ここだけ悪魔の住む東京　第144章

ん、ん…ふう
【表東京の入り組んだ裏路地にてぼろきれをまとったペストマスクが身体を伸ばした】
今日も患者さん、多かったなあ
【患者さん…というのはこの辺りのホームレスの事だ
たまに夜の職のものや表には出れない者、難病を抱えた者や貧乏人なども来るが
まともな外見ではないし悪魔のため身分もない彼女はかくまわれるお礼としてホームレスに治療を施している、対価が無くてもそうしたかもしれないが…】

>>99

99ローブ25/09/11(木) 21:58:42

>>98

アンタ、そこで何やってるんだ？

【黄色いコートを身につけた少年が貴方に声をかける】

【どうやらデビルマスターのようだ】

>>100

100病魔の導き手25/09/11(木) 22:02:40

>>99

あら？患者さん…ではなさそうですね

【首を傾げながら見やれば…気が付く】

って、デビルサマナー！？ど、どうしましょう、わたくし契約はお断りしているのですが…

いえ、そもそも警戒されているような………？

【あわあわとしているが攻撃の意思は見えない】

>>101

101ローブ25/09/11(木) 22:04:19

>>100

ああいや珍しい顔でさ

攻撃する気も危害を加える気もないよ

【両手を上げて攻撃する気がない事を示す】

患者って…アンタはお医者さんなのか？

>>102

102病魔の導き手25/09/11(木) 22:10:07

>>101

ほっ…荒事になっていたら泣いてしまう所でした…

【胸をなでおろす悪魔、そして問われれば】

ええ、お医者様の真似事を少し

わたくしたち魔法を使えるでしょう？

せっかく誰かを助けれる力があるのなら誰かのために扱いたいな、と

【嘘偽りなく言い切った】

>>103

103ローブ25/09/11(木) 22:15:09

>>102

いやいや、そこまで良い奴なんだ

逆に俺が守ってみせるよ

【貴女の精神性に思わず嬉しくなったように笑う】

そのさ、病気は誰のものでも診てもらえるのか？

だったら頼みがあるんだ

お礼も沢山払う

【少し遠慮がちだった顔を真っ直ぐに貴女に向ける】

病気で酷い状態の子供がいるんだ

根本は倒したんだがまだ傷は癒えちゃいない

助けてあげられないか？

【深々と頭を下げた】

>>104

104病魔の導き手25/09/11(木) 22:19:22

>>103

あら、まあ………お顔を上げてくださいませ、わたくしは誰かの助けが生きがいなだけの悪魔です

お礼も求めません、しかし誰の物であろうと…そこにある思いが清く正しい物ならお受けいたしますわ

【マスク越しの黒いヤギの目があなたの目を見つめる】

むしろわたくしから頼ませてもらいます

その子の元へお連れくださいませ、助けが必要な方に＿＿＿癒しの手を

>>105

105ローブ25/09/11(木) 22:24:28

>>104

【その思いにもう一度嬉しくなる】

ありがとう、アンタって本当に最高なやつなんだな

連れて行くのは待って欲しいんだ

その子は体力が無くてさ、今の時間は寝なくちゃ倒れちゃうんだ

連れて行くのは明日の夕方ごろでも良いか？

【申し訳なさそうに尋ねる】

それかウチのネストに泊まってくってでもあるが…

どうしようか？

>>106

106病魔の導き手25/09/11(木) 22:28:45

>>105

あら…体力の維持は大切ですわね

それでは明日の夕方にまたお越しくださいませ

傍にて待機したいのはやまやまですが…この街は意外と、悪魔の手も借りなければならない患者様が多くいらっしゃり、そしてその方々は朝に歩けぬ夜の住民ですから………

【そう言って頭を下げる悪魔】

>>107

107ローブ25/09/11(木) 22:31:31

>>106

そっか…じゃあ

前払いだ

【宝石の沢山入った袋を差し出す】

これ、金に替えるなりして使ってくれよ

返品は受け付けてないぜ！明日またここに来るそれじゃあな

サンキューな！

【それだけ押し付けて返品させないようにと素早さ帰って行った】

>>108

108病魔の導き手25/09/11(木) 22:33:50

>>107

え、え！？

こ、困ります！え、えええっ！？

【アワアワとする声が路地裏に響くのが聞こえるだろう】

こんなに沢山いただくようなことはしていませんのに………明日お返ししなければ………

109ローブ25/09/12(金) 18:24:49

【裏東京の探索を進めている】
なんでも屋みたいな物始めたが結構仕事もらえるんだよな
飛び込み営業みたいな形ではあるが
【少し嫌そうな顔をしながら】
それだけ治安の悪い場所ではあるんだよな…

