出てこなかった。
    「……ノア」
    名前を呼ぶと、彼は身動ぎをして、腕で覆っていた顔をほんの少しだけヨナの方へと向けた。すすり泣く音は止まってはいないが。
    「大丈夫?」
    「………大丈夫 大丈夫だから」
    そのどう聞いても大丈夫ではなさそうな言葉は、ノアが自分自身に言い聞かせているようにも聞こえた。
    しかし、大丈夫だと言われたヨナはそれ以上追求する事もできず、「そう……」とだけ言って、後は二段ベッドの上で寝ることしかできなかった。

  • 46125/08/31(日) 21:12:52

    よしなんとか3人分SS書いた 頑張ったのでそろそろ脱走フェーズ入ります

    が もう一回イベントフェーズやります もしかしたらこれ以降リタと話せない可能性もあるんで

    dice1d2=1 (1)

    1 リタと話す NT度+3

    2 ヨナと話す

  • 47125/08/31(日) 21:25:14

    とりあえずNT度計算だけ
    52+3なのでNT度55になりました
    リタとは髪について話しますがやけに眠気に襲われてるので今日はここまで!!おやすみなさい!!

  • 48二次元好きの匿名さん25/09/01(㜈) 02:51:45

    このレスは削除されています

  • 49125/09/01(㜈) 07:51:38

    本日体調不良のため更新ないかもです

  • 50二次元好きの匿名さん25/09/01(㜈) 10:57:51

    お体にお気を付けください

  • 51125/09/01(㜈) 18:13:06

    >>50

    ありがとうございます 低速ですが終わらせるまでは頑張ろうと思います

  • 52125/09/01(㜈) 21:28:22

    保守ついでに予定を

    オーガスタ研究所が封鎖された後ヨナは士官学校に行きますがそこでついていくかでダイス振ります

    結果洗い出して確率決めますが、今のところヨナリタが通じ合ってると思ってたりヨナが離れていくとおもってたりするのでそんな確率高くないかも……でも>>1でヨナ引いてるので差し引きですね 頑張って考えます

    >>1でミシェル引いてたらほぼ確定でルオ商会に近づくルートでした

    ではおやすみなさい

  • 53125/09/02(灍) 04:19:36

    「ノアの髪って、さらさらしてるね」
    リタが僕の髪を手で梳いて、何度もヘアゴムで結んでは解いてを繰り返す。
    下手だからではない。図書室の本にあった絵を、見様見真似で真似しているのだ。
    研究員に見つかれば咎められるであろう髪型も、ほんの少し試すだけなら問題ない。ただ、ボクが普段付けているヘアゴム1つしか今は持っていないせいで、バリエーションは少ないけれど。
    「そう?人と比べたことないから分からないな」
    「絶対さらさらしてる!あたしの髪なんて雨が降るとすぐ広がって纏まらなくなるの」
    雨の日に広がる、広がらない、というのは実感がないためよく分からないが、言われてみればボクの髪は比較的さらさら……なのかもしれない。リタの髪が揺れる様は、形容するなら"ふわふわ"だろうし。
    そんな事を言いながらボクの髪を編んでいくリタはとても楽しそうだ。
    「ふふ、前からノアの髪、アレンジしてみたかったの。」
    「そうなんだ。伸ばした甲斐があったかな」
    実際は、髪を切るか何度も悩んでいた。
    話は飛ぶが、此処では、月に一度の大掛かりな身体検査で髪を切ることを許されている。挙手制でざっくりと切られていくのだが、12になった頃からは自分で切れる年齢だろう、と場所と器具だけ用意された。
    いきなり器具だけ与えられてどうすればいいか分からなくなった同年代の被験者が立つ中、ボクは何を思ったか前に進み、『切りたい人は座って。ボクが切るよ。』と言ったのだ。
    もちろん、その時まで人の髪を切ったことは無かった。けれど、ボクにそう言われてまあいいかと席に座る奴は邪魔にならなければいい、と思ってそうな目の虚ろな奴らばかりだったから失敗したところでどうもならなかった。以前髪を切っていた研究員の腕がそんなに良くなかったのもあるだろうが。
    身体検査で皆疲れている中だ。会話はない。だからその時ボクは、自分の髪を切るかどうかについてずっと考えていた。

  • 54125/09/02(灍) 04:21:08

    まだボクが、ボクらがプライマリースクールにいた頃、ヨナがいじめっ子のグループに呼び出された事があった。事前にリタとミシェルを呼んでおいて、ヨナが来た所で取引する、というのが狙いだったようなのだが……ヨナが来る事、いじめっ子がカツアゲをしている問題児であること、リタとミシェルが人質らしき扱いをされてることを知ったボクは激昂し、ヨナが来る前に怒りのまま暴れ出したのだ。結局、ヨナが来た後にいろいろあって、リタが自分で自分の髪を切って場を収めた。
    その時の光景が、廃工場に散らばる長い髪が、自分の髪を切ろうとするたびに思い出されてしまうのだ。
    ボクが他の被験者の髪を切りたがったことに大きな理由をつけるとしたら、その自分が引き起こしたとも言える光景を紛らわせようとしたから、だ。
    あの時どうするのが最善だったかなんて考えてもわからない。複数人相手に勝てるはずもない。
    だからってあの時の無謀なボクの行動が悪くないと思うはずがない。真っ先に引き金を引いたのはボクだから。
    「ノアは、このまま髪伸ばし続けるの?」
    「……どうだろう、決めてないな。」
    「じゃあ伸ばして!またこうしてノアの髪さわらせて?」
    無邪気に笑うリタの声を聞いて、それなら切ることに理由をつけなくていいと思えた。

  • 55125/09/02(灍) 08:18:18

    脱走フェーズ入ります

    目の前でガラスに頭を打ち付けて悲惨な死に方をした被験者を見た4人は脱走計画を立てます

    よく頭の働くミシェルが脱走計画の中核を担うようです

    NT度で洞察判定 55以下で閲覧注意描写入ります

    dice1d100=100 (100)

  • 56125/09/02(灍) 08:32:02

    ここで100出されても……

    特に何もなく4人は脱走したので次はワイルドフラワー植物園に到着します

    昔遠足で来た場所は見るも無惨な姿になっており、記憶との相違が絶望を感じさせます

    ノアは dice1d3=1 (1)

    1 荒れた湖に足をつける

    2 リタと野鳥を見る

    3 花を摘む

  • 57二次元好きの匿名さん25/09/02(灍) 17:59:57

    水が広がっている。ただ広い、湖が。遠くにはビルが沈み、空は曇っている。また泳げるなら泳ぎたいともう何年も思っていたが、割れたガラスが沈んでいることも考えられて、靴を脱ぐ気にもなれなかった。
    それに、着替えもタオルもない。水だってこの天気この気温じゃ冷たくて泳げやしない。なのに、僕は足を進めていた。
    足が水に浸かる。波が、布越しに足をくすぐった。
    「ノア!」

    「それ以上行くと……」
    ボクを呼び止めたのはヨナだった。
    「大丈夫だって、なにも自殺しようってわけじゃない」
    生まれたときから触れてきた友人との、感動の再開だ。
    足を動かすと、波が生まれる。水面が揺れる。ここに、それがある。触れられる。
    魚はいないし海藻も生えていない。歩いているのは砂の上ではなく、瓦礫混じりの石の地面だった。

  • 58125/09/02(灍) 18:21:32

    野鳥たちが鳴いて、ボクらの頭の上を飛び回る。後ろからざくざくと石を踏みしめる音が聞こえ、振り向く。そこにいたのはリタだった。空を見上げ、鳥に、昔の友人に再開できたことを喜ぶように軽やかに走る。つまり、ボクと同じだ。
    その両手を広げて鳥のように跳ねる姿が、これ以上無く嬉しそうだった。
    リタの中には希望が息づいているのだろう。
    「ねえ、天国って、本当にあると思う?」

  • 59125/09/02(灍) 21:51:22

    「天国?」
    ボクは、質問の意図がよくわからなくて、聞き返す。
    「そう、天国。神様とか天使がいて、死んだ人が昇る、天の国。」
    「あったら面白いかもね。死んだ人と話せるなら。」
    「ないよ、そんなの。話せるわけない。」
    「だね。天国なんて、神様がいるって人間が信じてた頃の幻でしょ」
    ヨナとミシェルの言葉は、どことなくそっけない。しかし毎日強化人間になるための処置をされているボクらが、未来への希望を持つというのも、なかなか難しいものだと思う。
    だからこそ、こうして今故郷の惨状を目の当たりにしても、小さな喜びに目を向けられるリタが強い子だと、本物のニュータイプだというのは、納得ができる。
    それが、強い精神からニュータイプになるのか、ニュータイプだからこそ強い精神を持つのかはわからないが。
    「神様なんていない。もしいたら、あんな残酷なこと……お許しになるわけがない」
    被験者の中にも、毎日お祈りをしている奴らはいた。段々と数を減らしていったが、ボク達くらいの年になっても祈りを捧げている被験者は、昔よりぶつぶつとうわ言を呟くように祈るやつばかりになった。もうそれしか支えがないのだろう。
    本当に天国があって、神様がいるのなら、なんでボク達を救わない!と殴りかかっている自信がある。だから、死んだ人と話はしたいけれど、天国はない方がいい。
    「意味ないよ、こんな話。いつかは死んで、苦しいことも哀しいこともなくなる。分かってるのはそれだけだ
     先のことは誰にもわからない。なるようにしか……ならないんだ」
    「そうかな?」
    ヨナが苦しそうに話す中、鈴が転がるような声でリタが切り返す。まっすぐ、ヨナの方を向いて。
    「ニュータイプは違うんじゃない?」
    あの透明な、おおきなエメラルドグリーンの瞳がヨナを捉えている。そして、ヨナはその目に捕らわれているように見えた。

