- 1二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 21:30:24
仮面ライダーガヴIfストーリー 「はぴぱれwithハンティーand Othersの事件簿シリーズ」第4弾です!
とりあえず見たことなかったら下のURLから過去作を見て!
仮面ライダーガヴIfストーリー 「はぴぱれwithハンティーand Othersの事件簿」 | Writening第一弾「はぴぱれwithハンティーが不倫の調査」(閲覧注意⚠️) 前編… https://bbs.animanch.com/board/5415836/ 後編… https://bbs.animanch.com/board/5453826/ ※1番これが平和なネタかもしれん… 第二弾「はぴ…writening.net - 2スレ主25/09/04(木) 21:31:34
レギュラー ※オリジナルキャラも含む
(はぴぱれ)
ショウマ/仮面ライダーガヴ…お菓子大好きなグラニュートと人間のハーフ青年。グラニュートによる人間の被害を防ぐため、お菓子の力で戦う!
辛木田絆斗/仮面ライダーヴァレン…フリーライター。グラニュートの器官を移植されて戦う力を得た。根性が取り柄。
ラキア・アマルガ/仮面ライダーヴラム…闇菓子撲滅に力を入れるグラニュート。性犯罪と不倫と闇菓子は大嫌い。ダルいが口癖。
甘根幸果…はぴぱれ社長。人を幸せにするため、なんでも屋の仕事をしている。ショウマ達の手助けをする。 - 3スレ主25/09/04(木) 21:32:40
(ナカ高仮面ライダー部)
ジープ/仮面ライダービターガヴ…リゼルの夫。男娘。私立中田高校の一年生。ショウマへの復讐心を断ち切る。弓道部と兼部している。ユリ子とは親友。
リゼル/仮面ライダーベイク…大統領ボッカ・ジャルダックの娘でジープの妻。私立中田高校の一年生。ユリ子とは親友。軽音部を兼部している。
ローズ/仮面ライダーピンキーガヴ…私立中田高校一年生になった、体年齢18歳のピンク髪の女の子。ショウマと同じくグラニュートと人間のハーフであり、人間に手を出すグラニュートを潰すため戦う。バイトしながら、ゆかりの家に居候している。テニス部を兼部している。
鈴木ゆかり…私立中田高校3年生で生徒会長。メガネっ娘。ローズとは仲良し。テニス部を兼部している。
伊吹ユリ子…私立中田高校一年生でポニテが似合う女子。ジープ、リゼルとはズッ友で、放課後はよく2人と遊んで帰る。軽音部を兼部している。
高橋健介…私立中田高校3年生で金髪の少年。軽音部部長をやっている。時折カッコつけて、女子から冷たい目線を浴びる。ゆかりに少し気があるようで…
若林徹…ナカ高仮面ライダー部の顧問。1年C組の担任で家庭科教師。幸果の恩師でもある。ビジュはトトロの日下○。 - 4スレ主25/09/04(木) 21:33:48
(竹井修理工房)
ニエルブ…ストマック社の元技術担当。現在記憶喪失。自分がグラニュートであることすら覚えていない。
サンドリヨン・ロベール…長めの出張から帰ってきた竹井修理工房の職人。ニエルブと知り合いのようだが…? 子供相手にまで敬語を使う一面がある。
竹井すみれ…竹井修理工房の新社長。
竹井るり…末っ子。小学一年生。ゴチゾウ大好き。久しぶりのサンドリヨンの帰還に喜んでいる。
竹井りょうま…次男。小学五年生。ガキのくせにかわいい彼女がいる。純愛主義者。
竹井竜平…長男。中学三年生。ラキアを尊敬してるらしい。志望校は私立中田高校(つまりナカ高)。
竹井平吉…竹井3兄妹の祖父。元ナショナルの工場勤務。確かな技術を持っていて、町の小さな修理工房ですみれに雇われている。ベイクマグナムとブレイクッキーゴチゾウを復元した経験がある。
竹井桜…平吉の妻で竹井3兄妹の祖母。平吉の行動を後押しをする言葉をかけることが多い。 - 5二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 21:36:36
たて乙です!
- 6スレ主25/09/04(木) 21:56:18
(ゲストキャラクター)
イースト・ステープル…グラニュートの富裕層。弱肉強食思想を持っており、貧民からはよく思われていない。ボッカがいなくなった今、次の大統領候補ではと言われている。後継候補は息子のパイシースにするつもりらしい。
ワーサ・ステープル…イーストの妻。息子のパイシースを溺愛しており、病気となってしまったステープルを心配している。
パイシース・ステープル…イーストの息子で長男。強い体に生まれたため、両親からは甘やかされており、性根も腐っている。つい先日、心臓移植が必要となる病気になってしまった。
グーラ・ステープル…イーストの娘でパイシースの妹。臓器以外が弱い体に生まれてきてしまったため(※)、両親からは虐待を受けていた。頭はかなり良いが、それでも両親には見向きもされない。8年前に行方不明になっている。
レディメイド…イースト、ワーサ、パイシースが出せる眷属。1人につき、1体しか召喚できず、ダメージを受けて消滅するまでは再召喚できない。その代わりに単体の能力はバトラーよりも強い。しかも、召喚主の指示なしで最適な行動をとる上、召喚主と同じ能力が使える。
※なお、人間界基準では、オリンピックに出れるくらいの身体スペックです。 - 7スレ主25/09/04(木) 21:57:37
とりあえず明日から書き始めます!
保守お願いします! - 8二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 22:03:18
別ベクトルのクズ…?
保守 - 9二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 22:06:23
朝になったら、モチーフと名前の由来頼む〜!
- 10二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 22:11:59
うめ
ついにニエルブに焦点が当たった回が... - 11二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 02:28:02
このレスは削除されています
- 12二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 02:29:04
1弾の狂った状態だった2人が凄い成長しているの好きだ…後々破滅していくのかなと思ったけどそんな事無くて良かった
- 13スレ主25/09/05(金) 05:23:45
ステープル家の名前の由来、モチーフ
ステープル…英語で「主食」の意
イースト…スイートを並べ替えた。
ワーサ…サワーを並べ替えた。
パイシース…スパイシーを並べ替えた。
グーラ…ラテン語で「暴食」の意。グラニュート界では忌み名である。
イーストのモチーフ…ハイエナ
ワーサのモチーフ…タカ
パイシースのモチーフ…白アリ
グーラのモチーフ…モルフォチョウ
- 14スレ主25/09/05(金) 05:33:22
前回のあらすじ
闇菓子問題に一区切りつけたショウマ達。
しかし、竹井修理工房にて、ニエルブが記憶喪失になり… - 15スレ主25/09/05(金) 05:55:11
(ショッピングモールへ行くジープ、リゼル、ユリ子)
ジープ「3人で買い物か〜! なんか食べる? サーティーワンアイスクリームとか美味しそうだわ〜!」
ユリ子「まずはリゼルちゃんの服が先! 旦那さんだから、しっかりしたの選んであげなさいよ!」
リゼル「ジープのセンスに期待してるわ〜❤️」
(ユニクロ)
ジープ「(リゼルに似合いそうなのか…青い服がいいよね…)」
(リゼルが期待の眼差しでジープを見ている。)
ジープ「…これとかどうかしら?」
ユリ子「試着してみて! リゼルちゃん!」
(試着後)
リゼル「どうかしら…? 似合ってる…?」
ジープ「あ、あーれ? なんかちょっと違和感が…」
ユリ子「髪型の問題かも!」
(リゼルの髪の毛をいじるユリ子)
ユリ子「よし…これで…」
ジープ「似合ってるじゃないの、リゼル💙」
リゼル「かわいい…これ買いましょう!」
(↓試着&ヘアスタイル変更後) - 16スレ主25/09/05(金) 06:09:39
(ローズのバイト先のココス、スタッフルーム)
ローズ「店長さん! 店長さん! この店が潰れるって本当なんですか?!」
店長「ああ…客も少ないからねえ…バイト先は新しく見つけてくれ…」
ローズ「嘘でしょ…」
(ゆかりの家)
ローズ「ただいま!」
ゆかり「おかえり! 聞いたわよ! バイト先潰れるんだって…」
ローズ「ゆかりのところに居候するからには、バイトして少しでも迷惑かけないようにと思っていたのに…」
ゆかりの母「うーん…じゃあ、最近2人でよく通ってる、はぴぱれがいいんじゃないかしら!」
ゆかり「それがいいわね!」
ローズ「その手があったか…! 履歴書持って行ってきます!」
(ゆかりの家を出る) - 17スレ主25/09/05(金) 06:27:51
(はぴぱれ)
幸果「え! マジ! ウチでバイトしてくれるの!?」
ショウマ「やった! 人手が増えた〜!」
ラキア「ダルい仕事はローズに任せようかな?」
ローズ「ちょっとちょっと、ラキアさんも働いてくださいよ!」
幸果「そんなことするんだったら給料あげないよっ!」
(みんなで笑い合う)
(勢いよく、はぴぱれのドアが開く)
絆斗「大変だ!」
幸果「うおっ! だからノックくらいしろし!」
(絆斗の頭をぶん殴る)
絆斗「イテっ! ていうか聞いてくれよ!」
ラキア「声がでかいぞ。落ち着いて話せ。」
絆斗「ニエルブの野郎が…記憶喪失になって…竹井修理工房で働いてるんだ…!」
(一瞬の沈黙)
ショウマ、幸果、ラキア「ええええええええ!?」
幸果「ちょ! 竹井さんが危ないよ!」
ショウマ「記憶喪失?!」
ラキア「なんの因果でこうなるんだよ…ダルっ!」
ローズ「たしかニエルブさんって、ランゴさんに吹っ飛ばされて『はーひふーへほー!』ってなった人ですよね…?」
絆斗「ああ…だけど、まさか記憶喪失になってるとは思ってなかった… 平吉さんに、『こいつの記憶を蘇らせてほしい。化け物なのは知ってるけど、うちの長い間働いてる職人が頭下げてきたもんだから…、お願いできるか?』って…」
ショウマ「…多分、その職人は闇菓子中毒なのかな…?」
ラキア「それも調査しなきゃ、何もわからない。」
絆斗「じゃあ、社長! ちょっとショウマとラキア借りるぜ!」
3人「行ってきます!」
幸果「行ってらっしゃい!」 - 18スレ主25/09/05(金) 07:44:03
なんか眷属の設定だけおかしかったから書き直す。
(ゲストキャラクター)
イースト・ステープル…グラニュートの富裕層。弱肉強食思想を持っており、貧民からはよく思われていない。ボッカがいなくなった今、次の大統領候補ではと言われている。後継候補は息子のパイシースにするつもりらしい。
ワーサ・ステープル…イーストの妻。息子のパイシースを溺愛しており、病気となってしまったステープルを心配している。
パイシース・ステープル…イーストの息子で長男。強い体に生まれたため、両親からは甘やかされており、性根も腐っている。つい先日、心臓移植が必要となる病気になってしまった。
グーラ・ステープル…イーストの娘でパイシースの妹。臓器以外が弱い体に生まれてきてしまったため(※)、両親からは虐待を受けていた。頭はかなり良いが、それでも両親には見向きもされない。8年前に行方不明になっている。
レディメイド…イースト、パイシースが出せる眷属。1人につき、1体しか召喚できず、ダメージを受けて消滅するまでは再召喚できない。その代わりに単体の能力はバトラーよりも強い。しかも、召喚主の指示なしで最適な行動をとる上、召喚主と同じ能力が使える。
※なお、人間界基準では、オリンピックに出れるくらいの身体スペックです。
- 19スレ主25/09/05(金) 08:25:06
(数日前)
サンドリヨン「待ってください! この人は化け物だけど悪い人じゃありません!」
竜平「どういうこと?」
りょうま「危ないって!」
サンドリヨン「話を聞いてください…実は私も…お腹に口がついているんです…」
(自分のお腹を見せる)
(そしてミミックデバイザーからミミックキーを抜く)
(モルフォチョウのような美しい怪物の姿を見せる)
るり「サンおねえちゃん…」
桜「…まさか…実家からサンドリヨンちゃんを逃がしたっていうのは、このニエルブっていう子なのかい?」
サンドリヨン「はい…」 - 20スレ主25/09/05(金) 09:11:17
すみれ「え…怪物がサンドリヨンさんに化けたんじゃ…?」
平吉「そうだな…じゃあ、俺の質問に答えてもらうだ↗︎。」
サンドリヨン「………」
平吉「おめえが俺ら竹井家に会ったのは何年前だ↗︎?」
サンドリヨン「8年前。」
平吉「そのとき、るりは生まれていたが↗︎?」
サンドリヨン「いいえ。」
平吉「俺らが身元がバレないように名付けた、サンドリヨン・ロベールの由来は↗︎?」
サンドリヨン「サンドリヨンはシンデレラから、ロベールは桜さんが適当にスマホで調べて苗字にしてくれただけです!」
平吉「…この目の前にいる怪物はサンドリヨンで間違いねえ↗︎。」
るり「これが、サンおねえちゃんのほんとうのすがたなんだ…。」 - 21スレ主25/09/05(金) 13:07:35
ニエルブ「僕も…こんな姿なんですか…?」
サンドリヨン「いいえ、グラニュートも人間と同じで様々な姿があります。」
ニエルブ「そう…なんですね…」
(サンドリヨンが人間の姿に戻る)
サンドリヨン「きっと…ニエルブさんの記憶は蘇らせます…!」
るり「わたしもてつだう!」
りょうま「俺も協力するよサン姉ちゃん!」
竜平「そうだな…ここはラキア兄さん達の力を借りるのがいいと思う!」
ニエルブ「自分が怪物だって言ったら信じる人って、そうそういるのかな…?」
平吉「あの人らは知ってるだよ↗︎。 ところでだが…体調が良くなったら、俺らの仕事を手伝ってくれねえが↗︎?」
ニエルブ「どんな仕事ですか…?」
すみれ「うちは電化製品とかの修理をする場所なんです!」
桜「素人には難しいよ〜。」
ニエルブ「…なんだか面白そうです!」
サンドリヨン「…平吉さん! ニエルブさんになんか修理させてみてください! 彼はあっちの世界では技術者なんです!」
平吉「そうなのか↗︎? じゃあ、このラジカセの修理をお願いするだ↗︎。」 - 22スレ主25/09/05(金) 13:19:56
(そして現在…)
ニエルブ「修理完了だ〜!」
サンドリヨン「やっぱり…記憶は失っても技術は失ってませんね!」
平吉「ハッハッハ、その頭脳と器用さと技術は立派な武器だよ↗︎!」
ニエルブ「ん……ちょっと待って…」(ニエルブが何かを思い出そうとしている)
(ニエルブの回想)
デンテ「ほ〜! ニエルブは器用じゃのう!」
ニエルブ「ホント! ありがとう、デンテおじさん!」
デンテ「その器用さは将来、きっと立派な武器になるはずじゃ!」
(記憶が途切れる)
ニエルブ「デンテ…おじさん…?」
竜平「なんか思い出したんですか?!」
ニエルブ「僕は多分…デンテという人と知り合いだ…。」
りょうま「重要な手がかりじゃねえか!」
るり「デンテってだあれ?」
ニエルブ「おじさん…。」
るり「それだけじゃわかんないよ…」
平吉「まあ、名前が出ただけでも、良かったじゃねえか。」
桜「とりあえず、このラジカセの動作確認してみるよ、すみれさん! なんかCDある? 私持ってないんだよ!」
すみれ「はい! あ、FantasticsのCDあります!」
桜「持ってきとくれ〜!」
(FantasticsのCDを再生する。)
ラジカセのスピーカー「Shake it off もう振り払って信じてくれる君のため Shake it offもう止まれないさ ギリギリのせめぎ合いをFocus on」
桜「ニエルブさんすごいわね〜! しっかり修理できてるよ!」
ニエルブ「…お褒めいただき光栄です!」 - 23スレ主25/09/05(金) 13:30:05
(ショウマ、絆斗、ラキアが竹井修理工房に入る)
ショウマ、絆斗、ラキア「こんにちは〜!」
平吉「辛木田さん↗︎!」
竜平「ラキア兄さん!」
るり「ゴチゾウちゃーん!」(目を輝かせている。)
絆斗「こんにちは平吉さん! お元気そうで!」
平吉「まだまだ現役だ↗︎!」
ラキア「あれからどうだ? 竜平。」
竜平「みんな元気で幸せに暮らしてます! 最近出張してたサンドリヨン姉さんも帰ってきたし!」
ショウマ「サンドリヨン…?」
るり「わたしがうまれるまえに、ここで、はたらきはじめたんだって! わたしがちいさいころから、いっしょにあそんでるの!」
ショウマ「素敵なお姉さんだね!」 - 24スレ主25/09/05(金) 13:39:54
るり「それと、おじいちゃんにたのんで、グミのゴチゾウつくってもらったの! きて〜!」
(6匹のゴチゾウが来る。)
るり「ひだりから、グミたろう、グミじろう、グミさぶろう、グミこ、グミはち、グミごろう!」
グミたろう(ポッピングミ)「(へ〜、この人もゴチゾウの仲間がいるのか…)」
グミじろう(キッキングミ)「(るりさんより可愛い…?)」
グミさぶろう(パンチングミ)「(いや、るりさんの方が可愛い!)」
グミこ(ピーチポッピングミ)「(全く、比べる相手が悪いわ! いつだって女の子は男より可愛いのよ!)」
グミはち(ハチミツポッピングミ)「(後でるりさんに謝れよ、グミじろう。)」
グミごろう(スパーキングミ)「(というわけだ! お前はるりさんの下なんだよ!)」
るり「かわいいでしょ?」
ショウマ「う、うん!」
絆斗「さて、本題は…」
ラキア「ニエルブのことだな。」
ショウマ「俺たちはニエルブさんの知り合いです!」
ニエルブ「そうなんですか!? 僕は一体どういう人なんですか? 教えてください!」 - 25二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 15:44:37
このレスは削除されています
- 26二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 15:46:16
このレスは削除されています
- 27スレ主25/09/05(金) 15:49:08
何度も修正すまん
ショウマ「ニエルブさんは…ストマック社っていうところで働く技術者なんだ。」
絆斗「そこで、あんたは闇菓子っていう、人間を材料にしたお菓子を作っていたんだ…。」
ニエルブ「闇菓子…?」
平吉「人間を材料にした…お菓子だって↗︎?」
ラキア「ほとんどのグラニュートはそんなもの食わないけどな。」
桜「悪い人だったのかい…?」
絆斗「…それは…俺の認識では悪人だけど…頭下げた職人のサンドリヨンさんに、聞いてみた方がいいかもしれねえ。」
ラキア「ニエルブをそんなに庇う理由は何だ? 闇菓子か?」
サンドリヨン「闇菓子なんて聞いたこともないですよ! ニエルブさんから聞いたのは、人間界という世界があるということだけです!」
ショウマ「つまり…バイトじゃないってこと?」
サンドリヨン「…私、グラニュート界にいた頃は、バイトすら許されませんでした。家事ばかり押し付けられてたので…」
絆斗「…まさか…ニエルブは、サンドリヨンさんを別の目的で人間界に送り込んだのか…?」
ショウマ「…とりあえず、もう少しサンドリヨンさんの話を聞いてみよう。」 - 28スレ主25/09/05(金) 17:48:14
サンドリヨン「私は…ニエルブさんとは小学校からの友達で…。体の弱い2人でコンビ組んでました。」
ラキア「…? 普通に元気そうだが…」
サンドリヨン「あ、臓器の状態は健康そのものなんですよ。運動神経がかなり弱いんです…。人間でいうオリンピック選手くらいしかないんです…。」
ニエルブ「僕も体が弱いんですか…?」
サンドリヨン「うん、おじいさんに罵倒されてると愚痴をこぼす時が多かったです…。」
ショウマ「おじいさんに当たるストマック社の社長って…」
ラキア「たしかゾンブだ。」
ニエルブ「ゾンブ…?」
(ニエルブの回想)
ニエルブ「ハアハア…待って、おじいちゃん…」
(転ぶ)
ゾンブ「まったくニエルブ…お前は母親に似て、体の弱い…。なんの役にも立ちそうにないな。ランゴとグロッタを見習え!」
(記憶が途切れる)
ニエルブ「…ゾンブも知ってるかも…!」
竜平「祖父はどんな人でしたか?」
ニエルブ「多分…クズジジイだ…! 運動神経絶対主義の…!」 - 29スレ主25/09/05(金) 18:11:51
絆斗「サンドリヨンさんはどうして人間界に行ったんだ? どうやら家庭環境が原因みてえだが…」
サンドリヨン「………」
平吉「やめとけ絆斗さん↗︎! 彼女にそれを話させるのはあまりにも酷すぎるだ↗︎!」
ラキア「言った方がニエルブが記憶を取り戻すのも早くなるかもしr…」
(桜がラキアを睨んでいる!)
