- 1〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 11:21:28
ここは「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」の番外編みたいなスレです。
書き込みの方針は以下を踏襲します。
何もなし→メタ会話
「」→セリフ
()→心情など
【】→状況描写
ミニイベント『ワールドワイド・レイドバトル』
報酬金:なし。素材ドロップのみ
期間:9/9 19:00〜9/11 21:00(予定)
いずれの世界にも属さぬ亜空間。物理的距離はおろか、世界の壁も、あるいは時の流れすらも超越し辿り着くただ一点。知る者に曰く、"世界の狭間"と呼ばれる不可思議な空間──暇を持て余した神の戯れのため、君たちはそこへ導かれた。
対するは"目覚めの巨人、アストル"。ある世界にて実在した埒外の巨人。『空を撫でるもの』を意味する名を持つそれは、その名の通りの巨躯を誇る。
およそ人が対するべきものではない存在。しかしそれを"打ち倒せ"と神は言う──数多の時空より集いし者たちと共に。
様々な世界、様々な時代から導かれた勇士たちと共に、規格外の怪物を削り倒せ!
大丈夫、1でもダメージが入るならいつかは倒せるはずさ!
たとえ相手のHPが100000000000000ぐらいあったとしても! - 2〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 11:25:30
前スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 イベントスレ第255層|あにまん掲示板ここは「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」の番外編みたいなスレです。書き込みの方針は以下を踏襲します。何もなし→メタ会話「」→セリフ()→心情など【】→状況描写ミニイベント『ワールドワイド・レイド…bbs.animanch.comこの辺の敵(倒すことで本体にもダメージ)
・免疫細胞群
無限湧きする雑魚。概ね人型だが顔などの造形は無い
槍で攻撃したりビーム撃ったりする。単体ならあまり賢くない
・分身体
巨人の意識を分けた人型上半身。体高数百メートル、とても強い。口からビームを撃ったりする。かなり賢い
こいつがいると免疫細胞群も統率される
・本体
ほぼ壁。直接殴っても少しずつダメージを受ける他、攻撃されてる辺りから分身体を出現させる
また、時々手で直接攻撃してくる
- 3〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 11:28:32
⬛︎ルール
・半放置型イベントです。期間中自由に戦闘描写を行ってください。主催者の手が空いたタイミングでちょっとしたイベントなども起こすかもしれません
・設定上の参加資格はありませんが、「最後まで戦場で生存できるライン」は概ね「中級でも上澄みクラス」の戦闘能力とします。なお、このラインギリギリのキャラは適宜野良バッファーや他の方のキャラからバフをもらってください(それを考慮した上での足切りラインです)
・リタイアする場合は「亜空間内で死亡し、元の世界で蘇生される」形となります。設定上は完遂 or DIEなのでご注意ください。
・メタ的な参加条件はありません。この世界の現代からでも、まるっきり異なる世界からでも、パラレルワールドからでも、あるいは過去や未来からでもとにかく参戦可能です。(参戦用の描写はイベスレ内に投下します)
・とにかく膨大なHPを持つ壁をひたすら殴り続けるイメージです。たまに大雑把な範囲攻撃や免疫細胞(雑魚軍団)に反撃されます
・活躍度(≒各々のキャラの強さライン)に応じて獲得素材の質や量が増減します
・要するに「(ある程度以上強い)好きなキャラで好きに暴れようぜ!」というイベントです。細かいことはかなぐり捨てて一時の奇跡を楽しもうということでね。参加者ごとの参戦キャラ数制限などもありません - 4〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 11:33:52
現在の状況
終盤戦。自由描写中
20:00ごろからクライマックス予定です - 5二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 12:19:39
立て乙です
- 6黒曜主25/09/11(木) 13:14:41
立て乙です!
こちらにも投下しておきます
「おやおや、ここまでくるとどうしてまがりなりにも巨人の形を取っておるのか不思議じゃの
たいていに大きいものというのはその相応に大きいものを想定されておるものじゃ。我らの住む家が我らの大体の背丈に合わされているように、キリンの首が木の葉の高さにあるようにのう
こやつがこれほどまでに大きく巨人の姿をしている理由とは?」
【激化する戦線を見ながら、なお黒豹は笑っていた
長い歴史を紐解けばこのような状況というのはさして絶望的というわけでもないのだと、まるで戦況が覆ったかのように】
「さて婆の妄想の正誤はさておき古来でかぶつというものはより小さき者によって倒されるものなのじゃよ
かの有名な一寸法師のようにのう?」
【からん】
【乾いた音を立てて金塗り漆の碗が地面に落ちる。
それがほどけて魔術文字となり広がっていく。
それは触れたものに昔語りを見立て場に合った力を与えるだものだ。すなわち相手が大きけれ大きいほどに……自分の相対的な小ささに比例して、その攻撃は強力なものとなる「巨大な敵を打ち破る力」だ!!】
※相手とのサイズ差がそのまま攻撃n倍数値になる強化魔法です!
このキャラクターは補助系で攻撃技能は基本ありませんので利用してくれると嬉しいです! - 7二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 14:23:22
ほし
- 8二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 14:43:38
ほしゅほしゅ
- 9〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 14:48:16
おっとありがとうございます、10までいっときましょうか
- 10〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 14:49:36
ではまた後ほど……
- 11ソルト・ドンタコス◆UwIgwzgB6.25/09/11(木) 20:06:19
立て乙です!
- 12〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 20:07:53
ではそろそろクライマックスの方に入っていこうと思いますが、皆様大丈夫でしょうかー
いったん30分ごろまで様子見ます - 13対神拳闘士25/09/11(木) 20:08:31
立て乙です
こちらいつでも可能でございやす - 14蒼海の海拓者◆Og3hMzWLj.25/09/11(木) 20:08:37
こちら待機中でございます〜
いつでもいけますぞ - 15〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 20:11:05
言っておいてなんですが、クライマックス描写先置きしておいた方が後からの合流もしやすいですかね!
