- 1二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 13:41:07
また…またもやスレを落としてしまったのでPart5です。
前スレ
https://bbs.animanch.com/board/5455343/?res=118
オリキャラ
名前:天野シズク
所属:連邦捜査部S.C.H.A.L.E
年齢17〜18歳
身長:153cm 体重:不明
知性44 事務70 戦闘51 耐久11 神秘20
武器:DRM(マークスマンライフル)、特殊警棒
黒服によってキヴォトスにやって来た少年。
ゲマトリアに人体実験をされ、神秘を得た後先生に預けられる。今は独立して一人暮らしをしながらシャーレで働いており、この間にも黒服から実験を受けていてなぜか猫耳が生えた。
容姿は少女のようで、実験でこの様になったというが元はどんな容姿だったかは定かではない。
先生をとても慕っていて性的関係まで持ちかけるが生徒と先生が接している時はなぜか隠れてしまう為彼を知る生徒は少ない。
撃たれた傷も塞がるほどの回復力と跡形もなく消える能力があるが本人も理屈がわかってないらしい。
正確は大人しめで好奇心旺盛、自己肯定感は低めで刹那主義的一面がある。最近「案外僕って惚れっぽいな」と思い始めたらしい。
- 2二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 13:46:02
前回のあらすじ。
実験を受けて以降症状が治まっていた為黙っていた持病が先生にバレたシズク。
病気を完治させようと病院で検査を受けてから薬を求めて山海経へ。
サヤに薬の依頼をしてとりあえずの薬を受け取ったあと、仲良くなったキサキといっしょにルミの店で昼食をとることに。
美味しい料理に大興奮のシズク。でもルミは先生が2人を連れてきたのを見てなんだかモヤモヤしているようで…? - 3二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 13:47:06
前スレ見てくれてた人に見つかりますように…
- 4二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 13:48:22
というかめっちゃ中途半端なとこでスレ落ちてしまった()
- 5二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 14:11:21
とりあえず10まで埋めて他の人のレスなかったら諦めようかな…
- 6二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 14:14:36
アニメ先生とシズクちゃんがいっしょに居るとなんか兄弟みたいかも
- 7二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 14:16:41
うめうめ
- 8二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 14:20:30
あ、申し訳ない。
朝、保守したつもりになってた - 9二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 14:21:45
このレスは削除されています
- 10二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 14:22:59
- 11二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 14:57:28
いつも更新楽しみにしてるから!
ちょっと忙しくてコメの代わりに保守しかできないけど、応援してるよ! - 12二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 16:48:13
そう言ってもらえるとめっちゃ嬉しいです
- 13二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 17:45:01
おっきいおみみのお姉さんの料理はとっても美味しくて、いっぱいあったのにわりとすぐに食べ終わってしまいました。
食べ終わってちょっとうとうとしている間に、他の3人も食べ終わったみたい。
"「「ごちそうさまでした」」"
みんなでお姉さんにごちそうさまを言って、お店を出ることに。
お店を出たらキサキさんが山海経を案内してくれるらしいです。
「変わりないようで安心したぞ、またそのうちな。」
"ほんとに美味しかったよ、いろいろありがとうね"
みんなお姉さんに一言告げてお店を出ていく。
僕は…あ、そうだ。
「とっても美味しかったです、機会があったらまた来ますね?」
「それと、キサキさんは知らないけど僕は先生とそういうのじゃないですよ…?なんて。」
お姉さんはぽけーって顔になってそのまま手を振ってくれました。
「遅かったの。何か話してたのか?」
「いや?あいさつしただけ。」
また来たいなぁ… - 14二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 19:38:23
このレスは削除されています
- 15二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 23:36:38
お店を出てから3人でしばらく歩いていると、売店を見かけました。
店先に手のひらサイズのぬいぐるみがいっぱい置いてあってかわいいです。
「かわいい…なんかキサキさんみたいですね。」
"あ、これ…"
「お嬢さんお目が高いね!これはここ山海経で大人気のキサキ様ぬいぐるみだよ!」
「キサキ様ぬいぐるみ…?」
どうしよう…ほしいけどもうあんまりお金がない…
"シズクそれほしいの?"
「はい、でも…」
"買ってあげるよ。"
「うぇ…でも先生…」
"いつも頑張ってくれてるお礼と思ってさ、ね?"
「ありがとうございます…!」
えへへ…先生からプレゼント貰っちゃいました。
かわいいかわいいキサキ様ぬいぐるみ…
というか本人はどこに?
「桃ソフトを3つ、コーンはワッフルで頼むぞ。」
何やら別の売店でなにか買ってるみたい。ホントよくバレないなぁ… - 16二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 23:47:22
キサキ様ぬいぐるみを持ってキサキさん本人の下へ。
「みてみてキサキさん、これ買ってもらったの!」
「おお、それはよかったの。」
「それより人に聞かれては困る、キキちゃんと読んでくやれ?」
「ちゃん付けなんですか?」
「そうじゃ、さんでは他人行儀であろう?」
「そうだね…えへへ、どっちのキサキちゃんもかわいいね!」
ぬいぐるみをキサキちゃんにかざしてそう言った。
「ふふ…まぁよい。」
「それよりこれ、食べるじゃろ?」
そう言うとキサキちゃんは店員さんから受け取ったソフトクリームを差し出してきました。
「うん、ありがとう」
甘くていい香りがするソフトクリーム…
でもぬいキサキちゃんとソフトクリームで両手が塞がっちゃいました。
両手に花ってやつですね♪
それから先生とキサキちゃんと3人でベンチに座ってソフトクリームを食べました。
桃の味と味が濃くてとっても美味しかったです。 - 17二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 23:49:07
満面の笑みでキサキ人形を抱きしめるシズクを想像してしまった。
絶対可愛い(確信 - 18二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 05:40:42
過去スレの読み返しように、一覧作ってもいいですか?
- 19二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 07:48:39
お願いします
- 20二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 08:53:25
過去スレ一覧
Part1
Part2ここだけ先生に|あにまん掲示板ゲマトリアの実験体が押し付けられた世界線神秘を持たない人間に神秘を宿す実験をされて引き換えに記憶を無くして黒服によって先生に預けられた子bbs.animanch.com
Part3ここだけ先生に ゲマトリアの実験体が預けられた世界part2(男の娘注意)|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/5201162/?res=5オリキャラ説明天野シズク(1?才♂)黒服によってキヴォトスに来た少年。マエストロと黒服の実験で神秘を得る…bbs.animanch.com
Part4ここだけ先生にゲマトリアに実験体にされた部下が居る世界線Part3(男の娘、微エ駄注意)|あにまん掲示板タイトル微妙に変わってますがなんだかんだPart3です前スレhttps://bbs.animanch.com/board/5243439/?res=187bbs.animanch.comここだけ先生にゲマトリアに実験体にされた部下が居る世界線Part4(男の娘、微エ駄注意)|あにまん掲示板前スレ落ちちゃったので急遽Part4です前スレhttps://bbs.animanch.com/board/5348608/?res=155bbs.animanch.com - 21二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 11:10:23
ありがとうございます!
こう見ると反応集のスクショがサムネなのやっぱシュールだな…でもこのシズクちゃんかわいいしなぁ… - 22二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 11:38:59
わかる。可愛いよね
- 23二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 12:47:07
- 24二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 13:06:34
なんとか猫耳を生やしたい…
- 25二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 13:07:56
保守手伝えなくてすまぬ…………
- 26二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 21:01:47
保守だよ
- 27二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 04:21:48
続きを期待しながら待機
- 28二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 13:14:52
昼保守
- 29二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 16:57:55
最近AIイラストの勉強を始めまして、練習がてら出力してみました。
ファイルなう - アップロードされた複数のファイルpixai-1919520081502041124-1.png, pixai-1919510554220752095-2.... (4.45 MB)d.kuku.luちなみに先生とずっこんばっこんしてるR18のやつも載せちゃっていいですか?
- 30二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 18:39:05
オナシャス!
