「8番出口…？」（CP閲注）

1二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 19:51:40

マチュ「なにここ、出口間違えた…？」

マチュ「案内表示は…えっと、異変を見逃さないこと、異変を見つけたらすぐに引き返す事……何これ…変なの」
マチュ「早く帰らなきゃ」

2二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 19:52:46

NTは直感的に異変に気付きやすそうだけど、どうなるかな

3二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 19:54:54

歩いて来るおじさん役は誰だろ？

4二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 19:57:09

マチュ「ナンパ男がさっきからずっと向こうから歩いてきてるんだけど……なんか気味悪いなぁ…」

>>7

5二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 19:58:02

（この題材でCP閲覧注意なのか…？）どういう展開になるんだろう
とりあえずおじさんはエグザべくんか

6スレ主25/09/10(水) 20:00:02

CP、閲注はどう転んでも言いように一応予防線を貼って置いただけです…

7二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:02:05

>>4

この顔固定でスタスタ歩いてくるのは確かに怖いわ

8二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:04:39

マチュ「おんなじ所ぐるぐる回ってる気がする…早く帰んないと行けないのに！第一異変って何だよ異変って！！明日もクラバがあるのに…」

9二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:12:35

コツン、コツン、コツン
マチュ「ナンパ男は変わらず歩いてくるし出口は見えないし……異変…異変…特に何も変わってな…い」

（間）

ーーあれ、ナンパ男が通ったらいつもなら、靴音が響くのに…今、足音が聞こえな

私は悪寒がして後ろを振り向いた
そこには笑顔のナンパ男がいて…目の前が真っ暗になった

異変：ナンパ男が後ろにいる

10二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:13:27

普通に怖いやつやめてくれ

11二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:14:08

ガチホラーだ…

12二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:15:50

夢に出そう

13二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:18:57

映画の展開と同じだとするとそのエグザべくんは……

>>16

14二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:18:59

このレスは削除されています

15二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:20:09

マチュ「ハァッッ！！ハァ…ハァ…何なの今の…視界が真っ暗になって、それで…異変ってそうゆう事かよ…何か変わったら…進むなってことかよ…。とりあえずスマホで写真取っておくか…」

16スレ主25/09/10(水) 20:21:25

>>13

映画が面白かったのでスレ立ててしまった！

17二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:21:51

ショタ役とJK役は誰になるんだろ

18二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:22:55

おじさん役ヒゲマンかと思った

19二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:25:47

映画なぞるとしたらシュウジが彼氏になってるのか

20二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:45:33

マチュ「看板よし、排気口よし、扉よし、ナンパ男、ナンパ男歩いてるねよし、とりあえずある程度写真取ったかな…今回は…異変なし！よし！」

マチュ「あ…出口の数字が…1になってる…これで進んでいって出る感じね、早く出て明日のクラバに備えないと…」

21二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:50:24

この状況でもクラバの心配するのはさすがと言える

22二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:54:25

マチュ「よしこれでさっきの写真を確認して…って何これ、」

写真のフォルダは黄色く褪せており画像がはっきりとわからないまるで無意味だと嘲笑うようにフォルダの写真はマチュを見つめていた

マチュ「覚えるしかないのか…やってやろうじゃん、私はさっさとここから出て………」

ーーシュウジと赤いガンダムを逃さなきゃいけないんだから

>>23

23二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:56:19

>>22

タイミングがお労しい‼︎色々とマチュに辛い状況じゃないか

24二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:56:46

時系列あの辺りっすか…マチュのメンタル大分キテるぞこれ。

25二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 20:57:59

マチュのメンタルこわれる

26二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 21:09:54

マチュ「看板よし、扉よし、排気口よし、ナンパ男よし、異常は…ないよね？」

やけに視線を感じる、

マチュ「えっ？ないよね…？ないよね？だったら何この視線…」

そのとき看板達にやけに視線が引き付けられた…
じっと見つめられているような…そんな感覚をマチュが襲った

ギョロっ！

看板が一斉にマチュの方へ視線が向いた
1点たりとも離さないように熱烈な視線がマチュを襲う

マチュ「これは異変、これは異変、落ち着け私引き返せばいい、引き返せば…！！」

マチュは全速力でその場を逃げた

逃げた先には2の文字が浮かび上がっていた

マチュ「ハァッッ…ハァッ…」

マチュ「こんな所で立ち止まるわけにはいかないんだよ…！」

異変：看板の視線

27二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 21:13:24

シュウマチュ？エグマチュ？

28二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 21:20:04

これから先何が起きるかまだ分からないからカプの話をするのは早すぎるぞ

29二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 21:27:34

映画見てないからマチュが生還するのかも分からん…！

30二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 21:34:16

マチュ「2番…このまま進めば帰れる、早く…三人で地球に行くんだ」

マチュが歩みを順調にすすめる今まで異変に気づいていたから今回も大丈夫だと、確信していたが

マチュ「よし、これで全部…ナンパ男は…よし異変なし…進も」

だから気づかなかった、頭上の看板に

引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ
引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ
引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ引き返せ