5分ほど待ってまだやりたい描写が!という方がいなければクライマックス投下していきます〜 - 16天雫弓25/09/11(木) 20:12:50
立て乙です
- 17ムゥ◆Tp24yzWpm625/09/11(木) 20:16:24
※なんとか間に合ったかな……
- 18〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 20:20:13
ではクライマックス行きます〜
【巨人の生み出した免疫細胞群や分体の討伐。またそれらを誘き出すための本体への攻撃が絶え間なく続けられ、どれだけの時間が経っただろう】
【徐々に激しくなる攻勢は、裏を返せば巨人の存在を削る諸刃の剣。"少しずつ蝕まれるぐらいなら"と選んだ手段が、しかし彼にとっては予想外の抵抗によりとうとう命にまで至る損傷となりつつあった】
【そして、君たちの耳に届くのは──】
『────オオオオオォォォォォォォォ!!!』
【"叫び"。スケールの違いを考えれば、声として認知できようもないはずのそれを、君たちは確かに感じた】
【やがて、徐々に視界を始めとした他の感覚でも違和感を覚え始めるだろう】
【──"あの巨人は、この程度の大きさだったろうか?"と】
【各々の捉えるそれは違う。あるいはその認識によっては、変わらず全貌も見渡せぬほどの大きさのままだろう。だが、君たちは確かに感じる】
【"倒せる"。"自分たちは、あれに勝てる"──巨人の損傷が、抱いた痛みが、恐怖が……彼の存在を貶める。一方、君たちの戦意は高揚し続け今や最高潮だ。以て──彼に比べればあまりにも小さな存在だった君たちが、今や彼を"対等に打倒し得る存在"として認識可能となったのだ】
「──だがッ!奴はまだ死んじゃいねぇッ!対等な敵を前にッ!これから死に物狂いで反撃してくるはずだぜーッ!」
【ソニックワードが高らかに叫ぶ。彼もまた戦意を昂らせ、巨人の前に立つ"敵"の一人だ】
「だからよォ〜〜〜ッ!ここが最後の『勝負』だぜッ!!!ありったけを叩き込んでやれェーーーーッ!!!」
【巨人は如何なる抵抗をするだろうか】
【拳を振り上げ襲いくるか?武器を手に取り振り下ろすだろうか?口や目から光線でも放つのだろうか?あるいは奇想天外な術の類や、超常現象でも引き起こしてみせるのか。これほどの存在が己の"死"を前に見せる抵抗なのだから、何をしてきてもおかしくはない】
【──だが。たとえ何が来ようと、君たちにとっては問題にならない。何故なら君たちは既に"勝てる"と確信しているのだから!】
【さあ、己の成し得る全霊を見舞い、見事この戦いに勝利したまえ!】 - 19〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 20:21:50
※最後の攻撃フェイズです。巨人のサイズや行動を自由に想定し、トドメの一撃を放ってください
最終的には全員の総攻撃でどうにか削り切れた扱いになりますが、主観的には多数の一でも一人で倒し切った感じでも問題ありません
いったん21:30を区切りとしてエンディングに入ります
- 20蒼海の海拓者◆Og3hMzWLj.25/09/11(木) 20:23:11
あ、質問なのですが
この空間内での支配領域の規模はどこまでなら大丈夫なのでしょうか?
もしくは「巨人」を呼び覚ましたのが「神」であるため、ここは封印していた方がよろしいですかね? - 21〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 20:27:27
- 22蒼海の海拓者◆Og3hMzWLj.25/09/11(木) 20:30:41
- 23天雫弓25/09/11(木) 20:31:08
【絶叫】
【巨人の声が大気をかき乱す】
【音圧だけで体が弾け飛びそうなそれに、しかし青年は口元に微笑を浮かべていた】
「ここまで来れば、やることは明快だ」
【己がいて、敵がいる】
【敵は己を認識し、己は敵を倒さんとしている】
【ならば、あとは全霊を放つというだけの話】
【手から伝わる神弓の神威に、青年は不敵に笑う】
「そうだな、ヴァイナシャ」
「巨人狩りを、しよう」
【此れより、乾坤一擲の矢を放つ】 - 24自在剣◆TVTQSYwymu.g25/09/11(木) 20:44:26
はーい、ちょっと前段階からの描写してからクライマックスフェーズの描写します!
(あの魔法少女の方の受けたダメージを見るに自分が分身体の攻撃をまともに受ければ一発で退場が有り得ますね)
「…当たれば、そして平常時であればですが」
(皆さんの回復は済みました…あれへの移行と維持に費やして良いでしょう)
【『光亡』の鋒を胸に突きつける。巨人の戦力を奪い取る要と成る武器の一つであり竜種や天使に悪魔、吸血鬼といった格の高い存在への特効を持つ武器だ。当然この巨人程の格であれば邪神の侵す力によるその特効も牙を剥く。だが、真骨頂は其れ等ではない。光亡を心臓へ自在剣は突き刺す。邪神化。自在剣の肉体を人型のまま邪神のそれへと変性させる光亡の真骨頂。だが。其れすら今の自在剣からすれば途上に過ぎない。人が邪神に身を窶しさらなる力を得るのではなく、邪神が人に取り込まれ人が人のままさらなる位階へ昇る逆転現象。それを自在剣は『鬼歪』を手にした際の騒動で結果肉体がさらなる成長を遂げた結果自発的な発動を可能にした。ただし未だ実戦に耐える維持時間があるかは賭けとなる。が、巨人の力を啜りに啜ったこの状況であれば】
「…目論見通り維持も可能ですね…ボルパさん!見ていてください!これが貴方が認めた次代の英雄だ!そして見ろ巨人アストル!お前を斃す勇士の一人、自在剣だ!」
【攻防が加速する。人の形をした迅雷となり巨人の細胞を分身体を斬り刻みにかかる。その夥しい斬撃が戦場に掛けられ巨人を斬り裂くばかりか設置されていく】 - 25黒曜主25/09/11(木) 20:52:47
- 26天雫弓25/09/11(木) 20:59:25
「スーリヤ神に奉る」
【つと───掌に、熱が宿る】
【昼夜両界の神威を宿せし神弓ヴァイナシャ、その昼の御力を励起させる】
【と、同時に青年の両腕の筋が膨れ上がり、かつてなく力がこもる】
【かつて、全てを焼いた灼火の具現。恵みにして破滅の化身。定められた道筋を辿る真白き恒星
偉大なる太陽の御力が、青年を通して湧き上がってくる】
「天道踊る黄金よ 万象に押し恵む火よ」
【つと、矢を番えて/業と、身の内から炎が湧いて】
【そっと、弓を構えて/湧いた炎が総身を駆け抜け】
【きりりと弦を引き絞る/いつしか腕を通り矢へと通じる】
【神威は炎へ、炎は矢へ、そして矢は一点を狙う。青年の卓越した弓技と神の加護が混ざり合い、凄まじいほどの熱量を宿す】
【其れは、原子すら穿つほど精緻】
【其れは、山河を焼き拓くほど絶対】
「〈天穹を穿つ金陽-スーリヤストラ-〉」
【そこに、太陽が昇った】
【そう錯覚するほどの熱を秘めた一矢が、大気を焼き切りながら巨人へと疾走した】 - 27邪竜狩りの英雄譚◆TVTQSYwymu.g25/09/11(木) 21:02:24
「意気や良し!それでこそ我の次代の英雄、絶世にして自在なる剣よ!負けてはいられんなぁ!?さぁ巨人アストルよ!音に聴け、目にも視よ!そして文字通りに刻むが良い!貴様を斃す英雄譚、英雄たちの詩を!」
【その状態の自在剣の速度をもただの人のまま一跳びで容易く抜き去り空間を踏み付け斬り裂き転移しながら主に分身体を一息に斬り裁ち続ける】
「嗚呼、花柳かな、華麗かな!喜べここにいる者たちは確かに貴様を斃すに足る英雄たちぞ!ハッハハハハハハハ!」
【そしてまるで示し合わせたかのように自在剣と同じ位置に降り立つ】
