- 1二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:07:59
- 2二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:09:55
本編に勝てる気がしねえぞ!
- 3二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:11:39
ハンナ「これ、今月のパチンコ代ですわ…え、少ないって?今月は家計が苦しくてこれが限界…え!?なら別れようって…嫌!何とか…何とかしますわ!何とかしますから捨てないで!!」
- 4二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:13:04
- 5二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:15:11
- 6二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:17:19
- 7二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:22:20
大魔女様「本編の曇らせ展開について語っても良いんですよ」
- 8二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:27:14
- 9二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:31:23
ハンナ「シェリーさんに相談して目が覚めましたわ!もう貴方には騙されません!わたくしの分は書いておきましたから、この離婚届にサインしてくださいまし!離婚した後はわたくし、シェリーさんの事務所に住むことになったので、出ていかせて頂きますわ!」
ハンナ「ちょっと、離婚届にサインするだけでどれだけ時間を……は?あな……首……吊……いや……嫌!わたくし……わたくしが見捨てたせい?そんな……うそ……嘘!!」
- 10二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:41:08
ある日、ノアは最愛の彼氏から突然「別れよう」と告げられた。ノアが理由を聞くと、超有名アーティストと平凡な男性の不釣り合いに耐えられなくなったという。
「………………」
それを聞いたノアは、黙って彼氏の顔をじっと見つめる、見つめ続ける。そして数分、ついに口を開く。
「…………嘘じゃないんだね」
ノアは勘が鋭い、人の嘘を見抜く事に関しては特にだ。
「………………嘘だったらよかったのに」
そして、それは彼氏の言葉が嘘偽りない本心だと突きつけられてしまう事も意味していた。
「うん、わかった。でも、最後にお願い聞いてもいい?」
ノアはふと、紙と鉛筆を取り出し…
「……お絵描きしたいな」 - 11二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:42:11
ノアは彼氏をモデルに絵を描き始めた。液体操作が作用するスプレーアートでも絵の具でもない、ただの鉛筆で、ノアの目に映る彼氏の姿を描き続ける。その間、お互い無言だった。その実、ノアは待っていたのかもしれない、彼氏の口から「やっぱり考え直したい」と言ってくれる事に。しかし、その言葉はノアに届けられる事なく、絵は完成する。
「はい、これ…あげるね」
ノアは自分の手で描いた彼氏の似顔絵を、彼氏に差し出す。その絵は相も変わらず、お世辞にも良い出来とは言えない物だった。
「のあね、彼氏くんと一緒にいて楽しかったよ。一緒にお絵描きしたり…お風呂に入れてくれたり…ご飯食べたり…でも、もう終わりなんだね…」
ノアは溢れそうな涙をこらえて続ける。
「のあは彼氏くんがそれで良いなら、良いよ。でも、ワガママ言っていいなら…のあの事は忘れないで欲しいな。だから、この絵…あげる」
彼氏は無言で絵を受け取り、何も言わずに背を向けてその場を去り始める。
「…………」
数分だろうか、彼氏の後ろ姿が小さくなっていく辺りで、ようやくノアの口が開く。
「ばいばい」
その場にはノア一人が残された。そして…
「うっ……ひっぐ……」
別れを告げられてからずっと我慢していた涙が、とうとう溢れ始める。
「うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!いやだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!もういっかい好きだって言ってよぉぉぉぉぉぉ!!もっと彼氏くんとお絵描きしたいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
- 12二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:47:00
ドラマの主役に抜擢されて海外ロケ中に母親の容態が急変して急いで帰国するも……って感じだと温度差で魔女化できそうだね
- 13二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:56:13
ある日の事だ。二階堂ヒロの彼氏は、ヒロにある事を伝えるべく、自宅を出ようとしていた。すると、ポストに一通の手紙が入っていた。宛先すら書かれていない、手でポストに入れられたのだろうか。
封筒には「二階堂ヒロ」とだけ書かれていた。封筒を開けると、それはヒロからの手紙だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
彼氏へ
君がこの手紙を読んでいる日、それは君は私に別れを告げに行く日だろう?なんで知っているか?私は君の事を愛しているんだ、君の考えている事くらい分かるに決まっているだろう。
理由なら察しは着く、事ある毎に正しくない正しくないと世話を焼いてしまう私を心の中で鬱陶しがっていて、限界が来てしまったのだろう。私は君の事が好きなあまり、君には正しくいて欲しかったが故の物だったが、君を不愉快にさせてしまった私は本当に愚かだ。許してくれとは言わないが、伝えさせて欲しい、すまなかった。
私は君の前から消える事にする、君の口から直接別れを告げられたら、きっと私は耐えられない。何より、全て私のせいだ。君を傷付けてしまった私の姿を、君にこれ以上見せる訳にはいかない。この手紙を読んでいる頃には、もう私はこの地を去っているだろう。
すまない、最後に伝えたい事がある。自己満足だ、興味が無いなら み ばしてくれて わない。私は今で 君の事が好きだ。不 用で、要領が悪くて、身振 素振りも見て れない、それで ひたむきに生き とする の姿を見るのが、 をこの手で支 のが私の だっ よ。
二階堂ヒロ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
手紙の最後の方は、涙で滲んで所々読めなかった。 - 14二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 18:59:58
「私、施設で暴行を受けた時に処世術で何も感じなくなって……」
「あー、それは施設でひどい経験を受けていると誰でもあるねーw」
「今も人の気持が分からないんですよ」
「人生経験が無いか幼い頃のトラウマが原因でEQが平均より低いだけだと思うよw薬出しとくね。まあ20歳ぐらいになれば普通の人間になれると思うからw」
「……」 - 15二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 19:10:06
- 16二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 19:34:01
ハンナ「見てください旦那さん!検査したら、陽性だったんですの!私達2人の愛の結晶ですわよ!!