異変：看板に引き返せと書かれていた

31二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 21:41:19

マチュ「これで3番なはず…何で、」

看板にはでかでかと0の文字が浮かび上がっていた

マチュ「やり直しかよぉ…早く、早くシュウジを逃さなきゃなんないのに！！こんな所で足止め食らってる場合かよ！！！」

マチュ「ハァっ…ハァっ…言ったって、何にもなんないのに…早く出ないと…全部、全部見回さないと…」

マチュ「ここから出るんだ……」

マチュ「……会いたい」

32スレ主25/09/10(水) 22:06:18

今日はここまで、ホラー難しい…
映画面白かったのでぜひみんな見て
不定期に21〜23時間に更新してく予定

33二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 22:11:00

乙
なかなか見ないタイプの話だから楽しみにしてる

34二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 07:15:10

保守　ゲームの方も好きなので期待

35二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 15:14:23

ホラースレは希少だからな…

36二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 22:11:59

早めだが保守

37二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 06:17:09

保守

38二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 07:10:55

今更だけど、おっさん枠にエグザベ君がおかれてるってことは
ロッカー事件が相当トラウマになってるんだな…。

>>39

39二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 07:15:45

>>38

物盗んだ相手に詰められてる状況だけど助けられてる状況でもあるんでトラウマとか言われても…

>>40

40二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 08:49:19

>>39

軍警から助けてもらったことは認識して感謝もしてるかもだけど

見ず知らずの成人男性と閉所で密着してNTRビデオレター中継されたのはそりゃまあね

41二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 18:05:53

保守

42二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 19:56:33

繧ｷ繝･繧ｦ繧ｸ「縲娯ｦ窶ｦ窶ｦ蜒輔�縲∬又阮�′闍ｦ縺励�縺ｮ繧偵ｂ縺�ｦ九◇縺上↑縺�∬ｦ九◇縺上↑縺��縺ｫ縲�
縺ｩ縺�＠縺ｦ縲√�繝√Η縺ｮ莠九′縺薙ｓ縺ｪ縺ｫ繧ゅ∵ｰ励↓縺ｪ繧九�縺�繧阪≧縲ゅｂ縺�ｶ医☆荳也阜縺ｪ縺ｮ縺ｫ縲∽ｽ輔〒縺薙�荳也阜縺ｫ逕溘∪繧後※縺励∪縺｣縺溘�繝槭メ繝･縲ょ髄縺薙≧蛛ｴ縺ｫ縺�◇繧峨∬憶縺九▲縺溘�縺ｫ窶ｦ�√←縺�＠縺ｦ縺｣窶ｦ�√�」

43二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:05:10

繧ｷ繝･繧ｦ繧ｸ「縲後％縺ｮ荳也阜繧貞｣翫＆縺ｪ縺阪ｃ縺�￠縺ｪ縺�ｦ螢翫＆縺ｪ縺阪ｃ縺�￠縺ｪ縺�ｓ縺�縲√□縺九ｉ繝槭メ繝･縺�縺｣縺ｦ窶ｦ窶ｦ縺ｩ縺�＠縺ｦ縺薙ｓ縺ｪ縺ｫ窶ｦ闍ｦ縺励＞繧薙□縲�」

44二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:06:19

ヒント
文字化けを治すと…？

45スレ主25/09/12(金) 20:07:53

すごい今更だけどホラー注意って事で閲覧注意って機能してるよねっ…大丈夫だよねっ…

46二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:09:52

スレタイが8番出口な時点である程度ホラー苦手な人は来ないようになってると思う

47二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:10:11

更新に釣られて呑気にスレ開いたら文字化け文章でビクッとしたけどそういうのを求めて来てるから…

48二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:11:23

文字化けの翻訳ってどうやるんだっけ

49スレ主25/09/12(金) 20:13:00

ヒントってか答え
イクナガツールズさんで翻訳も変換もできますよ！
イクナガツールズ文字化けで調べると出るはず…

>>52

50二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:14:59

配役的にやっぱりシュウジはそこか…

51二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:16:46

8番出口ってホラー扱いだったのか…

52二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:20:16

>>49

使ってみたけど完全には復元出来ないなこれ

>>54

53スレ主25/09/12(金) 20:21:27

8番出口って調べたらまあホラー要素アリとは出てきますしね…閲覧注意と相まって避ける目安になってればいいんですが…

54スレ主25/09/12(金) 20:30:14

>>52

ホントだぁ…まぁ…ある程度は復元出来てるし、雰囲気で感じ取ってもらって（暴論）

55二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:36:52

――――

マチュ「気を取り直して、進むか……進むしかないんだ……えっ」
マチュ「何で……」

歩いた矢先、目の前には……私が一番会いたくて会いたくない人が何故かいた、いるわけない、いるわけないのに！！

マチュ「ヒュッ……嘘……異変……異変だよこれは……異変だって……」

56二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:37:54

繧ｷ繝･繧ｦ繧ｸ「マチュ」

57二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:39:18

マチュ「違う違う違う！！」

逃げないと、逃げなきゃ行けないのに体が言う事を聞かない、目の前の少年にすぐに駆け出したい気持ちと異変なのだからここから出て本物の彼に合わなければいけない気持ちで動く事ができなかった、彼がだんだん近づいてくる

58二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:40:19

マチュ（逃げなきゃ、逃げなきゃ、逃げなきゃいけないのに！）

繧ｷ繝･繧ｦ繧ｸ「まって」

繧ｷ繝･繧ｦ繧ｸ「君と一緒にいたい」

マチュ（言わない、こんな事）

マチュ（……あいつは言わない。のに、どうしてこんなに嬉しく思っちゃうの）

59二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:41:21

繧ｷ繝･繧ｦ繧ｸ「ふふ。ふふ。ふふ。」

私は……繧ｷ繝･繧ｦ繧ｸに抱きしめられてそのまま目の前が真っ暗になった、

異変：繧ｷ繝･繧ｦ繧ｸに出会う

60二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:43:06

――――
私は彼に抱きしめられたあとまた駅の中にいた
看板には0の文字

マチュ「………あーあ、早く出なきゃなんないのに……出て、本物と出会わなきゃいけないのにな……」
マチュ「あーだめだ、考えるな、考えちゃ余計変な感じになる、早く出よう」

