ここだけ呪術関係者の掲示板 死滅回游スレ56

  • 1幼い頃の巫女25/09/13(土) 21:25:52

    【一読推奨】

    ・復帰や新規、匿名での参加等、気軽にどうぞ

    ・キャラも匿名も強さや節度等は注意して守りましょう

    ・何事も、確定ロールは控えてください。


    【只今の時系列】

    ・米軍突入後

    【追加されたルール】

    ・泳者は他泳者の情報

     ──“名前” “得点” “ルール追加回数” “滞留結界(コロニー)”──を参照できる。

    ・泳者は他泳者に任意の得点を譲渡することができる。

    ・泳者は身代わりとして新規泳者を結界外から招き、100点を消費することで死滅回游から離脱できる

    ・泳者は結界を自由に出入りすることができる。


    次スレは>>190の方がお願いします

    無理な場合は避難所へ伝えてください

  • 2幼い頃の巫女25/09/13(土) 21:27:47
  • 3幼い頃の巫女25/09/13(土) 21:29:52
  • 4二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 21:35:36

    (たておつ)
    い や あ あ あ(PC書き文字)

  • 5くノ一25/09/13(土) 21:39:48

    うーん…やっぱり結界から出られるようになったなら、紫苑や礼佳ちゃん達のいる高専の方に戻った方が良いのかな…

    あ、でもこの総則追加で結界外に出る術師が増えるってことは、結界の中の状況を誰かが見てないといけないってことか…

    じゃあもう暫くはここにいようかな、非術師を逃すのも大事だし、あの軍隊…あれで怪我人も増えてそうだもんね

  • 6二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 21:42:36

    もっと!熱く!!なれよ!!!
    【ダダダダダダダッ】

  • 7ねっとみーむのつかいて25/09/13(土) 21:43:32

    『桂ァ!!!今、何日?!』
    じゃねえけどなあ⋯⋯⋯マジで曜日感覚がねえんだよなあ⋯⋯

    今ここに来て何日なんだよぉぉぉぉ!!!!!!

    【叫び声、そして、彷徨う。そして、ただひたすらやかましい】

  • 8二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 21:43:57

    >>6

    い や あ あ あ (PC書き文字)

    こ な い で え え 

  • 9二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 21:45:27

    >>8

    ふんっお命頂戴!

    【ザシュッ】

  • 10二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 21:47:36

    >>9

    ぎ ゃ あ 

    (_(┐「ε:)_~( ε:)0)

  • 11二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 00:32:20

    【あたりを見回す。ひとっこは全然いない。呪霊は少し、目を合わせないようにしよう。幽霊相手の対策でもないけど。怖いなーって思ったら寄ってきたりしそうだし】

    ひまー、だね。コガネ〜……ここから逃げれるまであと何キロ?
    【ぴっと、尻尾、切り込みよりも上の部分を掴んで、聞いてみる。コガネは死滅回遊続行派だし教えてくれなさそうだけど。暇だからお話したいのだ】

    【下手に動いて死にかけたくもないし。折角今生きてるんだからね】

  • 12風鎌鼬25/09/14(日) 01:00:45

    >>前スレ198より


    【薄ぼけた光景が見えている。片目でなくて両目で。これは自分の記憶なんだろうか。

    自分によく似たような気がする二人が話している。お父さんとお母さん】


    「……自分だって、出来ることならそうしたくはない。だが…柊家の再興は祖父の…一族の悲願なんだ。

    もしも…この子にも術師としての素養が無ければどうなることか…!」

    「わかってるわよ…私が嫁いだのも、それが理由ですものね。だけど…!」

    「……かつての当主、柊せんは柊家史上最も力を持った人物であったと聞く。例え、気休め程度でも呪いが宿るかもしれないんだ…」

  • 13風鎌鼬25/09/14(日) 01:46:07

    >>12

    【知らない名前だった。前に実家を訪れた時調べたことがあったが、その時にも自分の名前と共に記載は無かった。

    ただ、江戸時代の当主の名前の一つが黒塗りになっていたはず。その人だろうか?】


    「でも…その当主は呪詛師でしょ?それも家族に手をかけた忌むべき…!」

    「…当時の柊家の殆どを手にかけ以後姿を眩まして、柊家はその出来事がきっかけで没落した……ああ、記録にも残らない忌むべき存在だ

    ……でも、だからこそ今の柊家を変える呪いが宿るんじゃ無いかって……!」

    「ふざけないで!!そんな呪いこの子に背負わせたく無いわ!!」


    【言い争いを、している。何か言おうとしても、声は出なかった】


    「私は…この子に呪いなんて宿ってほしく無い。ただ普通に……」

    「……ああ…だから『千夢』という名前に…呪いだけじゃない。自分たちの夢…『健やかに生きてほしい』という夢も載せるんだ」

  • 14二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 15:08:41

    このレスは削除されています

  • 15臆病少女/悪霊(?)25/09/14(日) 22:39:07

    …お兄ちゃん、なんかこの道すごく長くない?
    「お兄ちゃんって呼ぶな、俺様はミミ様だって言ってるだろ」
    だって…この生得領域内での出来事は。あたしが起きたら忘れちゃうんでしょ?だったら今のうちにたくさんお兄ちゃんって呼んでおきたいなって思って
    「…ふん、じゃあ好きにしろ」

    【まだ夜の森を歩き続ける2人。夜明けまでは、そこまで遠くはないのかもしれない。】

  • 16臆病少女の祖母25/09/14(日) 22:47:14

    ほぅら、着いたよ。この中が歩美の病室さ。
    起きてたら良いんだけどねえ…あたしのところにそんな連絡来てないし、まだおねむさんかもねぇ…
    【病院のエントランスで面会手続きをしたりして、病室の前に。両親や祖父達は今買い出しに行っていて、今は中には歩美しか居ないはずだ。】

  • 17幼い頃の巫女25/09/14(日) 22:56:00

    >>16

    【面会手続き中も涼音はソワソワしていて落ち着きがなかった。未だに目を覚まさない歩美がいる病室に着いた】

    ありがと! 由美子おばあさん!!

    【お礼を伝えたら祖母より先に扉を開けて、病人の側まで駆け寄った。寝顔を覗く。傷はもう薄れていってるかもしれない。そっと歩美の頬に小さな手を添えた】


    起きて、起きて、歩美

    【語り掛け続ける。中々起きなかったとしたら涼音は歩美の頬をつついたり、軽く刺激を与えて起きるまで暇な時間をそうして待っていた】

  • 18臆病少女の祖母25/09/14(日) 22:59:32

    >>17

    ふふ…元気なこと。こんな友達を持てて、歩美も嬉しいでしょうねぇ……

    【微笑ましそうに。】


    歩美、お友達ですよ。起きれるなら起きてくださいね。

  • 19臆病少女/悪霊(?)25/09/14(日) 23:03:50

    >>17

    ん……ぁ…ん…?

    【ぱちり、ぱちり。いくつか瞬きをして、ぼんやりとした視界を徐々に鮮明にしていく。】


    ……あたし……えっと…?病、院…?

    【状況が飲み込めない。安全なところに運ばれた…ってこと?と頭で考えるのもほどほどに、すぐにあなたの姿に気づく。】


    …っ?!こども?!だ、れ…?

    ……お姉、ちゃん?

    「…あの巫女ガキか?随分とガキさが増してるようだが」

    【どことなく、そんな感じがする。】


    それに…おばあちゃん?!

  • 20幼い頃の巫女25/09/14(日) 23:14:37

    >>19

    よぉやっと起きた! 全然起きなかったなー

    お姉…? んー聞き覚えあるからそう呼ばれとったんだっけ、あれ…(?でも、こうしてみたらすずより大きい)

    って、ガキいうな! ガキって言う方がカギなんだからね!!

    【きゃんきゃんと反発する姿の涼音は面影はあるが、歩美より小さく】


    すずはすずよ。…でも、アンタの姉じゃないからね!?

    【ふん!と腕を組む子どもは一先ず歩美が状況を飲み込むまで静かだった】

  • 21臆病少女/悪霊(?)/祖母25/09/14(日) 23:24:39

    >>20

    う、うん…やっぱり涼音お姉ちゃんだ…なんで…?


    「ばーさん、ニコニコしてねえで説明してくれよ」

    【ミミがそう話を振ると、由美子は口を開いて。】


    『この子はですねぇ…高専の術師たちで運営してる避難所にいたんですよ。この子を連れて来た術師さんによるとですね、術式でこうなってしまって以降、緑髪の少女…歩美の事を探してる、って』


    えっ…と?おばあちゃんも、おはよう……そういうことだったんだ…ね…?

    【何故だか、急に涙がぼろぼろ溢れ落ちてきて。】

    「あーもう泣きやがって、このおかしい状況をもっとおかしくすんじゃねえ!」

  • 22幼い頃の巫女25/09/14(日) 23:32:43

    >>21

    !?

    【泣き出してしまった歩美に対し、涼音はギョッと目を丸くして焦る】

    な、泣くなって! ちょっと、ぇぇ?なんで??

    撫でてあげるから! こうすれば子どもって泣き止むんでしょ!?

    【涼音は頭に手を伸ばした。彼女の記憶の欠片に残った一つの指針である緑髪を優しく撫でる。とりあえず撫でた。てっぺんがくしゃくしゃになってもお構い無しに】

  • 23臆病少女/悪霊(?)/祖母25/09/14(日) 23:36:37

    >>22

    『あらあら』

    「あらあらじゃねー!!ちょ、くすぐっ……」

    【振り回されるミミと達観の由美子。】


    えへへ……お姉ちゃんのこの感じ、なんだかすごく懐かしいや……

    (多分1ヶ月も経ってないだろうに、随分と久しぶりな気がするや。みんなにまた会えるまで泣かないって決めてたけど…もう、いいよね)

    【まだ涙は止まらないが、ふわっとした、満面の笑みを浮かべている。あなたはそれを見て、泣き止ませる必要はないかも、と思うかもしれない。】

  • 24幼い頃の巫女25/09/14(日) 23:53:33

    >>23

    ……もういいかな! なで疲れた!

    【笑顔をみた途端、泣き止ませるのをやめる。大丈夫だとおもったので】


    歩美が言うなつかしいっての、すずあんまりわかんない

    …というか、状況のほとんどもよくわからないし、あそこに起きたら立ってたのもわからないし。こがね?がいってたのもなにすればいいかしらないし……

    【歩美とミミを見比べて】実は二人の見た目以外、全くしらない!

    聞き覚えがあるってのは……なんとなくわかるっぽいんだけどね

  • 25臆病少女/悪霊(?)/祖母25/09/15(月) 00:01:12

    >>24

    『そうねぇ…歩美、これまでの歩美とこの子のことを話してあげるのはどう?』


    あたしと…お姉ちゃんの?


    「あー、まあ確かに、記憶ってのは呪術的にも重要だもんな」


    そっか…うん、やってみる

    【涙はもう、止まったようだ。】


    えっとね、まずは……あたし達は「死滅回游」ってデスゲームに参加させられちゃったの。

  • 26幼い頃の巫女25/09/15(月) 00:13:46

    >>25

    うーん、しめつかいゆう、デスゲーム…

    あのおじさんが言ってたような、危険だから、ここまで避難させられた…んだもんね


    どんな事があったの? 怖くないといいな…

    【響き的にいやーな感じはするからおずおずと言った風に続きを聞いている】

  • 27臆病少女/悪霊(?)/祖母25/09/15(月) 00:18:14

    >>26

    うーん、あたしも気づいたら参加することになっちゃってて…

    ミミと一緒に怯えてたの。

    「俺様は怯えてなんかねえよ」


    そしたら…お姉ちゃんと出会ってね。ミミを見て、取り憑かれてると勘違いして…なんでかわからないけど、流れでちょっとだけ戦って…

    【懐かしいな、と思い出す。「どしたん、呪霊にでも憑かれた?祓おうか」だっけ。】

  • 28幼い頃の巫女25/09/15(月) 00:29:14

    >>27

    ふーん…歩美もそうなんだ。ミミも怯えてたんじゃないのー?歩美がそう言ってるんだし

    それでお姉…すず……(?????)とりあえず出会ったんだね!

    ほんとになんで戦ってるの? けっきさかんだね??

