すみません、ここに来れば

  • 1二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 20:54:48

    ハロウィンの夜、街中にごった返す仮装したカップルに紛れてイチャイチャするスティルインラブと異形トレーナー♀のお話が聞けると聞いたのですが…

  • 2二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 20:55:55

    あら、貴方の愛は貴方の手によってしか、描かれることはなくてよ?

  • 3二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 21:17:24

    描いて♡あと異形のレベルも教えて♡

  • 4二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 21:32:44

    絵はそんな書けないし文も下手っぴだから少しづつ書いていきます…

  • 5125/08/30(土) 21:35:06

    「痛っ……!」
    今日は口内に感じる鋭い痛みで目が覚めた。
    寝ぼけ眼で手を当てた頬は、どこかしこさえた感覚があった。どうやら、生えてしまった牙が内頬を突き刺していたらしい。
    「また、人間離れしてきてる…」
    もう、普通の人間の顔ではない。鏡を見つめたその瞬間、目に映る自分の姿に気づく。
    異形とも言うべき変化が、少しずつ、しかし確実に進行していた。

    スティルインラブを担当し続けるうちに、心と体がどんどん変わっていった。最初は気のせいだと思っていた。だが、目が赤く光り、歯が伸び、内から湧き上がる力が自分を侵食していく。
    それでも、トレーナーとしての使命感に引き寄せられるように、変化を受け入れていった。
    「私は、もう戻れないの?」
    その思いが胸を締め付ける。
    鏡の中の自分を見つめる目が、次第に深い闇を孕んでいった。

    夜明け前の寮は、まだ眠りの気配を纏っていた。
    廊下の奥で、コツ、コツと規則正しい足音が近づいてくる。
    「トレーナーさん、起きてますか?」
    扉越しに響く柔らかな声に、胸が締めつけられる。スティルインラブだ。今日も練習に誘いに来てくれたのだろう。
    口内を切り裂いた牙の痛みはまだ引かず、胸の奥からは、異様な鼓動が響き続けている。
    「……行かなきゃ」
    かすれた声が漏れる。
    本当は、この姿をスティルインラブに見せるわけにはいかなかった。だが、あの真っ直ぐな瞳を思うと、断ることもできなかった。

    意を決して扉を開くと、スティルインラブがぱっと笑顔を見せる。
    「おはようございます、トレーナーさん…具合はどうですか?」
    その笑顔に胸が痛む。
    日差しが苦手な私の為に態々夜明けから迎えに来てくれている。そんな優しい彼女の為に、ここまで来た。
    だが――その代償として、もう人間ではなくなりつつある。
    「……うん、行こう」
    私は無理に笑みを作り、スティルインラブの隣に並んだ。
    けれど街頭が作り出した影は、すでに人の形を逸脱し始めていた。

  • 6125/08/30(土) 21:48:42

    まだ朝霧の残る走路に、スティルインラブの軽やかな足音が響いていた。
    規則正しいリズムで刻まれるその音は、静かな空気を切り裂き、白い吐息とともに遠くへ消えていく。
    私は走路脇に立ってその姿を見守っていた。
    赤みを帯びた瞳が霧の中でかすかに光を放っている。
    もはや人の形を逸脱し始めた自分の姿を、誰にも隠そうともしなくなっていた。

    「……」

    黙って見つめる視線に気づいたのだろう。
    スティルは一度ペースを落とし、こちらに笑みを向けた。
    「トレーナーさん、無理はしないでくださいね?貴女が倒れてしまうと、私…どうにかなってしまいそうです…」

    その声は、まるで全てを理解しているようにやさしかった。
    私は胸が締めつけられるのを感じながらも、かすかに笑みを返す。

    「……大丈夫。私は見てるから。思いきり走って」

    そう言う声は、もう自分のものとは思えなかった。
    低く濁り、どこか人ならざる響きを帯びている。
    だがスティルは、その変化を恐れる素振りもなく、再び走り出した。

