- 1人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/01(月) 21:10:30
霧に包まれた孤島に立つ豪奢な館。そこには吸血鬼達が暮らしていた
・館に暮らす吸血鬼以外の存在は基本的に「従者」と「眷属」の二種類です
・従者はただの一般人、眷属は特別な力を持つ代わりに主人である吸血鬼に攻撃できない使い魔です
・吸血鬼以外の人外を出したい時は眷属か敵キャラで出しましょう
・敵キャラを出す時は最終的に倒されるか眷属化するかしましょう
・行き過ぎたエログロは禁止
・版権ネタを直接出すのは禁止(オマージュなら可)
・確定ロールなどのマナーに反する行為は禁止
・ギスギスロールはやりすぎないよう気をつけて
・次スレは>>190を踏んだ方がお願いします
ルールを守って楽しく遊びましょう
前スレ
【閲覧注意・R15】ここだけ吸血鬼が暮らす館27練|あにまん掲示板霧に包まれた孤島に立つ豪奢な館。そこには吸血鬼達が暮らしていた・館に暮らす吸血鬼以外の存在は基本的に「従者」と「眷属」の二種類です・従者はただの一般人、眷属は特別な力を持つ代わりに主人である吸血鬼に攻…bbs.animanch.com裏スレ
ここだけ吸血鬼が暮らす館 第19図書室|あにまん掲示板ここだけ吸血鬼が暮らす館の裏スレです設定語りや本スレでの諸々の相談などにご使用ください次スレは>>190の方がお願いしますbbs.animanch.comwiki
t0sy0situ @ ウィキ【8/2更新】世界観 スレの世界観や世界的にそうである、という感じの設定を載せるところ 用語一覧 スレで使われる特殊な用語の説明をのせるところ キャラ一覧 スレのキャラ達の設定がまとめてあるところ キャラテンプレ ...w.atwiki.jp避難所
https://reachat.org/?f5d9745c6f980dac4035e8efe9ddbf90,300,20,1
- 2二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 21:10:46
このレスは削除されています
- 3ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/01(月) 21:15:45
たておつです♪♫
- 4少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/01(月) 21:16:36
(※たて乙です)
- 5『病弱お嬢様』◆dgCiuqViaA25/09/01(月) 21:18:55
(立て乙です)
- 6泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/01(月) 21:19:15
(※立て乙です!)
- 7和風吸血鬼と眷属◆bBpA7mPBvQ25/09/01(月) 21:21:36
(立て乙です)
- 8泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/01(月) 21:40:26
【夢を見た。楽しくて、残酷な夢。彼女の姿は見えないし、あの幸せは戻ってこない。そう考えると、胸が締め付けられる】
【頑張った時に褒めてくれる、色気があって落ち着いた声音】
【少し音が外れた鼻歌を歌いながら作ってくれる、クッキーの匂い】
【辛い時に優しく頭を撫でてくれる、暖かく柔らかい手】
【楽しくて、嬉しくて。あの時は確かに満たされていたのだ。過去に何があろうと、自分は幸せになれたと思った】
【思って、いたのに】
……こんなこと、考えててもしょうがないよね
【目が覚めた少女は体を起こし、最近読んでいる本を開いた。自傷はしない。今日は普段よりも気分がいいから】 - 9『病弱お嬢様』◆dgCiuqViaA25/09/01(月) 21:49:05
- 10少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/01(月) 21:50:47
前199
呼び方?ああ、アシュリーでいいよ、皆そう呼ぶ
好き…好きな曲か…
【「綺麗な曲はだいたい好きだけど」と言いかけて、この答え方では範囲が広すぎるなと苦笑いした】
…今は、そうだね。民謡がいいかな?
北の民謡…元の曲はちょっと寂しい感じなんだけどさ
その辺は君たちのイメージに合わせて賑やかにしてもらっても新鮮でいいかも知れない - 11ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/01(月) 21:55:42
- 12人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/01(月) 22:00:08
- 13『病弱お嬢様』◆dgCiuqViaA25/09/01(月) 22:06:11
- 14少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/01(月) 22:06:20
- 15ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/01(月) 22:09:34
- 16人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/01(月) 22:15:49
- 17少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/01(月) 22:28:49
- 18『病弱お嬢様』◆dgCiuqViaA25/09/01(月) 22:36:03
- 19ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/01(月) 22:41:19
- 20人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/01(月) 22:50:04
- 21少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/01(月) 22:51:09
- 22ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/01(月) 23:01:19
- 23少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/01(月) 23:08:55
- 24ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/01(月) 23:15:20
- 25少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/01(月) 23:19:33
- 26ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/01(月) 23:27:52
- 27少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/01(月) 23:31:14
- 28◆M/HRjc9OZE25/09/01(月) 23:33:28
- 29魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/01(月) 23:37:03
- 30ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/01(月) 23:39:13
【アコーディオンの複雑な音色と演奏が、あるときはピアノのように、またある時はパイプオルガンのように、さらに言えばバイオリンのようにころころと印象を変える、それはまるで何処か幻想的だが狂気を誘発させるように】
【チャランゴを掻き鳴らす演奏が単なる狂気的な音楽から、アッパーな雰囲気の、高い高揚感を与えて正気を保たせる、いや、場の雰囲気に載せるという意味ではある種の熱狂に誘っているのか】
【チャランゴの歌唱もまた、観客を自分たちの世界に誘わせているような雰囲気、今回は何処か自身の楽しみに皆を突き合わせるという感じが強いようだが、強制ではなく先導者かつ扇動者に近いと言えるだろう】
【幻想的で狂気的、しかし気分を間違いなく高揚させる歌唱と演奏が響いていく】
- 31少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/01(月) 23:40:19
- 32少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/01(月) 23:46:46
- 33ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/01(月) 23:56:41
- 34少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/02(火) 00:05:10
- 35血綴の吸血鬼◆M/HRjc9OZE25/09/02(火) 00:05:32
- 36ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/02(火) 00:14:47
- 37血綴の吸血鬼◆M/HRjc9OZE25/09/02(火) 00:24:24
- 38ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/02(火) 00:34:52
- 39血綴の吸血鬼◆M/HRjc9OZE25/09/02(火) 00:39:42
『や った』
『それ なら またね』
【ふわりと微笑んだ後、2人に背を向けて歩いて行く】
【その姿が誰の視界からも外れた時、彼女はいつもの様に消えてしまった】
