- 1二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 20:49:58
- 2スレ主25/09/01(月) 20:54:59【⚓️・🎲スレ】ファイノンの遺書ドッキリスレ好きすぎるからストーリー風にしたい|あにまん掲示板からストーリー風にしますあんまり長くはならない想定https://bbs.animanch.com/board/5265107/↑私がめちゃくちゃ好きな遺書ドッキリスレbbs.animanch.com【⚓️・🎲】ファイノン遺書ドッキリスレ2|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/5367066/こちらの続きとなっております。まさか2スレ目まで続くとは思ってもいなかったので大変驚いています。モーディスととんでもないす…bbs.animanch.com【閲注・⚓️・🎲】ファイノン遺書ドッキリスレ3|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/5367066/https://bbs.animanch.com/board/5381890/これらの続きとなっております。スレ最後の高出…bbs.animanch.com【閲注・⚓️・🎲】ファイノン遺書ドッキリスレ4|あにまん掲示板朝に次スレ立てようと思っていたら気づいたら完走していてびっくりしました。こちら遺書ドッキリスレの続きとなっております。ファイノンは一体どうなってしまうのか、どうか見届けてください。bbs.animanch.com【閲注・⚓️・🎲】ファイノン遺書ドッキリスレ5|あにまん掲示板こちらファイノン遺書ドッキリスレの続きとなっております。ダイスが早速愉悦していますが、ファイノンたちがどうなるのか、どうか見届けてください。bbs.animanch.com【閲注・⚓️・🎲】ファイノン遺書ドッキリスレ6|あにまん掲示板こちらファイノン遺書ドッキリスレの6スレ目となっております。星穹列車でハプニングが発生してかなりまずい状況ですが、どうかファイノン達を見届けてください。bbs.animanch.com
- 3スレ主25/09/01(月) 20:56:38
- 4二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 21:00:20
乙です!
- 5二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 21:00:57
保守
- 6二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 21:01:53
ほしゅ
- 7二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 21:03:50
保守
- 8二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 21:05:35
保守のん
- 9二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 21:08:12
保守
- 10二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 21:13:32
ほしゅ!
- 11二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 21:55:30
このレスは削除されています
- 12スレ主25/09/01(月) 21:59:48
「それで、知り合いのために自責思考を和らげる薬が欲しい。作れそう/か?」
「そうですね、あなたの要望に可能な限り応えることを前提とするとdice1d4=3 (3) 」
1特に副作用も無いものが作れます
2少し副作用が出てしまいますが作れます
3おそらく、かなりの副作用が出ると思いますが作れます
4現在は作れる状況では無いので後日でよろしいですか?
- 13二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 22:01:58
3…ダメじゃんもう…
- 14二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 22:26:53
ダイスくんちょっと曇らせ自重しようか
- 15二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 23:04:30
この副作用が実はめっちゃハッピーみたいな展開はないの……?
- 16スレ主25/09/01(月) 23:51:17
「かなりに副作用って、具体的にはどんなの/なんだ?」
「そうですね、おそらくdice1d3=1 (1) などでしょう」
1内臓障害
2意識障害
3睡眠障害
「そうなんだ/のか...教えてくれてありがと/な、ルアン」
「あなたはどうするつもりですか?」
「dice1d3=2 (2) と思う」
1やろう
2みんなと話し合って決めたい
3やっぱりやめよう
「そうですか。わかりました」
- 17二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 23:58:15
1じゃなくてまだよかった…
- 18スレ主25/09/02(火) 01:12:46
「それで...私/俺の知り合いに頼み込んでみたんだけど、薬自体は作れても副作用がひどいらしくて、みんなの意見を聞きたい」
「内臓障害...ですか。ファイノン様は今でも食事をとる際苦しそうにしているを見たことがあります。これ以上、ファイノン様が生きるのを苦にするのは...」
「でも、やっぱり命があってこそだとあたちたちは思うの」
「いやしかし...」
黄金裔たちの話し合いは半日続き、そしてようやく結論を出した。
黄金裔の結論
dice1d2=2 (2)
1投与する
2投与しない
- 19二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 01:19:14
よかった流石に投与しない…
あれでもこれ振り出しに戻っただけで何も進展してない……? - 20二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 10:32:08
どうしたらファイノンは幸せになれるんですか...
全く検討がつかない - 21二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 18:20:43
保守
- 22スレ主25/09/02(火) 19:49:15
「それで、みんなはどうするつもりなの/んだ?」
「やはり投与はやめましょう。それがファイノンのためになるとは、到底思えませんから」
「しかしそれでは、何も変わらないでしょう、あなたには、そんなことも分からないのですか?」
「アナイクス先生...でもそれは...ファイノン様にとってとても酷なことだと思うんです。なのでこのヒアシンシアはあなたの意見には賛成しかねます」
開拓者が結論を聞いても、黄金裔たちはああしようこうしようと議論を続ける。このやり取りはこれで4回目だ。
「あーもう!それじゃあ投与はしないってことに...」
「みんな?声がすると思ったら、集まってどうしたんだい?」
ファイノンは内容に
dice1d3=1 (1)
1気付いてる
2気付いていないが察してはいる
3気付いて無いし察しても無い
- 23二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 19:57:55
気づいてるのか…いやまあ流石に気づくか……
- 24二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 19:58:16
いつもこのファイノン察しが良すぎる
良いのか悪いのかは分からないけど - 25スレ主25/09/02(火) 20:09:23
「相棒の知り合いのヘルタって人がくれたこの電動車椅子、すごく便利だよ。今度ありがとうって伝えておいてくれ」
「ファイノンもしかして、話の内容聞こえてた?」
ファイノンは少し申し訳なさそうな顔をした。
「すまない、盗み聞きするつもりは無かったんだ」
「聞こえちゃってたか...」
先ほどまでの勢いはどこへ行ったのか、黄金裔たちは一様に負い目のあるような表情をしている。それをみたファイノンは一度困ったように笑って言う。
「僕は、たとえその薬の副作用がどんなに強いものでも、拒んだりしないから安心して、ちゃんと...頑張れるから」
「ファイノン...ファイノンはどうしたい/んだ?」
ファイノンは
dice1d4=3 (3)
1〜2投与はしたく無い
3投与して欲しい
4死にたいから、正直どうでも良い
- 26二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 20:14:19
ピンポイントで投与引き当てやがったダイス
- 27二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 20:57:33
4じゃなくて嬉しいし自分の気持ちがちゃんとあって良いけど…!!投与かぁ……
- 28二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 22:45:20
ファイノンに意思が宿ってくれて嬉しいよ!!!
- 29二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 22:49:46
これで副作用がなければな…
- 30二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 23:27:19
内臓障害……え………?
- 31スレ主25/09/02(火) 23:38:32
ちょっと薬の効果に対して副作用が大きすぎる気がするので効果何か追加しましょう。
dice1d4=1 (1)
1〜2まともに動けるようになる
3ぎこちないが動けるようになる
4外れ
- 32二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 23:40:25
大当たりやんけ!
