- 1125/09/11(木) 23:17:41
- 2125/09/11(木) 23:23:14
ユメ「ホシノちゃん。流石に冷たすぎない?」
ホシノ「普通ですよ。先輩、口より手を動かいてください。」
ユメ「でも来年で私も卒業だし、ワイくんが他の学校に行っちゃったらホシノちゃん一人になっちゃうよ。もっと優しくしとかないと・・・・・。」
ホシノ「私は問題ないですよ。」
ユメ「書類とか、ひとりでできる?」
ホシノ「・・・・・」無言でワイを睨む。
ワイ「・・・・・」(かっこいいなー・・・・・) - 3125/09/11(木) 23:34:08
ワイ「今月の収支報告書、終わりました。」
ユメ「いつもありがとう!! でもワイくん中学校には行かなくていいの?」
ワイ「高校までの範囲は既に覚えてるので・・・・・。」
ユメ「そうなの!?じゃあ私とホシノちゃんに勉強教えてよ!!」
ホシノ「先輩、私を巻き込まないでください。」
ユメ「でもこの前、学習BDで出てきた高校入試レベルの問題解けてなかったよね??」
ワイ「お2人とも先輩のはずですよね・・・・・」
ホシノ「」ガチャ←無言でワイに銃を突きつける音
ワイ「・・・・・」(ホシノ先輩かっこいい・・・・・) - 4125/09/11(木) 23:53:42
ユメ「見てみて、ホシノちゃん。リュックサック型の水筒だって!便利そうじゃない?」
ホシノ「いえ。むしろ動く時、邪魔になります。しかも高い割にクオリティも微妙そうですし。」
ワイ「でも大容量の水筒自体はあったほうがいいんじゃないですか?砂漠で水は生命線ですし、一人ならともかく2人なら片方は水筒、もう一人がカバンを背負えば。」
ホシノ「うるさい。」
ワイ「すみません(´・ω・`)」
ユメ「ワイくんの言うことも一理あると思うし・・・・・ちょっと高すぎるかも。」
ワイ「この程度のものなら自作した方がいいですね。ちょうどうちに防水で頑丈な布があるんで明日作ってきます。」 - 5125/09/12(金) 00:09:11
ホシノ「急に風が・・・・・」
ユメ「ほ、ホシノちゃん、早く帰ろう!砂嵐だよ!」
ユメ「もう道が・・・・・コンパスどこに入ってるっけ?」
ホシノ「バックの横のポケットですよ。ワイさんが常に遭難対策セット用意しておいてくれてるのにこれじゃ意味ないじゃないですか!!」
ユメ「うぅ、ごめんねホシノちゃん。」
ホシノ「早く行きますよ、ユメ先輩。」 - 6二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 00:25:47
少しづつ絆されてるのスコ
- 7125/09/12(金) 00:46:07
ユメ「見てみて、ホシノちゃん、ワイ君‼昔の生徒会がアビドスの大オアシスにすっごいものを埋めたらしいの!!」
ホシノ「すごいもの、ですか?」
ワイ「そんな記録ありましたね・・・・・確か青輝石を利用した花火でしたっけ?確か数年前に急に市場から姿を消してものすごく高騰してるって聞きましたけど・・・・・」
ユメ「????・・・・・」
ワイ「衝撃を与えるとプラズマを発生させる鉱石使ってるやつですよね?」
ユメ「そう!!それ!!ネットで調べたら100gで100万円もするって」
ホシノ「それってつまり、大オアシスの下に希少な鉱石が埋まってるってことですか?」
ユメ「うん、たぶんそういうことかな?」
ワイ「いや、もしあったとしても埋まってるわけじゃn」
ホシノ「こうしてる場合じゃないですよ!今すぐ行きましょう!!」
ワイ「待ってください、埋まってるわけじゃ・・・・・行っちゃった・・・・・まあ、いいか」 - 8125/09/12(金) 00:50:22
※このスレではアビドス編3章で出てくる刺激を与えるとプラズマを発生させる鉱石=青輝石で連邦生徒会長が買い占めたせいで高騰してるって設定です。ブルアカ原作ではこの鉱石=青輝石ではありません。
- 9二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 02:14:37
続き待機ついでに10埋めせねば
- 10二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 02:16:45