(※お休みなさいませー。こちらも落ちます) - 40『病弱お嬢様』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 06:12:58
- 41『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 06:17:40
【ぱきり】
【飛んでいく蝶々を眺めて、彼彼女は手で捕まえた】
【音が欠けている】
【静かに潰したはずの蝶々は、彼彼女が手を開くと消えていた】 - 42人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/02(火) 07:47:01
- 43『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 08:06:07
- 44人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/02(火) 10:00:39
- 45『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 10:08:42
- 46人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/02(火) 10:34:55
【微睡みに身を任せ、木々のざわめきに耳を澄ます。そうして、先ほどのことを思い返した】
【シェイプシフターのようだった、と、何にでも姿を変える彼/彼女のことを思う。似ていると思ったものとその正体が果たして合致しているのか、さほど興味はないけれど】
【ガサリ。小動物が茂みを揺らした。吸血鬼の微睡みが深くなっていく】
(※すみません、ありがとうございます。早とちりしてしまったのはこちらなので…)
- 47二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 19:33:26
たいくつですわぁ…
【招かれないと家に入れない系吸血鬼が来た時の為に扉前でスタンバッてる】 - 48『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 19:36:11
- 49二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 19:39:49
- 50『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 19:55:27
- 51二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 20:03:47
- 52『蝙蝠執事』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 20:05:48
- 53人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/02(火) 20:07:40
【ポロロン、と弦を弾く音がする】
【しめやかな森の、奥深く。生き物の気配はとんとない。浅くも深くもない微睡みからうつつに戻った吸血鬼が、いつの間にか手にした竪琴を奏でているのだ】
【勇猛さを感じない、どちらかと言えばもの悲しい音色であった。出せない声の代わりに嘆きを強く表したかのような響きであった。その感情が、吸血鬼にあるのかは定かではないが】
【夜の闇の中、一人きりの演奏会が続いている】 - 54二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 20:12:23
- 55『蝙蝠執事』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 20:19:00
- 56二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 20:28:11
- 57『蝙蝠執事』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 20:29:24
- 58二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 20:36:02
- 59『蝙蝠執事』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 20:38:51
- 60二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 20:47:05
- 61『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 20:51:54
- 62二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 20:58:41
- 63『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 21:04:57
- 64二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 21:14:07
- 65『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 21:17:13
- 66二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 21:24:01
- 67『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 21:34:39
- 68二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 21:41:59
- 69『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 21:44:59
- 70魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/02(火) 21:47:47
そろそろ蝙蝠以外の変身も練習した方がいいのかな…?
- 71二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 21:51:23
- 72『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 21:54:06
- 73二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 22:00:06
- 74『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 22:07:03
- 75二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 22:22:09
- 76『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 22:24:15
- 77二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 22:34:29
- 78『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 22:39:23
- 79二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 22:49:24
- 80『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 23:03:20
- 81二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 23:11:05
- 82『』◆dgCiuqViaA25/09/02(火) 23:13:24
- 83魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/03(水) 00:02:12
ああ、いい月ね〜。
【屋根の上に腰掛けヴァイオリンを弾く。使用人達を起こさないよう、あくまで静かで落ち着いたメロディを奏でる】 - 84少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/03(水) 04:06:21
【島の海辺には、たまに人間や吸血鬼が流れ着く。おそらく、海流の影響なのだろう】
【……ということは、それ以外も流れてくるというわけだ。そういう漂着物を探すため、彼はたまに海辺を歩く】
【本日は、ごくささやかな収穫があった。乳白色のシーグラス。決して珍しいものではないが、見つけると少し嬉しい】
【角が取れ、曇った硝子の欠片。元は何だったのか。どこから来たのか。何も分からないが、綺麗ではある】
【持ち上げて、紺青から瑠璃色に染まりゆく空に透かして見る。曇った硝子の向こうで、静かに夜が明けていく】
【そのまま暫く空を眺めてから、シーグラスをその場に捨てた。館に戻る道へと引き返す】
【見つけたいだけで、集めているわけではない。きっといつか、欲しいと感じる誰かが拾うのだろう】 - 85扶桑大和◆Ko97aFCgEg25/09/03(水) 06:36:55
……
(射撃訓練中) - 86『ヒヨ』◆dgCiuqViaA25/09/03(水) 12:49:29
ふんふんふーん
【この姿も気に入ったようで、散歩中のようだ】 - 87『ヒヨ』◆dgCiuqViaA25/09/03(水) 16:53:43
【おっと、何かに気づいたようだ】
……?
(これは…食事かな?ということはここはキッチン?)
