【閲覧注意・🎲】『キミのお願い事なんデも叶えてアげるよ』

  • 11主25/09/18(木) 15:32:27

    『ねぇ、何叶えて欲しい?dice1d10=1 (1)

    くん…』

    『なんデもいいよ…ケどその代わり』


    1 叶えてアげる度にキミの身体を求めるよ

    2 叶えてアげる度にキミの1部をチョうだい

    3 叶えてアげる度にボクはキミになる


    dice1d3=1 (1)


    ダイスで選ばれた子が、正体不明の「ナニカ」に取り憑かれる話です

    グロ方面にもエロ方面にも行く可能性があります

    苦手な方はブラウザバックお願いします

  • 21主25/09/18(木) 15:37:20

    1 雄英入学前

    2 仮免後

    3 全面戦争後

    4 最終決戦前


    dice1d4=3 (3)


    「…てめぇ、何言ってんだ」

    『バクゴウ…くンのお願いを叶えてアげる』

    「んなもん…ねぇわ…クソが」

    『コ…いでも、カネでもナんでもいいよ』


    爆豪は、願い事をする?


    1 まだしない

    2 する


    dice1d2=2 (2)

  • 3二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 15:41:55

    楽しみ

  • 41主25/09/18(木) 15:46:24

    目の前にいる、正体不明の化け物

    人の形こそはしているものの、それはゆうに3mは超えている

    願いの代償は、身体

    身体を求める、その意味も爆豪は当然理解していただろう

    こんな化け物に身体を求められる

    男か女かもわからない、そもそも性別があるのかすらも分からない

    何をされるかもわかったものではない


    「本当に…なんでも叶えてくれんだな」

    『ウん…ホント』


    目の前にいる化け物は、神か悪魔か


    爆豪は何を願った?


    1 「デクの居場所を教えろ」

    2 「…死んだヒーロー達を生き返らせろ」

    3 「俺に、アイツらを守れる力を寄越せ」

    4 「俺を死なない体に…いや、ちょっとやそっとじゃ死なない体にしろ」


    dice1d4=1 (1)


    『ワかった』

  • 5二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 15:59:29

    面白そう

  • 61主25/09/18(木) 15:59:53

    「ナニカ」は、化け物の額に人差し指であろう部分を当てる
    その瞬間、爆豪の頭の中に見覚えのある景色が浮かぶ

    『キミは、み、ミドりやいずクが好きだね』
    「これ…は」
    『イズく、くんが見て…る景色』

    黒鞭で移動し、普段から飛んでいないと酔ってしまいそうな景色が広がっていた
    爆豪はその光景を必死に頭で理解しようとする
    腕を伸ばす度に、ボロボロになったスーツなどが見え、爆豪の不安を増幅させる
    居場所はどこかわかったが、デクの移動が早すぎて、居場所がわかったとて、追いかけるのも至難の業だろう

    だが、次の瞬間、デクのスーツが赤く染まる
    爆豪はその光景に冷や汗をかき、息が荒くなっていく
    デクが落ちているのに、自分が落ちる錯覚までしてしまい、爆豪が目を閉じかけたタイミングで、ヴィランの影が見えた

    「デ───」
    『オわり』
    『居場所、分かったネ…ヨカッタ…ね』
    「ざけんじゃねぇ!俺は…GPSみてぇに…デクの場所がわかるようにって…!」
    『イわれて…ナいヨ』
    『可哀想だネ、イズくくんもバクゴウくんも』

    「ナニカ」は爆豪に近づく
    爆豪は先程の光景がまだ鮮明に焼き付いていた
    これから何に何をされるかも分かっていないのに
    デクの心配ばかりをしていた

  • 71主25/09/18(木) 16:08:19

    「ナニカ」に流されるようにして、ベットに横にされる爆豪


    ‪”‬犯される‪”‬


    そう考えた爆豪は、目を閉じ呼吸を整えようとしたが

    「ナニカ」に優しく頭を撫でられ、酷く困惑した


    『大丈夫だヨ、こわガらなくていい』

    『ボクは、ヤさしいから』

    「…何が…優しいだよ…詐欺みてぇなもんじゃねぇか…バケモンが」

    『イたくしないカら』

    「…さっさと、終わらせろ」



    「ナニカ」は何をした?


    1 爆豪の全身を撫でるだけ

    2 爆豪の全身を舐めた

    3 爆豪を犯した


    dice1d3=2 (2)

  • 81主25/09/18(木) 16:42:04

    「ナニカ」の顔が近づく
    吐息はねっとりと湿って、肌を這うだけで汗が冷たくなる
    『バクゴウくん…アマいニオい』
    そう囁いた直後、首筋にぬるりとした熱が触れた
    舌のような、しかし舌とは思えないほど長く粘ついたそれが、首筋から顎の下まで、ゆっくりと這い上がっていく
    「…待てっ…そんなの聞いてねッ…やめろッ!!」
    爆豪は全身で抵抗するが、化け物の腕は鉄のように重く、肩を押さえつけられたまま動けない
    ぐちゅ…ぬちゅ…
    舌が胸元から腕へ、指の先に至るまで、獲物を確かめるように舐め上げる
    ねっとりとした感触が徐々に全身に広がっていく
    「クソッ…気持ち悪ィッ…!!」
    叫んでも、「ナニカ」は愉快そうに笑うだけだった
    『バクゴウくん、イイねェ…ひとクチずつ…ぜんぶ…アジわう』
    背中、脇腹、足の付け根
    まるで骨の髄まで舐め尽くそうとするように、化け物の舌が這い回る
    その動きは性的というより、捕食、獲物を解体する前に、まず味見をして楽しむ肉食獣の所作だった
    爆豪の皮膚は、もう自分のものではないかのように、冷や汗と唾液でべったりと濡れていく
    だが、爆豪は気持ち悪さを感じる頭の端でほんの少し考えた

    この程度で済むのなら、何度だって、願い事を叶えてもらおう

    「…やめろ」

    それを自分自身に言ったのか、目の前にいる正体不明の「ナニカ」に言ったのか、それは爆豪自身もわかっていなかった

  • 91主25/09/18(木) 16:43:23

    まるで活力を吸われるかのように、爆豪の身体の力がどんどん抜けていく

    爆豪の目が据わり、そのまま完全に目を閉じ、眠ってしまった


    「ナニカ」は、まるで我が子でも扱うように、爆豪の頭を、爆豪が次に目を覚ますまでずっと続けていた


    ──────────

    爆豪は目を覚ました後、すぐにコスチュームに着替えていた

    「(…デクの居場所がダメだった…なら、次の願いは…)」

    「(いや…後でいい)」

    「…そういや、オマエはどうすんだよ」

    「(さすがにアイツらに見せるのは…いや、そもそも俺以外に見えんのかコイツ)」

    『うー…ン…どウしようか』


    「ナニカ」は


    1 爆豪について行った(周りには見えていない)

    2 部屋で大人しく待つ

    3 爆豪の体の中に入った


    dice1d3=1 (1)

  • 101主25/09/18(木) 17:04:13

    返事はなく、爆豪はそのまま寮の部屋を出ていった…が
    壁をスルリと抜け、「ナニカ」も着いてきた
    「…邪魔だけはすんなよ」
    爆豪の言葉を聞いてるのか聞いていないのかも分からずに、ただ爆豪の後ろについて行く
    「(コイツをどうにかして利用する…この際悪魔でも神でもなんでもいい)」
    「(事細かに伝えねぇとコイツは自己解釈で叶えちまう)」
    「(んどくせぇ…)」
    ──────────
    「爆豪!今日遅かったな?寝不足か?」
    「るせぇ…」
    「元気無さすぎだろ!?どうした!?」
    切島と上鳴が爆豪に近づき心配する
    「爆豪くん、遅かったじゃないか、いや…」
    「すまない、無理もないか」
    「謝んなクソが…アイツは…関係ねぇ」
    飯田も当然心配する
    「爆豪、顔色が悪い」
    「緑谷のこと以外で何かあったなら…」
    「黙ってろや、てめぇら…他人の心配してる暇あったら自分のこと心配してろ」

    「…余計なお世話なんだよ」

    『みンなのこト好きなのに、変ダね、爆豪くん』

    「ば…爆豪くん!なんかあったら…い、言ってね…私達、役に立てんかもしれんけど…」
    「(言えるわけねぇだろうが)」

  • 11二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 17:41:54

    まぁ、言いにくいよね…

  • 121主25/09/18(木) 17:45:03

    「とりあえず…今日の作戦を」
    飯田と八百万が指揮を取ろうとするが、爆豪は、その場からすぐに離れていった
    皆の制止も聞かずに
    『ニげるん…だね』
    空を飛んで、「ナニカ」から距離を取っているというのに、耳元で話されているのではないかと言うほどに鮮明に声が聞こえる
    「てめぇは何のために…居るんだよ!」
    『お願い…ごト、叶える為に』
    「あのなぁ…願い事つーのは!簡単に叶っていいもんじゃねぇんだよ!」
    「努力も無しに叶ってたまるかよ」

    爆豪が更にスピードを加速させ、逃げようとする
    『努力、かっコいい言葉だネ』
    「黙れや!アホ!」

    『じゃあ、努力したら、オールマイトはヒーローに戻れるの?』

    無機質な声から一変、身の毛のよだつようなとてつもないほどの悪意にまみれた声
    爆豪は、恐怖にも近い感情を覚え、そのまま力が抜け落下してしまう
    「…!」
    デクが見ていた視点と重なり、体に上手く力が入らずに、もう一度飛ぶことが出来ない
    そのまま落下死かと、思われたが、「ナニカ」の腕の中へと落ちる
    『アブない…ね、大丈夫?』
    「…ざけんじゃねぇ…離せ」
    『かわイいね』

  • 13二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 19:02:30

    このレスは削除されています

  • 14二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 19:03:48

    デクがあたっちゃった

  • 151主25/09/18(木) 19:04:31

    『シな…れたら、困るから…ネ』

    「俺が死んだらてめぇも消えるって話か?」

    『さァ…ね』

    爆豪を腕の中からゆっくりと下ろす

    危害を加えるつもりは本当にないようだ

    『…叶えよう…か?』

    「要らねぇ、てめぇに頼る気なんざ更々ねぇよ」


    この爆豪を追いかけてきた子は居る?

    1 居ない

    2 居る

    3 居ないけど、何か絶対あると確信した


    dice1d3=2 (2)


    2.3の場合誰?


    dice1d20=13 (13)


    ミスりました…デクくんか爆豪が出たら、マイナス1にします

  • 16二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 19:06:40

    あ、瀬呂になった
    マイナスの件了解です

  • 171主25/09/18(木) 19:12:34

    爆豪が何も言わずに去ったのを見て、A組みんなの許可の元、爆豪を追っていた瀬呂

    一部始終を見ていた訳では無いが、ずっと爆豪がなにかに話しかけ、落ちたと思ったら、妙な動きをし、助かる瞬間を見ていた

    「(緑谷が居ねえから…アイツ相当やられてんじゃ…)」

    倒壊したビルの隙間から、爆豪の様子を伺う瀬呂


    『なん…デ…もいいよ』

    「消えろ」

    『いい…ノ?』

    「ったりめぇだろうが!」


    「(何ひとりで喧嘩してんだ…?)」

    瀬呂がその光景を不思議そうに見る


    『みらレてるよ』

    「は?誰にだよ」

    爆豪が周囲を見渡す

    瀬呂は慌てて、隠れることに集中する

    「誰も居ねぇじゃねぇか、そんなに消えたくないのかよ?」


    爆豪は

    1 消えろと言った

    2 「ナニカ」の言葉が気になり周囲を探索することにした

    3 どうせ消えないだろうと諦めた


    dice1d3=2 (2)

  • 181主25/09/18(木) 19:18:26

    「(ハッタリだろうが…別にいい)」

    爆豪が辺りの瓦礫を蹴り、捜索を始めた

    「(とりあえず、こいつを消すか…殺っちまう方法を探すか…どっちかだな)」

    瀬呂の方へと近づく爆豪

    瀬呂はギリギリのところで、見つからずに別の瓦礫の後ろへと隠れた


    『叶えて…あげ────』

    「APショット!」


    「ナニカ」の後ろにあったビルに小さく穴が空く

    どうやら、攻撃がすり抜けたようだ


    「(…ちくしょう…察してたが…)」

    『いタいの…スき?』

    「好きなわけあるか…クソが」


    瀬呂は

    1 爆豪に話しかけに行った

    2 爆豪に見つかった

    3 情報共有のために一旦戻った


    dice1d3=1 (1)


    「(独り言酷すぎんだろ…)」

  • 191主25/09/18(木) 19:26:16

    「爆豪」

    聞き馴染みのありすぎる声に、バッ!と振り返る爆豪

    「てめぇ…なんで来た」

    「いや…さすがにあんなことされてほっとけないだろ」

    「1人になりたい時間があるってことぐらい察せや!しょうゆ顔!」

    「…爆豪、さっきから何と話してんの?」

    「話してねぇわクソが!さっさと帰れや」

    明らかに焦っている爆豪

    「話してくれよ」

    「…ねぇよ…んなもん」


    爆豪は


    1 そのまま何も話さなかった

    2 今まで起きたことを全て話した

    3 心配をかけさせないように、嘘を混ぜつつ話した


    dice1d3=2 (2)


    2.3の場合、「ナニカ」は

    1 爆豪の体にイタズラをした

    2 特に何もせずに見ていた

    3 とてつもない痛みを与えた


    dice1d3=1 (1)

  • 20二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 19:33:19

    さすが聡い瀬呂くん

  • 211主25/09/18(木) 19:45:47

    「…こういう時は嘘下手なんだな…お前」
    「はぁ…もういい、その代わりちゃんと聞けよ」
    瀬呂は首を縦に振った
    「まず最初に言っておく、信じなくていい」
    「いや、爆豪がそんなになる時点で信じるから…」
    「…最近…つーか、昨日から、変なもんに憑かれてる」
    そう話し始めた後、「ナニカ」は爆豪の身体を触り始めた
    「ここ…に、いるっ…」
    突然素肌に触られ、ビクッと反応する爆豪
    「…悪い爆豪…見えねえ」
    胸元を触られ、お腹を撫でられ、さらに際どく太もも辺りを触られる
    コイツが今何をしたいのか、爆豪は薄々分かってきた
    「コイツはぁっ…願い事っ…なんでも…ひとつ叶えてくれる度に…俺の…身体を求めるって…」
    「それって…つまり、そういうことだな?」
    「てめぇが!どんな!解釈をしてんのか知らねぇけどよ…!」
    じんわりとした快感に流されないように大声をだし漏れる声を誤魔化す爆豪
    「解釈…エロ同人みたいな?」
    瀬呂は茶化すような感じではなく純粋な疑問としてそんな言葉をかけるが、爆豪にはそれがからかいと捉えられてしまったようで、瀬呂を睨む
    「わ、悪い、茶化すつもりは無かった」
    「クソがっ…さっさと…手どけ…ろぉっ…!」
    『オトモダチにみラれて…ウれしい…ネ?』
    「あー…なんか…されてる感じ?」
    『ハズかしい、ね』
    「とりあえずっ…この変態クソ妖怪やろうをっ…!どうにか…ァっ…」
    「(何されてんだ…一体)」

  • 22二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 19:51:09

    端的に言ってエロい
    つづけてくれ

  • 231主25/09/18(木) 20:09:20

    「爆豪には悪いんだけどさ…願い事したら本当に叶うのか?」

    「あ‪”‬?」

    「そうっ…いや…ぁ…伝えてなかった…な」

    じわじわとくる快感に声が小さくなりながらも、しっかりと情報は伝える爆豪

    「デクのっ…ぉ…居場所を聞いたっ…けど…」

    「(触られるぐらい…どうってことねぇはずなのに…なんでこんな敏感に…)」

    「けどっ…ぉっ…上手くっ…いかな…かった」

    「上手くいかなかったって?」

    なんと言えばいいのか爆豪は考えていた

    だが、その考えている間、無意識に声が出てしまい、爆豪は怒りと同時に羞恥心も湧いてくる

    「(願い事が叶う…気になるな…)」

    「見せりゃ…!いいか…よっ!」

    爆豪が絞り出すようにそう言う

    「え…」

    「ならっ…とっとと俺に願い事伝えろやっ…クソがぁ…」

    「証明してやんよ…っ…」

    「そ、そんな急に言われてもなぁ!?」


    瀬呂は何をお願いした?