大丈夫かな、スレ画がホシノじゃないとはいえ。
- 11125/09/12(金) 02:39:50
10
ワイ「あ、戻ってきた。」
ユメ「見つからなかった。(´・ω・`)」
ワイ「ちゃんと人の話聞いてください。埋まってるわけじゃなくて花火が劣化して砂の中に混ざってるって何度も言おうとしたんですけど・・・・・」
ホシノ「こっち来て教えてくれればよかったじゃないですか!!」
ワイ「馬耳に念b」ドゴ←銃床がめり込む音
ホシノ「・・・・・」泡を吹いて倒れるワイを眺める
ユメ「わ、ワイ君!?大丈夫??」 - 12125/09/12(金) 02:41:06
10の数字はミスです。気にしないでください
- 13125/09/12(金) 03:23:33
ワイ「こんにちは、ここが新しい校舎なんですね。」
ユメ「ワイくんいらっしゃい。荷解き手伝ってくれるかな?」
ワイ「了解です。あと水筒付きカバン、追加で2つ作ってきました。こっちが2.5L、こっちは5L入ります。」
ホシノ「先輩、こんなに沢山いります?もう4つありますけど・・・・・」
ユメ「多いに越したことはないんじゃない?大は小を兼ねるって言うし・・・・・」
ワイ「壊れてて砂漠に行く時に使えなかったら困りますし、生徒数が増えた時にm」
ホシノ「増えないですけどね。こんな場末の学校。」
ワイ「いや、妹がここに入学したいらしいです。再来年の話ですけど。」
ユメ「本当に?!ワイくんが誘ってくれたの?」
ホシノ「そんな訳ないじゃないですか。ワイさんが妹嫌いなら話は別ですけど。」
ワイ「本当は母さんたちと他の自地区に行って欲しいんですけどね・・・・・」
ワイ「手先とか器用だし、ミレニアムとか行ってみたらどうかって勧めてるんですけど・・・・・」 - 14125/09/12(金) 03:25:34
ユメ「3人で写真撮ろうよ!!新しい校舎に来た記念に。」
ホシノ「また写真ですか?」
ユメ「さっきのはワイくんいなかったし、3人で写ってる写真、撮りたくない?」
ホシノ「写真なんか撮って何n」
ユメ「ほらほら、2人とももっと寄って、写真に映らないよ!!」
ワイ「アッハイ」(ホシノ先輩がこんなに近くに///)
ホシノ(ユメ先輩のおっぱいが顔に///)
パシャリ
ホシノ「タイマー使えばもっと遠くから取れたんじゃないですか?」
ユメ「あっ」←その手があったかってゆう顔 - 15125/09/12(金) 03:27:25
ワイ「こっちの資料の整理、終わりました。」
ユメ「ありがとう、こっちもお願いできる?」
ワイ「了解です。」
〜30分後〜
ワイ(何?・・・・・この資料・・・・・これが列車砲?・・・・・そんな生ぬるいものじゃない、これは虐32を目的とした道具だ。じゃなければこんなスペックは必要ない・・・・・)
ワイ(今場所を知ってるのはワイだけだ。この資料さえなければしばらくは見つからない。あとは安全に破壊する道具さえあれば・・・・・) - 16125/09/12(金) 05:56:58
ユメ「そういえばワイ君、前はハンドガン使ってたよね?いつの間にかショットガンになってたけど・・・・・」
ワイ「ホシノ先輩が使ってたのを見て強そうだなーって思って・・・・・」(ホシノ先輩に憧れてって言ったら睨まれるんだろうな・・・・・)
ホシノ「ワイさんが使っても私みたいに戦えないと思いますけど。」
ワイ「そうですよね・・・・・」(でも憧れは止められない!!) - 17二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 06:27:11
このレスは削除されています
- 18125/09/12(金) 06:29:33
ユメ「ワイくん、ネフティスの人と話し合いに行くんだけど・・・・・難しい話とか分からなくて・・・・・」
ワイ「了解です。自分も行きます。」
ユメ「ありがとう!!ワイ君がいれば騙されることはないよね!!」 - 19125/09/12(金) 06:46:14
ワイ「砂漠横断鉄道・・・・・ですか・・・・・」
ネフティス幹部「はい、アビドス砂漠を横断する鉄道ですから、アビドスを管理するアビドス生徒会が権利を保有した方が何かとスムーズに進むかと。^_^」
