至って普通の一般モブ生徒でーすｗｗ【オリ・🎲・クロス】その１５

[1 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/20(土) 10:28:52]

シャーレ襲撃されても遊ぼうぜ〜ｗウェイウェイｗｗ

[2 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/20(土) 10:31:16]

【注意】
※このスレには『AIイラスト』『クロス』『パロディ』『ガバ運行』『ガバ文章』『遅筆』等が含まれます

ガバガバじゃねぇかお前のスレェ！！ｗｗ

※明確なクロス先は無いですが、他作品要素が多いのでクロスを表記をしています

まぁどれもだいたい生徒化してるけどなーｗｗ

※色々とカオスなスレですが、少しでも皆さまのヒマ潰しになれば幸いです

※ネタまみれですが、食べられるヤツだけ好きに食べて楽しんでください！

ここってビュッフェ形式なんだ〜ｗｗ

[3 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/20(土) 10:33:01]

※こちら過去スレです

千夜ライの歩み | Writening

※下は前スレで一番好きなイラストです

コラがデータセンターにエントリーした時なｗｗ

※躍動感あるよな

[4 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/20(土) 10:35:23]

【ステータスまとめ】

名前：千夜 ライ（ちや ―）

学校：無所属(元ミレニアム)

学年：1 年生

所属：ブラックマーケット（元特異現象捜査部）

使用武器：ハンドガン

［基礎ステータス］

戦闘dice1d100=67 (67)+3

知性dice1d100=29(29)

医療dice1d100=10 (10)

神秘dice1d100=90 (90)+1

精神dice1d100=91 (91)+3

［技能ステータス］

清掃力

dice1d100=100 (100)

プログラミング能力

dice1d100=75 (75)

事務処理能力

dice1d100=40 (40)

【実績】

『星ノ空、先ヲ行ク者』

効果：戦闘力に+3の補正

『やはり人間は』

効果：精神力に+3の補正

『不可解な探求者』

効果：神秘に+1の補正

[5 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/20(土) 10:42:26]

※こちらサブキャラステータスです。ほぼフレーバーですが一応どうぞ

【ステータスまとめ（オリキャラのみ）】 | Writening

お、キヨ（臨戦）か？ｗｗ

※顔出たの結構後半でしたね、初期はずっとフルフェイスヘルメットでしたし

……改めて、この量の髪が入ってたの驚きの収納術じゃね？ｗｗ

[6 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/20(土) 10:47:23]

※こちらは戦闘ルールです、自分確認用とも言います

戦闘ルール（暫定） | Writening

まぁ最近バトルしてないけどな！ｗｗ

※ま、まだたまにあるかも知れんし……（震え声）

[7 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/20(土) 11:08:11]

『前スレ完走した感想と感謝』
※最終編に入ったら、アリウスの追加が来たでござるの巻

サオリたちが教壇に立っててオレも嬉しいよｗｗ（ウンウン頷く）

※後方理解者面やめてくだちい

そういうお前はどうなんだパート１５まで来てオォン？ｗｗ

※ま、マイペースでゆっくり進めてるから……！遅筆ってちゃんと書いてるから……！

目指せ1日100レス投稿！ｗｗ

※死にます♡

たまったもんじゃねぇな！ｗｗ

※そんなスローペースのスレですが、気長に見つつ、気楽にコメとかしながら見てて下さい……見てくださるみなさんにとにかく感謝！！

※あ、私は悠長し過ぎて落とさないよう気をつけます……ﾊｲ……

悠長し過ぎてゆうちょ銀行になったわね……ｗｗ
シロコ「ん、ゆうちょ銀行を襲う」

※……ってなんでここにシロコさんが！？

『感想と感謝』本当の本当に終わり〜…ってなｗ

[8 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/20(土) 11:11:00]

※以下イラスト投下！！

※前に話してた宇宙ケイができました

情報がいつまでも完結してなさそうｗｗ

[9 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/20(土) 11:13:40]

※あと先代公安局長のシーンをフィギュア風にしました

最近のAIイラスト技術はパネェなｗｗ

※躍動感あるよな

[10 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/20(土) 11:25:24]

※夏のアリス、略して『アリ夏』です。最近イベスト復刻してましたね🤗

『アリ夏』違いだと思います……ｗｗ
アリス「ライ！幻聴と話してないで、次はあっちのコーナーに行きましょう！」

射的ぃ？ｗｗまだ何か撃つの…？ｗｗ
アリス「狙うはプライステーションです！」

コルク銃で落とせるかぁ！！ｗｗ
アリス「なのでコレを用意する必要があったんですね！」（レールガンを抱える）

キヴォトスが落ちるわ！ｗｗ
そこらに置いとけ置いとけｗ誰も盗めないだろうしｗｗ
アリス「分かりました……では行きましょう！」

[11 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/20(土) 17:12:32]

【あらすじ】
（時は先生含む尾刃カンナ+OG2名が、カイザーPMC蔓延るヴァルキューレ第三分校を脱走してからのこと）
（逃走ルートにパトカーを回して待っているであろうキリノとフブキを探していた、脱走組一同の前に映ったのは、キリノとフブキに逮捕される千夜ライの姿だった）

（その後ヴァルキューレ、RATSの二組は、一時的に身を隠せるような安息の地を求め、『子ウサギ公園』に転がり込んだ）

（そしてボリボリとお菓子を食べながら、カイザーに奪われたサンクトゥムタワーとシャーレ奪還を狙うのだった！！）

ふぉふぉふぁふぁふぁいふぁーふぁんふぁに、ふぁへへはんへーふぇ！！（ボリボリボリボリ）
アオイ「なんて？」
”『このままカイザーなんかに』”
”『負けてらんねーぜ！！』……かな”

ふぃっふぉｗふぁんふぇふぁふぁんふぁほｗｗ
サオリ「なんて？」
”『キッショｗなんで分かんだよｗｗ』かな”

ふぃっふぉｗふぁんふぇふぁふぁんふぁほｗｗ
アオイ「なんて？」
”『キッショｗなんで分かんだよｗｗ』かな”
パブロン「無限ループ入ってますよ……」

[12 二次元好きの匿名さん 25/09/20(土) 22:02:15]

のりこめー

[13 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/20(土) 22:04:08]

【本編】
ふむ……色々あったが、問題はシンプルになったなｗ
要はシャーレの地下にさえ行ければ良いのか、簡単じゃねぇかｗｗ
アロナ『これを簡単と言ってしまえる簡単な頭で羨ましい』

そんなだからみんなに嫌われるんですよ〜？ｗｗ
アロナ『私は嫌われてないです』
”ハイハイ喧嘩はストップ”
”ハイハイじゃれ合いはストップ”
カンナ「『シャーレの地下に』だと……？そこに何か打開策があるのか？」
”うん、そうみたい。だけど……”
”今ではシャーレもサンクトゥムタワーと同じくらい、警備が厳重なんじゃないかな……？”
アオイ「ああ、それに道中にカイザーセキュリティの検問もあるだろうな」
パブロン「複数の検問と、シャーレを占領した部隊……相当な連戦になりますよ？」
キヨ「それに俺の見立てだと、シャーレの内部に居るのは『カイザーSOF』だろうな」
サオリ「カイザーSOF……？」

カイザーソフマップ？ｗｗ
”カイザー兵士のグラビア写真……？”
”大きいロボットフィギュアの撮影と考えればアリか？”
キヨ「ねーよ…SOFはカイザーの特殊作戦部隊(Special Operation Force)のことだ」
キヨ「傭兵稼業をしていると、カイザー系列からの依頼も多い。その中で小耳に挟んだんだよ、『カイザーにはFOX小隊に対抗して作られた秘密部隊がある』…ってな」
”なんか今の格好のキヨが言うと……”
”マタ・ハリみたいだね！”
キヨ「別に踊り子やって情報収集してる訳じゃねぇよ……」

[14 二次元好きの匿名さん 25/09/21(日) 04:58:18]

ねんのためほー

[15 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/21(日) 06:44:27]

※保守感謝！！返礼の本編です！

【本編】
キヨ「はぁ……ともかくそんな虎の子とも言える特殊部隊が、この『カイザー総進撃』とも言える一連の行動……」
キヨ「いわゆる『サンクトゥムタワー襲撃事件』にも、『先生誘拐事件』にも、『密造酒販路拡大事件』にも出てこないなんて、相当な違和感だ、だろう？」
”確かに……”

J( 'ｰ`)し　たかしに……ｗ
”誰ぇ……？”
”急なｶｰﾁｬﾝ……”

キヨ「……だからこそ、SOFが関わっているのは『シャーレ占領事件』だ。俺はもうヤバいと思う」
カンナ「お前がそう評する程か……（スルーしたな……）」
カンナ「思えばヴァルキューレに居た頃から、お前の集めてくる情報は正確だった…考慮しておこう」
コラ「確かに！キヨは昔から諜報がお手の物だったのである！あの特製ドローンだって、なんと言ったか……『ムーディー・リー』…？」
ヤク「『ムーディー・ブルース』だよ。でも相変わらずの情報収集能力だね、流石だぁ…！」
キヨ「……どーも」（赤面しながら俯く）

パブロン「（キヨさん珍しい顔してるなー……）」

お前も『スン…』とすると顔が良いなｗｗ
”珍しい表情だね”
”謎の色気があるね”
パブロン「はい……？」

[16 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/21(日) 12:02:07]

アオイ「しっかしFOX小隊に対抗して作った部隊か……それが事実なら、マトモに相手できるのか？
アオイ「FOX小隊の仕事の手際は、ブラマでも有名だったぜ？」
”そんなに？”
アオイ「ああ、『調子に乗って下手打てば　キツネが飛び出て　サァはい牢（入ろう）』ってなｗｗ」
”なんか警句みたいなの出来てる……”
”因習村の童歌かな？”

歌に沿って殺人事件が起きるヤツだなｗｗ
……っし、じゃあ休憩終わりだ！ｗそのソフマップ共といっちょやってみっか！ｗｗ（立ち上がりながら）
”え！？もう！？”
”SOFの対策とかは！？”

まあ…オレがすっげえ～ ドカンと頑張れば、大丈Ｖ(ダイジョウブイ)でしょう!ｗｗ
”いつも通りで逆に安心するね”
”チェンソーでも使う気？”

[17 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/21(日) 17:33:51]

おいおいオレを誰だと思ってんだ？ｗｗ別に手が無いってわけじゃねぇよｗｗ

検問所を抜けて、シャーレの近くまで行けさえすれば……後はなんとかすっからｗ
ヤク「ホントかなぁ……」
コラ「そう言ってるけど大丈夫であるか？」

カンナ「……大丈夫ですね」
ミヤコ「大丈夫です」
アオイ「まぁ大丈夫だろうな！」
”大丈夫だと思うよ”
”ライはやると言ったらやる子だから”

お、おお……ｗ

コラ「……ほう、ただの『1等馬鹿』ではないようであるな？」
ヤク「信頼されてるね〜」

[18 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/21(日) 17:39:10]

＊＊＊

（数分後、D.U.シラトリ区・サブストリート）

『ブロロロロ……』

（各交通機関が止まって久しい閑散とした道路を、『カイザーセキュリティ』と書かれた1台の装甲車が走っていく）

（そしてその車内では……）

さーて、そろそろ検問所だｗｗ

オペレーター2人組！頼むぜ！ｗｗ

モエ（通信）『こちら子ウサギ公園前派出所〜、機器類はオールグリーン。通信を維持するよ』

パブロン『こちらは空中のカメラドローンで周囲を索敵中です。みなさんお気をつけて』

おう、早速だがルート上の検問所の数はいくつか分かるか？ｗｗ

パブロン『えーと……dice1d5=3 (3) ヶ所ですね』

あいあいさーｗｗこりゃあオレの演技力が火を吹くぜｗ

キヨ「マジでシャーレまでこの作戦で行くのか……？」

アオイ「全てはブラザー次第だな！ｗ」

サオリ「相変わらず変装して潜入したがるな、ライは」

”うーん、まさかヴァルキューレに変装したカイザーへの当てつけに”

”『カイザーPMCになりきる』なんてね……”

どう見ても至って普通のPMC兵士でーすｗｗ

”そうかな…そうかも…”

[20 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/21(日) 19:48:00]

カンナ「我々は荷台に隠れているが、有事の際は降りて足留めをする。お前らはそのままシャーレに向かえ」（カバーを被りながら隠れる）

キリノ「結局ここまで付いて来てしまいました……ですがこれも市民の安全の為！」

フブキ「ま、足留め要員くらいなら私達でもできるでしょ…これもグレーズドドーナツの為〜」

キリノ「フブキ……！」

ヤク「あはは…無茶はしないでね？」

コラ「1番無茶しそうなヤツがなんか言ってるのである」

ミヤコ「私達も後部座席で待機しておきます」（カバーを広げて被る）

サキ「シャーレまで出番がなきゃ良いが……」

ミユ「戦力を温存してられる状態ではないから…しょうがないね」

ま、なんとかなるだろｗお誂え向きに『手土産』も積んでるしｗｗ

それに最悪オレの【説得】dice1d100=37 (37)と

【言いくるめ】dice1d100=20 (20)もあるｗｗ

”どっちも地味に低くない？”

”あの時のリオの気持ちが分かる不安感だ…”

https://bbs.animanch.com/board/5275249/?res=135

[21 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/21(日) 20:12:47]

よ～し最初の検問所だｗみんな隠れて隠れてｗｗ

一同「「「了解〜」」」

『ブロロロロ……』

（カイザー第1検問所）

カイザーセキュリティ兵（KS兵）A「……む、装甲車？戒厳令中に？」

KS兵B「いや、我々のマークだ、同胞だろう。このまま通してやるか」

KS兵A「いや、しかしなんの連絡も……うぅむ……」

【対抗ロール】

『カイザー兵警戒度』

※高い程「一旦止めよう」、低い程ザル警備

dice1d100=92 (92)

『車体カモフラ率』

※高い程「完璧な車体偽装」、低い程「あれ？こんなロゴマークだったか？」

dice1d100=27 (27)

[22 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/21(日) 22:11:54]

KS兵A「……いや、やはり何か違和感がある。停めるぞ」

KS兵B「りょーかい、仕事熱心な相方で頼もしいこった」

『ブロロロロ……』

KS兵A「オイ停まれ、窓を開け……ってお前生徒か！？」

『ガチャリ！』（銃を向ける）

あ～オイ待て待て、落ち着けってｗ違う違う、コイツは義体だよ義体ｗｗ

KS兵A「義体だと……？」

KS兵B「あっ、俺は聞いたことあるぜ。最近本社で生徒に似せたボディパーツを作ってるとか」

KS兵A「なんだと？なんだってそんな……」

ああ…実を言うと、シャーレの先生を生徒に化けて誘拐する作戦があっただろ？ｗオレはそれ関係だよｗｗ

秘密作戦だったからあまり大っぴらに話せないがなｗ

KS兵A「ほう！その作戦は聞いた事がある…！眉唾ものだったが、そうかそれでその義体か……我が社の技術も上がったものだな！」

KS兵B「それにその作戦を知ってるって事は、中々高位の軍関係者様では……？」

いやぁ気にしなくていいｗオレも所詮、現場の一兵卒だよｗｗ

『新技能獲得』

【信用】

dice1d100=34 (34)

『技能ロール』

※上記の【信用】の数値以下で成功

【信用】dice1d100=91 (91)

[23 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/22(月) 06:34:44]

KS兵A「……で、お前はどこの所属だ？」

……はい？所属？ｗ

KS兵B「あぁそうだった！流れで通す所だったが、同胞でも一応、通行に際して身分証を控えておくべきだったな」

あ～……身分証ね、身分証……

悪ぃｗ今は出せねぇやｗｗ

KS兵A「何…？」

KS兵B「どういうこった……？」

いやいや！そう睨むなって！ｗ

これも『極秘案件』でさ〜ｗｗ

KS兵A「極秘案件だと……？」

詳しくは言えん！だが頼むって大っぴらに言えねぇんだって……！！（手を合わせる）

KS兵B「頼むって言われてもなぁ……」

KS兵A「そこまで必死に頼まれると、何か事情があるのか……？」

そうなんだよ〜……頼む！

『技能ロール』

※どちらか数値以下で成功、両方成功で次の検問所もパス

【説得】(37)

dice1d100=99 (99)

【言いくるめ】(20)

dice1d100=47 (47)