61二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:44:14

マチュ「今回は……ナンパ男も普通だね、よし、」

マチュ「流石に異変はないか……」

前に進もうとした次の瞬間…、

ギィ…………

清掃員詰所の扉が開き、奥には暗闇が広がっていた

マチュ「……は？ここ、開いてなかった……よね」

62二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:45:39

マチュ「これって異変……？とりあえず近づいてみよう」
扉に近づいたがどこもかしこも真っ暗で何も見えない

マチュ「何か嫌な予感する……引き返そう、きっと異変だ」

――私は急いで扉から離れてもと来た道を戻った、
案の定看板には1と書かれていた

マチュ「だいぶわかってきたけど……また、あいつが出たらどうしよう……逃げれる気が、しないな……」
マチュ「いや！あいつは偽物！偽物何だから！早く出て本物を逃さなきゃ……！」

異変：扉が開く

63二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 21:07:13

――――
看板には1の文字が書かれていた、
私は今までより一層注意深くあたりを見回した
ナンパ男は相変わらず向こうからこっちに来るが、

――ん……？こっちに来てない？

次第に足が走り出す
エグザべはにこやかな表情を一切変えずに走り出してきた

タッタッタッタッ
ダダダダダ！

エグザべの靴音があたりに鳴り響く

64二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 21:08:24

まあ7話時点のマチュにあの心理攻撃は効きすぎるわ…

65二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 21:09:48

マチュ「まって、ナンパ男めちゃくちゃ高速でこっちに来てない？異変だ！早く逃げなきゃ、やばい！追いつかれる！」

エグザべ「……………………」

マチュ「うそ……またはじめからなの……嫌！」
エグザべ「…………」ﾋﾟｸｯ

一瞬、ナンパ男の動きが止まった…？

マチュ「今のうちに……！」

そうして私は必死に逃げた
看板には2の文字が浮び上がる
マチュ「ハァ……ハァ……やばいって……早く地球に行きたい……」

異変：ナンパ男が追いかけてくる

>>73 >>111

66二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 21:10:58

こわ…

67二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 21:27:30

同時刻
ソドンにて、
数日前から駅構内から行方不明になった男がいた
その男に対しての捜索依頼が出されていたが、
ジオン総出で探してもついぞ見つからずにいた……

シャリア「エグザべくんは、まだ見つからないのですか」
コモリ「はい、各地を捜索してるのですが……」

シャリア「ふむ、駅で迷子になるにしても限度があるでしょう、それにエグザべくんは道に迷う男ではないと思うのですが……何か、おかしいですね」

コモリ「おかしい、とは？」
シャリア「私達では理解出来ない何かに巻き込まれている……可能性が高いかもしれません。」

――――

68二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 21:28:40

――――

時は遡り、
イズマコロニー
駅構内
8番出口にて、

道に迷う男がいた

69二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 21:30:15

そういえば映画でおじさんの前に地縛霊やってたJKはあの後どうなったんだ
ちゃんと成仏出来たんだろうか

70二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 21:31:04

エグザべ「早くソドンに戻らなければいけないのにな…一体どこなんだここは。8番出口…？」

エグザべ「案内表示は……ん？異変？」
エグザべ「異変を見逃さないこと、異変があったらすぐに引き返すこと、異変がなかったら先に進むこと。そして…8番出口から外に出ること、だって？」

エグザべ「なるほど、とにかく異変を見つければいいんだな」

エグザべ「早くここから出なければ」

71二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 21:36:24

今日はここまで！
ホラー難しすぎる！
また21〜23時間に会いましょう！

あなたの後ろに
繧ｨ繧ｰ繧ｶ縺ｹ縺檎ｬ鷹｡斐〒縺�ｋ繧�

72二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 21:42:35

なんかサイドストーリー始まったぞ

73二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 21:43:25

>>65

追記

ここがすっぽ抜けてたけど削除するにも追いつかないからこの形で補足させていただきやす

ーーーー

看板には2の文字が浮かび上がる

私はさっきのナンパ男に追われて少し疲れていた

マチュ「ハァ……次の道行くまでにちょっと休もう……ハァ……ハァ……」

マチュ「スゥッーーハアッーー」

マチュ「こんな時こそ落ち着くんだ……」

ーーーー

74二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 21:48:34

次は歩く男編か～　お労しいぜエグザベ君

75二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 21:50:29

JKと男の子ポジのキャラも出てくるのかな

76二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 06:56:35

保守　エグザベ君まで迷ってたのか…

77二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 14:14:00

文字化けの見た目にまずゾクっとしたし翻訳した内容にもいい意味でゾクゾクさせられた

78二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:18:20

保守

79二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:30:12

――――

エグザべはあまりにも真っ直ぐに進んでいた。
最初は向こうから歩いてくる人が何度も繰り返し来る事にびっくりしたが、それ以外は何も起きない
どうやらあの人は異変ではないみたいで、あとは何も起きないは。
異変を探そうにも何も出ずに進んで行き、
本当に異変なんてあるのか？と疑心暗鬼になっていた

エグザべ「異変なんてないじゃないか、誰かのドッキリか？」

80二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:31:18

看板の数字はもう7になっていた
エグザべは歩みを止めずに進んでいく
エグザべ「はぁ……悪質なイタズラだな…ん？あそこにいるのは……」

通路の前に、白い髪の女の子が立っていた
「…………」

エグザべ「これが異変か、戻ればいいんだな」

エグザべは踵を返す、
その姿はとても冷静に物事を判断する軍人そのものだった

81二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:36:14

そして戻った先の看板には

0の文字が浮かび上がる

エグザべ「何？あの子は……異変じゃないのか？」

トットットッ
エグザべは足音が後ろから聞こえ、振り返ると
先程の少女が立っていた

エグザべ「はじめまして、君も迷ってるのかい？」

82二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:37:15

――――

エグザべ「お名前、教えてくれるかな？」
「………………」
エグザべ「えっと……喋れないのかい？」
「………………」
エグザべ（うーん、もしかしたらショックを受けて喋れないのかもしれない、僕が付いていなければ……この子と一緒にここから出なければ）

