【ftnr注意】【ss】馴染みに隠れて、明けを待つ

  • 1遊び人A25/09/11(木) 21:55:18

    生えてるミカとその第一発見者セイアのおはなし。
    趣味投稿なので2日に1回とかの投稿になるかもしれないけれど、のんびりと書いていきます。わかる人は私が前建ててたスレを把握してるかも。

  • 2遊び人A25/09/11(木) 21:56:31

    …ミカが戻ってこない。数時間前、図書館に古書を取りに行って欲しいと頼んだ筈だが…はぁ。また、何かあったのだろうか。…ふふ。少々楽しみだな。今度はどんな奇天烈な問題に会えるのだろうか…。


    …図書館にもいないとは…本当に、どこにいるんだ。…借りる予定だった本もしっかりと借りられている…なら、私の部屋と図書館の間の廊下…特に連絡も無いから人がいないところに…。…!?

    「ミカ!大丈夫かい!?」

    倒れている。…なぜこんな所で…私は、彼女を背負えるだろうか……少しなら、出来そうだな。よし、このまま救護騎士団に運んで…。……?背中に、何かが当たっている。熱くて、硬くて何か棒のような…棒?

    「…。」
    「ひゃ…。」

    あ〜…うん。これは。肌触りといい、形状といい、ミカの反応といい…これ、男性器…なのではないか?なぜミカに?というか、彼女に生えてなかったはずだ。 この前、海に行った時目立つものはなかった…はぁ。

    「…これは流石に面倒になりそうだ…。」

  • 3遊び人A25/09/11(木) 22:08:23

    さて、どうしよう。救護騎士団に運んで診てもらう場合だが…まぁ、先生は呼ばれるだろうな。ミカは先生に大いに気を寄せている。こんな姿見られたくない…と思うに違いない。私だって、確実に快いとは言えない。さぁ、となると…ティーパーティーで匿う事になるが…ナギサは絶対に気を使う。あの2人の関係に確執が生まれるのは確かだろう。だったら、元々そこそこ長い期間いる訳でもない、私が秘密裏に匿う事としよう。…調べる事が増えるな。流石の私も、男性器に対する対処を知らない。恥を忍んで図書館に借りに行くとするか。

    「…流石に、疲れたな。」

    とりあえず、ミカはベッドに寝かせておこう。…さて、どのように説明しようか。シンプルに男性器が生えたとか、そう言っても受け入れ難いだろうし…うーむ。人に超常現象的なものを説明するというのは本当に煩雑だな…。単刀直入に伝えるのが妥当だとは思う。私としても発言に迷うが…。

    「…ん。」
    「おや、ミカ。起きたのかい?」

    起きたなら、伝えなくては…なるべく短く、わかりやすく。ミカに理解できるぐらいの程よい塩梅の……起きては…いない。ヘイローが点いていない。…スカートに大きなテント…おや?これは。まずい…気が、するな。

    「ミカ!起きてるなら言ってくれ!ミカ!」
    「…。」

    頬に押し付けられている…ミカのスカートは私達の中でも結構豪華だと言うのに、熱気が伝わってくる。そして、なんというか、匂い。フェロモン…とでものだろうか?嗅ぎたくないような、ずっと嗅いでいたいような、これ、これスカート越しなのか?ほんとに、まずい。まずい。…動き始めた…擦り付けられている…雄の性欲というものは…いささか恐ろしいな。

    「んぅ…じゃま…。」
    「えっ!?ミカ!?ミカ!?」

    この状況は不味い。肌白……それでもピンク…じゃなくて!スカート越しでもあんなだったのに直に嗅がされたら…普通に嫌だ!ちょっと気持ち悪い!流石に友とはいえ異性の性器を擦り付けられるのは本当にダメだ!

    「ミカっ!ミカァッ!起きろ!ミカ!」
    「うるさいなぁっ……えっ…う…えっ!?何これ!?」
    「はぁっ…起きてよかった…」
    「えっ!?な…ほんとに何これ!?」

  • 4遊び人A25/09/11(木) 22:20:58

    「…なるほど、つまり…私におちんちん生えちゃった〜って事ね?」
    「まぁ、単刀直入に言うとそうなるね。」

    …落ち着いてからはちゃんと話を聞いてくれたものの、話を聞くようになるまでが長かったな…泣き始めた時はどうしようかと思ったが…私も、実際に生えてきたのなら、そこまで混乱してしまうかもしれないな。

    「ふざけてんのか…って感じだね〜…はぁ…。」
    「…先生に連絡はするかい?」
    「いやぁ、ちょっとまだ、先生に伝えるには重いな〜…私も先生も受け入れられないかもだし…」

    両性具有。まぁ、こちらでは…時々、ありうることだが…キヴォトスの外から来たであろう先生から見たら、どのような反応を示すかも理解らないだろうし、正しい判断…だと思いたい。それはもちろん、私の先生には言わないでおくべきというこの考えを含めての話だ。

    「じゃあ、私の方で匿わせてもらおう。」
    「…うん、さっきも含めて、ごめんね?セイアちゃん。」
    「いや、大丈夫だとも。ただ、処理は頼むよ。」
    「うん、何とかするよ…あはは。」

    コツ、コツと私の部屋を去ってゆくミカ。…それにしても…アレは、凄かったな。うら若き乙女に付いている代物ではなかった…けれど、絹のように美しくて……どうしても、脳にこびりついてしまっている。匂いに関しても、ダイレクトに感じたのが少し鼻に残っている。…少し、火照ってきたな。熱が出て、物欲しくなる。…やめよう。このようなことは、いけない事だ。

  • 5遊び人A25/09/11(木) 22:22:52

    これ、10まで埋めるの辛いな?

  • 6二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 22:25:53

    がんしゃあ〜

  • 7遊び人A25/09/11(木) 22:41:50

    どうしても、落ち着かない。ソワソワする。…興奮してしまう。
    跳ねる。心臓が跳ねて。はねて…。…はぁ…思い出してきちゃった。セイアちゃんを襲った時のこと。もどかしさ、熱さ、布が擦れる気持ちよさ。そして、セイアちゃんのほっぺのやわらかさ。また、あのほっぺにおちんちんを擦り付けたい…そんな欲求に駆られる。

    「はぁっ…。」

    そんなことを考えていると、おちんちんは固く大きくなって、また更に思考が深まる。…ナギちゃんってさ、おっぱいはあんまだけど、おしり大きくていいよね…おしり。…多分、挟まったら、気持ちいいんだろうな……思い出せば思い出すほど、トリニティってエッチな子しかいない。

    「ふうっ。」

    まだ調べたばっかりの、不慣れな自慰。けど、それでも、今までの気持ちいいところを探すじれったい女の子の自慰より、わかりやすくて、気持ちいい。脳がピリピリと焼けてしまうようなかんじで、射精する時なんか、全身から何かが推しあげてくるような感じがして、もう戻れなくなってしまいそう。

    「はぁぁっ。」

    オカズは、想像。1番近くにいた女の子。幼馴染み、ナギちゃん。知っていることが多いから、その分、リアリティがあって、没入感がある。だから、気持ちいい。擦って、擦って、擦れば擦るほど…気持ちよくて高まってくる。また、出そうになって。どんどん頭が、まわらなくなって。どんどん、どんどん。きもちよくなったまんま…あっでるでるでるでる…っ!

    「あ〜…っ…ふー…ぅ。」

    ティッシュの中に汚い子種をばらまいて、終わり。スっ、と落ち着いて、次第に興奮も落ち着いていく。熱くて、本当は…。これ以上は、止まらなくなりそうで…私、怖いなぁ。

  • 8二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 22:43:58

    このレスは削除されています

  • 9二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 22:45:36

    このレスは削除されています

  • 10遊び人A25/09/11(木) 22:47:07

    よし!おやすみ!なさい!

  • 11二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 00:58:31

    欲求の方向がセイア→ミカ→ナギサなの凄く良い

  • 12二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 07:18:02

    朝保守
    前立てたスレも気になるクオリティの高さです

  • 13二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 07:23:05

    朝からいいスレに出会えた期待age
    水着イベの後ってことは思い出し扱きにハマりそう

  • 14二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 17:10:48

    保守

  • 15遊び人A25/09/12(金) 23:25:12

    …。」

    匿うと言ってしまったからには、それなりに知識を付けておかなくてはいけない…。私の持っているものは基本的な保健の授業での知識と、人から伝聞されたねじ曲がっているかもしれない情報。…なんとも言えないが、おそらくこのままではダメだ。ミカだって今まで自分に無かったモノが着いているのだから、不安に違いない。こういう、知識の速効性じゃなく正確性が必要な時は、インターネットではなく、古書に限る。メモに書き写して、いつでも見返せるように。…このように覚書をしたのは久しぶりかもしれないな。

    「…射精は基本連続はできない、と。なるほど…人体の構造と機能は興味深いものだね。」

    ここまでしっかりと記載されていると、興奮より関心が先行してしまうな。直立二足歩行の生命体が繁殖するために、よく考えたものだ。人間の優位性、人間の男性器は海綿体というもので構築…なるほど、優位を築けているからこその生殖方法だったのか。非常に興味深い。教養として知っておいた方が良かったような気がする。割と、楽しい。

    「ふむ…刺激の方法…。」

    いざ、という時のために知っておいた方がいいだろう。まぁ、興味が無いと言ったら、完全に嘘になるが。私だって、一応思春期の乙女だ。そのような事に、人並みに興味はある。仕方ない。そう、もし何か外交をする時に、ミカが暴走してしまった時のための、切り札のようなものだ。仕方ない、仕方ない。

    「口淫…か。やはり、かかったり飛んだりしないように処理するためには…」

    1番最適…だろう。私の口で受け止めればいいし、口臭さえケアすればどのような状況でも可能だ。そして、1番は練習しやすい。棒アイスを使う事で、特になんの違和感もなく練習が可能だ。…そして、試しに買ってきている。少し気になっている所だし、やってみよう。
    …私はいつから、こんなにはしたない女になってしまったのだろうか…?