- 31二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 18:42:47
このレスは削除されています
- 32二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 19:00:18
閲覧注意・エ駄4 R18&シズクちゃんの tntn あり
ファイルなう - アップロードされた複数のファイルpixai-1919523604339485162-3.png, pixai-1919523604339485162-0.... (7.81 MB)d.kuku.luうーん、呪文構成やっぱり難しいなぁ。
シズクちゃんがところてんしてるのとかも出してみたかったりするんだけど・・・
- 33二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 21:51:24
またせてすみませぬ。続き、書きますね。
それと今後お役に立てればとスレ主の中のシズクちゃん像を。
身長:153cm(dice結果)、体重:軽め、胸は女子の貧乳のような感じ、下半身はちょっとむっちりめ(これもdice結果)。
ヘイローは少し歪でどの学園の子とも系統が違う(スレ画のAI画のヘイローの中央が歪な感じから着想)
見た目のイメージは概ねスレ画の感じで猫耳は生える前はもう少し髪の毛黒みが強かったイメージ。
服はあまりかっちり着るのは好まないタイプ。
普段は連邦生徒会モブちゃんと同じ服でスラックスかスカートタイツかは気分。
私服は夏でも薄い生地のパーカーなどを着ててあまり肌を出したがらない気がする。
普段はあまり表情が出ないけど楽しい時や嬉しい時はにっこり笑う。
先生をからかったりする時はスレ画みたいに笑って指を唇につける感じ?
銃はM14のカスタム品で肩紐を付けている。
実は身長の数値がアリスと同じだったりします
- 34二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 22:04:28
ここからはエ駄死な話しになってしまうんですけど
シズクちゃんの対先生は誘い受けか甘々攻めがほとんどなイメージがあります。
先生に求められるのが好き。
外に居たときの影響か甘やかし上手な一面があったり?
でも女の子との経験はないから襲われたら攻められたりするのかな?ヤバいなエ駄死書きたくなってきた()
なぜか書いてる時対面座○か正常○のイメージが強いですね。
彼は○行為をコミュニケーションの1種と捉えてる節があるので描写外でも定期的にしているつもりで書いてたりするかもしれません - 35二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 22:44:35
なるほどー。
ちなみにおtntnのサイズとかって、なんとなくイメージあったりします? - 36二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 22:47:06
ご想像におまかせ...dice振ります?
- 37二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 22:49:27
いやー、そこはスレ主さんにお任せしますww
- 38二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 22:55:57
では、
最低保証10(高い場合はなし)
dice1d20=13 (13)
cm
- 39二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 22:57:21
13cmですって。なんか解釈一致って感じですね。
- 40二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 23:00:47
このレスは削除されています
- 41二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 23:07:50
楽しみにしてまーす
- 42二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 23:28:36
ソフトクリームを食べて、また歩き出しました。
あ、そうだ。
「えい!」
「なんじゃ?」
キサキちゃんの頭にぬいぐるみを乗せてみる。すっごくかわいい...
「ちょんちょん...えへへ。」
"キサキの上でキサキがはねてるよ"
「ああ、そういうことじゃったか。」
「ほれ、そんなふうにする子はこうしてしまうぞ?」
「あー!キサキちゃんが捕まった...」
「ふふ、我ながらかわいいの。(なでなで)」
そうこう言ってる間に、知らないところまで歩いてきた。
なんだろう?ちっちゃい子の声がする。
「着いたか。」
「ほれ、返すぞ。」
キサキちゃんが両手でぴこぴこさせながらキサキちゃんを渡してくれました。かわいいなぁどっちも。
"梅花園、久しぶりかも。"
ばいかえん?ってなんだろう。 - 43二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 07:23:55
梅花園か。
久しぶりにシュン姉さんと再会かな? - 44二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 07:57:16
「梅花園ってなんですか?」
"ん?まぁ幼稚園みたいなところだよ。"
"シュンって子、会ったことあるでしょ?"
「えーっと...ああ、あの時のお姉さん。」
あれはまだ先生と出会ったばっかりで、記憶を失ってた時のこと...
「あの時はまともに挨拶も出来なかったなぁ...」
それに先生に甘えてるお姉さんを見て嫉妬したっけ。
今となっては先生と生徒さんのいちゃいちゃなんて、見過ぎてもはや応援の域にまで入っちゃってるもんなぁ...
人って変わるんだなぁ...
なんて物思いにふけっていると、先生に手を取られる。
"中に入ってみんなの様子を見ようと思うんだけど、シズクも一緒に来てくれない?"
「僕もですか…?」
"うん、シズクはきっと子供に好かれると思うよ"
「え?まぁいいですけど…」
あんまり小さい子と関わりなかったからなんか緊張するなぁ…というかキサキちゃんはどこに? - 45二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 15:04:40
保守
- 46二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 15:28:55
中に入ると子供たちが元気に遊んでいた。
お昼過ぎだしたぶん遊ぶ時間なんだろう。
「先生だ〜!こんにちは!」
「お姉ちゃんだれ〜?」
子供たちがわちゃわちゃ来たり行ったり話してきたりでなんだかとっても微笑ましい。
「みなさ~ん、くれぐれもお怪我をなさらないでくださいね~。」
"やぁシュン。"
「あら、先生。それにあなたは...」
「お久しぶりです、覚えてますか?」
「もちろんですよ、お久しぶりねぇ。」
「改めまして。連邦生徒会シャーレ所属、天野シズクです。」
「あらあら、随分と立派になられましたね。」
「恥ずかしながら...」
「ではこちらも改めて、山海経 梅花園の教官、春原シュンです。よろしくお願いしますね?」
「はい!」
((雰囲気もそうですが見た目もなんだか変わってて一瞬誰だかわかりませんでした...まぁ、私もあまり人の事は言えませんが。)) - 47二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 16:11:59
「シュンさんって、すごいですね。」
"どんなところが?"
「僕、ほとんど面識もないし容姿も変わってるのにちゃんと覚えててくれてましたし。」
"シズクの見た目ってそんな変わってたっけ?耳くらいじゃない?"
「先生もしかして顔より下を見るタイプですか?」
"え?"
「僕ってばけっこう変わったんですよ?スカイライダーくらいは変わってます。」
"そんなに?"
「ちゃんとマスクも見てくださいよ。まずですね、髪が1~2トーンくらいアップしました。」
"言われてみればたしかに..."
「それから眼の奥、瞳孔の形が猫ちゃんっぽくなったんです。」
"そうなの?う~ん...よくわかんないかも。"
先生がじーっと僕の目を見つめて来る。近い。
「先生!ちょっと近すぎると思います!」
声がしてそっちを見るとちっちゃくてかわいい女の子がプンスコしていた。
"やぁココナ、こんにちは。"
「先生、この子は?」
"この子はココナ、シュンと同じ教官だよ。"
「この子この子って、ココナは教官ですよ!」
とりあえず、かわいいことはわかりました。 - 48二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 19:54:12
なんと!猫耳尻尾が生えただけではなかったか・・・!
- 49二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 04:26:01
朝保守
- 50二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 13:24:01
昼保守
- 51二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 21:16:05
その後しばらく先生やココナちゃんと談笑していた。
僕はというと…
「お姉ちゃん私とも遊んで〜!」
子供たちと戯れて一段落したら、なんだか見知った顔の子が声をかけてきました…
「なにやってんすかキサキさん…」
「キキちゃんじゃ。」
「そっかぁ…」
キキちゃんはいつの間にかポンチョに着替えてて完全に園児だった。ちょっとおっきいかもだけど。
「キキちゃん僕たちもうすぐ帰るからさ、遊ぶのはそれまでね?」
「うん!」
どうしよう、すっごくかわいい。
それから先生がこっちに来るまでキキちゃんと遊んでました。 - 52二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 21:49:05
そうして先生とキキちゃんと梅花園を出てキキちゃんを送りに歩き出した。
またちゃっかり着替えてて、さっきとおんなじ服に戻ってた。
建物の近くまで戻ってくるとグラサンの人たちがキサキちゃんを探して右往左往しているのが見えました。
「お、先生!ちょうどよかった。」
「キサキ様を見かけなかったか?中に居ないんだ。」
"し…知らないかなぁ…"
「そうか…もし見つけたら連絡してくれ。」
「ところで、この娘とおぶさってる娘は誰だ?」
"おぶってるほうがシズク、おぶさってる方はその友達だよ"
「どうも。」
「こんにちは!」
"じゃあ私達はキサキに用があるからキサキの部屋に行ってみるよ…"
「ああ、見つけたら連絡してくれ。」
いとも容易く長身ロングのお姉さんをかわし、無事なぜかバレずにキサキちゃんは帰還したのでした… - 53二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 23:33:59
その日は疲れからか早めにぐっすりと眠って、次の日からはまたお仕事に戻りました。
しかしすごい量の書類が溜まりに溜まっててそう簡単には定時帰りは取り戻せなさそうです。
作業のお供に紅茶を淹れて、心のゴングと共に先生とのデスマッチが開幕しました。
今日はあの日なので僕のモチベはちょっと低いです。
あの日って何かって?あれです、お弁当の日です。
月に数回、何人かの生徒がお弁当やシャーレで昼食の調理を勝手出る日があるんですよ。
僕は存在を悟られぬよう先生達の食事を見届けたあと1人で何か食べるのです。
一緒に食べればいいじゃないかって?