※以下、上記両方失敗で消費

【『手土産』の数】

dice1d3=2 (2) 箱

[24 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/22(月) 12:18:45]

KS兵A「それで通して問題になっても困る、規則は規則だ」

ん〜……あんまり出したく無かったがしゃーない……荷台にある木箱を見てみな？ｗ
『手土産』が入ってるからよｗｗ
KS兵A「なんだと……？『手土産』？」（荷台に回って木箱を開く）
『ギィィィ……』
KS兵A「こ、これは……！」
KS兵B「さ、『酒』ッ！？」
KS兵A「おい馬鹿叫ぶな！」

酒だけに？ｗｗ
KS兵A「やかましいな！？」
KS兵B「しかも新品のボトルだぜ…！？キヴォトスじゃ『禁制品』じゃねぇか……！」

だから身分証を出す訳にはいかねぇんだｗ
今回の検問に関わっている部隊へのサプライズ報酬でなｗｗ
KS兵B「へ？じゃあこれ俺たちのヤツか…！？」

ああ、でも見つかったならしょうがねぇ…ｗどうせ後から配るヤツだし、1箱持ってけｗｗ
だから今日この時間、『ここを通った車は1台も無く、何の問題もなかった』ってことにしといてくれよ〜ｗｗ
なんせ『極秘案件』だからな〜ｗ

KS兵A「むぅ……そういう事情があるなら早く言え」
KS兵B「いや言いづらいから黙ってたんだろ？良いぜ、通れよ同胞！」

助かる〜ｗｗほれお前らにも1本ずつプレゼントだ！飲め飲めｗｗ
KS兵B「おお！キンッキンに冷えて――ないな」
KS兵A「ボトルだしな」
【手土産消費】
2箱→1箱

[25 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/22(月) 17:47:45]

『ブロロロロ……』

……イベントやってて良かった〜ｗｗ
”『密造酒』がなかったらアウトだったよ！”
”やっぱり説得系の技能低くない？”

なんでやろなぁｗｗ
キヨ「草生やすな」

なんですか！ｗｗ半笑いでチャラチャラ話すヤツが怪しいってんですか！？ｗｗｗ
ミヤコ「はい」
ミユ「私は怪しいより怖かった…かな」
モエ「ミユ怖がらせ軽薄チャラ女」
サキ「地獄に落ちろ」

うーん元気だ！ｗｗ

[26 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/22(月) 20:05:43]

アオイ「しっかし荷台になんの箱を積んでるかと思えば……あの時の禁制品だったとはな！やるじゃねぇか！ｗ」
キヨ「少なめの脳みそでよく考えたな」

左半身を失調しそうな褒め言葉だぁｗｗ
サオリ「色々なものが工場の爆発と共に吹き飛んだが、変わりに奪ってきた車の積荷が役に立つとは……世の中分からないものだな」
　
そうだ、オレたちが今まで積み上げてきたもんは、全部無駄じゃなかった……
これからもオレたちが立ち止まらないかぎり、道は続く――
”ライ、そろそろ詠唱止めないと”
”希望の花が咲くよ？”

おう！ｗ次の検問所では撃たれるかもなｗ
”そうならないように【説得】してよ！！”
”そうならないように【言いくるめ】してよ！！”

カンナ「……と、このように人生全てを行き当たりばったりで乗り越えるのが、この生徒の特徴です」
ヤク「なるほどぉ……（汗」
コラ「ある意味大物であるな！」
フブキ「対応力があるとも言える……のかな〜？」
キリノ「柔軟さが羨ましいです！本官もキヴォトスのあらゆる問題に対応できるようになりたいです！」

なんかオレがヴァルキューレ評議会にかけられてるんじゃが……ｗｗ
”なんか勇士と認められたら”
”ヴァルハラに連れて行かれそうな評議会だね”

[27 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/22(月) 20:31:35]

……お、そろそろ次の検問所だｗ

”今度は頼むよ……？”

”（カバーを被って隠れる）”

なぁに、最初の警戒網をスルーしちまえば問題ねぇ！ｗｗ

流れるようにテンポ良く行きゃ良いんだよｗｗ

レガートレガートｗｗ

アオイ「giocosoの女がなんか言ってるぜ？ｗｗ」

キヨ「とりあえずシバくか…次失敗したら」

っべ〜！やっべーんだけどマジでこれやっべーｗ

べーわまじべーわ頼む！ばれないでくれ、頼む！頼むぞ！ｗｗ

”カッコカワイイ宣言？”

”なんてカッコ悪い宣言だ……”

【対抗ロール】

『カイザー兵警戒度』

※高い程「一旦止めよう」、低い程ザル警備

dice1d100=71 (71)

『車体カモフラ率』

※高い程「完璧な車体偽装」、低い程「なんか違和感あるな？」

dice1d100=70 (70)

[28 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/22(月) 20:38:16]

『技能ロール』

※数値以下で成功

【信用（34）】

dice1d100=100 (100)

[29 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/22(月) 20:47:39]

『技能ロール』

※どちらか数値以下で成功、両方成功で次の検問所もパス

【説得（37）】

dice1d100=11 (11)

【言いくるめ（20）】

dice1d100=7 (7)

※上記両方失敗で『手土産』消費

[30 二次元好きの匿名さん 25/09/22(月) 20:56:30]

せ、成功しおった土壇場で……

[31 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/22(月) 22:06:07]

『ブロロロロ……』

”色々言いたい事はあるけど……”
”……よくあの致命的な信用（100）から巻き返したね！？”

※クリティカルを採用してないので、ファンブルも採用せず普通の失敗扱いにしました

ふっ……今のオレは全てを司る神だぜ？ｗ
滅茶苦茶泣きながら土下座をしつつ、必死に頭を地面に擦りつければ全てはオレの思うがままなんだよ！ｗｗ
”なんて情けない神だ……”
”身を削っているのは感謝するけども……！”

それになんかめちゃくちゃ話がまとまって、第3検問所にも話通してくれるってｗｗ
”逆に格好いいよライ……”
”泣きながら土下座して道を開く女……”

アオイ「コイツ事務所で断捨離する時も、最初にプライド捨ててたからなー」
”断捨離で！？”
”物理的に！？”
サオリ「ああ、あのやたら重かった小箱か」
キヨ「分別分からなかったから生ゴミに捨てたぞ」
”プライドを！？”

そんなもん犬にでも食わせとけばええねんｗｗ
カンナ「……犬も食わん」

[32 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/23(火) 06:25:14]

『ブロロロロ……』
（第3検問所）
KS兵「……ああ来たか、話は聞いている。極秘の積荷がどうとか……まぁさっさと通れ」

＊＊＊
（連邦捜査部S.C.H.A.L.E、オフィスビル前）

は〜るばる〜来たぜ♪は〜こだて〜♫ｗｗ
”シャーレは函館じゃないよ”
”上手く検問所を抜けられて上機嫌だね？”
アオイ「最悪全員足留め食らって、酒の箱だけシャーレ届く悲劇があったかも知れないからなｗｗ」

は〜るばる〜来たぜ♪は〜こだけ〜♫ｗｗ
”本当に上機嫌だ……”
”ライ楽しそうでなによりだよ”

[33 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/23(火) 12:06:24]

ミヤコ「なんにせよ、1人も欠けることなくここまで来られたのは、ライさんの交渉のお陰です。……お疲れ様でした」

おお…！ミヤコに労われた……！ｗｗ
”これは「おお」だね”

ミヤコ「べ、別に私だって褒める時は褒めます……っ！なのでここからは私達の仕事ですね。総員、戦闘準備」（ハンドサインで降車を促す）
サキ「FOX小隊（先輩たち）に対抗して作られた、カイザーSOFか……相手にとって不足無しだな！」
ミユ「わ、私はちょっと、外から狙撃できそうな建物を探そうかな……」
モエ（通信）『くひひ……！見てて冷や冷やしたけど……無事現場に着いたみたいで良かった〜！じゃあパブロンちゃん、オペレーションしますか〜！』
パブロン（通信）『！！待って下さい！どこからか……ザザッ……通信に、割り込み…ザッ――』

『フフフ……よくここまで辿り着いたものだ、シャーレの先生御一行』

一同「「「！！？」」」

ジェネラル（通信）『ようこそ、我がカイザーの新たなる拠点へ』

[34 二次元好きの匿名さん 25/09/23(火) 12:09:32]

ばれてーら

[35 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/23(火) 18:11:39]

ジェネラル『フッフッフ……驚いて声も出ないかね？』
ヤク「う　わ　出　た」
コラ「しつこいのである」
カンナ「無駄にタフだな……」
ジェネラル『出させない方が良かったかも知れんな……』

ジェネラル『だがまぁいい、やはりここに来たな。行方をくらました貴様らが次に行く場所など簡単に予想がつく』
ジェネラル『サンクトゥムタワーの厳重な警戒を見れば、それより少し警戒の薄い「シャーレ」へ向かおうとするのは自明の理……』
ジェネラル『ならば私は、わざわざ貴様らを探さずとも待っているだけで良い。フッフッフ、この連邦捜査部の中でな』
”ジェネラル……！”
”じゃあ今は、シャーレの中に！？”
ジェネラル『当たり前だ、ここはもう我々の居城……いわば私の城だ。主人が居ずしてどうするというのだね？』
”み、みんな公園で回復してる間に……”
”勝手に居座られた……！”

へっｗお前が先生を連れ去ったジェネラルか……！ｗ
いかにも回りくどい方法で世界征服しそうな面構えだな！！ｗｗ
”それはジュラル！！”
”そうか！頭の中に爆弾が！”

ジェネラル星人の仕業に違いない！ｗｗ
ジェネラル『急に何を言ってるんだこのキ◯ガイどもは？』

応援、ありがとー！！ｗ
”してねーよ！”
”してるーよ！”

[36 二次元好きの匿名さん 25/09/23(火) 21:48:44]

一様ほー

[37 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/24(水) 06:08:39]

>>36

【『騾吶＞蟇?ｋ豺ｷ豐』の領域】

※保守感謝！！夜中にホスト規制食らって、しんど過ぎてシンドバットになったわね……🧞

それアラジンだよ！！ｗｗ

※なら願いを叶えて貰うまでです！！ランプの魔人よ！ホスト規制を解除しろ！

魔人「アニメ、マンガに出たことがある？」

※え？ぶ、部分的にそう……？

魔人「男性youtuber？」

アキネイターだこれ！！ｗｗ

魔人「あなたが思い浮かべているのは……『ターミネーター』」

アキネイターだっつってんだろ！ｗ

※ホスト規制を食らっても『I'll be back！！』

※皆様の保守に感謝します、以下は返礼の本編です

[38 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/24(水) 06:13:25]

【本編】
ミヤコ「……それで、その狂人にまんまと検問を通過されて、急いで通信を傍受したあなたは何を話そうというのですか？」
ジェネラル『貴様は……RABBIT小隊の月雪ミヤコだったか。大人に対して礼儀がなっていないな、口の利き方に気をつけ給え』
ミヤコ「図星ですね、そういう動きだ」
モエ（通信）『情けないヤツ！』
サキ「恥を知れ俗物！！」
ミヤコ「あなたのような大人が1番嫌いです」
ジェネラル『なんなんだコイツら！？狂犬より血の気が多いぞ！？』
カンナ「私を引き合いに出すな……」

この程度の罵倒、子ウサギ公園では挨拶にもならないぞ？ｗｗ
モエ『お前はチョーシ乗んな！』
サキ「地獄に落ちろ！」

うーん元気だ！！ｗｗ
”今日も今日とてボーパルバニーだね”

[39 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/24(水) 12:07:04]

ジェネラル（通信）『チィッ……だが良い、私は感情に振り回される愚か者とは違う。それに、こうして侵入がバレた以上、貴様らの優位はなくなったぞ？』
ジェネラル『貴様らは少数の部隊。我々に比べて数の力に頼む事はできないからこそ、コソコソと検問を抜けて来たのだろう？』
ジェネラル『大方裏口から奇襲でも仕掛け、我がカイザーSOFの寝首をかくつもりだったのだろうが、残念だったな』

ミヤコ「…………」
ジェネラル『図星かね？それに、最早シャーレはただの建築物ではない。我々カイザーの軍事力を惜しみなく注ぎ込み、生まれ変わったのだ』
ジェネラル『この戦術的機能美は……いわば職人技が息づく「工房」と言えるだろうな』
”そ、そう言えば、なんかゴテゴテしてるような……”
”勝手に改造しないでよ！？”
ジェネラル『ふん、ゲストを迎えるにはこれくらい歓迎の準備をせねばな？』
”なら花束でも持ってくるべきだったかな？”
ジェネラル『良いさ、私と貴様の仲だ』

[40 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/24(水) 18:14:40]

ジェネラル『御客人には、カイザーSOFの戦術工房をとっくり堪能してもらおうではないか。フロアひとつ借り切っての完璧な工房だ』

ジェネラル『展開式防弾シールド二十四層、電力炉三器、猟犬がわりのカイザーSOF、カイザーPMC兵士を数隊、無数のトラップに、廊下の一部は完全に封鎖させている空間もある』

ジェネラル『ふはははは！お互い存分に、技術を尽くしての競い合いができようというものだ！』

ジェネラル『私が情けないヤツという指摘、すぐにでも撤回してもらおうか？愚かな子兎たちよ』
モエ『んな〜！度し難いぞジェネラル！！』
サキ「地獄に……いやアビスに落ちろ」
ジェネラル「おやおやおや……」

[41 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/24(水) 19:54:54]

カンナ「しかし参ったな……まさか侵入が完全にバレるとは……」（小声）
ミヤコ「……業腹ですが、多少無茶をしてでも正面突破するしかないかも知れません」（小声）
ミヤコ「幸い我々の目的が、シャーレの地下にある『クラフトチェンバー』だとは、気付いていないようです。一階だけ制圧できれば、罠だらけの上階をわざわざ登る必要は……」（小声）

ジェネラル『おっとそうだった！素敵な「手土産」の礼もしなければならんな？』

サキ「なんだと…？」
ミユ「ど、どういうこと……？」

ジェネラル『いやなに、どこからか「慰問の為に」とプレゼントが届いたという情報があってな？』
ジェネラル『うち1本を、急ぎ届けて貰ったのだ。なにせ「勝利」には「美酒」が必要不可欠だろう？』

アオイ「なっ……！」
キヨ「美酒だと？」
サオリ「まさか……」

ジェネラル『運んで来たまえ』
『パチンッ！』（指を鳴らす）
ソラ『う……ううっ……』

一同「「「！！？」」」

[42 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/24(水) 21:01:16]

ジェネラル『フフフ……さぁ、こっちに来て、このグラスに注ぐのだ。ファーストクラスの客に酒とキャビアを持ってくるようにな』
ソラ『は、はい……』（グラスに酒を注ぐ）
ジェネラル『ん〜素晴らしい味わいだ……これが勝利の味か』
ジェネラル『……という訳で、ここまで登って来てくれたのなら、この美酒の礼として、このメイドを君たちに渡そうじゃないか』

ミヤコ「人質……ですか…！」

ジェネラル『「礼」と言ったはずだが？』
ジェネラル『さぁ、早くこの建物を登って来たまえ、恐らく盛大な歓迎になるだろうがな、クックック……』

”マズい……！地下に行く前に……”
”一旦ソラを救出しないと……！”

ジェネラル『ほら、貴様も笑顔で挨拶をしろ。ピースだピース』
『ガチャリ』（大口径の銃を突き付ける）
ソラ『ヒッ……！み、みなさ〜ん……お待ちｼﾃﾏ-ｽ……』

[43 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/25(木) 06:05:07]

ミヤコ「なんて卑劣な……！」

サキ「わざわざコスプレまでさせるなんて！この変態！」

ジェネラル『いいや？私は何故かオフィスに置いてあった衣装を、存分に有効活用したまでだが？』

ミユ「え……それって……」

ミヤコ「……先生？」（先生を見る）

フブキ「事案って感じ？」

キリノ「メイドプレイはキヴォトスでは！！」

コラ「ハレンチハレンチ！！」

ヤク「ハレンチ警察出動だ！！」

”わ、私が用意したんじゃないよ！？”

”ライが持ち込んだ私物だよ！？”

カンナ「それはそれで、ライにメイド服を着せて主従ごっこをした疑惑が……」

アオイ「どうなんだブラザー？」

ン黙秘するゥｗｗ

https://bbs.animanch.com/board/4808378/?res=195

”確かあの時はジャンケンで負けたら……！”