  • 16遊び人A25/09/12(金) 23:27:11

    「ん、…意外とむずはひい…。」

    歯が当たらないように工夫してやろうとすると、地味に難しい。ただ咥えているだけでは、痛いだけ…。そして、吸って、舐めて。なるべく先端を刺激するように…。辛い。シンプルに顎が痛くなる。…本番は、これにあの匂いも着いてくるとなると…本当に大変な大仕事になりそうだ。

    「…このアイス、美味しいな。」

    とりあえず、一回も歯が触れないようにこのアイスを食べきれるようにしよう。そしたら、完璧だろう。

  • 17二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 00:01:55

    寝る前保

  • 18別端末25/09/13(土) 08:50:23

    保守

  • 19二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 11:41:07

    なんかスレチかもだけど練習してるセイアがうるさいですね……コピペみたい

  • 20遊び人A25/09/13(土) 12:08:06

    私は、ココ最近…トイレに篭もらざるを得なくなってる。だって!トリニティの女の子達、えっちすぎるんだもん!確かにトリニティは、他の学校に比べて露出が少ないけど…!発育良い人とか本当におちんちんに悪い!ハスミちゃんとか、ハナコちゃんとか…いやまぁ、それだけならいいんだけどさぁ、局所的なえっちに反応出来るようになっちゃったのがダメ…。女子しか居ないからガードゆる過ぎるんだよね。パンチラ、ブラチラ…特に正義実現委員会はそういうの多いんだよね…。…みんな先生来たらガード固くなるに…!あと匂い。匂いと雰囲気は本当にダメ。マリーちゃんとか、結構見てるだけでやばいし…あーあ…トイレに篭もるなんて、お腹壊した時ぐらいしかないのに…。

    「…つら…」

    男の人って1回出したら治まるんじゃないの!?私2~3回出さないと萎えすらしないのに!しかも全くもって賢者タイム入ってないからまたトイレだし…。どうやったら治るだろ。…先生に相談…いや、その前にセイアちゃんに1回言ってみよう。もう生えてることわかってるから、辛いってぐらい誤差誤差。
    …あー。だとしても、次の体育どうしよ。持久走だったよね、多分。…あれ?終わった?

  • 21遊び人A25/09/13(土) 12:09:15

    …何とか乗り越えた。走りとかジャンプでぶるんぶるんってなるの何とかしてくれないかなぁ…ほんとに…。辛いよ、おちんちんついてる生活。めちゃくちゃ辛い。先生のこと、ガッツリ尊敬しちゃうかも。

    「お疲れ様。君から呼び出しがあるなんて珍しいね。」
    「あはは、相談があってさ…。」
    「勿論。私なりに色々調べておいたから、何でも聞いてくれ。」
    「それがね…その〜全然治まらないんだよね。何度出しても。」
    「…はぁ…なるほど。」

    めちゃくちゃ悩んでる…まぁ、当然、ではあるよね。
    連続射精とか、男の人は連続なんて出来ないからね。でも、出来ちゃうから、困ってるんだよね…ははは…。

    「…性交渉憂鬱…所謂賢者タイムは…あるのかい?」
    「ないんだよね〜…今のところ2~3回出して何とか収めてる感じ…。」
    「……どうしようか。それに対する札はないな…。」
    「だよね…。」
    「まぁ、なにかあるかも知れないから悩みがあれば吐いてくれないか?」
    「…結構悩み出ちゃいそうだけどいい?」
    「私は構わないよ。」

    …この2~3日ずーっと貯めてた鬱憤と、劣情の端っこ。その端っこか、ポロッと。口からこぼれおちていくかのように…。そして…。ドロリと、こぽれてしまう。 話せば話すほど、高揚感と罪悪感にズキリと刺されるけど、自分の口からとめどなく溢れるその言葉に嘘偽りは全くなくて。吐き出せて良かった気もする。そして、セイアちゃんはそれを興味深そうに、真剣な顔で聞いてくれる。…嬉しい。こんな悩み、あんまり吐けないと、勝手に思ってたから。

    「なるほど…2~3日でこれなら、相当な不満だったのだね…」
    「うん…ねぇ、どうしたらいいと思う?」
    「…今の君は、小さい子供のようなものだ。世界の中に知っている物の方が少ない。そこにある、いる全ては全て新しい体験。知らないが故に、そこに対する無限の想像が働く。どのような感触なのだろう。その想像は広がって、どんどん釣り上がっていく…。」
    「あの…説明してくれるのはありがたいんだけどさ、分かりやすく言ってくれない?」
    「…一言で言うと、童貞臭いんだよ、君は。」
    「え?」

  • 22遊び人A25/09/13(土) 12:12:00

    な、なんか想定外なんだけど。ベッドで寝返り打ったら刃物生えてきて来たぐらい想定外。こういう時って、なんかそんな、どすんって言葉を投げられるものだっけ…まぁ…間違っては…いないかなぁ…。

    「男性が感じるエロに対する耐性が0に等しいから、今このような状況に陥っているんだ。わかるかい?」
    「まぁ、そうだろうね。生えたばっかりだし…。」
    「だからミカ、君はもう少し慣れるべきなんだよ。」

    納得は、納得はいくけど…自分で調べるっていうのも、あんまり気が進まない…ほら、私って女の子じゃん?だから、そういう…男の人が見るような動画を見たりするのは…まぁ、けど…それしかないのかな?

    「どうやって…?」
    「確実に、鮮明に印象に残す方法がある。」
    「…何をすればいいの?」
    「君は、やる必要がない。私が抜く。君が賢者タイムになるぐらいまでね。」
    「は?」

  • 23遊び人A25/09/13(土) 12:13:04

    >>19

    もうちょっと工夫できるように、精進しますわ…語彙増やさないと…

  • 24二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 12:22:15

    セイアちゃん昨日からぜんぜんおちつけてないな、コレ。
    手や口でするだけで終われるのかな?

  • 25二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 12:28:58

    わっふるわっふる
    応援してますわよセイア様、ミカ様

  • 26二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 17:07:33

    >>23

    ああいや、批判とかじゃないので気にせず書いてほしい

    単に不器用ながら献身的に練習してる点だけを比較しただけに過ぎないので

  • 27二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:20:10

    保守

  • 28遊び人A25/09/14(日) 01:57:31

    未だ…完全に理解できてない。さっきまで、ただ単に相談をしていたはずなのに、私は裸でセイアちゃんのベッドに座っている。……ほんとに、これから抜かれるの?よく、分からないんだけど…。にしても、この部屋、ちょっと雰囲気出すぎじゃない?淡いピンクの間接照明とか…ちょっとラブホテルじゃん。

    「待たせてしまったね。ミカ。」
    「…いや、本当に…え?」
    「こういう姿の方が、そそるのかと思ってね。」

    水着!?あの時着てたやつそのまんま…?えっ。…よく考えると水着の角度すごくない?あの時は、あんまり気にしてなかったけれど…さぁ。…えっち。すっごく、えっち。

    「えっ…ち。だよ。」
    「…成功だったようだ。よかったよかった。」
    「ねぇ、ほんとに大丈夫なの?」
    「大丈夫。少し、楽しいんだ。こういう事をするのが。…ふふ、なかなか立派じゃないか。」

    うっっわ。これ、これは。すごい。セイアちゃんの顔が私のやつの横にある…えぇっ…。なに?セイアちゃんってこういうことやった事ある感じ?めちゃくちゃ慣れてるじゃん。

    「…セイアちゃん…えっちすぎない?」
    「僭越ながら光栄の限りだ。ミカのために、色々調べた甲斐が有ったよ。」

    え?それ、それは。ダメじゃん。え?それは…ただの友達じゃなくて、秘密を共有してるでもなくてじゃなくて、それは…

    「ね、ねぇ。それは、さ。カップルじゃん。付き合ってるじゃんか…。」
    「…悪くないだろう?イチャイチャプレイと云うものも。」
    「う、うん。そう…だね。」

  • 29遊び人A25/09/14(日) 01:58:54

    なんか、ダメ。この、形容できない、ドキドキとした、感じ。あはっ、ぜんぜん、違うや。男の子と、女の子。性別の違いで…恋の落ち方とか、感覚。違うんだ。あ〜あ。私、もうダメかも。これから起こること…全部。私、好きになった人に、されるんだ。

    「口と、手。何方がよろしいかな?」
    「えっ、多分…口。」
    「了解した。痛いかもしれないから…覚悟していてくれ。」

    …あっ…たかい。あと、すごい柔らかい…舌が、裏の気持ちいいとこ舐めてるのが、すっごい。これも、もしかしたら、私のために練習してくれたりしたのかな…って、考えるとまた…ほんとに…セイアちゃんの頭が、あそこに丁度かぶさってるの…めちゃくちゃえっち…。

    「…!?えっ…!?セイアちゃんっ!それ…何っ!」

    めちゃくちゃ吸われてる…っ!えっほんとに!何っ?…気持ちいい…!めちゃくちゃ気持ちいいっ!な、なんっか…もっう…わかんないっ!あたまがどんどんきもちいいで上塗りさせられて、わからなくなって…!

    「ん…ぁ…ぅ」

    びりっ。ってながれて。おちんちんから、出そうなかんじになって。このまま、出しちゃったら…セイアちゃんに…。

    「ごめ…っ!セイアちゃん…!出る…っ!」

    ぜんしんを使って、おくり出しているような…それぐらい、きもちいい射精。どくん、どくんって心臓がはねて、おかしくなってしまいそう。それなのに、セイアちゃんは…出してる途中のおちんちんのあたまを、舌で優しくなでなでしてくれる。だから、また出ちゃう…。

    「…ん…本当に…大量だ。私も、この燃え上がらんばかりの熱情に、充てられてしまいそうだ…。」
    「…はぁ……はぁ……。……ん?まって、今、飲んだ?」
    「あぁ、勿論。濃厚で喉に絡み付いて…真の意味で美味しい、とは言えないが…とても、美味だった。」

    また。溢れ出して来てしまった。折角、ゆったり引いていっていたのに。この欲求。どうしよっか。…セイアちゃんに、責任とってもらうしかないよね。

    「ねぇ、セイアちゃん。」
    「…もう1回…してほしいな。」

  • 30二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:53:26

    ftnr特有の絶倫っぷりいいね

  • 31遊び人A25/09/14(日) 10:49:57

    …。昨日…凄かった。さ、さすがにね?本番まではやってないけどさ。セイアちゃんも水着のままだし。裸…とかは見れてないんだけど。口とか、手とか。最後の方、素股…やって貰ったりして…めちゃくちゃ…気持ちよかったなぁ。

