- 1二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 19:06:36
- 2二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 19:07:45
- 3二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 19:08:54
1スレ目
【閲覧注意】ここだけシュウジが|あにまん掲示板マチュのヒモになってる世界。要するにシュウちゃんとマチュは付き合ってるが、マチュがシュウちゃんに心底依存してて小遣いやファイトマネーその他バイト代等のお金を多く貢いでしまってる。あまつさえ、お互いにヒ…bbs.animanch.com2スレ目
【CP・閲注】ここだけシュウジがマチュのヒモになってる世界Part2|あにまん掲示板要するにシュウちゃんとマチュは付き合ってるが、マチュがシュウちゃんに心底依存してて小遣いやファイトマネーその他バイト代等のお金を多く貢いでしまってる。2スレ目です。タイトルにいくつか要素追加しました。bbs.animanch.com - 41 ルートにかかわらず基本コレ25/09/08(月) 19:10:14
あらすじ
ガンダムのあるパーツが高くて困っていたシュウジ。
そんな彼を見てかわいそうに思ったマチュがガンダムのパーツを代わりに買ってあげたことが全ての始まりだった。
その日からマチュは、シュウジに貢ぐことが無情の幸せだと感じてしまうようになる。
ある時はご飯を作って食べさせて、ある時は小遣いやバイト代からお金を用立て、そしてある時は自らのカラダを抱かせることも…。
- 51 ルートにかかわらず基本コレ25/09/08(月) 19:15:13
主な登場人物
マチュ(アマテ・ユズリハ)
お嬢様学校ハイバリーに通う女の子。
学校では王子様のように扱われているが、その実は違法賭博のクランバトルに出場したり彼氏に貢いだりしていてかなりインモラル。
お嬢様学校のハイバリー生とはいえ母親と不仲であまり小遣いがもらえておらず、クラバのファイトマネーやバイト代が主な資金源。
シュウジ・イトウ
マチュの彼氏。
イズマコロニーの廃地下施設に潜む謎の美少年。
スプレーアートによるグラフィティを無断で書き殴ったり、赤いガンダムに乗ってクラバに出場していることからお尋ね者の烙印を押されている。
ある目的のため活動しており、彼女であるマチュを資金や食料の調達先としか見做していない…筈だった。
ニャアン
難民の少女。マチュの親友。
かつてはシュウジのことが好きだったが振られ、以降は彼とも友達。
マチュとシュウジがどこまで進んでるかもどんな関係かも知っている。
タマキ・ユズリハ
マチュのお母さん。
思春期特有の悩み(?)をかかえる娘と不和になっており、心配しつつも所々で成長を喜んだりしている。
最近は仕事の都合で忙しく、家を開けてしまうこともある。 - 61 のルート25/09/08(月) 19:18:11
1ルート
スレ主が書いてるルート。
基本的にマチュとシュウジがイチャイチャしてるだけ。
だが時にマチュがお金渡したりシュウジが暴力振るったりヒニンに非協力的だったり、何かがおかしい感じを出している。
ニャアンはシュウジへの好意は既に解消して友達になってるが、いかんせんマチュとシュウジの関係が気になってるようで覗いていることがある。
時系列的には、マチュとシュウジが出会ってから5話まであたり。
ただ本編よりちょい長くなってて(数カ月くらい)、その間に付き合い始めて今の関係になった感じ。
シュウマチュのただれた関係が見たくて書いてるのであんまアブナイことはしない方針。
バスクおじさん逮捕&ゲードゥーがネノクニに落ち着いたため本編に比べて格段に平和な世界になった。
あくまで、世界は。 - 71 も楽しみにしてるルート25/09/08(月) 19:21:15
82ルート
1スレ目82さんが始めたルート。
いらんところで歯止めが効くチキンスレ建て主1と違い、
・タマキさんにバレる
・体を壊す
・マチュが体を売ってしまう
・違法風俗で働かされそうになる
と劇的なことが起きまくる。
下2つは本番に移る前にシュウジに阻止され、徹底的な調教や監視をされるハメになった。
これからは母の紹介で絵のモデルのバイトをすることになったが…? - 81 25/09/08(月) 19:25:09
- 91 25/09/08(月) 19:29:04
本スレも4スレ目です。
いつも皆様ありがとうございます。
もうすっかり秋なのに、ジークアクス熱が冷めません。
シュウマチュ秋デートとかええかな…
あとゲードゥーの素材が少なすぎる!
この二人もなんとかたくさん登場させたいので努力します… - 10二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 19:30:28
建て乙
- 11二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 19:32:29
建て乙やで
- 12二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 23:02:07
ゲーツとドゥーちゃんが生きてるの良き
- 13二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 00:22:48
たておつ
- 14二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 06:29:21
次スレ立ってたのか…。
しかしどちらのルートも話が動いてきたな…。 - 15二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 10:08:46
楽しみ
- 16二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 15:04:27
波乱はあるか?
- 17125/09/09(火) 17:44:35
「部長!お疲れ様です!」
「ええ、お疲れ様。」
…例のテロ未遂から監査局は大忙しだ。
恐ろしい兵器・モビルアーマーが大型空気清浄機に偽装され、コロニー内に持ち込まれた。
事前に発覚し、首謀者である連邦の軍人が処罰されたことで事態は収束した。
だが、もしアレが起動すれば前代未聞の大惨事になった可能性すらあった。
会計監査局の仕事は、金勘定だけではない。
コロニー内に出入りする全ての物流を検査、監視する一種の税関の役目がある。
ヒト、モノ、情報…あらゆるものが対象となる。
コロニーという密閉空間は、少しの瑕疵によって甚大な被害が出かねない。
一つのミスも許されない。
コロニーには多くの人々が生きている。
それぞれに、家族や生活…かけがえのない営みがある。
大切な仕事…いや、使命なのだ。
「アマテ…」
…私にも守りたい家族がいる。
頭も運動神経もいいけれど、小さくて少しやんちゃな一人娘。
この子の笑顔を、未来を。
守らなければならない…。
- 18125/09/09(火) 17:46:11
がしっ…
くぽっ…くぽっ…
じゅぼっ…じゅぼぼっ…
「はあっ…口に出すよっ…マチュっ!!」
「んんっ…!!」
どくっ…どくっ…
ぽちゃ…ぽちゃ…
「大丈夫…?痛くなかった…?」
「別に…私も気持ちよかったから…」
…この湯船、2人で入るとすぐ満杯になる。
小さい頃お母さんと入った時は広いと思ったんだけどな。
でも、お母さんと入ってた頃より今のほうがずっと気持ちよくて好きだ。
…将来私はこの家を出ていくだろう。
お母さんは私とシュウジが付き合うことを良しとしないと思うから。
「穢らわしい難民街出身の男の子なんて…別れなさい!」とか言うに決まってる。
シュウジと一緒に、どこか遠くへ…。
ひょっとしたら、シュウジと付き合えるのも短い時間かもしれない。
「お願い、地球にいかないで私と暮らして」
なんて…言えるわけがない。
そんなことを言ったら捨てられる。
いや…地球に行く時点で、私は目的の枷になるとして捨てられるだろう。
私の未来…暗いビジョンしか見えない。
だから今だけ…この生暖かい束の間の幸せに浸からせてほしい。
- 191スレ8225/09/09(火) 19:58:01
スレ立て乙です。少し投稿が遅れます。申し訳ありません!
