- 1二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 13:38:07
- 2二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 13:39:22
bbs.animanch.com
- 3二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 13:40:45
- 4二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 13:41:48
- 5二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 13:42:56
- 6二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 13:44:34
- 7二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 13:45:42
- 8二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 13:47:26
- 9二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 13:48:30
- 10二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 13:50:06
- 11二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 13:51:26
- 12二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 13:52:37
- 13二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 19:02:05
立て乙
このスレも10か… - 14二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 19:20:56
スレ立て乙です。
- 15二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 00:22:17
ほしゅ
- 16二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 01:52:15
ボク達はヒゲオヤジの命令でサイド6のとある式典に一般人として参加していた
「天パヒゲオヤジはボク達になにをさせたいの?」
「静かに始まるぞ」
天パに口を塞がれてボクはなんか偉そうな人が演説するような場所に人が出てくる
「実際に偉い人だからな」
そう言う天パだけどなんと言うかボクにはイマイチ、ピンとこないでコレからなにが始まるてかこの異様な空気なんなんだろうかキョロキョロしてると偉い人の話が始まった
「皆さんの知って通り現在我々スペースノイドは大変な危機を迎えておりますジオンが勝手に始めた戦争の所業を知らない方々の方が少ないでしょうそして本来ジオンの抑止力となりうる連邦はあてにできずなのに我々が持てる自衛手段は払い下げのMSでしかないですがご安心くださいこのMSが私達の守護者となるでしょう‼︎」
演説が終わり両手を広げると3機のMSが降りてきたアレは……そのMSの登場に周りの人達が一斉に歓声を上げて妙な空気の熱気が爆破したスマホやカメラでで写真を撮りまくっている
「天パなんか気持ち悪い」
悪意ではないけどここにいる人達の何かがボクの意識を襲ってきた
「大丈夫かドゥー顔色が悪いぞ」
天パ?大丈夫じゃない気持ち悪い怖いグルグル景色が回って行くどっちか地面で宇宙(そら) - 17二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 02:07:00
新スレ立てありがとうございます
まとめ動画が上がるのが早すぎてヘンな声が出ました - 18二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 03:11:49
「ドゥー‼︎」
クソっこの空気に当てられたか倒れかけたドゥーを抱えてしゃがみ込む
「しっかりしろドゥー」
「ア…ムロ?」
不味いな
「すいません連れの体調が悪いので」
ドゥーを抱えてどうにか出ようと思ったが下手に動くと危険か
「おい押すな」
「もっと近くで見せろ」
「どけよ‼︎」
「邪魔だ」
ロンデニオン商会
朝からテムさんが朝から出かけていアムロお兄ちゃんとドゥーお姉ちゃんはシャリア・ブル中佐からの依頼で出かけていてマチュとニャアンさんも来ていないので僕はシュウジさんと2人で店番をしていたがテレビから緊急ニュース速報
『緊急ニュース速報出です軍警の新型MS発表セレモニーにて群衆事故が発生しました』
「不味い‼︎ジュウジさんどうしよう⁉︎」
「とりあえずテムさんに連絡して」
シュウジさんが飛び出して行く
「どうしたの⁉︎」
「マチュとニャアンも行ってるはずなんだクソこんな事なら僕も」
とりあえず僕もできる事をしないと - 19二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 04:35:15
私達は屋台を巡っていたなんかヒゲマンにこのイベントを注意してほしいと言われて来ていた
「シュウちゃんも来れればよかったのにね」
「シュウジ人混み嫌いだから」
私は屋台のクレープをつまみながら返事をしてぐるっと見渡す
「新型MS採用の発表会だっけ?」
「そうただのお披露目会のはずだけど」
離れているぶんには普通のお祭り皆楽しんでるけど……叫び声⁉︎
「マチュ⁉︎」
「行こうニャアン、多分アムロンとドゥーっちが居る」
私はニャアンを連れて逃げ来る人混みと逆方向に走り出した
- 20二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 09:35:00
とりあえず書けた所まで
- 21二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 17:22:01
シャアside
私はカミーユのご両親にお願いされてコロニーが新たに保有するMSの発表会を案内していた
「フランクリン氏何かわかりますか?」
「私の専門はフレームなので詳しくはわかりませんが革新的な技術は使われてないように見えますそれとブースターやスラスターの位置からして宇宙空間やコロニー内での戦闘を意識してると思います」
シロウズさんには釈迦に説法かもしれませんが
と付け加えでフランクリン氏は双眼鏡から目を離す
「ヒルダお前は何か気がついたか?」
「貴方と概ね同意見ねただ塗装で誤魔化してはいるけど装甲はガンダリウム系列の反射ね間違いないわ」
ヒルダ氏も双眼鏡を降ろす
「カミーユも何かないか?」
「僕は父や母みたいな立派な技術者じゃありませんよ」
カミーユの言葉にご両親が破顔されて喜ぶ
「パイロット的な視点でかまわないそれか直感的に感じた事でもかまわない」
「そうですねガンダリウムが使われてるって事は大気圏突入ができるんでしょうか?」
カミーユの疑問に私達3人はハッとする
「シロウズさん訂正しますとんでもないかもしれません」
「流石カミーユよく気がついてくれたわ」
発言したカミーユ自信はよくわかっていないがこれはまずいかもしれない - 22二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 23:27:28
「シロウズさん何か変じゃありません?」
「変?」
カミーユが何かを探すように左右を確認をして私を見ながら言う
「こうなんと言うか……熱された力が集まってると言うか圧力が溜まってくると言うか」
確かに人のエネルギーが集まっているのを感じる
「気持ち悪いです」
カミーユの顔色が悪くなっていく確かに不味いそんな中で私のスマホが鳴り響く
「お姉様が」
ララァもこの異様なエネルギーを感じ取ったか
「落ち着けカンチャナ‼︎ララァは今病院だなスタッフを頼れ」
「はい」
スマホを切り顔色が悪いカミーユに近づく
「シロウズさんララァさんの所に」
まったくカミーユ君は
「いや今は君だ捕まれそれにララァは病院に居るフランクリン氏ヒルダ氏下の車にカミーユを病院に」
カミーユに肩を貸し下の停めてある車に向かう
- 23二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 04:08:09
ほしゅー
- 24二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 11:10:17
保守
- 25二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 11:31:39
あの決闘、もとい模擬戦から一週間後、替えの機体が到着したという事でボク達はコムサイに搭乗し、月のグラナダの駐機場にいた
「あの、俺は代わりのジープラフを要求した筈なのですが、何なんですかこのMSは……」
技術士官に案内されたM天パが見上げる先、MSハンガーに固定されているのは、薄い灰色のボディの其処彼処に、赤いラインの引かれたジープラフよりも一回り巨体なMS
思わぬ機体を前に、天パが震える声で技術士官へと問う
「形式番号ORX-013、通称G-V(ファイブ)と呼ばれる連邦オーガスタ研究所で開発された機体です」
「いえ、俺が聞きたいのは何故ジープラフではなく連邦製のMSを用意したかについて聞きたいのですが」
「生憎、我がジオンでのジープラフの配備はエースパイロットや重要拠点が最重要でして、それをクランバトルのチームに送るのは如何なのか?という声がありまして」
技術士官の冷静淡々とした説明に対して、天パは頭を振って考え直したか、話題を別の物に変える
「それで、このG-Vとやらは如何言った経緯でジオンに運び込まれたのですか」
「オーガスタ研究所に所属していたローレン・ナカモト博士が此方へ亡命する際、手土産に二機が納入されました」
「つまり、その内の一機が俺達に回されるという事でしょうか?」
「はい、一機は技術検証用にリバースエンジニアリングを行い、もう一機は性能テストを兼ねてそちらのチームへ送る予定です」
天パが技術士官からの説明を受けている間、ボクはこっそりとMSハンガーのエレベーターに乗って、
ボクの新たな身体になるであろう機体、G-Vのコックピットハッチを開き、ひょいっと乗り込む
「操縦系統は連邦系か、まぁ連邦開発の機体だから無理もないけど……ってジェネレーター出力がMA並って、半端ないな」
手慣れた操作でG-Vとやらのジェネレーターに火を入れると、その出力の数値を見てボクは少し驚愕する
こいつ、大型メガ粒子砲を普通に使えるんじゃないか? スラスター推力はアレックス程じゃないが……これも怪しいな
「おい、何処のどいつだい! 勝手にG-Vを動かしている奴は!」
あ、ヤバい、整備兵に気付かれた……ってこの声、ソドンにいた頃にボクの身体の整備をやっていたマヌエラさんじゃないか
まさかとは思ったけど、グラナダへ転属するなんてマヌエラさんも出世したんだな - 26二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 11:33:16
ボクは早速、G-Vの頭部を懐かしい女性整備兵へ向け、機外スピーカーを使い声をかけてやる
「やっほ、随分と久しぶりだねマヌエラさん、グラナダに栄転してたなんてびっくりしたよ」
『あっ、その声! まさかドゥーの嬢ちゃんかい? ひょっとして替えのジープラフを要求したパイロットって嬢ちゃんだったのか』
「まぁね、ちょっとヒゲオヤジと本気で模擬戦をやった時にコアファイター以外の本体を全損しちゃってね」
『その話は知ってるよ。あのシャリア・ブル中佐と相討ちまで行ったんだろ? 嬢ちゃんもやる様になったねぇ』
そう言って笑うマヌエラさん。彼女は一年戦争の頃からMS整備を行う、いわば肝っ玉母ちゃん的な存在であるが
実は彼女は一年戦争の頃、自分自身が整備したMSによって、自身の夫を死なせてしまったという悲しい過去を持つ
しかし戦争が終わった今も尚、若きパイロット達の安全を守る為にMSの整備を行い続けている強い女性メカニックだ
『しっかし悪いねぇドゥーの嬢ちゃん、替えのジープラフが残り一機しかなくてね、嬢ちゃんに回せるのがこれだけしかなかったんだよ』
「えっ、ちょっと待って、その残り一機のジープラフを回したのってまさかと思うけど、シャリア・ブル中佐?」
『ああそうだよ、中佐は曲りなりにも一年戦争の頃からのエースパイロットだから、そっちへ優先配備って形でね』
つまり、替えのジープラフはある事はあったけど、現状配備できるのは残り一機だけしかなくて、
その一機を一年戦争からのエースパイロットであるヒゲオヤジに優先的に回し、ボクにはこの鹵獲機を厄介払いの様に押し付けたって事か?