  • 29風鎌鼬25/09/15(月) 23:45:53

    >>13

    【──場面が、切り替わる。なんでだろう。さっきから知らない会話なはずなのに覚えているような気がするのは】


    「……千夢は?」

    「寝たわよ。遊び疲れちゃったみたい」

    「そうか……千夢も大きくなった。けど呪いが見える素振りはない…やはり宿すことは出来なかったか…」


    【微かながら、お父さんの悔やむ声が聞こえる。二人の声に目が覚めた時のことだったのだろうか】


    「私は…良かったと思ってる。このままあの子が呪いなんてものに触れることなく健やかに居てくれたら」

    「だが、そうも言ってられない…もしこの事が祖父にバレたら…」

  • 30散花25/09/16(火) 01:11:33

    『…なら、また始めれば良いんじゃない?』
    もう、遅いんですよ……
    【こぼれ落ちる涙を拭かず、呆れた声色で同じ肉体に居る同居人に返す】
    『全部に遅いことはないわ。それに
    そう思うのは、また最初からやり直してからでも出来るわよ。
    だから、そう言う後悔はやってからにしましょう?』
    すでにそうなってるから、今こんな私になってるんですよ!!
    【やけっぱちになる。憤怒か、あるいは…もう決めるのも面倒になった感情はどこにも出せない】
    『……あなたの夢は、生きてるの。どれだけ朽ち果てても
    傷つけてもずっと、奥底で動いてる。まだ終わってないのよ』
    …本当に?
    ずっと、諦めて来たのに……なんで……?
    『あなたの声。夢に届けさせれるわよ』
    【初めて認められた気がした。胸中の空が埋まって、満たされる感覚がする】

  • 31散花の夢見人25/09/16(火) 01:18:19

    >>30

    【今ならきっと、やり直せると。

    確証のない確信に駆られ、真昼の空に

    聴衆の居ない会場に声を上げる。

    楽しい。自分の思うがままにやりたいことを成せて嬉しい。

    一度自分が壊した夢を、縫い止めて貼り繋ぎ戻していくような時を過ごす】

    ……初心って、こんなことなんでしょうかね。

    【こんな場所が己の再出発点になったのは不思議な気分だ。

    さぁ、今度はこの歌声でどんな夢を描こうか】

    『…羽ばたけるわ。その夢。

    あ〜…水を差すかもだけれど、技…いる?』

    …急ですね。まぁ良いですけど

    【取り戻しても、ここで死んだら水の泡だからね】

  • 32散花の夢見人25/09/16(火) 01:27:39

    【その数分】
    …えぇ?多分、出来るかもではある…んでしょうか……
    『力強いし速いし出来るわよ』
    【ドアの開く音がして、その音の方角へ視線をすぐさま向ける。
    そこには筋骨粒々の男。おそらくは泳者】
    「へへっ…声がすると思えば、女一人かぁ…
    すぐ点数にしてやるからそこに突っ立ってr
    【ドシュッ。ゆらめくようにふらふらと立ち上がって
    そちらに目を向けた突端、視認困難の瞬足で間合いを詰め
    脊髄を枝が貫き、コガネが5点追加を知らせる】
    …まずは、生き延びましょうか。
    『元のフィジカル高いタイプ?』
    恐らくは。

  • 33二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 16:42:44

    〈5点が追加されました〉
    【広島結界の一角、住宅街の路上でアナウンスが鳴る。死んだ泳者は巻き付いていた木の根から解放され、どしゃりと重たい音を立てて割れたコンクリートの上に転がった。コガネの主である12歳ほどの少女は、死体をつつきながらさぞ嬉しそうに、誰かに語り掛ける。】

    …うん、ちゃんと動かなくなったよ!これで五人目、だよね!
    『そうだな、コガネも喋ったし。』
    【少女に返答する低い声は、彼女の手の甲から聞こえていた。この異常な状況を指摘できる者は、ついさっき死んでしまったのでこの場にいない。】

    えへへ、私偉い?お兄様。
    『ああ偉いよ。世界で一番いい子だ、楓夏』
    【そう言われれば少女は、ぽっと顔を赤くして両頬に手を当てながら目を細める。それは、足元に飛び散った鮮血から目を背ければ、純情な恋のワンシーンとさえ捉えられそうなほど美しく、透き通った笑みだった。人を殺す訳は、生きるためでも、楽しむためでもなく、彼女自身の「兄」に対する執心に他ならないのだ。】

  • 34レインちゃん25/09/19(金) 01:38:41

    【愛知、結界外】

    ぅう、もう少し着込むべきだったかしら?
    【ピンク髪の少女は両手を口元まで持っていくとへくち。とおちゃめなくしゃみをした。ずり下がったカーディガンを戻しつつ、スマホの位置情報を確認しながら進む】

    可愛いお友達からの助けだもの、アタシが出来ることはなんだってするわ♪
    【螺旋階段をカツカツと登っていく。あっという間に突風の吹く屋上までやってきた。暴れる横髪を耳にかけて、矢に術式を発動させながら下ろしていた弓をゆっくりと上げる】
    アナタ、美少女に傷をつけるのはおいたがすぎるわ!
    メッ、なんだから!
    【遠くにいた呪霊目掛けてハートの矢が靭やかに放たれる】

    【頭に先端が貫通した呪霊は萎れていく、吸われるように、悪感情が祓われていく】
    大丈夫。その厄も、アタシが愛してあげる

  • 35レインちゃん25/09/19(金) 05:47:32

    >>34

    【大きく体勢を崩す。手すりに片手を預けて、静かにとある一点を見つめて安静になった】

    ……平気、問題ないわ

    前よりもずっと状態はいいもの

    【彼と出会ってから術式の制限し始めて、自分の容量が萎縮してしまったのか。きっと、今の方が断然調子は良いんだろう】

    【滲む汗が一滴落ち、周辺の白い地面を色濃く見せた】


    さてと、

    はあ……ずっと嫌な予感が続いているわ【主に東京から大きな厄の気配がする】

    呪術師たちの心配もあるけれど…アタシも自分の身は、自分で守らなきゃならないわね

    陽介も無事だと良いんだけど

  • 36二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 08:04:03

    呪霊ってやつも東京のやつらのせいなんだよな
    会社潰れちまったよ

  • 37散花の夢見人25/09/22(月) 18:24:47

    眠いです。
    『寝たら?』
    ……はい
    【スヤスヤ】

  • 38臆病少女/悪霊(?)25/09/23(火) 12:44:08

    >>28

    そ、そんなのあたしにもわかんないよ…お姉ちゃんとミミが唆すというか張り合って……

    ま、まあそのあと一緒に過ごすことになって、お姉ちゃんが狙撃手に狙われたりしながら……


    お姉ちゃんの神社のとこにいる呪霊を祓いに行ったんだよね。道中でたくさんの泳者の人達が着いてきてくれて…

    【話の駒を次へ進め、また頭の中にあの時のことを浮かべてみる。お姉ちゃん以外にも色んな人に出会ったよね。本当に、色んな……色々とクセ強すぎないかな?】

  • 39幼い頃の巫女25/09/24(水) 00:00:41

    >>38

    狙われてたんだ…?【途轍もなく物騒である】

    へえ! すずのお家に行ったんだ!

    どんな人がついてきてくれたの?

    【気になるなぁ、といった目をしている。✨️している】

  • 40臆病少女/悪霊(?)/祖母25/09/25(木) 23:37:04

    >>39

    「あん時はまだ歩美も巫女ガキの事よく知らねえから別にだったが、今こいつが狙われたら取り乱しそうだな」

    【歩美が思い出している間、ミミは茶々を入れたり。】


    えっと…高専の人とか、受肉体の人とか、あと人じゃない人とか…?

    冬河さんに大葉さん、それに名前は明かしてくれなかったけどちょっと物騒な軍服のお姉さん…お姉ちゃんもあたしもすっごく警戒しちゃってたっけ。白蛇を首に巻いた人も居たね。

    【お姉ちゃんなんて御札をばら撒いて焦ってたんだよ、って思い出話を。】


    そういえば…あの変態の猪…あの子も高専の関係者なんだっけ?

    『変態の猪…?歩美、もしかして忍者の格好をした猪で合ってるかい…?』

    あ、うん…おばあちゃんも知ってるんだ、あと人型になれる牛?も居たね…

    【思い当たる節があるようで歩美に問い掛ける祖母。】


    『ああ…高専のほうでも悪名高い子達だね…』

  • 41幼い頃の巫女25/09/27(土) 03:59:19

    >>40

    【ミミの入れた茶々に対して「そうなの?」と唇をとがらせる。狙われた、狙撃手、】

    (――でもあれは頬をかすっただけ。もっと大きな出来事があったような…)

    【頭を振って思考を戻す】


    へぇ!そんなに沢山の人とすず、会ってたんだ。【取り乱してお札をばら撒く…随分と雑に育ったのかな…自分は、と苦笑】

    人じゃない人ってなんなの?

    変態の猪とか、人型になれる…牛?

    う……ちょっとだけ寒気がする、記憶の奥底がムカムカしてきたような気が…

  • 42臆病少女/悪霊(?)/祖母25/09/27(土) 19:00:38

    >>41

    まあでも、一応あの動物達にも助けられたから…!お姉ちゃんもムカムカ抑えて、ね?

    『あらほんとかい、桜宮さん達にお礼しなくちゃねえ』

    【あの十二獣将の功罪はどちらも大体あの夫婦の管轄になっている。こういう時は良いものの罪>>>功なので基本苦情ばっかり、哀れ。】


    あとは…お姉ちゃんがカップ麺とかを施した人、それになんだっけ…「『ゼロ』って名乗ってた奴だろ?」あ、そうそう…そんな人とかも居たね……すぐにどこか行っちゃったけど。


    あ、お姉ちゃんはあの軍服の高専の人と特訓もしてたよ。

    (あたしと同じビビりな子で、ミミみたいな頼れる存在が居ないのに。それでも強くなろうと嫌がりながらも頑張る、そんなお姉ちゃんの姿に、あたしも前に進もうって決意を貰えたんだ。)

  • 43臆病少女/悪霊(?)/祖母25/09/27(土) 19:23:30

    >>42

    それで、まあ色々あったけどお姉ちゃんが神社に行きたいって言って。神社に着いてからも強烈だったなぁ…

    【あの百足呪霊は強敵だった。それでも強い人達がいっぱい居たから大丈夫だと思ったのに…なんとびっくり、あたしとお姉ちゃんだけに分断されちゃったんだから!そんなことを伝えた。】


    あ、そっか。風鶴お姉さんとも神社で出会ったんだっけ?

    「あーそうだな、あの狂舞士(バーサーカー)。あいつにも色々世話んなったな」

    【その後話を百足呪霊に戻して。あたしは人を殺せなくて、点の心配があった。】


    あの時は、ほんっとうに嬉しくて。

    泣きたいくらいだったよ。ありがとね、お姉ちゃん。

    【結局はその後に人を殺したから、ここで呪霊から点を獲れても獲れなくても変わらなかったけど。それでもあの時の嬉しさは、あの感情は。変わらないはずだ。】

  • 44幼い頃の巫女25/09/28(日) 13:06:41

    >>42

    ん……助けられてるんだ

    【苦情ばっかだとしても、あれでも制御されてる方なんだろうな……祖母からお礼を言われる時はどんな表情をするのやら】

    ゼロぉ?カップ麺…【そんなこともあったような。相手はすぐどこかへ消えたのだから、大事なことではない】


    へえ〜特訓!(漫画みたいな特訓シーンだったのかな……)【ぽやんぽやん…。実際は反転の感覚を掴んだ時のアレである。派手な特訓はしていない】


    >>43

    うっ、虫がすずのおうちにいたの!?

    そこでも出会った人がいるんだ。風鶴、なんか、驚かせてきそうな【ぶるり】

    歩美とすずだけ分かれちゃったけど、なんとかなったんだ…


    あーー!だからおうちなかったんだ!

    【話を聞いて合点がいく。そこで戦ったからボロボロだったんだ〜。迷いながら帰ったら神社が壊滅してて、幼き涼音には衝撃的だった。神社直るよな…?】


    うん、歩美が嬉しかったんならそれでいいけど

    【連れてきて、点取れて、命の危機が暫くは安寧になったから、二人して喜んでた】…んだっけ。

  • 45開花の夢見人25/09/28(日) 15:09:03

    『それで、これからどうするつもり?』
    【今更ながら、呪物と話すことにも慣れてきた気がする。
    それほど共に過ごした証ではあるが、やっぱり不思議な感覚だ】
    とりあえず、この結界を出て
    人が多そうな場所にいきましょうか。
    結界外なら、好戦的な方は少ない…はずですが
    『私たちなら生き残れるわよ、きっと
    戦うことはないと思うけれど』
    ……それも、そうですね。
    【進むべき路が決まったなら、あとは歩き出すだけ
    何故だろう。今は足がすごく軽い。どこにでも行けそうだ
    心の憑き物が取れたからだろうか?】
    『さ、行きましょ!』
    そう急かさないでください。
    【そして、彼女は歩き出す。その行末は
    まだ、誰も知らない】

  • 46臆病少女/悪霊(?)/祖母25/09/28(日) 17:16:28

    >>44

    その後は一旦解散して何人かと一緒に移動してて、それから…泳者の人が襲ってきて、風鶴お姉さんと忍猪が対処してくれたんだけど…

    【あの泳者、2回も襲ってきたっけ。1回目はあの時で、2回、目、は……自然と顔に陰りが落ちる。……今は取り敢えず話を続けよう。】


    ……忍猪が暴れちゃって。それでテンパってたら現れたのが…

    「赤髪のガキ……おめーの同級生の剣崎って奴だよな」

    そうそう、エロ本を拾ってて…それで忍猪の暴走を抑えてくれたんだ。風鶴お姉さんのアシストもあったかな?

