【閲覧注意・R15】ここだけ吸血鬼が暮らす館29棟

  • 1二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:52:26

    霧に包まれた孤島に立つ豪奢な館。そこには吸血鬼達が暮らしていた


    ・館に暮らす吸血鬼以外の存在は基本的に「従者」と「眷属」の二種類です

    ・従者はただの一般人、眷属は特別な力を持つ代わりに主人である吸血鬼に攻撃できない使い魔です

    ・吸血鬼以外の人外を出したい時は眷属か敵キャラで出しましょう

    ・敵キャラを出す時は最終的に倒されるか眷属化するかしましょう

    ・行き過ぎたエログロは禁止

    ・版権ネタを直接出すのは禁止(オマージュなら可)

    ・確定ロールなどのマナーに反する行為は禁止

    ・ギスギスロールはやりすぎないよう気をつけて

    ・次スレは>>190を踏んだ方がお願いします


    ルールを守って楽しく遊びましょう

  • 2二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 23:54:58
  • 3泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/05(金) 23:55:39

    立て乙ですわ!
    保守

  • 4少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/06(土) 00:00:50

    (※立て乙です)

  • 5ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/06(土) 00:01:49

    (たておつです♪♫)

  • 6漂着者◆6EaMluhC8A25/09/06(土) 00:02:11

    (※たて乙です)

  • 7二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 00:09:50

    (※保守)

  • 8二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 00:18:24

    ヒャア我慢できねえ!ちょっと海の様子を見てくるわ!
    【強風吹きすさぶ中に飛び出していく一般従者】

  • 9眷属の白狐◆XcXMJi30Zg25/09/06(土) 00:21:04

    >>8

    …きゅ〜、きゅきゅ(訳::やめときなよ、死んじゃうからさ)

    【呆れているようにも見える白狐】

  • 10二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 00:22:58

    >>9

    アッかわいい…

    わかった、キミのそばにいるね…

    【すぐさまUターン。従者はモフモフに弱かった】

  • 11魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/06(土) 00:23:45

    のわぁぁぁぁぁっ!?

    【強風に煽られ地面から足が離れる一歩手前。辛うじて影に足を埋めて固定し、ネットをかけている】

  • 12眷属の白狐◆XcXMJi30Zg25/09/06(土) 00:27:27

    >>10

    みゅみゅ、みゅ!

    【ふふん!とドヤ顔している】

  • 13泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/06(土) 00:41:40

    なんだったの……?
    最近やっぱりおかしいし、今度誰かに相談…いや、迷惑になっちゃうか
    【正気に戻った少女は、悩ましげな表情を浮かべる】

    【考えてわかるのか?否、頭の悪い少女にはわからない。結局諦めることにした】

    (んー…まだ眠くないし、薔薇園でも行こうかなぁ……)
    【薔薇園に向かって歩き始めた】

  • 14泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/06(土) 00:52:05

    あ、今日雨降ってるんだっけ
    【悪天候の空を見上げながら独り言。仕方ないので暫く眺めていることにした】

    【薔薇に大粒の雨が降る。植物に水は大事だが、やり過ぎは毒なのだろうか】
    【窓に当たる水滴、小さく聞こえる水の音。案外雨も嫌いじゃないな、なんて考えてみる】

    【まだ、眠る気にはなれない】

  • 15空っぽの吸血鬼◆dgCiuqViaA25/09/06(土) 00:55:18

    ……
    【嫌いじゃない、と、思った】
    【手は割れてしまったが、あとで糊ででもくっつければいいだろう】

  • 16元町娘従者◆M/HRjc9OZE25/09/06(土) 00:55:30

    (※立て乙です〜)


    前スレ>200(少年吸血鬼さん)

    100年以上?……こう……ポルドニツァーに気を付けながら恐る恐る畑仕事をしてる、みたいな風景でしょうか……夜は見張当番を立てて代わりばんこで眠る……?

    【自信なさげに言ってみる】


    タコは食べない地域も多いですからね

    焼いたり塩茹でした物をサラダに和えてみたり……美味しいですので機会があれば是非。あと墨が魔法のインクになるそうで、それを求めに魔法使いの方がいらしたりなんて……

    【確かにいつもより表情が柔らかい】

    【相手が親しい主人である事に加え、やはり故郷の事は好きらしい】

  • 17少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/06(土) 01:04:13

    >>16

    …ふふ。そういう光景も、あったかもね?

    【思い出されるのは、人外の恐怖ばかりではない。純粋な貧困。ただ生きていくだけでも、どうしようもなく困難だったということ】

    油断したら、カティみたいな可愛いお嬢さんは真っ先に連れていかれちゃうわけだ

    【軽くはぐらかす。自分の過去は、雑談として語るには些か重いだろう】


    ふーん…吸血鬼になってから、あまり固形物って食べなくてさ

    …ああ、別に無理ってほどではないんだけどね?

    折角だから、今度メニューに出るようなら食べてみようかな

    へえ、魔法のインクか。なんか複雑な配合するらしいね、ああいうの…使い道いろいろあるんだ

    【昔の記憶を辿りながら、うんうんと聞く】

    【自分が語るのは無論だが、人の話を聞くのもまた好ましかった。相手が楽しそうなら尚更だ】

  • 18元町娘従者◆M/HRjc9OZE25/09/06(土) 01:22:59

    >>17

    今も昔も”魔性”の恐怖は変わらないのですね……

    【素直に受け取り、そう言う。貧困の恐怖や飢えの苦しみには触れた事が無く、そこに発想が行きつかなかった】

    ……あ、いえ。決して皆様に不満を抱いてる訳ではありませんがっ

    【その魔性に仕えてる現状なので謝罪を挟みつつ】


    固形物を食べない……そうなのですか?

    言われてみればアシュリー様が何かを食べている姿はあまり見かけなかった様な【牙が鋭くなると咀嚼自体が危なくなるのだろうか、などとなんかズレた考えをしている】


    ……名物とはいえクラーケンのお話ばかりしてしまいましたね

    他にも色々、不思議なものがある町ではあるんですよ。例えば、恋が実る木など……と

    【ちらりと時計を見る】


    ※すいませんそろそろ寝落ちします…

  • 19少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/06(土) 01:32:40

    >>18

    …そうだね、人間が生きていく上で困難なことは沢山ある

    【だから、人間のままではいられなかったのだ。ことさら人間でいたいとも思わなかったが】

    ふふ。怖がっててもいいよ?

    無理をしていれば分かるし…そういう子が少しづつ慣れていくのを見るのも、僕は楽しいから


    【会話の最中、少女の目線につられて時計に目をやる。なるほど、人間が起きているには辛い時間だろうか】

    もういい時間か。そろそろ遅いし、君はずっと起きてたら明日が辛いよな

    【「行っていいよ」と解放すると、彼女の退室を見送ってから部屋を出た】


    (※了解です!遅くまでありがとうございました、おやすみなさいませ!)

  • 20少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/06(土) 01:44:56

    【さて、人間にとっての夜は安らぎの時間だが、吸血鬼の過ごす夜はまだまだ長い】
    【夜も更け、雨風も少しは穏やかになっただろうか。外の様子でも見ようかと、傘を持って館の外へと歩き出す】
    【雨粒が傘を叩く音を聞きながら、手始めに薔薇園へ。この距離なら、万が一雨足が強くなっても帰れなくなることはないだろう】
    【何しろ、自分にとって流水は弱点の一つなのだ。外出中に周りが流水だらけになると、とにかく困るのだった】

  • 21泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/06(土) 01:51:39

    >>20

    あ、アシュリーさん

    【あなたの影を視認して小さく声を溢す】


    【雨に打たれ佇んでいる白髪の少女。今日は白いブラウスに濃い赤のスカートだ】

    【奇妙なことに濡れているようには見えない。というより、雨が彼女の体に吸い込まれているような…?】

  • 22少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/06(土) 01:57:45

    >>21

    ルシア、おはよう。今日も綺麗だね

    【少女の姿を認め、手を振る。お定まりの挨拶をして、濡れていない様子に軽く首を傾げた】


    …今来たところ?

    【口に出しながら、違うだろうなと考える。そういえば、彼女は水を操る能力があったな、と思い返した】

    【それはそれとして――】

    …女の子が雨に打たれっぱなしでいるのを放置するのって、僕は無理だなぁ

    【冗談めかして言うと、軽く傘を傾けて、「隣に入る?」とジェスチャー】

  • 23泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/06(土) 02:06:05

    >>22

    あ、ありがと…

    【こちらもお定まりの反応】


    ううん、20分くらい前かなぁ…?

    【正直、自分でもあまり自信がない。恐らくこれくらいだろう、と予想する】


    …ほんと、優しいよね。ありがとう

    【一瞬憂いたような、自虐しているような表情を浮かべるが、すぐに礼を言って傘に入る】

  • 24少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/06(土) 02:12:20

    >>23

    動じなくなってきたね、褒められるのにもだいぶ慣れた?

    で…雨風に当たりに来たって感じではないよね、僕じゃあるまいし

    【さすがに、目の前の少女は台風ではしゃぐようなタイプではないだろうと考えて】

    …また嫌な夢でも見たかな


    【傘を差し出して、隣に立つ】

    どういたしまして

    …優しいのかな。どうだろう…

    やりたいようにやってるだけだよ、僕は。いつもそう


    せっかく来たんだし、薔薇でも見ようか

    夏薔薇もそろそろ終わりだろうしね

    【少女の様子を見ながら、ゆっくりと歩き出す。立ち止まっているよりは気が紛れるだろう】

  • 25泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/06(土) 02:21:09

    >>24

    だって、ずっと言ってくるでしょ?

    【むすーっと頬を膨らませる。耳はほんのり赤いが、前に比べれば成長しただろう】


    嫌な夢っていうか……変なこと?

    【少女にも何が起きたのかさっぱりわからなかった】


    やりたいようにやるっていいことじゃない?

    私なんて自分から声かけるのドキドキしちゃうしさ

    【小さく笑いながら。いつも勇気が出なくて怖気付いてしまうのだ】


    そうだねぇ

    ふふ、とっても綺麗

    【嬉しそうに薔薇を眺める】


    (※急に呼ばれてしまったので落ちます。本当に申し訳ないです…!!(全力土下座))

    (少し前の出来事、みたいにして後で会話するのでも、適当に話して会話切ってもいいので…!まじでごめんなさい!!

  • 26少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/06(土) 02:37:10

    >>25

    うん。いつ見ても綺麗だからね

    …ああ、今の表情は可愛いよ?

    昔に比べると、ルシアもだいぶ表情豊かになったな

    【頬を膨らませるのを見て、くすくす笑った】


    ふーん…?

    分からないか…まあ、分かることばっかりじゃないよな、自分のことだって

    【なんとなく左耳に触れた。よく分からない、だからこそ強い衝動。きっと誰にでもあるのだろう。無論、自分にも】

    自分でも何がしたいんだか分かんなくてやってるようなこと、僕にもよくあるよ

    相手からしたらますますワケが分かんないだろうな、って…まあいいか、僕のことは


    君に声かけられたくてドキドキしてる奴ならいくらでもいると思うけどね?

    僕だったら、いつでも勇気出してくれて構わないから


    【そのまましばらく、話しながら薔薇園を歩いた。花の盛りは少しずつ秋薔薇へと移ろいゆく】

    【雨も、風も、少しづつ弱まる。朝が来る頃には、きっと静かになるのだろう】


    (※了解ですわ!リアル大事に!)

    (※明日…というか本日は来られるかどうか分からないので、薔薇を見ながらお散歩して別れたという流れでお願いします)

  • 27元神父◆6EaMluhC8A25/09/06(土) 07:40:38

    【朝。雨も雷も過ぎ去った、朝。嵐の後にはよくあることだが、見事な晴天が広がっている】
    【そんな中で、彼は館の中を歩いていた。客人として滞在するにしろ、従者として仕えるにしろ、内部の把握は必須だと考えたためだ】
    【そんなわけで、執事服姿の男が目立つ足音もなくあちらこちらへ動いていた】

    【厳めしい面。片眼鏡。執事服。なんというか、これぞというか、古典的というか。妙に『それっぽい』姿である】

  • 28魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/06(土) 08:04:02

    う、う〜ん……

    【屋敷の尖塔に引っかかったまま気絶している。どうやら昨晩強風に吹き飛ばされて合羽が引っかかってしまったようだ。さらにそこに運悪く雷が落ちたのか所々焼けこげている】

  • 29二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 08:24:54

    ハァお片付けお片付け……ん?

    屋根の方に何か……


    >>28

    ベ、ベリィお嬢様ーっ!?

    誰かー!誰か日中でも飛べる方はいらっしゃいませんか!

    屋根にお嬢様が!

    【慌てて人を呼ぶモブ従者たち】

  • 30元神父◆6EaMluhC8A25/09/06(土) 08:45:42

    >>29

    【脳内に地図を作っている最中、悲鳴に似た声を聞いて立ち止まる】

    ……どうされましたか?

    空を飛べはしませんが、屋根に登るくらいならできますよ

  • 31二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 08:51:43

    >>30

    ああっ、お、お嬢様が……尖塔の屋根に……!

    【慌てつつも簡単に状況説明。おそらく昨夜の嵐の時に飛び回っていたのだろう、とか】

    【彼女は日光が平気なタイプだったはずだが、意識が無さそうなので落ちたら危なそうだ、とか】

    【そうするうちに他の従者たちが梯子を持ってきた】

  • 32魔影の眷属鴉25/09/06(土) 08:54:44

    お、お嬢様ーッ!?さ、幸い意識はあるようだが…。だからあれほど嵐の夜には外に出るなと言い聞かせていたのに!!いくら吸血鬼とはいえもしもの事があれば…。わ、吾輩、従者失格である…。

  • 33元神父◆6EaMluhC8A25/09/06(土) 08:58:03

    >>31

    ……それは、大変ですね

    【短い言葉ながら、驚きと心配を込めて】

    私でよければお助けしますよ、幸い、不安定な足場には慣れております

  • 34二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 09:01:27

    >>32

    あっ、ダンディなカラスさん!

    今からそちらの方に救出をお願いしますので、良ければついて行ってさしあげてくださいませんか?

    お嬢様に一番詳しいのはあなた方だと思いますし……。


    >>33

    では、お願いいたします……!