【冷静に考えながら冷静にご飯をつまみぐいする】
【といっても、手から吸収するし、彼彼女には必要ないのだが】
【彼彼女はこんなのより、ガラスを好んで食す】
【虚無で食べ続ける、が…】
……あ、そういえば私、今従者の姿でしたー
えへへ、うっかりうっかり、このおジョウさんに罪を被せてはいけませんものね - 88魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/03(水) 17:44:50
- 89『ヒヨ』◆dgCiuqViaA25/09/03(水) 17:56:49
- 90魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/03(水) 19:27:54
- 91人形◆6EaMluhC8A25/09/03(水) 19:51:06
【てくてく。てくてく。そんな可愛らしいオノマトペが似合う歩き方をしているのは、精巧な人形である。年の頃は七歳ほどで、蝙蝠の執事よりも幼く見えるだろう】
【見れば、貴族の少年の様。誰ぞの従者かと勘違いする者もいるかもしれない。「人形を抱えている」という情報のみで判断しており、吸血鬼や人形の顔を覚えていないのなら】
【常日頃、その人形を抱える主人たる吸血鬼の姿は今はない。人形は一人、いやいや一つで歩いていた】
【目的地ははっきりしているのか、歩きに迷いはない。自立思考を与えられている人形は、そのコンパスに見合った速さで歩いている】
「…………おや」
【目的地はキッチンであったらしい。つまみ食いをするメイド(違う)2人に、その愛らしいかんばせで瞬きをした。なお、生きていない人形には不必要なはずの機能である】
- 92『』◆dgCiuqViaA25/09/03(水) 20:37:40
ええ~、そうですかね?えへへ
……
【あなたが同じく息をひそめ話し始める『彼女』の顔を見ると、だんだんと黒くなってくるだろう】
ご名答、よく分かったねえ
【声は中性っぽい声に変わり始める】
【すると知らない姿が現れる、先程のメイドはいない】
流石は魔影の方…と言ったトコロかなー?
【ひ、ひひと嗤う】
おや…またお会いしましたね~、人形の方
つまみぐいですが、なかなか不味い料理…、コレよりガラスをもぐもぐする方が美味しいと思うけどなぁ?
【遠慮なく言う、彼彼女に言葉のストッパーはない】
【相手の気持ちを考える?そもそも自分の気持ちが無い】
【相手の嫌なことは自分に?でも、己は何も嫌だと感じないのに?】
- 93人形◆6EaMluhC8A25/09/03(水) 21:12:08
「はい、またお会いしましたね、お嬢様」
【お嬢様、と呼んだ。先ほどまで従者の姿をしていたためだろう。前回もリコリスの姿だったためにお嬢様と呼んだのだし】
「ヒトや吸血鬼の味覚に合わせた料理ですから、仕方のないことでしょう。お嬢様がそれなりのものを望むのなら、ここの従者が勇んでお出しするのではないですか?」
【味覚が違うなら仕方ないよね。好みを伝えてないなら仕方ないよね、と。ガラスなどの鉱物が好物なら、言えば用意されるのでは、とも】
【自立思考を与えられても、人形は人形だ。心無い言葉に傷つくことはきっとない。そもそも今回の話題は料理であって、人形とは関係もなかったので】
「それよりお嬢様、どうかその棚にある茶葉の瓶を取っていただけますか? この体では届かず、脚立も遠くにあるものですから」
【それより、とこちらも中々に酷い対応である。人形が指さしたのは、あなたの丁度背後にある、背伸びをすれば届きそうな棚に置かれていた小さな瓶だ。細かな茶葉が入っているのだろう。人形は幼い姿をしているため、頼んでいた】
- 94『』◆dgCiuqViaA25/09/03(水) 21:24:52
- 95人形◆6EaMluhC8A25/09/03(水) 21:40:22
- 96『』◆dgCiuqViaA25/09/03(水) 21:44:11
- 97魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/03(水) 21:53:02
- 98『』◆dgCiuqViaA25/09/03(水) 21:56:10
- 99人形◆6EaMluhC8A25/09/03(水) 22:02:43
「ではお嬢様。先日の鏡ですが、お嬢様にお渡しした方がよろしいでしょうか?ご主人様から預かってまいりましたが」
【それでは、と特に逡巡も呼称を変えることもなく、お嬢様と呼び続ける。水辺から彼/彼女が去った際に見つけた美しい鏡を取り出した】
「ご主人様は固形物はあまりとられない方ですので。こちらのポットやカップも、気軽に消費していいものではありませんから。綺麗、という言葉には同意を示しますけれども」
【うーん食性が違う。実際、人形の主人である吸血鬼はカップを食べられないのか? どうだろう。栄養になるかはともかく、食べること自体はできなくもなさそうだが。ともあれ食器はあまり気軽に割ったり食べたりして失くしていいものでもないので、私たちは食べないなと伝えたのだった】
- 100魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/03(水) 22:05:25
- 101『』◆dgCiuqViaA25/09/03(水) 22:07:40
- 102人形◆6EaMluhC8A25/09/03(水) 22:27:56
- 103『』◆dgCiuqViaA25/09/03(水) 22:31:46
- 104人形◆6EaMluhC8A25/09/03(水) 22:40:32
「お気に召したなら光栄です、お嬢様」
【ふわんと風を受け流すように。確かに人間のような振る舞いだったな、と思いながらトレイを持ち上げた】
「私の動力は……秘密、としておきましょうか。そうすれば、少しの間はお嬢様が私のことを覚えられるでしょうから。それでは、この辺りで失礼いたします。ご主人様がお待ちですので」
【別に大した意味はないけれど、なんでもかんでも答える必要もないでしょう、なんて言うみたいに。誰かに覚えてほしいなんて考えは人形にはないから、結局ごっこ遊びみたいなものだけど】
【それはさておき、両手でトレイを抱えた人形は一礼してキッチンから出ようとする。誰にも咎められなければ】
- 105『』◆dgCiuqViaA25/09/03(水) 22:57:04
- 106泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/03(水) 23:00:09
- 107『病弱お嬢様』◆dgCiuqViaA25/09/03(水) 23:03:48
【館中にバラまいた鏡の内一つを見て、口角を上げる】
ハハア、あの子は確か死にたいのだっけか、変わってるねぇ
……まあ、怒られるのは嫌だなぁ
……はあ
【彼女と仲が良かったはずの少女に成り、鏡の中に入る】
- 108『病弱お嬢様』◆dgCiuqViaA25/09/03(水) 23:06:03
【ひょこっと茂み内にあった鏡から出てくる】
あー、あー?あー!
