- 1二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 20:37:18
- 2二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 20:51:39
待ってました
- 3二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 21:01:46
千奈に、私が魔女の生まれ変わりであることを伝えてから一週間。千奈は、変わらず私のそばにいてくれて。そして、言ってくれた。私のそれは、呪いなんかじゃないんだって。
その言葉のおかげで、私の呪いは解かれた。この一週間、一度も悪夢を見ることはなくなった。それどころか、幸せな夢を見る毎日が続いていた。……私は益々千奈に依存してきちゃって。でも、そんな毎日が幸せで。いつまでも、いつまでも続いて欲しいって、今は心からそう願える。 - 4二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 21:11:20
「手毬さん」
「なぁに、千奈」
「今日は、どんな夢を私に見せてくださいますの? 」
「……幸せな夢だよ。絶対に」
「あなたからそのようなお言葉が聞けて、わたくしとても嬉しいですわ」
「何言ってるの、もう。これは千奈のおかげだよ。……ほら、おいで」
「はい。失礼しますわね」
いつもベッドで、抱きついて……というより、私が千奈の抱き枕になって。そして、寝ている。毎日千奈と一緒に寝れる。千奈に抱きついて眠ることが出来る。それが、とてつもなく幸せ。私のそばにいてくれる人間と出会えて、良かった。
〇〇……私、ちゃんとやり直せたよ - 5二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 21:23:16
「出てけ、災厄めが」
今から五百年ほど前の話。魔女は、人間から忌み嫌われ、恐れられ。決して、受け入れられなんてしない存在だった。その理由が、魔法。人間なんていとも容易く殺すことが出来る。人間にできないことを、息を吸って吐くかのようにできてしまう。そんなものを、敬って受け入れられるほどこの時の人間は寛容じゃなかった。
そんな魔女の中でも、私は忌み嫌われていた。自分では制御できない、周囲に死んだ方がマシと思えるくらいの悪夢を見せる魔法。それは、人間だけが対象じゃなくて。魔女でも、悪夢を見る。だから私には、とある蔑称があった。
──災厄の魔女。災いだけを振りまく疫病神。そう、私は言われていた。
「早く出てってよ!! 」
「お前なんて人間どもに見つかって勝手に死んでろ! 」
手は、出されなかった。触ることすら嫌がっていたから。その変わり、日常のように沢山の罵倒を受けた。石を投げられた。
そして私はしばらくの間、人間に擬態して沢山歩き続けた。 - 6二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 21:36:22
私の持った魔法の影響なのか、魔女の中で私だけ素の状態で日光を浴びることができなかった。日光を浴びると、どろどろと肌が溶けだしていく。焼けるような激しい痛みも伴って。だから、それを避ける為に人間に擬態する能力を得た。
そして旅を続けること二ヶ月ほど。夏が来た。この日の夏は、以上なまでに暑くて。段々と、擬態が解除されていってしまうくらいだった。訳が分からなかった。なんで、熱で擬態が解かれるのか。でも、それ以上に日陰になる場所を探すのが優先事項で。たまたま近くにあった大きな屋敷が影を作ってるところに逃げ込んだ。何とか、手が少し溶けただけで済んだ。
「……危ない。もっと溶けちゃう所だった」
「そこのあなた! その手、どうしましたの!? 」
「あぁ、えっと……気にしないで。大丈夫」
「どう見ても大丈夫じゃありませんわ! ひとまず、我が家へいらしてくださいまし! 」
「……ありがとう」
たまたま近くに、その屋敷の娘と思われる人間がいた。バレてしまうかとも思ったけど、そうじゃなくて私の心配をしてくれただけだった。……良かった。
このまま暫くはここに住まわせてもらおう。 - 7二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 21:45:22
「あなた、お名前は? 」
「……テマリ」
「まぁ、珍しいお名前なんですのね! わたくしはセンナと申します! ……っと。ところで、テマリさんはどうしてあんな所に? 」
「家族に家を追い出されて、私は旅をしてきた。けど、こんな暑い日は初めてだったから、日陰に入らないと死んじゃいそうで」
「まぁ……折角のご家族ですのに、追い出してしまうだなんて。ではテマリさん! わたくしのお屋敷に住む、というのはどうでしょうか! 」
「えっ……いいの? 私のこと何も知らないのに」
「ふふん。わたくし、困っている人がいたら放っておけませんの」
「もし、私が災厄の魔女だったとしても? 」
「その時はその時、ですわ。それにわたくし、災厄の魔女はそんなに悪い人じゃないと思うんですの」
初めて、こんなにも優しい人間にあった。センナは、私が思っているよりもずっと優しい人で。それからすぐに、私が住むためのあれこれをしてくれたり、沢山遊んでくれたり、話してくれたり。すぐに、センナは私の大切な人になっていった。嬉しいことに、センナといる時だけは魔法も落ち着いていた。 - 8二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 21:47:28
まさかここで魔女てまちなの続きが来るとは……
- 9二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 21:49:45
10までksk
- 10二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 21:52:08
ksk
- 11二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 06:02:37
保守
- 12二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 09:45:12
センナ…お嬢様…もしや?