皆さん先生への愛を込めて料理を振る舞うわけですよ?どこの馬の骨ともしれん奴の分まで用意させるなんて可哀想じゃないですか。
きっと彼女達の思いのこもった目や笑顔を見れば、僕の気持ちがわかるはずです。
ちなみに今日は角の女の子、たしか名前はフウカさん…が当番の日です。
彼女のお弁当は和洋折衷、バランスも彩りもよくて本当に美味しそうで…何より先生と接する彼女はとってもかわいい笑顔を向けていて微笑ましいです。
先生が羨ましくなりますね…せめて料理だけでも味わってみたい…
ゲヘナの給食って僕が食べに行ってもいいのかな? - 54二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 04:43:19
お、次はゲヘナかな?
- 55二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 09:57:57
このレスは削除されています
- 56二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 10:25:09
このレスは削除されています
- 57二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 17:57:20
保守
- 58二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 20:15:16
翌日も、デスマは続きます。
でもなんと先生はお呼び出しを喰らい出かけて行ってしまいました…
まだお仕事山盛りだし当番さんだってこれから来るのに…
そんなわけで1人でこなせる業務をしていると当番の人が来ました。
「先生、来たよ…」
なんかすごいシナシナしてる…!
「えっと…その…ヒナさん?ごめんね?今先生出かけてて僕しか居ないんだ…」
あぁ…もっとシナシナしちゃった…なんとかしないと…!
「そうなんだ…でも、当番だからお仕事手伝うね。」
こんな顔で業務させるのすごい申し訳ない…
「あのね、業務は後からでもなんとかなるから少しゆっくりしない?」
「でも当番なら仕事はちゃんとしないといけないし。」
「休むこと含めて仕事って言うの。このままだといつか破裂しちゃうよ?」
そう言ってヒナさんの背中を押してソファに誘導する。
ちょこんと座ったヒナさんとってもかわいいですね。
「それじゃあ僕飲み物取ってきますから。座って待っててね?」
ヒナさんは手を膝に乗せたままコクっと頷いた。 - 59二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:38:26
- 60二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 06:17:13
シナシナシロモップをお世話するシズク
- 61二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 16:00:07
保守
- 62二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 23:47:07
「飲み物、コーヒーでよかったかな」
「うん、ありがと。」
ヒナさんの横に腰掛けて、2人でコーヒーをすする。
「そういえば先生はどこに行ったの?」
「さぁ?僕の知らない人のとこです。」
「でも場所はわかりますよ、GPS持たせてるんで。」
「GPS?」
「何かあったら向かわなきゃなんで。先生を死なせないのも僕の仕事だから。」
「死なせない...」
「もし、間に合わなかったら...?」
心なしかさっきより声が小さく聞こえる。
「たぶん、僕が知らないくらい沢山の人が同じ仕事に就いてるんです。」
「だから僕は安心して休憩に入ります...ふわぁ...」
なんだか休憩って連呼してると眠くなってきました。
紅茶だのコーヒーだのカフェイン漬けだったはずなんだけどなぁ...
まだ会話の途中なのに私の隣の子は眠ってしまった。
かくっと私の肩に寄り掛かった頭からすやすやと寝息が聞こえる。
デスクを見ると書類が山積みになってるのが見える。
勝手ながら少し高さを減らしてあげることにした。
私に寄り掛かっている体をゆっくり横にして、ソファを立ち上がる。
この子みたいに力を抜けるようになるのは私には少し難しそう。 - 63二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 05:17:14
うーん。この自由気ままさは猫だなw
- 64二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 12:34:14
保守
- 65二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 21:13:34
今日は書けるかわからないのでアンケートを1つ。
新しいオリキャラが出るかも…って、いります?いりません? - 66二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 21:18:25
このレスは削除されています
- 67二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 21:49:36
話も広がりますし、アリだと思います。
- 68二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 06:08:01
いるー。
- 69二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 09:25:18
では出てくる方向で。でもまだ先のことになると思います…
- 70二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 09:27:07
このレスは削除されています
- 71二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 11:08:33
なんだか寝て起きたら出さざるべきなのではと思い始めました…
シズクちゃんすら扱いきれてない気がしてるのに新キャラまで出して収集着くか不安です… - 72二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 11:12:24
好きに書いてもらうのが1番ですから。
こちらのことは気にしなくて大丈夫ですよー - 73二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 11:23:56
とりあえずぼちぼち続き書きますね。
感想とか意見とか貰えたら嬉しいです - 74二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 16:22:13
それから1週間以上、お仕事デスマッチは続きました。
それもこれも海だ薬だとなんだかんだ仕事をサボってたせいですが。
そのせいではじめましての当番さんとも並んで仕事しなくちゃいけなくなっちゃいました...
ある日は双子ちゃんに先生を占領されて、またある日は久しぶりの人と会ったりして。
一番怖かったのは生塩ノアさんの日だったっけ。
すごい笑顔で「記憶しましたから」って言ってきてめっちゃ怖かったです...
よく考えたらユウカさんとは何回か会ってるんだからバレないわけありませんよね...