    【これも随分と懐かしく感じる記憶だ。剣崎お兄さん…元気にしてると良いんだけどな。お礼とか、言わないとだし。あたしやお姉ちゃんとも歳が近いから、回游が終結したら遊びに行ったりもしたい。】

  • 47臆病少女/悪霊(?)/祖母25/09/28(日) 18:02:01

    >>46

    で…その剣崎お兄さんやあたしが風鶴お姉さんに特訓をつけてもらったり、かな。


    【あたしがミミ以外で唯一信頼できたって言った時のお姉ちゃんの顔、可愛かったな。照れちゃってて。】


    あたしが訓練してる間に、鏡って子も迷い込んで来てね。

    でも…その子、目を離した間に……

    【だめだ、あの時のことは未だに後悔が残ってる。口をつぐんで。】


    『そうかい…歩美、もう心配いらないからね。ゆっくり、整理をつけていけば良いさ。』

    「まあ歩美は休んでろ。こっからは最強の悪霊ミミ様がと、く、べ、つ、に!てめーに何があったか教えてやるからよ」

  • 48二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 21:05:44

    「あの日、私(わたくし)は確かに生きていました。燦々たる日の本が轟く地で、戦場を駆け回り、逃がされ、生き永らえていました。」
    「喜ぶべきことに、幸いな私は、死地からも敵からも逃げ仰せ、更には現代にまで息を吸う権利を得たのです。」
    「何人(なんぴと)と言う人間に及ぶ、犠牲の名の下に。」
    【淡々と語る口を閉じることなくして、その者は屍となった人間に慈愛の目を向けて、薄らと微笑む。今日も犠牲となりゆく人間に出会えたことに、感謝しよう。手を差し伸べ、泡を吹き出す一人の男の青白い頬に触れる。とても冷たい。】

    「生きると言うことは、誰かを犠牲にすること。有難う御座います。私はこうして、また生きていられます。貴方がたが死んでくれたから、私は今日も生きています。」
    「私の後ろに積み重なる骸となること、決して忘れません。」

  • 49幼い頃の巫女25/09/29(月) 12:12:25

    >>46

    風鶴と忍猪が… …歩美?

    【会話中にふと陰る歩美の表情を見て、心配もしながら続きを待つ間、ズキズキと痛みがした。こめかみを強く押し、和らげる】


    猪が暴れたんだ。え、あの人がエロ本を拾ってたの?なんで?きっしょいなぁ……

    落ち着いたならいいけど…それで落ち着くもんなの?変なやつ…

    アシスト……?風鶴はなにしたの?【知らないほうが良いものではある】


    >>47

    風鶴に特訓してもらったの、強い人なんだ

    …歩美……

    【今はその時の記憶がない。名前を聞いてもなにも思い浮かばない。後悔に見舞われてる歩美の顔だけが小さな涼音の悲しみにつながっている。あの子はこんなに苦しそうなのに、自分はよく分からないままだ。大きな自分にとって、大事な記憶ではないのかもしれない】


    ……【休む歩美の頭に手を伸ばして、また撫でてみる。続きはミミが話してくれるらしい】

    むー〜…その言い方すっっごい気分わるい!上から目線!

    【ミミをジローっと見つめながらも、教えて貰うことに】

  • 50臆病少女/悪霊(?)/祖母25/09/29(月) 20:16:49

    >>49

    「ちっ、わっーたからその目やめろやめろ、やめてくださいお願いしますっ!…ほら、これで満足か?」

    【まあ充分だよなと有無を言わせず。早速本題に戻る。】


    「んで?ばーさん、歩美とコイツにあった事を話せば良いんだっけか?」

    『ああ、おそらくね。』

    「だがまだ何一つの兆候も現れてねえ……ってことは、もっと強烈な記憶をってことだろ」

    【歩美は懇切丁寧に全部の出来事を拾いながら話してる。一方ミミは考えた。細々としたものは記憶が戻れば思い出せるだろうから、直接例の事に触れるべきではないか、と。】


    「一応俺様は優しいからお前の意向を聞いてからにしてやる。さっさと刺激的な出来事を知るか、ゆっくり聞くか。好きに選べ。」

  • 51二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 00:08:00

    ん~……今日は、コレにする!いいよね、お兄様?
    『好きにしな。何食ったって怒る奴は居ないよ』
    【スーパーの戸棚から袋詰めのチョコアソートを選び取って、中から出てくる小袋の数々に目を輝かせる少女と、それを微笑まし気に笑う男の声。人影が一人分でさえなければ、その光景は微笑ましい兄妹のやりとりと言って差し支えないだろう。朗らかに微笑みながら、彼女はマーブルチョコの袋を裂いて、中身を三つ一気に口に放り込んだ。】

    えへへ、美味しーな!お兄様も一緒に食べよ、どれがいい?
    『そうだな…じゃあ、これで。』
    ミルクのやつね、開けるからちょっと待って?……はい、あーん。
    【少女は、手のひらから生えた目玉が視線を向ける先のミルクチョコを開封して、開いた口に差し出す。成熟した男の大口は、成長途中の少女の手には不釣り合いに見えた。】

    『あンま……うん、悪くないな。』
    お兄様もこれ好き?私もだよ!一緒だね、私たち。
    ……いろんなチョコを食べてきたけど、これが一番おいしいなぁ。
    『そうなのか?もっと高くて良いのも食べたことあるんだと思ってたが』
    【道中でいくらか少女の話も聞いてきた男は、彼女の家がかなりの金持ちの部類である事もまた知っていた。故に浮かんだ当然の疑問を軽くぶつけてみる。】

    ううん、お値段とか材料とか、そういう話じゃないの。
    お母様が私と一緒にお菓子食べてくれたことなんて、一回もなかったから…
    だから私ね、お兄様が来てくれて、今すっごく嬉しいの!
    【鈴の転がるような声で、言葉の通りの感情を満面に出す少女を体の内から見て、男は優し気に微笑んだ。大昔に飼っていた忠実で良く懐いていた番犬のことを、なんとなく思い出していた。】

  • 52二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 08:06:14

    【口から漏れ出る息切れの音に、唐突に疲労を感知して動かした足を徐々に緩める。立ち止まれば堰を切って吸って吐いてを繰り返し、少女は有り余るほどの酸素を欲した。小さな肺を膨らませて縮ませて、初冬の寒さよりも熱を帯びる汗を、袖口で雑に拭う。】
    【様相もまた変わり、以前着用し破けたカーディガンのような長袖の服を好むようになった。何故なら寒いから。そして、腕に広がり暫くは取れない火傷の傷跡を隠すのにちょうど良いから。包帯をぐるぐると巻いた上に布地を重ねれば、白に染まる指先も少しは気にならなくなった。】

    えっと、チャッカマンは……ある。未使用のはずだから、さっき集めてきた木々を合わせれば暖は取れるはず。
    【カチッとレバーを下げると出てくる小さな灯火を確認すると、少女はすぐに消す。良かったと胸を撫で下ろしたのも束の間、気を抜くには些か早過ぎる。】
    【木枯らしが荒れ、ぶるりと産毛を逆立たせる。何度目かになる寒さに、やはり長袖を着始めて正解だったと思いつつ、元いた場所に戻るため、また足を動かす。早く、はやく。戻らなきゃ。】

  • 53風鎌鼬25/09/30(火) 23:55:13

    >>29

    「バレないように尽くそう。出来る限り…この子を呪いから遠ざけるんだ」

    「隠すって言ったって…!そんなこと…!」

    「……そうだな。父も鈍くはない。いつまでも隠すことは出来ないだろう。


    だが、この家の呪われた風習に、この子を。千夢を巻き込ませるわけにはいかない」


    「……そうか。あの人も。かつて同じような気持ちであったのかも知れないな」

  • 54風鎌鼬25/10/01(水) 00:38:27

    >>53

    【記憶が、また切り替わる。これは……微かだけど、覚えてる。この場所は、自分が…捨てられた場所】


    「……千夢。何があっても出てきちゃダメよ。『ココ』お願い。守ってあげてね」


    【お母さんが、何かを呟いて印を結んだ。傍に小さな狐見たいな生き物が、子供の自分を守るように座っている】


    「……これで、千夢が「柊家」と繋がるものはなくなる。家系図にも記録にも残らない。

    お母さんとお父さんが、家の全てから千夢を守るから…」


    【うっすらとしか、表情が見えなかった。でも、今の自分みたいにお母さんもボロボロで、泣いているように見えた。

    お母さんから抱きしめられた時、暖かい感覚がほのかに蘇るような気がして】


    「……ごめんね。千夢。本当にごめんねぇ…お母さんでずっと居られなくてごめんね…!きっと、きっと暖かい人に見つけてもらえる…呪いなんて遠いところで幸せな場所にきっと行けるからね…!!


    お母さんも、お父さんも、最後まで千夢の幸せを祈ってるからね…」


    【……その言葉の後の記憶は。朧げだった。赤い光景。黒い光景。冷たい光景と続いた】

  • 55風鎌鼬25/10/01(水) 00:46:53

    >>54

    【見ている光景は、正しい記憶なのかはわからない。死ぬ前の走馬灯、だったりするのか。それとも自分の都合のいいようにしてるのかな。

    答えは帰ってこない。自分の記憶はいつも朧げで、苦しい記憶が多かったから、逃避なのかも】


    「───ぅ───ょう──」


    【また、場面が切り替わる。今度はなんだろう。子供の自分は随分ボロボロになっていて。……覚えている。この時は】


    「──大丈夫!?しっかりして…!もう大丈夫だからね!」


    【うん。そうだった。自分のことを拾ってくれた時。先生は、すごく心配してくれてたんだった】

  • 56泡のクラゲ使い25/10/01(水) 23:16:07

    『……づき……水月?』

    【お姉ちゃんの声が聞こえる。優しい気遣いに溢れた大好きな声】

    『頑張ったんだね、お疲れ様』

    【頑張った。そうだね、私頑張ったんだよ。本当に…これが現実ならよかったのに】

    『……少し、休む?』
    【お姉ちゃんはいつも、自分に無理をしてほしくなくて。そんなお姉ちゃんが大好きだった。
    ……でもね、お姉ちゃん。自分は】

    ……ううん。もう少し自分は頑張るから。

    【自分はまだ、止まれないから】


    ◾️◾️◾️◾️◾️

    ………ここ、は?

  • 57二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 23:43:06

    >>56

    【パチパチ、と弾ける音と共に、あなたの鼻は微かな焦げを感知する。朧げな視界を明瞭にさせて瞬きをすれば、そこには淡い灯火が見える。それは焚き火だ。上体を起こせば、体に掛かっていたであろう布地が地へ落ちる。】


    ……あ、起きた…!

    【あなたが起き上がったことに気づくと、灰白の髪を揺らした少女が目のピントを合わせ、振り向く。先程助けた少女だ。】

  • 58泡のクラゲ使い25/10/01(水) 23:57:45

    >>57

    ……っ、いて、て。

    【上半身を起こした時の痛みで、苦悶の声が出る。まだどこか頭がぼんやりしてるせいか、起きる前の記憶がはっきりしない】


    ……えっ、と…。

    【確か最後の記憶は壊れたビルで、気絶したはず。少なくとも今いる場所と記憶が合致しない。

    …この子が、連れてきたのだろうか。見覚えがある。確か、この子は…】


    ……アンタ、無事だったんだ。

  • 59二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 08:13:31

    >>58

    【四方が壁に囲まれ、扉一つだけが存在する空間の中。冬の隙間風が入り込み、焚かれた火を揺らす。ゆらゆらと蠢くそれは、少女の顔を露わにした。錫色よりも濃い黒を携える彼女は、何処からか調達してきたマグカップをあなたへと差し出す。】


    ……こう言う時の運は良いんだ、私。

    【なんてね。既に施された処置に重ねて、少女も手当をしたのだろうか。部屋の端には小袋が鎮座し、僅かな血痕が残っている。自身の腕や胴を見れば、真新しい包帯やガーゼが巻かれていることに気付くだろう。】


    腕は動かせますか?

    まずはお湯でも飲んで水分と暖を摂ってください。いらないなら、近くに置いておきます。

    【そう言うと、腕が突き出される。爪まで覆い隠した白が、長い袖の下から見える。目線を顔へと動かせば、薄く笑う少女がいることだろう。】

  • 60泡のクラゲ使い25/10/02(木) 22:30:52

    >>59

    ……っ。

    【腕を動かそうとすると身体に痛みが走って、苦い顔を隠せない。当然と言えば当然、あれだけしこたま弾丸を打たれ続けたのだから、これぐらいで済んでいるだけ幸運だろう】


    そうだね…確かに、アンタ悪運強そうだ。

    【差し出されたお湯の入ったコップを快く受け取る。この子を助けられたのは偶然たまたま近くにいたから。その彼女にこうして助けられたことを思うに、自分は彼女の運に助けられたといってもいい】


    ありがと、ひとまず礼をいっとく。私は波多水月、アンタの名前は?

  • 61二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 22:43:50

    >>60

    こちらこそ、助けてくれてありがとうございます。

    多分…あなたがいなかったら、ひどい怪我を負ってたかも。

    【乾いた笑いを零す。何、ただの事実にすぎない。崇高な決意をしたとて現実は非情さを連れてやってくるのだから。炎を使わないと決めてしまったあの時なら、瀕死に追い込まれていただろうに。】

    【加えて、謎の狩人もそう。狙撃で仕留める、少女にとっては透明な刺客。直後に目の前の彼女が来てくれなければ、きっと死んでいた。】


    はたさん、はたみずきさん……。

    【水無月を彩る紫陽花色の虹彩を秘めた女性の名は、“はたみずき”と言うようだ。転がせば心地よい発音の綺麗な名前だ。少女はそう感じた。】


    私は、薬袋さやかです!