”私は執事服で、ライはクラシックメイド服で1日給仕の罰ゲームだっただけだよ！”

あ！バカ全部言うな！！ｗｗ

ま、まぁ全然恥ずかしくなかったがな？ｗ

”2着目のフレンチメイドも可愛かったよ”

”まるで美少女みたいだぁ”

美少女やろがい！！ｗｗ

※2着目はこんな感じでした

[44 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/25(木) 12:15:26]

ジェネラル『ふん、まぁそれなりに余興にはなったな』（グラスをテーブルに置く）
ジェネラル『だが話はまだあるぞ？「盛大な歓迎になる」とは言ったが、それは君たちが「全員で踏み込んで来た」場合だ』

……あん？どーいうこった
ジェネラル『我々は、無駄に資産を浪費をする愚か者とは違う』
ジェネラル『先生が1人で「シッテムの箱」をここまで持って来たのなら……フフッ、何事もなくメイドを渡そうじゃないか』

……コイツやっぱりジュラル星人じゃね？ｗｗ
”確かに回りくどいけども……！”
”ジェネラルくん？シッテムの箱は見せ物でもないし、そんなむやみに使うことは許されないんDA！”

ジェネラル『急に何を言ってるんだこのキ◯ガイどもは？』

”応援、ありがとー！！”

してるーよ！ｗｗ

[45 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/25(木) 17:09:41]

ジェネラル（通信）『ハァ……それで？答えを聞こうかシャーレの先生』
ジェネラル『シッテムの箱を持って、1人でここまで来るか……それとも全員で彼女を引き取りに来るか』
ソラ『うぅ……』
ジェネラル『どちらにせよ、「シッテムの箱」は最終的に私の手元に来るだろうな。フッフッフ』

アオイ「クソ……もう勝った気でいやがって……。パブロン、なんとかできねぇか？」

＊＊＊

パブロン「それが……私もモエさんも、こっそりバックドアからハッキングしてるんですけど……」
モエ「ぐぬぬ……！」
『カチャカチャカチャ……ッターン！！』
『ブブーッ！』
モエ「んな〜！こっちのルートも駄目ぇ！？」
パブロン「曲がりなりにも、サンクトゥムタワーを掌握できるだけの技術力があるのも確かなので……」
『カチャカチャカチャ……ッターン！！』
『ブブーッ！』
パブロン「くっ……これも駄目ですか……」
モエ「多分サンクトゥムタワーからバックアップも受けてるねこれ……」
＊＊＊
”厄介過ぎる……”
”厄介さの次元が違う……”

まるで悪魔たん……ｗｗ

パブロン（通信）『すいません……引き続き手は尽くしますが……』

[46 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/25(木) 19:07:08]

ミヤコ「まさかモエたちのハッキングが通じないとは……」
サキ「もうクリアリングしながら、地道に進むしかないんじゃないか？テロリストの立て籠もりと考えれば、何度も訓練した筈だ」
サオリ「だがその場合、罠が張り巡らされた場所に自ら踏み込む事になる。そしてその危険性を、私は嫌と言うほど知っている……かなり不利な戦いになるだろうな」
キヨ「同じゲリラ屋として同意見だ。トラップの解除に待ち受ける軍勢……圧倒的に不利なのは俺たちだぞ」
ミユ「い、色々と後手後手だね……」

”……分かった”
”ここは私が行――”

――待てジェネラル！
オレが『シッテムの箱』を持って行く！！

一同「「「！！」」」
”なっ……！”
”ライ……！？”
ジェネラル『なんだと……？』

[47 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/25(木) 22:01:20]

ジェネラル『今、なんと言った？貴様が「シッテムの箱」を持ってくると？』

別に良いだろ？ｗｗ
先生は貧弱なんだ、勝手に魔改造されたシャーレを見て、脳が破壊されて死んでしまうかも知れんｗｗ
”そこまで繊細じゃないよ！？”
”そんな…！シャーレが……！🤯”
ジェネラル『えぇ……』

それに先生だろうと生徒だろうと、どっちみち1人でできる事なんざたかが知れてるだろ？ｗｗ
ジェネラル『む……確かにそうだが……』

じゃあオレが行っても良いじゃねぇかｗ
オレだって、先生が段差で躓いて死んでしまう姿は見たくねぇ……ｗｗ
”私はスペランカーじゃないよ！？”
”あらあらまぁまぁ死んじゃった♪”

ジェネラル『……ふむ、SRTでもなく、ヴァルキューレでもない無名生徒か……どこかで見たような気もするが』

至って普通の一般モブ生徒でーすｗｗ

ジェネラル『…………』

[48 二次元好きの匿名さん 25/09/26(金) 06:05:14]

朝ほー

[49 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/26(金) 07:59:48]

【『騾吶＞蟇?ｋ豺ｷ豐』の領域】

※保守感謝！！

かんしゃあ！ｗｗイベスト読みながらだから遅筆に磨きが掛かってるなｗｗ

※うるさいですね……因みにイベストは読了しました。特殊交易部の活動が具体的に分かってニッコリ

そんな非公認の部活ができるのも納得なくらい、校則の拘束がキツかったな？ｗｗ

高速で梗塞を感じたレベルｗ

※それだけしないと芸術家って何するか分からないんじゃないですか？

オレも「芸術は爆発だ！」って説得したのにダイナマイト取り上げられちゃった……ｗｗ

※こういうヤツがいるから寮監隊は忙しいんですね〜

お、画像はオレがワイルドハントに行った時のヤツだなｗｗ

※なんとなくフユさんと気が合いそうだと思った、今日この頃なのでした〜

今日のわんこ…？ｗｗ

※本編は鋭意執筆中です、少々お待ちを……

[50 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/26(金) 12:11:59]

【本編】
ジェネラル『……うむ、いいだろう。貴様が「シッテムの箱」を持ってくるといい』

お、マジ？ｗｗ
ジェネラル『ああ、先程からの会話からして知能も低い。戦闘面でも、持っている銃は……フフ、なんだそれは？』
ジェネラル『私は仮にも軍事担当として多くの銃を見てきたが、そのハンドガン……質素どころかお粗末だな。程度が知れるというものだ』

ジェネラル『……いや、そもそも正規の企業が作った物ですらないな？ハハハ！これは傑作だ！』
ジェネラル『元・SRTやヴァルキューレに混じって何故こんな木っ端の生徒が居るのかと思えば…なるほど合点がいった！こういう場合も想定するとは流石SRTじゃないか！』
サキ「はぁ……っ！？」
ジェネラル『無名の生徒に無名の銃。なるほど先生に比べればいつ消えても問題ない、まさに捨て駒にする為に居るような人材だな！フハハハハハ！』

”ジェネラル……”
”それ以上は――”

せーんせ♡交渉成功だぜ？ｗ笑顔笑顔ｗｗ
”でも……っ”
”ぁ――”

……オレはいいんだよ、オレはな

[51 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/26(金) 17:47:13]

ジェネラル『ふぅ、久々に心底笑わせて貰った。私は軍人だが鬼ではない……その涙ぐましい献身に、特別に譲歩してやろう』

ジェネラル『では「シッテムの箱」を持って建物の中に入れ。最上階で待っているぞ』

『ブツッ――』

”通信が切れたね……”
”本当に1人で行く気……！？”
ミヤコ「危険過ぎます！それに1人で乗り込んでどうするつもりですか！？」
アオイ「また1人で無茶するつもりかブラザー？」
カンナ「先生！やはり今からでも全員で戦った方が……！」
”うん、みんなに相当無茶をさせるけど……”
”責任は私が……あれ？”

んじゃあ行ってくるぜ〜ｗ（タブレットを持った手をヒラヒラと振る）
”あっ！？（懐に手を入れる）”
”い、いつの間に！？”

生憎手癖が悪いもんでねｗ

……おっと、お出迎えか？ｗｗ

カイザーSOF兵「こっちだ、勝手にトラップに掛かって死なれても困る」（先導して建物に入っていく）

あいあい〜ｗｗ
ついてく、ついてく……ｗ

”ライ……”
”ライ…スシャワー……？”

[52 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/26(金) 21:04:46]

”結局ライだけが、建物に入って行ってしまった……”
ミヤコ「ライさん……いったいどうするつもりなんでしょうか……」
アオイ「分からん……だがブラザーが、単に人質解放の為に無策で入ったとも思えん。俺たちは下手にカイザーを刺激しないように待つしかないんじゃねぇか？」
カンナ「だが何か動きがあったら、すぐ突入できるようにしておくべきだろう」
＊＊＊
（SOF兵が先導するシャーレの廊下を、ライはいつも先生の居るオフィスに向かう時と同じように、悠々と闊歩する）

はえー、固定機銃にセンサー爆弾、曲がり角にはもれなくクレイモアかｗｗ
お、自動射撃するドローンも設置してらｗシロコはコイツのミサイル版持ってたな？ｗｗ
SOF兵「誰だシロコって……今はセンサーを切ってある。だがお前たちが全員で踏み込んで来ていたら、これら全てが起動していただろうな」

いや〜…どれもいやらしい場所に置いてんね〜エッチ！ｗ
SOF兵「何がだ、そもそもこれは『キツネ』対策でもある……っておい、キョロキョロするな。それと黙ってついてこい」

お？亭主関白気取りか？ｗｗ
いやカイザーだから亭主帝王か？ｗ
SOF兵「黙ることを知らないのか？」

ずっと泳いでないと呼吸できないんだよｗｗシーチキンみたいになｗ
SOF兵「なんで加工済みなんだ……マグロで良いだろ」

ツナ缶みたいにな？ｗ
SOF兵「加工するな、呼吸要らないんだよシーチキンもツナも」

今どき流行らんぞ……！！魚人差別など……ｗｗ
SOF兵「魚区別だ。いい加減黙って歩け」

へいへい……ま、精々オレが罠に引っ掛からないように気をつけな？ｗ
あっという間にお陀仏だぜ？ｗｗ
SOF兵「何故お前が注意する側なんだ……」

[53 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/26(金) 22:05:36]

＊＊＊
”ライ……今頃オフィスに居るだろうか……”
”（シャーレの建物を見上げる）”

〝（……さい）〟

”ん……？なんだ……？”
”頭の中に……声が……？”

〝（ファミチキください……ｗ）〟

”（こいつ直接脳内に……！）”
”……ってこの声はライ！？”

〝（私は今あなたの脳内に直接話し掛けています……ｗｗ）〟

”な、なんで！？どうやって！？”

〝（最後にファミチキくださいって念じればできるぞｗｗ）〟
”そうなの！？”
フブキ「先生？どうしたのさ？」
キリノ「何か挙動不審なような……」
”いや、えっと……”
”どう説明すればいいのか……”
〝（考えるな、感じろ……ｗｗ）〟
”Don't think, feel……？”
コラ「『ムーディー・ブルース』…？」
ヤク「『ブルース・リー』だよ……」

[54 二次元好きの匿名さん 25/09/27(土) 06:09:17]

朝ほー

[55 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/27(土) 06:32:42]

>>54

※保守感謝！！朝から見てくれる人が居る有り難さよ

※本編はどこだ…手向けなければ……

【本編】

〝（とにかく、今オレの華麗なる話術で、カイザー連中の注意を引いていてな……ｗｗ）〟

”そ、そうなんだ……”

”絶対ろくでもない事を話している自信がある”

〝（先生には少し話しておきたい事がある、ファミチキください……ｗ）〟

”話しておきたい事……？”

”あ、そのまま続けるんだ……（こいつ直接脳内に……！）”

〝（ああ、なんせ今回オレが1人でオフィスまで乗り込んだのは、『オチ』をつける為だからな）〟

”オチ……？”

”なんかメタくない……？”

〝（良いの良いのｗｗそして思い出して欲しい……オレが今までシャーレに『私物』を持ち込んできた結果を……ｗ）〟

”……なんか大体最後に爆発してるような…”

”ろくな思い出がねぇ……”

〝（否定できねぇ……ｗｗ）〟

[56 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/27(土) 12:04:02]

〝（っつーわけで、ゴルコンダみたいで癪だが、今までオレが持ち込んだ『私物』には実質『爆発』のテクストが付与されてるんだワｗｗ）〟

”ああ、『ヘイロー破壊爆弾』に『失敗作』のテクストが付いたみたいに？”
”もう嫌な予感がして来た……”

〝（フフーフｗだから今、シャーレ執務室の1角にある『私物』置き場は、適当なダジャレ1つで爆発寸前の火薬庫でもあるってワケｗｗ）〟

”キリンの逆立ちしたピアスも！？”
”フラッグチェックのハンチングも！？”

〝（そうそうｗだからソラを解放したら、SOF部隊とジェネラルが集まってるオフィスを爆破して、窓からきららジャンプして逃げようと思ってたんだｗｗ）〟

”なんて硝煙臭いきららだ……”
”絵面はハリウッド映画だよ！”

『ウィーーン』（シャーレの出入り口が開く）
ソラ「うわあぁぁぁぁ……！怖かったぁ……！」（駆け寄って来る）
ミヤコ「人質にされていたソラさんを保護！」（駆け寄って保護する）
サキ「怪我はないか！？一旦こっちに！」（装甲車にソラを匿う）
ミユ「お、追っ手とかは……特に無いみたい……本当に素直に解放したんだ……」（狙撃銃のスコープで様子見する）
アオイ「ブラザーが何か話したんじゃないか？アイツ商談を取り付けるのだけは得意だからなー」（ソラの保護は完了するまで周囲を警戒する）

”ライ、こっちは丁度ソラが帰って来たよ”
”ライも、もうそいつら爆破して戻ってくれば？”

〝（……そうしたいのは山々だが、ここからが問題でな？ｗ）〟

[57 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/27(土) 17:12:29]

”問題って……？”

（ああ！ｗこの間シャーレに、マイ布団を持ち込んで寝てただろ？ｗｗ）〟

https://bbs.animanch.com/board/5523584/?res=135

”あぁ……そんな事もあったねぇ”

”ついに仮眠室のベッドじゃ満足しなくなったなこの子……”

〝（でもアレを持ち込んだせいで『オフィスに私物を置く』どころか、『シャーレを私物化』した判定になったみたいでな？ｗｗ）〟

”シャーレ……私物……爆発……”

”シャーレ『が』私物……？”

”……まさか！？”

”シャーレ全体が――！？”

〝（なんて事だ、もう助からないぞ♡）〟

[58 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/27(土) 21:01:59]

”ライ止めなって！爆発がデカ過ぎる！！”

”窓から飛んでも絶対巻き込まれちゃうじゃん！”

〝（ま、まあ…オレがすっげえ～ ドカンと頑張れば、大丈Ｖ(ダイジョウブイ)でしょう!ｗｗ）〟

”チェンソーじゃなくて”

”爆弾を使う『ドカン』だったの！？”

〝（そりゃあそうだろ！今は悪魔が微笑む時代なんだよ！！ｗｗ）〟

『〜流れ出すイントロ〜♪』

〝（『爆弾の悪魔』がなｗｗ）〟

米津玄師 Kenshi Yonezu - IRIS OUT

”うわぁ！なんか音楽まで流れてきた！”

”ライストップ！届けこの想い！（駄目駄目駄目！！）”

〝（脳みその中からやめろ馬鹿と叫んでんなｗｗ）〟

〝（でもなダーリン？♡）〟

〝（――もう『IRIS OUT』の時間だｗ）〟

＊＊＊

『ドォォォォォォォォォン！！』

”ライーーーーッ！？”

”もう爆発はこりごりだーーっ！！”

[59 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/27(土) 21:05:27]

ミヤコ「なん……っ、え？は？」
カンナ「シャーレが……！」
アオイ「ブラザー！！」

（凄まじい爆音と共に、シャーレのあらゆる階層が同時に起爆する）

”ってアレ……？ライ、ちょっと……”
”これはシャレになってな――”

（炸裂した爆炎は、内部に設置されたセンサー爆薬や銃火器の暴発を誘い、本来の爆発の遥か上の威力となって空気を震わせる）

『ゴウゥッ！！』
キリノ「キャア！？」
フブキ「うわぁっぷ！？」

（そして、焦げ臭い匂いと黒煙が遅れて吹き付け、黒く淀む視界の中で地面が震えるのを感じた瞬間、一同は――）

『ゴゴゴゴゴゴ………！！』

（――キヴォトスで、バベルを見るだろう）

サオリ「……！全員車に乗れ！」
ミヤコ「ハッ！――総員退避！！先生！装甲車へ！！」
アオイ「運転はまかせろー！」
”シャーレが……跡形もなく崩れ落ちていく……！”
”ら、ライ……っ！！？”

