【閲覧注意】私の名前はハマーン・カーン。ネオ・ジオンの摂政だ。

1二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:00:19

なぜ私が産婦人科の待合室でやきもきしながら待っているかと問われれば、部下であるマシュマーと何があったかを語らねばならない。

2二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:02:24

〜回想〜

「い、いけませんハマーン様！こんなことは……その……」
マシュマーは狼狽している。上司に迫られれば無理もないだろう。それも、私の反り立ったものを尻に押し付けられていれば、なおさらだ。
「私のこの心のざらつきを鎮めてはくれないのか？」そう言って、彼のたくましい腹筋を服の上からなぞってやれば、それだけで睫毛を震わせて感じ入っている。
「あッ……そんな……」
「私を受け入れてくれ」
私はマシュマーをベッドに押し倒し、シャツのボタンを外していく。まるで生娘のように恥じらう彼を見ると、更に情欲を刺激され、私のものはますます硬度を増してしまう。
このような状態になってしまえば、拒めはしないのだろう。彼は私のされるがままになっている。
一晩中、彼の肉体を楽しみ、蹂躙し、奥の奥まで暴いてやった。
そして翌朝、疲れ切った、身体中噛み跡だらけのマシュマーが隣に寝ているのを見て、酔いに任せて大変なことをしたのだと初めて気づいた。

3二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:03:49

ふたなり？

4二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:04:05

おっなんでもあり亭の人かな

5二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:04:12

……というのが3ヶ月前にあったことだ。その後、お互いに気まずく、今まで通りに話す機会がなかった。
しかし、この今日の日、彼の頼みで付き添いとして病院を訪れた。

それにしても酔いが回ったからといって部下を襲い、あまつさえ妊娠させた（疑惑）など、とてもネオ・ジオンの摂政として人前に出せるものではない。
22歳が18歳に手を出すなど、正しいこととは思えず、ことの経緯を誰にも言えないまま現在に至ってしまった。
もう私はいっそキュベレイで出撃して討死にしたい気分だ。こんな性格だからシャアに胸ぐらを掴まれるし、ジュドー・アーシタには「アンタの存在そのものがうっとおしいんだよ💢」と言われるのだろうか。
そんな陰鬱な気持ちで壁に貼ってあるポスターをぼんやりと見つめていると、マシュマーが戻ってくるのが見えた。

「……妊娠3ヶ月と少しだそうです」
マシュマーが複雑な面持ちで告げた。

6二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:04:25

1見てマシュマーが妊娠したんだな！？と思って、いやハマーンが妊娠した可能性も……と思ったがやっぱりマシュマーが妊娠したっぽくて笑顔になった　ありがとう

7二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:05:13

それで笑顔になるのか…（困惑）

8二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:05:34

また男が妊娠してる…

9二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:07:02

思ったよりガッツリ抱かれている

10二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:07:29

ハマーン様めちゃくちゃ酒癖悪そうなの解釈一致です

11二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:08:19

いっそキュベレイで出撃して討死にしたい気分
↑なんか草　

12二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:09:33

まあマシュマーは本気で抵抗しないだろうな
ハマーンのこと大好きだもの

13二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:12:33

大学一年生を20過ぎの成人が妊娠させたか…

14二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:25:32

マシュマーの身体中噛んだんですねハマーン様…

15二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:34:32

まさかこのマシュマー懐妊イベントがめぐりめぐってネオ・ジオン抗争の収縮につながり、後に宇宙世紀の平和の始まりとなるとはな…(？)

16二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:54:15

帰りの車の中にも気まずい空気が流れていた。これ以上彼との仲をギクシャクさせたくはない。
「マシュマー、私と一緒になってくれ」
「えッ！？」
隣に座っていたマシュマーが驚いた顔で私を見る。しかし、直ぐに前に向き直る。
「申し訳ありませんが……私とハマーン様では家柄が釣り合いません。それに、あなたの重荷になりたくはないのです」
そう言って俯きながら肩を震わせている。だが、ここで引いたらカーン家の名が廃るというものだ。私は更に畳み掛ける。
「こうなったのも私の責任だ。今直ぐにとは言わないが、考えておいてほしい」
「ハマーン様……」
彼は瞳を潤ませて私を見上げる。
「私はあなたのお側に置いてもらうだけで幸せです」
「マシュマー……」
私は彼の肩を抱いた。少しだけ、気持ちが近づいた気がした。