    私の体格ではお嬢様を背負って降りるのは厳しいと思っていたところで……助かります。

    【深々と一礼】

  • 35元神父◆6EaMluhC8A25/09/06(土) 09:09:41

    >>34

    かしこまりました。では、行ってまいりますね

    【一段一段、確実に梯子を登っていく】

    >>32

    そちらの方、一緒にきていただけますか?

    近くで見ていた方が安心でしょうから……


    【屋根まで登り、危うげなく尖塔までたどり着いた。落とさないように慎重に、引っ掛かったものをはずしていく】

    ……起きていらっしゃいますか、お嬢様?

  • 36少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/06(土) 09:53:49

    【外の騒ぎは露知らず、談話室から晴天を眺めて目を細めた。片手には寝る前の一杯】
    ちょっとぐらい遅く寝てもいいかと思ってたけど…ダメだな今日は
    海辺に何か探しに行くにしても、起きてからの方が良さそうだ
    【呟いて、グラスを傾ける。少しだけ血を混ぜたシードル。林檎の香りが爽やかに漂い、鉄の匂いを誤魔化した】

  • 37二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 13:10:15

    グワーーーッッ!台風一過の晴れやかなる陽光!!

  • 38魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/06(土) 13:45:28

    >>35

    ん…んぅ…?あれ、私…?

  • 39二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 15:46:07

    このレスは削除されています

  • 40泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/06(土) 15:47:34

    >>26

    …ここでの生活が楽しいからじゃないかな

    【きっと今が、アンナと生活していた頃の自分に近いだろうから】


    【同意するように小さく頷いた】

    【自分のことは勿論、他人のこともよくわからない。それが当たり前なのかもしれないけれど、不安でどうしようもなくなってしまう自分が嫌だった】

    そう?私はアシュリーさんのこともっと知りたいけどなぁ

    今度聞かせてよ

    【楽しげに笑う。話すのも聞くのも好きなのだ】


    あっはは、冗談やめてよ〜

    アシュリーさんに対しては結構相談できるもん。えへへ、ありがとね!

    【笑いながら礼を言った。実際、彼に対してはかなり曝け出しているだろう】


    【薔薇を眺めながら歩く。耳に響く雨音、鼻の香り、気配でわかる形。触ってみようかな、とも思ったが、そう言う気分ではないのでやめた】

    【目が見えずとも、色以外は案外わかるものなのだ。少女の気配探知能力のおかげではあるが。色が見えたらもっと綺麗なのだろうか】


    (※ありがとうございますわ…!)

    (了解です。こちらの返信だけさせていただきますね)

  • 41元神父◆6EaMluhC8A25/09/06(土) 16:05:39

    >>38

    ……ご無事のようですね。少し、失礼いたします

    【無事に回収し、腕に抱いたところで声をかける】


    さて、今から地上に降りますが、少し私に掴まっていてくださいますか

    【吸血鬼の少女を抱えて、ひとまず尖塔から平たい屋根の方へ移動する。地面に降りようとしたところで、少女を横抱きしたまま声をかけた】

  • 42魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/06(土) 17:27:06

    >>41

    いや〜…流石の私でも雷に打たれたのは初めてだったわぁ…。嵐の夜には外に出るなってのはこういうことだったのね…。

  • 43二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 18:43:38

    【見回り当番の狼が中庭を巡回している】

  • 44元神父◆6EaMluhC8A25/09/06(土) 19:39:24

    >>42

    ……そもそも雨は体温を奪いますから。次はお気をつけくださいね

    【昨日の台風では物もかなり飛んでいたような気がしますが、と思いつつ、そのようなことはおくびにも出さず】


    舌、噛まないようにしてくださいね

    【抵抗の言葉がないことから、彼女をしっかりと抱き抱えて屋根から飛び降りた。梯子を使う方が危険です、というように】

  • 45人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/06(土) 21:29:24

    【談話室で目を覚まして、ふわ、とあくびを一つ】
    【花の様子は見にいった。対策はしたが、ある程度の被害はしかたない。作業を終えて、軽くうたたねをしていたらこの時間だった】
    【人形が用意したハーブティーを口に含む。ほんのりと甘いカモミールが体を温めた。眉間をもんで、考える。今夜はどうしようか】

  • 46和風吸血鬼と眷属◆bBpA7mPBvQ25/09/06(土) 21:35:37

    >>45

    【気配を消して後ろから近づき】

    わっ!!……びっくりしたかい?【いたずらっぽく笑う】

  • 47人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/06(土) 21:43:40

    >>46

    【反応は鈍いが、ぴくりと肩が動く。緩慢な仕草で振り返り、首を傾げた】

    「おはようございます、旦那様。あまり驚かれてはいないようですが……如何なさいましたか?」


    【人形が主人の代わりに問いかけた。昨晩はすごかったですね、と世間話を持ち掛け、それはそうと何か用事があったのだろうか、と】

  • 48和風吸血鬼と眷属◆bBpA7mPBvQ25/09/06(土) 21:48:40

    >>47

    な〜、でも今日はよく晴れたよな。

    眷属「ほんま、湿気すごくて錆びるか思たわ。」


    んや、用はねぇな。ちょっと驚かせようと思っただけで。ま、反応は微妙だったけどな。

  • 49人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/06(土) 22:18:02

    >>48

    「きちんと手入れをされているのなら、錆びる心配はあまりないかと思われますよ、旦那様」

    「用事はない……。ご期待に添えず、申し訳ないと謝るべきでしょうか……」

    【ううむ、と人形はうなる。用がないのなら会話を切るべきだろうか。それとも自分がなにか提供するべきか?】


    「でしたら旦那様、旦那様の故郷の話をお聞かせ願えますか?ここからは離れた土地の話ですから、中々聞かないので」

  • 50泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/06(土) 23:15:42

    【中庭のベンチに腰掛け、白い狐を撫でている少女】

    「みゅみゅ〜?」(訳:今日は何するの?)
    ん〜、どうしよ……暇だし、誰か探しに行こうかなぁ
    【話し相手になってくれないかなぁ。小声で白狐と話しつつ、頭の片隅で考える】
    【ノアとはもう話したのだ。折角なら違う人と会話してみたい】

  • 51血綴の吸血鬼◆M/HRjc9OZE25/09/06(土) 23:40:20

    >>50

    【──前触れ無く、中庭の一区画に異変が起こる。聴覚に秀でている者であれば、その現象をはっきりと認識できたかもしれない】


    【獣の息遣い。虫のさざめき。鳥の歌。】

    【それらが、止まった。命持つ者達が一斉に息を潜めた。風が木々を、草花を揺らす音だけが響いている。……やがてあなたは、淡い花の香りを後方から感じるだろう。知識があれば、それがラベンダーの香りと理解できる】




    【”それ”はいつの間にかそこに居た】

    【静かな退廃の気配を纏う少女がベンチから半身を乗り出し、座る少女の横顔をじっ…と見つめている】

  • 52泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/06(土) 23:52:07

    >>51

    【静けさが辺りを包んだことに気づき、少女がぱっと顔を上げた】

    【目が見えないせいで神経を巡らせざるを得ない彼女は、非戦闘員にも関わらず即座に異変を感知する。最も、戦闘はできないので相手が敵なら終わりだが】

    【近くに感じる気配。ふわりと香る花の香り。無知な少女は、それが何の花なのかわからなかった】


    ……えっと、どちら様でしょう?

    【警戒、恐怖、緊張。初めて感じる不思議な気配にどくん、と心臓が鳴る】

  • 53血綴の吸血鬼◆M/HRjc9OZE25/09/07(日) 00:05:22

    >>52

    『・・・ふ■ ふ ふ』

    【静かな空間に掠れた笑い声が響く】

    【液体の如く脳に染み込んでいくような、透明な声だった】


    【そんな笑い声の発生源がベンチの後ろから、横へと移動して。やがてとすり、と軽い音。空いたベンチの間にそれが座ったと分かるだろう】


    『………ね ね。 あな た』

    『お顔 凄く綺麗だ ね』

    【それは、”どちら様か”?という問いに応えず賞賛を投げかけた】

    【そして敵意がない事を示すような、ゆっくりした動作であなたに近付いて行く。拒否が無ければ、互いの息が当たる程になる】

  • 54泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/07(日) 00:20:06

    >>53

    (笑っ…え、声掠れてない?大丈夫??っていうか不思議な声…)

    【急に笑い声、するりと耳に入る声、そもそも誰かわからなさすぎて内心混乱】


    【ぴし、と体が固まる】

    (とっ、となり座ったぁ……!?)


    あっ、あ、ありがとう、ございます…?

    【褒められて困惑する気持ちと、問いに答えられず警戒する気持ちが渦巻いている】


    【館の住民かもしれないので拒否はしない。恐怖と困惑はあるが】

    【きめ細かい肌に、艶のある唇。長い睫毛が瞬き、オパールの瞳が驚いたようにあなたを見ている】

    (近い近い!距離の詰め方ってこんな感じなの!?誰か助けて…!!)

    あの、えっと…何をされているんですか?

  • 55血綴の吸血鬼◆M/HRjc9OZE25/09/07(日) 00:39:57

    『声 もかわ いい』
    【くすくすと、小刻みな笑い声】

    『近■■で 見ると やっぱりき れい』
    【息遣いを感じ取れるほどの近くで美しい顔を鑑賞している。……オパール色の目の奥底まで覗き込むような、深い視線の交錯が行われている事を、あなたは分かるだろうか】

    『・・・なに してる ?』
    【固まる姿を見て不思議そうに首を傾げた】

    『あな たが 気になっ た』
    『だか ら来たの』
    【そう言って、細い指をあなたの手に伸ばした。これもまた、拒否されなければ絡めるつもりなのだろう】
    【……透明な声音も、奇妙なほどに近い距離感も、スキンシップの一つ一つも。そこに一切の悪意は滲んでおらず、寧ろ”好意”が含まれていた。……名すら教えあっていない、初対面で向けられる感情では無い筈なのに】

  • 56泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/07(日) 01:01:19

    >>55

    【??という顔。なぜ褒められているのか全くわからない】


    ………え、

    【やっと感情が追いついてきた。先ほどの賞賛も含め完全に理解し、嬉しさと恥ずかしさと困惑で赤くなった】

    【言葉も出せず、え…あ…と意味のない言葉を発している。頭の片隅で見られていることを感じるが、圧倒的に戸惑いが勝っていた】


    そ、そうですか…興味を持ってもらえたのは…凄く嬉しいです

    あの、えっと…あなたのお名前は…?

    【気になった、と言う言葉を嬉しく思いつつ、名前を尋ねる。流石に知らない人とこの距離感で話すのはハードルが高い】


    (あ、指……)

    【拒否する事なく指を受け入れた。指先がかなり冷たいのがわかるだろう】

    【好意には気づかない。否、自分に向けてもらえるようなものでは無い、と本気で思っているのだ】

  • 57血綴の吸血鬼◆M/HRjc9OZE25/09/07(日) 01:16:41

    >>56

    【移ろう顔の色、変換する表情、漏れる困惑の声。それは全てを見て、聞いていた。楽しむように、或いは慈しむように】


    【そして名を問われ……何度か瞬きをする】


    『……あ』

    【きっとその場に流れていた異質な空気を払拭する程の、気の抜けた声を発した】


    『ふ ふふふ』

    『答えて 無かっ た ね』『あな たに■■ で忘れてた』

    【指先を絡め、互いの掌を押し付け合う形にして】


    『私 トア』

    『トア・フォーゲスト』


    『あな たは?』

    【プレゼントを前にした子供じみた、期待を込めた声で尋ねる】

  • 58魔影の吸血鬼◆dSSiSeCvag25/09/07(日) 01:21:26

    うえ〜…スチューベンにこっぴどく叱られちゃったよ…。まぁ仕方がないかぁ。

    【海岸をふらふらと歩いている。何か面白いものが流れ着いていないか探しているようだ】

  • 59泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/07(日) 01:33:54

    >>57

    【気の抜けた声に意外だなぁ、なんて考える】


    トアさん、ですね。とっても素敵な名前だと思います

    【名前を教えてくれたことに歓喜し、緊張が和らいだ表情で返す】


    私はルシア・ラメールと申します

    ふふっ、これからよろしくお願いしますね

    【嬉しそうにそう言い、相手の手をそっと握ってみる。冷たい指が、控えめにあなたの指に絡まった】

  • 60血綴の吸血鬼◆M/HRjc9OZE25/09/07(日) 01:43:27

    >>59

    『ルシ ア ルシア』『良 い 名前』

    【2度、名前を呟いて満足そうに微笑む】


    『ね えルシア』

    【──そっと握られた手を……深く握り返す】

    【痛みは無い。しかし”離す意思も無い”。そんな強さ。】




    『”トア” と  呼んで?』

    【言葉の声音はそのままに。声量も変わらずに。……しかし”重み”だけが確かに増した、お願いを言った】

  • 61泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/07(日) 01:58:35

    >>60

    えへへ、ありがとうございます…!

    嬉しいなぁ……これ、友人につけてもらった名前なんです

    【嬉しそうだが、何処か寂しそうにも見える表情だ】


    ど、どうかしましたか…?

    【この手を離すことはできない。そう感じ、戸惑ったように問いかける】


    【その言葉を聞き、空気の変化を感じ、ぱち、と目を見開く】

    ええっと……それはトアさんを、呼び捨てにすると言うことで…?

  • 62血綴の吸血鬼◆M/HRjc9OZE25/09/07(日) 02:09:43

    >>61

    『素敵 な友■■ね  ふふ いいな」 』

    『寂しい の?』『私 居■よ』

    【表情から読み取ったのか。そう口にして、更にずいっと近付き、しなやかで細い身体をあなたの身体へ傾ける。そしてその顔を見上げながら口を開く】


    『呼び 捨てが いいな』

    『で きな い?』

    【声音はそのままに。しかしほんの僅か、不安そうに目を伏せた】

    【盲目では認識でない、微細な表情の変化だった】

  • 63泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/07(日) 02:21:30

    >>62

    わっ…

    んふふ、ありがとうございます

    【近づかれたことに驚きながらも、笑顔で礼を言う】


    大丈夫ですよ。できなくないです!