    「お早う。昨日は…楽しめたかな?」
    「…ん。…きもちよかった。」
    「それは良かった。…朝勃ちと言うものは本当に存在するんだね。」
    「うん、割とあるよ。朝…でも、今は勃ってるけど、痛いから抜かないで欲しいな〜。」
    「わかった。…君にも、限界があるんだね…昨日、幾度となく出させた記憶があるよ。」
    「私も…初めて、こんなスッキリした感じ。」

    頭の端から端まで、どこから眺めても性欲のせの字もない、子供の頃の純粋な思考に戻ったみたいな朝。久しぶり。ココ最近は朝勃ちに苦しめられてるし、前も朝は嫌なこと思い出して嫌いだった。…こういう朝は、悪くない。

    「セイアちゃん、綺麗。」
    「…そうかい。…いやはや、反応に困るなぁ。」

    少し、困ったように。けれど、少しだけ喜ぶような顔のセイアちゃん。…ホントに。惚れちゃったなぁ。めちゃくちゃ、可愛いし。綺麗なんだもん。今まで、見てたセイアちゃんと違うくらい…ほんとに恋って、怖い。

    「だよね。…もう、お友達じゃ居られないね。」
    「少なくとも、健全な友達と言う関係は、疾っくの疾うに過ぎ去っていた気がするが。」
    「そうだけど。もう…あんなことしちゃったし…。」
    「…まぁ、良いのでは無いのかな?セフレ…という関係でも。」
    「え〜…なんか私が無責任でやなんだけど。」
    「セフレと一口に言っても、本当に性行為目的の冷淡な関係もあれば、ほぼ恋人のような、蜜月の関係だってあるだろう。」

    セフレ…セフレかぁ。まぁ、確かに…ちゃんとした恋人…ではないだろうし。セイアちゃんがいいなら、私…甘んじちゃおっかな。だって…セフレならお互いの用事のない日にまた昨日みたいなことが出来るって事だし。

    「うん。じゃあ、セイアちゃん。これからも…よろしく。」
    「よろしく頼むよ。」

  • 32遊び人A25/09/14(日) 10:51:36

    …セイアちゃん。可愛かったなぁ。私に褒められて、ちょっと喜んでるの。めちゃくちゃ、好き…。はぁ、セフレ、なっちゃったなぁ…えへへ。このまま、何とか…恋人とかまで…いけないかな。恋人になったらさ、デートとか行って…さ。…行って…いっ…て。あれ。私って。すきなひと、いたよね?好き。あ。え。わたし。からだが。

    「……ぁ。」

    気持ち悪い…気持ち悪い。吐きそう。吐きそう。あ。ダメだ。これ、吐く。トイレ、行かなきゃ。

    「ぅえ…っ…ごほっ…」

    あーあ。気づいちゃった。夢中で、気づいてなかったのにな。先生が好きなこと、思い出しちゃった。私の、女の子の部分、めちゃくちゃ、先生の事好きなんだ。好きすぎて、おかしくなっちゃいそうなくらい。けど、男の子の部分はセイアちゃんに惚れてて。そして、好きだけど…まだ軽いって言うか…おちんちんに従ってる、感じが。する。私の体に、ふたつの恋心が宿ってて。それは、どっちを優先すべきか、分からなくなる。先生は、今の私を見て、受け入れはしてくれるのかな。もし、受け入れてくれたとしてそれはホントなのかな?私だって、おちんちん生えた女の子ので、興奮できる…気がしない。正直、お邪魔な気がするし。…セイアちゃんは。どう思ってるんだろう。私の、この。不安定な恋心を。どう、すればいいんだろう。苦しい。自分の中の女の子が、男の子の事を。蔑んでいる感じすら、する。

    「せんせっ…せいあちゃん…ぅ。」

    嫌い。こんな自分嫌い。セイアちゃんは友達だったのに。変に関係、こじらせておいて、好きとか、いってさ。ただのバカじゃん。おちんちんばか。きらい、きらい、きらい!先生のこと、大好きだったのに!なんで、生えてるの!?ねぇ。…けど。私。おちんちん好きだよ。だって、気持ちいいし。…女の子にとっては、邪魔かもだけど…多分。これを、持ってても幸せなままでいれるはず。ちがうっ!絶対違う!とってよ。こんなもの、とって。けど。けど。けど…。

    「たすけて。」

  • 33二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 16:15:37

    急にお辛い感じになってきた…
    夢見る女の子に「好き」と「気持ちいい」が特別をすっ飛ばして結びつきがちな思春期男子精神を叩きこむとそうなるよな。
    セイアちゃんの童貞臭い発言からいろいろ理屈をこねてもちょろいミカをあるあると見ていたのは完全に掌の上だったということか。

  • 34遊び人A25/09/14(日) 16:54:22

    「ミカが…1週間ほど休んでいる?」
    「はい。セイアさんが外交として他の学校に行っている間、ずーっと休んでいますよ。」
    「はぁ…何か。あったのだろうか。」
    「私も、気になって部屋まで行ってみたのですが…。」
    「何も無く?」
    「はい。返答もありませんでした。」

    …私が。何かしてしまったのだろうか。いや。彼女は、喜んでいたはずだ。あんなにも、立派な物を持っているのに、私の下で可愛く鳴いていた……立派な物。
    ……!
    …あぁ、嫌な予感がする。的中しないでくれ。

    「すまない。私もミカのところに向かうとするよ。」
    「はい、わかりました。」

    忘れていた。2つの性が、ひとつの意識に委ねられる事のリスク。本来なら1つ体につき1つの性が、性だけ2つになる。して、それが後天的に起こると…最悪の場合、人格の乖離に繋がる。女性的な思考としては、男性的な思考は恥ずかしい、汚らわしいものだと思うだろう。故に、男性の欲求が歪んでいく。常に身体の端から非難の声が飛んでくるのだから、当たり前だ。どんどん、女としての自分の理想から外れていき、男の欲求は歪んでいく。すると、大きな精神的負担がみられる。して、人格がおかしくなる。そうすると、人間関係が悪化し、悪循環に陥る。その前に。止めなくては。

  • 35遊び人A25/09/14(日) 16:55:28

    「ミカ!!開けてくれ!!」

    頼む。風邪であってくれ。裸でいさせてしまったから、まだ風邪の線もある。頼む。お願いだ。

    「…ミカ!!」

    お願いだ…ほんとに。

    「ミカ!!ミカぁ!!」

    もう。やめてくれ。

    「ミカ!!」

    私の、ミスじゃないか。

    「…ミカ。」

    …あぁ。やってしまった。ミカは、男性的な欲求に否定感を持っていなかったから、安心しきっていた。けれど、彼女がいちばん乙女だったのだから…本当は、心配しなければいけなかった。私が、もう少し。彼女が性を受け入れやすいように、段階を踏んで行為に挑めば。彼女の事を、もっと考えていたら。こんな事に、ならなかったのに。私が、友を喪わせて、どうする。

    「…開けておくれよ…ミカぁ…。」

  • 36遊び人A25/09/14(日) 16:56:48



    「…うるさいなぁ、セイアちゃん。せっかく、久しぶりに寝れてたのに。」
    「ミカ!…本当に。良かった。」
    「…ごめんね。セイアちゃん。私、セフレ辞める。」
    「…。あ、…ぁ。そう…かい。」
    「ほんとに、付き合わせて…ごめんね?」
    「…。」

    何か。違和感が。残る。おかしい。…。部屋の空気が、濁っている。あぁ、やはり。少し遅かったな。…ミカの、乖離が始まっている。…目、泣いたのか涙で腫れている。そして…とんでもなかったな。

    「…。」
    「セイアちゃん!?わっ、勝手に入らないでよ!」
    「…君は。相当苦しんでいたようだね。カッターなんて用意するとは。」
    「…ばれた。」
    「お話しようか?ミカ。」

  • 37二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 00:37:58

    保守

  • 38遊び人A25/09/15(月) 07:44:43

    あまりにも、暗くてじめったい雰囲気の部屋。それは、ミカの苦しみの痕跡であり。ミカの頑張りの証。食い止めてくれた、繋ぎ止めてくれた、ミカに感謝しなくては。お互いに座り、少し経った頃。ミカがほつりと話し始めた。

    「…なんか。ばらばらになってる気がするの。」
    「私の中でね、女の子の方が私を気持ち悪い、とか言ってさ。消えればいいのにって。最初は、他人まかせみたいなお話だったんだけど。」
    「自分を殺してお前を殺す。とか、めちゃくちゃな事も言い始めてさ。もう、わかんなくなっちゃいそう。」
    「私の、女の子の…ダメダメなところが抽出されたみたいな、変な声が。私の事、ずーっとイヤイヤって言うから。」
    「…けど、さっき、危なかった。私、なんか切ろうとしてたみたい。…ありがとう、セイアちゃん。」
    「いや、いいんだ。私の責任だ。」
    「…わ、私が、セイアちゃんに迷惑かけたのが悪いし…」
    「いいや、私も悪い。本来なら君のことを考えて対応しなくてはならなかった。君が男性に適応していたから考えていなかったが、女性の君の事を全く考えていなかった。」
    「セイアちゃん…。」
    「…ひとつ、理由を訊きたい。なぜ…分離したんだい?」
    「………。あの。セイアちゃんのこと、好きなの。この私は。…けど、女の子の私は、先生の事が大好きで。セイアちゃんの事考えてる時に、先生のこと、連想しちゃって。セイアちゃんへの気持ち、汚くて、気持ち悪いって…なっちゃった。」
    「…。」

  • 39遊び人A25/09/15(月) 07:46:11

    そう…だったのか。あぁ、本当に。あまりにも。私の詰めが甘かった。本当に…悪い事をしてしまった。…どうすれば良いのだろうか。…なら、ならば。私に出来ることは。

    「ミカ、君は…どうしたいんだい?」
    「…私は。その、セイアちゃんの事が、好きなはず。それは、その、気持ちいからと…か。そういうのじゃなくて。…ちゃんと好き。好きだから。やめて。頭に入ってこないでよ。」
    「ミカ。大丈夫かい?」
    「やだよ。出てきたらまた死のうとするでしょ。」

    …人格の乖離。本当にしている。これは。まずいな。…私だけで、どうこうできる問題ではなかった。…どうしよう。…こうなったら。賭けに出る。多分。何とかなるはず…。

    「ミカ!」
    「あっ…はぁ。ごめん、また…呑まれそうになってた…」
    「君の精神力が強くて助かってるよ…して、ミカ。君に1つ提案がある。」
    「何?セイアちゃん…」
    「…先生に、協力を頼もう。」
    …本当に…危ういな。一瞬、ミカの顔が酷く歪んだ…後、目をぎゅっと瞑ってくれた。はぁ、危なかった。一瞬、呑まれてたのかもしれない。

