- 1二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 19:37:03
- 2二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 20:25:20
さてさて、クライマックスでござる
- 3二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 20:44:44
乙!
早く王子様の登場みたいなぁ… - 4二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 21:06:20
- 5二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 21:22:38
このレスは削除されています
- 6二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 21:25:46
最後まで応援するぜ!
- 7二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 21:34:31
今度は落ちさせない…
- 8二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 21:52:18
建て乙
- 9二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 21:55:28
- 10二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 22:09:13
止まるんじゃねぇぞ…
- 11二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 23:02:17
止めてたまるか!ここまで来たんだからな!
- 12二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 01:53:33
日々の生きがい
- 13ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/04(木) 06:47:48
こちらでも、次スレ立ててくれてありがとうございます
このスレで終わるかな本当かな
幕間ー襲撃前の一時
カチュア「シータ、夜会用ドレスのデザインが出来上がったわ。確認してくれる?」
シータ「わぁ!とても素敵です!」
カチュア「ありがとう。着る人が美人だとデザインしがいがあるわ」
シータ「そんな…私美人って言われるほどじゃ…」
カチュア「ギャラルホルンの制服をバッチリ着こなしていてそれ言う?」クスクス
シータ「うう…まだ慣れません」
カチュア「一応この施設はギャラルホルンの管轄でもあるんだから、イシュー家として仕事するならその服は欠かせないわ」
「…少し前は、その服は見たくもなかったのだけど、貴女が着るとまた印象が変わるわね」 - 14二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 06:48:08
同じく
- 15二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 08:12:19
よし、写真撮ってパズーにメールだ
- 16二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 16:34:55
ふつくしい…
- 17二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 21:03:07
維持
- 18二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 21:03:14
- 19二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 21:06:16
パズーの方も何かしらの衣装変えがあったら胸熱
今までは鉄華団風のタンクトップとズボンだったろうからシータがイシュー家の人間として正装したからパズーもおめかししてほしいなぁ
イメージとしてはラピュタで会ったアグニカが着ていた服の現代版リメイクとか? - 20二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 06:24:03
なんかこうグッとくるものがありますよねぇ…
- 21ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/05(金) 10:04:51
別働隊B『この薄汚い海賊風情が!』ドワッ!
シャルル「うおっと!コイツ、残ってる奴らの中じゃ大分腕が立つぞ!」
ルイ「グレイズ乗りってことは元GH兵か?」
シャルル「色的にはカルタの艦隊に所属してたっぽいな」バババッ!
別働隊B『カルタ様の名を気安く呼ぶな!』
『この作戦を完遂し、一刻も早くカルタ様の目を覚まさねばならぬのだ!邪魔をするな!』ドゥ!
シャルル「まったく、どっちが寝ぼけてるんだか…なッ!」ガキィン!
ドーラ「さて、お前さんが隊長だね」
隊長『マ・ドーラ…リュシータ様をロムスカめの魔の手から救い出す一助をした事については礼を言っておこうと思っていた』
ドーラ「ほぅ…?お前、ラピュタ王家の分家の末裔かい」
隊長『如何にも…ただ、勘違いはしてくれるなよ?我らはロムスカのような野蛮人ではない。…活動を維持する組織力に乏しかった故、奴の勢力に一時隷属していたのは、不本意極まりなかったがな…』
ドーラ「はぁん?するとお前さんは本家肯定派かい。なら、ゴンドアの谷の連中と大人しく谷とシータを見守ってりゃ良かったじゃないか」
隊長『ッ!あの裏切り者共と我らを一緒にするな!!』ドガガガッ!
ドーラ「おっと!…裏切り者ねぇ?」ヒョイッ!
別働隊A『こっ…んのォ!やっと抜けたぜ!覚悟しろよお前らァ!』バコォン!!
ルイ「ゲッ!あのグレイズ・シルト、しぶとい奴だな!」
別働隊B『Aか!俺が後衛に回る!この海賊共を突破するぞ!』
別働隊A『あいよ!さっきの分、倍にして返して…』
ダダダンッ!!
別働隊A『ガハァッ!?』
別働隊B『今度は何だ!?空…ッ!アレは…あの機体は…ッ!』ギリィ…!
シャルル「お、来やがったな!」
ドーラ「何だい、登場タイミングまで”師匠”に似て来たね!」ガハハッ!
隊長『アレは…リュシータ様を…!』ギリギリッ!
パズー「お前達は、この僕。パズー・スラッガーと!飛燕改参・”疾風”が止めてやる!!」 - 22二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 10:17:12
その左肩のエンブレムは…!
- 23二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 16:27:22
舞い降りるパズー…!!
カッケェ!! - 24二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 19:17:47
来たか少年!!
- 25二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 21:28:27
このレスは削除されています
- 26ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/05(金) 21:30:40
- 27ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/06(土) 01:48:02
流石はグレイズ・フレームだ。組むだけなら爆速で仕上がったぜ!ノーマルグレイズの肩も付いてて助かったぜ
別働隊B『貴様ァ!圏外圏製…それも鉄華団のMSがイシュー家の家紋を刻むなど…万死に値する!!』ズドォ!
シャルル「どわぁ!?急にブチ切れやがった!小僧、そっち行ったぞ!」
別働隊B『汚らわしい害獣め!駆逐してやる!!』ギュン!!
パズー「行くぞ!」ドワッ!!
別働隊B『馬鹿め!高速で懐に入れば勝てると思っているのか?そんな太刀筋、見えているぞ!』グワッ!
パズー「・・・そこっ!」スッ…
別働隊B『チッ!寸前で躱したか…なに!?』ガシィン!!
パズー「捕った!そのまま…落ちろォ!!」ブゥン!!
別働隊B『(ワイヤークロー!?この一瞬で俺の機体に…)ガッ!?グワァァァ!?!?』ヒュゥゥゥン…!
ドッスゥゥゥン!!!
パズー「まずは一つ!次はお前達だ!」ドワッ!
別働隊C『ヒッ!こっち来た…は、速すぎてロックオンが間に合わねぇ!』
別働隊D『AさんとBさんを瞬で蹴散らすような奴に勝てる訳…』
パズー「これでも喰らって、大人しくしてろ!」ドワッ!ボシュシュシュ!!ベチャチャッ!!
C・D『グワーッ!?と、トリモチだと!?』ベトベトォ…
ドーラ「ヒヒッ!腕を上げたじゃないか小僧」
パズー「ふぅ…!まぁね、これくらい出来なきゃ、三日月の代わりは務まらないさ」ズサァァ…!
ドーラ「さて…どうやら隊長殿はアタシよりお前に用があるみたいだね?」
パズー「うん…そうみたいだ」
ドーラ「なら、アタシは息子共と残りの奴らをふん縛ってくるから、後は頼んだよ」ドワッ!
パズー「お願いするよおばさん!…追わないんですね」ジリッ…
隊長『あぁ…私の最優先目標はリュシータ様の解放と…貴様の排除だからな…!』
パズー「…貴方がどういう方なのかは、先刻の通信を傍受したので、大体は把握しました。その上でお願いします。どうか、投降してくれませんか。そして、シータの元で共に…ッ!?」バッ!
ガキィン!!
隊長『ほぅ。咄嗟に剣を受けるだけでなく、銃で私の銃を逸らす…成る程、これは手強い…!』
パズー「クッ…聞き入れてはくれませんか!」
隊長『当然だ。リュシータ様を誑かした大罪人よ!谷の裏切り者共と共に私が天誅を下してくれる!!』 - 28二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 06:56:46
何が天誅じゃボケェ!!
- 29二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 14:36:09
ほしゅ
- 30二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 21:46:43
待機
- 31二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 02:39:03
隊長の男は何をもってゴンドアの谷の人達を裏切り者呼ばわりしてるんだろ?
長らく正当な王家の一族の末裔と知っていながら辺境に押し込めたから? - 32ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/07(日) 06:47:06
そんな感じです
ガキィン!バンバン!
隊長『チィ!こちらの損傷が嵩むばかりだと…!』
パズー「もうやめろ!これ以上は、貴方のグレイズが保たないぞ。降伏を!」
隊長『ふざけるな!貴様と谷の裏切り者共を潰すまでは…私は止まらんぞ…!』
パズー「またそれか…一体どういう事なんです?シータを見守ってきた彼らをどうして…」
隊長『それよ…!彼奴はリュシータ様を…いや、彼女以前の本家の血を受け継ぐ者たちをこんな谷で飼い殺しにしたのだ!偉大なるラピュタ王国の存在すら風化させようとした!』
『アグニ様と王妃様の目指した恒久平和へと世界を導く!その為にラピュタを蘇らせ、尊き血を受け継ぐリュシータ様を王に据えるに相応しい教育を施す事こそ、遺された我らの使命だ!』
パズー「ラピュタの存在を風化させたかったのはアグニカさんとナウシカさんの遺志だ!」
「そして、シータはそれを受け継いだんだ!」
隊長『見え透いた嘘を付くな!貴様こそ、リュシータ様を誑かし、使命を忘却させた大罪人だ!リュシータ様と共に歩むべきは、我らの一族なのだよ!』
パズー「勝手な事を…シータに押し付けるな!」
- 33二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 07:23:14
自分達こそが正しいと主張してるが、シータ自身を見ていない奴らに従うハズないんだよなぁ……
- 34二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:19:41
仮にシータ自身がラピュタ復活を否定したとして、この隊長の男は血眼になって自分の思想を押し付ける未来が見える見える…
- 35二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 17:48:11
結局はシータをダシにして自分の言い分を正当化しようとしてるだけだしな
- 36二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 21:34:22
この哀れさ、ひとりぼっちの王になろうとしたムスカといい勝負だな…
- 37ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/08(月) 03:19:10
パズー「うおおおお!!!」ボシュシュシュ!!
隊長『この期に及んでトリモチミサイルなど、ナメた真似を!』バババッ!!
バコン!ブシュゥゥゥゥ!!
隊長『なっ、煙幕だと!?クッ…視界を奪われてなるものか!』ドワッ!
『煙が一番薄いのはここか!…よし、煙幕を抜け…な!?』
ダン!ダン!バキィ!!
『ガッ!?小癪な…何処だ!?攻撃は確かにこちらから…』
パズー「遅いぞ!」ドヒャア!!ダンダン!
