- 1二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 19:49:04
- 2二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 20:42:59
わっふるわっふる
- 3二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 20:55:53
>>1とてもえっちくて良い
- 4二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:02:49
ご主人への"いたずら"はそれから一週間続けたけれど、まるで気づかれる気配もなかった。
何日か経つと、ご主人は仕事帰りになぜかすぐ寝てしまうと言って病院に行った。検査しても異常なんて出るはずがなく、仕事の疲れのせいだと医師には言われたらしい。
ボクとしては彼女に無用な不安を抱かせるのは不本意なので、それ以来は少しだけ催眠術で暗示をかけて、食事やお風呂などの最低限を自分で済まさせたあとで、ゆっくり眠らせてからいたずらするようにきめた。
今度は、ZAロワイヤルに向かう前に寝てしまうと悩むようになったけれど、そちらは仕方ないだろう。ボクとしてもご主人が浮かない顔をしているのは気持ちよくないが、元はと言えばご主人がボクを差し置いてZAロワイヤルにお熱なせいなのだから。 - 5二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:05:03
今日のご主人は帰りが少し遅かった。もう日付が変わりそうなくらい。
帰ってきたご主人は少し目元が眠たげで、お酒の匂いがした。他のニンゲンとの付き合いだろうか? 最近こういうことが多い気がする。ボクのいないところで、ご主人がボクじゃないやつと過ごしている時間が、一秒でも惜しい。
いつも通り、まずは暗示で催眠術をかけるためにボールから出ようとしたときだった。
彼女はZAロワイヤルに行く素振りも見せず、すぐにラフな軽装に着替えた。
なんだ、今日は疲れているからやめにするのだろうか。それだったら無理に催眠術を使う必要はない。
ボクから動くまでもなく、ご主人はポケモンたちをボールから出す。
「最近一緒いられなくてごめんね。ZAロワイヤルも。明日からは、オフィスにボール持ってこうかなぁ。みんなと一緒に、お昼にカフェとか巡りたい」
ご主人は申し訳なさそうに言いながら、今日は手作りらしいご飯をみんなに振る舞う。あくまで向けられた相手が「みんな」なのがもどかしい。
少し刺激的で野菜がたくさん入っているこの食べ物は、海の向こうの国で食べられているカレーという料理のだと、前にご主人は言っていた。ボクらが頬張るのを満足気に見るばかりで、ご主人はぜんぜん食べていなかった。
食事が終わると、ご主人はまたボクらをボールに戻した。お風呂も入ったところで、もう寝るのかな、と思ったとき、意外な場面に遭遇する。
ポケフラとハードプレイ | Writening ベッドに乗ってもあまり落ち着かない様子だったご主人は、少しもじもじとしたかと思うと、服越しに自分の胸を触り始めた。 「んっ……♡」 ご主人が一人で自分の体を慰め始めたのだった。思えば、いたずらを…writening.net - 6スレ主25/09/13(土) 22:13:13
今日書いたのはここまで
書き溜めないし明日忙しいから続くかは知りません - 7二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:39:06
メガカラマネロ見た時からこういうの読みたいって思ってた。感謝。
- 8二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 22:58:15
ちょうどこういうのが足りてなかったよありがとう
- 9二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 03:04:07
ありがとう…ありがとう…
- 10二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:23:18
たすかる
- 11二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 08:29:36
めちゃくちゃ良い作品だ…!!
