【オリジナル生徒多数、攻撃表現有り、】キヴォトスの辺境のフォレスト学園のお話。

  • 1マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 13:29:21

    私が夢で見た学校をもとにお話を書いたのでここに垂れ流します。気が向いたら読んでみてください。また、私自身はゴリゴリの理系で、あにまんも初心者なので、たまに上手く書けてない場合や、行動がもたついたりすることがあるかもしれませんが、ご自愛ください。

  • 2マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 13:33:29

    すごい緊張して来た、なんか他やった方がいいことありましたっけ?

  • 3二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 13:37:28

    とりあえず書いてみな

  • 4マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 13:42:22

    じゃあ、なんか唐突に始まっちゃいますけど書いてみますね。

  • 5マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 13:48:05

    フォレスト学園、そこは、深い森の中にある学園、人が忘れ去った、古き、種族の垣根を超えて決められた決まりごとを守る学園、この話は、その学園での物語。

  • 6マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 13:49:59

    先生「今日の仕事終わりっと」
      「思ったより早く終わったな・・・」
    先生の仕事が終わり、何をしようか悩んでいた時、連邦生徒会から電話が入った。

  • 7マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 13:51:07

    先生「ん?、ああ、リンちゃんからだ。」
    リン『突然の連絡で申し訳ありません。しかし今回の用件が急を要する物なので、』
    先生『べつにいいよ、で、どうしたの?何か悩み事?』
    リン『悩み事といえば悩み事なのですがその、、、いえ、ためらっても仕方ないですね。』

  • 8マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 13:54:33

    リン『単刀直入にいいます、』
      『シャーレから程遠いいキヴォトスの辺境にあるフォレスト学園、そこが戦争の準備をしているという噂が立っています。』
    先生「!?!?」
    リン『まだ噂だったため私も半信半疑でしたが、調べてみれば金属や火薬の購入の経歴が個人単位でしたが大量にありました。』
    先生『個人単位?』
    リン『ええ、本来あの学園は自身の持つ銃を自分で作るという伝統を持ち、物品製作や実技、建築といったことを盛んに行なっているところなのでその材料と考えることもできますが、この噂もありそしてその多くが火薬と金属、流石に怪しいと思い現地調査をお願いしたく連絡をいたしました。』

  • 9マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 13:56:29

    先生『なるほど、すぐに向かうよ。』
    リン『お願いします。』
    先生『うん、じゃあ切るね。』
    リン『あ、先生待ってください、もう一つお伝えしなければならないことが、』
    先生『うん?』
    リン『あのあたりは、フォレスト学園自体の治安は良いのですが、フォレストの森の中やフォレスト自治区周辺は治安が悪いのです。特にフォレストの森はその隠蔽力の高さから違法取引や違法実験の巣窟らしいです。』
    先生『わかった、気をつけるよ、じゃあねリンちゃん。』
    リン『誰がリンちゃんですk…』

  • 10マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 13:58:01

    先生「さてと、じゃあ下調べしたら行きますか、、、って、うわっ遠い、、、これは明日じゃないと無理かな、、、泊まりにもなるだろうし、とりあえずフォレストには連絡を、、、」
    ワカモ「先生?」
    先生「わあぁ!!!ワカモ!?いつからそこに?」
    ワカモ「、、、先生が何やらリンちゃんという名前の方と親しそうに話始めた頃からです。」

  • 11マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 13:59:10

    先生「だいぶ前だね、じゃあ内容も聞いてたり?」
    ワカモ「いえ!貴方様の電話の内容を盗み聞くなんて真似は致しておりません!、と言いたいところなのですが、その、少しばかり聞こえてしまって、、、」
    先生「そっか、まあ隠さなきゃいけないような話でもないんだけどね。」
    ワカモ「申し訳ありません、とはいえ先生、もし貴方様がフォレストへ向かうと言うのでしたら、このワカモの同行を許可していただけませんでしょうか。」

  • 12マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 14:00:50

    先生「いいけど、なんで?」
    ワカモ「あそこはお聞きになられたかもしれんが、治安があまりよろしくありません。」
       「もし、もし貴方様の身に何かあれば私は、、、私は、、、」
    先生「ワカモ!?、大丈夫一緒に行こう、それなら安心できるでしょ、それに護衛に誰か連れてこうかとおもっていたんだ、ワカモが一緒なら心強いよ」
    ワカモ「は、、、はい!!!このワカモ!!!先生の完璧な旅行をお約束いたします!!!そうと決まれば旅費の計算、安全なルートの確保、ああ、やる事がいっぱいです!!!」

  • 13マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 14:02:16

    先生「ワカモ落ち着いて、これは旅行じゃないし、旅費の計算とかは私がやるからそこで待ってていいよ?」
    ワカモ「いえ!貴方様のお手を煩わせるわけにはいきません!!!そこでお待ちください、今すぐ準備をして参りますので!!」
    先生「待ってワカモ、出発は今日じゃない!!!」
    その後、なんとかワカモを落ち着かせることに成功した。

  • 14マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 14:06:50

    一応ここまで書き進めましたが、一つ補足したいことがありまして、『』←これで囲まれている会話は通信やメールによるやりとりを意味しています。
    また、続きはちょっと私自身の方の私用を片付けてから書きますので、現在進行形で読まれてる方は、しばらくお待ちください。(一時間くらいで戻って来ます。)

  • 15マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 14:09:40

    あ、もし質問とかあれば、書き始めたばかりですが、帰って来た後で答えようと思います、小さいことでもどうぞ。

  • 16マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:10:20

    帰ってまいりました、続きを書こうと思います。

  • 17マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:11:50

    ー出発当日ー

  • 18マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:13:45

    ワカモ「貴方様、昨日は取り乱してしまい申し訳ございません。」
    先生「いや、いいよ、ところでワカモ、それは?」
    ワカモ「こちらは今回の旅費です。」
    先生「出所は?」
    ワカモ「闇金の者たちを少々♪」
    先生「、、、捨ててきなさい。」
    ワカモ「ええぇ!?!?」
    その後ワカモに少しお説教をしたあと出発した。

  • 19マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:15:58

    しばらく車で進んだ後
    先生「え?通行止め?」
    ロボ警備「はい、この先で戦闘がありまして、その際地面がやられてしまって一般車じゃ通れない状況なんです、橋も落ちてしまったし。」
    先生「そっかあ、」
    ワカモ「申し訳ありません先生、私がこのような道を提案したばかりに、」
    先生「いやこれはどうしようもないよ、だから自分を責めないで。」
    ワカモ「ありがとうございます、しかし、これからどうすれば、、、」
       「・・・」
       「先生少しそこでお待ちいただけますか?」
    先生「わかったけど、何かあった?」
    ワカモ「いえ、少し気になる事が、、、」

  • 20マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:18:40

    数十分後、、、
    先生「ワカモ遅いな、どこまで行ったんだろう?」
    【ヘリの音】
    先生「へりかぁ、ヘリなら今頃ここで止まる事なくフォレストについてる頃かな、」
    【ピコン】
    先生「ん?ワカモからだ、」
    ワカモ『先生、先ほどの場所から北へ少し進んだ場所に開けた場所があります。そちらへ移動してもらえますでしょうか?』
    その後、指定された場所まで移動すると、そこにはワカモがいた。

  • 21マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:20:23

    ワカモ「先生、ただいま戻りました♪」
    先生「・・・」
    ワカモ「どうなさいましたか、何か体調でも、、、」
    先生「なんでヘリコプターに乗ってるの?」
    ワカモ「ああ、これは、先ほど彼方の方にあるギャングの溜まり場のようなところからごうだt、、、拝借した物です♪」
    先生「返してきなさいって言いたいところだけど、返しに行ったら危ないしなぁ。」
    ギャングA「いたぞ!撃てぇ!!!」
    ワカモ「っ!!先生、追っ手が来ました!早くお乗りください!!」
    先生「流石にこれは乗るしかないか。」
    その後、ヘリコプターの中でワカモを叱りながらフォレスト付近まで来た。

  • 22マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:21:43

    ワカモ「、、、ううぅ、、、今日だけで二度も先生に叱られてしまいました。」
    先生「、、、今度はもっと温厚な方法で頼むよ、」
    ワカモ「はい、、、あ!先生、見えました、あれがフォレストです。」
    先生「おおぉ、森から霧の壁が生えてる。」
    ワカモ「あれは隠し森と呼ばれるフォレストの天然の城壁です。」
       「なんでもあそこで迷えば二度とは出られないそうで。」
    先生「恐ろしいね、なるべく近寄らないようにしないと、」
      「ん?、でもだとしたらこれどうやって入るの?」
    ワカモ「フォレスト本校へ続く一本道がいくつかあるらしくそこを通ります。」
       「、、、そのためにはまずこのヘリをどこかに止めなければ」

  • 23マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:24:57

    【発砲音】
    ワカモ「っ!!!、敵襲!?!?」
    しかし、どうやら当たりどころが悪かったらしく、ヘリは煙を上げ始めた。
    先生「ワカモ!」
    ワカモ「ダメです!舵が効かなくなりました!!!」
       「森に不時着します!!!」
    先生「わかった!!、どうすればいい!?」
    ワカモ「頭を守って、何かに捕まってください!!!」
    そう言い放った瞬間、爆撃が直撃し先生は衝撃で意識を失ってしまった。
    それから数分後、森に墜落したヘリの隣で先生は意識を取り戻した。

  • 24マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:27:22

    先生「う、、、いったた、、、自分で言うのもなんだけど、よく生きてたな、わたし。」
      「治安が悪いってのは本当だったんだな、、、」
      「っっ!!そうだワカモ!!!大丈夫!?、、、」
      「いない?」
      「まさかさっきの爆発で投げ出されたんじゃ、、、」
    先生「とにかく連絡を、、、」
      「圏外だ、」
      「どうしようかな、今あるのはヘリの残骸と圏外のスマホと、、、」
    ワカモが言っていた「迷ったら出られない」という言葉を思い出す。
    先生「私ここで◯ぬのかな、、、」
    【ガサッ】
    先生「ひっ!?!?」
    ???「?」(ヒョコッ)
    先生「わあぁ!!!って人?」
    ???「・・・」

  • 25マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:28:58

    その子の姿はとても奇怪であった、白い髪、大きく開かれた紅い双眼、後頭部から生え、額の方まで螺旋をえがき湾曲した大きな黒と紫のツノ、人の手とは程遠い獣のような腕、足は獣と鳥を足したような見た目になっており、背中には羽ではなく鱗でできた翼がある。また、服装は大切な部位は隠せているが、残りは擦り切れている。姿勢は腰が曲がり、手は前に垂らすように立っており、不気味さを増幅させていた。

