- 1二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 17:45:05
前作
【閲覧注意】清夏「もうためらわない」【SS】|あにまん掲示板前作https://bbs.animanch.com/board/5532593/よわよわギャルの甘々ラブコメbbs.animanch.comP咲季ということで今回もかなり甘くなると思います
- 2二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 17:45:51
お、きたか
- 3二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 17:51:05
わたしにプロデューサーがついてからしばらく経った。
プロデューサーは、わたしの事を凄く理解してくれている。
この人と一緒なら、きっとあの子に勝ち続けられる、そう思っているわ。
わたしはそんなプロデューサーのことを、異性として好きになっている気がするの。
きっとわたしは、プロデューサーに恋をしている。
だからこそ、プロデューサーにはアイドルとしてのわたしだけじゃなくて、女の子としてにわたしも知ってもらいたい。
プロデューサーを、デートに誘いましょう。 - 4二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 18:15:47
「プロデューサー、話があるんだけど」
「どうしたんですか、咲季さん」
「えっと、今度の完全休養日、わ、わたしと、デートしてくれないかしら?」
流石にそんなにあっさりとはいかないかしら…
「デートですか、もちろん構いませんよ」
「本当?じゃあプロデューサー、覚悟していなさい?最高のデートでこのわたしの事を大好きにしてあげるんだから!」
まさか本当にOKを貰えるなんて。
わたしの魅力、沢山味わってもらわないとね。
それに、プロデューサーの知らないところも沢山知りたいわね。 - 5二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 18:32:14
「佑芽、どうかしら?」
「すっごく可愛いよ!お姉ちゃん!その服、何に使うの?」
「佑芽には秘密よ?」
「ず〜る〜い〜!あたしに教えてよ!」
「そうね、一つ言えるとするなら、わたしにとって、凄く嬉しいことよ」
「どういうこと!?」
「まあ、わたしから言えるのはそれだけね」
「でも、本当は分かってるよ。応援してるからね、お姉ちゃん」
「そ、そう?まあ、楽しんで来るわね」
佑芽にバレてたなんて、ちょっと恥ずかしいわね。わたし、そんなに分かりやすいかしら? - 6二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 18:49:20
あそして、プロデューサーとのデート当日。
「おはよう、プロデューサー、花海咲季とのデートの始まりよ!」
「おはようございます、咲季さん」
「あなたのスーツ以外の衣装、初めて見たわね。なかなか素敵よ?」
「あなたこそ、その姿、素敵ですね。ピンクが主体でとても可愛いです」
「えへへ〜そうでしょう?この日のために買ってきたのよ。気に入って貰えてよかったわ〜」
「ええ、この姿の咲季さんを見られただけでも、いい経験をしたと思えます」
「そう?でもまだデートは始まってすらいないわ。これからわたしが最高の経験をプレゼントしてあげるんだから!」 - 7二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 19:06:24
「まずは、この近くにあるジムに行きましょう」
「普段も行ってるんですか?」
「まあ、休養日には結構行くわね」
「相変わらず咲季さんはストイックですね」
「あ、そろそろジムに着くわよ?」
「はぁ…はぁ…このメニュー、意外とキツいですね…」
「そうかしら?プロデューサー、結構体細いしもっと鍛えた方がいいんじゃないかしら?」
「そうですね…でしたら咲季さんのトレーニングを一緒にしたいです」
「いいわよ。このわたしがあなたも理想的な肉体にしてあげるわ!」 - 8二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 19:16:57
「次はゲーセンに行きたいわね。滅多に行かないのだけれど、色々やりたいことがあるのよね」
「ゲーセンに行きたいのは分かったのですが、手を繋いでいるのはどういう事ですか?」
「デートだもの、手を繋ぐのは当然でしょ?まさか嫌だなんて言わないわよね?」
「まさか、むしろ咲季さんと手を繋ぐのは本望ですよ」
「そうよね。じゃあゲーセンに向かうわよ!」
「プロデューサー、まずはボウリングで勝負よ!」
「ボウリングでしたら、俺も自身ありますよ」
「全部ストライクだなんて、なかなかやるじゃない」
「あなたも全部ストライクじゃないですか」
「当然よ!佑芽と勝負したことがあるから、練習してほぼ確実にストライクが取れるようにしているわ!」 - 9二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 19:30:50
「えへへ〜これも一発よ!」
「咲季さん、クレーンゲームも上手いですね」
「ゲーセンに行くって決めてたから練習してたのよ」
「流石ですね。それにしても、可愛い物ばかり取りますね」
「意外かしら?」