    「…えっ、やだよ。こんなもの、着いてるなんて…邪魔じゃん。」
    「…その話はしなくてもできる。私が普段から先生にちょっかいをかけていなかったらできないことなのだがね。…デートバトル。」
    「デート…バトル?」
    「そう。私と、先生。二人でデートプランを考えて、ミカにどっちがいいか決めてもらう。」
    「…そ、それで…解決…するのかな?」
    「あくまで希望的観測だがね?」

    そう、本当に、希望的観測でしかない。ただ、これで。少しは収まってくれるんじゃないか。そう、思うしかないんだ。私が君のためにできることはおそらく…これっきりしか思いつかなかった。

    「わ、わかった。セイアちゃん…頼んだよ?」
    「…任せて、おいてくれ。」

  • 40二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 16:49:09

    責任感だけじゃ厳しいぞ。
    セイア、頑張ってくれ。

  • 41遊び人A25/09/15(月) 20:12:08

    モモトークで先生に相談してみたところ、先生は快く答えてくれた。先生からしたら、私がミカを巻き込んで戦いを仕掛けているように見えるかもしれないが、私としてもしっかり考えられるような精神状態ではない。
    現在を期待したとしても、未来の友を喪ってしまうかも知れない。私が、未来を求めるべきなのか。どうしたら、彼女をこんな状態にしなくて済んだのだろうか。とりあえず。ミカにモモトークを送る。

    『先生に聞いたところ『任せておいて!ミカのために最高のデートプランを考えてくるね!』だそうだ。』
    『おぉ!先生とのデートかぁ、めちゃくちゃ稀だよね?』
    『恐らく。良かったじゃないか。ミカ。』
    『うん!』
    『だけど、セイアちゃん。気にしなくていいから。先生とデートするって決めたら、女の子の方は落ち着いたし。』
    『そうかい。』
    『うん!もちろん、セイアちゃんとのデートも楽しみにしてるから!』

    …ミカもミカで勘がいいな。少しは、上手くリカバリーできたのだろうか。初めて、未来を視れずに後悔した。未来が見えていれば、それこそ…彼女を救って、性の乖離も起こさず…彼女の性にも対処できた…だろうに。

    「…どうすれば。」

    自らに絶望したのは、久方ぶりだな。…はぁ、私は、どうすれば、彼女を喜ばせるデートができるのだろうか。
    そもそも、デートと言うものはなんだ?ミカは…何が好きだ?

  • 42遊び人A25/09/15(月) 20:13:26

    「はぁ。」

    総てが、嫌になってくる。ダメだな。このような思考をしていては、根が腐る。私まで落ちたら、ティーパーティは危うくなってしまう。では、もう…私がどうしたいかを考えるしかない。私は、彼女にどうなって欲しい?…幸せになって欲しい。彼女が、自らの性を受け入れ、また日常を楽しめるようになって欲しい。…なら、私の選択は。間違っているのではないか?デートバトルをしようとしたきっかけは、どちらかが惚れさせることが出来れば、性がそちらに寄るから。それで、安定を測ろうとしていた。しかし、それは。あまりにも不確定ではないか?女性側に寄ったのなら、それこそ抜け殻になった男の部位は邪魔になるし、男側に寄ったのなら、それはミカの先生に対する恋心を無下にする事になる。それは、本当にミカにとって幸せなのだろうか?
    私がするべき事は、ミカのことを受け入れてあげることなのではないか?ミカがどちらの性に転ぼうと、近くにいる人がいるということを、知らしめれば。ならば、私がデートですべきことは…。ひとつしかないだろう。彼女に、自らの性を受け入れてもらおう。私は、その素晴らしさを知っているが…彼女は知らないだろうからね。

  • 43二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 00:03:15

    わ~~~えっちなftnrスレだ~~~^^
    の気持ちで乗り込んできたらボディブローで月まで吹っ飛んだぜ……
    なんだい、めちゃくちゃ重いのに自然と読ませる文章を書く君は天才なのかい?
    じっくりたのしませてもらうね……

  • 44二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 09:18:28

    保守

  • 45二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 19:08:54

    保守

  • 46二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 02:42:51

    保守!

  • 47二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 04:37:27

    保守!!

  • 48二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 04:54:33

    ミカに限らずトリニティのお偉いさんに生えてるのは結構リスクになり得るよね
    逆に強みにできたらってのもあるけど今のミカはそんなんじゃなさそうだしなあ

  • 49二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 09:33:43

    保守

  • 50二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 14:30:24

    保守!

  • 51二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 21:32:04

    エ駄死!

  • 52二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 22:30:30

    エッチなのは駄目!死刑ぇ!

  • 53遊び人A25/09/17(水) 23:27:25

    デートの日、当日。ミレニアムの中にある、最新のカフェ。少し近未来的な雰囲気で落ち着かないが、紅茶の味はなかなか良い。ナギサなんかは納得するか怪しいが。…正直、普通に緊張している。あまりにも、奇を衒いすぎたか?…遊園地とかでも良かった気がする。いや、上手くいく。別に好かれなくてもいい。惚れられなくてもいい。ただ私は…ミカに男の感性を好いて貰う為に…動けば良い。

    「ふぅ…。」

    …あぁ、後悔が募る。もう少し寝てから考えても良かったのではないか?ちゃんとした、デートプランにした方が良かったんじゃないか?無難に街に出向いて、無難に映画を見て、無難に…いや、私は…ミカの好感度を稼ぐためにデートを計画した訳では無い。…失敗を恐れているのだろうか。…為せば成る。この不安も、乗り越えて成そう。

  • 54遊び人A25/09/17(水) 23:28:53

    「やっほー!セイアちゃん!」
    「お早う、ミカ。…何時もとだいぶ印象が違うね。」
    「流石に、ミレニアムにまで可愛い服着ていったら目立つでしょ?だからちょっとクールな感じに仕上げてきたんだ〜!」
    「いいじゃないか、ミカ。とても似合っている。格好良いね。」
    「そう、かな?えへへ。嬉しい。」

    実際、よく似合っている…と思う。私の面白味のない私服に比べて、よく考えられている。デートの内容に合わせて、決めてきてくれたのだろうか?…よっぽど、私よりしっかりデートについて考えていそうな気がしてならない。

    「ね〜セイアちゃん、どこ行くの〜?」
    「あそこに大きな建物が見えるだろう?あそこに行く。」
    「何しに行くの?」
    「秘密。行ってみてからのお楽しみだよ。」
    「えー!なんだろー!楽しみだな〜!」

    …それにしても…ミカが元気になっていてよかったよ。デートだから、少し取り繕っているのかもしれないが…けれど、あの時の状況に比べれば、頑張っている。…ミカ。本当に、申し訳ない。

    「…セイアちゃん。」
    「えっあっ…あぁ、なんだい?ミカ?」

    少し声が低い。私、何かやってしまったのか?一体…何をした…?ダメだ、全く…思い浮かばない…。

  • 55遊び人A25/09/17(水) 23:32:25

    「私が言うのも何だけどさ…セイアちゃん、なんかテンション低くない?」
    「えっ、あぁ。まぁ、そうなのかもしれない。」
    「私は、大丈夫だよ。今の所、とーっても元気だから!」

    …本当に。君は健気だね、ミカ。

    「しかし…私は…君を…」
    「…セイアちゃん。あのね、1つ言いたい事があるんだ!」

    なんだろうか…恨み言を言われても、おかしくないかもしれない。良くも、こんな体にしてくれた…とか。言われても、おかしくは…ない。

    「……ばぁーーーかっ。」

    は?…落ち着け。…不安定なんだろう。……だめだ、流石にイライラする。腹の底から、グツグツ湧き上がってくる怒り。久しぶりだ。心の底から、大声を出したい気分。
    その怒りが、噴火のように溢れ出してしまう。

    「君の事が心配で心配で堪らなかったというのに!なんだいその言い草は!」
    「そこ!まずそこ!セイアちゃんさぁ!私の事そこまで自分のこと制御できないわがままお姫様だとでも思ってるわけ!?」
    「それは…」

    …それは…そうだ。よく考えると、とても自分勝手じゃないか。彼女は、基本的には…親しい間柄の友人に嘘を吐かない。彼女の「大丈夫」という言葉を、強がりなんだろう、本当は辛いんだろう…と私が勝手に解釈して歪ませていただけ。辛くない、と言いたい訳じゃない。間違いなく、彼女の精神には負担がかかっているはず。だが、彼女は彼女なりに数々の修羅場を乗り越えた人だ。その経験や決定を、全くもって考慮せずに、話を進めてしまった…。

    「確かに…そうだったね。…申し訳ない。」
    「はい、ここで深く考えるの禁止!なんでセイアちゃんは深刻に考えちゃうのかな〜。」
    「私なりに…君のことを大切に思っているからだとは思う。」
    「そう?そう言ってくれると嬉しいな〜!」

  • 56二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 08:43:27

    一旦ほしゅ!