ねえねえルシー!なにしてるのー?
【彼女とは波長が合う、故に過去から仕草、性格まで手に取るように分かる気がする】
【目の色でバレるかと思ったが、そういえば彼女は全盲だったな…ヨシ!】 - 109魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/03(水) 23:10:24
- 110泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/03(水) 23:22:07
- 111二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 23:34:40
んふー。今日もお月さまはきれいですねぇ
【一方そのころ。…という言葉が実によく合うのんき具合。自分のニセモノが料理をつまみ食いしてたとはいっさい知らぬ従者は昨日と同じく館の入口前に立っている】
…たいくつですわぁ
【などと暇そうに言っているが怠けてはいない。頭からつま先まで一本線が通った立ち姿はむしろ品を醸している程だが、ふんにゃりした表情が色々だいなしにしている】 - 112二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 23:58:57
このレスは削除されています
- 113『病弱お嬢様』◆dgCiuqViaA25/09/04(木) 06:10:28
- 114二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 07:29:10
このレスは削除されています
- 115泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/04(木) 07:30:34
- 116人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/04(木) 07:45:12
【いつもの植物園、ではなく談話室】
【ストレートではなく、少しの血を垂らした紅茶を飲んでいる。誰かがいるかもしれない場所での血の摂取は珍しい】
【眠りにつく様子は、今はない。大衆小説のページを捲り、朝を過ごしているようだ】 - 117『病弱お嬢様』◆dgCiuqViaA25/09/04(木) 08:07:20
- 118泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/04(木) 18:46:21
- 119『病弱お嬢様』◆dgCiuqViaA25/09/04(木) 18:53:04
- 120泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/04(木) 19:36:04
そうねぇ…本当に残念で仕方ないわ。なんでかしらね?
【相手が違ったら話していただろうか。少なくとも『病弱お嬢様』に話すつもりはないようだ】
【相手は自分の自殺願望を知っている。何となくそう感じたが、詳細が彼彼女にバレることは無いと思った。最も、ただの勘でしかないが】
(※多分詳しいことは本当に知らない…と思いますわ。盲目なので部屋に鏡類はないですし。
ガラスとか反射するやつにも入れるなら知ってるかもしれませんが、前プライベートには入らないと言っていたので)
(やっぱリリーちゃんじゃない……目付けられたらどうしよ…いや、私に興味とかないか)
【よかったぁ、と頭の中で一人自己完結して安心している】
【自分からアクションは起こさないようにしよ…と思いつつ、とりあえずあなたに向かって微笑んだ】
- 121メイド長・桐壺◆G5SDVc1Us625/09/04(木) 21:27:03
- 122人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/04(木) 21:31:57
- 123メイド長・桐壺◆G5SDVc1Us625/09/04(木) 21:40:32
(およそ数百年もの間、この桐壺は完璧で瀟洒かつ
どんな要望もお応えするパーフェクトメイドであり
今もなお慕われる存在であるのだが....たった一つ、
彼女を大いに狂わせるものがあった)
花火もええねぇ、廓から見る花火の大玉は
ほんまに綺麗やったしなぁ〜....♪
(手に持っているのは花火を描いた浮世絵集だが、
その傍らにあるのは........コーヒーリキュール。)
(蜘蛛はカフェインで酔っ払うという話がある
それは、妖怪でも勿論ある程度効くのに加えて
酒も入っているとなれば酔うのは必須なのだ。
勿論部屋は空き部屋を使うつもりだったのだが、
確認の為蓋を開けた瞬間にほろ酔いになったため
うっかり談話室に来てしまった、というのが事の
端末であり現状進行している状態の理由である)
- 124人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/04(木) 21:55:38
- 125メイド長・桐壺◆G5SDVc1Us625/09/04(木) 22:16:11
- 126『病弱お嬢様』◆dgCiuqViaA25/09/04(木) 22:31:52
……
話さないの、ルシアー?ボク、分からないのは苦手なの!考えるのって途中でつまらなくなるでしょ?ワタシつまらないのが一番嫌い!
キミは何で死にたいの?辛くなったの?誰かを追うの?好奇心?オレは好奇心!
辛くなったのなら理由は?追いかけたいなら誰を?どうして辛いだとか悲しいだとか想うの?死にたくなるんだったり愉しくないんだったら不要じゃないの?もし無かったらあの子だって――ごほん、話がずれちゃったね
アナタはここから居なくなっちゃいたいの?
【問答だ】
【アナタがどう答えたって、きっと彼彼女は気に留めない】
【提案は、するかもしれないが、きっとそれもアナタを想っての提案ではないだろう】
【彼彼女はアナタがこの質問で発狂しようと、どうでもいいのだ、愉しければ】
【最後の辺りは、アナタに訊いていないような気がするかもしれない】
- 127人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/04(木) 22:51:17
- 128魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/04(木) 23:26:54
もぐもぐ…ね、美味しいでしょ?
「確かに絶品であるが…これ食べても大丈夫なやつであるか?」
「つまみ食いよねぇ」
ちょっとぐらい減っても気づかないって!