    ただちょっと…びっくりして

    【ふわりと笑いながら答える。まさか呼び捨てにして、なんて言われると思っていなかったのだ】

  • 64血綴の吸血鬼◆M/HRjc9OZE25/09/07(日) 02:30:01

    >>63

    『で きる?』『やった ■しい』

    【ゆるりと手を解いてベンチから立ち上がる】


    『・・・ね ルシア』

    『話し■ くれて 触■てくれて』『嬉しか■■ よ』

    【掠れがちな声で言いながら、座るあなたの首元に手を回してふわりと抱擁する。花の香りを纏う、細い身体を密着させる】


    『会えて ■■った』

    『またね』

    【そしてあなたから離れ、別れの言葉を告げると】

    【その場から彼女の存在感が幻のように霧散する】


    【──獣の息遣い。虫のさざめき。鳥の歌。それらがじわりじわりと聞こえ始める。止まっていた時が動き出したかの如き、音の奔流だった】

  • 65泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/07(日) 02:50:39

    >>64

    【相手が立ち上がるのを見て、少女もゆっくりと腰を上げる】


    ……!ふふっ

    【突然の抱擁に驚くが、控えめに抱きしめ返す。ふわっと花の香りを感じ、嬉しそうに目を細める】


    ……私も、嬉しかったよ

    おかげで良い時間を過ごせたし。今日はありがとね

    【一瞬躊躇いつつも敬語を取り払って微笑む】


    またね、トア

    【彼女が消えた場所を”眺め”ながら、小さく呟いた】

    【現実か否かを疑うような出会いと別れだったが、残った香りが彼女の存在を確かにしていた】

  • 66元神父◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 06:21:56

    【水面を飾る赤い花がある。誰かが浮かべたのか、それとも風で落ちたのか】
    【どこか不吉で、美しく、それでいて懐かしい花。泣きたくなるくらいに】

    ……彼岸花、でしょうか。もう、そんな季節なのですね
    【静かに水に手をいれ、1輪だけ掬いとった】
    【……昔のことを思い出す】
    【『ありゃあうつしよにいていいもんじゃねえ』】
    【かつて彼にそう言った人間は、誰だったろうか】

  • 67扶桑大和◆Ko97aFCgEg25/09/07(日) 06:40:53

    (中華料理をテーブルにだし、しっかりと保護をしたのを確認して射撃訓練に行った)

  • 68泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/07(日) 08:55:17

    はぁ……
    【今日は昔の夢を見た。アンナに拾ってもらった頃。彼女がまだ少女と言える年齢だった頃】
    【あの頃に戻りたいな、なんて。叶うことのない願いに、自嘲気味な笑みを浮かべる】

    【だが、それは思わぬところで最悪の叶い方をしてしまった】

    【ふらりと立ち寄った談話室。テーブルの上に、ぽつんと置かれた聖杯】
    これ、なんだろ…従者さんの忘れ物かなぁ……?

  • 69泡沫の吸血鬼◆XcXMJi30Zg25/09/07(日) 09:14:47

    従者さんの忘れ物っていうか、片付けてなかっただけか
    暇だし、とりあえず届けに行こーっと
    【手袋に包まれた少女の指が、聖杯に触れる。その瞬間、談話室が眩い光に包まれた】

    えっ…!?
    【白い光の中、驚いた少女の声が小さく響く。盲目でなければ、地下迷宮の奥にあった聖杯だと気づいただろうか】

    ……??
    【光が落ち着いた頃、そこに居たのは少女だった。否、普段とはかなり違う容貌だが。普段の彼女より幼く、何処か拙い雰囲気だ】
    【ここが何処かわからず困惑していたが、暫くすると行動するしかないと思ったのか、談話室を出て行った】

    【誰もいなくなった談話室。テーブルには、一つの聖杯が置いてある】
    (※イベント開始!聖杯に触ると過去の姿に戻ります。どの時期になったのか、いつ戻るのかはランダム制です(お好きなように決めてください!))

  • 70『』◆dgCiuqViaA25/09/07(日) 11:09:38

    おや
    【聖杯を見る、ちょっと触れる】
    【気になっただけだ、意味なんてない】

    【……まあ、自業自得だ】

    ……ん?
    紫苑、どこだ?

  • 71病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/07(日) 11:12:55

    【談話室に執事と談笑しながら入る】
    それでねー…あ、なにかしら?あのグラス…?
    【笑いながら触る、従者と一緒に】

    ……ん
    なにこれ、あなた、これなに?
    「…?」
    「どなたです…?私は、奥様と旦那様に仕えるものですが…」
    【ちょっと戻る時期がずれているようだ】

  • 72人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 12:10:48

    【聖杯を見る。近寄る】
    【少しだけ気になったのだ。いつの自分になるのかと】
    【手袋を外し、そっと触れた】


    …………ぁ、
    【容姿は変わらず、けれど服装が変化した。数百年、あるいはもっと前のものだ。自分の屋敷ではない場所にいることに息を漏らし、咳き込んだ】

    【ここはどこだろう。娘たちはどこに? あの国への仕掛けはこれからが肝心要だったというのに、いったいなぜここにいるのだろう】

    【現在地の把握を優先して、吸血鬼は談話室を出ていった】

  • 73和風吸血鬼と眷属◆bBpA7mPBvQ25/09/07(日) 12:23:02

    うわっ、え、どうゆう状況だ?
    眷属「あれ、地下にあったやつやな。いつの間にここに来たんや?」【幼くなった吸血鬼達と聖杯を見て】
    ……これが原因か?【聖杯に触れる】

    ……っ、え、ここどこだ!?てかテメェら誰だ!師匠は!?【七歳くらいの子供になる】
    眷属「あ〜、触れるとこうなるんやなぁ。…儂はこっちの方がええな。」【刀から人間の姿になる】
    どうゆうことだよ桜切!分かってんなら説明しろ!
    眷属「お前は一旦落ち着けクソガキ。」【頭をペシッと軽く叩く】

  • 74ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/07(日) 13:11:32

    【嵐の日は楽器の手入れや曲作り、音楽を奏でるに限る】
    【晴れの日も好きだが雨の日も好きなのである】

    チャランゴ「いやあ、台風一過ってやつだねえ、晴々とした空だ」

    アコースティック「思ったよりも長く部屋にこもってた気がするけどねえ」
    「あれ、子供の声が...この館こんなに子供いたっけ?」

  • 75メイド長・桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 13:41:45

    これは....誰かの飲み残しでしょうか?
    【杯を片付けようと手を伸ばし触れると───】


    ........?わっちは、廓にいた筈でありんすが....?
    【服装は和装、髪は結われ、煌びやかな髪飾りと
    美しい扇....花魁時代に戻ってしまったらしい】

  • 76人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 13:47:44

    【眠っている。いつものように、白い植物園で】
    【常よりも若い精神で、ここのことは知らないはずなのに】
    【それでも管理しているのが自分ということはわかるのだろうか。人目のつかない場所で、猫のように横になっていた】

  • 77元町娘従者◆M/HRjc9OZE25/09/07(日) 13:51:54

    んん……?カップ……いや、トロフィー?
    【置かれた聖杯を訝しげに見ているメイド】

    ご主人様方の物かなぁ
    【勝手に触れて良いのか逡巡する。しかし置きっぱなしもどうかと思い、ひとまず片付けようと聖杯に触れ──談話室を発光が照らす】


    【……金髪碧眼の、幼い少女がそこに居た。纏う衣服は質素なものであり、絢爛な”館”にはとても似合って無い】

    へ……んん?……。…えっ……どこ……?
    【談話室を見渡しながら愛らしい顔を不安に染めてゆく】

    (………こ、これ。…なに?人攫い、とか。…チェンジリングとか……お母さんが、言ってた、やつ。分かんない、けど)
    【自分が知る情報を必死に思い起こし、どうにか現状を理解しようとする。心臓がどくどくと脈打ち、その音が頭の中で反響する】

    ……に……逃げなきゃ。……逃げなきゃ……!
    【そろりそろりと談話室から廊下を覗き、誰も居ないことを確認してから駆け出した】

  • 78ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/07(日) 14:07:01

    >>74

    >>77

    アコースティック「あのグラスに触れたら子供に変わった!?」


    >>75

    チャランゴ「桐壺さんは和服になっちゃうし」

    「もすかしてこのグラス...“聖杯”ってやつなんじゃ」


    アコースティック「迂闊に触らない方がいいよねぇ、触らぬなんとやらに祟りなしってね....」


    チャランゴ「そうねえ、まあ解呪は専門家に任せて私らは噂を流す程度に....って危ないっ」


    【部屋から去ろうとするも足元にやってきた子供を避けようとして】


    アコースティック「あっちょっとチャランゴ...!」


    「「あっ」」


    【よろけて2人とも聖杯に触れてしまう】



    アコースティック「...?あれ?ここは何処?腕蝕卿の屋敷じゃ...ないよね?」


    チャランゴ「また変な実験でもして巻き込まれちゃったかねえ」


    【見かけには変化はほとんどなく、ただ服装が若干違う】

    【せいぜい50年ほど若返った程度だろうか?】

  • 79黒猫25/09/07(日) 16:05:37

    …んにゃ、うみゃ〜う
    【慌ただしい住民たちに向かって鳴くと、どこかへすっと消えていった】

  • 80二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 17:28:59

    このレスは削除されています

  • 81人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 17:30:59

    【ぱちり。吸血鬼は目を開けた】
    【つかいに行かせた人形が戻ってきたためだ。縫製技術の発達が目に見えてわかったから異国か異界かと思って、壊れても死ぬことはない人形に探らせていたのだ】

    (……そうか。そうか……)

    【人形の報告を受けて、どうしたものかなと吸血鬼は思う。時を越えたのではないとわかっただけでも収穫だが、それはつまりここでの行動は過去に影響しないということ。ならいいだろう。未来の自分がどうなろうと今の自分には関係ないのだから】

    【さく、と音をたてて立ち上がり、いずこかへ足を向けた】
    【チュニック型のワンピース。とある叙事詩でブリトーと呼ばれた服の形。膝まではあろうかという銀髪をおろした彼女は……「彼女」と言うほかない……それでもやはり人形と共にいた】

  • 82桐壺◆5Q4kt6Q.kc25/09/07(日) 17:43:38

    >>81

    ....おや?

    (重い着物をずっと着ていなくて良いと分かって、

    割と軽装な趣の服装にアレンジした状態でかつ

    大まかに本来の自分の役割を把握したようで)


    ここの御主人様、でありんすか?

    (中性的な人物に話しかけてみる)

  • 83人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 17:59:45

    >>82

    【すこし、考えた。肯定も否定もしきれない。それは今の自分ではないのだから】


    「『あなたと同じです。本来はそうなのでしょうが、今の私にその実感はありません』と仰っていますよ、お嬢様」

    【穏やかに目尻をさげて、クスクスと口元を隠して吸血鬼は笑う】

  • 84二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:05:36

    このレスは削除されています

  • 85桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 18:07:38

    >>83

    【納得したように目を閉じて、微笑む】


    ........折角なら、お茶でもいかがでありんしょう?

    丁度御客様から貰った玉露がありんして、ふふ。


    【またとない機会だ、半分異界のような所でも

    話の通じる人物と話し合う機会は欲しいものだ】

  • 86人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 18:17:34

    >>85

    「『……そうですね。それでは、ご一緒させていただきましょうか』と仰っていますよ、お嬢様。東の地のものは、たまに交易品として流れてきたものです」

    【懐かしいというよりは、国の外交を思い返して。彼女の着ているものも、遠征により入ってきたものだ】

  • 87桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 18:28:07

    >>86

    あらそう....ふふ、わっちの國のお茶が口に合うか

    淹れ手の腕の見せどころでありんすねぇ

    (見事に教育され仕込まれた手際と、その技術は

    花開くようにふわりと薫る一杯ずつを淹れて見せ)


    ────湯呑みは初めてでありんしょうが、

    でも、これも中々良い物なのでありんすよ

    (コトッ、と音を立てて目の前に湯呑みを置いた)

  • 88泡沫の吸血鬼7151025/09/07(日) 18:32:28

    >>86

    >>87

    【かたん、と音がする。そこには、戸惑った表情で二人を”見て”いる少女がいた】

    【10才くらいに見える少女。ボロボロであるにも関わらず、美しいと思わせる顔立ち。珍しい色の瞳は、暗い輝きを放っている】

    【背中の半分くらいまである白髪に、透き通ったような白肌に、何か赤黒いものがこびりついていた】


    【少女は話さない。話せないわけではないのだろうが、何か言いたげにこちらを見ている。その虹色は曖昧ながらも、あなたたちの目を確かに見据えた】

  • 89元町娘従者◆M/HRjc9OZE25/09/07(日) 18:38:01

    【少女スニーキング中………】
    吸血鬼の、家。夜になる前に……で、出た方が良かった……うぅ
    【調度品の壺の中にすっぽり収まる形で身を潜めている彼女は、ここに至るまでに見聞きした情報から自分の現在地を導き出していた】


    「カティさんったら何処に行ってしまったのかしらね」「部屋にも居なかったよ!久しぶりの脱走者かな!?」「あの子に限ってそれは無いでしょう。……それにしても今日はやけに子供の姿が──」


    【過ぎ去って行くメイド達の会話を、口に手を当てながら盗み聞き】

    (……おんなじ名前のひと、居るんだ)
    【道中で手に入れた布団叩き(ぶき)をぎゅっと握りながら、ひと気が失せるのを待つ事にした】

  • 90人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 18:40:57

    >>87

    【湯呑み。彼女が知るものとは、違う形状の茶碗。細く長い指でとりあげ、匂いをかぐ。それから「いただきますね」と笑って口をつけた】

    「『雑味がない。良い腕をお持ちですね、あなた』と仰っていますよ、お嬢様」


    >>88

    【おや、と彼女は目をあげる。迷子か、それとも同じようなものたちか】

    「はじめまして、お嬢様。お名前はなんと仰るのですか?」

    【柔らかな口調で人形は問いかけた】

  • 91桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 18:47:57

    >>88

    ........舶来の子ぉ、いやここなら地元でありんすか

    どうかしたでありんすか?それとも........貴女も、

    わっちの御主人様の一人でありんすか....?

    【目線を下げ、ゆったりした口調で話し掛ける

    丁度迷子を探し当てた母親のような仕草だ】


    (かずらとまだそう背格好は変わらへんねぇ...)

    【心配に思い、こちらへ手招きする】

  • 92桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 18:50:05

    >>90

    ええそれは。みっちり仕込まれたでありんすから

    (口に合って良かった、と桐壺は笑った)

  • 93泡沫の吸血鬼7151025/09/07(日) 18:53:05

    >>90

    な、まえ……?ぁ…なんばー、しー…にぃはち…

    【No.C28。それが”今の”名前だ。恐らくA、Bも居たのだろう。少女はCの子供達にしか会っていないが】

    【拙く口調、掠れた声音。恐らく声もあまり出さず、なおかつ教育を受けていなかったのだろう】


    >>91

    ごしゅじん、さま…?