  • 60125/09/03(ć°´) 04:44:13

    なんか小説みたいになってきたな………
    時間かかるんでもうすこしサクサク行くように舵取ります
    でももうすこしこのシーンは描写します

    あと自分の感想なんですけど、ヨナミシェルはニュータイプ像がリタそのものになっててニュータイプ力持ち始めても暫く気付いてなかったんじゃないかと思います このスレだとノアも
    ミシェルは統計学と直感で占いしてるって言ってたけどその直感ニュータイプのやつなんじゃないの?ってずっと思ってる……

  • 61125/09/03(ć°´) 11:39:26

    体調不良がぶり返したので保守
    ストーリーは基本映画で進めてますが描写無いところを小説から取ってきたりこなかったりします

  • 62二次元好きの匿名さん25/09/03(ć°´) 12:01:58

    あまり無理はなさらぬように

  • 63125/09/03(ć°´) 21:17:42

    それから続けられたリタの言葉は、研究所で教えられただけの言葉ではなく、自分自身の実感と、確かな信念を持って紡がれた言葉のように感じた。
    魂は本来の姿を取り戻し、何度だって生まれ変わる。
    その考えを芯にしていると聞けば、リタが強い自分を持っているのも頷ける。ただ、少し遠くを見すぎているような気もする。やっぱりボクは死んだあとの事よりも、今生きている自分を、隣を歩く友人を、大切にしたいと思うのだ。
    ボクの考えも、いつ死ぬかわからない状態で今を大切にするってなんだよ、と笑われてもおかしくないと思っている。いつ死ぬかわからないなら、今の生よりも生まれ変わったあとに希望を持ちたい人もたくさんいるだろうから。
    「次に生まれ変わるとしたら、わたし、鳥になりたいな。」
    風がリタの髪を揺らす。

    「ヨナは?」

    瞬間、大きな野鳥が鳴き声と共にボクらの頭上を通り抜けた。リタの視線はそちらに吸われ、軽やかな足取りでその野鳥を追いかける。ヨナもリタに引っ張られるように走っていった。
    視線を戻すと、二人を見つめているミシェルが見える。なんだかそのミシェルが心配だった。せっかく脱走したというのに、全く嬉しくなさそうだ。いや、それはボクもヨナも同じか。
    「今度は研究員に捕まらないように市井に紛れ込む方法を考えなきゃな。」
    ざぱざぱと水から引き上げてそう声を掛ける。こちらを見たミシェルの顔が少しだけ緩んだようにも見えて、ボクも少しだけ、安心ができた。
    「そうね。あの二人じゃあんまり頼りにならなさそうだもの。」
    ……まあ、わからなくもないが、結構ズバズバと言うもんだ。

  • 64125/09/03(ć°´) 21:30:01

    4人はまあ警官に捕まって戻されるんですけど、小説版だとちょっと抵抗する場面があるんですよね

    ノアも抵抗するんですがやはり複数人のプロ相手では難しくボロボロになってパトカーに詰められるでしょう

    むしろヨナが先に伸された後も抵抗するだろうから見た目では一番酷いことになってるかも?


    どうせなのでどれくらいそれまでの強化措置で筋力とかの肉体強化をされていたか振りましょう

    45+ dice1d55=54 (54)

  • 65125/09/03(ć°´) 21:33:48

    99……
    これは……警官複数気絶させた後に銃で撃たれてるんでは……?

  • 66125/09/03(ć°´) 22:28:58

    >>62

    返信忘れてました………

    ご心配ありがとうございます 無理せずちまちま進めます

  • 67二次元好きの匿名さん25/09/04(㜍) 03:28:32

    >>64

    MSパイロット以外の仕事をさせたい数値w

  • 68125/09/04(㜍) 07:31:56

    >>67

    ほんとですw

    強化で元のポテンシャル以上の値叩き出してますからね 肉体強化とは相性がよかったのかな

    ヨナリタミシェルは脱走前に見たガラスに頭を打ち付けて死んだ子思い出してるかも?(強化筋肉で抵抗されたら……みたいなセリフがある)

  • 69125/09/04(㜍) 08:10:55

    さてニタ研に戻された後は今までより強い強化をされます ニュータイプがいるかもしれないから、と生かさず殺さずの強化実験。

    4人の中でも警官を複数倒すとかいう結果を残したノアに対して研究員はどんな処遇?

    dice1d5=1 (1)

    1 特に他の子と変わらず(強化筋肉なんだから暴れたらああなるのはそう)

    2 また脱走するかもしれないので隔離、ヨナと別の部屋に

    3 2+暴れられたら困る。実験以外は拘束衣とか鎮静剤で対応(ヨナリタミシェルと話せなくなる)

    4 他の子より強い強化(コイツがニュータイプなのでは?)

    5 3+4

  • 70125/09/04(㜍) 08:14:46

    あれくらい強化してる被験者は他にもいる!ということですかね
    隔離とかはなし ニュータイプが誰なのかも平等に怪しんでるようです

  • 71125/09/04(㜍) 09:50:55

    >>69

    これ2は小説版デフォでありましたね ミシェルとリタも別の部屋になってて視聴覚室でしか話せなくなってる これも採用します

  • 72二次元好きの匿名さん25/09/04(㜍) 11:07:09

    あまりひどいことされなくてよかった

  • 73125/09/04(㜍) 11:52:36

    >>72

    脱走したので"特別課外授業"は受けてますが他の選択肢に比べたらまだましですね 外科的措置もされてない……

  • 74125/09/04(㜍) 11:57:58

    次、ミシェルが研究員の話を聞いてヨナに嘘ついて「リタはニュータイプです」と証言させるのですが、
    ・ヨナはリタを大事にしてる
    ・ヨナは押しに弱い
    ・一人だけの証言じゃ信じてもらえない
    と、解釈したのでこのスレではノアは巻き込まないことにしました(ノアに嘘ついて証言させるの、ヨナよりリスクが大きそうだなと思ったのと、こんな限界の状態でミシェルはそんなリスク取るかな?と思ったのと、このシーンすごい難しいので飛ばしたいという思いからです ご容赦ください)

  • 75125/09/04(㜍) 19:37:30

    だからヨナとミシェルがなんか話してたりミシェルが引き取られたりリタがニュータイプ区画に連れて行かれたのを何も知らない!同室じゃないから話せないし脱走しないよう色々時間ずらされてる!

    そんなノアが、ミシェルとリタが研究所から姿を消したのに気づいたのはいつ?

    dice1d100=78 (78)

    55以下で即日

    56~75で数日

    76~100で次の視聴覚室での授業がある時

  • 76125/09/04(㜍) 20:57:22

    ちょっと間違えてましたね

    視聴覚授業の大講堂が正しい場所です で、そこに来て皆の顔を見てようやくノアはリタとミシェルがいないことに気づいたようです

    話しかけたのはどちらから?