- 20二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 20:12:53
道はある
- 21二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 20:22:11
- 22125/09/10(水) 03:11:10
- 23二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 09:59:27
こんなんサラマンダーよりずっと速い案件だよ…
- 24二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 13:16:03
保守
- 25二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 19:44:50
- 26二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 22:58:43
なるほど
- 27二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 06:27:53
ふたりがデートしたら、間違いなくマチュがお金出すんだろうな。
シュウジがあれ欲しいから金くれって言う感じでなく、マチュが率先して誘ったり奢ったりしてシュウジは黙ってついてくみたいな。 - 28二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 08:52:45
シュウジもあんまり高いと止めそう
- 29125/09/11(木) 14:15:11
- 30二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 14:20:07
全然大丈夫ですよー
- 311スレ8225/09/11(木) 14:33:27
- 32125/09/11(木) 18:27:35
- 33二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 21:37:06
問題を感じない
- 341 25/09/12(金) 05:16:02
ネノクニから数駅ほど離れた街、ジンガミネ。
さまざまなビルや施設が並ぶ、整理された街並み。
ごちゃごちゃした貧民街を見慣れた僕には、少しこざっぱりすぎるように見える。
「ほら、こっちこっち!」
マチュに手を引かれ、僕はついて行く。
…不思議な話だよな。
僕とマチュはいろいろあった。
告白して、OKをもらって。
たくさんエッチしたり、ケンカと仲直りをくり返したり…。
そしてクラバでモビルスーツに乗り、命がけの共闘をした。
なのに…デートというものはしたことがなかった。
- 351 25/09/12(金) 05:21:27
…2日前。
「おーピッタリ!!」
「ほ、ほんと?」
「うん!シュウジかっこいいからさ、似合うと思ってたんだー!」
「ありがとう…。」
夕食後。
マチュがある紙袋をプレゼントしてくれた。
赤と白の綺麗なロゴが刻印されたそれに入っていたのは、雑誌とか新聞で載ってるようなアパレルブランドの服だ。
ネノクニ近辺のものでは到底ない、すごくいいやつ…。
「今度デートいくって言ったでしょ?シュウジに着て欲しくって…選んだんだ。」
「別に、行き先に厳しいドレスコードがあるわけじゃないよ?でも…シュウジにはかっこいい服着てほしくって…」
モジモジしながら言うマチュ。
でも…わかってる。
今僕が着てる服は…ホームレス丸出しだから。
「ありがとう…こんなの初めてだ。」
「どういたしまして…あ!これ着てスプレーとかしちゃダメだよ!」
- 361 25/09/12(金) 05:22:56
ワダツミ海洋生物保管センター。
今から30年ほど前に「地球に生息している生き物をコロニー内で養殖する」という目的で設立された研究所・保護施設。
研究は大成功を収め、今では一部の魚を食用として安定供給できるレベルまでとのことだ。
そしてここの研究棟の一部は一般に公開されている。
通称「ワダツミ海遊館」…いわゆる、水族館だ。
マチュは小さな頃からここが大好きで、よく連れて来てもらっていたらしい。
今日は学校の振替休日だから空いてて、デートするならチャンス…なんだそうだ。
「26ハイトとなりまーす。」
「カードで。」
マチュは2人ぶんの入館料を払い、チケットを受け取る。
1人13ハイトを2枚だから26ハイト。
ワンドのハンバーガーセットなら5人分でサイドを全部Lにしてもお釣りがくる。
「…」
「どしたの?中入るよ?」
「う、うん…」
- 371 25/09/12(金) 05:24:48
…
……
………
「大きい水槽…マグロにイワシ、僕の好きな魚ばかりだな。」
「このハラヘリムシめ!あ、でもここも食用プラントになってるんだって。」
「じゃあ、こないだ二人で食べたスシのネタもここから…」
「なんか…動いてるの見ると食いづらくなるよね…」
「あ、あの子社会科見学で餌やりしたことあるよ!」
「ペンギンの赤ちゃん?かわいいな。」
「すごくかわいいよね…あ、ヨチヨチしてる…」
「羽毛がすごい…寒い地域の生き物らしいね…」
「フンボルトペンギンの生息地は熱帯だよ。」
「そうなの?」
「そ、南米大陸のチリ!」
「みてみて!ネモ!」
「ネモ?これ、クマノミでしょ?」
「あー、旧世紀の映画で、カクレクマノミの男の子のキャラクターがいるの。」
- 381 25/09/12(金) 05:26:12
「この魚は…マナティー?」
「魚じゃなくて、哺乳類だよ。」
「僕らや…犬やネコみたいな?」
「うん…絶滅危惧種だったんだけど、繁殖に成功したんだって。」
「泳ぐ姿がすごく美しいから、昔の船乗りからは人魚って呼ばれたんだよ。」
「そうなんだ…でも、こないだの水着着てた君のほうが人魚姫みたいだね。」
「っ!?ちょ、いきなり何言い出すのシュウジったら!!」
水槽をひとつひとつまじまじと見るマチュ。
目の前を魚が通る度に、それが何か細かく教えてくれる。
マチュは学校で優等生だから知識に溢れてる…だけじゃあない。
地球の海に憧れて…その気持ちの表れなんだ。
- 391 25/09/12(金) 05:28:25
「ほら…コレがここの目玉だよ!!」
「これは…クラゲ?」
クラゲ…マチュのスマホの待ち受けにもなっている海洋生物。
…ここにいた生き物の写真だったのか。
「クラゲってね、体の95%が水分なんだって。」
「じゃあ、ほとんど海と同じなの?」
…知らなかった。
「うん…海そのもの。海に溶けるようにプカプカと漂って生きるの。」
「ただ自由に…波の動きに任せて。」
「私ね…海の生き物でいちばん大好きなんだ、クラゲ。」
マチュはそう、目を輝かせて言った。
前にマチュから聞いた。
進路相談にクラゲと書いて怒られたと。
それは本当にクラゲに変身したいという意味ではない。
しがらみから解放され、自由に生きたいという気持ちの表れだったんだ。
「…」
「…シュウジ?次、いくよ?」
「…うん。」
マチュ…今の君は、自由なのか?