…え?おろせ?そんな…嫌ですわ!貴方との愛の結晶を…そんな…や、やめて!お腹だけは!お腹だけは殴らないでくださいまし!」 - 17二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 19:40:59
ノアちゃんのふともも切り落としてステーキで食べたい
- 18二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 19:44:22
腹パン流産が似合う顔してるよねハンナ
- 19二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 19:46:06
アンアンに友達ができたよ嬉しいね
アンアンと喧嘩して思わず『死んじゃえ!』って言っちゃったよ
友達は死んじゃいました アンアンのせいです。あーあ - 20二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 19:47:59
ユキの計画全部台無しにした後万年筆に向かって煽り散らかしたい
- 21二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 19:59:57
ハンナが一生懸命作ったドレスや人形を夜時間にズタズタにして誰がやったかわからない状態にしたい
- 22二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 20:04:50
ココと家族になった後に
ココに内緒で自害する - 23二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 20:11:22
このレスは削除されています
- 24二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 20:14:16
本編から数年後家戻ったら金の亡者になってた親に縁を切られるノア
- 25二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 20:17:53
政府機関の人「魔女因子を打ち消せる方法を遂に発見しました!」
- 26二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 20:41:50
おじさんをハメ撮りレイプしてぇ〜
- 27二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 20:44:20
いえーい!メルルちゃんみってるー?
今から~君の大好きな大魔女様と楽しいことしちゃいま~す!! - 28二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 21:38:09
- 29二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 21:50:28
本編ヒロの正しくないのは私だったからのエマ、レイア死亡の流れがやっぱ強すぎる
- 30二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 22:02:37
別にヒロが嫌いなわけじゃないし結構好きな方だけどさ
ヒロって2周目の退場の順番をいじくればもっと苦しむ?
メルル→マーゴ→ココ→ナノカ→エマとレイア→ハンナとシェリー(ここで、メルルの死体の中から写真を見つける)アンアン→ノア
という順番で退場させればもっと苦しむかな? - 31二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 23:15:56
(タイピング音)
20xx年xx月xx日 xx:xx:xx
管制室によると通称監獄島に派遣したヘリ1機について、島から北西に12マイル離れた地点から応答が途絶えたとのことである。また、更に北西に1マイル離れた地点から捕捉不能となったという。
乗員は派遣された救助部隊2名及び隔離されていた少女1名と思われる。また、管制室は通信断絶前に受けた救助部隊から、隔離されていた少女の身長は160cm近く、黒髪に装飾品を身に着けているとの報告を受けたという。
通信自体は正常に機能していたことからパイロットに応答できない何らかの問題が生じたものとみられる。管制室からは応答が途絶える前に衝撃音が聞こえたとの報告を受けている。十分な根拠はないものの、パイロットが突然意識を失ったものとみられている。
当局は本件につき追加的調査を実施するか否かについて―
...(タイピング音止む)
...(足音)
...(足音止む) - 32二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 23:45:15
ハンナ:ギリギリなれはてにならない範囲で魔女化維持をさせられて永久機関の動力源になるよう研究素材にされる
シェリー:「痛覚で発狂しない人間はどこまで痛覚を与えられても意識を保てるか」の研究材料にされる
- 33二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 23:58:52
ある日、桜羽エマは彼氏に別れ話を告げられた。エマはただ青ざめ、唖然と立ち尽くす。
「あはは…そういうドッキリかな?アンアンちゃんにでも吹き込まれた?ボク、そういうの良くないと思うなぁ…うん、君はそんな冗談なんて言わないよね、分かってる」
エマの目には次第に涙が溢れ、とうとう決壊する。
「やだ……やだ………やだぁ!やだよぉ!なんで!?なんで別れるなんて言うの!?」
エマは無我夢中で彼氏に抱きつき、顔を胸に擦り付ける。
「……ぐすっ……どうして!?ボクがなにかしちゃったの!?だったら言ってよぉ!」
彼氏はエマを振り払おうとするが、エマは力強く抱きしめ、離そうとしない。
「……ぐすっ……ボクに悪いところがあるなら直すから……迷惑かけてたなら気を付けるから……」
エマは精一杯、彼氏の温もりを感じるべく、これで最後だと信じないと言うように、抱きしめ続ける。
「…ぐすっ……ボクを一人にしないで……もっと一緒にいて……君が望むなら……ボクの全部……あげるから……」