    薬に袋で、“みない”。さやかは普通にひらがなで書いて……

  • 62泡のクラゲ使い25/10/02(木) 23:03:30

    >>61

    そっか、じゃあ…これで貸し借り無しってことで。

    【自分もまた、あそこで無防備に倒れたら誰かに殺されてたか、そうでなくても動けなかったかも知れない。

    助け助けられ、おあいこ。であればあとはお互い対等の立場で接すれば良い】


    薬袋…さやか。変わった苗字。ふーん…。

    【薬袋、戦国時代信玄公の薬袋を届けた農民への褒美から名付けられた名前とか。

    歴史にあまり興味ない彼女は知るよしもないことだが、響きのいい名前だなと感じたようで】


    ……それにしても…酷い怪我、か。

    【先程そう乾いた笑いと共につぶやいた言葉を思い返しながら、灰白の少女の姿を見る。

    今でこそ人のことは言えない状態ではあるものの、少女もまた随分傷だらけだなと】

  • 63みないちゃん25/10/02(木) 23:12:16

    >>62

    あ、よく言われます。全然聞かない名前だって。

    【少女も、家族以外では聞いたことがない。渡した薬袋の中身を見ていないと発したことから、当て字になったとかならないとか。此方もルーツはよくわからないのである。】


    ひどい怪我、と言えば……波多さんの包帯、少しだけ巻き直しました。すごく、血が滲んでたから。

    ……あの後、轟音も聞こえてきましたが、何があったんですか?

    【今でこそ布地に隠れた傷跡。包帯にカーディガンと重ねられた上からそっと摩り、あの後何が起こったのかを尋ねる。】

  • 64泡のクラゲ使い25/10/02(木) 23:35:26

    >>63

    気になるの?

    まあ、ここでは良くある術師と術師のぶつかり合いだよ。向こうは狙撃銃で建物とかぶっ壊しながらちょっかいかけてきたから、こっちも反撃した。

    ……最後はビルごと吹っ飛ばしたから、ひとまず今は何処からともなく狙われることは無くなったはず。

    【詳細全部話しても刺激は強いだろうし、掻い摘んで伝える程度に止める。

    自分の呪力も確認してみる。あれから時間は経ってるだろうが、極ノ番まで無理やり打った分まだまだ全然呪力が戻ってきてない】


    ……こっちからも聞くけどさ、さやかはあそこで何してたの?

    それに…結界にとどまっていることも。

    【あの瞬間、彼女の側にもう一人倒れてる男もいた。また、少し前に総則の追加もあった。結界の外に出ることが出来るようになった今もなお、彼女のような子供が止まっている理由、まだ出れていないだけなのかも知れないけどそれでも気になり尋ねてみる】

  • 65みないちゃん25/10/02(木) 23:49:38

    >>64

    ……術師と、術師のぶつかり合い。

    【忘却の海に流され掛ける記憶の一つを、拾い上げる。確か、愛知にいた時聞いたような。術師、呪術師、呪いを祓う人、術式と呼ばれる能力を駆使する人。】

    【あれが、本気の人と人との戦いなのかと思案する。今に至るまで呪霊との交戦のみに留め、先程まで人との衝突を避けてきた。故に、戦ってきたまじまじと波多を見つめる。】


    び、ビルごと吹っ飛ばした!?

    だからあんなに大きい音が鳴ってたんだ……。

    【どうやら、目の前の人物はビルをも飛ばすほどの力を持っているらしい。驚愕を表層に固めて、わぁ…と声を漏らす。して、次の問いに空いた口を閉じて想起し思い出す。】


    ……それなりに傷を負って、少し休んでました。

    後は……考え事ですかね。

    【視線を人物から逸らし、左側の虚空へと動かしてゆく。嘘は言ってない。どうやって愛知へ行くかも、傷の具合を確かめようとしたのも事実だ。問題は、次の質問。】


    …………留まってる、のは、……なんで、なんだろう。体が、すごく痛かったから…?

    【ふと、考え込んだ。外に出れるとは何処かで聞いた気がする。少女自身は聴くことが難しいから、鳥が運んできた噂話で耳にしたと思う。】

    【しかし、いざ考えると不思議だ。何故外に出ようとしなかったのだろう?愛知へ向かう方法が分からないから?知り合いもいないから?分からないこの土地で、無闇に動くことは避けられたから?両肩も両腕も胴も頭も痛みに軋んで、休みたかったから?きっと、どれも動かなかった理由に含まれるだろう。】

  • 66泡のクラゲ使い25/10/03(金) 00:15:32

    >>65

    まあうん。一応…これは内緒ね?

    【成り行きと勢いとは言え、ビルぶっ飛ばしたことの責任は取りたくないないなと思いそう言う。脆くなってたとはいえ我ながらよくやったものだ】


    …『約束』

    会いたい人、行かないといけない場所があるって言ってたっけ。

    【あの時、彼女が叫んでいたこと。必死になって訴えかけてた姿を思い返すと、なるほど。この子も必死になってこれまで精一杯だったんだろうと予測がつく】


    全身ボロボロなのも、その約束を守ろうと頑張った結果ってこと。その、アンタの火傷も。

    【自分のほっぺたを指で指し示しながら、問う。右頬や、ちらっと見える腕のそれはそう古いものではない。最近、それも重度の火傷であることは見て取れる】

  • 67みないちゃん25/10/03(金) 15:31:37

    >>66

    わ、わかりました……誰にも言いません。

    【ゆっくりと頷く。例え誰かに話しても驚かれるだろうし、抑の話自分は詳細を知らない。特段話すことで得るものもないなら、自然と話す選択肢はなくなるのだ。】


    ………はい。絶対、生き残ろうって約束して……後は、その人や行く先々で出会った人たちの顔を見て、伝えなきゃいけないことがあるから、死ぬわけにはいかないんです。

    私自身、こんなところでくたばる気は全くないですし。

    【死因は老衰って、決めてるんで。眉を下げて微笑する。二度と体の不調に悩まされたくないし、生きるのであれば天寿を全うしたい。変なところで死ぬわけにはいかないから。】


    頑張った結果、か。

    火傷に関しては、自分の不注意みたいなところもありましたが……はは……。

    【今は包帯に隠れた、既に肩まで表皮を焼き尽くされた両腕を交互に見る。この繊維の塊の下には、焦げて赤茶に染まった、人の腕がある。爛れ掛けた部位ですらも何度も焼いて固めた、見せようにも見せられない程の傷跡が。】

    【思わず、失笑する。まぁ、なんだ。今後は使う予定はないし、使わない方がいいとも言われたから、術式を自発的に使用することは避けられるだろう。相当な状況に直面しない限りは。】

  • 68泡のクラゲ使い25/10/03(金) 23:29:55

    >>67

    …だね。こんな意味もわからないゲームの犠牲になる必要なんてないし、なるつもりもないから。私もね。

    【言い切る。君も私も、理不尽な理由で殺される必要なんて何処にもないと】


    生き残ろうって約束か。そっか、だからあれだけ…

    【それを聞いて少し腑に落ちた気がした。あの時、これだけ辛い環境でも生きたいと訴えかける力強さを感じたのは、それだけその約束が力になってくれているんだろうと】


    ……そうだよね。大事な約束なら、力になるよね。

    【ふと独り言のように溢れた言葉。約束ごとの影響力を、自分も知っている。だからだろうか】


    ……でも、その人とさやか今は離れてるみたいだけど…訳あり?

  • 69みないちゃん25/10/04(土) 09:18:27

    >>68

    訳あり、と言うか……まぁ、訳ありだと思います…?

    【首を傾げつつ、回想する。無力感に打ちひしがれていたあの時、一人で歩き回ることが多かった。記憶も飛ぶことが増え、謂れもない不安感の方が、人がいる安心感よりも勝った。後にこれは、受肉していたもう一人の影響だったとも知るのだが。】


    風が吹いて、思わず目を瞑って、そしたら急に知らない土地にいて……。

    そこからずっと、広島の中を彷徨ってました。多分、誰かの罠か何かに掛かったんだと思います。

    【今思い返せば、そうとしか思えない。きっと、無差別に敷かれたトラップだったのだろう。或いは、──否、違うか。】


    ………だから、戻りたいんです。最初にいた愛知までに。

    その人も他の人も、既に他のところにいて、私のことを気にしていないかもしれないけど……。

    もし会えて、心配してくれてたなら謝って、御礼を言いたいんです。

    【そこから先は、考えていないと述べて、口を閉じる。きっと、彼方も自分のことで精一杯なのだろう。それでも気にかけてくれていたのだから、優しさが染み入る。もちろん一人だけでなく、話しかけてくれたあの人もあの人もあの人も。同時に、申し訳ない思いでたくさんだ。あんなにも迷惑ばかりを掛けていたのだから。】

    【彼方がどんな状況にあるのかも分からない。けれど、悲観的な想像はせずに彼処まで行くのが吉だ。例えそこにあったのが成れの果てだとしても。】

  • 70泡のクラゲ使い25/10/04(土) 18:12:29

    >>69

    ……思ってた以上に、過酷な道のりを歩いてきたんだ。

    さやか、アンタ強いね。

    【強いなって、目の前の少女のことをそう思う。詳しい事情は知る由もないが、それでも何度も心折れるようなことがあっただろうに。それでも今日まで希望を抱いて生き残ったこの少女を、素直に尊敬する】


    会いたい。会って話がしたい。そう思える人と出会えたことが、さやかにとっての何よりの幸運じゃない?

    ……大切にね。その縁を。

    【少しだけ寂しさを滲ませた表情で呟いたのだろう。申し訳なさもありがとうも伝えたい人と出会えることがどれだけ幸運かと、知って欲しい。

    自分は失って初めて気がついたことだから】


    さやかが命懸けで思う人たちなら、きっとその人たちも今も気にかけてくれてるんじゃない?

    だって、アンタがそう思えるような良い人たちなんでしょ?

  • 71みないちゃん25/10/04(土) 19:59:39

    >>70

    ……へへ、少しは強くなってたら、いいなぁ…。

    【視線をぐらぐらと動かして、火照る顔を振って冷ます。元より少女が望んでいたことであった“強い自分になりたい”と言う願い。幼さを表出していた過去の自分の稚拙な望み。その時よりは、強くなったと感じたい。】


    ……うん、絶対大事にする。

    【ここに参加していなければ得られなかったもの。ある種かけがえのない良縁なのだ、手放すつもりは毛頭ない。今後道が交わらないとしても、大事に握りしめて記憶の宝箱に詰めるのだ。人と人の出会いは、刹那のように脆く唐突で、美しいものであるがゆえに。】

    【続く波多からの言葉に、逸らしていた視線を一点に収束させる。どうなのだろう、と悩んでぐるりと首を動かす。】


    気に、掛けてくれてたら嬉しいですけど、……私自身が体感したように、この場で生きていくのに、どれだけ必死になるかは、分かってるつもりです。

    だからこそ、気にかけるよりもずっと、自分のことを大事にしてほしいなぁ、って……。

    【少女は、高望みはしない主義だ。人に支えられて生きてきて、今もこうしてつながりに生かされてきた。等の少女自身は己のことばかり気に掛けて。それゆえ、少女の発言にはあまり気にしないでほしいと言う小さな願いも込められている。】


    あと……その人たちが今どこにいて、生きているのかも分からないから……。

    【最悪の場合に訪れる落胆が怖い。ならば気に掛けないでほしい、とも思ってしまうのだ。】

  • 72泡のクラゲ使い25/10/04(土) 21:40:17

    >>71

    …そうだね。気にかけてくれるのは嬉しい、だけどその想いが却って辛くなることもあるから。

    【少女の言葉を肯定するように頷く。彼女の抱いた想いがきっと少しだけどわかるような気がして】


    その優しさは本当に嬉しい。でもその優しさを返すことが出来ないととても苦しくなる。

    優しい人ほど自分の身を削るから。そんな人達ほど自分を大事にして欲しいのに。

    私のお姉ちゃんもそうだったから、少しはわかるよ。その気持ち。

    【姉もまたそうだった。優しい人で私や他の人のことを優先するような人だったから。少しは自分自身を大事にして欲しかったのに】


    それにここは理不尽なことばかりだから。優しい人たちばかり苦しんで辛い思いをする。

    【でもこの世は不条理なことばかりで、大事な人ほどいなくなってしまう、と告げて。

    少女に慰めるような言葉は言わない。不安を取り除くことをいう意味もないのだから。

    ただ、その代わり】


    …でも私は、そんなの不条理は嫌いだ。

    アンタみたいに頑張ってる子が報われないのは、間違ってると思う。

    だから…まあ、報われるまで今は頑張るしかないのかな。

  • 73みないちゃん25/10/05(日) 15:35:59

    >>72

    ……波多さんも、似たようなことを感じてきたんだ。

    【共感の言葉に、少女は瞠目する。だからこそ思いの籠った言葉が体に、傷口に染みる。それは彼女も同じなのだろう。】


    多分、頑張るしかないと思います。

    その報いがいつ来るのかは、分からないけど。

    【不条理、その言葉にほんの少しの肯定感が浮かばれる。生まれ持ったハンデで生き辛くなってしまった人や、どれだけ優しいのに病に侵され死んでいった同室の人間を、何度も見てきた。そしてそれを救おうとする、優しい医師(先生)の姿も。】

    【報われるまで頑張るしかない。けれど、想像する報いが来なかったとしたら?そう考えてしまうのは、一重に自信がないから。その後に迎えるエンディングが恐ろしく感じられてしまうからかもしれない。】


    まぁ、報いが来なかったなら、自分から迎えに行けば良い、のかな。

    波多さんや私の思う優しい人たちが、少しでも不条理の沼から抜け出せるように。

    【そうは言ってもそんな力はないのだがな!冗談めかすように自嘲しつつ、改めて目の前の人物を再度見る。】


    だから、さっきも私を助けてくれたんですか?