もちろん同じ日数ヶ月ぶりに会ったユウカさんにも絞られました。
でもこっちは不思議とそんなに怖くなかったかな。
なんで隠れてたのか聞かれながらめっちゃ頭とか撫でられました。ある意味ではこわいかも...? - 75二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 16:59:17
あららw
まあ、これからはふらっといなくならないようにしないとなw - 76二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 23:41:55
保守
- 77二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 06:53:59
ユウカの世話焼きが発動したなw
- 78二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 10:21:14
そんなこんなで仕事もだいぶ片付いて、今日は山海経に試薬1号を取りに行くわけです。
今日は珍しく先生がお留守番、お手伝いはアオイさんたちがやってくれるらしいです。
モブちゃん達にも早くよくなってねって言われちゃいました…えへへ。
「よく来たな、待ってたのだ!」
着いたらサヤちゃんが笑顔で出迎えてくれました。
「ぼく様的には改心の出来だがまだ試薬だ、何かあったら困るからここで薬が効くまで見張らせてほしいのだ。」
ご丁寧にお茶まで用意してくれて、やっぱりサヤちゃんはやさしい人です。
ここ1週間余り、毎日モモトークで様子の確認もしてくれてましたし。
まぁ先生に女体化薬盛ったかも毎日聞かれたけど。
「何があっても大丈夫ですよ、実験は慣れてますし。」
「何かあったらぼく様が困るのだ。ぼく様にとっても大事な実験だからな」
「そういえば、この試薬のデータ第三者に渡してもいいですか?」
「第三者って誰だ?」
「うーん…僕をこういう身体にした人ですかね。」
「それは…少し考えさせてほしいのだ」 - 79二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 18:15:32
保守。
ホスト規制が怖すぎる・・・ - 80二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 20:35:31
「そうなんですか?」
「そいつがどんな奴なのかわかんない以上ぼく様の薬を利用されるわけにはいかないのだ」
「どんな奴って…うーん…得体のしれない…大人?」
そういえば僕黒服さんのことぜんぜん知らない…最初に実験してきたマエストロって人…人?のことも他の人?達のこともぜんぜんなんにも知らないや。
「たぶん、僕が健康で万全なことを誰より望んでる人だと思います。」
「僕が病気が治ってないの知ったらすごい慌ててましたし検査結果や治療について何度も連絡して来ましたから。」
「うーん…まぁ渡してもいいのかもしれないけどなんか胡散臭いのだ…」
「胡散臭いしたまに怖いですけどまぁ悪い人ではないと思いますよ、たぶん…」
少なくとも、僕の心配はしてくれてるっぽいし。
「まぁこの治療薬が他に活かせるとも思えないし渡してもいいことにするのだ!」 - 81二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 20:53:28
そうこう言ってる間に薬の効果の程を調べられる時間になった。
「じゃあいろいろ検査するからじっとしてるのだ」
身体に皮疹が出てないか身ぐるみ剥がされたりほっぺたの裏コスコスされたりいくつかの検査を受けました。
「ふむふむ…悪くない…むしろだいぶ良いのだ!やっぱり僕様は天才なのだ!」
「これから渡す薬を1ヶ月も飲めば病気は完治なのだ!よかったな!」
あまりにも都合の良い結果に唖然としてしまいました…
「おーい、聞こえてるのだ?」
「あぁ…すいません、ちょっとびっくりして。」
「天才のぼく様の手にかかればこんなの簡単なのだ!」
なんの病気もない身体は始めてかもです…
「薬を用意するまで少しかかるからもう少しだけ待っててほしいのだ。」
うきうきでテキパキ動くサヤちゃんをもうしばらく眺めることになりました。 - 82二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 21:12:39
「そういえば、前にもらった女体化薬って僕が飲んでもいいんですか?」
「それはオススメしないのだ。」
「え?なんで?」
「ぼく様シズク以上におかしな身体の人間は見たことがないのだ。」
「もし何か大変なことが起こってもぼく様責任は取れないのだ」
「僕の身体ってそんなおかしいんですか?」
「キヴォトスの人間とも先生とも違うのだ。」
「何よりヘイローのある男なんて見たことないのだ。なんか異様な感じするし」
「異様な感じ?」
「なんていうか…歪な感じがするのだ。」
「じゃあサヤちゃんのはどんなのなの?」
「僕様のは円形に近いのだ。」
「へぇ…」
そういえば僕のってどこから見ても非対称的なんですよね。他の人の形がわからないから普通なんだと思ってました。
今度先生に聞いてみようかな。先生はなぜかみんなのが見えるらしいし。
「じゃあこれ薬と配合に関するデータの紙、渡しておくのだ。」
「もう少しゆっくりしてもいいしこのまま帰ってもいいぞ?」
「じゃあもう少しだけ居ようかな。」
それからちょっとだけゆっくりして、そのあと真っ直ぐキヴォトスに戻りました。先生のお仕事も手伝いたかったし。 - 83二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 00:21:11
ひと先ず、病気については何とかなりそうでよかった。
- 84二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 06:13:13
色々と弄られてるしなぁ、下手なことはできないか
- 85二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 10:50:31
戻ってきたら、モブちゃん達がわなわなしてるのが見えました。
「あ、シズクちゃん戻ってきたんだ!」
「シズクちゃお薬貰えた?」
「悪いんだけどさ、これ持ってってくれない?」
「なぁシズク、執務室の2人なんとかしてくれよ」
え、なになに?
「どうしたのみんないっぺんに」
「あのね、執務室から書類を運んだり渡したりしてたんだけどね、」
「アオイさんとミレニアムのユウカが喧嘩してて入りづらいんだよ…なんとかしてくれよ」
「あ、うん。わかったなんとかする…」
人が居ない間に何をしてるんだあの人達は…
僕まだやることあるんだけどなぁ… - 86二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 16:20:52
とりあえず、書類荷物もろもろを持って執務室に入る。
「ただいま戻りました〜…」
扉を開けて入ると2人がいがみ合ってるのを先生がなだめようとしてしそこねてるのが見えた。
"あ、シズク!どうだった?ってかなにその書類?"
「シズクさん戻りましたか。では是非私の手伝いを…」
「シズクちゃん!この分からず屋を言い伏せるの手伝って!」
なんだか皆さん元気なようで…
「とりあえず、荷物置いてもいいですか?」
書類と荷物を置いて、2人の元に向かう。
「そういえば今日はどこに行ってたの?」
「ちょっとね…」
「ちょっと?まぁいいわ、さぁこの悪魔を追い出すの手伝ってシズクちゃん」
「無駄ですよ、その子は先輩である私の味方です。ねぇシズクさん」
べつに僕はどっちの味方でもないんだけどなぁ… - 87二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 17:34:54
お?修羅場かな?
- 88二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:06:59
「疲れたのでお昼寝してもいいですか?お仕事ほとんどないみたいだし。」
"結果がどうだったかあとで教えてね"
「もちろんです」
山海経からここまでけっこう遠いからどうも体力が…ふぁ…
うーん…なんだか2人が抗議の目線を向けている…
「なんですか?その顔。」
「いいじゃないですか2人とも先生の役に立てたならそれで。」
「「それはそうだけど(ですけど)…」」
「もうこのお話は終わりですね、仲良くしてくださいよ。」
2人はなんだか煮え切らない顔で仮眠室に向かう僕を見守っていた。 - 89二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:18:56
それから、仮眠室のベッドにサヤちゃんからもらった書類を広げて写真を黒服さんに送る。
送ったあと数分と待たずに返事が来ました。
『ご丁寧にありがとうございます。非常に助かりました。是非持病が完治した際はまた直接お会い出来ればと思ってますよ。』
とのこと。おそらく万全な状態の僕のデータがほしいのだろう。
そういえばなんでそこまで僕の持病で慌てていたのか未だにわかってない。
まぁこの人について何かわかってることのほうが少ないけど。
とりあえず、書類を片付けて横になる。
枕元まで持ってきたキサキちゃんぬいぐるみを愛でていたら、そのうち眠ってしまっていた。 - 90二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 01:01:17
かわいい
- 91二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 09:12:25
シズクの私室にどんどんぬいぐるみが増えていってそうね。
確か、ペナンシェ様?のぬいぐるみも持ってなかったっけ - 92二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 10:36:26
アハハ…
- 93二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 10:42:18
ペロロ様はたしか先生の物だった気がする
- 94二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 16:31:05
そんでもってまた別の日のこと…
"ただいまシズク"
いつも通り長い外回りしてきた先生が戻ってきたわけですが僕は1つ聞きたいことがありました。
「あの先生…この先生のデスクに置いてある薄い本なんですか…?」
"え?"
「いや、べつに薄い本持ってることにとやかく言うわけじゃないですよ?まぁ職場のデスクに置くのはどうかと思いますけど。」
"あ〜それ?それは昨日レッドウィンターの子からもらったやつで…"
「もしかしてその子が描いたんですか…?」
"なんでわかったの!?"
「キヴォトスには奇妙キテレツな人が多いのでまぁ想像してみただけです。」
"奇妙キテレツって…あながち間違いでもないか…"
「にしても先生、なんですかこの『先生と補佐官、残業のあと』って。タイトルを詩的にしようとしてる感じがなんか余計腹立ちます」 - 95二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 20:04:17
そう、先生のデスクに置いてあったのは僕と先生のナマモノ本だった。
先生は外回りに行ってはいろんな物をもらって来るがこれは過去1のインパクトです…
というかどこで僕のこと知ったんだろうこのメルリーって人は。僕レッドウィンターには行ったことないのに。
"それ…中身見たの?"
「もちろん見ましたとも今日は暇でしたし」
"そうなんだ…"
「先生」
"なに?"
「僕ってそんな受けイメージですか?」
"んえ?"
「個人的には自分は甘攻めのイメージなんですけど、この本終始先生が攻めなんですよね」
"私まだ中身見てないから言われても知らないよ"
「そもそも先生っていかにも受け顔じゃないですか。なんなら僕よりお○り弱そうじゃないですか。」
"私のことそんなふうに思ってたの?"