  • 26マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:30:35

    先生「ええっと?君は?名前を聞いてもいい?」
    ???「・・・」
    先生「そ、そうだよね見ず知らずの人に名前を教えるのは抵抗があるよね、」
      「じゃ、じゃあまず私から、私はシャーレ所属の『先生』だよ」
    ???「・・・」
    先生「、、、ええっと、、、?」
    ???「・・・」(地面に文字を書き出す)
    そうして地面に書かれた文字は大きく「ニエ」と書かれていた。
    先生「え?、、、ニエ、、、ちゃん?」
    ニエ「コクッ」(頷く)
    先生「そうか、ニエちゃん、もしかしてフォレストの生徒?」
    ニエ「コクッ」(頷く)
    先生「もしよければ連れて行ってくれないかな?、その、見ての通りヘリが撃ち落とされて迷っちゃったんだよね。」
    ニエ「コクッ」(頷いて踵を返す)
    先生「これはついていけばいいんだよね?」

  • 27マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:36:50

    ここで少しオリキャラの解説を挟んでおきます。

    ニエの身長:147cm 15歳 3年生 (飛び級)
    武器 逆さ銃(ぼぼ撃たない)
    部活 危険排除委員会
    ・銃が逆さ銃なのは、手が獣のようになっているせいで普通の銃を持つことができない。
    ・逆さ銃(正式名称はわからない)はバルバラが持ってる銃みたいなやつを指してます。

  • 28マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:39:23

    数時間悪路を歩いた末

    ・フォレスト本校防衛用擁壁前
    先生「ここがフォレスト、、、」
    ニエ「・・・」
    先生「ここってどうやって入るの?門閉まってるけど?」
    ニエ「ガァ・・・」(小刻みに震え出す)
    先生「え、大丈夫!?、どこか怪我した?」
    ニエ「グッ、、、」(森の中へ走り込み姿を消す)
    先生「あ!!!ちょっと!?、、、」
      「行っちゃった、、、」
      「大丈夫かな?」
      「とりあえず中に入らないと」

  • 29マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:41:19

    先生「だれかいませんかあぁ!!!」
    危険排除委員会「ん?誰だ?」
           「誰だあんたぁ!!!」
    先生「私はシャーレ所属の『先生』だ!!!」
    危険排除委員会「先生!?」
           「1人か!!!」
    先生「今は1人だね!!」
    危険排除委員会「1人でどうやってここまできたんだ!!!」
    先生は、ここに来るまでにあったことを細かく話した。
    危険排除委員会「、、、わかった!!少し待て!!!」

  • 30マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:45:41

    数十分後、門が開き、中からフォレスト生徒たちを引き連れた水色の目の子が出て来た。
    ???「ようこそシャーレの『先生』、おまちしておりました、報告によると、ここに来るまでなかなか苦労したようですね。」
    出てきたその子を一目見れば、まるでスーツと思うような服装だったが、よく見ればスーツにはないような形のポケットがいくつかあり、その構造は作業着に酷似していた。
    先生「はじめて、君の名前は?」
    ???「私ですか?私は麻樹ミズキ、ここフォレストの副生徒会長です。」
    先生「よろしくねミズキ、」
    そう名乗ったミズキという名の少女は水色の髪をなびかせていた。
    ミズキ「はい、こちらこそよろしくお願いします。」
       「、、、ところで今回のご用件は我々が戦争の準備をしているという噂の調査、であっていますか?」
    先生「え?ああ、うん、そうだけど、なんでわかったの?」
    ミズキ「まあ、なんとなく、、、ここで立ち話もなんですし奥の塔で話しましょう。」

  • 31マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:49:29

    中央塔『ユグドラシル』前

    先生「この塔、、、すごい大きな木が巻き付いてるけど、、、なんていう木?」
    そう言う先生の前には、ミレニアムを思わせるビルにおとぎ話に出てくるような木が巻きついている異様な光景だった。
    ミズキ「知りません、違法実験の産物らしいですから、とりあえず、壁に巻きついて壁を強化、自動修復する目的で作られた植物らしいです。」
    先生「そうなんだ、、、、」
    ミズキ「そんなとこに立っていると生徒たちの喧嘩の流れ弾に当たりますよ、中に入ってください、生徒会長がお待ちです。」
    先生「わかった、」
    【ドォォォン!!!】

  • 32マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:51:53

    背後の爆発に先生が振り返ると、そこには、喧嘩で壁を爆破して出て来たであろう二人組と、それを仲裁している一人の生徒があった。
    ???「だから喧嘩はやめろって!!!」
    フォレモブA「嫌だ!!!あんたのいうことでもやっぱりあいつの横顔一発ぶん殴んないと気がすまねぇ!!!」
    フォレモブB「奇遇だなぁ!!!私も同じだよ!!!」
    ???「もおおおぉぉぉ!!!来客があるってのにぃ!!!」
    ミズキ「何してるんですか生徒会長、、、」
    ???「あぁ!!!ミズキ!!!いいところに!!!ちょっとこれ止めるの手伝って!!!」
    ミズキ「はぁ、なんで貴方はこうも面倒ごとに首を突っ込むんですか?、、、」
       「すいませんが先生、指揮をお願いできますか?」
       「貴方の指揮能力は聞き及んでおります。」
       「貴方が指揮してくれれば、私は戦闘に集中できますので、」
    先生「いいよ、気をつけてね。」

  • 33マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:53:10

    戦闘後…
    ???「はいこれで終わり!少しは頭冷めた?」
    フォレモブA B「「はい、すいませんでした。」」
    ???「あと、お前らはなんで来た?」
    残りのフォレモブ達「「「いやぁ、ちょっと楽しそうだったというか野次馬しに来たというか、、、」」」
    ???「お〜ま〜え〜ら〜?」
    フォレモブ達「ひいぃ、撤収ぅぅぅ!!!」
    ???「あ!おい待て!こんな時だけ仲良く逃げんな!!!」
    ミズキ「生徒会長、その辺にしてください、先生がいらっしゃいましたよ。」
    ???「え?」

  • 34マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:54:31

    先生「、、、こんにちは、」
    ???「うわぁぁぁ!!!いつから!?」
    ミズキ「先ほどの戦闘時にはすでに、」
    ???「えぇ?、、、だいぶ前じゃないか。こんな見苦しいところを見せてしまって申し訳ない。」
    先生「気にしてないよ、それに仲も良さそうだったし。」
    ???「そうか?それならよかった。」
    ミズキ「生徒会長、自己紹介を。」
    ???「ん?ああ、そうだった、」

  • 35マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 15:57:59

    ???「自己紹介が遅れたね、私はフォレスト総長の風真ハヤテだ、よろしく」
    先生「総長?生徒会長じゃなくて?」
    ミズキ「フォレストの生徒会長の本来の名前は本来もっと長いらしく、その頭文字付近の文字が「総」そして会長の「長」をとって総長なんだとか。」
    ハヤテ「説明ありがとうミズキ、人が変わるたびに名前を長くするものだから、もう誰も全部は覚えてないと思うよ、あ、ちなみに先生も総長と呼んでいいぞ、まあ、好きな呼び方でも構わないが。」
       「そういえば、先生はフォレストに来るのははじめてなのだろう?ならこの総長が直々に案内してやろう。フォレストの長として当然の責務だしな、よし、そうと決まれば早速出発!!!」
    ミズキ「、、、はぁ、騒がしい方ですいません。」
    先生「元気だね、、、」

  • 36マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 16:07:52

    再びこのあたりでオリキャラの解説などを挟んでおきます。
    麻樹ミズキ
    身長 155cm 15歳 1年生
    武器:バーストアサルトライフル(まだ何を見本に作ったのかとか決めてなかった、、、)

    風真ハヤテ
    身長 150cm 15歳 3年生(飛び級)
    武器 グロック18を見本に自作
    下はフォレストの制服、上はタンクトップ、黒目黒髪で短髪、肌は褐色、

    フォレストの制服・作業着のような、全体的に機能性を重視したような服。ある程度の好みに合わせての改造は許可されているが、あまりにも便利すぎるため改造している者は少ない。

  • 37マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 16:09:19

    ミズキの銃を決めようと思うんですが何がいいと思いますか?

  • 38マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 16:33:45

    ぜひ、ミズキに似合いそうな銃を知ってる、もしくは思いついたという方は提案してください。

  • 39二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 16:54:17

    >>38

    合うかどうかは分からないけど、SCAR-L使ってたら俺が嬉しい

  • 40マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 18:26:30

    いい銃ですね、ありがとうございます、案をもとにミズキの銃のデザインをしてみました、こちらです。

  • 41マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 18:28:49

    色が蛍光色みたいのしか出ず、少し違和感があるかもしれませんがなんとなくで察してください、お願いします。(言い訳ですが色合い調整してる時間がなかった。)

  • 42マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 18:33:10

    あ、マガジンがわかりにくいかもしれませんが、太くて濃い茶色のやつがマガジンで、灰色のやつの方に刺さってる方のマガジンは次のリロードのとき、素早くリロードできるようあそこに刺せるようになってます。(実際にそういう拡張パーツがあります。)

  • 43マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 18:41:51

    あとは時間があったらもう少し作り込んでみようと思います。

  • 44マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 20:36:23

    空き時間ができたので用事ができるまで再開します。

  • 45マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 20:37:37

    ・フォレスト中央塔前商店街にて
    ハヤテ「この学校の基本理念はよく野生の掟と言われるようなものに酷似している、学校のみんなそれを感じ取って、みんな自身の良心に従って守ってる、だからこの自治区には法律がない。まあそのせいで森の外の治安は悪いし、森では好き勝手する奴がでてきた、だから最近は文字の法律も決めようかと思ってるんだけど、文字で決めた決まりごとって融通が効かなくなっちゃうんだよね、今私たちが無意識に実践している決まりごとは文字に起こすのは難しいし、だから一旦、フォレスト側が悪と判断したことは悪となるって自治区全体に言って取り締まってるよ。」
    先生はハヤテからここがどのようなところかという説明を受けていた。