    35以下でヨナから dice1d100=97 (97)

  • 77125/09/05(金) 01:51:34

    さすがにノアが気になってヨナに接触したようです

    先日、ミシェルに騙された時と同じように二人は倉庫に忍び込んで話をします。

    ヨナはどんなふうに話す?

    dice1d5=5 (5)

    1 詳しいことを話せず謝るしかない

    2 リタはニュータイプ区画に、ミシェルはルオ商会に引き取られた という事実

    3 ミシェルに「ニュータイプがルオ商会に引き取られる」と言われ、一緒にリタがニュータイプだと進言したら、騙されたようで 2 の状況になった

    4 俺が悪いんだ 俺が騙されたからリタはニュータイプ区画に連れて行かれたんだ

    5 話せずリタが連れて行かれるのを思い出して泣く

  • 78125/09/05(金) 09:02:15

    「リタとミシェルの姿が見えないんだけど、ヨナ、知ってるか?」

    とノアは聞きますが、ヨナは黙り込んでいます。

    「黙られたら何があったのかさっぱりなんだけ、ど……」と言っているうちにヨナの目には涙が浮かび、ぼろぼろとその滴を零してしまいました。

    ノアはどうする?

    dice1d6=6 (6)

    1 わかった、何も言わなくていいと言う

    2 泣き止むまで待ってから話を聞く

    3 ボクには何も言えないか?と内心仲間外れにされてるのか?と思う

    4 ヨナの表情からおおよそ何があったかを推察する NT度+5

    5 体を抱き寄せて胸を貸す+1

    6 抱きしめて宥める+2

  • 79125/09/05(金) 09:20:53

    ヨナを抱きしめて安心させつつも必要な情報は取ろうとする、ノア、デキる男ですね

    さて少し遠回りになりましたがどれくらい情報を得られたか振ります

    dice1d3=1 (1)

    1 リタはニュータイプ区画に、ミシェルはルオ商会に引き取られた という事実

    2 ニュータイプはルオ商会に行くと聞き、ミシェルと一緒にリタを逃がそうと、「リタがニュータイプだ」と証言した +1(ミシェルに騙されたとは言わない)

    3 ミシェルに騙されたことも、ヨナの視点から事実感情含めた事大体

  • 80125/09/05(金) 15:27:50

    最低限事実だけですね

    ノアはその情報から、二人が連れて行かれた経緯が隠されてると思うか

    dice1d100=70 (70)

    55以下で思う

    二人きりで話せる時間もこのくらいでしょう ノアは「リタもミシェルも心配だな わざわざ引き取ったりニュータイプ区画に行ったり、殺されはしないだろうけどどんな扱いを受けるんだか………」と呟いて次の授業に向かうようです

    どう思ったか

    dice1d3=3 (3)

    1 ヨナ(ルオ商会に行ったからといって安全に過ごせるわけではない……?)

    2 ノア(助けてやりたいけどボクらだっていつ此処を出られるんだかわからない……)

    3 ノア(自分が標的にならなかったことを悲しめばいいのか喜べばいいのか複雑だ)

  • 81125/09/05(金) 15:36:01

    特にわざと経緯が隠されてるとは思わなかったようです 研究員がニュータイプを見つける方法を確立したとでも思ったのでしょう
    元々未来を見たニュータイプのリタと、ノアが知らないうちにニュータイプになっていた(と思っている)ミシェルがそれぞれ研究員の意向で移動されたと感じたようです

    またそれに関して自分がその目に遭わなかったことに複雑な感情を抱いたようですね
    ノアは、リタのことを強い子だと思ってますし、ミシェルは行動力があるけど精神的にしんどそうだと思ってます。この場合多分ミシェルの方を強く心配しますね
    ヨナが泣いてるので連れて行かれた場所がどんなに悲惨なものかを想像しているのでしょう
    ノアは、ニュータイプ区画とルオ商会が安全であることを祈るしかできません

  • 82二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 16:40:44

    救いがない

  • 83125/09/05(金) 20:41:25

    >>82

    ニタ研に入れられた子たちは皆救いがないです……悲しいことに……

  • 84125/09/05(金) 20:49:07

    今日は早めに寝ます
    明日から多分大人編というか ニタ研閉鎖後の話やります
    他のダイススレ見てたらようやくキャプ画がないことに気づいたので明日から画像貼れるといいなと思います
    これはノアの絵

  • 85125/09/06(土) 02:08:55

    保守ついでに ざっくりどんな方向性でエンド迎えるかは決まってます
    決まってないのはペンダントの渡し方

  • 86125/09/06(土) 09:08:08

    ヨナが経緯を言わなかった理由

    dice1d3=1 (1)

    1 時間がなかった

    2 自分がミシェルの嘘を信じ、リタを犠牲にしたことに向き合うのが辛かった

    3 ノアをこの嘘と犠牲に巻き込みたくなかった

  • 87125/09/06(土) 10:09:42

    0087~0088あたりにオーガスタ研究所が閉鎖され、被験者たちは放り出されます おそらく15~16歳の時

    で、ヨナが士官学校に入学したのが18歳の時

    ざっくり2年あるんですが、先に18歳時の行き先決めましょう

    色々考えた結果65%かな ヨナは気にかけてるけど、絶対についていくっていう感じでもない 65以下で士官学校へ

    dice1d100=28 (28)

  • 88二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 14:45:10

    ヨナと一緒でよかった

  • 89125/09/06(土) 21:47:20

    「出、向……ルオ商会って……」
    自分宛ての電子書類を見たノアは、内容を理解していくと同時に表情を明るくした。
    普通、ただの少尉であるノア・ウィバリーにルオ商会への出向が命じられることは殆ど無い。ましてや、MSパイロットと対艦強襲用歩兵がそれぞれ一人ずつ出向、となるとなにか裏があると思うのが当然だ。普通なら。
    しかし、"ルオ商会"という言葉に、自分が選ばれたのは、ただ縁だと、急に姿を消したあのミシェルが未だ健在で、自分を呼べるほど力を得たのだとノアは理解した。
    その電子書類がもし紙でできていたのなら、手に力を入れて嬉しさでくしゃりと曲げてしまう所だった。
    「ミシェル……生きてたんだ……よかった……」
    そう呟いて、あの頃を思い出すノアの表情とは裏腹に、彼とは別の場所にいたヨナの顔は、暗く、重たい眼をしていた。
    「ミシェル……今更、何を……」
    ヨナの脳裏に浮かぶのは、ミシェルが話を持ちかけてくるシーンと、リタが泣きそうになりながらニュータイプ区画に連れて行かれる、思い出したくない苦しい情景だった。
    そう、あれからもうすぐ10年が経つ。
    オーガスタ研究所が閉鎖された後、被害者児童の支援プロジェクトに2年ほど乗っかり、特別授業のない研究所――まあ、学校のような場所で過ごした二人は18で士官学校に入学し、卒業後そのまま連邦軍へと入った。
    ヨナはリタを追いかけるためにMSパイロットに、ノアはその身体能力を買われ、強襲用歩兵となった。
    配備された場所は別だが、昔分けたペンダントが2人を繋いでいる。
    一体何が待っているのだろうか。思うことは同じであれど、その疑問に乗せられた感情は2人で大きく異なっていた。

  • 90125/09/06(土) 21:55:52

    というわけでノアの配属は歩兵(でいいのかな?)になりました フィジカル99あればこうなるんじゃないか?と思いダイス無しで決定

    あとは戦艦に乗せられるかなあとか思いながら配属を考えました イメージとしては対艦戦闘に入った時に敵の戦艦に侵入して制圧する役割ですね

    正直こういう軍モノとか書くの始めてなので間違ってる所あったらすいません


    >>88

    ヨナはリタばっかり見てて少し不安定な所がありますからね ノアも支えなきゃと思ったのでしょうか

    他に理由をつけるなら、強化された身体を活かせるのは軍だと思った、とかですかね 99とかなり強く結果が出てるので、彼も悩んだんじゃないかと

  • 91125/09/07(日) 04:21:58

    保守ついでに
    8歳、15歳のヨナがはねた髪なのに対して25歳のヨナがしっとりしたおしゃれカットなの、ノアが「リタにいつ会っても良いように身だしなみは整えておけよ」って言ってたっていう設定だけ考えてました 挟む所がない

  • 92125/09/07(日) 13:16:48

    飛行機に乗り、ニューホンコンへと向かう。ヨナは任務の都合で数日遅れるらしい。
    飛行機に乗ると、どうしてもあの日脱走したことを思い出してしまう。故郷を見れたのはいいが、それ以外にいい思い出は無い。泳げない海、必死に逃げたところで連れ戻しに来る研究所の力、戻された後の懲罰としての実験。
    結局、脱走した後すぐにリタとミシェルがいなくなり、しばらくしてオーガスタ研究所も封鎖された。もちろん、研究所が封鎖されたなら、とリタの姿を探したが一向に見つからなかった。ボクの想像では軍内部に隠されているんじゃないかという見立てだ。しかしまあ、何もそれらしき情報は掴めていない。ミシェルについては、ルオ商会を調べたものの、15,6のただの少年の力では、情報を掴むことはできなかった。士官学校や軍に入ってからは、調べる時間も少なく、おそらく「ルオ・ウーミンの養女」がミシェルなのではないかとアタリをつけていたが、複数被験者を引き取って、一番いい娘を養女としている、という可能性を捨てられずモヤモヤとしていたものだ。
    飛行機に乗って十数時間、身体が固くなったような気がする。大企業が手配してくれた席だから、とてもいいものなのだろうと思ったが……正直、落ち着かなかった。
    到着ロビーに着くと、スーツを着たスタッフらしき人に迎えられる。そのまま車で本社へと移動した。ごちゃごちゃした風景に目を奪われているとあっという間に到着し、見上げるほど高いビルの中、そこそこ高い階の部屋に通された。
    大きな窓の外を見ていると、ノックと扉を開ける音がした。
    「ごめんなさい、遅れて。」
    振り向くと、そこには黒髪の女性がいた。ミシェルだ。あの頃とは違う姿だが、やはり面影がある。短く切り揃えられた髪は、今では肩につくほど長く、そして丁寧な手入れがされていると見てすぐわかるほど艷やかだった。
    切れ長の瞳が映える赤い鮮烈なメイクに、少し意外だと思ったのは内緒だ。
    「久しぶり、ミシェル。」
    「ええ、久しぶりね。ノア。」