  • 74二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 21:57:06

    >>73

    だから、か。

    そうだよ……って言えるならきっとカッコいいんだろうけどね。

    【乾いた笑いを溢しながら呟く。大層なことは言ったけども、助けた理由がそこまで立派なものではないのだろうと自分では思いつつ】


    私のお姉ちゃんなら、言い切れたのかも知れないけどね。

    私は誰も彼もの幸せを願いその助けになりたい!なんて聖人君主のような理由で術師はやってない。

    結局自分は理不尽が嫌いなだけ。そんな奴をぶちのめしたいから術師をやってるの。

    自分に助けられるのは、その過程で助けられる”準備“が出来てる人だけだよ。

    【だからやっぱり助けられたのはアンタ自身の運が良かったから、と続けて。

    少女のいうような自分から迎えに行くってことは出来ないだろうなと自分自身は思う。そこまでのお人好しにはなれないだろうから】

  • 75みないちゃん25/10/05(日) 22:43:31

    >>74

    理不尽を、ぶちのめす……

    【なるほどな、と瞬きで相槌を打った。術師のことは未だ理解に及ばないが、理不尽に抗うことだって全うな理由の一つだ。自身の力を行使して人助けになっているなら、誰彼を助けたい願いともあまり変わらない気はした。続きの言葉を聞くまでは。】

    【助けられる準備ができている人間、そうかと心の中で納得する。確かに、助けがいらない人を助けても、双方とも得心することはない。病院でも似たような人は見たことはある。ある種彼女の成り立ちは、自身が知る医師のようにも感じ取られた。】


    へへ、助けられることはいつものことだもん。

    お母さんにもお父さんにも、先生にも、……ここに来てからもずっと。

    【どう足掻いたって、自分は助けが必要な人間だ。決して一人では生きていけない。この体の脆弱さも知識の足りなさも何もかも。全てが運頼りの結果でここまで来た。】


    だからこそ、返せるものは返していきたいとも思うし、その人たちの助けになれるなら私も助けていきたい。……元々体が弱いし今は腕もどこもボロボロだから、やれることは限られてるけど。

    【何、自身も純粋無垢な少女のままではない。けれど、純真かつ明るい優しさを持って生きていきたい。そうは思っている。】


    波多さんにも、助けてもらって…ほんの小さな一助だけど、手当をして、今こうして起きてお話ができて、本当に良かったなって思ってるんだ。

    【これがお返しと呼べるものかは定かではないが、この状況における今は助けと定着させてもらいたい。照れたように頬を掻いて、へへへと笑った。包帯が火傷の皮膚と擦れて痒かった。】

  • 76泡のクラゲ使い25/10/06(月) 00:02:15

    >>75

    返せるものは返していきたいね。そっか。

    だったら、これからも頑張らないとね。お互いにさ。

    大変だからね。体が弱いのも力がないのもボロボロなのも言い訳にはならない。

    そう……自分自身への言い訳にはさ。

    【少女の宣言を聞いて、少しの応援と厳しい言葉を贈る。力不足で泣くのはいつだって自分自身。だからこそ自分にできることをめいいっぱい考えるんだ】


    ……私も、こんな話をしたのは初めてだよ。こんな状況でもなければ、誰かに話すこともなかったかも。

    助けてくれてありがとね、さやか。

    【にっこりと笑った。こうして落ち着いて話すことはいつぶりだろうか。久しぶりに、純粋な笑顔ができた気もするよ】


    【すっかり飲み干して空になったカップを置いて、身体の調子を確かめる。少しは呪力を回復しただろうか? 身体の傷はしばらく治療しないと治らないだろうけど動くぐらいはできるか】

    ……もう少ししたら最低限動けるようになるかな。さやかはこれからどうするの?

  • 77みないちゃん25/10/06(月) 21:31:58

    >>76

    ……うん、精一杯頑張る。

    【死ぬような思いをしたとしても、絶対に。此処は自身の死に場所じゃない。既に身体に鞭打って肺を焼き、筋肉を引き絞って血を流した。けれどそれが立ち止まる理由にはならない。これ以上身体が傷ついたとしても、心が死なない限り、少女は生きたままだ。】


    【波多から笑みを受け取る。不思議な話だ、と感じる。奇異な環境で見える(まみえる)人々は皆、真実のままに接していた。そして暖かさがあった。冷たさもあった。それを超える過酷さがあった。形容し難い不可思議なことだと言うのに、安心して呼吸ができてしまう。何とも、不思議な話だ。】


    ……もう少し休んだら、愛知に向かいたいって思ってます。

    でも交通費とかはないから、ヒッチハイクになるのかな…?

    【かなり運頼りな賭けとなってしまう。頭を悩ませ、先の転移の罠に内心言ちる。仮に向かったとて、そこに人がいるかも分からないのに。大分無鉄砲だな、と自身に呆れを催す。して、溜息を吐いた。まだ、焚き火は灯っている。】

  • 78泡のクラゲ使い25/10/06(月) 22:10:06

    >>77

    愛知かぁ……改めて聞くと随分遠い場所だね。

    【広島から愛知までの距離は、少女一人で向かうのは険しい道のりになるだろうか。容体や交通費のこと、更には混乱した都市機能も考えると尚更】


    ……術師の立場としては、無茶を止めるべきなんだろうけど。

    でもまあ、さやかが頑張る理由だもんね。なら止めるわけにはいかないか。

    【それでも先程の話を聞いて辞めておいた方がいいなんて言えるようなお人好しでも無粋でもないつもりだ

    …ただ、そうなるとこのまま曖昧なままにするのは良くない】


    でも、アンタの目的地は本当に愛知でいいの?

    話を聞く限りだと、色々と曖昧だからさ。


    その人たちが今どこにいるのか。……今も生きているかどうか。受け止める気はある?

    【焚き火が落とす影に揺られながら、波多の目が少女を鋭く見据える。

    結界ルールも追加された今、もし少女の会いたい人が結界を移動していたら?あるいはもうすでに亡くなっていたら?

    その時はこの子は辿り着いた先でただ彷徨うことになってしまうのだから】

  • 79みないちゃん25/10/06(月) 22:42:58

    >>78

    【目的地は愛知で良いのか。僅かに息が詰まる。場所を確かめる術も無く広島を彷徨い、数日が過ぎた。瞼を閉じて追想すれば、限界に近付いた拠点が朧に浮かび上がる。あぁ、もうあそこにいないのかもしれないな。点々と他の所へ移り、生きているのかもしれない。】

    【今どこにいるのか、生きているのか。詰まらせた息の通り道を開き、呼吸を行う。淡い炎を前に、双眸を開かせる。約束を前に既に生き絶えている可能性を、考えなかったわけではない。存在を忘れられていることだって無きにしも非ず。常に蹴落とす悪意が犇めいているのだから。】

    【──それが、どうしたと言う話。】


    【緩まれた眦を重ね、顔が再び波多へと向く。緩やかに開かれた錫色は、揺蕩う烈火を反射する。まるで少女自身の心が燃えているようだ。】


    あるよ。別れも辛さも、知ったつもりでいるから。驚きはするかもだけど、拒むほど現実を理解してないわけじゃないし。

    それに、聞いた事実が残酷でも、私のやることは変わらない。約束を守って、伝えたいことを伝える。それだけだよ。

    【意思の籠った鋭い視線が、眼窩の底から貫かれる。揺るぎない、決して消えはしない灯火がそこにある。】

  • 80泡のクラゲ使い25/10/06(月) 23:06:40

    >>79

    【それでも揺れずに真っ直ぐ見る少女の目を見て、やっぱり強いなって思う。強く、それでいてそんな覚悟を決めさせなくてはならないことへ悲しさと怒りも滲ませながら】

    【どんなに不条理なことだらけでもでも、どうかせめてこの子には少しは優しくあって欲しいと思いながら】


    …うん、よく言った。

    それじゃあ、出なさいコガネ。

    【呼びかけに応じて羽のついた骸骨の式神が出てくる。少女に見えるのかどうかは定かではないが、なんであれ使えるものは使えばいい】


    さやかの探し人が泳者であるなら、名前から所在結界と…生きているかどうか教えてくれる。そうだったよね?

    『おーそうだぞ!』

    …だってさ。

  • 81みないちゃん25/10/06(月) 23:22:26

    >>80

    へぇ、そんな便利な機能があるんだ……。コガネ、名前を聞いたような、聞いてないような…?

    【微かに拾えた音に耳を澄ませ、相槌を打つ。浮上しているであろう呪霊とは別方向を見つめている様を見るに、少女はこの存在を確認することが難しいのだろう。手間取る理由が簡単にわかる。まぁ、この遊戯を完璧に理解できているわけでもないし、認知だけの問題ではないのかもしれないけれど。】


    泳者の人は、確かにいると思う。見るからにそれっぽい人もいたし……。

    【想起するのは猫耳や兎耳。あれが泳者じゃなかったら何なんだ。問題は、一番に探す人物は誰かということ。会って話をしたい人は何人もいる。出会った数が片手に収まる程度でも、言いたいことは両手にも収まらない。】

    【暫し、逡巡。いっそ覚えている限りの名前を挙げてみようか。視線を彷徨かせ、熟考する。】

  • 82泡のクラゲ使い25/10/06(月) 23:42:55

    >>81

    【少女の様子を見て、なるほど式神とか呪いを見えていないのだろう。それならこれまでコガネを使ったりして調べたり出来ないのも説明がつく】

    【……まあそうなると。さやか自身泳者登録されていることやどうやったのか所持している5点とか気になることもあるけども。それはまた機会があればにしとこう】


    …泳者かどうか悩んでるなら、とりあえず名前を言って見たら?

    どちらにしろ全員調べるのならさ。

    【全員の所在を聞いて、行動を決めるのはその後でも良い。それはそれとして見るからにそれっぽい人ってのは少し気にはなったりはするが】

  • 83みないちゃん25/10/06(月) 23:57:03

    >>82

    【確かに!ゆっくりと頷き、左手を空かせる。とは言え、名前を知っている人は少ない。本名全てを聞いた覚えのある人は限られている。一先ず、インパクトのある人から挙げてみようか。】


    えっと……ねこさんにうさぎさん、は、本名は聞けてなかったかな…?ねこてんよ、とどくうさぎ?って聞いた気がする。

    【左の親指と人差し指を曲げて折る。初対面は巨大化していた猫とずっと拠点を動かしていた功労者。今もあの場所にいるのだろうか?想起するが、分かることはない。】


    それに、月履、さ、さい…斎奈さん……と、か、風間翔さん。この名前で合ってるはず。

    今は、いるのかな…?

    【途中から姿を見なくなってしまった。それは、自身が離れていたから?この二人は常に遠くまで行って物資を運び、時に会話をした。会話した時の声、どんな声だったっけ。中指、薬指を折る。固めた包帯が僅かに緩み、赤黒い皮膚が露わとなった。】


    後は……、桝直紀さんと、柊…千夢、さん。

    これで、全員。

    【初めから一緒にいた人と、傷ついてあの場所へ来た人。名前を出せば、じんわりと瞼が熱くなった気がして、瞬きを何度も繰り返す。何も言えてないな、なんて自嘲を重ねて、小指を二回折り返す。小指の布地が剥がれる。疎らに散らばる傷跡と溶け掛けた爪を見て、もしも見て驚かせないように包帯を巻き直さなきゃ、そう感じた。】

  • 84泡のクラゲ使い25/10/07(火) 22:20:53

    >>83

    えっと、まずねこ……猫?兎?

    【まず最初どんな人か来るかなと思ったらいきなり動物園にでもいたようなワードが出てきて一瞬困惑】


    ……あー、いや待てよ。猫天与ってなんか聞いたことあるような…なんかやばい噂を…

    【そのままさらに記憶を深掘りして、会ったことはないけど術師にそんな奴がいるって噂を聞いたことがある。その大抵は家を破壊したやらゴキブリやらやばい噂だけど】


    でえっと月履に風間って人と……月履って人も高専で見かけたことあるような?まあ知らない人だけど。

    とりあえずこの人らは今も生きて愛知にいるっぽいね。

    【高専周りの関係者の名前はある程度把握しているつもり。そのほとんどとは関わろうともしたこともないけど。昔調べた中情報だと強さは結構なものらしいし、問題はないだろう】


    しかしなるほどね。さやかが愛知で無事だった理由がわかった気がするよ。

    …ま、術師達が揃いも揃って女の子一人守れずになに何やってんだって話だけど。

    【ポツリと愚痴をこぼす。やっぱり他の高専術師は嫌いだと勝手に思ったり】


    それはさておき、あとは桝直紀と柊千夢って人か。えっとどれどれ……ん?

    【自分の術師嫌いはさて置いて、残りの二人の名前を検索したところで一瞬言葉が止まった。それはさっきまでの人と表示されている内容が違ったからだろう】


    ……ねぇさやか。アンタここに来る前京都にも居たりした?

    この人たち、京都にいるみたいだけど。

  • 85みないちゃん25/10/07(火) 22:43:19

    >>84

    やばい、噂……?