    1 A組のみんなの傷や疲れが癒えますように

    2 爆豪に憑いてる「ナニカ」が消えますように

    3 俺にもそいつの姿が見えますように

    4 お願いはしなかった


    dice1d4=1 (1)

  • 24二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 20:14:26

    唾液に媚薬が含まれていたんですよねわかりますありがとうございます

  • 251主25/09/18(木) 20:17:34

    「とりあえず、A組みんなの傷や疲れが癒えますように…」

    瀬呂がそう言うと、爆豪は「ナニカ」を見る

    「…叶えてっ…くれや…」

    『バクゴウくんガ、オトモダチとおなじコと思ってルなら』

    「ナニカ」が、指パッチンをすると、途端に瀬呂の体にあった小さな傷や、爆豪も瀬呂も感じていた疲労感が一気になくなる

    「す、すげぇ…」

    自分の腕などを見たり、体を伸ばしたりして効果を確認する瀬呂

    「ナニカ」は爆豪の体を触るのを辞めた


    『いいヨね?オトモダチのことスきだから…平気だ…よね?』


    その言葉に悪寒が止まらなくなる爆豪


    「ナニカ」は

    1 爆豪の中に挿入した

    2 爆豪の性感帯を舌と手で弄った

    3 爆豪の体の中に入り込み、強制絶頂させた


    dice1d3=3 (3)

  • 26二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 20:20:43

    ハ~~~~~~ありがとうございますありがとうございますありがとうございます

  • 271主25/09/18(木) 20:32:23

    『バクゴウくん…の身体が欲シい…ナ』

    爆豪の耳元で囁いたと思ったら、そのまま姿を消す「ナニカ」

    ようやく消えてくれたと思ったのもつかの間

    脳が焼き切れるような快感に、その場に蹲る爆豪

    「おい!?爆豪!?」

    瀬呂はやってしまったと思い、爆豪に近づく

    「あっ…た‪”‬まぁ‪”‬…♡な…っ…に‪”‬ぃっ…♡起き…て…」

    腰をガクガク震わせながら、脳に直接電気を当てられているような感覚に陥る爆豪

    首を横に振り、必死に快感に耐えようとするが、あえなく絶頂に達してしまう

    地面に爪を立て、快感が体のキャパを超えそうなのか、鼻血をダラダラと垂らす

    「あ‪”‬ぁぁっ♡やめっ…ろ‪”‬ぉぉっ♡俺の体っ…にっ…な‪”‬にしてぇっ♡♡」

    『気持チいい…ネ…バクゴウくん』

    『見られて、気持チいい…ヨネ?』

    快感で壊れかけの脳に、「ナニカ」の声が響く

    そしてその言葉に反応して、さらに快感が蓄積されまた絶頂に達する

    快感に発狂する爆豪の背中をただ撫でながら、声をかけることしか出来ない瀬呂

    脳イキばかりをさせられているのに、下半身も反応してしまったのか、ズボンにシミができていた

    近くにいた瀬呂は、そんなことに対する嫌悪感はなく、ただただ、罪悪感を抱いていた

    「(あ‪‪”‬だまっ♡…こ‪”‬われるっ♡…し‪”‬ぬっ…!)」


    爆豪の堕ち度

    dice1d50=23 (23)

  • 28二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 22:32:25

    やばいえろすぎる
    最高です

  • 291主25/09/18(木) 22:42:05

    ビクンッ…と最後の痙攣が背筋を駆け抜けた瞬間、爆豪の身体から「ナニカ」がフッと抜け出す感覚がした
    さっきまで脳を直接かき回されるような熱に晒されていたのが嘘みたいに、急速に静寂が押し寄せる
    「は…っ、あ゛っ…はぁ、はぁっ……っ」
    「爆豪!……大丈夫か!?」
    慌てて駆け寄った瀬呂が、その背中に手を添える
    爆豪は反射的に振り払おうとしたが、今は力が入らず、ただ荒く首を振るしかなかった
    「さわ…んなっ…」
    声は震え、悔しさと屈辱が滲む
    だが喉の奥から漏れるのは、震えきった余韻に濡れた吐息ばかり
    瀬呂は何も言わず、ただ背中を撫で続けた
    慰めの言葉なんて、今の爆豪には余計な傷を増やすだけだと分かっていたから
    「……見んじゃ、ねぇ……」
    かすれ声でそう吐き捨てながら、爆豪は顔を腕で隠す
    震える身体をどうにか必死に押さえつけながら、心だけは折れないようにと縋るように歯を食いしばっていた
    「悪かった…爆豪、そんなにキツイとは思わなかった…」
    「…謝んじゃねぇよ…クソ…が」
    「…信じたか?」
    「信じるに決まってるだろ、実際お前のおかげで元気になったんだし、他の奴らは分からないけど」
    「なら…いい」
    「(さっきの…内臓ごと貪られるみてぇな…俺が俺じゃないみたいな…)」
    消えていたはずの「ナニカ」は爆豪の前にズン…とたっていた
    爆豪はほんの少し怯え、身体を震わせた
    『またシ…よウね』
    『爆豪勝己くん』
    「…寝言は寝て…死…ね」

  • 30二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 00:12:55

    「A組のみんな」ならデクの疲れや怪我も治ってるね!よかったねかっちゃん!

  • 31二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 00:19:40

    とても良いスレを見つけた
    ありがとうございます

  • 32二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 03:39:27

    >>30

    かっちゃんは雄英去ったって思ってる頃のはず(校長先生はまだうちの生徒だと言ってくれたけど)だから治ってない可能性も充分あると思う。「ナニカ」ならやりかねん。というかそうだとワイが喜ぶ。ドンドンかっちゃん曇らせてこ

  • 33二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 06:04:12

    この「ナニカ」、何者なんだろうなぁ…

  • 341主25/09/19(金) 08:11:48

    「…とりあえず、戻るか?爆豪」

    瀬呂の言葉を聞き、頷きかける

    「また…コイツに願い事の対価以外でなんかされるかもしない」

    「それに、コイツがお前らに手を出さないとまだ決まったわけじゃねぇ」

    『バクゴウくんノお願いしカきかないよ』

    「…なら…こいつらに手を出──」

    言いかけたところで瀬呂が爆豪の口を塞ぐ

    「おい!爆豪!頼み事は全部、願い事になるんじゃねぇの!?それを叶えてもらったらお前また大変なことに!」

    爆豪はその言葉にハッとする

    「ナニカ」は表情は分からないものの、周りの雰囲気が少し重くなる

    「もしなんかあっても、俺ら全員いれば大丈夫」

    瀬呂がグットサインを作る

    「…」


    爆豪は


    1 瀬呂と行動した後、みんなと合流

    2 今日は安全なところを探して、みんなと離れて過ごす

    3 瀬呂に情報を伝達してもらう、その後みんなと合流


    dice1d3=2 (2)

  • 351主25/09/19(金) 08:23:32

    「とりあえず、アイツらには無事だって伝えててくれ」

    「俺は…お前らには近づけねぇ」

    「その…変なやつの情報は話さねぇ方がいいよな」

    「…好きにしろ」

    爆豪は強がりでそう言ったが、流石に少し恥ずかしいのか瀬呂から顔を逸らす

    「大丈夫、心配すんなって、話さねぇから」

    「話してくれてありがとうな」

    「死んだらただじゃおかないからな、爆豪」

    「わあってる」

    そのまま瀬呂はテープを使いビルからビルへと移動し去っていった

    本来なら、友人であり、級友でもある人物をこんな危険な場所、時に置いておけるわけが無い

    が…絶対的な信用と今は1人にさせてあげた方がいいという思いが、そうさせた

    爆豪は去っていく瀬呂の背中を見て、唇を噛んだ

    「(…悪ぃ、俺はこいつの正体をしらなきゃ行けねぇし…何より)」

    『いずクくんの、コと気になる?』

    「(デクのことがまだ気がかりだ…どうする…また俺は願い事を…)」

    「(ともかく今は比較的安全な場所を…)」

    ──────────

    大きく崩れる心配が無さそうなビルの4階に息を潜める爆豪

    いつヴィランが襲撃してきても逃げられるように逃げる通路も10箇所ほど頭に入れていた

    「願い事…」

    『ナに?』

    「…もうしねぇ、あんなことされるんだったら俺は…」

    爆豪がいいかけた時、突然発砲音が聞こえた

    ヒーローではないと悟り、すぐに警戒態勢に入る


    60以上でヴィランと遭遇

    dice1d100=33 (33)

  • 361主25/09/19(金) 08:35:01

    弾を込める音、窓ガラスが割れる音

    恐らくここに頻繁に出入りするヴィランなのだろう

    物の配置が少しでも変わっていたらすぐに気づく

    「(…さっさと居なくなれ…体力温存はしておきてぇ…)」

    『カくれンぼだね、見つかラないとイいね』

    ケラケラと笑い始める「ナニカ」

    ゾワッと、全身に鳥肌が立つ爆豪

    息を殺し、声を忘れたように沈黙が訪れる

    足音だけが響くが、徐々にそれが遠ざかっていく

    「…はぁ…っ…」

    ようやく息を吸うことができ、爆豪は安堵のため息を着く

    「(別の場所に移動した方が…いや…)」

    「(今のところ、ここよりいい場所がない、他のビルは近くにあるのはほぼ全滅…外って手もあったが、そしたら寝てる間にヴィランが来るかもしれねぇ)」

    「…ちくしょう」

    「ナニカ」の方に目を向ける爆豪

    「おい…願い事…叶えろよ」


    1 「俺の命を狙うヤツらから俺を守れ」

    2 「デクの今の状況を教えろ」

    3 「俺の体をちょっとやそっとじゃ死なない頑丈な身体にしろ」

    4 「死んだヒーロー達を生き返らせろ」

    5 「やっぱり…なんでもねぇ」


    dice1d5=2 (2)

  • 371主25/09/19(金) 08:47:27

    『いずクくん…ね、いいヨ』
    また前と同じように額に人差し指を当てられ、そこから直接情報が伝わってくる
    その視点はデクを見下ろすかのように俯瞰する
    「オールマイト…」
    デクとオールマイトが何か話しをした後に、オールマイトからデクが離れていく
    あの時の映像が別視点から繰り返されているのではないかと思うほど、同じ光景
    だが、違うのが、明らかに動きがおかしい
    黒鞭でビルとビルを移動する時腕を伸ばすタイミングで、痛みからなのか少しビクッと痙攣したあとに、落ちるか落ちないかギリギリで移動する
    「待て…よ…なんで…デクの怪我治って…な…いんだよ」
    よくよく見ずとも、破れたコスチュームの隙間には数日前にできたであろう傷と、ようやく出血が治まったような傷がチラチラと見えていた
    もうボロボロで意味を成しているかも分からないグローブも血に染まり、色や光沢からしてまだ新しい血のようだった
    「ナニカ」が指を離す前に、爆豪は自分から顔を話した
    「なんで…なんでだよ!おい!」
    『ナニが』
    「なんで…出久の怪我治ってねぇんだよ!?」
    『バクゴウくんの願い事は、A組みんなの傷や疲れが癒えますように』
    『いずクくんは、幼なじみデしょ?バクゴウくんからしたら、A組のクラスメイトじゃないトクべつな存在なんだね』
    『感動ダね!バクゴウくんは、幼なじみにヤさしいンだね!』
    「違う…違う…俺が望んだのは…1年A組みんなの…」
    「デクだって…俺が言えねぇだけで、立派な1年A組のクラスメイトだ…」
    「ただの幼なじみなんかじゃ…ねぇん…だよ」
    爆豪が、血が出るほど爪を深く立て拳を握りしめた

  • 381主25/09/19(金) 09:01:53

    爆豪は握りしめた拳を振り抜いた

    骨がきしむほど力を込めた渾身の一撃

    手応えはあった

    だが、それは硬い壁を殴ったような虚しい衝撃でしかなかった

    「ナニカ」は微動だにせず、むしろ楽しげに小首を傾げる

    『いたイ…のスき?』

    「……っ……クソが……!」

    次の瞬間、その巨大な腕が爆豪を包み込む

    拘束ではなく、抱擁

    けれど、その優しさを装った力は逃げ場を奪う檻だった

    「はなせっ……ッ!」

    肩を突き飛ばそうともがくが、逆に背を撫でられ、腕がじわじわと力を失っていく

    『ダイジョウブ……もウ、あらがわナくて』

    背中を優しく擦られる感覚と同時に、体の奥にじわじわと熱が染み込んでくる

    嫌悪感に鳥肌が立ち、同時にどうしようもない痺れが神経を這う

    「やめっ……ろ……っ……!」

    その声はもう、怒鳴りではなく縋るような掠れ声に変わっていた

    抱きしめられたまま、爆豪の身体から力は抜け落ちていく

    『ソウ……そのまま……いいコ』

    爆豪は必死に首を振る

    でもその動きすら、次第に小さくなっていく


    「ナニカ」は

    1 爆豪の中に挿入した

    2 爆豪の性感帯を手と舌で弄った

    3 爆豪の身体中に噛み付いた

    4 1+デクの声で過去の過ちを掘り返す


    dice1d4=1 (1)