「さぁ、これで最後となるようだ。相応しい形で葬送ってやるとしよう。それに相応しい我が技は唯一つよ。自在剣、お前もその筈であろう?その状態、これほどバフをかけられてるなら一足飛ばしに存分に振り抜いても良かろうよ、この戦場の全てにお前のお前である所以を魅せるがいい」
【そう言いボルパも『雄剣ヴォーパルブレイド』を肩で担ぐように構える。この英雄譚を締め括るに相応しい技は唯一つ。彼が唯一自分で技名を謂う彼の窮極の奥義】
- 28魔刀剣士◆BuOGBplkzY25/09/11(木) 21:04:50
今帰宅なので描写あとのせになるかもです……
- 29ムゥ◆Tp24yzWpm625/09/11(木) 21:04:55
ムゥ
『ようやく効いてきたみたいだね』
【燃え広がる魂霊術の白い炎、肌は黒く壊死し、そこからは免疫細胞は出現せず…死臭を漂わせる】
ジェーン
『へへへ!小さくても侮っちゃだめだよ〜?』
ハカナ
『刃が立たないようでしたが……殺せはしそうですね……』
【空を重力の方向をねじ曲げて飛ぶムゥとその背に乗る二人……群がっていた免疫細胞を迎撃していたが、免疫細胞達の狙いが彼女等から離れていく】
【はるか高く…巨人の顔の辺りを何かが飛んでいる……】
ムゥ
『……!同族だ!!』
ハカナ
『ムゥセンパイよりもおおきい…!!』
ジェーン
『え!?誰!?』
【黒い外套、白い仮面、銀の武器を手にする大きな妖精の様な翼をもつ騎士が巨人の免疫細胞達の相手をしている】
【身長は400cmはあるだろう……ムゥの実に倍はある、一度身を屈めたかと思うと、衝撃波を残し姿が消え……直線上にいた免疫細胞が全て砕けちり…巨人の身に傷を創る】
【免疫細胞が相手の危険性を察したのか一気に千を越す数の免疫細胞が集まるが、騎士の咆哮だけで全てが霧散し、巨人も半身をのけぞらせる……】
ムゥ
『………誰かわからないけど……ムゥ達よりもずっとずっと…つよい……』
【大きな騎士が手の内に白い炎を灯し、銀の武器を撫でると、炎が刀身に宿り】
【再び衝撃波を残して消え……巨人の胸に大きな十字の傷をつけ、白い炎が傷を塞がせない】 - 30〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 21:09:22
一応スレが残っている間はレスを受け付けます!……と言いたいところなんですが、13日からのイベントと同時に浮上するのは避けたいのでなるべく今夜中、遅くとも12日24時までの受付とさせてください。申し訳ない(スレが残るという当たり前の事実を失念していました)
- 31重引力◆rhypYXLdwI25/09/11(木) 21:11:45
すみません
現在ブラックホール系列の文章描写していた所ですが
攻撃範囲及びその付近までとはいえ空間歪ませるのってマズいですよね・・・ - 32〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 21:13:35
- 33黒曜主25/09/11(木) 21:16:21
この空間そのもの全部が崩壊するとか他の人の攻撃も吸い込んだとかそういう他の人に影響する干渉さえしなければそのへんは別に気にしなくて良い気もします
なんなら前スレ読むと割と空間君ボコボコにされてますし - 34重引力◆rhypYXLdwI25/09/11(木) 21:16:38
- 35〈酸っぱいブドウ〉◆BuOGBplkzY25/09/11(木) 21:20:00
とりあえず昨日規制の闇に消えた分を投げる。もともとトドメに参加しないキャラだしね(最初のデバフが唯一の見せ場)
>126
「ひゅぃいいいいいっ!!」
【馬車の中で気絶しかけ、かくっと仰向きに倒れかける】
「はっ、死んだ!? ここはギルド――じゃない! ぎゃーーーーっ!逃げれてない!!」
【が、なんとか気を取り直して意識を取り戻す。取り戻せてるか?】
「ひいいいいっ!! どうするどうする……!? あんなん食らったら即死じゃあ!!」
【凄い怖いのを我慢していた‼】
【精神バフを貰っていたから耐えられたけど普段だったら耐えられなかった】
【頑張れ酸っぱいブドウ頑張れ‼】
【お前はここまでよく生き残った‼ お前は弱い奴だ‼】
「とっ、とにかく逃げ、逃げるから!!ごめん!!!ごめん本当にごめんこなた逃げるしかできなくて……っごめん、ごめんね!!」
【とにかく脇目も振らずひたすら逃げる。逃げて距離を取り、背後で攻撃を防ぐ冒険者の陰で守られる】
【逃げろ卑怯者‼ 逃げろァ‼ デバフ維持から逃げるなァァ‼】
※もらっててよかった精神バフ! まじで気絶退場ありえた
- 36蒼海の海拓者◆Og3hMzWLj.25/09/11(木) 21:22:28
【大気の震えが祭りの終わりを表す、巨人の声がこの宴のシメを飾り付ける】
【絶対的な勝利は目の前、だがしかしそれは相手にとっても同じこと】
【だからこそ巨人は進撃する、塵芥が如き強者たちと相見えるために、埃と侮った敵たちに己が誇りを示すために】
【だが、その巨人の意識がある1人の男を前にして、『世界』が変わったように切り替わる】
【波の音が聞こえる、潮風を感じる】
【眼前に広がる大海原、漣は静けさを謳いながら引いては押し、海の青はこちらを深みに沈めるように視覚を誘う】
【どこまでも続く潮騒が身を包む、生命の根源が揺れ動かされそうな感覚が続く】
【ここは『海』、全ての生命が還る場所】
【だが、その神聖な場所を我が物顔で航海する1人の男が足元にいる】
「よう、楽しい祭りもここまでだな」
【『海賊』、身勝手な自由をどこまでも追いかけ続ける者たち、手前勝手な未開の道を疾る無法者たち】
【それが、それが気安く自らに語りかける】
「そろそろこの世界からも船出の時だ、おれも次の航海に出ないとな」
「だから最後に……全力でやり合おうか、ここで!」
【男は武器を取る、あの忌々しい『海賊旗』をいくら見たことか】
【だが全霊というのは面白い、賭け値無しの真っ向からのぶつかり合いというのも面白い】
【巨人は、目覚めの巨人は再び咆哮する】
【海の全てが震え上がり波立つような響きがその空間に木霊する、声の反響に応じて眼下の男の『旗』が揺らめく】
【不倶戴天か、運命の宿敵か、それとも我が身の最期を告げる『死』そのものか】
【だがしかし、これほど面白いものもない】
【あの男はこの体躯の差を感じさせぬほどに真っ向から戦うというのだ、この覚悟に応えぬ『戦士』がいるものか】
【だからこそ二度叫ぶのだ、この歓喜と闘志を表すために吠えるのだ】
- 37蒼海の海拓者◆Og3hMzWLj.25/09/11(木) 21:23:47
「行くぞ─────アストル!!!」
【海賊もまた、笑う】
【その実力は未だ計り知れぬその者、この巨人すらも木っ端と扱うか、生来の好敵手と見ているか、それとも己が身を超える大物喰らいであったのか】
【だが、そんなものは関係ない】
【海賊は気ままに笑うのだ、この戦いにかける思いに応えるべく笑うのだ】
【何故ならここには、『自由』しかないのだから】
【さあ、舞台は整った】
【あとは互いの一撃を見合うのみ】
【巨人が込め放つは真の一撃】
【身が削がれ、芯を食い潰され、今にも折れそうな枯れ木の大木になろうとも、その心魂更に猛く燃え盛り、『死の流星』をも砕き超える「ただの拳」を真っ直ぐに打ち据える】
【音も超え、速さを置き去りにし、ただ一直線に敵へと放たれる極致の『暴威』】
【避ければ死、避けずとも死、彼の拳撃が齎す結果はこの世界が「終わる」か「否」か】
【祭りの最後に、宴の終わりにこそ相応しい出し惜しみのない一撃】
【それに嬉々としたティードもまた、己が本領をここに見せる】
- 38蒼海の海拓者◆Og3hMzWLj.25/09/11(木) 21:24:58
【書き記すは『海の権利』、この全てを己が力と変える波濤の極限、海賊が持つ「ちっぽけな誇り」を現した剣戟】