17二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:55:43

「（後部座席でイチャイチャするな！！）」

↓運転手として連れてこられた人

>>18

18二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 14:59:07

>>17

19二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 15:02:10

おめでとう
マシュマーがハマーンを妊娠させたら問題だが
ハマーンがマシュマーを孕ませたのなら別に問題ないかな

>>23

20二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 15:02:40

ジオンは貴族社会だからなぁマシュマーは少年時代を見るに普通のご家庭の子っぽいし
しかし身分違いの恋愛はロマンティックでいいものだ

21二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 15:14:18

ハママシュSSいいぞ～
ツインテはにゃーん様がもはや正史のような扱いになりつつある昨今、はにゃーん様とマシュマーの出会いも後々マシュマーの入隊を知り口角を上げながらしみじみ思い出に浸るハマーン様も正史ってことにならないですかね…

22二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 15:34:13

周りの人はどう反応したらいいんだ…

23二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 16:16:42

>>19

24二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 16:21:32

でもハマーン様はマシュマーを酔った勢いで孕ませた現実から逃げずにちゃんと責任取ろうとしてるから偉いよ

25二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 16:23:14

これはお互いにかなり酔ってたのかマシュマーはシラフだったのか
どっちなんだろう

26二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 16:25:14

このハマーン様は「私はもしかしてうっとおしい性格なのか…？」と自省しているんだろうな

27二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 17:50:56

なぜあにまんガンダムでは男ばっかり妊娠するんだろうな…
困った事に劇中の人口増を説明するのに男も妊娠するからというのを使えなくも無いのがまた…

28続き25/09/07(日) 19:01:56

マシュマーには暫く休むように指示を出した。私が仕事をしている間は侍女に様子を見るよう頼んでいる。
なるべく早く帰りたいものだが、今日はゴタゴタがあり遅くなってしまった。
腕時計をみると時刻は11時を回っていた。もうマシュマーはとうに寝ている頃だろう。しかし寝顔だけでも見ておきたいものだ。

玄関の扉を気持ち静かに開ける。すると毛布を被ったマシュマーと目が合った。
「まだ起きていたのか」
そのいでたちに少々驚きつつも声をかける。
「ハマーン様！」
駆け寄り、私を強く抱きしめる。私は面食らって、されるがままだ。ほのかに薔薇の香りがする。
「……マシュマー？」
やっと声を発した私を見て、マシュマーがハッとしたように体を離した。
「その……すみません、つい……」
「いや、良いんだ」
よほど不安だったのだろう。特に身体が変化して精神が不安定になる時期だ。彼のこんな姿を見るのは初めてだ。
私は彼を寝室に連れて行った。
「私の膝に座れ」
ベッドに腰掛け、膝を叩いて促す。彼は戸惑った顔を見せながらも、おずおずと私の膝の上に座った。命令形なら私の提案を断らないということを、ここ数週間で学んだ。
「重くありませんか」
「大してはな」
そう言って笑うと、マシュマーは安堵と恥ずかしさが混じったような顔をする。私の心臓は少し鼓動を速めていた。きっと彼の初々しい反応のせいだ。そういうことにしておこう。
私は彼の背中をそっと撫でた。そのまま身体を預けるように促す。彼を胸に抱いて、頭頂部に顔を埋めると、洗髪剤と体臭が混じったような香りがする。
「ハマーン様……！？」
彼が驚いて身体を離そうとするのを、私は抱きしめながら制した。
「嫌か？」
マシュマーの頬が赤く染まっているように見える。
そのまま暫く時が流れる。窓の外には夜の闇が広がっていた。
「騎士として私によく尽くしてくれたな。今度は私がお前を守りたい」
「もったいなきお言葉です」
彼は少し涙ぐんだ声で答えた。こういった素直な性格を好ましく思う。私がその少し膨らんだ腹に手を置くと、彼もまたその上に手を重ねた。
今は2人きりでこうしていられるのが何より嬉しい。この幸福を噛みしめるように、私は彼の頭に頬を寄せた。