【SS】回歴する紫風信子chapter6

  • 1125/09/13(土) 23:44:06

    無もなき神々の王女が覚醒した世界線から転移してきたミドリが世界を救うために戦う話


    AL-1S封印作戦実行中
    そして、少女の物語は疑念と虚像の渦巻く楽園へ

    chapter6開幕です!

  • 2二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:44:54

    立て乙

  • 3125/09/13(土) 23:45:25
  • 4125/09/13(土) 23:48:54
  • 5二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:51:45

    たておつ 

  • 6二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 23:52:37

    たておつです 会長!!出番ですよ

  • 7125/09/13(土) 23:59:37
  • 8二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 00:01:15

    たておつ
    盛り上がってまいりました

  • 9二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 00:05:44

    ログの更新も感謝です!!

  • 10二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 00:23:21

    たておつ感謝

  • 11125/09/14(日) 00:26:48

    埋め代わりに

    tips:アビ•エシュフβ
    とある世界線でネルすらも追い詰めた兵器…のβ版。ミドリの話を元にいずれ未来で作る物を一晩で作り上げた
    現状のリオの知っている無もなき神々の技術が詰め込まれている他、純粋なパワードスーツとして見た場合も至高の逸品である。
    とはいえ、流石にエリドゥのバックアップなしでは最大限の力を出せる訳はない。また、即興で作った弊害として、同条件での性能を比較した場合、耐久、スピード、持続火力なとほぼ全ての面において、現状は本来のアビ・エシュフの劣化品である。(ただし、時間さえあれば、ミドリの知っている物の上位互換に仕上がるだろう。)
    唯一、最大火力は元の個体を上回っており、主砲の火力は対王女を正確に想定した物となっており、直撃時の火力はチャージ後の光の剣を上回っている

  • 12二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 02:44:48

    火力特化型…いい

  • 13二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 05:42:15

    本来のアビェシェフも火力向上されるのかな?

  • 14二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 12:38:54

    昼保守

  • 15二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 20:25:50

    保守

  • 16二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 20:57:13

    今個人的に気になっているのは会長があの認証をハッキングして突破できるかどうかなのよね
    アロナかケイがガチガチに固めてそうな気がするの……………まあかってな想像だけどね

  • 17二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:17:25

    このレスは削除されています

  • 18二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:21:47

    >>17 スレ主? この保守コメ削除しましたか?

  • 19125/09/14(日) 23:48:55

    デカグラマトンの預言者であるそれは広大な部屋の中央に佇んでいた。奴は私達の侵入を検知すると、むき出しだったコアを周辺の殻が何重にも覆って守ろうとした

    「ミドリ、あれと相対した事があるの?」
    「ヒマリ先輩の資料で見ただけです。それに…私の見た物とは少しだけ差異があります。」

    リオ会長が話しかけてくる。
    ケセドを改めて観察すると、ほとんどヒマリ先輩の資料と同じだが、今私の眼前にいるそいつにはヘイローがなかった。hubもヘイローを持っていなかったし、きっとデカグラマトンの使者となった時に生まれるんだろう

    「それならば預言者…と言った事を加味するならば、あれは恐らくあれは感化前の個体ね。デカグラマトンの預言者は基本、感化前から大幅に性能が変わることはないから、貴方は知っている情報を元に戦いなさい。」

    そう言われても、私もそこまでこれには詳しくはない。戦いながら考えるしかないかな…

    「多分効かないけど…」

    殻に守られたケセドに向かってライフルを撃つ。
    発射された銃弾は殻に命中するも、弾かれて落下した
    まぁ、ここまでは予想通り。そうなると、どうにかしてあの殻を開けないとだよね。

    そう考えた時だった。私の攻撃に反応したのかケセドは脈打ち、一瞬の発光を起こし、その直後十数体のドローンが現れた

    「トキさん!」
    「任せてください。」

    ドローンが現れるのに合わせてトキさんはアビ・エシュフのビーム砲を放ってドローンを殲滅する。僅かに残った個体をスナイパーライフルで撃ち抜いて現れて間もなく、ドローンは全滅した。

    「たいした事はないですね。工場外で戦った数の方が脅威でした」
    「そうだね。でも…あれをどうにかして開けなきゃだよね。」

    ケセドのコアはアビ・エシュフの攻撃範囲にいたにも関わらず、殻に守られていて全くダメージが入っている様子がない。やっぱり、コアを直接叩かなきゃいけなさそうだね。

  • 20125/09/14(日) 23:51:02

    >>18

    私は何もしてないですね

  • 21二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 00:21:00

    >>20 そうでしたか お気になさらず 更新カンシャです!!