「おのれヒゲオヤジ……!』
『そう不機嫌にならないって、ドゥーの嬢ちゃん。このG-Vの試験パイロットに推薦したのは中佐なんだから』
「マヌエラさん、それってどういう事?」
『本来ならこの機体はグラナダで極秘にテストを行う予定だった所を、中佐が嬢ちゃんが使うMSにしたらどうですかって強く推薦したんだよ』
「……あのヒゲオヤジが?」
マヌエラさんの話を聞いたボクは、どうしてヒゲオヤジがこの機体を押し付けてきたのか理由が分からず、思わず眉を顰めた - 27二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 11:35:00
マヌエラさんから聞いた話の要約を聞くとこうだった、ローレン・ナカモト博士の亡命と共に齎された二機のG-V
一機は機体の技術検証の為、徹底的に分解される事となり、残り一機はグラナダの極秘試験場にて性能テストを行う事となった
しかし、G-Vはジオン技術者の想像以上の性能を発揮するばかりか、フルスロットルで加速するやテストパイロットが気絶する事態が発生
原因はリミッターありでもMA以上の推力を発揮するG-Vの異常かつ圧倒的な加速性能の所為で、
その加速の際のGに耐えきれるパイロットは、今のジオンには存在しなかった
あのイオマグヌッソ事件の際に、ア・バオア・クー諸共に多くのベテランを失った痛手が今に出た形だ
「其処で白羽の矢が立ったのが、ジープラフの限界加速でも難なく操縦出来るボクだったと」
『そう言う事さね、それに中佐との一騎打ち、私も見てたけど確信したよ、嬢ちゃんならこの暴れ馬を使いこなせるって』
「随分と無茶な事を押し付けられたね。でもマヌエラさん、この機体、今分解調査されてるのと合わせて二機しかないんだろ? 壊したら大変じゃん」
『あー、今リバースエンジニアリングされている機体からコピーしたパーツが製造されるまで、頑張ってとしか言うしかないね』
機体のセンサー越しにジト目を向けたボクに対し、マヌエラさんは困った様に苦笑いを浮かべる
流石の名うてのベテラン女整備兵でも、行き成り降って沸いたこのG-Vの扱いには困りかねる様だ
「まぁ、なるべく壊さない様に努力はしてみるよ、というか大体は天パが相手を仕留めるからボクの出番は少ないんだけどね」
『あのアムロ君かい、あの子もジープラフの性能を最大まで引き出しておきながら被弾は殆ど無しとか、凄いねぇ』
「まさかマヌエラさんも、ボクの事をホワイトユニコーンの金魚のフンとか思ってない?」
『思ってないって嬢ちゃん』
モニター越しに苦笑いを浮かべるマヌエラさんの目を見て、本当に思っていないと察したボクは溜息一つ漏らした後
「んじゃさ、マヌエラさん、これをボクの機体にするなら、早速で悪いけど少々手を加えて欲しい所あるけど良いかな?」
『んー、機体の基本性能を変えろとかフレームを弄れとか言うもの以外でならいいさね』
「それじゃあ、先ずはね……」
そして、ボクはマヌエラさんへG-Vをボク専用にする際の改造要点を話し始めた - 28二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 11:36:24
「ドゥー! こんな所にいたのか! ――あ、これはマヌエラ女史、お久しぶりです」
「ああ、アムロ君かい、此方こそお久しぶり。ドゥーの嬢ちゃんを探していたんだろ?」
ボクがG-Vのコックピットハッチを開き、マヌエラさんへG-Vの改造プランを伝えた後で、
恐らくボクの姿がない事に気付き探し回ってきたであろう天パがやってきた
其処でマヌエラさんに気付き、整備としての付き合いもある天パは彼女へ挨拶をする
「すみません、マヌエラさん、ドゥーが無茶をしたばかりに貴重なジープラフを一機全損させてしまって……」
「良いよアムロ君、中佐とドゥーの嬢ちゃんの模擬戦のデータがこれまた技師連中に好評でね、これでジープラフの改良点を洗い出せるって喜んでたよ」
「はぁ……それなら良いんですが、それよりマヌエラさん、この機体を我々、もといドゥーに任せても良いんですか?」
「どうせ今のジオンにこの暴れ馬をぶん回せる奴は居ないんだ、ならば使える人間に任せた方が良いってね、アムロ君は気にする必要はないさね」
言って、よい笑顔で天パの背中をぱんぱんと軽く叩くマヌエラさんに対し、天パは何処と無く困惑顔
そう言えばイオマグヌッソ事変以前から、天パは彼女には何故か頭が上がらなかったんだよな
何というか、肝っ玉母さんに振り回される高校生の子供を見ている様な感じ、と言えばいいのだろうか?
そんな光景を何度も見て居ていたから、マヌエラさんに対してはもはや嫉妬の感情すらわかず「またやってるなぁ」という印象しか感じない
「天パ、それでこのボクの新しい身体になる機体の受領に関する書類にサインはしたの?」
「え、ああ、サインした後でお前が居ないのに気づいてな、まさかこんな所に居るとは思わなかったぞ」
「新しい身体になるMSがどんな物なのか気になってね、居ても立っても居られずって所だよ」
けど、天パが他の女性と話している様子を見ているのも少し気に食わないので、ボクはその話に割って入る
ボクの態度に対して天パが一瞬だけ不機嫌な表情を見せる間も無く、マヌエラさんが豪快な笑い声をあげて
「ドゥーのお嬢ちゃんの気持ちも分かるよ、自分がこれから乗るMSはどんな物だろうって気になるのも無理もないさね」
「だよね、ジープラフとは全く違う構造の機体だから猶更だよね」
言って笑い合うボクとマヌエラさんに対し、天パはため息を吐いた - 29二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 11:38:07
それから場所は変わり、ここはグラナダ基地の極秘試験場
ボクは専用のパイロットスーツを纏い、G-Vのコックピットでテスト開始の時を待って居た
こいつ、カタログスペックじゃスラスターの総推力112000kgとか書いてあるけど、絶対に低く見積もって書いてるとしか思えない
そう思ったのは搭載されたジェネレーター出力が5320kwとジープラフの三倍以上という所だ
こんな馬鹿げた出力のジェネレーターを積んでおきながら、アレックスよりスラスター推力が低いとは到底思えない
それに、ある程度のG耐性はあるであろうジオンのテストパイロットの悉くを、試験で気絶に追いやってるというのも要因の一つだ
まぁ、とにかく一発フルスロットルで飛ばしてみればわかるか、そう思ったボクは操縦桿を握り、その時を待つ
『ドゥー、”身体”の調子は如何だ? 何処かおかしい所は無いか?』
「肉体の方もMSの方も何の問題なし、何時でも試験を開始していいよ」
秘匿性のあるレーザー通信から天パの声が掛かり、ボクは言いながらG-Vの右腕で力こぶを見せる仕草をしてやる
『ドゥー・ムラサメ、30秒後にG-Vの機動テストを開始してください』
「ほいよ、データの方はコンマ一秒漏らさず取って頂戴ね」
技術士官からの通信の後、モニターにテスト開始のカウントダウンの表示が浮かぶ。自然と操縦桿を握る手に力が入る
『G-V、機動テスト開始』
「それじゃ、お前の本当の力、ボクに見せてみなよ―――って、うぉっ!?」
カウントがゼロとなり、技術士官の合図とともにボクは早速とばかりにフルスロットルで飛ばして、その挙動に思わず驚きの声を漏らした
ボクの肉体全体を圧し潰さんばかりに掛る壮絶なGの圧力、あっという間に置き去りにされる管制塔。こいつ、ジープラフとはダンチだ!
やっぱりカタログスペックを書いた奴は低く見積もって書いてやがるな! ジオンのテストパイロットが悉く気絶したのも無理もない話だ
『パイロットの肉体に対する加速Gが危険域に到達、直ちにテスト中止、機体を遠隔停止――』
『いや、待て! ドゥーなら扱いこなせる、もう少し様子を見てくれ!』
通信越しに技術士官が慌てた声を上げて遠隔で機体を停止させようとするが、天パがそれを制してテストの続行を嘆願する
分かってるじゃないか天パ、ボクがこの程度のGで音を上げる強化人間じゃないって事を - 30二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 11:39:41
『信じられん、あの暴れ馬を成人にも満たない少女が扱いこなしている!』
『どうなってるんだ、あのドゥー・ムラサメって少女は……強化人間とは聞いたがここまでとは……』
通信越しに複数の技術士官の声を聴きつつ、ボクは暴れ馬の如き挙動をするG-Vを巧みに制御する
動かして見て分かったけど、こいつ、推力は凄いけど動きが硬いな。ボクの前の身体のコアファイターからサイコミュを移植すれば変わるかな?
そんな事を考えつつ、急制動からの垂直方向への急加速、更に加速をしながら三回転宙返りなどをして見せる
その度に通信越しに聞こえるのは技術士官達の驚きの声と悲鳴と天パの『無茶をするなよ』との声、分かってるよ天パ
「へぇ、こいつバックパックが可動するのか、ここはジープラフに似ている様だけど構造は違うな、でも面白い」
G-Vの構造に気付いたボクは、試験場上空を飛行している最中に脚部とバックパックを可動させる事で推力ベクトルを変化させ
通常の人間なら一瞬で気絶する加速のまま、三連続バレルロールなんて言う芸当をしてやる
それでもこのG-V、結構無茶な機動で飛んでるのにフレームもスラスターも安定している、余程頑健に作ってあるな
『ドゥー、もう機動データの収集は充分だ、駐機場へ帰還してくれ』
「んお? 天パ、もう良いの? もう少しこいつの全力を見たかったんだけど」
『技師が言うには、折角の一機を破損させたくないらしい、なので全力は予備パーツが出来てからにしてくれ、だとさ』
「ちぇー、キラキラして面白くなって来た所なんだけどな。ま、無茶して壊したくないのはボクも同じだし、仕方ないか」
天パの言葉を受けたボクは、G-Vの加速を停止し、逆方向にスラスターを向けて減速する
そして、先程の飛行が嘘の様に静かに駐機場に着地させると、ボクは「んっ」と背伸びをする
いやぁ、あのアレックスも凄い機体だと思ってたけど、このG-Vもとんでもない暴れ馬だわ、連邦も油断ならんな
『ドゥー、身体は大丈夫か? 前のジープラフ以上の加速やアクロバット飛行をしていたが……』
「心配ないよ、天パ。寧ろなまってた肉体が解れた位だ。こいつならボクの新しい身体に相応しい」
『そうか、ドゥーが気に入った様なら良いんだが……』
ハンガードッグへ移送される最中、心配の声をかけてきた天パにボクは自信満々に答え、呆れさせたのだった - 31二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 11:41:19
「何このデカブツ……作った技師は馬鹿でしょ、軽キャノンより一回り以上大きいって」
「大きさ的にはサイコガンダムより小さいと言っても、やっぱり大きいよね」
「これは公営クランバトルのレギュレーションギリギリのサイズだが、とても大きい、とガンダムが言っている」
「何というか、このMS凄く目つきが悪いよね、なんか悪役顔というか」
「しかも紫色に赤のラインだからなおさら悪役感が……」
数週間の改修を終えて、イズマコロニーの秘密基地へ搬入されたG-Vを見た面々の反応は、まぁボクの予想通りだった
まぁ機体の基本色はパープルバイコーンと同じ紫に赤のライン、インテークとツインアンテナは黄色という塗り分けで
あのサイコガンダムを知っている人間からしてみれば、今の身体はサイコガンダムを小型化した機体と思わせるに十分だった
「インコムか……ニュータイプパイロットではないパイロットでもオールレンジ攻撃が出来る準サイコミュ兵器とは面白いな」
天パの親父はというと、機体の外面よりもシステムの方が気になるらしく、
メンテナンスハッチを開いてパソコンを繋ぎ、機体の各種データを見て、まるで新しい玩具が手に入った子供の様な顔をしている
「ドゥーが前に乗ってたパープルバイコーンのコアファイターから各種機器をコックピットに移植されているそうだ、親父」
「確か聞いた話ではこの機体はサイコガンダムの小型化を目指し開発された機体だったな、この姿を見るとまさにその通りだ」
「システム面もγサイコミュを移植した事で、インコムを有線ビットとして使える様になってる、改装した技師の苦労が目に見えるな」
「成程、そうなるとまさにこのG-Vとやらは小型サイコガンダムと言っても良いMSだろうな」
其処へ天パも話に加わり、ボクの身体に対してあれこれと話をし始める
その表情は親父と同じく、新しい玩具を手に入れた子供の様だ、ボクの身体は玩具じゃないんだけどな
まぁ、技師としては新しい系列の機体を弄るのは面白いのは分からなくもないけどさ
そんな親子二人の様子をモニター越しに見つつ、ボクはG-Vのシステムの最終調整をしながら何時もの言葉を漏らす
「明日はキラキラできるかな」
翌日は新しいこの身体での公営クランバトル、ボクは楽しみで仕方が無かった - 32二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 11:43:32
それから後に聞いた話では、ボクがジープラフを全損させて替わりにG-Vを受領するまでの間、こんな記事が世間を騒がせていた
『パープルユニコーン、愛機を全損、今期の出場は絶望的か?』『ユニコーン&バイコーン解散の危機?』
なんだこの出鱈目な記事は……というか、何処のどいつがボクがジープラフを全損させた事をリークしたんだ?
「全く、何処の記者か知らないけど、こんな出鱈目な記事を出した事を後悔させてやるよ」
『ドゥー、殺気が漏れているぞ。今回はお前の新しい身体での初バトルなんだから無茶はしないでくれ』
「分かってるよ、天パ。この新しい身体で、配信を見ている全員の度肝を抜いてやるよ」
天パから窘められたボクは気持ちを切り替え、
かつてのサイコガンダムを彷彿とさせる紫色に塗装された異形ともいえる巨体のMS、G-Vの操縦桿を握る
何時もながらに暑苦しい実況はボクが身体を乗り換えた事に対して興奮気味にトークし、配信コメントは凄まじい速さで流れている
「天パ、今回だけボクだけでやらせて、新しい身体の凄さを皆に見せつけたい」
『ああ、分かった、ドゥー。だけどうっかり相手を殺すような事はするなよ?』
「大丈夫だよ、ボクは毎日進化している、そんなポカは絶対にしないよ」
『果たして如何だか』と言わんばかりの天パの溜息を通信越しに聞いた直後、試合開始を告げる緑の信号弾が競技場を照らす
空かさず、ボクはG-Vのスロットルを最大に押し込み、肉体の全身をシートに押し付けられる加速Gを味わいながら相手の元へ向かう
ボクはまさしく紫色の魔弾とも言える速度で、あっという間に相手とそのMAVの元に到達すると、ピンクのツインアイを発光させる
この時、相手とそのMAVは、通常のMSより一回り大きいG-Vの巨体を前にどう思った事であろうか? まぁ恐怖を感じた事は間違いないだろう
その次の瞬間には、通常のMSのそれより巨大なビームサーベルのたった二振りで相手とMAV機の頭部を蒸発させた事でバトルは終了した
「フフ、いい感じだよG-V。これからもボクの身体としてよろしく頼むよ」
そして、モニター越しに映る行動不能となって虚空に浮かぶ相手とそのMAV機を横目に、
ボクは愛おしく言いながらG-Vの操縦桿を撫でるのであった - 33二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 11:47:31
こうしてドゥーはG-VもといガンダムMk-V(GQ)を受領いたしました
ちなみにグラナダで出会った女性整備兵マヌエラは「機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う」に登場するネオ・ジオンの女性整備兵です
恐らくGQ世界でもジオンの整備兵をやっている事であろうという事で登場させてみました
気になった方はその書籍を読むことをお勧めいたします - 34二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 11:54:35
ちなみにGQ世界でのG-V(ガンダムMK-V)のですが、
主な機構はほぼ原作通りとなっておりますが、ドゥー専用機となる際の改造点として
ジープラフ(パープルバイコーン)のコックピット機器の移植
それに伴うγ-サイコミュの搭載
ビームライフルとシールドにビット端末となる機能を搭載
頭部に外付け式のバルカンボッドの搭載
塗装をサイコガンダム風(サイコガンダムMK-2)風への変更
となっております - 35二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 12:26:24
あのやばすぎる盾スラスター内蔵式シールドがついてたらそりゃ推力詐欺になるよなぁ
- 36二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 16:47:28
- 37二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 16:59:44
- 38二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 00:00:06
保守
- 39二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 03:31:54
ざわ…ざわ…w
- 40二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 09:09:50
- 41二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:12:27
なにっ!?
- 42二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:07:38
ずっと頭に響く天パの声てかもう一遍にアレもコレも言うなあぁもうもういろいろうっさいなぁ‼︎
「うるさい‼︎」
そう叫んで起き上がるとベットの上本当にどこここ
「ドゥーっち起きた⁉︎」
目の前に飛び込んできたのは嬉しそうなマチュ何があったの
「ドゥーっち気絶してたんだよそれでここは病院」
だんだん思い出して来たそうだ天パと一緒になんかお偉いさんの話聞いてMSが降りて来てそしたら……
「あれマチュ天パは」
「アムロンは怪我したからちょっと見てもらってる」
天パも怪我するのかあれもしかして
「マチュ天パが怪我したのって左腕?」
「そうだけど……」
最悪だ多分ボクのせいじゃないかしかも腕だなんて……
「まぁ血が出てたわけじゃないしすぐに診てもらったから大丈夫だよ」
ありがとうマチュ
「それに私達もシュウジとお母さんが来てくれなかったら危なかったし」
「マチュも怪我したの」
「私はちょっと気持ち悪くなっただけけどニャアンとララァがドゥーっちみたいに気絶してカミーユも気持ち悪くなってみんな病院に居るよ」
- 43二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 23:57:04
保守だよ!
- 44二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 02:10:30
50も行ってないのに前半スレでメインストーリー書いてくださってた方が復活されたし
今書いて下さってる人はかなり展開がヒリついてて先が気になる…
素晴らしい流れです - 45二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 03:45:07
「本当に何が起こったの?」
「わかんない……」
ボクの質問にマチュがしょんぼりして返事をするそうだよね何が起こったかなんてわかんないよね……
「多くの人の感情の爆発を浴びたんだよ」
病室に入って来たシュウジが説明になってない説明をしてるくれる
「シュウジ‼︎アムロンはララァはニャアンは」
「大丈夫みんな無事だよただララァはこのまま入院って事になったけどアムロにニャアン・カミーユそれにドゥーも今日中に帰れるよ」
マチュとボクにそう言うシュウジそれよりもさっきの言葉の意味を知りたい
「よかったそれより感情の爆発って」
マチュも同じだったのかシュウジを見つめて聞くシュウジは数秒悩んだ表情をして口を開いた
「あの場所にはとても強い感情が集まってたそれがふとした瞬間に爆発してそれを受けた」
ふーんじゃあなんで天パは無事でボクは倒れたのさニャアンもマチュも症状が違うみたいだし
「単純にその爆発を受けた時の意識が違ったマチュとアムロは多分意識を1方向に向けててニャアンとドゥーは周りに意識を散らしてたんじゃないかな」
そういえば確かにあの時ボクは辺りの変な空気の原因を探そうとしてあっちこっちに意識が飛んでいってた
「確かにニャアンも言ってたこの空気を感じた事があるって」
「そういえばドライは大丈夫だった?」
「あの場所からは店は離れてたしドライもボクも集中してたからけど受け取る力が強いララァとカミーユはきつかったかも」
なるほど原因がわかってきたけどそういう時ってどうするのがいいのさ
「事前に感じ取って意識を1方向に向けるか僕みたいに慣れるしかないね」
後者はあんまりお勧めできないけどと言うシュウジまさかボク達にこんな弱点があったなんてシュウジの言葉にボクはため息で返事をするしかなかった
- 46二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 11:06:40
ほしゅ
- 47二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 19:06:13
保守
- 48二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 01:03:55
保守ー
- 49二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 03:18:01
「それじゃあ3人共またね」
「またお店で」
マチュのお母さんの車に乗り込む3人と挨拶をするボク達
「今日はありがとう」
「タマキさん今日は助かりました」
「マチュ・ニャアンまたね」
車を見送ってボク達はタクシーへ
「シュウジが助手席だからね」
「わかってる」
シュウジを助手席に押し込んで片腕をテーピングしてる天パを後部座席へ
「狭くないかドゥー」
うっさい天パ
「アムロは人の好意に甘えるのに慣れるべきだと思う」
「そうか……」
まったくシュウジの言う通りだそういえばシイタケ頭は大丈夫だったのだろうかロンデニオン商会に帰ると
「アムロ君大丈夫だった」
と飛び出して天パの世話を焼こうとするシイタケ頭を見て心配ぞんだったキレてキノコ頭を引き剥がしにかかるボクだった
- 50二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 11:10:20
アムロの心配かどんな時にすればいいんだろうか?
- 51二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 13:26:44
キノコ頭の想像以上に引き剥がすのを諦め天パに引っ付いてロンデニオン商会に入るとドライが机に突っ伏していた
「大丈夫かドライ」
「疲れただけだから大丈夫だよアムロお兄ちゃん」
机の上で手のひらを振って答えるドライ
「いったい何をやってたの?」
「アムロお兄ちゃんとドゥーお姉ちゃんの被害者情報の書き換え」
「そうかありがとうな」
そんな話をしてると入り口のドアが激しく開かれた
「アムロ・ドゥー無事か!!」
「親父あぁ怪我はしたが命に別状はない」
「ボクもお腹すいた」
いっぱい寝たらかかむしろ元気だもしかしたら一番元気がないのはヘトヘトのドライかもしれない
「それならよかったドライから連絡を受てすぐに出たんだが遅くなったな」
遅くはなってないと思うよ親父さん - 52二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 17:15:00
「まぁまぁとりあえずご飯にしようシイコさんも食べて行きますよね?」
「えぇ坊やも呼んでくるわ」
何にしようかなドライは食べたい物ある?
「CMで見たピザが食べたい」
「ピザかいいね」
シュウジが同意すると天パとキノコ頭が顔を見合わせる
「いいんじゃないか偶には」
親父さんが賛成してボクはホームページを開いて天パに見せる
「まったく喧嘩するなよ」
やれやれみたいな感じの天パを無視してドライとシュウジとボクでピザを選ぶのだった
- 53二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 17:16:32
ちょっと話を整理したいので一回ここで切ります
- 54二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 00:55:51
保守
- 55二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 02:22:45
ピザパーティーが終わった後クランバトルの公式からリックディアとの試合が組まれる
あれ……あの後どうなったけ?ボクは椅子に座って天パの上着を掛けられて寝てた眠い目を擦っている辺りを見渡すとピザとかチキンとかサラダの残りが大きな皿に乗ってラップを掛けらてる朝ごはんにしよう思ったらなんか通信機がピカピカして通信を伝えているもう仕方ないなぁ
「天パー天パー通信ー」
上着を肩に掛けたまま天パに近づいて肩を揺すって起こす
「ドゥーかどうした?」
「通信多分ヒゲオヤジから」
「助かる」
頭を抑えながら通信に出る天パその様子を見てボクはトースターで昨日の残りを温めるいい匂いがしてきた
「ドゥー姉ちゃんごはん」
そのいい匂いに釣られたのか坊やが1番最初に起きてきたねけどピザはダメだから何かあったかな
「そうだおにぎり作ろう」
「つくる‼︎」
パックのごはんをレンジでチンして坊やといっしょに塩と海苔を巻いてお皿に盛ってテーブルに置いて行く
「ドゥー姉ちゃんふりかけ」
はいはいふりかけ味も作ろうね次に起きて来たのはキノコ頭だけどボク達を見ると
「そっち任せたわ」
と言ってキッチンから出てゴミの片付けを始めたそして気がついたら想像以上のおにぎりが出来上がった所でみんなが起きてきた
「朝ごはんあるから食べよ」 - 56二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 02:49:12
通信が終わったのか天パがみんなにインスタントの味噌汁と水を用意していたがキノコ頭に取り上げられて椅子に座らせられていた
「怪我人は怪我を増やすような作業しないの」
「そうだよアムロお兄ちゃん」
ドライとキノコ頭に注意されてばつが悪そうにする天パ
「シュウジ大丈夫か?」
「大丈夫です」
親父さんがまだ頭が覚めていないシュウジを椅子に座らせてちょっと遅めの朝食が始まる
「ママこれボクつくった」
お手製のふりかけミックスをシイタケ頭に差し出す坊やそんな微笑ましい光景の横で片手で不便してそうな天パにおにぎりを押し込んでやる
「そういえば天パなんの通信だったの?」
おにぎりを飲み込んで答える天パ
「クランバトル公式から連絡があってジークアクスにクランバトルの申し込みがあったらしい」
「ふーんそれで」
あのヒゲオヤジがそれだけで連絡してくるのはないだろうつまりまだ何かある
「相手はさらに俺達ホワイトユニコーンとパープルバイコーンとのタッグマッチつまり4機同士での試合を希望してるらしい」
「ずいぶん贅沢な事を言うんだね」
ようやくシュウジの目が覚めてきたのか天パに返すがボクの機体はまだ届いてないし天パも片腕が負傷している
「どうすんのアムロお兄ちゃん何かいい手がある?」
「今の所はないがやっぱりマチュとニャアンにも話を聞くべきだな」
結局そうなるか何かいい方法が見つかればいいけど
「お姉ちゃんがアムロお兄ちゃんの代わりじゃダメなんです?」
「駄目とは言わないがバレた時がな」
替え玉を一回やってるしバレたら厄介なことになりそうでしかない
- 57二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 11:58:09
「断れないのか来ないだの事故で怪我をしたとかで」
「公式からじゃなければそれでよかったんだがそれに相手は間違いなくあの発表されたMSの性能のお披露目会だからな」
親父さんにそう言って頭を抱える天パ
「そんなのムリって言ってやればいいんだよ腕怪我してるんだからわざわざ受けてやる必要ないんだし‼︎」
「それでも向こうはいいんだ連勝記録1位の俺達が対戦を避けたとなればそれだけで箔がつくそれは嫌だろう」
「つまり相手にとって試合をして負けたとしても新型はここまでやれますよってアピールになるし勝てば大万歳で危険しても直接対決をさせたって言えるってこと」
ドライの言葉を頷いて肯定する天パ
「コロニーの手腕じゃないわね多分あの会社の入れ知恵でしょう」
キノコ頭の言葉も頷いて天パは肯定するまったくこんなのどうすればいいのさまったく
3時頃にボク達にドーナツを持ってマチュとニャアンが来てくれた
「それでマチュはどうする?」
「これ出ないとヒゲマンやアムロン・ドゥーっちにソドンの皆が大変なこよになるよね私乗るよ」
マチュ……
「それなら僕がM.A.Vだとガンダムが言いっている」
とりあえずマチュ側の問題は解決したけどボク達は困った表情で天パを見つめるとマチュが両手を合わせて大きな音をだす
「ドゥーっちがアムロンと一緒に乗って操縦すればいいじゃん」
「確かにMSに2人乗りして左手でする操作をお姉ちゃんがすれば確かにいいかもしれません」
マチュの突拍子のないアイディアを絶賛するドライちょっと天パも何か言えよいけるかも見たいな顔をすんな
- 58二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 19:26:22
待機
- 59二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 00:28:40
待機
- 60二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 01:19:42
「あーもうそれでM.A.Vと言うかもう1人はどうするのさ」
「「ニャアン」」
「え⁉︎」
2人の言葉にコーヒーを持って来てたニャアンが驚く
「私?他にも居るんじゃない⁉︎」
う〜んどうだろうシミュレーターでマチュと互角で勝負ができるのを見るといけそうな気もするけど
「けどMSないよ?」
僅かな望みをかけたように呟くニャアン確確かにここにはMSはないけどソドンに天パが乗ってたMS(体)がある
目線を合わせるボクと天パ決まりだね
「それじゃマチュとニャアンはアマテさんに説明と説得できるか?」
「する絶対する」
「マチュ大丈夫なの」
断言するマチュとちょっと不安そうなニャアン心配だなぁ……そんな事を考えながらドーナッツにかじりついた
翌日
「説得してきたよアムロンドゥーっちシュウジ行こう‼︎」
そこには大きなキャリーバックを引いてリュックを背負ったマチュとニャアン
確かに時間がないから早いのは助かるけどさぁ
「もう来たのマチュとニャアンは早いなぁ」
お店からシュウジが出てきたいつもよりも早いな絶対来るのわかってただろ
「2人共とりあえず地下に行こう天パ達が準備してるはずだから」
地下に行くと天パのジープラフをコムサイに積み込んでいた
「あぁ4人共積み込みが終わったら出発するから乗り込んでくれ」 - 61二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 07:22:02
- 62二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:34:27
保守
- 63二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 17:17:16
保守
- 64二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 01:13:40
保守
- 65二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 01:36:19
「とりあえず機内食はないけど適当に座ってて」
ニャアンとマチュから荷物を受け取って固定する
「なれてるねドゥーっち」
「そりゃヒゲオヤジからの呼び出しでしょっちゅう乗ってるしね」
固定し忘れたボクのオヤツが散らばったのはいい思い出だ
「ねぇドライ君はなにやってるの?」
側から見てちょっと怖い動きをしてるドライを見てニャアンが聞いてきた
「天パが怪我して操縦できないから初めての主操舵手だからマニュアル確認してるんだって」
「えーっと数字と計器の確認に航行時間からソドンとの合流地点の到着時間と範囲を計算して」
操縦席に座ってマニュアルと計器を何度も往復しながら確認するドライを見ながら返事をする天パが隣に座るから大丈夫だって言ってるのに
「2人共待たせたな機内食はないがゆっくりしていってくれ」
その台詞を聞いてマチュとニャアンがニヤニヤし始めたあーもう天パ‼︎ゲシゲシと蹴ってやるが全部避けられた
「ほら手伝ってやるんだろう?」
「うぅー」
1回天パを威嚇してオペレーターの席まで移動して操作を始める
「ドゥーお姉ちゃん?」
「外異常ないよパトロール次が55秒後その次が80」
「了解ハッチのロック解除後60後に」
「はいはいそれじゃあ開けるよ」
きっちり60秒を目視で確認してハッチを開けてボク達が乗ったコムサイは発進した - 66二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 03:05:25
てろてろ書き連ねているけど自分で読んでも全然面白くない…
きちんとストーリーテリング出来るここのひと達が羨ましい… - 67二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 10:02:15
このレスは削除されています
- 68二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 17:22:45
保守
- 69二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 18:58:06
- 70二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 22:18:27
- 71二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 22:39:48
- 72二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 03:30:05
結局ちゃんとした説得出来てないじゃないか
- 73二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 08:07:05
「そっか、疑ってゴメンね…って、実は疑惑が大正解!」
- 74二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 09:41:54
タマキさんが泣き落としの所でちょっと揺らいで許可してくれなかったらアムロン船に密航するからでタマキさんが折れたので説得には成功してますわかりづらくてすいません
- 75二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 17:51:18
- 76二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 21:00:23
「こちらユニコーンそちら聞こえますか?」
「こちらペガサス聞こえますどうぞ後部ハッチから着艦してください」
親父さんがヒゲオヤジに確認して後部ハッチが開く
「ガイドレーザーきました」
「そしたらガイドレーザーに合わせろ後は速度はそれに合わせればいい」
「はい」
天パの指示にしたがってドライが操縦するコムサイが後部ハッチに滑り込んで停止用のゴムに止められて着艦した
「少し着艦速度が早かったがよくやったなドライ」
天パがとんでもないこと呟きながらドライを褒める
「はいアムロお兄ちゃん」
「とりあえず降りよう」
シュウジが2人を連れて降りて行く
「ドゥーは親父と一緒にシャリアブル大尉に挨拶に行ってくれ俺はジープラスを降ろすのを手伝ってくる」
「はーい」
親父さんについて行ってヒゲオヤジの所に向かう - 77二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 00:53:11
保守
- 78二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 06:40:29
無事に出立できたのだから成功ですよ(震え声)。
- 79二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 12:19:13
「テム博士今回も私達につきあっていただきありがとうございます」
「いえこちらも前回ドゥーが申し訳ありません」
お互いに頭を下げる親父さんとヒゲオヤジまぁジークアクスを持ってこいって無茶振りだしボクはそのジープラスぶっ壊しちゃったし
「とりあえず今回はディジェとジークアクスとアムロ機のコクピット周りの改造を予定してます」
「了解しました何かあったらご連絡ください」
そう言って別れるヒゲオヤジカと親父さん
「とりあえずドゥーシートの調整をするから来てくれ」
「はーい」
コムサイから降ろされたジープラスのコクピットに案内されて用意されサブシートに滑り込む
「どうだ?」
「薄いしちっちゃい」
「どう足掻いてもサブシートだからな」
整備のおじさんに言われるともうテストを始めるから着替えろと天パが言ってきた
「もう始めるの?」
「1週間しかないからないくらドゥーとはいえ練習時間は多い方がいい」
「はーい」
この時ボクは気軽に返事したのを後悔するハメになった - 80二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 19:42:32
一体何が有ったのか
- 81二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 02:40:06
保守w
- 82二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 10:13:52
保守
- 83二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 16:23:45
「後部ハッチからジープラス・アムロ出ます」
そこまでオペレーターに伝えてボクを見る天パ
「サブパイロット・ドゥーも出るよ」
後部ハッチからゆっくり出て行くボク達が乗ったジープラスがゆっくり出て行く念の為にライフルだけは持ってるけどコレで練習になるの
「とりあえず目標としては合図なくても動けるようになることだな」
まっ天パのタイミングは分かるしだいじょ……いきなり斜め後ろからGがかかってくるちょっと待て天パ
「天パなんか動きがおかしいっておい聞こえてんのか‼︎」
全天周囲モニターの光景が次々と変わって行く
「ドゥー行くぞ」
行くぞって何すんのさちょっと待てそっちは小惑星群だっての‼︎
「こちらジープラス帰還する」
「了解左舷ハッチにお願いします」
整備のおじさん達に助けてもらいながら降りるボクと余裕そうな天パ
「慣らし運転だったが大丈夫か」
ふざけんなあれのどこが慣らし運転だ実戦さながらじゃないか‼︎
「そうは言われてもな実践じゃアレより早い物がとんでくるんだぞ」
ビームは避ける物じゃなくて防ぐ物なんだよ‼︎なんの為の盾だよ
「あのアムロさん音声記録がドゥーお嬢さんの悲鳴しか入ってないんですが……」
そう整備のおじさんに言われて天パは逃げ出した - 84二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 16:27:42
謎のホスト規制で書き込みが送れますすいません
- 85二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 21:45:19
乙です。何かの障害ですかね?
>謎のホスト規制
- 86二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 01:34:44
ビームは避ける物←草wwwだけどすこ
- 87二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 09:03:16
ジオングのビームの隙間を避けて突っ込んでくるからねー
- 88二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 11:58:57
天パに追跡はおじさん達に任せてボクはミネラルウォーターで頭を冷やすおかしい室内なのに星がチカチカしてるようなしてるような気がする
「医務室行くか嬢ちゃん」
「大丈夫それより天パ捕まえて来て1発蹴ってやる」
「おうわかった任せな」
おじさん達がなんか若い人達に指示出して何人かが追加で天パを追っかけて行ったその人達と入れ違いでマチュとニャアンが入ってきた
「ドゥーっち大丈夫?」
「大丈夫じゃないような大丈夫なような」
「何か居る?かってこようか?」
「大丈夫」
う〜んごめんなんかよくわかんない
「そういえばシュウジは」
よく3人一緒に居る所を見てるからか思わず聞いてしまう
「シュウちゃんは……」
えっなに何かあったの⁉︎
「ヒゲマンに取られたー」
は⁉︎ - 89二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 17:16:34
「ニャアン、ディジェの調子はどうどう?」
ディジェのコクピットに上半身だけ突っ込んでをコンソールをいじっているニャアンに聞く
「うん悪くないよけどやっぱり私にはちょっと早いかな?けど調整してくれるって言ってたし多分間に合うと思うよ」
「そっかじゃあシュウジの所行こ‼︎」
「うん‼︎」
シュウジの仕事姿を見ようと思って2人で行ったら
「貴方がシュウジ君ですか?」
「そうだけどなに」
「いえ私のシミュレーションに付き合っていただきたいと思いまして……話によれば大佐から赤いガンダムを託されたと」
「託されたとは少し違うとは思うけどね」
「それでも大佐が貴方に何かを見出したのは事実なはずです」
「わかったけど機体は……そうか赤いガンダムはこの艦に配属されていたね」
「はい私はキケロガで行きますので」
「ジープラスじゃなくて?」
「えぇ」
「わかったあっ2人共ちょっと行ってくるよ」
「お2人共すいませんシュウジ君を少し借ります」
私とニャアンに微笑んで軽く手を振ってシュウジはヒゲマンについて行った
「こんな感じ」
マチュのちょっと大雑把な説明をニャアンが補足しててわかった - 90二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 00:25:03
保守
- 91二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 07:51:05
保守
- 92二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 16:49:58
保守
- 93二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 01:00:42
保守
- 94二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 03:46:15
「ドゥー嬢ちゃん捕まえてきたぞ」
のんびり喋っていると整備のおじさん達連れてこられた天パなんか小さく見える
「嬢ちゃんテム博士が結構絞ってたからお手柔らかにしてやってくれ」
整備のおじさんの1人が囁いてくるふ〜んなるほど……思いっきり脛蹴ってやろうかと思ったけど……避けない天パに蹴り入れてもなぁ
「お菓子作ってもらったら?」
マチュが言ってくれるけど天パ怪我してるから無理させれないしいそれじゃあ気が済まないし本当にどうしようかな
「デートとか」
デートかけどなぁデートって言ってもなーうーんボクが首を傾げていると
「なんかアムロにやってほしいことないのか?」
整備のおじさんが聞いてくるけど特に思いつかない - 95二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 10:08:11
やっぱおかしいよこの天パ
- 96二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 16:50:19
>特に思いつかない
過不足のない状態にニヤニヤするわw
…ただ、特別発展しないであろうことと強化人間以外での存在意義を見出せない可能性が高そう
- 97二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 23:04:53
これから探せば良いかと。
- 98二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 03:13:42
貼りたいけど書き上がって無いし時間が無い…ほしゅ
- 99二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 03:16:07
「してほしい事が見当たらないか……ドゥーお嬢さん愛されてんなぁ」
豪快に笑いながら天パを叩くおじさん達それさっきの音声記録もう一回聞いても言える?ボクがそう聞くと露骨に目を逸らすおじさん達
「あーもう知るか」
天パに連続蹴りを入れて逃げる
「今度はドゥーの嬢ちゃんが逃げちまった」
「ちょっとアムロンちゃんとドゥーっちになんかしてあげてよ」
「ドゥーが可哀想ですよ」
「わかった何か考えておくよ」
マチュとニャアンに怒られて俺はドゥーへのお詫びを考えるのだった - 100二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 10:41:28
保守
- 101二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 17:01:44
その後ボクはさらなる恐怖を味わうことによってなるのだった
「天パ安全運転だぞ安全運転だからな」
「わかったよ」
天パに念入りに言ってシミュレーターに乗り込む
「いっくよードゥーっち‼︎アムロン‼︎」
「よろしくお願いします」
「ニャアン・マチュ行くよ」
相手は3人だけどこっちは2人だビームが飛んでくる回避ってビームに突っ込んで行くな天パ安全運転はどうした‼︎
「掠ったか腕を上げたなマチュ」
「ふざけんなぁ‼︎」
掠った⁉︎とんでもないこを言うな天パ普通なら掠ったなんて現象起こらないんだよ‼︎急いでセンサーを確認して擦ったと場所を確認して
「近接戦行くぞサーベル」
はぁもう接近戦の距離⁉︎目の前に迫る赤いガンダムのサーベルを受ける
「右からくるもう一本‼︎」
ライフルを腰のウェポンラックに戻した瞬間にボクが動くより早く天パがレバーとボタンを操作してディジェのライフルを切り払って壊す
「マチュは上かドゥー引け‼︎」
「もう引いてる」
後に下がって赤いガンダムの体制を崩してサーベルを振り下ろしてくるジークアクスの進路に赤いガンダムを割り込ませる
「くっ」
「きゃ‼︎」
ぶつかって悲鳴を上げる2人その後も天パが3人を翻弄しまくってシミュレーターは終わった - 102二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:33:22
またこの天パビームの間すり抜けてるよ
- 103二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 06:28:12
保守
- 104二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 13:27:12
保守
- 105二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 20:44:46
保守
- 106二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 20:45:01
強いすねやっぱ
- 107二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 03:00:01
待機
- 108二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 04:03:02
「アムドゥっち強すぎ‼︎」
マチュが文句を言うけどボクがしたことってレバーを引いただけなんだよね……てかマチュその名前はなんだ変な呼び方するな
「だってアムロンとドゥーっちって言うと長いんだもん」
だからって引っ付けることないだろ‼︎そんなボクの不満をよそに天パはニャアンにディジェに不満点がないか確認する
「不満なんてそんなジフレドと同じぐらい動かしやすいです」
「そうかなら大丈夫だなニャアンは周りを見るのが上手いからな2人を上手くフォローしてやってくれ」
「はい‼︎」
天パに褒められるニャアン前のシュウジの時もそうだったけどボクにはそんなアドバイスしないくせに
「ドゥーは教える前に見て覚えてるからアドバイスは必要ない」
何それシュウジまたわかりにくい説明を
「それにアムロのアドバイスは為になるけど実戦できない」
どうゆうことだよシュウジ
「いずれわかるよ」
「今知りたいんだよボクは」 - 109二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 08:25:15
- 110二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 12:45:26
- 111二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 22:15:17
保守
- 112二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 22:36:12
次はヒゲオヤジが相手絶対に負けられない
「それではコモリ少尉しばらくの間、艦を頼みます」
「了解しました」
シミュレーターが始まるとヒゲオヤジのジープラスを探す
「落ち着けドゥー力を抜け力めば相手に気取られるぞ」
「ヒゲオヤジ相手には無理」
「そうかならこっちから行くぞ相手の動きに合わせろ」
相手の動きに合わせる?
「ライフル」
「えっ⁉︎」
天パに言われて右手のレバーを操作する
「撃て」
ボクが撃ったビームはヒゲオヤジの有線ビットの隣を通りすぎて行った
「見てから狙うな相手の動く先に照準を置け」
何言ってんだ天パ‼︎ - 113二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 02:28:17
保守がてら久し振りに
ソドンにてアレックスを受け取りテストパイロットとしてデータ取りをした天パ
その驚異的なデータからアムロとの繋がりを深めた方が得策と判断したAEと連邦軍は新たにアレックスを進呈
その代わりにアルビオン商会にクリスとチェーンを転任させる事を条件としてきた
新たなアレックスをアルテイシア様に譲り交換として二人の転任の許可を求めた天パ
ソドン麾下のロンデニオン商会として新ジオン公王の戦力拡大に繋がる事となり…ホワイトユニコーンの名はより一層広まる事になる
「しかしまあ…よく分からんな。俺に付いてくるより現ジオン軍最高の指揮官の一翼を担う中佐と共に居た方が生きたデータが取り放題だろうに」
「それは大丈夫です! 上層部もアムロ少尉のデータを集めろと言ってきましたし!」
「と言うか少尉がソドンにおられるなら私もソドンに残れと言われましたので。どこまでもお供させて頂きます!」
思わず目を閉じる。敵でも無い見た事も無い他所の上層部に文句を言いたくなった
「…はあ。まあ君達も上からの命令じゃ逆らえないよな…」
「ご理解頂き有難うございます!」
「私達も少尉にご迷惑をお掛けしたい等と言う事は断じて無いです、そこだけはご理解頂ければ」
「それは勿論君達を信じているよ。戻ったらまず住む場所を探さないとな」
「…え? ロンデニオン商会に置いて頂けるのでは無いのですか?」
「何でだ。君達はロンデニオン商会に勤務しろと言われたんだろう?」
「そうですが…あ、いや、そうですね、確かに少尉の仰る通りです」
「え? あ、そうですね、まずは住む所の確保からですよね!」
…これはアレか、ロンデニオン商会の2階に…と思ってたな。それで俺に「何故空き部屋がある事を知っている?」と突っ込まれるのを気付いたか
「そういう事だ。住む所などは俺達で良ければ相談に乗るから」
とは言ってみたが会社や上層部から場所の指定をされるかも知れないか - 114二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 02:30:12
「今回のソドン勤務はあとどれくらい続くのか。そろそろサイド6に戻してもらいたいものだが」
「そう言えば私はサイド6に行った事が無いんです。どのような所ですか?」
「私はありますよクリスさん。私で良ければご紹介しましょうか?」
そこで何故かお互いにっこりと笑いながら軽く睨み合うクリスとチェーン。何かと張り合う傾向がみられるのはスパイ同士だという事だろう
「まあ慌ててもしょうがない。未だ未公開の最新鋭モビルスーツと装備一式なんてそう簡単に準備できるものじゃないだろうし」
「ですね、一か月は最低でもお時間を頂くかと」
「そこまでソドンに居ると思いたくないが…」
このままではシミュレーションくらいしかやる事が無い。流石に組み合わせや対戦も煮詰まってきた。最初の頃の熱狂は収まってきている
「チェーンは時間を潰すのが大変だろう、俺やクリスはいざとなればシミュレーションでお茶を濁せるが」
「いえ、この艦にいる間は全てが新鮮で全てが勉強です。テム主任やメカニックの方々、ドライ君と話すのもとても勉強になりますし」
その笑顔に嘘は無い様だ
「以前にも言ったがここは飢えたオッサン共の吹き溜まりだ。君達に被害を与えたり不愉快な思いをさせてきた奴がいたら遠慮無く告発してくれ」
「告発って…」
「いえ大丈夫です、皆さんとても良くして下さっていますから!」
唖然とするクリス、慌てて取り繕うチェーン
「こんなオッサンばかりの所で女性は数少ない存在だ。トチ狂って暴挙に出る輩がいないとも限らない、と言うか過去にはその様な事件が実際にあった。冗談でも何でも無く君達は身の安全に注意を払ってくれ」
そこまで言うと流石に表情が真剣になる
「前に言った様に最悪発砲しても構わんし叫んでくれれば誰かしらが駆けつけるだろう。その犯人には死ぬ事すら生ぬるい制裁が加えられるだろうからな」
若干顔色が悪くなってきている…驚かし過ぎたか
「真面目な話、君達の様な若く綺麗な女性はどれだけ注意してもしすぎる事は無い。どうか油断はしないでくれ」
そうまとめたのだが「「綺麗…!?」」と予想と違う反応をしている。そこに反応するのか…? - 115二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 02:31:43
「両手に華でゴキゲンですわね天パァ?」
何を言ってるんだこいつは。まあ拗ねているんだろうな、と思う位には俺も成長している訳で
「宇宙空間、更にソドンと言う閉鎖された空間にいる状況が長く続いているんだ、彼女達にはストレスになっている可能性が高い。中佐にも言われているしああやって話しかけてケアする事も大切なんだよ」
「ふーん?」
「誰も彼もがお前の様に宇宙を舞えるほど強くは無いんだ。ドゥーの様に宇宙で解放される事が出来る方が稀有なんだよ」
「…稀有?」
「ああ、稀有でとても貴重な才能だ。お前はたまにとても嬉しそうに…まるで舞うかの様に駆けている時があるからな、宙にいる事を喜べるのもニュータイプの資質なのかもしれない」
「天パよりも?」
「ああ、俺はあそこまで開放感を感じられた事は無いからな。時々羨ましくなるくらいだよ」
「…ふーん、そっかー。天パよりもかー」
「まあ普段のお前の操縦じゃあ舞うと言うが弾丸だがな。よくあれだけのGに耐えられるものだ」
「ボクは強化人間だもん、当たり前じゃん!」
「G耐性については俺より格段に上だからな…本当に大したもんだよ」
「フフン、認める事も大切だよね天パ?」
「もうちょっと穏やかに翔ぶ事を覚えたら紫の天女とか言われる事もあるかもな」
「てんにょ? …天女!? ボクが!?」
「そんな未来もあるって事さ。今のお前には無限の可能性があるんだからな」
「そっかー…。そっかー…!!」
などと言いつつ高揚した様子で歩いていく。その先でシイコさんと…やり合わずに二言三言交わして歩いていった - 116二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 02:32:51
「…ねえアムロ君、アレ、何か悪いものでも食べたのかしら?」
その余りな言い草と怪訝そうな表情に笑ってしまう
「そんな事は無いですよ。中佐からクリスやチェーンに話しかけてメンタルのケアをしろ、と言われまして。ドゥーがそれで絡んできたから同じ様に話しました。気が紛れたなら成功ですね」
「なるほどね…それじゃあ、私にはどんなケアをしてくれるの?」
そう言ってきたシイコさんの…何と言うか、雰囲気に生唾を飲み込んだ
「…あー、シイコさんは俺がケアする様な弱さは持ち合わせていないじゃ無いですか。俺が見習いたいくらいですよ」
「見習いたい? 喜んで教えて差し上げるわよ? それこそ手取り足取り」
と言った所で急に周囲を見渡した
「…来ないわねあのエノキ。アムロ君に構って貰えたのが本当に嬉しいのね」
「まあドゥーとの付き合いも長くなりましたからね。どんな事言えば機嫌を取れるのか、くらいは学びましたよ」
そうしなければ身が持たなかったからな
「まあいいか。今日はあのエノキに免じて勘弁してあげます」
ここで何が? とか聞き返さない程度には俺は成長したのだ!
「ありがとうございます。シイコさんのご厚情には感謝しかありません」
「たまにはこんな穏やかな日もいいでしょう。アムロ君もしっかり休んでね?」
そう言って俺から離れていくシイコさん。こういう時慣用句だと「雨でも降らないといいんだが…」と言うんだったか? - 117二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 02:46:21
久し振りにロンデニオン商会に戻ってきた。そんな俺のまずやる事は
「冷蔵庫の中の確認と窓を開けて風を通す、そして掃除の段取り…何でだ」
言葉が漏れる。まあ衣食足りて礼節を知る、という言葉もあるし今日食うものと寝る所の確保は最重要問題ではある訳だが
俺以外の親父、ドゥー、ドライ、シイコさん、マチュにシュウジは買い出しに行っている。ひと月近く家を空けていたのだから食品や生活雑貨など駄目になってしまっていたものもあったのだ
「…それで、何故貴様がここにいるんだ?」
「随分と冷たいお言葉だな。久し振りに戻ってきた友人に会いに来るのに理由が必要かね?」
そう嘯いているのは…口に出すのも憚られるあの男だ
「待ちたまえ、君の中で私はそこまで忌避される存在なのか?」
「当たり前だ、どこの世界に自分より全てにおいて遥かにデキる気障で貴公子然としたミステリアス金髪イケメン好青年に好意を持つ男がいると言うんだ」
何を胸を抑えて悶えているんだ気持ち悪い
「…さらりと相手を絶賛する君の癖は何とかならないのかね?」
「誰が貴様を絶賛するか。俺は事実を述べているまでだ」
また悶え始めた。何なんだろうかこいつは
「そんな事はどうでもいい。どうやって入ってきたんだ貴様」
「…買い出しに出掛ける君のご家族方と入れ替わりでな。『独りで暇してるだろうから』だそうだ」
シイコさん…いや、ドゥーか?
「御覧の通り暇とは無縁でな。用が無いならお引き取り願おうか」
「そう邪険にする事もあるまい、少し位構ってくれてもいいでは無いか。あまり私をぞんざいに扱うと凹んだ私をララァが心配するぞ?」
「貴様ほどの男が…なんと女々しい…!」
「その褒めるのと貶すのを同時にするのは何とかならないものかね?」
「だから褒めてなどいない。どうして貴様ほどの男がそこまで女々しく情けない言動をするんだ」
「そ、その本当に失望したような顔をするのは止めて欲しいのだが!」
「失望しているんだ。貴様の為にわざわざ表情を作るような手間を掛けると思っているのか?」
「…君と同居している方々は君の物言いに不満を漏らしたりはしないのかね?」
「こんな物言いをするのは貴様に対してだけだからな」 - 118二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 02:48:06
「何故私にだけ!?」
「貴様の体たらくに失望しているからだ。貴様は本気を出せば全ての人類を導く事すら出来うる男だというのに!」
「そ、それはいくらなんでも買いかぶりだと思うのだが…」
「少なくとも俺の人生で一番デキる大人だった人を軽々と越えて行ったかなら貴様は。だがまあそう言うなら問題を小さくしよう。貴様、奥さんを放って置いてこんな所に来るのはどういう了見だ?」
「追い出されたからだ。『そろそろ戻られるでしょうしそんなにソワソワされていたらこっちが気が散る!』と言われてな」
「…それは何と言うか、奥様に御同情申し上げる…。と言うか何故そこまで俺に執着する?」
「私には同情してくれんのだな…君は私が認めた人間だからだ、アムロ」
タチが悪い事にその声にも表情にも一片の嘘も誤魔化しも含まれていなかった。何と言う事なんだ
「貴様の唯一の欠点だな、思い込みが激しい所と人を見る目が無い所は」
「二つ挙げられたのだが」
「あと10は挙げられるがもっと挙げた方がいいか? いやそんな事はどうでもいい。俺のどこに貴様の如き至高の人材に見込まれる所があるというんだ。俺は…」
いや、こういう言い方は止めなくてはならない。俺を見込んでくれている人たちの見る目を辱めない為にも
「多少名が売れてはいるが一介のパイロット兼メカニックだぞ? 貴様に見込まれる所なぞ無い」
「君こそ思い込みが激しい様だな。ジオンの新公王の新たな懐刀にして『あの』ホワイトユニコーン。その実力は宇宙屈指と言っても良いものだ。それを多少名が売れている? 謙遜もそこまで行くと傲慢だ」
それは何度も指摘された事だ。だが納得できるものでは無い
「百歩譲って貴様に認められるパイロットだという事にしよう。だがそれが何だと言うんだ、俺にそこまで拘る理由が分からないのだが」
「それは君には関係あるまい。私が君を見初めたのだ。何か問題があるかな?」
その後の事は覚えていない。気がつけばロンデニオン商会を飛び出し息を切らせていた - 119二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 02:59:00
「何故俺は、ここにいるんだ…?」
というか正直ここがどこだか分かっていない。額の汗を拭い、深呼吸して心を落ち着かせる…セルフコントロールはパイロットの基本技能だ。数秒で落ち着きを取り戻させ現状を把握する
「あー…アイツに妙な事を言われて逃げたのか…思わず逃げ出すとか我ながら何と言うか」
まあ独り言を言っていても始まらない。奴が残っているのは正直嫌だがまだまだやらなければならない事が残っている
そんな事を思い現在位置を確認して
「こんにちは、お久しぶりです。どうなされましたかアムロさん?」
そう声を掛けてきたのは…ララァのメイドの一人。カンチャナだった
「やあ、こんにちはカンチャナ、久し振り。正直自分でもよく分かっていないんだ」
「貴方がその様に仰るというのは…アレのせいですか」
このカンチャナ、あの男に対してかなり扱いがキツい。俺だったら心が折れるかもしれない様な事を普通に言い放つ
「いえ、ご説明頂かなくとも大丈夫です。アレの事は散々見ていますしお姉様から聞かされていますので」
「そうか、気を回してもらって済まないな」
「いえ、その様に言って頂けるだけでも」
「それで、どうしてカンチャナだけがここに?」
「私達3人で買い物に出ておりました。そこでアムロさんが走っていくのを見たのでスカートでは無い私が追いかけてきました」
「なるほど」
確かにいつものメイド服で走ったらスカートがめくれて大変な事になるだろう。というかヴァーニがやらかしたので実証済みだ
「すまないね、手間をかけさせて。ありがとう」
また頭を撫でてしまった。女の子の頭や髪を撫でるのは非常な危険を伴うと言われているのにどうしても癖が抜けない
「ってすまない! 断りも無く頭を撫でてしまった」
「…い、いえ、大丈夫です。何もありません、ええ、何の問題もありません!!」
「そ、それならいいんだが」
こういう時は押さず絡まず突っ込まずだ、と言われているから急いで話を変える
「ウチの者を見ていないかな? 買い出しに出たはずなんだが」
「…コホン。いえ、私達は見ていません。何を買いに行かれたので?」
「長期出張から戻って来たんでね。食べ物や掃除道具とか」
「なるほど。それなら最寄りのスーパーでしょうか…お姉様達と合流して向かいましょうか」 - 120二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 03:01:06
「こんにちはララァ、ヴァーニ。二人とも久しぶりだね」
「こんにちは、お久しぶりねアムロ。随分長い出張だったわね」
「ここまで長引くとは思わなかったよ…偉いさんは勝手な事ばかり言う」
「久し振りアムロの兄ちゃん! こんにちはー!」
「やあヴァーニ。元気そうで何よりだ」
「あたいはいつも元気! お姉様とカンチャナがいるもん!」
そう言って腕にしがみついてきた。この子はいつも元気だな
「それにアムロの兄ちゃんもいるし」
そう言って見上げてきた。妹が居るならこういう感じなんだろうか
「はは、そう言って貰えて光栄だよ。それでララァ、ウチの者を見なかったかい?」
「見ていないわ。どこに行ったのかしら?」
「食料品その他の買い出し」
「それならスーパーかしら。貴方はどうして独りで?」
あ、奴の事を忘れていた
「家に戻って掃除や食事の段取りをしていたら奴が来てね…」
「全く、あの人は…」
ララァが目を閉じ頭を振る
「そう言えば奴を商会に独りで置いて来てしまった」
地下に踏み込まれたりはしないだろうし家探しをするような奴でも無いとは思いたいが…
「なら先に戻りましょう。あの人は家探しはしないでしょうが貴方の部屋に侵入しそうで怖いわ」
とんでもない事を言う。全身鳥肌が立った
「恐ろしい事を言うなぁ…すまないがロンデニオン商会まで付き合ってくれないか?」
「ええ、いいわよ。もし本当に貴方の部屋に入っていたら…」
ララァの微笑みに心から恐怖した。こんなに怖い微笑みを見たのはセイラさん以来だ
(頼むから俺の部屋に入っていないでくれよ…?)
心からそう思った - 121二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 03:02:38
「やっと戻ったかアムロ。他人の私を独り残すとは流石に非常識では無いか?」
一階の受付に居た奴はそう言った。
「ってララァ!? カンチャナにヴァーニも! どうして!?」
「たまたまアムロと会っただけですわ? 何か怯えるような事があって?」
今のララァの迫力にセイラさんの話し方をされるととても怖い。鳥肌が立ちっぱなしだ
「いや、何も無い。何も無いぞ大丈夫だ」
今のララァを前にして平静を装えるとは大したものだ。俺にはとても無理だとこの鳥肌が言っている
「お腹減った―! アムロの兄ちゃん何か無い?」
ヴァーニの明るい声。この場の緊張感を流す…度胸があるのか空気を読まないのか。いや、流す為に演じてくれたのだろう
「すまないなヴァーニ、出張から戻って来たばかりで何も無いんだ。それで俺以外が買い物に出ているんだ」
「そっか、ならしょうがないか…アムロの兄ちゃんは何やってたの?」
「暫く振りだから掃除をしようと思っていたんだ」
「そっか、じゃああたいとカンチャナも手伝うよ!」
「え? それは二人に悪いよ、ご主人様であるララァにも聞かないと」
「構わないわよ? それにお手伝いしたらご褒美があるんでしょう?」
「「「ご褒美!?」」」
「おいそこの第三の男、何を混ざろうとしている!」
「君はララァが言った事を無碍にする積りかね?」
いやそうでは無くてだな
「お客であるカンチャナとヴァーニに掃除なんてしてもらう訳にはいかないだろうが」
「私達はお姉様の身の周りの事をさせて頂いております。技術的に問題は無いと思いますが」
「ならお手伝いしたらごほーびに何か作ってよアムロの兄ちゃん! そしたら問題無いでしょう!?」
これは…反論しても力押しされるか。どうせ後で大量に料理を作る事になるのだから…
「分かった。掃除の手伝いをお願いしていいかな? 終わったら俺が何か作らせて頂くという事で」
「「「「やった…!」」」
ララァとカンチャナまでガッツポーズしてる…
「何故貴様までガッツポーズしているんだ?」
「おや、掃除の手伝いをすれば報酬として何か作ってくれるのだろう?」
「今回は私からもお願いするわアムロ、あの人は帰ったらこってりと搾っておきますから」 - 122二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 03:04:30
ああ、これは地味に怒っているなララァ。あの男が顔色を無くしている
「なら二人には居間と客間の掃除を。俺は台所と言うかシンクをやって終わったら掃除に混ざるから」
「…私はどうしたらいいのだ?」
「お茶とお茶受けをお出しするから大切な客人であるララァの相手をしていてくれ。宇宙で一番適役な事だ」
あ、ショックを受けた顔してる。あの男でもショックを受けた時は…それでもイケメンだなあの野郎
「二人は好きに道具を使ってくれ。俺に断らないで使っていいからね」
「「はい!」」
「ただいまー…重いー…天パー手伝ってー」
「お、おかえりドゥー。お前だけか?」
「いやみんなすぐに…あ、カンチャナにヴァーニ。それにララァさんに…!」
「こんにちはドゥーさん」
「こんにちはドゥー!」
「こんにちは、お邪魔してますよドゥーさん」
「私の名前は呼んでくれないのかね?」
「天パを拉致ろうとした奴にボクが構う必要があって?」
そのセイラさん語尾は止めてくれドゥー
「アムロ、君はもう少し何と言うか、こう」
「私も話は聞いていますのよあなた? アムロが私を拉致しようとしたら…あなたどんな対応をされるかしら?」
ララァの言葉に奴が顔色を無くす。まあ俺が口を出すまでも無いな
「お疲れ様だドゥー。お前の買ってきたモノは…」
確認していると親父、ドライが荷物を持って帰ってくる
「ただいま、戻ったぞアムロ。今チェーン君とクリス君が荷物を下ろすのを手伝ってくれている」
「シイコさんは?」
「お子さんと一緒です、ちょっと歩いてくるそうです」
「そうか、荷物は取りに行った方がいいかな?」
「それなら私が行きましょう。先に家族揃ってで申し訳ありません、お邪魔していますテムさん」
「おお、君か。すまないが頼めるかな? ララァさんも来ているのか。ならカンチャナ君にヴァーニ君もいるのかな?」
「お邪魔しておりますテムさん。あの二人はアムロの掃除を手伝っています」 - 123二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 03:06:41
「それはすまないね。それなら後でアムロに何か作らせるから良ければ食べて行ってくれ」
「ありがとうございます。二人も喜びますわ」
「軽く言ってくれるな親父…」
「そう気を悪くするな。皆がお前の料理を久し振りに食べたがっているんだ。ここは腕を揮ってくれ」
そう言われてもこの人数の料理は…。パンケーキなど何枚焼けばいいんだ?
「少尉、こっちが粉物でこっちが生ものです!」
「こちらが牛乳とパスタです、アムロ少尉」
クリスとチェーンも両手に大荷物を持って入ってくる
「二人ともお疲れ様だ。それにここでは階級呼びは不許可だと言っただろう?」
「…そう言われましても」
「そうすると何とお呼びすれば…」
「天パでいいじゃん。ふつーに返事してくるんだし」
「ドゥー、パンケーキ一枚没収な」
「そ! いくら何でも判定厳しくないかな天パ!?」
「階級はともかく君達の方が歳う…お姉さんなんだから好きに呼んでくれたらいいよ」
針のような、剃刀のような。そんな気配を察してギリギリ口に出さなかっただけの分別が出来た事は我ながら喜ばしい
「…ですか、考えます」
「後でお伺いしますね」
何とか虎の尾は踏まないで済んだ様だ
「…こ、この重いものは何だね? 30kgなどと言う食物は初見なのだが」
奴が両手で紙袋を抱えて戻ってきた
「ああ、それはコメだ。シイコさんの故郷のニホンの穀物だ。日本人は食べ物には異常な情熱と執念を発揮するからな。」
「その米から作られたのが日本酒だ。何本か買ってきたから酒が大丈夫なら君もララァさんも呑んでいきなさい」
「ありがとうございます。お言葉に甘えさせて頂きます」
「ニホンシュ…ですか?」
「ララァは飲んだ事が無いか? 透明でとても奥深く趣深い味わいのお酒だよ」
「親父…大丈夫なのか? 日本酒はハマると止まらなくなると聞くぞ?」
「その辺はまあ、アレだ。まだ荷物があるから取ってこよう」
「あ、逃げた…あとは何が残っている?」 - 124二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 03:08:58
「その日本酒の瓶が3本と赤ワインと白ワインと米がもう一袋かな?」
「5本も買ってきたのか親父…米は俺が行くか」
「いや、もう一度私が行こう。アムロはこちらで進めていてくれ」
「そうか…女性には持たせられないからな。すまないがよろしく頼む」
「! ああ、頼まれた」
「…こういう所がタラシなんよね天パ」
「もうあの人ったら…あんなに背筋を伸ばして歩いている所なんて見た事無いわよ」
「ララァのお姉さんでも? ホンットーに天パって奴は…」
何か言われているが気にしないのが精神衛生の為だ
「…よし、こんな所か。ヴァーニとカンチャナのお陰で掃除が早く済んだよ、ありがとう」
「いえ、私達が望んで仰せつかった事ですから」
「アムロの兄ちゃんのご褒美楽しみー!」
凛としたカンチャナに笑顔のヴァーニ。対照的な二人だ
「それにしても人数増えたな…えーと、俺に親父にドゥー、ドライ、シイコさん母子にシュウジにマチュにニャアン、クリスにチェーン、ララァにカンチャナにヴァーニに…15人!? これ全員の皿なんてあるのか…?」
ひとり3枚皿を使ったら45枚…更にセイラさん達が来る事を考えると…
「足らんな。今度食器の買い出しに行かないと」
「てゆーかテーブルに乗る? 新しいテーブル買わないとダメじゃない?」
「そうだな…いっその事部屋を改築して食堂…じゃないな、ダイニングを大きくするか?」
「ついでにキッチンも大きくしたら?」
「これ以上俺の負担を増やさんでくれドゥー。だが真面目にそれも考えないとダメか…?」
そんな会話をしつつも体はララァ達3人と奴、ドゥーとドライの6人分のパンケーキを焼くために動いている
ちなみに親父とドライは店の為1階に降りている。クリスとチェーンの二人には割れない食器などを買いに行って貰った。二度手間ですまない、と言うと「「スイーツ1回ですね!」」と声を揃えて言われた…
「すっかりおさんどん青年が板についたわねアムロ君?」
「…おかえりなさいシイコさん」 - 125二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 03:10:30
「ただいま帰りました。片付けに参加できずにごめんなさいね? ララァさん達もこんにちは」
「いえ、お子さんが第一ですから」
「こんにちはシイコさん、いぇーい坊ちゃんあそぼ―!」
「こんにちはシイコさん。お子様は私達が見ますから一休みなさって下さい」
「こんにちはシイコさん、お騒がせしてすみません」
「いえいえ、アムロ君の周りには必ず人が集まりますから。ありがとうね二人とも、ちょっとお任せしていい?」
「「はい、承りました」」
「坊ちゃんいこー! ドゥーも一緒に!」
「え、あ、ちょ!?」
「それでは」
手をつないで(一人連行されているが)歩いている子供たちを見て…あの子達の為に平和を守らなければ、と言う思いを新たにした
「お疲れ様でしたシイコさん」
「うーん、さすがに寝起きする場所が変わる、みたいに環境が大きく変わるとね…メイドちゃん達がいてくれて良かった」
「はい、どうぞ。麦茶と緑茶です」
「冷たい麦茶と熱いお茶を同時に出すとは気が利いているのかいないのかどっちかしらね?」
「疲れている時に熱いお茶だけ、と言うのもどうかと思いまして」
「ありがとう…ふう。古人曰く『体が乾いている時は水を飲み、心が乾いている時はお茶を飲む』と。沁みるわ…」
「そこまで気を抜いて頂ければ甲斐がありました」
「シイコさん、それは?」
「こっちの茶色のは日本の暑い時に飲む麦茶、こっちはお湯で淹れる緑茶です」
「ふうん…アムロ、私にも頂けますか?」
「ちょっとお待ちを…はい、どうぞ。そっちも飲んでくれ」
「ありがとうアムロ」
「私にか? どういう風の吹き回しかな?」
「いらんのなら引っ込めるが?」
「有難く頂戴しよう」
それでまあ、全く言葉を交わしていない二人がいる訳だが - 126二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 03:15:52
「…シイコさん?」
「………お気使いありがとうアムロ君。でももうわだかまりと言うか、拘りは無いわ。だから私は大丈夫」
一度頷き…深呼吸をして顔を上げた
「って私だけで納得する訳にも行かないわよね。シロウズさん」
意を決したように、立ちあがり真剣な顔で呼びかける
「今まで貴方を目の敵にしていました。貴方を越えるべき対象として…敵として見ていました」
突然の告白にララァが驚いた顔をしている。言われている当人は目立った反応は無い
「私の如き者に一方的に敵対される…さぞご不快でしたでしょう、謝罪させて頂きます…誠に申し訳ありませんでした」
深く頭を下げるシイコさん。ララァは息を呑み…奴は息を吐いた
「謝罪を受け入れます。頭を上げてください」
「…ありがとうございます」
シイコさんが安堵の吐息をつき
「ありがとう、あなた」
ララァが言葉と共に軽く頭を下げる
「シイコさんの友人として寛大な対応に感謝申し上げる。ありがとう、シロウズ」
俺も声を掛け頭を下げる
「…!!」
だからそこで胸を抑えて悶えるな気持ち悪い
「…あの、お許しを頂いた私が言うのも何だけど、貴方、大丈夫…?」
「う、うむ、気にしないでくれたまえ」
「気にはしないけど気に食わないわね、あなた?」
「俺は気にしたくないが気持ち悪い…」
「好き勝手言っているな君達!?」
「「「だってねぇ?」」」
「そこで声を揃えられると流石の私も傷つくぞ!?」
「ここまでしないと傷つかないってどんなアイアンハートなんだ貴様は」
「だから君に言われるのが一番傷つくのだが!」 - 127二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 03:19:22
そんなやり取りをしているうちにクリスとチェーンが買い物から帰ってきてドゥーとドライとカンチャナとヴァーニとシイコさんのお子さんとクリスとチェーンとララァとあの男のパンケーキを焼かされた。一体何枚のパンケーキを焼いたのだろうか…?
「「「「「パァァンケェェェェェキ!!!」」」」」
「な、何だそれ!?」
「最近流行ってるゲームで出てくる掛け声。テレビから流れるんだよこの掛け声」
まあこんな事で騒げる事が平穏で平和と言う事なんだろうな…とパンケーキを焼きながら現実逃避した俺だった - 128二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 03:26:03
長々と割り込み失礼致しました
やっと貼れた…月末なんぞイヤや…
次はどんな話になるのやら - 129二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 05:25:14
「ドゥー‼︎」
「わかってる‼︎」
天パの合図でジープラフを動かすけど指示を聞いて動かす分だけ遅れる動きは追えてるのにどうしたらこのままだと負ける?ボクとアムロがシュミレーションとはいえ負ける……そんなの嫌だどうしたらいいヒゲオヤジに追いつくにはどうし……ちょっと待てなんでヒゲオヤジに追いつかなきゃいけないボクが追いつくべきは……アムロ‼︎
「相手の動きに合わせるんだ」
少し前の天パの言葉正直意味わかんないけど天パの動きだけに集中すれば方向はわかる
「右だ」
「右‼︎」
今度のビームは有線ビットに命中する
シャリアside
(2人の動きが変わったそれでも)
残りのビットに指示を出すが2人の操るジープラフがサーベルを抜き有線ケーブルを合間を切り裂いて向かってくる
早い
サーベルを抜いて鍔迫り合いに持ち込み距離を作ろうとするが2人はこの距離を離れないこの距離ではビットは使えない頭部機関砲を撃つが頭部を少し動かしただけで躱しシールドで殴ってくるこの手の戦い方はドゥーさんいやまさか
「行けドゥー」
「切るよ」
私のジープラフが袈裟斬りにされ撃墜判定が出されシュミレーターが終了した
- 130二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 13:33:05
保守
- 131二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 20:35:05
保守
- 132二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 01:56:42
保守
- 133二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 07:21:16
保守
- 134二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 14:05:04
またホスト規制されたので遅れます
- 135二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 19:16:35
いいねボタンの反応もおかしいのよな
- 136二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 22:06:11
不具合でしょうかね?
- 137二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 22:07:13
「ニャアン!!アムドゥーちが勝ったー」
マチュが隣で私を揺さぶりながら言う確かに凄い動きだったあんな動きシュウちゃんぐらいしかできないよ
「いや……僕でも無理だよ」
「すまない手伝ってくれないか」
「アムロさんどうしました」
シミュレーターの中からアムロさんが私達を呼ぶ
「どうしたのアムロン」
「ドゥーが寝たんだシミレーターから出すのを手伝ってくれ」
「またアムロンの操縦で気絶したんじゃないの?」
「いや気持ちよさそうに寝息を立ててる疲れたんだろう」
「僕が手伝うよアムロお兄ちゃん」
「ドライか助かる」
ドライ君がシミュレーターに近づいてドゥーを引っ張り出した - 138二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 06:05:10
保守
- 139二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 13:40:09
「おはよう天パ」
「あぁおはようドゥー」
目が覚めると僕は天パに膝枕されていた
「最後何をやったんだ」
微笑みながら天パが聞いて来た少し恥ずかしくなって天パに顔を見せない様に天パ側に寝返りを打つ
「別に目を閉じて(天パに)集中しただけ」
天パにの部分を口に出さずに伸びをした
「コレかどうするの」
「今はシュウジ達シャリアブル中佐とシミュレーションちゅうと少し休憩だ」
天パがテーブルからプリンを取って渡してくれる
「あーん」
ボクは膝枕をされたまま口を開く
「まったく」
ボクの口に天パがプリンを食べさせてくれたうん美味しい - 140二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 20:08:34
一部のキャラが羨ましそうに見てそう
- 141二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 01:28:59
保守
- 142二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 02:35:48
「シュウジシュウジ私達達にもアレ(膝枕からのアーン)やって」
「ちょっマチュ⁉︎」
シミュレーションが終わってシュミレーターから出てきたマチュボクを見てシュウジにお願いしそのお願いに真っ赤になって照れるニャアン
「いいよ2人共おいで」
シュウジが座って両膝を叩く
「それ‼︎」
マチュがシュウジの方にニャアンを押し倒して自分は反対側に寝転ぶ
「大丈夫シュウちゃん重くない?」
「軽いよ大丈夫」
「ほらほらシュウジあーんしてあーん」
「あーん」
なんというか雛鳥みたいに口をパクパクさせるマチュとは対照的に控えめに口を開けるニャアンの2人を見てシュウジが固まってるもしかしてあのシュウジが照れてる?
ちょっとよく見えないけど耳が真っ赤だ
「シュウジこれあげるー」
ぽいっとシュウジにチョコが塗ってある棒のお菓子の箱を投げる
「ほら天パ次はボク達だから行こう」
「まったく」
ちょっと呆れた感じで天パとシュミレーターに向かった - 143二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 06:58:32
www
- 144二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 13:12:16
3日目
「ドゥー」
「皆まで言うな」
この日のシュミレーターの訓練が終わりボクは天パの膝枕でゆっくり休む
4日目
「ドゥ上だろ」
背後からの有線ビットを撃ち落とし上からくるジークアクスのビームサーベルをサーベルで受け止める
5日目
「‼︎」
「‼︎」
目の前も赤いガンダムのビームサーベルをサーベルで受け止めて下からくるディジェのナギナタをもう1本のビームサーベルで受け止めて赤いガンダムにバルカンを撃って距離をとってディジェと赤いガンダムの頭部を破壊した - 145二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 20:18:28
保守
- 146二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 04:29:59
6日目
「今日は僕達はイズマコロニーに帰るんだよね?」
「あぁ4人での実機訓練があるからなそれまでに形になってよかったがあんまり言ってやるな」
朝ごはんのサンドイッチを食べながら確認して天パの言葉に隣のドライを見るとまた青くなってる
「心配するなドライ行きも無事に着いたじゃないかそれに今回はソドンが近くまで送ってくれる」
すかさず親父さんがフォロー入れた
「ドライは心配しすぎだよ思うよ」
シュウジにも励まされてドライの顔色が少し戻る
「そうそう」
朝ごはんが終わって僕達はマチュとニャアンと別れてコムサイに乗り込む
「こちらコムサイ発進する」
「了解しましたお気を付けて」
すぐに再開するのに情熱的なキスをするシュウジとマチュとニャアン・ドライは目隠しされてたけどボクはしっかり見て体が熱くなる
「お待たせ」
「シュウジちょっと離れるぐらいなら大丈夫じゃない」
「2人の不安が減るならね」
「ふ〜んとりあえず発進準備完了、タイミングは主操舵主に任せるよ」
「発進します」
こうしてイズマコロニーへの帰路に着いた - 147二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 05:23:57
ロンデニオン商会
「アムロ君お帰りなさい‼︎」
コムサイから降りるとシイタケ頭が天パに抱きつく
「ただいまですシイコさん」
「こら‼︎」
シイタケ頭をしっかり受け止める天パに蹴りを入れるがひょいと避けられた
「ちょっとせっかくご飯作って待ってたのに何すんだモヤシ‼︎」
「うっさいそのままチューするつもりだっただろ」
「ふざけた事言わないでよ私はそう言うのちゃんと手順踏むタイプよ‼︎」
天パを挟んで喧嘩をするボク達
「テム店長的にはどうなんですか?」
「別に特にはシュウジ君達みたいでも私は気にしないかな」
「あの様子じゃ無理そうだね」
「ほらほら冷める前に上に来てエリンギも特別に着いて来ていいわよ」
「うっさい」
キノコ頭は前にボクは背中にしがみついたまま天パはエレベーターに乗った - 148二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 14:18:57
キノコ二人にくっつかれる天パ