  • 391主25/09/19(金) 09:39:37

    床に優しく横にされ、爆豪はもう察してしまった
    全身が目の前にいるものを拒絶し、悪寒がするはずなのに
    何故だか体が熱くて仕方がない
    コスチュームを脱がされることなく、人間と同じ形のモノ…だが大きさはおおよそ人間のものではない、そんなものを自分の尻に宛てがわれる
    諦め半分だった
    体格差で勝てるわけもない
    かといって攻撃も効かない
    「ナニカ」のモノは、服を貫通し、そのまま中へと入ってきた
    本来ならば性行為には一生使わない穴
    そんなところを正体不明の「ナニカ」に犯されるのは恐怖でしかないだろう
    だが、その恐怖は痛みではなく快楽に変換され、脳に叩き込まれる
    先程のハグで、何か細工をしたのだろう
    「い…やっ…やだっ…」
    今にも消えてしまいそうな声で抵抗する爆豪
    「ナニカ」は辞めるつもりは毛頭ないようだ
    爆豪の頭を撫でながら、異次元サイズのモノを根元まで入れる
    「はら‪…ん‪”‬っ…ながっ…♡ご…わ‪”‬れっ…♡!」
    『大丈夫、コわれナい』
    「ぬ‪”‬けっ…ぇっ…!♡」
    だが爆豪腰は自然と動く
    こんなの自分の体じゃない、何かの間違いだ
    きっと…目が覚めたら
    そんな淡い希望を抱いていたが、目の前にいるのは正体不明の「ナニカ」
    その事実は変えられない
    「は…ははっ…♡助けて…助けてくれ…よ…♡」
    終わりはいつくるのだろうか?そもそも終わりはあるのだろうか?
    コイツに射精の概念はあるのだろうか?はたまたこれよりおぞましい方法で体を求められるのではないか?
    そんな考えが頭をよぎった

  • 401主25/09/19(金) 09:40:47

    「ナニカ」は、そんな爆豪の不安を感じ取ったのか 優しく頭を撫でると、ゆっくりと動き始める
    先程の強制絶頂とは違う、じわじわとだが確実に快感が迫ってくるような感覚に爆豪は吐き気を覚えた
    「や‪”‬めっ…やだ…っ…♡」
    爆豪の腰も自然と動き始める
    そんな爆豪を愛おしそうに見つめながらピストン運動を続ける
    「あ‪”‬っ♡♡……おぐっ♡♡……おぐやべ…ろぉ‪”‬ぉ♡♡」
    『大丈夫だヨ?』
    「な‪”‬にがっ……大丈夫っ‪…だぁ‪”‬あ‪”‬ッ…♡」
    「あ‪”‬っ……っ♡あ‪”‬ぁっ……♡」
    『もっと気持ちヨくしテあげるカらネ』
    そう言うと、「ナニカ」はピストンのスピードを上げたり下げたりし始める その度、爆豪の口からは甘い声が漏れた
    『ほラ、気持ちいいネ、もっト声出シてイいよ』
    耳元で囁くと、それに反応するかのように体が震える
    これが優しいのか激しいのかも分からず、ただ訳の分からぬ快感に脳をすり潰されていく
    神経が全て下半身に集中してしまい、自分の下半身にしか目がいかない爆豪
    どうなっているのか、どうなってしまうのか
    「はーっ…♡♡も‪”‬っ…いいだろ…っ…お‪”‬ぉぉ!?♡♡」
    『ソうだね、もウいいカな』
    そのまま爆豪の腰をガッチリ掴み、そのまま爆豪の内臓をぐちゃぐちゃにするのではないかというピストンを何回か繰り返す
    そして、そのまま精液と呼んでもいいのか分からない液体を中に出される
    「…あ‪”‬っ…がっ…」
    最後の一滴まで、出され「ナニカ」は爆豪の頭を撫でながらゆっくり抜いた
    爆豪の穴からは、人間のものと変わらない精液がドロっと逆流し、コスチュームを汚していた
    「…たす…け…てくれ…誰か」
    爆豪の言葉は誰にも届くことなく消えていった

  • 41二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 10:05:27

    素直にシコです

  • 42二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 13:07:15

    かっちゃんには申し訳ないけど……



    いいぞもっとやれ

  • 431主25/09/19(金) 16:16:15

    そのまま爆豪は、放心状態で、天井を見つめていた

    「(悪魔だ)」

    「(天地がひっくり返ってもこの事実はきっと変わらねぇ)」

    歯をギリッと鳴らし、爆豪は天井を睨みつけた

    ゆっくりと自分の体を起こす時、腹に力が入ったのか、大量に出された精液がごぽっ…と垂れた

    「(こいつ…なんで、さっき俺の攻撃受けたんだ?)」

    「(個性使って攻撃した時はすり抜けたのに…)」

    『イたいノ嫌い?』

    「…好きつったら…なんかあんのかよ…」

    『イたい事たクさンする』

    3mの巨体から発される痛いこと

    それはもう痛いじゃ済まない、確実に死がチラつく

    「…嫌い、大っ嫌いだ」

    念押するようにそう言う

    『まだ…お願い事スる?』

    「もう、今日は要らねぇ、寝る」

    爆豪は、そのまま篭手を外し、できる限り柔らかいところに頭を預け、寝ようとしたが

    「ナニカ」は、そんな爆豪を優しく抱き抱えた

    またなにかされるのではないかと怯えたが、そのまま「ナニカ」は話すことも動くこともしなくなった

    「(…俺を寝かすために?)」

    「(そういやこいつ…俺が落ちそうな時も…助けてくれ…て)」

    「(案外、やることに反して優しいやつなのか?)」

    爆豪が少し警戒を解こうとするが、すぐにその顔は険しくなる

    「(…気まぐれだ…そうに決まってる……さっさと寝ちまえばいい)」

    「(目が覚めたら…コイツが居なくなってりゃいいな)」


    爆豪の堕ち度

    23+dice1d50=28 (28)

  • 441主25/09/19(金) 16:34:53

    相当あの行為が疲れたのか、爆豪はいつもの倍ほど深い眠りについていた

    目を覚ますと、まだ「ナニカ」に抱き抱えられながら眠っていた爆豪

    「おい…起きたから…離せ」

    爆豪がそう言うと、「ナニカ」はゆっくりと爆豪を床へと下ろした

    何故だか、それが心底寂しく爆豪は後ろ髪を引かれるように「ナニカ」を見た

    だが、昨日の自分が思った言葉を思い出し、そんな気持ちを吹き飛ばした

    「雄英、戻らなきゃな」

    「いや…でも…」

    目の前のコイツが本当に何もしないのかまだ怪しんでいるようだった


    ‪”‬今日一日消えてくれ‪”‬

    ‪”‬みんなには手を出さないでくれ‪”‬


    どちらの頼み事も、願い事として処理されてしまうだろう

    「(どうする…アイツら危険に晒してまで…俺は…)」

    「(なら、俺が…いや…でもそれは…)」


    爆豪は

    1 雄英に戻ることにした

    2 雄英には戻らずに、雄英付近で過ごすことにした

    3 願い事をし、雄英に戻った


    dice1d3=3 (3)


    3の場合どちらを願った?

    1 今日一日消えてくれ

    2 みんなには手を出さないでくれ


    dice1d2=1 (1)

  • 451主25/09/19(金) 16:44:49

    「…おい、お前の大好きな願い事だ」

    「今日1日お前は完全に姿も存在も消して消えろ」

    『イいよ、1日でイいの?』

    爆豪は無言で頷いた

    「(もし仮に一生消えろつったとしても…コイツは多分姿形を変えてまた俺の前に姿を現す)」

    「(そして、1日でいい理由は…本当は3日か1週間当たりは消えて欲しかったが…その後の反動が怖え)」

    「(とりあえず、1日ぐらいは状況整理もしたい…そして、あわよくばアイツらと話して、情報共有した後、解決策を…)」

    『ワかったよ、明日まタあオうね』

    すると「ナニカ」は霧のように消えていった

    爆豪は、ため息をついたあと愚痴を叫び、そのまま雄英へと戻って行った

    ──────────

    かなり遠くまで来ていたようで、気づけば少し日が落ちかけていた

    「(アイツらこの時間帯居るのか?)」

    爆豪は、そんなことを思いつつ、雄英に入り、寮へと戻って行った


    寮には

    1 誰も居なかった

    2 dice1d18=14 (14)

    dice1d18=2 (2)

    が、爆豪や緑谷が帰ってきた時の為に待っていた


    dice1d2=2 (2)

  • 461主25/09/19(金) 16:55:58

    「「爆豪!?」」
    「芦戸…常闇…」
    一日ぶりに見るクラスメイトの顔に少し安心した爆豪
    帰ってきた爆豪を見て泣き出してしまう芦戸
    「帰ってきて…良かったよぉ…緑谷みたいにもう帰ってこないかもって…」
    「瀬呂から何も聞いてねぇのか?」
    「それでも!心配じゃん…」
    常闇も芦戸の言葉に頷く
    「瀬呂から無事だとは聞いていたが」
    「顔色が優れないな」
    「大丈夫?ヤオモモ達もうすぐ帰ってくるから…」
    「あぁ…別に…なんともねぇわ…こんぐらい」
    爆豪は、常闇をじっと見て少し考えた
    今の状態はほんの少しだけ常闇と似ているかもしれないと
    「常闇、お前は黒影が力を貸す代わりに対価を求めたりはしねぇのか?」
    常闇は、ポカンとするが、力を貸す代わりの対価という厨二病心擽るワードを聞き、どこかワクワクしたような顔で答えた
    「契約のようなものは俺と黒影の間には無いが…爆豪はそういうものに興味が?それか、実際にそんなことが?」
    「…まぁ…お前なら何か知ってんじゃねぇかって…でも、そうだよな黒影はお前の個性なんだもんな」
    「個性であり、家族だ」
    「え、ちょ!待って!待って!?私を置いてけぼりにしないでよ!?」
    「深淵の理解者にしか分からない会話だ、芦戸」
    「嘘!?爆豪まで厨二病になったって話!?」
    「誰が厨二病じゃ!」

  • 47二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 17:02:40

    クラスメイトの顔見てちょっと調子戻ったねよかった

  • 481主25/09/19(金) 17:11:20

    「ったく…」
    「んで、今から話すことはあんま大声じゃ言えねぇから、ちょっと常闇、耳かせ」
    「別にいいが」
    「えー、私にも教えてよ」
    「(こんな会話女子にできるかよ…)」
    少し芦戸から離れ、爆豪は常闇の耳元で話し始めた
    「なんでも願いを叶えてくれる悪魔が見えるって言ったら信じるか?」
    「あぁ、信じよう」
    「チョロすぎだろお前…」
    「じゃあ、そいつが願い事を叶える度に…その…身体を求めてくるって言ったら?」
    「身体を…求める…?」
    「それは、入れ替わりや成り代わりのようなものか?」
    「(察し悪ぃな…クソが)」
    爆豪が、深呼吸をした後にゆっくりと話す
    「簡単に言えば…エロいことされる、体舐められたり、ち○こ入れられたり」
    「そんな悪魔って、常闇が知ってる中で居んのか?」
    「ちょ、ちょっと待て、唐突に…そのようなことを口にするな!」
    爆豪を若干おしのけようとしている常闇
    その顔は少し赤くなっていた
    「なんでお前が照れんだよ!」
    「だ、誰だって照れるだろう!級友からいきなりそのような淫猥な言葉を投げかけられれば…!」
    「淫猥とか言うんじゃねえ、恥ずかしくなってくんだろがアホ」

    「何の話してんの…?」

  • 49二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 17:12:29

    芦戸からは帰ってきた級友が突然猥談を始めたようにしか見えんよなワロタ

  • 501主25/09/19(金) 17:36:19

    常闇は咳払いをして、真面目な顔に戻そうと必死だった
    「…す、すまない…爆豪の口からそんな言葉が出るとは思わず…」
    「だが、話が本当ならば看過でき無い、悪魔と契約し、身体を弄ばれるなど…危険極まりない」
    「…契約…」
    「その顔からすると心当たりは無いようだな」
    「悪魔との契約は、大抵“対価”を伴う、力を借りる代わりに、魂を削るか、肉体を差し出すか…あるいは精神そのものを浸食される」
    「精神そのもの…」
    「さすがに…今回のような…その…アレな話は俺も初めて聞いたが」
    「…ともかく、その契約を破棄するか、もう力を借りることは辞めた方がいい」
    「じゃあ…その力で、デクを助けられるって言ったら…?」
    常闇も話をうっすらと聞いていた芦戸も、その言葉に固まる
    「お前らは気づいてるかわかんねぇけど…疲れとか、傷とか…無い…だろ?」
    確認するようにそう言う爆豪
    「確かに…昨日、梅雨ちゃんが舌を切っちゃったし、切島がボロボロになるまでダツゴクと戦ってた…」
    「あの傷…もうすっかり…無くなってて…みんな疲れて本当は今日のパトロールは無理ってなってたんだよね…」
    「でも、今日はみんな元気ピンピンで…」
    「もしかして…爆豪、それ、本当に…」
    「今の俺がちったぁ…我慢すりゃ、ヴィラン連合の場所だって分かる」
    「それにデクだって…きっと救える」
    「…本当に危険なんだ、爆豪、もし対価を払い続けたら、爆豪が爆豪じゃなくなる」
    「笑わせるな…あんなので俺が俺じゃなくなるわけ…ないだろ」