- 12スレ主25/09/14(日) 17:30:12
あの夜、カレーを振る舞いながら言っていたとおり、ご主人はボクらポケモンをボールに入れて、出勤時にも連れ出すようにになった。
仕事のお昼休みには、職場の近くのカフェや公園で、ボクらを外に出して触れ合ってくれる。そんな生活が何日か続いた。
でも、相手はあくまで"ボクら"であって"ボク"じゃない。それがもどかしかった。
それに、ボクからすれば外の世界というのは鬱陶しいことこの上なかったのだ。
家の外では、いつもご主人はボク以外のものに夢中だ。オフィスのパソコン。カフェのスイーツ。キラキラした町の広告。それから――
それから、これはつい最近分かったことなのだけれど、ご主人には好きなヒトがいるみたいだった。 - 13二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 17:39:45
ただ単にえっちであればOKじゃなくって
ちゃんとカラマネロ側が愛を持ってるのがいい
ボクの一人称が子供っぽさ故の残酷さも感じられて好き - 14スレ主25/09/14(日) 18:28:14おしおき | Writening それを最初に知ったのは、いつものように、寝ているご主人のカラダをいじっていた数日前の夜のこと。 あの夜以来、毎晩のように、ご主人にはナカでも気持ちよくなってもらっていた。 あの棒状の玩具はも…writening.net
✳︎✳︎✳︎
それからその夜、諸々の処理を済ませて催眠を解いたあとのこと、珍しくご主人は目を覚ましたみたいだった。
「あれ? カラマネロ、起きてたの?」
ボールに戻ろうとすると、パジャマ姿のご主人が目をこすりながら声をかけてきた。
「私ったら、また寝ちゃってたみたい」
ボクの催眠のせいだとも知らずに、呑気にそんなひとりごとを言う。
「カラマネロ、そんなとこに突っ立ってどうしたの? 寝れないの? あぁ、そうだ」
ご主人は優しく微笑むと、毛布を持ち上げて、片手の指でとんとんとベッドの上を叩いてみせた。
「久しぶりに一緒に寝ようよ」
- 15スレ主25/09/14(日) 18:31:01
わざわざふいにする理由もなかったので、ボクは言われる通りにした。
「ふふ、久々だね、こうするの。カラマネロったらおっきい。マーイーカの頃は毎晩こうしてたよね。あの頃は私がマーイーカをぎゅっとしてあげてたのに、これじゃ今は立場が逆になっちゃったみたい」
実際その通りだった。ボクの体は大きくなりすぎて、ご主人と同じベッドに乗るにはあまりに窮屈だった。
それでも、悪い気はしなかった。
「おやすみ、カラマネロ」
今は立場が逆になっちゃったみたい。と、ご主人は言った。ボクの胸元に顔を埋めて、すーすーと安らかな寝息を立て始めたご主人を、触手でそっと包む。
さっきまで、ご主人のナカを散々いじめていた触手。ご主人から飛び散る体液でみずびたしになったベットの上で、何も知らないご主人を抱きしめている。
そしてご主人は、ボクじゃないニンゲンを愛している。
少しも満足できない。どうすれば。どうすればボクだけを見てくれる。
「……むにゃ、マーイーカぁ、とんでかないでってばぁ」
まったく、寝言の多いご主人だ。むかしの夢を見ているのかもしれない。あの頃は、やっぱりボクだけを見てくれていた。
あの頃とは違い、ご主人はボク以外のものを愛するようになった。でも、あの頃とは違い、ボクにはチカラがある。このチカラがあれば。
ボクじゃないやつをご主人が好きというのなら、ご主人の好きなもの全部を、ボクで上書きしてしまえばいいんだ。 - 16スレ主25/09/14(日) 18:44:22
今日は休日だというのに、ご主人は朝早くから張り切っていた。それもそのはず。今日はアイツとデートの約束をしていたらしい。
いつもより気合の入った服装でおめかししている。確かにその服もかわいいけど、別にご主人は何を着ていたってかわいい。もしも、今日会いに行くというソイツがかわいい服を着ているご主人じゃないと愛せないような器のヤツなら、やっぱりご主人はボクといるべきなんじゃないかと思う。
「あれ? どうしたのカラマネロ? ボールに入りたくないの?」
そうだよ。入りたくないよ。なんだったらこのままご主人に行ってほしくないよ。
「えっ、ちょっとまっ、勝手に!」
もう慣れきった定番のアレ。ご主人の腕を操ってメガシンカする。
「どうしたの、急に!? 全然意味わかんないんだけど。やっぱ今日のカラマネロおかしいよ。それにメガシンカって疲れるんでしょ? そんな無闇にやったら――あ!」
疲れたって構わない。ご主人と一緒にいられるなら。とりあえずご主人の鞄のスマホロトムをサイコキネシスで没収する。ついでにロトムをさくっと洗脳。ドタキャンを告げるメッセージをアイツとのチャットに送る。
そして。
「ねえ、いたずらにしてもやりす――」
今からかけるのは、これまででもとびきり強い睡眠だ。普通にやると時間がかかるから、少し特殊な方法で催眠をすることにする。
サイコキネシスでちょっだけご主人の体を持ち上げて。それから触手を、ご主人の耳に近づけた。
少しだけだから、我慢して。少しだけ脳みそをいじるだけだから。 - 17スレ主25/09/14(日) 19:02:52
耳の中から、可能な限り細くした触手の先端を忍ばせる。
「あ"っ」
ご主人の口がだらしなく空いて、視線があさっての方向に向いている。
慎重に。慎重に書き換えるんだ。
「ぁっあ"っお"っ」
空いた口から涎がぽたりと垂れる。カラダをいじっているときの喘ぎ声は明らかに違う、もっと生々しい生理反応のような声が漏れている。ぴくぴくと体が震えている。
「お"っ」
リラックスしてもらおうとしたら、加減を間違えたみたい。しょわあと音が鳴ったかと思えば、ご主人様はお漏らしをしてしまった。念力で体を持ち上げていたから、ぽたぽたと水溜りができはじめる。ごめんね。次は間違えないから。