- 33二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 23:43:21
こういうお膳立てしないとこのファイノン本当に不幸だから…
- 34スレ主25/09/03(水) 00:27:18
「わぁ...!やっぱり君の知り合いはすごい人ばかりなんだね。何だか思考が晴れた気がするし、それに自分が思ったままに身体を動かせる!久しぶりだな」
薬を投与されしばらくした後、見舞いに来た黄金裔達にファイノンは笑いかけた。投与に反対していた黄金裔たちは少し複雑な顔をしながらもファイノンの屈託のない笑顔が見られたことを嬉しく思う。
「ふん、思っていたよりは元気があるようだな」
「相棒のお陰でね、お前とまた手合わせできる日も近いかもしれないよ」
「それでファイちゃん...副作用の方は、大丈夫?」
ファイノンは副作用のことを
dice1d3=1 (1)
1隠す
2隠すが隠しきれない
3正直に言う
副作用の重さ
dice1d100=56 (56)
(かなりの重さの副作用なので+50補正)
- 35二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 00:28:59
いや重いって
- 36曇らせ好きハピエン望の開拓者25/09/03(水) 00:29:27
頼む言ってくれファイノン
そんなに重い副作用をなんで隠してんだ - 37二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 01:40:57
しっかり効果出たから副作用もしっかり出すねするんじゃない
- 38スレ主25/09/03(水) 07:09:15
「それがなぜか全く無いんだよね、だから僕のことは心配しなくても大丈夫だよ」
「そうなの?それならとっても良かったわ。でも、何か異変があったらすぐにあたちたちを頼ってね!」
「...うん、約束するよ。トリビー先生」
そうして時間はあっという間に過ぎていき、黄金裔たちは自分の仕事に専念するために各々の家へ帰っていった。病室のドアが閉まり、足音が聞こえなくなった瞬間に、ファイノンは胸を押さえた。
「はっはぁ、ぐ...うぅ゛」
動悸が止まらない、呼吸をすることもままならないまま、ベッドの上でファイノンはうずくまる。
「みんなに...心配かける訳には...」
動悸が落ち着いてくると、今度はとてつもない倦怠感と疲労感がファイノンを襲った。体力が低下しているファイノンが、その眠気に抗えるはずも無く、彼の意識は深くに落ちた。
ファイノンがどれだけ上手く隠せるか
dice1d100=62 (62)
- 39二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 08:05:33
62か…これで誰かに気づかれたらでまた自責ノンになってしまうんじゃないか
- 40二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 12:55:56
保守する!
- 41二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 20:17:32
このレスは削除されています
- 42二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 20:19:03
(41です誤字しました)
良いと悪いを行ったり来たりしてるの、最高に愉悦ダイスしてて辛い - 43スレ主25/09/03(水) 21:40:05
それからしばらくの間は、ファイノンの隠し事以外何の変哲も無い平凡な日々が続いた。徐々に外出もできるようになってきたファイノンの姿に、黄金裔と開拓者は喜びと安堵の表情をしたが、ファイノン自身はそうでは無かった。
「うぇ...ぐっ...まだ大丈夫」
病室に戻り、周りに誰もいなくなった瞬間、ファイノンは膝から崩れ落ちる。ひどい倦怠感に吐き気、更には動悸や息切れと、薬の副作用は日に日に悪化している気がした。
「カスライナになれば...」
そう言えばとファイノンは思い出したように呟いた。内臓と言った器官が存在していないあの身体ならば、副作用を帳消しにできるのではないかと考えたからだ。しかし、残念なことに今の彼にケファレの化身へと姿を変えるほどの体力は無い。
黄金裔たちの気づき度
dice1d100=45 (45)
(+19補正)
ファイノンの???度
dice1d100=35 (35)
- 44スレ主25/09/03(水) 21:41:35
>>43補足
気づき度は80以上で黄金裔がファイノンの隠し事に気づきます。???度は正直高い方が良いのか低い方が良いのか判断に困るものですね。
- 45二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 22:14:55
全てのダイスが怖い
- 46二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 22:28:18
ほしゅ
流石に可哀想過ぎないか……?可哀想で可愛いね - 47スレ主25/09/03(水) 23:05:39
「おはようございますファイノン。今朝の調子はどうですか?」
「アグライア!来てくれたんだね。それはもうバッチリだよ」
「それなら良かったです」
ファイノンの言葉に、浪漫の半神は頬を緩めた。オクヘイマでの仕事が落ち着いてから、アグライアはよく彼の病室を訪れるようになった。
「ファイノン?あまり顔色が優れないようですが、大丈夫ですか?」
ファイノンの笑顔が一瞬引き攣った。長年金糸によって人々のあらゆる機微を観察し続けた彼女に、何かを隠し通すことはとても難しい。だからこそ、ファイノンはアグライアに全てを話してしまおうかと、迷ってしまった。例えそれが、今までの努力を無駄にする行為だとしても。
ファイノンはアグライアに副作用のことを
dice1d3=2 (2)
1〜2言わない
3言う
ハプニングダイス
dice1d100=51 (51)
(70以上で発生)
- 48二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 00:23:15
言わないかぁ
ハプニング発生しないの久々に見た気がする - 49スレ主25/09/04(木) 00:58:46
「ア、アグライア...」
「どうかしたのですか?」
そこでファイノンははっとした。副作用のことを話すなんて言語道断だ。
「ううん...やっぱりなんでも無い。それより、今日は誰かお見舞いに来るか聞いているかい?」
「dice1d2=」
1はいdice1d6=が来るそうです。
2いえ、聞いていませんね
1トリビー2アナイクス3ヒアンシー4モーディス5サフェル6キャストリス
ハプニングダイス
dice1d100=8 (8)
- 50二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 05:33:07
ダイス出てないような?
- 51スレ主25/09/04(木) 06:34:02
ダイスミス
dice1d2=2 (2)
dice1d6=5 (5)
- 52二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 06:45:39
ハプニングダイスの出目が小さいの珍しすぎる
- 53二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 09:06:08
ここのファイノンにしては珍しい
- 54二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 13:04:35
保守
- 55二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 17:04:20
良くも悪くも変化が無いのぉ……後ダイス振る時は=の後ろを半角開けるんじゃよ
- 56二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 20:40:17
大事な場面でやばいダイスが出る予兆だって、1からスレ見続けて学んだ
- 57スレ主25/09/04(木) 21:04:14
「それなら、やっぱり外に出て散歩でもしようかな」
「付き添いましょうか?」
「大丈夫だよ、君の手を煩わせる訳にはいかないしね」
「そうですか。とは言え、助けが必要になったらすぐに言ってくださいね」
「...うん。わかってるよ」
それから数時間後、ヒアンシーからの許可が降りたファイノンは、オクヘイマへと繰り出した。しばらく歩いて、オクヘイマの一際高い建物の屋上へと登る。彼はオクヘイマ全体を一目で見渡せるこの場所が好きだった。
「やっぱり...来た甲斐があった...な」
痛む心臓を押さえつけ、ファイノンは僅かに微笑んだ。
3で見える
dice1d3=3 (3)
- 58二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 21:15:12
一体何が見えたんだ......?