110病魔の導き手25/09/12(金) 18:37:53

＿＿＿＿ふう
それではおばあちゃん、気を付けてくださいね？
【大荷物を持ったおばあちゃんを目にし荷運びを手伝っていたらしい
家の前で老婆に別れを告げて裏路地へと入っていった】

>>111

111ローブ25/09/12(金) 18:39:25

>>110

もしかして昨日の悪魔か？良かった…

見つけられた

【貴女の顔を見て安心したような表情をする】

もしかして仕事中だったか？

>>112

112病魔の導き手25/09/12(金) 18:42:35

>>111

あら…昨日の

いいえ、ちょうどいまお手伝いが終わったところです

【マスクの下で微笑みを浮かべながら宝石の入った袋を取り出した】

こちら、ひとまずお返しいたしますね？

お礼を受け取るにしてもわたくし、まだ何もしていないですし…

>>113

113ローブ25/09/12(金) 18:46:45

>>112

悪いな

そいつは受け取れない

【ニヤッと悪い顔をする】

こっちは仕事としても頼んでるんだ

対価が発生しない仕事なんて不安になっちまうんだよ

アンタの善性は疑っちゃいないがな

【悪びれるように言う】

ごめんな

………そんだけ重要な話なんだ

それにこれはアンタの責任でもあるんだぜ？

こんだけ受け取ったなら逃げる訳にはいかないってな

【かなり意地悪な言い方をして貴女に宝石を押し付ける】

>>114

114病魔の導き手25/09/12(金) 18:51:19

>>113

逃げはしませんし、仕事のつもりもありません

わたくしはただの悪魔であり、人々を助けることを生きがいとしてるだけの存在です

ですが…あなたがそれで安心できるというのであれば、預からせていただきます

【偽りなき信念の言葉

悪魔らしくなく＿＿ある意味では最も悪魔らしい

己の「在り方」に素直に生きる者の言葉だった】

それではその患者様の元への案内をお願いしてもよろしいでしょうか？

苦しみは、一刻でも早く取り除いた方がいいでしょうから

>>115

115ローブ25/09/12(金) 18:53:48

>>114

ああ、頼むよ

それとごめんな、悪く言う気は無かったんだ

【申し訳なさそうにした後に道を案内しネストの近くまでやってくる】

ここだ

【そう言って悪魔も人も居ない路地裏に入りマンホールの蓋を開ける】

ついて来てくれ

【綺麗にされているハシゴがそこに続いていた】

>>116

116病魔の導き手25/09/12(金) 18:59:53

>>115

悪く…？

いえ、大丈夫ですわ？

【きょとんとしつつ梯子を下りていく

その様子から見てあまり運動能力は高くなさそうだ】

それにしても、このような秘密の入り口をわたくしに開示してよろしいのですか？

>>117

117ローブ25/09/12(金) 19:02:21

>>116

ここから病人を出す訳にもいかないしな

言わないでくれると嬉しいぜ！

【貴女の善性を信じて甘え出した】

【下水道管の中を歩くも変な匂いはしない、そもそも水が通っていないようだ】

【いくつか道を曲がっていくと厳重そうな扉が見えた】

あそこだよ

今開けてくる、待っててくれ

>>118 >>119

118ローブ25/09/12(金) 19:07:14

>>117

【中の人物に声をかけるとギイ、ギイとハンドルを回す音がしたあとに程なくしてドアが開いた】

【中から老人の顔が見えると黄色コートの少年は声を掛けた】

傷を診てくれるって悪魔なんだ

由依のとこに案内するんだ

【老人と仲が良さそうに会話した後、程なくして貴女のは室内に通されるだろう】

>>119

119病魔の導き手25/09/12(金) 19:10:29

>>117

………ええ、分かりました

（＿＿まるで、ペストのようですわね）

【下水道のような、その「収容所」を前に彼女はそんなことを考えていた

どこか既視感でも持っているのだろうか】

>>118

お邪魔いたします、このような悪魔です＿＿なにか粗相がありましたらすぐに退出いたしますわ？

ご安心くださいませ

【そう言って頭を下げ、中に入っていく

＿＿これが罠である可能性は考えてはいる、それでも患者がいるかもしれないなら彼女は進む】

>>120

120ローブ25/09/12(金) 19:41:29

>>119

【広間の扉を開けると沢山の子供達が遊んでいた】

『あーちゃんおかえり、お土産は？』「そのお姉さんもお友達の人〜？」『すげえ！その顔のやつかっこいい！！』「そ、その人の悪魔なの？でもあの人達みたいに優しい悪魔さんだったりするのかな…？」

【貴女の物珍しさに10数名の子供達が集まり出した】

はいはい、この人はお手伝いで来てくれた人だから邪魔しないようにな

…由依を診てもらうんだ

>>122

121ナイファー25/09/12(金) 19:45:54

へー、裏なら証拠が残らないからってこんなことしてたんだー……
【少々……というより太ましい男を前にしゃがみ込みながらナイフを指で回す】
【近くには少女の裸体写真……というにはおぞましいものが燃えながら散らばっていた】