「………かはっ」
よし、これで大丈夫。
ご主人の体を解放すると、ぐたりと力なく横たわった。でも大丈夫。想定通り、ご主人はすぐに目を開けた。それからボクの方を見て、
「え、カラマネロ!?どうしたの、急に」
驚きと戸惑いが混ざったような眼差しを向けている。
「今日のデートは、まずはブディックで待ち合わせって話だったのに……来てくれたんだ」
ご主人にとってアイツが大事だというのなら。ボクよりも大事だというのなら。アイツとの記憶もご主人にとってのアイツの存在も、まるごとボクで上書きしてしまえばいい。
「ふふ、会えて嬉しい。今日もかっこいいね。――いや、なんか私の言ってること変? カラマネロとは子どもの頃から一緒だったのに……」
違う記憶を結びつけているわけだから、少しこういうバグは生じちゃうけれど、そこはご愛嬌。
照れたように顔を赤くして、ご主人は目を伏せた。すると、ようやく下半身の惨状に気がついたのか、
「ってアレ!? 何これ、着替えなきゃ……。ごめんね、少し待ってて。そしたらすぐに出発しよ!」
デート相手の前でお漏らしなんてトラウマ必至だけれど、そこは上手い具合に常識も上書きした。このままご主人が着替え終われば、待ちに待ったデートが始まる。
ボクと、ご主人だけのデート。ご主人はボクのもの。誰にも渡さない。 - 18スレ主25/09/14(日) 22:38:31
エロパート少なくなってきてしまいごめんなさい
次は長尺の投げるから許してください - 19二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 02:48:12
自分はエロなし部分も楽しめてるからお気にせずに
背景が乗るとよりエロシーンの時に深み増しますしねー
これからこの話の行く末を見守らせて戴きます - 20二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 08:52:05
このレスは削除されています
- 21スレ主25/09/15(月) 09:02:22
- 22二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 16:30:46
カラマネロの嫉妬と独占欲が暴走していってるのがたまらん
最後まで見届けるぞ - 23二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 19:11:12
この束縛欲、さすがはあくタイプといったところか、ごちそうさまです
- 24二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 19:22:53
こうしてボクは、ご主人の相棒であり、そして好きなヒトであり、何より特別になった。
ご主人はボク以外のポケモンをパソコンに入れて、どこに行くにもボクを連れてくれるようになった。ご主人の職場のヒトたちは最初こそ何か言いたげだったけれど、そこはすぐに黙らせた。
一度ご主人をたぶらかしたアイツは、最初はボクが手ずから"大人しく"してやろうとしたのだけれど、心変わりしたご主人を見て向こうから距離を置いてくれた。やっぱり、その程度の愛情だったんだ。
とにかく、これで晴れてボクの望みは叶った。ご主人はボクのことが好き。ボクもご主人のことが好き。邪魔者は誰もいない。
なのに――
ふと、思うことがある。ボクが最初、わざわざ催眠で眠らせてからご主人に"いたずら"していたのは、どうしてだっけ。
最近は交わるたび、ご主人には苦しそうなくらいにまでたくさん気持ちよくなってもらっている。脳みそへの直接的な催眠も重ねた。でも、それでよかったんだっけ。
「ひゃっ!?カラマネロ!?」
でも、きっと大丈夫なんだ。
仕事の昼休み中、ボクとご主人の一人と一匹きりでランチを済ませたあとのことだった。ボクはさりげなく、ご主人のカラダをつーっと触手でなぞる。
「ちょっと、何考えてんの!? ここ、道の真ん中で――んっ」
大丈夫だよ。大丈夫。ボクはこれでいいんだ。ご主人にとってボクは相変わらず特別だ。だって――
「……もうっ。我慢できないならさ、せめてもっと人目のないところで、ね?」
だって、こんなにご主人を気持ちよくできるのは、ボクしかいないだろう。
渇き | Writening「んぅっっ……!」 まったくご主人ったら、声を出してバレてしまったらどうするんだろう。ここは路地裏で、他に人目があるというのに。 仕事の用の服だけれど半端に脱いで、ご主人の割れ目に沿って触手をこ…writening.net - 25二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:50:30
とてもえっち…ありがたい
- 26二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 01:59:17
ほしゅ♡
- 27二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 09:40:24
わっふるわっふる
- 28二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 12:48:32
エッチ…
- 29二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 19:37:39
続編…待ってるよ
- 30スレ主25/09/16(火) 23:05:49
世界陸上見ながらずっと終盤書いてました
明日には上げたいです - 31二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 23:41:47
お疲れ様です!楽しみ!
