(CP閲覧注意)慰めるよ…3回目

  • 1二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 18:13:18

    ドスケベ卑しか雌猫ニャアンがエグザベくんを毎夜毎夜妄想して自分を慰めるだけでは飽き足らず、本体にも手を出し、本体からも手を出されてドスケベするSS続編です。


    初代スレ

    https://bbs.animanch.com/board/5486679/?res=188

  • 2二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 18:15:40
  • 3二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 18:17:25

    夕食を終え、二人で洗面所の鏡の前で並んで歯を磨く。
    心なしか2人ともいつもより念入りに歯を磨いているようだった。

    ベッドに入った2人は身を寄せ合い、しばらく深い口付けをした後、互いの衣服を脱がせる。

    まだ2回目では恥ずかしさが残る。
    ニャアンは背中を丸めて身体を隠そうとするのを、エグザベが両腕と片足を掴んで阻止してしまう。

    「えっち……」
    暴れてみてもびくともせず、ニャアンは消え入りそうな声で彼を咎める。

  • 4二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 18:18:54

    「ニャアンのそういうところのほうがえっちだと思うんだけどな」

    まだ互いに緊張している。
    エグザベは誤魔化すように拘束を解き、ニャアンを抱きしめた。
    そして頭のてっぺんからつま先までキスを落とす。

    キスされるたびにニャアンは子猫のような声で鳴く。
    触れるだけでにゃんにゃん鳴かられるのだから、エグザベはどんどん情欲を掻き立てられる。

    お互いを感じ、昂まり合ったころ、本番が始まる。

  • 5二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 18:20:06

    前回よりは痛みを感じなくなったのか、ニャアンは身体をしならせ、色香を帯びた顔と声で更にエグザベを煽った。

    キスをするとニャアンの中がきゅぅっと締め付ける感覚がする。

    「(キスしながらされるのが好きなんだな)」

    エグザベは更に激しいキスをする。
    その度に締め付けられている感覚が強くなる。

    自分の中に侵入してきた雄を捕食して離さない。
    ニャアンはもはやただのいやらしい生き物のようだった。

  • 6二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 18:21:06

    堪えられなくなってしまったのか、ニャアンはエグザベの背中に爪を立て、首筋に噛み付いた。
    エグザベはそんなことに構わず、どんどんニャアンを貪る。

    互いを喰い合う、飢えた野生の獣のような行為は果てるまで続いた。

  • 7二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 18:22:07



    ニャアンは真っ赤になって蕩けた顔で、肩を激しく上下させている。
    エグザベも汗を拭う。

    熱くてたまらないのに、エグザベはニャアンを抱きしめる。
    ニャアンもそれに応える。

    「身体……また洗わないとですね」

    鳴き疲れたのだろう、蚊の鳴くような声だった。

    「お風呂場まで連れてって……私の身体、洗ってください」

    「はいはい」

    君はわがままなお姫様みたいだねと言おうとしたが、すぐにエグザベは考えを改める。

    「(どちらかと言うと甘えたがりの猫だ……)」

  • 8二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 18:23:19


    翌日。

    マチュはむすっとした顔でニャアンを見ている。
    遡ること数分前、ニャアンと歩いていたマチュは偶然エグザベに会った。
    マチュが何か言おうとするが、2人の様子はおかしい。

    互いに顔を赤らめて、目を合わせようとしない。
    小さな声で「おつかれさま、ニャアン」「はい、また……」と言ってそそくさとエグザベは去ってしまった。

    「2人ともスケベしたんだ。私が外鍵の部屋で1人寂しく寝てる間に」

    否定はできなかった。
    ニャアンはごめんねと言いながら、背中を丸くする。

    「別にいーけどねー。私だってシュウジとスケベしたもん」

    対抗するようにマチュは言う。

    「……どうだった?」

    思わずニャアンは聞いてしまう。
    するとマチュは真っ赤っかになりながら「べ、べべべべつにぃ!? ふ、フツーだったよフツー!」と早口に言って手のひらで顔を隠してしまった。