- 40125/09/12(金) 06:14:50
「ワダツミボンゴレおいしかったねー!」
「うん…」
レストランで食事してから、僕たちはお土産売り場を見て回っていた。
マチュはロマンチックな時間を楽しんでるつもりなんだろうけど、僕はクラゲの水槽のあたりからモヤモヤが頭から離れなかった。
「ね、何か欲しいものある?」
「…何もいらない。」
「え。」
「僕、あっちで座って待ってるから…マチュ、好きなもの買って来て。」
「どうしたの?デート…楽しくなかった?」
- 41125/09/12(金) 06:17:08
「別に…楽しくないわけじゃないんだ。でも…君にいつもなんでも支払わせてばっかりで…僕…」
「…」
「君は、クラゲが自由で好きだと言ってたよね。」
「今の君は自由なの?僕と付き合ってて…」
「僕に…束縛されて。」
彼女は僕に尽くしてくれる。
そのために彼女は頑張っている。
クラバの戦いもそうだし、いろいろバイトもしているし…。
そのあまり体を壊したりしないか心配だ。
このデートだってそうだ。
「君が行き先を選んで、チケット代も食事も君が奢ってくれて…。」
「僕はただ、君にいいようにしてもらってるだけだ。」
「ホントは彼氏である僕がしなきゃいけないのに。」
- 42125/09/12(金) 06:18:26
「私、別にシュウジに束縛されてるとか思ったことないよ?」
「全部私がしたいことだから…お金稼いだりしてるのも。」
「シュウジが大変なの知ってるからさ…たくさん支えてあげたい。」
「で、でも…えっと…」
僕が答えに迷っていると、マチュは笑顔で提案してきた。
「…じゃあさ、こうしよっか。」
「私好きなものたくさん買うからさ、シュウジは荷物持ってよ。」
「えっ」
「シュウジは今、おてんばな私に無理やり連れてこられて荷物持ちにされてるの。」
「ドラマとかであるでしょ、イケメン俳優がヒロインに振り回されるやつ!」
「あ、うん…!」
僕は立ち上がって、近くにあったカゴを手に取る。
そしてマチュがポイポイと掴んでいれるものを黙ってカゴで受ける。
あいにくドラマは見たことがないが…マチュのしたいことは分かった。
とたんに…すごくドキドキしてきた。
- 43125/09/12(金) 06:19:37
「はぁ…すごいよ、これ…」
僕の両手には、ワダツミ海遊館のロゴが書かれた大きな紙袋が2つずつ…。
コレをもったまま歩いたり電車に揺られたりするのはなかなか堪えた。
でも…なんだか楽しかった。
「ぬいぐるみにキーホルダー…かわいいのたくさんあったの。」
「それにお土産、家族とか友達とかにもあげるやつ。」
笑顔で話すマチュ。
…つられて僕も笑顔になる。
「こんな大荷物、マチュ一人じゃ持てないからね…。」
「あ、そっちの赤いテープの袋開けてみて。」
「え…うん。」
言われた通り開けてみる。
…大きな青いクラゲのぬいぐるみ?
「それ、シュウジにプレゼント。」
「いいの!?ありがとう…大事にするね。」
…困ったなぁ。
大切なものが増えてしまうじゃないか。
- 44二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 09:47:26
おお…水族館デート!
シュウマチュではあるあるネタだけど本スレでは初めてだな。 - 45二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 11:21:58
- 46二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 11:38:55
彼氏としての在り方を考えたりするようになってて最初は目的の為に都合がいいから落としたって言ってたシュウちゃんがなぁ…と改めて感慨深くなってしまった
前スレの時点でマチュが望むなら地球に行くのを諦める事になる、ってなってたが - 47二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 18:33:06
楽しみだなぁ
- 48二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 19:49:34
マチュは行動の軸は”自分のため”の一つしかなくて、”自分のため”の中に”誰かのため”が含まれてるタイプ
ニャアンやシュウジは”自分のため”と”誰かのため”の分立した二つの軸があって、場面によって切り替わるタイプ
っていうイメージがある
後者のタイプが前者のタイプに尽くされると「こんなにしてもらって申し訳ない」ってなるのはあるあるだよね
あと、後者のタイプは”自分のため”を卑しく醜いことと考えがちだったり・・・ - 49二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 23:42:06
天真爛漫だけど他者を思いやれる理由か…。
- 50二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 06:12:17
- 51二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 10:05:13
やっぱりデートするとこうなるか…。
マチュの機転は予想外だった。 - 52二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 16:24:37
境遇が特殊すぎるのもあるが、確かに過程飛ばした感じあるな
- 531スレ8225/09/13(土) 17:12:34
遅くなりました!前スレ188より……
「いやーん!あなたがタマキちゃんの娘ちゃんねー!すっごい可愛い!素敵な素材だわー!」
「ど、どうも……」
お母さんに紹介された絵画モデルのバイト……なのだが……訪れた先のアトリエに居たのは、何と言うかテンションマックス!と言った感じのおねえなお兄さんだった。だ、大丈夫なのかな、この人……
「あら、不安にさせちゃったかしら?大丈夫よー?こう見えても結構売れている画家なんだから、私」
おっと、不安が顔に出てしまったか?テンションが正常に戻ったらしいお兄さんは弁明するようにそう告げて来るのでちょっと安心する。
「それにしても……ほんっと良い素材だわね。これは、画家魂に火が付くわ……早速今日も一枚お願いして良い。今日は初日だし、デッサンモデルで軽めにするわね」
「あ、はい。お願いします……」 - 541スレ8225/09/13(土) 17:21:39
「ってことで、デッサンモデルしてきたよー。いやー、一時間近くずっと見つめられ続けるのは流石にちょっと疲れたなー……」
「……」
初日のバイトを終え、帰りにシュウジの隠れ家に寄る。バイトの内容を話すとシュウジが露骨に不満そうな顔をしたのが分かった。多分、画家の人が男だったのが不満なのだろう。
「大丈夫だってシュウジ。すごいオネエだったし。そういう心配は必要ないって。それにほら、拘束料とか言って結構な金額も貰ったし。おかげで良いお肉買ってこれたよー」
そう、結構な金額だった。正直貰い過ぎな気がしないでもない金額であった。
『良いのよ、受け取っときなさい?お金は天下の周り物。会って困るものじゃあないのよ?それに……あなた、なんか目的あるでしょう?分かるんだなー、私くらいになると。ぴきーん!って』
何て言って渡されたのをありがたく頂戴した訳である。前もっての約束通り、お母さんにはバイト代を幾ら支払ったのかは申告しないでくれるそうだ。これまたありがたく思う。
「あと、これ。デッサンの絵、貰って来たよ。どうどう?私、可愛いかな?」
「……っ……これ、頂戴?」
「へ?」
しかめっ面の私のデッサンモデルの絵。それを見せた途端、シュウジがそれを欲しがったではないか……なんで?