やがて、エマの力にも限界が訪れる。とうとう彼氏はエマの手を振り払い、エマから距離をとる。
「あっ……やだ……やだ……」
さっきまで感じていた温もりがその場を離れ、手の届かない所に行ってしまう。エマの最愛の男が、エマの元を離れていく現実を、エマの胸に強く突き刺す。
「……ボク、あきらめないから……ぐすっ……あしたも……あさっても……きみに会いに行くから……きみが……ぐすっ……好きって……いってくれるまで……ボク……あきらめない……から……」
エマがそう言い終えた頃には、既にその場に彼氏の姿は無かった。 - 34二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 00:01:47
- 35二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 00:12:21
いや、ダメだろ。彼女がいて、他の女性と付き合うなんて…。
- 36二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 00:36:39
とりあえず、ナノカとナノカ姉を大喧嘩させて、
ナノカ
「そうやっていつも私のこと庇って!私がそんなに頼りないの!?」
姉
「なに...それ...あの日だってナノカが、私に変身を頼んだんでしょ??なんでそれを悪く言われなきゃいけないの!?」
ナノカ
「...えっ...ちが...そんなつもりじゃ...」
姉
「もういい...私のおかげで魔女にならずに済んだナノカは、その恩を仇で返すんだね。」
ナノカ
「そうじゃないの!...私はただずっと守られてるのが嫌で...」
姉
「なら、よかったね。もう絶対守ってあげないから」 - 37二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 09:53:10
ハンナ「おかえりなさい旦那様!ご飯の支度なら出来てますわよ!え、ヤらせろ?きゅ、急ですわね…でも久しぶりにわたくしを求めてくれて嬉しいでs……」
バシィ
ハンナ「えっ……いいから早くしろ?……ごめん…なさい…すぐに脱ぎますわ……」 - 38二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 11:49:47
アンアンちゃんに自己の進歩のなさを痛感してほしいよね...と思い立ち書き殴った一文
煌々と輝く朝日の中で呼び起こされた、わがはいの記憶の中のある男は、陽炎のようにのたうつ洋墨のなかでこう云った。「精神的に向上のないものは、馬鹿だ」と。いいや、何。屹度、わがはいがそうだと言われているわけではない。わがはいは、自分なりに前に進もうと思いながら、日々を生きているはずなのだ。確証がなかろうと、わがはいには屹度、明るい未来が待っているはずなのだ。
だと言うのになんだか、その言葉を前にした時に、心の、一番深いところを、文字という包丁でぐさぐさと刺されたような気がしたのだ。それは、わがはいが目を背けてきた、どろどろとした停滞だった。それがあんまりにも情けなくて、どうしようもなく哀れに思えて、泣かずには居られないのだ。 - 39二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 12:40:12
牢屋敷のゴミ定期
- 40二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 12:48:38
- 41二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 12:50:49
- 42二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 13:04:41
- 43二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 13:06:30
魔女化して殺す方が付き合うより身体的にも精神的にも楽なのかもしれない
- 44二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 15:44:28
エマと別れたい恋人がこんなこと言えばさすがに諦めるだろって思いながら本当に好きならこれやってって無茶振りするけど、何があっても別れたくないエマちゃんには心身ともにボロボロになりながらも要求に応えていって欲しい
明らかに憔悴しながらもそれでも笑顔で「ちゃんとできたよ!これでこれからも一緒だね!」って恋人の温もり確かめてて欲しい
元々魔女化進んでる所にハンナの地雷の置いていくだから、たぶん直後に……
- 45二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 15:50:05
メルルと協力関係になって
何回か魔女裁判手伝った後にトレデキムを作戦に使うからって借りてメルルに飲ませて裏切りたい
成功しても失敗してもメルル曇らせれるから美味しい - 46二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 16:23:54
- 47二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 16:25:35
- 48二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 16:39:45
女キャラが複数いるスレだと次元を超えて毎回貼られる屋根ゴミコピペほんと好き
- 49二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 16:41:32
シェリハンを曇らせたいから死んじゃダメなんだ
- 50二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 16:45:38
- 51二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 16:49:51
なんなら信頼が深ければ深いほどいい。肉体関係とか