    身体が大きくなるとか…?初めて会った時も凄く大きくなってたし、ねこさんってかなり有名なのかな?

    【様子を伺い反応を見ると、何やらあの生命体は術師の中でもやばい噂を持つらしい。そのやばいの意味は定かではないが、喋る猫と稀有なものでもあるし、名が知れてるのかもな、と考える。】


    そっか、月履さんも風間さんも愛知にいるんだ。良かった…。

    【ホッと安堵の息を吐く。まぁ、どこかしら達観していつも冷静でいたわけだし、あまり心配という心配はしてないけれど。】

    【呟かれた言の葉を拾い上げようか迷って、閉口する。術師に関して何か知っているわけではないゆえ、余計な口出しは不要だ。唯一言えることとしても、非は彼らになく少女自身にあるということだけ。馬鹿な真似をしたのは此方だ。とは言え、態々それを吐き出す意味はない。】


    【そうして、残りの二人の安否を聞き届けようとして、耳を澄ます。あの二人もきっと彼らといる。謎の信頼を押し付けて耳に通したのは、それとは真逆の言葉だった。】


    ……………え、

    【ぐいと伸ばされた蝶番が嫌な音を立てる。まさか、そんなはずは、置き去りにした心が冷える。瞬いて、目を見開く。よりにもよって何故その二人が?真実を受け入れるとして、その衝撃は計り知れない。何故ならたった今知った、初めての真実なのだから。】


    も、もういっかい、もっかい言って、

    いま、桝さんと柊さん、どこにいるって言った…?

  • 86幼い頃の巫女25/10/07(火) 22:44:55

    >>50

    【若干溜飲が下がったようだ。子どもは得体の知らない物体よりは上に在りたい気分だったのだろう。軽くあしらわれてる状態だったが、そこを気にするほど繊細ではない】


    ミミが話すってなら、……刺激的?な出来事に触れる。なーんか、遠回りなのは好きじゃなさそうだし!

    【ここまでも長い時間会話していたのに涼音の記憶・体に変化は見られない、ずっと続けても士気は下がるものだ。それなら、強い衝撃を与えて、一気に叩き込む方が戻れる可能性が高い】


    …優しいかってのはよーーーくわからないけど!

    ミミが優しいなら歩美はドのつく聖人だね!

    【仁王立ち&腕組みをして、落ち着いた様子で出来事を聞こうとする】

  • 87泡のクラゲ使い25/10/07(火) 23:06:27

    >>85

    さあ…猫と兎あと他のUMAに関しては噂しか聞かないし。他の術師とか変わらないからさ。

    【とりあえずやばいとしか聞いたことはない。一応真面目に術師をやっているとも聞いているけど真偽はどうなのやら】


    ……その感じだと、心当たりはないみたいだね。

    このコガネが嘘でもついてないなら、その二人は京都結界にいるみたいだよ。

    【少女の慌てっぷりから察するに、この二人が京都にいるのは相当予想外だったんだろう。私自身術師の中にこの名前を見た記憶はない。大方覚醒型か非術師とかだろうか】


    結界移動で京都まで来たか、あるいはさやかと同じような感じか…。

    でもまあ、とりあえず今も生きてはいるみたいだよ。

  • 88開花の夢見人25/10/07(火) 23:17:53

    『歩くのが疲れたのは同意するわよ?』
    えぇ、まぁそうですね。
    『だからってスケボーで移動は何か違くないかしら?
    歩くの疲れたって言って走るのとおんなじことでしょそれ?』
    別に、良いんですー…歩くより早いですし…
    『あっ前見なさいよ!』
    【Q.歩くのが疲れた。どうしようか?
    A.それより早く移動する手段を見つければ苦じゃない】

  • 89みないちゃん25/10/07(火) 23:18:37

    >>87

    【UMA…?未確認生物だったのか?疑問を頭の片隅に生やすが、花咲かすことはなく直ちに枯れる。他の術師と変わらないなら、大した噂ではないのだろう。そう判断した。】


    ……ない、ないよ、心当たりなんて。

    きょうと、……そう、京都に……

    【結界移動か自身と同じ感じか。恐らく後者だだと少女は、届きもしない案じを彼らへ飛ばす。嘘だろう、と新たな不安が芽生える。いつから、と新たな疑問が顔を覗かせる。らしくもなく取り乱して、視線が右往左往と動く。生きてはいる、その一言で漸く息を吐いた。】


    ……いきてる、なら、よかった。

    【肩を下げ、胸を撫で下ろす。何、少しの間気を張り詰めてしまっただけ。正常な呼吸を再開させたなら、後は問題ない。】

    【加えて、その二人は自衛の手段もあるし、それなりに仲が良い姿を見かけたこともある。打ち解けていたかどうかは朧だが、きっと大丈夫なはずだ。そう決めつけることで、今は心を休めさせた。そうでもしなければ、早まった心臓が急足のまま止まりそうな気がしたから。】

  • 90臆病少女/悪霊(?)/祖母25/10/07(火) 23:30:28

    >>86

    「んじゃとりあえず。まず話を遡って、おめーは歩美と会う前に3人殺してた。呪術使えねえ大人を3人な。で、その殺した奴らの子供に恨まれてたか知らねーけど。腹ぶっ刺されたんだよ、お前。」

    【涼音がそう答えることはなんとなく理解してたからか、軽く話す。祖母はあら…と軽く驚いた反応を見せるが、そういうこともあるんだろうと、飲み込みは早い。】


    「んで、また戻す。色々あった後、ガキ、歩美、それとおめーの学校の先公だったか?の3人で歩美と俺様達の家を目指してた頃だ。ちっちぇガキンチョを拾って、一緒に連れてくことにしたんだが…先公と俺たち、おめーとガキンチョって具合に分断されちまって。詳しいことは知らねえがおめーと合流する頃には全身血まみれだったぜ。全く、歩美をあんだけ泣かせやがって…」

    【歩美を泣かせたことはいまだに怒ってる。涼音が全て悪いわけではないし死滅回遊という場ではあるものの、私情はやっぱり、挟まる。】

    『あらあらまあまあ…?呪力強化もせずに腹部かね…ミミ、それで…?反転術式でもないと危ないんじゃなかったかい。』


    「それはコイツg…」…お姉ちゃんが自力で反転して、這い上がって来たんだ。お腹はもちろん、吐血もしてたし、血だらけで……

    【怖かった。細い息が不安げに聞こえて、訳が分からなかった。ミミは傷口は治ったって言ってたけども、膝枕していたあたしにもべっとりついたその血が、妙に生々しくて。やっと心を許せる大事な友達ができたのになんて、そんなことすら考える余裕もなく、ただただ怯えていた。鏡ちゃんの時は、唐突すぎて、混乱が勝ってたからまだ耐えれたけど、どこか優しげで儚い笑顔のまま、ふっと意識を失ったお姉ちゃんが、怖かった。】


    「もう大丈夫なのかよ」

    うん、大丈夫。…ありがとねミミ、やっぱりあたしに任せて。

    …でもまあ、多分おばあちゃんやミミが言ってた強烈な記憶、って言ったらこれぐらいだと思うけどね。

    そのあとはあたしの家で休んで、軍隊から逃げ回ってたらはぐれちゃったし。

  • 91泡のクラゲ使い25/10/07(火) 23:41:09

    >>89

    【それにしても京都か。京都校がある分術師もいる可能性は大きいがその分厄介なことも多いかと軽く思考する。

    無論余計なことを言っても混乱させるだけだから内で止めるだけだか】


    …状況はどうであれ、その人達近くに来てるのならアンタのこと探してたり……ってのは流石に希望的過ぎるか。

    とりあえず全員生きてることは確認できたし、良かったじゃん。

    【詳しい事情はどうであれ、生きていることに変わりはないはず。そこまで少女に厳しくなかったのだなと内心ホッとする】


    【そう。実際の状況がどうであれ今の自分たちにとっては知る由もないことなのだから】

  • 92みないちゃん25/10/07(火) 23:56:43

    >>91

    ……うん、知れてよかった。

    ずっと知らないままだったから、どうなってたかなって、不安だったから……。

    【一先ず、位置関係と生死は把握できた。誰がどのような状態であるかはさておいて、確認できる限りは全員生きている。今はそれだけで十分だ。】

    【自身のことを探して、か。仄暗い影を心に灯す。もしかしたら、なんて思いはする。しかし此処は戦場に等しい。たった一人を気に掛けていられるかと言われれば否だ。少なくとも、自分はそう思う。抑、此処で出会ってそこまで心を預けてくれるの?あの人も、あの人も、皆生きるのに必死なのに?】

    【疑念を沸かせて、打ち消す。辞めろ、そんな考え。勝手な自身の印象で語る等言語道断。甚だしく烏滸がましい。そんなことより生きている事実に感謝しよう。過ぎた希望的観測は却って相手も自身も傷つける。ならば、最低限の希望を願い続けるのが良いに決まっている。ぎゅっと拳を握りしめた。】


    ……改めてありがとう、波多さん。

    此処で知れなかったら、多分訳もなくがむしゃらになってただけだったから。

    【目の前の女性に、今一度お礼を告げる。感謝しても仕切れない。情報が入れない状況の今、真偽が確かなこれを聞けたことは大きな収穫だ。少女は笑みを浮かべた。】

  • 93泡のクラゲ使い25/10/08(水) 00:20:24

    >>92

    まあこれぐらいならお安い御用だよ。

    頑張るって言ってもただがむしゃらに頑張るわけにはいかないしさ。

    【それこそ方角もわからずただ走り続けたら行き着くのは、どこかもわからない場所。考えもなしに命を削ることほど愚かなこともないのだから】


    さやかの悩みの種が一つ取れたなら良かったよ。

    これからどうするかは、ひとまずはゆっくり考えたらいいんじゃない?

    ……少なくとも、今は外で大きな動きはないみたいだし。

    【あのルール追加以降、今のところ動きはなさそう。少なくともこの広島結界では今の感じだと】

  • 94みないちゃん25/10/08(水) 19:43:14

    >>93

    ……そう、だね。

    戦闘にも出会してしっかり体を休められる時なんて、思えばあんまりなかったし……頭も体も休めて、少し落ち着こうと思います。

    【広島は、大きな動きがないのか。知らなかったな。一息吐いて、背を反れば骨の音が鳴り響く。気が抜けた途端に疲労が押し寄せて、何故だか肩が重い。肩をぐるりと回しながら、少女は「あ、」っと思い出したように呟いた。座った姿勢を崩し、少し離れた位置に鎮座するそれを手に取ると、波多へ差し出した。】


    ずっと手に握ってたから、波多さんの大事なものなのかなって。

    血が付着してたから、水洗いして乾かしてたんだ。

    【差し出されたのは、シャボン玉の吹き道具だ。】

  • 95泡のクラゲ使い25/10/08(水) 21:58:25

    >>94

    そうそう、お互いにね。

    ……正直、今動くのは私もしんどいし。

    【こうして一通り話をして、一息をついたら身体がなんとなく重くなるのを感じた。少し気が抜けたのか、まだ回復しきっていないことを自覚するようで】

    【このあとどうするにしても、もう少し休んだ方がいいかと思った時、ふと少女の行動に目がいく。一体どうしたんだろと考えていると】


    ……あ、それ…。

    【少女が持っていたのは、シャポン玉の吹き道具だった。呪具でもなんでもない本当にただの吹き道具。だけどそれは…】


    ……置いてきちゃったのかと思った。

    さやかが洗って持っててくれたんだ。ありがとう…本当に…。

    【差し出されたそれを大事そうに受け取る。その表情は心底ホッとしたようなそんな顔だったのだろう】

  • 96みないちゃん25/10/08(水) 22:30:35

    >>95

    【吹き道具は受け取られ、ゆっくりと彼女の手に移る。先ほどまでとは異なった安堵の表情を、瞠目してまじまじと見つめる。】


    いえ、離すことなく持ってたのは波多さんですし…。

    波多さんにとって、それはすごく大事なものなんですね。

    【戦闘の痕跡が残る中、粗い手当をされて横たわる波多の姿を思い返す。垂れる一筋の赤に積み重なる瓦礫、閉じた瞼、ボロボロになってまでも手放していない、シャボン玉の吹き道具。思い出に残る何かだったのか?それとも、誰かの形見なのだろうか。】

  • 97泡のクラゲ使い25/10/08(水) 23:02:30

    >>96

    …え、あっ…うん、そうだね。

    【一瞬受け取った吹き道具を見て呆けていたのか素っ頓狂の声を上げる。なんてことない道具なはずなのに随分と女々しい自分で軽く呆れそうになる】


    さっきお姉ちゃんがいることは言ったっけ。

    これは私のお姉ちゃんがよく持ってた物なんだ。お姉ちゃんの…遺品。

    形見がさ、もうこれしか無くて。

    【懐かしむようにその形見を見ながらポツリと話す。

    家にいた時、窓の向こうでシャボン玉を吹くお姉ちゃんの姿が印象に残ってた。夕日に照らされてる姿を見て綺麗だと思ってたっけ】

  • 98みないちゃん25/10/08(水) 23:21:55

    >>97

    へぇ、波多さんのお姉さんが持ってたものなんですね。よく持ってた…シャボン玉が好きだった…。

    【たった一つ、残された形見だと語る波多の表情には、哀愁が漂う。懐古し、寂しそうに背を丸めているのは、病院で見かけた誰々を彷彿とさせる。何人も見掛けたから、誰と断定することはないのだけれど。】


    だからずっと、大事そうに握ってたんだ!