エグザべ「ごめん、僕が先に名乗るべきだったね、エグザべ・オリベ、ここから一緒に出よう」
「…………ドゥー」
エグザべ「！ドゥーと言うのか、よろしく、ドゥー」

83二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:38:31

――――

僕はドゥーと一緒に行動を共にすることになった
彼女は聡明で、僕が気づかないような異変にもすぐさまに気づいた
やはり異変はあるんだな……さっきは運良く出なかっただけか

エグザべ「しかしすごいなドゥーは、ドアノブが蛇口になってるなんて思わなかったよ」
ドゥー「異変は、よく見なきゃだめ」
エグザべ「すごい観察眼だな。僕も見習わないと」
ドゥー「次、行くよ」

84二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:40:24

あれ？平和だな...？

85二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:40:42

――――

看板には6の数字が浮かび上がる
エグザべ「6……もう少しだなドゥー」
ドゥー「うん」

二人は歩みをすすめる
いつも通り向こうから歩いてくる人、
あたりの設備も異変なし、

エグザべ「よし、異変はないな、行こうドゥー……」
その時、僕は話しかけられた。ドゥーじゃない。

86二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:42:26

いつも無言で歩いてくる黒髪ボブで、温厚そうな女性に

「あの…いつも向こうから歩いてきてるわよね？もしかして迷っている？」

エグザべ「えっ、はい！もしかしてあなたも？」
「ええ！良かった私だけじゃなかった……
早く帰って夫にご飯を作らなきゃいけないのに……早く坊やにも会いたいわ。やぁね。こんな可愛い子も迷ってるなんて、良かったらこれ受け取ってちょうだい。」
そう言い女性はドゥーに飴を上げた
ドゥー「あ、ありがとう」
「どういたしまして」

87二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:44:30

エグザべ（この人……どこかで見たような）

エグザべ「あの、良かったら一緒にここから出ませんか？そのほうが心強いです」
「ありがとう、私も心強いわ。」

エグザべ「まだ名乗っていませんでしたね。僕はエグザべ・オリベ、彼女はドゥーです」

88二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:47:40

「私はシイコ・スガイ。よろしくね？」

89二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:49:41

…………待ってくれ
シイコ・スガイは、クランバトルで死んでるはずだ
彼女のコックピットが赤いガンダムによって貫かれてるのを見たはずだ

「よろしくね？よろしくね？よろしくね？よろしくね？よろしくね？よろしくね？よろしくね？よろしくね？よろよろろよろよろよ」

「ょロジグね？」

──言葉が、音が、崩れていく。
まるで人間じゃない何かが、シイコの顔を借りて喋っているような……

90二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:50:41

――――背筋がゾッとした
エグザべ「異変だ！！」
僕はドゥーの手を固く握りその場を逃げ出した
彼女はすでに死んでる、その事に気づかなかった自分がおぞましい。何で普通に歩いてる時に気づかなかったんだ？
自分の認識が阻害されてるかもしれない事に
ひどく恐怖した

91二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:52:11

――――

エグザべ「ハアッ、ハアッ、ハアッ……」
ドゥー「エグザべ、大丈夫？」
エグザべ「な、なんてことないさ。君こそ怖かっただろう。安心してくれ僕がちゃんと君を案内するから」
ドゥー「大丈夫だよ、これくらい。早く出よう」
エグザべ「ああ……」

看板の数字は7に変質していた

92二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:54:40

エグザべ「7……これで次は出口か……。君のおかげでここまでこれたよ、ドゥー。ありがとう」
ドゥー「僕も困っていたし、ありがとう。エグザべ、ここから出てまた会えたらさ……」
エグザべ「その時は、きっと君といい友人になれると思う」

エグザべ「早く出て、一緒に食事でもしよう」

93二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:56:04

――――

ここを乗り越えれば出口、
二人は手を繋ぎながら歩き始めた

ドゥー「大丈夫……異変はないよ。エグザ……べ」

ドゥーの問いかけにエグザべは応じず、
前をずっと凝視しながら動こうとしない
当たり前だ

94二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:59:27

だって

彼の目の前には

出口が、出口があったのだから

そして…………

その前に、彼が忠誠を誓った女性が立っていた

キシリア「迎えに来たぞ、少尉」

95二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:00:51

――――

エグザべ「キシリア様！今おそばに！」

エグザべはキシリアと出口の元に進もうとする
ドゥーはそれを必死に止めようとした

ドゥー「エグザべ！異変だよ！引き返そう！」
エグザべ「キシリア様がお迎えに来て下さったんだ異変じゃないよ、ドゥー」
ドゥー「違う！あいつは異変だ！」

96二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:01:56

ドゥーはエグザべの足を必死に止める
エグザべ「一緒に出よう……ドゥー」

ドゥー「行っちゃだめだってエグザべ！」

エグザべの力は強くドゥーも引きずられ出口に向かいそうになる

ドゥー「エグザべ！」

97二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:03:06

エグザべ「ドゥー、一緒に行こう」
ドゥー「っ……！ヤダ！」

アレは異変だ、あそこに行ったらきっともうここから出れない、
それを察したドゥーは……

エグザべの手を離してしまった

98二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:04:22

――――
キシリア様がいる。
出口も、すぐそこにある。
これ以上ない“正解”のはずなのに――

エグザべ（……なぜだ、心が重い。ドゥーの手の温度が……）

エグザべ「っ……」

エグザべ「すみません……僕は行けません、キシリア様」

99二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:05:54

キシリア「何を呆けておる、お前は来るんだ、」

エグザべ「え…？」
キシリアがエグザべの手を引く、出口に向かい歩き出す
エグザべ「待ってくださいキシリア様！僕はドゥーと一緒に行きます！待ってください！」

キシリア「お前に拒否権はない、少尉」
キシリアは強く、エグザべの腕を締め付けていた
力が強すぎてエグザべの腕に跡が残りそうなぐらい
エグザべはそれを振りほどけず出口て向かいだしてしまう