  • 46マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 20:40:02

    ハヤテ「そして、ここはフォレストの商店街、ここの店は全部生徒が経営している物だ。そして路地の方を抜けると生徒たちの寮室、さらに進むと体育館や射撃場、実験室などの学校の設備とかがあるよ。」
    ミズキ「生徒全員がここで寝泊まりしているわけではなくグループを作って森の方で基地を作っている者たちもいます。」
    ハヤテ「あ、不良生徒とかってわけじゃないから安心してね。」
    ミズキ「あとは、、、自治区の下はアリの巣のようになっている洞窟が至る所に張り巡らされています」
    ハヤテ「いつ誰がなんのために作ったとかわかってないんだ〜。生徒たちの間では自然発生した物っていう説もあれば巨大モグラが掘ったっていう説もあってね、」
    ミズキ「それを解明するために地底開拓部という部活があります。」
    ハヤテ「あそこの探索隊は我が校のエリートしか成れないんだ、実際地底は危険だし探索には数日かかることもあるくらい大きいから、、、、その関係で授業免除試験に合格しないといけなかったりもするしね。」
    ミズキ「はい、実際危険度で言えば数ヶ月前、優等生で地底開拓部部長の石狩ヤチヨさんが地底で行方不明となり現在も見つかっておりません。」
    ハヤテ「もうこの世にいないんじゃないかとか捨てられた違法実験体に食べられたんじゃないかとか言われてるけど、私はまだ生きてると思ってる、感だけどね、それに、あいつなら違法実験体を逆に食べるだろうし。」
    ミズキ「まあ、なんかそのうちなんでもない顔して出てきそうではありますね。」
    先生「ず、随分と気楽だね。」
    ハヤテ「まあ、それだけこのフォレストの外は危ないんだよ、ここ最近は出てないが死亡事故の例もいくつもあるし、死にかけたやつなら毎年数人は絶対いる。」

  • 47マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 20:41:03

    先生「・・・」
    ミズキ「それに最近もっと悲しい出来事もありましたし、」
    先生「、、、それって?」
    ミズキ「・・・」
    ハヤテ「、、、あー、うん、それは塔に戻ってからでいいかな?ここだとまあ、他の生徒もいるし。」
    先生「、、、なんかごめん。」
    ミズキ「、、、いえお気になさらず。」
    フォレ店モブ「あ、総長!お出かけですか?じゃあうちのやつ食べてってくださいよ!!!」
    ハヤテ「お!美味しそうな匂いだ、先生、ミズキ、ちょうどお昼時だしよってこう。」
    ハヤテ「気を利かせてくれてありがとう。」(小声)
    フォレ店モブ「困った時はお互い様ですよ。」(小声)

  • 48マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 20:42:17

    中央塔「ユグドラシル」内部

    ハヤテ「いやぁおいしかったぁ、まさかあんな美味しい店を私が知らなかったなんて、これはまた店巡りしないとな。」
    ミズキ「そう言って仕事中に抜け出されても困るのですが。」
    ハヤテ「うぐっ、仕方ないだろう、これは〜、そうだ、美味しいのが悪いんだ。」
    ミズキ「まったく、どんな理論ですか。」
       「・・・」
       「そろそろ本題に入りましょう総長、こうして塔に着いたわけですし。」
    ハヤテ「、、、そうだね、先生もわざわざ遠路はるばるやってきてくれたんだ、さて、何から聞きたい、なんでも聞いてくれ、答えられる限り答えよう。」
    そうしてハヤテはさっきまでの元気いっぱいの姿とは打って変わり、真面目な態度となった。
    先生「じゃあまず戦争を起こそうとしているっていう噂について聞いてもいいかな?」
    ハヤテ「、、、ああ、わかった、とはいえその前に必要な事の説明をしなければならないな、」

  • 49マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 20:44:15

    ハヤテ「うちの学校を囲むようにある天然の擁壁、隠し森の中で行方不明者が出たり違法な事が行われているのはもうきいただろう?その違法な実験に生徒が使われたのが今回の件の発端だ。最初はいつもの行方不明かと思われていたが、その量が少し多くてな。全員が不審に思っていた頃、事件は起こった。浜野ニエが行方不明になったんだ。」
    先生「ニエって、、、」
    ハヤテ「うん?どうかしたのか?」
    先生「、、、ここまで道案内してくれたよ。」
    ハヤテ「えっ!!!あっ、いや、、、そうか。」
       「、、、話を戻すがそのニエが行方不明になるとみんな大騒ぎでね。みんな血眼になって探したが見つからなかった。」
    ミズキ「、、、ニエは優等生でみんなの人気者だったんです。悩み事の相談を受けたり、いろんな部活に顔を出しては手伝いながら他愛のない話をして帰っていく。そんな子でした」

  • 50マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 20:46:15

    ハヤテ「そんな中ニエの行方を一番最初に知ったのがこの学校で一番孤立している生徒、鬼瓦ウガチだったんだ。そしてウガチはそれを知るやいなや単独で実験施設を襲撃、完全制圧した。ただウガチはそのあと実験施設にあった完成品を自身に使用してフォレストの外へ行ってしまった。」
    先生「完成品って?それになんでウガチという子は外へ出て行ったの?」
    ハヤテ「あの実験施設はどうやらヘイローを持つ物を兵器にする目的で作られた物らしい。それの完成品、まあ研究資料には要改善とか書いてあったけど一時的な完成品とも書いてあったよ、でまあウガチが出て行ったのはおそらく復讐だね。」
    先生「・・・」
    ハヤテ「ここまで話したが先生はもうニエにあってるんだよね。じゃあもう話の流れ的にわかると思うけどニエはその実験の実験体にされたんだ。」
       「だからあんなふうに喋れなくなったし表情も前ほど豊かではなくなった、急に発作を起こして誰かを襲ってしまうこともある。鎮静剤を渡してあるが体に悪いしそんなに使わないようにと言ってあるんだ。」

  • 51マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 20:48:09

    ハヤテ「、、、話が少し逸れたね、とは言えもうまとめるだけなんだけど、ニエは人気者でそれをあんなにした奴らに復讐しようってのが今のフォレストの状況さ。その相手ももうわかっているしね。」
    先生「それは、、、」
    ミズキ「カイザーグループ、、、」
    先生「!?!?」
    ミズキ「この名前を聞いたことはあるはずです。」
       「あの実験施設に資金援助者の一覧がありその中の一つにカイザーグループの名前があったのです。」
    ハヤテ「他にも細かいのはあったが、そのほとんどはウガチと一部生徒の独断でほとんど壊滅したらしい。」
    ミズキ「そして残された我々の怒りが向かう先がカイザーグループとなったわけです。」
    ハヤテ「まあことの顛末はこんな感じだよ。あとはうちの馬鹿どもが勝手に準備を始めちゃっただけだ。」
    先生「そんなことが、、、」

  • 52マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 20:49:47

    先生「じゃあウガチが今向かってるのってカイザー?」
    ハヤテ「おそらくそうなんだけど、」
       「、、、アイツ方向音痴なんだ。」
    ミズキ「どちらかというと手当たり次第歩いて見つけたものから潰していこうって感じですけどね。」
       「今は資金源とか支部に当たるものなどを潰しているんじゃないでしょうか、連絡だと彼女は今、アビドス砂漠という場所にいるらしいですが、」
    先生「アビドス!?!?」
      「あの子たちが危ない!!!」
    ミズキ「どうかしましたか先生?」
    先生「アビドスは今カイザーに多額の借金をしてるんだ!!」
      「もし彼女がそれを資金源と見たら、、、」
    ハヤテ「まずいな、アイツは普段は冷静だが今はどうかあまりわからない。」
    先生「早く戻らないと!!!」

  • 53マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 20:51:45

    ハヤテ「待て先生、今から急いでもつくのは深夜だ!!そもそも帰る手段と資金がないだろう!!!用意するから少し待っててくれ!」
    ミズキ「一様ウガチは今アビドス校舎とは離れた場所にいるそうなので幸い到着にはまだ時間はあるかと。それとウガチは警戒心が強いです、見ず知らずのあなたが言っても聞かないでしょう。こちらから誰か連れて行くべきです。」
    ハヤテ「、、、私が行くよ、」
    ミズキ「総長?」
    先生「え!いいの?生徒会長なんでしょ?」
    ハヤテ「ウガチが今話を聞くのは私かニエ、あとはその姉のミコトぐらいだろう。」

  • 54マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 20:52:51

    ミズキ「、、、はぁ、わかりました、ただし早めに帰ってきてください。」
    先生「ありがとう、ハヤテを借りるね。」
    ミズキ「はい、早めに返してください、まだ今日の書類の整理も終わっていないので。」
    ハヤテ「ミズキさん?そこはこの非常事態なんだしやっといてくれたりとか、、、」
    ミズキ「するわけないでしょう、あなたの仕事なんですよ、増えすぎて地獄を見たくなければ早く帰ってくればいいだけです。」
    ハヤテ「デスヨネ、、、スゥ、先生。」
    先生「、、、うん、早く行って片付けてこよう。」

  • 55マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 20:56:38

    そして、なんやかんやあったが、残りの時間は焦っても仕方がないと割り切り、フォレストの探索をした。

  • 56マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 20:58:10

    先生「ほんといろんな店があるんだな、、、」
      「飲食店にマッサージ屋、日用雑貨店まで生徒がやってるのか、」
      「ん?あそこは?」
      「色々屋「カラフル」?」
    そうして街を見渡していた時、ふと路地裏の突き当たりに、そこには不釣り合いに明るい店を発見した。
      「なんか路地の奥にあって秘密の店みたいだな。」
      「ちょっとよってみよう。」
      「ごめんくださ〜い。」
      「誰もいないのかな?」
    ???「、、、いらっしゃぁい。」

  • 57マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 20:59:38

    そうしてカウンターの下から寝起きの顔で起き上がったの、は手入れをあまりしていないであろうボサボサのベージュのロングヘアになんとも言えないやる気のなさそうな紫色の瞳、ジャージにTシャツと言うあまりにもラフすぎる子が出てきた、しかしよくみてみればジャージにはフォレストの制服を示す紋が付いており彼女の作った制服でさらにしっかりと認められたものであることを物語っていた。

  • 58マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 21:03:13

    先生「ええっと、ここは?」
    ???「、、、看板見なかったのかい?、ここは大きすぎないものならなんでも揃う色々屋「カラフル」だよ。」
    先生「なんでも?」
    ???「、、、まあ、それなりに自信はあるよ。」
    先生「じゃあこの前買ったプラモデルなんだけどパーツが一つどっか行っちゃってさ、そのパーツとかあったりって、、、」
    ???「・・・」
    先生「や、やっぱり無理だよねこんな無茶振りみたいなこと。」
    ???「いや、揃うよ、簡単すぎて少し拍子抜けしただけだ、どのプラモデルのどのパーツだい?それさえ教えてくれれば揃えよう。」

  • 59マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 21:06:29

    ???「わかった、今奥から同じものを持ってくるから少し待っててくれ、どれを無くしたのかは覚えているな?」
    そう言って彼女はカウンターの奥にある在庫置き場の方へ自身の乗っているタイヤ付きの椅子を滑らせた。
    先生「同じのがあるの!?あんな探し回ってようやく見つけたものなのに。」
    ???「ああ、あるよ、、、ああこれだこれ、、、さて、この中のどのパーツだい?」
    先生「ええっと、これとこれとこれ、あとこれだったな。」
    ???「、、、一体どんな管理をすればこのパーツが無くなるんだい。」
    先生「まあ、その、生徒に壊されてしまってね、、、」
    ???「、、、そうか、災難だったね。」