【眷属達と共に厨房に忍び込み置いてあった料理をつまみ食いする。影を通して侵入したため入るところは誰にも見られていないのだろう】
「どうせ明日食べられるのだからこんな泥棒染みた真似は止すべきだと思うのだがなァ…。淑女としてはしたないですぞ」
つまみ食いが一番美味しいんだから…もぐもぐ。 - 129泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/04(木) 23:46:39
………
【明らかに様子がおかしい『病弱お嬢様』を眺める。元奴隷の少女には、愉しさで人を見るような考えは理解できなかった】
【普段とは想像もできないほど冷静なのは、彼彼女の中に愉悦の気配を感じたからかもしれない】
【自分を見せ物にした人間たちと同様のものを見て、昔感じていた諦めと軽蔑を思い出したのか。もちろん、人間への感情であって彼彼女に対してではないが】
んー…難しい質問ね…。館から居なくなりたいわけじゃないのよ。なんとなく消えて楽になりたいだけ
(悪夢って心抉られるんだよねぇ……それに、死んだら会えるかもしれないし)
【地獄に堕ちた想い人に。そう考えつつ、端的に答える。全容は見せず、かといって隠し過ぎもせず、穏便に】
- 130二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 23:57:43
アーーー⤴︎!?明日食卓に並び皆様の舌を目を鼻を耳を臓腑を喜ばせる筈だった料理達の均衡が崩れているァァッッイ⤴︎⤴︎!!!?
【絶叫する厨房担当モブ】
ミ、見て!楽しんで頂くのもりりり料理なのに!ここもここもここも欠けている!!具材の調和が乱れている!!こんなのお出し出来ないィィィイァい!!!!! - 131『病弱お嬢様』◆dgCiuqViaA25/09/04(木) 23:58:06
- 132泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/05(金) 00:15:31
【なんであいつらのこと知ってんのかなぁ…と思いながら溜め息をついた。思考が読まれているとでも言うのか。正気じゃない、本気で勘弁して欲しい】
あら、誤解してたなら謝るわよ?
質問した相手がどうなろうと気にしないってのは、愉悦で楽しんでるようなものだと思うけれど
【相手が嫌がる質問をしそうなタイプだな、と偏見を持つ。事実、少女は自殺願望に踏み込まれて少々気分が悪かった】
そうかしら、私は良いと思うんだけどね。……周りのヤツ?
【愉しむタイプと言えば。一瞬よく相談に乗ってくれる彼を思い浮かべたが、彼は心配してくれている…と思いたい。どう思っているか定かではないが】
【余談だが、少女は相手がどう思うかを過剰に気にするタイプなので、彼彼女とは真逆だと言えるかもしれない】
- 133『』◆dgCiuqViaA25/09/05(金) 00:25:49
- 134泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/05(金) 00:35:33
- 135『』◆dgCiuqViaA25/09/05(金) 00:37:22
- 136泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/05(金) 00:58:40
- 137魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/05(金) 01:28:31
- 138少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/05(金) 10:08:25
【眠たげな白猫を膝に抱え、頬杖をついて窓の外を眺めている。視線の先には、降りしきる雨】
【指先で猫の毛並みを撫でる。猫は満足そうに喉を鳴らして、そのまま寝息を立て始めた】
…僕もそろそろ寝ようかな。そろそろいい時間だし…
【猫を起こさないよう、慎重に抱き上げて膝からどける。猫は小さく鳴いて不満を表明した】
【しかし、それだけだ。猫は大口を開けてあくびを一つ。すぐに丸くなって、再び目を閉じる。尻尾だけがぱたぱたと上下する】
【少年の姿をした吸血鬼はその背を撫でると、立ち上がって自室に向かった。雨の音も、地下には響かなかった】 - 139二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 10:42:28
今日は……風が騒がしいな
【切れ長の目を曇り空に向ける吸血鬼】
「台風が来るそうですよ」
【日傘差して追従してる執事】 - 140二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 10:46:29
海も荒れ模様ですねぇ
無性に様子が見たくなってきちゃって困った困った - 141元町娘従者◆M/HRjc9OZE25/09/05(金) 12:11:36
【花壇に防護ネットを貼ったり鉢植えを片付けたりしてるメイド】
……窓も補強しておいた方が良いかなぁ
【強まる風を浴びながら心配そうに空を見上げる】 - 142泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/05(金) 17:13:02
【ベッドに寝転び、自室の窓から荒れた海を眺める】
天気悪いなぁ……早く晴れるといいんだけど
【今日は全く寝付けない。早く夜にならないかな、と藤が絡まる天井を見上げた】 - 143二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 20:02:39
明日は従者総出でお庭掃除ですかね
【外の荒れっぷりを見て溜息】 - 144メイド長・桐壺◆G5SDVc1Us625/09/05(金) 21:43:36
- 145人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/05(金) 21:52:45
- 146少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/05(金) 21:54:13
【普段通りの寝ぼけた様子で地上へと続く階段を昇っていく。……ふと、外の様子が気にかかった】
そういえば、嵐が来るとか言ってたっけ…?
【寝る前、従者たちが忙しくしていたような記憶がうっすらある。今は、強風も少し収まっているのだろうか】
【窓を見て、さて、今日はどうしようかと考えた。雨が止んでいるのなら、外の様子を見に行くのも良いかも知れない】 - 147元町娘従者◆M/HRjc9OZE25/09/05(金) 21:55:38
- 148少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/05(金) 22:08:15
- 149『』◆dgCiuqViaA25/09/05(金) 22:12:00
ひひひひ、笑っちゃう
【成る、今日は執事に成って彼の知り合いを驚かせた】
まーったく、ほんっとこの館の人良い顔するよね!ひひひっ!