- 13二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 11:28:34
「おはようございます、テマリ様」
「おはよう、カナ。センナは? 」
「センナお嬢様でしたら、いつもの花畑に」
私も、この屋敷になじんできた。奥様と旦那様も、センナのメイドのカナも、何も聞かずに私に優しくしてくれて。嬉しいな。初めて、こんなにたくさん優しくしてもらえた。人間って、こんなにも暖かい生き物だったんだ。
こんな時間が、ずっとずっと続いてくれたらうれしいな - 14二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 18:26:37
「あ、いた。おはよう、センナ」
「おはようございます、テマリさん」
「わぁ……咲いたんだね」
「えぇ。テマリさんが丁寧に、水を与えてくださったおかげですわ」
センナは花が大好きらしく、家の近くにある花畑によく水を与えてやってるんだとか。私はそんなセンナに誘われて、ずっと水を与えてる。私が魔女だからか、花は枯れていってしまうけど。でも、センナは優しいから私のおかげだって、言ってくれる。
「そんな事ないよ。私は花を枯らしちゃってるだけだもん」
「そんな事はないですわ! テマリさんは──」
千奈がそう言いかけた瞬間。空を、カラスの群れが飛行する。風が強くなる。花が次から次へと枯れていく。
「あなたは、シオン……なんで」
「人間界を見ていたら少し気になる存在を見つけましてね。ねぇ、そこの人間」
「わ、わたくし? 」
そして一人の女が現れた。私は、この女を知っている。シオン。魔女だ
突然起こったことに理解ができないまま、千奈がシオンに返事をする。
「随分とテマリさんと仲が良いでは無いですか」
「……はい! テマリさん、とても良い人ですもの」
「ではそんな貴方にひとつ教えてあげましょう。彼女もまた、魔女なんですよ。それも……災厄」 - 15二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 00:05:03
「彼女は災厄の魔女。周囲の人間に永遠と悪夢を見せ続ける疫病神」
「……テマリさんの事を何も知らない癖に、ふざけないでくださいませ! テマリさんが災厄の魔女だったとしましょう。でも、それがなんだって言いますの? テマリさんは、とっても優しいお人ですわ! あなたがたとは違って私達人間を慈しんでいる。お花にだって、愛情を注いでいる。わたくしからしたら、軽々しく人の命もお花の命も奪い取るような、あなた達の方が災厄の魔女ですわ! あなた達とテマリさんを一緒にしないでくださいませ! 」
「……そういうあなたこそ。彼女が私達にどんな被害をもたらしてきたのか、知りもしない癖に。はぁ、呆れるほどに頭が悪いのですね。ですが……まぁ、いいでしょう。後悔しなさい、人間」
それだけ話してって、シオンはすぐに去っていった。
……どう、しよう。言われてしまった。千奈に、知られてしまった。私が災厄の魔女であることを。やだ。嫌だ、嫌われたくない。
「テマリさん。ひとまず中へ、戻りましょう。その綺麗なお肌が溶けてしまいますわ。お花は……きっと、二人でお水を与えていたら直ぐに元通りになりますわ」
「……うん」 - 16二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 06:02:34
ほし
- 17二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 10:47:03
ほしゅ
- 18二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 17:21:04
センナの手を取って、屋敷へと戻る。なんでだろう。震えが、吐き気が止まらない。怖い。嫌だ。お願い。嫌わないで。
「テマリさん」
「な、に……」
「一人で、よく頑張りましたわね。とても、辛かったでしょう? 」
「……え? 」
思っていたものと、違った。センナは私を優しく抱きしめてくれている。こんなこと、初めてだった。普通ならきっと、私を追い出して拘束して焼き殺したりするはずなのに。
「おうちが無い、というのはそういう事でしたのね。……良かったですわ、あなたと出会えて」
「なん、で……拒まないの? 私、未曾有の厄災とも言われてるんだよ? センナ達だって、きっと簡単に殺せちゃうんだよ? 」
「あなたはそんなことをする人じゃありませんわ。あなたは魔女でも、とても優しい魔女です。魔法がどう、異名がどうだなんて関係ありませんわ。現に、わたくし達はあなたと一週間何事もなく過ごせていますし。あなたはお花も、必死に愛でて咲かせようとしてくださってますもの」
「センナは……本当に、お人好しだね」
「あなたがいい人だから、ですわ」 - 19二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 21:52:56