ワイ「なるほど、そうですか。」(既にアビドス生徒会が機能してないことくらい知ってるだろうし、おそらく破産を回避するための売却だろうな。)
ユメ「でも私たち、膨大な借金がありますし、あまりお金が無くて・・・・・」
ネフティス幹部「ですから格安の100万でお譲りできる今のうちに・・・・・」
ワイ「・・・・・」(そういえばこっそり燃やした資料の中にあった列車砲・・・・・この鉄道の利権を買っておけばどこかの誰かに持っていかれる可能性も少ないかな・・・・・)
ユメ「100万円か~・・・・・・買えそうにないかな~」
ワイ「100万円程度なら、ちょっとあてあるんですけど・・・・・どうします?」 - 20125/09/12(金) 07:06:14
ユメ「とりあえず契約しちゃったけど、100万円のあてなんて本当にあるの?」
ワイ「はい、例の衝撃でプラズマを発生させる鉱石ですよ!!」
ユメ「でも砂の中に混ざってるから掘っても意味ないって・・・・・」
ワイ「砂の中から鉱石だけを取り出すんです。一応装置の試作も終わってます。」
ワイ「鉄道の話と合わせて、ホシノ先輩には言わないでください。」
ユメ「鉱石の話も?なんで?」
ワイ「この装置で稼いだ金鉄道の件の支払いに使うんですよ。鉱石の話をしたら稼いだ金を何に使ったか聞かれて普通にばれますよ。」
ユメ「でもホシノちゃん、結構勘が鋭いし私すぐばれちゃいそうだけど・・・・・」
ワイ「最悪、今完成したってことにしてごまかします。」 - 21125/09/12(金) 07:17:05
~とある日の深夜~
ユメ「ワイ君、こんばんは!!」
ワイ「こんばんは、ユメ先輩。例の装置、持ってきました。砂と水を混ぜてこの装置に流すと、まずここで大きな砂を取り除きます。その後、ここに水が流れてこの濃硫酸と混ざり、熱と酸化反応によって(以下長いので省略」
ユメ「ごめん、よくわからないかな・・・・・」
ワイ「このシリコン板が触媒になって約60円で青輝石を1g手に入れられます。」
ユメ「100gで100万円だから1gだと一万円・・・・・すごい!!大儲けだよ。」
ワイ「産地は明かせないですし、真面目に売るとしたら最低1g5000円、高くても6000円ってとこですかね?」
ユメ「1万円じゃないの?」
ワイ「ちゃんとした業者が採集したものと一般の学生がどこからか持ち込んだものじゃさすがい同じ価格には・・・・・それにまともなルートで売るとしたら1万円で売ってる業者に売る形になると思うんで・・・・・」
ユメ「やっぱりうまい話はないんだね・・・・・(´・ω・`)」
ワイ「まともなルートでさばけばの話ですよ、ブラックマーケットに流せば話は別です。」
ワイ「とある方がブラックマーケットで青輝石をかなりの高額で買い占めてるみたいで、すでにその方と直接交渉して1gあたり1万2千で買い取ってもらえることになってます。」
ユメ「ブラックマーケット・・・・・ワイ君が不良になってる・・・・・(´・ω・`)」 - 22125/09/12(金) 08:34:59
ワイ「・・・・・」
ユメ「・・・・・」
ユメ「ワイ君、なんか思ったより地味だね!!」
ワイ「簡単に言えばろ過装置みたいなものですから・・・・・」
ユメ「希少な鉱石っていうからもっとキラキラしてるのかと思ってた・・・・・・」
ワイ「まだ不純物残ってますからね・・・・・これを硫酸に入れるときれいな青の沈殿物が出てきます。それを再結晶化させて大きな塊にしたら出荷できる状態の青輝石ができます。」
1時間後
ユメ「ワイ君!!きれいな宝石になったよ!!」
ワイ「これで青輝石の完成です。残りの必要分はワイが空き時間で作っておきますね。」
ユメ「ありがとう!!本当に何から何までごめんね。」
後日、ブラックマーケットで約束の人物に売り払った。
連邦生徒会長「これだけあれば先生の助けになりますかね?・・・・・」 - 23二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 17:12:39
保守失礼します
- 24二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 17:32:28