(ラキアは怖気付く…)
竜平「ラキアさん、俺らにもサン姉ちゃんの家出の理由は聞かせてもらえないんだ。」
ラキア「…そうか。」
ショウマ「…じゃあさ…明日から、ニエルブと縁のある場所、巡らない?」
ニエルブ「ううん…朝ならいいですよ! 夕方からは鳩時計の修理をしなくちゃいけないんです。」
サンドリヨン「私も連れて行ってください!」
絆斗「もちろん! いいぜ!」
ショウマ「じゃあ…バイバイ! ニエルブ兄さん!」
ニエルブ「兄さん…?」
ショウマ「あっ…! ニエルブさん、また明日!」 - 30スレ主25/09/05(金) 19:15:58
(ユリ子の家)
ユリ子「いや〜買ったね!」
リゼル「ジープ全く服を買わなかったわ!」
ジープ「私は元からサーティーワンアイスだけが狙いだったのよ!」
ユリ子「そういえばさ、ジープくんとリゼルちゃん、屋上で学校SEXしてたでしょ? あれからリゼルちゃん妊娠したの…?」
ジープ「私達さ、ユリ子に見つかるまではかなりの頻度でやってたのよ。」
リゼル「しかも激しかったのに…妊娠しなかったのよ… それからは、ユリ子がSEXされて自殺しかけたから、ユリ子のいるところでSEXをしようと思えなくて… それとあと、本格的に学生になったから…」
ユリ子「ああ大丈夫よ!? 別に私がごうかんされなきゃ、大丈夫だから! …でも、そこまでやって妊娠しないのは流石に不妊症を疑った方がいい気がするな…。」
ジープ「うーん、一旦グラニュート界に里帰りかしら…」
(ジープの電話が鳴る)
ジープ「ショウマからね。」
(電話に出る)
ジープ「もしもし?」
ショウマ(スピーカー越し)「ジープ兄さん聞いてくれ、ニエルブ兄さんが記憶喪失になったんだ!」
ジープ「え!?」
ショウマ(スピーカー越し)「それで、今ニエルブ兄さんは、竹井修理工房で雇われるんだって! 明日からニエルブ兄さんを連れて、記憶を取り戻せるようにいろんなところを巡るよ!」
ジープ「分かったわ! じゃあ明日竹井修理工房集合でいいわね?」
ショウマ(スピーカー越し)「うん!」
(電話を切る)
リゼル「話は聞いたわよ。でも…明日は行けないわ…」
ユリ子「部活があって…」
ジープ「大丈夫、私1人でもどうにかなるわ!」 - 31スレ主25/09/05(金) 20:49:48
(はぴぱれ)
幸果「おかえり! ウマショー! ローズに仕事たくさん教えたよ! 最初のウマショーより器用だった!」
ショウマ「そうなんだ! ローズすごいなあ。もう帰っちゃったの?」
幸果「うん、もうゆかりんの家へ帰ってる。」
(ゆかりの家)
ローズ「いや〜無事バイトできた〜!」
ゆかり「良かったじゃないの、ローズ!」
ゆかりの父「なんか変わったこととかあったのか? ローズちゃん。」
ローズ「あ〜、なんかこの前の戦いの協力者の人が記憶を失っちゃって。」
ゆかり「え、誰?!」
ローズ「ニエルブ。」
ゆかり「ニエルブ…たしかショウマさんのお兄さん…」
ゆかりの母「それは気の毒ね…」
ゆかりの父「俺らも闇菓子っていうのにされかけたからなあ…」
ローズ「びっくりしましたよ! ヒトプレスの中に、ゆかりの父さんと母さんが入ってたんですから!」
ゆかり「後で聴いた時ゾッとしたわ… それはそうと、私も余裕ができる日に竹井修理工房行ってみようかな…」 - 32スレ主25/09/05(金) 21:04:08
(竹井家、食事の時間)
一同「いただきます!」
竜平「そういえば、ニエルブさんって、ゾンブっていう知り合いのこと、『運動神経絶対主義のクソジジイ』って言ってたじゃないですか。 何されたかまでは覚えてるんですか…?」
ニエルブ「確か…『まったくニエルブ…お前は母親に似て、体の弱い…。なんの役にも立ちそうにないな。ランゴとグロッタを見習え!』と言ってたな…」
りょうま「ランゴとグロッタって…?」
ニエルブ「うーん…それはまだ思い出せない…」
サンドリヨン「ニエルブさんの兄と姉です! ニエルブさんの家に行くたびに嫌な顔をされました…」
すみれ「何だか…グラニュートの世界って運動神経の弱い人に、とことん冷たいんですね…」
るり「サンおねえちゃんかわいいのに…、いじめるひとはなにをかんがえてるの?」
サンドリヨン「…本当ですね…。 頭がいいだけじゃ褒められない世界なんて、くそくらえです!」
平吉「サンドリヨンちゃんはずーっとここにいて、幸せに暮らしてくれたらええ↗︎。」
桜「でも…もうアンタそろそろ三十路じゃろ? 結婚は考えとるのかい?」
サンドリヨン「結婚か…」
竜平「適任がいるじゃん!」
(ニエルブを指差す)
ニエルブ「え…僕!?」
サンドリヨン「ニエルブさんと…」(顔を赤くする)
すみれ「いいんじゃない?」
(数秒の沈黙)
(サンドリヨンが食事を一気にかきこむ。)
サンドリヨン「ごちそうさまでした! 風呂入ります!」 - 33スレ主25/09/05(金) 21:06:07
オリジナル設定!
ミミックデバイザーはお湯に使っても大丈夫! - 34スレ主25/09/05(金) 21:28:49
(風呂)
(サンドリヨンが髪の毛を洗っている)
サンドリヨン「結婚…結婚…ニエルブさんと…結婚…はわわわわ…」
(まだ顔が赤い)
サンドリヨン「(考えるのはやめましょう…なんで…ニエルブさんは…人間を褒めてたのに…闇菓子なんてものを作っていたのでしょう…)」
(ちょっとだけ風呂場のドアが開く)
サンドリヨン「誰ですか!?」
るり「わたしだよ! サンおねえちゃん! あのさ…いっしょに、おふろはいってもいいかな? おなかのくちもへいきだよ! だから…いっしょに、はいりたい…」
サンドリヨン「…いいですよ! 入ってください、るりさん!(今まではダメでしたが…)」
るり「せなかあらってあげる!」
(サンドリヨンの背中を洗うるり)
るり「おとうさんふりんしてからさ、サンおねえちゃんがかえってきて、わたしうれしいんだ!」
サンドリヨン「不倫のこと…本当にるりさん達がかわいそうです…。知らせを聞いたら、もういてもたってもいられなくって…。」
るり「でも、それで、あたらしいおともだちもできたんだ! ゴチゾウっていうの!」
サンドリヨン「さっき見ましたよ! かわいいですね! (そういえば、ゴチゾウっていうのは多分グラニュートの眷属ですよね…)」
るり「それとさ、けっこんしても、わたしたちのところにいてくれる? わたし、サンおねえちゃんがいなきゃやだ!」(サンドリヨンに抱きつく)
(その頭を撫でるサンドリヨン)
サンドリヨン「大丈夫です…。 わたしはこれからはずーっと、るりさん達家族のそばにいます!」
るり「やくそくだよ…?」(小指を差し出す。)
サンドリヨン、るり「ゆーびきーりげーんまん、うーそつーいたらはりせんぼんのーます、ゆーびきった!」 - 35スレ主25/09/05(金) 21:31:01
これで今日は終わりです! 保守お願いします!
- 36二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 00:25:46
保守
- 37二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 07:37:40
ニエルブ兄さんにもヒロインが!?
- 38スレ主25/09/06(土) 08:14:51
(翌日…)
ショウマ「ニエルブさ〜ん!」
(竹井家の戸が開く)
ニエルブ「あっ、おはようございます! …後ろの方は昨日会ってませんよね…?」
ジープ「私…ジープっていいます…。覚えていますか…?」
ニエルブ「ジープ…」
(回想)
ジープ「私に赤ガヴと同じガヴをつける? 冗談でしょ!?」
ニエルブ「そうすれば、赤ガヴに匹敵する力を使うことができるかもしれない。」
ジープ「嫌よ! あいつと同じになるなんて…」
ニエルブ「じゃあ、一生赤ガヴに勝てないままだ。いい返事を待ってるよ。」
(記憶が途切れる)
ニエルブ「ジープ…? 赤ガヴ…?」
ジープ「思い出しそう?! ニエルブ兄さん!」
ニエルブ「兄さんだって…? う…まだ微妙に思い出せない…」
ラキア「…とりあえず今日はストマック社から巡るぞ。」 - 39二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 09:01:37
このレスは削除されています
- 40スレ主25/09/06(土) 09:08:06
(誰のいないストマック社、行っているメンバーは、ショウマ、絆斗、ラキア、ジープ、ニエルブ、サンドリヨン)
絆斗「…改めて…ストマック社ってでかいんだな…。」
ジープ「そりゃそうよ、グラニュート界No.1の製菓会社だもの。」
サンドリヨン「(…私にとっても大きな場所だな…ここは…)」
ショウマ「ねえ、ニエルブさん。何か思い出せる?」
ニエルブ「この場所は知ってるけど…」
ラキア「まだか…」
(ニエルブの仕事部屋)
ジープ「ここがニエルブ兄さんの仕事部屋よ…」
サンドリヨン「………」
ショウマ「あ…このパソコン、ニエルブの過去に関するデータが入ってるかもしれない!」
ニエルブ「……待って…多分パスワードは…」
(ニエルブがパスワードを打ち込む)
(PCが開く)
ニエルブ「何故か覚えてた…」
ジープ「ニエルブ兄さん、地味に記憶を思い出しつつあるわ!」
ラキア「じゃあ、データ漁るぞ〜。」
(ヴラスタムギアのデータが出てくる。)
絆斗「これ、ヴラスタムギアじゃねえか!」
ニエルブ「ヴラスタムギア…」
(回想)
ニエルブ「デンテおじさんの残した資料に、酸賀さん提供の資料。データがそろえばそろうほど、面白いものが作れる…!」
(場面が切り替わる)
ニエルブ「上出来だよラーゲ9。いや、人間風に言うと…仮面ライダーヴラム…ってとこか… これは、僕が君を参考にして作った戦闘システムだ。どう? なかなかだったろ? 赤ガヴ?」
ショウマ「ニエルブ…!」
(記憶が途切れる) - 41スレ主25/09/06(土) 09:41:26
ニエルブ「仮面ライダーヴラム…、赤ガヴ…、酸賀…。」
サンドリヨン「やっぱり…知り合いですか…?」
ショウマ「ああ、赤ガヴは俺のこと!」
(赤ガヴを見せるショウマ)
ニエルブ「確か…仮面ライダーガヴだったっけ!」
絆斗「合ってる!」
ジープ「じゃあ、ニエルブ兄さん、これは?」
(黒ガヴを見せるジープ)
ニエルブ「それは…ビター…ガヴ…。」
ラキア「どんどんデータを漁っていくぞ! ん…? なんだこれは…? ファイル名は…『やる気の出ない時に見よ』…?」
(動画ファイルを再生する… 再生されたのは防犯カメラの映像)
ショタニエルブ「ハアハア…待って、おじいちゃん…」
(転ぶ)
ゾンブ「まったくニエルブ…お前は母親に似て、体の弱い…。なんの役にも立ちそうにないな。ランゴとグロッタを見習え!」
(動画が終わる) - 42スレ主25/09/06(土) 09:52:06
絆斗「あれ…誰だ…?」
ジープ「遺影でしか見たことないけど…多分おじいちゃんに当たる人。」
ショウマ「ゾンブか…」
ラキア「おいニエルブ、この映像がなんなのか思い出せるか?」
ニエルブ「ああっ…ゾンブ…あの…クソジジイ…!」
絆斗「やる気の出ない時に見るみてえだけど…、もしかして、ニエルブって…じいさんが言ってたことをバネにして仕事してたんじゃ…?」
ニエルブ「…そうなのかもしれないですね…」
サンドリヨン「酷いよ…ニエルブさんが、あのおじいさんに何をしたっていうの…?」
ジープ「……ニエルブ兄さんは家族に、自分から嫌がらせができる人じゃない。」
ショウマ「ねえ…ニエルブさん…顔色が悪いよ…そろそろ帰りたい…?」
ニエルブ「そうさせてください…吐き気がする…」 - 43二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 15:09:00
このレスは削除されています
- 44スレ主25/09/06(土) 15:14:14
※修正
(竹井家 ニエルブ達が帰ってくる)
平吉「おお、おかえりニエルブさん↗︎! ずいぶん早かったなあ↗︎!」
ニエルブ「すみません…体調不良になりまして…仕事に戻ります…。」
桜「思い出すと辛い記憶が出てくるのかねえ…」
サンドリヨン「そうでしょうね… 悪事に手を染めた理由も、その辛い記憶にあるって思ってます。」
ショウマ「ニエルブさん…俺の記憶では決して弱くないはずなんですが…」
絆斗「自分の体を改造手術したってことは、あり得るか?」
ラキア「酸賀がそうだったみたいだからな…、ニエルブがそれをやっててもおかしくない。」
(すみれがカップの杏仁豆腐を持ってくる。)
すみれ「杏仁豆腐買ってきました!」
ショウマ「いただいてもいいですか?!」
すみれ「はい!」
(全員で杏仁豆腐をいただく。)
ショウマ「美味しい…! なんか…ミルキーでプルプル! そしてこの甘さ… 最高!」
(赤ガヴからゴチゾウが出てくる)
るり「ゴチゾウちゃんがでてきた!」
アンニーンゴチゾウ「(あら、かわいい子、ニーハオ!)」
ショウマ「ごちそうさまでした!」
ジープ「ショウマ、食べるの早いわね。」
ショウマ「だって美味しいんだもん!」
サンドリヨン「ウチで職人になりますか? 毎日、休憩時間に食べられますよ!」
ショウマ「それはよしときます! 職場では、お世話になってる人がいるので!」 - 45スレ主25/09/06(土) 15:28:56
桜「あ、そういえば、雑草が伸びてきちゃったねえ…」
絆斗「あ、じゃあ、召集かけておきますよ!」
ラキア「明日は、ショウマとジープとサンドリヨンで、ニエルブを酸賀の家、デンテの隠れ家に連れて行け。俺らは仮面ライダー部から、連れてけるメンバー達と草むしりをする。」
ショウマ「分かった!」
(グループLINE内、はぴぱれと仮面ライダー部がメンバー)
絆斗「明日、竹井修理工房で草むしりをやることになったんだけど、ショウマとジープ以外で行ける人いますか?」
幸果「明日は用事なし! 行く!」
リゼル「明日は用事がないわよ!」
ユリ子「同じく!」
健介「へっへーん、まかせなさ〜い!」
ゆかり「分かりました! 行きます!」
ローズ「行けます!」
若林先生「私も全然外に出ていませんでしたし、気分転換で行きます!」
(竹井家)
ラキア「全員来るみたいだな。」
すみれ「竜平達も手伝うのよ!」
竜平、りょうま、るり「はーい!」
ショウマ「じゃあ、俺たちはそろそろ帰ります!」
ジープ「じゃあね、ニエルブ兄さん!」
絆斗「お仕事頑張れよ!」
ラキア「そのうちニエルブに、何か頼るかもな。じゃあ。(今のニエルブには好感が持てる。)」
(4人が帰る) - 46スレ主25/09/06(土) 15:52:35
(夜、グラニュート界 ステープル家)
パイシース「ううん…補助人工心臓になっちまった…」
ワーサ「かわいそうに…この子はまだ30代なのよ…うっ…」
イースト「せっかく強く生まれてきたのに…運命とはわからないものだ… このままでは、我らステープル家が断絶となってしまう…」
パイシース「大統領候補にまでなった家なのに、断絶とかやだよ〜!」
ワーサ「こんなのもうどうしようもないわよ…」
イースト「いや、打つ手が一つだけあるぞ。」
パイシース、ワーサ「え、なになに?!」
イースト「8年前に家出したバカ娘を使えばいいさ。」
パイシース「まさか…グーラのことを言ってんのか?! あいつ体弱いんだぞ?!」
イースト「いや、臓器の状態だけは良かった。そして、グラニュートは家族の心臓しか、受け付けないのだ。」
ワーサ「たしかに…なんの価値もない娘だったけど、まさかこんな時に役に立ってくれるなんて!」
パイシース「分かった。だがしかし、グーラは見つかるかな… 今まで探す気も失せてたし、最悪死んでるんじゃね?」
イースト「いや、私にはわかる。グーラはどこかで生きている。私の血がそう言っている。」
パイシース「ほんじゃまあ、レディメイドに捜索させるか!」
(イーストとパイシースがそれぞれ1人ずつ、レディメイドを呼び出す。)
イーストレディメイド「グーラの心臓を取って行けばよろしいのですね? イースト様。」
パイシースレディメイド「効かなくたって分かるだろう? 血の気配、追っていこうぜ!」
イースト「信頼してるよ。行ってきなさい。」
パイシース「父さん、アイツの心臓くらい、楽に取れるだろうよ! 心配すんな!」 - 47スレ主25/09/06(土) 15:54:30
パイシースレディメイドのセリフ、「聞かなくたって」です。漢字間違えました。
- 48スレ主25/09/06(土) 16:04:04
イーストの能力…血を爆発、炎属性の攻撃に変換する。自分と血が繋がった者、もしくは、血を舐められた者の、状態、足跡が分かる。眷属であるレディメイドも同じ能力を持っている。
パイシースの能力…電気攻撃を出せる。ただし、これを本人が行うと、補助人工心臓が壊れる。眷属であるレディメイドも同じ能力を持っている。
ワーサの能力…素材を加工する能力。つまり、即席で近くの物質で武器を作れる。 - 49スレ主25/09/06(土) 16:40:27
(竹井家 食事)
サンドリヨン「はっくしょん!」
桜「あら、誰かがサンドリヨンちゃんの噂をしてるのかね?」
るり「かぜひいたの?」
サンドリヨン「大丈夫ですよ。るりさん!」
りょうま「で、サン姉ちゃんの結婚の話の続きやらね?」
ニエルブ「またその話ですか…。今日で、もう10回も結婚の話をりょうまくんにさせられましたよ…」
平吉「結婚すりゃいいでねえか↗︎! お2人とも、王子様とシンデレラみてえだからよお、お似合いだよ↗︎!」
サンドリヨン「ええ…ニエルブさんと…」(顔が赤くなっている)
すみれ「私たち家族も、結婚式に招待してくださいね、サンドリヨンさん!」
竜平「ウエディングドレス今のうちに選んであげなきゃ!」
サンドリヨン「もうっ! 竜平さんは受験生でしょ! そんなことより、勉強してください!」(かなり顔が赤い)
ニエルブ「スポーツ推薦で受けるからって、甘えちゃダメですよ。」
竜平「うっ…痛いところを…」
(全員笑い出す。) - 50スレ主25/09/06(土) 16:53:35
(グラニュート界 ストマック社付近)
イーストレディメイド「8年前っぽい、グーラの血の気配はここからですわ…」
パイシースレディメイド「確か、ストマック家の友達がいるって言ってたよな。変わり者もいたもんだ。」
(中に入る。しかし、周囲の血の気配が思ったより薄い…)
イーストレディメイド「…? あれ…今日、ここに来た…? でもおかしい… 今日、来たのだったら、こんなに薄い気配ではありません。」
パイシースレディメイド「チッ、なんの手を使いやがった、あの忌み子が! 小賢しい!」
イーストレディメイド「少しばかり、難航しそうですわ…」 - 51スレ主25/09/06(土) 16:55:38
オリジナル設定!