- 32二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 23:59:53
トレーナーとカラマネロの愛の行く末はどうなるんだろ?
様々なえっちシチュもどう着地するのか終わり方も気になる - 33二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 02:53:55
保守
- 34二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 08:13:12
保守
- 35二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 16:06:37
このレスは削除されています
- 36スレ主25/09/17(水) 22:12:50
恐ろしい想像が胸裏をよぎることがある。
たとえばボクが、今からすべての催眠を解いたとして――
ご主人は、ボクを変わらずに「好き」と言ってくれるだろうか?
そんなの、どうだっていいだろう。今のご主人だってご主人だ。催眠の有無でご主人の価値は変わらない。
でも、ボクはいくらご主人を抱いても、もう満足できない。この渇きは、きっともう止むことはない。
一度、浮かんでしまった選択肢。それはすぐに掻き消えることなく、いくら忘れようと努めたところで、ボクの中にこびりつき続ける。
いつか、怖いもの見たさとも好奇心ともつかない、この不気味な衝動に屈してしまったとき、きっとボクは取り返しのつかないものを失うことになる。
分かってるんだ。
だって、ここまで積み上げてきたものは、ぜんぶ催眠で上書きしてしまったのだから。催眠を信じないことは、ボクとご主人のすべてを疑うことになる。そしてそれを剥がすということは、きっと、ぜんぶを突き崩すことになる。
それでも、ボクは――
帳消し | Writening こうして、ホテルのようなプライベートな空間でご主人とするのは、どうしてか久しぶりに思えた。 「んぁ、あ♡……ん♡♡」 いつもと変わらず、もう胸だけでイきそうなご主人。その声が静かな部屋ではっきりと…writening.net - 37二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 22:22:36
【朗報】女トレーナーが元々ドスケベだった!