- 59スレ主25/09/04(木) 22:01:58
しばらく屋上からオクヘイマを眺めていると、ふと視界の端にアグライアの金糸も届かないようなオクヘイマの裏路地に入っていく少年の姿が見えた。
「1人であんなところへ行くなんて危ないな」
ファイノンは少年の元へ向かおうと立ち上がった。今の自分に彼を守れるような力は無いが、できることはしたいと、ボロボロの身体で思っていた。ふと、少年をもう一度見ようと、屋上から路地裏を覗き込む。
「...!急がないと...!」
少年の近くへ数人のオクヘイマ人が近づいていく様子が見えた。長年培った戦士としての勘が警鐘を鳴らしている。何もしなくても痛む心臓が急に走り出したらどうなってしまうのかも、今は彼の頭に無かった。
「君たち、何しているんだい」
少年が魔の手にかかるすんでのところで、ファイノンは間に合うことができた。
オクヘイマ人は
dice1d3=3 (3)
1戦う
2逃げる
3逃げるがファイノンに傷をつける
副作用がどれだけ悪化するか
dice1d5=2 (2)
(大きいほど悪化)
- 60二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 22:39:29
ファイノンに傷を付けないで下さい…😭😭2ならまだいけるって思ったけど元々の副作用が重すぎるからどうなるんだろうか…😭😭
- 61スレ主25/09/04(木) 23:33:56
傷はどれくらい重傷か
dice1d5=5 (5)
- 62二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 23:39:10
最大値……
やっぱりファイノンダイススレは調子が良いと思ったら最悪のところで最悪な目が出る運命なんだ…… - 63スレ主25/09/04(木) 23:49:20
「今すぐここから立ち去れば、今回のことは不問にしよう。だから、早く行くんだ」
「くそっあいつ黄金裔だ!逃げるぞ!」
「せめて傷の一つくらいは...!」
ファイノンを見かけたオクヘイマ人の大半は、蜘蛛の子を散らすように四方の路地へ逃げていく、しかし1人、ファイノンの方へ刃物を持って駆けてくる者がいた。
「...!」
ここまで走るので精一杯なファイノンの身体が、その刃を避けられるはずも無く、ファイノンは重い一撃をくらう羽目になった。
「ははは...!いい気味だな」
「お兄さん!お腹に...ナイフが」
「僕は...大丈夫だよ。だから...自分の家に帰って、こんなところ、二度と来ないって約束してくれるかい?」
「う、うん!約束する!」
「それなら良かった...早く行って、またさっきの人たちが来るかもしれないから」
少年は光溢れる大通りの方へ駆けていく、その様子を見守り、もう戻ってくることは無いと確信が持てた瞬間、ファイノンは倒れ込んだ。めまいと吐き気と、その他色々なものが込み上げてくるが、一様に言えることは良いものでは無いと言うことだけだ。
「(ああ...僕、ここで死ぬのかな)」
痛みも感じなければ寒さや熱さも感じない身体では、自分が今どれほど死に近いのかがわからない。そのせいか、ただ眠気のままに意識を手放すことに、抵抗は無かった。
黄金裔(と開拓者)はファイノンを
dice1d4=3 (3)
1〜3見つけられる
4見つけられない
- 64曇らせ好きハピエン望の開拓者25/09/05(金) 00:04:12
マジでギリッギリじゃんかダイス..........
多分アッハの一瞥貰ってるわここのダイス - 65二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 00:25:21
4じゃなくてよかった
が、まーったくよくない
ファイノンしぬなあ⋯ - 66スレ主25/09/05(金) 00:33:07
次にファイノンが目覚めた時、そこはオクヘイマの路地裏では無く彼の病室だった。
「ファイノン様、目が覚めたんですね」
「ヒアンシー?」
「それで、ファイノン様に言いたいことがいくつかありまして...今でも良いですか?」
「それは構わないけど」
ヒアンシーの声と顔が暗い。
「内臓の状態のことなのですが、かなり重症で...出来る限り手は尽くしていますが、最悪の状態は常に考えていてください。それと、怪我について、ファイノン様はあと少しで失血死するところでした。これほど短期間で怪我が続いている状況ですと、恐らく後一回何か怪我を負った時はかなり危ないと思っていてください」
「うん、わかったよ」
「後、これは私の疑問なのですが、かなり心拍が早い状態が続いていて、何か心当たりはありますか?」
「それは...」
dice1d3=3 (3)
1〜2誤魔化す
3言う
- 67二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 00:42:44
言った!!!
偉いぞファイノン - 68二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 00:59:17
ほしゅ
- 69二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 06:16:43
よく言った!!!偉いよファイノン〜😭
- 70二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 12:11:55
保守!
- 71スレ主25/09/05(金) 20:13:57
「その...今投与している薬の副作用のことなんだけど」
「まさか...」
「あはは...本当は嘘ついてたんだ。副作用は無いって言ってたけど」
ファイノンは気まずそうに少し笑って肩をすくめた。一方のヒアンシーは驚きすぎて声も出ないと言った様子だ。
ヒアンシーは
dice1d2=1 (1)
1やらかす2やらかさない
- 72二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 20:52:27
やらかすのか…ここで…このタイミングで……?
おわりか? - 73二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 21:11:33
せっかく言ったのに…!?ファイノンが調子良いと周りが悪くなるこの現象………
- 74スレ主25/09/05(金) 22:29:00
ヒアンシーがやらかしてる姿がどうしても想像できないのでやらかし度決めます。低くあって欲しい
dice1d100=73 (73)
- 75二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:01:26
ヒアンシー!?!?!!やらかしすぎてるよ!?!