「少なくともヘタレ攻め以外で先生が攻めてる想像とか全然つきませんね。」
"なんかけっこう傷ついたかも…"
「大丈夫ですよ先生、誘われ攻めな先生大好きですから♡」
"そういうことじゃない…"
一方その頃、キヴォトスの数ヶ所で悲鳴や驚愕の声が上がっていたのを2人は知る由もない… - 96二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 20:30:46
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- 97二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 21:44:51
わたくしスレ主、エ駄死が書きたいであります
- 98二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 21:54:33
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- 99二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 22:14:11
コタマは確定として、それ以外誰が盗聴してたんだろうか・・・
エ駄死なSS、ワイも書けるようになりたいです。 - 100二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 22:20:16
スレ主が書きたい物を書いて良いんだよ。
- 101二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 22:57:25
エ駄死書いたらリンク入りますね。
- 102二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 23:39:26
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- 103二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 08:14:43
朝保守
- 104二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 08:29:30
昨日書いたエ駄死載せますね。
いつものシズクちゃんとはギャップがあるかも…
…?
たぶん僕たちしか知らない時間 | Writening1ヶ月…あるいは1週間に何回か。 僕は先生と体を重ねる時があります。 大抵は溜め込んだ性欲を我慢するのが大変そうな先生を煽って発散させているような形です。 これは僕がぼくだった時から始めたこと。 体は…writening.net - 105二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 08:33:41
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- 106二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 16:46:18
「え?シャーレ密着取材ですか?」
薬の袋もそれなりに軽くなってきたある日、クロノス報道部なる人たちが訪問してきました。
しかしこの学園都市はたまに露出魔みたいな人が普通に過ごしてるのなんなんですかね。
「はい!今やキヴォトスに無くてはならないシャーレとその先生の1日に迫る...!って感じでですね!」
「その打診をなぜ先生ではなく僕に?」
「それは先生は今出かけているとあなたが言ったので」
「まぁ先生への言伝も僕の仕事ですから問題はないですが...」
「そういえばあなたの業務ってなんなんですか?それも是非取材したいです!」
「せ...先生への取材企画では...」
「私としても視聴者さんとしてもあなたの事も知りたい方は多いはず!」
「僕ってばそもそも存在を知られてない方だと思うんですけど...」
「あなた自分がどれだけ知られてるかご存じない?」
そう言って彼女が見せてきたスマホには『天野シズク監視・総合スレ』と書かれた掲示板が写されていた。
なにこれ初めて見た...今度エゴサでもしてみようかな...
「というかこれの原因ってあんたらのパパラッチですよね?」
「ん?まぁそうとも言いますね!」
報道という名の剣の威力を始めて実感したかもしれない...
この際誤解を解く意も込めて事細かに取材させるのもいいのかもしれない... - 107二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 19:02:23
スレ主ブルアカ若干にわかなのでこの先を描くの少し躊躇しております...
でも書くぞ! - 108二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 19:09:45
よかったらアドバイスとかこれまでの感想とかください。やる気出ます
(あと最近SSスレでスレ主の自我出し過ぎかなってちょっと思ってたり) - 109二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 19:26:48
- 110二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 22:52:21
その後先生が戻るまでディスカッションを交わし、戻ってきた先生に事情を説明したのでした。
「…とのことです。その日って外回り大丈夫ですか?極秘の場所とかありません?」
"その日は特にそういう方には行かないかな、普通に写しても大丈夫。"
__撮影当日、先生の班と僕の班で同時に撮影する流れに。
「最初に行っておきますけど、終電までに帰れないかもしれませんよ?」
「それは…覚悟しておきます…!」
とりあえず撮った分、僕の方からお見せしますね。
「改めましてはじめまして。」
「連邦捜査部シャーレ所属、天野シズクと申します。年齢は18歳、学歴は不問でお願いします。」
「役職は先生直下、秘書または補佐官…要するに先生の手足ですね。」
「基本的に僕の業務はスケジュール管理や書類整理、言伝や使いっ走りなんかの雑務です。」
「連邦生徒会ではなく先生の部下ですがその権限はなく、先生の命の下動くのが僕の仕事です。」
「どうぞよろしく。」 - 111二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 07:07:21
あらためてシズクがどんな状況かわかっていいね。
- 112二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 13:47:21
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- 113二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 16:59:14
「とりあえず、今日の予定から説明しますね。」
僕がぺちゃくちゃ喋ってて先生がいつも通り仕事をしてるもんですから、まるで解説役みたいになっちゃってますね。
なんだか恥ずかしくなってきちゃいました...
「まず朝出勤してからだいたいの予定を確認して、先生の外回りをお見送りします。」
「といっても、シャーレはフリーですから予定も仕事もほとんどは先生が持って来るんですけどね。」
「では先生以外が持って来る仕事とは?」
「あ~それは...」
その時ちょうど執務室の扉が叩かれる。
「ごめ~んシズクちゃん、これシャーレに周しとけってモモカちゃんが...」
入って来たのは書類の山を持ってきた仲良しのモブちゃんだった。
「わかったー、そこ置いといて?」
「ありがとね~?あ、取材って今日だったんだ。がんばってね~!」
「まぁだいたいこんな感じですね。」
「なんか...お疲れ様です。」
「それでですね、とりあえず先生がお外から戻ってくるまで書類仕事と伝言係が僕の仕事ですね。」
「なんか...地味ですね...」
「ははは、ハズレ引かされましたね皆さんw」
「一応まだ言う事はあるんですよ?」
「なんですか?」
「こっちが先生がお出かけしたりして出た書類、こっちが連邦生徒会さん達に貰った書類、こっちがシャーレ宛に届いた書類、そしてこれから仕分けるのが先生に押し付ける分の重要書類です。」
「さ、頑張っていきましょうか!」
はぁ...何が面白いんだろうこの取材... - 114二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 17:57:51
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- 115二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 17:59:33
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- 116二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 18:33:24
そう言ってもらえて嬉しいです
- 117二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 20:05:50
この絵柄の出し方別スレの人に教えてもらったんで頑張ったらシズクちゃん作れるかもしれません!スレ主頑張っちゃいますっ
- 118二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 20:41:31
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- 119二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 21:28:10
ちょっと無理そうなので諦めて続きを書きませう
- 120二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:52:14
(オフィスに流れ出すユーロビート)
「なんですか?この音楽」
「自然とやる気が出て来るでしょう?」
「たしかになんだかはっちゃけた曲ですけど...」
「あのですね、先生ったら書類仕事は嫌がるくせにあらゆる所から相談を受けたり今みたいに訪問に言ったりするんですよ。」
「はぁ。」
「僕は最初役立たずの置物だったんですけどね?気付いたら数倍は事務力上がってそれはもう大量な書類をさばかなきゃいけない流れになってしまって。」
「だからこうしてやる気出して頑張るわけなんですよ。」
「大変ですね。」
「いえいえ、先生はもっともっとハードワークしてるわけでして。」
「以前の先生の仕事量から差し引き三分の一って感じですね。」
(この間も流れ続けるGASGASGAS)
「たぶんそろそろ一旦先生が帰ってきますよ。」
「そしたらお昼を食べて呼ばれたところに行くか当番の人か僕と仕事して、ちょっと休憩してだいたい日にちが変わる1~2時間まで仕事するのがだいたいいつもの流れですね。」
「場合によってはオールします。」
((シャーレに労働基準というものはあるんだろうか...))クロノス一同は訝しんだ。 - 121二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:59:59
- 122二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:00:59
うーん、これは事実陳列罪ww
- 123二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:16:32
朝保守
- 124二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 11:21:20
おはようございます。
スレ主が生成したシズクちゃんの試作画像あげますね
ファイルなう - アップロードされた複数のファイルmedia_1757816177.png, media_1757816168.png, media_1757816160 ... (8.26 MB)d.kuku.lu - 125二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 20:21:57
「僕、しばらく自重しようと思うんです...」
"どうしたの急に"
それは、クロノスの特番が放送された翌日だった。
「いやですね、昨日特番放送されたじゃないですか。」
"そうだね、大好評だったって聞いたよ"
「それで僕不安になって生まれて初めてエゴサしてみたんですよ」
"エゴサ?"