  • 93二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 17:29:19

    距離感を計りかねる

  • 94125/09/07(日) 19:39:59

    「あぁ……出向なんだから、丁寧な言葉で話さないといけませんね。」
    ミシェルの後ろ、お付きか秘書であろう眼鏡を掛けた男性に睨まれた気がして、ここに来た理由を思い出す。
    いくら幼馴染とはいえ、こっちは仕事で来ているのだ。
    「いいのよ、そんな気を使わなくて。折角の再開だもの、浸らせて頂戴。ブリック、彼に"説明"するから準備して。」
    「了解しました。」
    ”浸らせて”と言った割には説明を急くものだ。まあ、まだ時間的には仕事中である。自分も呼び出された理由が知りたい。
    座って、と促され、上等過ぎるソファに座ると、部屋の明かりが落ちて、スクリーンが現れた。
    「大仕掛けだな」
    「それほどのプロジェクトなのよ。」
    ちらりと見た彼女の顔は険しい。彼女が急いだ様子なのも、それだけ、時間がないのかもしれない、と思うと納得がいく。と、同時に背筋が伸びた。

  • 95125/09/07(日) 19:47:13

    このあとシンギュラリティ・ワンの説明をされます

    フェネクスの詳しい情報を手に入れるのはマーサ確保の後ですが、おそらくミシェルは直感とか集めた情報でフェネクス内にリタがいたと思ってるんじゃないでしょうか

    今回ヨナを出向させたのが0096~0097になってるんですが本来いつなんでしょう?0097でいいのか?

    後もうちょい小説シーン入ります しばらくダイスないかも


    >>93

    約10年ぶりですからね 何話せばいいのかわからないのかも

    まあ本編のヨナとミシェルに比べたらかなり穏やかだと思いますよミシェルとノアの空気は

  • 96125/09/07(日) 21:36:32

    25歳時の見た目ざっくり決まってるんですけど9/10の長さの髪纏めるとしてどう纏めるかに悩んでます
    あとフィジカル99だし巨乳なのかもしれない

  • 97125/09/08(㜈) 01:49:02

    「だからって、ノアを巻き込む必要は無かっただろ。」
    ヨナが、聞いたことのないくらい冷たい声色で言い放つ。怒っている。珍しいと思うと同時に、この場を諌める必要が出てきたことに冷や汗が出た。
    案の定ミシェルの目がすう、と細められる。
    「まあ待て、ボクはもう説明を聞いてるんだ、聞いた上で協力するって決めたんだからさ……そうピリピリするなよ。」
    彼の肩を軽く叩いて、大丈夫だと明るい声で言い聞かせるように言う。ボクは知らなかった。ヨナとミシェルの間に、こんなに確執があるものだとは。
    「わたしも悩んだわよ。けど、あんたのためでもあるのよ、ヨナ。」

    「あんた、リタのためなら死ぬって言い出しかねないもの。」
    ミシェルの指摘は的を射ていた。
    確かに、ミシェルやリタが居なくなったあとのヨナは、リタを支えにしすぎている。
    自分もよく彼を気にかけていたが、その意識をこちらに引き戻すことは叶わなかった。リタに囚われているのだ。きっと、ずうっと初めから。

  • 98125/09/08(㜈) 08:36:32

    おはようございます
    ♡やレス、励みになります!
    これから考えるの難しいシーンが続くのでさらに低速になると思います でも頑張ります(体調にも気をつけます)

  • 99二次元好きの匿名さん25/09/08(㜈) 13:14:53

    お疲れ様です
    原作からかなり離れた展開になりそうですか?

  • 100125/09/08(㜈) 17:15:49

    >>99

    ほぼ原作沿いになると思います

    原作よりほんのちょっと良くなる程度かな?

    どこにどう挟ませるか悩んでる感じですね パイロットじゃないので現場に出れないのが壁になってる感じです

  • 101125/09/08(㜈) 21:36:18

    マーサ・ビスト・カーバインから情報を聞き出して数週間。サイド4近傍の暗礁宙域に、ルオ商会の輸送船《ローズバッド》は浮かぶ。もう少しでダマスカスと合流する手筈の輸送船、そのブリッジにボクは何故か立っていた。

    本当なら歩兵であるボクは基本館内の雑務や訓練、警備なんかをしている。が、今回の作戦でボクはヨナを繋ぎ止めるために、『警備兵』という名目でブリッジに立たされていた。

    「わたしの合図と共にハイメガ・キャノンを撃って。」

    ブリッジに立つミシェルが砲撃手に命令する。ローズバッドのレーダーモニターには《フェネクス》の光点が確かに存在していた。

    本当にいるんだな、フェネクス。いや……リタ。

    あの時シンギュラリティ・ワンの説明を受けた時に、こんなおとぎ話のような事が実際にあったのか、と思ったものだ。

    時を戻す力を持つMS、RX-0。 内部のサイコフレームが発光し、装甲は結晶に、近づいたMSのジェネレーターは時が戻ったかのように分解。そんな謎に包まれた技術を見てしまえば、捕まえて調べたくなるのが人間だ。そう、ニュータイプを求めるのと同じように。

    小さい時は大人達に、大きくなれば幼馴染に求められる。リタの持っていた力は、あの小さな体に収まるほどのものだったのだろうか。

    「十、九、八……」

    仰々しい装備を着せられたナラティブガンダムにヨナが乗り込む直前にかけた言葉。「帰ってきてくれよ」を、あと何度繰り返す事になるのだろう。

  • 102125/09/09(灍) 03:34:00

    彼自身の選択もあるが、軍まで付いてきてくれたノアのことをヨナはどれくらい意識の中に入れてるか フレーバー程度に

    1ほどリタしか見えてない 100ほどノアが死んだらもう……

    dice1d100=91 (91)

  • 103二次元好きの匿名さん25/09/09(灍) 04:16:37

    ……依存してない?

  • 104125/09/09(灍) 09:46:32

    ヨナ・バシュタくん、此処に来て大主張
    思ったよりクソデカ感情だなあどうするかなあ……
    リタへの想いは据え置きなので安心してください

  • 105125/09/09(灍) 12:51:18

    サイコスーツが剥ぎ取られ、ヨナの痩せぎすな体が徐々に顕になっていく。さっきまであの厚着でフェネクスと対峙していたんだ、疲労は並ではないだろう。
    それでもヨナは、近づいたミシェルに何かを言おうと立ち上がった。瞬間、ボクの腕が反射的に伸びてミシェルの腕を掴む。
    彼女は驚いた様子でボクの顔を見たあと、ヨナに対して振りかぶっていたであろう腕を下げた。
    ミシェルの目がヨナを睨む。先程までフェネクスを捕らえていた通信ケーブルを切ったのは、ヨナ自身だ。
    彼女にヨナを叩いてほしくない。けれど、ヨナの行動は責められて当然のものだった。

  • 106125/09/09(灍) 12:52:26

    画像忘れるなあ……

  • 107125/09/09(灍) 20:57:32

    フィジカル99 ビンタを未然に防ぐ
    どうせならもう少しフィジカル役立たせたいなと思うけど挟む所が全然ないですね
    仕上がってるだろうから対応できるのプロかニュータイプくらいだと思うんですけど(漫画版ゾルタンの生身大暴れはすごかったですね)
    ヨナからの感情も、一人称をヨナで書かないと伝わりづらいしなあ まあのんびりいきます

    あとは文書き終わってない時の保守レスの内容がなくなってきました
    なんか気になることあったらどしどしどうぞ 内容によってはダイス振ります

  • 108125/09/09(灍) 21:30:11

    「――休養が必要です。バイタルは正常の範囲内ですが」
    「わかった。外してちょうだい。ノアはここにいて。」
    女の言葉に、医療スタッフと先ほど会った秘書の男が室内から出ていく。
    あの女がルオ・ウーミンの養女、重そうなパイロットスーツを脱いだ男がナラティブガンダムのパイロット。じゃあ、秘書でもないのに残されている連邦制服の男は?
    今回のルオ商会からの増援に不信感を感じたイアゴは1人、応急操舵室で彼らの会話を盗聴していた。
    見た感じあの2人と同い年くらいだろうか。服の上からでもあのパイロットよりも鍛えられた体をしているのがわかる。
    「ほら着て。体壊すよ」
    と、上半身裸のパイロットへ制服の男がシャツを渡す。声色は心配している様子だ。
    「なんで逃がしたの?」
    パイロットがシャツを着たあと、女が冷たく問いただす。
    「逃げられたんだ」
    「嘘つき」
    元々今回の増援に対し懐疑的だったイアゴは、さらなる不安を覚えた。増援のトップとエースががこの調子じゃ、上手くいくどころかこちらにも被害が出そうだ。と。
    「おまえほどじゃない」
    「そう、わたしほどじゃない。「待てよ。」
    女が売り言葉に買い言葉、というふうに強い口調で開き直りそうなところで制服の男が2人を止めた。