    朝日に照らされた横顔は真っ直ぐで、痛いほど眩しい。
    その姿を目にするたび、胸の奥で軋む骨の音を必死に押し殺す。

    ――気づいている。
    彼女はすでに、私が人ならざるものへ近づくのを気づいている。
    それでも、受け止めようとしてくれている。
    私は霧の中で静かに立ち尽くし、ただひたすらスティルの走りを見守り続けた。

  • 7125/08/30(土) 21:54:12

    霧が晴れ、朝日が射し込む走路に、スティルインラブの足音が止まった。
    最後の直線を駆け抜けた彼女は、大きく息を吐き、額の汗を拭う。
    「……ふぅ」
    そのまま走路脇に立つトレーナーのもとへ歩み寄る。
    赤く濁った瞳、口内に忍ばせた牙。
    彼女はとうに気づいていた。気づきながら、ただ見守るその姿が痛々しくてならなかった。

    「トレーナーさん」
    呼びかけに、私はわずかに視線を逸らした。
    いつもなら練習の出来を褒めるはずのその口が、ためらいに震えている。
    スティルインラブは一歩、踏み出した。
    その距離は、決して選手と指導者のものではなかった。

    「……私は、怖くありません」

    トレーナーの赤い目を真正面から見つめる。
    「変わっていくトレーナーさんも、異形になってしまっても……私は隣にいてほしいんです」

    その言葉に、胸の奥で何かが軋んだ。
    牙の疼きも、骨を締め上げる痛みも、その瞬間だけは霞んでいく。
    「スティル……」
    掠れた声が漏れる。
    彼女の笑顔は、眩しすぎて直視できなかった。
    それでも、伸ばされたその手を拒むことはできなかった。

    霧の残る朝の空気の中、異形と少女の影が重なって揺れていた。

  • 8125/08/30(土) 21:59:50

    午前の授業が始まると、スティルインラブは教室へ向かっていった。
    その背中を見送り、私は静かな廊下を抜けてトレーナー室へ戻る。

    ドアを閉めると、世界は急に静まり返った。
    机の上に広げられたカレンダーとスケジュール表。そこには、次のレースに向けた予定がびっしりと書き込まれている。

    「……まだ足りない」

    赤い瞳で書類を睨みつける。
    練習メニュー、調整のタイミング、対戦相手の分析。どれも不足なく揃っているはずなのに、心の奥でざわめく声が囁いていた。

    ――もっと与えろ。
    ――彼女を勝たせろ。
    ――お前が形を失ってでも。

    頭を押さえる。骨が軋む音が耳の奥で反響する。
    机に映った影は、もう人の形をしてはいなかった。

    「……っ、私はまだ……トレーナーだ」

    自分に言い聞かせるように、震える手で新しいプランを書き込む。
    その文字は乱れ、赤黒い染みのようにノートを汚していった。

    それでも――私はペンを止めない。
    スティルインラブの未来を描くことだけが、自分を人間でいさせてくれる最後の拠り所だった。

  • 9125/08/30(土) 22:05:35

    昼の鐘が鳴ると、校舎全体がざわつき始めた。
    私は空腹を感じていなかったが、足は自然とカフェテリアへ向かっていた。
    ……食べなくてもいい。けれど、あの子の隣にはいたかった。

    扉を開けると、熱気とざわめきに包まれる。
    トレーを手にした生徒たちが楽しげに談笑し、スプーンやフォークの音が響き合っていた。
    そんな中、赤い視界の隅に、すぐ見つけてしまう。

    スティルインラブ。
    友人たちに笑顔を向けながらも、時折、こちらを探すように視線を漂わせていた。
    ……気づかれている。きっと、私が彼女を探していることも。