  • 60マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 21:07:45

    先生「でも、無くしたパーツが解ってもどうするの?そのパーツをもらうわけにもいかないだろうし、」
    ???「ああ、だから今から削り出すんだよ。」
    先生「削り出す!?」
    ???「そうだが?、ああ、安心してくれこういうのは得意だし初めてでもない、寸分違わず同じ物を削り出すと誓おう。」
    先生「、、、すごいね、見ててもいい?」
    ???「いいが?、楽しいかはわからんよ?」

  • 61マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 21:09:11

    数十分後…
    ???「、、、その、、、見ててもいいとは言ったが、そうもまじまじと見られると、、、なんというか」
    先生「ああ、ごめん、近すぎたよね。」
      「でもこれはすごい技術だよ、あの日見たパーツそっくりだ。」
    ???「、、、そう言ってもらえるなんて、職人冥利に尽きるね。」
       「さて、あとはこれをこうしてこうすれば、、、できた。」
       「はい、すべてのパーツの削り出しが完了したよ。」
    先生「ありがとう、とても助かったよ。ちなみにお会計は?」

  • 62マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 21:11:00

    ???「うぅぅん、これくらいかな、」
    先生「おおぉ、高い、」
    ???「、、、そういえば値段を言っていなかったな、すまない、これに関しては私の落ち度だ。少し値引きしよう。」
    先生「いや、このままでいいよ。」
      「君の技術にはこの値段と釣り合う以上の価値があるから。」
    ???「そう?、そうか、なら値段はこのままで、」
    先生「そういえば名前を聞いてなかった、なんていうの?」
    ???「、、、大倉ツチネだよ。」
    先生「そうか、改めてありがとうツチネ。」
    ツチネ「どういたしましt。」
    ???「ツチネ〜!!!助けて〜!!!またこれ壊れた〜!!!」
    ツチネ「、、、ああ、機械音痴なお客様が来たよ。」

  • 63マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 21:12:18

    ???「ねえこのスマホの着信音が出なくなっちゃって振動しか出なくなっちゃったんだけど。」
    そうしてやってきたその子はブロンドと白の髪に大きな鷹のような羽、桃色の目、そしてダイバーのようなタイトな服の上から制服を羽織っていた。
    ツチネ「ミコト、それはマナーモードと言ってスマホの標準機能だ、その機種だとここをこうすれば切り替えられるよ。」
    ミコト「え?本当!?よしっ!、じゃあなんか私に送ってみて。」
    【ピロン】
    ミコト「ほんとだ治ったぁ!!!よかった、もうこのまま治んないのかと思った。」

  • 64マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 21:13:59

    先生「、、、スマホ、、、着信、、、そうだワカモ!!!」
    ミコト「わあぁ!!!どうしたの?そんないきなり大声出して?」
    先生「ああごめんね、びっくりさせる気はなかったんだ。ただちょっとはぐれちゃった子と連絡を取ろうと思っ、、、て、、、」
      「、、、名札、」
      「、、、浜野ミコト?」
    ミコト「え?」
    先生「ごめん、スマホについてた名札が見えてつい。」
    ミコト「ああ、これ?無くさないように付けてるんだ♪」
    先生「そうなんだ、ところでもしかして浜野ってことはニエのお姉ちゃん?」
    ミコト「、、、妹を知ってるの?」
    先生「森で助けてもらったよ。」
    ミコト「、、、大丈夫だった?妹が迷惑かけたりしてない?」
    先生「まさか、ここまで連れてきてくれた優しい子だったよ。」

  • 65マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 21:16:17

    ミコト「、、、よかったぁ、もし襲いかかっちゃってたらどうしようかと。」
    ツチネ「なあ、、、」
       「お話中のとこ申し訳ないんだが、要件が済んだならどいてはくれないかね、後ろがつかえてるんだ」
    ミコト「ああ、ごめんね。」
    先生「ごめんね、ツチネ」
    ツチネ「、、今後ともご贔屓に。」
    そう言う彼女の顔は少し寂しそうで、そして何かを悔いるような、そんな顔をしていた。
    ミコト「いやぁ、ツチネに悪いことしちゃったな、今度なんか持ってこ。」
    先生「そうだね。」
      「、、、少し聞きたいことがあるんだけどいい?」
    ミコト「なぁに?」
    先生「話したくなければ話さなくてもいいんだけど、」
      「ニエについて教えて欲しいんだ。」
    ミコト「・・・」

  • 66マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 21:17:28

    先生「ええっとやっぱり、、、」
    ミコト「いいわよ!!!あの子の好きなことから可愛いところまで全部教えてあげる!!!」
    先生「!?!?」
    その後1人の姉による妹の可愛いところの力説は数時間続いた。

  • 67マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 21:20:15

    ツチネの身長160cmくらい。 18歳 3年生
    武器、重機関銃
    部活 色々屋「カラフル」店長

    ミコトの身長165cmくらい。 17歳 3年生(飛び級)
    武器 S&Wm500とapexというゲームに出てくる銃のウィングマンを足して割ったような形の自作大型リボルバーの2丁持ち。片方は元々、ニエが持っていた。
    部活、危険排除委員会

  • 68マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 21:22:04

    >>67オリキャラ解説を挟ませていただきました。

  • 69マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 21:23:47

    力説が終わったあとワカモのことを再び思い出し、連絡を入れたが既読はつかなかった。
    先生「ヘリから投げ出された時に紛失したと考えたいな、いやっきっとそうだ、」
    そうは言ってみるものの不安や焦りはほとんど拭えない。
    ミコト「さっき言ってたはぐれた子?」
    先生「そうだよ、強い子だからきっと大丈夫だろうと思うけどやっぱり心配で。」
    ミコト「、、、私が探してあげようか?」
    先生「できるの?」
    ミコト「ふっふっふ、この羽は飾りじゃないんだよ先生、隠し森に入ったりしない限り見つけ出してみせるよ。」
    先生「じゃあお願いしようかな。」

  • 70マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 21:24:49

    ミコト「わかった、[天帝の目]と呼ばれた遊撃隊隊長の実力を見せてあげる!!!、見つけたら連絡するから!!じゃあね!!!」
    そう言うとミコトは空へ舞い上がり森の方へ飛んでいってしまった。
    先生「またね、ミコト。」
      「遊撃隊隊長か、結構すごい子だったんだな。」

  • 71マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 21:35:08

    用事が出来たので片付けて来ます、時間があればまた書き出すかもしれません。質問とかもあれば、書き込んどいてもらえれば次見た時に答えます。

  • 72マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 22:59:28

    戻って来ましたが、これって人、来てるんですかね?、今見たらほとんど私が喋ってたから不安になって来た。

  • 73マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 23:08:13

    これ、もうちょっとまとめて書いてった方がいいですかね?

  • 74マダラ◆Fpypodw1ko25/08/30(土) 23:10:57

    読み返してみた感じ、なんか読んでる最中にブツっと自分で話を切ってしまってるように見えて来た、、、疑心暗鬼すぎですかね?、でもなんかもうちょっと読みやすくしたい。何かアドバイスとかもあったら書き込んでいただけると嬉しいです。

  • 75二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 08:57:55

    このレスは削除されています

  • 76マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 16:13:38

    他スレでアドバイスをもらって来たのでそれをもとに再開してみようと思います。

  • 77マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 16:17:00

    アビドス砂漠にて

    ハヤテ「あっつぅ…」
    先生「大丈夫?」
    ハヤテ「森とは違う暑さだ…でもまあ大丈夫だよ。」
       「ええっとウガチは今どこに?…」
    そう言ってハヤテはポケットからスマホを取り出す。
    先生「ところで、どうやってウガチの場所を知ってるの?」
    ハヤテ「どうやって?って、普通に連絡をとってどこにいるのかって聞いてるだけだけど?」
    先生「…普通に会いたいって伝えればいいんじゃない?」
    ハヤテ「…」
       「なんでだろう?もっと暑くなった気がするんだけど」
    先生「顔が赤いけど大丈夫?」
    ハヤテ「やっ、やめてくれ恥ずかしい…」
    先生「え?ただ心配しただけなのになんで…?」
    ハヤテ「っ!…とにかく連絡するからちょっと待ってて!!!」
       「会いたいからどこかで会おう今どこっと、送信!」
       「お!、もう返信きた、なになに?」
       「…お前の後ろ?」
    ウガチ「何の用だ。」
    ハヤテ「うわぁ!!!」
    先生「ビックリした…。」

  • 78マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 16:18:48

    そして、いつのまにか音もなく後ろに立っていたその子は、黒い多少ボサボサだがある程度は手入れされてるであろうロングヘアに黒い目と鬼のような黒いツノ、腰には銃がしまわれた機械仕掛けの大きめの鉄の箱が下げられており、服装は黒色のフォレストの制服に黒いボロ布を羽織った幽鬼のような見た目だった。

  • 79マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 16:21:57

    ウガチ「こうも開けた場所でああも大きな声で騒いでたら嫌でも聞こえる。」
       「…で、何の用だ?」
    ハヤテ「そうだ!!!ウガチ、アビドスを襲うのをやめてくれないか?」
    ウガチ「…は?」
    ハヤテ「え?」
    先生「え?」
      「ウガチはアビドスを襲いにきたんじゃないの?」
    ウガチ「…違うが。」
    ハヤテ「よかったぁ…。」
    ウガチ「逆になぜそんな話になったんだ、あとそいつは誰だ。」
    先生「そうだ、自己紹介がまだだったね。」
    先生「私はシャーレの『先生』だよ」
    ウガチ「そうか、お前が先生なんだな、ここに来るまでに会ったいろんなやつから聞いたよ、いい人だって…みんな口を揃えてそう言っていた。」
       「…まあいい、とりあえず、なぜ私がアビドスを襲うなんていう勘違いをしたかの説明が欲しい。」
    先生「そうだよね、それはかくかくしかじかで。」
    先生はそう判断した理由をウガチに説明した。

  • 80マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 16:32:40

    ウガチ「なるほど、それで私がアビドスをカイザーの資金源とみなして襲うと思ったのか。」
       「まあ、潰したほうがいいにはいいだろうがアビドスと敵対したいわけではないからな。借金をしているのが救いようのないゴミムシなどだったらやっていたとこだろうが…」
       「…用件はこれだけか?私は今から行かなければならないところがあるのだが。」
    先生「行かなきゃいけないところ?」
    ウガチ「ああ…少々ブラックマーケットを叩こうと思ってな。」
    先生「え!!!、危ないよ!!!」
    ウガチ「ああ、わかってる、だがな先生、私は怖いんだよ、また誰かがニエみたいになるんじゃないかと…」
    先生「でもだからってブラックマーケットは…」
    ハヤテ「先生、少しいいかな。」
       「ウガチ、君がしたいことはわかった。存分にやるといい。奴らは違法の中で生きている奴らだ、やられる覚悟もあるだろう。」
       「ただし、これが終わったら一旦帰ってくること、決してブラックマーケットを壊滅させるまで引かないとか言い出さないこと、私と先生の言うことを聞くこと、」
       「この条件が飲めないのなら私は君をブラックマーケットに行かせることはできない。」
    ウガチ「…わかった、いいだろう、」
    ハヤテ「よし決まり!!!そうとなれば出発!!!」
       「いやぁ、ごめんね先生、勝手に決めてしまって、でもこうなったウガチは何か理由ができたりでもしない限り止まらないから。」
       「今できることといえば、こういうふうにしてその理由が見つかるまで進行を遅らせることぐらいだ。なに、安心するといいさ、なんてったって今君の目の前にいるのはフォレストの総長だよ?裏社会の歩き方くらい熟知している。」
    ハヤテはウガチに聞こえないよう先生にそう言った、しかし、先生にはなぜハヤテが裏社会の歩き方を知っていると言ったのかが強く引っかかった。