「……マチュの絵……欲しい……」
……こ、こいつめー……なんて可愛恥ずかしなことを言うんだおい?
「……良いよ、上げる。大事に貰ってね?」
「うん、ありがとう……」
こうして、私のバイトは上々の成果で終了した……これからもモデル、頑張るぞー!
「……やっぱり、僕も人物画描こう……うん……」
「……若い頃のタマキちゃんそっくりだったわ……本当に……タマキちゃんに……そっくりだったわ……ね……」
- 55二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 20:55:27
似てる
- 56二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 21:11:13
あ、これは嫉妬心maxじゃん!
- 57二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 21:27:30
画家の人から湿度やらグラビティやらを感じる……!
- 58125/09/13(土) 22:55:07
- 59125/09/14(日) 06:00:56
スレ主です。
本日は外出のため18時まで帰宅できません。
保守等よろしくお願いします。 - 60125/09/14(日) 06:01:57
「アマテ、くらげまんぢうとマナティーサブレありがとうね。職場の皆喜んでたわ。」
「ホント?よかったー。」
…先日、娘がワダツミ海遊館へ行ってきた。
小さい頃に連れて行って以来、特に気に入っている観光スポットだ。
今回は初めて私や旦那のつきそいでない、アマテだけでの観光だった。
…いや、正確にはアマテだけではない。
どうやら友達を誘って一緒に回ったらしい。
よくいっしょに勉強したり、泊まりに行くほどの友達。
前に写真で見せてもらった黒髪の女の子だろう。
同級生とだけでなく、他校の生徒とも仲良くできるとは…感心感心。
「えへへ…」
今、娘がソファーで寝転びながら抱っこしている赤いクラゲのぬいぐるみ。
本来赤と青で対になっているものらしい。
青いほうは、その友達にあげたのだろうか…。
- 61125/09/14(日) 06:03:07
- 62二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 12:40:05
お母さんには偽の制服とバレなくて良かった…
- 63二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 12:42:17
だんだんバレるか
- 64二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 16:30:32
- 65125/09/14(日) 18:44:42
ただ今帰りました。
書き込みありがとうございます。
今から通常営業に戻りますね。 - 66二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 20:14:20
- 67二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 20:41:35
- 68二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 04:19:39
お金の問題に身体の関係(しかもシュウジは避妊に非協力的)、DVだもんな…
- 69二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 06:41:56
お仕事ゲーツ!
- 70二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 14:25:54
- 71二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 20:28:13
くらげとマナティーが売りなのか、ワダツミ
- 72二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:29:14
これが90年代ドラマだったら、最終回で「駆け落ちしよう!!」ってなって
一足先に合流場所に来たシュウジが後ろから刺されて、振り返るとそこには駆け落ち相手の母親の姿が。
「ゴメン…マチュ。」と意識が途絶えたシュウジを一目のつかない場所に捨てに行くタマキさん。
あとは娘を確保して、おろさせれば全て解決する…そう思うも
離れたすきに到着したマチュが「…シュウジは、一人で行っちゃったんだ。」と誤解したまま、一人で子を産み育てる決意と共にイズマから飛び立っていく…。
登場人物全員が大切なモノを失うというドラマ最終回…けどこのスレは最終的にハッピーエンドになるからこうはならない、ならないんだ…。
- 73二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 05:42:51
保守
- 74二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 11:43:16
- 75二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 18:34:07
スレ主のほうも82さんのほうも気になるな…
- 76二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 22:12:36
楽しみ
- 77二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 06:01:15
続き気になる
- 78125/09/17(水) 10:30:16
- 79125/09/17(水) 10:33:30
2週間ほど前。
運び屋の仕事帰りに、とぼとぼと歩くマチュを発見した。
よく見ると頬に傷を負っていて…。
「マチュ?どうしたのその傷…」
「地下で足滑らせて打った。」
「嘘でしょ。ホントのこと言って。」
「…シュウジは…何も…悪くないから…」
…きっかけは本来は些細なことだったらしい。
働いてるコンカフェのことをシュウちゃんがエッチなお店と勘違いして、辞めろ辞めないの話の末につい手を上げてしまって…。
「私…シュウジと別れたくない…」
マチュは自分の傷より、シュウちゃんと仲直りできるかどうかのことを心配していた。
…ネノクニにはもっとひどい暴力をふるう人たちがいる。
だからシュウちゃんは優しい人だって分かる。
今回のも、心配のあまりついやってしまったのだろう。
でも、こんなことって…。
仲裁しようかと提案したけど、「私とシュウジのことに巻き込みたくない…」と断られてしまった。
- 80125/09/17(水) 10:35:08
- 81二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 15:51:29
よかったね
- 82二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 18:35:56
また覗いてるし…
- 83二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 18:44:49
これニャアンも普通に辛いよね…って
大切な友達が傷つけられてるけど、本人からは「大丈夫」「巻き込みたくない」と言われてるから仲裁しようにも手を出すことが出来ないし、その傷つけた相手も自分の友達で…。
マチュとシュウジはニャアンにとって唯一心の許せる存在であって、羽を広げられる居場所であるから、自分が何か余計なことをして交友関係が断ち切られてしまったら怖い、という気持ちもひょっとしたらあったりして。そうした心境も含めてニャアンにはこの二人に関してはどうにもすることが出来なくてもどかしくてモヤモヤしてるんだろうな……。 - 84二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 19:19:50
ニャアンはただ”友達と仲良く過ごしたい””友達と一緒にいる場所を自分の居場所にしたい”ってだけだからね
それがどうしてこんなことに・・・(※シュウマチュの関係が不健全なせいです
でもまぁ本編よりマシさ! - 851スレ8225/09/17(水) 21:37:02
「アマテちゃんはさ、恋したことある?」
絵画モデルの仕事も三回目となったこの日、オネエお兄さんが唐突にそんなことを切り出してくる。一体どう一体とだろうかと考えあぐねいていると。
「いやぁねぇ?そんな難しく考えなくて良いのよぉ。したことがあるか無いか、そんな簡単に答えてくれればいいだけなのにぃ♪」
「えっと……はい……したことがあります……」
本当は現在進行形でしているわけなのだが、これは叶う見込みのない恋でもあるので適当に濁しておく。後、お母さんに報告されるのも面倒だし、したことがあると過去形にしておいた。
「いやん、青春しているわねぇ……でもそうね。あなたの目は……恋する女の子の目だわ」
じっと私を見つめるオネエお兄さんの瞳は、何処か不思議で。まるで見透かされてしまうかのようなそれに、私の心を読まれてしまいそうな気がして怖くて、思わず視線をそらしてしまった。
「あら、ごめんねぇ。怖がらせちゃったかしら?……お詫びに、私の方も教えてあげるわ……私もね、昔は恋していたのよ。私ってば昔からこんなだからね?お友達って言うのが少なくてねぇ……所謂はみ出し者って言うやつ」
はみ出し者か。それは、シュウジやニャアンを見て居れば分かる。とても生きづらくて、とても苦しい環境なのだろうと思う。
「でもね、そんな私でもタマキちゃんは仲良くしてくれたのよぉ。それはもう……本当に優しかったの」
懐かしいものを語るように、オネエお兄さんが天井を見上げる。そして再び私へと振り向いた。
「あなたも、きっと同じでしょうね。はみ出し者にも優しい女の子。私をちょっと怖がってても、それでもこうしてお仕事を引き受けてくれるんだもの、嬉しいわ……はい、今日の分は終わり。ありがとうね」
「え、あの……はい、ご苦労様です」
一方的に話して、一方的に切り上げられてしまった……一体何だったのだろうか……?