まー、君が何しようかどうでもいいが……目をつけられたのが痛手だったね
【ナイフをぽーいと上に投げ捨てる。重力に従って刃を下に落ちてきて男の首に突き刺さる】

んー……さて帰ろうか

122病魔の導き手25/09/12(金) 19:55:53

>>120

あらあら…皆さん、こんばんわ

ええ、悪魔です＿＿今日は治療をしにやってきましたの

【丁寧に子供たちに対応する

恰好は悪魔だが、対応はまともだ】

元気で可愛らしい子供たちで、なんだかこちらが元気をもらってしまいますね

【そう言って微笑みつつ…そんなに酷いのか、とアイコンタクトを飛ばす】

>>123

123ローブ25/09/12(金) 20:04:46

>>122

【それを受けて少し自信なく頷く】

ついて来てくれ、奥の部屋なんだ

【子供達の遊び場を抜けて奥の部屋へ向かうと僅かに薬の匂いが漂って来た】

【少年が声をかけてドアを開けるとそこには】

【小さく、顔色の悪い女の子がいた】

ただいま

由依

『おかえり、なさい』

『あーちゃん』

【貴女に声をかける】

これでも大分良くなったんだ、病気の根本はなんとか出来てな

ただ体の回復が出来ちゃいない

>>124

124病魔の導き手25/09/12(金) 20:17:00

>>123

＿＿＿これは

こんばんは、由依ちゃん

わたくしはブレッシング、あなたの回復のお手伝いに来たの

よろしくね？

【優しく声を駆けつつ具体的な症状を紐解いていく

主に病の残り具合や体の衰弱の種類などだ】

>>125

125由依25/09/12(金) 21:02:51

>>124

コホン、コホン…

うん、お姉さん

よろしく、ね

【今にも消えいりそうな様子の少女が貴女に答える】

【身体を診てみると治り出してはいるものの骨や肉に影響が起き穴だらけになっているように見えた】

>>126

126病魔の導き手25/09/12(金) 21:05:06

>>125

＿＿物理的な欠損が激しい

直ぐ処置に移っても？

【杖を握りしめ、ローブを見やる】

>>127

127ローブ25/09/12(金) 21:09:38

>>126

ああ、頼むよ

…治せる限りで構わないから

【祈るように貴女に言う】

『お願い、しますね』

【由依も貴女に頭を下げた】

>>128

128病魔の導き手25/09/12(金) 21:16:37

>>127

それでは＿＿＿処置を始めます

【周囲が光り輝き、闇に包まれる

「光」と「闇」、相反する魔力を彼女は扱いながら蹄の指先で由依の体に触れる

＿＿変化は速い、由依の体が次第に熱くなり音を伴って内側で膨れ上がり始めた

痛みはある、けれどどこか、空白が埋まるような感覚があふれ出すだろう】

先ずは簡易的な回復魔法、よくある欠損を治すものですが＿＿これだけではまだ終われません

>>129

129ローブ&由依25/09/12(金) 21:19:08

>>128

『ふううう…はぁ…』

『ふう…、ふう…』

【回復魔法が施され、処置の影響か少し痛みが走るがそれも我慢出来るほどだった】

『お姉さん、続き、受けられますか…？』

【吐息を溢しながら尋ねる】

【その様子をローブは辛そうな目で見ていた】

>>130

130病魔の導き手25/09/12(金) 21:27:56

>>129

ええ、もちろん

いいですか、由依ちゃん…魔法による肉体の回復と言うのは、結局詰め物なの

偽物のお肉だから負担がかかるし、普通に寝てるだけでたっくさんお腹も減っちゃうし身体も負担がかかっちゃう…だからこそ

【悪魔が呪文を唱え、魔法陣を展開した

魔法陣から出したのは＿＿＿大量の食事だった】

今の由依ちゃんにはあえて未熟な回復で身体を埋めてるの

だからお腹もすいちゃうし食べてもまた飢えてしまうけど＿＿＿食べるほど、正真正銘の「あなたの身体」で空いた穴が治るわ

食べるときの負担や補助はわたくしに任せて、魔法でサポートしてあげるから

………辛いだろうけど、わたくしを信じて

【まっすぐ、目を見つめた】

>>131

131由依25/09/12(金) 21:51:55

>>130

『うん、ありがとう』