【雨を見る】
……
あ、そうだ、雨の中を飛ぶ鳥になろう
【変わった行動が好きなのだ、彼彼女は小さな黒い鳥になり、飛び始める】
【嵐だというのに、風に飛ばされていない事を不信に思う者もいるかもしれない】 - 150魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/05(金) 22:14:24
- 151桐壺◆G5SDVc1Us625/09/05(金) 22:15:59
- 152漂着者◆6EaMluhC8A25/09/05(金) 22:17:19
【激しい雨風。そして雷。こうも荒れた天気では海の様子など考えるまでもない。大荒れである】
【そんな大荒れの波に巻き込まれ、一人の男が海岸に流れ着いた。しばらくぐったりとしていたが、やがて咳き込み、喘鳴と共に水を吐き出した。荒れた息を必死で整えている】
【身なりは悪くない。この波で流されなかったのは奇跡だろう、目だった傷のないモノクルは少し珍しいが、そんなことよりも目を引くのは、男の恰好だ。黒く、丈の長い……俗にカソックと呼ばれる、聖職者の平服を纏っている】
【荒波でも手放さなかったのだろう、握りしめた分厚い書物は、ぐしょ濡れで今は読めないだろうが】
【ぐるり。雨に打たれながらあたりを見回し、困ったように男はつぶやいた】
「…………さて。ここはどこで、私はなぜここにいるのでしょうね………」
【一先ず住人を探さなくては、と、一際目立つ豪奢な建物を見据え、歩き出す。水をたっぷり蓄えた髪と服が、重かった】 - 153『黒い鳥』◆dgCiuqViaA25/09/05(金) 22:18:54
- 154人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/05(金) 22:22:59
- 155元町娘従者◆M/HRjc9OZE25/09/05(金) 22:24:27
【扉に近い所で重たくなったスカートの端を絞り水を抜いている】
【若干はしたないが館内を濡らすよかマシであると】
どこかにタオルあったかなぁ
【髪が頬や額に張り付き、視界を塞ぐ。それらを退かして息を吐く】
あっ……どうもです
【当然のように手渡されたタオル。あまりにも自然なパスであった事から違和感を抱く事なく受け取ってしまう】
いやぁ酷いもので。そろそろ落ち着く頃合いとは思いますが……明日の事を考えるとちょっと滅入っちゃいますよね
【落ち葉や漂流物で荒れた館外を想像し、たははと笑いを漏らす】
…あはは……。ご、ご機嫌麗しゅう、アシュリー様……
【ものすごい自然体でそこに居る主を認識し、笑いが乾いて行く──】
- 156漂着者◆6EaMluhC8A25/09/05(金) 22:26:50
- 157『黒い鳥』◆dgCiuqViaA25/09/05(金) 22:28:05
- 158桐壺◆G5SDVc1Us625/09/05(金) 22:29:06
- 159少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/05(金) 22:31:03
- 160漂着者◆6EaMluhC8A25/09/05(金) 22:34:20
- 161人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/05(金) 22:40:47
- 162二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 22:41:43
- 163元町娘従者◆M/HRjc9OZE25/09/05(金) 22:44:54
- 164漂着者◆6EaMluhC8A25/09/05(金) 22:48:25
- 165少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/05(金) 22:51:05
- 166二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 22:55:13
- 167桐壺◆G5SDVc1Us625/09/05(金) 23:00:45
- 168漂着者◆6EaMluhC8A25/09/05(金) 23:01:19
ありがとうございます、……
【いつものように祈りを述べようとして、口を噤んだ。もしかしたら相応しくはないかもしれない、と】
取り敢えず着替え、ですね……
【メイドが出て行ってから、ぐっしょりと濡れた服を脱ぎ、ひとまとめに置いておく。大判のタオルで体を拭い、それから新しい衣服を身につけた】
【細いが、頼りないことのない引き締まった体。単なる聖職者ではないようだが、さて】
【水滴がついたモノクルを一度外して、部屋に備え付けられたドレッサーに寄る。櫛を失敬して一先ずオールバックにして、髪紐で括った】
【そうして出来上がったのは、いかにもと言った風情の執事である。もちろん見かけだけ、の話だが】
【カソックなど、濡れた衣類をタオルでくるみ、メイドを待った】
- 169『』◆dgCiuqViaA25/09/05(金) 23:02:17
【ぱきり】
【割れることも、己が元の姿に戻っていることにも気にせず、ただただ狂ったように歩き回る】
【ぱきり】
【鏡の破片を廊下にちりばめながら、歩く】
【……誰かが踏んでしまったら大変なことになるだろう、でも彼彼女は気づかない】
【彼彼女は、今日は調子が悪かった】
【今日はやけに割れる日だった、この日になるといつもより全てがどうでもよくなってしまうのだ】
【もう笑顔も何も浮かべない、今日はそんな気さえ起きない】
【それは意思を持たない存在のようで、ある意味一番鏡としてあるべき姿だった】 - 170元町娘従者◆M/HRjc9OZE25/09/05(金) 23:05:38
- 171二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:08:05
【コンコン、とノックの音。応じる声を待ってから、扉を開く】
お待たせしました。こちらを……。
【テーブルに置かれたのは、暖かい紅茶とシンプルなショートブレッドだ。それから目線を上げて、微笑んだ】
こんなことを言うのも変かもしれませんが……よくお似合いですよ。
【衣類を他の従者に回収させると、さて、とメイドは正面に座った】
事情をお伺いさせていただきます。
本来ならば、主人が応対するのが礼儀かも知れませんが……館に貴方を招き入れたのは私の一存ですわ。
貴方がどのような方であれ、ことの責任は私が負うべきでしょう。
【落ち着いた言葉とは裏腹に、やや緊張した面持ちだ。頭の片隅に、処罰、の文字がちらついている】
- 172人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/05(金) 23:09:47
- 173空っぽの吸血鬼◆dgCiuqViaA25/09/05(金) 23:10:57
【彼彼女は今、完全に空っぽだった】
【誰かが破片を踏もうとどうでもいい】
【暫くして疲れたように、窓を開け、身を乗り出す】
【好奇心だ、ただの、好奇心】
【最も今の空っぽの彼彼女には、好奇心も無いので、本当にただの癖だろう】 - 174空っぽの吸血鬼◆dgCiuqViaA25/09/05(金) 23:12:07
【窓の縁に立ち上がる】
【空っぽな時は夜風にあたって、そのまま落ちるのが一番好きだ】
【何となく、そうしたいから、好きなのだ】 - 175少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/05(金) 23:15:49
そっか。良かったら、住んでたところの話も聞かせてくれる?