- 861スレ8225/09/17(水) 21:45:05
「てことで、今回は下着でモデルしてきた。ちゃんと報告した方が良いと思って」
万が一そう言ったことを隠して後でばれたら……また『オシオキ』されてしまう……お腹タプンタプンにされるのは確かに気持ち良いが、あとが不味いので避けたいところである。
「……ねぇ、その人、本当に大丈夫なの?」
「ん?大丈夫だと思うよ?きっと芸術家気質って奴なんだよ。それよりもほら、今回は結構色付けて貰ったの。だからはい、新色のスプレー缶セット。後、お小遣いもね。無駄使いしちゃ駄目だよ?」
今一釈然としない様子のシュウジにスプレー缶とお金を手渡す。今の所は順調である。もっともっと稼いで、シュウジに楽しく過ごしてもらうんだから!
「後、これ。二枚描いてもらったた内の一枚貰って来た。要る?」
「要る」
即答であった。半ば予想していたが……下着姿の私なんて何度も見ているだろうに。
「……マチュのこのバイトが一段落したら……僕にも、マチュの絵を描かせてくれるかな……」
ん?何か言った?
「何でもない……よ……」
「……あの頃のタマキちゃんはそうだったよね……私が軍警察に絡まえている時も……思いっきり抵抗して助けてくれたり……あの子もきっと、そうなんだろうな……そっくりだもの……」
- 87125/09/17(水) 23:24:27
- 88二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 06:15:01
タマキさん…本編では軍警に苦言を呈すくらいしかなかったけど、マチュの性格がタマキさん譲りだといいな。
- 89二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 12:32:53
オカンもチェスト軍警してたか…
- 90二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 21:00:00
保守
- 91二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 01:53:10
- 92二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 08:25:25
ハッピーエンドに持ってくつもりらしいけど心配だよね…
- 93二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 14:42:22
シュウジが手に職持っててある程度稼げてるなら大分マシなんだろうけどそこら辺期待出来ないからなぁ
- 94二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 18:52:22
ハッピーエンドの前にまた一波乱来ないか期待しちゃってる。だって凄くエッチなんだ…
- 951スレ8225/09/19(金) 19:19:42
「ねぇ、アマテちゃん。ヌードモデル、してみない?」
夏休みも終わり間近。この絵画モデルも最後となったこの日、オネエお兄さんがそう切り出してきた。
「え?え?ぬ、ヌードですか?」
「そう、ヌード。ああ、勘違いしないで。勿論局部なんかは布で隠すわ。ただ、あなたの水着とか下着での絵画、思った以上に好評だったのよ」
そう、私の絵画、このオネエお兄さんの個展とやらに出品したらそこそこ高評価だったらしい。勿論顔は分からないように描いてくれたものだが……因みにシュウジからは結構渋られたし、何なら『マーキング』とか言って色々された挙句了承されたことではあったが……いや、今はそんなこと良いんだってば。
「でね、今日でこのバイトも最後だしさ。折角だから、一枚……本気の奴を描かせて欲しいの。嫌なら無理強いはしないわ。それに、受けてくれたら最終日だし何時もの倍支払う。どう?」
倍、と言う言葉に私は心を強く動かされる。お金は幾らあっても良い。寧ろ目的の為には足りないくらいなんだから。
「……わ、分かりました……良いですよ……」
「ほんと?ありがとう。絶対に最高傑作を描いて見せるわ」
- 961スレ8225/09/19(金) 19:28:20
オネエお兄さんの視線は真剣そのものだった。まるで、シュウジがキラキラのグラフィティを描いている時のように……まっすぐ、ただ私を描くために見つめる。だけど、其処に確かに……抑えきれない後悔や、過去を振り返る様な何かを感じ取っているのは、私の気のせいなのだろうか?
「……よっし、完成……タイトルは……『恋する少女の裸身』よ」
「……ふへぇ……これが私……?」
こんな綺麗な身体なんだろうか、私は。めっちゃサービスして綺麗に描いてもらった気がしてならない。
「うふふ、すっごい綺麗よ。最高傑作だわ……ほんと、最高傑作……」
出来上がった絵を、とてもとても大事そうに抱えるオネエお兄さん。その瞳から、雫が垂れた気がしたのは、やはり気のせいなのだろうか?
「……これ、複製するから。そっちはあなたに上げるわね……好きな男の子に、見せてあげると良いわ」
「ふぇっ!?」
な、な、何言って!?