このレスは削除されています
- 25125/09/12(金) 17:35:06
~半年前~
ヘルメット団A「やめてください??そう言われてやめる奴なんかいねーよ」
ワイ「すみません・・・・・やめてください・・・・・」
ヘルメット団B「チッ、たった2千円かよ。絶対さっきのお嬢様っぽい奴のほうが金持ってただろ」
ヘルメット団C「こいつが邪魔しなけりゃ今頃がっつり儲けてなのにな。」
ヘルメット団B「おいクソガキ、この落とし前どうつけてくれるんだ??」
ワイ「すみません・・・・・」
ヘルメット団B「すみませんじゃねえんだよてめぇのせいでこっちは大損なんだ。」
ワイ「すみません・・・・・やめてください・・・・・」
ヘルメット団A「もういい、こいつに何言っても無駄だ。盾の代わりにでもs」ドゴ←頭に散弾が命中する音
ヘルメット団B「誰だテm」ゴ←銃床がめり込む音
ヘルメット団C「てめぇ後でぜってえ後悔さs」ズドン←腹に散弾が撃ち込まれる音
ワイ「・・・・・」(かっこいい)
ピンク髪の少女「この町に住んでるならここら辺が治安よくないって知ってますよね?邪魔だから帰ってください。」
ワイ「すみません・・・・・あの、名前をお聞きしてもいいでs」
ピンク髪の少女「帰れ!!」
ワイ「すみません・・・・・」 - 26125/09/12(金) 17:40:56
ワイ「昨日不良に殴られたところが痛い・・・・・とりあえず家族には誤魔化せたけど・・・・・」
ワイ「昨日のピンク髪の人、かっこよかったな・・・・・」
緑髪の人「あ、ホシノちゃん、おはよう!!」
ピンク髪の少女「おはようございます、ユメ先輩。」
ワイ「!?」(この声って昨日の夜助けてくれたひとだよね?・・・・・ホシノさんって言うんだ・・・・・)
ユメ「今日も署名活動をしようと思うの・・・・・」
ホシノ「嫌ですよ、そんなことしたって意味ないじゃないですか・・・・・こんな場末の学校じゃ・・・・・」
ユメ「でもいつも一緒にいてくれるよね?」
ホシノ「この間の奴らが報復に集まってくるのを待ってるだけですよ。」
ユメ「ひぃん、ホシノちゃんが冷たい・・・・・」
ホシノ「・・・・・」
ホシノ「先輩、私用事あるんで先に教室行っててください。」
ワイ「!?」(なんかこっち見てないか?)
ユメ「教室で待ってるね!!」学校の中に走り去っていく
ホシノ「行きましたか・・・・・」ズドン←ワイの隠れてる木にスラグ弾がめり込む音
ワイ「うわっ!?」
ホシノ「さっきから隠れてこっち見てましたよね?こないだのチンピラの仲間ですか??」
ワイ「ち、違います・・・・・昨日のお礼が言いたくて・・・・・タイミングをうかがってて・・・・・」
ホシノ「昨日?」
ワイ「昨日○○2丁目で助けていただいた、アビドス第二中学校のワイって言います。・・・・・何か手伝えることとかありますか?」
ホシノ「・・・・・」(不良に絡まれてる人なんてどこにでもいるし・・・・・一々覚えてないよ・・・・・) - 27二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 17:46:26
ホシノスレかと思いきやユメパイが今のところメイン
- 28125/09/12(金) 17:52:31
ワイ「ホシノ先輩、ユメ先輩、今度みんなで水族館行きませんか?、商店街の福引で団体チケットが当たって・・・・・」
ユメ「本当n」
ホシノ「今から行きましょう!!」←食い気味
ワイ「今週はすでにいろいろ予定もあるんで・・・・・来週の水曜日にしましょう。そこなら活動予定もなかったはずです・・・・・」
ホシノ「(´・ω・`)」 - 29二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 17:59:02
なんやかんやでホシノからの好感度が高そうなのがなんか不穏
- 30125/09/12(金) 18:00:46
ホシノの怒る声が聞こえる・・・・・
ワイ「また説教かな?・・・・・」
ワイ「あ、ホシノせn」
ホシノが走り去っていく。
生徒会室に入ると、破かれたポスターが散らばっていた。
ワイ「えっと・・・・・何があったんですか?ユメ先輩・・・・・」
ユメ「またホシノちゃんに怒られちゃって・・・・・」