    「普通かぁ……」

    私と少尉のは普通だったかな?
    ニャアンが経験したのはエグザベ1人のため、比べようもない。

    「(今夜もしたいかも……2日連続はダメかな……スケベと思われたらどうしよう)」

  • 9二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 18:24:39



    「(もうダメだ、ニャアンを見るだけで良くない感情が出てくる)」

    「(さすがに2日連続はニャアンの負担になるよな……)」

    「(節操のない男だと思われたくないし……今晩は我慢しよう)」

  • 10二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 18:31:45



    その日の晩。

    「(今日に限って早めに仕事を終えられるなんて……)」

    徹夜で仕事している方がマシだったのかもしれない。
    ニャアンの姿はない。
    時間帯的に、彼女も今日の仕事を終えて医療スタッフ用の寮でレポートを書いているのだろう。

    エグザベはシャワーを浴びようと脱衣所に入る。

    案の定、自分の局部は血管を立てていきり立っていた。

    「はぁ……」

    自分も男なんだなと思うと同時に、今日は我慢しようと頭では思っていても、身体は正直なところが情けなくて仕方なかった。

    「(時間が経てば落ち着くはずだ。とっととシャワーを浴びてしまおう)」

  • 11二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 20:06:50

    シュウマチュスケベおめでとう17歳がスケベスケベ口に出すんじゃない

  • 12二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 21:40:39

    シュウマチュはまだ身体を重ねてなかったんだっけ?
    おめでとう…!
    彼女同士で彼氏との睦言の話とかできるといいね……?