【色々と言いたい事、不安、苦しみ】

【沢山あったそれよりも】

【彼女は貴女に対して感謝の言葉をのべる】

【子供故の純粋さだけではない、元々から誰かに感謝出来る子なのだろう】

【貴女に万感の意を込めて、助けてもらった礼を言う】

『ありがとう、私、頑張るから』

>>132

132病魔の導き手25/09/12(金) 21:56:28

>>131

＿＿偉いね、良い子だ

【そう言いながら、まずはパンを差し出して】

この治療法は、ある種の儀式でもあるの

人は死に近づくと何も食べれなくなる、食を拒む、そして衰弱する………なら

【食事をとるということはつまり、生きることに他ならない】

それじゃあ…召し上がれ

空虚な偽物の肉体を、どうか

あなたの血肉に変換しきれますように

>>133 >>134

133由依25/09/12(金) 22:05:55

>>132

『ありがとう、ございます』

【彼女に出来る精一杯の笑みで貴女を見て】

【心配そうなローブに対して安心させるように微笑んだ】

『私、頑張るからね』

『今までだって出来たんだから、今回もきっと大丈夫だよ』

【辛さはある、痛みもある】

【しかし彼女は誰よりも気丈に笑って見せた】

>>135

134由依25/09/12(金) 22:10:16

>>132

【細く頼りない指でパンを千切り、小さな口で咀嚼する】

【多くは食べられない彼女だが貴女に差し出されたそれは最後まで食べ切ろうと何度も千切り、口に運んだ】

>>135

135病魔の導き手25/09/12(金) 22:12:54

>>133

>>134

【＿＿＿食事を食べていけば、徐々に身体が満たされていくことだろう

しかし、のみこむとずくんと胸が高鳴る、いや＿＿

空腹が、飢えが襲い掛かる

食べても食べても満ちないほどの飢えで、それは差し出される普段より何倍もある食事を飲み込んでも満たされないほどの物

だが………食うほどに、穴が修復される

「彼女の身体」が戻ってくる】

>>136

136由依25/09/12(金) 22:18:27

>>135

【食の細く、体の弱い彼女にとって食事は苦痛になる】

【咳のしすぎで喉が焼けたのか嚥下する際に痛みが走り顎が動き過ぎれば顔が痛くなる】

【それでも彼女は食べる、もう決して仲間達を心配させない為に無理をしてでも食事を続ける】

【回復する様子をローブは見て、確かな効果に嬉しくなるも辛そうな少女を心から応援する】

【大声を上げる事はしないし邪魔もしたくない、身体に触れれば痛みが走る事が分かっている】

【故に優しく見守る、頑張り過ぎなくて良いからなという言葉をグッと飲み込んだ】

>>137

137病魔の導き手25/09/12(金) 22:23:10

>>136

＿＿＿大丈夫

生きることも、食べることも…辛いことじゃない

【不思議なこと、あるいは必然的なことだったかもしれない

苦痛の最中食べていくうちに、次第に痛みが和らいでいく

味が分かる、触感を感じる余裕もある、肉や硬い野菜を食べても痛くはない

少しづつ、少しづつ＿＿＿そんな風に、変化していく

かつての、元気だったころと同じように】

>>138

138由依25/09/12(金) 22:28:57

>>137

【その言葉に、彼女は暖かな気持ちになった】

【食べる事も、息をする事も大切な人達から奪う嫌な行いだと思っていた】

【それでも】

【体が癒える、痛みが引いていく】

【貴女に、世界にそれを認めれもらえたように感じて嬉しくなる】

『うん…、うん…』

『そうだね』

『生きるって…凄いね』

【その声に力が灯る、思いが溢れる】

【処理の出来ない幸せな感情が瞳から溢れ、彼女は思わず涙を流した】

>>139

139病魔の導き手25/09/12(金) 22:39:07

>>138

………ええ

【そっと、悪魔は少女を抱きしめた

気が付けば食事は空っぽ…「完食」したのだ】

生きることは、素晴らしくて

誰だって認められる＿＿＿当然の権利だもの

頑張って完食、できたね

【胸を張って言えるだろう

由依の身体は正真正銘、由依の物になっていた