ワイ「砂漠横断鉄道の購入資金、残りの分が用意できたので振り込みに行こうと思ったんですけど・・・・・」
ワイ「一人で行ってきましょうか?」
ユメ「大丈夫。このポスターだけ直してからでもいい?」
ワイ「了解です。」 - 31125/09/12(金) 18:05:18
~銀行での振り込みが終わった後~
ワイ「今振り込みを確認したって連絡が来ました。ホシノ先輩にバレないうちに戻りましょう。」
ユメ「ワイ君、ちょっと寄り道していかない?ホシノちゃんに仲直りの品を買っておきたいんだけど・・・・・」
ワイ「今、巨大な砂嵐が観測されたらしくて。できれば砂嵐が来る前に帰りたいんですが・・・・・」
ユメ「少しだけだから・・・・・」
ワイ「了解です・・・・・最悪適当な廃墟でやり過ごしましょう・・・・・」 - 32二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 18:09:59
大丈夫かなぁ
- 33125/09/12(金) 18:29:12
~帰路の砂漠地帯にて~
ワイ(まずい、砂嵐が想定以上に速い・・・・・どこかで一泊するべきだった・・・・・)
ユメ「ワイ君!!砂嵐だよ、早く帰らないと・・・・・」
ワイ「間に合いません、どこかでやり過ごしましょう。」
背を低くして砂塵の中を進む
ユメ「ワイ君、あそこ、洞窟あるよ!!」
ワイ「生き埋めになっても飛ばされたり飛んできた石の破片に当たるよりはマシですね。行きましょうユメせn・・・・・」
ゴンという鈍い音とともに赤い飛沫が飛ぶ。
ワイ「へ!?・・・・・ユメ先輩?・・・・・」
視界には力なく倒れるユメ先輩が映った。
ワイ「・・・・・」
ユメ先輩を運びながら何とか洞窟に入いり、必死に傷口に衣服を巻く。
しかし、血が止まる様子は見えない。
風の吹き荒れる音と石ころの衝突音だけが聞こえる。
ユメ「ワイ君、ホシノちゃんに伝えて・・・・・水族館に行く約束守れなくてごめんって」
ワイ「やめてくだs・・・・・わかりました。・・・・・」
一瞬、反発しようとするものの、致命傷であることを嫌でも理解してしまう。鞄を貫通するほどの威力の石が当たったのだから当然だ。
次第にユメ先輩の体が冷たくなり固く硬直したころ、砂嵐が止んだ。
ユメ先輩の遺体を背負い、朝焼けの見える砂漠を歩き出した。 - 34二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 18:30:56
やはりユメは死ぬ運命なのか…
- 35125/09/12(金) 18:33:03
閲覧注意つけ忘れたのでマイルドな描写にせざるを得なかった・・・・・一生の不覚
- 36125/09/12(金) 19:38:21
ホシノ「嘘だ。そんなわけない。ユメ先輩が死ぬはずない。」
ワイ「嘘じゃないですよ・・・・・ユメ先輩は・・・・・死んだんです。」
ホシノ「うるさい・・・・・」
ワイ「・・・・・」
ホシノ「もういいです。ついてこないでください。」
ワイ「ホシノ先輩・・・・・ユメ先輩から、遺言があります『水族館に行く約束守れなくてごめん』と。」
ワイ「あとこれ、ユメ先輩からホシノ先輩にって・・・・・」寄り道して買ったクジラのぬいぐるみを渡す。
二人で涙が枯れうるまで泣いた後、帰路についた。 - 37125/09/12(金) 23:56:05
ユメ先輩が死亡してから数か月が経った。
ホシノ先輩は未だに先輩の死から立ち直れていない。
ユメ先輩の遺品の回収やユメ先輩の御家族への説明、葬式などで月日はあっという間に過ぎていき、最近やっと落ち着いた日々を取り戻してきた。
もしもあの時寄り道をしなければ・・・・・無理に帰らず一泊していれば・・・・・そもそも砂漠横断鉄道の権利の購入を止めていれば・・・・・そんな後悔が次々とこみあげてくる。
ユメ先輩の死因は・・・・・ワイの判断ミスだ・・・・・ユメ先輩を死に追いやったワイがこのままここにいていいのだろうか・・・・・最近はそんなことばかりを考える・・・・・
だが、ホシノ先輩の心の傷は深い。今ワイがいなくなれば先輩は一人になって自暴自棄になりかねない。
誰か、隣にいてくれる人がいれば・・・・・
