【CP・閲注】シュウマチュに失恋するモブ視点が見たい…見たすぎる… Part5

  • 1二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:15:39
  • 2二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:37:45
  • 3二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:43:10

    ありがとうございます

  • 4二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:45:50

    スレ立て乙

  • 5二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:48:04

    まだまだ読みたかったので
    ありがとうございます

  • 6二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:54:16

    ありがとうございます

  • 7二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:55:18

    立乙

  • 8二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:55:40

    立て乙

  • 9二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:57:54

    乙です

  • 10二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 07:59:49

    ありがとうございます

  • 11二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 08:35:23

    楽しみ

  • 12二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 14:58:26

    なんだかんだで5スレ目か…どんだけモブの脳破壊をしてきたんだこの2人は…

  • 13二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 15:35:02

    アマテ・ユズリハが
    「お嬢様高校の王子様」として魅力的だし
    マチュが
    セッ○○シン○○としやすいし

    でも彼女は一途に健気に恋をしている上に
    その恋を阻む障害は何が何でも排除してやらぁ!な覚悟が決まってる

    そんなマチュの恋人=シュウジは
    中性的でミステリアスな魅力たっぷりの儚げ美少年と思いきや
    世界を滅ぼすことすら選択肢になるラスボス属性持ち

    誘蛾灯に群がる羽虫になるしかないんだ…

  • 14二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 18:23:08

    お互いがお互いに運命的な存在ゆえに片方に惚れても脳破壊される未来しかないの辛いな

  • 15二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 21:36:38

    保守

  • 16避妊薬の人25/09/15(月) 04:15:12

    スレ立てありがとうございます!
    前スレで頂いたリクエストは完成次第ここに書き込みます。

  • 17二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 09:08:54

    果たしてこの2人の間に入れる者はこの世に現れるのでしょうか?いや、たとえ10000年経っても現れない(確信)

  • 18二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 11:34:43

    薔薇の中で眠っていたララァがある意味入り込んでたかもしれないが
    恋愛かどうかあやしいし

    ニャアンもシュウジに好意を持ってたしああいう発言したけど
    向けてた感情の湿度というか粘度というか重さは対マチュのほうが上っぽいし

  • 19二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 17:50:00

    シュウジとマチュの間に生まれた子供なら
    二人の間に入れてはいるが
    その子がシュウジかマチュにガチ恋するとか
    まず考えられんものな
    (別ジャンルだが、お互いに一途な恋をして結ばれた夫婦なのに
     夫の妹や二人の間に生まれた娘まで含めて出てくる女性キャラのほとんどが夫に恋愛感情や所有・支配欲込みの性欲向けてるというとんでもないシリーズがある
     気づいてるのは例外的に夫をそういう目で見てない女性だけで夫婦はどっちも気づいてないっぽい)

  • 20避妊薬の人25/09/15(月) 19:21:36

    私立ミフネ修身学園…通称ミフネ高校。

    学問やスポーツの腕に秀で、厳しい試験をパスしたものだけが校門をくぐることを許される男子高。

    著名な学者や資産家、政治家を多く輩出していることでも知られる。

    まさに頂点に立つ者ための学校だ。


    「モブ男先輩、おはようございます。」

    「うん、おはよう!」

    そして今、僕はこの学校の2年生。

    成績は常に上位をキープ。

    陸上部に所属し、既に数々の大会でトロフィーを我が物にした。

    だが、まだ足りない。

    僕の飢えを満たすには…あれを手に入れなければならない。

    頂点に立つ者にふさわしい女…。

  • 21避妊薬の人25/09/15(月) 19:23:53

    >>20

    それは鮮烈な体験であった。

    ミフネ高校は創立者が同じであるハイバリーハウス学園との交流で年数回、合同授業を行う。

    この時は体育の授業だった。

    ハイバリーはいわば女版ミフネ高校。

    世間一般でいう「お嬢様」が通う難関女子校。

    だがいくらエリートとはいえ所詮は女子高生…我々のような鍛えられた男にかなう筈がなく、ほとんどのハイバリー生は途中ですぐにバテてしまった。

    …たった一人だけ除いて。

    アマテ・ユズリハ。

    僕の隣に立ったこの少女は、恐るべき運動神経を持っている。

    スタートを告げるピストルが鳴ると、まるで弾のようにビュンと駆け出す。

    すると他の男たちを一人また一人と抜き、最後に先頭の僕を追い抜き…ゴール。

    「すごい…モブ男に勝った!!」

    「アマテさんすごい!!」

    あっという間に同級生に囲まれ、タオルや水筒を受け取る。

    汗でキラキラと光る、僕を打ち負かした女の爽やかな笑顔…僕の脳裏に焼き付いた。

  • 22避妊薬の人25/09/15(月) 19:26:56

    >>21

    あの日から僕はあの娘のことが頭から離れなかった。

    僕に土をつける者が現れるとは…あまつさえそいつは女の子。

    悔しくて…同時に嬉しかった。

    僕は死に物狂いであの娘…アマテ・ユズリハについて調べ上げた。


    アマテは外交官の父に監査局部長の母を持つ超エリートの家系。

    先にも述べた通り身長147cmほどの低身長だが、それをハンデとも感じさせないほどの運動神経を持ち頭脳明晰。

    そしてボーイッシュで男勝りなイメージとは裏腹に、セクシーな肢体を持つ上時にはユーモアのある言動をするという意外なギャップも持ち合わせる。

    「ハイバリーの王子様」と呼ばれクラスの皆はもちろん、校内外の人々から憧れられており大規模な非公式ファンクラブが運営されているほど人気があるという…。

  • 23避妊薬の人25/09/15(月) 19:28:39

    >>22

    彼女の素性を知り、なお思うようになった。

    …欲しいなぁ、あの娘。


    あの赤い髪を指で撫でたい。

    あの細い体をこの腕で抱きしめたい。

    あの鮮やかな唇に口づけをしたい。

    あのきれいな声で喘ぎ声を奏でたい。

    あのふくよかな胸に触れたい。

    そして…あの引き締まった脚の間にある秘部を蹂躙したい。

    あの細い腹に、僕の子を孕ませたい。


    僕はあの女の全てを、手に入れなければならない。

  • 24避妊薬の人25/09/15(月) 19:30:38

    >>23

    そして、ついに次の合同授業の日のこと。

    昼休み時間中、僕はアマテとのコンタクトに成功した。

    アマテは普段学校の屋上で弁当を食べる…らしい。


    ミフネ高の屋上…普段滅多にいかない場所だが行ってみる。

    …リサーチ通り、彼女がいた。

    既に空になった弁当箱をしまい、景色を眺めていたようだ。

    「やあアマテ、話があるんだが」

    「何?」

    「アマテ…僕とお茶でもいかないか?」

    「やだ。」

    「いい喫茶店があるんだ。地球産のアールグレイにアップルパイをご馳走するよ。」

    「ごめん、私メガワンドとシェイクのほうが好きなんだけど。」

    軽くあしらう彼女…冗談だろう。

    ハイバリーの頂点に立つ少女…そんな高貴な女が下品なジャンクフードを食すわけがない。

    それにこのラフな態度…ますます好きになる。

    ああ…この子がやがて僕になびいて従順になるのが楽しみだ…。

    「君のそういうところ、気に入った。」

    「よかったら僕と付き合ってくれないか?」

  • 25避妊薬の人25/09/15(月) 19:34:49

    >>24

    「ごめん、ムリ。」

    断固とした答えだった。

    それでも僕は粘った。

    どうしても、どうしても…彼女が欲しかったから。

    「僕と付き合えば、毎日が楽しくなることを約束しよう。」

    「今の時点でまあまあ楽しいんで結構でーす。」

    「はぁ…冗談はよしてくれ。この僕が付き合えと言ってるんだぞ!?」

    つらつらと口説こうとする僕。

    だが結果は変わらず、彼女を苛立たせるだけだった…。


    「あのさぁ、あんた女の子と付き合ったことないでしょ。」 

    「この僕がーとか金持ちアピールとか、そういうとこマジでウザいよ。」

    「それに何回いえばわかるかなぁ、私あんたと付き合いたくないって。」

    「1回ダメって言われたらマジでやめてください。それじゃ。」

    「うっ…」

    ショックを受け、うなだれる僕。

    アマテはそんな僕に目もくれず、お弁当箱を持って屋上を後にした。

    …撃沈という言葉が似合う、完膚なきまでの敗北だった。

    彼女は折れるどころか強靭な意志を持って、こちらが平伏されてしまった。

  • 26避妊薬の人25/09/15(月) 19:37:25

    >>25

    僕は今まで、たくさんの勝利と成功を収めてきた。

    だからこそ…彼女への敗北・告白の失敗という結果は僕のプライドをへし折るのに十二分すぎた。


    …日曜日の午後。

    いきつけの喫茶店でティータイムを過ごす僕。

    地球産のアールグレイに、厳選されたオーガニック素材のアップルパイ。

    本来なら、アマテをデートに誘っていた筈。

    もし、あの娘とここにこれたら…。

    一度考えると、想像は止まらない。


    『君の髪…リンゴのように紅くて綺麗だね…』

    『口説き文句キモっ、帰るわ。』

    『ま、待ってくれアマテ…!』

    「はっ…!?」

    もはやノイローゼだ。

    …ダメだ、もう忘れなければ。

    失敗をひきずってはいけない。

  • 27避妊薬の人25/09/15(月) 19:43:52

    >>26

    僕は街の風景を見て気分を落ち着かせるために、窓の外を見た。

    …それがいけなかった。


    向かいの店…ハンバーガー屋、ワンダーランド。

    そこのテラス席に…あの娘がいた。

    赤い髪の、小柄な女の子。

    私服だし黒い帽子をかぶっているが、見間違えることはなかった。

    「アマテ……?」

    それだけではない。

    アマテのとなりに…青い髪の男が。

    その男は髪はちぢれているし、服もダボダボ。

    お世辞にも洒落ているとは言えない男。

    アマテはその男と会話を交わしながら、ハンバーガーを食べている。

    流石に話してる内容はわからない。

    だがあの2人のポテトを食べさせ合う仕草にアマテの砕けきった表情から…奴がアマテの男なのだと理解してしまった。

    あの娘はあんな男と、あんな低俗な店で食事をしていて。

    それなのに、満面の笑みで無上の喜びを感じていて…。

    「僕はあんな奴に負けたのか…そんな…」

    パリーン…手から滑り落ちたティーカップが床に落ち、割れた。

    …これは僕の砕け散った失恋の音だったのだろう。

    (前スレ88レス目より)

  • 28どうでしょうか?の人25/09/15(月) 19:54:15

    >>27

    大変素晴らしかったです……プライドの高い男が敗北し、自分が手に入れたかったものを底辺ぽい男によって既に奪われていて、その上その手に入れたっか女性はそれを幸せに感じていて……プライドが全部バッキバキに折られていく様が最高でしたね!

  • 29二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 21:45:10

    美しい・・・・・多分今まで失敗なんてしたことが無かったのでしょう。プライドがへし折れた彼の行く末はどうなるのだろう?

  • 30二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 00:57:52

    >>27

    そんな安っぽいプライドはへし折られたほうが幸せだったぜ、少年

    でなければテメーはモラハラパワハラ野郎一直線で精神的DV野郎な毒親まっしぐらだ

  • 31二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 07:07:24

    自然公園で不良に虐められているところを赤い髪のお姉ちゃんに助けて貰った小学生の男の子。
    それ以来不良が公園に来なくなったことや、お姉ちゃんがキックした時にパンツを見てしまったことが相まって赤い髪のお姉ちゃんのことが好きになってしまう。
    姉(実の方)に話を聞いたところそのお姉ちゃんは学校のアイドル的存在のアマテさんで、姉の同級生とのこと。
    男の子はアマテさんに気持ちを伝えたくて、ラブレターを書いたり、ファンクラブのサイト(姉のアカウントを借りた)を頼りに探したりする。
    ところがある日街を探していた際にあの時の不良に捕まってしてしまう上、お礼参りとでも言わんばかりにナイフやバットなど凶器を持っている。
    「あ、もうおしまいだ…」と思った男の子だが、今度は青い髪のお兄さんが現れ不思議な力を使って不良を無力化し始める。
    訳が分からないまま青い髪のお兄さんにその場から助け出され、橋の下でいっしょにジュースを飲んでるとあの探していたアマテさんが合流して…。
    全てを察した男の子はアマテさんにラブレターを渡すと、その場から立ち去る。
    「あの時はありがとうごさいます。」
    「好きでした。」
    それ以来アマテさんへの思いは振り切ったが、代わりにアマテさんとシュウジさん(お兄さん)の目撃談をしきりに探したくなる衝動に駆られるようになってしまった。

  • 32二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 11:39:04

    >>31

    こういう淡い失恋話もいいよねー、とか思ってたらなんかNTRに目覚めてる!?

  • 33二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 14:19:01

    >>32

    NTRというかBSS(ちょっと違うか?)というか

    覗き趣味というか

    いずれにせよ、幼い身空で性癖が思いっきりアカンことになったな

    強く生きろ…

  • 34二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 21:08:06

    マチュが危ないところをシュウジ(&ニャアンがいるときも…)が助ける的な展開はあったので、逆にシュウジを助けるマチュも見たい…。

  • 35二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 21:55:39

    どうでしょうかの方、もしよろしければ前スレ118で一本お願いします

  • 36どうでしょうか?の人25/09/17(水) 00:30:37

    >>35

    前スレ118


    親の経営する産婦人科で受付のバイトをしないかと聞かれて、バイト代をはずむと言われて快く引き受けたあの時の自分を盛大に殴り飛ばしてやりたい。現在の私はそうしみじみと感じているわけである。

    親が経営していると言っても別に大きい医者と言う訳では無い。きわめて普通の産婦人科。個人経営のさほど大きいわけでもない其処はしかし、親の人柄と出産補助の手際やアフターケアまで含めて意外と好評であるらしく、それなりの繁盛……医者に繁盛と言う言葉が合うのかは知らないが、取り合えず経営が上手くいっているくらいには患者さんが訪れる場所であった。

    そんな親を私自身もそれなりに尊敬していたし、患者さんに会うたびに挨拶をされると何処か嬉しい気持ちにもなったりした。だからだろう。

    『すまん。受付嬢が風邪をひいて暫く休むことになったんだ。ちょっとだけバイトしてくれないか。会計だけで構わない。バイト代は弾む』

    そんな言葉に踊らされて、まんまとバイトを引き受けてしまったのだ。

  • 37どうでしょうか?の人25/09/17(水) 00:36:16

    >>36

    別にバイトそのものは簡単なものであった。お会計は端末で計算するので滅多な間違いはないし、患者さんたちは優しいから間違いがあってもすぐに指摘してくれる。基本は座ってても良いし、会計時以外は本を読んだりしてても良いとの許可も貰っている。実に楽なバイトであったし、これでお金を貰うのが少し申し訳ないと思うレベルでもあった。

    しかし、そんな風に簡単かつ楽観的に考えていた天罰なのだろうか。ある日、信じがたい患者さんを目撃してしまうことになるのであった。

    ……

    「あ、あのう……診察、お願いしたいんですが……」

    「あ、はーい。では此方に必要事項を記載してください」

    手続き関連の方の受付嬢さんが応対する相手の声にあまりに聞き覚えの合ったものだから、呼んでいた本から思わず顔を上げて其方へと視線を向けてしまった。まさか、そんな、あり得ない。私の効き間違いだろう。そんな想いで向けた視線の先に居たのは、やはりと言うか間違いであった欲しかったと言うか……

    (あ、あ、アマテさん!?)

  • 38どうでしょうか?の人25/09/17(水) 00:43:31

    >>37

    アマテ・ユズリハさん。私が通うハイバリーの、同じクラスの同級生。格好良くて、勉強もスポーツも出来て、人気があって、ファンクラブだってあって、私だって憧れてて。そんな彼女が、私の視線の先で、ちょっとだけ涙目になって問診表に向かい合っているのが見えてしまったのだから……私の頭の中はしっちゃかめっちゃかだった。

    (な、なんでアマテさんが産婦人科に……あ、ああ、そうか、生理痛が酷いとかそんな理由だよね!べ、別に、他の理由なんてないよね、うん!間違いない!)

    そう無理矢理に自分を納得させるが、問診票に向かうアマテさんの表情はどう見てもそんな軽いものではなかった。もっとこう……切羽詰まった、深刻なものが見て取れたのだ。

    (え?え?う、うそだぁ……そんな、アマテさんが、まさか……)

    混乱する私を他所に、アマテさんは問診票を描き終えて診察室へ。生理痛の診察ならばそこまで時間が掛かるはずは無いのだが……中々診察室から出てこなくて。

    「あ、ありがとうございました」

    「お大事にね。必ず定期通院するように」

    ようやっと出て来たアマテさんは、先程よりも少しだけ安心したような表情が見て取れた。

  • 39どうでしょうか?の人25/09/17(水) 01:09:32

    >>38

    そうしてアマテさんは私の方へ向かってくる。そう、会計の為には私と会話をする必要があるのだからどうしようもない。

    「あの、おかい……けい……」

    ああ、目が合った。アマテさんも会計が同級生であることを認識したらしく、愕然とした様子で大きく瞳を見開いている。何でこんなバイトを引き受けてしまったのだ。やはりあの時の時分を殴り飛ばしたい気分である。しかしもうこうなってしまえば会計をとっとと済ませるしか……

    「おい、モブ子。これ、患者さんにお渡ししておいてくれ」

    そう言って父に渡されたのは……『母子健康手帳』。もう泣きそうだ。何が悲しくて憧れのアマテさんの母子健康手帳を当の本人へ渡さなければいけないのだ。

    「あ、の……○○ハイトになります……」

    「あ、はい……こ、これで……あの……このこと、学校の皆には……」

    頼まれずとも言うつもりはない。どちらにせよ何れは知れ渡る事であろうが……それまでは私の口からは言うつもりはない。あまりにも辛すぎる現実をこれ以上直視したくないし……

    「だ、大丈夫……私は誰にも言わないから……あの、お大事に……」

    「う、うん、ありがとう……」

  • 40どうでしょうか?の人25/09/17(水) 01:15:37

    >>39

    そうしてアマテさんは帰って行った。私はと言えば……アマテさんが本当に妊娠していた事実を今更ながらに理解して、深く深く泣いた。そりゃもう、手続きの受付さんがびっくりしてお父さんを呼びに行くくらいに泣いた。

    それから暫くして、アマテさんは学校を休学した。理由は言わずもがな。

    それからさらに暫くして、アマテさんが今度は青髪の男性と共にうちを訪れた。見るからに幸せそうなその姿を見て、今度こそ手の届かなくなったことをきちんと理解して……またも私は泣くしかないのであった。


    で、どうでしょうか?

  • 41二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 05:49:22

    アマテ・ユズリハは「女子校の王子様」=都合の良い偶像、妄想や思い込みの投影先、憧れの対象だったが

    アマテ・ユズリハが現実に感じていた齟齬や偽物感を理解・共有出来たのは
    シュウジ・イトウだけだったんだ

    そりゃ、入り込める奴はいないだろう

    某漫画であったな
    「憧れは理解から最も遠い感情」と

  • 42避妊薬の人25/09/17(水) 06:45:42

    >>40

    今回も面白かったです!!

    憧れの人が孕ませられてるという衝撃たるや…。

    たぶん分娩の日も居合わせることになってしまったんだろうな…。

  • 43二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 15:46:30

    違法娼館ビジネスを営む男。
    その手口は、貧困者や難民を騙したり弱みを握って働かせる悪質なもの。
    新しい娼婦候補を探している中、グラフィティを描くシュウジを目撃する。
    そういう気のニーズも熟知していた為いけるかも…?と思いシュウジを観察する男。
    ところがシュウジのどこかセクシーでミステリアスな雰囲気に飲まれてしまい、いつしか彼を自分のものにしてしまいたいと考えるように。
    そして偶然、ビルの壁面でグラフィティを描いていた途中のシュウジを発見。
    「見逃してほしけばその口で誠意のご奉仕を…」とか言って弱みを握ろうとするも、シュウジは罪の意識なんか微塵もない為ノーダメージ。
    焦った男はシュウジを強引に連れ去ろうとするも、シュウジに会いに来たマチュが目撃し男をタコ殴りにして撃退。
    男はシュウジとマチュを追いかけようとするも、騒ぎを聞いて駆けつけた軍警によって逮捕される。
    …後日、牢内で男は手を出した相手がクラバのチャンピオンな上さるお嬢様の寵愛を受けた男だという噂を知る。
    これから裏社会にいる彼のファンに狙われ続けるんだ…的な。

  • 44二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 19:23:15

    >>40

    うわー妊娠ネタだ!!

    否応がなしに失恋確定するからガツンとくるぅ…!!

  • 45二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 23:55:11

    >>40

    こういう店員型のやつ(ゴムを買いに来るタイプも含む)って否応がなしにあっちから来るから、通りかかって目撃とかよりショック来るよね…

  • 46二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 06:47:35

    忘れ物をしてしまい、深夜の学校に忍びこんだモブ子。
    忘れ物のノートを見つけたはいいが、人の気配がし咄嗟に教室のロッカーに隠れる。
    ところが現れたのは警備員ではなく同級生のアマテさん。
    彼女も忘れ物かな?と思い安心して出ようとするも、なぜかシュウジくんという青い髪の男の子(コスプレ衣装みたいな制服)を連れている。
    様子を見ていると、モブ子の机に座って「同級生ごっこ」をおっぱじめる。
    憧れの人が目の前で一通りの行為をしていたことが頭から離れず、帰宅してもそれを思い出しながらまた自分を慰めるモブちゃん。
    次の日、登校して自分の机につくモブちゃん。
    まっさらに綺麗だけど、昨日精液と愛液で汚れていたことを思い出す。
    少ししてアマテさんも登校して来て、彼女の顔を見ても昨日シュウジくんに口に出されてたところを思い出してしまう。

  • 47二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 13:07:30

    保守

  • 48二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 15:46:59

    >>43

    同性を狂わせる魔性なシュウちゃんいいゾ~!


    このまま魅入られた奴ら全員脳破壊していこうぜ!

  • 49二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 21:43:48

    保守

  • 50二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 22:15:01

    >>40

    よかったです

  • 51二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 01:24:08

    >>46

    ハイバリーのセキュリティ…と思ったが、シュウジなら機械強いし警備システムをコンチになんやかんやさせてそうだな。

  • 52二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 09:04:31

    保守

  • 53すもももももも25/09/19(金) 12:52:14
  • 54二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 13:00:00

    このレスは削除されています

  • 55二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 13:54:55

    >>53

    幼女の淡い初恋いいですね~めっちゃ拗らせてるけど初恋越えられるといいね…

  • 56二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 19:14:18

    >>53

    よかったです。特に名前の部分が

  • 57二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 19:18:19

    >>53

    タイトルのオリビンの瞳が綺麗だなって

    オリビンって何だろう?って調べたらカンラン石のことか

    表現がとってもステキです

  • 58避妊薬の人25/09/19(金) 21:44:58

    >>53

    うおっ!?期待の新人だー!!

    なかなか斬新な切り口ですね。

    でも小さい頃の淡い初恋の話は心に残るよなぁ。

    もう好きな人には恋人がいてしかも好きな人とは会えなくなって…。

    マチュは罪な女だよね。

  • 59二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 04:55:48

    親が経営してるカフェの店員をやってる同級生ちゃん。
    カフェのサービスの一環で希望があるとカップにメッセージを入れたりするんだけど、アマテさんが通うようになってからは自分からたくさん書き入れてしまう。
    特にクラゲが好きだと聞いてからはデフォルメしたクラゲの絵を描くように。
    夢はもちろん、あのカップに愛の言葉を書いて伝えること…。
    だがある日アマテさんは青い髪の男の子を連れてきてしまう。
    曰く美味しいコーヒーとお菓子にかわいいメッセージを気に入り、彼氏にも勧めて一緒に来たとのこと。
    同級生ちゃんは2人のコーヒーに幸せになってねとメッセージを書き入れ提供。
    その日の夜、他のバイトを探したいからと親に店のバイトを辞める旨を伝えた。

  • 60二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 11:47:39

    ハイバリーで体育祭が行われる。生徒達はかったるいと思っているが何故か張り切っているアマテさん。持ち前の運動神経を発揮し生徒教師や見に来た保護者関連の一同をメロつかせていく。借り物競争が始まりアマテさんが何か借りに来るかもと沸き立つ生徒達だが連れてかれたのはなんと青い髪の男しかも恋人繋ぎでつれてく。(ついいつものクセでこの繋ぎ方をしてしまった)色々な憶測が飛び交い阿鼻叫喚な生徒達、真実を知っているのは彼氏というお題の札を渡された審判役のモブ同級生だけでした…

    シュウジを連れてく時は逆ナンされてるとこを見かけ目の前でかっさらうカッコいい王子様アマテさんか顔真っ赤にして手足同時に出して歩くくらい緊張してるかわいい乙女なアマテさんのどっちでもいいぞ!

  • 61二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 15:33:59

    お嬢様学校の女子高生の性癖をピンポイントで抉ってくるという意味では
    方向性は違うけど
    マチュもシュウジも、なんだよな

    しかもカップルとして見てもお似合いだし

  • 62二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 21:36:06

    保守

  • 63二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 05:51:05

    >>60

    審判役のモブちゃん内容がなんだったのか後で詰め寄られてそう

  • 64二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 13:33:51

    >>60

    どうでしょうかの方、もしよければこちらで1本お願いいたします!

  • 65二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 20:47:50

    シュウジもエロいからね

  • 66二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 22:02:08

    成人後、交差点の向こう側にアマテさんを見かけるハイバリーモブ子
    学生の頃とは違う女性らしい服装の、けれど間違いなく憧れのアマテさんを見つけて、こんなところで出合うなんて運命だ自分とアマテさんは再会して愛し合う運命だったんだ早く信号変わってと一人で盛り上がるも、横からやって来たシュウジに抱き着いてキスして腕を組んで幸せそうに歩いていく姿を見てしまい、信号が変わってからも動けずただただ茫然としているモブ子…
    再燃から燃え尽きるまでその間約2分の短い運命の恋…

  • 67どうでしょうか?の人25/09/21(日) 23:06:03

    >>64

    >>60


    体育祭。それは、体育会系の生徒からすればそこそこ楽しめるイベントであろうが、文化部系の生徒からすれば唯々只管に苦痛と退屈を覚えるだけのイベントである。ましてやハイバリーはお嬢様学校。いやまぁ実際は別に其処までお嬢様な感じな人間ばかりではないのだが……兎に角、別に運動大好き!って感じの生徒は基本少なく、本気でスポーツ系の部活に取り組んでいる生徒も居るには居るが、と言うやつである。つまり何が言いたいのかと言えば……

    「だるー……」

    誰かがふと漏らしたその声は、きっと皆の総意であった。そう、だるいのだ。別にイベントそのものが嫌いなわけじゃあない。ただ単に、激しく動く運動イベントが一日続くのがだるいのである。だがしかし、それを表に出すのは何とも難しい。何せハイバリーはオープンな校風なので、こういった行事の際は保護者や近隣住民達も来ているのだ。先生たちが張り切っているのもこう言う場で学校のアピールがしたいからなのだろうが、こっちとしてはいい迷惑であったりする。

  • 68どうでしょうか?の人25/09/21(日) 23:30:25

    >>67

    そんな体育祭ではあるのだが、一つだけ良い点もある。それは……

    「よっし!やるからには勝つ!皆、がんばろー!」

    やる気満々のアマテさん。そう、彼女の勇姿を思う存分拝めること、これは非情に良い点であると言えよう。何せ彼女は運動神経抜群だ。華麗な動きでもって我が軍の勝ちをもぎ取って行く姿は生徒のみならず観客の心も鷲掴みにしていた。

    「あの女の子、可愛いな……」

    「いえ、可愛いよりも格好良いよ!素敵……」

    「名前なんて言うんだろう……お、お近づきになりたいわ……」

    男女問わず、アマテさんの姿に虜になっている。それはそうだ。何せ私たちだってそうなのだから。今頃ファンクラブカメラ担当があの勇姿を高性能軍用カメラ(ファンクラブ基金による購入)で激写している事であろう。

    「……あ、腹チラ……」

    過激すぎる……絶対後で写真を配ってもらおう……

  • 69どうでしょうか?の人25/09/21(日) 23:41:22

    >>68

    とまぁそんな感じで生徒教師観客総勢を大いに盛り上げてくれるアマテさんだったのだが……次の協議は『借り物競争』。こればかりは運も絡む競技である為、活躍はお題次第、と言う訳である。

    「よーい……ドン!」

    審判教師の声とエアピストルの発砲音と共に各選手が一斉にスタート。アマテさんは一番乗りでお題の置いてある場所に辿り着き……そこで。

    「……うげっ!?」

    真っ赤になって固まってしまった。一体どうしたのだろうか?何か変なお題なのか?赤くなっているってことは……もしかしてエッチなお題なのか!?そうなのか!?よくやった実行委員!レアなアマテさんの赤面顔を拝めたぞ!写真係、しっかり撮ってね!

    「うー、うー……ええい、ままよ!」

    他の選手が次々とお題を求めて散って行く中、暫く唸っていたアマテさんが遂に動き出した。一体どんなお題なのだろうか……なんて考えていると。

    「……あれ、なんかマチュ、こっちに来てない?」

    「本当だ……どうしたんだろう?」

    観客席の中に居る二人……青髪の少し汚れた作業服の男性と、黒髪のちょっと褐色の女性……見たことない制服だな……の下へ走り寄って行く。

  • 70どうでしょうか?の人25/09/22(月) 00:05:58

    >>69

    「ごめんシュウジ!一緒に来て!」

    「え、ちょ、マチュ?」

    「わ、わ、い、行ってらっしゃいシュウちゃん!頑張ってマチュ!」

    な、なんか、青髪の男の人をゴールに向かって連れていくアマテさん。しかも……手の繋ぎ方がその……こ、恋人繋ぎって言うんだっけか、あれ。指を交互に絡める感じのあれだ。そんな繋ぎ方のままゴールまで共に爆走していく二人の姿に、周囲がしんと静まり返ってしまった。

    「はぁっ!はぁっ!い、一着だーっ!」

    そしてそのまま、アマテさんは青髪男性と共にゴールテープを切るのだが……あまりの出来事に誰一人声を発そうとはしなかった。と言うか、出せなかった。

    「……?あの、マチュ。これ、どうすると良いの?」

    「はぁっ、はぁっ……あ、あぁ……はい、ゴール係さん……これ、お、お題……」

    「あ、はい」

    ゴール係がアマテさんからお題の書かれた紙を受け取り……そのまま固まってしまった。再起動を果たした時には、何か泣きそうな顔でアマテさんと青髪男性を見ていたのだが……何なのだろうか……?

  • 71どうでしょうか?の人25/09/22(月) 00:12:22

    >>70

    「あ、あの……これ、お題……合ってますか……」

    「う、うん!合ってる!ね、シュウジ!」

    「えっと……ああ、うん、合っているよ。『恋人』だよね。間違いなく合ってる」

    ……

    「「「「「えぇぇぇぇぇっ!?」」」」」

    正に阿鼻叫喚だった。誰も彼もがアマテさんのお題と、連れて来た青髪男性とを認識し悲鳴を上げる。

    「うそでしょー!?」

    「ゆめだといってー!」

    「まじかよー!?」

    「アマテ!あなた、一体何時の間に!?お母さん聞いてないわよー!?」

    そんな声が其処らかしらから響いて来るが、アマテさんはと言えば赤くなりながらもシュウジと呼ばれた青髪男性に。

    「ふ、ふふん!もうこうなったらヤケクソだよ!ね、シュウジ!私とシュウジは恋人で良いんだもんね!」

    「うん、そうだよ。僕とマチュは恋人だよ」

    「じゃあ!恋人の証拠!」

    「え?良いの?ここ、人前だけれど……」

    「良いの!」

    「じゃあ……」

    むちゅと、そんな音が聞こえてくるようなキス。アマテさんと青髪男性のそんなキスが、体育祭の阿鼻叫喚をさらに深めていくのだった……ちなみにその時の写真は飛ぶように売れたらしい。何でも青髪男性の部分を切り取って自分の写真を重ねるとか言う不毛な行いが流行ったらしい……私だってそうした。なによ、悪い!?


    で、どうでしょうか?今回はコメディチックに終わらせてみました。

  • 72二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 05:43:56

    >>71

    ありがとうございます!

    本スレでは珍しいなんだかワチャワチャとした感じで楽しかったです。

    お母さん…哀れ。

  • 73二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 05:56:00

    このレスは削除されています

  • 74二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 07:07:15

    >>72

    ま、まあ

    親からすれば子供はいつまでたっても子供だが

    子供はいつの間にか大人になってるものですから

    タマキさんもお気を落とさずに

    (とはいえ住所不定無職な顔だけは良い男にしか見えないシュウジを彼氏にしたとなったら

    親としては動揺するな、認めろってほうが無理ではあるが)

  • 75二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 11:04:59

    >>71

    よかったです。終わり方も含めて

  • 76二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 16:34:03

    原付を登校に使ってる同級生ちゃん。
    ある時下校しようと思ったら故障したのか動かなくなってしまい途方に暮れる。
    だがそこに通りかかったあのアマテさんが直してくれた上、「このパーツなら〇〇って店で安く手に入るよ!」と教えてもらった。
    アマテさんが機械にも詳しいことに驚いた同級生ちゃんがこのことをファンクラブの皆と話してみたところ、どうやら最近やけにモビルスーツに詳しかったりするらしい。
    「女の子には珍しい趣味だ」
    「こういうのってだいたい彼氏からの影響だよねー」
    「いやいやアマテさんに限ってそんなわけ…」
    とか盛り上がるんだけど、後日ネノクニにあるパーツ屋に行ったらアマテさんが男の子と店で談笑していてあっ(絶望)となる話。

  • 77二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 22:57:51

    いいネタがいっぱいだ

  • 78二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 06:56:25

    >>76

    モビルスーツの整備とかシュウジといっしょにやってるだろうし、最初知らなかったなりにそういう知識も自然と身につけるよね。

  • 79二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 13:16:32

    目撃・遭遇が多いけどマチュ側からボロが出るこもいいな。
    ふとした会話から彼氏バレみたいな。

  • 80二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 19:08:01

    バイトをしている同級生ちゃん。ある日、バイト先にマチュが働く事になる。憧れの彼女と同じ所でバイトできることを喜ぶ。別の日、給料を何に使うか話題になって彼女は「彼氏のため」と言って脳が焼ける同級生ちゃん。聞き間違いだと自分に言い聞かせてバイト後に後をつける。そして彼女が目にしたのはシュウジと恋人繋ぎしているマチュの姿であった。そのままホテルに入って行く2人を見てトドメを刺される同級生だった。

  • 81二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 21:45:47

    マチュ自身は気安い調子で「彼氏のシュウジが~」て話して、皆の憧れのアマテさんに彼氏ができたなんて信じたくないモブたちが勝手にダメージを受ける展開ありそう
    「アマテさんに彼氏なんてありえない!信じないもん!!」って大騒ぎしてマチュが彼氏の話をしにくい雰囲気を作っておきながら、ニャアンにデートの相談や恋バナしるのを見かけて「そこはわたしのポジションだったのに…」ってBSS面して欲しい

  • 82二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 00:40:57

    >>81

    いいね

  • 83二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 07:56:41

    >>23

    こいつ、優等生のくせに中身が俗物だな…

    そらアマテさんに嫌われますわ

  • 84二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 12:41:11

    >>27

    遅ればせながらよかったです。

  • 85二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 17:32:21

    >>79

    前前スレのファンクラブサイトみたいな感じかな。

  • 86二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 20:16:11

    マチュがよく「ニャアンが~、シュウジが~」と口にするようになって、ニャアンのことは知ってたモブ子がシュウジも男っぽく聞こえるけど外国語の名前なんだなと思ってたら、「シュウジってどんな子?」って聞いたら当たり前のように彼氏と答えられてフリーズするモブと、そういえば彼氏がいるって言ったの初めてだと気付いて慌てるマチュ、みたいなちょっとコミカルなやつ

  • 87二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 05:23:07

    脳破壊はされるけどコミカルに終わるのは物凄く珍しいよね

  • 88二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 10:18:08

    >>86

    二ャアンはベトナムでは男性名らしいよ

    カオマンガイはタイのチキンライスだけど

  • 89二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 19:27:54

    >>88

    言葉変われば名前の性別とかあんまわからない感じで、ニャアンって聞き慣れない名前だけど外国語らしいねぐらいふわっとした認識


    デート中の二人に遭遇しちゃうも普通に紹介されるのもなかなかにダメージがあるのではと気付く

    「○○、この人はシュウジ。彼氏なんだ」

    「シュウジ、この子が友達の○○」

    後ろめたいことなんてまるでない顔で友達に彼氏を、彼氏に友達をって紹介されて自分は『そういう』相手として眼中にも入ってなかったことを突き付けられるモブ子

    シュウジはモブ子のマチュへの感情に気付いて威嚇してくるけど、それよりマチュの「シュウジってば友達にまで嫉妬しちゃって困る」って言葉が痛いモブ子

  • 90二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 20:46:21

    >>89

    威嚇するシュウちゃん猫ちゃんみたいでかわいいな…

    宥めるマチュが飼い主みたいですね

  • 91二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 01:21:20

    >>90

    猫シュウジか

  • 92二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 06:06:37

    >>76

    どうでしょうかの方、こちらで1本お願いいたします!

  • 93二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 06:28:47

    一方的な恋愛感情って
    ある種の加害というか暴力性を帯びるから(マチュが自分をどう思っているかを考えないで自分のしたいことだけを妄想するというのはものすごーく大げさに言えば『人格の無視』『尊厳の蹂躙』に繋がってしまう)
    警戒心を持ってないマチュに
    シュウジ(読心や共感能力を持つNT)が危惧するのは当然ではあるな
    (マチュが共学校に通ってて純然たる友人か兄弟みたいなものと認識してる男の子が実は…という状況に置き換えるとわかりやすいはず)

  • 94二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 12:06:37

    >>93

    いっつもモブちゃんと接触したらあからさまな敵意を見せたり牽制したりするのはソレか…

  • 95二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 14:51:58

    マチュが級友たちによってたかって性暴力受けた結果
    精神的に追い詰められておかしくなるスレが立ってたりしたよなあ

    マチュに性的な意味でも好意持ってる同級生たちが変な連帯感持って結束した結果…ってのは
    考えられるからね(憧れの対象が何かのきっかけでいじめの被害者になる事例は多いし、いじめが性的なものを含むってのも珍しくない)

    結託される前に各個撃破ってのは
    戦術として正しい

  • 96二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 14:55:49

    マチュっていつも無防備って訳じゃないけど無防備なときは本当に無防備で単独可なキラキラでも毎回誰かと繋がって毎回相手の方を向いてるくらいオープンなところあるからなぁ

  • 97二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 19:00:17

    シュウジからすれば
    マチュの無防備さも愛しいから
    彼女が傷つかないためには
    マチュではなく
    彼女に思いを寄せるほうを警戒したり威嚇したりするのは当然なんだよな
    マチュは気づいてなくて
    「シュウジってば焼き餅焼きだなー」くらいのほのぼのした気分なのかもしれないが

  • 98二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 02:07:17

    >>97

    シュウジはそれこそ普段はぽわぽわしてるけどマチュに変な輩が近づいてきたら大型犬みたいにマチュの周りにピタッとついて番犬モードに入りそうだ

  • 99二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 11:15:08

    保守

  • 100どうでしょうか?の人25/09/27(土) 13:34:02

    どうも、どうでしょうか?の人です。

    実はpixivでも

    レントン閲覧専用でしたが、細々と物書きを試みていきたいと思っています。

    皆様の素晴らしい絵や小説を拝見したいと思っていますので、生暖かく見守っていただけますようお願いします。

    お気にいりにさせていただいている皆様には心より感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いします。
    www.pixiv.net

    名義で活動しております。スレ主様、もしよろしければ此処までの『どうでしょうか?の人』としての文章をあちらに纏めて投稿してもよろしいでしょうか?勿論無理であれば投稿は行いません。ご一考頂ければ幸いです。

    一応本人証拠として。

  • 101二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 13:38:18

    >>100

    スレ主です。もちろん大歓迎ですよ

  • 102どうでしょうか?の人25/09/27(土) 13:48:09

    >>101

    どうもありがとうございます。纏め次第pixivの方へ投稿させて頂きます。スレのURLはきちんと明記させて頂きます。

  • 103二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 19:46:47

    なんと…どうでしょうの方があなただったとは…
    他のスレでもお世話になってます!!

  • 104二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 05:32:03

    >>97

    マチュはシュウジが自分を気にかけてくれるだけで嬉しいだろうからね

  • 105二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 06:47:08

    ジンガミネにある水族館で働く男。
    彼には好きな女の子がおり、それは昔からクラゲ好きな親戚のアマテちゃんという娘であった。
    将来は水族館で働くことを約束し、数年後男は無事に就職する。
    ところが、高校進学したと聞いてからなかなか来なくなった彼女から久しぶりに行く!とメールで来た為はりきって案内しようとするが、彼氏を連れてきて逆に「これが〇〇っで〜」って案内している。
    あまつさえあの目玉のクラゲの前でキスとかしていて撃沈。

  • 106二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 14:20:16

    保守

  • 107二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 21:55:30

    同級生の子供でもいけそう。母親が高校生の頃の友人(マチュ)が好きになってしまうけど彼女は既に結婚していて自分と同年代の子供までいた的なやつ。

  • 108二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 05:48:01

    保守

  • 109二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 14:24:38

    >>105

    どうでしょうか?の人これでよろしくお願いします

  • 110二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 21:52:24

    保守

  • 111二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 05:18:22

    モブ太はよく同級生の家に遊びに行く。
    その子の家の裏手に綺麗なビーチがあったりペットロボットと遊べたりするのが好きなのだが、一番気に入ってるのは美人なお母さんがいることだ。
    アマテさんと言って、スタイルが良くて優しい女性。
    だが旦那さんが訳あっておらず、寂しそうにしている。
    理由は知らないが魔が差してしまったモブ太は、アマテさんにアタックすることに。
    年齢差とか友達の母親とかなんて気にしない、思いを伝えたい…と一心不乱に色々用意する。
    そしてある日遊びに来たときにプレゼントを渡そうとするが、海外での個展からシュウジが帰ってきたため無事敗北。

  • 112二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 06:31:06

    >>111

    お~!子どもの同級生目線は新鮮だ~!!

    父親であるシュウちゃんの存在を知らない、ということはシュウマチュの子どもと仲良くなった時期がシュウちゃんが海外での個展に出張しに行ってからなのかな?

    いつもお母さんしか見かけないな~と思ったらお父さんは単身赴任に行っていたっていうのは友達あるある

  • 113二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 14:01:37

    ちびっこの失恋はいいね。
    幼い頃から性癖歪ませられるから。

  • 114どうでしょうか?の人25/09/30(火) 17:14:27

    >>105

    >>109

    俺には、幼馴染という奴がいる。幼少の頃より割と頻繁に会うことがあった親戚の女の子。俺よりいくつか年下のその女の子が、俺はとても大好きだった。

    『いつか、ちきゅうのうみにいってみたいな!』

    そんなことを言っては周りの大人たちを失笑させてしまうそいつのことが、俺はどうしたって放ってはおけなかった。どうして海に行きたいのか、海に行って何がしたいのか、そんなことを俺はそいつに聞いてみた。

    『うみって、じゆうなんでしょ?ここ、せまくるしいんだもん。うみにいって、くらげみたいになってぷかぷかういていたら、たのしいとおもわない?』

    どこまでも自由なんだと思った。きっと彼女にとって、コロニーという空間は息苦しさを感じてしまうような狭い場所なのだろう。そこから抜け出して、地球の海へ。なるほど、納得のいく夢だと思った。

    『地球の海は無理だろうけどさ、俺、将来は水族館で働こうって思うんだ。そしたらさ、お前を毎日招待してやるぞ。一緒に毎日クラゲを見ようぜ』

    『ほんと!?やくそくだよ、もぶにぃ』

    『ああ、約束だ』

  • 115どうでしょうか?の人25/09/30(火) 17:20:03

    >>114

    そんな幼い少女との約束から、果たして十数年。俺は立派に水族館の館員として就職を果たすことができた。もちろん就職したてでありまだまだ新米だが、夢が一つかなったと思えば特に苦痛も感じはしなかった。だが……

    「……あいつ、今頃どうしているんだろうな……」

    あの少女。 親戚の少女とは、中学になるころから疎遠になった。もともと親戚とは言え、あいつの両親は政府高官という家系だ。対してうちは別に貧民だとかそういうわけではないがいたって普通の家計。どうしたって疎遠というか、次第に離れてしまう関係には違いなくて、どうしようもないことだったのだろう。

    「はぁー……招待状送ろうにもなー……ぜってー怪しまれるよなー……」

    幼少のころの夢をいまだ持ち合わせているかといえば微妙だし、あいつだって今頃はお嬢様学校に通って一端のレディーという奴に成長してしまった可能性だってある。それでも、それでもだ。

    『うみって、じゆうなんでしょ?』

    苦しそうにそう話すあいつが俺は忘れられない……アマテ・ユズリハのことが、俺は忘れられなくてしょうがないまま、仕事を覚えるのに必死な毎日を過ごしているのであった。

  • 116どうでしょうか?の人25/09/30(火) 17:36:30

    >>115

    そんなぱっとしない毎日を送っていたある日……再開は突然という奴であった。

    「……あれ?もしかして……モブ兄?」

    見たことのない赤髪の女の子に名前を呼ばれる。しかし俺にはすぐに分かった。

    「……んぁ?あ、お前もしかして……アマテか……?」

    「わー!やっぱモブ兄じゃん!久しぶり、元気してた?え、その服……まさかモブ兄……」

    久しぶりの再会だというのに、挨拶もそこそこに俺の着ている服……この水族館の制服に目を付けたアマテ。やはり自由な奴だ、変わってないな。

    「あ、あぁ、おう。そうだよ。俺、この水族館に就職したんだ。とはいっても、まだまだ新米だけどな」

    「わー、すごいじゃーん!頑張ったんだねモブ兄!」

    ああ、頑張ったよ。お前に少しでも自由を味わってほしくて。お前が少しでも息苦しさを解消できればって。そんな気持ちで頑張った。お前がいたから俺は夢をかなえられたんだ、アマテ。

  • 117どうでしょうか?の人25/09/30(火) 17:43:23

    >>116

    「そうだ、折角だから案内してやろーか?この水族館、クラゲ専門のスペースもあんだぞ?絶対に気に入ると思う」

    少しばかり緊張しながら、案内役を申し出てみた。いつこんな機会が来てもいいように、いろいろ勉強したんだぜ?お前が楽しんでくれるような案内コース、完璧に仕上げてある。

    「んー……どうしようかなー……ねぇシュウジ、どうしよっか?」

    ……ん?しゅうじ?だれだ、それ?

    「僕は、マチュと二人きりがいい……」

    っ!?おぉっ!?い、いつの間に現れたこいつ!?全然気配しなかったぞ!?誰だ!?青髪で……塗料の付いた作業服っぽいのを着た男……いやほんと誰だよ?

    「あ、紹介するねモブ兄。こいつ、シュウジ。私の……か、か、かれし、っていうか……こいびとっていうか……」

    「マヴでしょ、マチュ?」

    ……は?かれし?こいびと?マヴ?……誰の……?アマテの……?と言うかマチュって……アマテの幼少期の、恥ずかしいから呼ばないでって言われたあだ名……こいつ、それを堂々と言って、それをアマテは別にいやそうでもなく受け入れている……?

  • 118どうでしょうか?の人25/09/30(火) 17:52:43

    >>117

    「と、と言うわけだから……折角だけれど、遠慮させてもらうね。行こう、シュウジ。じゃあねモブ兄。仕事頑張ってね」

    「……」

    アマテはにこやかに、シュウジという男はめっちゃ俺をにらみながら……二人はこの場を後にする……残された俺はと言えば、あまりの出来事に一時ショック状態に陥り機能停止。次いで我に返ると、何とはなしに二人の進んだほうへと足を進めていた。

    「わー……クラゲ、いっぱいだー……」

    「このクラゲ、カブトクラゲって言うんだ。こんなカラフルだけど、毒無しなんだよ」

    「へー、詳しいねシュウジ。もしかして……私に説明するために勉強した?なんちゃって」

    「うん、そう。マチュに楽しんでほしかったから、勉強した」

    「……ま、真顔で言われると、その……恥ずかしいな……」

    追いついた先にいた二人は、クラゲの水槽の前で甘い雰囲気を漂わせていた。

  • 119どうでしょうか?の人25/09/30(火) 18:00:23

    >>118

    「……クラゲ、きれいだねぇ……シュウジ……」

    「マチュのほうが奇麗だな、と僕が言っている」

    「えぁ……?」

    歯の浮くような臭いセリフを恥ずかしげもなく言い放ったシュウジは……アマテをゆっくり抱き寄せると、クラゲの水槽の前で……唇を交わしていた。アマテは一切の抵抗もなく……むしろ受け入れるようにシュウジの背中に手を回していて。周囲からはひゅーという静かな感嘆の声が聞こえるのみだった。

    ……なぁ、アマテ。俺だって、お前に喜んでもらいたくて水族館への就職を頑張ったんだぜ?それで、いつか説明しようと思って頑張ったんだぜ?なのに……俺じゃあ駄目だったのか……?なんでそいつなんだ……?俺だって、俺だって……

    きっと、疎遠になってしり込みした時点で、この結末は決定していたのかもしれない。あの時、アマテに何とか連絡を取っていれば……アマテの両親のことなんて気にせず、何度だって連絡を取っていれば……もっと違う未来があったのかもしれない……でももう、そんな未来は訪れないのだ……長く長くキスを交える二人を見て、俺はそんな後悔の涙を流すことしかできないのだった……


    で、どうでしょうか?ちょっと改変させていただきましたが……こんなのも悪くないのではないでしょうか?

  • 120二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 21:51:04

    >>119

    ありがとうございます!!

    マチュ、幼少期からコロニーを鬱屈と感じてたか…。

    恋愛はがっつきすぎても負けるが、自分から壁を作るとさらに負ける難関故…

  • 121二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 22:17:28

    >>119

    よかったです

  • 122二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 01:54:57

    幼馴染だからといってくっつけるわけではないのだよ、モブ兄…

  • 123二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 08:38:47

    保守

  • 124二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 17:43:26

    >>119

    可哀想なモブ兄ひとえにお前が目を離した(のとマチュがどストライクなマヴに出会っちまった)せいだが

  • 125避妊薬の人25/10/01(水) 22:20:28

    >>59より着想を得て。


    珈琲店・ミチクサ

    …私の実家が経営しているカフェだ。

    厳選した豆を深煎りした濃厚なコーヒーに、オーガニックに拘ったお菓子がウリ。

    祖父が入植した当初に店を開いてから現在まで受け継いできたお店で、たくさんの常連に親しまれている。

    そして、私がバイトとして手伝うようになってからはちょっとしたサービスをするようになった。

    「おまたせしました!ブラックコーヒーLサイズとドーナツのセットです!」

    「ん、ありがとさん…おっ?」

    “アンキーさん、いつもありがとう!🫰”

    「へへっ、かわいいことしてくれんじゃん。」

    カップの側面に手書きのメッセージやイラストを入れる。

    顔を覚えた常連さんや知り合いには、特に感謝や労いのことばを忘れない。

  • 126避妊薬の人25/10/01(水) 22:22:24

    >>125

    そしてその常連の一人に、私が個人的にVIP扱いしている客がいる。

    …アマテ・ユズリハ。

    私のひとつ上の先輩で、学校の関係者からは「ハイバリーの王子様」として慕われている。

    私も非公式ファンクラブのメンバーだ。

    それ故に、初めて店にいらっしゃった時はビックリした。

    「あのー、カフェモカをMで…あとバタークッキーを…」

    「かしこまりました!少々お待ち下さい!」

    憧れの先輩が私のうちのお店に…そして注文を!?

    思わず注ぐ手が少し震えた。

    「おまたせしました、カフェモカです。」

    「ありがとう…んっ…」

    おそるおそるスプーンですくい、一口すするアマテさん。

    「うまっ…チョコの優しい甘みがしみる…」

    真剣な面持ちでカフェモカを味わうアマテさん。

    どうやら気に入って頂けたようだ。

    「アマテさんは苦いものが苦手」とファンクラブのサイトに書いてたが、ホントだったんだ…。

    いつもクールでかっこいいアマテさんの意外な一面を知れて、なんだか嬉しかった。

  • 127避妊薬の人25/10/01(水) 22:23:32

    >>126

    それ以来、ちょくちょくお店にアマテさんがいらっしゃるようになった。

    「カフェモカのMと、バタークッキーお願いします。」

    「かしこまりましたー!」

    アマテさんはいつも夕方の閉店間近…お客さまの少なくなる時間を狙って来店し、甘いチョコシロップたっぷりのカフェモカと牛乳製バター100%のバタークッキーを注文する。

    注ぐ前に、カップへのメッセージも忘れない。

    “いつもかっこいいですね!!🪼”

    アマテさんへのメッセージには、必ずクラゲのイラストも描き入れていた。

    アマテさんはクラゲが大好きなのは有名だから。

    「このクラゲの絵、がんばって描いたの?かわいいね。」

    「あっ…ありがとうございます!」

    アマテさんもすごく喜んでくれていた。

    “こないだの体育祭お疲れ様でした!🪼”

    “新しい競泳水着似合ってました!!🪼”

    “季節の変わり目なので体調に気をつけて!🪼”

  • 128避妊薬の人25/10/01(水) 22:25:07

    >>127

    …私にはひとつ夢がある。

    それは、このカップのメッセージを使ってアマテさんへ愛の告白をすることだ。

    私はファンクラブの中でも、アマテさんへ対するアドバンテージは高い方にあると確信している。

    顔も覚えられてるだろうし、好きなカフェモカの淹れ具合も知っている。

    “アマテさん、大好きです♡🪼”

    …だけど、どうしても書こうとするたびに躊躇してしまう。

    もし失敗したら…と考えてしまうからだ。

    『なにこれ?キモっ…』

    『私が好きなのはコーヒーであっておまえじゃないんで、つけあがんなよ。』

    『あーマジで幻滅…もう来ないから…』

    「はっ…!?」

    告白文を書こうとすると脳裏に浮かぶ最悪のケース。

    そのたびに私は思いとどまって当たり障りのないメッセージを書き入れてしまう。

    …アマテさんに嫌われたら、私はもう立ち直れないだろうから。

  • 129避妊薬の人25/10/01(水) 22:26:13

    >>128

    そしてアマテさんが来るようになってしばらく経った頃。

    丁度ラストオーダーとなる時間…見覚えのある赤い髪が来店したので、カップとペンを取り出した。

    「いらっしゃいませー!」

    「カフェモカを2つ、MとLで…」

    「カフェモカおふたつですね…え?」 

    カフェモカを…2つ?

    思わず顔を見上げた。

    するとアマテさん1人ではなく、もう1人青い髪の男の子が来店していた。

    並ぶわけでなく、アマテさんの隣に…。

    「シュウジ、サイドはどうする?」

    「うーん…マチュと同じのでいいや」

    「わかった。カフェモカにはあんまり甘くないクッキーがいいんだよね…」 

    シュウジくんというその男の子は、アマテさんとやけに距離感が近いように感じた。

    友達とか親戚では、絶対にない。

    「それじゃあ、バタークッキーも2人分お願いします。」

    「…かしこまりました。」

  • 130避妊薬の人25/10/01(水) 22:29:33

    >>129

    「おまたせしました…ごゆっくりどうぞ。」

    「ありがとう。」

    エスプレッソコーヒーを注ぎ、そこに生クリームと普通より多めのチョコレートシロップを加え混ぜ合わせる。

    カフェモカ、アマテさん専用ブレンドだ。

    「どれどれ…うん、すごく甘くておいしい…」

    「でしょ!これ私のお気に入りなの。」

    「マチュ…本当にありがと…」

    カフェモカを飲み交わす2人の声が聞こえる。

    私はカウンター周りの掃除をしながら、その仲睦まじい会話を耳に入れていた。

    …確実な敗北だった。

    思えばカップのメッセージなんて、ただの自己満足のサービスでしかない。

    私とアマテさんとの関係は結局、ただの店員と客でしかなかった。

    本当にアマテさんとお付き合いしたければ、カウンターを飛び出す覚悟が欲しかったのだ。

    …どれだけ後悔しても、もう今更遅いが。

    私はあくまで、カフェの店員としてアマテさんを見守ることしかできないのだ。

    …ならば、徹頭徹尾その役割を全うするだけである。


    「ここってさ、お客さんにメッセージのサービスしてくれるんだよ。」

    「ん…ほんとだ、何か描いてる。」

    “アマテさん、お幸せに。”

    “シュウジくん、アマテさんを幸せにしてね。”

    (本スレ59レス目より)

  • 131二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 07:15:21

    マチュが苦いの飲めなそうなのわかる。

  • 132二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 11:36:01

    ものすごーく古いボカロ曲の
    「ママの作ってくれるお菓子をずっと食べてたから
    苦いものは嫌い(意訳)」って歌詞を思い出したな

    ただマチュはむしろ好きな人に近づきたいから
    苦いものも食べてみせるってガッツもある子だからね

  • 133二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 15:04:51

    このレスは削除されています

  • 134二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 18:00:24

    このレスは削除されています

  • 135二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 00:35:00

    >>130

    よかったです

  • 136二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 02:44:36

    このレスは削除されています

  • 137二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 10:28:54

    文化祭の打ち上げでカラオケにアマテさんを呼んで以来、ハマってくれたようでよく来てくれるようになって嬉しい同級生ちゃん。
    カラオケボックスという個室空間も相まってアマテさんと過ごすうちにドキドキしてくる。
    そしてこんど誘ったら思いを伝えよう…とした所で青い髪の少年と一緒に入っていくアマテさんを目撃。
    気になったので自分も入っていくと、その男の子とめっちゃ楽しんでて鬱…という話。

  • 138二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 19:37:26

    保守

  • 139二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 01:43:03

    >>137

    めっちゃ楽しんでるがどっちかでも脳破壊の度合い変わりそう

    個人的にはフツーにデュエットして楽しんでてほしい

  • 140二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 08:40:29

    >>43

    これで一本SSがみたい…

  • 141二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 14:48:40

    モブに告られた時の反応。
    マチュは「ごめん興味ないわー」って感じで断りそう。
    シュウジはそもそも聞いてない。

  • 142二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 19:39:29

    >>141

    シュウジにとって

    関心のない相手の発言は言語ではなく単なる雑音になってる気がする

    関心を持った相手だと深く強く知るのが可能だから

    そうしないと精神的にもたないのかもしれないが

  • 143二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 03:05:03

    >>130

    こういうモブさんは辛いかもしれないけど乗り越えて幸せになってもらいたいと思う

  • 144二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 10:47:13

    >>137

    文化祭か

  • 145二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 19:48:09

    保守

  • 146二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 21:37:21

    親戚のお姉ちゃん(マチュ)に失恋する少年とか良くないですか?

  • 147二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 03:40:49

    >>146

    日系コミュニティなら親戚の集まりとか文化的に残ってそうだし、そこで会ったりとかありそう。

  • 148二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 07:34:35

    >>146

    「僕将来アマテお姉ちゃんと結婚する!」

    「ありがと~私待ってるね」

    みたいなやりとりするんだけどこんな事とは全く関係なくシュウジがガチプロポーズしてきてそれを受ける場面を目撃しちゃうんですよね…

    「ごめんね私この人と結婚するからモブ少年君は私なんかよりもっと良い人見つけてね」

    脳破壊されながらも子供の戯言に付き合ってくれたんだと悟り大人の階段を一つ上ったモブ少年君は憂いを帯びて学校でメチャクチャモテるようになるけど本当に好きな人には一生届かないんですよね…

  • 149二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 16:38:44

    マンションの大家の娘には、ある密かな楽しみがある。
    管理の手伝いをしているのだが、その際に入居者の1人…同級生のアマテさん宅の様子をみることだ。
    警備用の監視カメラを使ってのぞき見する。
    クラスメイトの誰よりもアマテさんの私生活に近い自分に至福を感じていたが、ある日青髪の男の子を連れてきてイチャイチャしだしてショックを受ける。
    当然その日からのぞきはやめ、まじめに手伝うようになった。

  • 150二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 00:11:50

    保守

  • 151二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 07:25:54

    >>149

    覗いてたばかりに…

スレッドは10/7 17:25頃に落ちます

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