    ちが、う……たぶん……わたし、どれい

    【素直に答えた。少女は奴隷である。どちらかと言えば飼われる側だ】


    【手招きされ、とてて、とあなたに近寄った。そしてぺこりと頭を下げる。先ほどまでの子供っぽさはなく、何処か慣れているような動きだ】

  • 94桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 19:03:51

    >>93

    ふむ........そうでありんすね


    ───お近づきの印でありんす、お食べんさい

    甘くて美味しいものでありんすから....

    (袖から八ツ橋を取り出し、彼女に差し出す)


    貴女は、ここの方では無さそうでありんすが

    一体どこにいたのでありんすか?

    (手拭いで血の汚れを拭いてあげながら)

  • 95泡沫の吸血鬼7151025/09/07(日) 19:11:18

    >>94

    【八ツ橋を受け取り、戸惑ったようにあなたを見る】

    【何か入っているのか?と思いつつ一口食べ、目を見開いた】


    あまい…

    【甘味は久しぶりだ。もきゅもきゅと美味しそうに頬張っている】


    わか、らない……にし、って言ってた、けど……

    【恐らく西国の何処かだろう。本人もいまいちわかっていないが】


    (※ちょっと落ちます。すみません!)

  • 96人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 19:12:40

    >>93

    【ぱち、と瞬きを一つ。声はきっと、自分と同じ原因ではないだろう。拙くとも発声できているから】

    【奴隷とは穏やかでないと思いながらも、珍しいとは思わなかった。いや、この子供の容姿ならば雑に扱うよりもよほど使い道はあると思いはしたが】


    「なるほど。C28」

    「うん、痩せていますね。お腹は空いていませんか?よければ、こちらをどうぞ。手を出してくださいな」

    【少女に振る舞おうとするのは、ナッツの蜂蜜漬けだ。砂糖も香辛料も非常に高価な時代の特別なおやつ】


    >>92

    「『ええ、とても美味しいです。ありがとうございます。残念です、状況が許すならあなたを雇いたかったのですが』と仰っていますよ、お嬢様」

    【称賛に偽りはなく、残念だと取り下げた提案も本気だったのだろう、肩をすくめている】

  • 97泡沫の吸血鬼7151025/09/07(日) 19:56:05

    >>96

    おなか…さっき、もらった…だい、じょうぶ

    けど、くれる…なら、ほしい…です

    【素直に手を差し出した。その手は傷だらけで痛々しい。懸命に敬語を使おうとしているようだ】

    【食べ物の価値はわからない。服や宝石なら見たことがあるし、着せられたこともあるのだが】

  • 98人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 20:09:38

    >>97

    「自分で言えるなんて良い子ですね。うん、どうぞ」

    【少女の、小さな、傷だらけの手に少しずつ乗せていく。今の自分が過去に戻っているだけなら、これもきっと過去に影響することはない。ゆえに躊躇いなく、小さな山を作るまで渡していった】


    【落ち着いたら、傷の手当てをするべきだろうか。──それが、意味のない行為としても】

  • 99桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 20:25:45

    >>95

    そうでありんすか....辛かったでありんしょう

    せめてこのひと時は、ゆっくり休むでありんすよ

    (そっとその頭に手を置き、そっと頭を撫でる)

  • 100泡沫の吸血鬼7151025/09/07(日) 20:28:23

    >>98

    【積まれていく菓子を、先ほどよりもキラキラした目で見ている】

    【が、結構な量になり始めて慌てる】

    あ、ありが、とう……え……あ、わ…


    (※返信遅くなり申し訳ないです…!)

  • 101泡沫の吸血鬼7151025/09/07(日) 20:34:17

    >>99

    つら……?うん…あり、がと

    【辛いとはなんだろうか。助けが来ることはとっくに諦めた。今更痛む心なんてないのだ】

    【この後とある赤毛の少女に出会い、恋心が芽生え始めるのだが、今の少女には関係のない話だろう】


    【頭を撫でられ、ゆっくりと目を細める。今の今まで笑顔はないが、何処か安心したような表情だった】


    (※なんか表示されてなかった!ごめんなさい!)

  • 102人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 20:37:24

    >>100

    「ええ、どういたしまし……おっと。少し多かったでしょうか。こちらの器によそって、後から食べても大丈夫ですよ」

    【人形は言って、小さな器を差し出した。ちょうど菓子を山盛りにすればぴったり入るくらいの大きさだ】


    (※お気になさらず!自分も不定期に遅くなったりしますし)

  • 103桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 20:41:59

    >>101

    あぁ....ふふ、貴女を知らないでありんすのに

    なんだかどうも見過ごせないような、そんなような


    ....ごめんなんし

    (何かを感じ取ったのか、彼女をそっと抱き寄せ

    苦しくない程度にぎゅっと抱きしめたのだった)


    例え如何様な奇跡でも、ぬしに少しでも安らぎが

    あれば....わっちは嬉しゅうござりんす

  • 104泡沫の吸血鬼7151025/09/07(日) 20:45:39

    >>102

    あり、がとう

    【器を受け取り、お菓子をざらざらと入れた。時折指の間から零れ落ちているが】


    でき、た……いっぱい、おいしそう

    【どこか嬉しそうに器を見せると。一つ摘んで口に入れる。おいしい、と小さく呟いた】


    >>103

    …???

    【なぜ謝られているのか、抱きしめられているのか。意味がわからず首を傾げる】


    やす、らぎ…?あると…いい、ね

    【恐らくいい意味合いの言葉なのだろう。よくわからないが、優しい人たちには嬉しい気持ちでいてほしい】

    【抱きしめるその腕を、ぎゅっと控えめに抱いてみる】

  • 105桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 20:51:55

    >>104

    ........そうでありんすね、ありがとう

    (小さな傷だらけの手に抱かれながら、花魁は

    この子にいつか安らぎが訪れるように祈った)


    お茶....飲むでありんすか?

    (まだ飲んでいなかった湯呑みを近づける、

    火傷しない程度に熱く、心地よい温度だ)

  • 106人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 20:53:20

    >>104

    【その様子を見守り、笑顔を作る】

    【彼女が対応しているのなら、自分はいいか。などと思いながら】


    「お嬢様さえよければ、傷の手当てもいたしましょうか。ここなら湯につかることもできますよ」

    「もちろん、お菓子やお茶に満足してから、の話ですけれど」

  • 107少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 21:01:43

    【昔の夢を見た。…ような、気がする。目覚めて時間が経つほどに、夢は朧気に薄れいく】
    【昔の自分。人間だった頃。吸血鬼になってから。一人になってから。館に来てから】
    【その時々で大きく変わったようにも思うし、まるで変わらないようにも思う】
    【そんな、曖昧な意識のまま館を歩く。「今日は妙に子供の姿を見る」などという従者たちの雑談が、耳に入っては通り抜けていった】

  • 108泡沫の吸血鬼7151025/09/07(日) 21:06:52

    >>105

    なに、それ……のむ

    【興味を示したようだ。湯呑みに触ると、冷たい指がじんわりと暖かくなる】

    【こくん、と喉が上下する。暖かい飲み物なんて、熱湯を飲ませられた以外記憶になかった】

    これ、あったか、くて……おい、しい


    >>106

    いい、の?えへへ…あ、ありがと、ね?

    【驚いた。傷の手当ても、美味しいものも、強要されたことしかない。心がじんわりと暖かくなる気がして】

    【少女は笑った。蕾が花開くような、年相応の可愛らしい笑顔。この館に来てから…否、奴隷になってから初めて心から笑えた気がした】


    おゆ…つかる……?

    それ、あつくない…?ひりひり、して…いたくない?

    【少女が言っているのは、恐らく熱湯風呂のことだろう】

  • 109桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 21:11:43

    >>108

    そうでありんすか、なら良かったでありんす

    ゆっくり、咳き込まないよう飲むでありんすよ?

    (娘がいたと聞いた人形の吸血鬼を見ながら、

    やはり手慣れているなと少し微笑みつつ言った)

  • 110人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 21:15:44

    >>108

    「ええ、もちろん。あなたの意思がなにより大切ですから」

    【ずっと、彼女が望んでいるのはそれだけだ。ああもちろん、意図的にそれを奪うことだってするが、理由がない時であれば自由意志を育てること、自立することを願っている】


    「ふふ。熱くはありませんよ。あなたの体温より、少し高いぐらいの温かさです。火傷をしない、体がぽかぽかと温まるくらいのものですとも」

  • 111泡沫の吸血鬼7151025/09/07(日) 21:26:26

    >>109

    うん、わかっ、た

    【両手で湯呑みを持ち美味しそうに飲んでいる】


    …ん、おいしか、った……ごちそう、さま…でした…?

    【確かこんな挨拶だったか。所有者の客がしていたことを真似し、ぱちんと手を合わせる】

    【そして、空になった湯呑みを綺麗に飲んだよ、と言わんばかりに見せた。先ほども似たようなことをしていたが、褒めてもらいたいのだろうか】


    >>110

    わたし、の…いし?

    【今まで乱雑に扱われていたそれを、大切だと言われた。この人たちは優しいが、少し変わっている】


    よかっ、たぁ……ぽかぽか、たのしそう……あとで…はい、る

    【彼女が言うならそうなのだろう。期待に胸を高鳴らせ、腕をぱたぱたと動かす】

  • 112少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 21:26:53

    【――館の一角で、ふと、馴染んだ相手の声を耳にして立ち止まった。普段なら迷いなく扉を開くところだ】
    【一瞬の躊躇。声は間違いなく聞き覚えがある。しかし、雰囲気に違和感があるような?】

    おはよ…ルシア、フレイにお桐…、……だよね?
    【扉を開けて目に入ったのは、見慣れたはずの、しかしどこか違う彼らの様子。困惑混じりに問いかけて、首を傾げた】

  • 113桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 21:30:49

    >>111

    ふふ、綺麗に飲めたでありんすねぇ....凄い子♪

    わっちがよしよししてあげるでありんすよ〜

    【まるでお母さんのように、幼いルシアを撫でる

    この頃の彼女にはまだ娘はいないので、これは

    元来持ち合わせている母性の発露なのであろう】


    >>112

    ん....新しい御客様でありんすか?

    【メイド服ではなく和装である】

  • 114人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 21:34:14

    >>111

    「ええ、楽しみにするといいでしょう。……楽しいですよ」

    【ふわふわと笑いながら、彼女は人形に言わせている。沐浴は、彼女もよく好んでしていたものだ。お湯と水の違いはあるが】


    >>112

    「おはようございます、旦那様。……確かにご主人様はそういった名を名乗ることもありますが……もしかすると、本来のご主人様のお知り合いの方でしょうか?」

    【彼女の長い髪が揺れた。誰だろうか、と、見知らぬ他人を見るような視線と共に首をかしげる。普段よりも雰囲気が柔らかい】

  • 115少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 21:36:27

    >>113

    …お客様。お客様かあ…一応聞くけど、それ、冗談ってわけじゃないんだよね?

    【日頃ならてきぱきと仕事をこなすメイド長が、意味もなくこういう冗談を言うとも思えない】

    【何かあったのは確実だろうが、それが何なのかまでは分からないまま、ひとまず否定だけしておく】

    どっちかっていうと、普段はご主人様って呼ばれてるかな…

  • 116泡沫の吸血鬼7151025/09/07(日) 21:38:21

    >>113

    んひひ…

    【耳もほんのりと色づき、照れくさそうに笑った】


    >>112

    【記憶の中のルシアを小さくしたような少女が、きょとんと首を傾げてあなたを見る】

    【髪には艶がなく、顔にも肌にも傷がついており、過去に虐げられてきたのは明白だった】


    おにい、さん…だぁれ…?わたし、るしあ?じゃない、よ

    【他二人の反応を見て、ルシアは自分を指しているのかと幼いながらに理解し、そう問いかける】


    >>114

    うん…たのしみ、たのしみ

    【機嫌良さそうに同じ言葉を繰り返す。少女の語彙力がないだけなのだが】

    【目の前の彼女が見せた笑顔に、なんとなく嬉しくなった】

  • 117少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 21:41:34

    >>114

    本来の…ってことは今は何か違うってわけだ?

    何が起きたか分からないけど、多分そう。フレイとは、結構…

    【「仲良くしていた」と、言いかけて、果たして本当にそうなのだろうかと考え直す】

    ……よく話す仲、ではあったかな

    【普段より女性的な姿に、猫と共に目にした、編み込みの姿を思い出す】

    【「昔は可愛かった」と聞いたのはこの頃なのだろうか。一瞬浮かんだ疑問を、違うだろうな、と脳内で結論づけた】

  • 118桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 21:42:08

    >>115

    あら....では、ここの吸血鬼の方でありんすか

    とんだ失礼をば。ですがどうやら我々含めて、

    ここに確かに存在していた?のでしょうが....

    生憎、少々記憶が欠落しているでありんすよ 


    >>116

    ふふ、愛いでありんすねぇ....よしよし♡

    (良い匂いのする着物ですっぽりルシアを包む)

  • 119少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 21:46:08

    >>116

    …そっか。君は、ルシアじゃないんだな

    【『まだ』と心の中で付け加え、そして、少女の様子からようやく事態をうっすら把握した】

    【それぞれ、過去の状態に戻っているのだろう。偶然とは思いがたいが、とにかく考えるのは後でいい】


    ごめんね、友達と似てたから間違えたみたいだ

    僕はアシュリー。ここに住んでるんだ

    初めまして、可愛いお嬢さん

    【できるだけ穏やかな声音で声をかける。何が地雷になるか分からない。怯えさせることがなければ良いのだが】

  • 120人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 21:48:32

    >>116

    「良い子。たくさん褒めてあげましょう。えらいですね、かわいいですねー」

    【花を咲かすような雰囲気で、よしよしとあなたを褒めている】


    >>117

    「『そうですね。どうやら、姿と記憶が一時的に退行しているようですよ。この格好も、あなたの記憶のものとは一致しないのではないでしょうか?』と仰っていますよ、旦那様。よく話す仲、ということは、悪い関係ではなかったのですね。ご主人様はそういうこと、必要以上に我慢はしませんから」

    【人形に言わせる彼女の口調も、常の彼とはまるで違う。それでも顔に変化はなく、ただ姿と雰囲気が異なるだけだ】

  • 121少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 21:53:49

    >>118

    そうなるね。まあ、だいたいだけど想像はついたし…

    これはこれで楽しませてもらえばいいかな

    【少女との様子を見て、小さく笑う】

    僕の知ってるお桐も面倒見は良かったけど、そこは昔から変わらないみたいだね?