- 76スレ主25/09/05(金) 23:05:37
「なんで...どうして黙ってたんですか...?」
「みんなに心配をかけたく無かったんだ」
「でも、ちゃんと言わないとダメじゃないですか...!今回の件が無かったら、ずっと黙って1人で抱え込むつもりだったんですか?」
「...耳が痛いよ」
ヒアンシーは変わらないファイノンの短所に頭を抱えそうになった。ファイノンは心底申し訳ないという顔をしているが、ヒアンシーとは頑なに目を合わせない。
「そんな...少しは以前よりも良くなったと思っていたのに、これでは意味が無いじゃないですか」
「ヒアンシー、一度落ち着...」
「こんな状況で落ち着くなんてできません!私は医師として、ファイノン様の近くにいたと言うのに、私がもっと...!慢心なんてせずに、ファイノン様に接していれば!」
「あまり自分を責めないでくれ、ヒアンシーは何も悪くない」
ファイノンがヒアンシーに触れようと手を伸ばす。しかし、その手は乾いた音を立てて弾かれてしまった。
「ファイノン様に...!一体何がわかるって言うんですか!あなたにわかるわけ無いでしょう!」
今にも泣きそうな彼女は、これまで見たことが無いくらい追い詰められた顔をしている。
「あ...ごめんヒアンシー」
ファイノンは必死に繕ったような硬い笑顔をした。それも長く続かなかったのか、今は口もとを押さえて顔を青くしている。嘔吐する一歩手前といった感じだ。
「ごめん...少し失礼するよ」
ファイノンは少しおぼつかない様子で病室を出た。一番近くのトイレから誰かが嘔吐する声が聞こえてきたのはそれからすぐのことだ。
「私は...ファイノン様になんてことを...」 - 77スレ主25/09/05(金) 23:06:39
黄金裔の???度
dice1d100=64 (64)
(以降の???度ダイスと加算し500を超えると特殊描写)
>>43の???はファイノンが黄金裔たちに副作用のことについて話すかのダイスでした。ダイス目が低いと話す選択肢が出る・増える
- 78二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 00:07:52
え何このダイス
黄金裔のサン値? - 79二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 00:53:47
前回の特殊描写からして絶対良いやつじゃない
怖すぎる - 80スレ主25/09/06(土) 01:51:29
「ファイノン、入るよ/ぞ」
「あぁうん、相棒」
あれから数日後、ファイノン自身とその周りには色々と変化が起こった。ヒアンシーは入院中のファイノンの世話を担当していたが、あの件以来ファイノンを刺激しないようにと担当は開拓者に変更された。ファイノン自身についても、彼は以前より副作用も相まって吐きやすい身体になってしまい、毎日朝に開拓者が吐瀉物を入れる袋を回収する。
「おはよう、今朝はどう/だ?」
「いつも通り、変わらないよ」
開拓者は袋を手に取り、そっと中身を確認した。数日前に比べて随分と吐瀉物が少なく、胃液ばかりになっている。開拓者はファイノンに繋がれているチューブを見た。
「ファイノンはさ、また普通にご飯食べたいと思う/か?」
いくら食べても吐いてしまうファイノンを危惧してか、今のファイノンはチューブからの液体からでしか、栄養を摂取できなくなっている。不健全だと言うことは、ファイノンに関わる全ての人間が思っていた。
「あはは、なんて言えばいいんだろうね...」
ファイノンは曖昧に笑って誤魔化した。それ以上、会話は続かなかった。
???度
dice1d100=58 (58)
- 81二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 02:23:44
今度はなんのダイスだ⋯?
- 82二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 06:21:23
保守します!
- 83二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 10:51:42
ほしゅ〜ダイスが怖すぎる
- 84二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 17:26:10
このレスは削除されています
- 85二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 17:28:33
このレスは削除されています
- 86スレ主25/09/06(土) 17:39:58
過度な保守レスはお控えください。
「それで、ファイノンの薬の投与を継続するかどうかだけど、どうする?」
開拓者を含めた黄金裔達が、英雄のピュエロスに会していた。ピュエロスの雰囲気に反して空気は重い。
「私は医師としても、個人としても断固反対です。ファイノン様が副作用で苦しんでいるのを見て、放っておけるわけがありません。そもそも投与しなければ命の危機という訳では無いのですから、あの薬の副作用は重すぎます」
「少なくとも、ファイノンは今後外出禁止でしょうね」
投与するのかの議論と比べ、今回はやけに静かだった。皆、ファイノンを見ていて思った小さな違和感を真面目に考えなかったことに負い目を感じているのかもしれない。
「今回はちゃんと話し合いができそうだね/な。まずはみんなの意見をまとめよう」
投与継続に
アグライア dice1d2=2 (2)
トリビー dice1d2=2 (2)
アナイクス dice1d2=1 (1)
ヒアンシー 2(確定)
モーディス dice1d2=2 (2)
サフェル dice1d2=2 (2)
キャストリス dice1d2=2 (2)
1賛成2反対
- 87二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 18:34:17
嘔吐しちゃうファイノンを想像してニチャったのは
自分だけじゃない筈……あとアナイクス先生だけは
投与継続に賛成しているの、アナ先らしいというか。 - 88二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 19:58:27
過去スレから読み始めて最新まで追いつきました
どのファイノンも辛すぎるって…
どうにか幸せに持っていけないんですか…? - 89二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 21:46:47
1人を除いてみんな反対なの、ダイスすごいなって普通にビックリしちゃった。
そうだよね、あの副作用は流石に怖いよ - 90スレ主25/09/06(土) 21:47:13
「みんな、投与はやめるってことでいいね/な?」
黄金裔は頷いた。アナイクスはかなり渋々だったが。
「それじゃあ、ファイノンに話に行こう」
「...ってことで、薬の投与はやめることにしたんだ」
「そう、なんだね。もう楽に動いて歩けるのも終わりか」
「ファイノン抜きで、勝手に決めてごめん。でも、ファイノンが外に出て、誰かのために傷つく姿をもう見たく無いんだ。最近は貧血気味っぽかったし」
ファイノンは少し笑って何も抵抗しなかった。全てを諦めているような感じがして、開拓者は顔を歪める。
と、ポケットの中のスマホが振動しているのを感じて、開拓者は席を立つ。ルアンからだ。
「投与を取りやめると連絡してくださってありがとうございます。あの薬のことなのですが離脱症状としてdice1d3=2 (2) があるかもしれません。しかし、副作用に比べれば微々たるものですのでご安心を」
「そうなんだ/な。ありがとうルアン」
1不眠
2震え
3特になし
- 91二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 22:41:21
副作用並みの激ヤバ効果じゃなくてよかった…って思ったけどちゃんと安心していいんだよね?