[60 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/27(土) 21:37:50]

（巻き上がる土煙と崩れ落ちる瓦礫の音を背に、装甲車が全速力で現場を離れて行く）

『ブォンブォン！ブォォォォ……！』

（しかしその激しく揺れる車内すら、全く気にならない程に一点を見つめる先生の脳裏には、かつて『トリニティの古聖堂』で起きた『惨劇』が……静かにフラッシュバックしていた）

”アレは……明らかに巡航ミサイルと同等か、それ以上の威力……っ”
”――アオイ！そろそろ戻れないかな！？”
アオイ「……まぁ、瓦礫はもう飛んで来ねぇか……」（ハンドルを回す）
カンナ「だがあの規模の爆発では……」
ミヤコ「…………」

ソラ「あ、あの〜……すいません。何がなんだか分からないんですけど……ちょっと良いですか……？」

[61 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/27(土) 22:13:15]

ソラ「ら、ライさん、私の代わりに、あそこに残るって……だからジェネラル？……って人も、私をあっさり解放して……」

ソラ「でも、じゃあなんで爆発して……？」

”そ、それは……”
”なんと言うか……”

ソラ「……あっ、そうだ！みなさん、特殊部隊っぽいですもんね！？だから、爆弾で、カイザーをやっつけて……だから……」

ソラ「ライさんは、に、逃げられたんですよね……？」

一同「「「…………」」」

ソラ「――――ぇ」

[62 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/27(土) 22:35:18]

ソラ「なんで……答えてくれないんですか……？」

ソラ「だ、だって……だって毎日シャーレに来て……。上の階に行く前は、絶対コンビニに寄って……」

ソラ「先生に軽食とかドリンクとか、他の当番の人にも差し入れとか、両手で抱えるくらい買って……」

”……そうだね”

ソラ「わ、私にもっ、お菓子くれたりとか、面白い話とか、いっぱいしてくれて……っ」

アオイ「…………」
『ブロロロロ…………』

ソラ「『いつもお疲れさん』って毎回言ってくれて……」

ソラ「そ、そんな人が、今日は助けに来てくれて……っ！」

ソラ「私はっ、まだライさんに何も……私はっ――！」

[63 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/27(土) 22:38:22]

アオイ「着いたぞー」

アオイ「……嬢ちゃんはちょっと待ってな」

[64 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/28(日) 06:19:18]

＊＊＊
（シャーレ跡地）

『ガラッ……パラパラ……』

”…………”
”本当に、瓦礫の山だ……”

カンナ「何もかも埋まってますね……」
ヤク「……一応、捜索しようか」
コラ「うむ……では我々はあちらの方を見てくるのである」
キリノ「……本官達は、反対の方を見てきます」
フブキ「……そうだね。今は手分けしなきゃ」

カンナ「……本当に、馬鹿が」

[65 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/28(日) 10:22:58]

アオイ「……随分デカい墓が建っちまったなぁ」
キヨ「まるでファラオだな」
サオリ「この光景……過去を思い出すようだ……私の、消えない過去を……」
アオイ「二重の意味で掘り返す事になるな」
キヨ「まるで墓暴きだな」
『ピピッ…！』
パブロン（通信）『すいませんアオイさん！？なんか爆音が聞こえて、衛星映像からシャーレが消えたんですけど！？』
アオイ「おう、全部吹っ飛んだぞ」
パブロン『はぁ！？』
アオイ「俺たちはブラザーの喉仏探すから、忙しいわ。んじゃ」
パブロン『え、ちょっ――（ピッ）』

『ポツ……ポツ……』

アオイ「む…いかん、雨が降って来たな……」

[66 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/28(日) 12:05:38]

『ザクッ…ザクッ…ザクッ……』

ミヤコ「こうして雨の中、ショベルを使っていると……少し前の事を思い出しますね」

ミユ「ら、ライちゃんたちが、豪雨の中で撤収手伝ってくれた時だね」

サキ「……その張本人探しだがな」

『ピピッ…！』

モエ（通信）『こちらキャンプラビット、パブロンから色々聞いたんだけど……』

ミヤコ「モエ、監視ドローンで空中から捜索できますか」

モエ『ん……了解、無茶しないでね？』

ミヤコ「はい……では作業に戻ります」

『ピッ』

ミヤコ「……無茶はしません。ですが……」

（『オレ』は『オレ』じゃい！！『不定形』で『未確定』！『名状し難き』『混沌』！！）

https://bbs.animanch.com/board/4878164/?res=177

ミヤコ「私は……」

（良いんだよｗ人間色々なんだから！ｗｗ

自分の好きな色になりゃ上等だろｗｗ）

https://bbs.animanch.com/board/4878164/?res=180

ミヤコ「私は……『自分（わたし）らしくある事』を肯定してくれた人を……諦めたくない……っ！」

[67 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/28(日) 17:08:28]

（数分後……）

”……みんなが瓦礫を避けてくれたお陰で……”
”大分中心部まで来られたね……”

ミヤコ「ですが中心部になればなるほど、瓦礫が大きく……。そうだ、ツルハシを探しましょう、どこか、どこかに……」
サキ「いや、ツルハシとか重機が必要なくらいの瓦礫の下敷きになったなら、もう……分かるだろ……」
ミユ「ミヤコちゃん……」

ミヤコ「……っ、ですが……！」

”もういいよ、ミヤコ”
”無理しないで……”

ミヤコ「先生……？」

”私が……私の決断が遅かったから……”
”あの子に負担を強いてしまった、だから――”

――だから負担より、布団を敷いて欲しいかな……ｗ

一同「「「！！？」」」

『ズリ……ズリ……』

ヘッヘッヘ……またまたやらせていただきましたァん……ｗ

[68 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/28(日) 21:22:42]

”ライ！無事だったの！？”
”生きとったんかワレ！？”
ミヤコ「良かった…！でもどうやって……！？」

『ザッザッザッ……』
アオイ「お～い中央捜索部隊はどうだ……ってうわあああライが生きてるゥーーッ！？」
カンナ「馬鹿な……！」
サオリ「お前はなんで生きてるんだ？」

なに？哲学？ｗｗそれとも罵倒？ｗ
キヨ「さっさと答えろ、心配させやがって……」
”それに、なんで私みたいな服装を……？”

フッフッフ……全ての答えはコイツが握っている……ｗｗ
『ガサゴソ……』（懐から何かを取り出す）

”そ、それは……！”
”『シッテムの箱』！！”

[69 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/28(日) 22:06:12]

『ジ……ジジッ……！ピコン！』（ノイズが走りながら画面が起動する）

＊＊＊
（アロナの教室）

アロナ「だからこの女きら『ジジッ！』私が先生を見捨『ジザザーッ……！』」

アロナ「今回は特例で『ジッ！』が……もう『ザッ』……」

アロナ「あぁもう！それやられるとバ『ジジッ！』ノイズが！」

アロナ「……にどとやるなばーか！！」

[70 二次元好きの匿名さん 25/09/29(月) 06:53:05]

朝保守！

[71 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/29(月) 07:49:25]

>>70

※保守感謝！！朝が弱くて落ちる所だった……本当にありがとうございます！

※落ちるまで24時間くらい余裕あればいいのに……以下感謝の本編！！

【本編】

＊＊＊

”よ、よく分からないけど、アロナがライを守ってくれたんだね？”

アロナ『そうですが「ジッ…！」せめて白衣を脱がせてください……！不愉か「ザザッ」……！』

”……えっとライ、ちょっと白衣を脱いで欲しいんだけど”

”ライ、服脱いでくれない？”

え、なに……？///ここでするの……？今……？///（白衣に手をかけてモジモジ）

”違う違う！！”

”違う、そうじゃない”

ミヤコ「先生……？」

モエ『救助するより先に怪我人襲うとかサイテー』

サキ「地獄に落ちろ」

”君たちも畳み掛けて来ないで！？”

”うーん元気だ！”

まぁ先生が言うなら……いつでも脱ぐけど……///（白衣を脱ぐ）

”聞き分けの良い子は好きだけど！”

”ちょっと今はその聞き分けの良さが憎いかな！？”

ミヤコ「あ大嫌（※あなたのような大人が嫌いです）」

モエ『せめて物陰でやりなよ』

サキ「地獄に落ちろ」

”隙を生じぬ二段構え！？”

”うーん元気だ！！”

優しくしてね……///

”勘弁してね！”

[72 二次元好きの匿名さん 25/09/29(月) 10:34:28]

ライさん､､､？何を四天王､､､？

[73 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/29(月) 12:21:36]

”というかそもそも……”
”なんで私みたいな服装してるのさ？”

いやー、最近『偽者の先生』の話を聞いたじゃないっすかｗｗ
”あぁそうだね”
”千夜ナイが犯人だったヤツだね？”

んで、アロナがなんか『先生を守る能力』があるってのもどこかで聞いて、『じゃあオレも先生になりきったら、このポンコツAI騙せるんじゃね？』と思ってな？ｗｗ

ほら物真似は昔から得意だったし？ｗｗ
”うん…まぁ……結果助かってるから……”
”逆説的にアロナがポンコツってことに……”
アロナ『先生騙されないでください！そして異議を有りだこのクソ「ザザッ…！」！！私がポンコツじゃなくてお前が「ザザザッーッ」したらテク「ザッー！！」』
アロナ『うっ……まだ「ザザッ……」像にブレが……！先生！メガネも外させ「ジジッ…！」さい！！』
”う、うん……ライ、アロナが多分『メガネも外して欲しい』って言ってる”
”あとなんか滅茶苦茶怒ってるけど……なんで？”
さぁ？ｗ後で苺ミルクでもあげとくかｗｗ（メガネを外す）
アロナ『カステラも！！』
へいへい……ｗ注文の多い料理店だことｗ
アロナ『2つ！！』
2つも食べちゃいます！？ｗｗ食うのは青輝石とデータ容量だけにしとけや！ｗ
アロナ『女の子に食べ過ぎとかデリカシーが無いですね！このテラカスが！』
カステラに引っ張られ過ぎだろこのポンコツ！！ｗ

[74 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/29(月) 15:11:23]

>>72

【『騾吶＞蟇?ｋ豺ｷ豐』の領域】

なにって……ただ白衣を脱いだだけだが？ｗ

※なろう系みたいな言い方しながら脱がないで下さい

全裸になろう系小説？ｗｗ

※ハナコさんしか読みませんよそんなの

コハルは？ｗ

※……じゃあコハルさんにエ駄死判定食らわないように、もっとスタイリッシュに脱いで下さい

――――こうか？

『バサァ！』

※キッショ、なんでちょっとサマになってんだよ

[76 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/29(月) 17:38:52]

【ほんへ】
このポンコツAI！！
アロナ『馬鹿生徒！！』
「『ﾜｰﾜｰｷﾞｬｰｷﾞｬｰ！！』」
”相変わらず微妙に仲悪いね君たち……仲良くしたら？”
”でもアロナも青輝石を食べ過ぎないで欲しいな！”
アロナ『なるべく善処する方向で前向きに検討を加速したい調整をするつもりの心構えです』（青輝石ボリボリ）

連邦生徒会奥義『玉虫色の回答』やめろｗ
”私の新生徒用の石が！！”
”私の千夜ライ貯金が！！”

下は一生来ねぇから食わせとけｗｗ

[77 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/29(月) 18:20:52]

しっかし相変わらずボリボリ食いやがって……ｗｗ
まぁ今回は命が助かったから石食いは見逃すぞヨシヨシヨシヨシｗｗ（タブレットに手を突っ込んで撫で回す）

アロナ『触らないで下さい……』
”どうやってるのソレ……”

私にも分からんｗｗ

GIF(Animated) / 34KB / 150ms

[78 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/29(月) 18:22:47]

※一応『petpet meme』されるアロナちゃんの元イラスト

[79 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/29(月) 21:01:55]

『ザザ……ザッ……ピコン！』

アロナ『ふぅ……ようやく画面が安定してきました……すいません先生！映像が乱れていました！』
”とにかくライだけじゃなく”
”アロナも無事で良かったよ”

映像よか言葉遣いが1番乱れてなかったか？ｗｗ
アロナ『……なんのことでしょう？白衣脱いでヤクザ感マシマシのライさん？』

誰がヤクザやねんコラｗｗいてこますぞｗ

”シンプルにガラが悪い！！”
”うーんこれはヤクザ！”

[80 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/29(月) 22:03:09]

よ～し！んじゃ後は地下を見っけてクラフトチェンバーでアレコレすっぞ！！ｗｗ
一同「「「応！！」」」

穴を掘るなら天を突く！ 墓穴掘っても掘り抜けて……突き抜けたなら、オレの勝ち！ｗｗ
『ドゴォ！！』（地面にドリルを突き立てる）
キヨ「どっから持ってきたそんなもん」

ドリルってのは心に在るもんだｗｗ
『ドガガガガガ！！』
サオリ「そうだったのか……知らなかった……」
アオイ「いや、多分ブラザーだけだぞ？」
ミヤコ「我々は引き続きシャベルで退けましょう」
ミユ「お、大きい瓦礫はライちゃんに任せるね？」
サキ「ほらさっさと砕け」

あ～い（御意）ｗｗ
『ガリガリガリガリ………！！』

（その後、ライを含めた一同は瓦礫の撤去を続けること数十分、無事地下階段の発掘に成功する）

あったあった、地下階段ｗｗ
（そして遂に、カイザーから奪われた行政権限を取り返し、戒厳令を解除する為にシャーレの地下へと向かうのだった）

[81 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/30(火) 06:07:22]

＊＊＊

（シャーレ、地下室）

『ピピピ……ピコン！』

”……よし、戒厳令を解除できたみたい”

”お疲れさま、アロナ”

アロナ『ふふーん！この程度朝飯前です！！』

いや〜地下室がまるまる無事で良かった良かった！ｗｗ

カンナ「シャーレの地下にこんな空間があったとは……」

”あ、みんなに見せるのは始めてだったね”

”当番の時は書類仕事だし、別にこの部屋使わないからなぁ”

キリノ「先生がシャーレの地下に生徒を監禁しているという噂がありますが……」

フブキ「地下があるのは本当だったね」

あとは誰か監禁するだけだな！ｗｗ

”誰もしないよ！？”

”……でもよく無事だったね？この地下室”

アロナ『シャーレの地下は非常時のシェルターも兼ねているので、爆発程度で陥没はしません』

フフーフ…ｗこの爆破作戦、全てオレの計算通りだなｗｗ

アロナ『……だからといって上階を爆破するのはルールで禁止ですよね？』

キヴォトスはルール無用だろｗｗ

キリノ「キヴォトスでも！」

”爆破はアウトだよ！”

え？ｗIRIS OUT？（難聴）

『一体どうしようこの想いを〜♪』

米津玄師 Kenshi Yonezu - IRIS OUT

”止めて！曲を流さないで！”

”またどこか爆発しそうだから！！”

[82 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/30(火) 12:04:16]

”じゃあ後は、リンちゃんたちに連絡して……”
”取り返した行政権でサンクトゥムタワーからカイザーを追い出して……”

全くｗもう次の仕事かｗｗ
先生はやる事が多――
『ビーッ！ビーッ！ビーッ！』（地下室の機器類が、緊急警報を鳴らす）

うおっ！？なんだ！？ｗｗ

[83 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/30(火) 12:07:46]

アロナ『先生！地下シェルター機能が、キヴォトス全域に異常なエネルギー数値を観測しました！外部モニターを映します！』

『ピコン！』（モニターが点灯する）
”これは……”
”空が……赤く……？”

[84 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/30(火) 18:17:29]

『チカッ、チカッ』（電灯が点滅する）

アオイ「おいおい電気まで切れそうだぜ？」

オレもキレそうだぜ！ｗｗ
サオリ「落ち着け」

はい……（スンッ……）
キヨ「うわぁ急に落ち着くな！」

『ビーッ！ビーッ！ビーッ！』
（再び警報を鳴らす機器類、赤く点滅し続ける電灯）
（不規則に照らされる室内は、じんわりと言い知れぬ緊張感に包まれていく）

”う、うん……？”
”何か……室内の様子もおかしい……？”