隊長『おぉ!?何という機動力ッ…照準が定まらん…ガッ!?』バババッ…バキィ!!
『ライフルが…いや、まだだぁ!』スラッ!(バトルアックス抜刀、2刀流に)
パズー「まだ来る!」
隊長『おおお!!ラピュタ王国の復活を!ラピュタ王リュシータ様の再臨をぉ!!』ズドォ!
ガキィン!!(弾けるグレイズの頭部装甲)
隊長『ぐおぉ…!?』
パズー「いい加減に…しろぉ!!」
ズバァン!ガゴォン!!
隊長『グハァ!?…リュ…リュシータさま…あるべき姿に…ラピュタ…』ズシィィン…!
パズー「…シータの事を何も知ろうともせずに、何があるべき姿だ…!」 - 38二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 10:15:25
このレスは削除されています
- 39ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/08(月) 10:24:14
ドーラ「そっちも片付いたかい」ズシン!
パズー「あ、おばさん。そっちも早かったね」
ドーラ「船長とお呼び!…まったく、何時まで経ってもコレだけは変えようとしないんだから」グチグチ
パズー「ヘヘッゴメンゴメン」
隊長『うぐぐ…』
ドーラ「…ほぉ?ズタボロだが、生かして無力化したのかい」
パズー「まぁね。…あの時よりは、上手く出来たかな」
ドーラ「良かったのかい?トドメを刺さなくて」
パズー「うん…この後GHが収容に来るけど、収容部隊は谷の施設に併設された発着施設を使う都合上、コイツ等は一旦施設内のの留置所に捕らえられるんだ」
「この隊長には、そこで簡易的な取り調べを行う予定だから、そこでシータに会ってもらおうと思ってる。…勿論、シータが了承すれば、だけど」
「やっぱり、シータの事をちゃんと知ってほしいしね…」
ドーラ「そうかい…ま、あの娘の事だ。会って話をしたいと言うだろうさ。…さて、アタシ等は邪魔になるから引き上げようかね」
シャルル「そんなー!せっかくここまで来たんだから、シータちゃんに会いたいよぉ!」
ドーラ「文句言うんじゃないよ!海賊のアタシ等が一緒に居たら回収に来たGHにシータが変な目で見られちまうだろう!」
パズー「あぁ、それなら大丈夫。”裏口”から入ってくれれば、誰にも気づかれずに屋敷に入れるよ。場所とパスコードはおばさんがシータに渡した端末から送ったって聞いたけど?」
ドーラ「…まさか本当に作っちまうとはねぇ」
パズー「ドーラ一家だって、シータにとっては大切な家族だよ。家族が遠慮なく会って話せる場所を作るくらい、咎めるつもりはないってカルタさんも言ってたしね」
ドーラ「フン…なら、お言葉に甘えさせてもらうとするかね…所で、あの男とシータを会わせて本当に大丈夫なのかい?」
パズー「勿論、僕が付きそう。暴れるようなら、鉄華団と地球外縁軌道統制統合艦隊仕込みの格闘術の出番さ!」
ドーラ「…よく噛まずに言えたねぇ」
パズー「…ちゃんと言えるまでカルタさんにみっちり扱かれたよ」ハハハ… - 40二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 18:27:04
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- 41二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 18:29:03
あの名前は噛むよな
下手な早口言葉より難易度高い - 42二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 23:44:30
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- 43二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 06:57:06
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- 44ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/09(火) 13:08:44
パズー「おばさん達は裏口に回ったね。収容部隊が来たし、引き継いでから先に谷に向かおう」
ーゴンドアの谷・イシュー家施設の屋敷
カチュア「あら、あのMSが戻ってきたわね」
シータ「ええ。無事で良かったわ」
カチュア「…アレのパイロットからもそう思われてるんじゃない?」
シータ「えっ!?あ、その…」テレテレ
カチュア「やれやれ、お熱いことね。例の下手人共がこっちに収容されるまでまだ時間はあるんだし、早く会いに行きなさいな」
シータ「あ…はい。…直接会うのは久しぶりだから、なんだか緊張してきちゃった」
カチュア「お可愛い事で。ほら、さっさと行ってきなさい」┐(´д`)┌ヤレヤレ
パズー「よし、駐機作業終わりッと…あ!」
シータ「パズー!」タタタッ
パズー「シータ!」ダッ
シータ「久しぶりね!…会いたかったわ」ギュッ…
パズー「うん、僕も、会いたかったよ、シータ」ギュッ
シータ「えへへ…」
パズー「それにしても、GHの制服が様になってるね。その…綺麗だ…よ」テレテレ
シータ「えっ!?あ、ありがとう。パズーもその服、とても格好いいわ」テレテレ
パズー「あ、うん…一応イシュー家の付き人みたいな立場になったからね。GHの人間では無いにしろ、それっぽい格好はしないと示しがつかないってカルタさんやマクギリスさんに言われちゃって…まだ慣れないや」ヘヘッ
カチュア「…もう。あんな初々しい様子見てたら、私も会いたくなってきちゃったじゃない…ウィスタリオ…」フゥ… - 45二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 17:39:07
火星圏で鉄華団団員として活躍する傍ら、地球外縁軌道統制統合艦隊の面々とも組手をしていたのか
タイガー・モス号への出向が無くなっても相変わらず過密スケジュールだな…(ハッシュ感) - 46二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 22:07:29
ムスカ倒して全部解決!なんて訳にもいかないよねぇ…
- 47ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/10(水) 03:37:37
因みにパズーの正装は、SEEDFREEDOMのコンパス赤服がベースになってます
パズー「おっと、そうだ。今、おばさん達が裏口から屋敷に来てるんだった」
シータ「本当?なら、早く会いに行きましょう!」タッ!
カチュア「…あの子、手繋いだまま行ったわ…無意識なんでしょうね、アレ」ニガワライ
ー屋敷内・シークレット区画・談話室
シータ「おばさま、それにシャルルさんとルイさんも、またお会いできて嬉しいです」
ドーラ「お、久しぶりだねシータや。ありがたく寛がせてもらってるよ」
シャルル「おお…制服着てるシータちゃんを生で見るの初めてかもな」
ルイ「ほぉ〜…やっぱり美人がその制服着るとこう…オーラが違うよな」ウンウン
シータ「うふふ…皆相変わらず元気で良かったわ」
ドーラ「ガハハ!お前さんも立ち振舞が大分様になってきてるじゃないか!…所で、例の隊長の件はもう聞いてるかい?」
シータ「…はい。是非、お会いしたいと思います」
ドーラ「正直、会うだけ無駄だと思うが…それでも会うんだね?」
シータ「…はい」キッ…!
ドーラ「フッ…良い顔するようになったね」ニカッ!
シータ「おばさまのお若い頃に似てますか?」ニコッ!
ドーラ「ん?…ガハハ!こりゃ1本取られたね!」
シャルル「シータちゃんやるぅ…!」ヒュゥ!
GH兵「シータ様、例の男との面会準備が整いました」
シータ「ありがとうございます」
GH兵「パズー殿とご一緒にこちらの面会室へどうぞ」
「それと、ドーラ叔母様方は隣の待機室にて、面会の傍聴が可能ですが、如何なさいますか?」
ドーラ「おや、アタシ等も聞いて良いものなのかい?」
GH兵「ハッ!既にGHとしての取り調べは終了しましたので、この面会は…”当事者”同士の面会となります」
ドーラ「ほう…なら、聞かせて貰おうじゃないか」 - 48二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 06:53:29
盲信野郎の心を変えられるか…?
- 49ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/10(水) 13:01:16
ー取調室
パズー「…先刻ぶりですね」
隊長(手錠付き)「貴様か…今更何の用だ。貴様と話す事などない」
パズー「彼女が貴方と話したがっています」
隊長「フン…誰を連れてこようが、これ以上貴様らと話すことなど…」
シータ「…はじめまして。貴方とお話する機会を設けられて嬉しいです」ニコッ
隊長「お…おぉ…リュシータ様ッ!」ガタッ!
パズー「ッ!」(シータの前に立ちはだかる)
シータ「パズー、大丈夫よ」(やんわりとパズーを押しやる)
ガバッ!(土下座する隊長)
隊長「リュシータ様に謁見が叶うとは、身に余る光栄ッ!このような無様な出で立ちであること、平にご容赦を…」ゲザーッ!
シータ「…顔を上げてください。私は、貴方と目を合わせてお話がしたいのです」スッ…
(床に座り、目線を合わせて微笑みかけるシータ)
隊長「お…おおっ…!」ボロボロ…
ーマジックミラーの向こう側・控室
ドーラ「とりあえず、掴みは上手く行ったね。あの男も話し合いに乗り気になった」
シャルル「すげぇ…ああいうのをカリスマって言うんだろうなぁ」
ルイ「立派になったなぁシータちゃん…」
ドーラ「さて、後はあの男がどう出るかだが…」
(立ち上がり、着席するシータに椅子を引いたパズー、一瞬だが力強く頷き、シータも頷き返す)
ドーラ「ヒッヒ…小僧め、精神面でもしっかりシータを支えられてるじゃないか」
「さあ、この対話、どう転ぶかね…!」
(SS最後の難関が険しいぜぇ…) - 50二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 19:10:36
王族の言葉しか届かないのであればシータが説得する他ないよな…
対話の行く末や如何に - 51ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/11(木) 00:45:46
隊長「リュシータ様…我が一族は、今日まで、謀反による第二の厄祭戦を防ぐためという無念の理由で滅びたラピュタ王国の復活の為、微力ながら活動を続けて参りました…!」
シータ「…はい」コクリ
隊長「ロムスカめの勢力に与するという屈辱に甘んじたのも、全てはラピュタ王国の復活の為…!」
「そして、折を見てロムスカを排除し、偉大なる王家の血を受け継ぐ王位正統後継者であらせられるリュシータ様…貴女様にこの混迷の世を統べる絶対王として君臨して頂く為の道標となる…それが、我が一族に課せられた使命なのです…!」
シータ「・・・」ジッ…
隊長「少々計画とは異なりましたが、ロムスカめと、彼奴に賛同した愚か者共は排除された…!リュシータ様、今こそ時が来たのです…!」
「新生ラピュタ王国建国をここに宣言し、我らと共にこの混沌たる世界を統べ、恒久平和への道を切り開くべく、お立ちになって下さいませ…!」
シータ「隊長さん、貴方と貴方の一族が、嘗て滅びたラピュタを憂いて下さったこと、心より感謝いたします」
隊長「おお…!勿体なきお言葉…」
シータ「ですが、その提案に賛同は出来ません」キッ!