  • 22二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 00:28:08

    まだ弱い時だったか いける勝てる!!

  • 23二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 06:05:37

    そういえばあれ何で装甲が開くんだろう?放熱かな?

  • 24二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 12:46:53

    保守

  • 25二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 18:06:38

    敬老の日保守!!

  • 26125/09/15(月) 23:55:48

    ケセドが新しく作り出したオートマタを処理しながら、コアを開く方法を考える。
    多分、あの硬さなら外部からの干渉でこじ開けるのは不可能。

    私の弾はあっさりと弾かれてしまったし、その後もトキさんもAMAS部隊の攻撃も有効打となっている様子は見られなかった。きっとhubの攻撃を持ってしてもあの頑丈すぎる装甲は貫けないだろう

    なら取れる方法は2つ。ハッキングで無理やり開けるか…ケセドに開かざるを得ない状況を作るかかな…

    「リオ会長!ケセドの殻をハッキングして開ける事はできますか?」

    オートマタに銃弾を放ちながら、大声で会長に尋ねる

    「理論上は可能ではあるわ。ただ大群の中、この後デカグラマトンに感化されるほどの優秀なAIをハッキングするのは…。そうね、恐らくもって5秒くらいよ。」

    5秒…ね。アビ・エシュフの最大火力を合わせたら何とか倒せる…かなぁ…?
    5秒も隙を作れる時点で本当はおかしいんだけど…いくらなんでも即興であれのシステムをハッキングし続ける厳しかったらしい。というか、それが出来たらこの防衛システム毎止められたね。

    なら、ケセドの動きを注意深く見るしかないかな。

    先程までより一層ケセド本体の動向を観察しながら隙を探す。それでも、頑丈な殻に覆われているケセドには隙という隙は見られず、ただ時間だけが過ぎ去っていった

  • 27二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 01:15:15

    空いたところをフルバフ攻撃!!

  • 28二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 09:47:37

    保守

  • 29二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 13:53:31

    ホドのビームでも抜けないとかカチカチすぎる……………

  • 30二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 20:26:53

    保守

  • 31二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 23:25:36

    保守

  • 32二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 02:40:48

    イベント最終日だから忙しかったな………

  • 33二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 08:32:39

    保守

  • 34二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 16:14:12

    保守

  • 35二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 21:36:55

    始まった オラトリア

  • 36125/09/18(木) 00:43:54

    あれ?

    戦いに進展があったのは5回ほど、敵の軍勢を破壊し終えた時だった。
    ケセドの殻の中から煙が…
    すぐに私は1つの結論へとたどり着いた。
    ”オーバーヒート“
    改めて考えれば、当然の事だった。私達を排除するために想定以上の兵器を増産しているなら、それを制御するシステムに負荷がかかるのだろう。よし…このままいけば!

    「ミドリ、背後を!今すぐ避けてください!」

    そう慢心しかけ、気が緩みかけた時、トキさんの焦った声が聞こえた。急いで背後を振り返ると2機のドローンが高速で私に突撃して来ていた。

    やばい…ケセド本体に注目しすぎてこっちの意識が疎かになってた…!