【即ち、この海の中で『世界』を分かち決める「界戦」のための一撃なり】
【此、世界法則から外れども「己が心象風景を鏡写しに見せる世界の書き換え」、遥かなる世界からの来訪者がティードに与えた必殺の一撃】
【いざや眺めよ、この憧憬を、伝説の海賊が夢見た終わりなき冒険の旅路を】
「─────支配領域、『源天海旗』」
【海の全てが『海賊』に集う、彼の名はこの海に自由を求めた『最後の海賊』】
【それが放つ、究極にして終極の一】
【黒き旗は高々と掲げられる、ジョリー・ロジャーが海に笑い、船の帆は大きく張って風に乗る】
【巨人の拳は届かない、世界の果ては訪れない】
【塩水が、口に染みる】
【その体躯が両断されるように、世界を覆っていた『障壁』が木っ端微塵に砕かれる】
【崩れ行く意識の中で、血潮の味が混ざり合って塩味が深く喉を通る中で、巨人は眼前の男を見る】
【─────ああ、ようやく、“目が覚めた”】
【巨人アストルは、その身体を二分されるような極まりし剣戟を、「自由の象徴」たる彼の海賊旗越しに眺めていた】
- 39蒼海の海拓者◆Og3hMzWLj.25/09/11(木) 21:26:22
簡単に言うと謎概念特殊空間内での一幕……なので巨人の心情は無視して大丈夫でござる
実際にやっているのは、巨人の身体を縦に真っ二つにするような大斬撃でございまする - 40〈酸っぱいブドウ〉◆BuOGBplkzY25/09/11(木) 21:26:30
「ひっ………」
【酸っぱいブドウには強者の違いがわからぬ。相手の力量を測れる領域さえ立っていないからだ】
【しかし生命の危機には人一倍敏感であった】
「死ぬ……死ぬ死ぬ死ぬ死んでしまうぞ!! か、完全にこっちに意識が向いて……!」
【だから、巨人が弱くなったことには気づかない】
【が、間接的に。味方の士気の上昇という形で、その可能性に気づく】
【――危険はもうすぐ去る。仲間たちがあの巨人を打ち滅ぼせば危険がなくなる。その予感を本能が感じ取る】
【だから、そのためにも】
「……――にげっ、逃げなきゃ! とにかく逃げて……生き残らなきゃ……!!」
【酸っぱいブドウが倒れるということは、すなわちせっかく累積してきたデバフがその一瞬で消えるということ】
【むろん巨人にとっては微々たる差かもしれないが、それでもはっきりと少女の死と同時に巨人の力は増す】
【だから、どんなに怖くても死んで逃げるという選択肢はあり得ない】
【死ぬ気で生きて、逃げることで攻める。】
【仲間がトドメを刺すその一瞬の後は、死んだってかまわない。だからせめて、それまでは――】
【祈るようにぎゅっと目を瞑り、式神に騎乗してとにかく攻撃から逃げ続けた】
- 41対神拳闘士25/09/11(木) 21:29:17
【────────見渡す限りの大陸も山脈も今は無い。眼前には拳士が一人。】
【否。巨人は未だ健在だ】
【にも関わらず瞳の世界に収まり視えるのは即ち視界の問題に非ず、存在が下り最高潮に至った事で其の“捉え方”が変わったのだ】
【大会の12ラウンド目を思わせる疲労を互いに肩に背負いながらも歩む。満身創痍と最高潮が相殺し合いコンディションは普通に留まる】
【されど普通は即ち“ベスト”である】
【リングの上で、視線が交わる】
「勝負は一打────────」
「『いざ。」』
【拳が交わり果へと向かう。逡巡】
【─────基礎の極意、交差法-カウンター-からの鉄槌がその体躯へと叩き込まれた】
- 42冒険者たる魔法剣士25/09/11(木) 21:29:56
「……頃合いか」
【魔法剣士は、青く輝く『湖月の聖剣』を背負うように構える】
「正真正銘、これが最後の一太刀だ」
【その背後には、斬り倒された無数の免疫細胞、上半身だけの巨人。それらの屍だけで、山脈が形成されるだろうほど】
「生まれし日より共にある、我が五体よ
どうかこの一撃を、仕損じらせてくれるなよ」
【魔法剣士が予備動作のように、剣を軽く薙ぐと】
【背後の空間が横一文字に裂け、その裂け目から光の乱反射する湖面のような青い異空が垣間見えた】
「俎の上の魚か
それはまさしく、"斬る"に適しているな」
【魔法剣士が聖剣を上段に構えると、裂けた空間からビリビリと空震が起こり、辺りに青い古の魔力が満ちていく】
【巨人の体躯の上なれば力に及ぶ範囲は限られるが、それは一種の"妖精郷"であり】
【そこから、この世とは異なる世界法則が敷かれていく】
【そして、一閃】
【決して毀れることのない『湖月の聖剣』。その刃から放たれる極光にもまた同様の性質があり、それはつまり、今放たれた青き極光の斬撃波が"不毀"の性質を持つことを意味した】
【それは"妖精郷"にあり、この世には『存在しない』斬撃】
【故にこそ、決して阻まれることなく、曲がることもなく。巨人に対して真っ直ぐに、『不可知』の刃として振るわれた】
「……魚というなら、三枚に下ろしたほうが良かったか」
- 43〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 21:30:32
すみませんちょっと私の方で急用が発生してしまったので22:00ごろまで延長します!!!申し訳ない!!!
- 44巨人狩りの英雄譚◆TVTQSYwymu.g25/09/11(木) 21:30:58
【自在剣は肯く。確かにこれなら…身体が、魂が、存在が砕ける事も無い。自在剣が自在剣たる所以、自在剣の総て。自在剣という剣士の世界。それを一太刀で顕す御業】
自在剣「支配領域剣術──抜刀『斬鎖剣界』」
【其れは斬撃で、剣技のみで成る支配領域。それも展開するのではなく、一太刀に圧縮して一つの斬撃とするもの。彼という存在、彼のあらゆる武器とそれによるあらゆる技で創られた世界を唯の一閃に圧縮し振るう。世界を以て世界を斬り裂く技、絶世たる剣技である。其れが神を以って昇った人の身体に生体電流の強化で雷霆そのものの速度で振るわれ】
ボルパ「『窮極三段斬り』」
【その絶世の剣技の軌跡が一分に達する間に其れは終わっていた】
自在剣「……!…………」
【其れは総ての因果総ての理、万物万象を無視した剣閃。一太刀で切断による絶命を問答無用で刻み押し付け二太刀で心臓と共に魂を破壊し三太刀で斬首せしめる。それを事象も順序も破綻させて同時に発生させる業。それが彼の究極奥義『窮極三段斬り』であった】
【二人の英雄の奥義が巨人を斬る!】
- 45蒼海の海拓者◆Og3hMzWLj.25/09/11(木) 21:31:22
了解です、こちらはトドメ描写完了ですのでお待ちしておりますね
- 46対神拳闘士25/09/11(木) 21:31:53
了解でございます
- 47天雫弓25/09/11(木) 21:31:59
了解です
リアル大事ですゆえどうかごゆるりとー - 48冒険者たる魔法剣士25/09/11(木) 21:32:41
了解でございます
こちらは一応、描写完了しました - 49◆TVTQSYwymu.g25/09/11(木) 21:37:09
ご連絡ありがとうございますお待ちしております
- 50黒曜主25/09/11(木) 21:41:21
- 51ソルト・ドンタコス◆UwIgwzgB6.25/09/11(木) 21:43:37
【1/2】
「ありがとな、姐さん!!!助かるぜ!!!」
【まな板の鯉────まだ生きているそれの、首の骨を断つという意味を込め】
了解しました!!!「やっと……コイツを倒せるってことか……!!!」
【叫び声の源のはるか高みを睨みつつポリゴンと数式の白黒鎧の間から手を突っ込み、胸の紋章を長押しして白色の円筒を抜く美少年───否、今は美少女。緑色、そして紅色の二つの円筒をもう片方の手に持ち、円筒上部のボタンを一度に押す】
"SUMMON:IDEA SWORD!!!"