隊長「な…何故ですか!これは先帝の無念を晴らす事にも…」
シータ「アグニカ様も、ナウシカ様も、ラピュタ復活を望んではいませんでした」
隊長「それはこの谷の奴らが貴女様に吹き込んだデタラメ…」
シータ「いいえ、ラピュタの巨大飛行石に分霊されたアグニカ様の魂の一部から聞いたことです」
隊長「魂の一部ですと…?そ、そのような事、あり得るわけ…」
シータ「隊長さん、手を出して頂けますか?」
隊長「は、ハイ…?」スッ
シータ「ありがとう」キュッ(左手で飛行石を握り、右手で隊長の手を握る)
隊長「な…何を…?」
シータ「パズー、私の肩に触れてくださる?」
パズー「え?こ、こうかい?」ポンッ
シータ「ありがとう。…『リーテ・レムナ・ソルナ・トゥエ…オルナ・ヴァナ…!』」
飛行石<パァァァァ…!
すげぇよChatGPT先生は。ラピュタ語の呪文まで作れちまう - 52ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/11(木) 02:02:28
ドーラ「なんだいこりゃ!?飛行石の新しい呪文かい!」
ルイ「どういう呪文なんだ?3人とも薄く光に包まれて固まっちまったぞ…」
シャルル「うーん、どっちかって言うと、小僧とシータちゃんから出た光があの隊長に流れ込んでるように見えるな?」
婦人「よかった、ちゃんと使えたようね」
シャルル「あ、パン屋の女将さん!いつの間に?」
婦人「ついさっきよ。屋敷に今日の分のパンを納品した帰りに事のあらましを聞いてね、一応アタシも当事者の1人だから見ておこうと思って来たのよ」
ドーラ「…で、あの呪文は何なんだい?」
婦人「シータがお祖母様に教わったおまじないの一つよ。自分の見聞きした事を相手の脳に直接見せる呪文…ってところかしらね」
「シータはちょっと応用して、肩に触れてるパズー君の記憶も合わせて見せているようね。多分、自分が気絶していた間の記憶を、パズー君の記憶で補完しているんだと思うわ」
ルイ「すげぇ…飛行石ってそんな事まで出来るんだ…」
ドーラ「成る程ねぇ…先刻までの会話から察するに、あの時精神世界で会った王夫妻との会話をあの隊長に見せてるって所か」
「魂だなんだと言われてもにわかには信じられんが…仮にも分家の人間が明らかに飛行石の力で見せられている現象なら、多少は説得力も上がるってモンかね…?」
Rīte remna sorna tue | orna vana
—「聴け、記憶よ。穏やかに、あなたへ──金色の草原。」
先程の呪文はこういう意味らしいです - 53二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 06:51:00
マジで万能だな…
- 54二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 13:33:11
このレスは削除されています
- 55ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/11(木) 19:20:36
因みにChatGPT先生に呪文を作れるかって聞いたら一例としていくつか呪文を出してくれたんですが、最初に提示された呪文がまさかのバリア展開呪文だったよ…すげぇよChatGPT先生は…
シャルル「お、光が収まったぞ」
ドーラ「さて…どう転ぶかね…!」
パズー「はー…飛行石ってこんな事も出来るんだ…」
シータ「他にも、物探しの呪文なんていうのもあるのよ?」ウフフ
パズー「それは…無駄に壮大な物探しになりそうだね」ハハハ…
隊長「・・・」
パズー「隊長さん…大丈夫?」
隊長「こんな…こんな事が…。私達は今まで何の為に…!」ワナワナ…
シータ「隊長さん…どうか、気をしっかり保って下さい」
隊長「あれはまやかし…いや、そうではないと解ってしまう私が居る…分家とは言え、ラピュタ人の血が、あの映像を真実だと認めてしまうのだ…!」
「リュシータ様は確かに王夫妻の遺志を継ぎ、ラピュタを再び眠らせるべく、心中も覚悟の上で奮戦なされた…君と共にな」
パズー「隊長さん…」
隊長「先程までの無礼、詫びさせてくれ。パズー君、君は確かにリュシータ様を支え、強い絆で結ばれし者だ」
隊長「それに引き換え…ハハハ…!傑作だな!我らは谷の者たちを裏切り者と嘯いたが、王の意向を汲まずに真逆の事をしでかそうとした我らこそ裏切り者ではないか!これではロムスカめと何も変わらんな!」
パズー「そんな事無い!隊長さん達の一族はラピュタの事を本気で憂いて活動を続けていたんでしょう!?ラピュタの力を自分のものにする為だけに行動していたムスカ達とは違うでしょう!」
隊長「違わないさ…!我らは結局、ラピュタの力しか見ていなかった。それこそ、リュシータ様の意志を鑑みもしなかった。ロムスカの所業と何の違いも無いわ…!」 - 56二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 20:11:07
まぁムスカと違って最悪の手前でブレーキ踏める分まだマシなんだろうなぁ
- 57二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 20:49:27
その違いは本人からしたら何の慰めにもならないんでしょうね
- 58二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 02:04:23
彼が途中で蚊帳の外に放り出されたのはある意味幸運だったと言えるか
仮にムスカに協力してラピュタまで辿り着いたとして、ゴリアテを沈める辺りで処分されるのがオチだったろうし - 59二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 06:56:45
これからやり直せばいいさ
- 60二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 15:09:39
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- 61二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:27:43
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- 62ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/13(土) 01:56:13
隊長「うぐおお…!」ボロボロ
シータ「隊長さん、どうか顔を上げて下さい」
隊長「リュ、リュシータ様…?」
シータ「確かに、貴方の一族が掲げていた目標は、王夫妻の意向にそぐわないものでした」
隊長「ハイ…」
シータ「間違えてしまったならどうすれば良いか…答えは一つ、やり直せば良いんです」
隊長「しかし、私達は…」
シータ「人は間違えるものなのです。間違えたなら、それを反省し、より良い方向へ事が進むように努力する」
「言葉にすればたったこれだけの事ですが、間違いなく一番大事なことです」
パズー「責任取って辞任するだの、長々とした謝罪文を出すだのする暇があったら、先ずは失敗の原因を理解して改善に向けた行動を起こせってね。親方やおばさんが口酸っぱくして言ってたっけ」
隊長「しかし…いや、言い訳はもうよそう」
「リュシータ様…いえ、シータ・イシューさん」
シータ「はい」
隊長「何年掛かるかは分かりませんが、罪を償い、一族の者たちを説き伏せた後、貴女達と共にこの谷を守る一助となることを、ここに約束させて頂けますか?」
シータ「…はい!私達も、貴方を信じてお待ちしています」(固く握手を交わす)
ドーラ「やれやれ、なんとか話がまとまったみたいだね」
婦人「立派だったわよ、シータちゃん、パズー君」ホロリ
シャルル「後は、宇宙で戦っている本隊だけかな?」
ドーラ「奴らの定時連絡が途絶えた時点でこちらの作戦は失敗であると判断するだろうが…」
ルイ「それで降伏してくれる奴らじゃねぇよな…」
ドーラ「…無理だろうね。あの後オルガから奴らの情報の一部を貰ったが、別働隊の人員以上に過激な思想の持ち主ばかりさ…降伏するくらいなら最後まで暴れて華々しく散ってやると考えているだろうね」
婦人「まあ…大丈夫なんです?」
シャルル「…ま、鉄華団と今のイオクが率いるアリアンロッド艦隊の連合軍ならまず大丈夫だと思うけどな」
ドーラ(こっちは片付いたんだ。そっちもしっかりやるんだよ、オルガ) - 63二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 10:18:39
地球のジブリ側は説得で穏便に和解まで持ち込められたけど、一方で宇宙の鉄血側は結果が確約された無情な巻末になりそうだ…
- 64二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 19:16:11
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- 65二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 19:25:37
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- 66ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/13(土) 22:52:07
ー過激派本隊VS鉄華団・アリアンロッド連合艦隊戦闘宙域
過激派C「別働隊からの連絡はまだ来ないか?」
通信兵「ハ…此方からも呼び出しを試みましたが…」
過激派B「よもや、しくじったとでも言うのか?あんな僻地に…それも、表向きは避暑地兼環境保護地区である秘匿施設に配備できる戦力など、たかが知れているだろうに…!?」
過激派A「あの隊長め…ラピュタ王家の分家筋等と嘯いておったが、所詮はムスカ様に切り捨てられる程度の男だったということか」
過激派C「最早これまで…あの施設に封じられていた厄祭の力を得られなかった以上、我らの勝機は潰えた…」
過激派B「何を言うか!誇り高き真のギャラルホルンと言える我らが、鉄華団などという宇宙ネズミの巣窟とそれに絆されたセブンスターズの面汚しであるイオク・クジャンが率いる雑兵に遅れを取るなど…」
過激派旗艦オペレーター「報告します!敵機、最終防衛ラインに侵入!勢いが止まりません!!」
『あの4つ腕のガンダムとロディタイプの連携はなんだ!全く隙が…ぎゃあ!』
『があ!?あの悪趣味な塗装したガンダムめ!レールキャノンで本艦の装甲を抜いただと!?』
『怯むな!相手が最新鋭のレギンレイズだからと言って、こちらが大きく劣っている訳では…な、なんだあの異形の機体は!?あれもレギンレイズ…な、疾…うぎゃーっ!!』
過激派A「おのれェ!このまま無様に散ってなるものか…私も出るぞ!…ムスカ様万歳!」
過激派B「本艦も前に出る!こうなれば1機でも多くの敵機を屠ってくれようぞ!」
過激派C「最早退く事も叶わんか…(イズナリオ様失脚の影響で冷や飯を食わされたからと言って、こんな賭けをすべきでは無かったか…)」ハァ… - 67二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 06:41:43
白旗を上げる気すらないか…
- 68二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 13:22:55
ケジメで鉄華団にしごかれた経験が活きたな、アリアンロッドと鉄華団の歩調が合っている
…それを発揮したのが、思想が時代錯誤とはいえ元同胞相手に発揮されているのがイオクとしては何とも言えねぇだろうな… - 69ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/14(日) 21:41:15
昭弘「敵の旗艦を補足した。恐らくこれが最終局面という奴だ…気を抜くなよ?」
昌弘「おいハッシュ!機体は大丈夫か?無理そうなら今の内に帰投しろ!」
ハッシュ(獅電)「ウッス…肩の装甲が外れた以外に大きな損傷はありませんが…無事な内に帰投します!スンマセン!」ドワッ!