    【一度手から離そうとした時もどこにあるのか分からない力で強く握るのだから、何故だろうと考えていた。訳を聞いて、今し方納得した。】


    洗った後もすっごく綺麗なままだったから、相当なものなんだなってことは思ってたけど、大事な形見か、そっか……。

    波多さんのお姉さんは、波多さんの大事な人だったんだね。

    【唯一の残り物。大事にしてくれる彼女を見て、空にいる姉も喜んでいるだろう。なんて浅い言葉は口に出すことはなかった。】

    【姉と聞けば、自分にも姉がいたんだっけか、確か。痕跡なんて写真にしかない姉を追憶するが、自身の記憶のどこにもいない。当たり前か。】

  • 99猫天与25/10/08(水) 23:49:11

    ・・・と、言うわけでお前の仇を殺してやる事を決めたってのはいいんだが
    【現在愛知、大体似たような事を繰り返していた彼はある約束が理由でとある少年と行動を共にしていた】

    あまりにも情報が少なすぎるんだよなぁ・・・なんかもっと無いのか?えっと・・・彩里屋だったな
    その獅子の呪霊の情報とか

  • 100囲炉裏25/10/08(水) 23:53:56

    >>99

    えっと・・・そうですね

    【そしてそれが彼、彩里屋焼木である、見るからに気の弱そうな背の小さい少年は赤と緑の混じった髪を弄りながら困った表情を見せた】


    ・・・あの時は・・・うっ

    【胃が逆流する感覚に襲われ、そのまましゃがみ込んでしまう】

  • 101二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 23:59:25

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  • 102猫天与25/10/09(木) 00:00:40

    >>100

    あ・・・すまんいいぜ思い出さなくて、やっぱりこういうのは地道にコツコツ情報を集めんのが一番だ

    【いけないいけない、これに関してはこっち側の配慮が足りてなかった】


    まぁ呪霊ならどうせそれっぽい名前だろ・・・コガネ!

    【ピョンと現れたコガネの画面に変わった胴体をじっと眺める】


    えーとライオンっぽいや・・・ん?【ある名前を見て、彼の動きが分かりやすく止まった、まるで突然氷に包まれてしまったかの様に】

  • 103囲炉裏25/10/09(木) 00:01:59

    >>102

    えっと・・・どうかしましたか【そう言いながら彼が画面を覗き込もうとし】

  • 104泡のクラゲ使い25/10/09(木) 00:02:05

    >>98

    大事な人…そうだね。

    私にとって、一番大好きな人だったよ。底抜けに優しくて心配症な癖に自分は無茶するようなそんな人。

    何というか、シャボン玉のような人だったよ

    【ゆっくり姉のことを思い浮かべながら、手の指から二つ術式で泡を出してみる。呪いが見えなくても形あるものであれば少女にも見えるだろうか?

    宙に浮かぶ泡はふわふわと優しさを持ってそこに寄り添うように存在している】


    無愛想で生意気だった自分と違って、色んな人にも好かれてね。助けて救って仲良くなって人の善意を信じようと頑張ってた。

    凄い人だよね。けど…どこか無理をしてた。全部全部抱え込もうとして優しく包み込もうとして……。


    遺品は全部持っていかれてさ、これ以外お姉ちゃんものは消えちゃった。シャボン玉のようにさ。

    【元々家に余計なものを置く人じゃなかったけど、残りの家具とかも気がついたら家族の方針で仕舞われた。先輩に渡された吹き道具以外は。

    だからシャボン玉のように儚いというのはそういうことなのだ】


    ……あっ。

    ごめん、なんか湿っぽい話になった。

    とにかくこれはそんな最高のお姉ちゃんの形見ってこと。綺麗にしてくれてありがとね。

    【ふと我に返って慌てて空気を戻そうとする。我ながらどうしてこんな話しちゃったのやら】


    【浮かべた泡は、いつのまにか一つだけになっていた】

  • 105猫天与25/10/09(木) 00:04:10

    >>103

    【その瞬間、突然ガシッとコガネを掴んで遥か彼方に向かってぶん殴る、コガネは「あー」って間抜けな声をあげてどっかへ吹っ飛んでいった、許せ】

  • 106囲炉裏25/10/09(木) 00:07:06

    >>105

    何してるんですかぁ!?!?【突然ぶん投げられたよく分からない生き物を見て思わず声を上げる】

  • 107二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 00:12:36

    >>105

    ……コガネ?

    【どこからかその気配を察知する人物。コガネが雑に扱われている気がする】


    くっ俺ならぜってーそんな目に合わせないのに……!どこだコガネ……!

    【コガネの性質やら声の聞こえた気がした方角やら、なんやら。色々含めて着地点を予測しそこへと向かって行く。俺がコガネを救う!】

  • 108猫天与25/10/09(木) 00:13:02

    >>106

    ・・・いっやー・・・ちょっとソフトボールがしたくなってな!思わずぶん投げちまったぜ!

    【危ない危ない、アレは後で考えるとして今見せるわけにはいかなかった】

  • 109囲炉裏25/10/09(木) 00:17:50

    >>108

    なんで突然ソフトボールがしたくなるんですか!?もうどこに飛んで行ったか分かりませんよ!?

    【なんならもうどっかの誰かに拾われてる気がする、きっと彼とあの生き物は縁が無かったのだろう】

  • 110猫天与25/10/09(木) 00:22:34

    >>109

    いいんだよ、どうせ呼べば戻ってくるから【当分呼ぶつもりは無いが】


    さて・・・お前にはここで付いてくる以上、色々な知識とか戦闘方法とかを知る必要がある

    まぁでも安心しろ!俺が優しく分かりやすく教えてやるからな!【いやあ前も教える様な機会があったが意外と楽しい者だ、今回も】

  • 111囲炉裏25/10/09(木) 00:24:00

    >>110

    嫌です!!!!!!

  • 112猫天与25/10/09(木) 00:25:12

    >>111

    おう!・・・まぁ遠慮する事は・・・ん?【聞き間違いか?え?流石に聞き間違いだよな?】

  • 113囲炉裏25/10/09(木) 00:27:10

    >>112

    嫌です!!僕は普通でいたいんです!!戦う方法とかなんかそっち側の知識を知ったらどう考えても普通じゃ無くなります!!!

  • 114猫天与25/10/09(木) 00:28:53

    >>113

    ・・・・・・・・・


    何言ってるんだお前ェ!?!?!?!?!?【嘘だろ?この流れで断る奴とかいるの?どう考えても絶対教えてもらうじゃないか普通!?】

  • 115囲炉裏25/10/09(木) 00:31:01

    >>114

    ここで貴方が俺に無理矢理でも知識を与えて普通じゃなくしようとするなら俺はここで自分の首を切ります!!ウオオオオオオオオオオオオ!!!!!【さっきまで彼を襲っていた男が持っていたナイフを手にしっかりと握り、そのまま首に・・・】

  • 116猫天与25/10/09(木) 00:32:44

    >>115

    わー待て待て待て待て!!!【彼の直感が言っている、コイツはマジでやる、マジで自分で自分の首を刎ねる】

    分かった!!教えないから!!俺が戦うからお前は戦闘の時にはなるべく安全な所から見ててくれ!!

  • 117囲炉裏25/10/09(木) 00:35:54

    >>116

    ふぅ・・・分かってくれたのなら嬉しいです!【そのままポイっとさっきまで自分の首に当てていたナイフをその辺に投げ捨てる】

  • 118猫天与25/10/09(木) 00:40:22

    >>117

    ぜえ・・・ハァ・・・【とんでもない奴を引き入れちまったな・・・と肩で息をしながら彼はため息をつく】


    ・・・・・・・・・【'普通'への異様な執着性もそうだが・・・何より気になるのはさっきコガネを見た時の彼の点数である】


    【なんで点数が'5'になってるんだ?】

  • 119猫天与25/10/09(木) 00:49:33

    にしても参ったな・・・アイツがあの様子不意打ちとかにも対応できる様に対策を考えねぇと
    あー・・・どっかにいい感じの術式持ってる奴でも現れないかなぁ

  • 120苅磨25/10/09(木) 00:56:41

    >>119

    ケッケッケッケ!!!!!俺の超音波で獲物がないか探してたらこんな所に見るからに弱そうな猫と人間がいるじゃねぇか!【バッサバッサと空中から彼の元に着地するのは見るからに巨大な禍々しいコウモリ、どうやらコウモリの呪霊の様だ】

    テメェらには俺の生まれて初めてのディナーになってもらうとするぜ!ケッケッケ!!!

    【そしてそんな戯言をほざきながら猫天与達に飛びかかり・・・】

  • 121猫天与/苅磨25/10/09(木) 01:03:45

    『すみません!!力を手に入れて調子乗ってたんです!!どうか命だけは!!命だけは助けてください!!!』【肥大化した猫天与の腕にあっさりと頭部を握られ持ち上げられ、ボコボコにされたのか大きさが鼠ぐらいに縮んだ苅磨が命乞いをしていた】


    「さーて・・・『今後俺と彩里屋に絶対服従する、人間や俺、そして俺が仲間と判断した人物に危害を加えず勝手に成長しない』この縛り・・・守れるよな?」【ギシッと握る力を強める】


    『はい守ります!!この身に変えても絶対に守ります!!だから助けてくださ・・・グエッ!!』【守る、と聞いた瞬間、猫天与は苅磨を彩里屋方へと向かって投げつける】

    >>120

  • 122猫天与/苅磨/囲炉裏25/10/09(木) 01:08:48

    >>121

    「と言うわけだ、周りに危険が迫ったらソイツが音波で探知して知らせるから安心しろよー?」【さっきまで明らかに相手が人間じゃなかったらお縄につく様な事をしておきながら笑顔で話しかけている】


    『へぇ兄貴、あっしが常に危険から身を守らせて貰います、うっへっへ・・・』【肩に止まり手・・・というか羽を擦りながら愛想笑いを浮かべている】


    ・・・・・・・・・【うん、酷いものを見た】

  • 123みないちゃん25/10/09(木) 18:06:27

    >>104

    ……湿っぽい話でも、私は平気だよ。こう言う話、滅多にしたことなくて、新鮮に感じるから。

    【赤黒い肌が剥き出しとなる人差し指で、頬を掻く。痒いな、そう思うのに癖は止まらない。誤魔化そうとしたり恥ずかしくなるといつもこうだ。】


    こうして話されるくらい、お姉さんは波多さんと仲が良くて、愛されてた。その思い出は、シャボン玉みたいにふっと消えちゃうものじゃないほど、鮮明なものなんだって。

    私は、波多さんが話してくれて嬉しいよ。大事な人のお話をしていいって思うくらいには、打ち解けたんだって勝手に思ってるから。

    【少女は笑む。気ままな考えではあるが、彼女にとって自身が害のない、話すに足る人間だと思ってくれたなら幸いだ。加えて、先に告げたようにこう言った話をする機会もなかった。数少ない友人とも家族とも。】


    それに、ちょっと羨ましいなって。

    そこまで感じられるほど、大事に思える人がいるのは、貴重で新鮮で、二度とないものだと思うから。

    【少女自身も、家族は大切だと思う。ここまで出会ってきた人々は大事だと思う。けれど、理解している。本質はどこまでも自分のことだけで精一杯なんだって。故に少しだけ、羨望を抱く。あまり気にしていないけれど。】


    ……うん、どういたしまして。

    ちゃんと綺麗にしておいて正解だったよ。

  • 124泡のクラゲ使い25/10/09(木) 23:13:03

    >>123

    ……はは、ほんっと。

    こんな話を誰かに、しかも会ったばかりの子と話す何てね。

    【さっきも言ったが、本当に自分にしては口が軽くなる日だなって思う。

    …でも悪い気はしなかった】

    【何となく、その理由が分かったような気がする。似ているんだ、お姉ちゃんと話をする時の感じと。

    さやか自身とお姉ちゃんは似ているようで違うけど。それでも落ち着くのだ】


    羨ましい、か。

    ……そうだね。どんな人も精一杯だけどそれでも誰かを助けようとする人は本当にいい人だと思う。さやかみたいにね。

    アンタにも、いつかは会えるといいね。その時は……私みたいにはならないように。

    【羨ましいと聞いて、暖かい表情を浮かべる。その奥にある別の、少女へとは違う何かに向けられた暗い感情】

    【少女にとっての大事が、どうか悪意ある理不尽に奪われることがないことを切に願う】


    ……まあ、それはそれとしてさ。こう言うのが『友人』って言うのかな?

    自分友人ほぼ居ないからよく知らないんだけどね。

    【友人がいないのは割と昔から。最近では他の術師と関わることもなければ人付き合いも殆どないのだから。こういうのは本当に貴重なことだ】

  • 125みないちゃん25/10/09(木) 23:52:18

    >>124

    【「私みたいにならないように」、きょとんと目を丸めて、ただ頷いた。とても神妙に。その言葉が示す意味は、言葉に表さなくとも知れている。喪ったのだ、彼女は。彼女にとっての大事な人物-姉に当たる人物を。会えたらいいとは思うけれど、その時の自分は確かに生きているのだろうか。残酷な、息を吸うのも痛みが伴う此処で、先に朽ちてしまわないだろうか。】

    【──なんて、戯言だ。死なない、絶対に。死なないと信じているから。理由はそれだけで、十分だ。】


    さぁ…?