  • 511主25/09/19(金) 17:49:39

    「なんでさ、緑谷も爆豪も、自分の幸せを勘定に入れないの?」
    爆豪が反論しようとしかけたが、上手く言葉が出てこない
    芦戸のまっすぐな視線が、胸に突き刺さる
    「幸せってさ、未来のために削るもんじゃなくて、今を生きるために必要なもんでしょ?なのに、なんでアンタらはそれを“差し出すもの”みたいに考えるの」
    常闇も横で静かに頷く
    「芦戸の言う通りだ、爆豪、お前は仲間のことを思って願ったのだろう?だが、お前自身を切り捨てるような願い方は、誰も望んでいない」
    「…俺は」
    爆豪の声はかすれて、震えていた
    反論したい、強がりたい
    空気が張り詰めたまま、しかし確かにあたたかくて、爆豪は居心地の悪さと同時に、ほんのわずかな安堵を覚えていた
    その感覚が逆に怖かった
    その時、芦戸がそっと爆豪の手を握った
    「爆豪も、幸せになっていいんだよ」
    「笑ってもいいし、泣いてもいい、仲間に相談してもいいんだから」
    「ね?少しは楽になったでしょ?」
    芦戸がニヤッと笑う
    くだらないと、切り捨てたかったが、今の爆豪にそんなことは出来ずに、ただただその言葉をゆっくりと飲み込んでいった

  • 521主25/09/19(金) 17:56:49

    「常闇くん!芦戸くん!爆豪くんは帰って来…」

    帰ってきた飯田と目が合う爆豪

    飯田はすぐに爆豪の傍に近寄る

    「…帰ってきてくれて良かった」

    「たりめぇだろ…委員長」

    「けど!僕達が!どれだけ!心配したか!そこはキチンと反省してもらわなくては困る!」

    そんなところにみんなが現れる

    「おいおいかっちゃーん!お前も隅に置けねぇな〜」

    「てめぇ…なーに…芦戸と手繋いでんだコラ!オイラ達に心配かけさせるだけかけさせて、てめぇはイチャコラしやがって!」

    「黙ってろ!変態共が!」

    「良かった、爆豪…帰ってきてくれて」

    「うん、ホンマに良かった…爆豪くんまでデクくんみたいになったらって…」

    「悪かったな」


    「爆豪〜」


    瀬呂が、ジェスチャーでこっちに来いと言う

    「話してなかったんだな」

    「いや…話せねえって…無理だろ…」

    「…芦戸と常闇には、それとなく話した」

    「そっか…で、どうすんの?爆豪」


    爆豪は

    1 瀬呂にも手伝ってもらいながら、今この場で全てを話した

    2 まだ話す勇気は持てなかった


    dice1d2=2 (2)

  • 53二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 21:20:34

    まぁ、話せないわな…

  • 541主25/09/19(金) 22:13:08

    「まだ…あいつら全員には言えねえ」
    「ま、ゆっくりでいいっしょ」
    「なんかあったら言えよ、爆豪」
    「おう」

    「皆様、おつかれではないですか?紅茶をお入れしますわ」
    「いや…八百万くん、僕含め多分皆疲労感はあまり無いはずだ…みんな、そうだろう?」
    皆が疲れていないと言った反応をする
    「…あら…そうでしたの…でも、確かに私もあまり疲れてないですわ」
    「ヤオモモ〜紅茶飲みたいって言ったらダメ?」
    「私もいい?」
    「もちろんですわ!」

    「騒がしいな、相変わらず」
    「おいおい〜かっちゃーん?反抗期か〜?」
    「うっせ!アホ面!」
    「ま、まぁまぁ…爆豪にもこういう時が…」
    「何かあったら絶対言えよ!爆豪!」
    煽る上鳴と頼ってくれ!とアピールする切島
    不快感のない騒がしさに、爆豪は少し安心するが、時計の針を見る
    「(…1日後だ)」
    「(明日…起きた時にはもう…またアイツが)」
    「とりあえず、今は何も考えるなよ爆豪」
    「考えても…無駄だもんな」

    そのまま、一日ぶりのみなとの時間を楽しんだ爆豪
    別に特別な時間でもなんでもないが、今の爆豪にとっては色んな意味で特別な時間だった

  • 551主25/09/19(金) 22:14:28

    共同スペースのソファーで、ため息を着く爆豪
    隣には瀬呂が居た
    「明日どうすんの?」
    「俺が…居た方がいいだろ」
    「そりゃあな」
    今の状況では、わがままのひとつも許されないのはわかっていた
    皆に話せばスムーズに話が進むかもしれないが
    爆豪はまだ高校生、思春期真っ只中だ
    そんなことを簡単に言えるはずがない
    「今、アイツは?」
    「…願い事して消えてもらった」
    「は…?待てよ爆豪…それって」
    「消えてもらう時間は一日…理由は聞くな、話すのがめんどくせえ」
    「明日…時間的には…9時」
    「アイツが戻ってくる」
    「…瀬呂…俺は────」

    瀬呂と別れたあと何があったか、何をしたか、眠気と戦いながら言葉を紡いだ
    瀬呂は引くでもなく、照れるでもなく、ただただ、爆豪のことを心配しながら聞いていた

    「こんなこたァ…頼みたかねぇけどよ…」
    「もし、俺の様子がおかしかったら、そん時は…助けてくれ」

    瀬呂は軽く頷いたあと、部屋へと戻って行った
    爆豪は、時計の針を憎らしげに見ながら、自分も部屋に戻って行った

  • 561主25/09/19(金) 22:22:31

    朝、寮の窓から射し込む光で爆豪は目を覚ました
    疲労感などは無くなったはずなのに、体が鉛のように重い
    「……クソッ」
    時刻は午前7時、あと二時間で、あの「ナニカ」が戻ってくる

    バレてはいけない、みなに心配をかけさせてはいけない

    爆豪は歯を食いしばり、顔を洗って食堂へ向かった
    共同スペースには既に数人が朝食を取っていた
    席に座ると、向かいに瀬呂が腰掛けた
    昨夜のやり取りを思い出し、爆豪は無言のままパンをちぎる
    瀬呂も何も言わない、ただ、さりげなく「大丈夫か?」という視線を送ってくる

    時計は無情にも進む
    7時半…8時…8時半
    「(あと30分…)」
    爆豪は拳を握りしめる、汗ばむ掌を膝で拭った
    8時55分
    廊下に出た爆豪は、自分の部屋のドアノブに手をかけた
    耳鳴りがする、鼓動がうるさい
    ──────────
    9時
    爆豪の視界が、一瞬ぐにゃりと歪んだ
    『…久シぶり、バクゴウくん』
    低く、甘い声が耳を撫でた瞬間、背筋が凍る
    「……っ!」
    爆豪は咄嗟に振り返る
    そこには「ナニカ」が立っていた

    『気持ち…イいことシようね』

  • 57二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 06:57:07

    今回はどれぐらい堕ちるかな

  • 58二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 10:36:50

    早く堕ちてほしいきもちとたくさん粘ってみせてほしい気持ちとが共存している…

  • 591主25/09/20(土) 11:27:00

    爆豪はジリジリと近づいてくる「ナニカ」を必死に拒絶した
    「来んな…やめろ…」
    『叶えタから』
    「てめぇは何もんなんだよ…!?俺が何をした?なんで俺のそばについてまわる?」
    『勝己くん』
    舌と思わしき部位が伸びてき、爆豪の口の中を蹂躙する
    「……っが、ふっ……っ!」
    舌とも触手ともつかぬ異形のそれは、容赦なく爆豪の舌を絡め取り、唾液を啜るように動く
    『甘いネ…勝己くん』
    耳元で囁く声が、ぞわりと背筋を撫でた
    「はぁっ…やめろっつってんだろが!」
    首筋に熱い吐息が落ちる、舌が鎖骨の下を這い、肌をいやらしく舐め上げた
    「うっ…ざけ…っ」
    身体は拒否しているはずなのに、じわじわと感覚が敏感になっていくのを、爆豪は否応なく感じてしまう
    『1日もイなかっタから、沢山シようね』
    あの無限にも思える快感がこれから先何回も訪れるという恐怖で爆豪の唇は震えた
    今すぐ大声で助けを求めることも出来ただろうが
    頭、体、心のどこかでこれから起きることに期待してしまっていたのかもしれない
    爆豪の口からは、消え入りそうな喘ぎ声以外何も出なかった

  • 601主25/09/20(土) 11:28:21

    促されるまま布団にうつ伏せになる爆豪
    もうすぐ皆で今日の作戦会議の時間だ
    だが、爆豪は「ナニカ」に身体を押さえつけられているため動けない
    「(また…あの…きもち…ぃ…ちが…気持ちわりぃ…のが)」
    爆豪はもはや抵抗は無駄だと悟ったのか、そのまま全身の力を抜く
    すると「ナニカ」はいきなり挿入するでもなく、指をゆっくりと入れてきた
    想定外の快感に爆豪は思わず情けない声を上げた
    「ひゃ…っ…」
    『女のコみたイだね、可愛イいね』
    「…!ざけんじゃねぇ…やるならさっさと…!♡」
    だが、挿入はせずにねっとりとした前戯を始める「ナニカ」
    「や……めろ……っ♡あぅ♡」
    また挿入され、セッ○スが始まると思っていた爆豪
    だが実際は甘ったるい前戯で弄ばれる
    「しつ……こいっ♡ふぅっ♡」
    『コこ好きだ、ヨね?』
    中で指を曲げられ、前立腺をゴリッ♡と刺激される
    「ひぅぅっ♡あっあ”あっ♡」
    『気持ちイい?』
    「い”……からぁ♡……それやめ……っ!♡」
    『指ウごかせナい、力抜いテ、無理?』
    爆豪は返事をしない
    「ナニカ」はそんな爆豪に対して怒りを覚えたのか、気まぐれか、力強く爆豪の弱い所を指で思い切り押し潰しては離し、また強く押し潰しては離す…それを繰り返した
    「お‪”‬ォっ…♡」
    情けなく喘いだ後、そのまま射精してしまう

  • 611主25/09/20(土) 11:29:32

    『偉いネ、力抜けたね』
    絶頂したというのにまだ前戯をやめてもらえない
    もしかしたらこれは前戯などではなく、これが今日1日ずっと続くのではないかと、そんな考えが過ぎる
    「(もっと奥…そこっ…♡やべっ…♡)」
    「ふーっ…♡ん‪”‬ぅ…♡」
    無意識に腰をヘコヘコ♡と振ってしまう
    早く皆のところに行かなくてはならない焦りと、皆に隠れてこんなことをしているという背徳感が、爆豪の全身を汗ばませた
    「おーい、爆豪、大丈夫か?」
    「瀬呂っ…」
    弱々しい声で返事をする爆豪
    爆豪の声がおかしいことに気づいたのか、扉を開けようとする
    「まっ…待て…や…♡」
    「で、でも…」
    「はーっ…♡平気じゃボケ…♡んっ…♡」
    爆豪は、「ナニカ」にギリギリ聞こえる声で‪”‬交渉‪”‬を持ちかけた
    「今日一日俺のことは好きにしていい…♡けど、他の奴らに手出すな…♡」
    「安心しろ…っ…♡今日はもうこれ以上願い事なんざ…しねぇっ♡」
    『ワかった、いいよ、ズッといっシょだね』
    爆豪の中から指を抜く「ナニカ」
    爆豪は急いで服を着替えた
    その間、「ナニカ」は爆豪の邪魔をしないようにずっと爆豪を抱きしめていた
    爆豪はまだ赤い顔を隠しながら部屋の扉を開けた
    「瀬呂、今日はお前らと行動する、コイツはお前らに手は出さねぇ」
    「一緒に行動するのは全然いいんだけどよ…それが嘘だったらどうすんだよ…?」
    「手を出したら、全部の責任は俺が負う」
    「気負うなよ、爆豪、できるだけ気楽に行こうぜ」

  • 62二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 17:02:12

    頑張れ爆豪

  • 631主25/09/20(土) 18:13:24

    『一緒にイれてウれしいね』
    「今アイツは何やってんの?」
    「なんかわかんねぇけど…ずっと抱きついてくる」
    「なぁ、爆豪もしかしてさっき…」
    「なんもされてねぇ」
    瀬呂も年頃の男の子だ、‪”‬そういう事‪”‬の話も少しはしたいのだろう
    「マジでなんかあったら言えよ?」
    「あぁ」
    ──────────
    「うむ…君たちがそれでいいならいいが」
    階段を下りると、飯田、芦戸、常闇が、何やら真剣な話をしているようだ
    「あ、爆豪〜!今日私達と一緒に行動できそう?遅かったけど体調悪い?」
    「お前らとか?」
    「そうそう!飯田、常闇、私、あと、瀬呂もいいよね?」
    「おう!」
    「(瀬呂は事情全部知ってる…んで、芦戸と常闇も大体は知ってる…確信があるかはわかんねぇが…)」
    「(けど、問題は飯田だな…んな非現実的なこと信じてくれるかどうか…)」
    『ニぎやか』
    「分かった、それでいい」
    「あと飯田、お前に伝えなきゃいけねぇことが」
    「どうしたんだい?」
    爆豪が飯田に話しかけようとしたタイミングで、脳を焼かれるような快感が襲う
    ガクガクと声も出せずにその場に蹲る爆豪
    「(は?…なに…)」
    『ボクのコとは、勝己くんだけが知ってレばいいよ』
    「だ、大丈夫かい!?爆豪くん!」
    ぐるぐる揺れる視界の中、「ナニカ」の口元ら辺が裂け、ニヤリと笑った

  • 641主25/09/20(土) 18:14:31

    そのまま、爆豪が落ち着くまで4人は待っていた

    「やはり…爆豪には悪魔が」

    「爆豪急に痙攣するし、猥談するし、本当…心配だよ」

    「…ば、爆豪くん、まさか良からぬ薬に手を…!」

    「んな事しねぇわ!何をどうしたらそうなんだよ!?」

    「この空気感がずっと続きゃいいんだけどな〜…」

    ──────────

    爆豪達は、移動し、ダツゴクやヴィラン、そして逃げ遅れた市民などを探し始めた

    真面目な飯田にこのことを伝えられれば、大きな一歩になるのではないかと思い伝えようとするが

    先程の快感が脳をよぎり、喉から言葉が出てこない

    「爆豪、この瓦礫の下に誰かいるかもしれない、持ち上げられるか?」

    「分かった」

    爆豪が腰を下ろしたタイミングで、陰部に「ナニカ」の手が触れる

    スーツの上からこねるように触られ、思わず力が抜けてしまう

    「爆豪?」

    「なんっ…でも…ねぇっ♡♡」

    「(危ねぇだろうが!コイツ…自分がA組のヤツらに手出せないからって俺にやらせようと?)」

    先程のアレで焦らされている状態だ

    爆豪のモノはすぐに硬くなっていく

    不幸中の幸いか、常闇は瓦礫の重さに苦戦しているようで、爆豪の方を見ない

    「…んんっ…やめ…っ…」

    『オトモダチはいいの?』

    爆豪はその言葉を聞き、目を瞑りその快感を耐えた


    「ナニカ」に対する感情

    快感dice1d100=39 (39)