    >>120

    確かに、ちょっと違う…けどまあ、ちょっと違うぐらいならわりとよくあるからな

    いつだっけな、なんか背中から鳥みたいな羽生やしてたのも見たことあるし

    【あれは確か氷菓を届けに行った時だったな、と思い出す。つい最近と言っていいはずなのに、随分前のことのようだ】


    んー…まあ、そうだね

    【「悪い関係ではなかった」の言葉に、軽く目を逸らして左耳に触れた】

    【感情的には一方通行。しかし、客観的に見てもおそらく、決して悪くはないだろう、と】

  • 122泡沫の吸血鬼◆DPvZRJ5eF225/09/07(日) 21:57:20

    >>118

    んふー、いい、におい…

    【柔らかく良い匂いに包まれ、嬉しそうだ】


    (そうなんだ……ぜんぜんわかんなかったなぁ)

    【アシュリーさんへの返答を聞き、ぼんやりとそう考える】


    >>119

    はじめ、まして…?

    なまえ…は、ない、けど……なんばーしー、にじゅうはち?って、いわれてる、の

    よびにくかっ、たら…すきによんで、いいよ

    【特に警戒はしておらず、辿々しい言葉でそう言う。No.C28は奴隷番号のようだ】


    >>120

    ふへへ……

    あ…なまえ、きいてない……おなまえ…なぁに?

    【どこか擽ったそうに笑うが、名前を聞いてないことに気づきあなたに問う】

  • 123少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 22:01:50

    >>122

    そう?

    好きに呼んでいいなら、やっぱりルシアって呼ばせてもらおうかな

    僕にとっては、ちょっと手のかかる妹みたいな子でね

    【たどたどしい言葉を穏やかな表情で聞いて、ふと思い出したように】

    …その子は、歌がとっても上手なんだけど…君はどうかな

    お歌は好き?

  • 124桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 22:06:03

    >>121

    ふふ、相も変わらず....というのは大抵の場合

    良い事でありんしょう?


    改めて失礼をば、御主人様。

    (しゃなり、と頭を下げた)


    >>122

    自分から抱き付いても良いでありんすよー?

    (こちらもにっこり笑顔で嬉しそうに)

  • 125人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 22:08:37

    >>121

    【羽、という言葉に驚きを示した】

    「『羽?……それはまた、派手に失敗したのですね、こちらの私は。腑抜けていたか、しばらく必要としなかったのか……平穏に身を置くと決めたのは、少し以外でもありますが』と仰っていますよ、旦那様。時代のこともあるでしょうが、表面上はかなり変わってしまっているようですね」


    【派手に失敗することも、それを隠さないことも、今の彼女からすれば中々ない。それを見せているのなら、嫌っているものはこの館にはいないようだ。そう思いながらも、目を逸らしたことよりも、その耳のピアスに目がいった。自分の匂いが残っている?】

    【普段ならば、指摘することはない。見て見ぬふりでやり過ごす。だが、今ココにいる自分は一過性のもの。本来の自分とも、過去の自分とも切り離されたもの。ならば、遠慮する必要はないのでは?】


    「『あなたの、そのピアスは……私が関わっているのですか?』と仰っていますよ、旦那様。よくお似合いですね」


    >>122

    「『そうですね。本来の私は、フレイと呼ばれているようですから、あなたのフレイとお呼びください』と仰っていますよ、お嬢様。ご主人様のことを呼んでいるのなら、なんでも構いませんから」

  • 126泡沫の吸血鬼◆DPvZRJ5eF225/09/07(日) 22:12:34

    >>123

    いいよ、じゃあ…わたしも、おにいちゃん、って…よんでもいい…?

    【子供にありがちな、唐突に距離を詰めるスタイル。理由はわからないが、聞いたら答えるだろう】


    おうた…?えっと…よむやつ、が、なければ…?

    でも、ずっと…しゃべってなかった、から…わかん、ない

    【掠れた声では綺麗に歌えるかわからない。少女自身は歌が好きなので、喜んで歌うが】


    >>124

    わた、しも…ぎゅー、する

    【その言葉を聞き、ぎゅーっとあなたを抱きしめる。子供にも関わらず、やけに体が冷たい。体質だろうか?】


    >>125

    ほんらい…??

    じゃあわたし、ふれいさん…ってよぶ

    【呂律が回っていない口でそう言い、ぽやっとした顔をしている】

    【名前を知り距離が近づいたと判断したらしい。拒否されなければ、あなたの服の裾を掴むだろう】

  • 127少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 22:14:28

    >>124

    かもね。万が一、見られたくない部分があったら申し訳ないけど…君なら問題ないか

    【俗に言う「黒歴史」のような過去があったら、と想像する。…見たところ、目の前の女性にそんな隙はなさそうだが】


    【頭を下げるのに応じてお辞儀を返す】

    今、どういう暮らししてるのか聞いても大丈夫?

    うろ覚えなんだけど…お桐ってさ、僕が来た時にはもうこの館で働いてたんだよね

  • 128少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 22:20:30

    >>125

    ふーん…当人としては、そんなに驚くほどのことなんだ?

    【くすくすと声を立てて笑う。その事実も、それを目撃できたことも、嬉しく思った】

    そういう、ちょっとした違いなら何度か見たよ

    何かよく分かんないけど、凄い血の匂いさせてたこともあったし…

    【あれも、これも。我ながらよく覚えているものだと思うほど、話す度に色々な記憶が蘇る】


    【…と、懐かしく話していたところでピアスの話題に触れられて、少しだけ固まった】

    …あ、これは…うん、そう…

    【途端に、言葉の切れが悪くなる。俯く。目を逸らす。あの時も正気ではなかったし、おそらく、今だって正気ではない】

    ……何ていうか、羨ましかったから…

    【しどろもどろ。どう誤魔化したものか。そもそも、本人相手に誤魔化そうとしてどうするのか、という気もするが】

  • 129人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 22:20:32

    >>126

    「『ええ、どうぞ。私も、あなたのことをルシアと呼んでも構いませんか?』と仰っていますよ、お嬢様。今のお嬢様は、奴隷ではありませんから」

    【服の裾をつかむ少女の目を真っすぐに見つめて、その頭をゆっくりと撫でた】

  • 130桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 22:25:04

    >>126

    冷たいんやねぇ、河童の八兵衛を思い出すわ

    たくさんあったまってええからなぁ?

    あ、わっちの名前はお桐って呼んでくりゃれ

    (多分故郷で交流があった妖怪の事であろう)


    >>127

    わっちは、本当なら廓で客を待っとる所よ?

    色々情報を集めたけど、今のわっちは多分....

    ここで働き始めるより前のわっちやねぇ

    (廓、つまりは遊郭であり色事で生計を立てていた

    というのが分かるかどうかは知識次第ではあるが

    兎に角メイドとは無縁な過去というのは分かった】

  • 131少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 22:25:41

    >>126

    もちろんいいよ

    君みたいな可愛いお嬢さんにそう呼ばれて嫌なわけがない

    【笑顔で快諾。…とはいえ、彼女は目が見えなかったっけと考えて、分かりやすく声に感情を乗せた】


    そっか……、よむやつ?

    【楽譜のことだろうか、と首をひねった】

    今は少し掠れちゃってるけど、君の声はとっても綺麗だよ

    お兄ちゃんも歌は好きなんだけどね

    【言葉のあと、古い童謡を口ずさんでみる。彼女がその曲を知っているかどうかは分からないが】

  • 132人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 22:31:46

    >>128

    「『戦乱の世では、隙を見せると大変ですから。対処できても面倒ごとが増えるでしょう? 血、は……今の私には心当たりがありませんし……この先の話でしょうか』と仰っていますよ、旦那様」

    「『……羨ましい? それは、私ではない者に対しての様ですが……』と仰っていますよ、旦那様」


    【ピアスは、この時期にもついている。十字にしたものと、小さな銀のピアス。先日壊れた赤い宝石がついたものも健在だ。普通に考えれば羨ましいとが彼女のことだが、そうだとするなら匂いが残ることの説明がつかない。そう思っての反応だった】

    【吸血鬼自身は声を発さないが、薄く開いた口からちらりと牙と赤い舌が覗いた】

  • 133泡沫の吸血鬼◆DPvZRJ5eF225/09/07(日) 22:32:46

    >>129

    うん、もちろん、だよ

    もどったら…また、いたいのかなぁ…

    【嬉しそうな顔し、頭をぐりぐりとあなたの手に押し付ける】

    【ぽつりと溢した言葉は、元通りの日々になった時の不安だろうか】


    >>130

    かっぱ…?なに、それ…

    【案の定、聞いたことがない名前に疑問を抱く】

    おきりさん…

    えへへ、よろしく、ね

    【名前を呼び、嬉しそうにそう言った】

  • 134泡沫の吸血鬼◆DPvZRJ5eF225/09/07(日) 22:38:34

    >>131

    【今の少女は、ぼんやりではあるが見えている。最も、かなり近くでないとはっきり見えないが】


    よかっ、たぁ、えへへ…おにいちゃん、ほしかったの。かぞく、いなかったから

    【恥ずかしげに笑い、家族への憧れを露にする】


    うん、よむやつ

    なんだっけ…がくふ?も、かし?もよめないし、わかんない、から…

    【教養がない少女は、文字が読めない。今の調子だと、すらすらと歌詞を歌うこともできないだろう】


    んふー、ありがとぉ

    ほん、と?いっしょに…おうた、できる?

    【期待と不安が混じった目であなたを見る】


    【どこかで聞いたことがあるような曲。瞳をきらきらさせながら聴き、終わったらぱちぱちと拍手するだろう】

  • 135少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 22:39:13

    >>130

    んー…なるほど?

    【極東の文化や用語について詳しいところは分からないが、客を取る立場であったことまでは察しがついたようだ】

    なんでそこからメイドになったのか不思議だけど…

    ま、それは元のお桐と仲良くなってから聞く話か

    【結論づけて、軽く頷く。楽しみは先に取っておけば良いだろう、と】

    【今は、これ以上こちらから聞きたいことはないだろうか。少女との微笑ましい様子を見て、言葉を切った】

  • 136人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 22:45:53

    >>133

    「『ありがとう、ルシア。……また、痛いのがあるかはわかりませんが、痛みは、いつかなくなりますよ。あなたが救われる日は必ず来ます。必ず。絶対に。太陽が沈んで昇るくらい、当たり前に』と仰っていますよ、お嬢様」

    【適当に誤魔化してもよかった。そうするべきだったかもしれない。どうせ影響は表れない。でも、短い間で慕ってくれた少女を煙にまくのも憚られて、時期を曖昧にして慰めを口にする。この館にいる以上、それは確定している未来だから】

  • 137少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 22:46:29

    >>132

    戦乱か…そうだね。フレイも、そういう環境にいたんだ

    【ある意味では、島の外は常に戦乱と言っていいのかもしれない。独りになってからの生活を思い出して、小さく息を吐いた】

    あの血のことは、僕もよく分からないけど…ふふ、良かったね?

    予想もつかないことが先に残ってるのって、楽しみだろ?

    【少なくとも、自分はそうだ。穏やかな生活は良いが、同じことの繰り返しでは飽きてしまう】


    …さあね、どういうことなんだか…これも、未来のお楽しみってことにしとこうか?

    【何しろ、正確なことは本人にも分からないのだ。制御しかねる感情の重さ。理屈ではない。きっと誰にも分からない】

    【目線を上げる。ピアスが目に入る。脳裏に、あの夜のことが蘇った】

    きっと、フレイは…今のフレイも、僕の知ってるフレイも。

    そのうち全部、忘れちゃうだろうけど…僕は多分、忘れないよ

  • 138病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/07(日) 22:50:58

    ……あれ
    あなた、だれよ
    【近くできょろきょろしている翡翠に気づく】
    「……」
    ねえ、なんか、しらない?
    わたしのじゅうしゃ、きおくそうしつ、なっちゃって
    わたしも、あるけないし、てつだって

    〖いいよ!ボクも、分かんないことが少しあるしね!〗
    【彼彼女が分からないのは、聖杯の持ち主と、己のひび】
    【それ以外は、察していた、少し違うところはあるが】

  • 139少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 22:52:48

    >>134

    …そっか。僕で良ければ、いくらでもお兄ちゃんになるよ

    【家族か、とぼんやり思う。きょうだいは沢山いた。それこそ、減らさなくてはならないほどに】

    【だからこそ、家族に対する憧れはない。血の繋がった他人に等しかった。目の前の彼女の方が近しいと思えるほどには】


    読めないか、昔の僕と一緒だね

    そういう時は、耳で聞いて覚えればいいし…

    なんなら、歌詞なんて別に覚えなくてもいいんだよ

    旋律をハミングするだけでも、何となく気分はいいものだから


    【拍手を聞いて「ありがとう」と一言。それから、何か一緒に歌える曲はないだろうかと考えた】

    輪唱、できるかな…ええと、僕が歌ったあとに、君が同じように繰り返す感じのやつなんだけど

    …どうかな、できそう?

  • 140桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 22:58:29

    >>133

    ........なんだか、母親になった気分でありんす

    ぬしみたいな愛い子なら大歓迎でありんすねぇ

    河童はきゅうりと相撲が好きなお調子者で、

    たまに美味しいきゅうりをくれるでありんすよ

    (読み聞かせをするかのように少女へ話し掛ける)

  • 141泡沫の吸血鬼◆DPvZRJ5eF225/09/07(日) 23:00:13

    >>136

    そう、なのかな…うん、そうかも、ね

    だれか、たすけにきて、くれるのかなぁ…ひーろー、みたいだったら、かっこいい…

    【思案、のち納得。時が経てば、少女にもヒーローのような存在ができるのだが、本人には知る由もない】

    【この館にいるから〜なんて、幼い少女には理解できないけれど。彼女の言葉に確かな安心を感じ、自分の服の裾を握る】

    【そして、反対の手で、そっとあなたに抱きつこうとした】


    >>139

    えへ、へ……かぞく、かぞく…♪

    【嬉しさからか、尖った耳がぴょこぴょこと動いている】


    お兄ちゃんも、そう?

    かし、おぼえなくていいの、うれしい

    【あの時は、覚えないと打たれていたが。彼はそう言う人じゃないのだろう】


    くりかえすの、できる…!