  • 109125/09/10(ć°´) 02:32:00

    「今はそんな言い合いをしている暇じゃない。別の理由があるんだろ、ヨナ。」
    ボクは会話に割り込み、2人に言い聞かせるように話した。すると、ヨナがすねた子供のように口を開く。
    「……あのまま追い込めば撃墜される可能性があった。生きて捕獲しなけりゃ意味がないんだろ」
    「その程度で落ちるものなら、最初から要らないのよ!」
    「ミシェル!……いい、ボクが話す。」
    ボクが再度強い声で呼び止めると、ミシェルは不満げな顔をした。わかる。気持ちは。けれどフェネクスを捕獲するために必要なピースであるヨナを潰すわけにはいかない。なんせこれがボクに与えられた仕事だ。
    頭の良いミシェルほど上手く説明できないだろうが、やるしかない。このままでは衝突する。
    「一番近くで聞いたヨナならわかるだろうけど、”アレ”は繰り返しだ。声だって、25、いや……23のものでもない。”聞いたことがある”声だった。対峙して確定したけど、中にいるのは同い年の、友達のリタじゃないんだ。」
    2人の顔は俯いている。詳細までは聞いていないが、リタがニュータイプ区画に行き、ミシェルがルオ商会に行ったのは、この二人が原因らしい。自分の命を優先したミシェルと、リタが一番大切なヨナ。ここまでこじれてしまうのも頷ける。
    「中のパイロットを無視した動き、スラスターを使わない高速移動、精神に直接呼びかける声。苦しいだろうが……割り切ったほうがいい、そういう”任務”なんだよ、ヨナ。」
    こうして俯瞰を装って話すのも、彼らに悪い気がしてくる。この長い髪だって、リタを喜ばせるため、という理由をつけて未練がましく伸ばし続けているというのに。
    「そう、任務なのよ。わたしはその力を手に入れたい。」

    「その権利はある。みんなわたしのしたことなんだから」

  • 110125/09/10(ć°´) 09:59:25

    >>108 は盗聴するイアゴ隊長目線で

    >>109 はノア目線ですね

    レスでころころ一人称変わるの読みづらいですかね? ちょっと申し訳ない

    でも一貫するのも難しいし三人称だと感情や考えてること出すのが難しいんですよね……

  • 111125/09/10(ć°´) 18:34:31

    ヨナが91もノアを意識するようになった理由

    dice1d4=1 (1)

    1 辛い時もずっと支えてくれたから

    2 安心できる居場所になっている

    3 引き金になった事故/事件がある

    4 手が届く友人がノアしかいなくなったから/寂しさで(リタミシェ離別〜士官学校時代)

  • 112125/09/10(ć°´) 22:00:27

    そばにいて励ましてくれたんでしょうね ヨナくんはいい友達を持ったようです

  • 113125/09/11(㜍) 03:12:58

    「休んでおきなさい。次はこちらから仕掛ける」

    そう言われ、俺達は部屋に残された。ため息を付きたい気分だった。

    俺はサイコスーツを脱がされた時に腕から外れたペンダントを、ベッドから手繰り寄せる。

    片羽を象ったペンダント。昔踏まれ、砕けた4つのパーツは今、もう片羽はリタ、胴はミシェル、尾羽根はノアが所持している。「ノア」

    「そう不安な顔するなよ。ああは言ったが、ヨナの気持ちもわかる。急に頭の中に友達の声が聞こえたら撃ちたくなくなるのも当然だ。」

    ノアが俺の隣に座り、優しく声を掛けてくれる。

    彼は『フェネクスの中にいるのはリタではない』と言ってくれたが、俺はどうしても、あの声のどこかにリタが未だいるんじゃないかと、希望、いや願望を捨てられずにいる。

    リタに会いたい。会って、謝りたい。できることなら俺の体を代償にしてでも生きてほしい。幸せになってほしい。

    でも俺は、そうできる力も無ければ手段もわからない。いつまでも流れ星を欲しがる子供のままだった。

  • 114125/09/11(㜍) 12:01:51

    映画だとゾルタン登場~回想等が次シーンですね
    次どこにノア出すか悩んでるので次更新がしばらく後になります あとリアルがちょっと忙しくて……

  • 115二次元好きの匿名さん25/09/11(㜍) 12:41:41

    お疲れ様です。

  • 116125/09/11(㜍) 21:42:58

    というわけでしばらく保守ばかりになるかもしれません ご了承ください


    >>115

    ありがとうございます

  • 117125/09/12(金) 06:05:26

    保守

  • 118125/09/12(金) 14:34:53

    保守

  • 119二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 19:49:28

    保守

  • 120125/09/13(土) 00:20:03

    保守

  • 121二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 07:01:26

    保守

  • 122125/09/13(土) 15:02:28

    保守
    ヨナとリタの絵でお茶を濁しときます

  • 123125/09/13(土) 21:50:57

    保守
    少しずつですが、一応裏で書き進める事は出来ています

  • 124二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 03:43:55

    保守

  • 125125/09/14(日) 12:18:01

    保守

  • 126二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 19:36:11

    保守

  • 127125/09/14(日) 23:02:52

    保守

  • 128125/09/15(㜈) 06:45:50

    保守

  • 129125/09/15(㜈) 13:51:04

    保守

  • 130125/09/15(㜈) 21:11:49

    先ほど「《フェネクス》は俺が捕まえます」とその場を離れたヨナを見送った俺は、どうするもんかと廊下を歩いていると、偶然あの士官服の男に出会った。会釈をして通り過ぎようとするソイツを、俺は呼び止めた。
    「おいあんた、ヨナ少尉と一緒に着任してた奴だよな?」
    持っていたタブレットに、ヨナと同じ様式の書類が送られていたのを覚えている。書類によると、ノア・ウィバリー。ヨナと同じく18で士官学校に入学したらしい。
    「はい、ノア・ウィバリー少尉です。こちらには強襲用歩兵として着任致しました。」
    第一印象としては明るく礼儀正しい感じだ。さっきのヨナの余裕のなさそうな言動と比較すると、かなり安定しているようにも見える。
    「強襲用歩兵……対艦用のか。ちょっと聞きたいことあるんだが今いいか?」
    「……”不死鳥狩り”の事でしたら、お答えできることは少ないと思います。」
    目が細められる。一瞬で壁を作られたようにも感じた。コイツもヨナと同じで、”答える権限が無い”のだろうか。
    「あー、疑わせて悪いがそうじゃない。ヨナの奴だいぶ警戒心が強くてな。不死鳥狩りはチームでやるもんだ、どうにか打ち解けたいんだが、何か良い手はないかと思ってな。」
    そうでしたか!と朗らかな表情をしてみせた男は、照れたように頭を掻いた仕草をする。その時、彼の手元にちらりと光るものがあった。
    「その腕のは?」
    「え?ああ、ただのお守りですよ。願掛けです。」
    その、ヨナのペンダントと同じ場所にあった銀色。さすがにここまでされて関係がない訳が無い。
    やはりこいつらは縁故だ。フェネクスのパイロット含め。いる理由の薄そうなコイツも、仲良しグループには必要なパーツなのだろう。……ルオの女とヨナが仲良しかは怪しいが。

  • 131125/09/15(㜈) 21:13:40

    ヨナとこの男が持っているのは航空功労賞だ。彼らのパーツを見た所、おそらく4つに分けられている。それがどういった理由で分かたれたのか、元々誰が持っていたのか、それは俺にはわからんが………おそらく残りの2つはあのミシェル・ルオとあのフェネクスのパイロットが持っていると見た。
    「それはそうと、ヨナは人見知りが激しいんですよ。あの女の子の声もあったでしょう?今相当気が立ってるんじゃないですかね。」
    無理させないであげてくださいね。そうこちらの目を真っ直ぐ見て言った彼。感じたのは牽制。
    ヨナはもちろん、一見人当たりの良さそうなコイツも、此方側を警戒しているようだ。

  • 132125/09/16(灍) 03:33:17

    保守
    次はちょっと飛ぶと思います
    ヨナ達がメーティス内に入って戦闘開始した後かな?