- 92二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 22:46:41
ずっと震えてる訳じゃなさそうだね
- 93二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 00:27:56
今まで不穏一直線すぎて全てを疑ってしまう。信じてるよルアン(副作用の時点でだいぶアウトだったけど)
- 94二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 02:26:42
わりと軽そうだけど本格的に動けなくなりそうな感じしてちょっと怖いな…
- 95二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 07:20:34
アナイクスだけ残念がってるのちょっと笑うんだよ
- 96二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 13:13:12
ただいま最初からここまで読み終えたものです。
一つぐらいはファイノン幸せルートがあっても…。 - 97二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 16:16:01
既にこのファイノンボロボロだよね…
- 98二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:28:54
少しでも希望の光が見えれば…‼︎
きっと…大丈夫だから…‼︎ - 99二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 22:02:52
離脱症状はせめて軽くあれ……あってくれ……
- 100スレ主25/09/07(日) 22:12:05
「ファイノン、大丈夫/か?寒い?」
「わからない...でも、ずっと震えてて」
震えは流石に隠すことができなかったのか、はたまた隠すこと自体をやめたのか、開拓者はファイノンと接するにあたって長い間離脱症状に苦しむ彼を見続けるハメになった。しばらくすると震えはおさまり、束の間の休息を得た2人は何もせず、何も話さずその場にいた。
「相棒...相棒は、どうすれば良いと思う?」
ファイノンが、静かにその沈黙を破る。声色も顔も、何もかもが暗い。
「僕、わからなくなっちゃって。薬の投与をやめられた僕は動けないし温度も分からない、ほとんど死人も同然で...何もできない。ならもう...なるべく迷惑にならないように死んだ、ほうが...」
ファイノンはそこではっとした。すぐさま取り繕うように笑顔になり、必死に弁明の言葉を探す。
「あははっなんてね!ちょっと気持ちが落ち込んでるみたいだ。相棒もこんな奴と一緒にいると気分が悪くなってしまうだろうし、帰って大丈夫だよ。僕は、大丈夫だから」
「いや、ファイノンの病室に残るよ。ファイノンが嫌じゃ無ければだけどさ」
その言葉にファイノンは曖昧な笑みをして、それ以上は何も言わなかった。開拓者のほうは、ファイノンの言葉をすぐに否定できなかった己を悔いていた。
「僕、昔はナナシビトになってみたかったんだ。相棒みたいに色んな星を飛び回って、誰かを救えたらって」
「じゃあ...」
星穹列車に行こうよと言おうとして、口をつぐむ。その言葉がファイノンにとってどれだけ残酷であるか理解していたからだ。結局その言葉が空気を揺らすことは無く、この会話はただのファイノンの独白に終わった。
開拓者は星穹列車に行こうと提案
dice1d5=4 (4)
1〜4しない
5する
???度
dice1d100=85 (85)
- 101二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 22:27:46
うぅ……辛い。救い…救いは無いんですかッ
- 102スレ主25/09/07(日) 23:07:27
「ファイノン、おはよう」
「相棒...!ファイノンを落ち着かせるのを手伝ってくれないかしら。また離脱症状が出たみたいなの」
ファイノンはベッドの上、青い顔で必死に震えを抑えようとしている。その姿は随分痛々しい。
「だ、大丈夫...大丈夫だから。気にしないで、2人に迷惑かけたく無い...」
しばらく、キュレネと開拓者はファイノンの背をさする、手を握るなどして、ファイノンの苦しみをどうにか抑えようと努めた。
「2人ともありがとう...」
しばらくして、ようやくファイノンの震えがおさまる。数日間これと同じことが1日に何度も繰り返されていた。
「良いのよファイノン。それより...相棒、少しこっちにきてくれる?」
「え?まあ良いけど」
キュレネは開拓者を連れ、病室から少し歩いた場所にやってきた。
「それで、話があるんでしょ/だろ」
「ええ、ファイノンの震えがまだ止まっていなかった時、うわ言みたいなファイノンの言葉が聞こえたの。死にたいって...それであたし、少し怖くなっちゃって」
「うん、私/俺にも聞こえた。悲しいけど、あれが多分ファイノンの願いなんだと思う」
「どうすれば、良いのかしら、ファイノンのこと。幼馴染として長い間一緒にいたのに、こんなことは初めて」
なんだか少し前に聞いたような言葉に、開拓者は少しデジャヴを覚えつつ、キュレネからの問いを考える。しかし出た答えも、少し前と変わらないものだった。
???度
dice1d100=42 (42)
- 103スレ主25/09/07(日) 23:09:56
ダイス忘れ
提案
dice1d5=2 (2)
1〜4しない
5する
現在の???度:249
- 104二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 00:28:09
しなかったか……
- 105二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 00:37:26
メリバエンドになりそうな予感…
ファイノンが楽になれても他の皆は不幸になるしかないじゃんこんなの - 106二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 01:00:43
私たちは勿論救いたいけど、バッドエンドこそがファイノンのハッピーエンドなんじゃ…死こそ救済なのではって思えてきて辛いよ……みんな幸せハッピーエンドが見たい
- 107二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 02:02:18
嫌だよ私!!ファイノンが死ぬエンドなんて!!黄金裔全員で笑い合ってる姿が見たいよ!!!
- 108二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 03:06:37
これまでのバッドエンドはたしか幼児化忘却エンドを除いて全部死んじゃってるからなぁ
正直ファイノンが幸せならメリバでもなんでも解放してたい気持ちもある(ただそのエンドになったら流石に再走お願いしたいけど) - 109スレ主25/09/08(月) 06:23:44
離脱症状は後どれくらい続くか
dice1d14=5 (5)
- 110二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 08:04:30
1〜14で5引くのは偉すぎる。5も今の状況だと長く感じるんですけどね……
- 111二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 14:59:45
1週間は続かないと思えばまだマシに感じる
他の後遺症がエグすぎるから…… - 112二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 21:19:56
保守!
- 113二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 21:41:49
このレスは削除されています
- 114スレ主25/09/08(月) 21:54:03
「ごめんファイノン!来るのが遅れ...って、ヒアンシー?」
「グレーたん、今日もお見舞いに来てくれたんですね」
眠るファイノンのそばで、ヒアンシーが椅子に座っている。どうやらファイノンに関する諸々の折り合いがついたらしい。
「ごめんなさいグレーたん、また例の離脱症状が出てしまったみたいで、前々から処方していた睡眠薬を飲んでもらったんです。かなり量は少ないものだったんですが、疲労が溜まっていたんでしょうね」
「そう言うことだったんだ。それなら別に私/俺から言うことは無いけど」
ファイノンは随分穏やかに眠っている。彼を蝕む希死念慮も、今だけは忘れられるだろう。
「...ヒアンシーから見てファイノンってどう/なんだ...?」
「そう、ですね。普通の精神障害なら良かったんですが、ファイノン様のものは彼の根本的な考え方によって引き起こされているように感じます」
「つまり、改善は難しいってこと?」
「有り体に言ってしまえば...」
病室内の雰囲気がどんよりと沈む。開拓者はこの話題を振ったことを後悔した。
「私は、自分の仕事に戻りますね...!良かったら、ファイノン様を一緒にいてあげてください。それだけで、変わるものもあるかもしれないので」
「言われなくても」
ヒアンシーは病室を出た。実際かなり時間を縫ってようやくファイノンの元に来れたのだろう。
「あれ...相棒?僕、どれくらい寝てた?」
数時間後、ファイノンは目を覚ました。身体がほとんど動かせないので、顔だけが開拓者の方を捉える。
提案
dice1d5=2 (2)
1〜4しない5する
???度
dice1d100=68 (68)
- 115スレ主25/09/08(月) 22:12:43
現在の???度:317
- 116二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 22:15:53
まじでこの???度怖すぎる500超えたらだった気がするからまだ行けると信じたい…
- 117二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 22:50:01
ずっと提案ダイスあるけど、これどっちが良いのかさっぱり分からない……全部が怖いよ〜〜泣
- 118スレ主25/09/08(月) 22:54:32
「ファイノン、おはよう。今朝はどう/だ?」
「今日は、結構調子が良い...気がするよ」
「なら良かった」
「あら...開拓者さん?私は日を改めた方が良いでしょうか...」
「キャストリス!ほら、入ってきなよ。賑やかな方が良いに決まってる」
「それでは...失礼します」
今日はキャストリスが、開拓者から少し遅れてファイノンの病室にやってきた。手元のバスケットには冥界の花々や市場の果物がぎゅうぎゅうに入っている。
「最近は妹のボリュシアと一緒に花を育てているんです。始めた頃よりかなり上手になったんですよ」
「へぇ、花かぁ...僕はいつも枯らしてしまうから、尊敬するよ」
「私/俺も姫子のコーヒー飲みたく無くて植物にやったら枯れたことある...」
しばらくは、そうした他愛の無い会話が続いた。3人は束の間の安寧を手に入れた気分だった。
「...?あの、ファイノン様?私の手を急に触れて、どうしたのですか?」
「えっ?あ、あれ。なんでだろ...なんにせよ、女性の君の手に僕が触れるのは不快だったよね。ごめん」
「いえ、謝らないでください。ただ...私の死の権能のを求めていたようでしたら、ご期待には沿えないかと」
「あはっそんなふうに見えた?最近はなんだか変だな...ごめんね、キャストリスさん」
提案
dice1d5=1 (1)
1〜4しない5する
???度
dice1d100=39 (39)
- 119スレ主25/09/08(月) 22:56:32
現在の???度:356
- 120二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 23:25:55
この???もしかしてファイノンの自殺願望みたいなものの
数値では...? - 121二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 23:58:36
黄金裔の???度ってあったはずだからどっちかっていうとファイノン以外の黄金裔になんかあるんだと思ってる
- 122二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 03:40:59
- 123二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 07:06:52
やめてください…なんか不穏な雰囲気が漂ってません…?