    【一緒に歌えることにぱーっと顔を輝かせる】

  • 142病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/07(日) 23:03:11

    〖いいかい?まずここは…安全だと思う、多分
    そうだよね?〗
    ええ、それは、わたしが、ほしょうする
    「お、奥様は、旦那様は?早く行かないと、役に…」

    〖はぁーい、すとっぷ〗
    【頬を挟んで、にやりと笑う】
    〖駄目だよ少年、真っ暗思考は愉しくないさ、気楽に行こうよ〗
    「で、でも、また…」
    〖……ひひっ〗
    〖じゃあさ、今はそこのおジョウさんが主だから、うん、それがいい〗
    「あの、勝手なことは…」
    〖勝手じゃないさ、ねー?〗
    えっ、ちょっと、まって

  • 143人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 23:03:29

    >>137

    「『おや、あなたも? ……私の場合は望んで身を置いたようなものですが……無理やりにおかれたのなら悲劇ですね。国が焼ける匂いも、城が落ちる悲鳴も、好まない方は好まないでしょうし』と仰っていますよ、旦那様。予想外の日々は……ええ、すべてが目論見通り運ぶのは、あまり面白くありませんしね」

    【戦乱を回避したければ人のいない場所に行くほかないから、実のところ選択肢はあまり多くはない。とはいえ彼女は望んで身を置いたどころか悲劇を生み出す側だ。少なくとも、この時期の彼女は】


    「『あら、教えてくれないのですか?……ふふ、冗談です。いつかわかるのかもしれないし、ずっとわからないのかもしれませんね。少なくとも、今の私は異常によって生まれた代物ですから、この記憶が残ることはないでしょうし』と仰っていますよ、旦那様」

    【一瞬、悲しげな顔を作るも、すぐに笑顔に戻った。冗談だところころと鈴のように笑う】

    【真夏の夜の夢、一夜の狂騒のようなもの。アリスが夢から覚めるように、彼女は元に戻れば忘れてしまうのだろう。彼にしたところで、向けられた感情の内実を理解していない以上はその他大勢として処理されてしまうのだから】


    >>141

    「……ふふ、良い子」

    【彼女はそっと少女を抱きとめた。温もりをわけあたえるように】

  • 144少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 23:06:13

    >>141

    そう。僕も…親切な人に教えてもらうまで、字は読めなくてね

    お勉強は面倒だったし嫌だったけど、今は読めるようになって良かったって思うよ

    【本を読めるようになったことで、文字通りに世界が広がった、と思う。彼女にも、そのうちそんな日が来るのだろう】

    【目が不自由な彼女にとって、その道のりは自分よりはるかに厳しいのだろうけれど】


    じゃあ、いくよ…ルシアも、急がなくていいからね

    【ゆっくりと口ずさむのは海と星を擬人化した童謡だ。小さい子供向けの、簡単な言葉しか使わないもの】

    【寂しがり屋の海が星と友達になって、それから先はずっと一緒に過ごした――そんな、他愛ない内容の歌である】

  • 145泡沫の吸血鬼◆DPvZRJ5eF225/09/07(日) 23:09:28

    >>140

    はは、おや……?……あ、おかーさん…!

    【母親、が何かわからず思案したが、”お母さん”のことだと気づき、頬を緩ませる】


    うい…?うぃ、うぃー!

    【何やら嬉しそうに復唱しているが、どう考えても意味が違う】


    おすもう、しってる

    ひがし?の、うんどうだって、いってた

    きゅうりは…わたし、すき

    【楽しげに話を聞き、自らも思ったことを口に出す】


    >>143

    【ぎゅーっと抱き返す。体はかなり冷たいが、少女は嬉しそうに笑っている】

    【突然館に来た時は、全く笑わず言葉も拙かったが、今はよく笑い、よく話すようになってきた。子供の成長は早いのだ】

  • 146ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/07(日) 23:10:44

    【屋敷を彷徨く姉妹】

    アコースティック「ふむふむなるほど...館の住人や使用人に聞いてみたところ、ここは50年後の世界にやってきたということね...」

    チャランゴ「つまりあの聖杯?のせいで50年後の私たちがここに飛ばされてきた...ってことか、なんか腕蝕卿(あのお方)様没落してるみたいだし、色々情報とか持ち帰れば特別ボーナス出るかもよ...うふふふ...」

    【実は記憶含めて若返ってるだけなのだが、彼女らはそう解釈したようである】

  • 147少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 23:16:28

    >>143

    僕は、できれば平和に暮らしたかったな…フレイはそういうのが好きなんだ?

    【彼自身も、気まぐれに悪趣味なことはする。とはいえ、それは(少なくとも、当人にとっては)一時の冗談で済む範囲のもので――】

    【要するに、感性が凡庸だ。取り返しのつかない悲劇、惨劇には心が痛む。人の頃の感性を大きく残したままで、今も生きている】


    …そうだね、教えないよ

    この先もずっと…って、言い切れるほど固く決心してるわけでは無いけどさ

    【今の彼は随分と分かりやすく表情を作るのだな、と新鮮に感じた。表情が豊か。その内面は、ろくに動かされていないだろうに】

    今のフレイは…僕が知ってるより、ちょっと悪い感じの嘘つきだなぁ

    【些か困ったように笑った。どう考えてもろくでもない。なのに好ましいと思ってしまうのだから、我ながら救いようがないと思った】

  • 148病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/07(日) 23:23:04

    「……あの、重くない、ですか……?」
    〖重くないよ?ひひ、翡翠はもっと重いよ
    あ、言ったら怒られちゃうから内緒ね~〗
    ね、どうやったら、きおくもどる?
    〖そうさな…原因を探らないとね、手伝っておくれな〗

  • 149泡沫の吸血鬼◆DPvZRJ5eF225/09/07(日) 23:23:24

    >>144

    わたしも…よめるように、なりたいなぁ

    おべんきょう、してみたい…だって、やったことないもん

    【本人曰く、勉強は楽しそう…!らしい。少女は、新たな知識を得ることに、喜びを感じるタイプだった】

    【余談。普段点字で本を読めているのは、アンナに教えてもらったから】


    うん…!……〜〜〜♪

    【リズムを合わせ歌い出す。掠れた声だが、透明感と少しの色気があるような。子供の声だが、大人のような雰囲気を持つ、不思議で心地よい声音だ】

    【寂しがりな青い海。寄り添ってくれる金の星。曲の歌詞に、どこか既視感を感じたような…気がした】

  • 150病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/07(日) 23:25:30

    いいよ、そのかわり、あとでほん、ちょうだい
    【ぽかん…とした後で、笑う】
    〖ひ、ひひひ、ひっひひひひひ…強欲だね、意外だな〗
    しぬまえくらいわがままいったっていいでしょ、ごうよくかしら?
    〖ひひひ、確かにそうだ、死ぬ前くらい強欲でいなよ〗
    あら、とめないのね
    〖止めてほしくないんでしょ?好きにしなよ〗

    〖でも、一つ助言ね、キミは嬉しくて、どれだけ望んでいたとしても、キミが死んで悲しむヤツがいるなら気をつけなよ〗
    いないわよ、そんなものずき

  • 151桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 23:25:56

    >>145

    どんな意味か分からなくても良いでありんす、

    あら?ふふ、ルシアは物知りでもありんすか

    (えらいえらい、とまた笑顔を向けている)


    力持ちだけど、まぬけな所もありんす

    けど....悪いやつじゃありんせんよ

  • 152泡沫の吸血鬼◆DPvZRJ5eF225/09/07(日) 23:30:20

    >>151

    うん…!

    ほん、いっぱいよんでね、ものしりさんになるの

    【ふふん、と誇らしげに笑いつつ、喜びが隠せていない】


    じゃあわたし、かっぱさんとなかよくなる

    それで、かぞくになってもらうの!

    【何故会ったこともない妖怪と、家族になろうとしているのか】

  • 153桐壺◆G5SDVc1Us625/09/07(日) 23:32:45

    >>152

    くふっ....くふふふっ!うん、良いでありんすね....

    その時はわっちも家族にしてくりゃれ?

    (可笑しそうかつ、優しい響きを持った笑い声で

    きっとできるよとルシアを応援している)

  • 154人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 23:32:59

    >>145

    【よしよし、と再び撫でながら笑っている】

    【子供の笑顔はかわいらしい。中にはとんでもないことを要求する子もいたが、それでも娘たちはかわいいように】


    >>147

    「『それは、大変でしたねえ……。ふふ、ヒトに限らず、多くのものの心は悲劇でより強く動くでしょう?目的は、達成が困難な方がやりがいがあるというものです。その動きが正か負かは、あまり関係のないことですから』と仰っていますよ、旦那様」

    【善悪の境はあまりない。その方が愉しいから、で動く彼女にとっては】

    【彼女の感性は、ヒトのものとも、きっと吸血鬼のものとも違うのだろう。それはきっと、人間であったときから】

    【だから同情するような言葉の次に、そんな踏み躙るようなことを言うのだろう】


    「ふふふ、男も女も、騙されたいと願うものも多くいますからね。少し悪辣に見せた方が、のめり込むようですし」

    【いつも、同じ騙し方というわけではないけれど。悪いやつに騙されたい、考えたくないと思うものは存外多いものだから。ただ、普段の彼よりも人の感情に敏感なのは確かだろう。なんせ、館ではそういったことを封じているから】

  • 155少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 23:33:34

    >>149

    ルシアは頑張り屋さんだから、きっと僕より早く覚えられるんだろうな

    【言葉と同時に、やはり今の彼女の境遇に哀れみを感じるのだった。なぜこの子がこんな酷い目に、と思わざるを得ない】


    【囁くように、意識して普段よりも少しだけ低めに歌う。その方がいくらか穏やかに聞こえるだろうと】

    【…そして、短い輪唱を終えて、まず拍手をした】

    ありがとうルシア、とっても上手だったよ

    【きっと、このやり取りは後に残らないのだろう。自分以外、誰もこの時の話を覚えていないのかも知れない】

    【だとしても、これが彼女にとって楽しい一時であれば良いと思った】

  • 156血綴の吸血鬼◆M/HRjc9OZE25/09/07(日) 23:37:25

    【青白い月光が満ちる館の廊下。
    静謐な空間の中で調度品に紛れる壺を眺めている】

    「うぅ……ひ、っく」
    ・・・。
    【正確には、壺の中で子猫のように丸まって眠る少女を見下ろしていた】【幼くなったカティが館の中で見つからずにいれたのは、トアの手引きによる結果だ。『隠行』『消音』『匂い消し』。その他様々のまじないを施している。魔性達の眼を欺くなど、ただの少女には不可能なのだから】

    こんな に 小■かったんだね
    【別に、館の誰に見つかったとしても危険は無いのだろう。ではなぜ直に接触せず、更に要らぬ手助けをしたのか?その理由に相応しい答えを探しているがしっくりこない】

    【……細い指先で、涙の跡が残る頬を撫でる。……一方的に愛で、無遠慮に好意を向け、やがて自分の■■にする。そんな在り方の魔性にしてはどうも消極的な行動だった】

  • 157泡沫の吸血鬼◆DPvZRJ5eF225/09/07(日) 23:41:48

    >>153

    うん、みんなともね、かぞくになるの

    そしたら、すっごくうれしいなぁ

    【随分と大きな夢を語っている。が、これが少女の本音なのは間違い無い】


    >>154

    【幸せそうに笑っている。頭を叩かれるのは嫌いだが、撫でられるのは何より好きだった】


    ……あ、そうだ

    あのねぇ、わたしね?ここにくるとちゅうで、いいものみつけたの

    なにかわかる?ふふ、あててみて

    【こそこそ話をするように口に手を当て、小声でそう言った。ちなみに、後ろ手に黒い紐…リボンのようなものが握られている。ポケットにしまっていたようだ】

  • 158病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/07(日) 23:43:41

    あなた、ふしぎね
    〖鏡だからね〗
    「鏡って、楽しいですか?」
    〖愉しいよ〗
    きょぜつされない?
    〖うん〗
    「命令されないですか?」
    〖うん〗
    あし、ひっぱらない?
    〖うん〗
    「役に、立てれますか?」
    〖うん〗

    【ぽつり、二人は呟く】
    【いいなあ、と】

    【彼彼女は、笑う】
    【そうでもないよ、と】

    【子供2人がひっついた彼彼女は、とりあえず薔薇園に入っていく】

  • 159少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 23:46:35

    >>154

    生きてりゃ誰だって大変だろ、多分ね

    …言ってることは分かるけどさ

    【困っかことに、共感はできる。誰もが負の感情を望まないのであれば、悲劇を演じる舞台が人気を集めるわけがない】

    【だとしても、彼にとっては『お話だから良い』のであって――そこまで考えて、ため息をついた】


    ああ、分かるよ…クソ…

    【吐き捨てるように言って、首を横に振った】

    「どう見てもやばいけど、その上で騙されてたって構わない」ってやつだ

    …僕も昔、そういう気持ちを利用してたことはあるし、人のことは言えないけど

    【主が消えてから暫くの間だ。弱い部類の吸血鬼が、ハンターに目をつけられずに生きていくには、隠れて活動する必要があった】

    【表に出なくて済むように。目をつけられぬように。騙す。誑かす。被害者だと思わせない】

    【結果、人と話すのが上手くなった。感情を察して、話題や言葉、言い方を選ぶのが上手くなった】


    …あーあ。フレイが今の感じで館に来てたら、僕もこうはならなかったんだろうな

    【『よく話す相手』以上の好意を持っている、と。はっきり表現はしないが、今の感じなら、話すうちに察していてもおかしくはない】

  • 160泡沫の吸血鬼◆DPvZRJ5eF225/09/07(日) 23:47:32

    >>155

    がんばる!

    【何故虐げられるのか。理由は様々だが、結局は美しい容貌が関係しているのだろう】


    お兄ちゃんも、すっごくじょうずだったよ!

    あのね、ふわーって!

