ドベトレ♀「ドーベル待って！これは勘違いよ！」

突然の呼び出しに空き教室に入ったアタシが目撃したのは、名前も顔も知らないウマ娘に抱きすくめられて、蕩けた顔をしたトレーナーだった。
「ｯドー……ベルっ、なんｯで…ｱんｯ」
驚いた顔のトレーナーだが、そのウマ娘に脇腹をなぞられただけで上ずった声をあげてビクリと身体を震わせる。それを見て満足そうに微笑んだウマ娘が、アタシと目を合わせた。
「私ねぇ、見ちゃったんだぁ」
「なに……を」
「2人がトレーナー室で服を脱がせあって、ちゅーして、お互いの敏感なところ、触りあいっこしてるとこ♡」
「ん、な、っ、なんのっ、証拠があって…」
「証拠ぉ？こぉれぇ」
ふざけているのかと思うくらい間延びした声とともに差し出されるスマホの画面には、上半身裸でお互いの色づいた桜を舐めあうアタシとトレーナーが写っていた。
画面を見つめて固まって動けないアタシに、いつの間にかトレーナーを開放したそのウマ娘が近づいて、肩を抱いてくる。
「こんなのバラまかれたら、困っちゃうよねぇ？」
「……なにが、欲しいの。お金？」
「お金なんかいらなぁい。欲しいのはぁ、あ・な・た♡」
「それって、どうい……んｯ」
疑問を呈しかけた唇を同じく柔らかい唇でふさがれる。勢いで舌をねじ込まれて、口内を蹂躙される。
イヤだ、気持ち悪い。トレーナー以外に、触れさせたくない。……なのに、どうして、こんなに、気持ちいいの！？
「トレーナーも、私とすっかり仲良しになったんだよぉ？ドーベルにもそうなってほしいよねぇ？」
ね、と促されたトレーナーが、焦点の合わない瞳のまま力なくうなづいた。
「ドーベルも、仲良く、なろぉ？」
ウマ娘が顔を近づけてくる。逆らえない。証拠写真の存在以上に、この子のテクニックに、骨抜きにされて、アタシは自分から口を

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「これよこれ！それで最終的には手技じゃ我慢できなくなって道具をおねだりしt……って、ドーベル！？」
「なんで……そんなものかいてるの……」
「ちっ、これはちが」
「なんで手技を突き詰めないの！？」
「えっ」
「えっ」