100二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:06:59

エグザべ「グッ……！ドゥー！君だけでも逃げるんだ！僕はこのまま行く！振りほどけない……！
逃げろ！」

ドゥー「嫌だよエグザべ……」

エグザべ「早く！振り返るな！」

ドゥー「うっ……ううう！」

ドゥーは後ろに振り向き走り出す
エグザべはそれを見送り、キシリアに掴まれもう動かなくなってしまった腕を引きずられ出口へと向かっていた

101二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:11:13

――――
看板には8の文字、そして目の前には出口があった

ドゥー「エグザべ……ごめん」

目の前にあんなに望んだ出口があるのに……
足が動かない、
――足は自然と、出口とは逆の方向へと進んでいた

見慣れた通路がでてくる
向こう側からのいつもの女性が来る……
と思っていた

102二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:12:14

コツンコツンコツン

ドゥー「何で……」

向こうから歩いてきたのは
それは……笑顔を貼り付けた、エグザべのような”何か”だった

ドゥー「エグザべ、僕だよ…ドゥー」

コツンコツンコツン

ドゥー「エグザべ……」
僕の問いかけにエグザべは答えない
エグザべはそのまま奥に消えていった

103二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:13:16

――もう、エグザべは人じゃなくて、怪物になっちゃったんだ

ドゥー「……異変、なし」

僕は異変が無いことを確認して進んだ
そして進んだ奥、看板には2の文字と
看板の近くに寝ている赤髪の子がいた

104二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:15:02

今日はここまで
歩く男編終わりです
次からまたマチュに戻ります

21時〜23時間にまた会いましょう！

105スレ主25/09/13(土) 23:16:02

エグザべくんホラー適正高すぎて多分何やらせてもそつなくこなして行きそうで難しい。
バイオの主人公やれるよキミ

106スレ主25/09/13(土) 23:19:21

多分エグザべくんなら廃業に追い込まれたピザ屋の監視アルバイトもできるし廃園になった幼稚園にも行けるし廃工場になったおもちゃ工場にも行ける

107二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:22:26

乙
エグザベもドゥーもおつらい

108スレ主25/09/13(土) 23:37:46

乙ありです
エグザべくん逆に何をやればメンタルに来るんですかね？わからない…カメラを持たせて除霊する状況になっても「わかった」の二つ返事でスタスタ進みそう

109二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:47:30

8番出口見てないけど、大団円のハッピーエンドがあるって進じてるよ
だって俺達には最高のヒーローが居るんだから

110二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:11:26

保守

111二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 12:12:50

8番出口の映画ようやく見てきたけど楽しかった

間違い探しゲームを映画に仕上げてるのやっぱりすごい

>>65で動きが止まってるあたりエグザベ少尉にもまだ救いがあるかもと思ってしまう

ホラーだけど希望を捨てられないね

112二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 20:25:50

マチュとドゥーの会話楽しみだ

113二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 20:33:24

話題作のゲームの実写映画化かぁ⋯しかも公開まで速いなぁ⋯どうせ見切り発車で作って微妙な仕上がりなんやろなぁって逆張りオタク決めてたけど他のスレ民の反応からしてもしかして面白いのか
明日観に行ってみよっかな

1142次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:44:32

ドゥー「おーい、起きて」
僕は彼女の頬をつんつんついた
起きる気配がないなあ

マチュ「んん…？あれ、私寝てた……？」
マチュ「……誰？異変……じゃないよね？」

1152次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:45:42

ドゥー「異変はここまで来れないよ」
マチュ「そ、そうだよね。えっと……」
ドゥー「ドゥー」
マチュ「ドゥー…私はマチュ、ドゥーもここで迷ってるの？」
ドゥー「うん」
マチュ「そっか……」