「はい、そしたらもう恐ろしくて恐ろしくて...」
"一体何があったの...?"
「数ヶ月分の盗撮写真、盗聴で経た情報のリーク、先生に焦がれる人たちからの敵意、殺意...」
「一応好意的な反応もあったんですけどね?この都市で殺意を向けられるのが怖くて...」
「僕は紙装甲なので銃撃どころか強者のパンチだけで〇ねると思うと...」
"もしかして...それでいつも人が来るとコソコソしてるの?"
「お邪魔したくないっていうのと、まぁ嫌われるのが...いや...認識されるのが怖いってことですかね...」
「今回、いえ以前から好意的な言葉も貰いました。」
「先生の負担を減らしてくれた、1度会ってみたいと...」
「でもね先生、それでも...」
"どうするかはシズクにまかせるよ。"
"でも少なくとも私にとっては大切な部下で、友達で、それはきっと会って来た生徒達も同じなはずだよ。"
「先生...」
僕は先生に抱き着きました。いつもとは違う感情で、涙さえ浮かべて抱き着き、胸にすがりました。
"よしよし...今日はゆっくりしようか。"
これは薬を飲み切る数日前、ある日のこと。 - 126二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 20:37:40
ssのイメージがしやすくなりました!
- 127二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 20:39:35
絵柄の名前と立ち絵風プロンプトの組み方を聞けたので近いうちにイイ感じのイラスト作れそうです
- 128二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 00:41:54
で。
実際その後の先生好き好きさん達の反応がどうだったかというと、僕の杞憂だったみたいです。
曰く先生の行動時間が前よりちょっと自由になったことのほうが大きいだとか、先生と同じ職場といっても自分達にまるで干渉してこないから案外気にならないとか。
逆に思ったより好感持たれてるみたいでそこにびっくりしました。意外に僕に会ってもいいって人は居るらしいです。
そんなことが今日ありまして。
今日、シャーレにやって来たのはイロハさん。
いつも先生のサボりを誘発する人で、事あるごとに先生とだらだらしているお姉さんです。
今まで一度も話したことなかったのですが、僕がお昼寝してたら話しかけに来てくれました。
なんか先生を籠絡する為に外堀を埋めるとかなんとか。
僕で外堀が埋まるかはわからないけどとりあえず悪戯のつもりで先生の薄い本コレクションの隠し場所を教えてあげました。
なんだか仲良くなれた気がします。今度は後輩のイブキちゃんって子と遊びに来てくれるらしいです。 - 129二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 05:58:11
悪評を流す人は声が大きかったりするからなぁ。
好意的に接してもらえそうで良かったよ。 - 130二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 08:27:07
このレスは削除されています
- 131二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 08:38:10
やはりもう1人オリキャラちゃんを出したいので次のスレタイには⚓️と🎲を書かなきゃなと思っているスレ主です。まぁある程度要素は固まってるんですけどね
- 132二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 11:12:12
このレスは削除されています
- 133二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 11:13:32
このレスは削除されています
- 134二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 13:59:37
シズクちゃん立ち絵風試作です。あとちょっとで完成しそう。
3枚目はかなりいい線、4枚目は色味以外は完ぺきですね。むしろ黒服の元に居るIFみたいでかなりお気に入りです。ポーズも好き。
ファイルなう - アップロードされた複数のファイルmedia_1757912100.png, media_1757912082.png, media_1757912055.... (1.30 MB)d.kuku.lu - 135二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 14:07:11
おお!
- 136二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 14:08:57
このレスは削除されています
- 137二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 14:11:02
まぁ、行政機関の制服ですからねw
- 138二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 14:22:07
先生はラフだからほんとはわざわざ制服着せなくていいのかもしれない…
そろそろ続き書きますね。イラスト完成してから次スレ行きたいな… - 139二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 14:55:01
とうとう薬を飲みきりまして、また病院で精密検査を受けました。
病気は綺麗さっぱり完治だそうで、サヤちゃんにもお礼のモモトークを送りました。今度会いに行きたいな。
他にも心配してくれてた数人、そして約束通り黒服さんにも結果の報告をしました。
黒服さんには最近の体調も含めて具体的に。
すると黒服さんは自分の手で僕のデータを取ることを提案してきました。
あくまで協力要請なのですが、僕が彼との契約のおかげでここに来れた以上心情としては逆らうことはできません…
僕の存在が公になったことに慌てていたり、病気に関しても完治まで何度も連絡を送ってきてなんだか黒服さん的に僕の現状がデータから外れることは嫌なのかな?
あの人のことはよくわかりません。 - 140二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 19:28:13
次の日、遅刻する旨をシャーレに伝えて黒服さんと待ち合わせをしました。
そしてまた、目隠しエスコートで黒服さんの拠点へ。
「クックック、毎度このような手間を取らせてしまってすいません。」
「しかし今日はこころよく足を運んでいただいて嬉しいですよ。」
「それでは、細胞採取と検査を始めますよ。」
「どうぞ少しチクっとしますが力を抜いてゆっくりと...」
「よかったらその検査とやらの間にここ最近のことでもお話しましょうか?」
「ああ、助かります。是非ともお願いしますよ。」
それから僕は試薬を受け取った日からの身体のことを改めて話はじめた。
あの日サヤちゃんの検査のあとその場で改良され渡された試薬1号改は、瞬く間に僕の身体から中毒症状とその元を消し去りました。
でもすごい負荷や新陳代謝をともない、夜寝るのとは別に頻繁な昼寝を必要としました。
サヤちゃんもおそらく僕と同等の回復力がある人以外には使用は不可能だろうと言ってました。
あと...その...いつもよりムラっとしたというか...これは言わなくていいか。 - 141二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 20:08:14
これは珍しくシズクの方が攻めにまわるぱてぃーん?
- 142二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 20:13:00
- 143二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:11:34
そんなこんな長話をしてる間に、本当に検査は終わってしまった。
ちょっとチクっと以上の肉片を持ってかれた気がしますがそれも時期に治るのでノーカンですね。
「クックッ...これならこのまま続けても問題なさそうですね。」
「どうでした?」
「ええ、あなたの身体には問題ありませんでしたよ。」
「ですが肝心の神秘は...」
「神秘?」
「あなたに入れたのは私がシュレディンガーと呼んでいた物でして、あなたが未確認であればあるほど能力が安定して発動するはず...だったんですがねぇ」
「もしかして最近上手く[居なくなれない]のってそのせいですか?」
「ええ、私の想定していたよりもあなたは顔が広くなるタイプの人っだったらしいです。」
「自分でも意外です...」
「でも消えられないこと以外支障がないようなので大丈夫でしょう。...今のところは(ボソッ」
そういえばこの人に1つ聞きたいことが... - 144二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:28:57
「ねぇ黒服さん?」
「どうしました?」
「今のあなたにとって、僕ってまだ必要あるんですか?」
「クックック、クックックック...なんだそんなことですか。」
「懐かしいですねぇ、いつの間にかけっこう時間も経ちましたし...」
「あの...えっと...」
「そうですね、最初はマエストロの持ちかけでした。」
「外の人間に神秘は適合できるのか、その存在をこの異質な都市に放ったら精神はどうなるか...」
「その実験はもう終わったことになりますね。予想とは少し違いましたが。」
「じゃあ今は?」
「今は私の番です。私はまだまだ今のあなたにやってもらいたい事がありますから。」
「とりあえず今日は必要に十分すぎるほどのデータをご提供下さって、ありがとうございました。」
「それは...どういたしまして...?」
「よければシャーレまで送っていきましょうか?」
「いえ...行と同じ場所まででいいです。」
「そうですか、では行きましょうか。」
なんだか胸の奥にモヤモヤした物が残ったまま、僕はシャーレまで向かいました。 - 145二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:34:21
黒服ー!