今日、グーラという謎の人物がストマック社に来たにもかかわらず、血の気配が薄いのは、ミミックキーを使用しているためです。 - 52二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 16:58:37
レディメイドのモチーフはなんだろ
エージェントはフギンとムニン、バトラーは深きものどもらしいけど - 53スレ主25/09/06(土) 17:04:16
両方、カマソッソ(コウモリ)です
- 54二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 17:09:39
グーラの正体分かったわ
- 55スレ主25/09/06(土) 20:41:25
(はぴぱれ、中にいるのはショウマ、絆斗、ラキア、幸果)
ショウマ「今のニエルブさ、絆斗はどう思う?」
絆斗「なんだか…以前より人相が良いなって…」
ラキア「ゾンブのじじいのせいで、悪事をはたらいたというサンドリヨンの説が本当だったら…」
絆斗「……本当だとしても、悪事を働いたことの同情まではできねえ。」
幸果「ねえ、ウチ思ったんだけどさ、記憶を思い出させない方がニエルブにとっては、幸せなんじゃないのかな?」
ショウマ「俺も…絆斗の母さんが殺されたことを、思い出したりしなかったら良かったのにって、考えることはあった。」
絆斗「……忘れられたら、師匠を殺したことの償いをさせられねえ。 なんとしてでも思い出させて、一発ぶん殴りてえ。」
ラキア「………絆斗、今日のあのニエルブの様子を見なかったわけじゃないだろ? 他人のトラウマを呼び起こすなんて、俺だったら絶対にやりたくはない。」
(全員複雑な空気になる。)
(ユリ子の家)
リゼル「ニエルブお兄様はどうだったの?」
ジープ「ストマック家で仕事してた時より、楽しそうな顔をしてた。」
ユリ子「思い出せそうなの?」
ジープ「それがさ…ニエルブ兄さんは、幼少期におじいちゃんから心理的虐待ってやつを受けてて、それをバネにして仕事をしてたんじゃないかっていう説が出てきたの。」
リゼル「どんな感じなの…?」
ジープ「体が弱くて何の役にも立たない、って言われてた。」
リゼル「かわいそう…」
ユリ子「そいつクソジジイね!」(ご立腹)
ジープ「本当に…」
リゼル「それはそうと…ニエルブお兄様の変化を見るのがちょっとだけ楽しみね!」
ユリ子「(私、そもそもニエルブに会ったことがない…)」 - 56スレ主25/09/06(土) 21:36:43
(竹井家、ニエルブ、サンドリヨン、平吉がテレビを見ている)
平吉「なあ、ニエルブさん↗︎。 この仕事、好きが↗︎?」
ニエルブ「…はい! 僕…この仕事、天職だなって思ってます!」
平吉「頼みがあるんだけどよ↗︎…、俺が死んだら、ニエルブさんとサンドリヨンちゃんで、俺の後を継いでくれねえが↗︎?」
サンドリヨン「え!? どうしたんですか、突然?! 縁起でもないからやめてくださいよ!」
ニエルブ「僕もです! 平吉さんみたいな優しいおじいちゃんが死んじゃったときのことなんて、考えられませんよ!」
平吉「俺は老い先短え↗︎。 だから、本当に俺が死んだら、後はおめえらに任せてえんだ↗︎。」
サンドリヨン「…まさか…なんかご病気なのですか…?」
ニエルブ「……!」
平吉「……すみれさんと孫達には言うなよ↗︎。 最近、膀胱がんの診断を受けちまったから、抗がん剤を飲みながら、延命治療をしてるんだ↗︎。」
ニエルブ「平吉さん…なぜ治そうとしないんですか…?」
平吉「すみれさんの夫、つまり俺のムスゴは不倫したんだ。 だから、今のすみれさんの負担は大きいはずだ↗︎。 俺の面倒なんか見ちまったら、もっと負担が大きくなる↗︎。 老兵は潔く、身を引くのがいいんだよ↗︎。」
サンドリヨン「平吉さん…」(泣きそうになってる)
平吉「泣くんじゃねえ↗︎。 おめえらは幸せに暮らして、この仕事を楽しみながら続けて欲しい↗︎。 できるよな…↗︎?」
ニエルブ、サンドリヨン「…はい!」
平吉「でも、欲を言えば、死ぬ前にお前らの花嫁と花婿姿を、結婚式で見てえ↗︎。 その時は俺が仲人をやってやる↗︎!」
ニエルブ「平吉さんも…欲深いなあ…」
サンドリヨン「…じゃあ、それまで生きててくださいね…!」 - 57スレ主25/09/06(土) 22:44:44
(翌日… 竹井家)
ショウマ「こんにちは〜!」
ニエルブ「あ、ショウマさん! こんにちは! 本当にたくさん来ましたね!」
絆斗「よし! 後はショウマとジープに任せて、俺らは草むしりだ!」
幸果たち「おー!」
ジープ「じゃあ、まずは酸賀って人の家から行ってみます?」
ニエルブ「はい、そうしてみます…」
ラキア「ショウマ、鍵渡しとくぞ。」
(酸賀の研究所鍵を渡す。)
ショウマ、ジープ、ニエルブ、サンドリヨン「行ってきまーす!」 - 58スレ主25/09/06(土) 22:52:38
(草むしり…)
健介「草の量えぐいな、おい!」
竜平「半年くらいサボってたからなあ…」
ゆかり「うーん、虫刺され気をつけなきゃ…」
幸果「虫除けスプレー持ってきたよ!」
ラキア「草むしりは苦手だ… 根っこまで慎重に抜かなくちゃならない…」
若林先生「分かるわ〜、学校の奉仕作業とか疲れるもん!」
ユリ子「手汚れるけど大丈夫?」
リゼル「大丈夫よ!」
りょうま「大丈夫じゃねえよ! ほら軍手!」
(軍手を全員に渡してくる)
るり「ゴチゾウちゃんたちもてつだってくれる?」
グミ兄弟たち「(無理です…)」
ラキア「無理だってよ。」
るり「じゃあ、すずしいところでやすんでて!」
(グミ兄弟たちが退散していく)
すみれ「私はみんなの昼ごはん作っちゃいますね!」
平吉「おお、ありがてえなあ↗︎。」
桜「いつもごめんなさいね!」
すみれ「いいんですよ〜。」
絆斗「じゃあ、俺らも作業開始だ!」 - 59二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 23:08:17
このレスは削除されています
- 60スレ主25/09/06(土) 23:09:19
(酸賀の研究所)
ニエルブ「ここも…なんか知ってるような…」
ショウマ「ニエルブは酸賀っていう人と、仲が良かったの。技術者仲間だったんだって!」
サンドリヨン「その人は今は…」
ショウマ「…亡くなってる…。」
ジープ「兄さん…人間の友達がいたのね…」
ニエルブ「…みたいだね…」
(酸賀の研究所を漁るみんな)
(そこでヴァレンバスターの設計図みたいなものを見つける。)
ニエルブ「これは…」
(回想)
ニエルブ「人間は、こんなものを喜んで食べるのかい?」(プリン食ってる)
酸賀「好きな人は多いんじゃない? ああ…俺も大好き。赤ガヴくんの戦闘能力の源でもある。」
ニエルブ「酸賀さんは、これをヴァレンシステムに応用したわけだ。」
酸賀「そういうこと!」
(記憶が途切れる)
ニエルブ「確かに技術者仲間だったかも…」
ショウマ「これなら…! 記憶も取り戻せそうだ!」 - 61スレ主25/09/06(土) 23:15:58
(ストマック社、ニエルブの仕事部屋)
イーストレディメイド「1番、8年前に近い気配を大きく感じるのはここですわね…」
パイシースレディメイド「マジで何もねえじゃないかよ…! ん? なんかある…」
(スペアデバイザーと、スペアミミックキー。)
イーストレディメイド「これは…」
パイシースレディメイド「腰に…巻けた!」
イーストレディメイド「そしてこれを…」
(ミミックキーを差し込んで、人間に化ける!)
パイシースレディメイド「ほえええ…何だこれ!」
イーストレディメイド「分かりません… ん? ここにストマック社の見取り図がありますね…」
パイシースレディメイド「扉の…間…? 人間の世界…? おい…まさかグーラは異世界に…!」
イーストレディメイド「そのようですね…行きましょう…!」 - 62スレ主25/09/06(土) 23:19:08
(人間界に来たレディメイド達)
イーストレディメイド「なるほど…異種族がたくさんいますわ…。多分グーラも化けて暮らしていますね…。」
パイシースレディメイド「よし! じゃあ、後は1番気配の大きい場所を探るだけだ!」
イーストレディメイド「1番、気配が大きいのは…あそこですね…」
(竹井家を指差す) - 63スレ主25/09/06(土) 23:20:09
- 64二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 23:22:09
このレスは削除されています
- 65スレ主25/09/06(土) 23:23:12
- 66スレ主25/09/06(土) 23:24:14
今日はこれで終わりです! 保守お願いします!
- 67二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 23:27:56
ニエルブ、サンドリヨンさん、二人とも無事に生き残ってくれよ...保守
- 68スレ主25/09/07(日) 08:02:59
(竹井家 門の前)
イーストレディメイド「ごめんくださーい!」
桜「はーい、どちら様ですか?」
平吉「メイドさんとは、また珍しい客が来ただ↗︎。」
パイシースレディメイド「あ、今ちょっと人探しをしていて… グーラ・ステープルなる者をご存じですか?」
(平吉と桜の眉が動く)
平吉「そんな人は知らねえな↗︎。」
桜「うちにいるのは、義娘と孫達だけじゃよ。」
イーストレディメイド「いいや、知ってるでしょう?」
パイシースレディメイド「ごまかすのは良くねえなあ…!」
(草むしりのメンバーが平吉達とレディメイド達の会話を聞いている。)
絆斗「何なんだ? アレ?」
健介「おい…目が怖えぞ…」
ゆかり「グーラって? 竜平くん、ここにそんな人いないよね?」
竜平「いないです…」
ラキア「なんだか嫌な予感がする…」 - 69スレ主25/09/07(日) 08:22:21
(平吉達とレディメイド達の話し合いの途中)
平吉「そんな人は知らねえと、何度言ったらわかるんだ↗︎!」
イーストレディメイド「…これでもですか?」
(平吉の胸ぐらを掴んで持ち上げる)
桜「じいさん!」
平吉「ううっ…知らねえもんは…知らねえ↗︎!」
イーストレディメイド「じゃあ…もう死ぬしかありませんね…」
パイシースレディメイド「弱い癖にイキリやがって… 弱者がそれをやったって、なーんもカッコよくねえから! 勘違いすんなよ、この老いぼれが! 早えとこやっちまおうよ!」
(胸ぐらを掴まれているのを見た絆斗達)
すみれ「お義父さん!」
竜平、りょうま、るり「おじいちゃん!」
ユリ子「まずいわ!」
絆斗「平吉さんがやべえ!」
リゼル「グーラってまさか…多分あいつらグラニュートだわ!」
ローズ「殺されちゃう!」
ラキア「変身するぞ!」
(イーストレディメイドがナイフで自分の手首を切り、血を平吉の下半身に撒く)
平吉「…?」
イーストレディメイド「教えれば、命だけは助けたものを… 爆破の刑です…!」
(平吉の下半身が爆発する!)
平吉「うわあああああ!」(断末魔)
イーストレディメイド「どうせなら、下半身が消し飛んだ痛みに悶え苦しみながら、地獄に堕ちてください…」
桜「じいさん!」
パイシースレディメイド「お前もだよ、ババア!」
(パイシースレディメイドの雷が桜の下半身を消し飛ばした!)
桜「ああああああ!」(断末魔) - 70スレ主25/09/07(日) 08:39:51
幸果「嘘…でしょ…」
竜平、りょうま、るり「おばあちゃん!」
絆斗「お前ら人間じゃねえ!」
「ヴラスタムギア!」
「(フラッペを混ぜる音)」
「フラッペ! オン! (変身待機音)」
「デザート、オン!」
「ドロップミー! ドロップミー!」
「ディッシュアップ!」
「メイキング! メイキング! スイーツメイキング!」
「セット! (3回クリムゾンジャッキを閉じる音) チェンジング!(変身待機音) 」
「チョコ… スワロー、チョコ! スワロー、チョコ!」
絆斗、ラキア、リゼル、ローズ「変身!」
「フラッペ、カスタム! シャリシャリ!」(仮面ライダーヴァレン フラッペカスタムに変身)
「コンプリート! アラモードモード! ポナペティー!」(仮面ライダーヴラム アラモードモードに変身)
「ファイヤー! ビヨンドバイオロジー! ベイク!」(仮面ライダーベイク ブレイクッキーフォームに変身)
「チョコルド…トレビア〜ン🩷!」(仮面ライダーピンキーガヴ チョコルドフォームに変身) - 71スレ主25/09/07(日) 08:49:52
イーストレディメイド「…? これは…強そうな奴が来ましたわね…」
パイシースレディメイド「へへっ…テンション上がってきたあ!」
(ミミックキーを外す)
(2人とも、メイド衣装はそのままに、戦闘形態を見せる)
(物陰)
若林先生「あのお二人が…死んでしまった…」
ユリ子「まずいことになっちゃった…」
健介「とりあえず、ショウマさんに連絡だ!」
幸果「ウチがやっとく!」
ゆかり「竜平くん達は逃げて!」
若林先生「私についてくるんだ!」
竜平、りょうま、るり「うん!」
(竜平たちが逃げていく) - 72スレ主25/09/07(日) 08:57:46
(酸賀の研究所)
ジープ「次に手がかりになる資料は…」
サンドリヨン「…どこかしら…?」
ニエルブ「うーん…この部屋、資料多すぎじゃないかな…」
(ショウマの電話に着信が…)
ショウマ「幸果さんから電話だ… もしもし!?」
幸果(スピーカー越し)「大変だよウマショー! なんかメイド服のグラニュートが襲ってきて、平吉さんと、桜さんが殺されちゃったんだよ! 今ハンティー達が戦ってるけど、思ったより手強いみたい!」
ショウマ「え…、分かった! すぐ行く!」
(電話を切る)
ニエルブ「どうしたんですか?」
ショウマ「大変だ! 平吉さんと桜さんが、メイド服のグラニュートの襲撃にあって殺されたみたいなんだ!」
ジープ「えっ! 早く行かなきゃ!」
ニエルブ「平吉さん達が…?! 嘘でしょ…!」
サンドリヨン「メイド服の…グラニュートですって…?」
ショウマ「みんなと、とりあえず合流しよう!」
(みんなが酸賀の研究所を出ていく) - 73スレ主25/09/07(日) 10:22:30
(竹井家の庭 絆斗andリゼルvsイーストレディメイド)
絆斗、リゼル「おおおっ!」(ヴァレンバスター、ベイクマグナムを連射する)
イーストレディメイド「フフフ、お強いのね…」(被弾しながら、余裕の笑みを浮かべる)
絆斗「平吉さんの命を…ゴミみてえに奪いやがって!」(フローズンパンチ)
リゼル「残された孫達が可哀想よ!」(ゼロ距離射撃)
イーストレディメイド「うぐうっ…私たちに従わなかったのだから…ゴミに違いはないでしょう?」
(イーストレディメイドが周囲に血をばら撒く)
イーストレディメイド「爆破…」(指パッチン)
(絆斗達のところで大きめの爆発が起こる)
絆斗「うわあああ!」
リゼル「ううっ…!」
(煙が立ち込める…)
イーストレディメイド「さあ、出てきなさいグーラ… お迎えに上がりましたよ…」
「チョコ!」
「バーニング! フルエクスプロージョン!」
(二つのエネルギー弾が、イーストレディメイドに当たる!)