  • 81マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 17:22:07

    ブラックマーケットにて

    ハヤテ「うわぁ、いかにも治安悪いですって感じだね。」
    ウガチ「フォレスト商店街も似たような感じじゃないか、まああっちに蛆虫はいないが」
       「…今はそんなことはどうだっていい、今やるべきことはここに溜まった蛆虫どもの抹殺だ、」
    ハヤテ「先生、指揮を、危ないところはわたしが教えてあげるから、ウガチが危険なとこに誘い込まれたりしないようにお願い。」(小声)
    先生『わかったよ』
    ウガチ「…行くぞ。」

  • 82マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 17:29:26

    そういうやいなやウガチは飛び出し近くにいた明らかに怪しい路地を爆破、騒ぎを聞きつけたマーケットガードを右に持った金棒のような銃で天高く打ち上げ、再び地面に着くまで左に持ったマシンピストルで見せしめにするかの如く撃ち続けた。
    ウガチ「……」
    マーケットガード「なっなんだお前は!!!」
    ウガチ「……」
    マーケットガード「き、救援要請!!!一人が完全に行動不能にされた!!!敵は一人!!!」
    【ガンッ】
    ウガチ「先導ご苦労、さて、この騒動という甘い餌に釣られて蛆虫が炙り出されてくるぞ、気をつけておけ、あいにく、お前を守って戦うほど私はお人よしではないからな。」
    ガードA「いたぞ!!、撃っ、ぐわっ!!!」
    ガードB「なんだアイツ!!片手で50口径ライフルをヘットショットとか正気か!!!」
    ガードC「それだけじゃねぇ、ストックを使ってねぇしもう片手のマシンピストルはあのクソ速い偵察ドローンに全弾命中だ、あの角度じゃ見えてもねぇだろうに、後ろに目でもあんじゃねえのか!?」
    ガードB「救援要請!!!こいつは強い!!!俺らだけじゃ足りなっ…」
    「ガンッ」
    ガードC「嘘だろ?この一瞬でこの距離を詰めてきやがったのか!?しかも鉄のライオットシールドごと叩き潰した!?…だめだ、こんなの勝てっこねぇよ…!」
    【ガンッ】
    ウガチ「…次はどこだ?」
    ガードD「クッソ、化け物め。これでも食いやがれ!!!」
    先生『ウガチ!!!』
    【爆発音】
    ウガチ「…体が強化されたのはわかっていたが、戦車の主砲もここまで耐えるとは思ってなかったな。」
    ガードD「なんだよアイツ、化け物って言ったけど…これじゃ本当に…」
    死角から放たれた砲弾は確かにウガチの腹部に直撃し、ウガチを遠くまで吹き飛ばした、しかしその衝撃でできた煙が晴れるとそこにはほぼ無傷で仁王立ちするウガチの姿があった。そして、一瞬で砲を放った戦車まで飛びかかり、
    ウガチ「出てこい…!」
    そう言うとウガチは戦車の装甲を素手で引きちぎった。
    ガードD「あ…ああぁ…」
       「…」
    ウガチ「気絶したか。」
    ハヤテ「…わたし、出る幕ないかもねこれ。」
    先生『ウガチ!!まだ奥からくるよ!!!』
    ウガチ「上等だ…!」
    その後、何度かウガチは誘い込まれかけたがハヤテと先生の指示によってほとんどを回避しながらブラックマーケットを蹂躙して行った。

  • 83マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 17:35:59

    戦闘後…
    ロボモブ「ひいぃ!!!なんだあの化け物!!!」
    ウガチ「…」
    ハヤテ「うわぁ…もう全体的に半壊状態だよこれ…」
    ウガチ「…そうか、」
    【、、、ガチャン】
    ブラックマーケットの多くの区画を制圧し、次の区画へ進もうとした時、看板が倒れ、裏から先生にとっては見覚えのある子が現れた。
    ヒフミ「あ…」
    ウガチ「…」
    ヒフミ「ええっと…」
    ウガチ「蛆虫ではないな…」
    ヒフミ「え…?」
    ウガチ「巻き込まれたくはないだろう、避難していろ、」
    ヒフミ「あ、あはは…ありがとうございます?」
       「…あ、あのできればそこのお店は壊さないでいただけると助かるのですが…」
    ウガチ「何故だ?」
    ヒフミ「そ、そこのお店はもう廃盤になったものとかをよく売っているんですが、ブラックマーケットでは珍しくあまりふっかけるような値段じゃないんです。それにそこの店の人も気さくな人で…」
    ウガチ「…」
    ヒフミ「あ、あの。」
    ウガチ「…帰るぞ、ハヤテ。」
    ハヤテ「了解、ごめんね、うちのウガチが怖がらせちゃって、じゃあね!」
    ヒフミ「……あ、あはは…なんだったんでしょうあの人たちは?」

  • 84マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 17:40:08

    ・オリキャラの解説
    ウガチの身長:155cm 16歳 3年生(飛び級)
    武器:50口径ライフル(ウィンチェスター)・金棒のように振り回せるようになっている。
      マシンピストル
      鉄の箱(弾薬入れにもなってる。)
    部活 危険排除委員会

  • 85マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 17:59:50

    ブラックマーケットから離れ、先生との約束の合流地点にて
    ハヤテ「いやぁ、まさかあそこまでできるとは思わなかったなぁ。」
       「…ちなみになんで途中で辞めちゃったの?」
    ウガチ「…あの店を巻き込まない自信は無かったからだ。」
       「それに…あの様子を見るにあそこ全てが完全に悪だというわけでもないようだったしな。」
    ハヤテ「そっか。」
    ウガチ「…ハヤテ、相談が事があるんだが。」
    ハヤテ「何?」
    ウガチ「フォレストへ戻るという約束を無効にして欲しい。」
    ハヤテ「それはなんで?」
    ウガチ「せっかくここまでわざわざ歩いてここまで来たんだ、少しくらい観光をして行きたいと思うのもわかるだろう。」
    ハヤテ「…」
    ウガチ「ダメならいい。」
    ハヤテ「え!?あ、いやいいんだけど、まさか君から観光したいなんて言われるとは思わなくってね。」
    ウガチ「…そんなに意外か?」
    ハヤテ「いやぁ、ウガチも成長したものだ。いろんなものに興味を持つようになって…私は嬉しいよ。」
    ウガチ「なんだ急に、気持ち悪い。」
    先生「やあ、無事かい?」
    ハヤテ「あ、先生聞いて聞いて、今ウガチが観光したいって言い出して、」
    先生「観光?」
    ウガチ「ああ、ここまで歩いたんだ、ブラックマーケットを叩いただけじゃ割に合わん。」
    先生「いいけど…」
    ウガチ「安心しろ、やむおえない戦闘以外の戦闘をしないと約束する。」
    ハヤテ「うん、それなら安心じゃない?どう先生?」
    先生「わかった、でも行き先の予定はあるの?」
    ウガチ「いや無い、だからいったんあなたについて行こうと思う。どうせこの騒がしい友人は早く帰らなければミズキに絞られるだろうし、あなたは脆い。」
       「それならばあなたの護衛を私に任せてさっさとこのあほうをフォレストへ返すべきだ。こうすれば効率もかなりいい。」
    ハヤテ「…そうじゃん、私早く帰って仕事しないといけないんだった!!!」
       「じゃあウガチ!その案採用するからあとよろしく!わたしもう行かないと!じゃあね!!!」
    先生「あっ、ちょっとま…」

  • 86マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 18:01:22

    そういうとハヤテは瞬く間に走り去ってしまった。
      「行っちゃった。」
    ウガチ「騒がしいやつだ、」
    先生「どうやって帰ろう?」
    ウガチ「?、ここまできた手段で帰ればいいだう?」
    先生「それが、フォレスト生徒会の車両で来たんだよね、もう出発しちゃっただろうけど。」
    ウガチ「…あの間抜けがすまないな。」
       「ふむ…ではここから近い自治区に一度よるというのはどうだ?そこを頼れば少なからず状態は好転するはずだ。」
    先生「そうだね、ちょっと用事もあることだし一度よってこう。」

  • 87マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 18:06:32

    途中、電源が落ちたり行数オーバーに苦戦しましたがいい感じのとこまで来れました、このあとはゲヘナでの話になりますが私の方で用事があるのでまた後で書こうと思います。
    (質問や感想を書いていただけると私のモチベとなります。質問に関しては発見次第ネタバレしない限りで回答します。)

  • 88マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 20:54:20

    少し時間ができたのですが、ゲヘナ編を書いてる暇は無さそうなのでちょっとオリキャラの深掘りをしようと思います。

  • 89マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 20:55:22

    この間にも質問や感想は受け付けてますので遠慮なくどうぞ。

  • 90マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 21:14:46

    能力値をダイス風にまとめてみました。(30が一般生徒、80がヒナやツルギ、ネルなどの最強格級、知能80はハナコなど。神秘100はホシノ、理由は黒服にキヴォトス最高の神秘と言われているから)
    ちなみにmax100です。
    麻樹(あさき)ミズキ
    戦闘48
    知性68
    医療56
    運動24
    技術52
    政治72
    交渉75
    創作10
    家事32
    神秘10
    (この表の神秘の概念ですが個人的に神秘は偶然を必然へ近づける力だと思ってます、)

  • 91マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 21:48:29

    ミズキ
    特徴
    マルチタスク、大体誰に対してもほぼ同じ態度、合理主義者

    趣味
    製図、都市計画作成、ルービックキューブや知恵の輪、(やり尽くしてしまい、目新しいのが見つからない限りやってない)