「あと、それから……カナ、いるんだよね」
「気づかれていましたか」
多分、戻ってきてすぐ。カナが、ドアの前で話を聞いていた。私は魔女だから、誰がどこにいるのかなんて嫌でもわかってしまう。
「カナ……あの! テマリさんは、決して悪い魔女では」
「ええ、存じておりますよ、お嬢様。彼女は決して、悪い魔女ではないということ。ですから私も何かするつもりはありません。本当に悪い魔女は、もう知っていますから」
「……カナは、家族を皆魔女に殺されたんですの。ですから、魔女を酷く恨んでまして」
「ごめん、なさい……」
「どうしてテマリ様が謝られるのですか。あなたは何もしておりませんよ」
……そういえば、前にシオンが言っていた。初めて人を殺すことが出来た、と。じゃあきっと。そういうこと、なんだろう
「でも驚きましたね。災厄の魔女、と呼ばれてるのですからとても冷徹で残忍な者だと思っていたのですが、まさかこんなに可愛くて優しい"人"だったなんて」
「あの。……テマリさん。今夜、わたくしと一緒に寝てくださいませんか? 」
「……ごめん、センナ。それはできないよ」
嫌だ。センナ達だけは、この魔法で傷つけたくない。この呪いに、巻き込みたくない。 - 20二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 06:13:26
ほし
- 21二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 13:15:47
「……それは、ダメ。やだ」
「そうですか。では、わかりましたわ。またいつか、一緒に寝てくださいまし」
「うん」
「テマリ様。やはり、その感じからして魔法は制御ができないタイプなのでしょうか」
「そうだね。この魔法は、私の意思に関係なく発動する。だからみんな、私を忌み子として見てる。今は、きっと偶然おさまってくれてるんだと思う。けど、きっとまた」
「わたくし達のことは気にしないで大丈夫ですわ」
今まで、センナと寝ることは避けてきた。それは、私の魔法は勝手に発動してしまうものだから。近くにいるだけでもかなりの確率で発動するし、触って寝ようものなら問答無用。だから、私は一人の部屋で寝ていた。
「でもまぁ、まだ一週間ですからね。もし気が変わったりしたら、お嬢様と寝てあげてください」
「うん、ありがとうカナ。私、もう寝るね。カナ、センナ、おやすみ」
「はい! おやすみなさいませ、ですわ! 」 - 22二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 18:42:20
私はまたいつも通り一人きりの部屋で、いつものようにドアも全部閉めて眠った。……けど、魔法が、発動してしまった。よりによって、センナとカナだけに。
この魔法が発動したら、私もその人が見ている夢を見ることになる。センナもカナも、酷かった。
センナは絶えず繰り返し目の前で私と、それからカナが死んでしまう夢。とても見ていて、気分の良いものじゃなかった。センナがそれを見ていることと、それから段々と目に見えて大きくセンナの元気が無くなっていくことが言葉にできないほど辛かった。
カナは、話してくれた昔の夢。母を、父を、妹を、魔女……シオンになぶり殺しにされ、自分だけ生かされて。カナの気持ちがわかった。私も、少し憎らしいと思った。
私、どうしよう。もうここにはいられないな - 23二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 23:37:46
「今、なら……」
目が覚めた。時計を見ると、三時を指していた。今なら、抜け出せると思う。もうちょっと、一緒にいたかったのにな。やっと初めて、私に優しくしてくれる人間に出逢えたのに。
「テマリさん」
そっと、屋敷を出ようとした時。後ろから、声をかけられる。センナだ。まさか、起きていたなんて。でも。今の私に、センナと話す資格なんてない。だから、無視して早く出よう。
「テマリさんっ! 」
「センナ……」
無視、しようとしたけど、できなかった。センナが、走って私の方に抱きついてきたから。私は驚いた。あんな夢を見せてしまったんだ。きっと、嫌われると思った。遠ざけられると思った。なのに。
なんで、センナは私を止めてるんだろう
「どこへ、行かれるのですか? 」
「……出てく。あれが、私の魔法だよ。私が災厄の魔女って呼ばれてる理由。あんなものをずっと見続けるだなんて嫌でしょ? 」
「あんなもの……テマリさん、わかるのですか? 私が見ていた夢が」
「私の魔法が発動した時、私は魔法にかかった人の夢を見る。だから知ってる。センナが見た悪夢は」
私を離さないように、って強く抱いていたセンナの力が途端に弱く、優しくなる。今なら簡単に解けるのに。解きたく、ない。もう少しだけ、抱きしめられていたい。 - 24二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 06:22:09