    私は同年代の友達も少ないし、家族や医師(先生)以外で歳の離れた人とこんな話をしたのは、久々だから……。

    【実を言えば、此方をよく分からない。友人と言えば、一緒に遊んだり話したり馬鹿やったりとそんなイメージ。それを基準とする己の思考では、一概にただの友人と言うのに、此処には少々凄惨なものが多すぎる。】


    友達でも、もっと適した言葉なら……んー…あ、『戦友』とか!

    ここまで、それぞれの道で戦って生き残ってきたわけだし、割と合うと思うんだけど、どうかな?

  • 126幼い頃の巫女25/10/10(金) 18:08:05

    >>90

    ……すずが3人殺してた?呪術で、大人を?

    【不思議と「違う!」って感覚は覚えなかった。小さな手に力を込めてもその呪術というやつを使えるような気配も無かった】

    恨まれてたんだ、んまあ、そうだよね【つい腹部を擦る。幼い体には刺し傷なんて物は見当たらない】


    ミミ〜ー、ふかこうりょく、ってやつだよ。歩美の事想ってるのはわかるってば…死んでないだけいいでしょーが

    【相当血だらけだったんだろう。ごめんね、不安にさせて、】


    …精々未来の自分が痛い目に遭ってるだけだと思ってたけど、人を殺してたんだ。

    【だから、あのおじさんがコガネってやつで確認した時、変な顔してたんだなあ】

    じゃあ、はぐれたときに色々あってこうなっちゃったんだね

  • 127幼い頃の巫女25/10/10(金) 18:19:21

    >>126

    (そうはいっても…歩美と分かれてたなら、すずもその後のことなにもわっかんないしなー)

    【濡れてたとか、確かに目覚めた際にブカブカの服で…近くに水場でもあったのか。その程度だ】

    【天罰だの、考えたことはないけど、罪すら忘れちゃったら、嫌だ】


    ……んん……

    話してくれてありがと歩美!!無事を確認できたし、すずはもう少し一人で考えてみるよ

    その時は……大きくなって帰ってくるから

  • 128二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 22:02:33

    このレスは削除されています

  • 129臆病少女/悪霊(?)/祖母25/10/10(金) 22:12:44

    >>127

    うん…待ってる、からね……

    「別に俺様はてめーのことを想ってるわけじゃねえが、戻ってくれねえと歩美が困るからな。さっさと帰ってこいよ。」

    【そう、離れ離れになっていてもこうしてまた出会えたのだから、幼児化した身体が元に戻って、改めて「涼音お姉ちゃん」と再会出来る日も遠くないはず。】

  • 130泡のクラゲ使い25/10/11(土) 21:37:15

    >>125

    戦…友、戦友かぁ

    なるほど…うん、確かにしっくりきた。

    【友人よりも確かに合っている気がする。この死滅がなければ目の前の少女が傷つくこともなかっただろう。

    だけどこうして知り合うことになったのは死滅にてもがきながら進んできたから。

    この歪な関係を評するのは友人ではなく戦友が正しいのだろう】


    まさか、こんなところで戦友何て呼び合う人ができるなんてね。

    …喪失にならないようにしないとね、お互いにさ

  • 131みないちゃん25/10/13(月) 08:53:48

    >>130

    ね、……私も、戦友なんて初めて。

    【同じだね、と薄く微笑んだ。友人、それも戦友にカテゴリーされる初めての人。嬉しさをいっぱいに露わにして、へへへと笑い声を漏らす。こんな状況だと言うのに、友人ができた。それが今は、とても嬉しい。】


    ……だね!変なことして喪わないように、お互い気をつけないと…。

    【命を落とすつもりは毛頭ないが、気を引き締めるに越したことはない。しっかり気を張っていこう、と肩に力を入れる。両肩の傷口が絞られて痛くて、すぐに緩めた。】

  • 132泡のクラゲ使い25/10/13(月) 20:22:20

    >>131

    【はは、嬉しそうな顔してやんのって笑おうとして、同じように傷口が痛む。この調子だと笑い事じゃないなと思う】

    【術師は必要以上に人と仲良くならない。自分自身は極端な例だと思うが、喪う事が多いからそうするのだと先輩は言っていた】


    …ね、どうせまだゆっくりするんならもう少しさやかのこと聞かせてよ。自分も話をしたしさ。

    【でもそれでも出来た縁ぐらいは大事にしたいと思うのだ。姉とは違う方向で】

  • 133みないちゃん25/10/14(火) 22:55:08

    >>132

    …?

    私のこと?

    【問われ、首を傾げる。確かに自身のことは話していなかった。話すほど人生の彩りが鮮やかなわけでもなければ、特筆して語る良いこともあまりない。時折虫食いのように記憶に穴があることも含めて、体質以外の話は他人にしていない、はずだ。】


    ……そう、だなぁ。何を話せばいいかな。

    【家族のこと、自身のこと、良い思い出、ここで起こった出来事。何を話そう。誰を語ろう。体育座りの姿勢になって、膝に額を押し付けて考え込む。その後、顔を上げた。】


    ……話せるほどのことでもないけど、さっきも言ったように、身体が弱いんだ。生まれつきで。

    具体的にどこを、ってわけでもないんだけど……特にここ。

    【そういうと、少女は自身の喉元から胸部に掛けて指を滑らせる。】


    ……ちょっと前まで喘息持ちで。小学校の頃は肺炎になったりならなかったりを繰り返して。

    漸く治ったのが、つい最近だったんだ。

    【外れかけた包帯を巻き直そうと、布地を強く引っ張る。汚い皮膚の色が見えた。赤茶色、黒とも言えるのだろうか。ただ人の肌とは言い難いような、そんな腕。】


    そんな中、ずっとそばにいてくれたのが、お母さんとお父さんだったんだ。

    仕事も大変で、身体だって痛んでるのに、ずっと支えててくれてたんだ。

    【だから、今な自分がいるのだろう、と。灯火に左腕を翳す。温かみが感じられ、遠い父母の存在を想起する。今、どうしているんだろうな。】

  • 134泡のクラゲ使い25/10/15(水) 22:09:52

    >>133

    喘息持ち…呼吸がし辛いのは、辛いだろうね。

    【風邪を引いたりとかで息がしづらいだけでも辛いのだ。それがずっと、それもより酷いとなるとその辛さは想像以上だろう】


    さやかの家族は良い人だったんだね。

    …少し羨ましいかな。自分も恵まれてた方だとは思うけど、優しい人達でもなかったしね

    【まあ自分は良いけどね、と言った感じで語る。術師の家系であればそう珍しいものでもないと聞いたことがある。名家でもそうで、末端であればより悪いと聞く。女性の術師なら尚更。

    そう考えたら必要以上に関わろうとしない親達はマシだろうと思う】


    しかし…喘息が治ったと思ったらこれかぁ…

    それは災難だねアンタ…

  • 135みないちゃん25/10/16(木) 21:24:06

    >>134

    うん、良い人だよ。

    お父さんもお母さんも、医師(先生)も……私の知ってる人は、皆優しいんだ。

    【恵まれているのは、自覚している。その優しさに触れてきたからこそ、今の自分があるのだから。そう考えると、以前までの体質や不調もこれで良かったと思えるのだ。】


    んふふ……うん。そこは確かに、私も災難だと思う。

    ちょっと前までは思い出せていなかったけど…確か、何かに襲われて、そのままお母さんと離れちゃって……それでいつの間にか、愛知の結界にいたんだ。

    【混濁した意識の中、遠くに聞こえる母親の声を最後に、気絶した。そして次には、争いの絶えない戦場にいた。どうやって入場したかだけは未だ思い出せないのが、何とも歯痒い。】

  • 136泡のクラゲ使い25/10/16(木) 22:41:48

    >>135

    結界の外で襲われて気がついたら結界に…!?

    …そこまで行くと災難どころの話じゃないわねアンタ…

    【話を聞くに結界の外で呪霊か気の早い泳者に襲われたのだろうか。ここまで重なると運がいいのか悪いのかわからなくなってくる。まあ生きてるだけ運がいいといえばそうなんだろうけど】

    【結界入りする前後に何があったか気にはなるが、話さない以上本当にわからないのだろう。まあ自分が気にすることでもない】


    改めて術師でもないのに本当に良く生き残れたね…さっき言ってた人たちにはすぐ会えたわけ?

  • 137みないちゃん25/10/16(木) 23:21:33

    >>136

    【「あはは」と苦笑いが表出する。確かに、災難の二文字で片付けて良いのだろうか。その後に降り注いだ厄に感覚が麻痺しているような気がする。まぁ、生きているだけ平気なのは事実だ。】


    ……ううん、さっき言ってた人たち全員に、すぐ会えたわけじゃないんだ。そのうちの一人と暫くは一緒にいて、結界内彷徨う中で全員と出会ったんだ。

    【思えば長いような短いような。初めて術式と言うものを見た時は魔法だ、なんて感じたこともあった。今となっては良いものかどうかの区別もままならないが、あの人の物を浮かせる能力は、ずっと頼りになったな、と言ちった。】


    これも運が良かったんだなって、今では思う。

    襲うこともなしに、何も分からない私にずっと付き添ってくれて……

    ずっと、優しい人たちに出会って支えられてきたんだなって、今すごく実感してる。

  • 138泡のクラゲ使い25/10/17(金) 00:14:53

    >>137

    そっか…最初の出会いが本当に良かったんだね。

    禍福は糾える縄の如しとはよく言ったもの、か。

    【そうは言っても実際に代わる代わるいいこと悪いことがバランス良くなることはそうそう無いけどとも思いつつ。それでも悪いことばかりじゃなかったんだなと】


    にしても…その人達みんな術式持ちなんだ。

    最初てっきり自分は血気盛んな連中で結界内はいっぱいなんだと思ってたけど…案外そうでもない…?

    【その後の少女と一緒にいた人たちの話を聞いて、少し術師目線の思考を。

    無論穏便な人達だけではないのは自分の傷が物語っているわけだが、他の結界もそうなのかと考えて】


    で、その人達と別れて広島に来てから襲われてない…てことはないよねその傷からしても。

    実際のところどうしてたの?

  • 139みないちゃん25/10/17(金) 21:14:27

    >>138

    私が知る限りは、みんな能力を持ってた…かな。

    大きくなったり物を操ったり、…風を起こしたり。初めて見るものばかりで、凄く驚いたなぁ……ファンタジーなものが実在するんだって、全く知らなかったから。

    【改めて考えてみても、空想的だと思う。不可思議な力が個々に宿り、各々が所有する何かしらの能力があるだなんて。信じ難いな、と思う手前で自嘲。何、自分も使えるようになってしまったじゃないか。】


    ……色々、歩き回ってた…かな。その間にじゅ、呪霊…?に襲われて怪我したり、自分で腕を火傷させたり…確か、波多さんみたいな人にも出会ったけどすぐに別れて、基本一人で行動してたよ。

    【細かいところは割愛して、今は亡きあの黒髪の人のことは話さず、そして嘘ではない事実を一つずつ語る。未だに理解していない点も多いことだし。それにこれを初めに話すべきはこの人ではない。】

  • 140泡のクラゲ使い25/10/18(土) 21:57:11

    >>139

    …ま、こんな事態でもなきゃ呪いなんて持たない方が良いんだけどね。

    知らない方が、幸せに生きられるだろうし。

    【そもそも呪いは負の感情で動かすもの。そんなものに一般人が触れ続けたら余計な厄災まで呼び込みかねない。これが持論】


    それに普通は持ってても使えないか、そもそも持たない人が大半。

    …そう考えると、泳者の殆どは被害者みたいなもんなのかな。無理矢理持たされて戦わされてさ。

    【無論、同情をするわけじゃ無いけどねとも思うが。誰もが嫌々というわけでは無いし、やった行いが消えるわけでも無い】


    それでここに来た後は呪霊に襲われたり自分で火傷させたりしながら生き残ってきたわけね…ふーん…よく逃げれたね。

    【話を聞きながら、ここまでよく生き残れたなと思う。それも呪いもほとんど見えないような少女一人で】

  • 141仙台25/10/19(日) 00:05:36

    あー......
    【古ぼけた神社の境内、ボロボロのTシャツを着てねっころがっている】
    忙しいなおい。でっかい式神が消えてからとんでもない呪力の起こりが何回も.....確実に領域だな
    【大きくため息をつく。完全に疲弊しきった心は心の中に何回も不穏な考えをよぎらせる】
    ....まずは飯だな
    【大儀そうに立ち上がり、食料を確保しに道路まで出る】

  • 142パワー系小説家25/10/19(日) 01:16:25

    【朝起きたら日本が大惨事になっていた。
    果たしてこのキャッチコピーに惹かれる人間はいるだろうか?
    フィクションであれば惹かれた人も多いだろうが
    生憎リアルになると惹かれる隙もない】
    …ふぅ。ここまでやれば、しばらくは大丈夫かしら?
    【金属板に、バイクのエンジンを無理やりくっつけたような
    大剣を背に女は歩いていた】
    新しいロマンとか、ネタが見つかれば良いのだけれど
    ってもう、この事態が特大ネタよね。

  • 143べにちゃん25/10/19(日) 09:52:51

    大丈夫だよね…うん
    【食料を取りにお店に入っていった】

スレッドは10/22 09:52頃に落ちます

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