「分かるって言ったでしょう?私、これでも勘は鋭いのよぉ?なんて言うか……あなたもきっと、私と同じだって思ってね。だけど……あなたには諦めて欲しくないのよね、私は」
複製完了した絵が私に渡される。オネエお兄さんの目は何処までも優しくて、懐かしいものを見るような目だった。
「私はね、諦めちゃったからさ。あなたには後悔して欲しくないわ。この何処か狭くて、息苦しくて、何かが違うと感じる世界で……まっすぐに諦めずにさ」
……
「ありがとう……ございます……」
「こっちこそ。楽しい時間だったわ。さ、行きなさい。これ、バイト代。奮発しちゃったから。タマキちゃんには全部内緒にしてあげるわね。それじゃあバイバイ、アマテちゃん」
- 971スレ8225/09/19(金) 19:37:27
「はいこれ。最終日だから、ヌードモデルしてきた」
「ぬ、ぬーど!?」
めっちゃ驚いているシュウジに思わず笑いそうになる。大丈夫だって言ってるのに、ほんと心配性だなこいつ。
「どうどう?綺麗に描けていると思わない?これが私なんだって……シュウジ?」
「……マチュ。僕にも、描かせて欲しい。マチュの絵を」
……どしたのさ、急に?
「急じゃないよ。ずっと考えていた。僕も、マチュの絵を描きたいって。お願いだ。描かせて欲しい」
「いや、別に良いけどさ……」
『あなたには後悔して欲しくないわ』
オネエお兄さんの言葉が蘇る。諦めるな、か……でも、やっぱり無理だよなぁ……シュウジの夢の、邪魔にはなりたくないもん……お別れは間違いなく訪れるんだ。だからせめて今だけは……シュウジの、為に……何だってしてあげたいよ。
「じゃあ、イーゼルスタンドとか、絵画筆とか用意しないと。それから絵の具も……」
「こらこら、それよりもまずはご飯にしよ。めっちゃ色付けて貰ったし、肉だよ肉!」
「諦めるな、若人。私みたいに、諦めるな。頑張れ、アマテちゃん。私がタマキちゃんを諦めちゃったみたいになるな。そして……ありがとう。あの頃、夢にまで見た……彼女の裸身。例えそっくりな娘のあなたのそれであっても……宝物よ。本当に、ありがとう……」
- 981スレ8225/09/19(金) 19:39:34
- 99125/09/19(金) 21:58:54
- 100二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 00:30:26
お仕置きされない…だと…?
- 101二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 06:14:03
- 102二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 10:57:00
嫉妬に狂ったシュウちゃんにお仕置きされる展開だと思ったのに!
絵描き同士感じるものがあったのか - 103125/09/20(土) 17:41:13
『ヒルとは本来、動物に張り付いて吸血する生物のこと。』
『このことから転じて、住宅や建造物へ不法侵入した上で設備を使用したり食べ物を漁ったりして住み着く者のことをヒルと呼ぶ。』
『これから皆さんにお見せするのは、実際にあった事件を元にした再現ドラマである…』
『“ドキュメント・ヒルの恐怖”』
「う…」
「どうしたのアマテ?顔色悪いけど…」
「いや…テレビ怖くてさ…もう寝るね…」
「…そう、おやすみなさい。」
食後にバラエティ番組を観ていたら、娘が気分を害して部屋に戻ってしまった。
もしかして、うちにも起こるとか思ったのだろうか。
うちは高級マンションなのでロックは厳重だし、仮に鍵でも壊されたら即座に警備が来る。
まあそれでも…娘にはちょっと刺激が強かったのかな。
…正直、私としてもこういう恐怖をあおるだけの番組は面白くない。
もっと、なぜそのような事が起きるのかについて考えるべきだろう。
今のヒルの件だって元はと言えば難民がろくに援助もしてもらえず、軍警に立ち退きの名目で住むところを追われて生活に苦しんでやってしまったことなのだ。
そういうところに頭を回して、少しでも飢えや貧困に耐えかねて罪をおかす人を減らさないと……といっても机上の理論にすぎないか。
なんだか虚しくなってしまったな…。
「…明日も早いから、寝ましょう。」
- 104125/09/20(土) 17:42:29
- 105二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 00:49:37
❌️ヒルが怖い
⭕️ヒモを招き入れてるのがバレるのが怖い - 106二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 07:08:19
- 107二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 12:48:15
- 108二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 20:31:08
好きに使ってたらタマキさんが急に帰ってくるかもしれないから注意するんだぞ
- 1091スレ8225/09/21(日) 20:43:02
世間一般の認識としてのものと、親としての認識のものに齟齬があるんですね……難民への理解があっても、それが娘にとなると……てやつだ……相互理解が難しそうです……どうなってしまうのか……
- 110二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 03:12:44
これからどうなるかな?
期待不安交々でドキドキ - 111二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 05:07:27
- 112二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 11:58:21
バイトとか始めたのを大人になるために勉強してるって解釈してるからな…
- 113125/09/22(月) 19:13:19
- 114二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 19:21:55
- 115二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 02:12:16
保守
- 116二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 07:14:08
ゲーツとドゥーか…まあネノクニに住んでるなら多少は大丈夫か。多少は。
- 1171スレ8225/09/23(火) 09:34:58
ゲードゥも楽しみです!ありがとうございます!
- 118125/09/23(火) 18:05:15
『は、離せ!何をする!私はギガンテス総司令官であるぞ!正規の連邦軍とは格が違う!』
『軍警は今日未明、テロ行為主導の疑いで指名手配されていた連邦軍少佐バスク・オム容疑者の潜伏先を特定、緊急逮捕しました。』
街頭の巨大モニターに映し出される緊急ニュース。
僕たちの司令官である、バスク少佐が手錠をはめられ連行される映像。
淡々と読み上げられる詳細…。
これが全ての終わりの始まりだった。
「おい…繋がれ…繋がってくれよ…」
「どうしたの…ゲーツ。」
「本部との連絡が…全くつかない…。」
「えっ…?」
ギガンテスやムラサメ研のメンバーとの通信が一切繋がらなくなってしまった。
おそらくあのニュースの後、芋づる式に組織へ捜査の手が伸びているのだろう。
幸い僕たちには今のところ追手は来ていない。
…裏を返せば、僕たちは捨て駒にすぎなかったわけか。
どのみち僕たちは完全に孤立してしまった。
「僕たち…どうしよう…」
「大丈夫、大丈夫だ…」
僕を優しく抱きしめてくれるゲーツ。
でもその声も腕も、少し震えていたのが分かって辛かった。
- 119125/09/23(火) 18:08:29
- 120125/09/23(火) 18:12:12
心配だった働き口は案外すぐ見つかった。
『ガールズカフェ・ソドム』
店長が紳士的だけど、不思議なおじさんだった。
面接の時…ほぼ白紙の履歴書へ申し訳程度に目を通すと脇に置いて、僕のことを色々な角度からまじまじと見て…。
「ようこそソド厶へ…採用です。」
…すぐにシフトの相談に入った。
普通の人ならすぐ逃げ出しそうだけど、僕はなんとなく分かった。
この人…ひいてはここで働いてる人たちは、僕やゲーツと同じなんだ、と。
実際ここで働いていて、少佐のとこやサイコガンダムの中にいた時と同じくらいの安心感があった。
仕事はすぐに覚えたし、気の合う友達も出来て順調そのものだ。
「今日はご苦労様でした。また来週お会いしましょう。」
「はい、お疲れ様でした!」
- 121二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 19:18:49
この店長やっぱり・・・いったい何が目的なのやら
- 122二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 00:42:01
一体、何・ブルさんなんだ?