    急いで現銃を数発撃ち込んで、一機を打ち落としたもののその隙をついて、もう一機のドローンは私の懐へと詰め寄って来ていた

    『自爆シーケンス作動』

    「は?」

    素っ頓狂な声が溢れるも、その意味をすぐに理解すると、冷や汗が背筋を伝った。
    不味い不味い…!このままだと…!
    さすがにこんな距離で自爆攻撃を喰らおうものなら、ただじゃすまない。威力次第ではもしかしたら継戦も厳しいかも。

    「くっ…!」

    すぐに拳銃を向けて引き金を2度引く。しかし、弾が発射される事はなく、カチャカチャと空打ちする音だけが響く。

    …弾切れ?まさか…残弾数を間違えていた?それとも…いや、今はせめて少しでも距離を!
    ドローンを銃で殴り上げ、私自身も地面を強く蹴り込んでバックステップで距離を取る。刹那、ドローンは大爆発を起こした

  • 37二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 07:45:50

    保守

  • 38二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 07:48:38

    やはり自爆は今も昔もロマン!!

  • 39二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 16:27:26

    故障かな?

  • 40二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 23:09:47

    保守

  • 41二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 08:03:35

    保守

  • 42二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 15:27:15

    保守

  • 43二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 18:37:31

    大けがするのかなミドリ

  • 44二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 22:57:49

    保守

  • 45二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 06:52:50

    おはようございます!

  • 46125/09/20(土) 09:58:03

    思わず目を瞑って自然と防御はしていた
    それでも衝撃波で皮膚が焼ける様な感覚に陥り、おまけに抉れた地面から飛んできた瓦礫や破片が顔をガードしていた左手に突き刺さった。
    今にも身体中が泣き出しそうだった
    一瞬にして、それでも私には数分に感じる長すぎる激痛に耐える。

    「ミドリ!大丈夫なの?!」

    爆風が止んだ後、珍しく取り乱したリオ会長の声が左側から聞こえた

    「何とかだいじょ…ゲホッ」

    答えようと口を開くとそれを妨げるかのように胸の辺りに激痛が走る。
    口を押さえた手を見ると血だらけになっていて、吐血したのは見るに明らかだった。

    「…り、み………ぐ………す」

    何か聞こえる…けど、何を言ってるの?
    右後方だろうか、トキさんの声が聞こえたけれど、話してる内容が全く聞き取れない。鼓膜…やられたかなぁ

    私は何故か怪我の割に達観していた。ダメージが溜まりすぎていて逆に冷静になっているのか、この傷で身体が昔の死線を思い出しているのかは分からない

    「ミドリ、退却しなさい!右鼓膜破裂、肺への深刻なダメージ、左腕の怪我。これ以上は取り返しのつかない事になるわ!継戦は非合理的よ。後はトキに任せて休みなさい!」

    リオ会長の指示が聞こえる。
    でも、そこそこ重症ではあるけどヘイローが砕ける事はないのは、何となく感じていた。この程度の怪我なんて何度も経験してきた。正直、エリドゥで戦ったときのネル先輩の方が明らかに酷い怪我だった
    なら、私もまだ…戦える!怪我は苦しいけど、あの頃の大怪我に比べたらまだ大したことはない。それに、推測が正しければケセドはもう殻を閉じていられない。冷却のために暫くの間、奴は弱点を晒す。トキさんやAMASだけで戦うより、私がいる方が勝率は間違いなく上がる
    倒れるのは…倒してからで十分

    「私は…まだ大丈夫です…。それよりも、今はあれを早く」
    「だから、退却しな…いえ、言っても無駄ね。ネルと同じ目をしてるもの。……分かったわ。ただし、これ以上の怪我を負った場合、即退却すること。」

  • 47二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 13:18:31

    ミドリがグロぼろです!!

  • 48二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 19:34:06

    アリス!!もうちょっと言い方って言うものがあるんだよ?

  • 49二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 00:10:53

    保守

  • 50二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 03:27:17

    自爆はロマン

  • 51二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 10:51:05

    保守

  • 52二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 18:10:51

    保守

  • 53二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 22:22:38

    保守

  • 54125/09/22(月) 01:15:37

    会長は諦めて私の戦闘を認めてくれた。なら、ちゃんと倒さないとね。
    トキさんが戦闘をしている後ろで、左腕を止血する。拳銃とライフルをリロードして、トキさんの横に並びたった。