    嫌悪感dice1d100=95 (95)

    不安dice1d100=20 (20)

  • 65二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 22:29:11

    嫌悪感が一番高いのさすがかっちゃん

  • 66二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 06:04:19

    ここからどう堕ちるのか
    楽しみです

  • 671主25/09/21(日) 08:10:39

    「(気色わりぃし…俺が嫌がるような事、ボソッと言いやがるし…)」
    爆豪はイラムラしながらも、瓦礫をどかした
    「居なかったようだな、それはそれで良かったが」
    『つヅきして欲しい?』
    「…ざけんな…死んどけっ…♡」
    「爆豪、さっきから何を」
    ゆっくりと常闇が近づいてくる
    『また、バレちゃウね、勝己くん』
    「なんっ…だよ」
    「言葉にするのは不適切かもしれないが…その」
    「昨日話していた…悪魔に身体を?」
    「ちげっ…♡そんなんじゃ…っ♡」
    あまりにも無理のある言葉
    「息も荒い、汗の量も酷い、言うのを憚られるかもしれないが…」
    そのもう一言が言えない常闇
    目の前の同級生であり友達がピンチということだけが、見た目からして伝わる
    「…大丈夫だわ…ボケが…俺の心配してる暇があんなら…ヴィランでも、市民でも探しとけ…」
    「(そうだ…誰にも…今、心配なんてかけさせちゃ…)」
    不意に爆豪の脳内に、中学時代のデクの顔が過ぎる
    「強がりと受け取らない方がいい…か…友の意志を尊重するのもまた友の役目」
    「飯田達の方に一旦戻ろう」

  • 681主25/09/21(日) 08:12:07

    その間もずっと身体中をいじられ続け、鳥肌が立っていたはずの感覚にもだいぶ慣れてきていた

    だが、上半身のピッチリスーツ越しに乳首を引っ張られる時があり、その時は急いで隠すか、小規模の爆破で誤魔化していた

    「(コイツ…俺の事いじるだけいじって…ぜんぜん入れようとはしねぇんだな)」

    『勝己くん』

    周りからは爆豪の声が聞こえない程度の距離を開けたタイミングで、「ナニカ」が話しかけてきた

    『イれてホしい?』

    「…バカ言ってんじゃねぇ」

    『焦らさレるの嫌でしょ?』

    「触られるの自体嫌だわ、アホが」

    喉が熱くなり、腰の奥にじんじんとした重みが広がる

    抗うはずの脚に、妙な力が入らない

    一瞬、全身が甘く痺れた

    『受け入れヨうね、楽になれるカら』

    爆豪の目がかすかに揺らぐ

    あの快感をもう一度味わったら自分はどうなってしまうのか

    喉の奥をごくり…と鳴らした


    「爆豪くん!ちょっといいかい!」


    遠くから、風を切るような飯田の声が響いた

    ビクリ、と背筋が震える

    一気に頭が冷え、胸の奥に込み上げた吐き気と嫌悪感が爆発する

    「ざっけんなッ!! 誰が流されるかよ……っ♡」

    唇を噛み切らんばかりに強く噛みしめ、拳を握りしめる

    だが、その目の奥はほんの少し蕩けていた


    嫌悪感ほぼMAX爆豪に「ナニカ」はなにをする?

    >>69〜72

  • 69二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 08:31:53

    挿入しておねだりするまで動かない

  • 70二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 09:03:18

    痒み薬を注入して放置

  • 71二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 09:31:02

    感度1000倍

  • 72二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 13:17:08

    嫌悪の感情を抱けないようにする

  • 731主25/09/21(日) 13:43:33

    1 >>69

    2 >>70

    3 >>71

    4 >>72

    5 全部


    dice1d5=5 (5)

  • 74二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 13:49:55

    全獲りだ!!!

  • 75二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 14:34:08

    えぐいえぐいwwwww

  • 761主25/09/21(日) 15:05:55

    『ソう、悲しいネ』
    相変わらず無機質な声は変わらないが、爆豪の背後に近寄る
    そして…
    朝ほぐされたその穴に、容赦なく思い切りぶち込まれた
    だが、動かない、ただただ入れられただけ
    その圧迫感と異物感を必死に歯を食いしばり堪えていると
    「っ…くっ…あぁぁあっ!?♡♡」
    ただでさえ身体の中という敏感な部分が更に…猛烈に敏感になるような感覚に思わず叫んでしまう爆豪
    3人が近づこうとするがそれを瀬呂が上手く止める
    「(やべぇ…なんだこれなんだこれ…俺の体どうなって…)」
    考える暇も与えずに、次はそのまま何かを中に出される
    ゆっくりと穴から広がっていく感覚
    最初は何か理解するのに時間がほんの少しだけかかったが、効果はすぐに表れた
    猛烈な痒みが身体の内側を襲った
    耐え難い痒みに、声すら出せずに息を荒くし、頭の中で発狂することしか出来ない
    「(気持ちわりぃ!こんなの!こんなのっ…)」
    必死に今の状況を否定し、「ナニカ」に対して嫌悪感を示そうとするが
    そんな感情を持とうとする度に、ふっ…と消えていく
    気持ち悪いなんて言う言葉にもなんの感情も籠っていない
    「(なんで…俺はこいつに対して…いつもみてぇな感情が出てこない?)」
    「(あ‪”‬ぁぁっ!クソ!なんで入れたまま放置すんだよクソが!)」
    「(動けやっ…思いっきり突いて、さっさと俺をこの地獄から解放しろや…)」
    その場で地団駄を踏むことしか出来ない爆豪
    『ネぇ…なにしてホしいの?勝己くん』
    「…ぅ…オネダリでもしろっつーのか…!?」
    『うン、痒いノ治まるヨ?』
    「ざけんじゃねぇ…誰がお前なんかにっ…」
    だが、爆豪は腰をガクガク震えさせ、早く突け♡と言わんばかりに締め付けていた

  • 771主25/09/21(日) 15:07:02

    瀬呂が説得に失敗したのか、飯田が近づいてくる
    「爆豪くん、無理はしなくていい、僕が雄英まで運ぶ」
    飯田が真剣な眼差しで手を伸ばす
    爆豪の腕を掴もうとした瞬間、ビクンッ!と腰から全身が震えた
    「っあ”あああッ!!♡♡やめっ…さわんな!!♡♡」
    普段絶対見せない悲鳴に、芦戸も常闇も目を丸くする
    「爆豪くん!?本当に、一体どうしたんだ、君は!?」
    飯田は本気で困惑して、汗を拭ってやろうともう一度肩に手を伸ばす
    「くっ……ッ、あ”ああっ……ち、違ぇ…!なんでも…お‪”‬ぉぉっ♡♡触んなっ…ぁあ!♡♡」
    息が荒くなり、爆豪の足元は崩れ落ちそうに揺れている
    そこに、瀬呂が慌てて割って入った
    「待て飯田! マジで今は触んない方がいい!」
    「しかしこのままでは…」
    「大丈夫、飯田、ほっとくって言ってる訳じゃないんだから」
    瀬呂は苦い顔をしながら、爆豪の腕をそっと支える
    優しく、爆豪をあまり刺激しないように
    それでギリギリ爆豪は崩れ落ちない
    爆豪は心の中で歯噛みする
    「飯田、お前は周り見とけ、避難してねぇやつがまだいるかもだろ、爆豪の事は俺に任せろ」
    「だが!」
    「いいから!」
    瀬呂の声は珍しく鋭かった
    飯田は悔しそうに眉を寄せながらも、仲間の真剣な声に従い、他の二人と共に離れる
    残されたのは、呼吸を荒げる爆豪と、その肩を支える瀬呂
    「……ったく、お前なぁ、素直に助けてくれって言えねぇのかよ…言ってくれたらすぐに来たのに」
    そう言われ、爆豪は痒みと羞恥に涙目で歯を食いしばった

  • 78二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:16:57

    精神力とタフネスの強さで常人以上に耐えられちゃうせいで追い詰められていくの最高です…

  • 79二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:22:14

    素直にシコです
    知ってくれてたの瀬呂くんでよかったね
    対応うまそう

  • 80二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:31:12

    感度1000倍って何倍?

  • 811主25/09/21(日) 15:34:19

    「で、何されたの?」

    「…今も…入れられてて…♡よくわかんねぇもん中に出されて…♡」

    弱々しい声で爆豪が話す

    足をガクつかせながら、話す度に小さく喘ぎ声を漏らす

    そういうプレイをしているのかと思われそうな絵面だ

    「触られんのも…♡なんか…♡おかしいんだよ…っ♡」

    「嫌で嫌で堪らねぇはずなのに…そんな感情全然湧いてこねぇどころか…んっ…♡」

    「それは願い事のせいか?」

    「知るか…よ‪”‬っ…んなもんっ!♡♡」

    「相当イラついてんなお前」

    どうにかしてあげたいという気持ちは山々だが、話を聞く限りどうしようもない

    「何か言われなかったのか?」

    「…オネダリしたらっ…痒いのは治まるって…♡」

    「爆豪からそんな言葉聞きたくなかった…つーか、爆豪がオネダリか…下手そうだな」

    瀬呂を睨みつける爆豪

    「わ、悪ぃって…けど、少しでも楽になるなら…やった方が…」

    「いや、でもなぁ、めちゃくちゃ気持ちいいつーか、気持ちよすぎて辛いんだろ?」

    瀬呂が顎に手を当て悩む

    「俺と一緒に雄英に戻るか、そのまま我慢するか、少しは楽になるって可能性にかけてオネダリするか…その三択ぐらいだな」

    「…」


    爆豪は


    1 雄英に戻った

    2 そのまま我慢

    3 オネダリ

    dice1d3=1 (1)

  • 821主25/09/21(日) 16:07:13

    「外で…もうこれ以上っ…♡♡クソみたいなっ…はぁっ…ぐっ…♡事されてっ…喘いでたまるかよっ…♡♡」
    「個性使えるか?」
    「気合いで使ってやるわ…心配なんて無駄なことすんじゃねぇ…!」
    「分かった、おーい!飯田!爆豪体調悪いらしいから!俺が雄英まで一緒に戻る!」
    「頼んだ!!爆豪くん!だが!くれぐれも無理はしないでくれ!!」
    大声で返事を返す飯田の言葉を聞き、瀬呂と爆豪は目線を交わし、そのまま雄英の方へと戻って行った
    「こうやって!結構!スピード出して移動してるわけだけど!まだ入れられてる訳?」
    爆豪は首を縦に振る
    「(風だけでも…んでこんなに俺…感じてっ…!)」
    スーツ越しにもわかるほど乳首が勃起している爆豪
    瀬呂はできるだけ話す時は爆豪の顔だけを見ていた
    ──────────
    寮に着き、爆豪の部屋の前まで一緒に行く瀬呂
    「何かあったら電話でも俺の部屋に来て直接言いに来るでもなんでもいいから言えよ」
    「お前のどんな姿を見ても失望も嘲笑ったりもしねぇから」
    「…分かった」
    瀬呂は軽く手を振った後、そのまま自室へと戻って行った
    「もう…抜けよっ♡死んでもオネダリなんてしねぇからなっ…♡♡」
    「(痒い…なのに気持ちいいなんて…こんなの…馬鹿みてぇじゃねぇか)」
    爆豪はベットに横になった
    『勝己くんは、きっト、ボクの事が大好キになるヨ』
    「バカ言うんじゃ…っ…ねぇ!♡♡」

  • 831主25/09/21(日) 16:30:13

    爆豪は必死に痒みと気持ちよさを必死に忘れようと、色んなことを考え始める爆豪

    「(今はコイツを有効活用する方法を考えなくちゃな…)」

    「(コイツの願い事には恐らく上限がある訳じゃねぇ…俺の伝え方が悪いだけだ)」

    「(デク…今お前は何してんだ…?)」

    「クソっっ…!!♡♡」

    不安と痒みでのイライラでやはり思考がまとまらないようだ

    「(少しっ…少しでも楽にっ…♡♡)」

    爆豪は腰を動かし、「ナニカ」のモノを抜き差ししようとするが

    固定されたかのように、全く抜きも差せもしない

    何回も腰を振り続けるがそれが無意味だと悟り、ため息と小さな喘ぎ声を漏らしながら、仰向けでまたベットに無気力に横たわった

    『キもちいいよ?』

    「我慢比べならっ♡俺が負けるわけねぇだろうがっ♡♡」

    「観念してっ…とっとと惨めに腰打ちつけろや!♡♡」

    『勝己くんは、オネダリ下手だネ』

    「してねぇわ!‪♡んな恥ずかしいこと…っ‪♡誰がするかよっ!」

    無言で爆豪を見つめる「ナニカ」

    ほんの少し、爆豪の中からソレを抜き、そしてもう一度差した

    その一瞬の刺激だけで、爆豪は絶頂に達しかけた

    だが、それはあまりにも短い快感で、爆豪を更にムラつかせた


    爆豪は


    1 我慢できずにオネダリをした

    2 無理やり眠りについた


    dice1d2=1 (1)

  • 84二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 18:56:16

    おねだりしちゃった

  • 851主25/09/21(日) 19:11:15
  • 86二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 19:50:59