…今すぐじゃなくてもいいけど
【何をするにも、まずは服を乾かした方が良いだろう。席を外した方が良いだろうか、と考え始めていた】
【咳払いする様子を微笑ましく見守る。素直で可愛い……と、実際に口に出したらまた脱線するだろうか】
うん、僕の部屋は地下にあるから
起きたら大体地下から階段を昇って、それからどこに行くか考えてる
外はまだ…ならおとなしくしてようか
…そうだ、今日はまだ朝の一杯を飲んでないな
カティ、折角だから近くの部屋まで何か持ってきてくれる?
僕いつも血とか酒とか適当に混ぜたの頼んでるんだけど…詳しいことは厨房担当が分かると思うから
――ああ、ゆっくりでいいよ。別に急がないし
【複数ある歓談室の一つ、すぐ近くにある小規模な部屋の所在を告げて、部屋を出た】
【ついでに着替えなど済ませてくれればいいが、真面目な彼女のことだ。そのまま来る可能性もあるかな、などと思いつつ】
- 176二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:18:49
- 177二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:21:58
- 178二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:26:45
このレスは削除されています
- 179桐壺◆G5SDVc1Us625/09/05(金) 23:27:28
- 180二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:28:08
このレスは削除されています
- 181泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/05(金) 23:28:30
【とても暇だ。眠くもないし人もいない。ぼんやりと考えつつ廊下を歩く】
【Q.誰かに話してもらうには?A.その人の人望次第。じゃあ私は無理か。そんなことないわよ?】
【え、あなた誰?そんなことどうでもいいじゃない。まぁ、それもそっか】
……あれ、私何してるんだっけ…?
【確か眠れなくて、部屋を出て……。死にたいんじゃなかったかしら?ああ、そうかもしれない。きっとそうだ】
(どこで死のっかな〜…独りで逝くのは寂しいけど、誰かの前だと相手も面倒だろうし…)
【そもそも死に方はどうするのよ?確かに、銀のナイフとかないかなぁ…心臓刺せば逝けるはずなんだけど】 - 182漂着者◆6EaMluhC8A25/09/05(金) 23:30:52
- 183漂着者◆6EaMluhC8A25/09/05(金) 23:32:14
>>176(コテミス。訂正)
いいえ、待ってなど、……ええと、ありがとうございます
【口角の上がらない、困ったような顔。待ってなどいませんよ、という声が途切れた】
【雑用の経験を含めるならばともかく、彼の職歴に従者として働いた経験などないためだ】
【出された飲食物には手を付けず、真っすぐにメイドを見る】
【どこから話すべきか、と思い、ふっと息を吐いた】
……まずは。私のことは、ひとまずクロウとお呼びください。以前私をそう呼んだ誰かがいらっしゃいました
この館を訪れたのはどなたか住人がいるかと思ったためです。こうも広いお屋敷ならば住人も従者も多いだろう、と
なぜそう思い、移動したのかは、……少し前に、こちらに漂着したためです。外は酷い雨風ですから、生きていられたのは奇跡のようなものでしょう。いくらか水も飲んでしまったようですし
なぜ漂着したのか。このような天気で、海に出ていたのか。申し訳ありませんが、それについてはお答えできません。というより、お答えしようもないのです。私自身、海に出た記憶はなく、気がついたらこちらにいたものですから……
- 184二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:34:01
なるほど……では、状況をまとめましょう。
貴方には記憶がない。過去を伺わせる要素はあれど、いずれも確かなものではない。
ここがどこで、自分が誰で、何をするところだったのかも覚えていない……。
率直に申し上げて、貴方は現在、窮地にあります。
……お伝えしそびれておりましたね。
こちらは孤島に存在する、吸血鬼の館です。
貴方が何者であれ、ここから安全に出ていくことは難しいでしょう。
――そこで、提案ですわ。
クロウ様、こちらで従者として働きませんか?