    好きなもの
    建築物、静かな音楽

    嫌いなもの
    騒がしい場所や音楽、見てもよくわからない目的不明の人工物。

    他のオリキャラをどう思っているかについて
    ウガチ 物静かで近くにいてもストレスが一切ないが話す内容も特にわからず距離の縮め方に悩んでいる。
    ハヤテ 性格が対照的だが合わないわけではなく、困った時にはいつも自分では見えない視点から物事を言ってくれるのでとても頼りにしている。
    ニエ 友好を深める前に事件が起きてしまったが、それでも優しい人だったというイメージを持っている。
    ミコト 声が大きくうるさい、それでいてよく喋るので隣に長居はしたくない、しかし、良い人とも思っている。
    ツチネ なんか路地の方で店をやってる成績優秀者。たまにユグドラシルの整備や点検で話をする人。
    ヤチヨ 不気味で何考えてるかわからない人、そもそも素顔をみたことがない。

    書いていて思ったんですけどこの子ミレニアム勢と仲良くなりそう、

  • 92マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 22:06:57

    能力値表(ダイス風)
    ニエ
    戦闘63(研究所での手術や投薬によって常時+25、そこに暴走バフを入れると合計100になる)
    知性73(暴走中はマイナス50以上)
    医療64(手が獣の手に変化しているのでデバフがかかる)
    運動62(研究所の件で常時+25、暴走バフ込みで100になる)
    技術73(体の変化によるデバフ、)
    政治32
    交渉23
    創作42
    家事67(体の変化によるデバフ)
    神秘85

    ()の外に書かれているのが事件前のニエの数値で、()内の計算をすると事件後のニエの能力値になります。
    医療、技術、家事のデバフは、体の変化によって知識と感覚はあるが実行がしづらいということです。

  • 93マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 22:53:52

    ニエ

    特徴
    話せない、発作を起こして見境なく攻撃してしまうことがある、自由行動ができるのが森の中だけ、基本誰にでも優しい、

    趣味

    誰かとお話しすること、一緒に何かをすること、いろんなとこを見て回ること、美味しいものを食べること、ショッピング、

    森の徘徊(警備も兼ねて)、モグラの如く穴を掘ること、小さい山の上の高い木に登ってフォレストの街を眺めること、

    好きなもの
    良い人、ふわふわしたもの、動物、運動

    嫌いなもの
    悪い人、怪我人が出るようなこと、

    他のオリキャラをどう思っているかについて。
    ウガチ 素直じゃ無いけどとてもいい子、
    ハヤテ 少し危ういが今は安定してる、根は優しいからきっと誰とでも仲良くできる。
    ミズキ 自身を表現する方法を知らないけれど、みんなと仲良くしようとしている。淡々としているけれど、たまにジョークを入れているところは、少しずつ自身の表現について手探りだけど探しているように見える。
    ミコト 優しいお姉ちゃん♪
    ツチネ 全てを集めて複製して記録を取って、いつでも自分の元に欲しいものがあるようにしようとしてる。きっとそれは諸行無常って言葉に逆らうことになるだろうけど、それでもきっとあの子はこのことに対して努力をやめないと思う。
    ヤチヨ (ネタバレとなりそうなのでまた次回)

  • 94マダラ◆Fpypodw1ko25/08/31(日) 22:58:46

    なんかニエをしゃべらせることができないからなのか力が入ってしまった気がする。

  • 95マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 06:04:44

    おはようございます、ウガチのやつ書いてたら寝落ちしました。(まだ全然書き終わってない)

  • 96マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 13:57:54

    ウガチのやつ出来たので投稿します。
    戦闘72(投薬により常時+15)
    知性57
    医療42(応急処置だけなら76ある)
    運動64(投薬により常時+15)
    技術42
    政治12
    交渉24(高圧的かつ武力牽制ありなら78)
    創作21
    家事23

    なお戦闘力の数値は総合で、ウガチはそのほとんどが純粋な単体性能に極振られています、なお、ニエよりプラスされる量が低くなっているのはウガチの場合は投薬のみだからです。(単体性能の例、反応速度、力、攻撃の精度など。)

  • 97マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 14:26:10

    ウガチ

    特徴
    単独行動型、友達が少ない、警戒心が強い、友達や仲間と認識した相手に対しては強く信頼する。敵と認識した相手には一切の容赦をしない。

    趣味
    戦闘、戦闘の観察、武器の仕組みを知ること、さまざまな武術を知ること、悪人と認識した相手に対する私刑、

    好きなもの
    ラベンダー、怪我人の出ない戦闘、魚料理、友人

    嫌いなもの
    悪人、怪我人の出る戦闘、下品な話、

    他キャラをどう思っているかについて
    ハヤテ 頼れる友人。
    ミズキ 有能なやつ。
    ミコト 特徴が多く、自分ができないようなことができるやつ。
    ニエ お人好しすぎて騙されたりしないか心配。
    ツチネ 金は取るが腕は確かでかなり実力のあるやつ。
    ヤチヨ 変な奴。(ネタバレ防止のため簡略化)

    この子、精神まで単体最強みたいな子なんですよね、ちなみに書き忘れましたがこの子の戦闘スタイルは大体「撃たれる前に叩き潰す」という感じです。ただし立ち回りは戦車の砲撃を喰らう場面ができるくらい悪いですね。まあ、それで突っ込んでくるものだから恐怖を与えるという点ではある意味強いかもしれません。

  • 98マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 22:50:31

    ゲヘナ編を眠くなるまで書いていこうかと思います。

  • 99マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 22:52:08

    ゲヘナにて…
    先生とウガチはブラックマーケットから出て、ゲヘナに来ていた。
    ウガチ「…凄まじいな、どこへ行っても爆発音と罵詈雑言が聞けるとは。」
       「治安維持組織は機能してるのか?、無いなんてことはないだろう?」
    先生「今からその治安維持組織の委員長に会いに行くんだよ。あの子は一人で抱え込んで無茶をすることがあるし、定期的に休ませないと勝手に頑張っちゃうから。」
    ウガチ「そうか…」
       「…先生、その者と模擬戦をしてもいいか?」
       「自分で言うのもなんだが戦闘は得意だし、ある程度のアドバイスはできるだろう。」
       「それに、治安維持組織の戦力増強のにもなるだろうしな。」
    先生「ええっと、多分君が心配してるほどここの風気委員長は弱く無いよ。ただ問題があるとすれば生徒会の方で…」
    ヒナ「先生?」
    先生「ヒナ!?噂をすれば、」
    ウガチ「噂をすればと言うことは、こいつが?」
    ヒナ「ええ、風気委員長の空崎ヒナよ…あなたは?」
    ウガチ「フォレスト学園所属、鬼瓦ウガチ。」
    ヒナ「そう、よろしくね、」
    ウガチ「その様子を見るに…先程の話は聞いていたか?」
    ヒナ「ええ、遠くからだったけれど、確か模擬戦の申し出だったかしら。」
      「…余裕があれば受けても構わないのだけれど、見ての通り風気委員会はいつも人手が足りて無いの、だから今は無理。」
    ウガチ「そうか、では少し手伝ってやろう、この騒音の発生源をすべて止めれば良いのだろう?」
    ヒナ「まあそうだけど、いいの?、それに危険だしあなたに利益はないと思うのだけれど。」
    ウガチ「…気まぐれだ、それに先生から聞いたが疲れているのだろう?疲労したまま戦闘する方がよっぽっど危険だ、これを機に休むといい。」
    ウガチ「では行ってくる。」
    そういうとウガチは音のする方へ走り出した。

  • 100マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 22:54:07

    ヒナ「あっ、ちょっとま…速い、もうあんなとこに。」
    【遠くから聞こえる生徒の悲鳴】
    「うわぁ!!!なんだコイツ!?!?」
    「銃がきかねぇ!!!」
    「助けて〜〜!!!」
    ヒナ「…凄い勢いね。」
    先生「さっきブラックマーケットを半壊させたばかりとは思えない俊敏さだ。」
    ヒナ「ブラックマーケットを…半壊?」
    先生「…まあいろいろあってね、」
      「そうだヒナ、せっかくだから休まないと。」
    ヒナ「でも外部の子に任せっぱなしじゃ…」
    先生「多分、あの子なりの優しさだよ。」
      「それに戦ってるところを見たけど、ヒナにも負けないくらい強かった、安心して任せて大丈夫だと思うよ。」
    ヒナ「…でも、」
    先生「たまには甘えてもいいんじゃないかな。」
    ヒナ「…先生がそう言うなら。」
    先生「よし、決まりだね!、どこか行きたいとことかある?」
    ヒナ「…そうね、美食研究会の言っていた美味しい店とやらに行ってみたいわ、」
    先生「わかった、どこにあるの?」
    ヒナ「待ってて、今調べる。」
    その後ヒナと軽い食事をとることになった。

  • 101マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 22:57:04

    先生「うん!ここの美味しいね!流石は美食研究会だ、あとはもうちょっと穏便になってくれれば何も文句はないよ!」
    ヒナ「ええ、本当にその通りね、確かな味覚を持っているのに勿体無いわ。」
      「……」
    先生「ヒナ?どうかした?」
    ヒナ「いえ、ただ何か少し違和感があるというか…」
    先生「しばらく休んでなかったからとか?」
    ヒナ「…そうかもしれないわね。」
    先生「……」
    ヒナ「……」
      「…わかったわ、静かすぎるのよ。」
    先生「静かすぎる?」
    ヒナ「ええ、いつもならもっと近くで爆発音が聞こえるはずなのに、今は頻度も少ないしどれも遠くから聞こえるものばかりなの。」
    先生「言われてみれば確かに。」
    ヒナ「あの子のおかげかしら?相当強いのね、わたしだってここまで静かにするとなると相当大変なのに…」
    先生「でもヒナが調子がいい時の方がもっと静かだよ。」
    ヒナ「…そう?、ありがとう、今思えば忙しすぎてそんなことあまり気にした事がなかったから…」
      「?、先生少し失礼するわ、イオリから通信が来て、」
    イオリ『委員長!!』
    ヒナ「イオリ?どうしたの?」
    イオリ『他校の生徒が不良と銃撃戦をしてたから止めたんですが、その生徒がやたら強くて手も足も出ないんです!!』
    ヒナ「…その生徒の特徴を教えてくれるかしら?」
    イオリ『はい!、額から黒いツノが2本上向きに生えてて黒髪で、この辺じゃ見ない少しボロい作業着みたいな制服のやつです!!』
    ヒナ「…ごめんなさいイオリ、その子にはわたしが治安維持を依頼したの、」
    イオリ『え!、そうだったんですか!?』
    ヒナ「ええ、連絡を入れなかったわたしの不注意だわ。」
    イオリ『いえ、わかりました、全員退却させます。』
    ヒナ「ええ、そうしてちょうだい、あと他の風紀委員にも伝えてもらえるかしら。」
    イオリ『了解!て、うわ!!もうここまで来たのか!?待ってくれ!!もう私たちに交戦の意思はない!!!』
    そのイオリの叫びと同時に通話は切れてしまった。