イーストレディメイド「ぐっ…! ふうう…まだ動きますか…!」
リゼル「舐めないでちょうだい! あんなんじゃやられないわよ!」
絆斗「お前をぶっ潰す!」
絆斗「」 - 74スレ主25/09/07(日) 10:29:39
- 75スレ主25/09/07(日) 11:09:37
(ラキアandローズvsパイシースレディメイド)
ラキア「お前らは何が目的だ!」(ヴラムブレイカー 鎌モードで攻撃していく)
ローズ「そして…グーラって誰よ…!」(パンチを入れていく)
パイシースレディメイド「フフフ…目的は、我がご主人様、パイシース様の心臓の病気を治すため! 家族の心臓が必要なんだよ! グーラはパイシース様の妹だ! 8年前にこの異世界のどこかに逃げたようだがな…。」
ラキア「(逃げた…? まさか!)」
パイシースレディメイド「さあ早くグーラを連れてこい!」
(電パンチをしてくる。)
(ローズが地面で行動不能になる)
ローズ「ああっ…痺れる…」
ラキア「ローズ!」
パイシースレディメイド「お前はまだ立っていられるか…! じゃあ…こいつを食らいな…」
ラキア「…?」
パイシースレディメイド「レディメイド流、電っ、キーック!」 - 76スレ主25/09/07(日) 11:25:24
(だが…アラモードモードの体では、それほど大きなダメージにはならない!)
ラキア「俺に電気の技は通じない…!」
パイシースレディメイド「何っ!」
「セット! ヴラムスラッシュ!」
(カウンターとして放つ!)
パイシースレディメイド「ぐわあっ…く…まずいな…」
(絆斗andリゼルvsイーストレディメイド)
イーストレディメイド「ハッ!」(指パッチン)
(小さな爆発を複数起こす)
絆斗「ああもう! 鬱陶しいぜ!」(煙を手で払っている)
(煙からイーストレディメイドがコンニチハ、顔面パンチを放つ!)
絆斗「うわあああ…!」(遠くまで飛ばされる)
リゼル「絆斗さん! こいつ…これを食らいなさい!」
「ベイキングブラスト!」
(エネルギー弾が発射される)
イーストレディメイド「うう…だが…さっきより弱…」
(上空にはヴァレンがキックを出そうとしている…)
「フラッペいず、ボルテックス!」
(見事に命中)
イーストレディメイド「き、効きましたわ…ううっ…」 - 77スレ主25/09/07(日) 13:53:47
パイシースレディメイド「おい…このまんまじゃやられるぞ!」
イーストレディメイド「私に一つアイデアが…ゴニョゴニョ…」
絆斗「満身創痍みてえだな…覚悟しろ…」
イーストレディメイド「満身創痍などではありません…」
(突然2人が絆斗の方へ突進していく!)
絆斗「うおっ… ん?」
(2人は絆斗を抜かし、後ろで見守っている、幸果、ユリ子、健介、ゆかり、若林先生の方へ突進している!)
後ろの5人「うわあああ!」
(5人がその場から離れようとする。)
(しかし、ゆかりが転んでしまう!)
パイシースレディメイド「捕まえたぜ⭐︎」(ゆかりの服の襟を掴む)
ゆかり「嫌! 話して!」
健介「ゆかりを離しやがれ! このクソメイドが!」(パイシースレディメイドに殴り掛かろうとしてくる。)
(次の瞬間、イーストレディメイドが、健介の胸ぐらを掴んで持ち上げる。)
イーストレディメイド「邪魔しないでくださいな…。この女は人質にします…。」
健介「離せよ! おい!」(ジタバタと暴れ出す)
イーストレディメイド「弱い上に…うるさい…ちょっと黙ってください…不快ですわ!」
(ナイフで自分の手首に、かすり傷をつける。)
(その瞬間、健介の顔付近で爆発が起きる!) - 78スレ主25/09/07(日) 14:52:07
健介「ぬわーっ!」
(竹井家の壁に大きく頭を打ちつけ、血を流す、そして気絶)
ゆかり、若林先生、絆斗「健介!」
(レディメイド2人が人間に擬態する)
パイシースレディメイド「というわけだ。このゆかりとかいう女を返して欲しければ、明日グーラを…えーっとどこがいいかな?」
イーストレディメイド「えーっと…ここがいいですね。ここの廃墟ビルに明日の12時、グーラを連れてきなさい…! 連れて来れなければ、ゆかりの命はないです…!」
(ナイフをゆかりの首に近づける)
絆斗「だから俺らはグーラなんて奴は知らね…」
ラキア「おい、多分俺らは、グーラっていう奴を知っているぞ!」
幸果「え…どういうこと…?」
ラキア「後で説明する。」
イーストレディメイド「フフッ…じゃあ、明日の12時ですよ…!」
パイシースレディメイド「約束は守れよ!」 - 79スレ主25/09/07(日) 15:09:06
(羽が生えて、ゆかりを掴んだレディメイド達が上空を飛んでいく)
(ゆかりはベソかいている)
パイシースレディメイド「静かにしろ!」
ゆかり「健介…健介ぇ… 死んじゃったらあなた達を一生許さないわよ!」
イーストレディメイド「弱者の分際で…じゃあ黙らせてあげましょう…。」
(イーストレディメイドがナイフで、ゆかりにかすり傷をつけてくる。)
ゆかり「え…殺すの…?」
イーストレディメイド「約束通り今の時点であなたは殺しません。しかし…あなたにはなんというか…この状況をよ〜く考えてほしいというか…」
パイシースレディメイド「なるほど…この女にわからせてやるのね…」
イーストレディメイド「そうです。このまま私に、ついていってください。」
(パイシースレディメイドが、ゆかりを掴んでいるイーストレディメイドについていく。)
(向かう先は…ゆかりの家…) - 80スレ主25/09/07(日) 15:16:07
オリジナル設定!
ニエルブはバイトのグラニュートに渡したスマホ端末がいじれるよう、極秘でスマホのアクセスポイントを各地に仕掛けています。 - 81スレ主25/09/07(日) 15:29:15
(ゆかりの家付近)
ゆかり「え…私の家…? ねえ…何をする気なの?! やめてよ! ねえ!」
(ピンポンを鳴らす)
(中からゆかり母が出てくる)
ゆかりの母「はーい、え、ゆかり? 掴まれてるじゃない! どうしたの?」
ゆかり「母さん逃げて!」
(イーストレディメイドが、ゆかり母に、血を大量にばら撒く。)
イーストレディメイド「爆破…」(指パッチン)
(大きな爆破を起こし、ゆかり母の体の肉片が飛び散る…)
ゆかり「イヤアア! 母さん!」
(中からゆかり父が出てくる)
ゆかりの父「どうしたんだ… え…これは…母さんの肉片…!?」
ゆかり「父さん…! お願い…逃げ…」
(パイシースレディメイドが、ゆかり父の顔を、電パンチで貫通させて潰す。)
ゆかり「あ…あああ…」
イーストレディメイド「いいですか…? あなたは人質です。なんか少しでも変な行動を取れば…あなたの親みたいになりますよ…。」
パイシースレディメイド「いや〜、弱いものイジメは、これだからやめらんねえなあ! 弱い奴には死んだ魚のような目をしてるのがお似合いだぜ!」
(ゆかりの目は死んでいる…) - 82スレ主25/09/07(日) 15:45:50
(竹井家)
ニエルブ、サンドリヨン「平吉さん!」
絆斗「……帰ってきたか…もう…平吉さんと、桜さんは…冷たくなっちまった…。」
(ニエルブとサンドリヨンが平吉と桜の屍の元へ駆けつける)
ニエルブ「平吉さん…桜さん…死んじゃ嫌だよ…起きてよ…!」(目に涙を含んでいる)
サンドリヨン「なんで…起きてください…起きてくださいってば…!」(目に涙を含んでいる)
(竜平、りょうま、るり、すみれも駆けつけてくる)
竜平「サンお姉ちゃん、ニエルブ兄さん、とりあえず、警察には電話をしている。」
りょうま「1人、人質に連れていかれちまったんだ!」
るり「サンおねえちゃん、わたしこわかった…! えーん…」
(サンドリヨンに抱きついてくる。)
ジープ「兄さんがあんなに泣く顔、見たことないわ…」
ショウマ「…許せない!」
すみれ「…とりあえず、家に入って、今後の話をしましょう。」 - 83スレ主25/09/07(日) 18:05:19
ニエルブ「体が…真っ二つ…うっ! ああっ!」
(回想)
ニエルブ「酸賀さん…」
(真っ二つになって死んでしまった酸賀を見下ろす…)
(ニエルブが涙を流している…)
ニエルブ「(…泣くな! 酸賀さんの了承は得ている! それに、酸賀さんも最強生物の礎となれるんだったら本望のはずだ! それに…姿だけでも…僕の側にいてくれるんだ…! 手術を…続けろ…!)」
(ニエルブが記憶を完全に思い出す)
ニエルブ「…手術だ…。」
ラキア「え?」
ニエルブ「改造…手術だ…!」
ショウマ「何言ってんのニエルブさん!」
ニエルブ「どけショウマ! 今からバイトの下半身を、2体分くらい手に入れてくるんだ! ドライアイスでも買って、死体の腐敗が始まらないように冷やしてこい!」(かなり怖い顔をしている)
ショウマ「ニエルブ兄さん…まさか記憶が…」
絆斗「おい! 平吉さん夫婦を酸賀みてえにする気か!?」
ジープ「兄さん! 落ち着いて!」
ニエルブ「これで落ち着いていられるか! 平吉さん夫婦には…もう少し…どんな形でもいいから、生きていてほしいんだよ…!」
ローズ「あんた1人のエゴでゾンビにするなんて可哀想よ!」
ニエルブ「…エゴでもいい…。昨日僕らに言った…平吉さんの願いを…ゾンビとして復活させてでも…叶えさせてやりたいんだ…! 頼むから…邪魔をしないでくれよお!」(大量の涙を流している。)
幸果「平吉さんの…願い…?」
ニエルブ「…僕とサンドリヨン…いや、グーラとの結婚式で、花嫁姿と花婿姿を見るまでは生きていたいって…言ってたんだ…。こんな見ず知らずの僕を認めて…楽しい仕事まで僕にくれて…、僕にできる最大の恩返しは、あのご夫婦に幸せな姿を見せることなんだよ!」
ショウマ「ニエルブ…」 - 84スレ主25/09/07(日) 18:18:13
キャラクター設定更新!
サンドリヨン・ロベール / グーラ・ステープル…竹井修理工房で働く職人。8年前に家出し、ニエルブを頼って人間界に行き、最終的に平吉夫婦に拾われた。小さい頃から、ニエルブとは体の弱い者同士で、最強頭脳コンビを組んでいた。現在、心臓病の兄に心臓移植するために、イーストが彼女の心臓を狙っている。
サンドリヨン・ロベールは仮名、グーラ・ステープルが本名であるが、彼女自身はサンドリヨンの名前の方を好いている。 - 85スレ主25/09/07(日) 18:36:33
(ニエルブの肩をサンドリヨンが掴む)
サンドリヨン「やっぱり、ニエルブさんは優しいな…」
ニエルブ「グーラ…僕をからかってるのか?」
サンドリヨン「からかってなんかいない。本当に…8年前のままです…ニエルブさん私に言ったじゃないですか…『僕は自分のことを認めてくれる人には、恩返ししたいし、幸せにしたいと思ってる』って。」
ニエルブ「…平吉さん夫婦だって、僕らを幸せにしてくれた人だろ?! なんにも恩返しできずに死んじゃうなんてあんまりだ…!」
(ニエルブの前に来て、手を掴む)
サンドリヨン「それもわかります…。でも…私は平吉さん夫婦がゾンビになってまで、私たちの晴れ姿を見ることが幸せだとは…とても思えないんです! 考え直してください!」
ニエルブ「じゃあ…僕は…どうすればいいんだよ…! こんなの…あまりにもやるせないよ…。」
サンドリヨン「とにかく今は…平吉さん達を弔いましょう?」
ニエルブ「………そうだね…グーラ…。」
サンドリヨン「………サンドリヨンか、サンで呼んでください! 私は平吉さん夫婦にもらった、こっちの名前の方が好きなんです!」 - 86スレ主25/09/07(日) 18:57:11
ニエルブ「さっきはすまないね、取り乱しちゃった。」
ショウマ「いや…ニエルブにも同情できるから…」
ラキア「やはり、奴らの言ってたグーラっていうのは、お前だったか…」
サンドリヨン「ええ。なぜ今更になって、私を追いかけに来たのかわからないですが…。」
ジープ「(…まさか、ランゴ兄さんが言ってた、ニエルブ兄さんの逃がしたグラニュートも…)」
幸果「確か…サンの兄の心臓病の治療のために、サンの心臓を奪いに来たんだっけ…。」
絆斗「絶対あいつらろくな奴じゃねえ!」
ローズ「ゆかりの救出方法も考えなきゃ…」
(健介の倒れているところ)
健介「ん…? ゆかりは!?」
ユリ子「先輩…それが…」
健介「攫われちまったか…クソが!」
若林先生「もうすぐ、パトカーと救急車がくる。頭の出血すごいぞ…」
健介「フラフラするぜ…」
ユリ子「先輩! 気を確かに!」
(玄関前でパトカーや救急車が来るか見張ってる、竹井3兄妹)
(救急車両を見つける)
竜平、りょうま、るり「たくさんきたよ!」
若林先生「さあ、健介、救急車乗るぞ!」
健介「うっス…」
警察官「じゃあ、死体の処理とか、規制線とか張るから、ここにいるみんな、死体からどいてね! お、防犯カメラの映像も確認していいですか? 奥さん?」
すみれ「お願いします!」 - 87スレ主25/09/07(日) 19:32:51
(竹井家 屋内)
絆斗「さて、大変なことになっちまったな…」
ショウマ「ゆかりさんが…人質になって…明日の12時に、サンドリヨンさんと、ゆかりさんを交換する…」
るり「サンおねえちゃんが、おじいちゃんをころしたかいぶつのところにいくなんて、やだ!」
すみれ「私もそれは嫌です!」
ラキア「安心しろ。それはやらん。」
幸果「でも…結構難しいよね…」
(部屋にユリ子が入ってくる)
ユリ子「健介先輩、見送ってきた。」
リゼル「大丈夫なのかしら…」
ジープ「健介先輩も相当強い人だから大丈夫よ!」
竜平「頭相当強く打ってたけど…」
りょうま「しかも…顔に紅○腕されてたからな…」
ローズ「あいつ本当に無茶するよ…」
ショウマ「…ねえ。サンドリヨンとニエルブの関係について、教えてくれないかな…?」
ラキア「どうせなら、サンドリヨンの過去も話してくれると助かる。」
絆斗「ここまで問題が大きくなってんだ。流石に教えてほしいぜ…!」
(少し間をおく…)
サンドリヨン「…分かりました! 話しましょう!」
ニエルブ「僕の方からも語らせていただくよ。」 - 88スレ主25/09/07(日) 20:52:48
ニエルブ「僕とサンの出会いは小学校からだ。」
サンドリヨン「私の本名のグーラというのは、グラニュート界では忌み名とされています。私たち世代の富裕層は、忌み名を付けられたグラニュートには、関わらない人が多かったんです…。 でも…ニエルブさんは、体が弱くて、どん臭かった私をいつも助けてくれて…」
(回想)※ここからは、サンドリヨンをロリグーラとして、書いていきます。
ロリグーラ「うわっ! プリント落とした…」
グラニュートの先公「コラァ! グーラ! プリントを汚え床に落としやがって! さっさと拾いやがれ!」
(グーラを蹴り飛ばす)
ロリグーラ「うわぁ!」
(床を転がる)
グラニュートの先公「ヘッ! 本当にグーラの父さんと母さんと兄ちゃんが言う通り、グーラは使えねえ障○者だな!」
(その場を去っていく…) - 89スレ主25/09/07(日) 21:01:01
オリジナル設定…
グーラは障害○ではないです。
家族がそういう風に言ってるだけ。 - 90スレ主25/09/07(日) 21:17:19
ロリグーラ「うう…」
(泣きながらプリントを集める)
(そこに、ニエルブも入って、一緒に落ちたプリントを回収する。)
ロリグーラ「ああ…それ私がやっておきますから…」
ショタニエルブ「いいよ、大変そうだし。大体、ここまでプリント持たせるかな普通… 他の運動神経いい奴でもこんなにプリント持ってくれないのにね…」
ロリグーラ「ありがとうございます…!」
ショタニエルブ「気にしないで。あ、またなんか困ったら、声かけるから。 なんか誰も助けてくれないみたいだし。」
(数日後)
(グーラが複数のいじめっ子にいじめられている。)
いじめっ子グラニュートA「やーい、障○者でグラニュートの恥〜!」
(蹴ってくる)
ロリグーラ「うわあ!」
いじめっ子グラニュートB「忌み名を付けられて可哀想でちゅね〜! 生まれてきたのが間違いだったんじゃないんでゴワスか〜?」
(黒板の粉をかけてくる)
ロリグーラ「ゲホッ…ゲホッ…」
いじめっ子グラニュートC「ハハっ! 弱い者いじめはこれだからやめられねえ! 今度はこいつには勿体無いくらい綺麗な青い羽をちぎってやろうぜ!」
ロリグーラ「やめてよう…」 - 91スレ主25/09/07(日) 21:31:38
ショタニエルブ「ねえ君たち…何やってんの?」
いじめっ子グラニュートC「ああん! お前に関係ねえだろ?!」
いじめっ子グラニュートB「そういやグーラほどじゃねえけど、おめえも運動神経悪いよな? ニエルブ?」
いじめっ子グラニュートA「お前もコイツと一緒にいじめられてえか?」
ショタニエルブ「ハァ…おりゃ!」
(いじめっ子3人の体に毒をくっつける。)
いじめっ子グラニュートA,B,C「ギャアアアア! 痛えよ! 痛えよ!」
ショタニエルブ「僕の勝ちだね、ほーら。」
(毒を指で広げる)
いじめっ子グラニュートA,B,C「うわあああ! 広げるな! 広げるなぁ!」
ロリグーラ「……」
(涙を含みながら、やり返してくれるニエルブを見る)
いじめっ子グラニュートA「くっそ! ニエルブ菌がついた!」
いじめっ子グラニュートB「先生に言いつけてやる〜!」
いじめっ子グラニュートC「覚えてろよ〜! このグラニュートの恥ども!」
(3人が逃げていく)
ショタニエルブ「ダサい連中だったね。」
ロリグーラ「あの…ありがとうございます!」 - 92スレ主25/09/07(日) 21:50:53
ショタニエルブ「ふふっ、だから気にしないでいいって! そういやだけど、名前は?」
ロリグーラ「…グーラ・ステープル…。私はこの名前好きじゃないんです…忌み名だからバカにされて…。」
ショタニエルブ「…そうか…。僕はニエルブ・ストマック。忌み名を付けてくるとか…まともな親じゃないでしょ…」
ロリグーラ「ううん…私が弱いから悪いんです…弱くてどん臭いから…」
ショタニエルブ「そんなことないさ。それよりさ、この後近くの図書館で勉強とかどうだい?」
ロリグーラ「…行きたいです! 家にいても辛いから…」
ショタニエルブ「…よし! 行くか!」
(図書館の自習室にて…)
ショタニエルブ「おお! そこの問題答えられるんだ! グーラすごいね!」
ロリグーラ「え…こんなのできたって、すごくもなんともないですよ…?」
ショタニエルブ「いやいや、僕の大叔父は『知恵は力だ』ってよく言ってるんだ!」
ロリグーラ「そういう風に言ってくれる人…初めてです…! 嬉しい…!」
ショタニエルブ「…じゃあさ、これからは2人で頭脳最強コンビ組まない?」
ロリグーラ「頭脳…最強…コンビ?」
ショタニエルブ「さっきもいじめっ子から聞いたと思うけど、僕も運動神経は低くてね…、君みたいな頭のいい人と友達になって、コンビ組みたかったんだよね!」
ロリグーラ「…私も…! ニエルブさんと組みたいです!」
ショタニエルブ「よっしゃ! これからよろしくね! グーラ!」
ロリグーラ「うん!」 - 93スレ主25/09/07(日) 22:00:22
(こうして3時間も勉強し…)
(デンテが来る)
デンテ「ニエルブ! もうご飯の時間じゃ! ん? その子は?」
ショタニエルブ「ああ、僕の友達!」
ロリグーラ「よ、よろしくお願いします!」
デンテ「ほ〜、んん? ほう! 君も頭が良いんじゃのう!」
ショタニエルブ「そうなんだよ! でも…いろんな人からいじめられてて可哀想で…」
デンテ「…それは大変じゃな…。強く生きるんじゃぞ! 君には、ニエルブと同じくらいの頭脳があるんじゃから、誇りを持ちなさい!」
ロリグーラ「…ありがとうございます!」
ショタニエルブ「じゃあ、バイバーイ!」
ロリグーラ「また学校で会いましょう!」
(ニエルブの帰り道)
デンテ「正直に言ってよ〜、ニエルブはあの子のこと好きなんじゃろ〜?」
ショタニエルブ「べ、別に!」
デンテ「ハッハッハ、素直じゃないの〜!」
(グーラの帰り道)
ロリグーラ「ニエルブさん…いい人…。久しぶりに勉強が楽しかったです…。」 - 94スレ主25/09/07(日) 22:02:33
今日はこれで終わりです! 保守お願いします!