『チカッ、チカッ、チカ、チカ、チカチカチカチカ……』
（そして明滅は徐々に早まり――）

『プツン――――』
”うわっ、真っ暗だ……！”
”て、停電……！？”
アロナ『で、電力が安定しません……！予備電源、起動します！』

『バンッ！！』
（……と明るくなった地下室には）

???「…………」
（――見知らぬ影が、1つ増えていた）

[85 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/30(火) 21:01:46]

うわぁぁぁぁ！オバケぇぇぇぇぇ！？ｗｗ

フランシス「違う、私の名は『フランシス』。デカルコマニーと共に、新たにお前たちを――」

（その時だった）

「破ぁーーーーーーーーッ！！」

フランシス「ぐあぁぁぁぁぁぁ！？」

（青白い光弾が爆ぜ、フランシスが吹き飛ばされる。寺生まれで霊感の強いTさんだ！）

Tさん「危ない所だったが、間に合って良かったぜ」

（Tさんはそう言うと満足気に頷いていた）

（寺生まれって本当に凄い、みんなは改めてそう思った）

一同「「「……って誰！？」」」

だから寺生まれのTさんだって言ってるだろｗｗ
”初耳だけど！？”
”誰も言ってないけど！？”

Tさん「フフーフ……」

[86 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/09/30(火) 22:01:41]

フランシス「ぐ……『お前』は……そうか、ようやく理解に至った――」

”あ、フランシス……”
”まだ生きてたんだ”

フランシス「私に死の概念は無い……。故にこそ、直々に追ってきたという訳か……！」

フランシス「我が最後の宣告をも狂わせ、歪曲させんと――！」

フランシス「そうなのだろう！――『千夜ナイ』！」

”え！！？”
”千夜ナイ……って……！”

Tさん？「バレちゃあしょうがねぇ……ｗ」

（男がそう言うと、濛々と全身に黒い煙を纏い始める）

（その黒煙の中に見える影は、およそ人体構造を無視した変形を間断なく行い、何が行われているのかを、脳裏に浮かべる事すら憚られるような『ビチャビチャ』という不快な水音が、鼓膜を無遠慮に撫でつける）

おお……
アオイ「うげっ……」
サオリ「…………」
キヨ「……クソ不愉快だな」

「それはそれは良かったです――」



ナイ「――やはり初対面は、インパクトがないと……ｗ」

[87 二次元好きの匿名さん 25/10/01(水) 06:07:02]

朝ほー

[88 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/01(水) 07:43:59]

※保守感謝！！そして返礼の本編！！

【本編】

”君が、千夜ナイ……”
”私になりすましていた生徒……”

そしてオレにも化けて、ゲマトリアに入ってたヤツ！！ｗｗ

オレの2Pカラーが随分チョーシ乗ってくれちゃってるじゃねーかッ！！ｗ

ナイ「まぁゲマトリア（あそこ）は潜伏するのに丁度良かったので……」

ナイ「……兎にも角にも改めて、皆様にご挨拶申し上げます」（どこか芝居がかった一礼をして、体を起こす）

ナイ「私の名前は『千夜ナイ』――」

ナイ「――あなた方を鏖殺する者です」（演説するかのように手を広げる）

一同「「「……！！」」」（それぞれ銃を構える）

ハッ……！随分ご機嫌な宣戦布告だな！！ｗｗ

ナイ「『聖者は十字架に磔られました』と言ってるように見えますか？」

[89 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/01(水) 07:49:45]

『人類は十進法を採用しました 』って言ってるように見えるなｗｗ

[90 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/01(水) 07:53:01]

”私は色々見えないか心配だよ……”
”あの……もう少し着込んだ方が良いと思う”

ナイ「……えっち！」

エッチ！ｗｗ

”なんでさ！？”
”事実を指摘しただけなのに……！こんなの納得できない……！”

ナイ「全く……相変わらず油断も隙もない変態ですね」
『パチンッ！』

（ナイが指を鳴らすと、服装が少し変わる）

”あ、白ビキニ”
”お、白サングラス”

本格的にオレの2Pカラーじゃねぇか！ｗｗ

ナイ「フフーフ……この方が色々と収まりがいいので……」

[91 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/01(水) 12:10:05]

カンナ「では手を挙げても問題ないだろう。両手を頭の上に上げ、そのまま投降しろ千夜ナイ」
カンナ「貴様が何を目的に我々に殺意を向けているか知らんが、続きは署で聞いてやる」
『ガチャリ……』（巨大な黒い拳銃を構える）

ナイ「おぉ怖い怖い！対テロリスト戦闘用13mm拳銃『ジャッカル』……もはや人類には扱えない代物……狂犬ならではですね？」
ミヤコ「SRTとしても降伏を勧めます。怪我をしたくなければ大人しく投降してください。あなたは今、圧倒的な数的不利の状況にあります」

ナイ「ああ天下のSRT特殊学園まで！もう駄目だおしまいだ〜」

ナイ「――ま、嘘なんですけどね」
サキ「なんだと……？」
アオイ「この数の銃が怖くないってか？お嬢ちゃん」
ナイ「フフーフ…それは――」

フランシス「――然りだ、愚かなる忘れられし神々よ。どれほどの銃火器であろうと、あの者には『意味がない』」
”フランシス……？”
”それは、どういう……”

フランシス「道理で相性の悪い筈だ。アレは私と最も近く最も遠い記号、『虚像』と『非実在』の――」

ナイ「破ぁーーーーーーーーッ！！」
フランシス「ぐあぁぁぁぁぁぁ！？」
（青白い光の中に消えていく）

ナイ「……ヨシッ！」

ヨシッ！ｗｗ
”何を見てヨシって言ったんですか……？”
”……まぁゲマトリアだし良いか”

[92 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/01(水) 18:37:56]

ナイ「さて、『信頼できない語り手』は粉微塵になって死んだ……」

亜空の瘴気かテメーは？ｗｗ

ナイ「まぁアレは消し飛ばしてどうせも、次の人格になって戻って来るでしょうが……」

”そ、そうなの？”

ナイ「はい。フランシスの次はなんでしょうね？」

カリカリ・ベーコンじゃね？🥓ｗｗ

”フランシス・ベーコンってそういうことじゃないよ！？”

”ベーコン一族のフランシスさん……ってこと！？”

ミヤコ「そもそもベーコンに人格はありませんが……」

おいおいベーコンの人格批判か？ｗｗ

今どき流行らんぞ……！！ベーコン差別など……ｗｗ

サキ「食品区別だ」

ミユ「な、なんかベーコン食べたくなってきちゃった……」

ベーコン？「ボクベーコンムシャムシャくん！ベーコン食べるの大好きさ！」

”ホントにベーコンの人格出てきた！？”

”なんだコイツ！？”

ベーコンムシャムシャくんが中毒になる動画(再放送版)

[93 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/01(水) 22:05:11]

ベーコン「ボク、ベーコンムシャムシャくん！！」（ミユたちに、カリカリに焼いたベーコンを渡す）
ミヤコ「ど、どうも……？」
ミユ「ｶﾘｶﾘ……んっ、美味し……」
サキ「お゛い゛し゛い゛ぞ！！！」
ナイ「……と言い張ってます。現場からは以上です」

まーた兎が餌付けされてらｗｗ

ナイ「それはそれとして破ぁーーーーーーーーッ！！」
ベーコン「熱゛っつ゛！！？」
（青白い光の中に消えていく）

さらばベーコンムシャムシャくん……ｗｗ
”また消された……”
”まぁベーコンだし良いか……”

ナイ「……さて、ベーコンをカリカリにしたところで、おふざけはここまでです」
”あ、ふざけてる自覚はあったんだ？”
ナイ「勿論です。私はやらなくてはならない事があるので」
”やらなくてはならない事……？”
ナイ「ええ、従って――」

ナイ「――我が最後の宣告を傾聴せよ」
”……！！”
”（空気が……変わった……！？）”

[94 二次元好きの匿名さん 25/10/02(木) 06:00:10]

朝ほー

[95 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/02(木) 07:58:56]

※朝保守感謝！！返礼の本編！！

【本編】

（ナイの声色から、『表情』が消える）

（先程とは空気が一変し、纏わりつくような重苦しい緊張感が辺りに満ちる）

（そんな中で、少女は拙い告解のように、或いは忌まわしき予言のように、言葉を並べだす）

ナイ「……この物語は、一つのジャンルを掲げていたが故に、『先生』が主人公でいる事ができた」
ナイ「物語であったから、あなたは無敵だった。――これは『そういう』物語だった」

ナイ「しかし、そこに紛れ込んだ罪人によって……」（ライを指差す）

え！？オレ！？ｗｗ
”ライが……？”
”罪人……？”

ナイ「――この物語は、狂ってしまった」
ナイ「脈絡、構成、ジャンル、意図、解釈……全てが混沌に飲まれ――」

ナイ「その意味は『分解』され、『曲解』され、『不可解』となり……『難解』な程に歪んでしまった」

”その本は……”
”（何か…懐かしいような……）”

[96 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/02(木) 12:20:26]

ナイ「先生よ、精々覚えておくといい」
ナイ「これからあなたの元に訪れるのは、最早逃れられぬ運命（もの）なのだから――」

ナイ「主人公も、悪役も、事件も、葛藤すらも内包し」
ナイ「全てが混ざりあい、絡み合い」
ナイ「あらゆる脈絡と、構成と、必然性が乱立する……混沌に彩られた世界――」

ナイ「そうして果ては『一つの結末』を指し、全てを失うだけの――無秩序で無法の世界へと……」

ナイ「嗚呼、そうだ――元より、■■■はそのように望んでいた」
ナイ「それを今、■■■は忘れているだけ」

ナイ「……しかして、始めるのです」

[97 二次元好きの匿名さん 25/10/02(木) 15:35:36]

ほー

[98 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/02(木) 19:11:06]

ナイ「脈絡も、ジャンルも、必然性も、構成も――全てを継ぎ接ぎながら」

ナイ「敵対し、反抗し、否定する為の……『散りゆく物語』を」

”…………”

[99 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/02(木) 19:12:10]

ナイ「愉快で、滑稽で――世界を殺す狂気の創作を」

…………

[100 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/02(木) 19:14:45]

ナイ「観客を呑み込み、登場人物をも巻き込む――」



ナイ「――狂乱の物語を」

[101 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/02(木) 22:10:26]

”――違う”

ナイ「…………」

”敵対し、反抗し、否定する為の……『散りゆく物語』だとしても”
”世界を殺す、狂気の創作だとしても”

”そんなことは、どうでもいいんだ”

”ジャンルが継ぎ接ぎだって好きにすればいい”
”宇宙戦艦や巨大ロボットが登場したって構わないんだよ”

”どんな未来だろうと、私達は乗り越えていくのだから”

[102 二次元好きの匿名さん 25/10/02(木) 22:16:11]

かーっ！覚悟決まってる先生はかっこいいねぇ！

そして今後、宇宙戦艦も巨大ロボットも普通に出てくるというｗ

[103 二次元好きの匿名さん 25/10/03(金) 06:16:10]

朝ほー

[104 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/03(金) 06:37:11]

>>102 >>103

※朝保守＆コメ感謝！先生はですねぇ……先生なんですよ

とーとつなトートロジーｗｗ

※このままではいけないと思っている。だからこそ、このままではいけないと思っている

小泉構文……？ｗｗ

【本編】

ナイ「――ふふ、本当にあなたは……」

ナイ「同じ状況で、同じ選択をするのですね」

”ここには『生徒（みんな）』がいて”

”私は『先生（わたし）』だからね”

ナイ「なんと揺るぎない……ならば精々足掻くと良いでしょう。つまらないところで躓かないで下さいね？」

ナイ「私だって、先生が段差で躓いて死んでしまう姿は見たくありません」

”だから私はスペランカーじゃないんだけど！？”

”あらあらまぁまぁ死んじゃった♪”

ナイ「さて……では聞きたいことは聞けたので、そろそろ御暇するとしましょうか」

『スゥ……』（ナイの周囲に黒い煙が漂い始め、姿が揺らぎだす）

[105 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/03(金) 12:11:09]

カンナ「む…！逃げる気か！」

『ダァン！！』（『ジャッカル』を撃つ）

逃げるな卑怯者！！逃げるなァ！！！ｗｗ

『バァン！バァン！！バァン！』（援護射撃）

ナイ「何を言っているんですかね、この馬鹿は。脳味噌が頭に詰まってないのですか？」

『スッ――ススッ――』（全ての弾丸がすり抜ける）

ミヤコ「なっ……！？」

ミユ「今、弾が……！」

ナイ「先程フランシスも言っていたでしょう？私に銃火器は『意味がない』と」

”た、弾が通り抜けて……！？”

”あっ！みんなストップストップ！後ろにも機材あるから！”

アオイ「くっそぉ……！じゃあマジメに全員で武器構えてたの馬鹿みてぇじゃねぇか！」

サオリ「やけに堂々としていると思えば……避けるでも耐えるでもないとは……」

キヨ「まるででたらめだな」

なんだこれは！

そう、でたらめと言えば芸術の巨人、タローマンである！ｗ

[TAROMAN]op Full song video

”宇宙戦艦や巨大ロボットが登場したって構わないけど！”

”ソイツはでたらめ過ぎて駄目だよ！！”

ナイ「流石に帰ってくれタローマン……」

[106 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/03(金) 17:18:04]

ナイ「……ま、そう焦らずとも、そんな変なのを呼ぶまでもなく近いうちに私が直接殺しに来ますよ」（徐々に煙が濃くなり、揺らぎが大きくなる）

ナイ「それにゲマトリアに潜入して奪った秘術で、各自地区も完膚なきまで滅ぼすつもりなんで、ヨロシク〜」（手をヒラヒラ振る）

コイツはまたとんでもねぇことをサラッと……
”そんな……こんなに話したのに……”
”どこまでも私たちを滅ぼそうとしているの……？”

ナイ「えぇ、私は絶対にそうしなければならないので」

”なんでそこまで……”
”その殺意の理由はなに……？”

ナイ「……そうですね、強いて言えば――」

ナイ「――『この世界が許せないから』……ですかね」

”この世界が……”
”許せないから……？”

ナイ「おっと、帰る帰ると言いながら、随分話し込んでしまいました……私の悪い癖です」

恥を知りなさぁい！！ｗｗ（プルプル）
”ダブル右京さん！？”

ナイ「ではみなさん、御然らばです。いずれ辺獄（リンボ）で――――」

[107 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/03(金) 22:03:00]

…………どっか行ったな
”どこか行っちゃったね”

アロナ『……これからどうしましょう？』
”うーん……じゃあアロナはクラフトチェンバーで建材と家具を造っておいて？”
”キーストーンはいくら使ってもいいから”
アロナ『あ、はい！そうでした、まずシャーレを建て直さないと！……ライ！！このバカヤロウ！！』

アロナン・ザラ！？ｗｗ
”どうしたアロナ！？言葉使いが変だぞ！？”
”特に理由のある罵倒がライちゃんを襲う――！！”

だがやはりシャーレ再建か、いつ着工する？謝罪も兼ねてオレもどうこうする！ｗｗ
”千夜ラ院……！”
”ずいぶん行動がふわっとしてるな……”

じゃあまず温泉開発部に連絡して……ｗｗ（ケータイ取り出しﾎﾟﾊﾟﾋﾟﾌﾟﾍﾟ）
”あぁうん、準備は一任するよ、エージェント・ライ”
”キヴォトスの建設は温泉開発部と工務部がツートップだからね”

”……なんかシャワールームがやたら広くなりそうだけど”
ミヤコ「その時はシャワールームをお借りしますね？」
（※後日、実際滅茶苦茶広くなったし、なんなら隣に別館の健康ランドが建ちました🙆）

（※キーストーンは消し飛びました🙌）
”なんか悲しいナレーションが聞こえる気がする……”
”どうしてレポートとキーストーンすぐ死んでしまうん？”

ホタルより儚いなｗｗ

[109 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/04(土) 06:11:47]

カンナ「先生、我々はどうしましょう？」
”みんな大分連れ回しちゃったし……”
”今日のところは一旦解散しようか”

今日限りをもってシャーレ奪還組を！！解散する！！！！（涙を堪えつつ高らかに宣言）

”（ウソップ海賊団……？）”
”改めてみんな、ここまでついてきてくれてありがとう！”
サキ「私たちは本当についてきただけだったけどな」
ミユ「思ったより道中の荒事も無かったし……良かったぁ……」