まーた不穏なこと言いおってからにー! - 146二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 06:01:22
朝保守
- 147二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 09:17:32
シャーレの前まで戻ってきてふと思う。
「今日、なんで遅刻するか言えなかったな…」
まるで職員室に呼ばれた問題児みたいな気持ちで執務室までエレベーターを登る。
僕に関する資料を先生に見せたあの日、黒服さん達ゲマトリアと名乗っていた人達について聞かされた。
僕が怪しいと形容していたのが愚かだとわかるほど悪辣なこともしてきた人達だった。
でも、それでも僕にとってあの人は先生と巡り合わせてくれた恩人で…
頭の中がぐるぐるしたまま執務室の扉を開ける。
「お疲れ様です…」
"来たねシズク"
「やぁシズクちゃん〜」
そこに先生だけでなくホシノちゃんも居たのを見て、言葉を失った。 - 148二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 13:43:35
- 149二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 13:44:53
このレスは削除されています
- 150二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 15:46:59
「えっと…なんで…」
「ん?おじさんは遊ぶに来ただけだよ~」
"どうしたの?シズク"
「あの…今日…遅刻の理由とか僕言ってましたっけ…」
"聞いてないよ"
「あのですね、その…また黒服さんに会ってきました。」
"やっぱりそうか"
「おじさんは一旦席外すね~」
「あ、え?」
ホシノちゃんが僕の立っている入口のほうに歩いてくる。
「シズクちゃん?おじさん何も聞かないから。」
「え?」
まっすぐとこちらを見つめられて、なんだかますます動けなくなる...
「私、なんでも協力するから困ったらいつでも頼ってね?」
それだけ言うとホシノちゃんはあくびをしながら出ていった。
なんだか少し背中を押された気がする。 - 151二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 16:28:13
「先生、僕...」
"大丈夫、とりあえずこっちにおいで?"
いつも通り先生のすぐそばの距離まで歩いていく。
ソファに座る先生の膝に座って、頭に伸びる先生の手に身をゆだねる。
いつもの落ち着く感覚が広がる...
「僕、素直に話しますね。」
"うん"
「昨日黒服さんから検査の打診をされて、さっきまで黒服さんの下に行ってました。」
「それで検査の結果はやはり異常はないと。」
"それはよかった"
「でもなんだが検査以上にいろいろ取られた気がして...」
「もしかしたら何かよからぬ物の種をまいたんじゃないかってどんどん不安になってきて...」
"そうか。"
"もし何かあったら私がなんとかするから大丈夫"
"ただ、黒服とのかかわり方は考えたほうがいいかな。"
「はい、今度からは先生にも一言言いますね。」
"それがいいかな。"
「それじゃあ僕、ちょっと運動しに射撃訓練場行ってきますね!」
先生の膝を飛び出して、そのまま執務室を出た。 - 152二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 16:54:48
まだ若干振り切れないモヤモヤを、的にぶつけるように銃を撃つ。
もらってから少し手を加えた僕のM14は、手によく馴染むが出番はほとんどないしみんなのみたいに名前もない。
サプレッサーの着いた銃口からの小さく小気味よい連射音と共に手に重い感覚が伝わる。
こうして自分を客観視すると、つくづくこの都市に慣れてしまったのだなと思う。
前は銃なんて持ったこともなければ向けられることに恐怖すらしていたのに、今では外に出る時は常に持ってるしこうやってまともに撃つことも… - 153二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 18:08:42
「お〜やってるねぇ」
ふと声がして銃口を下げる。
振り返るとホシノちゃんが居た。
「あれ?ホシノちゃん?」
「もうおじさんって呼ばないの〜?」
「あ、えっと…どっちがいい?」
「ん〜どっちも捨てがたいなぁ」
「じゃあ気分で変えるね。」
「そうくるかぁ」
「どうしてここに?」
「暇だったからうろうろしてたら向かうのが見えたからさ」
「そっかぁ…ホシノちゃん、僕…」
「大丈夫、気にしなくていいから。」
「ただ少しシズクちゃんが心配かな。」
「ありがと。」
「にしてもシズクちゃんが銃持ってるの見るのってあの時以来で新鮮だなぁ」
「そういえばそうだね。」
「よかったら勝負しない?どれだけ早く全部当てるか。まぁおじさん圧勝しちゃうだろうけどねぇ」
「やってみようかな…」
それからしばらくホシノちゃんと訓練場に居た。
勝負はもちろん僕の惨敗だったけど少しだけ命中精度が増した気がする。 - 154二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 18:15:26
戦闘51+
dice1d10=10 (10)
- 155二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 18:15:49
まさかの最大値
- 156二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 19:13:41
- 157二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 19:21:52
最強格を100として
知性44 事務70 戦闘61 耐久11 神秘20
って初期と比べてだいぶすごくなった気がする… - 158二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 20:00:14
それから数日後、今日はセイアさんが当番に来ていました。
「それで先生、シズクを連れ出す許可をくれやしないかい?」
曰くセイアさんは僕をバイクの後ろに乗せてツーリングがしたいらしい。
"それはいいけど...セイアはそんなことして大丈夫なの?"
「大丈夫だ。病の消えた今の私とシズクに不可能は無い。」
そう言いながらドヤ顔でポージングするセイアさん。
"いやそうじゃなくて...立場とかさ。"
「問題ない、何か自体が起こればすぐに正義実現委員会に連絡するのを条件に許可を得たからね。」
「それにシズクも居るだろう?聞けば正義実現委員会が苦戦していた輩を討伐したそうじゃないか。」
そういえばそんなことあったなぁ...モブちゃん元気してるかなぁ。
"そうなんだ...まぁセイアが大丈夫ならこっちはなんの問題もないよ。楽しんでね。"
"それで、いつ行くの?"
「明日だ」
「"急すぎない!?"」
「おや?ダメだったかい?」
"シズクがいいなら..."
「僕は大丈夫ですよ?」
「それでは決まりだね、楽しみにしていてくれよ?」
「海と違って誰にも私の邪魔は出来ないからね。フフフ...」 - 159二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 21:39:03
そして翌日、セイアさんがまたオフィスにやってきた。
「では行こうか、自慢のマシンをお披露目するよ。」
セイアさんは自信ありげに僕の手を引く。
そして表まで出ると、前写真で見たのと同じホンダCBR250RRが置いてあった。
まるで狙ったんじゃないかってくらい僕と先生の趣味ど真ん中のチョイス。ヒーロー好きでこれに憧れない男子はいません。
「先生の趣味に合わせようと企んでかったんだがね、どうだい?かっこいいだろう?」
「もちろんですよ!めちゃめちゃ最高です!」
「君がそこまで興奮しているということは、私の判断は間違ってなさそうだね。」
「でもこれセイアさん乗れるんですか?袖は?」
「大丈夫、それに袖は着脱可能だしね。」
そう言うとセイアさんは袖をスポっと外し、代わりに手袋をはめた。
僕にも手袋を手渡して、はめたのを確認したらヘルメットを渡してくれました。
おみみの部分が膨らんでて、ちょっとかわいい。
「それでは行こうか。」
2人でバイクにまたがって、楽しいツーリングが始まった。 - 160二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 21:58:15
CBR250RRっても、新しい方だろうなあ
- 161二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 22:15:59
かっこいい車体とは打って変わって、街中をゆったりと走っていく。
「街を抜けたらスピードを上げるよ。覚悟はいいかい?」
そう言われて少し身構えて、手すりを強く握る。
その後街並みを抜けると本当にスピードがかなり上がった。
マフラーから轟音が轟くのが聞こえる。初めてのバイクは思っていた何倍も楽しいです♪
でもそんな時間は唐突に、終わりを告げる。
長い道を走っていると、道路の真ん中に人影が見える。
キキーッ!っと高い音を立ててバイクが急停止する。
「そんなところに突っ立っていると危ないよ、私の愛車を事故車にする気かい?」
目の前の人影にセイアさんが毒を吐く。
「死にたくなかったらそこをどいてくださる?私もう抑えられそうにありませんわ...」
バイクを降りて目の前の人を見ると、見覚えのある人物が居た。
ふわふわなお耳やしっぽに狐のお面...