穴だらけでも、病にも犯されていない

………たった一人だけの、綺麗な身体に】

>>140

140由依&ローブ25/09/12(金) 22:52:54

>>139

【無抵抗で抱きしめられる】

『お姉さん、ありがとう』

【弱々しくも確かな声で貴女に答えた】

由依…、由依…！

【ローブも思わず涙ぐんで彼女の側に寄る】

【壊れ物を触るような手付きで彼女の手をとって、そこに流れる命の脈動に思わず目が潤んだ】

【ローブが貴女に顔を向ける】

ありがとう、本当にありがとう

薬師との連絡が取れなくなってさ

まさかこんなにも早く良くなるなんて、思わなかったんだ…

いつも、辛そうでさ…

【声が震える、こちらは無理矢理にでも感情を堪える】

>>141

141病魔の導き手25/09/12(金) 22:56:04

>>140

二人ともどうか、感情を抑えないで

抑え込むのは毒ですし＿＿なによりも、彼女が回復したならば

辛いことが終わったなら………まずは、感情を表に出して、喜びましょう？

感謝はその後でもいい…だからどうか

【悪魔はペストマスクを脱いで、心の底からの微笑みを浮かべた】

祝いましょう？これからの、幸せを

>>142

142由依&ローブ25/09/12(金) 23:05:05

>>141

『うん、うん…！』

ああ、そうだな

【2人とも涙ながらに手を取り合って喜ぶ】

【苦しいも辛いも沢山あったがようやく】

【ようやく終われた気がした】

ありがとう由依、生きててくれて

『ありがとうあーちゃん、見捨てないでいてくれて』

【互いに酷い顔をしていたが2人とも心からの喜びを露わにしていた】

『お姉さんも』

【少女はもう一度貴女に手を伸ばす、礼と感謝を伝える為に再度抱きしめ会いたいようだ】

>>143

143病魔の導き手25/09/12(金) 23:11:15

>>142

いえ………わたくしは離れなければなりません

【悲しげに微笑みながら悪魔は言う】

何故ならばわたくしはこの世で最も人のやさしさと医療、生と死に密接であり

治療を知り、医学の失敗を知り、医術の成功を知る者＿＿＿『最も優しさと熱意に触れてきた人類の敵』

＿＿＿＿＿「病魔」だからです

治療が終わったなら病は去る………それをもってして、本当にこの治療と言う儀式は完了するのですから

【少なくとも「医者」の証であるマスクを脱いだ今………彼女は、討伐されるべき「悪」に他ならなかった

いままで彼女を苦しめた病という概念だからこそ…その元を去って、治療は完了される】

>>144

144ローブ25/09/12(金) 23:15:51

>>143

そうか…それがアンタの生き方なんだな

【それを尊重したいと思えた】

ありがとう

改めてアンタに会えて力を借りて

本当に良かったよ

【晴れやかな顔で深々と頭を下げた】

>>145

145病魔の導き手25/09/12(金) 23:21:22

>>144

病に頭を下げないでくださいませ、それに＿＿＿人を癒す優しさこそ

誰かを助けたいという感情こそが「医術」ならばこそ

【杖をかつこつと突きながら扉へと進んでいく】

＿＿＿そして病の悪魔を前にしたなら、大切な人を苦しめた概念があるなら

あなた様がすることは………一つでしょう？

【彼女は通ってきた道に杖を掲げた】

病魔は退治され、追い出されるのみですから

>>146

146ローブ25/09/12(金) 23:28:14

>>145

そうだな、外に追い出しますか

送っていくよ

ついて来てくれ

【貴女を先導してネストから連れ出そうとする】

>>147

147病魔の導き手25/09/12(金) 23:31:10

>>146

ええ、お願いいたします

【頭を下げてついていく

＿＿＿ここでふと思うかもしれない

「病」に報酬を支払うのは概念的におかしいことで不自然

………この悪魔は、最初から報酬を…】

>>148

148ローブ25/09/12(金) 23:38:22

>>147

アンタが悪だって言うのならさ

【静かに告げる】

命を奪って明日を生きる俺達だって悪なんだ

同じ悪同士、仲良くして欲しい

【片手を差し出す】