ドゥー「マチュ、ここから一緒に出よう。僕が……案内するから」

マチュ「ありがとうドゥー」

ドゥーはマチュの手を取り、一緒に手を繋ぎながらゆっくりと歩みを勧めた

1162次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:47:15

――――

ドゥー「マチュ、ここ異変」
マチュ「え？うわ、ホントだ…ドアに隙間が空いてるなんて」
ドゥー「引き返そう。」

コツンコツンコツン

ドゥー「……」

ドゥーは何故か向こうから歩いてきてるナンパ男をじっと見ていた、何か思うことがあるのかな。
マチュ「ドゥー？行かないの？」
ドゥー「……いまいく」

ドゥー（エグザべ……一緒に、出たかったな）

看板には3の数字が浮かび上がる

歩みを進めるがドゥーの顔は複雑な表情をしていた

異変：ドアの隙間

1172次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:49:00

――――

マチュ「よかった……この調子で行こうね、ドゥー」
ドゥー「うん」

二人は肩を並べて通路を歩く。
だが――今回の異変は、とてもわかりにくかった。

マチュ「うーん、異変ないね」
ドゥー「そうだね。上にもな……い？」

ドゥーが上を見上げた瞬間――
排気口の隙間から、黒い液体が垂れ流れていた。

1182次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:50:36

ボタ……ボタ……
それは静かに、だが確実に、2人の足元に向かって広がってくる。

マチュ「ひっ……！なにこれ……！！」
ドゥー「異変だ。マチュ、引き返そう！」

マチュ「うん！」

二人は手を繋ぎ、来た道を全力で駆け出す。

ボチャ、ボチャチャッ……

黒い液体は異様なスピードで追いかけてくる。
その表面に、何かの顔のような泡が浮かびかけては弾けた。

1192次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:51:58

――そして。

あと一歩で追いつかれそうになった瞬間、
**シュウッ……**という音と共に、
液体は霧のように霧散した。

マチュ「……っハァ、ハァ……ドゥー、ありがとう……私、一人じゃ絶対ムリだった」
ドゥー「いいよ。僕も、一緒にいれて心強いし」
マチュ「……ドゥーは、強いね」

ドゥー「……強いなんて、初めて言われた」

マチュ「あっ、ごめん！女の子なのに“強い”なんて、変な言い方だったかな……」

ドゥー「ううん……嬉しいよ、マチュ」

マチュ「……そう？」

ドゥー「うん」

異変：黒い液体が流れ出していた

1202次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:54:46

看板には4の数字が浮かび上がる
今回は異変が見つからずに二人は歩いていく

異変がない安堵か、ドゥーはマチュにこう話しかけた

ドゥー「マチュ、君と友達になりたい」
マチュ「？どうしたのいきなり、私たちもう友達みたいなものじゃん」
ドゥー「そう……なの？」
マチュ「そうだよ！……ねぇ、こっから出たら一緒に地球に行こうよ！ドゥー！」

1212次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:55:57

ドゥー「地球に……？」
マチュ「うん、私ね、コロニー生まれだったから地球に行ってみたいの。本物の空気と、重力と……“全部”を感じてみたい。」
ドゥー「そっか……けど、地球って、コロニーと変わらないと思うよ……」
マチュ「それでも！行きたいの！」

1222次元好きの匿名さん◇25/09/14(日) 21:57:01

マチュ「私、二人友達がいるんだけど……ドゥーもきっと仲良くなれる。そんな気がするんだ」
マチュ「地球に着いたら、4人でさ、遊園地とか、浜辺とか……それでさ……」
ドゥー「……」
マチュ「……ドゥー？」
ドゥー「ううん、いいね。考えておくよ」
マチュ「そこは即答しなさいよ！」

1232次元好きの匿名さん††25/09/14(日) 21:58:37

――――

看板には5の数字、歩みを進める中
マチュはドゥーが一緒にいる事により少し不安が和らいでいた

――孤独じゃない事がこんなにも心安らぐなんて思ってもいなかった……

ドゥー「マチュ、大丈夫？」
マチュ「大丈夫だよドゥー、早くここから一緒に出よう。そうだ！ドゥーはさ、ここから出たら何したい？」

1242次元好きの匿名さん††25/09/14(日) 21:59:47

ドゥー「……早く本当の体に戻りたい」
マチュ「本当の体……？」

1252次元好きの匿名さん††25/09/14(日) 22:00:47

ドゥー「サイコ・ガンダム」

1262次元好きの匿名さン25/09/14(日) 22:02:34

マチュは驚きを隠せなかった
次のクラバの対戦相手がドゥーだった事に
マチュ「嘘……」

だけどここでマチュはすかさず頭に浮かんだ
この子なら私のお願いを聞いてくれんじゃないかと
そう願いだしたら自然と口が動いていた

1272次元好きの匿名さン25/09/14(日) 22:03:39

マチュ「お願いドゥー！！今回のクランバトル！棄権して！地球に絶対に行きたいの……！」

ドゥー「……」
（マチュの瞳をじっと見つめる）

ドゥー「ごめん……それは出来ない、僕は重大な任務を任されてるから」
マチュ「お願い！私達を……見逃して！」

1282次元好きの匿名さン25/09/14(日) 22:05:00

ドゥー「……マチュは、ジオンと繋がりがある？」
マチュ「ないよ！そんなの！赤いガンダムの事気にしてるなら乗ってるのは……シャアじゃない」
ドゥー「それなら……棄権は出来ないけど、君達を攻撃しないようにするよ。もともと今回のクラバは対戦相手の事を無視するつもりだったし…」
マチュ「ありがとう……ありがとう！それでさ、その任務が終わったらさ……一緒に地球に行こう。私待ってるから」
ドゥー「……ありがとう、マチュ。必ず行くよ」

看板には、6の数字が浮かんでいた
あと少し、あと少しだ

129二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 22:11:01

ドゥーはI can Friday by day!のキャラの中から曹長を選ぶ一面のある子だから感慨深い

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⚠️
以下、当方何かあった場合でも一切責任をおえませんので自己責任でお願いします。

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135二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 22:26:54

第3の壁を突破するシュウジ
マチュに会いたい思いが溢れてて切ないね
自己分析できてるの切なくも偉いがマチュをどこに連れていくつもりなんだろうか

136二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 22:28:59

マチュを掴む腕の画像のときだけノイズがない……

1372次元好きのトクメイサン25/09/14(日) 22:34:08

――――

マチュ「えーと、今6番だから……次の次が出口だよ！あともう少しの辛抱だよ、ドゥー」

ドゥー「そうだね、マチュ……でも、伝えておきたいことがあるんだ」
ドゥー「僕ね、ここに来るまでに――一緒に出口を目指してた人がいたんだ」

マチュ「……え？」

138二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 22:37:06

ドゥー……
同じ過ちを繰り返したくないんだな……

1392次元好きのトク25/09/14(日) 22:37:51

ドゥー「向こうから歩いてきた人……エグザべって言うんだ」
ドゥー「彼と、最初は一緒に出口へ向かってた。でも――」

（ドゥー、言葉を詰まらせる）

ドゥー「異変に……抗えなくて、怪物になっちゃった」

マチュ「ナンパ男が……」

ドゥー「……僕、どうしても彼も一緒に出してあげたい。マチュ……君の“地球に行きたい”って願いに協力する、だから……」

マチュ「協力するよ。絶対に――ナンパ男も、ここから出そう！」

（マチュの目が決意に燃える）

140二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 22:40:14

これは燃える展開だ（不穏なシュウジから現実逃避）

141二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 22:41:18

こんなに熱い展開なのにナンパ男呼びで笑ってしまう

142スレ主25/09/14(日) 22:42:29

今日はここまで！
21時〜23時間にまた会いましょう！

変な文が紛れてんだけど…消せないし…文字化けは全スルーでお願いします！

143二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 22:43:32

戻した…？迎えに…？
待って、これひょっとして６話くらいの時間軸じゃなかったりする？マチュの意識だけがそれくらいに巻き戻ってる？
まさか…本編終了後か？
この８番出口って、GQ宇宙と向こう側の境目みたいな場所なのか？
向こう側からシュウジがマチュを引き寄せようとしている？