一弾ごとの死亡キャラ、第二弾の時の3人を更新して、4人になりました! - 95二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 22:06:27
- 96スレ主25/09/07(日) 22:12:54
後の展開のために、根性で攻撃を耐え切ることが多い描写にしてます。
- 97二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 05:30:36
- 98スレ主25/09/08(月) 05:47:23
(グーラ、帰宅)
ロリグーラ「ただいま…」
ワーサ「随分遅かったじゃない…何をしてたのっ!」
(フライパンでビンタしてくる。)
ロリグーラ「ううっ…友達と図書館で勉強してた…」
ワーサ「あら、アンタにも友達ができたのね…」
ショタパイシース「良かったなあ! これでグーラが大人になったら、ここから追い出せるぜ!」
イースト「多分、富裕層だろ…? その子の名前は?」
ロリグーラ「ニエルブ・ストマック…」
ワーサ「ストマック家の次男じゃない!」
ショタパイシース「結婚したら、たくさん仕送りしろよ! 家には入れねえけどな!」
ロリグーラ「………」 - 99スレ主25/09/08(月) 06:17:50
(回想を一旦終える)
ショウマ、絆斗、ラキア、幸果「ひどい…」
ローズ「え…ラキアさん、ここまでひどいいじめを見たことってある?」
ラキア「ない。ていうか、貧民層はあまりいじめは起きない。」
ユリ子「金持ちのグラニュートって結構根性悪い人が…」
ニエルブ「…多いね。」
サンドリヨン「そして…私たちはコンビを組んでから、テストで1位、2位を2人で占めていて…テストの点数を競い合うのが楽しかったんです…! たまにデンテおじさまの技術も教えてもらって…これも楽しい時間だったなあ…。でも…数年後、ある出来事があってから、私は生きるのが辛くなってきたのです…。」 - 100スレ主25/09/08(月) 09:28:04
(回想)
19歳のグーラ「はあ…就職したいのに…私は家政婦にさせられたまま…」
(床を雑巾で拭いている。)
(パイシースレディメイドがホコリが残っているか確かめる。)
パイシースレディメイド「おいグーラ! ホコリ残ってんぞ! このウスノロが!」
19歳のグーラ「はい…すみません…。」
パイシースレディメイド「あっそうだ、掃除が終わったら、パイシースのところに来い!」
19歳のグーラ「え…はい。」
(掃除終了)
22歳のパイシース「おい、お前、結構この家に長くいるよな…?」
19歳のグーラ「はい…お兄様…。」
22歳のパイシース「お前さ、長い間いるくせに全然、兄である俺に貢献できてないよな?」
19歳のグーラ「そんなことないですお兄様! 1ヶ月前に超電子リストバンドを作ったばかりじゃないですか!」
22歳のパイシース「んなもん貢献のうちに入らねえんだよ!」
(グーラにビンタをかます)
19歳のグーラ「ううっ…」
22歳のパイシース「とはいえ、俺も説明不足だったな。つまり、性欲処理のために貢献してないよな? ってことだ!」
19歳のグーラ「え…まさか…やめて…嫌…」
(パイシースの性欲処理が終わり、外。)
19歳のグーラ「もう…この世界に…私の居場所なんか…最後にニエルブさんに…会いたいな…」
(目が死んでいる。) - 101スレ主25/09/08(月) 11:19:11
オリジナル用語
超電子リストバンド…パイシースが報酬無しでグーラに作らせた、自身の強化アイテム。
パイシースの能力を持つ者の能力を100倍にまで強化するが、安全装置により、60秒しか効果を発動できない上、1日経たなければ、再使用が不可能。
さらに、パイシース本人が使うと、補助人工心臓が壊れる。 - 102スレ主25/09/08(月) 11:39:59
(ストマック家)
19歳のグーラ「ごめんください…」
ランゴ「あ、(弱虫が来た…)ニエルブに用か?」
19歳のグーラ「はい…。」
(ニエルブの部屋に向かう…)
(ニエルブの部屋)
19歳のニエルブ「やあ、グーラさん!」
19歳のグーラ「こんにちは、ニエルブさん! ん? なんの研究をしているんですか?」(声だけ明るくしている。)
19歳のニエルブ「自分の体を強化する研究。まあでも…手術のリスクは高いし、兄さんたちにも全然及ばないんだよね…」
19歳のグーラ「そう…。あっそうだ! お菓子持ってきましたよ! 一緒に食べましょう!」
(ストマック社の普通のお菓子を出す。)
19歳のニエルブ「それストマック社のだよw」
(それを受け取ろうとするが、その時、グーラの目が死んでることに気づく。)
19歳のニエルブ「ねえ…もしかして何かあった…?」
19歳のグーラ「…なんで分かったんですか…?」
19歳のニエルブ「その顔見ればわかるよ。何年君とコンビ組んでると思ってる?」 - 103スレ主25/09/08(月) 12:16:17
(事情を話したグーラ)
19歳のニエルブ「吐き気のする話だ…避妊しているとはいえ…最低な奴だな、お前の兄さんは…。」
19歳のグーラ「別に慰めならいいんです…私が弱くて…気の利かない女ですから…。」
(グーラがしばらく黙って、また重い口を開き始める。)
19歳のグーラ「私と…お菓子食べましょう…ニエルブさん…。これが私にとって…最後の晩餐です…。」
19歳のニエルブ「…まさか!」
19歳のグーラ「…私は…弱いせいで…この世界の自分の居場所がないんです…。ニエルブさんと違って…私はもう家庭にすら居場所が…ないんです…。 うっ…。 もう…この世界の弱肉強食に疲れたんです…。 ニエルブさん…弱い友達で…ごめんなさい…!」
(ちょっとずつお菓子を口に入れていくグーラ)
(その手をニエルブが止める)
19歳のグーラ「…止めないでください…。この世界では…居場所を無くした弱者は、死ぬことでしか救われないのです…。」
19歳のニエルブ「…じゃあ、別の世界に行けばいい。」
19歳のグーラ「え…」 - 104スレ主25/09/08(月) 12:22:11
オリジナル設定!
第一弾にて、ラキアは「避妊具なんて見たことない」と言っていたが、貧民層で見られない、買えないだけで、富裕層では、割と普通に持ってる人が多い。 - 105スレ主25/09/08(月) 13:10:18
(ニエルブがミミックキーをデバイザーに挿す。)
19歳のグーラ「え…ニエルブさんが…変な生き物に…?」
19歳のニエルブ「これは人間という生物の見た目なんだ。僕らは、人間の住む異世界に関わる仕事をしていてね。本来だったら他言無用の機密情報なんだ。」
19歳のグーラ「私に…人間に化けて、仕事しろってことですか?」
19歳のニエルブ「…いや、グーラさんはそのまま、このデバイザー、ミミックキー、スマホ、在留カードを持っていっていい。」
19歳のグーラ「え…」
19歳のニエルブ「一応、人間界の説明も、そのスマホでされる。」
19歳のグーラ「なんで…? 私なんかのために、会社の機密情報を…?」
19歳のニエルブ「君は僕を認めてくれる数少ない人だ。僕は自分のことを認めてくれる人には、恩返ししたいし、幸せにしたいと思ってる。それだけのことだよ。」
19歳のグーラ「ニエルブさん…」
19歳のニエルブ「人間界には、頭の良さだけで食っていける職業が多くある。だから君も、いい居場所で人生やり直せるよ!」
19歳のグーラ「ニエルブさんも一緒に来てください…。」
19歳のニエルブ「悪いけど、それは無理だ。多分君を逃がしたら、機密情報を漏らしたことが家族にバレる。 僕に関わったら、君もどんな目にあうか分からない。だから…君が人間界に行ったら、二度と僕には会ったらダメだ。」
19歳のグーラ「じゃあ…どっちにしろ、ニエルブさんとはお別れなんですね…」
(涙を流している。)
19歳のニエルブ「泣くな、君の新しい門出なんだ!」
19歳のグーラ「そうですね…! 私…きっと人間界で幸せになります!」 - 106スレ主25/09/08(月) 13:15:05
オリジナル設定!(何度もごめんね〜)
ニエルブがグーラに渡した、デバイザー、ミミックキー、スマホ、在留カードは、元々、シータにあげるつもりで作られた/用意されたものです。
つまり、シータの人間態の見た目が、金髪の美人になる可能性もありました。 - 107スレ主25/09/08(月) 15:24:29
(扉の間の入り口前)
19歳のニエルブ「さあ、ここの中に入れ。案内はエージェントに任せる。」
19歳のグーラ「ニエルブさん…お元気で!」(まだ泣いている。)
(誰かの足音が近づく…!)
グロッタ「ニエルブ…あんた何やってるの?」
19歳のニエルブ「早く行け! グーラ!」
(毒沼を出して、天井の一部を落とす)
グロッタ「うわっ! ニエルブ!」
19歳のグーラ「…さようなら! ニエルブさん!」
(扉の間にエージェントと一緒に入る。) - 108スレ主25/09/08(月) 17:13:14
(回想が終わる)
リゼル「なんか…サンドリヨンさんが可哀想よ…前のユリ子みたい…」
ユリ子「…ごうかんされた時の気持ちは私にも分かる…辛いよね…?」
サンドリヨン「あの時、兄にされたことは、もうずっとトラウマです…。」
ショウマ「そうか…案外、ニエルブも人間のことを認めてたのか…。」
ニエルブ「認めてたわけじゃない。サンにとっては暮らしやすいところだと思って、僕は教えたまでさ。…でも、このまま人間界で暮らし続けるのも、いいかもしれないな…。」
絆斗「…そういえば、在留カードがうんぬんって言ってたけど、本物なのか?!」
ニエルブ「外国人の在留資格のデータベースをハッキングして、こっそりと、本物を発行したんだ。」
サンドリヨン「一度も使ったことがないんですけど…これです。」
(不正な手段で作られた在留カードを見せる。)
ジープ「ちょっ! ニエルブ兄さん! シータ・ストマックって!」
ニエルブ「最初はその在留カードも、サンのミミックキーも全部、シータのものになるはずだったんだよね〜。」
ローズ「在留カードを不正に作るのは犯罪じゃ…?」
幸果「ま、まあ、グラニュートに人間の法律って、無効だと思うから…。」
るり「ねえ! わたし、サンおねえちゃんがきたときのことも、しりたい!」
りょうま「俺もあんま覚えてねえんだよなあ…」
竜平「それは、僕が小1の時で…」
ラキア「お前が語るのか…」 - 109スレ主25/09/08(月) 18:09:14
(回想)
(竹井家の前でグーラが倒れている。)
平吉「ん? 外国人が倒れてるだ↗︎!」
桜「あらま! ちょっとうちに運びましょ!」
(竹井家の部屋)
(グーラが目覚める。)
19歳のグーラ「う〜ん…ここはどこですか…?」
平吉「おお、目覚めたか↗︎! あんたうちの前でぶっ倒れてただよ↗︎!」
桜「ここは私たちの息子の家なの。でも今、息子は、妊娠してる嫁さんのそばにいてて…、それで私たちが留守番を頼むことになってたのよ。」
19歳のグーラ「そうですか…。私は今、頭が良いだけでも食べていける仕事を探していて…、できれば工業系が良いかなって…。」
平吉「お、奇遇だな↗︎。 俺もそういう仕事なんだ↗︎。」
桜「ちょっとじいさんの職場、見てみるかい?」
19歳のグーラ「え…ぜひ見せてください!」
(竹井修理工房、さまざまな職人がいる。)
19歳のグーラ「うわ〜!」
モブ職人「平吉さん! その人は?」
平吉「うちの前で倒れてたんだ↗︎。工業系の職を探している最中に、熱中症になっちまったんだとよ↗︎。」
桜「面白そうかい?」
19歳のグーラ「面白そうです!」
平吉「じゃあ、早速面接するだ↗︎。 あ、履歴書はいらねえよ↗︎。」 - 110スレ主25/09/08(月) 18:43:53
(工房の応接室)
平吉「なんで頭が良いだけで食ってける職を探してるんだ↗︎?」
19歳のグーラ「私…生まれた時から、運動神経が悪くて…それで家族にも、周りの人にもいじめられて…、ついには実の兄にまで、ごうかんされて…、それで居場所を無くした私に、唯一の友達だった子が救いの手を差し伸べて…それで独自のルートでこの世界に来ました!」
桜「友達はどうしてここに送り込んだんだい?」
19歳のグーラ「なんか…この世界には、頭が良いだけで食ってける職があることを知ってたので…。」
平吉「世界じゃなくて、国だ↗︎。 国↗︎!」(ちょっと笑ってる。)
桜「…なんだか可哀想よ、この子!」
平吉「そうだな↗︎。 名前教えてくれねえか↗︎?」
19歳のグーラ「グーラ・ステープル…。私の住んでた世界では、忌み名とされているんです…。」
桜「まあ! 忌み名なんかつける親がいるの!? ありえない!」
19歳のグーラ「いいえ…私が弱い体で生まれたから悪いんでs」
(桜がグーラの両肩を持つ)
桜「あのねえ、弱いものいじめはね、恥ずべきことなんだよ。 居場所を無くしたのも、その親のせいだよ! アンタのせいじゃないわ!」
19歳のグーラ「お気持ちはありがたいのですが…」
平吉「いや、この国…お前さん風に言ったら、この世界かな…。この世界では、弱いものいじめを許さない人が多くいるんだ。そして、お前さんに寄り添ってくれる人も、きっと多いはずだ↗︎。」
桜「幸せになるには、この世界に逃げるしかなかったんだろう? 本当に今までよく頑張ったねえ…」
(グーラが泣き出す)
19歳のグーラ「この人達も…優しいなあ…。ありがとうございます…!」 - 111スレ主25/09/08(月) 19:01:39
平吉「そうだ↗︎! ばあさん! この子に新しい偽名をつけてやらねえか↗︎?」
桜「いいじゃない! 忌み名のまんまも嫌だろうしね!」
19歳のグーラ「え? え?!」
(戸惑っている。)
平吉「まずよ…こいつの身の上話から思ったけどよ、シンデレラって名前にしたらどうだい↗︎?」
19歳のグーラ「シンデレラ…?」
桜「家族にいびられて、惨めな思いをしてる1人の少女『シンデレラ』が、魔女の手で綺麗なお化粧とドレスを着て、王子様のところの舞踏会にいくんじゃよ。でも…その幸せな時間も12時には終わり…。それで王子様とシンデレラはしばらく離れちゃうの。でも彼女が残した、ガラスのくつのおかげで、幸運にも再び王子様とシンデレラは出会うことができて、本当の意味で幸せになれるお話じゃ。」
19歳のグーラ「ステキ…。」
桜「でも、ただのシンデレラじゃと、なんか安直じゃ。ここは、シンデレラのフランス語、『サンドリヨン』でどうだい?」
19歳のグーラ「それにしたいです!」
桜「じゃあ次は苗字…ええと…ちょっと待っとれ、スマホで調べるわい。」
(調べる)
桜「ロベールとかどうじゃ?」
平吉「へっ、そんなスマホで適当に調べた苗字なんか…」
19歳のグーラ「最高じゃないですか! それにします!」
平吉「く、食いついとるだ…↗︎!」
桜「じいさん、わしの勝ちだな(ドヤ) 今日からグーラちゃんの名前は、サンドリヨン・ロベールじゃよ!」
19歳のサンドリヨン「ありがとうございます…!」
平吉「ばあさんに負けたのは気に食わねえけど…サンドリヨンちゃんが気に入ってくれたなら…まあいいか↗︎。」 - 112スレ主25/09/08(月) 19:55:46
(そして、サンドリヨンは竹井修理工房の職人になった…!)