    うわすごくえっちだ
    ありがとうございますありがとうございます

  • 871主25/09/21(日) 20:45:16

    何回出され、何回絶頂したかも覚えていない爆豪
    これが現実か現実じゃないかも、爆豪は分かっていなかった
    巨体に抱きしめられ、まだ頭をポヤポヤさせている爆豪
    『痒いの治まっタね、良かッたね』
    『気持ちイイの好キだね』
    『もう、みんなのことどうでもいいね、勝己くんの人生には関係ないもんね』
    妙にはっきり聞こえる声に、爆豪は快感とはちがう感覚に身体をビクつかせる
    「ちが…てめ…何言っ…て」
    「ナニカ」の口が引き裂けるように開く
    『逃げられないよ、爆豪勝己くん』
    気持ち悪い、怖い、不快、今すぐにでも殺してしまいたい
    ポツリと、そんな思考は出てくるが、シャボン玉のようにあっさりと消える
    腰に手を回されて感じたのは、‪”‬期待‪”‬
    「あ…ぁ…」
    『続きシようネ、勝己くん』
    爆豪が、何を言えばいいか、何をすればいいか分からず口をパクパクさせていると、スマホのバイブ音が響く
    爆豪は、手を伸ばしそのスマホを取った
    〔爆豪、終わったか?大丈夫か?一応みんなに聞かれないように、適当な嘘ついて、みんなを共同スペースに集めてたけどよ…そろそろ限界だ〕
    「瀬呂…」
    〔泣くなよ、爆豪、お前らしくないな本当…終わったんだな?今から部屋行くけど大丈夫か?〕
    「…今…部屋汚ぇし…臭ぇから…来んな」
    〔気にしないつったろ、行くからな〕
    電話を切ったあと、爆豪は「ナニカ」の方を見ずにボソリと呟いた
    「俺以外に…手…出すなよ」
    『うン』
    声は、相変わらず無機質だった

  • 88二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 21:00:18

    ふと気づいたけど最初あたりと比べると滑らかに喋れるようになってきてるね、ナニカって

  • 891主25/09/21(日) 22:11:25

    「爆豪、入るぞ」
    瀬呂が爆豪の部屋のドアを開けると、瀬呂は少し安心したような顔をした
    だが、その顔は少し気まずげに少し引きつったあと、無理やり作った笑顔になる
    「…お前が…アイツのオナ…いや、悪ぃなんでもねぇ」
    「クソ下品なこと考えただろ今!」
    爆豪が、少しため息を着く
    「ベット…今びちゃびちゃだから…適当に座ってろ」
    床に胡座をかき座る瀬呂
    「今アイツはどこ居んの?」
    「俺の後ろで俺に抱きついてる」
    「ま、まじで…?俺の事見てる?」
    爆豪がチラリと視線を瀬呂から逸らし、後ろを見る
    「ナニカ」の視線は爆豪に釘付けで、瀬呂の方を一切見ようとしない
    「クソメンヘラ野郎だから、多分俺以外見ねぇ」
    「メンヘラとは違くねぇかそれ」
    「つーか…臭い…酷いだろ、さっきまで…ヤってたから」
    「いやいや、これぐらい気にならねえって」
    「何されたか、また話してくれ、無理そうなら別にいいけどよ」
    「…オネダリ…した」
    爆豪のその一言で、瀬呂の頬が赤くなる
    流石に予想外過ぎたのだろう
    「…お、おう…それで?」
    「そのまま…普通にヤられて、潮、何回も吹かされて…ケツで何回もイかされた」
    「…ち○こ咥えられたし…咥えさせられた」
    「あと、キスされながら、腹の奥ん所、ヤベェぐらい突かれて」
    口元を手で覆う瀬呂
    「…話してくれて、ありがとな…も、もういい…ちょっと俺の方が恥ずかしくなってきた」
    「そうか、悪ぃな気色悪い話して」
    「いちいち謝んなよ、俺から首突っ込んでんだから」

  • 90二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 23:28:34

    こんなの性癖破壊されてしまう

  • 911主25/09/22(月) 00:32:29

    「でも…コイツが…本当に悪い存在なのか、わかんなくなっちまった」

    「俺が頼んで、お前らに手を出すなって言ってるけど、結局は俺のことしか見ねぇし」

    「それ…あんま良くない考え方なんじゃねぇの?正体もわかんねぇんだしさ」

    「そりゃ、そうだけどよ、俺に不利益なことなんて…俺の体を弄ばれることぐらいだ」

    「それに耐えりゃ、ヴィラン連合だって…他のヒーローだって…デクだって…」

    「あのな、瀬呂、別に俺は苦じゃないんだよこんなもん」

    「正直言っちまえば…俺は、あれが…気持ちいいと思ってる」

    『勝己くんは、気持ちイいの好キだね』

    『ボクにしがミついて、腰を振るの可愛イかったヨ』

    爆豪は震える声で、瀬呂に話す

    「俺一人の犠牲で、大勢の人間が救えるかもしれねぇんだよ」

    「俺はどうなったっていい…俺はこいつを都合よく使う…だから俺はこいつの都合のいい…性奴隷にだってなってや───」

    乾いた音が、爆豪の部屋に響いた

    「爆豪、一旦頭冷やせ」

    「…さっきのでちょっとハイになってんじゃないのか?爆豪、一旦深呼吸しようぜ」

    ジンジンと痛む頬を軽く触ったあと、小さく「悪い」とつぶやき、深呼吸をする爆豪

    「俺は…願い事をもうしちゃいけねぇような気がする」

    「これ以上は…多分…もう…戻れない」

    瀬呂は首を縦に振る

    「それがいい、他人任せじゃダメだもんな」

    「緑谷の事も、ちゃんと俺たちA組全員で解決しよう」

    『勝己くん、ボクなら、すぐにミつけラれるよ?』

    『瀬呂範太くんヨりも、他のミんなよりモ早く』

    「1人になって、また変な考えにならないように、一緒に寝るって言う手もあるけどどうする?」


    1 一人で寝る

    2 念の為瀬呂と寝る

    dice1d2=2 (2)

  • 921主25/09/22(月) 00:41:34

    「…じゃあ…頼んだ」

    「任せとけ、つーか、最近、結構みんなメンタルとかやられることがあったら誰かと寝るってことそこそこあるみたいだし」

    「切島が、まだまだ硬さが足りないとかで、悩んでた時も、俺は上鳴と一緒に切島と寝たし」

    「随分楽しそうなことしてんだな」

    「おっ、嫉妬か?」

    「次言ったらコロすぞ!」

    ──────────

    爆豪はベット、瀬呂は床に布団を敷き、横になった

    「…なぁ…やっぱ、匂い…嫌だろ…」

    「匂い上書きしようとして、変にスプレー撒く方が嫌な匂いするでしょ」

    「つーかさ、爆豪もそんな弱気になったりするんだな」

    「アホか…全然弱気じゃねぇわ」

    「今、アイツは?」

    「俺の頭撫でてる」

    「それが美人で巨乳の女の子だったら羨ましいんだけどなぁ」

    「そこそこ落ち着くのがムカつく」

    「(爆豪…結構やばいとこまで来てるな…)」

    「フラグ立てるってわけじゃねぇけど、何も起きねぇといいな」

    「…そうだな」


    「ナニカ」は

    1 爆豪が起きるまで爆豪の頭を撫で続けた

    2 爆豪の体にイタズラをし始めた

    3 爆豪に夢を見させた

    dice1d3=3 (3)

  • 931主25/09/22(月) 00:47:23

    「俺、そろそろ寝るわ、おやすみ」

    「なんかあったら起こせよ〜、約束だからな」

    「…わぁってるわ、アホが」

    「素直じゃねぇなぁ」

    そのまま夜の静かな空気が流れ、瀬呂は眠りについた

    やはり誰かがいると安心するのだろう

    正体不明の「ナニカ」と二人きりよりも爆豪は安心していた

    「(何かあったら…次は…やりたかねぇけど…頼るか)」

    瀬呂の方をチラリと見る

    少しふざけながらも、真剣に話は聞いてくれている

    爆豪は、そんな瀬呂に口では言えないが感謝をしていた

    「(色々終わったら…ちゃんとお礼しなきゃな)」

    「ナニカ」の頭を撫でる手つきが優しく、爆豪の瞼は徐々に閉じていき、完全に眠ってしまった

    『良い、夢、ミようネ』


    爆豪はどんな夢を見た?(健全なのでも不健全なのでもどちらでもどうぞ)

    >>94〜97

  • 94二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 01:51:11

    ナニカによってデクが戻ってきた夢

  • 95二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 01:59:03

    ナニカにお願いしてデクが無事に戻ってきてお母さんやクラスメイトに再会して、ダツゴクもみんなタルタロスに戻せて、敵連合も全員敵味方両方無血で捕まえられて、
    みんなみんな全てが都合よく幸せになるために最後に自ら「みんなの記憶から消えてナニカと一緒に行く」ってお願いをして
    自分もナニカに連れていかれたどこかで愛されてぐちゃぐちゃドロドロになって『幸せ』になってる夢

  • 96二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 03:17:57

    「お願い」した結果、デクやA組の皆、オールマイトとヒーローしてる夢

  • 97二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 08:17:33

    ナニカに気持ちいいことをされている自分を囲んで見てるクラスメイト(or敵)
    それを俯瞰して見てるんだけどだんだん興奮してしまうかっちゃんの夢

  • 981主25/09/22(月) 10:11:34

    1 >>94

    2 >>95

    3 >>96

    4 >>97


    dice1d4=1 (1)

  • 99二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 15:07:52

    わりとシンプルめな夢だ

  • 1001主25/09/22(月) 18:22:15

    体調不良やらホスト規制で、更新結構遅めになってます…すいません
    ゆっくり待っててくれると助かります

  • 1011主25/09/22(月) 18:23:17

    爆豪は目が覚め、そのまま起き上がる
    あまりスッキリしない朝に、どことなく不快感を感じる
    「(結局何も無かったな)」
    ベットの上から床を見る爆豪
    だが、そこには誰もおらず、なにか違和感を感じつつも、そのままベットから起き上がった
    「(今日…なんだっけ…何すんだっけか)」
    爆豪は、コスチュームに着替えようとするが、自分の服がもう既にコスチュームに着替えていることに気づく
    「お前の仕業か?」
    『違うよ、僕は何もしてない』
    爆豪は気づいていないが、無機質な声から確実に生きた人間の声をしている「ナニカ」
    『今日は、勝己くんにとって、最高のプレゼントを用意したよ』
    「プレゼント…?」
    『行こう、勝己くん、今日は君にとって最高の日になるよ』
    部屋の扉を開けると、もう見飽きた壊れた街
    「爆豪、遅かったけど寝坊か?」
    「寝坊だったらぜってー!許さねぇからな!働けかっちゃん!」
    「あ、あぁ…」
    違和感を感じつつも、そのまま、また逃げ遅れた市民や、ヴィランを探しに出ていた
    爆豪はA組と共に、崩れた街の一角で救助活動を続けていた
    避難を終えた子どもが泣き叫び、轟が声をかけ、切島が瓦礫を持ち上げ、八百万が次の資材を生み出す
    それは戦いの後に何度も繰り返してきた、もう慣れきった光景
    だが、そんな中急に煙が立ち込める
    「皆様!警戒を!」
    八百万の言葉に、一斉に皆が煙の方をみる
    だが、煙が晴れると同時に、ボロボロのコスチュームを身にまとった少年が現れた
    その少年をヒーローと呼んでいいのかもはばかられるほどおぞましく、だが、あまりにもボロボロで
    みなが言葉を失った

  • 1021主25/09/22(月) 18:25:20

    だがみんなはなにかせずには居られなかったようで、デクに近づき、声をかけ、体を支えていた
    爆豪は、その場から動けずに、ただただ、デクの方を見るしか無かった
    デクがゆっくりと顔を上げ、爆豪と目が合う
    震える手でマスクを取り、爆豪を見た
    「ごめん…ね」
    消え入りそうな声、みなが静かになりその言葉を聞く
    「ごめん…みんな…」
    なんで帰ってきたかも分からない、あんな状態から何故いきなり謝罪をするのかも分からない
    だが、帰ってきた嬉しさにはその違和感は勝たないようで
    デクを抱きしめ、安心する者、雄英教師を呼んでくるという者、体を冷やさないようにと、タオルや火を用意する者、暖かい言葉をかける者
    「デク」
    言わなくちゃいけないことがある
    言わなきゃいけないのに、声が出てこない
    そんな爆豪を、デクは不器用な笑みで見ていた
    謝らなくてはいけない、幼なじみとして、同級生として叱らなければならない、感動の再会を分かち合わなきゃいけない
    そんな感情が溢れ出して、自分でもよく分からなくなり、嗚咽を漏らす
    『気に入って貰えた?』
    爆豪は、小さく頷く
    『良かったね、勝己くん、良かったね』
    そのまま爆豪、デクの方に近づき、デクの肩をゆすりながら、涙をポタポタと流した
    ここまで感情的になる自分に爆豪自身も驚いているだろうが、今はそんなことよりも、大切な友人が帰ってきたことの喜びに浸っていた

  • 1031主25/09/22(月) 18:35:10

    「…いず…く」

    目が覚める

    爆豪は、夢の内容をざっと思い出し、笑った

    あまりにも突拍子もなく始まり、そして映画のラストのような終わり方が、夢だと再確認させた

    時間を確認するとまだ5時

    瀬呂を起こそうとも思ったが、迷惑をかけっぱなしな上、特に何も起きていない

    「お前の仕業か?」

    『うン、良い夢だッた?』

    「…悪夢だ」

    爆豪はため息を着く


    爆豪が今「ナニカ」に対して1番思っていることは?

    1 都合のいい道具

    2 不気味な存在

    3 気持ちよくしてくれる存在


    dice1d3=1 (1)


    爆豪は願い事をする?

    1 する

    2 しない


    dice1d2=1 (1)


    1の場合何を願う?