    「本当に大丈夫ですか?」
    「うん。心配かけてごめん」
    「いえ、軽傷ではないですが無事で何よりです。行きましょうか」

    トキさんと左右に分かれて新しく現れた砲台と兵士達を相手取る。

    「ミドリ、砲台の狙撃を!私がゴリアテとオートマタの対処をします。」
    「了解。」

    痛みに堪えながら大きく飛び上がって、左右2箇所に設置された砲台にそれぞれに1発ずつ撃ち、トキさんを狙う弾を撃ち落とす。そのまま、射線を切られる前にすかさず本体を攻撃して主要機能を破壊した。一方で、トキさんは私への弾をアビ・エシュフのボディで受け止めてかばいながら、敵の主戦力である2台のゴリアテを破壊している。

    トキさんのおかげでさっきよりも余裕を持って立ち回れている。今なら様子を確認してもさっきみたいなヘマはしない。

    ケセドの様子は…よし。さっきよりも本体からの煙が大きくなってるし、内部から異音も聞こえる。

    「リオ会長!恐らくですがケセドはもうすぐオーバーヒートを起こすはずです。総攻撃の準備をお願いします!」
    「任せなさい。ミドリも前線から一度戻って来て、hubの信号が近づいて来ているわ。」

    hubが来ているってことは…少し不安だった冷却期間中に倒しきれるかどうかの賭けは杞憂だったみたい。hubの火力もあれば…多分ケセドを倒しきれるはず。

    そう安心した私は、一度後方へ移動し、hubが来るまで前線を維持するトキさんのサポートへとまわった。
    前線に1人残ったトキさんはアビ・エシュフの機能をフル活用し、次々と溢れだす敵を確実に捌いて前線を下げないように守る。それでも、トキさんも膨大な数を相手にしているとやっぱり数体は意識の範囲から出てしまうみたいで、私はトキさんが撃ち漏らした相手を狙撃して被弾から守っていた

  • 55二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 02:02:18

    いけ!!倒せ!!!

  • 56二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 07:08:19

    保守

  • 57二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 12:30:00

    保守

  • 58二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 18:19:02

    もう少しで開くのかな?

  • 59二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 23:47:36

    保守

  • 60二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 04:53:33

    おは保守

  • 61二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 12:05:12

    保守

  • 62二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 16:13:49

    保守

  • 63二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 20:12:48

    保守

  • 64二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 00:05:00

    このレスは削除されています

  • 65125/09/24(水) 00:06:44

    前線に残ったトキさんはアビ・エシュフの機能をフル活用し、次々と溢れだす敵を的確に捌いて前線を下げずに守り通す。私はそれでも死角に入った敵や捌ききれない相手を狙撃してトキさんを被弾から守っていた。
    ただ、トキさん1人では処理速度よりも敵兵器の増産速度が上回っているらしく、時間が経過すると共に敵の攻撃は苛烈になっていった。
     
    「トキ!hubが到着したわ。後方へ!」

    敵が増すと共に大きくなっていた地鳴りが最高潮に達した時、リオ会長が凛とした声で指示を出した。
    どうやら、この音は敵じゃなくてhubが地中を掘り進めていた音みたい。
    会長の合図と共にトキさんが退却すると、地面を破壊してhubが姿を現した。トキさんは退却後すぐにAMASから電力供給を受け、主砲のチャージを始めた
    一方で現れるや否や、hubはトキさんに代わって大量の敵を相手取っり自身の上部からピラーを召喚して、地面に刺して侵食を始めた。
    ピラーが侵食した地面は遠目に見ても電気が帯びているのが分かり、それに触れた敵兵器も挙動がおかしくなっていた。

    「同士討ち…?」
    「ええ。電気信号によって兵器のプログラムを乱しているの。搭載したはいいもの…まさかこの機能が役に立つ日が来るとは思っていなかったけれどね」

    hubのピラーに侵食された兵器は、侵食されていない兵器やケセド本体を攻撃しだし、もはやhubが手を下さなくとも勝手に自滅しそうな様子であった。が、ケセドはそれを良しとはしなかった

    『自爆装置強制作動』

    不穏なアナウンスの後次々と兵器たちが自爆し始めた。
    hubのピラーを破壊し、hub共々私達を道連れにしようと画策し始めたんだろう。
    ただ、私達はhubに守られていたお陰で大した被害もなく自爆を乗り切る事ができた。

    そして皮肉なことにも、今の強制作動によってシステムに甚大な負荷がかかったらしく、ついにケセドの殻が開いた

    「今よ、破壊しなさい!」

  • 66二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 05:20:57

    更新感謝です 開いた!!