(夕方…)
平吉「サンドリヨンちゃん、もう仕事終わりの時間だ↗︎。よーく働いてくれたよ↗︎。」
桜「あなたの修理の腕前、他の職人さんがびっくりしてたわよ! ところで…どこに住んでるの?」
19歳のサンドリヨン「あ〜…住むところないので、ここで寝泊まりします!」
平吉、桜「ダメダメダメ! ウチ来て! ウチ!」
(竹井家)
7歳の竜平「ただいま! おじいちゃん、おばあちゃん! ん? そのひとだあれ?」
平吉「新しく、うちの工場で雇った、サンドリヨンちゃんだ。」
7歳の竜平「よろしくね! ええと…サンおねえちゃん!」
19歳のサンドリヨン「はい! よろしくお願いします!」
3歳のりょうま「おねえちゃん? あはは!」(両手をぱんぱん叩いてる。)
19歳のサンドリヨン「かわいい…!」
桜「この2人は私たちの孫だよ。」
和夫「おかえり…その人誰だ?」
平吉「外国人の新人が来ただよ↗︎!」
和夫「そうなのか!? 技術のほどは…?」
桜「すごいんだからこの子! 元からいる職人さんたちをビビらせちゃったのよ!」
平吉「でも…この子ちょっとある事情で、帰る家が無くてな…、ここで泊めようと思ってるんだ↗︎。」
和夫「おいおいおい…すみれに誤解されたらどうするんだよ…」
平吉「ああ、それなら心配すんな↗︎。 明日、この子をすみれさんに会わせるよ↗︎。」 - 113スレ主25/09/08(月) 20:00:12
忘れてるかもしれんので…
竹井和夫…第一弾で不倫した、すみれの元夫。 - 114二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 20:04:07
このレスは削除されています
- 115スレ主25/09/08(月) 20:06:02
(翌日…)
(サンドリヨンと竜平が目にクマを作って、リビングに来る。)
和夫「おはようございます…、どうしたんですか…? 竜平も…」
19歳のサンドリヨン「…夜ふかししてしまいましたっ。」
7歳の竜平「ましたっ。」
(平吉と桜が大笑いしだす。)
平吉「そうか…そうか…自分に懐いてくる子供が、サンドリヨンちゃんにとって新鮮なんだろうなあ↗︎!」
桜「サンドリヨンちゃん…ふふふ…かわいい子だねえ…」
和夫「とりあえず…そういう時は、顔洗いましょうか…」 - 116スレ主25/09/08(月) 20:18:46
(すみれの入院する病院)
平吉「こんにちはすみれさん↗︎!」
桜「ごめんね〜、今日は息子はちょっと幼稚園の送り迎えしてて…」
すみれ「お義父さん! お義母さん! それと…どちら様ですか…?」
19歳のサンドリヨン「新しく、平吉さんと桜さんに雇ってもらった、サンドリヨン・ロベールと申します。」
平吉「この子、結構、身の上話が可哀想で…住む場所もねえみたいだから、ウチに昨日泊めたんだ↗︎。」
桜「ごめんね…あなたの家なのに…」
すみれ「ああ、全然! うち…どうですか…? 息子とか…失礼なまねはしてないでしょうか…?」
19歳のサンドリヨン「全然! むしろ…今まで自分にはろくな家族がいなかったので…、自分に弟ができたようで嬉しくて…。 近いうちに…産まれるんですか?」
すみれ「はい…女の子なんです…。もうそろそろなんですよ、産まれるの。 あ! 動いた!」
19歳のサンドリヨン「どれどれ…」
(お腹に耳を当てるサンドリヨン)
19歳のサンドリヨン「ああ…動いています…!」
平吉「俺らも3人目の孫が楽しみだ↗︎!」
桜「あなたにも、妹ができるわね!」
すみれ「ふふふ、お仕事頑張ってくださいね、サンドリヨンさん。」
19歳のサンドリヨン「はい、すみれさんも出産頑張ってください!」 - 117スレ主25/09/08(月) 20:41:32
(2日後、竹井修理工房)
(オルゴールの修理をしているサンドリヨン)
平吉「おい↗︎! サンドリヨンちゃん! すみれさんに陣痛が↗︎!」
19歳のサンドリヨン「え!?」
桜「息子は先に行ってるぞ! 車乗んなさい!」
19歳のサンドリヨン「はい!」
(病院、サンドリヨン、平吉、桜が駆けつける)
和夫「父さん! 母さん! サンドリヨンさん! もうすぐですよ!」
平吉「今、ひぃひぃふぅしてるところか↗︎?」
桜「いい年して、うるさいよ、じいさん!」
19歳のサンドリヨン「すみれさん…」
(病室のドアが開く!)
看護師「和夫さん! 生まれましたよ!」
(4人が勢いよく、病室に入る)
赤ちゃんのるり「オギャア…オギャア…」
すみれ「生まれたよ…あなた…」
和夫「すみれ…よく頑張った…!」
サンドリヨン「赤ちゃん…かわいいな…」 - 118スレ主25/09/08(月) 21:30:47
(回想が終わる)
幸果「ちょーっとストップ! 起業したの2年前だよね!?」
すみれ「ああ…4年前に一度潰れちゃったんですよ…」
幸果「なんで…隠してたんですか…?」
すみれ「一度潰れてる会社だって思われると…舐められるんじゃないかって…すみませんでした!」
幸果「いやいやいや、別に謝らなくて大丈夫ですよ、すみれさん! しかしそうなると…再起業のための資金はどうやって…」
すみれ「それはサンドリヨンちゃんが…」
(回想)
サンドリヨン「平吉さんや、すみれさん、そしてあの3兄妹のためにも、再起業のためのお金をためなきゃ! クラウドファンディングです!」
(回想が終わる)
すみれ「それで貯まったお金で、もう一度、再スタートできるように、幸果さんに宣伝を頼んだんです!」
竜平「あの時は、サンお姉ちゃんが本当に頑張ってたなあ…」
幸果「でも…クラウドファンディングやれるくらいの技量なら…サンドリヨンちゃんでもいけたんじゃね…?」
サンドリヨン「…私…未だにSNSは苦手なんです…。だから、下手に宣伝するよりかは、プロに頼んだ上で、宣伝しつつ、起業し直した方がいいと思って…。」
ショウマ「なるほど…話の内容で少しだけおかしいと思ってたけど、そういうことか…」
ニエルブ「人間界に行ってから…本当に幸せになってたんだね…。」
サンドリヨン「本当にあの時、人間界に行かせてくれて、良かったと思ってます!」
ローズ「でも…またステープル家に、サンドリヨンさんの幸せを奪われ…、ゆかりも攫った…!」
ユリ子「健介先輩まで…」
ジープ「!? ねえ、これ見て!」
(ジープのスマホには、『鈴木さん一家の両親が、奇妙な方法で殺○され死亡、娘は拉致されたか』という見出しのニュースが…)
絆斗「思ったより、事態は深刻だな…」
ラキア「これじゃ、ゆかりの無事も怪しいぞ…!」
ショウマ「なんとかしなきゃ…」 - 119スレ主25/09/08(月) 21:32:28
今日はこれで終わりです! 保守お願いします!
(ギリギリで設定のズレを防げて良かった…) - 120スレ主25/09/09(火) 06:15:11
リゼル「アイツら只者じゃなかったからね…生半可な手でゆかり先輩を助けることはできないわ…」
絆斗「アイツらは、やろうと思えば、ほんの一瞬で人を殺せる。」
ローズ「過去最高に難しいよ…」
ユリ子「…アイツらを惑わせたら、いけたりして…」
幸果「惑わす…」
サンドリヨン「それは無理です。イーストレディメイド、つまり、父の眷属は、近くの私の血を感知できます。」
ラキア「……無理なことはないぞ…、その能力なら、騙す方法はある。」
ショウマ「どんな方法!?」
ラキア「…つまり…◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️。」
(ラキアの提案が説明される)
絆斗「なるほど…! 確かにその手なら!」
ラキア「ニエルブの技術も必要になってくる。」
ニエルブ「お任せあれ。」
ショウマ「じゃあ…俺は、いつも通りにお菓子買って、食べて、ゴチゾウ増やしとく。」
るり「サンおねえちゃん…だいじょうぶ…? しんじゃったりしないよね?!」
サンドリヨン「大丈夫です。ラキアさんの作戦はきっとうまくいくはずですよ…!」 - 121スレ主25/09/09(火) 07:59:02
(一旦ストマック社のニエルブの部屋に行く、ニエルブ、絆斗、ラキア、ジープ。)
(ラキアは怪人態になっている。)
ニエルブ「さあて…作業開始だ!」
(作業をしている最中)
絆斗「なあ…ニエルブ…。」
ニエルブ「何だい?」
絆斗「酸賀と仲良くなった理由って何なんだ?」
ニエルブ「…僕の頭脳を認めてくれたこと、それと、利害の一致かな…。 まあでも最初は怖かったな…スーツケースから血の匂いしてたし。」
絆斗「…これ以上は語らないでくれ…無理…おえっ…」
ラキア「じゃあ、俺を仮面ライダーにした目的は…?」
ニエルブ「それは、ストマック家の地位を上げるために、利用したかったからだ。そのために、バイトの中で、強かった君を選んだ。失敗しちゃったけどね…」
ラキア「お前、ストマック家に関心ないと思ってたぞ…」
ニエルブ「そう思われるか…。僕が爺さんにいじめられてる映像は見ただろ?」
ラキア「ああ。」
ニエルブ「…僕はどうしても、自分の頭脳で、ストマック家を盛り上げたかった…。爺さんを見返すためにね…」
ラキア「承認欲求か…。」
ニエルブ「さあて…あとは完成待ちだ。 その間にジープの強さの数値を計ってみよう…。 聞いたよ? ランゴ兄さん相手に足止めしたって。」
ジープ「兄さん…ハイスコア目指してみるわ!」 - 122スレ主25/09/09(火) 08:07:22
(必殺技を使わずにニエルブエージェントを撃破)
ニエルブ「ほう…ショウマとの差も縮まっている…。かなり強くなったね…」
ジープ「成長したでしょ! ニエルブ兄さん!」
絆斗「もはや僅差だろ…」
ラキア「お、完成したみたいだぞ。」
(ひだまり)
ショウマ「閉店時間ギリギリだった…送ってくれてありがとう、幸果さん!」
幸果「いいってことよ! それに、今出してる仏壇のお供物も必要だし!」
優「いらっしゃいショウマくん! どうしたんだい? こんな閉店ギリギリに?」
ショウマ「また…戦うためのお菓子が必要なんです!」
幸果「それと…お供物のお菓子…即席でもいいから、なんか用意しておきたくて!」
優「分かった! 入って入って!」
優「分かった!」 - 123スレ主25/09/09(火) 08:10:18
優の最後のセリフ間違えて一個多くしちゃった。
- 124スレ主25/09/09(火) 09:12:54
(竹井家、ただし、サンドリヨンは今怪人態になっている。)
るり「サンおねえちゃん、ちょうちょみたい!」
サンドリヨン「ありがとうございます!」
(羽をパタパタさせている。)
りょうま「グラニュート界では美しいって、言われる方か?」
竜平「コラ! 失礼だろ!」
サンドリヨン「まあ、見た目だけは美しいって、いじめっ子は言っていました。」
(ちょっとだけドヤる)
(固定電話がなる)
すみれ「はーい…」
イーストレディメイド(スピーカー越し)「もしもし…こちら、パイシース家のレディメイドと申します…。」
すみれ「レディメイド!?」
リゼル「代わって!」
(電話を代わる)
(スピーカーホンにする。)
パイシースレディメイド(スピーカー越し)「へへっ、テレビで事件になっちまったから、きっと心配しているだろうと思ってな〜www」
リゼル「ゆかり先輩をどうしたの!?」
ローズ「返しなさいよ!」
イーストレディメイド(スピーカー越し)「大丈夫です…。まだ殺してはいません。まあ、人質という立場をわからせるために、親の方は殺しましたがwww」
(顔が怒ってるリゼルとローズ)
リゼル、ローズ「ギャアアアアアアアアアアアアア!」
(けたたましい大声。)
(電話線が壊れる。) - 125スレ主25/09/09(火) 10:37:37
(廃墟ビル)
パイシースレディメイド「鼓膜破れるかと思った…」
イーストレディメイド「スマホも一つ壊れましたね…」
ゆかり「…ねえ…健介は生きてるの…?」
イーストレディメイド「ああ、あのガキ…一応、殺さない程度にはしておきましたが…。」
パイシースレディメイド「最悪寝たきりかもなあ、へへっ。」
ゆかり「嫌…嫌よ…」
(病室 健介の処置は完了済み。)
健介「数針も縫わされた…」
若林先生「生きてるだけでも、儲けもんだろ。」 - 126スレ主25/09/09(火) 10:41:50
(ひだまり)
優「え、嘘でしょ?!」
ショウマ「どうしたんですか?」
幸果「こっちにも新着のニュースが!」
『〇〇地域一帯で、電話線が壊れる。』
優「最悪、店臨時休業だよ…運が良かったね…ショウマくん…。」
ショウマ「お気の毒に…。」 - 127スレ主25/09/09(火) 13:31:50
(扉の間 帰路に着いている。ラキアは人間態)
絆斗「おいニエルブ、サンドリヨンを逃がした後のお前の話を聞いてなかったぜ。教えてくれよ。」
ニエルブ「あの後はね…」
(回想)
ランゴ「何ぃ!? 人間界の情報をあの弱虫に教えた?!」
19歳のニエルブ「アイツ、もうグラニュート界に居場所がなかったんだってさ。」
グロッタ「あんたバカなの…? これで警察にばれて、闇菓子の仕事ができなくなったらどうすんのよ…?」
19歳のニエルブ「大丈夫、闇菓子のことは、ばらしてな…」
(ランゴの鉄拳が飛ぶ)
19歳のニエルブ「ぐうっ…」
ランゴ「おいニエルブ、このグラニュート界では弱肉強食だということは知ってるな…? それなのに…お前は弱い奴に手を差し伸べた挙句、会社の情報の一部まで流した…。 お前のやったことは、親父と同罪なんだよ!」
グロッタ「流石に父さんと一緒にしなくても…」
ランゴ「ニエルブ…次、赤の他人に、弱肉強食に反する行動を取った場合…ただじゃおかないからな…。分かったな?」
19歳のニエルブ「はい…」
(回想が終わる)
ニエルブ「あの時のランゴ兄さん、本当に怖かったな…」
ジープ「父さんと同罪って…ランゴ兄さん酷すぎる…」
ラキア「さあて、帰ったら、明日の戦いに備えてゆっくり休むぞ。」
絆斗「おうよ!」 - 128スレ主25/09/09(火) 14:56:18
(この時のランゴの考えをわかりやすく。)
・ブーシュ 井上親子を生かしている。→弱い奴に救いの手を差し伸べてる!
・ニエルブ 弱虫(グーラ)を人間界に行かせている。→ 弱い奴に救いの手を差し伸べてる!