144二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 22:44:51

スレ主の名前欄もちょくちょく異変起こってて笑う

>>145

145スレ主25/09/14(日) 22:47:00

>>144

ええ…？

ホントじゃん…

146二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 22:47:07

今日は既にお風呂入っておいてよかった
現実に干渉してくるタイプが一番ゾワゾワ来る

147二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 23:38:36

完結したら文字化け部分の元の文が欲しいかも

え、、、スレ主じゃない？！ﾋッ

148二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 08:17:27

保守　燃える展開とホラー要素がたまらない……

149二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 17:04:13

保守

150二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 20:57:16

縺��繧薙↑縺九↑縺九≧縺ｾ縺上＞縺九↑縺�↑

騾｣繧後※縺�″縺溘＞縺ｮ縺ｫ窶ｦ

螢翫☆縺､繧ゅｊ縺ｯ縺ｪ縺�°繧我ｻ雁屓縺ｯ縺薙�縺ｾ縺ｾ縺�°縺帙ｈ縺�°

151二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:00:06

マチュ「……とは言ったものの、どうすればいいんだろう……」

ドゥー「僕が考えるに、この世界の法則はこうなんだ」
• 「異変を見つけたら、引き返す」
• 「異変がなければ、先に進む」
• 「そして、“8番出口”から出ること」

ドゥー「ってことは――
7番目で異変が出たら“引き返して”、次に“進む”と8番出口。
逆に、異変がなかったら……そのまま進めば8番出口に着く。
だから――」

152二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:01:06

ドゥー「エグザべ自身を押してでも8番出口に進ませる。
……もしかしたら、それでエグザべを救えるかもしれない」

マチュ「“8番出口から出ること”が条件、なら……ナンパ男も出られるはずだよね。
だって、あの人……本当は、異変なんかじゃないもん」

ドゥー「うん……！」
ドゥー「僕達でエグザべを動かせるかわからないけど――やってみる価値はあるよ」

153二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:02:08

マチュ「いいよ、次が“7番”だから……そのときに、試してみよう」

（マチュがぎゅっとドゥーの手を握る）

マチュ「……行こう、ドゥー。3人で、出よう」

154二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:04:33

看板には7の数字が浮かび上がる、
今のマチュはシュウジを助ける為ではなく、
二人と一緒に逃げる事を考えていた

マチュ（不思議だな……シュウジとニャアンがあんなに仲良くなってて、しんどくて、つらくて、がむしゃらになってたけど、今は冷静に物事を見れてる気がする。
この異常な環境がそうさせるのか、ドゥーがいてくれてるおかげなのか。
どちらにせよ……ドゥーには助けられてばっかだな）

155二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:05:41

マチュ「ありがとう、ドゥー。私おかげで周りが見えるようになったよ。ここに来るまではグチャグチャで……目の前の事しか見れなかったけど、今ならきっと色んなことが見れる気がする」
ドゥー「僕も……マチュに出会えてよかった」

マチュ「進もうか、あともう少し出れるよ」

そして二人が歩みを進めたさきには……

156二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:07:03

女学生が、立っていた

黒髪ロングの褐色の少女がサングラスをかけている

157二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:08:39

マチュ「ヒュッ…………」
ドゥー「マチュ？どうしたの？あの子……異変だから引き返そう」
マチュ「あ……」

黒髪ロングの褐色の少女は立ったまま動かない
こちらに襲ってこようともしない

ただただサングラス越しにマチュを見つめている

マチュ「ニャアン……」

158二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:12:42

このレスは削除されています

159二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:14:47

黒髪ロングの褐色の少女は言葉を放つ

ニャアン「マチュはさ……シュウちゃんの事好きなの？」
ニャアン「私の事は？」
ニャアン「私は……マチュが好きだよ」

マチュ「ニャアン……私は、シュウジが好きだよ。ニャアンも……好きだよ」

ニャアン「…………」

160二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:15:54

ニャアン「……嘘つき」

──しばらくの沈黙。
サングラスの奥の目が、何かを訴えるように揺れる。

161二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:17:06

マチュ「……ごめん、ニャアン」

マチュ「私、あのとき……何も見えてなかった。謝ればよかった。
あんな言い方するつもりなかったのに……
ニャアンは強いから、大丈夫って、勝手に思い込んでた。
でも、それは私の逃げだった。ちゃんと、向き合わなきゃいけなかったのに」

162二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:20:14

ドゥー「マチュ、この子はホンモノじゃないよ」

マチュ「……うん。わかってる。でも、ちゃんと本人に言うよ。絶対に」

──ニャアンの影は、動かない。
ただ、いつまでもサングラス越しにマチュを見つめていた。

163二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:21:44

マチュとドゥーは、しばらく何も言わずに歩いた。
さっきの言葉が、胸の奥で揺れている。

やがて前方に、【8】の数字が浮かび上がる看板が見えた。

異変：ニャアンに見詰められる

164二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:25:12

――――

引き返したあと、二人は念願の8番出口にたどり着いていた。
目の前には、まばゆい出口の光。
そしてその手前、通路の脇には、スマホを見つめたまま動かない――エグザべの姿があった。