昭弘「それで良い。MS戦の初陣としては上等だ。しっかり休んでおけ」
昌弘「さて…いい加減敵も諦めてくれねぇかな…無理だよなぁ」
昭弘「だが、コイツ等は今暴れ回っている勢力の中でも最大規模の連中だ。ここで叩いておけば、当分は大規模な戦闘は起きねぇだろうって見立てらしい…」
シノ「なら、ちゃっちゃと片付けて、休暇と洒落込もうぜ!…ん?」
ーアリアンロッド・イオク座乗艦
イオク「ん?戦闘が膠着している部分があるな…ジュリエッタ、どうなっているか解るか?」
ジュリエッタ『確認します。あれは…!』
イオク「む、どうした!」
ジュリエッタ『標準仕様から逸脱した装備構成のグレイズが数機投入された模様です。一部の隊が圧されています!』
イオク「何…?グレイズにレギンレイズが圧されている?敵の練度は決して低くは無いというのは解ってはいるが…映像を回せるか?」
ジュリエッタ『ハ!こちらです!』ピポッ!
イオク「どれどれ…これは…!」
過激派A『勇敢なる同志諸君!まだ勝敗は決してはおらんぞ!』
『我ら”翡翠の閃光”が、蒙昧なるクジャンの手先共に風穴を穿ち、勝利への道筋を照らそうぞ!』
オルガ「”翡翠の閃光”?石動さん、一体なんなんです?」
石動「嘗て、地球外縁軌道統制統合艦隊に所属していた精鋭小隊です。スラスターを2倍搭載した特殊グレイズによる一撃離脱戦法を得意としていました」
「グレイズリッターとは足並みが揃わないので、イシュー公の部隊とは独立していたのですが…」
オルガ「部隊ごと纏めて反旗を翻した、と。思想どころか機体まで尖ってるとはな…」
ユージン「そんな精鋭部隊、なんで出し惜しみしてたんだ?」
石動「あちらの作戦の都合もあるのでしょうが…想定外のパーツ構成故に燃費も悪化している為、稼働時間が極めて短い、というのが主な理由でしょう」 - 70二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 22:59:03
高機動型ならシュヴァルベで良くない?
…と思ったけど、あまり仕事が無い(地球圏でGHに喧嘩を売るバカはいないし、圏外圏からのならず者は踏み入る前にアリアンロッドの管轄で対処されるから訓練しかやることがなかった)地球外縁軌道統制統合艦隊に、わざわざ高級機のシュヴァルベを配備する理由は特段無さそうだし、せめてノーマルのグレイズで出来得る限りスピードを追求した答えが地上用と宇宙用のブースター4つ付けって感じか
全身スラスターを乗せて柔軟な姿勢制御ができるシュヴァルベと違って、直進極振りだから操作難度が跳ね上がってそう
故に一撃離脱戦法に関しては一流と見れるし、それしか活路は無いとも言える - 71二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 23:06:31
こういう腕利きの奴らが居るってのは厄介よね…
戦力的にもだけど士気にも関わってくるから相応にリソースを割かないといけない - 72ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/15(月) 02:21:04
(実は私が今持ってるグレイズがこれしか無いってのが登場理由なのは密に…すげぇよグレイズリッターは。付属パーツだけでこのプレイバリューだぜ)
(左手の銃剣は獅電のバイザーとバルバトスの腕部ロケット砲が入ってた武器セットに入ってたレギンレイズ用の物を、ジョイントが合わないので削って無理矢理セッチャコした物です)
ジュリエッタ「流石に速い…!直進速度だけならジュリアにすら喰らいつきますか!」ギュン!
イオク「翡翠の閃光機はジュリエッタに一任せよ!残念だが、普通のレギンレイズでは追いつけん。諸君らはその他の敵機をジュリエッタに近づけるな!」
「ジュリエッタ!すまぬが我が部隊の中であのスピードに追いすがれるのは貴様の機体のみだ。厳しいだろうが、頼んだぞ!」
ジュリエッタ「ハッ!…少し前のイオク様なら、静止も聞かずに自身の機体で突撃していましたね」フフ…
イオク「言ってくれるな。流石に今となっては弁えているよ」ニガワライ
昌弘「速いなあのグレイズ!ランドマン・ロディも宇宙でのスピードならそれなりに自信あったんだけどな…!」
シノ「あのスピードに喰らいつくなら、百里か辟邪でも無いと無理くせぇな…!」
デルマ「あとは、それこそ飛燕なら対応できそうなモンだけど、今ごろゴンドアの谷だしな」
昭弘「タービンズは別行動中だ。無い物ねだりした所で始まらねぇ…今の戦力でどうにかする…来るぞ!」グワッ!
過激派A『宇宙ネズミ共!我が一撃を受けてみよ!』ドワッ!!
昭弘「ガッ!?これだけの速度!流石に一撃が重い…!だが!」ガゴォン!…ドガガガッ!
シノ「オラァ!ギャラクシーキャノンだけが流星号の武器じゃねぇぞ!」ダダダダッ!!
過激派A『フン!この弾幕、伊達にガンダムを名乗っては居ないか!…だが、当たらない攻撃など、脅威ではないわ!』ギュゥン!!
昌弘「クソッ!AIMが間に合わねぇ…後続も来た!」バババッ!
翡翠隊員『当たるかよ!そのまま真っ二つにしてやるぞ、宇宙ネズミィ!!』ギュワッ!
昌弘「うぉッ、あッぶね!?阿頼耶識じゃなきゃやられてたぜ…!」バッ!ガキィン!!
翡翠隊員『チィ!忌々しい阿頼耶識持ちめぇ…!』 - 73二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 06:48:59
どう打開するか…
- 74二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 12:50:21
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- 75ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/15(月) 19:26:37
オルガ「刺しきれねぇな…戦線の動きが止まっちまった」
ビスケット「あの特殊グレイズの機動力に翻弄されてる…獅電やグシオン達じゃ追いつけない…!」
ユージン「なんとか援護射撃でもしてやりてぇが…おっと!」ガキィン!
メリビット「敵旗艦艦隊、更に前進して来ます!」
オルガ「あいつら、もう殆ど特攻みたいな勢いで突っ込んで来やがって…気を抜いたらこっちが沈められちまうな…!」
石動「私も出撃出来れば良かったのですが…生憎どちらの機体もオーバーホール中でして…面目次第もありません」
ビスケット「仕方ないですよ。それより、石動さんがウチとGHとの連携の調整をしてくれるだけでも大助かりですから」
オルガ「イオクとはウチで扱いた縁もあって連携は取りやすいが、そもそも鉄華団とGHじゃ戦術の基本から違うからな」
石動「恐縮です。しかし、どう突破したものですか…」
ジュリエッタ「そこです!」ズバァン!
翡翠隊員1『グワーッ!?』ドゴォン…!
ジュリエッタ「動きの特性は掴めました。旋回の隙を突けば!」
隊員2『おのれ!エリオン公お抱えの姫騎士気取りの猿女が!』ドワッ
隊員3『そこは孤児の階級無しの居場所では無い!俺達が相応しい場所に送ってやるぞ!』ドワッ!
ジュリエッタ「遠慮します。私の居場所はラスタル様のお側と決めていますので」
「…次点でイオク様のお目付け役でしょうか?」
イオク『聞こえているぞ…有り難い事に代わりはないがな』ハァ…
隊員2『貴様!この期に及んでふざけた事を!』
ジュリエッタ「GHの責務から逃げて、秩序を大いに乱している貴方方には言われたくはありませんね」
隊員3『言わせておけばァ!』ドワッ!!
ジュリエッタ(とは言え、流石に私だけでは少々対応が追いつきませんね…!) - 76二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:03:34
…もしかしてイオジュリキテる?
- 77ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/16(火) 01:08:25
親しい友人くらいの関係のイメージです
ガエリオ関連のイベントが全部消えちまったものですから…
過激派旗艦オペレーター『本艦の損傷、危険域です!これ以上は艦が保ちません!』
過激派B『おのれぇ…!砲撃の手を緩めるな!後に続く者たちの為に、あの忌々しい宇宙ネズミの艦だけでも沈めるのだ!!』ドゴンドゴン!!
メリビット「敵旗艦、損傷甚大なれども、攻撃を続行しています!」ドゴン!
オルガ「被弾が増えてきたな…!ユージン、回避が甘いぞ。大丈夫か?」
ユージン「すまねぇオルガ…言い訳になっちまうが…どうもイサリビの調子が良くねぇみたいだ。反応が鈍い…!」
オルガ「クッ…今日まで無茶ばかりしてきたツケが回ってきたか…!?」
ビスケット「直掩機を戻したい所だけど、みんなあのグレイズの対処で忙しいし…!」
アトラ「敵の攻撃…かなり激しいみたい」ドォン…ゴォン…!
「…ううん。みんななら大丈夫!私は自分の仕事しないと!…そろそろ補給がありそうだから、お弁当のカバンを…え?」
ドッゴォォォォン!!!
オルガ「あぁ…なんとか無事だ…被害状況はどうなってる!?」ビーッ!ビーッ!
ユージン「ぐぉぉ…右舷メインスラスターに直撃を貰っちまった!既に緊急停止済みだが…内部の回路があちこち断線してて状況がみえねぇ…!」
ビスケット「推力低下!艦隊行動の維持は不可能!」
オルガ「ダメージコントロール!とにかく損傷の把握を…」
メリビット「…ッ!団長さん!中央区画の一部にもダメージが伝播しています!該当区域は既に隔壁が自動で閉鎖されている模様!」
オルガ「おやっさん!該当区画に誰か取り残されていないか確認に向かってくれ!」
雪之丞「…何ィ!?アトラが見当たらないだとぉ!!」
ザック「あと探してない所って言ったら…閉鎖された隔壁の向こう側しかねぇっすよ!?」
雪之丞「…クソッ!隔壁が歪んじまって開かねぇ!オイ!誰かカッター持って来い!」ドタバタ!!