  • 57二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 17:08:47

    私とセイアちゃんの仲だけれどもアイスブレイクは上々。
    はてさて

  • 58二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 23:45:34

    保守

  • 59遊び人A25/09/19(金) 07:42:59

    深く、考えるのはやめよう。だとしても、ひとつ気になることがある。なぜ、ミカは持ち直せたのだろう。あの時は、明らかに弱っていたのに…。

    「あの…ミカ、君は、どうして持ち直せたんだい?」
    「…それはね、セイアちゃんのお陰なんだよ?」
    「そう…なのか?その、私は…何も出来ていない気がするが…。」
    「セイアちゃんが、助けに来てくれて。その後も、モモトークで心配してくれて、嬉しかったんだ。それで、私がちゃんと…セイアちゃんの事が好きってわかって、女の子の方もわかってくれたっぽいんだよね。まぁ、一致した訳では無いんだけどね?」

    そうか。そう、だったのか。ミカは、私の事が…とても好きなのか。私の…おかげ。…なら、なら。私は。これを聞いても。良いのだろうか。けれど。けれど。聞きたい。

    「…私は、力になれたのかい?」
    「うん!セイアちゃんじゃなきゃ、受け止めることも無いまま先生に伝えられてたかもしれないし。取り返しのつかない事になってたかもしれないから。」

    はらり、はらりと。緊張の糸が解れて、責任から開放されるような。そんな感じがする。私も、少しは役に立てた。絶望ばかりしていたが、少しは、上手くできていた。

    「そうか…そうか。良かったぁ…。」

    よかった。よかった。良くは、ないのかもしれない。けれども…うん。よかった。私は…。ミカに、明確に…肯定された。…乖離を、起こしたのは、私だと言うのに。けれど。彼女が、肯定しているというのならば。私は、救われて…良いのだろう。

  • 60二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 16:54:30

    えっち

  • 61遊び人A25/09/19(金) 18:14:47

    「…セイアちゃん…?え、その…どうしたの?」
    「良かった…良かったよ…ミカぁ。」
    「ごめんね。セイアちゃん。セイアちゃんだけに、背負わせちゃって。」
    「…大丈夫だ…。こちらこそ…ごめん。」

    私の手を優しく包み込んでくれる手に、少し、心が跳ねる。ドキドキする。柔らかくて、暖かい手の感触を感じる度に、ミカの優しさと、安定している事実が私の体に染みる。

    「…ぅ。ミカ…。」
    「セイアちゃん、ほらほら…大丈夫だよー。」

    頭を撫でられる。あたたかい。優しい…嬉しい。ミカの手が、私の頭を優しく触る度に。どこか、自分が肯定されている感じがする。

    「ミカ…私は大馬鹿者だ…。」
    「そんな事ないよ。まぁ、ちょっと盲目だったかな?」
    「…う。」
    「でも、私はセイアちゃんのこと大好きだからね。私のために頑張ってくれたし、ずーっと、私の事心配してくれたんでしょ?…好きな人がね、心配してくれてるって考えると、ちょっとやる気、出てくるんだよ。」
    「そう、なのかい?そう…か。ふふ。」
    「いつか…笑い飛ばせる日が来ると思う…っていうか!私が、いい思い出にするからね!セイアちゃん。」

  • 62遊び人A25/09/19(金) 18:28:59

    上手く、言葉がまとまらない。頭の中が、混乱して、この感情をどう表せばいいのか分からない。なんで、なんでこの子は欲しい時に欲しい言葉を投げてくれるんだ…。…ずるい。ドキドキが、止まらない。喜ばしいドキドキが、胸の中から溢れて留まらない。今まで、ずーっとミカのことを考えてたが、このように施されることを考えていなかった。だから、…好きに、なってしまった。

    「私はね、君に…伝えたいことがあるんだ。」
    「どうしたの?セイアちゃん。」
    「…私は、ミカ。君が…どうなろうと。そばに居るつもりなんだ。だから、安心してくれ。君が先生の恋人になろうと、私に着いて来てくれようと。君の秘密を共有するものとして…責任をもって…いや、違うな。私が、そばに居たい。私は、君の全てを受け止めるつもりでいるよ。」
    「…えへへ。ありがとう。」

    …甘い。余りにも、甘い。この空気も、感覚も、全てが、甘くて仕方がない。…こんなの。知らない。知らない。…あぁ…やっぱり、私は。現在が…好きだ。大好きだ。こんなに幸せな気持ちは、久しぶりかもしれない。…ミカに男の子の浪漫をわかってもらうつもりだったが…私が女の子の浪漫を知ってどうする…。

    「セイアちゃんの告白、いつかお返事させてもらうね。」
    「え。」
    「告白じゃなかったの?」
    「あ…いや…まぁ…あぁ……こく…はく…か。」

    考えたことが無かった。今まで誰かに告白をするような状況もなく、告白をするような恋をしたこともなかったから…何時かするとは思っていたが…。しかし、あれは、意思表示で、今の恋心とは少し異なっていて…。それは、少し、違う気がする。

    「…改めて、させてくれないか?」
    「わかった。待ってるね、セイアちゃん。」

    …全くもって、私はダメだな…。エスコートしようとしたというのに、こんなにも引っ張られてしまっている。けど、けれど。悪くない。だが、こうもしてられない…デートバトルという名目上、私がやらなくては…。

    「さてと…居座っちゃうのも悪いし、セイアちゃん。行こっか?」
    「あ…あぁ。」

    …無理かもしれないな…。

  • 63二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 00:27:11

    ちゃんと好きなんだって思った相手に会ってすぐに「……ばぁーーーかっ。」と言えたり、
    「私が、いい思い出にするからね!」って言えたり強くてまっすぐでまぶしいなぁ。

  • 64二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 09:44:18

    保守

  • 65二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 18:15:02

    保守

  • 66遊び人A25/09/20(土) 20:04:43

    さて、結論から言おう。私のデートプランは大失敗で終わった。先生に勝てる筈のない程の、とてつもない大失敗。それはもう、部屋で1人反省会なんてことをするぐらいには。
    はぁ…やってしまった…。ミカは、一応…楽しそうな顔をしていたが…もしかしたらつまらなかったかもしれない…!まず、まず…「デート」のプランは組んでいなかった。私が用意していたのは、ミカのメンタルケアを目的としたプラン。正直…あの状態で向かうのは流石にNGだ。ロボットファイトなんて行けるはずがない。そこで、新しく調べた。唯一と言っていいほどの成功は、ミレニアムだったことだ。近未来的な建物は見てるだけで面白いもので、多少の時間稼ぎになってくれた。そして…まぁ、ショッピングに行った訳だが…。いや、冷静に考えて…なぜショッピングで失敗した?ショッピングなんて、適当に歩いて物を買うだけで良いものじゃないか。してそんなショッピングで失敗するなんて…うぅ、無念…無念極まりない。…流石に、デパートに向かったんだ。ここで第1の失敗…これは、失敗と言うより…問題?が、ネルに会ってしまった。今日はイベントがあったみたいで、C&Cの人達に出会ってしまった。そのまま挨拶程度で通り過ぎれればよかったものの、ネルは食いついて来るしミカもそれに応じて「うん☆私とセイアちゃんのデートなんだ〜!」とか言ってしまうから顔から火が出そうだった。あれは、ほんとに酷かった。なぜよりにもよってネルなんだ。真っ赤になっている私を見てめちゃくちゃ笑い堪えられてた…。許さない…許さないからな…美甘ネル…!

  • 67遊び人A25/09/20(土) 20:06:25

    まぁ、ここまではいいんだ。ここからなのだよ、問題は。まず躓く。ありえないくらい躓いた。床がツルツルなのかドキドキしてたからか分からないが老婆のような足取りでコケまくる。最初の方は心配してくれていたミカも後半は笑いと呆れが混じった表情をこちらに向けていた。もうエスコートのエの字もない。…常にミカに引っ張られていた気がする。次点で閉店だね。イベント開催中だからお店の人も借り出されていたみたいで、店の半分が閉まってた…。まぁ、これは仕方がないだろう。次点で…あぁ、ほんとに私は何をしたというのだろう?フードコート満席。11時に行ったのに。ほかの専門店も満席。いやはや、恐ろしいね。昼食をとるのが13時になってしまったよ。冷静に考えてイベントがとんでもなさすぎるな。一体なんのイベントだったんだ。お腹を空かせながらファッションショー紛いの服の着せ合いをして事なきを得た…。で、思ったのだが、初めに買い物行ったのがそもそも間違いだったな…あぁ…はは。ダメダメだな…。
    まぁ、少し良かったことを考えよう。次に水族館に行こうということになって、電車に乗って、暫くした時に、ミカが痴漢にあっていた。いや、まさかこんなテンプレートのような展開があるのかとは思ったが、勘で何となく分かった。少し人が多く、ミカも抵抗しにくい状況。…本当に、よく出来た話だね…思い出してビックリするよ。そのお相手には脅し文句が良く効いた。ほんとに…助かったよ…。さて、ダメな話に戻ろうか。せっかくの反省会だからね。しかし、こう思い返してみると…水族館はあまりミスをしていないかもしれない。結構、安牌で終わった。…だが如何せん運が悪い。いや、本当に、放精のタイミングぴったりに魚を見るとは思ってもいなかった。

  • 68遊び人A25/09/20(土) 20:08:26

    …前世で何かしたのか私は?酷くないか?水族館でよかったよ本当に!この流れだと動物園だったら交尾だよ交尾!…はぁ、一旦落ち着こう。その後、とてつもなく気まずかった。本当に、本当にね!何も言う言葉が見つからなかったし、ミカが少しソワソワしていたし……いや、まぁ…少し…エロティックな。そんな気がした。…此れ等全て私が悪いのか…?躓くのは確かに私が悪いとも。緊張しすぎて動きがガクガクだった。それは認めるさ。けど、けれども…ネルにイベントにフードコートに、放精。私にどうしろというんだこの不運は。酷い。酷い話だ…。ただ、運を力にしてこそ、という説もある。…つくづく、ダメダメだな。…楽しかった。楽しかったよ、デート。ダメだったが、楽しかった。…これで、最後だと、しても。
    先生とのデートはさぞ楽しいであろう。ミカは、先生の事が大好きだった。して、先生のこういう所の上手さは言うまでもない。初恋は、上手くいかないもの、なのだろうか。…なんというか、残酷だ。酷く、悲しい。
    待っている、とは言っていたが。…希望は、持つものではない。勝てないなら、勝てないなりに。私は上手く。生きていこうか。

    「…はは。」

    誰にも、悟られないように。

  • 69遊び人A25/09/21(日) 01:18:39

    すみません、本編ちゃんと練り直してwritingに纏めて投げます。しばらくえろが続きます!

  • 70遊び人A25/09/21(日) 01:24:07

    あんまりにもごっちゃになってて読みにくいしね…ゴメンネ…

  • 71二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 01:33:57

    セイア様どんまい

  • 72二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 07:56:29

    セイア様デートって意気込んでのデートは初っしょ?
    言うほど悪い結果とは思えないが。
    とりあえず次の約束を取り付けに行こうか。

  • 73二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:03:31

    頭でっかちで完璧主義なセイア様かわいい。
    上手く行かなかったと落ち込んじゃうセイア様すごくかわいい。

  • 74遊び人A25/09/21(日) 20:11:43

    結果は、もちろん先生の勝ちだった。結果を聞いた瞬間、改めて現実を直視して涙が溢れてしまった。先生に心配をかけてしまったが、ミカがフォローしてくれた。本当に、不甲斐ない。でも、私だってミカのことを好きになってしまっている。…だが、現実には…ミカが選んだのは…先生だった訳だ。…ミカ。私は、君の運んでくる奇想天外な事象が好きだった。ただ、もう。これで終わり。

    「セーイアちゃん。あーけーて。」

    ミカの、綺麗な声。なんか、恋に落ちてからというもの、ミカの全てが今までより良く見えている。未練タラタラで、仕方がないな。

    「…あー。もー…しょうがないな。」
    「私、我慢苦手だから…開けるね☆」

    …忘れてたよ、ミカの力がとっっても強いことを。ドアが壊れそ…いや、これ、壊れたな……しかし、その力から想像できないほど、優雅な所作で、ゆっくりと…私の近くに来て、その柔らかい手で私の手をぎゅっと握ってくれる。…まるで、王子様みたいだ。…夢…のような話だがね?