"HUMANIZE:GEOMETRY...LIBERTY & FREEDOM!!!!!!!"/"BIOLOGY→BIO...!!!" / "IDEA READY???"
/ "HUMAN, THE ORIGIN!!!"【虚空より喚んだ辞書に柄と刃が生えたような形状の巨大な剣に四本の円筒が突き刺さると】
"CONGRATULATIONS!!! NOW YOU GRADUATED!!!!!!"
【眩い七色の光が美少女の全身を卒業証書を入れる筒のような形状に包み込み、一瞬の後に砕け散る】
"自由七禍ァ!!! LIBERTY ARTS Ⅶ!!!!!!!"
"STUDYYYYYYY──STARRRRRRRT!!!!!!!"
【中から現れたのは、白・緑・蒼・紅・黄・朱・金色が混じった豪華なローブと軽鎧を纏った少女だった】
「我が名は────ソルト・ドンタコス!!!さぁ、叛逆の時間だ!!!」
【はるか高みを睨みつけ極彩色のローブをバサリと翻しつつ、幾何/自由、生物と人類、そして概念/理想の概念を宿した少女は名乗りを上げ】
- 52ソルト・ドンタコス◆UwIgwzgB6.25/09/11(木) 21:45:57
【2/2】
「行くぜ皆!!!」
"GEOMETRY...!!!"/"BIO...B-BIO..."/"IDEA, TRUTH-JUSTICE-BEAUTIFUL..."/"HUMAN, THE ORIGIN!!!"/"ELEMENTALY!!!"/"CRISIS BRAKE!!!"【刃に白・緑・蒼・紅・黄・朱・金のエネルギーが集まり巨大化】【黒髪紅眼の美少女、銀髪蒼眼の美少女、そして──茶髪緑眼の美少女】【4人の姿が重なり合い、中心となる白髪黒眼の美少女が眩く輝き出す】
「持ってけ俺の生命力!!!ぶった斬る…!!!」【膨れ上がり放たれた、白と黒、そして紅蒼緑の生命エネルギーが空中で合わさり固定され】
「らァッッッ…!」【辞書っぽい大剣に七重らせん型の七色のオーラを纏い、流星のような速度で】
「イデアァァァァァ────
『ラァブラブ!!!!』【そこに、可憐な声が重なり響く。それは、現世に残してきた想い人のもの】
「ッ────アイツ……!」【はっと顔を上げ、喜びに満ちた笑みを浮かべる白髪の美少女】【その後ろの幻影のはずの1人、茶髪緑眼の美少女が美女──未来の姿──になり、後ろから共に柄を握る】【未来の本人である!】
────スラァァァァァッッッッッシュ!!!!!!!」
『〘「「はぁぁぁぁぁ──セイ、ヤァァァアアア!!!!!!!」」〙』 "LIBERTIC ARTS GRADUATED CEREMONY!!!!!!"【空中に投げて固定した白黒、紅蒼緑+澄んだ金色に輝く大剣を押し込むように、一直線に────空間をも一時的に歪ませるほどの飛び蹴りを放った!!!】 - 53重引力◆rhypYXLdwI25/09/11(木) 21:57:27
「始めはあんな大陸スケールのバケモン級をどうやって倒すんだと途方に暮れそうになったものの」
「今の傷だらけな身体を視認し恐怖が垣間見える叫び声を認識すれば・・・」
「瘦せ我慢でも無い、勝てるという絶対なる自信が湧き上がってくる!」
「ラストスパートとして、このまま総員全力攻撃で奴を沈めるか!」
【ソニックワードの鼓舞を聞き、獰猛な笑みを浮かべながら異能演算を開始する】
「異能解放準備、演算展開」「脳内仮想空間構築、各種座標把握、力場疑似変動」「仮設提起『暗黒物質』」
【異能者が此れから放つのは切札である黒球、その派生】
【前回使用時脳が異能負荷に耐えきれず崩壊、からの武器による再生という反則を幾度繰り返しやっと辿り着けた歪な力】
【然しその時から彼は成長し、研究研磨を行い続けていた】
「参考『ブラックホール』、仮想内構成成功、演算結果及び異能影響出力、現実世界への具現化開始」
「来たれ証明するには早過ぎたモノ」
【彼が掲げし右腕の先に再誕したのは、付近の空間が捻り歪み無と化す程の圧倒的存在感を出す黒キ槍】
【依然として黒球より暗く濃密で凶力な切札なのは変わらず】【しかし】
【脳の負担で極度の疲弊こそしているが、彼は空間歪曲に巻き込まれないまま傷無く立っている】
【前とは異なり反則技無しに制御出来ているようだ】
「ふぅ想定通りだけど上手くいったか・・・では口上を挙げないとね」
「此度の巨人討伐物語、戦友達による総攻撃と共に我が一擲で終演へ導こう」
「Javelin of Dark Matter 」
【言い終えた瞬間目を見開き、最後の一撃を敵へと投擲した】
- 54冒険者たる魔法剣士25/09/11(木) 21:58:26
「いや……ここまでだ」
【魔法剣士は剣を支えとし、その場に膝をつく】
【既に青息吐息であり、尋常ならざる疲労の様子が見て取れる】
【まるで今の一瞬の間に、何年もの時間が経過し、その時間の重みがのしかかったかのようだった】
【『湖月の聖剣』は、決して呪いの魔剣などではない。『五つの美徳』を備えた"騎士たる者"にこそ託される、神聖なる剣だ】
【ただ、それそのものが一つの『妖精郷』たる、神代の魔力を宿したこの剣は──ヒトの身で扱うには、あまりに"重すぎた"のだ】
ただただ反動がデカ過ぎるのでもう振れないという
- 55〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 22:01:56
決着描写を 書いています
しばしお待ちを!!! - 56ソルト・ドンタコス◆UwIgwzgB6.25/09/11(木) 22:15:23
了解しました!!!この数の描写のまとめ…お疲れ様です…!!!