    【語彙力が無い。が、穏やかさを伝えたかったようだ】

  • 161ルタバガランタン姉妹◆8Wn59wFc0I25/09/07(日) 23:47:33

    >>146

    チャランゴ「ちょっと発言ミスったな、50年前の私等がここ、50年後の今に飛ばされて来たって言いたかったんだった、時間を超えた影響かなあ」


    アコースティック「未来の情報を持って帰って将来を変えられたらいいことあるかもねえ、さて早速情報収集したいけど、周囲も時間を超えて来たものばかりだからなのかなこのフロアは混沌としてるなあ」


    チャランゴ「まあそこはいつものやり方で」


    アコースティック「気長に人が来るのを待つか」


    【色々な騒ぎを見ながらホールで軽く演奏を始める】

  • 162病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/07(日) 23:55:45

    おはな、は、すきよ
    〖だと思った〗
    「あの、すみません、花の良さが、あまり」
    〖いいよ、気にしないで、オレも分かってない〗

  • 163少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/07(日) 23:57:06

    >>160

    うん。…君ならできるよ、多分

    【『頑張らなくてもいいこともある』とか『頑張りすぎない方がいい』とか】

    【色々思ったが、そんな相反する内容を一気に言っても、今の少女には飲み込めないだろう】


    ありがとう、そう聞こえたなら嬉しいよ

    【言葉は拙くとも、気持ちは伝わる。素直に笑って、少女の頭に手を伸ばそうとして――止めた】

    【急に触れられるのは怖くないだろうか、と。暴力の痕が残っている以上、そういう目に遭っているのは確実だろうから】


    >>161

    【ホールから聞こえてきた演奏に耳を澄ます。この音色は姉妹だろうと予想はついた】

    【彼女たちも、この奇妙な退行をしているのだろうか?…音色だけでは、流石に分からなかった】

  • 164人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/07(日) 23:58:16

    >>157

    「『おや、なんでしょうかね。……ううん……なにか、かわいいもの、ですか?』と仰っていますよ、お嬢様」

    【隠そうとして隠せていないさまが愛らしい。そんなことを思いながら、いきなり当てるのも情緒がないだろうと、抽象的な言葉を使うことにした】


    >>159

    【くすくす、と笑う。その形は今までとなんら変わりないのに、どこか蠱惑的で、禍々しい。その通り、と告げるように】

    【そうだ。おかしいと思わせてもいいのだ。逃がさなければ同じこと。むしろ「だからこそ」と自ら奈落へ落ちることを望む好事家も多い。己が動かないからこそ、周りに合わせて表出させる態度を変えることは容易だった】


    「『この館に来ている以上、今の私のような態度は表に出ないでしょうけれど……』と仰って……ご主人様?」

    【人形がパターンを崩した。そっと彼に近づき、鼻先が触れるほどに顔を寄せる】


    ……でも、今のあなたは、この私のことも嫌いになれないでしょう?


    【ほとんど空気に溶けるような、微かに声帯をふるわせるだけの、空気をわずかに動かすだけの、小さく掠れた声。めったに使われることのない彼女自身の声。甘く、その実態を掴ませない、闇夜の百合のような声。それが少年に向けられた】

  • 165泡沫の吸血鬼◆DPvZRJ5eF225/09/08(月) 00:09:06

    >>163

    【相手の思案など露知らず。少女は嬉しそうにぴょんぴょんと跳ねている。動きが忙しない】


    ひとがうたってるの、きいてるとたのしいでしょ

    わたしね、おまつりのおととか、よくきこえてたんだよ

    あれ、すきなんだ。…ひとりでも、さみしくないから

    【急に昔のことを話し出す。子供の情緒とはよくわからないものだ】

    【憂げに伏せられた睫毛。子供であるにも関わらず、儚さと色気が混じった表情だった】


    >>164

    えっとねー、はんぶん!

    おしいの、これねぇ、りぼんひろったんだ!

    【じゃーん、と黒いリボンを見せる。古びているところから、捨て損ねた物だろうが、少女にとっては”いいもの”に違いない】

  • 166少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 00:16:34

    >>164

    【笑い声が頭の中で反響する。ああ、毒だな、と思う】

    【あの植物園に鈴蘭はあっただろうか。真っ白で清楚可憐、それでいて人の命を奪う猛毒】

    【毒と分かっていても、危険と分かっていても、見目の良さと香りの良さに心奪われ、鈴蘭の花を植える者は後を絶たない】

    【百合にも毒があったのかもしれない。万人に効く毒ではないとしても、自分にはとてもよく効く毒が】


    …悪趣味…

    【顔を寄せられると、小さくそう呟いた】

    【嫌いになれるわけがない。こんな奴だと分かった上で、ここまで狂わされていて】

    【「肉声を聞けるかどうかはお前次第」…いつか、走り書きの形で見た言葉を思い出す】

    【くだらないことに、こんな形で成就しても嬉しいのだ。最初から負けているのだから勝負にならない】

    「嫌いだ」って言っても効かないのが分かってるんだから、わざわざ嘘をつく意味がないだろ…

    【目を伏せて、ため息をひとつ。それから視線を上げる。間近で目を見る。闇夜に輝く月のような、金色の瞳】

  • 167病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/08(月) 00:17:34

    き、きひひ、きひひひ
    だから、それで?どうなったの?
    〖それでねー、紫苑ってば、「水鏡家の名誉を傷つけるわけには…」ってさ、笑っちゃうよねー〗
    「素敵だと思います、あの、紫苑さん」
    〖紫苑も喜ぶよ、ありがとね〗

    【もういない】
    【紫苑は、もういない】
    【友人は、もう、いない】
    【この子供たちが会いたがっている相手は、もう】
    【先程まで話していたようだ、否、実際話していたのだ】
    【今の己は紫苑が死んだとこを見た己では、ないのだから】
    【ついさっきまで話し、笑顔を見ていた己なのだから】

    【薔薇園の中で、歌う】
    【紫苑が幼いころ好きだったという歌を】
    【紫苑がしていたような笑顔を、真似してみて】

  • 168少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 00:22:37

    >>165

    元気でいいね、僕の知ってるルシアはもうちょっとお淑やかな感じだけど…

    もしかしたら、本来は君みたいに元気のいい子なのかもしれないな

    【親しくなってから、少し幼い一面が見えたのを思い出す。もしかしたら、お転婆な姿も見られるのかも、と思いを馳せた】


    うん…お祭りか

    確かに、音を聞いてるだけでも楽しいね

    でも、参加できないのがちょっと寂しかったりもする…

    【話しながら、この表情に狂わされる人間も多かったのだろうな、と察した】

    【だからといって、やはり、彼女がそんな惨い目に遭わされる謂れはないのだが】

  • 169人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/08(月) 00:32:02

    >>165

    「おや。それはいいものですね、お嬢様。黒いリボンですか。『あなたの髪にも、映えるでしょうね』と仰っていますよ、お嬢様」

    【少し古びていることは無粋だろうと口にしなかった。包装紙に用いたものであれば髪には適さないかもしれないが、それでも黒いリボンはきっと、白い髪をより際立たせるのだろう】


    >>166

    【ふふふ、と笑みを零して、顔を離す。「悪趣味」という言葉に、最後に「褒め言葉」とだけ返して】

    【ただ、それでも距離は近い。翳りのない望月のような瞳で、紫水晶のごとき瞳を見る。好きにさせてあげましょうか、と口を動かしたのは、完全な悪ノリだ。噛まないとわかっている獣の前に肉を差し出すようなもの。……「大変なこと」があっても結局どうにかしてきた、力をもつ自覚と余裕と慢心が生んだ隙】

  • 170泡沫の吸血鬼◆DPvZRJ5eF225/09/08(月) 00:38:41

    >>168

    どーだろうねぇ…

    あのひとたちのまえではね、おとなしくしてるの

    でも…それじゃ、つまんないでしょ?

    【にいっと笑う。あの人たち、とは今彼女を飼っている貴族のことだろう】

    【笑顔がなくとも前向きでいなければ、絶対に耐えられない。助けを諦めてもなお、常に前向きなことを考え続ける。そうしないと、こわれてしまうから】


    そうなの、やっぱりね、そこにいたほうがたのしいでしょ?

    だけど、わたしはろうやだし…みはりのひとは、なにもかってきてくれないから

    【丸い頬を膨らませているが、話の内容がだいぶ重い】


    >>169

    こんど、つけてみようとおもって!

    しろとくろはまはんたいだから、いいかんじになるもんね!

    【にぱっと笑いながらリボンを握っている】

  • 171桐壺◆G5SDVc1Us625/09/08(月) 00:40:41

    >>164>>165>>166

    【三者三様、まるで繋がりの見えない三人だが

    それこそ蜘蛛の糸に似た強い糸が張っている。

    強い思念の類が糸を引き、繋がりを見せられて

    どこか恨めしく思えるものだと花魁は思った。

    遊女は繋がりが、執着こそが縋るべき糸だからか

    あの繋がりをどうも妬いてしまうのだろうか】


    ........ええねぇ

    【そんな風に、ふと呟いた】

  • 172少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 00:43:09

    >>169

    …お生憎様、もう好きにしてるんだよ僕は

    【ふいっと目を逸らす。目を離せなくなりそうだから】

    【言葉も嘘ではない。『このままの関係でいたい』というのも、当人なりの事実だった】

    【好意はあっても、時に自分でも理解し難い強い衝動に襲われることはあっても、変化を望んでいるわけではないのだ】


    それに、当人にも言われたしね?

    【「感情は渡してやれない」と。自分に向けて言われた言葉ではないが、誰に対しても同じことだろう】

    隙あらばがっついてくるようなケダモノが好みなら悪いけどさ

    僕はこう見えて、結構いろいろ考えてるわけ。繊細なんだよ

    【だからこそ、必要以上に考えさせてパンクするのを見るのは楽しいだろうな、と思う】

    【少なくとも、自分が似たような状況に置かれたらそういうことをして遊ぶだろうな、とも】

  • 173少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 00:48:13

    >>170

    そうだな、言われる通りにしてるばっかりじゃつまんないよ

    楽しいことも考えないとやってらんないな

    【昔。そう思っても、言われる通りにする以外に生きる道がなかった頃のことを思い出す】

    【神様とかいう奴はいたとしても役立たずだし、そのご威光を傘に着てくる奴は例外なくクソだった】

    【そんなクソみたいな連中の言いなりになるしかできない毎日とそんな自分が一番、……と、考えそうになって、止めた】


    …もしもお祭りに行ったら、ルシアは何が欲しい?

    【このルシアが喜ぶものは、元のルシアも喜ぶかもしれない。そんな風に考えて、ふと問いかけた】

  • 174人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/08(月) 00:54:29

    >>170

    「『それはいい。良く、似合うでしょうね』と仰っていますよ、お嬢様。その姿を見るのが楽しみです」

    【よく笑う少女の頭を撫でて、そっと立ち上がった】


    >>172

    「『……ふふ、残念』と仰っていますよ、旦那様。……ご主人様、悪趣味が過ぎます」

    【まったく残念そうには見えない顔で、彼女は笑う。揶揄い過ぎた、踏みこみ過ぎたなと少し思った。反省というものはないけれど】


    「『求めてくる子は多かったので、弁えてそれ以上を望まない態度は珍しいものですから、つい。ごめんなさいね?』と仰っていますよ、旦那様。……だからご主人様ってば」

    【反省の色どころか、謝罪の色もない。薄いではなく、ない。ただ、少年の態度が珍しいというのは本音だった。無理、と告げても迫るものは多いし、感情のありかを伝えてもなお止まらぬものはいたから】



    【ひとしきり笑ったあと、彼女は人形の頭を撫でる】

    「『月の位置も変わりましたし……今夜は、これで失礼いたしますね。次があるなら、またいつか』と仰っていますよ、皆様がた。それではごきげんよう」

    【そうして、ワンピースを翻し、いずこかへ身を隠したのだった】

  • 175血綴の吸血鬼◆M/HRjc9OZE25/09/08(月) 00:59:20

    【数多ある客室の一室を勝手に貸し切り、幼くなった”お気に入り”をベッドに寝かせた。結局自分で世話する事を選んだ。好きなのだから、そうした】

    私 のあなた
    【誰かが庇護しなければならない子供。魘され、微かな声で両親を呼ぶ彼女の頭を撫でた後、そっと手を握る】

    こ わ がらないで 
    【人を落ち着かせるのではない、むしろ懇願に近い声音でそう告げる。眠る少女に聞かれていない事を分かっているのに】

  • 176泡沫の吸血鬼◆DPvZRJ5eF225/09/08(月) 01:01:25

    >>173

    でしょ!…けっきょくいいなりなんだけどね

    きもちだけでも、つよくもったほうがいいもん

    【幼い口調とは裏腹に、絶望をよく知ったその言葉。吸血鬼の一生は永遠に近い。それ故に、長すぎる絶望を知るものも少なくないのだ。少女もその一人である】


    いったことないから、わかんないけど…

    ナッツとか、あめとか、いろいろうってるんだって!

    たべてみたいなぁ…

    【食べたことのない商品達に、少女は胸を高鳴らせた】


    わたしも、かえろうかな

    ねむい、から…

    【くあ…と小さく欠伸をする。かなり眠たげな表情だ】


    >>174

    あしたとかにつけてくから!

    またね、ふれいさん!

    【あなたを背に向かって大きく手を振った】

  • 177少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 01:09:14

    >>174

    本当にな。知ってるだろうけど、君のご主人、性格が悪いよ

    【人形に向けて言う。そんなのを好んでいる自分は趣味が悪いな、と誰に言うともなく思った】

    はいはい…いいよ、心にもないこと言うのは

    そっちは「心にもない発言」を禁じられたら、何も言えなくなっちゃうのかも知れないけどね?


    【他者を強く求めるということがどういうことなのか。知識はあるが、実感としては薄い】

    【たとえば主とは、ずっと一緒に暮らしたかった。他愛ない言葉を交わす毎日が、いつまでも続いてほしかった】

    【フレイに望むことがそれと同じなのか、違うのか。自分でもよく分からない】

    【会えると嬉しい。見てほしいと思う。特別扱いされたいと思う。…されないのが分かっているから、望まない】

    【そこまで考えて、思考を止めた】


    ん、じゃあね

    …なんだかんだで楽しかったよ

    【去っていく背に手を振って見送った】


    >>176

    そっか…いつか行けるといいな、お祭り

    【言いながら、何か美味しいものがいいのかなと見当をつける。探しておこう、とも】


    …帰る場所は分かる?

    もし分からなかったら、その辺うろついてるメイドに「部屋まで連れてって」って言いなよ

    【たとえ幼くなっても、当人に自覚はなくとも、あの容姿ならルシアであることは分かるだろう】

    【明日になったとき、彼女が元のルシアに戻っているのか、幼いままでいるのかまでは分からないが】

  • 178泡沫の吸血鬼◆DPvZRJ5eF225/09/08(月) 01:15:04

    >>177

    うん、いつかみんなでいきたいなぁ

    【頬を桃色に染め、照れたように笑った】


    おぼえてない!