    「えへへ、来ちゃった。」
    「…何をするつもりなんだい?」
    「まぁまぁそう焦らずに」
    「君は、先生と楽しんだのだろう?」

    …私より、幾分と…楽しいだろうね。先生とのデートは。たくさんの気遣いと、エスコート。彼は本当に器用で丁寧で、素敵な男性だから。…なら。なぜ、私のところに?

    「………あ。もしかして、デートバトルで私が先生に告白したと思ってる?」
    「違うのかい?」
    「私、ガッツリセイアちゃんと付き合うつもりでいたけど。」
    「え?」

  • 75遊び人A25/09/21(日) 20:12:43

    …?なぜ?私は、負けたのだろう?だって、それは。このデートバトルは、どっちかに寄らせる事で…ミカの安定…安定?…あ。……あ〜…恋は盲目…とかいうやつだろうか。…いや、盲目にも、程がある。

    「…本当に、待っててくれてたんだね。ミカ。」
    「セイアちゃん。ちょっとネガティブすぎない?」
    「それは…本当にそうだと思う。」

    …ミカは、安定したんだね。そして、先生ではなく、私を選んでくれた。嬉しい。うれしい。心が、ポワポワしてしまう。なんとも言えぬ、絶品。筆舌に尽くし難い、甘美。その、一言だけで。私の心臓は、留まることを知らず、鼓動を続けるというのだろう。

    「…ミカ。」
    「な〜に?」
    「私は…元々君に興味を持っていたんだ。」

    活発に動いて、みんなが喜ぶように努力して。

    けれど、何かしらの外的要因で失敗してしまう事の方が多くて。

    君は後悔することが多いだろうけど、私は。

    君の運んでくる奇天烈で、想定外の出来事を…限りなく楽しんでいた。

    そして、君が…現時点で最後に持ってきた問題は、私を酷く悩ませた。

    だが、それと同時に。君という人間の繊細さと、優しさ。そして、心の強さを教えてくれた。

    ‪…私は…。

    「そんな君が、好きで好きで仕方がない。」
    「だから…付き合って欲しい。」

    人生初の告白は、無限の時間を刻むかのようで。その間、君の表情はとても真剣で。私を、貫かんばかりの純真な瞳で私を見つめている。

  • 76遊び人A25/09/21(日) 20:14:11

    「不束者ですが、よろしく…お願いします。」
    「…ミカ、それを言うのは。私だよ。」
    「まぁ!いいじゃん。ほら!外の空気でも吸いに行こうよ!」

    広がる青い空。平和で、何の争いも陰謀も無いであろう純粋な空。隣には、ミカがいる。彼女は、万遍の笑みで私を見つめてくれている。無力で、不甲斐ない、こんな私を。だが‪……良いのだろう。私が如何程に変わろうと、それを認めてくれる人がいる。彼女がどのように変わろうと、私は必ず受け止める。それで、良い。

    「綺麗だね。ミカ。」
    「‪……どっち?」
    「どっちもかな。」

    今、調停の天秤は釣り合い、2人に祝福を齎す。…私達が辿る道には。苦難は有るであろうが…それ以上の幸福が確約されて居るであろう。その道。その1歩を、私の目に焼き付ける。真っ白な白紙に落とされた鮮やかなインクの1粒1粒のように、強く残る思い出となるであろうから。

  • 77遊び人A25/09/21(日) 20:17:13

    一旦終わりです。 ここからは平穏な日常に戻っていくことでしょう…。最初はえっちな展開にするつもりだったんだけどな……?

  • 78二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 21:41:01

    一旦とは言え完結乙です。
    ミカが大切故にいろいろ考えすぎて空回って落ち込んでしまうセイア様がとてもかわいかったです。
    場数を踏んでデートにも慣れてきていつもの調子で難しいことを言ってしまうもミカに「難しいこと考えてないでもっと気楽に楽しもーよー」と振り回される姿を幻視しました。
    二人の今後に幸あれ。

  • 79遊び人A25/09/21(日) 22:22:32

    セイアちゃんには言っていなかった変化。それは、何となーく、私と、私。2つの人格?性別ををしっかり区別したこと。そうすると、ちょっと自分のことを理解しやすくなった気がするし、平和的解決が望めそうな感じ。

    「今日のデートどうだった?私。」
    「良かったよ!可愛いセイアちゃんが見れて満足って感じ!」
    「…ホントにいいの?先生に告白しなくて。」
    「先生は、私だけが独り占めしていい人じゃないからさ。」
    「なら、いいんだけど…。」

    もう片方の私は、何故か最近落ち着いている。あの頃はめちゃくちゃ暴れてたのに、今はなんか落ち着いて、先生に告白しないとか、先生を独り占めしたくないとか言ってる。なんか拍子抜け。なんでか、ほんとに…分からない話ではあるけど…

    「そんな気になる?」
    「…えっ、なんでわかったの?」
    「私だから。」
    「え?私だけ読み取れないんだけど。」
    「対策してる。」
    「ずるーい!サイテーじゃん!」

    …でも、気になる。私だって、聖園ミカだから先生を想う気持ちはわかるし。私はセイアちゃんのことが大好きだけど…。夢をときめく女の子の私なら、先生以外の人を好きになるわけが無いし、先生のことばっか考えててもおかしくないし。

    「概ねあってる。」
    「だから思考盗聴しないでよ!」
    「ごめんごめん。でも、その通り。私は、今でも先生のことは好きだよ。」
    「だよね?ならどうして先生に告白しないの?」
    「多分、私の影響。」
    「…私ね?」

    どっちも私だから、分かりにくい。…え〜?私の影響?もしかして、男の子の欲求の話…?だとしても、辞める理由にはならなくない?好きなのには変わりないのに。

    「…うん。私は、夢見る乙女だったけど、あなたがいるおかげで先生がどんな覚悟でみんなと接してるか分かったの。先生は大人として、先生として私達に接してる。男性ならしてもいいはずの、興奮を1回も見せずに。」
    「そう、だね。私が、まさに煩悩の塊だったからね。」

  • 80遊び人A25/09/21(日) 22:24:14

    ……たしかに。先生、あの夏の時とか女子高生周りに沢山いたのに冷静だったし。私だったら人前出れなくなっちゃうよ。

    「…だから先生は私と付き合う訳が無いし、私が告白して困らせちゃいけない。私は、先生に助けて貰ったから、今度は助けないとダメだし、私とくっついても先生は幸せにはなれないと思う。」
    「…よっぽど私より大人じゃん。」

    そうだよね。好きとかじゃないもんね。…すっごいな。私、ちゃんと考えてるじゃん…私が子供すぎるだけか。それとも、これも男の子の影響なのかな?

    「それは、私が主人格だったし?一応あなたがあとから生えてきた人格だからね?」
    「たしかに。」
    「あと…結構、私が暴れてた時のセイアちゃんが真剣に心配してくれてて嬉しかったし、照れてるセイアちゃん可愛かったし。私も、ちょっとセイアちゃんの事好きになってきたかも。」
    「……セイアちゃんと付き合っていい?」
    「いいよ、頑張れ、私。」
    「ありがと。頑張るよ、私。」

  • 81遊び人A25/09/21(日) 22:33:33

    >>78

    こんなスレに付き合っていただきありがとうございます……!後半からこれ合ってるんか!?合ってるんか!?となりながら書いてました…。あなたの声がまた次を書くモチベになります!本当にありがとう!

  • 82二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 07:32:03

    セイア様、やっぱり心配いらなかったじゃないですか、良かった良かった。


    完結乙です。

    こういうおかしな問題が降りかかって協力者と解決に当たっているうちに惹かれあって系のお話で、協力者が問題を抱えちゃった側の内面を理解して惚れ込んでいくというのは見たことがなくて新鮮でした。

    失恋というか届かぬ恋であることを受け入れることができるまでになったミカに落ち着いた大人の魅力みたいなものを感じてしまいおろおろするセイア様が見える気がします。


    ところで一旦とのことですが>>79 >>80 でエピローグ含め完結なのでしょうか?

    保守っておくと何か良いことありそうですかね?

  • 83遊び人A25/09/22(月) 15:37:12

    >>82

    一旦なのでこれから保守るとミカとセイアの本格的なお付き合いがあります!

  • 84二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 16:10:52

    保守

  • 85二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 23:04:47

    そういうことならがんばりますぜ「そして二人はいつまでも幸せに暮らしました。」
    の部分にも需要はあるんじゃー
    保守

  • 86二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 08:04:01

    保守

  • 87二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 12:59:39

    わ~~~^^えっちだぁ~~~^^からのとんでもねぇボディブローからのすっごい晴れ晴れとしたENDでめっっっxちゃよかった…

  • 88遊び人A25/09/23(火) 19:35:41

    さて。明日はやる事が沢山ある。早めに寝て、備えねば。……。…よく考えたら…ミカの相手をしていた時の私は、だいぶ…。痴女だったのではないか?だって、抜くというのでさえおかしいのに、あんなにスラスラ誘う言葉を投げて、誘惑までして。…楽しくはあった。楽しくはあったのだが…飲む必要はあったのだろうか?うー…あぁ。…思い出してしまった。ミカの、精液の味。しょっぱくて…変な匂いがした。苦くはなかった。もしかしたら、人によるのかもしれない。本当に、美味しくはない。けれど、何故か。ミカのためだと思うと、飲めてしまった。何故か、満足感を感じていた。…もしかしたら、私は結構昔の方からミカに惚れていたのではないか?