- 52二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 17:01:13
まあ因果応報って事でね、いつか自分にも回ってくるからその時は地獄で会いましょうみたいな事死体の前で言ってほしい
- 53二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 17:07:09
なら気球…に限らず脱出に成功してしまった世界線で脱出して来た組を始末する役回りを……
- 54二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 17:31:23
そのまま後遺症残そう(ゲス)
- 55二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 18:34:52
そのネタ使って妄想しようと思ったけどお姉ちゃんの性格的に最終的には仲直りパッピーパッピーになりそう
- 56二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 18:36:54
本編のエマちゃんってメルルに対して考える限り最大の曇らせしてた気がしてきた
- 57二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 18:39:18
ヒロちゃんを椅子に拘束した上でエレベーターに瀕死のエマちゃんを乗せ、ヒロの前に運ぶ
拘束されてるからエマが死んでいくのをただ見ていることしかできないね - 58二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 19:52:16
続き読みたい
- 59二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 20:01:28
- 60二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 22:47:00
いつかココの推しも寿命で亡くなるんだろうなぁ…
- 61二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 23:26:09
『喉が渇いた、ジュースが欲しい。2人分だ』
アンアンはいつものように彼氏への要求を、スケッチブックに筆談で伝える。彼女の魔法は「洗脳」、口で言えば魔法が発動しかねない。だからアンアンは彼氏への頼み事は常に口では伝えないようにしていた。
いつもなら彼氏はすぐに飲み物を用意していただろう。しかし、彼氏はその場を動かず、アンアンを見つめる。
『どうした?早くしろ』
アンアンが続けて筆談で要求するが、そこで彼氏が意を決したように口を開く。
「……なっ!?」
アンアンは耳を疑った、彼氏の口から「もう限界」「別れよう」と告げられたのだ。彼氏彼女の対等な関係を望んでいたが、まるで召使いのような扱いに嫌気が差したのだという。
「ちがっ……わがはいはそんなつもりは……ただ、彼氏に用意してもらうお菓子やジュースが好きで……彼氏と食べたり飲んだりするのが大好きで……」
彼氏は言う事は言ったとばかりに、その場を立ち上がる。アンアンはすぐさま、彼氏の足を掴む。
「い……嫌だ!別れたくない…!わがはいは彼氏と過ごす時間が…幸せなのに……わがはいが……もう一度得た幸せなのに……」 - 62二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 23:31:40
かつて、家族との幸せな時間を自らの魔法で壊した。だから今度は同じ轍を踏まぬよう、魔法の発動を徹底的に禁じてきた。しかし、その幸せは仮初の物だった。
「ま……ま……【待て!】」
彼氏は突然足を止めた。アンアンは不思議がり、自分が無意識に魔法を発動してしまった事に気が付いた。
「あっ……あぁ……あぁ……」
アンアンの脳裏に、かつて両親に魔法を使い、その結果両親は壊れてしまった記憶が蘇る。今、最愛の彼氏にその魔法を使ってしまった。
「ごめん……なさい……」
彼氏は何も言わない、無言でこちらを見つめる。何故か、そうだ、命令の通りアンアンを「待って」いるのだ。
「………………わがはいを、……【わがはいを抱きしめろ】」
彼氏は命令通りに、アンアンを優しく抱きしめる。彼氏は震えている、別れると決めたのに、魔法に従ってしまう。アンアンの魔法は相手が納得しなければ発動したい、それは彼氏の方もまた、アンアンに未練が残っている事を意味していた。しかし今のアンアンにはそこまで思考が行き渡らなかった。ただ彼氏を話したくない、その一心で言葉を発する。
「…【わがはいを好きになれ】、…【わがはいを愛しろ】、…【わがはいだけを見ろ】、…【わがはい以外の事を考えるな】、…【わがはいとずっと一緒にいろ】……」
それから数ヶ月後の話。
「…喉が渇いた、【ジュースを2人分用意しろ】」
彼氏はすぐに立ち上がり、飲み物を用意し始める。彼の目にはもう光は無い、自ら言葉を発しない、命令が無ければ何もしない。命令通り、アンアンを好きになり、愛し、それ以外の事を考えず、共にに過ごしている。
「違う……わがはいがしたいのは……こんなのじゃ……」
- 63二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 23:34:42
- 64二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 23:36:31
- 65二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 23:38:24
やっぱ洗脳って悪の魔法だわ
- 66二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 06:03:47
エマが大好きな彼氏くんにめちゃくちゃ駄犬ムーブしてきて、表向きはイチャイチャカップルみたいになってるけど実は彼氏くんはエマの構ってちゃんに内心ストレスを感じつつあって、最終的に限界を迎えて遺書を遺して失踪とかしたらエマちゃん立ち直れないだろうな……