- 57〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 22:23:04
【──その巨人は、かつてある世界を終わらせた。動機は無い。強いて言うならば"ただ、そのように生まれた"ためだ】
【彼は圧倒的な質量、存在を以て己以外の全てを駆逐した。かの世界に在った英傑、怪物、神々を悉く屠った】
【そしてその世界には、彼だけが残された。彼だけが"存在"であり、すなわち全てであった】
「彼のような存在を、かつてある者がこう呼び表した者」
【戦局を見守る選定者たちのひとり、金髪のエルフが呟く】
「"全なる唯一(オンリー・ワン)"。彼に並び立つ存在は何一つとしていなかった。だが……今この瞬間は、違う」
【かの巨人が立つのはかつての世界に非ず】
【彼に対するは、数多の世界より集いし"多数の勇士"たち】
「とくと味わうといい、最後の巨人アストル。かつて君が他の全てに齎した"終わり"……ようやく順番が回ってきたようだよ」 - 58〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 22:28:43
【──数多の"一撃"が、巨人に殺到する】
【巨人は、まずあらゆる抵抗を無力化する呪いが齎される。巨人という存在そのものに向けられたそれは、狐の少女によって貼り続けられた呪いと同じく認識を跨いで作用する】
【神へと奉られし灼火の具現。太陽をすら錯覚させる一矢が、過たず巨人を貫いた】
【『最後の海賊』が在る所、即ち大海なり。生まれて初めて"溺れ"る感覚を抱きながら、巨人は惜しむように倒れ伏す】
【リングの上、戦士が二人。満身創痍、しかして最骨頂の意地をぶつけ合う。交わされた拳は終に雌雄を決し、巨人はリングへと沈んだ】
【古の精より賜りし聖剣。其は魔を断つ不毀の月光。在り得ざる斬撃は、しかし確かに巨人を断ち切った】
【剣技に依って成る支配領域/万象を超越せし三つの剣閃。まさに極致たる二つの技が、競い合うように巨人を斬り捨てる】
【それは、愛と友情の奇跡(ものがたり)。いくつもの概念を宿し、そして想いを重ね合った一撃が巨人を空間ごと打ち砕く】
【我らが知る"世界"など、所詮は星という砂粒に描かれたものに過ぎない。世界の外なる宙にて空想された終わりの暗黒が証明され、矮小なる巨人を飲み込んだ】
【あるいは、他にも──】
【勇者の振るう聖剣が巨人を断ち切った】/【正義を信じた剣豪が巨人を微塵に斬り捨てた】/【英雄の駆る戦車が巨人を轢き潰した】/【月穿つ一矢が巨人を撃ち抜いた】/【機械化した兵の放つ光弾が巨人を消滅させた】/【水底に潜む怪異…もといカニが巨人をちょん切った】/【お節介焼きの男が放った刃が巨人の骨まで達した】/【半竜の野蛮人が巨人を焼き尽くした】/【恋多き英雄が巨人を殺(アイ)した】/【親切な女性が通りすがり様に巨人を殴っていった】/【ある姫騎士が一向に帰らぬ片割れへの苛立ちを巨人にぶつけた】/【巨人と相討ちになり死んだ者がいた】/【普通に戦って普通に勝った普通の英雄がいた】
【──数多の"終わり"がめいめいに紡がれてゆき】
【それら全てが、一つの巨人という存在へと重なり合う──!】 - 59冒険者たる魔法剣士25/09/11(木) 22:31:04
しれっとカニマザー参戦してない?
- 60蒼海の海拓者◆Og3hMzWLj.25/09/11(木) 22:33:11
というより春風さんのキャラが結構集まっておりますな、過去キャラや設定キャラ総出演的な
- 61〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 22:34:56
探してみてね!(特に元ネタがない即興の文もあります)
- 62星織りの詩25/09/11(木) 22:36:20
立て乙です
遅れてしまって申し訳ない
「惑星原理__________戴冠」
【理想相剋星天世界“マナ”に於ける魔法少女の定義とは、「理想を現実に刻む」弩級の分からず屋たちである】
【静かな平穏を希求した魔法少女が支配する国では運命線の編纂が魔法少女の手に委ねられていた】
【永劫の大戦争を愛した魔法少女が支配する国では死者と生者との間に境界が存在していなかった】
【真理の到達に執着する魔法少女が支配する国では総ての生命体が探究への渇望を魂に宿していた】
【番外の魔法少女の望みは、"色んな世界を観光して回りたい"だった】
【だからこそ、障害と縛鎖の限界突破が彼女の理】
【世界ではなく自己を変質させる惑星法則の理外】
「第十摂理__________装填」
【元素精髄が収束する】
【同じ"小石"を使うにしても投げるだけでは窓硝子の一枚も割れないだろう。だが、質量を熱量に変換したなら容易に家を消し飛ばせる】
【同じく、魔力を完全消費するにも"型"がある】
「“第十秘儀:破却摂理__________スター・ノヴァ”」
【限界を超えた星の光が、純粋な滅尽滅相の具現として駆け抜けた】
- 63天雫弓25/09/11(木) 22:37:37
この人あの人かな……(なお節穴アイであるものとする)
- 64対神拳闘士25/09/11(木) 22:40:05
こういう小ネタ大好き侍
- 65〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 22:40:34
以降に投下された描写も同じく>>58に収束する、ということで…!
『オ──オオオォォォ──!!!』
【断末魔を上げる巨人。その姿は、全ての者が認識していた】
【各々が観た巨人の最期、その全てが一つの存在へと回帰する。それはあまりにも膨大な存在質量を持つ巨人をすら、終わらせ得る】
【巨人の身体が崩れ、その端から光となって消えてゆく。尋常の生命の枠を超えた彼は、最早土にすら還ることはなく、ただ無になるのみだ】
【やがて──】
『……かくして、目覚めの巨人は討ち果たされた。おめでとう、戦士たちよ。君たちは勝利した』
【巨人が消えゆく中、君たちをここへ導いた選定者が現れる。各々の世界、各々の時代により異なる彼らは、しかし異口同音に言葉を紡ぐ】
【あるいは、それは"代弁"なのだろう】
『栄光の勝利には、報酬が必要だ。君たちの……そうだな。俗な言い方をすれば"貢献度"に応じ、かの巨人の一部をその手に残そう。君たちのどの世界にも存在しない、希少な"素材"といったところか』
【その言葉と共に君たちの目の前に──律儀に包装された──素材が現れる。遠慮なく頂いていっていいだろう】
『ああ、そうそう。この空間は今しばらく……具体的には丸一日強は残しておく。せっかくここに集ったのだから交流の一つもしておきたい、なんて者がいるなら留まるといい。帰りたければ念じればすぐ出口を出すよ』
【その言葉の後、何人かが空間に空いた光の扉をくぐり去っていくのが見える。同じようにすれば帰れるのだろう】
『では、さようなら。君たちの道行に祝福があらんことを……』
【それを最後に、前提者たちは姿を消した。彼らもまた各々の世界に帰還したのだろう】
- 66蒼海の海拓者◆Og3hMzWLj.25/09/11(木) 22:50:27
「これで一回きりの祭りも終わった、な」
「……ああ、スゲー楽しかった!久々の1人の冒険も良いもんだなぁ!」
「……残念だけど、おれはこの褒美の品はいらないな、おれにとっちゃこの「冒険」こそが最大のお宝みたいな物だからな!」
「あと、久々に『冒険者』に会えてよかった!やっぱりオマエらはいつも同じだ、真っ直ぐに前を向いて戦うヤツらだ!」
【『ブラック・ノーチラス号』の幻影がゆっくりと消え始めると、それに伴ってティードも光の粒子に包まれ始めた】
「おっと……そろそろおれも“船出”だな、元の世界の仲間が待ってるんだ、また会えたらその時は……今回みたいによろしく頼むぜ!」
「それじゃあ……出航だァ!」
【ゆっくりと、黒い海賊船は新たな船出に行く】
【果てなき海へと再び駆り出した『海賊』の背は、誰が見ても満ち足りたものがあるように見えた】
- 67〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 22:52:56
以下が報酬となります
厳密な基準は特にありませんので、各々がキャラごとの貢献度によってこれぐらい持ってっていいだろ!と判断してお好きに持っていってください。メタ的にはその内容が包んでもらえてます
目安として「SSR」は上級上澄み〜ランカー級の活躍をして初めて獲得可能。一般上級ぐらいならSR・Rを複数獲得可能。中級上澄み程度ならRのうち1〜2個といったイメージで作っています
・『巨人狩りの徽章』 ALL
全ての参加者に獲得権がある徽章。身につけている間、『巨人』に対してあらゆる行動が少し有利となる。また、自分より強大なものに立ち向かう勇気が湧きやすくなる