幸いにして、経歴や資格は不問。人手はいつでも不足しておりますの。
真面目に働きさえすれば、衣食住の保証はされます。
その代わり、何か怪しいことをすれば……命の保証は致しかねますが。
- 185元町娘従者◆M/HRjc9OZE25/09/05(金) 23:38:37
勿論です!良い所がたくさんあるんですよ
【故郷の事は好きなようで、口調に熱が入りかけるも】
……あ。……はい。…そうさせて頂きます……
【今すぐじゃなくて良い、という言葉は気遣いだろうと解釈する。時間が経った事、冷たさで感覚が麻痺していた事で頭から抜けていたが、今の自分は主人に見せるにはアレ過ぎる姿な事を自覚した】
(アシュリー様のお部屋は地下に……成る程)
【月が良く見える高所から日光を断絶する地下まで、主人の部屋は様々だ。よく関わる方の部屋はしっかり覚えておこうと脳内地図に刻みつける。懐のメモは溺死しているし】
……!かしこまりました。後ほどお伺いしますね
【一礼し、足早にその場を離れて行く】
【この格好のままだと他の主人、従者からも注意を受けそうだと。先ず身だしなみを整えてから向かう事にしたそうだ】
- 186漂着者◆6EaMluhC8A25/09/05(金) 23:44:44
そうなりますね……
【現状をまとめる言葉に同意して、それから】
ああー……
【吸血鬼の館、と聞いて内心で天を仰ぐ。いやまあ、人間ではない存在が多く住む場所であるとは気がついていたが。はっきり口にされるのは、やはり別なので】
【安全に出ていくことは難しいと聞いても、ここで働けば衣食住は保証されると聞いても、心にあまり揺らぎはなかった。どうやら命に執着はないみたいですね、と彼は他人事のように思う】
【けれど一方で、どうしても出ていきたい気持ちもないのだった。だって今の彼にはなにもない。あやふやで覚束ない過去があるだけ。出ていく理由が、外へ戻る理由がどうしても見つからない。おぼろげな過去をはっきりさせたい気持ちもあまりない】
【記憶を失う前からこうなのか、それとも記憶がないからこうなのか。考えてもわからない。答えは出ない】
【答えというなら、時間が足りない。人生を決断するには短すぎる猶予時間だ。となると、今彼が口にするべきは】
……ええと。まずは教えてくださったことと、その提案に感謝を示させていただきます
ですが、人生の岐路を選ぶには、私はここのことを知らなすぎる。数日、考える暇をもらえませんか?
貴方がたに……吸血鬼にも、人間にも、それ以外のものたちにも、危害を加えないと誓いましょう
- 187泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/05(金) 23:44:48
【談話室にある棚を漁っている。何かを探しているが、残念ながら見つからないようだ】
うーん、やっぱり吸血鬼にとって危険なものは置いてないかぁ…
【むむむ、と顔を上げる。何処に行けばあるのだろう。従者さんに聞いてみようか】
【死にたい。その考えに頭を支配されている。この状況がおかしいということには、気付けないままだ】
【赤毛の女性が笑う。今日はペンダントに宿っているため、誰にも見られない。邪魔はされない。さあ、こっちに来て、私のところに】 - 188少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/05(金) 23:46:30
- 189人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/05(金) 23:46:36
- 190二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:50:48
- 191空っぽの吸血鬼◆dgCiuqViaA25/09/05(金) 23:53:29
ら
【歌う、何の歌かなんて知らない、興味もなかった】
ら、らら
【窓の縁のぎりぎりに立つ】
ららら、ら、らら
【ここから落ちたらどうなるのだろう】
ららららら、ら、らら
【粉々になって、死んでみれるのだろうか?】 - 192二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:53:36
- 193二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:56:38
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- 194漂着者◆6EaMluhC8A25/09/05(金) 23:58:53
ありがとうございます
【ふっと表情をやわらげた。笑みは見せないが、眉間の皺が薄くなっている】
【聞きたいことは今はない。メイドを見送って、改めてまだ湯気のたっている紅茶を持ちあげて、】
…………どうしましょうかねえ……
【そうして、困ったような呟きが、部屋に響いた】
- 195元町娘従者◆M/HRjc9OZE25/09/06(土) 00:06:13
- 196泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/06(土) 00:10:19
【従者を探して廊下に出る。私は銀のナイフ以外でも逝けるのかなぁ…】
(私が死んでも誰も悲しまなかったら……ちょっとだけ、残念かも)
【悲しんでくれそうな人は誰だろうか。従者は主人が死んだら悲しむのか?それとも喜ぶのか?よくわからない。喜んでくれるならこちらも嬉しいが】
【悲しむほど興味がなさそうな人、そこまでの関わりがない人……館の吸血鬼を順に思い浮かべる】
【不意に、はっと顔を上げた。なぜ死ぬことを考えているのか、わからない】
【自分は今、何をしようとしていた?最近何かおかしい。自分の意思ではなく行動しているのだ】
【赤毛の女性が、ペンダントの中で残念そうな顔をしていた】 - 197少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/06(土) 00:11:18
- 198元町娘従者◆M/HRjc9OZE25/09/06(土) 00:30:16
【ふむ。と思案する。吸血鬼の永い生は生まれた場所の記憶すら薄れさせるのかと主人の表情を見て思う。……それに対してなんとなく寂しいな、とも。口には出せないが】
はい!……自分でハードルを上げてしまいましたが、きっと良くある港町ですよ。クラーケンの生息域が近い事と、それを獲ってくる漁師さん達が少し有名なくらいでしょうか
【クラーケンとは船1隻と触手一本のサイズが大体同じなデカブツ蛸であり、漁師達の屈強加減と勇名は相当なものなのだ。慣れ親しんだ地元民にはあまり実感が無いだけで】
私のお父さんも漁師でして。お皿に入りきらないくらい大きなタコの足が食卓に出て来たものです
【そんな事を明るく話す】
- 199二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 00:40:05
薔薇園の様子が気になる…!
【玄関を開けようとする】 - 200少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/06(土) 00:41:18
いいんだよ、君にとってはよくある町でも、僕にとっては違うんだから
僕の故郷だって、すごくありふれた村だったと思うけど…
カティ、今から百年以上前の農村ってどんな感じか想像つく?
【くすくすと笑いながらそう問いかける。自分にとっても同様に、自分の生きた時代から数百年後の町は新鮮なのだ、と】
クラーケン出るの?
いやそれはだいぶ面白い部類じゃない?
タコかぁ…今まで食べる機会なかったな…
【話しながら、この娘は故郷が好きなのだと改めて思う。いつも明るいが、やはり表情が違うように思えた】
【それからどのような経緯で、ここに来たかまでは分からない。今はまだ、踏み込む気もなかった】