ほしゅ
- 25二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 13:22:37
「でしたら、わたくしに辛いという資格なんてありませんわ。いちばん辛いのは、テマリさんなのですから」
「センナ.....なんで? なんでそこまで優しくしてくれるの? 」
「テマリさんが、好きだから。貴方を、恋い慕っているから。なんて、理由になりませんか? 」
.....そんなこと言われるなんて、思ってなかった。でも、とても嬉しい。私も、センナに恋をしていたから。
「そっ、か。ありがと。私も、センナが大好き」
「テマリさん」
「なに? 」
「わたくしが、必ず幸せにしてみせますわ」
「もう、幸せだよ」
それからセンナは、私と一緒に寝るようになった。私が拒んでも拒んでもくっついてくるから、いつも折れて一緒に寝ていた。センナは、私の魔法を、私の呪いを受け止めてくれた。
魔女と人間でも幸せを作れるんだって知った。 - 26二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 19:09:46
でも、確かに日に日にセンナがボロボロになっていってるのもわかった。それにつれて、私も拒むことができなくなっていた。センナと一緒に寝れると、心が安らぐから。それが例え悪夢だったとしても、センナがそばに居てくれればどうでもいいから。
そうして、一年くらいが経った時のことだった。
「あれ。センナがいない」
朝起きた時、センナがそばにいなかった。不安になった。私を残してどこかに行ってしまったのか。そんな考えが頭の中を埋め尽くす。けど、ひとまずセンナを探してみることにした。
「……センナの部屋か。良かった」
焦っていて忘れてたけど。私は魔女だから、誰がどこにいるのかは何となくで把握できる。センナは、センナの部屋にいるみたい。一人で寝たくなったのかな?
「セン……ナ? 」
センナの部屋の扉を開ける。そこには、確かにセンナがいた。けど。首を吊って、満面の笑みで死んでいる。 - 27二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 19:23:21
「ゔっ……」
状況は、すぐに理解できた。すぐにわかってしまった。途端に、とてつもなく強烈な吐き気に襲われて。私は、その場に嘔吐してしまった。
魔女の嘔吐物は人間とは違って、血だ。手が、床が、服が、真っ赤に染まる。嫌だ、信じられない……なんで? なんで、センナは死んだ?
「紙」
センナのすぐ近くに、一枚の紙が落ちていた。それを拾い上げて、文字を読む。そこには、『これは夢? それとも現実? 』と、書かれていた。全て、察してしまった。私のせいだ。私の呪いが、何回も何回も夢の中でセンナを殺すから。だから、センナは現実と夢の区別ができなくなってしまったんだ。
「お嬢さ、ま……? 」
カナが、来てしまった。カナに見られてしまった。
全てが、どうでも良くなった。
「カナ」
「……なんでしょうか」
「私、魔女だったよ。あなたが憎んでる」
それだけ、カナに告げてゆっくりと外に向かって歩いていく。少しずつ、擬態を解いて言って。ゆっくり、ゆっくり、太陽に照らされて体が溶けていく。
こんな終わり方も……ありか。 - 28二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 19:41:17
「懐かしい、夢を見たな」
少し早くに目が覚めた。時計は四時を指している。これは、私の前世の夢。喉が渇いたな。下に行こう。
「……手毬さんっ」
「千奈、起きてたんだ」
「あの夢は、一体? 」
「あれは、私の前世だよ。私は一度、魔法のせいで恋人を殺したことがある」
「そう、だったんですのね。……手毬さん。わたくしと寝るの、もう嫌ですか? 」
下に行くと、千奈がいた。そういえば、なんかおかしいと思ったらそばに千奈が居なかったんだ。紅茶を淹れていたし、千奈も喉が渇いたのかな。
「嫌なわけないよ。でも……怖い」
「大丈夫ですわ、手毬さん。わたくしは、必ずおひとりにしません。お約束、いたしますわ」
「千奈は……苦しくない? 」
「ええ、もちろんですとも。最近は全く悪夢なんてありませんもの。手毬さんと出会ってからのあれこれや、アイドルとしての日々。繰り返し見る篠澤さん達のライブ……むしろ、幸せな夢ばかりですわ」
「そっか。なら、良かった。……千奈」
「はい、なんでしょう? 」
「愛してるよ。これからも、よろしくね」
「もちろんですわ! 」
fin - 29二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 19:44:49
- 30二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 19:45:41
まさかのまりちゃん連続