・『目覚めの巨人の魂』 SSR
目覚めの巨人が残した魂、その僅かな欠片。膨大な質量のほとんどは失われたが、それでも埒外の存在強度を持つ非実体素材
・『巨人の熱気』 SR
目覚めの巨人が残した熱の残滓。魂ほどではないが、それでも強大な存在強度を持つ非実体素材
・『目覚めの巨人の皮』 R
目覚めの巨人の皮……とされるもの。本来であれば人が扱えるような厚みではないはずだが、これは常識的なサイズでありながら一枚の"皮"の組織として成立している。とてつもなく硬く、しかししなやかだ
・『目覚めの巨人の腱』 R
目覚めの巨人の腱……とされるもの。本来であれば(中略)
ちょっとした丸太のような長さと太さ。あまりに堅牢なため加工はなかなかに難しい
・『唯一のインゴット』 R
"全なる唯一"と呼ばれた巨人より生じた概念結晶体。金属のインゴットのような一塊であり、「それは唯一である」という概念的特性を持つ - 68星織りの詩25/09/11(木) 22:59:43
【パチクリと、最新の魔法少女は自称「世界を愉快にする魔法少女」からの"代弁"を受け取った】
【彼女はトリックスターであるが、超規格外級遊園地を"経営"する真面目な気質も一側面として有している。見たところ、周りも同じ反応なので嘘を吐かれてはいないだろう】
「─────スケッチ、し忘れてしまったわね」
【宝玉杖を亜空間に仕舞ってから、最新の魔法少女は購入したは良いが使い所もなく終わってしまったメモと万年筆を手に取った】
【壁殴りか死闘かだったので、程良く全体図を描写する機会に恵まれなかったのだ】
【ちょこん、と再び創った"月"に座る】
【集まった異世界の勇者を見渡してから、観光好きの魔法少女は淑やかに口を開いた】
「インタビューの時間、あるかしら?」
「えぇ。もし、アナタの世界を訪れたら、その時は私も"宴"に混ぜてね」
【今は世界を渡るには程遠いが、惑星原理を鍛える─というよりも、"育成"─したなら、そんな機会もあるかもと海賊船を見送った】
- 69重引力◆rhypYXLdwI25/09/11(木) 22:59:46
- 70〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 23:00:20
- 71黒曜主25/09/11(木) 23:03:41
- 72ムゥ◆Tp24yzWpm625/09/11(木) 23:04:45
ムゥ
『…………あ!いた!』
【ムゥは自分よりも遥かに大きな騎士を見つけると、大慌てでハカナとジェーンと共に駆け寄っていく】
ムゥ
『あの…!貴方…貴方様は…?』
騎士
『………』
【大きな騎士は報酬を受け取り、ムゥ達には一度も視線を合わせずに空間を出ていこうとする】
ジェーン
『ちょっ…!ちょっっとお待ちを!!名前!名前だけでも!!』
ハカナ
『せめて!貴方のいる場所だけでも…!!』
【騎士の前に回り込もうとする三人だが…彼女等の背丈は騎士の腿の高さ程しかない為あっさり避けられる】
【騎士は光の扉の前に立つ、ムゥ達はその背中をジッと眺め…どうしようかとソワソワしている…騎士は光の扉の前でしばらく思案するかのように立ち止まり続けたあと、意を決して、一音だけを残して光の扉をくぐる】
騎士
『……み!』
- 73対神拳闘士25/09/11(木) 23:06:02
- 74対神拳闘士25/09/11(木) 23:10:53
- 75星織りの詩25/09/11(木) 23:10:53
- 76重引力◆rhypYXLdwI25/09/11(木) 23:15:46
- 77対神拳闘士25/09/11(木) 23:19:53
フフフ…
規制タイムが近い故にインタビューに参加出来ずかたじけない… - 78〈酸っぱいブドウ〉◆BuOGBplkzY25/09/11(木) 23:22:51
どのくらい利いたんじゃろうか、こやつのデバフ
まあ実力で鑑みて判定したらR1個じゃな!がはは
「せめて回復はしておくのじゃ……! 今回みんなに助けられっぱなしじゃったからのぅ」
「なに、こなたにもやりようはあるのじゃ。」
「とかくこの場所は生命力が溢れておる、なにせ文字通り巨大な生命力の塊みたいな存在の膝元であり、」
「それが散った場所でもあるからの。こんな絶好の回復スポットなんてそうないのじゃ!」
【言いながら印を刻んで符を配置し、周辺の一角に結界を築く】
「気が落ち着いた戦闘後じゃないとこういうのって有効じゃあないんじゃけどな……」
【五行の陰陽術。自然の循環を模る術により、周囲に満ちたエネルギーを渦を巻くようにこの場所に集めていく】
【完成するのは自然パワーがぎゅうぎゅうに詰まったパワースポットのようなもの。】
【体力とエネルギーを回復し、自然パワーによるリラックス効果もある結界を設置した】
「五行相生・回生浄土! みんなも使ってくれてええからな?」
- 79〈春風〉◆FZj6svE9vc25/09/11(木) 23:24:07
ぶっちゃけ本スレ組の判定は「これぐらいならこいつに持ち帰らせても壊れないな」で判断していただければと
- 80星織りの詩25/09/11(木) 23:24:21
- 81ソルト・ドンタコス◆UwIgwzgB6.25/09/11(木) 23:27:32
「倒したな────楽しかったぜ!!!皆、どこかでまた会おう────またなーッ!!!」
【手を振り見送り、鎧が粒子化して解けると同時に自らも純白の円筒に還元される】
「ありがとうございます……最後までマジ助かりました、姐さん!!!
そして…狐の少女よ…!!!」
【円筒が癒され概念の力が回復、白パーカーにポリゴンの上下下着姿のボサボサ白髮ロングに金色の瞳の美少女が再顕現する】
「回復ポーション──ッ!」【白パーカーは投擲用上級回復ポーションを何本か投擲した!】
お疲れ様でした!!!想い人の全盛期、皆との合体技も描けて…とても楽しかったです!!!ありがとうございました!!!
「もちろんだぜ!むしろ大歓迎だ!!!」
【ボサボサ白髮ロングに金色の瞳の美少女は、『巨人の熱気』『目覚めの巨人の皮』『目覚めの巨人の腱』『唯一のインゴット』を緑のバッグにしまって豊かな胸を張っている】
- 82巨人狩りの英雄譚◆TVTQSYwymu.g25/09/11(木) 23:27:33
ボルパ「我を送り届けた者に…輝きの騎士か。刻限だな」
【そう言って英雄の身体が透け始める】
自在剣「…彼岸へと帰りますか」
ボルパ「あぁ、死人故な。気の利いた事に我の手許に参じたこの剣、我が墓標に戻してくれ。報酬の方は我を支援していた事務所に送って売却させ寄付に充てさせよ」
自在剣「わかりました…任せてください」
ボルパ「ウム、ではな戦友たち!一足先に逝かせて貰うぞ!黄泉路に就く事や此度のような事があればまた出会うこともあるだろう、その時を楽しみにしている!最後に自在剣よ、もう一つ重要な事を任せる。かつて我を依頼で止めたということは我を支援する事務所の所長とも会ったことはあるな?遺していた手紙をまず見たとは思うが、改めて伝えておいてくれ。愛している、とな」
【そう言って邪竜狩りの英雄はもといた冥府へと戻って逝った】
- 83ムゥ◆Tp24yzWpm625/09/11(木) 23:31:18
三人
『『『み?』』』
【幼い器の騎士が使うような言葉に3人はお互いに顔を見合わせる、騎士からみれば自分達は幼いと思われているのだろうか?未熟と思われたのだろうか?名乗るほどの存在ではないと思われたのか?お互いに話し合うが答えは騎士しか知り得ない……】
ムゥ
『うぅ……あそこまで大きく成長した騎士なら悲願の達成もできるかと思ったのに……』
ハカナ
『何処に居るか知りたかったですね………』
ジェーン
『みぃー………未熟だっておもわれたかなぁ……』
ムゥ
『仕方ない…とりあえず報酬を受け取ろう……』
【3人は唯一のインゴットを手に入れ……先に帰って行った騎士のいた方を名残惜しそうに見ながら3人は光の扉を通って元いた世界に帰っていった】
(※イベントに余り絡めませんでしたが楽しませてもらいました!!!) - 84〈酸っぱいブドウ〉◆BuOGBplkzY25/09/11(木) 23:37:07
- 85星織りの詩25/09/11(木) 23:39:02
- 86ソルト・ドンタコス◆UwIgwzgB6.25/09/11(木) 23:52:23
「おう!アンタのデバフも、とても役に立ってたぜ!!ありがとなー!!!」
【快活に微笑む美少女】
「おすすめか…………うーむ……多種多様な種族や職業が集まる冒険者ギルド…あとは───カンミ村かな!星属性のフルーツに飲食物がドロップするゴーレムが出るダンジョン、転生転移者が来る洞窟に…砂糖が溶けた池、温泉もあるぜ!!!