  • 102マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 22:58:44

    ヒナ「…イオリが手も足も出ないなんていうなんて あの子がうちに来てくれればもうわたし、風紀委員じゃなくてもよくなるんじゃ…」
      「いいえ、弱音を吐いてはダメね、それにあの子がそれを望むかがわからないし。」
      「でもこうなるとあの子に何かお礼しないといけないわね、先生は何がいいと思う?」
    先生「そうだなぁ、わたしもまだ知り合ったばかりであの子が何を望むのかとかあまりわからないんだよね。」
    ヒナ「そう、先生でも…なら…そうね、さっき言ってた模擬戦にでも応じようかしら、わたしも少しあの子の強さが気になるし。」
    そう言ってヒナは立ち上がった。
    先生「休憩はもういいの?」
    ヒナ「ええ、だいぶ調子がよくなったわ、ありがとう」
    【ヒナの現在の状況:ゲヘナツヤツヤシロモップ】
    先生「そっか、じゃあそろそろいこっか。」
      「そうだ、ウガチに連絡しないと。」
    ウガチと合流後…
    ウガチ「おまえ、毎日これに対処してるのか?」
    そう言ったウガチの顔には辟易と言う言葉がとても強く浮かんでいた。
    ヒナ「?、ええ、そうよ?」
    ウガチ「そうか…しかし本当に凄まじいな、音がした方を潰したと思ったら新たに音がする場所が増えてるんだ、全く訳がわからん、」
    ヒナ「…大変だったわね、」
    ウガチ「その言葉は自分に向けておけ、これを毎日やるとなったらわたしは投げ出すだろう。」
       「…それを投げ出さず律儀にこなしてるおまえの方が、その言葉を受けるにふさわしいとわたしは思う。」
    ヒナ「…ありがとう。」
    ウガチ「?…どういたしまして。」
    ヒナ「…そうだ、あなたわたしと模擬戦をしたいって言っていたわね?今回のお礼には少し足らないかもだけど、もしよければどう?」
    ウガチ「これは気まぐれだから礼は不要だ、だが、模擬戦…そうだ、そうだったな、ではその申し出を受けよう。」
       「だが休憩はいいのか?休む機会があまりないのだろう?」
    ヒナ「ええ、大丈夫よ、それにある程度運動はした方がよく眠れるし、」
    ウガチ「そうか、なら始めよう。」
    そう言うとウガチは銃を引き抜こうとしたがヒナに制止された。
    ヒナ「ここは広いとはいえ市街地よ、やるなら風紀委員が使ってる訓練所にしましょう。」
    ウガチ「…そうだったな、すまない、あまりに暴動が多くて飲まれかけていた、」

  • 103マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 23:00:33

    訓練所にて…
    風紀モブ「委員長お疲れ様です!!、今回はどのようなご用件でこちらへ?」
    ヒナ「この子と模擬戦をしようと思って、広場は使ってる?」
    風紀モブ「はい!今すぐに撤収させます!、お前ら!!!休憩だ!!!」
    ヒナ「え!?、ちょっと何もそこまでしろとは言ってないのだけど。」
    風紀モブ「いえ、そろそろ休憩を入れさせようと思っていたんです。ですがもしよければ委員長の模擬戦の見学を許可していてだけないでしょうか?」
    ヒナ「わたしはかまわないけど、」
    ウガチ「わたしも問題ない、ただ流れ弾には気をつけるよう伝えておいた方がいい、わたしが撃つ弾は威力を抑えたとしても痛いだろうからな。」
    風紀モブ「了解です!」
    ウガチ「ああ、あと、おまえは実弾を使ってくれないか?」
    ヒナ「?、なぜ?」
    ウガチ「正直言うと私は自身の全力をはかりきれていない、どれだけ耐えれるかもわかってないんだ。だから今それを測っておこうと思う。本番で力の差を見誤るのは危険だしな。」
    ヒナ「…わかったわ…それと気になっていたのだけど…ヒナって呼んでちょうだい、そっちのほうがお互いに親しみやすいでしょう?」
    ウガチ「…わかった、次からそう呼ばせてもらおう。」
    ヒナ「ええ、ありがとう、わたしはあなたをなんと呼べばいい?」
    ウガチ「好きにすればいいのではないか?」
    ヒナ「そう?、じゃあウガチで。」
    風紀モブ「訓練用具の撤去と遮蔽物の設置、完了しました!!、いつでもどうぞ!!!」
    ヒナ「じゃあ行きましょうか。」
    ウガチ「ああ、」

  • 104マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 23:10:28

    訓練所広場…
    二人は用意された広場でお互いに睨み合っていた。
    風紀モブ「では開始の合図はわたしが勤めさせていただきます。」
        「では両者位置について、勝負、」
        「開始!!!」
    それと同時にデストロイヤーの発砲音とウガチが地面を蹴り飛ばした轟音が響き渡った。
    ヒナ「(弾幕をものともせず突っ込んできた!?)」
    【バァァァン】
    ヒナ「ぐっ!?」
    間一髪でウガチのライフルから放たれた弾を避けたがそのせいでヒナは体勢を崩してしまった。
    【ブンッ】
    そしてウガチのライフルがヒナに振り下ろされ、命中寸前で止まった。
    風紀モブ「し、勝負あり!!、勝者ウガチさん!!」
    ヒナ「…もう一戦お願いできるかしら?」
    ウガチ「ああ、」
    風紀モブ「それでは2回戦目の合図をいたします、新たな位置についてください。」
       「用意できましたでしょうか、それでは勝負、」
       「開始!!!」
    ヒナ「近接戦を仕掛けてくるなら、、、!」
    そう言ってヒナは距離を置きながらデストロイヤーを発砲した。
    【バババババッッッ】
    ヒナ「かなりの速度で動いてるはずなのにマシンピストルを全弾当ててくる!?、このままじゃ耐久的に負ける!!それにあのライフルは絶対に避けないと…!」
    【バァァァン】
    ヒナ「うっ!!」
    今回もヒナはウガチのライフルの弾をギリギリ避けた、しかし今回は体制を崩さなかった。
    ウガチ「…ほう?、二度は同じことはしないか。」
    ヒナは次のライフルが放たれる前に遮蔽物へ隠れた。
    ヒナ「このままじゃ確実にまた負けるしこの遮蔽物もじきにあのライフルで壊される…大丈夫、冷静になって、」
    そうしてヒナが出した答えはこうだった。

  • 105マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 23:15:48

    ヒナ「今!!!」
    その掛け声とは少しズラしてヒナは遮蔽物から飛び出し、全力でウガチの頭を狙った。
    【ダダダダダダダダダダッッッ】
    【バババババッ】
    【バァァァン】
    そしてヒナはウガチの射撃のほとんどを浴びながらも自身の撃った全ての弾丸をウガチの頭に当てた。
    ウガチ「ぐっ!?!?」
    ヒナ「終わりよ…!」
    そして、ウガチの視界を弾幕で塞いでいる間に額近くまでデストロイヤーを突き出し、全力でトリガーを引いた。
    【ドォォォン】
    ウガチは遮蔽物を壊しながら訓練所の壁まで派手に吹き飛ばされた。
    ヒナ「…しまった!やりすぎた…!」
    そう思っていたが、しばらく経つと煙の中からウガチが埃を払いながら出てきた。
    ウガチ「なるほど、わたしの獲物の装弾数の少なさをついたか、ライフルの残弾数も見ていたな?」
       「そして再装填の音に合わせて掛け声を言い放ち、焦ったところでわざと出るタイミングをズラしさらに相手を混乱させる、」
       「その後、被弾覚悟でわたしの頭を狙い、わたしに弾を当てさせないようにした、しかもその状況ならその銃の装弾数が多いと言う強みを押し付けられる。」
       「…ふむ、あの一瞬でこれだけの判断とは、恐れ入ったな。」
    そう言うとウガチは銃をしまった。
    ウガチ「わたしの負けだ、正直言うともう立つのも辛いくらいなんだ。」
    風紀モブ「勝負あり!、勝者ヒナ委員長!!!」
    ヒナ「ほんとに…強かったわね…」
    【周りの風紀モブたち】
    「ヒナ委員長と互角にやり合った…?」
    「あの人って人なの?」
    「なんなら、単純な強さだけだったら委員長を上回ってるんじゃ…?」
    「いやぁ?、ヒナ委員長のほうが強いね!!」

  • 106マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 23:19:05

    風紀モブ「お疲れ様でした、3試合目は…いえお互いに無理そうですね…。」
    ウガチ「ああ、邪魔したな。」
    風紀「いえ、これだけ凄まじい戦闘を見れたんです、勉強になりました!」
    ウガチ「そうか、だが見本にするならヒナの方がいいだろう、わたしは少々立ち回りが杜撰だからな。」
    ヒナ「お疲れ様、いい刺激になったわ。あと、そんなふうに言うけれどあなたの構えは良いものだったと思うわよ、そうじゃなきゃあんなふうに片手でマシンピストルを撃って全弾命中は起こせないもの、ましてやもう片手に50口径ともなれば、しっかりとした構えじゃなきゃ逆に自身の姿勢を崩しかねないわ。」
    風紀モブ「わかりました、委員長は立ち回りと判断、ウガチさんからは姿勢や構えを見て覚えればいいんですね!!がんばります!!!」
    ヒナ「適度に休憩はするのよ?」
    風紀モブ「はい!!!」
    ウガチ「…ヒナ、少し提案があるのだがいいか?」
    ヒナ「何?」
    ウガチ「こいつらとわたしが模擬戦をしよう、そしておまえは立ち回りが悪いやつを見つけ次第直してやる。」
       「そして、わたしは構え方を戦いながら教えればいい特訓になるのではないかと思ってな。」
    ヒナ「いいわね、でも大丈夫?さっきは手加減の余裕が無くって思いっきりやってしまったけど。」
    ウガチ「ダメージがなかった言えば嘘になるが、奴らの相手だったら夜まで余裕だ」
    ヒナ「そう、じゃあお願いできる?」
    ウガチ「了解だ。」
    風紀モブ「あのぉ?先輩方?何やら恐ろしい計画を話し合っているようですが、怪我などの方は…?」
    ヒナ「…聞いてたなら話は早いわね、全員に伝えてちょうだい。」
    風紀モブ「え、ええぇ、ほんとですか?」
    ヒナ「ええ、早く。」
    ウガチ「安心しろ、怪我はすでに立てる程度には治っている。」
    風紀モブ「ええぇ…はぁ、スゥ全員作業中断!!!、これから訓練内容の変更を伝える!!!」
    そして、のちにゲヘナの地獄と呼ばれる特訓が始まってしまった。