- 38二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 22:44:27
なるほどメガシンカで敏感になった触手から逆にご主人の快楽が逆流してくる…素晴らしいな
- 39スレ主25/09/17(水) 22:53:49
その後の蛇足
「……いやいや、冷静に考えて、ちょっとどうかしてたよな、私。いくら好きでもポケモンの触手自分からアソコにつっこんで気持ちよくなるとか、変態じゃん。普通に異常性癖のヤバい女じゃん……」
シャツのボタンを止めながら、げんなりした様子でご主人は言った。
その程度でヤバい女になるのなら、夜な夜なトレーナーの体を勝手に犯していた手持ちポケモンの立つ瀬はどこにあるのだろう。
「あー……。記憶ないから分かんないけど、どうせあれでしょ。あなた、私が構ってくれないからっていじけて、催眠で悪さしてたんでしょ」
どこか気まずそうに、ご主人がボクに訊く。
「まあ、最近あんまり一緒にいられてないなって私も思ってたから、そこはもう、気にしなくていいよ。てか、職場の人とかに迷惑はかけてないよね?」
ぎくり。
ばつが悪くなったボクは、ぷいとそっぽを向く。ポケモンがニンゲンに言葉を伝える手立てがなくてよかったと、このとき心底思った。
「なに、そのリアクション? まさか――」
急いでスマホロトムを確認したご主人の顔から、さあっと血の気が引くのが目に見えた。一度スクロールするたびに、数割増で青ざめる。
いつだったかアイツに送ったデートのドタキャンメッセージをはじめ、催眠中のご主人が撮ったボクとの恋人みたいな写真の数々。それは言い逃れようもない証拠だった。
「あー! 何これ……。もう絶対ハルくんにも引かれてるよ……。ねえ、あなたこれ催眠でぜんぶ記憶消せたりしない?」
できないこともないけれど……。どちらかというと、催眠であんな目に遭ってすぐそんな提案の飛び出るご主人の図太さが驚きだった。
「はあ……。あのね、ハルくんとは、ZAロワイヤルで共闘する約束してたの。いい感じの仲になってたのはそうなんだけど、そもそもZAロワイヤルきっかけに仲良くなったくらいでさ。あぁもう……これじゃまた仲間探しからだ」
ZAロワイヤル。その名前が出た途端、ボクの心にに昏い感情がかげる。やっぱり、ご主人は、ボクのことなんかより――
「これでまた、Aランクになってカラマネロカフェを開く夢が遠のいちゃった」
は?
今なんて? - 40二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 22:55:58
このレスは削除されています
- 41スレ主25/09/17(水) 22:57:02
「どうしたの? そんな驚いた顔して……。あ、言ってなかったっけ。私、カラマネロカフェのためにZAロワイヤルはじめたんだけど」
少しも聞いていない。というより、気は確かか。カラマネロカフェってなんなんだ。
「ほら、言っちゃえばカラマネロって、催眠とかのせいで世間だと悪いイメージ持たれがちじゃん? この間もニュースになったりしてたけど。で、そうすると純粋にカラマネロを好きな私みたいな人の気持ちも疑われちゃう。だから、カラマネロとカラマネロ好きのための、カラマネロとカラマネロ好きによる、カラマネロとカラマネロ好きのカフェができたらいいなって」
ボクはもう、少しもご主人に催眠をかけてはいないはずなのだけれど。ご主人が変態かどうかはともかく、少なくともボクに相当歪んだ愛情を持ってくれているのは、確からしかった。
なんだ。これじゃ、ZAロワイヤルに熱中するご主人に寂しがっていたボクが、バカみたいじゃないか。
ご主人は、催眠なんて関係なく、ずっとボクのために動いていた。ボクは最初からご主人の特別だった。
「まあ、やっぱり私が悪いよ、今回の件は。……よし、決めた!」
ご主人は高らかに声を上げた。
「これから、毎晩一緒に寝よう。うん、そうするのがいい」
ご主人はボクに笑顔で歩み寄ると、ぽんと頭を撫でた。
「大好きだよ、カラマネロ」
ボクも、やっぱりご主人が大好きなのだった。
この一件で何か吹っ切れたのか、時折むらむらとしたご主人が、ボクの催眠を頼って少しばかり刺激的な一人遊びにハマるようになったのは、また別のお話だった。
おしまい - 42二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 22:57:09
攻守逆転がおねショタ逆レ感あっていい
- 43スレ主25/09/17(水) 22:59:09
拙い文章と変な着地点だったかと思いますが最後までお付き合いいただきありがとうございました
自分はカラマネロに洗脳されるトレーナーと同じくらいカラマネロもえっちだと思います - 44二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 22:59:31
SSお疲れ様でした!
愛ある触手えっちが最高でした!
マイフレンドカラマネロオチも好き - 45二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 23:07:09
乙!
まさかご主人の方が素面でカラマネロ狂いだったとは
どこをとっても激えろで素晴らしかったです! - 46二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 23:51:39
このスレでカラマネロの”良さ”に気が付いて検索かけたらアホほど悪堕ちイラスト出てきて笑ってる
- 47二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 23:54:41
- 48二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 00:19:45
- 49二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 10:14:58
トレーナーが元からスケベだった…?(こんらん)
…いや、そういや棚に道具入ってる程度にはひとり遊びガチだったなこの子 - 50二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 19:07:11
保守
- 51二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 20:44:20
まじでこのssの更新がここ最近で一番の楽しみでした 二人が幸せそうでよかった お疲れ様です!