    「〜ッ!!」

    途端、恥ずかしくなって枕に顔を埋めてしまう。なんか、なんかいやだ。外界に顔を晒したくない。恥だ、恥。…なんで、なんで私はあんな事をしたんだ…。枕に顔を埋めて足をパタつかせるなんて、ベタな漫画みたいな事を、この歳になってするとは思いもしなかった。恥ずかしい。恥ずかしいのだが…。奥にいる。感じたことの無い、性欲。どくん、どくんと。あの時に感じていた、愉悦とは別の。なにか……。

    「ふ……ぅ。」

  • 89遊び人A25/09/23(火) 19:36:45

    豆電球が点いた仄暗い部屋。光の色は違うが…明るさは今と同じ。その時に……見た、本来ならミカに無いもの。男性器。硬さと柔らかさがあって。それは…私の目の前で、ドクンドクンと欲望を滾らせながら目の前で淡い光を跳ね返していた。…嫌な匂いではない。けれど、その匂いは鼻の奥に残っている。思い出せば思い出すほど体が熱くなる。なぜ。今まで、そのような感情は抱いていなかったはず。自分からこんなにも熱っぽい吐息か漏れ出していることに、少し驚いてしまう。それほどまで、私はミカに惚れているのか。

    「……ぁ。」

    自覚すればするほど、恥ずかしくなる。もちろん、欲も大きくなって、私の中で暴れている。はしたない事だ。それは、淑女として、実に……。だが…依然として、私の中にある熱は、留まる事を知らずに溢れてしまう。拾い上げて、器に戻すのも、大変な程に。

    「…。」

    あと数cm。動いてしまえば、私は戻れなくなる。そんな気がする。だが、一度零れてしまった物を、また完全に掬って戻す…なんてことは出来ないのだから。それこそ、覆水、盆に返らず。私は、もう。ミカから離れる事は…出来なさそうだ。

  • 90遊び人A25/09/23(火) 19:39:57

    今日のセイアさんは体調が良くなさそうです。少し眠たげで、いつもより何も無いところを見ているような気がします。

    「大丈夫ですか?セイアさん。」
    「…ん……?あぁ……大丈夫だ、大丈夫だとも。」
    「本日は、正義実現委員会、シスターフッド、ティーパーティーの合同会議がありますから、その前に寝ていたらどうですか?」
    「…すまない。そうさせてもらおうか…。」

    欠伸をしながら体を伸ばして、少しウトウトと微睡んでいるセイアさん。…やはり、平和が1番ですね。私も、反省して精進しなければ。

    「ふぁ……ぁ。そろそろ、眠れそうだ。おやすみ、ナギ…」
    「みんなおっはよ〜☆」
    「えっあっおっうぅおぉぉっ…み、みミカ…おはよう。」

    !???!?…セ、セイアさんが…そんな慌て方を?
    そして、ミカさんが来てから…。つまり。

    「え、どうしたのセイアちゃん。怖いんだけど。」
    「…ミカさん。お話いいですか?」
    「ちょっと待って今回は私ほんとに何も知らないんだけど!!」
    「言い訳は後です!とりあえずお話です!」
    「なんで!!なんで〜っ!!」

  • 91二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 21:35:25

    初射精はナギニーだったわけだがミカのロールケーキは大丈夫かな?

  • 92二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 23:28:40

    多分素直に吐くことになるんだろうけれどどこまで吐くのかしらね?
    どこまで話すにしてもナギちゃんは祝福してくれるだろうしそこは安心だ。

  • 93二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 06:46:11

    保守

  • 94二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 14:53:13

    保守

  • 95二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:43:10

    保守

  • 96二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 05:12:29

    保守

  • 97二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 10:56:43

    保守

  • 98遊び人A25/09/25(木) 17:14:37

    「…つまり。セイアさんとミカさんはお付き合いをしていると?」

    ナギちゃんを落ち着かせるのにめちゃくちゃ時間かかっちゃった…私が休んでて復帰した後にセイアちゃんあの反応だったら何かあってもおかしくないのはわかるけどさぁ…ちょっとひどいよね。しょうがないけど!!

    「その通りだ。」
    「うん、そうだよ〜!」
    「それは、喜ばしいお話ですね。いつ頃から、付き合い始めたのでしょうか?」
    「先週から!」
    「先週でしたか…先週…?」

    …告白した時のセイアちゃん可愛かったなぁ……なんか、その後のティーパーティーでの集まりで、私だけすっごい意識しちゃって…ん?

    「あの…一つ質問していいですか?セイアさん。」
    「あぁ、良いとも。」
    「私も。質問したい。」
    「…良いとも。」

    ほらまた。急に、なんか私にだけ急にすっごい変な反応してない?目合わせてくれないし。えー。普通にちょっと嫌。嫌っていうか、悲しい。…なんでだろ。

    「なぜ…今までは平気だったのにセイアさんはその様な反応をしたのでしょうか?」
    「そうそう、それ私も聞きたい〜。」
    「う…そ、それは…ぁ…。」

    めーっちゃ顔真っ赤にするじゃん。え?そんな乙女だったっけセイアちゃん。うわ〜…可愛い〜。私がこんな風に作り替えちゃったんだよね…まぁ、文句は立ち直った女の子の私に言って欲しいけど。

  • 99遊び人A25/09/25(木) 17:16:41

    「…ど、どうしても言わなくてはダメかな?」
    「何かあると心配ですし…」
    「私だってず〜っとその反応されると傷つくから理由教えて欲しいな〜。ねー?セイアちゃん。」
    「…う〜…わかった、わかった。その、その…。」
    「昨晩…ミカで…じ…ぁ…えっと…あぁっ…無理だ!無理無理…。ほんとに言えない…。」
    「…?……!?」
    「…?」

    うわっ。は?えっちか?えっちじゃん。えぇ?分かっちゃったんだけど。えー…セイアちゃんが…?えっちじゃん…。小声なのがめちゃくちゃ…恥じらいっていいなぁ…じゃなくて!やばいどうしようおっきくなってきちゃった。…うわ…えっと…とりあえず、セイアちゃんの椅子の裏に隠れよ。…多分これ、しばらくは、治まらないし…さすがに幼馴染におちんちん生えたのバレたくないからね!変に動いてバレたくないもん!

    「あの?セイアさん?…今何と?そして…ミカさんは何故椅子の裏に?」
    「…ひみつ。」
    「ええっ…?な、なぜ…」
    「本当に、何も無いから!大丈夫だよ…☆」
    「絶対に大丈夫じゃないですよね!?」

    これ、ナギちゃんわかってないよね!?どうしよう。説明したくないし…おっきくなってるの見せたくないし…。…待ってめちゃくちゃムラムラする…セイアちゃんえっちすぎるって…やば〜…頭回んなくなってきた…どうしよ…。

    「えーっと…この後、集まりあるんだよね?」
    「はい…そうですね…。」
    「ちょっとセイアちゃん治してくる、ちょっと経ったら戻ってくるから!」
    「え…あ…はい…。」

  • 100二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 18:21:37

    こいつらブルーアーカイブしたんだ!

  • 101二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 23:14:15

    一人でしているのを告白できたしナギサ様ファインプレーか?
    二人でする回数とかしたいときのサインだしとかすり合わせていけるといいね。

  • 102二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 08:02:13

    保守

  • 103二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 17:23:53

    保守

  • 104二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 23:09:46

    保守

  • 105二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 08:32:25

    これ後にある集まりのために二人そろってうわキツッてくらいの香水をまとって出てくるのかね?
    だとしたらナギちゃんは察せるかな?

  • 106二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 17:15:09

    このレスは削除されています

  • 107遊び人A25/09/27(土) 21:40:05

    …セイアちゃん片手で抱きしめる羽目になっちゃったけど、許してセイアちゃん。とりあえず近場の…近場のどっか…あー!もう…トイレでいいやトイレで!

    「はぁ…。」
    「…。」
    「ど、どうしよっか。」

    思いつきで連れて行ってしまったけれど、あんまりよくなかったのかもしれない。…2人きりってのも良くないし、密着してるのも、よくない。なんで、連れ込んじゃったんだろ。

    「…おっきい…な。」
    「あの〜…?セイアちゃん?」
    「……あ…あぁ、なんだい?」

    …これほんとに、間違ったな。セイアちゃん真っ赤だし。明らかにキテるじゃん。私も、今迫られたら断れる気しないんだけど…。うー。…あっ!?やば、セイアちゃんぎゅってしないで。

    「…なぁ、ミカ。その気なのだろう?」
    「いや待ってよセイアちゃんっ…その!今シたらみんなにバレるよ!?」
    「…バレて良いじゃないか。せっかくなら、見せつけても。」

    あーっダメだこれ!もうバレたからもうなりふり構わずになってる!したくない訳じゃないけど!いやだっ!このままはやだ!もうちょっとロマンチックなのがいい!…え?…代われ?あ、うん…わかっ…た。

  • 108遊び人A25/09/27(土) 21:41:13

    「…ねぇ、セイアちゃん?」
    「ミカ…もう、御託は良いだろう?」
    「…ん。」
    「ん…!」

    深いキス。セイアちゃんを、上書きするために。とりあえず、今気を取り戻してもらわないと。なるべく舌を絡めて、唾液を送り込む。…男の子の性欲すっごいなぁ。すぐ、襲ったくなっちゃう。よく頑張ってるね、私。

    「…セイアちゃん。」
    「……はぁっ…。はぁ…。」
    「もうちょっと待ってさ…ちゃんと時間とったらたっくさんできるよ?」
    「…だが、私の熱は昂って、今にも最後の理性を焦がしてしまいそうなんだ。1度大きく燃えた火は…多少の水じゃ始末がつかないように、今の私は留まることを知らないよ。」

    …あ〜やる気だね。ここまで言われちゃったら、耐えられなかったな…でも、お話をする気になってくれただけ、付け焼刃のキスは上手くいったのかな?…けど、まずい…なぁ。…なら、やってみるしかないか。

    「セイアちゃん…さぁ。」
    「…!?」
    「私…生意気な子嫌いなんだよね。わかるよね?セイアちゃん。」

    お腹にぎゅって押し付けて、顔を強制的にこっちに向けて…私ができる限りの悪い顔をして。なるべく、女の子を堕とせる…めちゃくちゃ悪い顔。…上手くできてるかは、分からないけれど?

    「…ぅ…ぁ……うん…。」
    「えへへ、素直な子は大好き。」

    目線合わせて…優しく撫でながらハグして囁いて…。…ごめんね?私。これめちゃくちゃ悪いことしてる。セイアちゃんクセになって…求められちゃうかもだけど…うん、頑張れ!私が教えるから!