    「トレーナーさん!」

    小さく手を振って、駆け寄ってくる。
    心臓が軋むように鳴り、牙が頬をかすめる痛みを思い出す。
    それでも私は微笑んで席に着いた。

    「ご飯、ちゃんと食べないとだめですよ」
    「……食欲はないの。でも、一緒にいる時間は欲しい」

    気づけば本音が漏れていた。
    彼女は驚いたように目を丸くしたあと、少し照れたように笑った。

    「じゃあ、私がたくさん食べますねりそのぶん元気、わけてあげますから」

    そう言って彼女が頬張る姿を見ていると、不思議と胸の痛みが和らいでいく。
    ――私はもう人間じゃなくなりつつある。
    それでも、彼女の隣にいられる限り、まだ“トレーナー”でいられる気がした。

  • 10125/08/30(土) 22:12:18

    スティルインラブは、目の前のスイーツを嬉しそうに頬張っている。
    小さな口でフォークを運ぶたびに、楽しそうな笑い声がこぼれる。
    その無邪気な姿に、胸がぎゅっと締めつけられる。

    ――もし、私が……あの力に支配されてしまったら。
    ――もし、制御できなくなったら。

    考えるだけで、背筋がぞくりと冷たくなる。
    この牙も、この異形の体も、すべては私の内側から芽生えたもの。
    抑えきれなくなれば、スティルインラブにさえ牙を向けてしまうかもしれない。

    ……大丈夫、絶対に守らなきゃ

    口には出さず、心の中で何度も唱える。
    スティルの頬の紅、笑い声、仕草のひとつひとつを、傷つけるわけにはいかない。
    けれど、恐怖と執着が入り混じったこの感覚は、理性だけでは抑えられない。
    私はただ、彼女の動きを目で追いながら、手のひらを握りしめた。

    ――どんなに変わっても、暴走しても、
    ――この手で、絶対に傷つけたりしない。

    カフェテリアの喧騒の中、赤い瞳だけが静かに燃えていた。

  • 11125/08/30(土) 22:23:28

    (あれ、これハロウィンまで行けるか?)

  • 12二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 22:50:10

    (できればお願いしたいです)

  • 13125/08/30(土) 23:48:38

    午後の陽射しがトレーナー室の窓から差し込む
    私は資料とモニターに向かい、北九州記念に向けたプランを再確認していた
    当初は予定になかったが、何か、何かを変えられるような気がした

    ――チガウ――

    「今回はいつもと何もかも違う短い距離の中、最後の直線での仕掛け方をどうするかが鍵になる…」

    去年のエリザベス女王杯、今年の金鯱賞、そして宝塚記念、トリプルティアラウマ娘と言うには精細を欠いた走りだった…
    スティルの"内なる紅"も最近見かけていない
    そんな状況を変えられるかもしれない…

    ――チガウ――

    声は冷静に出ているつもりでも、胸の奥で微かに震えが残る
    異形化の影は消えない
    牙や爪の疼き、骨の軋みが、緊張のたびに意識の端を掠める
    それでも、目の前のスティルのために、私は計算を重ね、戦略を練るしかなかった

  • 14125/08/30(土) 23:50:49

    違う!何がスティルの為だ!
    『私が走れば、貴女に悦んで頂ける』
    そんな彼女を利用した自己満足ではないか!

    スティルインラブは資料の上に前のめりになり、真剣な瞳で私を見つめている。
    その視線は、ただの選手のそれではない。私の変化も、異形化も、すべて知った上で信頼してくれているように思えた…

    そんな少女の心も喰らおうとする怪物め!身だけではなく心まで堕ちたか!

    「……今回は序盤で無理せず中盤に余力を残す作戦にしよう」

    私は指を滑らせ、グラフとメモを指し示す。
    「最後の直線での加速に備えて、風向きや馬場状態も細かくチェックしておく…」

    スティルはうなずき、メモを取りながら静かに言った
    「分かりました。トレーナーさんのプランなら、私も全力で走れます」

    その言葉に、胸の奥で痛みが走る。
    ――どんなに変わっても、彼女のために――

    訂正しろ!自分の為!嘘つき!人の皮を被った化け物!死んでしまえ!彼女はお前の玩具じゃない!彼女を傷つけるな!