- 124二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 07:16:58
無意識にでもキャストリスに触れるとか…
マジで死にたくてたまらないんだな… - 125二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 14:47:50
俺さ…そろそろアホギャグ要素が必要だと思うんだ…(現実逃避)
- 126二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 18:02:31
このレスは削除されています
- 127二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 21:34:58
結局この提案ダイスはどっちが良いんだ…!?!?
何もこっちに情報もないし、今は見守るしか出来ないのが辛い…!! - 128二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 21:40:44
???が500を超えるのが先か、列車に乗るのを提案されるのが先かみたいになってきたな
- 129スレ主25/09/09(火) 22:18:04
「それで、相棒の...は...」
翌日、開拓者がファイノンの病室へ向かうと、珍しく彼の声が聞こえてきた。誰かが先に来ているのだろうか。
「おや、随分来るのが早かったですね」
「私/俺より先に来てるあんた/お前に言われても、嫌味にしか聞こえないんだけど...アグライア」
「ふふっすみません。しかし、私はもうここを出ますから、遠慮なさらず」
「ファイノンと何かしてたの/か?」
「では、この件はまた後日、続きをしましょう」
「アグライア?」
「先ほどの答えは、私には回答しかねます。なので、ファイノンに聞いてみてはいかがですか?では...私はこれで」
アグライアは即座に立ち上がっては数枚の紙をしまい、キビキビと出ていってしまった。開拓者はファイノンの方に目を向ける。その目は雄弁にアグライアと何をしていたのか聞かせて欲しいと語っていた。
「どうやら僕は、相棒に隠し事ができないみたいだ。本当はもっと後に伝えたかったんだけど...まあ遅かれ早かれわかることか」
ファイノンは苦笑を浮かた。
「僕、みんなに手紙を残そうかと思って、でも今の僕は字を書くこともままならないだろう?だから、アグライアに僕に変わって書いてもらうことにしたんだ」
「手紙...唐突だね/な」
「僕の気持ちを残るものにして伝えたことが凄く少ないと思って、少し照れくさいけれどね」
提案ダイス
dice1d5=2 (2)
???度
dice1d100=38 (38)
- 130スレ主25/09/09(火) 22:19:20
現在の???度:394
- 131二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 22:34:05
死期が近いとかじゃないよな…それは嫌だぞファイノン
- 132二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 23:19:21
黄金裔が順々に会いにきてて、でも事態に進展はないって感じだしやっぱ黄金裔が行動を起こすまでのタイムリミット感あるな???度のダイス
- 133スレ主25/09/10(水) 07:02:50
「ファイノンおはよ...ってあれ、今日も先客だ」
「あなたですか、最近はずっとファイノンの病室に入り浸っていると聞いていましたが、噂は本当のようですね」
「私/俺には時間が有り余ってるからね/な!で、アナイクスはなんでファイノンに会いにきたの/んだ?」
「教師が元教え子のもとへ見舞いに行くのは、何も不思議なことでは無いでしょう。研究も行き詰まっていましたので、何か発見があると思ったのですよ」
「相棒、まあ座って。話し合うならそんな場所に立っているより座っていた方が良いだろう?」
その日は、数日前までとは違い、アナイクスがいることを除けば驚くほど普通だった。そのアナイクスも基本は会話に入ることなく、たまに発言しては言葉を数度交わす程度である。
「あっそういや今日は早くに帰らないといけないんだった。じゃあね/なファイノン」
「うん...じゃあ」
「よかったのですか?」
「えっと、何がだい?アナイクス先生」
「会話の中で随分と約束事を取り付けられていたではないですか」
「僕は...元気な相棒を見ていたいから、余計な素振りで相棒を心配させたく無いんだ。これがエゴである事は...十分わかってるはずなんだけどな」
ファイノンが瞳を落とし、目線が手元に傾いたのを、アナイクスは見た。
提案ダイス
dice1d5=4 (4)
???度dice1d100=62 (62)
- 134スレ主25/09/10(水) 07:04:24
現在の???度:456
- 135二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 07:15:40
いつの間にか500を目前にしてる…😭
- 136二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 07:20:21
なにをやろうとしてるんだ…
もうそろそろクライマックス近そう
ファイノン絶対しぬなよ! - 137二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 15:47:02
ほしゅ
- 138スレ主25/09/10(水) 22:00:51
「おはよう!グレーちゃん」
「トリビー!あんた/お前もファイノンのお見舞いに?」
「ええ、最近は黄金裔の職務も落ち着いてきたち、久ちぶりにファイちゃんに会いに行こうと思ったの」
開拓者とトリビーは一緒に歩き出す。トリビーと他愛の無い会話をしていると、すぐに病室が見えてきた。
扉を開けると、ファイノンはもう起きていて、その上珍しく起き上がっているようだった。
「ファイちゃん」「ファイノン」
ほとんど同時に声をかけるが反応は無い。ファイノンは窓の外を見続けている。見ている方向は西の方だ。
「ファイちゃん?」
「え?あっトリビー先生!それに相棒まで...いつからそこにいたんだい?」
「ちょっと前から」
「あはは...僕ぼーっとしてたみたいだ。すまないね、無視していたように見えただろう?」
「別に良いよ、気にして無いし」
「それなら...良かった」
「そうそう、ファイちゃんに聞いて欲ちいお話ちがあるの!聞いてくれるかちら」
「もちろんだよ!」
トリビーが最近オクヘイマにあったことや黄金裔たちの様子をファイノンに伝える。しかし、時々ファイノンの反応が無いことがあった。その時は決まって西の方の窓を見つめていて、トリビーと開拓者はその度に少しの不安を感じていた。
提案ダイス
dice1d5=4 (4)
???度
dice1d100=100 (100)
- 139スレ主25/09/10(水) 22:02:12
現在の???度:556
???度が500を超えたので特殊描写に入ります。 - 140曇らせ好きハピエン望の開拓者25/09/10(水) 22:02:51
俺ちょっとここのダイス神ぶん殴ってくる
- 141二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 22:03:29
100!?!?ダイス急に本気だすな!!!!