ま、これも全部オレの交渉が上手くいったお陰ってワケｗｗ
ミヤコ「……否定はできませんね」

お？珍し〜ｗｗ
ミヤコ「特に……信用が失墜した状態から、説得と言いくるめを連続で成功させた様子は、非常に学ぶことが多かったです」

ウェイウェイｗｗせやろ〜？ｗ
ミヤコ「ええ、あなたのような大人が居たら1番危険です」

あ！危険人物的な意味で！？ｗ
”うーん『学び』にはなってるからセーフ”

参ったねどうも……ｗｗ

[111 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/04(土) 12:33:24]

カンナ「では我々はヴァルキューレへ戻ります」
コラ「こっちはこっちで爆発した校舎を再建しないといけないのである！」
ヤク「まぁ大分建て直しはできてきたけどね」（スマホで8割がた直った校舎の様子を見せる）
”おお……！”
”ライがミレニアムに行っている間にそこまで……！”

クラフトチェンバーが無い中でこれほどの建築を……やはり天才かｗｗ
フブキ「今度はシャーレがこうなるとは思わなかったけどもねぇ……あ、作業ノウハウ教えたげよっか？」

おせーて！おせーてくれよぉ！！ｗｗ
フブキ「適度にサボること〜」

ｱｯﾊｲ……ｗｗ
キリノ「ですが結局、なんでシャーレが爆発したのかサッパリ分かりませんね？カイザーの兵器が誤爆したのでしょうか……？」

あ〜……そうそう！ｗｗこれも全部カイザーと乾巧って奴の仕業なんだｗｗ
フブキ「乾巧 is 誰……？」

通りすがりの仮面ライダーだ！覚えておけ！！ｗｗ（ﾃﾞｨﾃﾞｨﾃﾞｨディケイド）
”それはまた別のライダーだよ！！”
”そのベルトとアタッチメントはなに！？”

オレの再現ではコレが限界……ｗｗ

[112 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/04(土) 17:33:32]

ヤク「……爆発と言えば、公安局が爆発した原因もそう言えば聞いてなかったなぁ、どうしてだい？」
”おっと、その件は……”
カンナ「ああ、それは……」（ライをちらりと見る）

う゛っ……あの〜それにつきましては……
カンナ「……全て、私の不徳の致すところです」

！？！？！？？！？！！ｗ
”カンナ……！？”

カンナ「それに、ずいぶん長い間『汚れ』を放置してしまっていたので……良い掃除にもなりました」
ヤク「……そっか、そうだね。我々も『これから』を支えないとね」
コラ「つくづく苦労をかけるのである……」
カンナ「いえ、好きでやってるので」（苦笑い）
カンナ「……という訳だ千夜ライ、お前が思うほどヴァルキューレはヤワじゃない」（ライの頭をポンポン撫でる）
カンナ「我々はもう帰るが、こちらの事は先輩たちが居るから気にするな、お前も先生と共にシャーレ再建に尽くせ。以上」
『バタン、ブロロロロ……』（颯爽とパトカーに乗って去って行く）

カンナしぇんぱい……！（トクン……♡）
サキ「急にメロつくな気色悪い」

[113 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/04(土) 20:03:06]

（その後、RABBIT小隊とRATSも見送った）

達者で暮らせよ〜ｗｗ（車が見えなくなるまで黄色のハンカチを振る）
”そんな上京を見送るみたいな……”

アオイ「そっちも急な爆発と体に気を付けてな〜〜！ｗｗ」（手を振りながら車で去っていく）

”ああうん、まぁ、そうだね？”
”（……というよりそうか、『爆発の原因』を知ってるのは私だけか……）”

”……コレはアビドスでの『借り』も返せそうかな？”
”シバける時にシバいておこうかな”

[114 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/04(土) 21:02:54]

……おいコイツ悪い大人じゃないか？ｗｗ

アロナ『割と単身で黒服さんのビルに乗り込むくらい、苛烈な所もあるので……』

あぁそうだったなｗヤムチャしやがって……ｗｗ

アロナ『ですが、わた……連邦生徒会長は、そんなところも素敵だと思っ……言っていました！！』

中身漏れてますよ？ｗｗ

アロナ『コレで漏れてるなら、あなたは一人歩きしてるレベルですよ』

なんのこったよ？ｗｗ

（※後日、本当は爆発したのはライの私物でしたが、『爆発物』と呼べる物はカイザーの持ち込んだ兵器しか無かったので、多額の損害賠償をカイザーに吹っ掛ける事ができました 🙆）

（※手に入れたお金は全国の恵まれないアビドス生徒たちとカリフォルニアガールズに寄付されました🙌）

922時間ムツキ～私は地球を救ふ〜

全国の恵まれないカリフォルニアガールズってなんだよ！？ｗｗ

アロナ『流石先生！そこに痺れる憧れるぅ！♡』

急にメロつくな気色悪い……ｗ

アロナ『ブーメラン刺さってますよバカ生徒』

あんだとォアホAI！ｗｗ

2人「『…………』」

アホアホアホアホアホアホアホアホアホ！！ｗｗ

アロナ『バカバカバカバカバカバカ！！』

”はいはい2人共ケンカしないでね？”

”やかましい！うっとおしいぞこのアマ！”

2人「『はァーい♡』」

[115 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/04(土) 22:06:03]

さーて、んじゃオレたちはさっそく再建作業するかぁ！ｗｗ

ソラも帰り際に、「ライさんが無事で良かったですが、バイト先がなくなったので困りました……」（激似モノマネ）

……って言ってたしｗｗ
”引くほど似てる……”

”うーん、でも確かに可哀想だね……”
”なんとかシャーレから、有給扱いでお金出せないかなぁ？”
アロナ『はい！私はそっち方面の手続きをやっておきます！！』

やるやんｗ（手のひらｸﾙｰ）
さっきはすまんなｗｗ
アロナ『ええんやで』（青輝石ﾎﾟﾘｰ）
”仲良きことは美しきかな”
”つまみ食いは止めてほしいかな？”

『ガラッ……』（瓦礫が崩れる）
”おっと…………ん？これは……”
”（しゃがんで『落ちていた物』を拾う）”

[116 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/05(日) 06:12:19]

”これは……『運命の輪』……？”

しかも向きは正位置だな！ｗｗ
アロナ『意味は確か……』

【運命の輪】正位置の意味・解釈
チャンスの訪れ・思いがけない好機・良い流れ・物事が進展する・幸運・予想外の展開・運命的な出会い

”……まぁライと再開できてからは”
”『概ね』……良い流れだったかな？”

ずいぶん含みがあるなｗｗ
”それに予想外の展開もあったし？”
”（瓦礫の山を見る）”

マジすいませんっした！！（土下寝）
アロナ『それは反省しているのでしょうか……？』
”でもなんで、他の私物は跡形もないのに……”
”これは爆発してなかったんだろう……？”

さぁ？ｗそれはもう『先生のもの』扱いだったんじゃね？ｗｗ

”これが、私のもの……？”
”何かその言い方……どこかで……”

（ナイ「先生よ、精々覚えておくといい」）
（ナイ「これからあなたの元に訪れるのは、最早逃れられぬ運命（もの）なのだから――」）

”………………”

[117 二次元好きの匿名さん 25/10/05(日) 07:06:55]

しばらく書き込みができなかったけど、私は帰ってきたー！

>>107

レポートというか小物の類をこんなにハッキリと出力できるんだ・・・・・・ほへー（関心

>>114

いかんな、いつもピンク玉に爆破される某時計に見えてきたｗｗ

[118 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/05(日) 08:23:31]

>>117

【『騾吶＞蟇?ｋ豺ｷ豐』の領域】

※コメ感謝！！非常に励みになります！！

※未だに「ちょっと小ネタ入れると、文の量が発酵させたパン生地くらい膨らむな……」

「これ最後まで見てくれる人いるのか……？大丈夫か……？」と思いながら、空き時間全部を執筆とイラスト生成にぶち込んでるもので……

※小物に関しては画像編集ソフトで入れてるだけですね

※最近のソフトは、使いこなせばどんなものでも無料で持たせられちまうんだ！！

【小話】

＊＊＊

（ある日のシャーレ）

先生〜ｗなんか靴の中に石が入ってたわｗｗ

”あ〜……あるあるだよね”

”ガッツリ踏むと結構痛いよね”

記念に先生にあげるｗｗ（靴の中をゴソゴソ）

”『JKの靴の中に入っていた石』か……”

”…………まぁ、貰っておこうかな”

先生って良い意味でも悪い意味でもイカれてるよな？ｗｗ

……ハイこれｗ

『ゴトッ……』（『輝く石』を机に置く）

”どうやってこんなのが靴に！？”

”あ！ゴメン！なんかちょっと素手で持ちたくないかも！”

じゃあ後で箱も付けるわｗ

[119 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/05(日) 11:31:12]

【本編】

”…………”

（先生はふと、タロットに描かれた絵を注視する）

（『運命の輪』の中心に描かれているのは、文字通り『巡り回る運命』を表す大きな輪）

（輪にはローマ字で時計回りに「T・A・R・O」の4文字が刻まれており、「TARO（タロットの意）」または「ROTA（ラテン語で“車輪”）」を指す）

（TORAの間には【「י (ヨッド)、ה (ヘー)、ו (ヴァヴ)、ה (ヘー)】が1文字ずつ。ヘブライ語での「神聖四文字（テトラグラマトン）」が刻まれている）

（そしてなにより先生が気になったのは、回り続けるその輪を取り囲む『スフィンクス』と、『ヘビ』と――）

”確か、これは……”



”――『アヌビス』”

[120 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/05(日) 12:08:29]

＊＊＊

（崩壊したゲマトリアのアジト）

黒服「……なるほど」

黒服「『色彩』はすでに『名も無き神』と接触した後でしたか……これは完全に私の不手際です」

[121 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/05(日) 12:09:34]

黒服「それどころか、あの無貌の神と手を組んでいたとは……」

黒服「……そして嗚呼、狼の神の裏側は――そういうことだったのですね」
黒服「命ある全てを常世へと導く、死の神（アヌビス）……」
黒服「それがあなたの神秘の裏側、恐怖（terror）であった、と」

シロコ？「…………」

[122 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/05(日) 17:10:02]

黒服「ではやはり……あの無貌の神の裏側は――――」

シロコ？「……」

『ガチャッ、ダダダダダッ！！』

＊＊＊

【『騾吶＞蟇?ｋ豺ｷ豐』の領域】

???「――これで、役者は揃いました」

???「これよりシャーレが相対するは――死の神『アヌビス』と、『色彩』の嚮導者」

[123 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/05(日) 17:18:11]

ナイ「そして千夜ナイこと――」





ナイ「――無貌の神『ナイアルラトホテップ』の提供で、お送り致します」

[124 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/05(日) 17:46:56]

『ザザッ……ザーー』

ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

[125 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/05(日) 20:31:29]

＊＊＊

（時はシャーレの建物が爆発してから数時間後のこと）

ふん♪ふん♫ふん♪ふん♫ｗｗ（リズムに乗りつつ、瓦礫から次々とカイザー兵士を引き抜く）

【リズム天国ゴールド】ドッスン農園【Rhythm Heaven】Crop Stomp

”ふみこみが超ドッスンで、心がこもったレシーブだ！”

”モグラにも勝った！！”

ジェネラル「ぐ……クソ……占領時に爆発物など無いのは確認済みな筈だ……何が爆発した……？」（ボロボロ姿で立ち上がる）

”それより先に、助けて貰ったなら言う事あるでしょ”

”私の生徒にお礼は？”

ジェネラル「……っ！コケにしてくれる……！」

『ジャキッ！』（ホルスターからリボルバーを抜く）

ジェネラル「貴様らにカイザーSOFをやられておいて、何故礼をしなければならんのだ！？」

ジェネラル「むしろこの代償は高く付くぞ……！」

”それはこっちのセリフだし……”

”お礼も無いなら早く帰ってくれないかな？”

”こっちはシャーレを再建しないといけないんだよね”

ジェネラル「貴様……！銃で撃たれれば終わりの、外の人間の分際で……！」

”私のことは関係ない”

”それでもあの子が、ボロボロの体であなた達を助けたのは事実だ”

”それでも礼を言わないなら、速やかに本社に帰って欲しい”

ジェネラル「このっ……！！」（引き金に指をかける）

――止めておきな、ジェネラル

ジェネラル「…………！貴様は、シッテムの箱を持ってきた生徒……！！」

[126 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/05(日) 22:06:10]

この先生は銃での脅しは効かねぇ……とは言わねぇが、『生徒に関して』は引かねぇ

それに、アンタはオレの銃を見てみすぼらしいと嗤ったが……アンタの銃は『真逆』だな
（ジェネラルの手に握られた、細やかな金細工が為された指揮官用リボルバーを一瞥する）

確かにいい銃だ……だがその彫刻 (エングレーブ) は、何の戦術的優位性 (タクティカル・アドバンテージ) もない
実用と観賞用は違う
ジェネラル「な……！」
”（ライキッド・スネーク……？）”
”（ビッグ・ライ……？）”

……高貴な銃だ、人を撃つもんじゃない
ジェネラル「――！くっ……」（バツが悪そうに銃をホルスターにしまう）

ジェネラル「…………貴様、名前は」

千夜ライ……至って普通の一般モブ生徒だよ
ジェネラル「そうか……では一先ず今回は感謝しておこう、千夜ライ」
ジェネラル「そして覚えたぞ、その名前を」

『ザッザッ……』
カイザーSOF「ゲホッ……ジェネラル、SOF全員の点呼が終わりました……」（ボロボロボディのロボたちが整列する）
ジェネラル「よし、全軍撤退！！」

ジェネラル「千夜ライ……また会おう！！」（軍を率いて、颯爽と去っていく）

おお……撤収が速い速いｗｗ
”これは『おお』だね”
”山猫の幻影が見える見える……”

[127 二次元好きの匿名さん 25/10/06(月) 06:04:54]

>>123

ですよねー、なんか変なことしないでくれよ、神様

[128 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/06(月) 07:38:40]

※コメ感謝！！返礼の本編！！
【本編】
（カイザー部隊が完全に撤退してからの事）
（ライと先生は仮拠点建設の為に、建材を運んでいた）

……しかし思ったより上手く交渉できたなｗｗ（重めの建材を運ぶ）
”本当に撤退と尻尾切りは早いからなぁ”
”（運べそうな建材を運ぶ）”

判断が早い👺ｗｗ
（そうしてカイザーに対する雑談や愚痴を言いながら、先生とライはクラフトチェンバーを大稼働させ、小さな仮拠点を建築することに成功するのだった）

ここをキャンプ地とする！！ｗｗ（連なったプレハブ小屋を眺めながら）
”仮設のキャンプ地にしては……”
”割とちゃんとした拠点になったね？”

フッ……ブラマで建築バイトもやっていたオレに資格はないぜｗ
”死角じゃなくて！？”
”大丈夫これ！？”
アロナ『私が滅茶苦茶頑張って出力しました！かなり頑丈なので大丈夫ですよ！』
”お疲れさま、アロナ”
”後でいちごミルクをあげようね”

よーし！この仮拠点は『ペトリ』と名付ける！！ｗｗ
”まぁシャーレであってシャーレではないけども……”
”温泉開発部が来るまでの、仮再建はこんなものかな”

……最終的にペアルックになったな？ｗｗ
”白衣はちょっと暑くてね……”
”ペアルックにしては片方ワイルドじゃない？”

[129 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/06(月) 12:09:44]

（そして、そんなこんなで仮拠点『ペトリ』を設営した2人は、一息つこうとしたのだが……）
『ピピッ！』
アロナ『先生！再びD.U.の空で異常確認です！空の赤色が拡大しています！！』
”なんだって！？”
”あ、そうだった！！なんか赤くなってたんだった！？”
アロナ『シッテムに映像を映します！』
＊＊＊
『ズズズズ…………！』（空の赤色が徐々に拡大していく、D.U.首都上空の様子が画面に映る）
＊＊＊
うわぁ目に悪そ〜……
”血が滲んでいくみたいだ……”
（こうして2人は、D.U.首都の『空が徐々に赤く染まっていく現象』が、実は再建作業をしている間にも進行し続けていたことに気付き……）

あ！しかもここの地点は……
”見覚えあるどころか……！”
”もう『ここ』まで来てる……！！”
『ズズズズ……！』
（遂にはD.U.の外郭地区にあるシャーレまで赤い空の下に飲まれてしまったのだった）