  • 133二次元好きの匿名さん25/09/16(灍) 10:40:32

    他人を信じられるような人生送ってないから……

  • 134125/09/16(灍) 20:28:14

    >>133

    ありがとうございます

    ヨナは本編でも排他的な雰囲気が見られましたが、ノアもまた、酷いことするんじゃないか?と相手をなかなか信じられないんです そういう表現がしたかったんです

    伝わってとても嬉しいです

  • 135125/09/16(灍) 21:44:34

    メーティス内に侵入したシェザール隊とは、ミノフスキー粒子の干渉のせいで連絡が取れない。コロニー内での戦闘が伝えられた艦内で、ボクはただ自らの拳を握りしめることしかできなかった。
    対空警戒の呼びかけ、シェザール隊へのコール、ブリッジ内の喧騒をよそに、サイコモニターを見つめるミシェルの横顔を見た。何を考えてるんだ?
    ボク達にまだ隠していることがあるのだろう?
    そうしてすこし、数度深呼吸をするくらいの時間が経ったあと、サイコモニターに別の光が灯る。その変化にミシェルの目が開き、ブリックが身を乗り出す。
    ボクもそのモニターを見ようと彼女たちに近づいた。
    「始まった……!」
    「サイコフレームの共鳴……」
    ミシェルが呟く。サイコモニターに写った高速で動く光点。あんな速度で移動するもの、しかもメーティスを目指すもの。《フェネクス》としか考えられない。
    この移動する光が《フェネクス》なら、先程までサイコモニターに映っていた”目標”らしき光は一体?

  • 136125/09/17(ć°´) 04:57:49

    ミシェルはサイコモニターの精度について話していたが、どうも納得がいかない。
    今シェザール隊は何か――おそらく袖付きと相対しているようだが、サイコモニターに映った目標が袖付きだったのか?
    だとして、なぜ袖付きはメーティスに入れていたんだ?
    いや、そうじゃない。ボクの任務はヨナを『引き戻す』こと。向こう側へ連れて行かせないこと。
    サイコモニター内で《ナラティブガンダム》と接近した《フェネクス》の光を見据える。
    「リタ……!」
    《ダマスカス》のブリッジに響くヨナの声。その声が、もう随分と待ちわびた歓喜の声のようにも、泣きそうに縋る声にも聞こえてボクは、無線を取るのを少し躊躇ってしまった。
    「ヨナ……」
    そう呟くと、ミシェルの腕が”まだ”だと言うようにボクを制した。
    「もう少し待って。」
    そう短く命令したミシェルの目は、目標が近くにいて、捕獲が目前に迫る状態だとは思えないほど据わっていた。

  • 137125/09/17(ć°´) 13:11:31

    ノアの仕事は「ヨナをリタ側に連れて行かせない」です

    >>101 でも少し描写してましたが、リタばっか見てて万が一フェネクス捕まえる前にヨナが死んだらミシェルからヨナへの贖罪が不完全なまま終わってしまうので、それに対する保険みたいな感じです

    パイロットじゃないから役割がね……ふわっとしてますね……

    ミシェルもリタの性格が分かってるのでヨナを連れてくなんてことはないと思ってるけど、シンギュラリティ・ワンだからどうなるかわからない、もしかしたらMS越しにも意識・体を溶かしてくるかもしれない、という念の為の奴ですね

  • 138125/09/17(ć°´) 21:28:45

    次のヨナの幻覚(?)でノアはどこにいるか

    dice1d3=1 (1)

    1 リタの横(少し離れた所)

    2 ヨナの隣

    3 ミシェルの後ろ

  • 139二次元好きの匿名さん25/09/18(㜍) 03:15:49

    そこか……

  • 140125/09/18(㜍) 11:04:24

    保守
    一応ヨナの幻覚での位置が、「ヨナが思っているノアの精神的立ち位置」になる予定です たぶん おそらく

  • 141125/09/18(㜍) 18:30:07

    保守

  • 142125/09/18(㜍) 21:42:04

    保守
    書いてはいるんですけどここらへんすごい難しいです
    後との整合性を気にする自分とこんな場末のSSの整合性を気にするやつなんかおらんやろ!という自分が並んでます

  • 143125/09/19(金) 03:51:57

    保守

  • 144125/09/19(金) 11:03:31

    保守

  • 145125/09/19(金) 19:33:35

    アームド・アーマーDEを背に飾った《フェネクス》が、《ナラティブガンダム》の目の前に舞い降りる。雲の隙間を光線のように差す神秘的な光が、《フェネクス》を天からの使いにも見せていた。
    「リタ……」
    今度こそ、今度こそ伝えねばならない。操縦桿を握る手に力が入る。
    人知を超えた存在である《フェネクス》が、心まで見透かしているようで、心がきゅうっと縮こまってしまうような気がして、ヨナは目を伏せた。
    「……わかってる。いまさら、話せることなんかない。そんな資格、俺には……」
    リタが話をしたくなくても、俺は彼女に伝えたいことが、伝えなければいけない、ずうっと心に残った言葉があるのだと、再度《フェネクス》を見据えようとした瞬間、彼は息を飲んだ。
    ヨナの脳裏に8歳の頃の光景が鮮やかに咲いていた。

    「ずっと友だちでいるしるし。いいよね?」
    いつか、いつかリタを守れるようになりたかった。そう、幼い頃からずっとそうなりたかった。夢だった。
    でも――

    「でも、俺は君に――」
    いつから間違っていた?8歳の時?15歳の時?それとも最初から?時は戻らない。取り返しのつかない罪の意識がヨナの体に重くのしかかっている。
    ニュータイプ研究所に入れられても、そこから出て士官学校に行っても、軍に入っても、いつまでも利用される側、守られる側なのは、25になった今でも変わらなかった。
    傷跡がいつまで経っても癒えずにじくじくと心を苛んでいる。

    俯いたヨナの視界に、きらきらとした光が踊る。それはフェネクスの金を反射する光。それは夕暮れの教室に差し込んで照らされた塵。それはビルの浮かんだ水面を染める揺らめき。
    ――〈今が全部じゃない〉

    ――〈何度だって生まれ変わるの〉

  • 146125/09/19(金) 22:19:56

    25歳のノアの絵も描こうとはしてます 難しいです
    おやすみなさい

  • 147125/09/20(土) 06:09:47

    保守

  • 148二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 12:58:56

    保守

  • 149125/09/20(土) 21:20:52

    今日は寝込んでたので更新なしです 進捗も無 申し訳ない
    おやすみなさい

  • 150125/09/21(日) 05:36:29

    保守

  • 151125/09/21(日) 13:27:11

    ヨナはリタの事が好きだけど、リタとノアの関係についてはどういう認識?(8~15歳時)

    dice1d6=4 (4)

    1 ノアもリタの事が好きなんだろ?(焦り&誤解)

    2 ノアとリタってお似合いだよな(こんな俺がリタと仲良くなれるとは思えない)

    3 ノアが、リタと俺の仲を取り持ってくれている 

    4 ノアとリタミシェが仲良くすることで、その輪に入らせてもらっている (おこぼれにあずかっている認識)

    5,6 特に拗れた認識はなし 友だち

  • 152125/09/21(日) 13:38:17

    ぶわり、と風が吹いたかと思うと、ヨナはあの日見た、人の住めないゴールドコーストの水辺に立っていた。
    髪を揺らす風、遠く聞こえる鳥の鳴き声、懐かしい潮の匂いに、あたたかい日差し。夢だとは到底思えなかった。
    少し離れた浅瀬で、リタとノアが水を踏んで遊んでいる。跳ねる飛沫がズボンを濡らしているが、気にする様子はなかった。
    踊るように跳ねるリタは、両手を広げている。昔からこうして4人で遊ぶ時、率先してはしゃぐのはリタとノアの2人だった。それにミシェルが保護者みたいに付き合って、ノアが俺の名前を呼んで混ぜてもらう。
    その楽しそうな様子に誘われ、俺は足を一歩踏み出す。踏みしめた砂利が擦れて音を立てた。
    「次に生まれ変わるとしたら、わたし、鳥になりたいな。」
    髪をなびかせ、くるりと回った彼女が、俺の名前を呼ぶ。
    「ヨナは――」
    その瞬間、リタは口を閉ざす。俺の後ろを見て。
    「ヨナ」
    冷たい、ミシェルの声。急に何か苦しみを耐えるように哀しそうな目をしたリタに、何か声をかけようとして口を開く。けれど音は何も出ず、背後からは風を切る鋭い何かがヨナの頬を掠めて飛んでいった。

  • 153125/09/21(日) 21:42:38

    アニメ塗りやっぱできないんで厚塗りで25歳ノア 一応後ろでひとつ結びにしてます

  • 154二次元好きの匿名さん25/09/22(㜈) 00:22:40

    >>151

    なぜそうなった

  • 155125/09/22(㜈) 08:04:43

    >>154

    漫画版では、ミシェルがリタヨナの仲いい所を見るたびに「2人と1人だ……」と感じていたのと同時に、リタも、ヨナはミシェルと遊ぶみたいに笑ってくれない、「2人と1人なんだな」って感じていた、それぞれ疎外感を感じていたっていう描写があるのでそういうやつですね