- 142二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 22:07:04
特殊描写こわい
- 143二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 23:38:09
ダイスくん大人しくしろまじで
- 144スレ主25/09/10(水) 23:44:54
ファイノンから黄金裔と開拓者に自分の病室へ来て欲しいと言われたのは、前回お見舞いに行った時からあまり経っていない頃のことだった。
「それで、話って何/だ?」
開拓者は単刀直入と言った風にファイノンに聞く。ファイノンは少し言うのを躊躇うような、曖昧な表情を見せた後に口を開いた。
「僕のこと、殺してくれないかい?」
ファイノンの言葉に、驚く者は居なかった。皆薄々ファイノンの内心を感じとっていた。中には早く安寧を届けてしまいたいと思う者すらいる。しかし、それでも、開拓者は認めたくなかった。仲間1人の考えも変えられずに何が開拓だと言うのか。
「私/俺は、正直反対。エゴなのはわかってる、でも私/俺は、ファイノンに生きてて欲しい」
「...多数決、ですか?」
アグライアが開拓者に問いかけた。その声は人間性を焼き尽くしていた以前と似ている。
「薬のこと決めた時みたいの、そっちの方が確実だと思って」
アグライア dice1d2=1 (1)
トリビー dice1d2=1 (1)
ヒアンシー dice1d2=2 (2)
アナイクス dice1d2=2 (2)
モーディス dice1d2=2 (2)
サフェル dice1d2=2 (2)
キャストリス dice1d2=1 (1)
キュレネ dice1d2=2 (2)
開拓者 2(確定)
1どちらかと言えば賛成2断固反対
- 145二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 00:11:35
1と2で別れてるメンバー何となく納得するような結果
- 146二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 02:59:32
どちらかといえば賛成派の3人、アナイクス以外はファイノンに会いに来てる描写あったから余計にありえそうに感じる……
- 147二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 11:48:51
保守します
- 148二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 13:58:39
どういうENDになるんだろうかファイノーーーン…
スレ主さんの考える結末を受け入れるよ - 149二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 20:25:14
保守
どうなってしまうんだろうか… - 150スレ主25/09/11(木) 21:52:09
「だってさ、ファイノン。黄金裔の大半は、ファイノンに死んでほしく無いって」
「そ...そっか...やっぱり君たちは優しいから、こんな奴
にも、生きることを望むんだね」
ファイノンは表向き明るく振る舞っているが、纏う絶望は隠しきれてはいなかった。気のせいだろうか、ファイノンの瞳が一瞬黄色く輝いたような気がして、開拓者は目を見開いた。
「やっぱり、僕がみんなに殺してもらえるなんて烏滸がましい話だったね」
「...!待って/くれ!ファイノン!」
ファイノンはカスライナへと変身した。しかし、相当無理をしているらしく、顔は痛みと苦しみに耐えるように歪み、浅く不規則な呼吸を繰り返している。
「でも...だいじょ、うぶ。僕、ちゃんと1人で...しね、るから」
ファイノンの周囲の温度が増していく。火種が内側から彼を焼き尽くそうとしているのが嫌でも伝わってきた。開拓者たちが驚きで少しの間動けなくなっている隙に、ファイノンは走り出した。憎悪していた壊滅の力も、こんな時ばかりは助けになってくれるらしい。
開拓者たちはファイノンに
dice1d3=2 (2)
1追いつく
2追いつく+強制やらかし
3追いつけない
- 151二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 22:06:28
強制やらかし!?なんでいつも最悪のパターン引いちゃうのダイス神……!!
- 152二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 23:14:38
うわぁぁぁ久々にやらかしだ!?!?
嘘だろこのタイミングで…??辛すぎるって - 153二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 03:22:04
こんな形でやらかし引くことある?????
- 154スレ主25/09/12(金) 07:31:36
補足ですが、カスライナ状態は羽まで生えてるガチの方じゃ無く、ショートアニメであった髪と瞳だけ変わってる方です。
黄金裔の???度は希死念慮の察し度でした。本当はもっと最悪なものにしようとしてましたが、流石に自重しました。 - 155二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 14:56:03
あ、やっぱもっと最悪な展開もあり得たんですね……
- 156スレ主25/09/12(金) 23:15:18
「捕まえた」
「あっ相棒...!離してくれ!」
開拓者はファイノンの手を掴む、その熱さに一瞬怯みそうになったが、開拓者は必死で堪えた。その温度は、今も上昇し続けている。
「嫌だ相棒。死なせてくれ...僕はもう、みんなの役に立つことも何もできないんだ。生きてる価値なんて無いよ。あっ相棒の手を借りるなんてことはしない。ただ僕が燃え尽きるのを、待っててくれれば良い。死体も何も、残さずにちゃんと消えるから...だから」
「私/俺だって、ファイノンに死んでほしく無い。だからファイノン“お願い”死なないで/くれ」
開拓者は、願望を過度に叶えようとする気質のあるファイノンに、わざとその言葉を投げかけた。一度でも願われてしまえば、彼はそれを断れない。その気は今でも改善されていないようだ。
「私/俺たちは、ファイノンが生きてることを望んでる。ファイノンは、私/俺たちの願いを叶えてくれるんでしょ/だろ?」
ファイノンは回答にたっぷりと時間をかけた。自分の願いと開拓者の願いを天秤にかけているようだ。しかし、結局その天秤は開拓者の願いの方に傾いた。
「うん、もうこんなこと考えるのはやめるよ。2度と死にたいなんて言わないし、思わない」
ファイノンは定型の笑顔で開拓者に言う。ああ、最悪だな。自分が考えた案でありながら、開拓者のこの作戦の評価はそれだった。ファイノンの性格を利用して無理矢理自分たちの都合の良いように話を持っていった。ファイノンがカスライナ形態を解く。
「相棒が自分を責める必要は無いよ。全部僕が悪いんだ」
ファイノンのその言葉に、開拓者は項垂れる彼に無性に腹が立ってきた。
もう少しだけやらかしパート続きます。 - 157二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 23:17:39
やらかしパートこれで終わりじゃないんですか!?
- 158二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 08:03:36
ほしゅ
- 159二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 14:59:04
保守
- 160二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 18:42:33
開拓者さんやらかしマジですか…
- 161スレ主25/09/13(土) 22:23:13
※開拓者のキャラ崩壊注意
「ファイノンっていっつもそうだよね/な。自分のことばっか責めて、死にたいとか」
「あ、相棒...?君のこと何か怒らせてしまったかな。謝るよ」
「死にたいとか正直聞いてるだけで気分落ちるし、ファイノンが辛いのはわかるけど、私/俺たちは死んで欲しく無い、死にたいとか聞きたくも無い。だからもう...諦めてよ/くれよ」
「...うん、ごめんね相棒。やっぱりみんなに甘えすぎてたみたいだ」
やってしまった。そう開拓者が思った時には遅かった。ファイノンの見開かれた瞳は僅かに揺れ、彼の精神の崩壊を静かに知らせているようだった。ファイノンを病室に戻してしばらくした後も、彼は口を開くことは無く、開拓者を責めも許しもしない。
「ごめん、ファイノン」
開拓者はしばらく彼のベットの隣に腰掛けていたが、そう言い残して、病室を後にした。
翌日、開拓者は恐る恐るファイノンの病室を覗きに行った。ファイノンの調子が良くないようなら、すぐに立ち去るつもりだった。
「相棒おはよう!今日も来てくれたんだね」
「ファイノン...ごめん、昨日のこと」
「あはは、気にしてないから大丈夫だよ」
ファイノンの様子は開拓者が考えていたものとはかなりかけ離れていた。元気そうに振る舞う姿は、出会ったばかりの頃を彷彿とさせる。しかし、開拓者は理解していた。この言葉はファイノン本来のものでは無く、誰かに願われた偽りであることを。
「(私/俺が、ファイノンの最後の本音を殺したんだ)」 - 162スレ主25/09/13(土) 22:25:53
開拓者の行動ダイス
dice1d100=5 (5)
(数字が大きいほど良行動)
- 163二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:35:15
5!?!?!?