    私は握りしめた手を机の下で静かに震わせながら、北九州記念に向けたプランを練り続けた
    手から血が滲む、机の下に血が滴る、赤い人間の血…

  • 15125/08/31(日) 00:41:58

    「勝ったのはクルーズインザサン!1分44秒1のレコードで見事勝ち切りました!2着にメイクンアべニュー!3着は…」

    「クルーズインザサン、あの子、去年阪神大賞典も勝ってたよな!長距離と短距離を制すなんて、すげぇな!」
    「いやー、2着の子惜しかったけど、小倉レース場だったらいいレースできそうだなぁ」
    スティルは観客の話題にすらならなかった

    スタンドの歓声が遠くで響く中、スティルインラブはゆっくりと控え室に戻ってきた
    「……っ」
    胸がぎゅっと締めつけられ、手のひらの感覚が微かに痺れる
    異形の体が、悔しさと痛みをさらに鋭く感じさせる
    それでも、私は顔を上げ、スティルに歩み寄った
    スティルは肩を落とし、目を伏せている
    息は荒く、汗で濡れた髪が頬に貼りついていた
    この姿を見て、胸の奥に不意に熱いものがこみ上げる

    「スティル……」
    声をかけると、彼女は小さく顔を上げた
    「……ごめんなさい、トレーナーさん。私、期待に応えられなくて……」
    思わず両手で彼女の肩に触れる
    冷たくなった手のひらから、わずかな温もりが伝わる
    「謝ることなんてない。勝ち負けだけが全てじゃない。今日、君は全力で走ったんだ」
    スティルの瞳が赤く光り、微かに潤むのがわかる
    「……でも、負けたのは……悔しいです」
    私は軽く抱き寄せ、耳元で静かに囁いた
    「悔しいのは当然だよ。でも、だからこそ次がある。君の努力は、無駄じゃない。私はずっと、君の隣で支えるから」
    小さな肩がわずかに震える
    その体温を感じながら、異形の自分が抱える恐怖も、少しだけ和らぐ気がした
    ――どんなに変わっても、私は彼女を守りたい

    カフェテリアで見た笑顔も、練習で見せた真剣な顔も、すべて胸に刻みつけながら、私はそっとスティルを慰め続けた

  • 16二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 07:11:18

    夜のトレーナー室。
    静まり返った空気の中で、私は背中を丸めて机に突っ伏していた。
    腰のあたりから、ずっと鈍い違和感が広がっている。

    「……っ、あぁ……」

    次の瞬間、皮膚を突き破るような鋭い痛みが走り、背筋が跳ね上がった。
    恐る恐る振り返ると――そこには、黒く細長い“尻尾”が生えていた。
    先端は鋭い三角形の刃のように尖り、まるで悪魔のそれだった。
    「うそ……こんな……」
    尻尾は意志を持つかのように揺れ、机の脚に巻きつく。
    私は慌てて振りほどこうとするが、力加減も掴めない。
    これでは、もう人間とは言えない。

    ――この姿を、スティルに見せられるはずがない。

    ドアの外から、かすかな足音が聞こえた。
    「……トレーナーさん?」
    スティルインラブの声。
    咄嗟に椅子の背で尻尾を隠す。だが、勝手に動こうとする影は抑えられない。
    「入っていいですか?」
    「だ、だめっ……!」
    必死に声を張った。だが、震えは隠しきれなかった。
    しんと静まり返った廊下の向こう、彼女はきっと気づいている。
    私が何を隠そうとしているのかも。