- 123二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 06:44:36
実は追手というか、監視の役割なんじゃね?その紳士…。
- 124二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 12:42:55
まさかね
- 125二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 17:22:36
仮にヒゲマンだとしたらマチュの今までのこと全部読まれてる…?
なんか気まずいな… - 126二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 18:52:34
そうか、ヒゲマンは心読めるもんな
- 1271スレ8225/09/24(水) 20:19:24
夏休みが終わり、学校が始まってしまえば途端にシュウジと過ごす時間は減ってしまった。お母さんに怪しまれぬように学業に専念しなければいけない以上は仕方の無い事なのだろうが……それでも会う機会が減ることはそれだけで気分が落ち込むと言うものだ。
『続いてのニュースです。昨日、機動兵器の偽装運送の疑惑によって逮捕された正宗空調有限公司ですが、連邦軍の研究機関によるペーパーカンパニーであることが政府調査によって明らかとなりました。これを受けて政府軍警察は、潜伏していた地球連邦軍特務組織『ティターンズ』のバスク・オム大佐を逮捕。調べに対しバスク大佐は『ジャミトフ閣下を呼べ!私はティターンズだぞ!正規軍とはやり方が違うのだ!』とやや錯乱気味であり……』
「ねーねーこのニュースヤバくない?」
「そうだよねー。イズマでテロを起こそうとしてたってことでしょ?怖いよねー」
そんなクラスメイトの話しも耳に入って来ないくらいにはシュウジが恋しい……なんともはやである。
(それはそうと、また資金源を何とか探さないと……)
モデルのバイトも終わったし、クラバ以外に収入源が無くなった。何とか働ける場所か、お金を手に入れる方法を探さないとな。
- 1281スレ8225/09/24(水) 20:31:56
「ねー……んぅ……シュウジ……また、仕事探しても良い?……あぅぅ……」
「はっ、はっ、はっ……仕事……?」
激しく身体を揺さぶられながらもそう切り出してみれば、汗だくのシュウジの瞳が私を見据える。この瞳で見られるだけで疼くようになってしまったのは、すっかりと開発されてしまった証拠かもしれないと少しだけの羞恥心。
「うん……ふ、あ、あぅぅ……し、ごと……シュウジに、お小遣いとか……あんっ!す、スプレー缶とか、ご飯代とか……あうっ!」
「はっ、はっ……うん……そうだね、必要だ……お金は、必要だよね……く、でるっ!」
「ああああっぁぁぁっ!」
当然の如く避妊されていないシュウジの怒張から、どくどくと放出される白濁。身体の奥底でそれを受け止めるのにもすっかりと慣れた。勿論まだ妊娠はしていない。避妊を拒むシュウジにバレぬように、そういう時期はこっそりと避けて行為に及んでいるのだ。
「は、はぁ、はぁぁぁ……ね、シュウジ。地球、行きたいんでしょ?ならやっぱり、お金は必要だよ。だからさ、ちょっと仕事について聞いて欲しいの。これなんだけれど」
上り詰めた余韻もそこそこに、シュウジに見せた端末に書かれているバイトの内容。
『MSシミュレーター要員の募集。素人や初心者がMSを操縦した際の動作についての調査協力者を募集します。報酬は時給制にてお支払い』だって。これなら危なくないし、シミュレーターだから私にも簡単にできるよ。ガンダムとかシュウジのことは隠しておけば問題ないだろうし」
「……うん……マチュがそう言うのなら……でも、僕に絵を描かせてくれるのも忘れないでね?」
おっと、それに付いても覚えていたか。大丈夫大丈夫。心配しなくても良いってば。
「それじゃあ連絡することにするね……えっと、連絡責任者は……」
『連作先……イズマコロニーからの参加者は現在駐在中要員の……』
『シャリア・ブル中佐まで』
- 1291スレ8225/09/24(水) 20:33:08
- 130二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:59:42
- 131二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 02:31:58
しながら話できるくらいマチュも慣れたんだな…
- 132二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 06:31:51
- 133二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 11:11:59
- 134125/09/25(木) 13:50:32
- 135125/09/25(木) 20:24:17
「…それで私の方におんなじクラスの子が来ちゃってさー、一応クラスの皆には内緒だよ?って…」
「ほんと?アニメの魔法少女みたいだな。」
「あー確かに!ふたりはキラキラってね…。」
この子はアマテ。
歳は僕と同じくらい。
女子高に通いながら働いてて、他にも雑誌のモデルとかやってるらしいし大変そう。
でも僕より前から働いてて、お店でもすごく人気がある。
確かに、女の子の僕から見てもキレイだよな…。
「おや?駅通りすぎてここまで来るってことは…シュウジ君案件かな?」
「…」
急に黙り込むアマテ。
でも、顔が真っ赤になるからわかりやすい。
- 136125/09/25(木) 20:25:27
- 137125/09/25(木) 20:27:03
アマテと帰る時、こうやってシュウジとの話をしてくれる。
ある時は作った料理をシュウジが美味しく食べてくれたとか。
またある時はバイトのことでケンカしちゃったとか…。
こないだなんか水族館デートに行ってきたって話をしてくれて、お土産にイルカのぬいぐるみをもらったこともある。
楽しいことも辛いことも、いろいろ話してくれる。
でもどの話を聞いてても…マチュはシュウジのことが大好きなんだなと感じる
そして今の仲をずっと続けたいんだとも。
僕もゲーツといっしょにいたいから、気持ちが痛いほどにわかるな…。
「それじゃまた来週!」
「ドゥーちゃん、またねー!」
- 138二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 00:13:35
マチュとドゥーちゃんが…JKみたいな会話してる…!!