    1.2「みんなにいい夢を見させろ」

    3.4「夢と同じように…デクを雄英に戻らせろ」

    5「俺と…シろ」


    dice1d5=5 (5)

  • 1041主25/09/22(月) 18:42:39

    『ナにをシてほしいの?そレは願い事?』

    「…やっぱ今のナシ…適当に言っただけだ」

    『ボクに襲わレたいの?』

    「なんも言ってねぇよ」

    なんてことを口走ったんだと、爆豪は視線を逸らす

    『叶えてアげるヨ?』

    「ナニカ」はずっと疑問の言葉を投げかける

    「…叶えなくていい…ただの独り言だ」


    ちなみに爆豪は

    1 冗談で言った

    2 半分本気で言った


    dice1d2=2 (2)


    「ナニカ」より数字が高かったら願い事は独り言として処理される

    「ナニカ」より低かったら強引に願い事として叶えられる

    ・爆豪dice1d120=94 (94)

    ・ナニカdice1d100=45 (45)

  • 1051主25/09/22(月) 19:23:34

    『独り言ナら、仕方なイね』
    「ナニカ」の返答に、少しだけ口を尖らせる爆豪
    『瀬呂範太くんは、マだ起きテないヨ?もう一度、寝る?』
    「別にいい」
    爆豪は布団から上体を起こす
    「…俺と話せ」
    『願い事?』
    「違げぇ、頼み事だ」
    「ナニカ」は黙った後、表情なんて分かりゃしないが、少しだけ微笑んだように見えた
    『イいよ、お話しヨうね』
    「なんで俺のそばに居るんだ?」
    『甘い匂いガするカら』
    「俺の事、食う気か?それとも乗っ取るつもりか?」
    『食べタい、乗っ取りタい』
    その言葉を聞き、顔色がほんの少し悪くなる爆豪
    『ケど、好キだから、そンな事シない』
    「なんで俺のことが好きなんだよお前は」
    『可愛イいから』
    「どこがだよ」
    『ボクのモノにしたクなる、好キだから』
    「…てめぇは何もんなんだ?」
    『知らないし、知らなくていいよ勝己くん、分からない方が面白いこともあるんだ』
    『見ている人が好きに考えればいい、僕は何かを名乗れるほどの存在じゃないから』
    また、人間のように話し始める「ナニカ」
    「…いきなり何言ってんだお前」
    「名前、あんのか?」
    『ナいよ』
    「なんにもわかんねぇな…クソくだらねぇ時間だった」
    『楽しカったね』
    「楽しかねぇ」

  • 1061主25/09/22(月) 20:48:45

    「ナニカ」は、爆豪を後ろから抱きしめた

    そして、そのまま身体を触り始めた

    やらしいて手つきでは無く、優しく全身を撫でるような

    「…調子乗んな」

    だが、爆豪は抵抗しない

    「(次は何を…いや、もうこいつは…)」

    「(…ヴィラン連合の居場所…いや、ヴィラン連合の排除…コイツは人を殺せるのか?殺せなくとも…無力化ぐらいなら)」

    「(なら、なんて言うのが正解なんだ?)」

    「(排除、無力化が無理なら、先生達やプロヒーロー達を…蘇ら…それも無理そうだな…なら、せめて欠損した部位を復元…)」

    「(肉体の強化…ちょっとやそっとじゃ死なない身体に)」

    爆豪は完全に願い事をする前提でソレを考えていた

    そして、もうひとつ考えるのは対価

    今までされたことを思い出し、爆豪の体が熱くなる

    まだ「ナニカ」が現れ、身体を好き放題にされてから日があまり経っていないというのに、身体は既に次の快感をほんのり期待していた

    「…くだらねぇ」

    急に‪襲われるかもしれない、もしかしたら今からまた身体を弄り倒されるかもしれない

    強制的に絶頂させられ、それが一生続くかもしれない

    自分よりも明らかに上位の存在の前で爆豪は、少しづつ、だが確実に堕ちていた

    穴をヒクつかせ、爆豪のモノは少しづつ硬くなっていく

    爆豪はそれから目を逸らし、みなが起きるまで、優しく酷い「ナニカ」の愛撫に耐え続けた


    堕ち度

    72+dice1d15=12 (12)

  • 107二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 20:58:15

    >>100

    大丈夫ですよー

    ホスト規制、いきなり強くなりましたし、体調崩れたら休むのも大事ですから

    いきなり涼しくなったり暑くなったりしてますからね…

  • 108二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 22:48:06

    >>100

    どこのスレも規制キツイのかゆっくりですし気にせずに

    体調が1番ですから


    落ち度80超えたか……

  • 109二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 03:52:45

    保守

  • 110二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 09:04:25

    もう少して100だな……かっちゃん……

  • 1111主25/09/23(火) 12:29:14

    アラームと共に、瀬呂が目を覚ます
    自室では無く、爆豪の部屋だということを思い出し、眠気が吹き飛び、慌てて爆豪に話しかける瀬呂
    「おい!大丈夫だったか!?爆豪!」
    「…ひでぇ夢見た」
    「デクが帰ってくる夢」
    「…他には?」
    「何も無い、心配すんな」
    「汗、酷いぞ?」
    「寝汗だ、心配すんじゃねぇ…それと、洗濯がしたい」
    「それぐらいなら、手伝うぜ」
    「ありがとよ」
    「けど、ちょっと待っててくれ爆豪、自分の部屋にスマホ置いてきちまったから」
    「ゲームか?」
    「俺そんなロクデナシだと思われてんの!?」
    「SNSとかニュースが見たいんだ、情報収集は大事だろ?」
    「真面目だな」
    「…最近、ちょっとヤな記事とか見つけてさ…」
    「ダツゴクか?」
    「いや、それもあんだけどな」
    「緑谷の…」
    爆豪の眉がピクリと動く
    「いや、決めつけんのもおかしいよな」
    「スマホ…さっさと持ってこい」
    「俺も一緒に見る」

  • 1121主25/09/23(火) 12:31:00

    瀬呂が部屋から戻ってき、爆豪のベットに座り一緒に画面を見始めた

    「あのさ爆豪、今朝本当に何も無かったんだよな」

    今朝、という言葉に引っかかる

    もしかしてバレていたのでは?と

    「なんにもねぇよ」

    爆豪がそう言うと、すぐに納得した顔を見せた

    画面を見ると、ブレていたり、どこから撮っているのかも分からない写真が何枚も表示される

    「撮ってる暇あったら逃げろや」

    「ほんとそうだよな」

    だが、写真のほとんどが煙幕で埋まっていて姿が見えない

    「つーか、デクだろこれ、見るまでもねぇぐらいすぐわかるわ」

    「緑谷が雄英を離れてからまだ時間はあんまり経ってない」

    爆豪は、その画像を見ながら自身のスマホを手に取る

    「…デクを見つけるために俺は…」

    「少しでも…早く、アイツに会って…アイツに」


    『ボクが助けテあゲるよ』


    「…そいつに頼ったらダメだ、爆豪」

    「みんなで一緒に話して…解決しよう…な?」

    「それがもし、全部無駄だったらどうすんだよ」

    自分の膝を抱き抱え卑屈なことを言う

    『勝己くん、僕ヲ信じて』

    『僕が現れテから、悪いコとはアった?』

    『信じテ、勝己くん』


    爆豪は

    1 信じ、願い事をした

    2 まだ信じられなかった

    dice1d2=1 (1)

  • 113二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 12:47:37

    願い事しちゃったか

  • 1141主25/09/23(火) 12:52:06

    『既に、時空は歪んだ、君には僕が必要だ』

    『怖がる必要なんて無い、君の声を、願い事を聞かせて?』

    「おい!爆豪!お前が何言われてんのか知んねぇけどよ!」

    「耳を貸すな!爆豪!誰かに頼りっきりでいいのかよ!?」

    後ろにいる奇妙奇天烈摩訶不思議な化け物が爆豪の目にはまるで聖母のように…自分を助けてくれるカミサマの様に映った

    「…ぁ」

    「なんでも…いいんだ…な?」

    『僕が今1番欲しいのは君の言葉だよ』

    「やめろ爆豪!」

    爆豪にまたビンタをし、正気に戻そうとするが

    その手は「ナニカ」によって阻止された

    手を反対方向にゆっくりと曲げられていく

    「ば…くごうっ!正気に!っぐっ…戻れ!」

    痛みに耐えながらも必死に爆豪に呼びかける

    「俺が…ちょっと我慢すりゃ、デクが帰ってくる」

    その目は至って真剣だったが、正気の人間の目ではなかった


    爆豪はなんと願った?


    1 夢と全く同じように、デクを帰ってこさせろ

    2 デクと2人きりで話させろ、そして、俺と話してる間デクが逃げられないようにしろ

    3 俺が思い描く理想の状態まで、世界を変えろ


    dice1d3=1 (1)

  • 1151主25/09/23(火) 13:05:21

    『分かった』
    「ばくご───」

    爆豪は目が覚め、そのまま起き上がる
    あまりスッキリしない朝に、どことなく不快感を感じる
    ベットの上から床を見る爆豪
    だが、そこには誰もおらず、爆豪は気合を入れ直すため息をついた
    爆豪は、コスチュームに着替えようとするが、自分の服がもう既にコスチュームに着替えていることに気づく
    「…ありがとな」
    『うン、願い事ダから』
    『行こう、勝己くん、今日は君にとって最高の日になるよ』
    部屋の扉を開けると、もう見飽きた壊れた街
    「爆豪、遅かったけど寝坊か?」
    「寝坊だったらぜってー!許さねぇからな!働けかっちゃん!」
    「分かってるわ」
    また逃げ遅れた市民や、ヴィランを探しに出ていた
    爆豪はA組と共に、崩れた街の一角で救助活動を続けていた
    避難を終えた子どもが泣き叫び、轟が声をかけ、切島が瓦礫を持ち上げ、八百万が次の資材を生み出す
    2回目の光景
    そんな中急に煙が立ち込める
    「皆様!警戒を!」
    八百万の言葉に、一斉に皆が煙の方をみる
    だが、煙が晴れると同時に、ボロボロのコスチュームを身にまとった少年が現れた
    その少年をヒーローと呼んでいいのかもはばかられるほどおぞましく、だが、あまりにもボロボロで
    みなが言葉を失った
    「帰ってきたな、デク」

  • 1161主25/09/23(火) 13:07:32

    だがみんなはなにかせずには居られなかったようで、デクに近づき、声をかけ、体を支えていた
    爆豪は、その場から動かずにデクを見ていた
    デクがゆっくりと顔を上げ、爆豪と目が合う
    震える手でマスクを取り、爆豪を見た
    「ごめ…」
    消え入りそうな声、みなが静かになりその言葉を聞く
    「ごめん…みん」
    デクがそこまで言いかけた時
    「ぐっ…あ‪”‬ぁぁぁ!!!?」
    デクが当然頭を抱えその場に蹲った
    「緑谷くん!?」
    「デクくん!?どうしたん!?」
    「…かっちゃ…逃げ…逃げて…‪”‬ソレ‪”‬から!」
    「…デク?」
    「危機感知がッ…最大レベルで…反応してっ…」
    「おい、話が違ぇ…夢そのまんまの展開を…」
    だが、「ナニカ」はデクをじっと見つめるだけで何も反応しない
    「悪い、緑谷!」
    轟がデクの首元にチョップを食らわせ、そのまま気絶させた
    「なに…なにが…起きて」
    「(アイツは今確かに、危機感知つった…オールマイトが書いてたノート…アレには、危険や害意を捉えるって)」
    とてつもない違和感が、爆豪を襲った
    「(いや、当たり前だ、コイツはさっき、瀬呂の腕を折ろうとした、デクやみんなにとっては危険だ)」
    『気に入って貰えた?』
    爆豪は、小さく頷く
    『良かったね、勝己くん、良かったね』
    そんな爆豪を瀬呂は見ていた
    とてつもない違和感を爆豪と同等かそれ以上に抱えながら

  • 117二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 13:29:16

    不穏になってきたぞ…

  • 1181主25/09/23(火) 13:44:42

    そこからは、あまりに都合が良すぎた
    デクの存在に怯え、今すぐ追い出せという市民
    それを止めようとするマイクから、メガホンを奪い
    雄英の屋上で演説をした

    「ここを!彼の!ヒーローアカデミアで居させてください!」

    気絶していたデクも起きたのか、ボロボロ涙をこぼして泣いていた
    さっきまでの苦しげな表情は泣いている顔で上書きされた
    何かが足りない、夢の内容をそのまま再現してもらったのだから、矛盾まみれも仕方がない
    「(安っぽい映画だ)」
    デクに駆け寄る人を見ながら爆豪は心の中でそう呟いた
    ──────────
    爆豪は、そのまま「ナニカ」と話すために自室に戻ろうとしたが
    方を叩かれ、後ろを振り向いた
    「爆豪の仕業だろ」
    「おかしい、全部が」
    「ハッピーエンドに1歩、近づけただろ?」
    「…どこが」
    「なんでお前も緑谷も…自分も勘定に入れないんだよ」
    「前も聞いたな、そんな言葉」
    「出久と麗日は」
    「緑谷は他の男子達と風呂、麗日は疲れきって寝てる」
    「この際だからはっきり言ってやるよ爆豪」
    「お前がした事は全部間違ってる」
    「自己犠牲の全てが間違ってるとは言わねぇよ…けど」
    「なぁ、瀬呂、今日俺の部屋来んなよ」
    「…は?」
    爆豪は、「ナニカ」に、力強く抱きしめられていた
    「無茶苦茶な事言ったんだ、何が起きるか俺にもわかんねぇ」

  • 1191主25/09/23(火) 13:47:23

    『勝己くん』
    「…あぁ、約束は守る」
    瀬呂はなんと声をかけていいか分からなかった
    だが、そんな中、濡れた髪をタオルで拭きながら、デクがこちら側に歩いてきた
    目の下のクマは酷く、元気と呼べる状態ではなかった
    「かっちゃん」
    瀬呂は、悩んだ末、少し後ろから見守ることにしたようだ
    爆豪はデクに真っ直ぐ向かい合い、言葉を並べた
    デクはそれを真剣に聞いていた
    「────今までごめん」
    デクは、そんな爆豪にハグをした
    本当に簡単なことで、爆豪はほんの少しだけ声を漏らした
    数秒、数分が経過した
    デクが重い口をゆっくりと開いた
    「かっちゃん…今かっちゃんはさ…悩み事とかない?」
    「星の数ほどある」
    「…うん、でもさ、いちばん大きな悩み事はあるでしょ?」
    デクが爆豪の後ろを指刺す
    「僕には見えないけど…今でもずっと危機感知が、反応してるんだ」
    「なにか危ないこと…してるの?」
    爆豪は首を横に振った
    「してねぇよ、いちいち考えなくていい、ただ今はゆっくり寝てろ」
    瀬呂に目配せをする爆豪
    「緑谷、下でみんなが待ってる、話してやってくれ」
    「うん、分かったよ瀬呂くん、じゃ…またね、かっちゃん」
    手を振り、2人の後ろ姿を見ていた
    『対価ヲ』
    爆豪の尻を揉む「ナニカ」
    「…うん」

  • 120二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 21:50:16

    |⌓ ・̥᷅)…

  • 121二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 22:09:39

    このレスは削除されています

  • 1221主25/09/23(火) 22:16:07
  • 123二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 22:27:34

    綺麗に完堕ちしちゃったね

  • 124二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 22:46:41

    こんなの無料で見せてもらっていいんですか?!
    可愛い勝己くん…!!

