黒死牟の劣等感の本質は、縁壱の精神性に対するものだと思う

  • 1二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 21:54:55

    縁壱が自分より強いことそのものにも劣等感はあるんだろうけど、黒死牟の回想を見てると実はその生物的な強さそのものへの反応は意外と淡白なんだよね(自分が寺に行くのも諦めながら受け入れてたし)

    黒死牟の本当の劣等感は、縁壱の高潔な精神性に対してのものだと思う
    母親を助けていた事に動揺してるし

  • 2二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 21:59:56

    巌勝自身も自分のコンプレックスの本質を理解して無かった感じがある
    仮に鬼になって強さで縁壱を超えたとしても精神面で堕落してるからコンプはより強くなったかと

  • 3二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 22:03:20

    母親の日記読んで縁壱が精神的にも優れてると気づいた時にはもう当の母親が死んでて挽回不可能になったから強さの方だけ追い求めた説好き

  • 4二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 22:10:09

    黒死牟は生き恥とか思うぐらい根底では高潔さへの憧憬が強い男なんだよね

    生きてる間ずっと高潔な縁壱に対して敗北感を抱いてたんじゃないか?

  • 5二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 22:13:54

    青年期に再会した時も「非の打ち所がない人間」って内心では称してるもんな

  • 6二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 22:18:17

    まぁ確かに縁壱が強いだけのクズなら悔しさはあれど
    ここまで拗れたりはしなかったかも

  • 7二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 22:22:27

    こうして考えてみると無惨という心まで読んでズカズカ踏み込んでくる奴と“相性が良い”って絶妙に闇なんだよな。
    どんだけ自分が高潔になりきれなかったことに対してコンプレックスがあるだって。
    ようするに完全に首輪つけられて内面すら縛られた方が安心するってことだろ……

  • 8二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 22:22:31

    兄上は最期に思いだすのが刀をふるっていた縁壱ではなく幼い日の縁壱だからな
    だからこそ鬼になっても本当に意味が無かったとも思う

  • 9二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 23:17:31

    母親に対しては縁壱のが支えになったかもしれないが(それも子供なんだから縁壱がすごいだけで兄上悪くはない)
    縁壱に対しては兄上も支えになったのになあ…
    あんな優秀なやつにおこがましかったとか劣等感方向にいってしまったのがほんとうにもう…

  • 10二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 23:22:29

    兄上の劣等感の本質でもあると共に幼少期の兄上の精神性の本質でもあるんだよなこれ
    縁壱が兄上が日ノ本一の侍になるなら二番目になるって言ったけど
    これが強さを示すものだったら慕う兄上が目指すものだろうが縁壱は自分もなんて言わないだろうし

  • 11二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 23:25:18

    兄上的には母の不調を見抜いて支えてた縁壱とそんな弟の行為を母に甘えてると思って哀れみの気持ちから構ってた自分って認識だからな
    縁壱と違って純度100%の優しさじゃない、心の底から高潔になれないことがコンプレックスなんやろな

  • 12二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 23:27:57

    兄上視点だと自分がやってたことは自分より肉体的にも精神的にも強い相手に兄ぶって憐れみをかけていたまさにピエロだからな

  • 13二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 23:33:44

    すげぇ腑に落ちた

  • 14二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 23:50:39

    もう少し時代が下ってたら弟にやさしくした兄であることに十分酔えたと思うんだけど
    当時は下克上ごく普通の時代だろうからね
    自分より強い≒偉い相手憐れんでて恥になってしまった

  • 15二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 00:00:49

    幼少期に幸せの箱(≒基準)をぶっ壊されてしまったのは悲劇だが
    縁壱と距離を置いていれば取り繕えたのに再会後にわざわざ家族を捨てて鬼殺隊に入って痣まで出して鬼になって退路を絶ってしまった

  • 16二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 06:01:55

    よく縁壱の悲劇を理解したら兄上は何か違ったかも…とか言われるが

    実のところ縁壱の強さ以上に清らかさに劣等感抱いてるから「失われた妻子の為に戦う男として立派な縁壱」「我欲のために妻子を捨てた醜悪な自分」を比較して兄上はさらに苦しむだけだと思う

  • 17二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 06:16:14

    肉体スペックの違い自体はわりと受け入れてたと思うんだ
    だからせめて武家の長男として恥じない在り方でいよう、としていた所に母親に寄り添ってた縁壱の真意を知ったことで人間性でも負けていた、と本人が思いこんだせいでぶっ壊れた

  • 18二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 12:55:35

    縁壱の強さ以上に精神性に注目していた…という実は結構珍しい人間かもしれない兄上

    ほとんどの人間には強さばかり印象に残って縁壱の精神面はあんま気にされなかったとか聞いたことある

  • 19二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 13:14:26

    縁壱は守る必要ないと割り切って、妻子や人々を守る方向にいければ良かったなぁ

  • 20二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 20:27:51

    >>19

    でも部下を守れなかったじゃないですか

    当主になったのが縁壱なら守れてましたよね?

    を突き付けてきたのが本編

  • 21二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 20:45:17

    真面目すぎたのかな兄上は
    人間の行動なんて善意と打算、献身と利益がごっちゃになってて当たり前なのに

  • 22二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 21:06:13

    >>20

    縁壱が居なくなって平穏に暮らしてたのに自分と縁壱の差をまざまざと見せつけられるの本当に惨い

  • 23二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 21:11:31

    >>20

    鬼になってからは縁壱のことばっか考えてるけど人間時代は実際こういう意識もありそう

    家臣を皆殺しにした鬼を縁壱が難なく倒した→予定通り縁壱が当主になっていれば皆殺しにされることはなかった みたいな結論してそう

    それが年月を経て結論だけが残った結果強さへの執着一点になったんかなって

  • 24二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 21:19:01

    >>20

    >>23

    こうして見ると闇の冨岡義勇みたいだな

  • 25二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 22:08:01

    >>21

    そばに神に祝福された縁壱が居たからね

    打算なく自己保身なく比類ない善意と献身と強さでできた弟が居てしまったから

  • 26二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:13:40

    「お前になりたかったのだ 縁壱」

    このセリフってすげえよな
    だって縁壱じゃない自分全否定だもん

  • 27二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 01:59:02

    >>25 結果的には縁壱にとってこの力は、祝福でなんかではなく呪いだったような気がする

  • 28二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 04:08:06

    >>27

    縁壱が二歳のときに父から

    「お前は忌子で、生まれてきてはいけなかった、不吉な子供だ、継国家に災いをもたらすだろう」

    と言われていたからね。

    常に自分はここにいてはいけないと思っていたらしいし、神からは愛されていたけど、父親には愛されていなかったのがね・・・。

  • 29二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 12:59:47

    >>20

    部下を守れなかったのが辛くて、鬼殺隊裏切るのは意味わかりません…

  • 30二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 13:05:17

    >>29

    >>23こういうことじゃねえの

    当時は縁壱なら守れたであろう部下を自分は守れなかった的な考えも少なからずあったかもしらんが時が経つにつれ思考がヤバい方に煮詰まって守れなかった後悔の気持ちが消えて強さへの渇望とか嫉妬の感情だけが残ったみたいな

  • 31二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 13:29:27

    >>28

    一応父親も奥さまが亡くなったら改心したらしいので…

    縁壱が出奔せずにそのまま居たら何か兄弟の運命は変わったんだろうか?

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています