ゴッゴッ

  • 1二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 19:50:28

    ゴッコは、カサゴ目ダンゴウオ科ホテイウオ属に分類される魚で、標準和名はホテイウオです。

    七福神の布袋様のような丸くふっくらとした見た目からこの名前が付けられました。体表には鱗がなく、ぬるぬるとした粘膜で覆われています。腹部には大きな吸盤があり、岩場などに張り付くことができます。

    主に北海道で漁獲され、特に道南地方では「ゴッコ」の愛称で親しまれています。普段は沖合の深海に生息していますが、産卵期である12月から4月頃になると浅瀬に寄ってくるため、この時期が旬とされています。

    身は白身で淡白ですが、皮はゼラチン質でコラーゲンが豊富に含まれており、プルプルとした食感が特徴です。メスは産卵期に大量の卵を抱え、この卵も珍重されます。肝や白子も美味しく、胃や腸なども食べられるため、捨てる部分が少ない魚です。

    北海道の郷土料理である「ゴッコ汁」は、この魚を使った代表的な料理で、味噌仕立てで食べられることが多いです。その他、肝和えや唐揚げなどでも食されます。函館市恵山地区では、毎年2月上旬に「恵山ごっこまつり」が開催され、ゴッコ汁が振る舞われます。

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