「ワカモさん...」
やっぱり僕の不安は杞憂ではなかったのかもしれない...これからどうしよう... - 162二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 22:37:19
「随分と探すのに苦労しましたわ...」
「煙に巻いたみたいに出てこないですし姿まで変わってしまってるんですもの...」
僕はヘルメットを脱いでセイアさんに叫ぶ。
「セイアさんダッシュ!今すぐに!」
「なぜ私がシズクと出かけると二人きりになれないのかねぇ...」
セイアさんは小さく何かをぼやくと、クラッチを切り、全力でアクセルを吹かした。
「懸命で素早い判断...先生に引っ付いてるだけはありますわ...」
ワカモさんはお面を外して、銃に手をかける。
こんなに命の危機を感じたのはキヴォトスでは初めてかもしれない...
僕は銃を手に持ちながらワカモさんに話しかけてみる。
「用向きは僕であってますか...?」
「出来れば話し合って誤解を解きたいです___」
その刹那、横を銃弾が掠める。
これは...無理だ。 - 163二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 22:46:35
最終的な戦闘結果
dice1d100=90 (90)
50未満でワカモの勝ち、50以上でシズクの勝ち
- 164二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 23:21:11
とりあえず一旦居なくなって...
あれ!?上手く___
ズダダダダダダダダ...
はぁ…はぁ…
危なかった、もう少し遅れてたら即死だった。
再び現れて銃を乱射する…
「いっっっったぁぁぁぁ!!」
よく見ると銃身を支えている左手に穴がぽっかり開いている。
早くワカモさんを止めないと急所に当たったら即死する...
ワカモさんの方を見ると、なんだか少し取り乱して見える気がする。
今なら抑えられるかもしれない...
僕はまた居なくなって、ワカモさんの後ろに周る。
そしてワカモさんの首を両手と警棒で抑え、足をかけて倒し馬乗りになった。
「大人しく...してほしいです...」 - 165二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 23:38:55
ぽたり、ぽたり、ワカモさんのきれいな服にまたがった奥の腕から血がしたたる。
血がずっと流れてて気が遠くなりそうです...
「あ...あなた...」
「僕と先生はそんなんじゃないです...」
「それにネットの情報は鵜呑みにしたらダメです...」
それだけ告げると僕は意識を手放した。
これからはその後聞いた話になりますが、
ワカモさんは銃撃で大怪我をして血を流す人を見るのは初めてだったらしいです。
[殺す]という感覚が脳裏を過ったことで、動きが鈍ったとか。
僕が倒れたあと、体の上で流れる僕の血に動揺してへたり込んでいたところにセイアさんと通報で来た正義実現委員会の人が来たらしいです。
目が覚めると、救護騎士団でセイアさんと先生が横に居ました。
ワカモさんは途中で行方をくらませたと正実さんが言ってたけど、まぁ先生がお説教するべく匿っただけです。
なんというか、それが先生ですよね... - 166二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 23:44:36
このレスは削除されています
- 167二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 23:47:19
うーむ、先生も甘いな。
まぁ、そこが良いところでもあるんだけど。 - 168二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 23:56:44
輸血と点滴を受け、しっかり回復した僕は、翌日早々に退院してシャーレに戻りました。
そして今目の前にはすっかりしおらしくなってしまったワカモさんが居ます。
なんでもちょっと気が立って、軽く懲らしめるつもりであんなことをしたらしいです。
ですが僕があまりにもクソ雑魚耐久だったせいで危うく殺してしまいそうになってしまったと...
実際、以前はゴジラみたいに暴れてたと聞いていたワカモさんが僕以外には何もしなかったってことは、相当先生の言う事をちゃんと聞いているってことなんでしょう。
「本当に...本当にもう仕分けないことをしましたわ...!」
「もういいですよ、僕が嫌な気持ちはよく分かりますし誰にも迷惑かかってないんですから。」
「ですが...」
「ほら、怪我ももう治ってますし。」
「顔を上げてください?ね?」
ワカモさんが顔を上げてくれました。
「僕は...僕は生徒さん達のこと応援してますから!それに同性ですしね....」
「こちらこそ先生に関することとか、服を汚してしまったこととか、いろいろごめんなさい。」 - 169二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 07:18:13
保守
- 170二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 11:53:09
「なんであなたが謝るんですの…?」
「いやぁ…ネットに書き込まれてたことですねぇ…実は7割くらい本当で…」
「え?では間接キスをしたというのは…」
「本当ですね」
「同じ布団で寝たというのは…」
「本当ですね」
「…//では先生に夜○いをしかけようとしたというのは…」
「それは嘘です!」
え?夜這い?なにそんな噂流れてんの僕…
まぁそういうことしてないって言うと嘘になるけど…
「それはよかったですわ…もし本当なら改めてあなたを病院送りにしてましたもの」
なんだか顔が真っ赤になっちゃってるワカモさん。
もしかしてこの人すっごいピュアなのでは?
なんだか先生が"ワカモかわいい"って言いまくる気持ちが少しわかりました。 - 171二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 12:17:41
その後は仲直りしたのを確認した先生とワカモさんがわちゃわちゃしてるのを見守ってました。
今目の前にしてるのはワカモさん吸いを実行しようとする先生とお顔真っ赤にして硬直するワカモさん。
先生を前にしてあなた様を連呼するワカモさんは本当に恋する乙女にしか見えませんね。
頑張れ!ワカモさん!ライバルは多いですよ…!
それから少し経ったあと、ワカモさんは帰って行きました。
思えば今日ぜんぜん仕事してませんね… - 172二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 15:19:54
ガッデムです...
そこからはほぼ2日分の仕事を午後から必死こいて処理し始めました。
お仕事しながら先生に前から聞きたかったことを聞いてみる。
「ねぇ先生?」
"なに?"
「今回の喧嘩沙汰で僕実感したんです、ここで生きるのは死と隣り合わせだって。」
"確かにね。"
「それで正直僕よりクソ雑魚な先生は今までどうやって生きて来たのかなって。」
"そうだねぇ...思えば先生になってからいろいろとあったなぁ..."
"それこそ死にかけたことも..."
「やっぱり...お腹のそれですか?」
"まぁね"
"でも相手を恨んだりはしてないよ。シズクだってそうでしょ?"
「さぁ...どうでしょう。僕は先生ほどお人好しではないので...」 - 173二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 15:52:13
「それで結局どうやって生きて来たんですか?」
"みんなのおかげだよ。"
「生徒さん達ですか?」
"そう。それとアロナ達も"
「それって先生のタブレットに入ってるって子ですか?」
"うん、二人とも頼りになるしとってもかわいいよ"
「先生以外には見えないっていうのが残念です...僕も挨拶してみたいな。」
先生の常に持ってるタブレットにはすごい機能がいっぱいあるらしくて、アロナちゃんとプラナちゃんって子がそれを統括してるらしいです。
時々タブレットに話しかけたり、中に入ってるのか持ったまま気絶してる先生を見かけます。
「まぁそんなインチキバリアあったらそうそう死なないですよね」
"でもこれ充電式だからバッテリー切れたらかなりやばい..."
「そんな時は全力で守りますよ。僕も、生徒さん達も。」
結局その日はオールする羽目になりましたが仕事はなんとか終わらせました。よかったよかった - 174二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 18:55:30
お話がひと段落して、次は新しい子も出したいので次スレ立ててもいいですか?
ここは感想などで埋めてもらえれば恐縮です - 175二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 18:58:42
全然立てても大丈夫ですよ
- 176二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 19:17:38
- 177二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 19:19:17
それからメモ代わりにPixAIのシズクちゃんのレシピ貼っときます
Haruka v2
blue eyed girl with blue hair, general student council member (blue archive), full body, halo, black hair, short hair, solo, front open white uniform, black collared shirt, white pants, purple eyes, blue necktie, cat ears, cat's tail, white background, simple background, - 178二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 23:01:10
感謝です。
色々試してみよっと - 179二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 07:49:27
保守
- 180二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 07:56:48
このレスは削除されています
- 181二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 08:16:37
続きは次スレで書いて行きますね
- 182二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 15:54:05