「ええ、普段のあなたのストイックさから考えるとそうなります」
「わたしだって女の子だもの、またわたしの魅力を知れたわね」
「はい、やはり咲季さんは可愛いですね。ますます咲季さんに惹かれてしまいそうです」
「そうでしょ〜もっと好きになってくれてもいいんだからね?」 - 10二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 19:44:38
「そろそろご飯にしましょう」
「そうですね、結構運動したのでお腹が空きました」
「ええ、近くにレストランがあるからそこでいいかしら」
「わたしはもうメニューを決めたわ!せーので食べるメニューに指差しましょう?」
「せーの」
「ふふ、プロデューサーと同じのじゃない、わたしたちって好みも合うのかしら」
「まあ、俺たちは相性がいいですからね、きっと俺たちが今の初星学園で最強のコンビですから」
「えへへ〜、まあわたしもそう思っているわ、最高に相性のいいプロデューサーのプロデュースを受けている。きっとあなたがいればわたしはトップアイドルになれるわ」 - 11二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 20:01:34
「午後はショッピングモールに行こうかしら、佑芽へのお土産も買いたいし」
「それはいいですね。ところで咲季さん、午前中より距離近くないですか?」
「気のせいじゃないかしら?」
「そう言って寄りかかってるじゃないですか」
「いいじゃない、あなたが魅力的すぎるのがいけないんだし」
「っ………そうですね。それに、俺に甘えてくる咲季さんも可愛いですから」
「なっ………そうよね〜、じゃあもう少しだけ、甘えるわたしを堪能させてあげるわ」
(こういう所なんだよな…咲季さんをもっと好きになるの)
(こういう所なのよね…プロデューサーをもっと好きになるのは) - 12二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 20:16:14
「プロデューサーって私服そんなに持ってなさそうよね」
「なんで分かるんですか」
「プロデューサーの事はお見通しよ。そんなあなたの私服を選んであげるわ」
「これとか凄く似合ってるわよ!やっぱりプロデューサー結構カッコいいわね」
「そうですか?まあ咲季さんが言うなら間違いありませんね。次は俺の番です。俺があなたの服を選びます」
「ど、どうかしら?」
「最高に似合ってますよ。やはり咲季さんは可愛い系の服も着こなせますね。今後のプロデュースの参考にします」
「プロデューサー、分かっているでしょうけど、次は、これを着なさいよ?わたしが選んであげたんだから」
「あなたこそ、これからはこれを着てくださいね?俺が選んだんですから」 - 13ハッシュ25/09/03(水) 20:35:14
新作キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
密かに応援してます - 14二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 20:35:41
「デート、楽しかったですね」
「プロデューサー、今度はあなたの方からくっついてきてるじゃない」
「あなたが可愛すぎるのが悪いんです」
「まあ、わたしだって同じことをしたんだし、甘えるプロデューサーを堪能させてもらうわね」
今回のデートで、わたしはプロデューサーの事がもっと好きになった。
もう、好きという気持ちを抑えきれないわ。
「プロデューサー、学園に戻ったら伝えたいことがあるの。あなたがわたしをスカウトしてくれた、あの思い出の場所でね!」 - 15二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 20:51:02
わたしたちは、わたしたちが出会った場所にやってきた。
「プロデューサー、なんでわたしがあなたをデートに誘ったか、教えてあげる」
「わたしはあなたに、恋しちゃったのよ。あなたの事が好きで好きで仕方なかった。わたしの事をもっと知って欲しかった。あなたの事をもっと知りたかった。」
「さあ、わたしは気持ちを伝えたわ。あなたも気持ち、伝えて頂戴」
「俺は、アイドルの咲季さんの事が好きです。しかし、今回のデートで確信しました。それ以上に、俺は咲季さんの事を、1人の女性として大好きなんです。ここで言わせてください」
「俺と付き合ってください、咲季」
「………もちろん、OKよ。あなたがわたしに恋しちゃってたことくらいわかってたんだから。これからも逃がさないわよ?プロデューサー、そして、わたしの恋人」
わたしはプロデューサーの頬に、そっとキスをした。
END - 16二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 20:55:57
- 17二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 20:59:08
- 18二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 21:01:44
咲季だと連続になっちゃうし普通に星南やります
- 19二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 22:13:26
次も楽しみだ