平和だ… - 139二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 01:06:53
正しくは捕捉ですね
- 140二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 06:19:47
やっぱ出会い方さえ違えば(本家では出会ってすらいないが)気の合うところはあるんだろうか…
- 141二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 12:03:30
まあ若いニュータイプが戦わないようにできるならこうやって別の生き方を提示する…みたいなのもアリなのか。
ちょっとエキセントリックだが。 - 142二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 13:19:09
仲良くなってる
- 143二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 16:05:31
- 144二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 23:47:55
保守
- 145二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 07:24:45
仮に店長がヒゲマンだとすると、マチュのこれまで読まれてるからやばいな…ヒモにDVに…
- 146二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 14:16:50
「シュウジ・イトウ・・・彼は何者ですか(ドン引き)」
- 147125/09/27(土) 17:24:03
- 148125/09/27(土) 17:25:32
- 149125/09/27(土) 17:27:06
「「いただきまーす」」
今日のごはんは少し豪勢だ。
ソドムでもらった余り物のチキンバスケットとサラダにバゲット。
それに…手作りのグラタン。
「ん…このグラタン美味え…」
「ホントに?嬉しい…。」
「これ、どっから作り方覚えた。」
「仕事仲間に料理得意な人がいてさ。教えてもらったの。ほら、手書きのレシピもある。」
「ホントだ…その人、よっぽど誰かに食べさせるの好きなんだろうな。」
「どうなんだろ…」
「わかるんだよ、なんというかさ…出来立ての熱さとは違う暖かみを感じる。」
「…確かに。」
…思えばギガンテスにいた頃は、パックやパウチに入った糧食を食べていた。
ぬるくて味は薄いし、身体能力を上げるための薬も混入された歪な食事…。
ネノクニへ落ち延びてから、やっと本当の食事にありつけた気がする。
「ごちそうさま…美味しかったよ。」
それに、隣にはうまいうまいと舌鼓をうつゲーツ。
美味しそうに食べてくれると、作った方も嬉しい。
「お粗末さま…綺麗に食べてくれてありがと、ゲーツ。」
- 150125/09/27(土) 17:28:29
お皿を洗い終わってラジオを聞いてる時、ゲーツが抱きついてきた。
「ドゥー…お前の役に立てなくて、本当にすまない。」
優しく僕を抱きしめながら、消えそうな声で言う。
「お前はまともな仕事についてて、料理や洗濯もしてくれるってのに…」
「おれは人に言えないような仕事やってて、稼ぎも少なくて……。」
ゲーツはあの日から、よくこうなってしまう。
僕はサイコガンダムの心臓としての自分をすてて、ただの女の子になれた。
だけど、ゲーツはまだ連邦軍中尉としての自分を捨てきれてない。
当然だよね、いきなり組織がダメになって今までの立場や居場所を剥奪されたなんて。
正直、耐えられる方が少ないだろう。
「ゲーツ…んっ…」
抱き返しながらキスをする。
「っ…!!」
すると泣き声が少しだけ和らいでいく。
「ゲーツ…もう自由に生きられるんだよ、僕らは。」
「ドゥー…本当か?」
「いいよゲーツ…ほら来て。」
ゲーツはしゃくりあげながら、僕を優しくベッドに押し倒した。
- 151125/09/27(土) 17:29:49
「はぁっ…はあっ…」
「ああっ…んっ…」
ずちゅっ…ずちゅっ…
ゲーツが僕に覆い被さり、腰を振る。
そのたびに、電流のような快感が脳髄に走る。
…思い出す。
ネノクニに来て初めて夜を明かしたのは、廃墟となったビルの中だった。
雨のしのげる場所が欲しくて転がり込んだが、色とりどりの絵が壁に描かれていて、不思議と安心できる場所だったのを覚えている。
そこで僕は、ゲーツにはじめてを捧げた。
『痛っ…』
『血…ドゥーおまえ…』
『ううん…大丈夫…動くよ…』
傷みや処女を失うことは怖くなかった。
ゲーツが苦しそうにしてたし、雨で冷えた体を2人で温め合わなければならかったから。
それに…
「ドゥー…好きだっ…!」
「ゲーツっ!ぼくも…僕もだいすきだよっ…!」
ゲーツの抱きしめる力が強くなって、腰をぐぐっと落とす。
ビクビクと強烈な快感が走り…ナカに温かいものがそそがれる感覚が広がった。
- 152125/09/27(土) 17:30:55
「今…抜くぞ…」
ずちゅっ…どろぉ…
ゲーツのオチンチンを引き抜くと、さっきナカに出されたばかりの精液が溢れ出てくる。
「まったくさぁ…こんなに出しやがってさぁ…」
「う…ごめんな、ドゥー…」
「赤ちゃんデキたらどうする?」
「そうだよな…養育費のため仕事も増やさないとダメだし、名前も考えなきゃ…」
「っ…ゲーツったら!!」
この野郎…どこまで僕をキュンキュンさせれば済むんだ?
なんかむかつくから、アマテからおそわったアレをする。
「あむっ…」
ぱくっ…ゲーツのオチンチンを咥える。
「おまっ…そんなとこなめちゃ…あうっ…」
じゅるじゅる…キャンディをなめるように舌を使うと、生意気なゲーツが聞いたことない嘆声をあげる。
『キャンディとかアイスなめる感じで優しく舐めたり吸い上げたりするの。』
『たまに顔をみてあげると、上目遣いになってそそるらしい。』
『そして口に出されたら迷わず飲む!これでイチコロだよ。』
アマテがシュウジにシてるやり方を思い出しながら、小さい口で丁寧に舐め取る。
「んんっ…んちゅ…れろ…」
ぐぽっ…ぐぽっ…
「やばっ…出るっ…!!」
初めての快感に苦悶に顔をゆがませるゲーツ。
どぷっ…案の定口の中に大量に流し込んできた。
「んっ…美味しい…」
ごくんっ…生卵のような粘度の液体を飲み下す。
「これがゲーツの味なんだね…僕、好きだよ。」
「お、おう…!」
ゲーツは今起きたことが信じられない、けれどもどこかドキドキしている顔でこちらを見ていた。
- 153125/09/27(土) 17:32:08
- 154125/09/27(土) 17:33:21
- 155二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 18:10:02
なんかニャアンオチが恒例化してて草
- 156二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 22:24:53
でもゲードゥーがめっちゃ仲良さそうでよかった…
- 157二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 07:10:38
アマテさん仕込みのフェ〇チオ…
- 158二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 15:50:30
保守
- 159125/09/28(日) 23:52:20
こんばんは。
ゲードゥーメインの話はこれでおしまいです。
ゲードゥーがあにまんだとネタスレしかないので、ちょっとシリアスだけど明るい未来を感じられる感じにしました。
素材集めまじで苦労した… - 160二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 06:36:25
お疲れ様です
- 161二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 16:22:16
- 162二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 16:24:00
6話のニャアンルームの画像加工して部屋だけにしてるのか、すごいな
- 163二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 02:00:41
保守