248 風吹けば貌無しｗｗ 2019/10/12(土) 17:35:14.88 ID:Fl23DIAX0
D.U.やけど空赤くなってきた
どういうことやｗ
”【悲報】キヴォトス民、『色彩』を知らない”

”って言ってる場合じゃないか……”
”私もそんなに詳しくないし”

……先生は先生で、絶対オレ達に開示してない情報あるよな？ｗ大人のカードとかｗ
”先生だからね”
”……ライも人のこと言えなくない？”

[130 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/06(月) 18:04:27]

『ピピッ！』

アロナ『先生！どこからか緊急通信も来ています！』
”分かった、通信を繋いで！”

『ザザ……ザ……あ、あー聞こえる……？やった……！やっと繋がった……！』

”この声は……”
”モモカ！”

モモカ（通信）『だいせいか〜い……いや良かったぁ……ようやく繋がったよ〜……』

[131 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/06(月) 19:55:28]

”通信にすぐに出られなくてごめんね”
”ちょっとシャーレが爆発してさ”

モモカ（通信）『先生は何を言ってんの？』
”まぁそうだよね”
”そう言うモモカはどうしたの？”
モモカ『ちょっとサンクトゥムタワーが崩壊してね』

”モモカは何を言ってるの？”
モモカ『まぁそうだよね……』

コントかな？ｗｗ
”でも切迫してるのは分かったよ”
”ひょっとして今、空の赤色が広がっているのと関係ある？”
モモカ『おお、よく分かったね？それでこっちはてんやわんやでさ〜。テレビとかあるなら、ちょっと見てみてくれる？』
”うん、分かった”

ポチッとなｗｗ（リモコンでテレビをつける）

＊＊＊
（D.U.サンクトゥムタワー付近）

シノン「緊急速報です！！現在D.U.で怪奇現象が発生しております！これは――」
シノン「突如として出現した巨大な塔が落下――サンクトゥムタワーに激突しました！！」

[132 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/06(月) 21:25:01]

”えぇ……”
被害の規模がデカすぎます！！ｗｗ
”ライも大概だけどね？”

マジすいませんっした！！（復活の土下寝）
モモカ『とにかく、シャーレから戒厳令撤回の信号が出て、急いで通信網を復旧した途端これでさぁ……』
モモカ『すぐ退避して、近くの電波塔に機材を移して、仮の通信拠点にして繋げてるの』
”どこもかしこも仮拠点ばかり
だ……”

貴様もどうせ、そうなるのだろう？ｗｗ
”ガスコイン神父……？”
モモカ『今はリン先輩とアユムが各自治区に連絡を取っていてねー……でも上手く繋がってないんだよねー……はぁ〜』
”上手く繋がってない？”
”仮の通信施設だから？”
モモカ『ううん、それだけじゃないよ。なんせ――ザッ……あの「赤い塔」の近くだと、電波がマトモに……ザザッ……繋がっ……ザ……』
モモカ『あぁもう調子が悪いなぁ！こういうこと！！塔からの電波障害！！』
『バシバシ！！』（マイクの向こうから響く、容赦なく機械を叩く音）

[133 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/06(月) 22:18:08]

”あっちゃー……”

”あの塔にそんな効果が……”

そんな時は斜め45度の角度で叩くと良いぞ！ｗｗ

”昔のテレビかな？”

鉄のテレビを叩いて砕く！キャシャーンがやらねば誰がやる！ｗ

”昔のテレビアニメかな？”

”砕いちゃだめだよ！！”

モモカ『キャシャーンって誰さ！？』

さぁ……？けもフレのキャラじゃない？ｗｗ

ようこそ新造人間デビルマスクパークへ

”けもフレでは無……いや、キャシャーン（けものフレンズ）ってタグもあるしな……”

”また懐かしいネタを……”

（機材を）叩くマーン！！ｗｗ

”ガシャーンとやらねば誰がやる！”

”叩いガーマスク〜♪🐯”

モモカ『（相変わらずこの2人揃うとやかましいな……）』

🐯たぁーーーっ！！ｗｗ

[134 二次元好きの匿名さん 25/10/07(火) 06:09:51]

朝ほー

[135 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/07(火) 07:24:51]

>>134

※保守感謝！！

※そして悲しいお知らせですが、現在メインで使っていた端末がクラッシュしてしまい、画像や本編のデータがどうなっているか分かりません。

※サブ機はまともに書き込める環境ではないので、とりあえずメイン端末が直るまで本編の更新をお休みさせていただき、一刻も早い復旧に努めます。

※保守はなるべく自分でも行いますが、落としたら申し訳ありません。

※最後に改めまして、見てくださる皆様に多大なる感謝を。

[136 二次元好きの匿名さん 25/10/07(火) 08:09:25]

無事の復帰を祈っております。
保守はまかせろー（ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

[137 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/07(火) 12:30:52]

【『騾吶＞蟇?ｋ豺ｷ豐』の領域】

※復ッ活ッ！！

※千夜ライ復活ッッ

※千夜ライ復活ッッ

※千夜ライ復活ッッ

ずいぶん早い復帰だなｗｗ

※そしてデータも無事！朝出せなかった分を投下しまぁす！！

[138 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/07(火) 12:33:45]

【本編】
モモカ『ザザッ……、まぁそーいうことだから、D.U.の都心……もとい「赤い塔」に近い連邦生徒会より、郊外にあるシャーレの方が通信もまだ安定するかもって……ザッ――……あぁまた電波が……』
”ん、ちょっと待ってね……今、地下の通信設備に移動するよ”
”（地下への階段を降りる）”

アロナ『シャーレ専用地下回線に繋ぎ直します！！』
『ピピッ……ピコン！』

”……うん、どうかな？モモカ”
モモカ『おお……！電波激強……！バリ3📶って感じ！滅茶苦茶安定してる！』
”良かった……流石アロナだね”
アロナ『えっへん！』

モモカ『うん？うん……あ、先生！リン先輩がそれを聞いて「そっちに各自地区の有識者を集めて、対策を話し合いたい」ってさ』
モモカ『「呼びかけはシャーレに一任する」……らしいよ？』

呼びかけを一任している +47点ｗｗ
”うん、分かったよモモカ”
”幸い優秀なスーパーAIと、地下の通信機材は無事だったし……”
『バサッ……！』（先生が白衣を身に纏う）

”連邦捜査部S.C.H.A.L.Eの名において――”
”この状況に対応できそうな子たちを、ここに招集するよ！”

良いぞ良いぞ〜ｗｗやったれやったれｗｗ
アロナ『か、かっこいいタル〜！！』

[139 二次元好きの匿名さん 25/10/07(火) 14:56:24]

準備は一任するわ、千夜ライ47

[140 二次元好きの匿名さん 25/10/07(火) 15:30:55]

おー、よかったよかった。
バックアップ取れるようなら安心ですがねぇ

[141 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/07(火) 18:27:40]

【『騾吶＞蟇?ｋ豺ｷ豐』の領域】

※コメかんしゃあ！！皆様にはご心配お掛けしましたァ！！

※最悪文章はその場でひねり出せば良いんですが、メイン端末が壊れて一番困るのは、イラスト生成ができなくなる点ですね

おいおいオレのプリチーフェイスが出せなくなるとかｗｗ

ライスレなのにライねぇじゃ〜ん！！ｗｗ（ブックオフ並感）

※ライはまぁ良いとして、ウチのウリが無くなるのは確かですね……生徒の普通では見られないであろう服装や表情を出せるのがウリでもあるので

※因みにクラッシュの原因は分かりましたので、今後はこういった事は無いと思います

※引き続き、ライちゃんの物語をよろしくお願いします

[142 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/07(火) 18:37:15]

【本編】
モモカ『あ！それと生徒を招集する場合、もうひとつ困ったことがあってさ〜』
”うん？どうしたの？”
モモカ『詳しくは番組の途中で！！』
”テレビ広告？”

ん、コレのことじゃないか？ｗｗ（テレビを指差す）

[144 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/07(火) 18:55:52]

＊＊＊
シノン「現在、キヴォトス全域で通信障害発生しています！」
シノン「この障害は塔に近付く程強くなっており、我々クロノスの報道設備を以てしても、現地報道を切り上げざるを得ませんでした！」

シノン「それに――ああっと緊急速報です！！D.U.各地で正体不明の兵が現れました！！」
シノン「都市一帯を無差別に攻撃しているとのことで――」
シノン「こ、この襲撃は何を意味しているのでしょうか！？一体、D.U.で何が起こっているというのでしょう！」

シノン「おおっと！ただいまクロノスの超望遠カメラの映像が届きました！」
シノン「近付けないなら遠くから！！クロノスの撮影技術は世界一ィィィィィィィィ！！」
マイ「シノンちゃん早く映像切り替えて！」
シノン「あ、はい、映像はコチラ！！」

＊＊＊
（『赤い塔』周辺、超望遠カメラの映像）

謎のロボ兵士「「「…………」」」
『ザッザッザッザッ……』

Divi:Sionの追従者「「「…………」」」
『ゾロゾロ……ゾロゾロ……』

ユスティナ聖徒会
「「「…………」」」
『フワフワ……』

＊＊＊
”あちこちに……見たことあるヤツらが……！”
”わぁ……勢揃いだぁ……”

[145 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/07(火) 22:03:38]

”D.U.が敵だらけじゃん！”
”みんなを無闇に歩かせられないよ！”
アロナ『シャーレ名義で、「全生徒は塔に近付かないように」という緊急声明をクロノスに送っておきます！！』
”ナイス！！”
”アローナいつもありがとう！”
モモカ『とにかく見てもらった通り、みんなを集めるにはコイツらをまず片付けて欲しいなーって……先生できる？』

我が社（ペトリ）なら年内に施工可能です！ｗｗ
”そんな勝手に契約取ってくる営業部みたいな……”
”ペトリは会社じゃないよ！？”
モモカ『ペトリ……？』

仮拠点の名前〜ｗｗ
モモカ『あぁなる程……って、もっと急ぎでお願いしたいんだけど？』

先生の指揮なら今日中に可能です！ｗｗ
”勝手に納期を縮めないでよ！？”
”く、くそ営業……！！”

えー？せんせー、生徒の来る道を安全にしないの〜？ｗ
”しまァす！！”
モモカ『（良いように使われてるなぁ……）』

[146 二次元好きの匿名さん 25/10/08(水) 06:04:05]

朝ほー

[147 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/08(水) 07:52:48]

※保守感謝！！返礼の朝本編できちゃ！！

【本編】

モモカ『んじゃあ先生、どうやるか知らないけど、任せて大丈夫なんだね？』
”うん、任せて”
”（懐の『大人のカード』を確認する）”

…………
モモカ『了解、片付いたらまた連絡してー、よろしく〜』

『プツン』（通信が着れる）

……しっかしまさか赤い塔から、謎の兵が湧いてくるなんてなぁｗｗいや〜乱世乱世ｗｗ
”『赤い塔』といい、『謎の敵軍団』といい……”
”一体何が起きてるんだか……”

「説明や解説が必要なら……」

こ、この前口上は！ｗｗ
”……『コトリではない』に”
”花京院の魂を賭けるよ”

黒服「クックック……お見苦しい姿で失礼します先生、そして……本物の千夜ライさん」

急急如律令！去ね！ｗｗ
”帰れ”
” (・∀・)カエレ!! ”

黒服「これは手厳しい……ククッ……」

[148 二次元好きの匿名さん 25/10/08(水) 08:25:37]

最新のネタまで揃えてるなんてライちゃんは流石だな！
いいネタしてんじゃないかよ。SIRENだろ？

[149 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/08(水) 12:18:11]

黒服「せっかくシャーレの地下室に入れたというのに……部屋も態度も冷たいですね」
”全身を冷たくしてやろうか”
”何しに来たのさ？”
黒服「そうですね……ではまず訪問の手土産をひとつ」
”はぁ……手土産ねぇ……”
”期待しないでおくよ”

黒服「クックック……ではこちらをどうぞ」
『ドサッ……』

チエリ「きゅう……」

[150 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/08(水) 18:42:53]

黒服「生徒です、何なりとお使い下さい」

幼女（ロリー）です……ｗ
”お前もキヴォトス人のようだな？……ってゑゑ！？”
”馬鹿な！？こんな生徒、私のデータにないぞ！”
黒服「クックック……でしょうね」

それはそれとして、遂にホシノ以外にも手を出しやがったな？
『チャキッ』（銃を構える）
黒服「お待ち下さい。これ、ベアトリーチェです」

ダニィ！？ｗｗ
”そのようなことがあろうはずがございません！”
”なんでこんな姿になってるのさ！？”

黒服「クックック……全ては千夜ライって奴の仕業でして……」

え！？オレ！？ｗｗ
黒服「いえ、正確には千夜ナイと名乗る、あなたの――クックック……」（勿体ぶった含み笑い）

おいコイツから殺していいのか？
”まだ早い……♠”
”千夜ナイ……そっちでも色々暗躍してたんだね？”
黒服「おや、その反応……既に対峙済みでしたか」
”さっき『説明や解説が必要なら』って言ってたけど”
”もしかして、この子の事も含めて、何が起きてるか教えてくれるの？”
黒服「ええ、敵討ちを頼む……という訳ではありませんが、お話しましょう――」

黒服「――ゲマトリアは壊滅しました」

[151 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/08(水) 22:01:23]

ゲマトリア壊滅ヨシッ！（現場猫）ｗｗ
”ヨシッ！”
黒服「おやおや……ずいぶん嫌われていますね」

嫌いじゃないけど好きじゃないよ
”全員いい性格してるとは思うけど……”
”先生としては……思い出の中でじっとしていてくれ”
黒服「クックック……私は思い出にはなりませんよ」
”でも壊滅するのは意外だったね”
黒服「ええ……『色彩』が、遂に到来してしまいましたからね」
黒服「いえ、正確には『侵略してきた』とでも申しましょうか」

侵略ねぇ……オレのパチモンも似たような事言ってたが……

（ナイ「それにゲマトリアに潜入して奪った秘術で、各自地区も完膚なきまで滅ぼすつもりなんで、ヨロシク〜」）

”きっとその事だろうね”
黒服「いえ、それだけではありません」
黒服「『色彩』が到来し――狼の神がソレと接触したのです」

”狼の神って……”
”――まさかシロコが……！？”

[152 二次元好きの匿名さん 25/10/08(水) 22:09:35]

>>148

丘を付けないと赤い水でキヴォトス大惨事になっちまうよ

[153 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/09(木) 06:09:47]

黒服「はい、そして『色彩』の影響で恐怖（terror）へと反転した彼女、砂狼シロコは……命あるもの全てを冥府へと導く『アヌビス』となり――」
黒服「自身の本質の赴くままに――この世界に終焉をもたらすことでしょう」
”シロコが……色彩によって『アヌビス』に……”
”それが、あの子が失踪していた理由……？”
黒服「クックック……ええ、それが『こちらの世界』の砂狼シロコの話です」

……あん？『こちらの世界』だぁ？
黒服「そして今『千夜ナイ』と名乗っているあの者は、恐らく『あちらの世界』の千夜ライが、同様の末路を辿ったもの……」

黒服「『色彩』の影響で恐怖（terror）へと反転した彼女は、這い寄る混沌『ナイアルラトホテップ』となり、その本質の赴くまま、全てに混沌と嘲笑を振り撒き――」

待て待て、こちらだのあちらだの、どーいうこった！？ｗｗ
黒服「おや、そこからですか？」

そんな『いちからせつめいしないとだめか？』みたいな反応されても……ｗｗ

[154 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/09(木) 12:12:13]

黒服「ではまず前提から。我々の研究では『崇高』は、『一つの世界に1人しか存在できない』という仮説が立てられています」

何がまずなのか分からんが？ｗｗ

”黒服の言う『崇高』って”

”今の『アヌビス』と化したシロコの事？”

黒服「はい、そして話は少し遡りますが……かつて私は、カイザーPMCによる『アビドス襲撃作戦』で、『高い作戦能力を発揮し、小鳥遊ホシノに肉薄した生徒がいた』という調査書を受け、ふとその生徒に興味を持ちました」

https://bbs.animanch.com/board/4548879/?res=32

ああ……そんな事もあったなぁｗｗ

”ライが裏口から奇襲を掛けてきた時だね”

黒服「そこでカイザー製薬経由で、『治験バイト』と称して千夜ライさんを複数回指名し、その検査によって高い神秘を見出だしたのです」

”ホント昔からろくでもない事してるね”