    同性の友だち(しかも初めての友だち)が増えてて偏った解釈にならないわけがないだろと思って振りました

    結果は上の通り 3人にとってヨナも大切な友だちなんですけどね ヨナの認識が歪んでます


    ノアは疎外感を感じてはいませんが、リタに対して「リタは強い、泣かない子なんだから大丈夫」って無条件に思ってるのが彼の偏った解釈です

  • 156125/09/22(㜈) 14:48:23

    「本当にヨナの体に問題はないんだろうな!」
    NT‐Dを発動させたヨナの苦しむ声が、ノアの精神を削る。できることなら変わってやりたかった。けれど自分ではモビルスーツを操縦できない。自分では《フェネクス》――リタをおびき寄せる餌になれない。
    手が届かないことが、こんなにも苦しい。
    「前にも説明したでしょう。ちゃんとリミッターはつけているし、サイコスーツにもセーフティは搭載している。後できるのは装備じゃない、精神面でのサポートよ。」
    ぎりぎりと歯を食いしばるボクを、ミシェルはまっすぐ見つめる。冷たいとも思える据わった目で。
    「ノア。」
    「……」
    ボクは一度自身の手を強く握りしめた後、無線マイクを乱暴に手に取った。
    「聞こえるか、ヨナ!」

  • 157二次元好きの匿名さん25/09/22(㜈) 20:05:33

    保守

  • 158125/09/23(灍) 03:22:34

    保守

  • 159二次元好きの匿名さん25/09/23(灍) 12:05:11

    保守

  • 160二次元好きの匿名さん25/09/23(灍) 19:16:15

    保守

  • 161125/09/23(灍) 21:55:29

    保守
    ノアが必死に呼びかける横で、アバーエフとミシェルの会話があります 「不死鳥の鳥籠」っていう所ですね
    呼びかけてもヨナの応答が段々と薄れてくというか 幻覚に囚われていく感じです
    そしてゾルタンがⅡネオ・ジオングを呼び寄せます
    次はそこら辺からの描写になると思います もう少しお待ちを

  • 162二次元好きの匿名さん25/09/24(ć°´) 02:56:55

    保守

  • 163125/09/24(ć°´) 11:58:34

    「《ナラティブガンダム》が、止まった……?」
    いくらノアが呼びかけても、ヨナは過去の記憶に惑わされ、苦しむままだ。NT-Dで意識が朦朧としているちうなら、せめて安心させてやるくらいはしないといけないのに。
    パイロットにもなれない、声も届かない、強化された己の身には一体何が残っているというのか。シェザール隊から送られてくるノイズ混じりの画像を見る目に、涙が滲む。
    「いえ、《ナラティブガンダム》のサイコ・ウェーブが、《Ⅱネオ・ジオング》を引き寄せている」
    「そんなこと……!?だって、NT-Dは――」
    発動しているはずなのだ。
    サイコモニター上で、《フェネクス》から離れていく《ナラティブガンダム》を見て、捕獲も、ヨナを繋ぎ止めることも上手く行っていないことに気がついた。
    「それ以上に強い力が、ヨナ・バシュタから発せられているようです」
    「ヨナから、サイコ・ウェーブが……」
    冷静ながらもどこか戸惑いを隠せないブリックの言葉に、続けてボクも独り言を呟いた。

  • 164125/09/24(ć°´) 20:14:33

    次は本編だと過去回想が挟まる所のはずです 脱走&別れのシーン

  • 165125/09/24(ć°´) 20:20:23

    《ダマスカス》のブリッジに立つミシェルとノアの意識にも、ヨナが見た15歳の頃の光景が蘇っていた。それが、サイコ・ウェーブが見せている時間旅行なのだと、2人は感覚で理解した。
    そして、あの脱走から、リタとミシェルが居なくなるまで……ヨナとミシェルの間に何が合ったのか、をノアは記憶の共有で知ることになる。
    2人の確執、「ノアを巻き込む必要はない」という言葉、抱え込んだ罪の意識……
    本来ニュータイプ研究所がなければ一切起こり得なかったであろう理不尽な災い。幼い、力のない子供が、命との天秤にかけられて、小さな身に余るほどの後悔を詰め込んで生きてきたのだ。
    〈探したのよ、あんたたちのこと。戦争が終わって、施設が閉鎖になった後、すぐに……〉
    声を張り上げる15歳のヨナの慟哭、開頭手術を施され、"ニュータイプ"というモノにされたリタの物憂げな表情。
    ニュータイプ研究の結晶たるユニコーン・タイプ。人知を超えた力を持つサイコフレームと、リタの深い悲しみが同調し、《フェネクス》は目覚めたのだ。
    〈過去を消して、軍に潜り込んだあんた達の消息はつかめた。でも、リタは……〉
    〈嘘つき……!〉
    ミシェルがいくら説明をしようと、ヨナは聞く耳を持たない。今更知った所で、自分たちがリタを見捨てたのは、肉体を奪ったのは変わらない。
    過去の記憶に囚われ、サイコ・ウェーブの力に支配されている。憎悪の権化となったヨナの怒りは、サイコフレームを通じて《Ⅱネオ・ジオング》を暴走させようともしていた。
    おおきな五指にビームの光が灯り、今にもこのコロニーを崩そうとしている。
    〈ヨナ!〉
    ノアは彼の暴走を止めようと、その名前を呼ぶ。今まで大人達にされた理不尽を、同じように理不尽で人々に返してはいけない。ここはコロニーの中で、その地にはそれぞれ生きる人達がいるのだと。怒りに身を任せてはいけない。
    せめてこの時だけでも、ヨナを正気に戻すことができたら。
    その瞬間、意識の奥で何かが繋がったような気がした。

  • 166二次元好きの匿名さん25/09/24(ć°´) 21:18:04

    >>163

    視点ごっちゃになってますね 脳内で補正して読んでください

    今日は更新できてよかったです

    ではおやすみなさい

  • 167125/09/25(㜍) 05:51:35

    保守

  • 168125/09/25(㜍) 12:59:08

    保守

  • 169125/09/25(㜍) 20:22:54

    ポン、と肩を叩かれたミシェルが、意識をブリッジに戻す。
    眼の前には、この場には似つかわしくないほど穏やかな表情をしたノアが立っていた。
    『ミシェル、大丈夫だよ。』
    その言葉を聞いたミシェルは目を丸くする。何か問いたかったが、口からは何も出てこなかった。


    『駄目だよ、ヨナ。』
    その声は、確かに耳から聞こえた。ノイズの入った無線通信だと、聞く耳は言っている。けれど脳が何故かその声を、その言葉を補正してしまっている。
    「リタ、リタなのか?」
    ヨナが思わず問いかける。少女の声と、成人男性の声が似るはずもない。それなのに、感情が、抑揚が、この無線の向こうにリタがいるかのように感じさせている。
    サイコ・キャプチャーを分解し、枷から解き放たれた《フェネクス》が、青い燐光を散らしながら《ナラティブガンダム》の方へと穏やかに飛んでいく。
    ビーム光を漲らせた指の周りを飛び、それに触れると、《Ⅱネオ・ジオング》の苦しげな挙動が収まったようにも見えた。

  • 170125/09/25(㜍) 21:48:25

    続きを書いていたらメモ帳の不具合で進捗がちょっと吹き飛びました
    フフフ 悲しい おやすみなさい

  • 171二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 01:32:29

    お、お疲れ様です

  • 172125/09/26(金) 08:29:11

    『怒りに身を任せては駄目。なんにもならないって、知ってるでしょ?』
    「でも、でも、それは……きみは、俺たちのせいで……」
    周囲を飛んでいた《フェネクス》が静止し、《ナラティブガンダム》の体に触れると、途端にドッキングポートが開放され、ゆっくりと《ナラティブガンダム》が空へと吐き出される。
    ビーム光もいつの間にか収束し、《Ⅱネオ・ジオング》の暴走は未然に防がれた。
    宙に浮かぶ《ナラティブガンダム》の体が、《フェネクス》に抱きとめられる。それと同時に、リタが抱きしめているような温かさを、ヨナはその身に感じていた。
    『ヨナもわかってるはずだよ。あたしはもう……』
    「そんな!」
    『けど、まだヨナの道は続いてる。あたしにもまだ、やることが残ってる。』
    ヨナは《フェネクス》と共に空を舞いながら、撤退していく《Ⅱネオ・ジオング》を見つめる。
    コロニーに開いた孔を潜り、外へ戻る巨体。一般的なMSとは比べ物にならない大きさのそれを先程まで暴走させようとしていた事実に、ヨナはまた、後悔の念に駆られていた。
    『あれは、この世界にあってはならないもの。』
    先程の優しげな声とは一転、毅然とした態度で《Ⅱネオ・ジオング》を指す。
    『その時が来たら力を貸して。命が始めたことは、命にしか終わらせられない。』
    その言葉が、ヨナとリタの間には大きな空白があるのだと感じさせ、包まれるような温かさも急に離れていくように感じた。
    脳に届く軽やかな声が段々と薄れ、ノイズ混じりの無線と共に現実に引き戻されていく。
    『いまのあたしには、もう……』

  • 173125/09/26(金) 12:45:25

    口寄せみたいなことをしたノアへの負担

    dice1d100=52 (52)

  • 174125/09/26(金) 20:06:28

    すごい言い訳なんですけど、死人に近いか遠いかって物理的な距離じゃなくて精神かNT力の個人差で距離が変わると思うので、そういった面で罪悪感とかいろいろあったミシェルとヨナではなく、ノアの方がリタからは近くて、中継地点にした というイメージです。
    ダメージ受けたのは無理やりアンテナを開いたからですね

  • 175125/09/26(金) 21:43:22

    リタの声についてちょっと補足
    無線で聞こえるのはノアの声なんですけど同時にそれを媒介にしてサイコ・ウェーブによるリタの声が脳に届いてます(テレパシー)

    あとはこの後会話シーンがいくつか入る予定なんですけどそれがノアの最後の見せ場になるかもしれないです
    どうもね 最終決戦に入れそうにはないのでじゃあ活躍シーン前倒しするか!で口寄せしてもらいました
    そろそろラストスパートですかね 頑張ります
    ではおやすみなさい

  • 176二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 03:06:59

    このスレで全部収まりそうですか?