    ――どうして、止められないんだろう。
    ――このままでは、きっと彼女を……。

    腰に揺れる尻尾の重みとともに、私は深い絶望に沈んでいった。

  • 17二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 07:16:54

    ノックの音が響く。
    「……入ってはだめ!」
    声を振り絞ったが、震えは隠せなかった。

    短い沈黙のあと、ドアノブが静かに回る。
    「トレーナーさん……もう隠さないでください」
    軋む音とともに扉が開かれ、スティルインラブの姿が現れる。
    その視線は、真っ直ぐに私へ向けられていた。
    「……っ」
    必死に腰を椅子の背で覆おうとした。だが無駄だった。
    黒い尻尾は意思を持つかのように動き、机の脚を巻き、床を叩いていた。
    まるで私の弱さを暴くように。

    スティルの目が、その尻尾を捉える。
    驚きに瞳が揺れたが、恐怖の色はなかった。
    「……やっぱり」
    彼女は小さく呟き、そっと歩み寄ってくる。
    「いやっ……見るな……!」
    声が震えた。
    この姿を見られるのが、何よりも恐ろしかった。
    “人間”をやめてしまった自分を、彼女に知られることが。

    だがスティルは首を振り、迷いなく言った。
    「トレーナーさんがどんな姿になっても……私は隣にいます」
    その言葉に胸が軋む。
    尻尾が勝手に床を叩き、感情を露わにする。
    私の身体はもう制御できない。それでも――。
    「スティル……」
    ただその名前を呼ぶことしかできなかった。
    彼女の視線は、異形を拒絶せず、ただ受け止めていた。

  • 18二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 07:32:10

    私は震えるトレーナーさんを抱きしめた。
    尻尾が暴れる彼女の体は、悲しいほどに弱々しい。
    「……大丈夫です。私はここにいます」
    そう言ったとき、彼女は掠れる声で呟いた。
    「……私にはもう、スティルしかいない」

    その言葉が胸に突き刺さる。

    (……そんなこと言わせちゃいけない。
    私は彼女に頼られる存在でありたいけど、それは追い詰めることじゃない。
    “私しかいない”なんて、彼女を縛ってしまう言葉……。
    私は支えたいだけなのに――)

    (ふふ……いいじゃない。
    “私しかいない”――その響きは甘美だわ。
    もう他の誰にも目を向けさせない。
    彼女は私だけを見ていればいい。
    壊れたっていい……だって、それなら完全に私のものになるんだから)

    胸の奥で二つの声がぶつかり合う。
    必死に彼女を支えようとする私と、仄暗い喜びを覚える私。

    「……トレーナーさん……」

    抱きしめる腕に力を込めながら、私は自分の中のもう一人から目を逸らした。
    怖かった。
    けれど同時に――その声に抗いきれない甘さもあった。

  • 19二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 07:52:23

    校門へ向かう道。
    背筋を伸ばして歩くスティルの隣で、私は必死に違和感を誤魔化していた。
    腰のあたりから覗く、黒い尾――。
    上着を腰に巻きつけ、鞄を不自然に抱えて歩けば、なんとか見えはしない……はず。
    ……お願いだから、動かないで
    心の中で祈っても、尾は気まぐれに小さく揺れた。
    そのたびに、周囲の目が突き刺さる気がして、呼吸が浅くなる。

    「……トレーナーさん、大丈夫ですか?」
    隣を歩くスティルが、静かに問いかけてきた。
    彼女の声には心配が滲んでいた。
    「平気。……なんとかなる」
    そう答える自分の声は、震えを隠せていなかった。

    (……どうして、こんな姿になってまで彼女と並んで歩こうとしてるんだろう)
    ふと、そう自嘲しかけたとき――隣のスティルが、ほんのわずかに私の腕へと触れてきた。
    それは慰めか、それとも“離さない”という意思表示か。
    スティルは小さく笑った。
    その笑みは無理に取り繕ったものではなく、私を安心させようとする優しさだった。
    けれど、同時に――“あなたがどう変わっても受け入れる”という決意を含んでいたのかもしれない。

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