過激派B「フフフ!これは僥倖…!機関最大!落伍した宇宙ネズミの艦に突撃し、刺し違えてでも確実に屠るのだ!」
「ムスカ様の仇…覚悟せよ!!」ゴォッ!!
- 78二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 06:44:42
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- 79ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/16(火) 12:11:42
昭弘「マズイ!イサリビが!?」
昌弘「クソッ!早く援護に回らねぇと…だーっ!邪魔すんなよこの直線番長!」
隊員『行かせんぞ!』ガキィン!
過激派A『貴様らはここでネズミの巣が駆除されるのを黙ってみているのだ!』
アトラ「うっ…いたた…ハッ!?ど、どうなっちゃったの!?」
「うわ…周りが真っ暗でよく見えない…早く避難しないといけないのに…!」ヨロヨロ…
「あ…窓がある廊下に出られた!外から明かりが…え!?」
(突っ込んでくる敵旗艦)
メリビット「敵旗艦、右舷に突っ込んできます!…対空砲じゃ止まりません!」
オルガ「クソッ!全隔壁緊急閉鎖!総員対ショック姿勢…」
メリビット「っ!?団長!該当区画の通路にアトラさんが!!」
オルガ「なにィ!?アトラ!!早く近くの部屋に…駄目だ間に合わねぇ!!」
アトラ「あ・・・三日月・・・ッ!!」ギュッ…!
グワッシャァァァァンンン!!!!
オルガ「…な、何が起こった!?」
メリビット「て…敵艦、寸前で針路が変わりました!回避成功です!」
ユージン「なんだありゃ!?艦首がベッコリと凹んでやがるぞ!」
ビスケット「ッ!?イサリビのすぐ近くにMSの反応!ライブラリー照合…これは…!」
アトラ「あ…ああ…ッ!」ポロポロ
オルガ「へッ…本当にお前って奴は毎度毎度最高のタイミングで来やがって…!」
「待ってたぜ・・・ミカァ!!!」 - 80二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 12:21:41
ミカァ!!
- 81二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 17:13:06
ここで流れるメインテーマ
- 82二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 21:24:21
- 83二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 22:04:57
舞い降りるメイス
- 84ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/17(水) 02:35:00
ミカ(良かった…何とか間に合った)ホッ…(窓越しにアトラに視線を送りながら)
「ただいま、みんな」
オルガ『助かったぜミカ!よく戻ってきて…』
『待てよ?お前俺等が出撃した後に退院したんだったよな?』
ミカ「うん。遅刻してごめんね」
オルガ『いやそれは良いんだが…どうやって追いついたんだ?クタンの航続距離でもここまでは来れねぇ筈だよな…?』
ミカ「あぁ、それはね…」
過激派B「ぎゃあああ!?…お、おのれ鉄華団の悪魔めぇ!厄祭の象徴であるMAまでも取り込んだ異形の怪物がぁ!!」
「僚艦!何をしている、早く敵艦にトドメを…」
オペレーター「ッ!?後方より熱源急速接近!こ、これは!?」
ボワァァァァァ!!メラメラメラ!!!
ビスケット「な…宇宙で火炎放射!?」
メリビット「あ…!火炎放射の先に戦艦を確認!識別…戦艦カルシファーです!」
ミカ「アレに乗せてもらった。凄い脚の速い艦だったよ」
ハウル「どうかな、マルクル」
マルクル「イサリビに突っ込もうとしてた敵の僚艦は消し炭になりました!」
ハウル「うん。上出来だね。じゃ、このままイサリビを護衛しようか」
カルシファー『ハイハイっと。にしても、バルバトスルプスアークだっけ?すごい馬鹿力だねぇ』
マルクル「パイロットの三日月さんの事、ハウルさんやたら気に入ってましたよね」
ソフィー「あの子、ハウルの正体に感づいていたのに、そんな事より魔法薬の調合や材料の植物のほうに興味津々だったわね」ウフフ…
ハウル「なかなか面白い子だよ。王夫妻が気に入るわけだ」 - 85二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 06:57:19
ガチの魔法なんかい!
- 86二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 13:48:09
ほしゅ
- 87二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 20:56:07
保守
- 88二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 00:35:58
ハシュマルも「魔法は既に失伝していたものとばかり…」と現存してた事に驚いてそう
当時のラピュタでは魔法も高度なテクノロジーの応用の1つに過ぎなかったのかな - 89ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/18(木) 01:36:34
当方のSS次元では”元ラピュタ王国王室魔術師”ですので、当時から生き続けている人です
ソフィーに出会わなかったら緩やかに擦り切れていったんでしょうなぁ…
過激派B「あれは…”戦場の魔術師”ッ!おのれェ!何をしているか!早く反撃せんか!」
オペレーター「む、無理ですよ!僚艦は今の火炎放射で全て焼き尽くされ、本艦も行動不能で…」
過激派B「泣き言を言うな!我らが奴らを…」
ズッシィィィン!!
オペレーター「ヒッ!?い、今の衝撃は…?」
メキッ!ギギギギ!!
過激派C「な、何だ!?艦橋が上昇…いや、引きずり出されている!?」
ギュピィン…!
オペレーター「ば、バルバトスが…ッ!LCSで通信です!」
過激派C「繋げ…!」
オルガ『よぉ』ブゥン!
過激派B「な、何の用だ!降伏勧告でも」
オルガ『時間がねぇんで、単刀直入に言う。3つ数える内に投降しろ。さもなくば艦橋ごと潰す』
過激派C「…降伏すれば、我らの命は保証してくれるんだろうな?」
オルガ『ああ当然だ。クジャン公との約束でもあるしな』
過激派C「…わかった。降伏を…」
バキューン!!
オペレーター「C様!?あぁ…そんな…!B様、なんてことを…」
過激派B「裏切り者を粛清したまでよ!誇り高き我らが、よりによって宇宙ネズミに命乞いなどしおって!」
- 90二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 07:00:21
馬鹿野郎が…!
- 91二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 12:08:16
言っちゃった
やっちゃった - 92二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 12:43:46
- 93二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 16:46:55
その上で集団としてもうダメだな死んで花実が咲くものかよ…
この土壇場で過激派Bの言う誇りやなんやで何がどうなるってんだ
良い意味での諦めが悪いんじゃなく悪い意味の往生際が悪いって言うんだそういうのは…
- 94二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 21:11:53
- 95ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/18(木) 23:00:27
過激派B「何をしている貴様ら!席に戻れ!最後まで誇りを持って戦い抜かんか!」
副長「し、しかし…もう勝敗は決しています!せめて、若者達だけでも降伏を認めては下さいませんか…!」
過激派B「貴様も裏切るか!」バキューン!
副長「グハッ!?び、B様…これ以上は…!」
オペレーター「ひぃっ!やだ…わたし…まだ死にたくないよぉ…!」メソメソ…
オルガ『・・・ひとぉつ…!』ガコン!(脚を踏ん張るバルバトス)
過激派B「何ッ!?返事くらい待てんのかネズミが…」バッ!
過激派C「ッ…!総員退艦ッ!艦を放棄してアリアンロッド艦隊に投降せよ!!」ガシィ!
過激派B「C!?この死に損ないめ!離せ!」ジタバタ!
過激派C「ぐふっ…私は良いから…は、早く行きなさい!」
オペレーター「ヒッ…は、はい…!」タッ!
操舵士「副長は私がお連れします!」ガシッ!
副長「す…すまん…!」
オルガ『ふたぁつ…!』ガコン!(メイスを振りかぶるバルバトス)
過激派B「この!離せと言っておろうが!」
過激派C「貴様は私と仲良く潰れてもらうぞ…ぐふっ…我ら古き人間のエゴに…これ以上…若者を巻き込む訳には…!」
オペレーター「あ、あれ?エレベーターが…呼び出して無いのに動いて…?」
オルガ『みぃっつ…!』
プシューッ!
ダンテ「突入ーッ!!」ドタバタ!
オペレーター「ひゃあ!?え、て、鉄華団!?」
ライド「そこの怪我したおっさん!目ェ閉じてちょっと息止めてろ!」ボシュゥ!!
過激派B「な!?グハッ!ゲッホゲホ!?」
ダンテ「お前は沈んどけ!」バキィ!!