↪︎「(ニエルブがクソ親父になりかけてるなぁ… ここは兄として鉄拳制裁、そして、弱肉強食をもう一度叩き込まないと…)」
- 129スレ主25/09/09(火) 18:21:07
- 130スレ主25/09/09(火) 18:33:00
ユリ子「ローズ…先輩と、リゼルちゃんが電話線ぶっ壊したんです!」
リゼル「レディメイドらが挑発してくるから、威嚇してやっただけなのよ〜!?」
ローズ「本当にムカつくんだから、アイツら!」
(全員呆れ顔)
絆斗「あのなあ…お前らのせいで救急車が出動できなくなったりしたら、どうするんだよ…」
ショウマ「優さんも、出荷に影響が出て、最悪臨時休業するかもって言ってた。」
ユリ子「反省しろ2人とも。」
(リゼルとローズがしょげる。)
リゼル、ローズ「はい…。」
(スマホに通知が来る。)
幸果「あっ、復旧できたみたい。 原因は、一時的なシステムダウンだって。この通信障害による、救急車両の遅れはないってさ。」
ショウマ「それは良かったね…。」 - 131スレ主25/09/09(火) 18:54:40
ニエルブ「こっちは調整完了さ。 ほら、ミミックキー返却しとくよ。」
(サンドリヨンにミミックキーを返す。)
サンドリヨン「ありがとうございます。」
(人間態に戻る。)
幸果「さて…平吉さんの仏壇…まだ遺体が帰ってこないけど…用意しよう…。」
すみれ「座布団とか…用意しておきますね。」
(全員で仏壇の準備をした。)
ニエルブ「平吉さん…。」
サンドリヨン「…きっと無事にあなた達の仇を…討ってくれると思います…。」
すみれ「お義父さん…お義母さん…死ぬのが早すぎるでしょ…。」
(竜平とりょうまは静かに黙祷している。)
るり「おじいちゃん…おばあちゃん…サンおねえちゃんをまもって…!」
(みんなが次々に線香を立てる。)
ショウマ「平吉さん…桜さん…これ…お供え用のお菓子と…仕事終わりによく食べてた、杏仁豆腐です…。」
(ショウマが最後に線香を立てて、おりんを鳴らす。)
(全員が黙祷を捧げる。) - 132スレ主25/09/09(火) 19:59:26
(廃墟ビル)
ゆかり「…………………」(寝ている)
イーストレディメイド「寝ましたね…。」
パイシースレディメイド「まるで死んでるみたいだ。」
(廃墟ビルに誰かが入ってくる。)
イーストレディメイド「これは…イースト様と奥方様…。」
パイシースレディメイド「パイシース様も来た!」
イースト「どうだ…? どれほど作戦は進んでいる?」
イーストレディメイド「…思ったより、グーラの味方につく側の一部が強いです。」
パイシースレディメイド「こっちは電気完封する奴(ヴラム)が現れて、フルボッコにされちまったよ。」
ワーサ「この子達を追い詰めるんだから、相当強いのでしょうね。」
パイシース「ま、こんなこともあろうと、これ、持ってきたよ。最強のアイテム、『超電子リストバンド』。 今の俺じゃ使えねえから、お前が使え。」
パイシースレディメイド「ありがとうございます。これであの金属野郎にリベンジしてやる!」
(ゆかりを見つける)
イースト「その異世界生物は誰だ?」
イーストレディメイド「人質です。明日の12時に、グーラと交換します。」
イースト「ほう…」
ワーサ「偉いじゃない! これでうまくいくわよきっと!」
パイシース「へへへ、俺の心臓病が治る日も近いぜ!」 - 133スレ主25/09/09(火) 22:04:28
(深夜、竹井家の庭)
(ニエルブが1人で夜空を見ている)
ニエルブ「………平吉さん…。」
(背後から誰かが声をかける。)
サンドリヨン「ここにいたんですね。」
ニエルブ「……ああ、サン。眠れなくてね…。」
サンドリヨン「私もです。作戦が成功するか…」
ニエルブ「まあ、心配だよね。」
サンドリヨン「…ニエルブさん、私…あなたにどうしても言いたいことがあって…、ニエルブさんのこと、コンビを組み始めた頃からずっと…大好きです! 居場所を失った私に…もう一度生きるきっかけをくれたのは、ニエルブさんだから…! それに…ニエルブさんと一緒になれなきゃ…私は本当に幸せになんかなれません…!」
ニエルブ「僕も…君のことは、きっと幸せにしてみせる!」
サンドリヨン「…違うんです、ニエルブさん…そんな遠回しな言い方しないでください…この作戦が仮に失敗したら、私はこの世にはいなくなるんです…! 私…今…ニエルブさんの…本音が聞きたい…!」
(涙をぽろぽろと落とすサンドリヨン)
(泣くサンドリヨンを抱きしめるニエルブ)
ニエルブ「………僕も…前から、ずっと君のことが大好きだ…! 君のいなくなった世界は…とても寂しかったんだ…。 もう…お別れなんかしたくない! 一生…君の側にいたい…!」
サンドリヨン「…嬉しいです…! ニエルブさん…!」
(屋根から覗いてたジープ)
ジープ「(…2人を幸せにする為にも…、明日は絶対に勝つ…!)」 - 134スレ主25/09/09(火) 22:05:43
今日はこれで終わりです! 保守お願いします!
明日から…クライマックスです! - 135二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 06:14:01
保守
- 136スレ主25/09/10(水) 06:36:19
(翌日… 廃墟ビルに、ステープル家、仮面ライダー6人、サンドリヨン、ニエルブが来る。)
ショウマ「(後ろにいるのは…)」
絆斗「(多分ステープル家か…?)」
ジープ、リゼル、ローズ「(良かった…ゆかり(先輩)は生きてた…)」
パイシース「(俺の心臓〜)」
(サンドリヨンはラキアの隣にいる)
イーストレディメイド「…グーラを連れてきたようですね…。」
パイシースレディメイド「おい、偽物とかじゃないだろうな?!」
イーストレディメイド「それはありません。間違いなくグーラの血の気配は感じます。」
パイシースレディメイド「じゃあ、問題ねえか…。」
(ゆかりの紐を解く)
ゆかり「ううっ…」
ラキア「じゃあ、イチニノサンで同時に解放するぞ。」
パイシースレディメイド「分かった。」
ラキア「3、」
パイシースレディメイド「2、」
ラキア、パイシースレディメイド「1!」
(ラキアはサンドリヨンを、パイシースレディメイドはゆかりを突き飛ばす!) - 137二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 12:30:57
保守
- 138スレ主25/09/10(水) 13:02:08
(ゆかりが味方の方に戻っていく。)
(サンドリヨンはレディメイドの方に向かっていく…)
パイシースレディメイド「このまま…心臓をもぎ取る…!」
(だが…その時、イーストレディメイドが違和感を覚える。)
イーストレディメイド「(…? 血の気配が近づいている感じがしない… まさか…!)」
パイシースレディメイド「さあ…パイシース様の犠牲と…」(攻撃態勢)
イーストレディメイド「そいつはグーラではありませ…」
(その時、サンドリヨンの指から触手が出て、レディメイド2人が不意打ちをくらう。)
レディメイド達「ぐわっ!」(壁に叩きつけられる。)
サンドリヨン?「まったく…ヒヤヒヤした…ダルっ…」
ラキア?「成功しました! ゆかりさん! 逃げましょう!」
ゆかり「え?! はい!」 - 139スレ主25/09/10(水) 13:38:22
(ラキア?とゆかりが逃げていく)
ニエルブ「引っかかりましたね、パイシース家のみなさん。」
(回想)
ラキア「…つまり…俺がサンドリヨンとミミックキーを交換して入れ替わる、多分人質解放の直前に、俺の隣にいておけば、アイツらも騙せるだろう。」
(回想が終わる。)
ワーサ「小賢しい真似を…! あなた達のせいで息子が死んだら、どう責任取ってくれるの?!」
パイシース「そうだそうだ! 俺は病気なんだぞ!」
ラキア(体はサンドリヨン)「知るかよ。それより、お前らのせいで罪のない人間が、4人も死んだんだ。そっちこそどう責任を取るんだ…?」
イースト「話は聞いている。あなた達が反抗的な態度を取ったから、そうなったのでしょう? 私たちは悪くありませんよ…」
ローズ「お前、その口閉じろよ…! ゆかりはあんた達のせいで、みなしごになったんだよ!?」
リゼル「先輩泣かしやがって…」
ジープ「…あんた達…生きて帰れるとは思わないことね…!」
絆斗「俺らはお前達を許さねえ!」
ショウマ「ニエルブ兄さんや、サンドリヨンさんの幸せは奪わせない!」 - 140スレ主25/09/10(水) 13:41:01
(逃げているサンドリヨンとゆかり)
ゆかり「ええと…ラキアさん…?」
サンドリヨン(体はラキア)「ああ…サンドリヨンです! 今はラキアさんに化けています!」
ゆかり「これからどこへ…?」
サンドリヨン(体はラキア)「健介さんが入院している病院へ逃げます!」
ゆかり「健介は生きてるんですか?!」
サンドリヨン(体はラキア)「大丈夫です! 意識もありますよ!」 - 141スレ主25/09/10(水) 14:53:17
(健介の病室)
幸果「作戦…成功してるかな…?」
若林先生「あの人たちなら…きっと大丈夫!」
健介「ゆかり…無事でいてくれよ…!」
ユリ子「ところで先輩…なんで顔面付近で爆発したのに、普通にピンピンしているんですか…?」
健介「そりゃまあ、根性よ!」
竜平「健介さんもグラニュートだったりして…」
健介「ちげえよ! 俺は純人間だわ!」
りょうま「でも…軽音部でしょ…? なんで体がそんなに強いんだよ…?」
るり「こんじょう、ってことにしとこうよ!」
(スマホの通知が来る。)
健介「おおっ! ゆかり救出成功だってよ!」
若林先生「作戦成功だな!」
幸果「良かった…うん? 健介くん、スマホの待ち受けの、このゆるキャラだれ?」
健介「ああ…死んだ俺のじいちゃんが、若い頃着てた鎧だ。」 - 142二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 14:54:20
まさかのがんがんじい!?
- 143スレ主25/09/10(水) 14:55:01
オリジナル設定。
健介は根性を見せる時、がんがんじい並みの身体能力を発揮する。
そして、健介はがんがんじいの孫。 - 144スレ主25/09/10(水) 19:13:49
幸果「鎧!?」
健介「なんか、がんがんじいちゃん、ネオショッカーっていう奴と戦った『日本一のスーパーヒーロー』だっていう設定があるんだよ。」
ユリ子「がんがんじいちゃん…www」
健介「あと、がんがんじいちゃんは、左腕を失ってるんだけど、理由を、『ネオショッカーを倒した後、強敵と戦って、左腕を潰された』からだって、言ってたんだよ。 まあ、かなり嘘くさい武勇伝ばっかり話してたな…。 で、がんがんじいちゃんが死んだ後に、この鎧を貰ったってわけ。」
若林先生「人一倍、ヒーローに憧れを持っていたのかな?」
健介「そうだな…俺にも、『誰かを守るヒーローになってほしい。』って、ずっと言ってたもんだよ…。 がんがんじいちゃんは、ご近所の治安を守ってたヒーローだった…。 でも…俺は全然、ヒーローになれてねえや…。」
幸果「健介くんは、十分ヒーローだよ。」
ユリ子「体を張って強いグラニュートに殴りかかるなんて真似、絶対私には真似できないと思います! 健介先輩はすごいですよ!」
健介「ありがとうな…。」
竜平「あ、サンお姉ちゃんと、ゆかりさんが来ました!」
(ゆかりとサンドリヨンが来る)
ゆかり「健介…良かった…!」(涙を流している)
健介「すまねえ…ゆかりを危険に晒しちまった…。」
ゆかり「もう…謝らないでよ…。」
健介「サンドリヨンさんも無事ってことは今…」
サンドリヨン(体がラキア)「はい、今ステープル家と交戦中です!」 - 145スレ主25/09/10(水) 19:18:40
出ないけど…キャラクター紹介
がんがんじい/矢田勘次…健介の祖父で、自称「日本一のスーパーヒーロー」。スカイライダーと一緒にネオショッカー討伐に協力した過去がある。普通の人間と比べたら、身体スペックは高め。健介には、上記の話を「嘘っぽい武勇伝」と言われている。
(ここからオリジナル設定。)
しかし、ネオショッカーとの戦いのあと、未知の強敵と戦って、左腕を失っている。これがきっかけで、ヒーローを引退して、鎧を着ることも無くなった。 - 146スレ主25/09/10(水) 20:11:28
「マスター!」
「わー! わー!」
「(フラッペを混ぜる音)」
「フラッペ! オン! (変身待機音)」
「デザート、オン!」
「ドロップミー! ドロップミー!」
「ディッシュアップ!」
「メイキング! メイキング! スイーツメイキング!」
「スナック! バイト、スナック! バイト、スナック!」
「セット! (3回クリムゾンジャッキを閉じる音) チェンジング!(変身待機音) 」
「チョコ… スワロー、チョコ! スワロー、チョコ!」
ショウマ、絆斗、ラキア、ジープ、リゼル、ローズ「変身!」
「マスターテイスト!」(仮面ライダーガヴ マスターモードに変身)
「フラッペ、カスタム! シャリシャリ!」(仮面ライダーヴァレン フラッペカスタムに変身)
「コンプリート! アラモードモード! ポナペティー!」(仮面ライダーヴラム アラモードモードに変身)
「バキバキスティック! ヤミー!」(仮面ライダービターガヴ バキバキスティックフォームに変身)
「ファイヤー! ビヨンドバイオロジー! ベイク!」(仮面ライダーベイク ブレイクッキーフォームに変身)
「チョコルド…トレビア〜ン🩷!」(仮面ライダーピンキーガヴ チョコルドフォームに変身) - 147スレ主25/09/10(水) 20:18:43
(ニエルブがミミックキーを外す。)
(ヴラム vs パイシースレディメイド)
(ヴァレン vs ワーサ)
(リゼルandローズ vs イーストレディメイド)
(ガヴ、ビターガヴandニエルブ vs イースト)
(パイシースは蚊帳の外)
(上記の構図で戦う) - 148スレ主25/09/10(水) 20:20:08
今日はこれで終わりです! 保守お願いします!
…明日こそ、ショウマ達の戦闘になります。忙しくてすまねえ。 - 1499525/09/10(水) 20:22:09
なるほど...がんがんじいの血を引いてるならそら頑丈になるか...
- 150二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 23:49:45
保守
- 151スレ主25/09/11(木) 06:04:23
- 152二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 06:27:11
このレスは削除されています
- 153二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 06:30:24
このレスは削除されています
- 154スレ主25/09/11(木) 06:36:24
絆斗「グエッ!」
ワーサ「この形ならば…まあマシね…」
(たくさんの技でラッシュをぶち込んでいく)
ワーサ「息子の治療の邪魔をするから悪いのよ! ハァーッ!」
(止めを刺そうとする…)
(しかし、次の瞬間、ヴァレンが真剣白刃取りでワーサの技を防いだ!)
絆斗「剣術ってのは…足の動きが重要なんだよな…!」
フラッペ一郎「任しぃ!」
(フラッペ一郎がヴラスタムギアのレバーを上下する。)
「フローズン!」
(ワーサの足元が凍る)
ワーサ「…貴様あああ!」
絆斗「終わりだ…!」
(ヴァレンバスターにフラッペ一郎が入る)
(ヴァレンバスターのレバーを閉じる)
「チョコ!」
(エネルギー弾をゼロ距離でくらう!)
ワーサ「うわあああああああ!」(大爆発) - 155スレ主25/09/11(木) 10:45:08
(リゼルandローズ vs イーストレディメイド)
イーストレディメイド「イースト様は、次の大統領候補でございます…。そして…その跡継ぎはパイシース様と決めておられます…。 あなた達は、そういう人に逆らっているのですよ? 分をわきまえたらどうですか?」
リゼル「アンタらみたいな奴らを、大統領になんかさせたくもないわ!」
ローズ「分をわきまえろって言われてもねえ…、私、人間のハーフだから知らんし、人殺しに頭なんか下げやしないよ!」
イーストレディメイド「ふん…その強がりも今のうちでは…?」
(血を天井に撒き散らし、天井を落とす)
リゼル「こんなんじゃ死なないわよ!」
(リゼルがガレキを全部撃ち砕く。)
イーストレディメイド「チッ…」 - 156スレ主25/09/11(木) 11:55:35
(イーストレディメイドが自身の拳に、ナイフで傷をつける。)
(イーストレディメイドが攻撃態勢をとる)
リゼル、ローズ「…………。」
(イーストレディメイドがパンチによる勝負を仕掛けてくる!)
(血の滲んでいる手で繰り出すパンチは、攻撃を受けた瞬間、爆発することでダメージが大きくなる!)
リゼル「(このパンチ…普通よりも痛いじゃない!)」
ローズ「(この爆発がタチ悪いな!)」
イーストレディメイド「パイシース家に逆らったことを後悔して死になさい! うああああああ!」
(ラッシュのたびに、小さな爆発が起こる。)
リゼル「くっ…」
ローズ「どうすれば…この状況を…?」 - 157スレ主25/09/11(木) 13:18:47
(ローズのもとに2匹のゴチゾウが来る)
ピーチポッピングミ「(ここは、)」
パンチングミ「(俺らを使え!)」
ローズ「…! OK!」
「グミ… スワロー、グミ! スワロー、グミ!」
「(ゴチゾウのうめき声)」
「パンチングミ、セ・ボン!」(仮面ライダーピンキーガヴ ポッピングミフォーム パンチングミアシストに変身)
ローズ「リゼル…私が隙を作る!」
リゼル「分かったわ、ローズ!」
ローズ「うおおおお!」
(イーストレディメイドに攻撃していく)
イーストレディメイド「その程度の特攻では…私は倒せませんよ!」
(胸に爆発パンチをぶち込み、胸付近が爆発する!)
(しかし…手応えを感じない…)
イーストレディメイド「…?」 - 158スレ主25/09/11(木) 13:27:19
(ローズがハンドルを回している!)
「キルユー、キルユー、キルユー!」
ローズ「グミって強いよなぁ…?」
「(ゴチゾウのうめき声)」
「パンチングミ…パンシュ!」(パンシュとはパンチのフランス語)
(イーストレディメイドが大振りのパンチをくらう)
イーストレディメイド「ううっ…」(ふらっとよろけている)
リゼル「トドメ…」(クリムゾンジャッキを3回閉じている。)
「バーニング、フルエクスプロージョン!」
(イーストレディメイドに全弾直撃する。)
イーストレディメイド「うわああああ!」(大爆発) - 159スレ主25/09/11(木) 13:39:23
パイシース「ひええええ…母さんと父さんの眷属が倒されちまったよ… 大丈夫か…これ…?」
(ヴラムvsパイシースレディメイド)
パイシースレディメイド「へっ、やっぱ強いなあ…」
ラキア(声がサンドリヨン)「だる…、まだ倒れねえのかよ…。」
パイシースレディメイド「その余裕もここまでだよ…!」
ラキア(声がサンドリヨン)「…?」
パイシースレディメイド「レディメイド…チャージアップ!」
(超電子リストバンドの効果が発動する!)
(明らかにやばいオーラを纏っている!)
ラキア(声がサンドリヨン)「!? 一体なんなんだよ…!」
パイシースレディメイド「ほう…この力なら…! お前を倒せる! とう!」
(アラモードの盾にパンチを放つ!)
(アラモードの盾にヒビが入った!)
ラキア(声がサンドリヨン)「何…!?」
パイシースレディメイド「へへっ…」
(不気味な薄ら笑いを浮かべている…) - 160二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 13:41:43
このレスは削除されています
- 161スレ主25/09/11(木) 14:54:18
ここんとこもう少し分かりやすくするわ。
オリジナル設定!
パイシースレディメイド チャージアップの能力
・超電子の力で、装甲を電気分解して削っていく。 身体スペックも100倍になる。
・パワー、タフネスはボッカ、スピードはマスターガヴを上回る。
・ただし、60秒しかこの状態になれない。
- 162スレ主25/09/11(木) 18:56:27
パイシースレディメイド「電…パンチっ!」
(ラキアの盾にまたヒビをつける)
ラキア(声がサンドリヨン)「ハァっ!」
(ヴラムブレイカー鎌モードで反撃する)
(しかし、一瞬で避けられた。)
ラキア(声がサンドリヨン)「!!!」
パイシースレディメイド「遅えよ!」
(凄まじいパワーで、廃墟ビルの外までぶん投げる)
ラキア(声がサンドリヨン)「うわあああああ!」
(ラキアがダウンしている…)
パイシースレディメイド「さあて…1回戦目のお返しだよ。なぶり殺しにしてやるぜ! エレクトロ、ファイヤー!」
(地面をつたって、かなり強い衝撃が、ラキアの体を走る)
ラキア(声がサンドリヨン)「ぐっ…アアアアアア!」
パイシースレディメイド「もう一丁! エレクトロファイヤー!」
ラキア(声がサンドリヨン)「うう…」
パイシースレディメイド「まだまだ足りないだろ? エレクトロファイヤー!」
ラキア(声がサンドリヨン)「ぐわああああああ!」
(ラキアの息が荒くなっている。)
パイシースレディメイド「さああ…トドメ刺してやるよ…!」
(上へ飛び上がった!)