美味しい料理は…………星リンゴサイダー…は料理じゃないし…ライムの細胞が混ざったライム鶏の親子丼かな?
うん?先生…………ああ、いや、"狂師"じゃない方か!
【一瞬、なぜか友の仇の名を聞いたかのように険しい顔をして】
あー…………師匠ならいるぜ、破天荒でやることなすこと大胆な女(ひと)だ!俺たちみんなを愛してて、懐もでっかい人だぜ!」
【紅いワンピースを着た黒髪ロング紅眼の背の高いグラマラス美女を投影する。手にはエレキギターを握っている】
「またなー!!!また逢う日まで…どうか無事で…!!!」
【手を振り見送る美少女】
- 87星織りの詩25/09/12(金) 00:02:12
- 88重引力◆rhypYXLdwI25/09/12(金) 00:20:34
「最後までサポートしてくれてサンキュ!」
「この空間内にいると疲れが取れると共にめっさ落ち着くよ」
【パワースポット内に座るとお礼を言う】
【更に上級回復ポーションを掛けられ体力気力が全回復したようだ】
「ありがとう、クククこれで巨人との再戦が出来る程に復活したぞ!!」
「・・・ぶっちゃけもう余り戦いたくない、英雄クラス多数いても途轍もない長丁場且つ当たれば即死攻撃持ち敵なんて地獄だと体感したし」
「う~む、故郷にして前居た世界にするか、現在住の世界にするか・・・よし今の世界にしよう!」
「まず心に残っている"冒険"は、旧世界という古代文明が眠る大森林での調査だね」
「数回に掛けて探索したんだけど、一度目は飛空挺に乗ったんだ」
「空の旅は始めトビウオを釣ったり行商人と物々交換したりと穏やかで快適」
「しかし、現地に辿り着く直前の火山エリアにて迫るは炎纏いし翼竜多数による刺客!それを撃退するは冒険者達!」
「数度のウェーブを超え敵の群れをバッタバッタと薙ぎ倒していき終わりが見えてくる、否奴らは前座に過ぎなかった」
「突然止まる喧しい鳴き声、火山の火口へ身投げしていく翼竜達、そして現れるは・・・」
【長いのでカット】
「というのが最も心に残った冒険の一端、続きは時間が無いので断腸の思いで略す」
「次にお勧め観光スポットは、セントラリアを選択しよう」
「国の首都で活気があり、治安も良く、飯は美味しく、劇など娯楽も完備、それに俺達冒険者が所属するギルドがある」
「更に何と言っても近くに100層を超える最大級ダンジョン『無限牢獄』があるのさ」
「最後にお勧めの美味しい料理は・・・野良ベヒモスのボロネーゼピザだな」
「ベヒモスと言っても俺のいる世界には伝説級から少し強い魔物程度まで様々いてね・・・因みに今回のは普通のドラゴン級」
「山盛りのミンチ肉が熱々のチーズと見事に調和していてな、それでいてジューシーなのにしつこくない味で何枚でもイケルる」
- 89冒険者たる魔法剣士25/09/12(金) 01:27:45
- 90二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 06:32:43
通りすがりの無関係な者ですが、絶妙に参加したくなりかつ参加しやすいイベントを上手いこと作っておられて尊敬しました
乙です - 91ソルト・ドンタコス◆UwIgwzgB6.25/09/12(金) 07:28:38
「どういたしまして!やっぱりポーションって凄えよな!」【死んでリスポーンしなくてもいいんだから…と続ける美少女。たぶん前にいた世界の価値観が出てるぞ】
「そうだな……アイツがトンチキハンターを自称するくらいだ…そこの重引力さんの言う通り、面白くてヤバいもんなら事欠かない楽しい世界さ…!」
【腕を組み目を閉じ、魔法少女の見解と重引力さんの思い出話(本人は甘味狩りからの又聞きだが)にうんうんと頷く白パーカー】
「まあ…演奏者、に入るかな?なんでも、ロックバンドのボーカルとギターとドラムとベースとキーボードを兼業してたらしい……生き様までロックなもんだぜ、あの人は!」
【再び頷いている】
「また逢う日まで…!!!」
【手を振り見送る白パーカー】
- 92黒曜主25/09/12(金) 07:47:11
「さて……予想以上に得るものはあったの
これなら少しは色を付けてもらえるかえ」
【巨人の残滓を奇妙な箱に吸い込み、黒豹は絨毯の上で伸びをするとそのまま帰っていった】
お疲れ様でした!
現実と戦いながらの進行に頭が下がるばかりです - 93蒼海の海拓者◆Og3hMzWLj.25/09/12(金) 18:19:08
あの後規制されたので時間差にはなりますが……
改めて、イベントお疲れ様でした!&GMさんに多大なる感謝を!
ティードをまたダンスレ世界の世界線で描写できる舞台を作ってもらって、個人的にはなるけども本当に嬉しかったんだなぁ……(しみじみ) - 94ソルト・ドンタコス◆UwIgwzgB6.25/09/12(金) 20:53:38
「じゃ、俺も帰るぜ────またな!!!」
【手を振ると、帰ろうとして───扉の前で足を止める】
「あっ、そうだ…これだけは!
俺は、責任なき、制限なき自由を広げ、望む世界に転生させる……『秘密結社EUPHORIA』のリーダー、ソルト・ドンタコスだ!!!
良かったら、覚えておいてくれよな!
またなー!!!」
【最後に決めポーズをして、今度こそ帰っていった】
「また逢う日までだな…姐さん!!!」
【手を振り見送る美少女】
- 95星織りの詩25/09/12(金) 22:19:06
「旧世界、素晴らしい冒険譚ね。空の旅は慣れているけど、私の世界にはトビウオなんていなかったわ」
「ベヒモス、というのは分からないけど……肉料理なら、ご飯と一緒に食べたいわね」
【メモに情報を書き込んでから、最新の魔法少女は"月"の玉座から降りた】
「それでは、さようなら。またいつか、機会があるなら」
【星織りの旅、壊滅を果たした地上世界を再生させる旅はまだ途上なのだから】