  • 67二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 08:31:53

    少数精鋭の作戦感いいね〜

  • 68二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 16:52:43

    保守

  • 69二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:33:52

    保守

  • 70二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 01:25:16

    保守

  • 71二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 09:16:00

    保守

  • 72二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:35:53

    保守

  • 73二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 22:08:06

    浸食プログラムって便利だよね

  • 74二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 00:10:43

    保守

  • 75125/09/26(金) 01:23:10

    会長の号令と共にケセドのコアに向かって一斉に攻撃が始まった。少し遅れてトキさんも主砲を発射し、コアに過剰とも言える様な火力が襲う。
    私もピラーの残骸を踏み台にしてビーム砲を発射するhubの上部に乗って、グレネードランチャーで今持ちうる最大の攻撃を至近距離から叩き込んだ。

    そんな中、hubの2発目のビームが直撃し、今まで動かなかったケセドのコアがぐらりと揺らいだ。

    効いてる!このまま殴り続けたら倒せる!
    アビ・エシュフの主砲にAMAS部隊の砲撃、hubによる、アームの叩きつけとビーム砲。ありとあらゆる攻撃を受け続けたケセドのコアは間違いなく限界が近付いていた。私はグレネードランチャーをリロードしながら、スナイパーライフルに持ち替え片手でコアを攻撃し、リロードが終わると共にグレネードランチャーに戻してひたすら攻撃を続けた

    「不味いわ…閉まる」

    苦虫を噛み潰したかのようにリオ会長が呟いた。
    私達の攻撃に反応したかのように、ケセドは冷却が不十分ながらも殻を閉じようと動き始めていた。
    本来なら、後10秒は冷却はかかると見込んでいた。それだけあれば、アビ・エシュフの主砲の2撃目を当てる事ができるはずだった。実際、冷却は終わっていないのを見るに予想は間違ってはいるが、それでも閉める辺り、私達の方が脅威だと認識したのだろう。hubも意図を分析したのか殻に向かってアームを伸ばそうとしている予備動作が見えた。
    あぁ…でも、間に合わない…!

    「なんとか間に合って…!」

    今閉まられたらこの好機が泡になってしまう。それだけは…
    Hubのボディを蹴って、閉まり始めていたケセドへ向かって飛び込んだ。近づいた時、ケセドのコアがギョロリと私の事を見た気がした。

    せめて…数コンマでも時間を!

    飛び込みながら、奥の殻に向かって1発手榴弾を投げ飛ばし、眼前にあった閉まりゆく殻を内側から外に蹴った。けれど、いつの間にかケセド本体から発射された電撃弾が私の背中に直撃した。

    …ここまでかな。でも

    全身の筋肉が痙攣するのが分かる。
    落ち行くなか、hubのアームが私が蹴った殻の僅かな隙間を掴みこじ開けている様子が目に入った。
    うん、後はトキさんが倒してくれる。
    安心した私は落下の衝撃に身を委ねようと目を瞑った

  • 76二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 07:49:13

    やったか

  • 77二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 15:43:56

    死にそうな雰囲気怖いんですけど

  • 78二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 21:01:41

    パンツァー!!(クソ規制にブチギレながら保守)

  • 79二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 00:10:39

    保守

  • 80二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 05:06:16

    やっと追いついた!
    保守

  • 81二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 11:42:58

    保守

  • 82二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 18:28:42

    ホドが大活躍してる!!