【彼に貴女の細かい所は分からないし恩人を詮索する気もない】

病魔との付き合いは慣れてるつもりだ

こんなにも優しく頼りになる病魔ならむしろ大歓迎だぜ

【そう言って笑って見せた】

>>149

149病魔の導き手25/09/12(金) 23:41:52

>>148

＿＿＿＿＿＿

…全く

【ふふ、と彼女は笑った

今まで見せたことが無い笑みだった】

デビルマスターと言う方々はやはり、変わった方が多いんですから

【ゆったりと、彼女はその手を握った】

>>150

150ローブ25/09/12(金) 23:47:05

>>149

改めて、よろしくな

俺はAA(エーツー)とでも呼んでくれ

【最高に明るい笑顔で貴女の手を握る】

【ある程度手を取り合えたのなら彼は貴女を外に案内するだろう】

>>151

151病魔の導き手25/09/12(金) 23:50:49

>>150

ブレッシングと申します

人類最古の、病の名前です

＿＿ええ、よろしくお願いしますね、AAさん

【導かれるままに歩いていく

どこか、微笑みを強くさせて】

>>152

152ローブ25/09/12(金) 23:53:30

>>151

よろしくなブレッシング

そう言えばアンタ

ヒヒイロカネって場所に行った事はあるか？

ここら辺のマスターが集まるネストなんだが

>>153

153病魔の導き手25/09/12(金) 23:56:41

>>152

いえ…

【首を振る病魔】

わたくしはあまりデビルマスターの方と接触はしない方ですから

困っている人々や悪魔さんを助けるくらいのことしかいたしませんし、契約も求めたことが無いので…

>>154

154ローブ25/09/13(土) 00:00:51

>>153

じゃあさ、案内するよ

そこは無理に契約を求める場所じゃないし人も集まるから情報も仕入れやすいはずさ

何より便利だ

>>155

155病魔の導き手25/09/13(土) 00:04:50

>>154

ふむ…？

それではお言葉に甘えさせていただきます

とはいえど、今日はもう夜も更けていますので患者さんを待たねばいけませんが…

>>156

156ローブ25/09/13(土) 00:06:28

>>155

だったら…また今度、だな！

【病魔と名乗った貴女ともう一度会う約束をした】

送って良い所まで送るよ大丈夫か？

>>157

157病魔の導き手25/09/13(土) 00:08:52

>>156

ええ、よろしくお願いします

＿＿＿また今度、約束ですね

【そう、彼女は笑った】

158ローブ25/09/13(土) 09:50:22

【ネストに住む男の子と手を繋いだ状態で外を歩いていた】
何度も言うが離れるなよ〜
普通に死ぬからな
「はーい」

159小柄シスターの理世25/09/13(土) 16:49:41

…よっ…と

…ここはこんな感じでいいかな…

【理世はヒヒイロカネの掃除をしている】

160斬真25/09/13(土) 17:16:03

【ヒヒイロカネの奥から背筋を伸ばしながら出てくる】
たまにはこうやってゆっくりしないとな……

>>161

161小柄シスターの理世25/09/13(土) 17:19:13

>>160

あ、斬真さん　こんにちは

休みは必要ですもんね…

>>162

162斬真25/09/13(土) 17:21:42

>>161

理世も元気そうで……

こうやって休めるのも、ここがある程度安定しているからだな

そう言うば大神の方は……今日は外か？

>>163

163小柄シスターの理世25/09/13(土) 17:26:34

>>162

そうですね…

また特訓に行くとか言って外に出てました

…大神さん、意外とストイックなところもあるのかもしれませんね

>>164

164斬真25/09/13(土) 17:53:12

>>163

そうだな……大神は真面目だし、よく鍛えている

だからこそ信頼できるし頼りになるんだ

【そう言いつつ箱を取り出した】

>>165

165小柄シスターの理世25/09/13(土) 17:56:39

>>164