    「…今日の夜、ね?セイアちゃんの部屋…お邪魔していい?」
    「うん…待ってる…。」
    「可愛い。いい子で待っててね…じゃ、会議頑張ろっか!」
    「…。」

  • 109遊び人A25/09/27(土) 21:42:14

    …えへへ、律儀に頷いちゃって。可愛いなぁ。あ〜…羨ましい。私にもちょっとセイアちゃんとくっつく時間欲しいなぁ。ま、これは会議終わってから私と相談しよーっと。

    「…セイアちゃん。今、女の子の私だからさ…男の子の私には、お手柔らかに頼むよ?」
    「…そうだったのか……なんか、悪い気分だ。」
    「浮気みたいな気分?」
    「あぁ。」
    「…大丈夫だと思うよ。セイアちゃんもいつか、男の子の私が…想像以上にセイアちゃんの事が好きだって気づくから。」

  • 110二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 02:53:41

    保守

  • 111二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 10:59:34

    保守

  • 112二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 18:09:09

    女の子ミカの方ひょっとしなくてもバイの気アリ?
    セイアちゃん両手に花じゃんね

  • 113二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 23:09:28

    てっきり描写外でもうヤッているものかと思ったらまだだった?
    ちゃんと準備していくんだぞ、ミカ。セイアちゃんの方でミレーナとか用意していたらそれはそれでだけれども。

  • 114二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 07:37:13

    保守

  • 115二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 16:25:47

    保守

  • 116二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 23:04:55

    保守

  • 117二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 06:49:11

    保守

  • 118二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 16:16:16

    保守

  • 119二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 22:36:01

    保守……続きを………続きを下さい………

  • 120遊び人A25/10/01(水) 01:18:25

    心臓の鼓動と、体の緊張が解れない。今日は満月…形が綺麗で、月明かりが部屋を差す。これぐらいなら、明かりをつけるまでもないな。あと少しで、ミカが来る。

    「ふー。」

    私で…良いのだろうか。私は、あんなにかっこよくて、一途な乙女の隣にいていいものなのか。いや、良いのは知っている。聞いたら、絶対に「セイアちゃんは心配性だ」なんて言われてしまう。だとしても、初めての相手が、私…。…いや、そうだな。私が初めての相手をミカにしたように、ミカも初めての相手を…私にしてくれた。なら、私は…いいのかもしれない。

    「…。」

    今か今かと待ち侘びて、足をパタつかせたりして。…時間が、長い。5分とは、こんなにも長いものなのだろうか。……少し…触りたい。はしたない…はしたないが…!先を考えれば考えるほど、酷く…性欲が…。
    頼む、ミカ…早く来てくれ…後…何分か。この様になるのだったらもう少し準備を遅らせるべきだった…。

    「……もう…いいか。」

    どうせ、見られるとして…これからする事の方が恥ずかしいし…ミカのが入るのか分からないから…慣らしておいた方がいいのかもしれない…し。

    「ぅぁ…っふぅ。」

    気持ちいい。我慢していた分、触った部分から弾けるような気持ちよさが溢れ出して、とても気持ちいい。ミカ…ここに、ミカの……アレが入る。そう考えると…より一層…深く、快楽が…。

    「ん…んふ…っ。」

    自慰行為が、こんなにも気持ちいいものだと思っていなかった。性に興味がないと言えば嘘だが、これといって性欲を感じたことがなかったからこそ、深く…体に刺さる。もっと、もっと。もっと欲しい。溢れ出る愛液を陰核に塗りたくり、刺激して。刺激して…。あぁ…ダメだ。すればするほど、気持ちよくなる。

    「あぁ…っ…んぅ…。」

    声が漏れだしてしまう。奥、奥に欲しい。指を入れても、物足りない。何か、何かが。太さ?長さ?動き?特定じゃない。多分、全てが足りない。体験したことは無いはずなのに、子から子へ孫から孫へ…まるで蜘蛛の糸のように綿密に絡み合った遺伝子の妙だ。こんなにも、私の体は男性器を求めている。…言い方が理性的で、入り込めない…良い、言い方はないだろうか。ペニス…ちんこ…ちんぽ…どれも、違う。

    「おちんちん……ぁ…おちんちん欲しい…。」

  • 121遊び人A25/10/01(水) 01:20:21

    ピタリとハマった。口から、妄言が漏れる。自分でも理解出来ないような、でも、本心の数々。「ミカのおちんちん欲しい…」なんて、自分の口から出るとは思ってもいなかった。手は加速する。絶頂には程遠いのに、更なる快感を求めている。いや、寂しさを埋めているのか。早く。早く来てくれ。ミカ。

    「お待たせ…?ぇ?」
    「……ぁ…ミカ……わたしはぁ…もうっ…。」

    『我慢ができないようだ。』

  • 122二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 06:43:26

    >>120

    >>121

    ドエッッッッッ?!?!?!?!?

  • 123二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 13:05:08

    保守

  • 124二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 20:14:41

    よすぎる……

  • 125二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 04:13:09

    セイアちゃん昼間に続き随分焦れてますね。
    熱に浮かされたようになりながら、積極的に、情熱的にミカを求めるセイアちゃんが見れるかな。
    体も心も満足しきってないのに体力がついていかなくて翌朝まで悶々としたのを持ち越しちゃうセイアちゃん。
    いいと思う。

  • 126二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 13:05:12

    保守……続きはないんですか………供給がないと……死んでしまう……

  • 127二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 22:28:31

    >趣味投稿なので2日に1回とかの投稿になるかもしれないけれど、


    とのことなのでゆるりと待つよろし。

  • 128二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 05:45:54

    保守!

  • 129二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 07:52:01

    保守

  • 130二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 12:54:42

    保守

  • 131遊び人A25/10/03(金) 19:43:38

    『我慢ができないようだ。』


    なに。これ。セイアちゃん…見せつけてきて。…そ、それは…えっち…とかじゃなくて…。…セイアちゃんは…あんなに乱れて…私の目の前で…セイアちゃん…は。私を、求めてる。…。

    「セイアちゃん、待たせてごめんね?」
    「…ミカ。ぁ…ミカの匂いだ…。」

    …柔らかく、抱きしめられる。セイアちゃんの匂いと、えっちな匂い。私の匂いを嗅いでるのか、セイアちゃんの呼吸音が聞こえる。優しく、啄むようなキスをして。セイアちゃんの顔を見ると…やっぱりふにゃふにゃに蕩けていて…可愛い。

    「ね、セイアちゃん。そんなに欲しかったの?」
    「…ううん…」
    「…そう「今も、欲しいから。」

    今も。今も?え?……もう、しちゃう?しちゃおうかな?こんな言われたら私…さすがに我慢できないよ??…前戯とかは…。いや…さすがにあんなに音鳴ってたし…もう、入るんじゃ…。…いっか。私も脱いじゃお。

    「ミカの…おちんちん。」
    「セイアちゃん普段そんな言わないよね!?」
    「…今は、言ってもいいだろう?」
    「…なんか、調子狂うな〜…」

    セイアちゃんの、少し上擦った声で「おちんちん」。あんな上品な言葉がとめどなく溢れてくる口から、下品な言葉が出てくる。あ〜。セイアちゃん…ギャップの塊すぎる。……なんか、妙に冷静…こんな今までに無いくらいガッチガチになってるのに。

    「…ミカ。もう…。」
    「…しちゃう?」
    「うん。」

    …ベッドに、ゆっくり押し倒す。ぽすん。と、セイアちゃんの小さい身体が、私の身体の中に収まる。私に向ける視線がとても可愛くて。愛おしくて…。だいぶ、違う。対面に一緒になる人がいると、違う。ただ私が施される側じゃなくて、お互いに、施すから…今でさえ、心が温まってくる。

  • 132遊び人A25/10/03(金) 19:44:46

    「ん。」
    「んぅ…」

    私は、初めてのキス。ずるい。こんなにも、柔らかくて…気持ちいい、セイアちゃんの舌を先に奪われた。…悔しい。自分に独占欲をばらまいてしまいそうになるけど、キスをし終わった後の、セイアちゃんの満足したけど、もっと欲しいようななんとも言えない表情をもっと味わいたくなって忘れちゃった。

    「…君は、綺麗だね。ミカ。」
    「こっちのセリフ。セイアちゃんこそ…とっても綺麗だよ。」
    「…有難う。この…下着、似合っているかな?」
    「似合ってる。とってもえっち。」

    …セイアちゃんらしい…白のドレスみたいな下着。…インスタントなポルノじゃなくて、高貴で…純粋で、淫らで…美しい。本当に、似合ってる。…最高じゃん。私。初めてのえっち、こんな歓迎されてて。…がんばらなきゃ。

    「…前戯とか、する?」
    「いや…いいとも。十分…味わったよ。」
    「わかった、セイアちゃん。」

    …遂に、挿入。…セイアちゃんの綺麗。前、抜いて貰った時から考えてた、セイアちゃんの…。毛が生えてたりするのかな?もしかしたら、めちゃくちゃ使われてたり?なんて…そんな妄想が馬鹿らしくなるぐらい、無垢。何も生えていないし、綺麗なピンク色をしてる。 ……緊張してきたけど…ゴムはつけないと。

    「配慮、感謝するよ…。」
    「お互いに、ね?大事にしないと。」
    「そうだね。…さぁ、おいで。ミカ。」
    「ゆっくり…するね?」

    私たちが繋がる前の、最後のキス。それは…とっても軽かった。今までした、どんなキスより、湿っぽくなかった。けれど、今まで1番…深くまで繋がった気がした。別に、理由なんて分からなくていい。けれど、いい。これで…私は。セイアちゃんと一緒にいたいだけ…だから。

  • 133遊び人A25/10/03(金) 19:46:59

    これ行為シーンガッツリ描きます?そしたらwritingにまとめるので次投稿時間かかっちゃうんですけどいいんですかね…

  • 134二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 20:04:12

    >>133

    がっつりねっとりどろどろにかいてほしいですねぇ保守しとくので

  • 135二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 05:53:13

    保守

  • 136二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 14:33:57

    このレスは削除されています

  • 137二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 14:47:21

    保守

  • 138二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 23:00:25

    ミカの思考が滅茶苦茶ふわふわしてる感じがする。
    二人とも幸せになーれー

  • 139二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 06:58:33

    良すぎてしにそう

スレッドは10/5 16:58頃に落ちます

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