  • 83125/09/27(土) 23:44:20

    けれど、痛みを感じる事はなかった。

    「感謝するわミドリ。今よトキ!ケセドにトドメを!」

    目を開くと2台のAMASが支えてくれた。痛みを感じなかったのはクッションになってくれてたからみたいだね。このAMASもリオ会長が咄嗟に私に差し向けてくれたのかも。

    「チャージ完了。行きます!」

    直後、轟音と共に光が貫く。
    アビ・エシュフの主砲を受けたケセドは、損傷からか制御の効いていないチグハグな動きをした後、煙を上げながら落下していった。

    「終わっ…た?」
    「ええ。あなた達のお陰で倒せたわ。ここからは私に任せなさい。」

    そう一言言ったリオ会長はケセドの落下していった穴に1人飛び入っていった。

    「り、リオ会長?」

    あまりの行動の速さに呼び止める事も叶わず、呆気としている間に会長の姿は見えなくなっていた。
    たぶん、機能停止したケセドをハッキングしてセキュリティシステムを書き換えようとしてくれているのだろう。でも、1人で行くのは流石に危険すぎる。
    すぐに追いかけようと身体を動かそうするも、筋肉が痙攣してまともに動かず、せめて起き上がるのが精一杯だった

    「ミドリ、その傷で行くつもりですか?」

    そんな私の行動を察したのか、トキさんの声が私を止めた。

    「リオ様なら、きっと無事で帰って来ますので。治療しますよミドリ」
    「…そうだね。お願い、トキさん。」

    トキさんの長い付き合いから来る信頼だろう。なら…私が余計に心配するのは野暮だよね。うん、今は…リオ会長を信じて待とう。

  • 84二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 23:45:36

    アグレッシブ会長…!

  • 85二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 07:21:42

    更新感謝です 1人で行っちゃった………

  • 86二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 09:21:44

    最初から読み進めて来ました!

  • 87二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 16:15:14

    ケセドも味方にできるかな?

  • 88二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 19:32:02

    パンツァー!!(クソ規制にブチギレながら保守)

  • 89二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 23:15:52

    保守 

  • 90二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 07:44:36

    保守

  • 91二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 10:12:54

    AMASってすごいよ……一つ一つAI制御なのかな?それともどこかで集中管制しているのかな?

  • 92二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 19:00:55

    大丈夫かなぁ

  • 93二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 23:30:27

    保守

  • 94125/09/30(火) 00:14:48

    私は会長の向かった穴から視線を戻してトキさんに傷を見せた。トキさんは手際よく私の傷を消毒し、身体中のいたるところに包帯を巻く

    「それにしても酷い怪我ですね。」
    「分かってはいたけど、そんなに酷い?」
    「はい。なんでこの傷で戦い続ける事ができたか不思議なくらいですね。…まず左腕ですが、応急処置はしてるとはいえよく動かせましたね。出血量に傷は勿論、恐らく骨にヒビが入りかけているので暫く安静にしなきゃ駄目です。で、次に右の鼓膜も破れてますね。治るまで右耳は使い物にならないと思って下さい。おまけに肺も傷ついてるので常人なら今すぐ入院するべき怪我です。」

    トキさんは淡々と怪我を説明しながら、治療を進めていった。
    …客観的に聞いてみると相当な大怪我だね私。慣れって怖いなぁ…。  

    そんな事を考えながらトキさんの治療を受けていると、一瞬身体がぐらりと揺れる感覚に陥った。

    「大丈夫ですか?」 
    「あ、うん…ちょっとふらついたけど」
     
    トキさんの手前そう言ってはみたけど、身体がぐったりとして意識が朦朧としてきた。

    さっき無理した反動かな。戦いが終わり、緊張の糸が緩んだ事で、疲労が溢れ出してきたのだろう気絶しそうだけど、まだだめ。

    「寝てていいですよ。今はもう安全なので。」

    起きようとするもフラフラとしていた。そんな私を見かねたトキさんが声をかけてくれた。
    起きてなきゃって思ってたけどトキさんがそう言ってくれるなら、まだ終わりじゃないから今のうち少し休ませてもらおうかな

    「…ありがとトキさん。じゃあ少し寝るね。」
    「ゆっくり休んで下さい。リオ会長が戻ってきてから起こしますね。」

    トキさんにお礼を言って地面に横になると、そのまま疲れが限界を迎えたみたいで、意識はどんどん遠のいていった。

  • 95二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 06:46:24

    更新感謝です

スレッドは9/30 16:46頃に落ちます

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