  • 107マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 23:23:01

    訓練所の安全な見学室内
    そこではヒナは先生と一緒に無線と放送で立ち回りについて指南していた。
    ヒナ「…先生?少しいいかしら?ウガチのことなのだけれど、」
      「あの子は何か特殊なことでもあったの?」
    先生「…どうしてそう思ったの?」
    ヒナ「普通ならこの銃をあんなに頭に受けて立ち上がることはそんなに無いの、それに数分後には3割ほど回復したって言ってもいた、明らかに何かが普通の人とは違うと思ってしまって、」
    先生「そうだね、ウガチに何があったかわたしが知ってる限り教えよう。」
    先生は今知っている全てのウガチに関する情報をヒナに話した。
    ヒナ「…そんなことが、」
      「…」
    先生「(黙ってしまった。)」
    先生「その…さ、」
    風紀モブ「もう無理ですって委員長!!!先生!!!」
    ヒナ「そう、じゃあ後ろで休憩してるグループと交代して、」
    休憩中風紀モブ「まだ5分しか経ってないですよ!?!?」
    ヒナ「5分も、よ、わかったら早く交代。」
    風紀モブたち「「「ひっ、ひいぃぃぃぃぃ!!!」」」
    先生「…新しい友だちができて嬉しいのかもしれないけど、やりすぎないようにね?」
    ヒナ「せ、先生!?ちがっ、これはそんなんじゃ!?!?」

  • 108マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 23:31:09

    ヒナが取り乱していると、急に訓練場の門が豪快に開けられみんなの視線がそちらへ向いた。
    【バァァァン】(門が豪快に開けられる音)
    イオリ「大丈夫か後輩!!!助けに来たぞ!!!」
    後輩風紀モブ「せん…ぱい…」
    イオリ「おい、しっかりしろ!!!一体誰がこんなことを…」
    ウガチ「…何をしているんだ、」
    イオリ「おっおまえ!!仲間じゃなかったのか!!!」
    ウガチ「何か盛大に勘違いしている気がしないでもないが、まあいい、来たければかかってくるがいい。」
    イオリ「貴様ぁぁぁ!!!」
    ヒナ「…楽しそうね。」
    先生「イオリはあれ何か勘違いしてないかな。」
    ヒナ「面白いから少し放っておきましょう。」
    先生「ほどほどにね。」
    その後イオリの誤解を解いた。
    イオリ「先生も委員長ももっと早く言ってくれ!助けてとだけ送られてきたものだからてっきりこいつが暴れ出したのかと…」
    ヒナ「ごめんなさいね、でもいい練習にはなったでしょう?」
    イオリ「まあ、そうですけど、て言うかなんでみんなこんな洗濯物みたいに干されてるんだ?」
    風紀干しモブ「随分前からずっと模擬戦で…もう全然動けなくって。」
    イオリ「…先生、委員長、これは流石にいったん全体休憩を入れよう。明日の仕事にも支障が出るかも知れない。」
    風紀モブたち「すごい、今だけはイオリ先輩が天使に見える…」
    イオリ「まるで普段が悪魔のような言い方だな!?!?」
    ヒナ「まあ、そうね、流石にやりすぎたかしら、」
      「わかった、イオリの案を受け入れるわ、みんな休憩にしていいわよ。」

  • 109マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 23:40:53

    その言葉に風紀委員たちは狂喜乱舞し、イオリに感謝の言葉を述べた。
    風紀モブたち「「「やったあああぁぁぁ!!!イオリ先輩ありがとうございますうううぅぅぅ!!!」」」(半泣き)
    イオリ「委員長、ほんとに何したんですか!?!?」
    ヒナ「そこのウガチと戦わせ続けただけよ?」
    イオリ「…それだけ?」
    風紀モブ「先輩騙されないでください!!!あいつヒナ委員長と互角にやり合うようなやつですよ!?そんなのとずっととか命がいくつあっても足らないですよ!!!」
    イオリ「ヒナ委員長と互角!?」
    ヒナ「ええ、実際にさっき戦ったのよ、強さは保証する。」
    イオリ「ヒナ委員長…?」
    ヒナ「…その、ちょっとみんながどんどん強くなっていくのが嬉しくってつい、」
    風紀モブ「委員長…」
        「…ありがとうございます、私たちを思ってここまでしてもらって。」
    ヒナ「…いいえ、わたしは仕事の処理ばかりしていて後輩の面倒をあまり見てなかったから、」
    少々荒くなったがヒナの後輩との交流もできてよかったと思っていた先生だったが、イオリはふと気づいた。
    イオリ「…ん?そういえば先生、まだゲヘナにいるが時間は大丈夫なのか?もうこんな時間だが。」
    先生「えっ!嘘、もうこんな時間なの!?」
    ウガチ「帰るのか?」
    先生「うん!、イオリの足を舐めれなかったのは惜しいけど、じゃないと報告とか間に合わない!」
    イオリ「おい!?今どさくさに紛れてとんでもないこと言わなかったか!?」
    ウガチ「わかった、ヒナ、名残惜しいがまた今度。」
    ヒナ「ええ、またいつでもきてちょうだい。」
    風紀モブ「あのウガチとかって人が帰った?…つまり特訓はもう…」
    ヒナ「…何言ってるの?、次はわたしが相手よ?」
    風紀モブ「ひ、ひいいいぃぃぃ!!!」
    ヒナ「イオリ、構え方とかの指南は任せたわ。」
    イオリ「了解です。」
    風紀モブ「い、イオリ先輩が裏切ったぁぁぁ!!!」
    イオリ「裏切ったとはなんだ!?、そもそも味方になった覚えもないぞ!?」
    ヒナ「さぁ、休憩が終わったら始めるわよ、全員準備しておいて。」
    風紀モブ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!」【断末魔】

  • 110マダラ◆Fpypodw1ko25/09/01(月) 23:45:51

    悲鳴の響くゲヘナの訓練場を後にし先生は連邦生徒会へと向かっていた。
    連邦生徒会にて…
    リン「…なるほど、大体の状態は理解しました、ありがとうございます。しかしまさかそのような理由だとは思っていませんでした。」
    先生「どういたしまして、でも根本的な解決はまだだし気になることもあるからもう一度行ってくるよ。それに一人置いてきちゃったし。」
    リン「わかりました、しかし出発の前にこちらの問題を片付けていただけると有り難いです。」
    先生「わかった、出発は5日後くらいにしようかな、実はこっちに観光に来てるフォレスト生がいてね、護衛もかねて一緒に来たんだ。」
    リン「…その方はどちらに?」
    先生「…フォレストに戻る時に呼んでくれって言ってどっか行っちゃった。」
    リン「そうですか、」
    先生「さて、報告も終わったし帰りますか。あ、終わりであってたよね?、何か忘れてたりとかしてない?」
    リン「いえ、ありません。先生、お疲れ様でした。」
    シャーレへ帰る途中…
    帰り道を歩いていると、先生の携帯に連絡が入った。
    ミコト『先生が言ってた子ってこの子?』
    そのようなメールと共にぐったりとしたワカモの写真が送られてきた。
    先生『そう!その子!無事!?』
    ミコト『一旦、命はあるよ、でも落ちた時に毒キノコの群生地に落ちちゃったみたいで、わたしが見つけた時はもう意識がなかったんだ。』
       『意識が途切れる直前に銃を撃ったらしくて、その音で隠し森の中だったけど見つけられたんだよ。次に会ったらいっぱい褒めてあげて、英断だったって。』
    先生「そうか、ありがとうミコト、」
    ミコト『どういたして先生♪、ちなみにこの子起きたらどうすればいい?そっちまで送って行こっか?』
    先生『いや大丈夫、実はまた5日後くらいにそっちに行くんだ。その時に連れて帰るから、起きたらいい子で待ってるよう伝えて欲しい。』
    ミコト『わかった、じゃあまた5日後にね!』
    先生『またねミコト。』
      「よかったぁ、ワカモは無事だった。」
      「…そうだ、ウガチにも5日後に出るって連絡しないと。」
    先生『ウガチ、フォレストに行くのは5日後になったよ。』
    ウガチ『了解』
    ウガチから帰ってきたのはこの2文字だけであった。

  • 111二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 09:26:15

    このレスは削除されています

  • 112マダラ◆Fpypodw1ko25/09/02(火) 16:32:55

    あ、昨日の夜書いてたやつ、私が状況を整理するために書いてた補助が消し切れてなかった!

    (ヒナの状態ってやつですね、恥ずかしい。)

    >>102

  • 113マダラ◆Fpypodw1ko25/09/03(水) 00:10:50

    今日はもう時間がないのでお話の続きは書けないのですが、このお話はスレが落ちたりしない限りかきつづけようと思います。ただ明日は私が忙しいのでもしかしたらスレが落ちるかもしれません。もしそうなった場合には同じ題名の後ろにpart2とつけて投稿しようと思ってます。

  • 114マダラ◆Fpypodw1ko25/09/03(水) 06:13:25

    おはようございます、セルフ保守です。

  • 115二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 15:16:47

    はい

  • 116二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 23:23:51

    たまたま見つけたけどすっごい面白い
    お待ちしていますね

  • 117マダラ◆Fpypodw1ko25/09/03(水) 23:41:38

    ありがとうございます、明後日までかける余裕がありそうに無いですが頑張ります!

  • 118マダラ◆Fpypodw1ko25/09/04(木) 06:09:21

    おはようございます、今日もセルフ保守です。

  • 119二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 14:36:43

    結構好き

  • 120マダラ◆Fpypodw1ko25/09/04(木) 22:40:15

    ありがとうございます、明日帰って来たら再び書き始めようと思います。(多分時間あると思うので)

  • 121二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 23:11:07

    >>120

    ご無理はなさらず、ご自身のペースで良いですよ

  • 122マダラ◆Fpypodw1ko25/09/05(金) 06:06:07

    おはようございます、セルフ保守です。

    >>121

    了解です、体調にはしっかり気をつけます。

  • 123二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 14:03:40

    待とう

  • 124マダラ◆Fpypodw1ko25/09/05(金) 19:46:08

    こんにちは、書こうと思ってお話を練りに練ってたんですが今日はあんまり調子が良くなく、いいお話が練れませんでした。お詫びに練りながら描いてたウガチの銃、ライフルとマシンピストルを投稿します。期待して待っていてくれた方々、本当に申し訳ない。

  • 125マダラ◆Fpypodw1ko25/09/05(金) 19:47:13

    ウガチのライフルです。

  • 126マダラ◆Fpypodw1ko25/09/05(金) 19:48:59

    一応まだお話は練って、もし良い感じにできたら投稿しようと思っています。

  • 127マダラ◆Fpypodw1ko25/09/05(金) 19:52:14

    質問や感想に答えるのには支障がないはずなのでもしあれば遠慮なく書いてください。(私のモチベにもなります。)

  • 128マダラ◆Fpypodw1ko25/09/05(金) 22:58:30

    お話練り切れませんでした、骨組みはある程度出来たのですがセリフや文の構成などがうまくいってません。待ってた方々、本当に申し訳ない。

  • 129マダラ◆Fpypodw1ko25/09/06(土) 06:13:42

    おはようございます、セルフ保守です。

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています