古事記と日本書紀という内容被りが多い二作

  • 1二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:04:24

    なぜ古事記の僅か8年後に日本書紀を編んだのか

  • 2二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:17:58

    描写が被ってるってことは元ネタの存在が強くなるってことじゃね?

  • 3二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:23:31

    何故かスルーされる富士山

  • 4二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:31:24

    >>1

    前者を外国向けに編集したのが後者だから

  • 5二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:36:47

    同じ神の漢字表記が異なるのややこしいからやめて欲しい

  • 6二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:41:33

    日本書紀「古事記にもそう書かれている」

  • 7二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:44:04

    他にもこういうまとめ資料自体はたくさんあったっぽいんだよね
    風土記以上国史未満なやつら(やたらと本編で一書に曰くで引用を匂わせてくる)
    まあ全部失伝してデカい神社の自社史とかにちょろっと残ってるのとかしかないんだけどね

  • 8二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:44:46

    国内向けと海外向けって違いやな
    古事記は日本人に向けた書かれてあるから神話の内容が多くて文章も漢文じゃなくて日本語的な表現使ってる
    逆に日本書紀は海外向けでいわゆる歴史書としての側面が強くてがっつり漢文で書かれてる

  • 9二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 00:05:08

    へぇ
    FF7とFF7インターナショナル版みたいなもんか

  • 10二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 00:36:54

    古事記は皇室の伝承まとめ
    日本書紀は日本各地の豪族の伝承まとめ

    昔は国内向けが古事記って言われてきたけど、古事記の来歴を調べていくとあくまでも皇室「だけ」の伝承をまとめたメモ帳みたいなものであって、国家として正統とされてきたのは日本書紀ってのが最近わかってきた
    少なくとも今みたいな地位の確立には江戸時代の国学の発達という要素が極めて重要でそれ以前は日本書紀の方が重要視されてきたっぽいと研究されている
    そして、日本書紀は色々な伝承まとめだから堂々と
    「どれが正しいかわからないから、異説異聞も載せるから未来の学者たちに任せる」と記載して一つの出来事に対して色々なパターンの話を載せている

  • 11二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 01:42:02

    日本書紀は漢文で記されてるけどそれだと大和言葉…特に日本の詩のニュアンスとかが残せないから古事記は万葉仮名で書かれてる

  • 12二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 02:06:20

    国内外に向けて歴史を分けて書いたって授業で習って今まで気にしてこなかったけど、わざわざ二種類用意するのって当時は普通だったの?
    日本書紀って対中国用の外交文書…というか白書みたいなものってのはなんとなく想像つくけど

  • 13二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 02:13:18

    江戸時代に古事記の研究に何十年も費やした学者がいると聞いてどんだけ難解な書物なのかと

  • 14二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 02:13:25

    古事記
    →太安万侶が、稗田阿礼が暗唱する古い伝承を筆録

    日本書紀
    →舎人親王が中心に編纂

    皇族自ら編纂してる分、やはり記録としては日本書紀の方が公的な性質を持ってそう

    個人的に話が面白いのは古事記だけど

  • 15二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 02:19:15

    古事記とかいう皇室の成り立ちを語る物語の割にスサノオとかオオクニヌシとかの方が主役級の活躍してる変な構成
    普通、天孫降臨を一番初めに持ってくるだろうに、何故かアマテラスの直系じゃない登場人物の方に力をめっちゃ入れてて面白い

  • 16二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 03:36:28

    >>15

    当時はまだまだその辺の気を使わないといけない豪族が現役バリバリだった説があるわね

  • 17二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 06:52:15

    >>11

    日本書紀も和歌の部分は万葉仮名で書かれてるよ

    しかもその万葉仮名の使い方からおそらく当時の渡来人が書いたと思われる部分と

    日本人が書いたと思われる部分があることまで分析されてる

    各界の識者が語る「わたしの記紀・万葉」第19回 京都産業大学教授 森 博達氏|なら記紀・万なら記紀・万葉www3.pref.nara.jp
  • 18二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 07:15:23

    もとにした文献いろいろあったんですよ 全部失われて記紀が一番ふるい歴史書になってしまった

  • 19二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 07:23:10

    紫式部のあだ名に「日本紀の局」ってあったなと思って検索したら

    『源氏物語』が宮中で好評を得る中、一条天皇は紫式部の作品を評価し、「日本紀をこそ読みたるべけれ」と、彼女の深い学識を賞賛します。ここでいう「日本紀」とは、六国史(日本書紀、続日本紀、日本後紀、続日本後紀、文徳実録、三代実録)を総称した言葉と考えられています。

    だって
    日本書紀を筆頭に色々あるんだな

  • 20二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 07:30:41

    >>18

    日本書紀が引用してる一書(あるふみ)が書いてある木簡か何かが出土してくれないかな…

  • 21二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 07:56:00

    なにはともあれ由来が同じで系統の異なる二つの古い神話・歴史書が残ったのは幸いだった
    おかげ二冊を比較して色々な考証ができる

  • 22二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 08:11:33

    国の事業だと情報の精査と配慮が必要だから時間がかかるからな
    個人の範疇なら手早く進められる
    その分価値の差もあったいけど、本居宣長さんが頑張った

  • 23二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 08:32:40

    よし!ホツマツタエを読もう

  • 24二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 08:38:29

    >>6

    女装美少年はトラップ

    サメは大事に


    本当に良いことが書いてあるんだよね古事記

  • 25二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 09:50:48

    >>24

    アイサツは実際大事

    イザナギとイザナミの国産みの時にアイサツのやり方間違えて骨なしグニャグニャなヒルコが産まれちゃったんだっけ?