パイシースレディメイド「レディメイド流…超電…稲妻キック!」
(間違いなく即死の一撃を放とうとしている…)
(その時、チャージアップしてから60秒が経過…パイシースレディメイドの攻撃力が弱まる!)
(普通の稲妻キックがラキアに当たったが、ラキアはダメージを受けない!)
ラキア(声がサンドリヨン)「フッ…60秒耐え切ったぞ…」
パイシースレディメイド「何っ! どうなってる?!」 - 163スレ主25/09/11(木) 19:12:08
(回想)
ラキア「俺があの稲妻のメイドをやる。」
サンドリヨン「ちょっと待ってください。私は昔、兄に自身の能力を向上させる装備を作ったんです! あの装備は…正面でかかろうとしたら危ないです!」
ラキア「まさか、あのメイドが使う可能性があるというのか?」
サンドリヨン「あります。あの装備は、心臓病の者では扱えません!」
ラキア「じゃあ…対策法は…?」
サンドリヨン「あります。それは、その装備の効果が発動してから60秒待つことです! 大丈夫ですよ! 兄には教えていませんし、知りません! あの人は60秒以内に絶対敵を倒しているので!」
(回想が終わる)
ラキア(声がサンドリヨン)「残念だったな…その装置は60秒しか使えないようだぞ…!」
パイシースレディメイド「チッ…どこまでも無能な奴だ! グーラめ!」
(ラキアがヴラスタムギアのレバーを下ろす)
「3! 2! 1! フルチャージ!」
パイシースレディメイド「うおおおおおお!」
(上空に飛び上がる)
ラキア(声がサンドリヨン)「…ステープル家と共に散れ…!」
(上空に飛び上がる)
パイシースレディメイド「レディメイド流…電キック!」
「プリンテンペスト!」
(二つのキックがぶつかり合う…)
(ラキアが打ち勝つ!)
パイシースレディメイド「うわああああ…こんな奴に…こんな奴にぃぃぃ!」(大爆発)
ラキア(声がサンドリヨン)「手こずらせやがって…だる…。」 - 164スレ主25/09/11(木) 20:02:59
(ガヴ、ビターガヴandニエルブ vs イースト)
ニエルブ「僕らの痛みを…思いしれ!」
(ニエルブが、矢を連続で撃つ!)
イースト「……弱い…」
ショウマ「ハアッ!」
(イーストに高速のラッシュを繰り出す!)
(しかし、イーストはしっかりと対応してくる!)
イースト「…こっちはなかなか強い…!」
ジープ「フゥーッ…」
(ビターガヴガブレイドのボタンを押している…)
(ビターガヴガブレイドの痛い斬撃を喰らわせる!)
イースト「こっちもなかなか…!」
(絆斗、ラキア、リゼル、ローズが来る!)
絆斗「来たぞ、ショウマ!」
ラキア(声がサンドリヨン)「手伝うぞ!」
イースト「おじゃま虫が増えましたねえ… ならば…」
(ナイフで、自身の動脈を切っている!)
(そして、床にドバドバとばら撒いている…)
絆斗、ラキア、リゼル、ローズ「!!!」
ジープ「…! まずい!」
(ジープがニエルブを担いで避難させる。)
ショウマ「……………」(なぜか逃げずに、構えている…!)
(ビルが全壊するほど、凄まじい爆発が起こり、絆斗、ラキア、ジープ、ニエルブ、リゼル、ローズが吹き飛ばされる!)
(パイシースは避難済み)
パイシース「…危なかった…うっ…少しだけ苦しい…心臓に悪い…」
6人「うわああああああああ!」 - 165スレ主25/09/11(木) 20:14:27
(動脈を修復したイースト)
(辺りには土煙が舞っている…)
イースト「ふん…跡形も残らなかったか…」(背中を向ける)
「バクキャン…ブラスト!」
(大量の弾丸が、イーストに飛んでくる!)
イースト「なっ…」
(背中にたくさんの弾丸が直撃する!)
イースト「ぐわああああっ…」
(土煙の中から、仮面ライダーガヴ グルキャンフォーム バクキャンアシストが出てくる!)
ショウマ「背後狙ったのに…仕留められなかった…。」
絆斗「ショウマ!」
ニエルブ「生きてたね…」 - 166スレ主25/09/11(木) 20:30:28
ショウマ「…おい…どうする…? …サンドリヨンさんの心臓を諦めるか…それともこの場で俺に倒されるか!」
「ケーキ! イートケーキ! イートケーキ!」(すでに殺意を出しているショウマ)
イースト「心臓はあきらめない…! 後継のパイシースには…健康に生きて…我がステープル家を盛り上げて欲しいのだ…! ここまで来て、諦めるわけにはいかぬ!」
ショウマ「そうか…」
「(ゴチゾウのうめき声)」
「ケーキング! アメイジング!」(仮面ライダーガヴ ケーキングフォームに変身)
イースト「うううオオオオオッ!」
(また動脈を切って血を流している。)
ニエルブ「させない!」
(血を流した場所を、毒沼で覆う!)
イースト「!! なんだこれは…毒か!」
ニエルブ「僕の毒は、溶血作用もあるんですよ…」
ショウマ「ナイスニエルブ!」
「デコレーション!」(ザクザクチップス、チョコダン、ブルキャンのホイップ兵を召喚)
(ホイップ兵3匹が、イーストを襲う!)
イースト「くうっ…貴様ら… うっ…」
(貧血で頭がフラフラしている。)
(すぐさま、自身に喝を入れる)
イースト「こしゃくなああああ!」
(物理攻撃で、ホイップ兵を消し飛ばす!)
(その時、たくさんのケーキの蝋燭が並ぶ…)
「ケーキング…フィーニーッシュ!」
ショウマ「ハアアアアアアアアア!」
(必殺技が決まる)
イースト「こんなはずでは…ないのにいいい! ぐわアアアアアア!」(大爆発) - 167スレ主25/09/11(木) 21:05:33
(ショウマも変身解除)
ショウマ「ふう…終わった…」
絆斗「おいおい、まだ1人残ってるだろ!」
ジープ「…兄さんに任せましょ。」
リゼル「ニエルブお兄様…すごく怖い…」
ラキア(体がサンドリヨン)「当然だ…サンドリヨンの幸せを、こいつは二度もぶち壊したんだからな…。そしてニエルブ自身の幸せも…」
ローズ「ゆかりの両親も殺した…!」
(ニエルブとパイシース)
パイシース「なあ…やめてくれよ…、俺は病人なんだぜ?」
ニエルブ「そうですね…アンタは多分、頭の病気だね…」
パイシース「あわわわ…まず…武器をおけ! 武器を!」
(どんどんニエルブが近づいて来る…)
パイシース「やめてええ…」
ニエルブ「あのさ…お前潔く死んでくれないかな? お前は、僕を認めてくれたサンを、不幸のどん底に落とし…、平吉さん、桜さんを殺した…! 死んで当然なのが分かんないのかな?」
パイシース「ああ…ああああ…」(目からは涙)
ニエルブ「地獄に堕ちろ。」
(ニエルブがパイシースの全身に毒液をかける)
パイシース「アアアアアア…! アァヴァァァァ…、アァ…」
(パイシースの全身が跡形もなく溶けた…。)
ニエルブ「…ふん!」
(パイシースの溶けた死体を踏みつけにする。) - 168スレ主25/09/11(木) 21:18:39
(ニエルブが人間態に戻る)
(そして、気が抜けた顔になる)
ニエルブ「ふう…これで…万事解決だな…。」
ショウマ「ニエルブ兄さん…早くサンドリヨンさんのところへ行ってあげよ?」
絆斗「きっと、お前の帰りを、首長くして待ってるはずだ。」
ニエルブ「そうだね…。早く…会いたいな…! ハァ…」
(少し倒れかける)
(それをジープが受け止める)
ジープ「あの爆発で、だいぶ体力削ったからね…」
ニエルブ「すまないね…。」
ローズ「病院までを…歩いていくのは大変じゃ…?」
ラキア(体がサンドリヨン)「タクシー、呼ぶか?」
(タクシーアプリをちらつかせる)
リゼル「良いわね…使いましょう…!」
ショウマ「ラキア、ナイス!」 - 169スレ主25/09/11(木) 21:19:53
今日はこれで終わりです! 保守お願いします!
明日はエピローグ書きます! - 170スレ主25/09/12(金) 05:50:06
(全員が病室まで来る)
健介「あ、ショウマさん!」
ショウマ「倒してきたよ!」
サンドリヨン(体がラキア)「ラキアさん、ミミックキー返却します!」
ラキア(体がサンドリヨン)「ほらよ。」
(ミミックキーを交換する。)
ニエルブ「サン…帰ってこれたよ…!」
サンドリヨン「良かった…本当に良かった…!」
すみれ「もう、この2人に危害を加える者はいないんですね…!」
絆斗「ええ…お2人とも、幸せになれよ!」
ラキア「…復讐はもう良いのか? 絆斗。」
絆斗「もう…良いんだよ…。する必要がねえ。」
ローズ「ゆかり…」
ゆかり「ローズ…私…これからどうすれば良いの…? ううっ…」
(泣いている)
幸果「ゆかりんの幸せは…奪われたまま…。」
若林先生「ゆかりの心のケア、みんなで頑張るぞ…。」
ジープ、リゼル「ええ。」
健介「おうよ…。」 - 171スレ主25/09/12(金) 08:05:54
(その夜…ゆかりとローズは…)
(2人はベッドで寝ている)
ゆかり「ごめんねローズ…1人で寝たかっただろうに…」
ローズ「いいの。ゆかりは1人で心細いんでしょ?」
ゆかり「うん…。」
ローズ「…元気出してね…。」 - 172スレ主25/09/12(金) 08:16:47
(2日後…ストマック家にショウマ、ラキア、幸果、ニエルブが来ている。)
ニエルブ「ありがとうね、ショウマ。引っ越しに協力してくれて。」
ショウマ「お安い御用だよ、兄さん!」
ラキア「平吉さんの部屋が、お前の部屋になったんだな…。」
ニエルブ「後で、リフォームもするつもりさ。ああ、君たちの手当てとかも、今後僕がやるから。困った時はおいで!」
幸果「良かったじゃん! デンテおじさん死んじゃってから、大きな傷とかどうしようっていう不安があったからさ…!」
ショウマ「じゃあ、よろしくね!」
(ショウマとニエルブが握手を交わす。)
(引っ越し完了後…扉の間)
ニエルブ「よし、僕はもう、ここの家でやることはない…。」
(ストマック家に通じる扉を射抜いて壊す!)
ショウマ「…大丈夫なの?」
ニエルブ「大丈夫さ。僕は、僕自身とサンが好きな人間界で、骨を埋めることにした。 もう…僕にはストマック家はいらないさ。」
ラキア「…本気なんだな…。」
ショウマ「…新生活、応援してる!」
幸果「よし、じゃあ、竹井さん家へ持ってっちゃお!」 - 173スレ主25/09/12(金) 08:25:36
(健介の病室、健介1人のみ)
健介「ハァ…」
(回想、幼稚園時代)
体格の良いいじめっ子「うらっ! このよわむしが〜!」
(弱い子に暴行を加えている!)
(そこに健介が駆けつける)
健介「おい! よわいものいじめはやめろよ!」
体格の良いいじめっ子「ああ?! じゃますんなよ! おまえもいじめるぞ!」
(健介に殴りかかって来る)
健介「はぁーっ!」
(カウンターで腹パンを繰り出す。)
体格の良いいじめっ子「うわっ! えーん…せんせいにいいつけてやる〜!」
いじめられっ子(男の子)「ありがとう、けんすけくん!」
健介「だいじょうぶだった?」
いじめられっ子(男の子)「うん…!」
先生「コラっ! 健介くん! 元気くんに暴力振るったでしょ!」
元気(いじめっ子)「せんせい! こいつにあやまらせてください!」 - 174スレ主25/09/12(金) 10:45:59
健介「はぁ?! げんきくんがさきに、つばさくんをいじめたんじゃn…」
先生「言い訳は聞きません! 暴力を振るう人は最低ですよ! おじいちゃんにも言いますからね!」
翼(いじめられっ子)「…」
健介「え…」
元気(いじめっ子)「あやまれよ! ごめんなさいといえ! このクズ!」 - 175スレ主25/09/12(金) 12:53:00
(帰宅後…)
健介「……ただいま…。」
がんがんじい「聞ぃたぞ、健介。おないの子に暴力振るったんやって? …なんか訳があるんじゃろ?」
健介「…いじめられてたつばさくんを、たすけようとしたんだ。『やめて』っていったのに、きいてくれないし、おそってきたから、こっちがパンチして、とめたんだ! でも、せんせいは『ぼうりょくをふるうのはさいていだ』っていって、いじめてたげんきくんのみかたになったんだ! ぼくのわけもきかなかったんだよ!」
がんがんじい「何やて…!? そんなん元気くんの方が悪いやんけ!」
健介「やっぱりそうだよね?!」
がんがんじい「そいつには、話が通じへんかったんやろ? ほな、健介が殴らなんだら、ずっと翼くんはいじめられ続けてたがな! ファインプレーやで! ちょっと、幼稚園に電話かける。」
(幼稚園に電話をかけるがんがんじい)
がんがんじい「もしもし? ワイは健介の祖父や! さっき健介が暴力振るった訳を聞ぃたけど、元気くんの方が悪いやんけ! 健介は元気くんにいじめられてた翼くんを助けるために、説得したけど、全然聞かへんかったから腕づくで止めたって言うとるぞ! やのに、いじめを止めてくれた健介を叱るなんて、えげつない真似しよって! ええか? 次、いじめっ子を庇うような真似したら、このスーパーヒーローがんがんじい様が黙っちゃおらんで!」
(電話をガチャ切りする。)
がんがんじい「健介、この先もいじめっ子に出会うかもしれへんから、アドバイスしとくよ。 まず、いじめっ子がおったら、話し合ぉてみる。 ほんで、話が通じなんだら、そん時は力づくで止めたる。 これが、がんがんじい流のやり方や。」
健介「…うん! わかった!」 - 176スレ主25/09/12(金) 12:54:49
もともと今は出さないつもりだったが… がんがんじいを回想で出したぞー!
- 177スレ主25/09/12(金) 13:34:07
(回想が終わる)
健介「(…小さい時は…力づくで弱い奴を救えてた…。)」
(天井を見上げる)
健介「(でも…あの時…ゆかりがメイドにさらわれちまった…。 俺が不甲斐ないせいで…。 ああ…) ゆかりを守れる力が…欲しい…。 」 - 178スレ主25/09/12(金) 17:29:43
(謎の異世界にある建物の一室)
クラープ「カリエス様、新しいカートリッジを手に入れました!」
(テラーゴチゾウを手渡す。)
カリエス「いい面構えだ。こいつで世界をむしばめば、さぞ愉快な光景が見られそうだ…! ところで…クラープ。お前なんかやらかしただろ?」
クラープ「(ギクっ!)」
カリエス「この俺に隠し事はできないぞ…?」
クラープ「…申し訳ございません! 先日、とあるグラニュートに、扉の間を見られてしまい… そして私も戦ったのですが…、かなりの強者でして…そして負けて脅された私は、死者の世界への行き方を教えてしまったのです〜!」
(回想、扉の間を通っていくクラープ)
クラープ「さあて…ヴァッシム兵は、あの被験体の始末をし終わったでしょうか…?」
(関西のリーダーモブグラニュートが扉の間を歩いているのを発見。)
関西のリーダーモブグラニュート「あ…さては…この部屋についてなんか知っとるんやろお前!」
クラープ「私はお前という名前ではありません…クラープですよ! そして…この異世界に通じる扉の間を見ましたね?」
(ヴァッシマムに変身する)
関西のリーダーモブグラニュート「異世界…?」
(クラープが襲いかかって来る!)
(しかし… 関西のリーダーモブグラニュートの装甲は硬い!)
クラープ「何…!」
(関西のリーダーモブグラニュートがクラープを組み敷く…)
クラープ「離しなさい!」
関西のリーダーモブグラニュート「おい…この扉の間は異世界に繋がるとか言うとったなあ…もしかして…死者の世界に繋がってたりしてへんか? 言わへんと…このハサミでお前の首をちょん切るでぇ…!」
クラープ「ヒィぃぃぃ! 死者の世界へは、◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️ ◼️行けますよ!」 - 179スレ主25/09/12(金) 17:32:42
関西のリーダーモブグラニュート「ほう…そういうことか…。嘘をついてたら、このスマホでお前のところまで行って、首を切りに行くからな…」
クラープ「あなた…何者ですか…? どうして…どうしてあんな蝕めない世界にそこまで興味を持つのです?!」
関西のリーダーモブグラニュート「ワイの名はニカ・クラウド。死者の世界に行って。とあるお方を連れ出したいんや。」
クラープ「…馬鹿馬鹿しい…。死者を復活させるなど…そんな面白くもないことに…。命は奪うのが楽しいというのに…。」
ニカ「ワイの価値観に口出すなや…。このヘナチョコが…。 じゃあ、あばよ!」
(ニカが元の世界に帰ろうとしている…) - 180スレ主25/09/12(金) 17:35:31
ニカ・クラウド…関西地方で、変態同士のコミュニティをまとめている、リーダー的存在のグラニュート。ブーシュを尊敬の対象としている。見た目はカニ。もちろん横歩きも強い。甲羅に関しては、シャレにならないくらい固い。名前のモチーフは「カニ道楽」
- 181スレ主25/09/12(金) 17:42:42
(回想が終わる)
カリエス「何だ…そんなことか…蝕む邪魔にはならないだろうから許してやろう…。 さあ…始めるか…。」
クラープ「ほぉ〜お! 早速変身ですね!」
カリエス「フフフ…変身。」
To Be Continued… - 182スレ主25/09/12(金) 17:44:40
次回、お菓子の家の侵略者編をやります!
ショウマと一緒に、ライダー部から1人ついていくので、誰がついていくのか予想しながら、次のスレをお待ちください! - 183二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 19:04:38
乙です!
次回も楽しみにしていますね!^_^