  • 13二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 22:59:32

    幸せなカップルを見るのは健康にいい

  • 14二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 23:13:01

    >>12

    シュウジは本編最終回時点で向こう側に帰ったしマチュもこの間まで向こう側に言ってたからその間の動向は不明

    でも多分スケベはしてると思う

  • 15二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 23:47:01

    レポートの提出を終えたニャアンは、マチュの面会へ行く。
    マチュのいる部屋に入れてもらい、2人はベッドに腰掛けて会話に花を咲かせた。

    「ねえ……マチュ、マチュの初めてってどんな感じだった?」

    「ニャアンはスケベだねぇ」

    「私は何に関する初めてかは提示してないよ」

    「言っておくけどその話術が通じるのはザベちだけだからね!?」

    「じゃあ初めてのスケベってどんな感じだった?」

    ニャアンはジトっとした目でマチュを見つめる。

    「だから普通だって……綺麗な海の見える丘の上で……」

    マチュは顔を真っ赤にしてもじもじとし出す。

    「!?」

  • 16二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 23:53:41

    初回襲いかかった(語弊)ニャアンさんに痛恨の一撃

  • 17二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 00:21:18

    たしかにマチュはムードとかシチュエーションとか大事にしそうな感じはある

  • 18二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 05:57:44

    面会を終えたニャアンは、お馴染みとなりつつあるエグザベの部屋に向かう。

    部屋に入るとシャワーの音が聴こえる。

    「(少尉……今日はお仕事早く終わったんだ。一緒にお風呂入りたかったな)」

    「(今日の夕飯……パパッとパッタイとかでいいかな。冷凍エビが残ってるはず……)」

    ニャアンが冷凍庫の中から目当ての食材を取り出し、調理の準備をしていると後ろから突然抱きしめられた。

    「ひゃっ!?」

  • 19二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 05:58:44

    恥ずかしさよりも先にニャアンの身体は寒さで縮み上がる。
    なぜかお風呂上がりのはずのエグザベの身体は冷え切っており、髪からは水が滴ったままだった。

    「お疲れ様、ニャアン」

    「少尉! なんでこんなに冷たいんですか!」

    「ちょっと頭冷やしたくて、冷水浴びてただけだよ」

    エグザベはいつも通りのあっけらかんとした態度で、それでもニャアンを抱きしめたままだった。

    「風邪ひきますよ。ちゃんと髪の毛乾かしてください」

    エグザベがこのようなことをするのは珍しい。
    普段の彼ならば背後から突然襲いかかるような真似はしないはずだ。

    「何かあったんですか」

    エグザベは少しを間を置いた後、答える。

    「キッチンに立ってる君を見てたら、なんだか家族みたいだなって思ったんだ……それでつい」

    エグザベはニャアンから離れ、照れ隠しのようのタオルで髪をガシガシと拭き始めた。

  • 20二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 05:59:57

    家族。
    どちらもそれを失っている。
    もしまた家族ができたら、きっとそれは宇宙一大切な存在となり、愛しくてたまらないものになるだろう。

    「髪……私が拭いてあげます」

    ニャアンはエグザベからタオルを奪い、優しい手付きで髪を拭いてやる。
    慈しんで頭を撫でるように、風邪をひいてしまわないように。

    「あとは自分でやってください。私は夕食を作ってしまうので」

    「何か手伝うことは……?」

    「ないです。調理中は危ないので離れていてください」

  • 21二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 06:32:44

    夕食を終え、後片付けを終え、ニャアンもシャワーを浴びに行く。
    湯船に浸かってゆっくりする気にはなれなかった。

    「(早く少尉といちゃいちゃしたい……)」

    考えるだけで下腹部がきゅぅきゅぅと締め付けられる感覚になる。

    「(したいけど……2日連続で自分から切り出すのは恥ずかしい……)」

    「(少尉から誘ってくれたりしないかな……)」

    嫌がる私を少尉が無理矢理……みたいなシチュエーションを妄想するが、彼はそんな人間ではない。

    シャワーを浴び、ニャアンは勝手に持ってきたエグザベのシャツを着用し、髪を乾かす。

    「(こうしてる間に少尉、寝ちゃってるかも……)」

    髪を乾かすだけで時間がかかる。
    もどかしいけど、彼から髪を触られるのは好き。

    髪の手入れを終えたニャアンは洗面所を出て、彼の様子を伺った。

  • 22二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 06:33:48

    「(よかった。起きてる)」

    ベッドに横たわり、携帯電話で何かを見ているようだ。
    近づいて中身を確認すると、蟹の動画だった。
    蟹の人生を負う形式で、ナレーションが蟹の解説をする。

    「蟹……食べたいんですか?」

    「たまたま放送してたから、とりあえず観てみたら結構面白くて……」

    エグザベは嘘をついた。
    本当は自分の意識をニャアン以外に向けたかっただけなのだ。

    「(明日はカレーにしようかな……お店に蟹缶あるといいな)」

    ニャアンはそんなことなどつゆ知らず、エグザベの横たわるベッドに潜り込む。
    エグザベはあまりニャアンの姿を見ないように彼女に背を向け「今日はもう寝ようか」と発言する。

    ニャアンはむくれた顔になり、エグザベの背中に自分の身体を寄せた。
    一瞬彼の身体が反応した気がした。

  • 23二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 06:34:52

    「少尉の身体……熱くなってますね。やっぱり風邪ひいちゃったんじゃないですか」

    「あれくらいじゃ風邪なんてひかないよ」

    ニャアンは期待を込めて、彼の下半身に手を伸ばした。
    エグザベは驚きの声を漏らす。

    「固くて、大きくなってる……少尉のえっち」

    ニャアンの細くてしなやかな指が、服の上から彼のものをなぞる。
    ぞわぞわと背筋を震わせている感覚が伝わってくる。
    ニャアンはその反応が見たかったとばかりに、触れるのをやめなかった。

    「あんまり異性を揶揄うと、痛い目に遭うよ」
    エグザベが震える声で言う。

    「痛い目に遭いたいです」

    その言葉にエグザベは堪えきれず、姿勢を変えてニャアンを抱きしめる。

    「少尉って、ハグがお好きですよね」
    ニャアンの声には喜びが混じっていた。

    「君だってすぐキスしてくるじゃないか……」

    応えるようにニャアンは彼にキスをする。

    「ほんの数日前はあんなに痛がってたのに、ニャアンのほうがえっちだよ」

    2人は3回目となる行為をした。

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