そうですね…

不良っぽいようで意外と真面目なところも…って、あれ？

斬真さん、その箱は？

>>166

166斬真25/09/13(土) 17:59:29

>>165

ああ、新しい首輪を手に入れたから大神に付けてもらおうかと思ったんだがな……

【どうやら少し変わった首輪のようで、何やら機械的な見た目のようだ】

>>168

167ローブ25/09/13(土) 18:22:30

ちわーす
【ヒヒイロカネのと扉を開ける】

>>168

168小柄シスターの理世25/09/13(土) 18:26:53

>>166

…な、なるほど…？

……なんかメカメカしいですね…　これは一体…？

>>167

って、あっ

エーツーさんいらっしゃいませ～

…ふふっ、この前話した件…ですか？

>>169 >>170

169ローブ25/09/13(土) 18:28:17

>>168

ごめん、遅れた

時間大丈夫か？

【少しだけいつもより綺麗めな格好をしていた】

>>171

170斬真25/09/13(土) 18:29:07

>>168

これは仕掛けありの首輪でな……振動機能だとか、自動で長さを調整する機能とか……まあ色々ついているものだ

普段使いはしないがな……

>>171 >>172

171小柄シスターの理世25/09/13(土) 18:30:36

>>169

は、はい…！

大丈夫です…　ちょっとお着替えはしなきゃですけど…

>>170

振動…？　長さ…？？

…な、なんか凄いんですね…？

【そういう知識はあまりない理世なのであった】

>>172 >>173

172ローブ25/09/13(土) 18:31:47

>>170

ああ、斬真さん

こんにちは

………大神への首輪の話しですかね？

>>171

そのままでも良いと思うけど着替えるなら全然待つよ？

>>173 >>175

173斬真25/09/13(土) 18:33:04

>>171

……まああまり詳しくなくても大丈夫なものだな、こういうのは

【詳しく説明するのも気まずいと思い】

>>172

ああ、こんにちは！

そうだな、新しい首輪を手に入れたから試そうかと思っていたんだが……

>>174 >>175

174ローブ25/09/13(土) 18:37:01

>>173

【そういや首輪って言っちゃったけどチョーカーってオシャレアイテムだったんだっけ？】

【……オシャレアイテムってそんな機能付けるもんなのか？と頭に浮かぶが】

まあ、カッコよくて良いですぜ！

【最後には思考停止してあまり深い考えに至らない】

>>178

175小柄シスターの理世25/09/13(土) 18:38:42

>>172

そ、そうですね

エーツーさんがせっかくおしゃれしてきてるんですし…私もそうしたくて…えへへ

>>173

……？？？

よくわからないですけど…まぁ、沢山機能があるなら…大神さんも喜びそうですね

（首輪に機能…　うーん…？　うーん…？？？）

と、とりあえず一旦お洋服着替えてきますので…

少し待っててくださいね…

>>176 >>178

176ローブ25/09/13(土) 18:40:41

>>175

【嬉しそうに微笑んで】

分かったよ

楽しみにしてる

177冷菓売りのジャックフロスト25/09/13(土) 18:40:54

今日は売上悪いホー
【三輪車のさび落としとかいうまめなメンテナンスをしている雪だるま】

178斬真25/09/13(土) 18:42:21

>>174

【ちょっと気まずくなりつつ】

……そうだ、今日は二人でお出かけって感じだな？

>>175

まあ、これは実際に大神に渡して楽しまないとな……

ああ、そうなれば俺も少し休むとするか

>>179

179ローブ25/09/13(土) 18:45:38

>>178

お出かけ、まあそうですね

デートってやつです

【茶化すように笑って言う】

>>180

180斬真25/09/13(土) 18:51:08

>>179

それは楽しそうだな……

ならば存分に楽しんで来るといい！

(そうか……理世もデートを……)

