（CP、閲覧注意）すみのンち（PART4.55）

あさ。
おひさま、ぴかぴか。
「ここあー」って、ママがだっこしてくれる。あったかくて、やわらかくて、いいにおい。
ママのおっぱい、ふかふか。ここあ、だいすき。
ママのおかお、にこにこ。ここあ、もっとだいすき。
ママが「おはよう、心愛」っていうと、ここあのむね、ぽかぽかする。
パパもすきだけど、ママはね、「まま」っていうだけで、うれしくなるの。

ひる。
ママはごはんをつくってる。
おなべ、ぐつぐつ。おはし、かちゃかちゃ。
ママのうしろすがた、すらーってしてて、きれい。
ここあは、あんよでとことこ。
ママのあしに「ぎゅっ」ってする。
ママ「もう、心愛ったら。甘えんぼさんね」
でもね、ママはちゃんと、こっちをふりむいて、なでなでしてくれる。
うれしくて、にこーってする。

よる。
ママが「ねんねのじかんだよ」って、おふとんにいれてくれる。
ママのおてて、やわらかい。
ママのおこえ、すきすき。
「おやすみ、心愛」っていわれると、ここあ、すぐにねむたくなる。
めをとじると、ママのえがおが、まだそこにあるの。
ここあ、ちょっとだけおはなしする。
「ママ、だいすき」
まだことば、じょうずにいえないけど、ここあのこころのなかで、そういってる。

ここあにとって、ママはね、
いちばん、ぴかぴかで、あったかくて、かわいくて、だいすきなひと。

31二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 21:34:05

>>23

マーキングされとる！

32二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 07:07:27

>>23

裸になった時超エッチやんけ

33二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 12:10:35

パパが作ってくれたお餅を食べる双子

34二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 12:50:21

前スレかな？
そこに「このスレの角乃はお母さん力強すぎて腹筋割れてそう」ってのあったけど、ホントは夜のナンバーワンバトルの影響じゃ…？

35二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 15:09:00

休日、吠が張り切って、朝から臼と杵でお餅をついていた。
吠「よーし！できたぞ！今日は家族でお餅パーティーだ！」
角乃「えっ、こんなに作ったの！？　絶対食べきれないわよ……」
（テーブルには山盛りのお餅。あんこ、きなこ、磯辺、ずんだなど、種類も豊富！）
双子の目はキラッキラ。
心愛「わぁ〜！いっぱい！」
翔「全部たべられるよ！」
角乃「ちょ、ちょっと待って！？　さすがに無理でしょ」
——しかし心配をよそに、双子はペースを崩さず食べ進めていく。
心愛「ん〜♡きなこ、あま〜い！」
翔「ぼくはあんこ！おかわり！」
角乃「ちょっと翔！もうお腹パンパンになるわよ！」
吠「ははは、さすが俺と角乃の子だ。底なしだな」
心愛「ママもたべよ〜！」
翔「パパもいっしょに！」
両手にお餅を握った双子が、角乃と吠の口に「あーん」してくる。
恥ずかしがりながら食べる角乃、豪快に食べる吠。
角乃「も〜……みんなで食べるとおいしいわね」
吠「だろ？これが家族の醍醐味だ」
その後も双子は驚異的な食欲を発揮し、山盛りだったお餅はあっという間に消えていった。
心愛「ごちそうさま〜♡」
翔「まだ食べられるよ？」
角乃「えぇっ！？　もうお腹壊しちゃうってば！」
吠「……こいつら将来、絶対大物になるな」
——ラブラブ双子は、お餅パーティーでも息ぴったり。
家族は笑い声でいっぱいになった。

36二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 21:50:34

大量のお餅を平らげたあと。
心愛と翔は床にごろーんと転がり、お腹を両手でなでなで。
心愛「うぅ〜……たべすぎちゃったぁ……」
翔「ぼくも……おなか、ぱんぱん……」
角乃は思わず笑って、二人のお腹を撫でてやる。
——その感触に、ふと胸がちくりと温かくなる。
角乃（ああ……思い出すわね……）
まだお腹の中に二人がいた頃。
大きく膨らんだお腹を両手で支えながら、
「元気に育ってるかな」「苦しくないかな」
そう思っては、撫でていた自分の手のひらを。
角乃（あの頃は、不安でいっぱいだった……でも、撫でるたびに小さな命が応えてくれる気がして、安心できたの）
目の前で甘えてくる双子。
無邪気に笑いながら、お腹をさすり合っている姿が、
まるでお腹の中で動いていた頃と重なって見えた。
角乃「……大きくなったわね、二人とも」
心愛「ん？なぁにママ？」
翔「まだおなかいたい〜」
角乃は笑って、二人をぎゅっと抱き寄せた。
角乃「いいの、なんでもない。ただね……ママは幸せだなって思っただけ」
——その一言に、双子もにっこり。
心愛「ママ、だいすき！」
翔「ぼくもー！」
吠「おいおい、俺は？俺にも言ってくれよ」
心愛＆翔「パパもだいすきー！」
——食べすぎて甘えてくる双子を抱きしめながら、
角乃は妊娠中の不安も、過去の涙もすべて溶けていくような、
柔らかくて温かい時間に浸っていた。

>>37

37二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 06:41:03

>>36

双子はほんとラブラブだな

38二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 16:08:42

さ〜て、次の吠角曇らせは〜？

dice1d4=4 (4)

1　離婚の危機

2　どっちか記憶喪失

3　双子誘拐

4　どっちかが病気に

39二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 16:10:31

吠に続き、角乃もか…？

40二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 16:12:40

病気になったのはdice1d2=2 (2)

1　吠

2　角乃

病気はdice1d4=1 (1)

1　癌

2　肺炎

3　恋の病

4　性病

41二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 16:13:48

やべえの引いちまったぞ！？

42二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 21:55:02

ある日、いつも通り元気に双子を追いかけ回していた角乃が、ふとめまいに襲われて倒れてしまう。
検査の結果――医師から「初期の癌が見つかった」と伝えられる。

角乃は、病室で一人、窓の外を見つめる。
「……まだ、ママになって、何もできてないのに」
お腹をさすりながら、あの妊娠中の記憶を思い出す。

吠が駆けつけると、角乃は無理に笑顔を作って言う。
角乃「大丈夫だよ……ちょっと検査に引っかかっただけだから」
けれどその声は震えていた。

吠は言葉を返さず、ただ角乃の手をぎゅっと握り、頭を抱き寄せる。
吠「……角乃。俺、お前を絶対にひとりにしない」

その夜。
双子は何も知らずに「ママ、あそぼー！」と駆け寄る。
角乃は涙を隠しながら、子どもたちを抱きしめる。
心愛「ママ、なんで泣いてるの？」
角乃「……泣いてないよ。ママね、みんなが大好きすぎて、嬉しい涙なの」

――母として、妻として。
角乃は「病気」によって、さらに強く家族を思うようになる。