マチュもドゥーは二人がかりでエグザべを8番出口に連れて行こうとするがなかなか動かずに苦戦している所だった

165二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:30:45

マチュ「ぐぬぬぬ〜！どうして動かないんだよっ！」
ドゥー「ぐっ……全然動かない……どうしよう、マチュ」
マチュ「何かで牽引できないかな……ちょっと探してみる！」

カバンをごそごそと漁るマチュ。
「……あっ、これでいけるかも！」
ドゥー「それ……何？」
マチュが取り出したのは――ハロのためのショルダーバッグだった。

166二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:31:53

マチュ「ハロを連れて歩くときに使ってるバッグ！
かなり丈夫だし……これなら引っ張れるかも！」
ドゥー「本当に……いける？」

ショルダーバッグのストラップをエグザべの腕にひっかけ、二人で力を込めて引く。

ギギ……ッ！　ミシッ……！

微かに……エグザべの身体が動いた。

167二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:34:34

マチュ「よし……これで！」
ドゥー「もうちょっと！」

ずる……ずる……。
徐々に、確実に、エグザべは出口の階段へと引きずられていった。

そして……ようやく出口の階段まで辿り着けた

168二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:43:19

このまま上手くいくのか…？

169二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:43:34

マチュ「ぐぅ〜！あと少しぃ！」
ドゥー「三人で……帰るんだ！」

最後の力を込めて、二人がバッグをぐいっと引いた瞬間――

ぶんっ！！

エグザべの身体が宙を舞い、出口の光の中へ放り込まれていった。

170二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:47:08

マチュ「あっ……投げちゃった……」
ドゥー「……でも、これで……出られたよね？」
マチュ「うん。じゃあ、次は……私たちの番だね」

ドゥー「明日、君を地球に送るよ。絶対に」
マチュ「……うん。また会おう、ドゥー」

二人は微笑み合い、手を取り、光の中へと歩み出す――

171²次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:55:41

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172二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:57:55

文字化けシュウジではない……？
それともやっぱりシュウジ？？

173二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:58:43

――――

――あたり一面、白くて柔らかい光に包まれていた。

ふわふわとした夢見心地。
あれ……私、いままで何してたっけ……？

駅から出て……それで……
明日は、三人で地球に行くための……大切なクラバで……

――「ボクモ……deあェ貞4課――」

誰だっけ……？
声が遠く、名前も、思い出せない。

174二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:59:30

マチュを捕まえて嬉しそうに笑ってたの、もしかして本人？
先が読めなくて楽しみだ

175二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 22:00:46

――――

騒がしい駅を抜け、自宅の玄関をそっと開ける。
扉の向こうに、誰の気配もない静けさが広がっていた。

マチュ「……ただいま」
返事は、ない。

マチュ「……お母さん、今日は出かけてるのか」

ふう、とひとつ息をつき、靴を脱いで部屋に上がる。
明日が来る音が、心の奥でずっと鳴っていた。

176二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 22:02:57

マチュ「ついに明日か……」

「カネバンに潜り込んで、金庫から金を盗む」
「その金で、シュウジを逃がす――」

マチュ「……絶対に、失敗できない」

マチュ「シュウジに会いたいな、地球で」
マチュ「ニャアンもきっと、わかってくれてる」

177二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 22:03:37

次行こう次ってまさかなと思ったらマジで次が来たじゃねーか！

178二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 22:04:18

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ホテル一室にて、
白い髪の少女がパイロットスーツを身に纏おうとしていた
ゲーツ「ドゥー、入るぞ……ん？」

ドゥー「…………」
ゲーツ「ドゥー、今からサイコスーツを着てどうする…作戦は明日だぞ」
ドゥー「早く本当の体に戻りたい」
ゲーツ「本当の体……？じゃあ今窓に映っているその体は何なんだ」
ドゥーは窓に写った自分の姿を見ながらこう答えた

179二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 22:05:33

ドゥー「心臓」

ゲーツ「心臓？誰の」
ドゥー「サイコ・ガンダム」

ゲーツ「はぁ……まぁいい、間に合ったからいいものの急に姿を消すなよ」
ドゥー「僕はただ駅から出ただけなのに行方不明だったなんて言われてもわからないんだけど」
ゲーツ「総出で探したんだぞ、明日の作戦に支障が出なければいいんだが」
ドゥー「……僕はただ作戦を末等するだけだ」

180二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 22:09:17

イズマ・コロニーにて、
ソドン・夜――
扉が開く音と共に、あの朗らかな声が響いた。

エグザべ「只今戻りました〜って、え？なんで皆そんなびっくりしてるんですか？」

181二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 22:11:36

コモリ「エグザべくんのバカーーーッ！！今までどこに行ってたのよ！！」

エグザべ「ええっ……？何処って……駅を抜けて、そのままここに戻ってきただけですけど……？」

コモリ「……っ、心配したんだよ……っ！」

エグザべはきょとんと目を丸くした。

コモリ「……エグザべくん。君、今……何月何日だと思ってるの？」

182二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 22:12:52

エグザべ「え、……5月13日じゃないんですか？」

コモリ「……今日、5月20日だよ」

エグザべ「……へっ？」

一瞬、声が裏返った。

エグザべ「いやいやいや、ちょっと待ってください！？僕、駅を出てすぐ帰ってきたのに！？どういうことですか！？」

183二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 22:13:09

そういやエグザベくん公安の闇討ち（未遂）を回避したのか？

184二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 22:16:09

シャリア「落ち着いてください。まず……何か“異常”を感じた覚えは？」

エグザべ「…………ん〜……」

エグザべは顎に指をあて、考え込んだ

エグザべ「ないですね…」

シャリア（……これは、まるで記憶ごと“すり替え”られたような……）

エグザべは少し複雑な表情でこう言った

エグザべ「でも……なんだかちょっと不思議な夢でも見てたかもしれませんね」