内なるライトオ「私に走らせなさい」

1二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 10:52:56

ライトオ「なるほど、トレーナーに直線を光の如く走る姿をもっと見せたいと。同感です。私も見せたい」

内なるライトオ「私が身体の主導権を握った暁には、光すらも置き去りにする速度をお見せします」

ライトオ「待て、それは聞き捨てなりません。いくら私とはいえ私の方が速い」

内なるライトオ「所詮身体を持つ者には限界がある。思考の存在である私の方が速い。新幹線だってそう」

ライトオ「なんだと貴様、表に出ろ。白黒はっきりつけてやる」

ライトオ「トレーナー、今から私が私と勝負しますからどっちが勝ったか判定してください。えっ、ではありません、すぐに準備しましょう」

ライトオ「はぁ……はぁ……どっちが勝ちましたか？」

ライトオ「ど、同着？何を寝ぼけたことを、ちゃんと見ていましたか？良い歳してお昼寝が必要ですか？」

ライトオ「同じ身体だから？なるほど、それは盲点でした」