  • 177125/09/27(土) 10:02:38

    >>176

    微妙な所ですね わざわざ1スレに収めるようにして高速でSS書いて粗が出るのも嫌なので、たぶん2スレ目に移行するかな

    2スレ目がすぐ完結して終わりそうなのはまあ……他にもすぐ落ちるスレあるんで許してください


    あとは来週すごい忙しいので、来週は保守ばかりになってレス数だけ増えそうな見通しです

  • 178125/09/27(土) 18:18:05

    ミシェルは、"死者と会話できるニュータイプ"の力を目の当たりにしていた。いや、ミシェルだけではない。ダマスカスのブリッジにいた者の殆どが、ノアの声とリタの思念を同時に聞いていた。
    そして、その会話が終わり、《フェネクス》がコロニーから急速離脱した途端、ノアの身体がぐらりと揺れた。
    「ノア!」
    ミシェルは反射的にノアの身体を支えようとしたが、それを見かねたブリックが咄嗟に間に入った。
    ノアの顔には脂汗が浮かび、瞳は力なく伏せられている。力の入らない身体を、ブリックは慎重に床に座らせた。
    「ミシェル……だい、じょうぶ……ちょっと、目眩がしただけだから……」
    「担架を持ってきて!」
    ミシェルの呼びかけにクルーが動く。ノアはそれに、そこまでするほどじゃないと言おうとしたが、ここから医務室に移動するのも大変だろうと考えて口を閉じた。
    そして、ノアが医務室に運ばれて行った後、シェザール隊帰還のためにクルーが動くブリッジの中で、ミシェルは扉を見つめていた。
    彼女は、自らの手を握って、自分が思いの外怖がっていることに気がついた。安堵なんてしていられない。ノアが伝えたリタの言葉……まだ、"《フェネクス》が宇宙から舞い戻ってきた理由"が残されている。
    その寂しそうな背中をブリックが見つめる中、艦長のアバーエフがミシェルに話しかける。
    「話してもらうぞ。まだ我々の知らない事があるようだ。」

  • 179二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 22:41:37

    保守

  • 180125/09/28(日) 06:15:47

    保守

  • 181125/09/28(日) 12:47:16

    頭の中で人の声が響いている。この声の主たちはどこにいるのだろうか。
    痛い、苦しい、悲しい。後悔や絶望がボクの身に突きつけられる。これでもマシになったほうだ。リタと言葉を交わした直後は、もっと沢山の人々の声が聞こえていたから。
    本来静かな医務室も、いやに賑やかだ。体調不良なのだから、もう少し静かにして欲しい所だが。
    ボクはその声たちにつられ、リタの記憶を思い出していた。
    開頭手術を施された後も、何度も何度も手術と実験が繰り返された。剃られた髪が伸びて、豊かなブロンドの髪を結わえることができる以上の長い時間。
    そして、《フェネクス》が暴走する瞬間の、涙の粒。
    あの姿に酷く動揺した。心の底で、リタは泣かない強い子なのだと思い込んでいたことを理解した。
    リタは、あの時何を思っていたのだろう。
    言葉を借りる時に、少しだけ話した大人のリタは、変な言い方だが、達観したような表情をしていた。
    彼女が泣くことが分かっても、やっぱりなにもわからないままだ。一緒に鳥を見に行っていた頃は、そんな事なんか考えなかったのに。
    ぐるぐると頭の中で考えていると、医務室のドアが開く音で視界が天井の白に染まる。

  • 182二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 19:16:22

    重い……

  • 183125/09/28(日) 21:18:57

    >>182

    他のオリ主スレだともっと明るいのかな?そういやこのスレだとデートもないしコメディもほぼ無いし明るいシーンは8歳の時くらいですね


    無事いい感じに終わったら後日談に明るいss書くのもいいかもですね 余裕があったら

  • 184二次元好きの匿名さん25/09/29(㜈) 01:39:25

    保守

  • 185二次元好きの匿名さん25/09/29(㜈) 09:29:07

    保守

  • 186125/09/29(㜈) 17:53:12

    「ノアは……あんたにリタの言葉を届けたあと倒れたのよ。今は医務室で安静にさせてる。」

    ミシェルからそう聞かされたヨナは、すぐにでもノアに会いに行こうとした。しかし、メーティスでの戦闘もあり、自身のメディカルチェックをするスタッフに数時間の休養を言い渡されていた。
    言われた時間が経過すると、彼は待ち切れないといわんばかりに部屋を飛び出して医務室に向かう。廊下が酷く長く感じていた。
    「失礼します」
    そう声を掛けて入ると、端末の前にいる軍医がこちらを見る。
    「ヨナ少尉ですか。特別顧問から話は聞いています。容態は安定していますが、こちらとしても前例のない症例です。刺激は控えてください。」
    彼は薄黄のアコーディオンドアをを軽く示した。
    ヨナは一礼し、歩みを進める。そして、ためらいながらもそのドアに手をかけた。
    「ノア、起きて……っ!」
    彼はノアの顔を見て息を呑んだ。しかし、ノアは何事かというように天井からヨナへ視線を移しただけだった。
    「ヨナ?」
    ノアは不思議そうに、どうかしたかと訪ねてから、ようやく自分が涙を流していることに気づいた。

  • 187125/09/29(㜈) 20:47:58

    「ああこれか、なんでもないよ。」
    「なんでもないわけないだろ……」
    平気そうな顔で涙を拭うノアに対して、ヨナは眉を顰める。心配させまいと強がるノアの姿が苦手だった。
    その辛そうな顔を慰めようとノアは手を伸ばすが、届かない上にヨナからは「俺もう25だぞ」と言われてしまった。しかし、その辛そうな顔がふ、と緩んだのを見ただけでノアは満足だった。
    だからこそ苦しかった。ヨナを戦いに出さなければいけないことが。まだ、伝えることがある事が。約束が。
    ノアはリタの意思を伝えるメッセンジャーだ。そのために知らなければいけない事を知っている。
    腕に巻いていたペンダントを外して握りしめた。
    「ヨナ。」
    「どうした?」
    『手伝って。』

  • 188二次元好きの匿名さん25/09/30(灍) 01:44:09

    保守

  • 189二次元好きの匿名さん25/09/30(灍) 09:18:55

    保守

  • 190125/09/30(灍) 17:03:58

    「あ、あ?」
    困惑した声を出すヨナの手を、ノアが掴んだ。
    『もうすぐ始まる。哀しい事が……』
    ノアのその何処か遠くを見ているような目が、あのコロニー落としを”視た”時のリタの瞳と重なった。
    その瞬間、宇宙で光が咲く様が、中心にある《Ⅱネオ・ジオング》の姿が視えた。同じ、”予感”がした。
    「まさか……」
    「止めるんだ、ヨナ。」
    ノアの声がしっかりと耳に届く。昔分けたペンダントがヨナの手に握らされていた。
    それは、その場に行けない、何もできないノアがなんとかして思いを託そうとした一つの術だった。
    「返してくれよ。」
    強い表情がすぐに和らぎ、泣きそうな瞳でヨナを見つめる。元々はヨナの父親の形見であるのは分かっている。でもこうでも言わないと、向こう側に連れて行かれる気がしたのだった。
    ヨナは渡された”契りの証”を、同じ右手に巻いた。2つの欠片が触れて軽い音を鳴らす。
    「返すよ、絶対。」
    『……待ってるから。」
    その声を聞いたヨナは、名残惜しそうな表情をしてから、アコーディオンドアを閉めて医務室から出ていった。

  • 191125/09/30(灍) 21:41:42

    少し早いけど保守

  • 192二次元好きの匿名さん25/10/01(ć°´) 04:34:13

    保守

  • 193二次元好きの匿名さん25/10/01(ć°´) 13:23:35

    保守

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