ワイ「おはようございます、ホシノ先輩・・・・・そっちの方は?・・・・・」
ノノミ「来年アビドスに入学する十六夜ノノミです。よろしくお願いします。」 - 38二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 07:17:46
早めに保守失礼します
- 39二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 10:20:05
空気がお通夜
- 40125/09/13(土) 14:04:55
ワイ「ホシノ先輩、最近またヘルメット団が住み着いたみたいで、住民の方々が被害にあってるみたいです。近々「お話」(物理)をしに行きましょう。いつも道理の手順でいいかと。」
ノノミ「お話ですか?」
ホシノ「そうだね「お話」(物理)だね。」
~後日~
ワイ「失礼します。最近のアビドス自治区の住民にに対する暴力行為について、「お話」があります。ご同行願えm」ズドドドドドドドド←ワイが一斉砲火される音
ヘルメット団「なんだこいつ、ただの雑魚じゃねえか。アビドスにはくそ強い奴がいるって聞いて警戒してたのに損しt」ドンドンドンドンドンンドン←ホシノがヘルメット団を制圧する音
ノノミ「これお話じゃなくて襲撃じゃ・・・・・」
ホシノ「お話であってるよ」
ノノミ「確かに・・・・・お話もしてました・・・・・ワイさんが」
ワイ「・・・・・」←集中砲火と流れ弾で気絶中 - 41二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 21:46:07
ワ、ワイー!?
- 42二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 00:20:11
かわいそうなワイ…ひとえにテメェが弱ェせいだが
- 43125/09/14(日) 01:16:46
ワイ「・・・・・」目が覚める
ホシノ「気絶から32分。いつもより早いね、ワイ君。」
ノノミ「いつも気絶してるんですか?」
ワイ「5回に一回は起きてますよ。」
ホシノ「やっぱりこの作戦やめない?」
ワイ「でも普通にやると金になりそうなものとか壊すじゃないですか・・・・・」
ホシノ「とりあえずヘルメット団の子は車に積んだよ。」
ワイ「この箱とドラム缶、あとそこの弾薬とPCももらっていきましょう。」
ノノミ「これって強盗じゃ・・・・・」
ワイ「慰謝料ですよ。支払い能力なしと判断して差し押さえしただけですから。」
ホシノ「・・・・・ノノミちゃんはこうなっちゃ駄目だよ。」(ユメ先輩が聞いたら怒るだろうな・・・・・) - 44二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 08:58:16
保守
- 45125/09/14(日) 10:54:36
ノノミ「ホシノ先輩、今月の収支報告書、できました!!確認お願いします。」
ホシノ「ありがとう・・・・・(確認中)多分大丈夫かな?」
~後日~
ワイ「すみません、ホシノ先輩、この収支報告書、ここの計算修正お願いします。」
ノノミ「すみません、ワイさん。その報告書私が」
ワイ「あと昨日、遭難対策セット持たずに砂漠に出た件に関しての始末書、早くしてください。」
ホシノ「たった片道10分程度の距離だしそこまでしなくてm」
ワイ「そうやって砂漠をあまくみた結果ワイはユメ先輩を死なせたんです・・・・・」
ホシノ「何度も言うけどあれは事故で、ワイ君には責任はないよ。」
ワイ「違います・・・・・ワイが正しい判断をしていれb」ベチン←ワイがひっぱたかれる音
ホシノ「それ以上はしつこいよ。あれは事故・・・・・運が悪かっただけだよ。」
ホシノ(ワイ君の気持ちもわかる・・・・・私もワイ君の立場ならこうやって客観視ができなかった・・・・・もし私一人ならきっと・・・・・私も自分を責めてた。)
ノノミ「収支報告書、作ったの私です!!どこを直せばいいですか?」 - 46二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 11:16:08
リュウさんが死んだ後のWB隊みたいな空気になった