  • 26二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 10:29:27

    当時としても沢山の文献と口伝があって
    編纂者はそれを誠実に編集している訳だからな
    脚色とかは少なくむしろ整合性を合わせるのに苦心しているのが伝わる

  • 27二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 10:37:06

    >>24

    サメは大事にとかあったっけ?

    というかサメ大事にするって良いことか?

  • 28二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 11:04:33

    古事記偽書説なんてあるのか・・・

  • 29二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 12:42:24

    日本書紀も別に海外に持ち出してないぞ
    政府公式の歴史書が日本書紀
    7世紀後半までの歴史書と豪族の伝承がベースになっている
    だから神話も並列的に複数の説が併記されていて豪族たちの立場を尊重している
    皇室の伝承集が古事記、いわゆる内部文書ってやつだな

  • 30二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 14:02:36

    >>24

    女装少年トラップはヤマトタケルのクマソ征伐でサメ🦈はオオクニヌシの因幡の白兎エピソードだね

    ヤマトタケルの女装トラップが公式の歴史とか日本人の性癖を感じられて好き

  • 31二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 21:53:36

    サメは天皇家のご先祖でもあるね(豊玉姫・明記されてないけど玉依姫)
    水軍の一族だったんだろうか

  • 32二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 22:45:34

    >>4

    琉球もそんな感じだったよな

    球陽と中山世鑑

  • 33二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 00:26:45

    古事記は別に皇室の伝承集ではないぞ
    各氏族の祖先神も書かれているし、当時の交通の大動脈だった瀬戸内地域(中国四国)の神名の採録数は、
    古事記の方が多いくらいだ
    ちなみに諏訪のタケミナカタが常陸のタケミカヅチに惨敗した話は、古事記にはあるが日本書紀にはない
    この辺の異同がなぜ発生したかを考えてみるのも面白いかもしれない
    個人的に、古事記と日本書紀の最大の違いは神話の部分より歴史の部分だと思う
    特に乙巳の変~壬申の乱のあたり
    古事記はここを(おそらく故意に)扱わずに推古天皇で完結してるが、日本書紀はきっちり記してる
    古事記成立から8年で日本書紀の編纂に至った理由は、多分この辺にあるような気がする

  • 34二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 00:40:17

    本居宣長「漢意にまみれた日本書紀よりもやっぱり古事記だよね」

  • 35二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 00:43:13

    一度だけ登場して後は出てこない神様だとか高天原とか
    変な伝承が多いな

  • 36二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 00:45:41

    >>34

    賀茂真淵「弟子よ、古事記なんて偽書だよ偽書」

  • 37二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 01:14:31

    >>13

    難解といえば(特に万葉仮名周りが)そうなんだけど、本居宣長がきちんと研究するまで偽書扱いすらされてるような状態だったのをきちんと史料として信頼できるものだというのをほぼ一人で証明したからそれほどの時間が掛かった、とも言える

  • 38二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 01:41:22

    古墳ホリホリしたら喪失した文書とか出て来ないだろうか。
    渡来人の絵師がかいた壁画はあるらしいけども。

  • 39二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 04:36:12

    >>38

    日本の湿度的に黴をさけられないからなあ

    まだ竹簡とかに書き写し練習して埋めたのが…とかのが現実的

  • 40二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 13:34:08

    現代では古事記偽書説は内容面からも言語面からも否定できるんだよね
    万葉集や日本書紀歌謡部などの奈良時代の文献は上代特殊仮名遣いという
    当時(かそれよりも前の時代)の日本語を反映した書き方になってるけど
    古事記はその書き方の中でも特に古い特徴が見られるんだ

  • 41二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 13:41:13

    >>29

    奝然が宋に王年代紀なる本を持っていってるみたいけどあれって日本書紀辺りで正式な歴史ができたから作れたのかね

  • 42二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 13:57:43

    >>31

    日本でサメ映画がやたらウケてるのは皇族にサメの血が入ってるから説?

  • 43二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:33:25

    まーーーんwとリョナと妹萌えが遺伝子に刻み込まれてて絶望した

  • 44二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:35:26

    むしろ形だけ同じで内容の差異はめちゃめちゃ多くないか?

  • 45二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:45:11

    >>33

    日本書紀は天武系の正統性を示す意図もあっただろうからね

  • 46二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 21:50:01

    >>45

    天武だけじゃ無くて天智の正統性も示したかったと思う

    天智即位の経緯もキナ臭いし、そこをクリーンに見せないと弟たる天武の正統性も怪しくなるし

  • 47二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 21:52:11

    >>46

    しかも天武の次が天智の娘である持統天皇だしな

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