【感慨深そうに】

>>181

181ローブ25/09/13(土) 18:54:28

>>180

頭を下げて砕き落としましたよ

【冗談めかして言い理世の願望に関しては自分の口から言う事では無いなと秘する】

>>183

182小柄JKの理世25/09/13(土) 18:59:41

あ、あのーエーツーさん
今、着替えたところです

…え、えっと…ど、どうですか？
この前、お店の前に悪魔の行商さんが来て…買った服なんですが…

【シックな色合いの少し大人びた洒落た服装で現れる】

>>184

183斬真25/09/13(土) 19:00:35

>>181

流石だな……まあ、そうなれば俺は見守るだけだ

【ニコニコと嬉しそうだ】

>>186 >>189

184ローブ25/09/13(土) 19:03:00

>>182

【その様子に一瞬意識を奪われて】

うん、似合ってる

綺麗だぜ

【グッドサインを送る】

直ぐに出るか？

>>185

185小柄JKの理世25/09/13(土) 19:06:25

>>184

え、えへへ…そうですか…

…たまにはこういうのもいいかなって　…オシャレするの、あんまりなかったので…似合ってるならとっても良かったです

えーと、もう出ます…かね？

>>186 >>188

186ローブ25/09/13(土) 19:12:54

>>185

そうだな

遊べる場所や眺めの良い場所をいくつか調べて来たんだ

それともまだゆっくりして行くか？

【心配そうに聞く】

>>183

うす、気張ります

【こちらも答える】

>>187 >>188

187小柄シスターの理世25/09/13(土) 19:18:29

>>186

大丈夫ですよ、いつでも

エーツーさんが見つけた場所…どんなところか楽しみです…！

>>188 >>189 >>190

188アスカ25/09/13(土) 19:21:14

>>185

>>186

>>187

みなさんご出発ですか。気をつけて行ってきてくださいねー

>>189 >>190 >>191

189ローブ25/09/13(土) 19:21:44

>>187

おうさ！行こうぜ

【貴女を伴ってヒヒイロカネを出ようとする】

>>183

斬真さん、俺達もそろそろ出ますね！

>>188

店長さん、行って来ます

>>190 >>191 >>192

190斬真25/09/13(土) 19:25:18

ああ、行ってらっしゃい！

どうやら二人でデートみたいだな……

191小柄シスターの理世25/09/13(土) 19:27:09

>>188

>>190

はい！　悪魔に襲われたりしないように…気を付けていきます！

>>189

はい…最初はどんなところに行くのでしょうか？

【少しウキウキとした足取りでヒヒイロカネを出る】

>>192 >>196

192アスカ25/09/13(土) 19:28:32

>>189

>>191

【手を振って見送る】

>>190

おや、デートですか。面白そう？ですかね

【きょとんと首を傾げながら】

>>194

193斬真25/09/13(土) 19:29:03

次スレ

ここだけ悪魔の住む東京　第145章｜あにまん掲示板鏡の向こうに広がる裏の世界――『裏東京』。そこには悪魔たちが住んでいる。近年、悪魔の活発化により表の世界にも怪奇現象が現れ始めた。それに対処するのが、悪魔を狩る・契約する・取り込む者たち――総称して『…bbs.animanch.com

194斬真25/09/13(土) 19:30:21

>>192

ここも東京な訳だし、表の方に行けば色々あるからな……今度一緒に行くか？

>>195

195アスカ25/09/13(土) 19:32:52

>>194

良いのですか？それなら是非とも二人で！

>>197

196ローブ25/09/13(土) 19:32:55

>>191

表の影響を強く受けてるエリアでさ

アトラクションみたいな物があったんだよ

少し遠いんだけどな

197斬真25/09/13(土) 19:36:30

>>195

ああ、それこそ予定が合うなら明日や明後日でも……

どこに行くのかもこれから決めることではあるがな

>>198

198アスカ25/09/13(土) 19:38:01

>>197

それなら…折角ですし斬真さんの行きたい所に連れて行ってください！

>>199

199斬真25/09/13(土) 19:42:16

>>198

それなら分かりやすく遊園地にでも行ってみるか……一人だと行く機会がなかなかなくてな

>>200

200アスカ25/09/13(土) 19:44:04

>>199

わかりました。それでは明日決行しましょう

ここだけ悪魔の住む東京 第144章

ここだけ悪魔の住む東京　第144章