ライド「ほらおっさん!マスク付けたからもう息吸っていいぞ」シュコーッ
過激派C「ゴホッ…す、すまない…」
ダンテ「怪我人は応急処置して先に運び出せ!オルガ!この艦は制圧した!気を引いてくれてありがとよ!」
オルガ「いい仕事だ!ミカ、ここは良いから、昭弘たちの援護に向かってくれ!」 - 96二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 02:48:43
過激派達本編のジャスレイ宜しくぺしゃんこになるのかと思ったけど、良かったと喜ぶべきか否か…
- 97二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 06:51:53
本編ジャスレイは部下達も揃いも揃ってあれだったから潰したけど今回はBの単独暴走だしな…
- 98二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 10:04:59
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- 99二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 16:40:59
降伏の意思を示す者がいるなら問答無用で潰さない人道遵守の姿勢、突入チームによる艦橋制圧の手際の良さ
後者は原作におけるタービンズとの「面接」で発揮されてたけど、ドーラ一家との出会いで更に磨きが掛かったな - 100二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 21:28:35
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- 101二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 01:40:50
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- 102二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 01:46:11
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- 103ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/20(土) 07:18:27
ー幕間・戦場の魔術師の素顔
オルガ「さて、と。おやっさん、イサリビの損傷はどんな具合です?」
雪之丞「そうだな…右舷メインスラスターはもう駄目だ。ドッグまで片肺航行するっきゃねぇ」
ユージン「じゃあ、艦隊行動はやっぱり不可能か…」
雪之丞「幸運なことにリアクターは無事だったからエネルギー供給は問題なし。まぁ一部区画は断線してるが、これは応急修理出来るな」
「ただな、医務室へ向かう通路の隔壁が開かなくなっちまったのと、厨房と食料庫の一部がお釈迦になっちまった」
ユージン「マジかぁ…医務室は最悪隔壁に穴開けるとして、メシはどうするんだ?」
アトラ「ごめんなさい…お弁当を運び出す前に区画が駄目になっちゃったから…エナジーバーしか…」シュン…
メリビット「仕方がないことよ。貴女が無事だった事が一番大事よ」
ビスケット「その通りだよ。…とは言え、食料は問題だ。怪我人も少なくない数が出てるし…」
ハウル『大丈夫。僕の艦を接舷させるから、怪我人は一度こちらで預かって治療しよう。食事についても、こちらの厨房を使うと良い。食材にも余裕がある』
ビスケット「本当ですか!あ、でも食料は大丈夫ですか?僕達その…自重してもどうしても食べる量が…」
ソフィー『あら、遠慮しなくて良いのよ?食べ盛りの子たちに我慢をさせるなんて、私のプライドが許さないんだから』ウフフ
マルクル『ハウルさん、計算が面倒だからって毎回食料を食料庫ギッチギチに積んじゃうもんだから、航海の度に余った食料の活用法に頭を悩ませてる位だから、景気よく食べちゃってよ』
ハウル『足りなくて飢えるよりはマシじゃないか…』
ソフィー(壮年)『いくら拠点に高性能な肥料生成機と農業プラントがあるからって、どう頑張っても使いきれなかった食材をそのまま放り込むのは毎回罪悪感が大きいのよ?』
マルクル『薬の調合とか、”仕事”にはものすごい神経質なのに、そういう所はズボラなんだから…いや、僕も人の事言えないから強くは言えないんだけどさ…』
オルガ(あのソフィーって人、説教する時急に老け込んだ気がしたが…気のせいだよな?疲れてんのかな…) - 104二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 16:14:22
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- 105二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 16:15:06
…気のせいだオルガ、この仕事が終わったら休暇取ろうぜ
- 106二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 22:34:13
かつての呪いを完璧に使いこなしてる…
- 107ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/21(日) 01:36:55
翡翠隊員『馬鹿な…旗艦が…』
昭弘「…勝敗は決した。悪い事は言わねぇから投降し…ぐぅ!?」ガキィン!
過激派A『臆するな!元より我らは玉砕を覚悟の上で出撃した筈だ』
『全ては無念の討死を遂げたムスカ様の無念を晴らすために!』
翡翠隊員『ハ…ハッ!ムスカ様、万歳!!』ドワッ!!
昌弘「止まらねぇか…ったく、バカバカしいにも程があるぜ…!」
シノ「通常のグレイズも突っ込んできたな…お前ら!これ以上戦っても無駄死にだぞ!投降しちまえよ!」
過激派(一般兵)『ヒィ!や、やっぱりガンダムに勝てるわけ…』
翡翠隊員『止まるな愚か者!どこの派閥にも取り入る事も出来ずに宙に浮いていた貴様を拾って下さったA様の大恩を仇で返すつもりか!』
『役目を果たせ!宇宙ネズミを駆除しろ!』
一般兵『う、うわあああ!…ギャッ!?メインスラスターが…!』バババッ!…ガゴォン!
昌弘「オラ!これで言い訳ついたろ!投降しろ!」
一般兵『は…はいい…もう懲り懲り…ガッ!?』
ドゴォン!!
昭弘「昌弘!?」
デルマ「野郎!味方ごと昌弘を撃ちやがった!…オイ昌弘!しっかりしろ!」
昌弘「いてて…クソっ!機体がもうガタガタだ…ッ!」
翡翠隊員『役立たずめ!ネズミ1匹すら倒しきれんとは…だが、これで終わり…』
ミカ「終わりはお前だよ…!」
ガッゴォン!!…ズドォン!!
昌弘「三日月さん…助かった!」
ミカ「昭弘、昌弘引っ張って離脱して。シノとデルマは一般機を頼むよ」
昭弘「了解だ…スマン!」ガシッ!ドワッ!
シノ「おうよ!あの直線番長共は頼んだぜ!」
デルマ「悔しいけど、アレに追いつけるのはルプスアークだけみたいだしな。邪魔はさせねえ!」 - 108二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 06:56:18
後はこいつだけだ!
- 109二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:02:26
戦艦と違ってMSに乗っているのは1人だけ、さっきの旗艦と違って手加減は不要だ
- 110ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/21(日) 23:49:11
翡翠隊員1『バルバトス!相手にとって不足は無い!』ドギュゥン!
隊員2『鉄華団の悪魔め!我らの閃光にて滅するが良い!』ドギュゥン!
過激派A『諸君!フォーメーション・ジェイドランス!!』ドギュゥン!!
『『『我ら自身が、悪を穿つ槍となるのだ!!!』』』ズドォォォ!!
ミカ「ふっ…!」グワッ!!
隊員1『な、この速度に反応した…ガハァ!?』ガゴォン!!グシャァ!
隊員2『馬鹿な!?だ、だが!我らに追い縋ることなど…』
ミカ「行くぞ…バルバトス、ハシュマル!」ズオッ!ギュゥゥゥン!!!
過激派A『なぁ!?我らのグレイズが抜かれただと!?』
ミカ「潰す…!」グワッ!
過激派A『まだだ!合わせよ!』サッ!
隊員2『ハッ!』サッ!
ガキィン!(お互いに打ち合った反動でバルバトスの攻撃を回避)
ミカ「やる…!」
過激派A『落ちろォ!!』ゴォッ!!
ミカ「…見えてるよ」(ソードメイスを逆手に構え、その場で勢いよく回転)グワッ!!
隊員2『な…ぎゃあ!?』ズバァン!!
過激派A『ぬう!?』ガッキィン!!
ミカ「受けたか…」
過激派A『おおお…!こうもあっさりと我らのフォーメーションを…』メキメキ…!
ミカ「カルタの親衛隊の方がよっぽど鋭い突撃するし」
過激派A『うごご…まだだ…ムスカ様の仇…貴様を倒すまでは…!』 - 111二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 06:57:45
人間×悪魔×天使の奇跡の三位一体やぞ!
- 112二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 07:09:11
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- 113二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 13:11:17
ほしゅ
- 114二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 20:34:13
ほしゅ
- 115二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 01:35:49
ほしゅ
- 116ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/23(火) 05:21:00
過激派A『バルバトス!ムスカ様の仇を討つまで、私は…ぐあ!』ガキィン!
ミカ「・・・」ガキィン!ガゴォン!!
過激派A『がぁッ!む、ムスカ様こそ、ラピュタの強大な力で腐った世界を焼き尽くし、我らの創る新たな秩序の下に世界を統べる絶対王として君臨すべき救世主だったのだ!それを貴様らがァ!』
ミカ「・・・アンタ何言ってんの?」
過激派A『…何?』
ミカ「アイツは、最初から自分以外全員切り捨てる気だったよ?」
過激派A『何をバカなことを…』
ミカ「じゃあ、何でアンタ達はラピュタに連れて行ってもらえなかったの?」
過激派A『それは…』
ミカ「地球圏に居たら、ラピュタに焼かれるんでしょ?なのに置いてかれたって事は…」
過激派A『だ…黙れェ!』グワッ!!
ミカ「おっと」スカッ!
過激派A『そんな事はありえん!我らがどれほどムスカ様に尽くしたと思っている!』
『地球にゴリアテの潜伏先を用意し、各地に眠るMAを呼び起こして撹乱を行った!その過程で少なくない命を奪ったが…全てはムスカ様と創る新世界へ至るための致し方ない犠牲なのだ!』グワッ!
ミカ「 致 し 方 の な い 犠 牲 ?」ドクンッ…!
過激派A『うっ…!?』ビクッ!
ミカ「それを決めるのは…お前じゃないんだよ…!」
バルバトス『ウオォォォォォ!!!』ギュピィン!! - 117二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 12:22:40
散々やりたい放題やって、無関係の人達を巻き添えにしておいてこの言い草
この瞬間ミカの中では「こいつは4んでいいやつ」から「絶対に倒さないといけない敵」にランクアップだ - 118二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 20:22:52
ほしゅ
- 119二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 21:27:30
頭ブルコスかよ…
- 120ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/24(水) 04:07:41
過激派A『ひッ…わ、わが翡翠の閃光隊よ!残存機は早く合流を…』
ミカ「ッラァ!!」ゴォッ!!
ガッゴォン!!
過激派A『があ!?ぐっ…まだ』
シュビィン!ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!ズッバァン!!
過激派A『グワーッ!ひ、左腕が』
ミカ「叩く…!」グワッ!!
ドガガガガ!!バゴォン!ブチィ!!ズバァン!!!
過激派A『ゲホッ!ガハァ!?』
ガシィ!!メキメキメキ…!
『ゼェ…ハァ…こ、コックピットが…』ビーッ!ビーッ!メキメキ…!
ミカ「ねぇ」
過激派A『ヒィ!?』ビクッ
ミカ「アンタ、致し方ない犠牲とか言って散々人を潰してきたらしいけどさぁ…」メキメキ…!
過激派A『あ…ああ…!』ビーッ!ビーッ!
「命を奪われるって、どんな気持ちか…少しは解ってくれた?」メキッバキバキ…!
過激派A『わ…わかった…!降参する…だ、だから…』
ミカ「で、命乞いしてきた奴も居ただろうけど、アンタ、そいつらにした事、覚えてる?」
過激派A『な…ああ…!?』
(た、助けてGHの人!バケモノが来る!)(な、なんでこっちに…うわー!!)
(ま、待って下さい!あの戦艦を見てしまった事は誰にも口外しません!どうか、どうか命だけは…)(お願いします!私はどうなっても構いませんから、子供達だけは…あ…いやあああ!!)
過激派A『ああ…わ、悪かった!!もう抵抗しないから、い、命だけは…』
ミカ「・・・そういって来た奴の言葉、聞かなかったのはアンタだろ?」グワッ!