ひっっっっっっっっっく - 164二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:56:12
ここのダイス神は開拓者にファイノンを曇らせたい癖でもあるのか?
自重してください - 165二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 08:49:57
このレスは削除されています
- 166スレ主25/09/14(日) 09:34:03
開拓者の行動内容ダイス
dice1d5=1 (1)
(どれも正直良いものではありませんが、数字が大きいほど悪い結果です)
- 167二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 10:45:56
1!!!!!!!まあ悪い結果ではないか……
- 168二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 12:28:19
良いものではないけどまあ何とかなればいいな...
- 169二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 17:16:09
保守!
- 170二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:09:52
- 171二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:13:14
- 172二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:18:18
ってか今までここのファイノンに希死念慮無かったことなくないか?しかも遺書もどれもちゃんとしたやつじゃなかったか?
- 173二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:24:48
なんと全部ガチの遺書だし希死念慮ありしか引いてません……
- 174二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:26:32
改めてアッハかポルカが操作してるとしか思えないダイス
- 175スレ主25/09/14(日) 22:51:15
私もハッピーエンドにしたいと思っているのですがうまく行かないものですね
それから開拓者は必死にファイノンに少しでも残った自我が無いか探ってみたが、結果は芳しく無く、それらは全て徒労に終わった。
「...どうやったらファイノンの自我を見つけられるんだろ」
「相棒...?」
そこで開拓者はぎょっとした。どうやら頭の中だけの言葉のはずが、口に出てしまっていたらしい。
「あー...もしかして今の聞こえてた?忘れて、私/俺はファイノンに自我を取り戻してほしいとか、思ってないから」
「大丈夫だよ、相棒。僕に自我が無いことなんてずっと分かりきってた事実だから」
ああ、これは自傷行為だ。自分の欠陥を語るファイノンに開拓者はそう思った。
「...だから僕はみんなが一度でも望むだけで、軽々と無くなるような空っぽな奴なんだ」
開拓者の耳に、彼のその言葉がずっと反響していた。
開拓者の行動ダイス
dice1d100=26 (26)
(大きいほど良い結果)
- 176曇らせ好きハピエン望の開拓者25/09/14(日) 22:53:31
ここのダイス神ヤバいって
どうしてそんなにファイ虐が好きなの? - 177二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 23:57:43
曇らせの域を超えてるよこのダイス...
小さいほど良い結果なら大きい数字が出そうよな - 178スレ主25/09/15(月) 07:53:13
- 179二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 08:52:02
タイムリミット短い!!やばい!!
- 180二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 11:18:37
BADへのフラグ立ちまくってるじゃんもうダメだろうな🥲︎
- 181二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 12:44:15
このレスは削除されています
- 182スレ主25/09/15(月) 12:49:14
流石に短いと思うので最低保証とかつけたほうが良いですかね?
- 183二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 12:51:59
無くてもいいと思う
- 184二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 17:59:44
無くていいと思います!
- 185二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 23:47:33
タイムリミットがきつそうだな…
- 186二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 04:55:18
保守しておきます
- 187スレ主25/09/16(火) 08:21:54
何の進展も無く日々が過ぎていく、流石に開拓者にも焦りが出て来たのは、前回の失言から半月ほど経った頃だった。
「(まずい...前回列車が次の星へ行くのを延期してもらってからかなり時間が経ってる...このままじゃ、今のファイノンを置いていくことに...)」
焦燥感を抱えたまま、開拓者は今日もファイノンの元へ足を運ぶ。彼はいつもと全く、本当に全く変わらない笑顔で開拓者を迎えた。
「相棒、もしかして、何か悩んでることでもあるのかい?」
「えっ!?な、なんで?」
「何だか表情が暗かったから。もしその悩みごとが僕に関係していることだったら、僕のことは心配しないで」
「う...うん」
雑談をしていた時に急に飛び出したファイノンの言葉は、開拓者を大いに驚かせ、悩ませた。それも、様々な意味で。
行動ダイス
dice1d100=73 (73)
(大きいほど良い、80以上を出すと...)
残りタイムリミット:1
- 188二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 08:26:26
大き目だけど80には一歩届かなかったか…
- 189二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 09:00:12
あともう少しなのにーーーー!!!
- 190二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 15:39:24
高めの出目ではあるけどあとちょっと届かないの最高に愉悦
- 191二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 20:14:31
80以上出したら良いことあったんだろうか残念過ぎる
- 192二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 00:14:52
ほしゅ
- 193二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 09:30:16
このレスは削除されています
- 194スレ主25/09/17(水) 09:31:32
ファイノンは開拓の旅の話をするといつもより少し嬉しそうにする。その事実に開拓者が気づいたのは、もうオンパロスに居ることができる猶予が、かなり無くなっていた頃のことだった。
「相棒は、あと少しでここをたつんだよね」
「え...なんで知って」
「最近の相棒を見てれば嫌でもわかるよ」
「そんなに私/俺ってわかりやすい?ま、いいや。バレちゃったんなら仕方ない。うん、そうだよ。だから今日はとっておきの開拓の話聞かせてあげるよ/やるよ」
開拓者はファイノンに、自分の開拓の旅の一部始終を話して聞かせた。
「それで、私/俺となのと丹恒でタイキヤンに行った時に、そこの闘技場の半分を爆破させたんだ」
「あはは!どうしたらその星の闘技場を爆破することになるんだい?」
「あ、ファイノン。今笑って...」
「...?どうかしたのかい?」
開拓者は一瞬だけ、塗り固められた救世主が剥がれ、元のファイノンが一瞬見えた気がした。タイムリミットは差し迫っている。それでも開拓者には、一縷の希望が見えたような、そんな気がした。
行動ダイス
dice1d100=16 (16)
タイムリミット:0
残りレス数少なくなってきましたので、夜に次スレを立てようと思います。色々誤字が酷かったので再投稿。
- 195二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 15:00:16
>>194了解しました!
- 196二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 18:38:01
終わった……😭
- 197二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 20:29:15
行動ダイスが低いなあ
もっと高ければハッピー寄りになれそうな展開なのに - 198スレ主25/09/17(水) 21:35:12【閲注・⚓️・🎲】ファイノン遺書ドッキリスレ8|あにまん掲示板お待たせいたしました。現在はストーリーも終盤。ファイノンは一体どうなってしまうのか。どうか見届けてください。bbs.animanch.com
次スレ立てましたので、こちらはもう落としてもらって大丈夫です
- 199二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 22:20:02
うめ
- 200二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 22:24:12
終わりの始まり