  • 1251主25/09/23(火) 23:32:11

    「緑…谷!?」

    嗚咽を漏らし、泣くデクに近寄る瀬呂

    どうやら、2人のことが心配で来たらしい

    デクの背中を撫でる瀬呂

    「言うの辛いだろうけど…一体何が…」

    「…あ、あのさ…瀬呂…く…」

    震える声でデクが瀬呂に質問を投げかける

    「僕…さ、4代目の個性の話…した…よね」

    「危機感知、だっけか」

    「それが…ずっとかっちゃんの後ろから…して」

    デクの言葉を聞きハッとする瀬呂

    「まさか、緑谷、お前見えて!?」

    「見えは…しないけど、その様子から…だと、瀬呂くん…知ってたんだね」

    「…あ…あぁ、悪い…緑谷に負担かける訳にもいかねぇから」

    「大丈夫…かっちゃんが言うなって言ったんでしょ?」

    瀬呂がドアノブを握る

    「待って…瀬呂くん、さっき何やっても開かなかっ───」

    ガチャ…と、向こう側から扉が開いた

    「かっちゃ…」


    爆豪は

    1 平然とした様子だった

    2 快楽堕ちしたと一発で分かる様子だった

    3 少し怒った様子だった


    dice1d3=2 (2)

  • 1261主25/09/23(火) 23:50:25

    開いた扉の隙間から現れたのは爆豪だった。
    だがその姿は、デクも瀬呂も知っている“爆豪勝己”ではなかった
    虚ろな瞳は熱に濡れ、焦点はどこにも合っていない
    唇は半開きで涎を垂らし、肩で荒く息をついている
    背後から絡みつく「ナニカ」の指が胸を撫でるたび、ビクンッと痙攣し、身体を反らして甘い声を漏らした
    「んぁっ♡♡……はっ、はぁっ♡♡♡……もっと、もっとぉ……♡♡」
    瀬呂が思わず息を呑む
    だが爆豪は二人の存在などまるで気づかず、視線すら向けない
    ただ、背後の「ナニカ」に全てを委ね、与えられる快感に素直に溺れていた
    「っ……あ‪”‬ぁぁ♡♡♡やっべぇぇ♡♡♡……イッ……イッちまうぅ♡」
    自分の声が廊下に漏れていることも、友が目の前で立ち尽くしていることも、爆豪には届かない
    耳も心も、すべて「ナニカ」の囁きと愛撫に支配されていた
    そのまま服越しに射精し、服を汚していく
    1度イッて少し落ち着いたのか、ようやく2人の方を見た
    「何回も…ノックしやがって…♡そんなに寂しかったか?♡♡」
    「かっちゃん…何して…」
    「何って…セッ○○に決まってんだろうが♡」
    恥じらうことなく、そう言う爆豪
    『見られて良かったの?』
    「だってよぉ…お‪”‬ォぉっ♡♡」
    爆豪の体が揺れる
    当然2人はいきなり誰に話しかけているかも分からない言葉と、奇妙な動きに困惑した
    だが、爆豪の背後に居る「ナニカ」のせいだとすぐに察した
    「こん‪”‬なぁっ♡♡見られるなんてっ♡クソ気持ちいいことっ♡♡体験しねぇなんてこたぁっ♡♡バカがやることだろっ♡♡」
    「い‪”‬ぐいぐっ♡♡完全敗北ア○メキメるっ♡♡」
    爆豪は、そのまま2人の前でイキ顔を晒しながら絶頂した
    2人は、ただただ、絶望した顔で爆豪を見ていた

  • 127二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 01:05:37

    素直にシコです
    NTR風味もあって良きだね……

  • 128二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 06:46:06

    堕ちてますねぇ…

  • 129二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 14:07:57

    ナニカはなんなんだろうな……

  • 1301主25/09/24(水) 15:08:51

    『勝己くん、2人も勝己くんと同じにすればいいんだよ』

    「俺と…♡同じ…?♡」

    『これで寂しくない、ヴィランに怯える必要はない』

    『僕が守って気持ちよくさせてあげる、ねぇ、勝己くん、君は何を願うの?』

    何を話しているか、何が話しているかも分からないが、デクの危機感知がまた最大レベルで反応し始める

    「ダメだっ…かっちゃん!返事したら!」

    「爆豪!そんな奴に耳を貸すな!」

    だが、「ナニカ」が、爆豪の耳を塞ぐ

    『聞かなくて大丈夫だよ』

    『君の声を聞かせて、僕に』

    爆豪は、さすがに答えるのを躊躇っているようだった

    「ナニカ」は、そんなに爆豪をじっとみながら、ゆっくりとモノを引き抜こうとする

    「まっ…まだ…抜くな…♡」

    『君の声を聞かせて』

    「答えるっ♡答えるから…♡」


    60以上で2人も完堕ちさせる、90以上でA組全員を巻き込む


    dice1d100=30 (30)

  • 131二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 15:20:49

    30か…60のちょうど半分だな…。

  • 132二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 15:37:24

    かっちゃん強い

  • 133二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 15:40:35

    さすがヒーロー、自分が堕ちるのはいいけど他の人間は巻き込めないか

  • 1341主25/09/24(水) 15:55:57

    爆豪は2人の顔を見た

    絶望、恐怖、後悔

    爆豪は、ほんの少しだけ正気に戻った

    「…俺と同じ…仲間なんて…要らねぇよ…」

    『ホントに?僕は君の願い事を全部聞いてあげるよ?』

    「じゃあ…願い事…だ」

    その言葉を聞き、「ナニカ」はもう何を願うか分かったようで、口を裂くように笑う

    そんな爆豪を止めようとするデクと瀬呂

    黒鞭とテープを伸ばし、爆豪の口を塞ごうとするが、「ナニカ」になぎ払われ、2人は壁に打ち付けられる

    「ダメだ…かっちゃん…!」

    「爆豪!まだやりようはいくらでもある!失ったもんはもう戻ってこない…けど!」

    「かっちゃん…みんなが待ってる…だから!」


    爆豪は

    1 自分の大切な人達に二度と手を出すなと言った

    2 自分の大切な人達が永遠に幸せを手に入れる代わりに、自分と「ナニカ」が消えるようにと言った

    3 自分の大切な人達のことをずっと守れ、絶対に傷つけるな、傷つけさせるな


    dice1d3=2 (2)

  • 135二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 16:19:43

    かっちゃん……;;;

  • 136二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 16:34:22

    永遠に幸せを手に入れる…不老不死にでも
    なったりするんだろうか…?

  • 1371主25/09/24(水) 16:54:09

    『それは、僕とずっと一緒に居るって話だよね』
    「爆豪…おまえ、何言っ…て」
    「かっちゃん!今すぐにその言葉…取り消してよ…」
    爆豪は、何も言わずにほんの少しだけ笑った
    『そうだね、消える、君の願いなら聞かなきゃね』
    デクと瀬呂の叫びも虚しく、「ナニカ」の口がぱっくりと裂け、爆豪の身体を優しく抱き締めるように包み込む
    肉体が溶けるように同化していく
    そして、完全に爆豪勝己と「ナニカ」は統合された
    「…消えるって…爆豪は…」
    『消えたわ、僕も、アイツも』
    『だから今の僕はアイツでも、僕でもない』
    『お前らの永遠の幸せが約束された』
    見た目まで少し変わってしまった爆豪の胸ぐらを掴む瀬呂
    「爆豪の身体を求めるんだろ!?…身体を…求め…」
    『理解したか、範太くん』
    「けど、今の…君は…!僕の危機感知は!まだ消えてない…!」
    『なんでだろうなぁ?僕もアイツも消えたはずなのに』
    「消えたって…爆豪も、アイツも…今どこに…」
    『出久くん、範太くん、消えるって具体的にどういうイメージだ?』
    『あぁ、答えなくていい、大体わかる、死とか、存在が消えるとかだろ?』
    『どう解釈したのか、僕もアイツも今の僕にはわかんねぇけど』
    『…そうだなぁ…身体を求めるのが条件だったから…きっと…』
    『永遠の快感に囚われて、もう二度と帰っては来れないだろうね』
    瀬呂が怒るよりも早く、デクが「???」の胸ぐらを掴んだ
    「返せ…かっちゃんを…」
    『じゃあ、出久くん、聞かせろや』

    『てめぇの、ネガイゴト」

  • 1381主25/09/24(水) 16:55:14

    エンドロールに追われた映画
    都合のいいハッピーエンド
    爆豪勝己と「ナニカ」が消えた世界
    「エンデヴァーさん、なんか、あまりにも都合よすぎないですかねコレ」
    「俺たちの努力を見てたカミサマが何かしてくれたりとか…?」
    「馬鹿なことを言うなホークス」
    「そうっすね」
    作られた幸せ、そんなものすぐに壊れてしまう
    だが、それを壊れないように今日も誰かが神に祈っているのかもしれない
    「親父」
    「ホークス」
    轟と常闇が雄英から出てくる
    「もう、外出てきて大丈夫なのか?」
    「あぁ、何故だが分からないがもう何も言われない」
    「そうだな…なんか俺も…親父に対して何も思わない」
    「考えてても仕方ねぇ、さっさとお母さん達と一緒に燈矢兄のとこに面会行くぞ」
    「あぁ」
    常闇が不思議そうにホークスを見た
    「ジーニストは?」
    「うーん…一応呼んだんだけどさ、なんか爆豪くんと話したあとすぐに帰っちゃって」
    「常闇くんは何か知らない?」
    「…そういえば…最近爆豪の様子が…」
    常闇は前に爆豪とした会話を思い出す
    「(あの爆豪は…本物なのだろうか?悪魔に憑依とは…また違った…ような…)」
    「(爆豪でもない…ナニカ…に)」
    「すまない、何も知らないホークス」
    「そっか、でも、一応爆豪くんのこと気にかけておいて」
    「分かった」

  • 1391主25/09/24(水) 16:56:43

    『良かっタね…みんな幸せダ』
    『勝己くんは、賢いヨ』
    何かがあって何も無い空間、
    『君ノ大切な人、大事な人ハ、アまりにも多かった』
    『僕の個性、「死に戻り」』
    『死ぬノは怖いヨ、自分が自分じゃナくナッていく』
    『世界のバクだヨ僕は、何回目かの死によって、カミサマに、等しい存在ニなっタ』
    『ケド、バグは、バグ、僕は神じゃ無い』
    「あ‪”‬っ…♡あっ…っ…♡」
    『ミんなが求める幸せも、僕達が消えルことも出来なかっタ』
    『だケドね、大丈夫、勝己くん』
    『キミのお陰で、今度は‪”‬きっと‪”‬カンペキな存在ガ生まれた』
    「ん‪”‬あっぁ…っ♡♡」
    『ありがとう、大好きだよ、ずっと…僕と…みんなが死ぬまで、死んでからも中途半端な永遠の幸せを与えられ続けるまでの間、勝己くんはずっと僕と一緒だよ』
    長ったらしいバッドエンドの話、爆豪の耳にはもう届いていなかった
    ただ、中途半端な願い事の為に、永遠の快感に身を任せることしか出来なかった

  • 140二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 17:02:02

    >>136

    難しい話になるけど

    ある意味そうなのかもなぁ…

  • 1411主25/09/24(水) 17:06:15

    『出久くん、範太くん』
    『願い事決まったか?僕がなんでも叶えてやるからよ』
    『出久くんは、そうだな、オールマイトと一緒にヒーローがしたい?とかか?』
    『範太くんは、可愛い彼女とか、かっこいい外見とかか?』
    『予想するのも意外とおもしれぇな』
    「…僕は、君をかっちゃんとは思わない」
    『実際ちげぇからな』
    「かっちゃんを元に戻せ、この世界も、全部、かっちゃんがお前に憑かれる前から、全てを元に…」
    デクが拳を握りしめる
    『てめぇはそれでいいのか?AFOも死柄木くんも、止まった』
    『世界が完全に平和になったとは言わねぇし、みんな幸せだとかも言わねぇけどよ、僕とアイツが居た世界の方がよっぽどクソだろ?』
    「作られた幸せなんか…僕は」
    『作られた幸せを保ってるのは誰だと思ってんだよ出久くん』
    「…は…?」
    デクの視線は隣に居た瀬呂の方へ向く
    「大丈夫、そんな無茶な願いはしてねぇから」
    「…ホント、心配すんな」
    「瀬呂く…」
    デクの瞳から光が消える
    『誰かが、今日も誰かのために祈ってる、素敵だよなぁ?』

    『てめぇの願い事、なんでも叶えてやるよ』
    『なァ?何叶えて欲しい?』
    『なんでもいいぜ?その代わり────』

    「僕は…」
    デクの答えを聞いた「???」は、口角を上げた

    【完】

  • 1421主25/09/24(水) 17:08:09

    ここまで、お付き合いいただきありがとうございました
    いや…あの、ホント、設定もう少し練れば良かったです…雑な終わり方ですいません
    質問とかあれば、答えます

    ホントすいません、そしてありがとうございました

  • 143二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 17:13:38

    面白かったから大丈夫ですよー
    メリバ気味でなんか嬉しい

  • 144二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 19:40:50

    とてもシコくて助かりました…
    かっちゃんは幸せになったのかな

  • 1451主25/09/24(水) 19:59:44

    >>124

    >>143

    ありがとうございます


    >>144

    ありがとうございます

    多分幸せかどうか、本人も分かってないです

    けど、辛くは無いはずです

    そんな地獄にかっちゃんは居ます

  • 146二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 20:03:59

    そういえば141で瀬呂のセリフがどういうことか分からなくて、ずっと首傾げてたけど……もしかして瀬呂もお願いごと、しちゃったんです?

  • 1471主25/09/24(水) 20:16:46

    >>146

    分かりずらくてすいません!

    そういう解釈で合ってます

  • 148二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:39:33

    良い〜〜〜〜〜〜〜!!!最高でした!!!それしか言葉が見つからない……!!!

  • 149二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:42:48

    完結おつかれさまでした!
    毎日続きを楽しみにしながら読んでました
    終始かっちゃんが不憫でえろくてかわいかったです
    絵も素敵でした、文章も絵も描けるなんてすごすぎる…
    「ナニカ」がかっちゃんに取り憑くきっかけは何だったのか…とか
    もはや爆豪勝己でなくなった「???」を見た周囲の反応とか
    想像が広がる終わり方でしためっちゃ好きです

  • 150二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 09:06:55

    ハピエンではないけど
    とりあえずかっちゃんが気持ち良さそうでよかったです
    自分たちで掴み取れるはずだった幸せが矛盾だらけの作り物になっちゃった…

  • 151二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 15:55:17

    感染していく呪いみたいでゾクッとした!
    乙でした〜

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