過激派A『ひ・・・ひぎゃああああ!!!』 - 121二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 06:00:46
まあ残当
- 122二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 06:54:07
あれだけ致し方のない犠牲()出しといて自分は殺さないでは通る訳ないんだよなぁ…
- 123ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/24(水) 12:22:48
ミカ「…ま、ここで握り潰すのは簡単なんだけどさ」スッ
過激派A『』ブクブク…
ドーラ『いいかいお前達。相手が悪党だろうが、可能な限り生け捕りにするのがアタシ達の流儀さ』
『理由かい?そうさね、例え悪党でも、反省して真っ当な生き方に戻るチャンスを問答無用で奪うのは寝覚が悪い。…ま、世間一般には悪党な海賊のアタシ等が言うのもおかしな話かも知れんがね』ガハハ!
『勿論、お前達に強制するつもりは無いよ。一番大事なのはお前達自身や護ろうとしてる奴さ。余裕が無けりゃ、そっちを優先しな』
ミカ「…今は、昔より余裕を持ってるからね」
オルガ『…ミカ、よく堪えてくれたな』
ミカ「オルガ、コイツはイオクに放り投げれば良いよね?」
イオク『うむ、感謝するぞ三日月君。彼にはまだ聞きたいことがある。これまでしでかした事の責任をしっかり取らせるつもりだ』
ミカ「わかった。…もう戦闘は終わり?」
オルガ『ああ。ジュリエッタが抑えてた残りの翡翠のナントカ共は、お前と一緒に来た…紅の豚だったか?アイツの真っ赤な百里が合流して一緒に片付けてくれたからな』
ミカ「ポルコの百里、すごい疾いんだ。ここに来る前にシミュレーターで対戦したんだけど、ラフタの百里とは全然違う。結局勝てなかったよ。お陰であの直線番長の動きは見切りやすかった」
ポルコ『なぁに、坊主相手は紙一重の勝ちってやつさ。俺も久しぶりに血が滾る良い勝負をさせてもらったぜ』 - 124二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 20:46:18
流血沙汰を避けられるなら避けるに越したことはないし、やろうと思えばいつでも「やれる」
鉄華団がこんなに余裕を持って戦えているのが感慨深い - 125二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:17:06
ここのポルコの顔は「どっち」なんだろう…
- 126二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:28:08
スレでの初登場時に豚マスクの男扱いだったから豚マスクを着けているだけでハードボイルドな渋メンかもしれない
- 127ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/25(木) 01:12:03
世間一般には豚マスクの男で通っているが、その真偽は彼の限られた友人のみが知る・・・
アドリア海に浮かぶホテルの女当主とかピッコロ・プレーンワークス社の若き女性設計主任とか…
ー過激派鎮圧から暫く経った鉄華団火星本部・食堂
オルガ「…平和だな」
ユージン「そりゃ、イサリビが長期間ドッグ行きのせいで業務縮小中だからな」
ビスケット「いやいや、それだけじゃなくて、あの過激派連中が今暴れてた最大規模の連中だったから、それを叩きのめした事で他の勢力に対する牽制になったってのもあるでしょ」
アトラ「お陰でマクギリスさん達が裏から手を回して組織を解体しやすくなってるってフミタンさんも言ってたしね」
オルガ「あぁ、フミタンさんで思い出したが、ノブリス・ゴルドンみてぇな悪どい商売してた武器商人も軒並み摘発されてるみてぇだな」(前スレ198さんの補完参照)
「…これでようやく、スーツの下に着込んでる防弾チョッキを脱いで街を歩けそうだぜ。正直重い・嵩張る・蒸れるの3重苦でよ…」
ミカ「駄目だよオルガ。これだけ名前の売れた民兵組織の団長なんて、命を狙われない方が不自然だし」モグモグ
オルガ「勘弁してくれよ…ま、何にしても、これでラピュタに関するゴタゴタには一つの大きな区切りが付いたと言って良いな」
ライド「あ、ここに居た。団長ー!」ガチャ!
オルガ「あん?なんかあったかライド?」
ライド「さっき方舟のドッグから、イサリビの修繕が完了したって連絡が来ました!」
ユージン「お、遂に終わったか!…この開店休業状態も終わりかぁ」
ライド「それでですね、試験航海も兼ねて地球に行かないかってドーラ姐さんから誘いも入ってます」
オルガ「姐さんから?…それってもしかしてよ…!」
ライド「ハイ!遂に2代目タイガーモス号が完成したんで、地球〜火星間航路で合流したらお披露目してやるって言ってました!」
ミカ「へぇ、気になるね」
オルガ「よし。今居る主要メンバーは直ちに宇宙に上がる準備をしろ!イサリビを迎えに行くぞ!」 - 128二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 07:56:50
ここまできて「止まるんじゃねぇぞ…」は冗談じゃないし念には念をだぞ団長…
- 129二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:11:42
ノブリスが退場して、銃後の方も落ち着いたようで何よりだ
少なくとも原作で銃弾を飛ばしてきたヤツは軒並み片付いた……が、名の売れた民兵の団長が無防備なのは問題だから防弾チョッキを外すのはおすすめできないわな - 130二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:19:21
マジでこれでキボウノハナーなんぞされたら作中世界の皆も視聴者(スレ民)も阿鼻叫喚だから
団長のみならず自愛を怠るんじゃねぇぞ… - 131二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 23:11:46
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- 132二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 06:58:01
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- 133二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 07:53:05
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- 134二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 16:33:18
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- 135ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/26(金) 16:54:49
ー地球・火星間航路
ユージン「ヒャッホーッ!流石はドッグ出たて!絶好調だぜ!」ズドォォォ!!
ダンテ「だからって阿頼耶識操舵でトバしすぎだって!」
ビスケット「ハハハ…まぁ、阿頼耶識操舵による戦闘機動試験だと思えば…」グワングワン
雪之丞『おーいユージン!この辺にしとかねぇと、せっかく直したエンジンが燃えちまうぞぉ!』
ユージン「へーい…っと、そろそろドーラ姐さんが指定した合流ポイントだな」
ライド「2代目タイガーモス号、どんな艦なんだろうな?」
昌弘「初代と同型艦なんじゃねぇか?ドーラ一家みたいなアウトローが調達できる艦なんて、装甲強襲艦くらいなモンだろ」
ダンテ「いや、姐さん位のコネがあれば、退役したハーフビーク級って線もあるぜ」
オルガ「…あれ、ちょっと待てよ?」
ビスケット「どうかした?」
オルガ「なんだっけな…なんか、廃艦予定の特殊な艦を横領した組織が、その艦を誰かに奪われて空中分解したらしいって話を小耳に挟んだ気がしたんだが…なんて艦だったかな?」
ビスケット「オルガってば、最近仕事が少なかったから、カンが鈍ってるね?」
オルガ「へへ…面目ねぇな…ん?」
メリビット「団長さん、進行方向より、エイハブウェーブを検知。戦艦クラスです」
オルガ「姐さんか?…一応警戒態勢を発令しろ」
メリビット「ライブラリー照合…え?これって…!?」
オルガ「メリビットさん?」
ビスケット「オルガ!正面のデブリの影から艦が出てきた!…アレって、スキップジャック?」
ユージン「いや、微妙に形が違う…それに、あんな茶色っつーか、錆鉄色してねぇだろ…?」
オルガ「ま…まさか…!?」
メリビット「識別…ゴリアテ級です!!」 - 136二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 17:16:30
オーマイガー!
……もしかして? - 137二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 21:22:40
まさかこれが!?
- 138二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 02:07:20
300年前の代物をレストアするのが罷り通るなら、そりゃあこいつもレストアできる…にしたって予測できるか!!
- 139二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 06:58:05
すげえよ姉さんは…
- 140ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/27(土) 07:39:35
オルガ「な!?あの艦は沈んだ筈…あ!例の廃棄された特殊な艦ってアレか!」
ユージン「どうすんだオルガ!?あんなのと正面から撃ち合ったら、確実にこっちが蜂の巣だぜ…!」
ビスケット「ちょっと待って!…やっぱりそうだ!あの艦、武装が殆ど付いてない!」
ダンテ「何?…本当だ。対空砲はそこそこあるが、主砲と呼べるような砲が無いぞ!」
オルガ「あの装備構成…嘘だろ?アレがそうなのか!?」
メリビット「団長さん。ゴリアテ級からLCSで通信です!」
オルガ「…繋げ」
ドーラ『ガハハ!驚いたかいお前達!』ブゥン!
ユージン「ドーラ姐さん!?ま、まさかその艦が…?」
ドーラ『そうさ!こいつがタイガーモス号2世さ!』
ダンテ「マジかぁ…って、ゴリアテ級は1番艦以外スクラップになったんじゃ無かったんです?」
オルガ「…例の横領された艦がアレだ。それを姐さん達が横から掻っ攫ったって事さ」
シャルル『いやー、先代よりでっけぇから部屋も広々だぜ』
ルイ『居住区が犠牲になったって言ってもよ、俺等位の人数で使う分には全く問題ねぇからな!』
ドーラ『奴ら丁度対空砲だけ艤装して、主砲周りはこれから手を付けるって段階だったからね。正にお誂え向きの獲物だった訳さね』
オルガ「なるほど…過剰な武装を丸ごと省略しちまえば、残ってるのはスキップジャック由来の莫大なペイロードと、重量軽減から得られる高機動力と燃費改善って訳だな」 - 141二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 14:36:07
- 142二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 21:35:58
薄汚れた軍から一本筋の通った義賊に主が変わるゴリアテくん。よかったね!
- 143ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/28(日) 00:17:37
原作でもドーラ一家は映画の後にゴリアテ級2番艦をぶんどって政府がもみ消しに奔走するっていうね…すげぇよドーラ姐さんは…
ドーラ「さぁて、早速地球に向けて出発と行こうかい!」
アンリ「オッケー…ん?ママ!シータに渡したホットライン用端末から通信が入ったよ!」チリリリリン♪
ドーラ「どれ?(ガチャッ)こちらドーラだよ。シータや、何か用かい?」
オルガ(相変わらず古風な受話器使ってるんだな…)
ビスケット(ドーラ姐さん、身の回りの物をアンティーク風の製品で固めてるからね。艦長席のキーボードもタイプライター風だもの)
シータ『あ、あの…おばさま…』
ドーラ「ん?どうしたんだいシータ、何だか上の空じゃないか」
シータ『あの…パズーに…』
オルガ(パズーに何かあったのか?)