    【元気よく答える】


    わかった!またね、お兄ちゃん!

    【手を振り、入り口の方に走って消えていった】

  • 179病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/08(月) 08:11:23

    〖……さて、ワタシからも良いかな?〗
    うん

    〖ここってどこ?〗
    ……ごめん、いつも、おへやだから、しらん
    「……申し訳ありません……」
    【引き籠り1人に館を知らない2人】
    【そう、迷子になるのは当たり前だ】

  • 180人形を抱えた吸血鬼◆6EaMluhC8A25/09/08(月) 08:32:37

    【長い夢を見ていた気がする、と吸血鬼は目を覚ました。自分のために設えた部屋で、いつものように人形を抱えている】
    【過去に戻っていた時の記憶はないようで、ただ1日分の空白があるだけだ】

    【一房だけ編んだ長髪。男性的なシルエットの衣服。こがねの瞳も中性的な顔もそのまま変化はないが、ただ演じ方を変えるだけでこうも男性的になるものか】
    【兄弟か親子のように瓜二つの顔の人形を抱え、吸血鬼は部屋を出た】

  • 181少年吸血鬼◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 09:13:29

    …何が起きてんだか…
    【猫と共に歩きながら、ぽつりと呟く。あの後、夜のうちに、館に異変が起きていることを改めて認識していた】
    【過去に退行している住人が何人もいるし、お気に入りの従者が失踪したとか聞いた】
    【彼女とはつい先日、嵐の夜に話をしたばかりだ。まさか故郷の話をしたからと言って、郷愁に駆られて逃げるわけもなし】

    【気になることは色々あれど、考えて答えの出る問題でもない。寝る前の一杯でも飲むかと、いつもの談話室に訪れて――】
    【うっすらと見覚えのあるような、古めかしい盃を見つけてしまったのだった】

    ……ゴブレット?
    何か…どっかで見たことあるような気がするんだけど…
    【普段はグラスだけど、たまにはこういうので飲んでみるのもいいな…と、軽い気持ちで盃を手に取る】
    【途端に、部屋中を眩い光が包んだ。驚いた猫が慌てて走り出し、ソファの裏に身を隠した】

  • 182人間の少年◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 09:17:58

    【眩い光のあと、残されていたのは子供である。普段の姿よりも3~4歳は幼いであろう『人間の』子供】
    【普段よりも10cmは低い身長。普段なら腰まで届く長さの髪も、今は肩より少し長い程度だ】

    ……? はぁ? 何…どこ?
    また何かやったのご主人…?
    【可愛らしい顔をしかめっ面にして、少年は周囲を見た。その足元に、出てきた猫が遠慮がちに寄り添った】
    【まず目に入るのは見覚えのない部屋。これまで見たこともないほど豪華な調度品の数々】
    【状況が飲み込めないながらも、主が何かしたのだろうと考える。よく分からないことは大体主のせいである】

  • 183人間の少年◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 09:53:52

    【目に入るもの、どれもこれも高そうだ。うっかり傷でもつけたら大変なことになるだろう】

    【そんな気持ちで、人目を避けつつ歩き出す。少し歩いただけでも、これまで見たことないほど広い家なのが分かった】

    【廊下が広い。目に入る扉も多い。行き交う使用人の数すら多い。頭の中に地図を描くのは、ものの数分で諦めた】


    …音楽院より広い。何なの?ここ…

    【わけが分からないまま歩き出して、外へ出た。日差しを浴びて、周囲をきょろきょろ見回しながら歩く】

    【一際目を引いたのは、薔薇のアーチだった。吸い寄せられるように、そちらへと向かう】


    >>179

    【薔薇園。子供らしい声を耳にして、立ち止まった】

    …子供、いるんだ?

    【薔薇の生垣に身を隠し、こっそりと覗きこむ。目に入るのは、自分よりいくらか年下に見える子供たち】

    【危険ではないだろう。少なくとも、大人よりは。そう踏んで、姿を見せた】

    あのさ…君たち、ここがどこなのか知ってる?

  • 184病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/08(月) 09:58:22

    >>183

    【背の高いナニかにひっつく子供たちが、話し始める】

    ごめんなさい、わからないの

    「申し訳ありません…」

    おへやにこもっているからね、あなたは?

    「私は、ここを知らないので…翡翠さんは?」


    【ナニかが笑って話し始める】

    〖ふふ、残念ながらね、ボクもシラナイからサ〗

  • 185人間の少年◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 10:03:16

    【しまった。子供だけかと思った。『翡翠』と呼ばれた背の高い何かから心なしか距離をとりつつ、ひとまず頷いた】
    そっか…どうしよう…
    …なんか僕、気づいたらここにいたんだよね
    連れてこられた記憶とかもないし…

    …えっと、その…ヒト?は、翡翠…っていうの?
    【そもそも何?ヒト?という不信感は隠しきれていない】

  • 186病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/08(月) 10:06:22

    >>185

    「えっと、同じ…です」

    わたしも、おへやから、いどうしてた

    〖オレもかなー、同じだねー〗


    〖うん、ワタシ翡翠、鏡の吸血鬼だよ〗

    わたしも、きゅうけつき

    「私は、蝙蝠です」

  • 187人間の少年◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 10:12:05

    >>186

    ふーん、みんな似たような感じか…


    え"っ

    【人間ばかりかと思った。むしろ人間は自分だけだった】

    …翡翠と、そっちの君は、吸血鬼で…君、こうもり?

    ……僕は、吸血鬼…の、従者…

    【三者を代わる代わる見つつ、どう言ったら安全か考える。結局でてきた言葉は「つまり人間」と宣言するのと変わらないものだったが】

  • 188病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/08(月) 10:16:48

    >>187

    〖翡翠さんガラスしか食べないから安心しな、ひひ、ちょーっと人間さんにイタズラしちゃうときはあるケドー、紫苑に言ったらそんな恐ろしいこと二度とすんなって怒られちゃったしー〗

    わたしは、ちはすきだけど、めったにのまないから

    「蝙蝠ですが、食事はそんなに…」

    【翡翠は笑って、残り二人は慌てて否定する】

  • 189人間の少年◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 10:22:04

    >>188

    そうなの?…ほんと?

    じゃあ吸血鬼じゃなくて食ガラス鬼じゃない?

    【翡翠の言葉に安心したのか、軽口を叩いて笑った】

    …ふたりも、僕のこと食べない?

    【少し疑わしげに見てから、素直に頷いた。だって、食べられるとしても、抵抗できるわけがないのだから】


    吸血鬼って、今までご主人しか見たことなかったから…

    翡翠みたいなのとか、君みたいな子供もいるんだ…

  • 190病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/08(月) 11:30:49

    >>189

    〖食ガラス鬼!中々のパワーワードだね

    良いねキミ、面白い子は好きだよ、ひひ〗

    【ぐぐいと顔を近づけて、にたーっと笑う】

    〖笑ってる方が良いさ、紫苑が云ってた、人間は笑ってる方が良いんだってさ〗

    〖それにオレだって、笑顔のほうが好きさね〗


    うん、たべない、たべたっていみないし

    「えっと…申し訳ないというか、その…」


    【ひび割れた鏡から、ころりと転がり落ちてきた】

    【閲覧注意・R15】ここだけ吸血鬼が暮らす館30棟|あにまん掲示板霧に包まれた孤島に立つ豪奢な館。そこには吸血鬼達が暮らしていた・館に暮らす吸血鬼以外の存在は基本的に「従者」と「眷属」の二種類です・従者はただの一般人、眷属は特別な力を持つ代わりに主人である吸血鬼に攻…bbs.animanch.com
  • 191人間の少年◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 11:42:30

    >>190

    あ、ありがと…

    【近づかれたことにぎょっとして少し身を引く】

    …翡翠の笑顔は、ちょっと怖い…。


    【少年少女の言葉に、そうなんだと頷いた】

    悪い子は食べられちゃうって大人がよく言うから、そんなもんだと思ってた…

    …あ、そうだ。名前、まだ知らない…聞いてないよね?

    僕アシュリー。君たちは?

  • 192病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/08(月) 11:50:31

    >>191

    〖……〗

    〖いいねー、紫苑に似てる、抱っこしてやろうか?〗

    【紫苑に似てる=構いたくなる らしい、うざい】

    【しかし、怖いと言われたのなら変えねばならないだろう、子供は泣かせるなと紫苑に言われた】


    【ふわーっと笑う、紫苑の真似らしいが、紫苑と笑い方が違うので彼彼女の本物の笑顔だってことは、きっと誰にも分からない】


    わたし、リコリス、リリーってよんで

    「私は…レッドクイーン家に仕える物(※誤字ではない)で、名はありません」

  • 193人間の少年◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 11:55:36

    >>192

    や、やめてよ…子供じゃあるまいし

    【子供扱いを嫌がるのは子供の証拠だ、なんていう意識はまだない。何しろ本当に子供なので】

    紫苑って誰?君の友達?


    【ふわーっと笑う翡翠を見て、こっちの笑い方は怖くないな、と思う】

    うん、それなら怖くない…やればできるじゃん


    【少年少女に向けて、わかったと頷いた】

    リリーと、コウモリくんは…名前ないの?

    不便じゃない?

  • 194病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/08(月) 12:00:43

    >>193

    〖ひひひ、嫌がってら、似てんね〗

    〖そ、友達…多分死んだ、多分だけどさ〗


    〖怖くないならいいさ、子供はすぐ泣くからな、あと泣いたらめんどい〗


    そうねー…ふべん、そうだなー…なんてつけよう?

    「「あなた」でいいですよ、普通に…」

  • 195人間の少年◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 12:10:08

    >>194

    紫苑って僕と似てるの?

    ふーん…じゃあ可愛い子なんだ

    多分って…何それ?どっか行っちゃったの?

    【聞いていいこと、悪いこと、距離感の加減はまだ分からない】

    【目の前の相手が特に悲しそうにも見えない、というのもあったかも知れないが】


    む…泣かないし、子供じゃないし

    翡翠なんて、ただちょっとでかくて顔が怖いだけだろ…


    んー…他にコウモリの友達いないし、僕はコウモリくんでいいけど

    他にコウモリがいたらややこしいかなあ…

  • 196病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/08(月) 12:15:04

    >>195

    〖わー、自意識過剰ー、自己肯定感ばり高ー〗

    〖そうだなー、ここって何時か、分かる?〗


    〖ひっひひひ、泣きたきゃ泣いちゃえよー、ワタシ、ヒトの泣き顔面白いから好きだよー?〗


    「……じゃあ、無能でも何でも、なんなりと」

  • 197人間の少年◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 12:22:04

    >>196

    当たり前だろ、僕は可愛いし

    ご主人だって僕が可愛いから拾ったって言ってたし

    いつって…えっと、そろそろお昼?

    【いきなり飛ばされてきたこともあり、そもそも質問の意図が理解できていない】


    …泣かないよ、面白がられても嬉しくないし…

    翡翠って意地悪だなあ…


    【急に出てきたネガティブワードに不審な顔】

    コウモリくんって、無能なの?

    友達が有能かどうかとかどうでもいいけど…

    そう呼ぶぐらいならコウモリくんの方がマシだよ


    【ひとしきり話すと、再び周囲を見渡した】

    お腹空いてきたし、そろそろ食べるもの探そうかな

    こんだけ広いんだから何かあると思うし…


    【薔薇園から出られるかどうかも怪しいが、とりあえず移動することにしたらしい】

    【少し心細いのか、一同に「一緒に来る?」と問いかけた】

  • 198病弱お嬢様◆dgCiuqViaA25/09/08(月) 12:26:31

    >>197

    〖嗚呼、質問の仕方が悪かった?〗


    〖今、キミがいたところから何年経ってる?〗

    【近くにあったというカレンダーを出して、問う】


    〖イジワルじゃないさ、普通だよ〗


    「そ、そうですか、主達がそう呼んでいたので…」

    わたしよんでないんだけど

    「えと…主というのは、貴女様ではなく…」


    〖うん、行こうかな、心細いんでしょ?〗

    【によによしながら言う】

  • 199元町娘従者◆M/HRjc9OZE25/09/08(月) 12:48:31

    ん゙……んん……?
    【ガラス玉みたいに透き通った碧眼をしょぼしょぼとさせながらくぐもった声を出す】

    ……ここ、何処…?
    あれ、わたし……わた……し………確か……ヴァッ!!?
    【──勢い良くは跳ね起き、ベッドから転がり落ちる。昨日の出来事が一気に脳内を駆け巡り、疲れても無いのに呼吸が荒くなる】

    (そ、そう!なんか、なんか……拉致?された!多分!ここ、吸血鬼がいっぱい居るとこで……逃げてて……捕まった!!?)
    【おもいきし打った頭を摩りながら目をぐるぐるさせつつ、動けもせずにあたふたしてると】

    「起■て る ?」
    ィ゙ッ……だ、誰っ……!
    【──ノック音と共に、黒いワンピースを着た少女が現れる。目を引く赤と青の瞳と、儚くも昏い雰囲気。”ただの町娘”が目にした事もない美しい魔性を前にして、動きも思考も止まってしまう。……人外の美貌に弱いのは昔からだった様子】

    「…誰。………私、トア」
    「混乱 して ると思う けど 話しを■■■て ほ しいな」
    【そんなカティを寂しげに見つめながら、トアはゆっくりと現状の説明を始めた】

  • 200人間の少年◆dJUUJmoGZU25/09/08(月) 13:34:32

    >>198

    …? 字、苦手…

    【文字に関してはまさに勉強中だ。数字だけなら辛うじて分かるが、暦についての理解は怪しい】

    【普通に暮らしていた頃は今のことしか考える余裕がなかった。主である吸血鬼は、時間の感覚がルーズだった】

    【指でいち、に、と確認しながらたどたどしく考えていたが、結局、挫折した】


    そりゃ…だって、ここのこと、よく分かんないし…

    ……やっぱり、翡翠って意地悪

    【心細さを指摘され、ムスっとした顔で先に歩いた】


    【三人と共に薔薇園を出て館へ向かう】

    【少し緊張した面持ちだったが、周囲の従者たちに咎められる様子もないので、やがて表情も和らいだ】

    えっと…じゃあ、どっちに行こっか?

    【玄関ホールに立って、意見を求める。どこもかしこも分からないのだから、どこに行くとなっても似たようなものだが】

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