シータ『パズーに…正式なプロポーズをされちゃいました…』ポヤー…
一同『・・・』
\ナ・ナンダッテェェェェ!?!?/
シノ「遂にやりやがったなパズーめ!」ヒャッホゥ!!
ユージン「マジかよあの野郎!」
シャルル「遂に…遂にこの時が来たんだなぁ!」ボロボロ
ルイ「嬉しいやらさみしいやら…」ホロリ…
ドーラ「これ!お前達一旦落ち着きな!!」喝!!!
一同『ハイ…』スン…
ドーラ「全くもう…シータや、夢うつつなのは分かるが、一度シャンとおし!人生の節目だよ!」
シータ『おばさま…』
ミカ「今ならいろいろ落ち着いてるし、いい機会じゃん。よかったね、シータ」
シータ『うん…!何だか、夢でも見てるみたいだったけど、おばさまの声と三日月の落ち着いた反応を聞いたら、夢じゃないんだって実感がやっと持ててきた気がするわ』 - 144二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 06:26:55
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- 145ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/28(日) 15:56:42
ドーラ「所で…結婚式の予定はどうなってるんだい?」
シータ『その…カルタお姉様とマクギリスさんがとても張り切って手配を進めていますので、程なく決まると思います』
オルガ「こうしちゃ居られねえ!イサリビ反転!これより歳星に進路を取る!」
ユージン「ちょ、なんだってんだ!?」
オルガ「パズーとシータの門出だぞ!俺達も礼服の新調位しなきゃ格好がつかねえ…!」
ドーラ「わかってるじゃないかオルガや。アタシ等も分までしっかり祝ってやりな」
ミカ「ドーラは行かないの?」
ドーラ「アタシ等海賊さ。流石にイシュー家の令嬢の結婚式なんて出られる訳が…」
シータ『その件なのですが…』
ドーラ「ん?」
シータ『無理を承知で、ラスタルおじさまにおばさま達も招待できないか相談したら、相応の身分を期日までに用意しておくから心配するな、と心強いお言葉を頂きました』
アンリ「身分を用意って…まさか、IDの偽装!?」
シータ『おじさま曰く、世の中には似たような顔の人は5人位は居るから問題無いと…マクギリスさんも同じような事を言ってました』ニガワライ
ドーラ「やれやれ、天下のギャラルホルンが大した事するじゃないさ!」ガハハ!
「ま、そういう事なら今回は借りを作っておくかね」
息子達『やったあ!!』
ドーラ「そうと決まったら、アタシ等は地球に行くよ!馴染みの仕立て屋に一張羅を注文せにゃならん!」 - 146二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 21:12:18
肉おじも粋なことするねぇ…
- 147ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/29(月) 04:24:56
ー時は更に流れてゴンドアの谷
\ガヤガヤ!/
オルガ「流石はイシュー家の令嬢の結婚式だな…身内に絞ってもすげぇ人数だぜ」
クーデリア「蒔苗先生も来たがっていたのですが…腰を悪くしてしまったとの事で、お花と祝電が届いていますね」
マクマード「いやぁ…誰かさんの顔を見たら、古傷が開きかねないからじゃないかねぇ」ニヤニヤ
ドーラ「ヒヒヒッ!何の事かさっぱりだねぇ。あたしゃタダのしがない古美術商さね」
ミカ「色んな人が呼ばれてるんだね…あ、採掘衛星の親方達だ」
アトラ「知ってる人?」
ミカ「パズーが働いてた採掘衛星の人達だよ」
親方「お、MSの坊主じゃねぇか。久しぶりだな」
ミカ「久しぶり、親方。女将さんとマッジも2年ぶり」
マッジ「あー、MSの兄ちゃんだぁ!」
女将「三日月くん、久しぶりだね。パズーが世話になってるよ」
「おや、その娘は…三日月君の彼女かい?」
アトラ「ふえ!?あ、あの…私は…」
ミカ「アトラは俺の大切な家族だよ」
アトラ「み、三日月…!」カァァ…
女将「あら…素敵ね!」
親方「にしても…なんつーか、俺達場違いにも程があるんじゃねぇか?」
ミカ「こういう集まりで、両親が元気なら呼ぶのは当然じゃないの?」
名瀬「フ…三日月の言う通りだな。あなた方は、パズーを立派な男に育て上げた素晴らしい両親ですよ」
親方「名瀬…へへッ…!」グシグシ - 148二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 07:19:18
親方が背中を押してくれたから始まった物語だしな!
- 149二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 14:24:09
親方も来てくれた…!
- 150二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 21:59:52
ほぼ全キャラ集合…寂しいけど本当の「終わり」が見えてきたな…
- 151ドーラin鉄血1話SSとかの人25/09/30(火) 04:12:52
フミタン「お嬢様、クラリス陛下がお見えになられました」
クーデリア「ありがとうフミタン。では、私は陛下にご挨拶して来ますね」
マクマード「おっと、俺も挨拶しとかねぇとな。じゃ、また後でなオルガ。それと、”古美術商のアラドさん”」
ドーラ「あいよ。にしても、この偽名はどうにかならんもんかねぇ」
オルガ「ドーラ(DORA)を反対に読んだだけですからねぇ」
ラスタル「変更は受け付けんぞ。用意するのも手間だったのだからな」ヌッ
オルガ「うお!?エリオン公!(急に出てこないでくれよ心臓に悪い)」ビクゥ!
ドーラ「ヘイヘイ、正直お前さんに借りを作るのは気が進まんが、今回は素直に感謝しとくよ」
ラスタル「何、かわいい姪っ子のような娘のささやかな願いを叶える為だ」ハッハッハッ!
イオク・ガエリオ(来賓と談笑中)
ジュリエッタ「イオク様、以前からああいう応対は割と得意な方でしたが、最近はますます様になってきた気がしますね」モグモグ
アイン「そう…なんですかね?…所で、警備中にパンをかじるのはどうかと思いますよ?」
ジュリエッタ「ここのパンが美味しいのがいけません」モグモグ
???「ハッハッハ。確かにこの屋敷に納品されるパンは絶品だ。私もすっかり好物になってしまってね」
ジュリエッタ「そうですとも!…って、どちら様です?お召し物から察するに、このお屋敷の守衛の方ですか?」
アイン「な・・・!貴方は!」ガタッ!
クランク「久しいな、アイン。息災で何よりだ」
アイン「ク…クランク二尉!!お久しぶりであります!!」ビシィ!!
ジュリエッタ「うわっ!きゅ、急にどうしたんですかダルトン三尉!?」ビクゥ!
クランク「こらこらアイン、私は”元二尉”だぞ」 - 152二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 10:05:29
決闘に敗れた後、「本当に責任を感じているなら、生きてこの子らに贖罪を果たせ」(要約)とドーラの叱責と共に治療されて生かされる。
ノコノコ戻れば粛清されるのは目に見えてるので、事が済むまでは鉄華団で匿う事に。
その間はデクスターと年少組の見ていた。
↓
アインの暴走劇をシノらの証言や本人の口から知り、1期~2期までの空白の期間で再会した際に叱責する。
とはいえ自分の軽率な行動が原因だったのは間違いなかったので、一通り説教した後にアインと改めて鉄華団の面々に深く謝罪。
この世界のクランク二尉の大まかな来歴はこんな感じか
それにしてもいつの間にゴンドアの谷に来てたんだろう? 口振りからして結構ここにいるみたいだし - 153二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 18:51:26
- 154二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 21:44:47
厳しいけど本編じゃあやさしい"だけ"の人って評価だからなクランク二尉…ここでは生きてアイン共々改めてくれてよかったよ
- 155ドーラin鉄血1話SSとかの人25/10/01(水) 05:35:03
(自分の除隊と引き換えに鉄華団に便宜を図った線で行こうと思ったけど、よく考えなくても一介の二尉にそんな権限無いよね)
アイン「し、失礼しました!…所で、クランクさんは何故この屋敷で守衛を…?」
クランク「君に説教した後、熱りが冷めたので鉄華団から離れた私は、この国の警察に再就職したんだ。なるべく静かに暮らしたかった事もあって、この村の派出所勤務に回してもらった。僻地すぎて誰も行きたがらなかった事もあって、すんなり希望が通ってね」
「私が来た頃には、シータさんは既に行方不明になってかなり時が経ってしまっていたから、皆とても落ち込んでいた…元ギャラルホルンである私に敵意を向ける人も居たよ」
ジュリエッタ「それは貴方のせいでは…」
クランク「仕方の無い事さ。彼らから見れば、私もシータさんを攫った怪しい集団と同じGHの元軍人なのだから」
「ただ…あのパン屋の夫妻は、最初から私を庇ってくれた。『そもそもあの集団か本当にGHの軍人だったかすらよく分からないのに、この人に当たるなんて間違ってる!』とね。…あの時は本当に嬉しかった」
「夫妻に報いる為、そして村人に信用してもらう為に色んな事をやったよ。警官の業務以外にも、壊れかけの風車を直したり、脱走したヤクを探して捕まえたり…大変だったが、村人の信頼を得られて本当に嬉しかったし、こう言うのも何だが、充実した日々だった」
「その後、シータさんが例のMSの回収の為に帰郷した際にファリド准将達とも再会して、一連の事件の概要を聞いて本当に驚いた…君の活躍を聞けたことは嬉しかったがね」
アイン「いえ、自分はそこまで…」
クランク「謙遜する事はない。あの時の私が出来なかった事を成し遂げた…本当によく頑張ったな、アイン」
アイン「…恐縮です。クランクさん」
クランク「その後、この屋敷を含めた施設の運営にあたり、元GHという経歴を買われてここの守衛にならないかと誘われてね。村の派出所も後任が見つかった事もあってこちらに移り、今に至るという訳さ」
アイン「そうだったのですか…」
クランク「結局GHに近しい所に戻って来てしまうとは、人生はどう転ぶか分かったものではないな」 - 156二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 11:53:19
秩序と統治が行き届いてるはずの地球の片田舎でさえ、ギャラルホルンの構成員が子供の生活を脅かしていると知った時はショックだったろうな…
それでも絶望せず、ただ命を差し出すんじゃなくて、できる最善手を尽くして、信頼を勝ち取って村の一員に認められるに至ったクランクもまた変われた人なんだよね