”ライも変なバイトにホイホイ引っ掛からないでね？”

だ、だから最近は、遊ぶ金は自分で稼いでるし……ｗｗ

”（思い浮かぶライとの金稼ぎの日々）”

”ろくな思い出がねぇ……”

https://bbs.animanch.com/board/4957969/?res=191

https://bbs.animanch.com/board/5148964/?res=194

https://bbs.animanch.com/board/5275249/?res=191

https://bbs.animanch.com/board/5403460/?res=194

こうしてチマチマ稼いでるから、うっかり建物ごと自爆しても補填できるんですねーｗｗ

”まず普通の生徒は建物ごと自爆しないんだよなぁ”

”……あと、そろそろボロボロじゃない服に変えたら？”

そうすっか……ｗｗ（早着替え＆ピースピース）

”やっぱこれだね”

”親の顔より見たライちゃん”

黒服「ふむ……興味深い……」

[155 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/09(木) 18:18:33]

んで？オレの神秘がどうしたよ？ｗｗ

黒服「クックック……その流れるように不思議現象を起こす『神秘』に興味を持った私は、ライさんの『神秘の裏側』を観測するべく、様々なアプローチを行いました」

https://bbs.animanch.com/board/4548879/?res=39

黒服「しかしその結果は『空白』……『裏側が存在しない』というものでした」

”裏側が存在しない……？”

”『なんの神様でも無かった』ってこと？”

黒服「いえ、私も当初先生と同じように考え『実験の失敗』だと思ったのですが……『どのアプローチからも同じ結果が出た』事で、認識そのものを改めました」

黒服「そして調べたところ、唯一存在したのです『何者でもある』が故に『何者でもない』神性が」

黒服「――それこそが『ナイアルラトホテップ』……千の貌を持つ、無貌の神です」

はえ〜ｗｗ（ﾊﾅﾎｼﾞｰ）

”とてもそうは見えないけど……”

”……でもライが何者であろうとも、私の生徒だよ”

さーんきゅ☆（激似ミカ声マネ）

”引くほど似てる……”

黒服「そのライさんの『異様に似ている物真似』や『早着替え』は、恐らく『何者でもある』という『本質』から溢れたもの……」

黒服「予言の大天使、百合園セイアの持っていた『予知夢』と同じ類の現象です」

予知夢に比べてショボ過ぎんか？ｗｗ

”ショボくないショボくない”

”ショボそうでショボくない”

ちょっとショボいラー油？ｗｗ

”それはただの安物ラー油だよ！”

じゃあ黒服にあげるｗｗ

”ショボいラー油を！？”

”……まぁゲマトリアだし良いか”

黒服「……ありがとうございます……」

[156 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/09(木) 20:15:55]

黒服「話を戻しましょう……千夜ライさんはそのように物真似止まりですが、千夜ナイは物真似どころか『完璧に相手を再現』して見せました」

”連邦生徒会で『私』に化けた件だね”
”『寺生まれのTさん』に化けた件だね”
黒服「クックック……寺生まれTさんは知りませんが……。まぁそう言う事です」

黒服「私はこの、『千夜ライを凌駕する変身能力』から、彼女は既に『裏面の原理が表層を支配』した状態……いわゆる『テラー化』していると仮定しました」
”その『テラー化』と『崇高』って同義なの？”
黒服「『崇高となる』……という表現自体は『無名の司祭』達なりの言い回しなのですが、概ね同義だと解釈していますよ」

テラー化ねぇ……はっ！だから寺（テラー）生まれのT（ちやライ）さん！？ｗｗ
黒服「違う…………と言いたいですが、アレがもう一人のあなたと考えると……」
”否定できないのが1番の恐怖（terror）だよ……”
”まさか本質レベルでボケてるの……？”

[157 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/09(木) 22:11:30]

黒服「とにかく……そこで話は前述した、『崇高』は『一つの世界に1人しか存在できない』という仮定に戻ります」

黒服「これらの情報を組み上げて整理すれば、侵略して来た側――『あちらの世界』では、何らかの影響で『千夜ライ』が色彩に触れ……」

…………

黒服「そして『こちらの世界』では、『砂狼シロコ』が色彩に触れたと考えるべきでしょう」

”…………”

黒服「『色彩』は、意思も欲望も目的も無い不可解な観念であると――そう解釈していたのですが……」
黒服「テラーとなった千夜ライ……いえ、『ナイアルラトホテップ』が、『色彩』側に付いていると考えれば、これらの周到な襲撃にも合点がいきます」

黒服「アレこそ荒らし・嫌がらせ・混乱の元……まさに這い寄る混沌」

あなたひどいことおっしゃる……ｗ
黒服「ですが故にこそ、こちらの世界に来てまず最初に、砂狼シロコの『崇高』……『全てを冥府に送る本質』に目をつけ、それを確保したのです――」

＊＊＊

[158 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/09(木) 22:17:29]

「――我々の世界を、確実に滅ぼす為に」

[159 二次元好きの匿名さん 25/10/10(金) 05:59:50]

朝保守

[160 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/10(金) 07:42:35]

※保証感謝！！返礼の本編！！

【本編】
＊＊＊

黒服「……『色彩』はキヴォトスのありとあらゆる神秘と恐怖 、そして崇高の概念を吸収し、自らのものにしようとしています――」

黒服「そして今、D.U.を中心としてキヴォトスに出現した6つの塔は、『サンクトゥムタワー』の一種と言えるでしょう。それも……『反転』した」

反転したサンクトゥムタワーねぇ……また厄介そうなもん生やしやがって……
黒服「アレは太古の昔、まだこの世界に記録が残されるよりも前に存在していた、原始的な神秘――『名もなき神』が築き上げた技術の一つ」
黒服「アレが『色彩』の光を世界中に伝播させ、キヴォトスに存在する全ての神秘を恐怖へと 反転させることでしょう」

黒服「……そして先生、ライさん、あなたたちは『その光』をどこかで見た事がある筈です」
黒服「目にした者の精神を狂わせ、恐怖や狂乱に陥れる不吉な赤い光……」

まさか……オレの【神秘氾濫】か？
”どこかで見た事があると思えば……”
”そういえばアレも『赤い光』だ……！”

黒服「クックック……ええはい、この事からも私は、あなた『裏面』の原理が宇宙からの神話に由来すると確信し、正体を探り当てる事ができたのです」

せんせ〜？コイツJKの個人情報特定して喜んでんぞ〜？ー
”全く以て度し難いね！”
”そんな行為は恥ずべきだよ！”

黒服「クックック……先生は鏡を見た事がお有りですか？」

[161 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/10(金) 12:05:10]

黒服「……『無貌の神』が、ベアトリーチェを生徒に変えて、我々の視線を集め時間を稼ぎ……」
黒服「更に『終焉をもたらす神』を使って『色彩』がゲマトリアを襲撃した理由――」

黒服「それは、ゲマトリアが所持している『検証結果』と『秘儀』を奪う為だったのでしょう」

ひぎぃｗｗ
”呻いてる場合じゃないよ！”
”くだらな……”

黒服「デカグラマトンのパス、複製（ミメシス）の秘儀、聖徒の交わり（COMMUNIO SANCTORUM）、ライブラリー・オブ・ロア……名もなき神の力に、無名の守護者の能力――」

それと便座カバーｗ
黒服「それは奪われていません……」
”元ネタ分かる人いるのか……？”
”CLANNADは人生……（しみじみ）”
黒服「ともかく『色彩の嚮導者』は、これら全てを手にしました」
”『色彩の嚮導者』？”
黒服「ええ。『色彩』の意志を代弁する存在であり、計画を遂行する実行者――」

黒服「――その名を『プレナパテス』。これからあなた達は、ヤツと対面する事となるでしょう」

[162 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/10(金) 18:09:01]

黒服「これが今、キヴォトスを襲撃し、あなた達が対峙しようとしている者の正体です」

黒服「『プレナパテス』に、『アヌビス』、そして『ナイアルラトホテップ』……戦いは熾烈を極めるでしょうね」

”それでも、私たちは食い止めるだけだよ”

”どんな方法だったとしても”
”いかなる代償を支払うことになったとしても”

”（大人のカードを取り出す）”

（先生が懐から、何の変哲もないクレジットカードを取り出すと……）

『コォォォォォ…』
（次の瞬間、紋章が浮かび上がり、淡い青色に輝き始める）

[163 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/10(金) 18:24:41]

…………そうか、そうか、つまりきみはそんなやつなんだな
”エーミール？”
”少年の日の思い出？”

”……っていうかなんか不機嫌？”

べっつにー？変わらんよ

[164 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/10(金) 18:27:49]

黒服「先生……一つ、忠告しましょう。その『カード』を乱用すれば――」

黒服「あなたは私たちと『同じ結末』を迎える事になりますよ、クックック……」

[165 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/10(金) 21:02:25]

”『同じ結末』……？”
”それは……どういう……”

「――迎えれば良いではないですか……ゲホッ……特にここに居る者たちは……千々に千切れて、狗の餌にでもなればいいのです……！」

黒服「おや、起きましたか」
”こ、この『黙れ』と言いたくなる声は……！”

――モハメド・アヴドゥル！！ｗ

チエリ「『跡部チエリ』です……！！いえ、それも正しくはないのですが……ッ！」

[166 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/10(金) 22:03:31]

チエリ「全く……！撃たれて起きたら知らない天井……オマケに取り囲むのはアホの黒服に、バカの千夜ライ、憎いシャーレの先生……」

チエリ「――今日は厄日です！」
黒服「クックック……『色彩』が来ているので全人類が厄日では？」
チエリ「やかましいですね！」
”『生徒になった』って聞いて『まさか』とは思ったけど……”
”起きたら本当にヘイローが点いたなコイツ……”
チエリ「！？ほ、本当ですか！？では手間暇かけてロイヤルブラッドから神秘を搾取しなくとも、遂に私は偉大なる存在に……！」（頭の上を手でサワサワ）

見た目はバカのそれだが？ｗｗ
チエリ「あなたにだけは言われたくありませんッ！！」（ライに掴み掛かる）

この野郎！そんなに強く引っ張ったら服が破けちゃうだろうが！！
『ﾜｰﾜｰｷﾞｬｰｷﾞｬｰ!!』

黒服「……本来であれば、彼女は『学籍が無い』うえに『特異な経緯で神秘を獲得した』存在ですので、我々の施設で擦り切れるまで研究対象にするのですが……」

だってよｗｗ
チエリ「ひえっ……」
黒服「ゲマトリアが壊滅した以上、手元に置いて研究する事は難しいでしょう。だからここに連れて来たのです」

だってよｗ
チエリ「ε-(´∀｀*)ﾎｯ……」
”そ、そうなんだ……”
”（なんか大人だった頃より知能が下がってない……？）”
黒服「それに、今は世界が滅ぶ瀬戸際……猫の手も借りたいでしょう。弾除けにでも使って下さい」
チエリ「はぁ！？何言ってんのお前！？」

[167 二次元好きの匿名さん 25/10/11(土) 05:25:00]

朝保守にござる

[168 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/11(土) 06:25:41]

※保守感謝でござる！！

保守の……ニンジャ！！ｗｗ

※カイシャクしてやる……本編返礼・ジツ！イヤーッ！！

【本編】
”うぅん……見た目は生徒だし、弾除けとしては流石に……”
”でも元ゲマトリアだしなぁ……”
黒服「クックッ……ゲマトリアとはそこまでマイナスポイントですか……？」
チエリ「黒服！そんなことより弾除けってなんですか弾除けって！？私をここに置いていくつもりですか！？」
黒服「…………クックック」（勿体ぶった含み笑い）
チエリ「答えになってなーい！？この姿だと力弱いわ歩幅小さいわ……マトモに行動できないのですよ！？」
”今更だけど、本気で置いてくつもり？”
”なんか隠れ家とかが在って、一緒に行ったりしないの？”
黒服「ふむ、そういった際の『避難場所』は確保しているのですが……悪いですねチエリさん、このセーフハウスは１人用なので……クックック」

スネ夫かな？ｗｗ
チエリ「嘘だッ！！絶対ウソ！！」

[169 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/11(土) 12:11:02]

”う、うぅむ……元ベアトリーチェと言えど……”
”仮にも生徒の姿をしてる子を、外に放っぽって死なれても寝覚めが悪い……”

”やっぱりでもゲマトリアだしなぁ……”
”やっぱりでもベアトリーチェだしなぁ……”

先生が珍しく判断に迷っている……ｗまあベアトリーチェだしな（真顔）
チエリ「……さっきから全員、地味に私に当たりがキツくありませんか？」

お前もこっちの列だからだぞ
”全然気のせいじゃないよ”
”少なからず『生徒』としては見てないよ”
チエリ「……ふん！別に良いですけどね！！」
黒服「ですが先生。アヌビスの襲撃でゴルコンダは消し飛び、マエストロはほぼ全壊……。しかし彼女と共に逃げた私はゲマトリアで唯一生き延びたので、彼女は縁起が良いかと」
”縁起物として置いてくの！？”
”ベアトリーチェを！？”
チエリ「そもそもあなたが生き延びたのは『私を背負って逃げて、背後からの銃弾が全部私に当たっていた』からですが！？」
”あ……だから気絶してたんだ……”
黒服「成る程……通りで被弾が少ないと思いました、感謝します」
チエリ「こ、コイツ……！」

まるでバカガードみたいだぁ……ｗｗ
”私はガードベントが思い浮かぶかな”
”近くにいたお前が悪い”

[170 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/11(土) 17:34:53]

チエリ「もう良いです！何が『置いていく』ですか……！どうせ色彩が来ている今、何処にいても同じでしょうに！！」
チエリ「この身体では、呼び寄せた『色彩』の力を完全に宿し、制御する儀式もままなりません……！」

チエリ「私だけは生き延びる算段だったのに……みんな死ぬしかないじゃない！！」
黒服「でも私はマダムの姿のままでも、絶対失敗していたと思っていますよ」
”ベアトリーチェは、自分の意思では悪の心と『色彩』の力をコントロールできない……”
”「彼女は自滅して死にそうでした(笑)」(ピーラシット氏)”

ベアトリーチェの活躍を見たいファンは、二次創作へ急行するしか方法がないのは残念だ……ｗ
チエリ「全員がよってたかって私をいたぶるシーンは、あまりにも残酷！！」

『残当』定期ｗｗ

[171 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/11(土) 20:03:08]

チエリ「くっ……！こんな敵ばかりの場所に居られません！！どうせ死ぬなら私は自治区に帰ります！」

死亡フラグが凄まじいな？ｗ
黒服「ほう、自力でアリウスに……いや無理では？」
チエリ「五月蝿いばーか！滅びろシャーレ！！」
（地下室を出ていこうとする）

”――待って！！”
”（チエリの手を掴む）”
チエリ「きゃっ……！？な、なんです……！？」

”……正直私は、まだあなたを『大人』と見るか……”
”それとも『生徒』と見るか、迷っているよ”

”『大人』なら、あなたには償うべき責任がある”
”『生徒』なら、私には守るべき責任がある”

チエリ「だ……だから、何だというのです……？」

”だから『要観察』として……”
”あなたに、シャーレの『副担任』の名を、与える”
チエリ「……はぁ〜！？」
黒服「ほう……！」

おもしれー男……ｗｗ

[172 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/11(土) 21:07:41]

黒服「一応お聞きしますが、その意図は？」
”もし彼女が『大人』なら、この役職をやりきれるうえに、悪用を始める”
”もしこの子が『子ども』なら、きっと何処かで失敗をする”
黒服「ほう……それは何故？」
”『直感』、というか……私にもよく分からない”

”でも『他人から無理矢理なにかを背負わされた者』は……”
”いつか重さに耐えかね、捻れて歪んでしまう……”

”……そんな気がするんだ”
黒服「クックック……それはまた――ゴルコンダのような解決策ですね？」
黒服「存在の定義・識別を、世界の法則に委ねるとは……ククッ、実に面白い発想です」
”そんな大仰なものじゃない、単なる経験則だよ”
”『だから他人には無理をさせずに、優しくしようね』って話だし”
黒服「ククッ、何にせよ……それならばいつしか、『分かる時』が来るでしょう」
黒服「まるで複数の卵を水に沈め、『浮いたものは腐敗している』と分かるように……クックッ――」
チエリ「誰が腐った卵ですか！！」
『ドゴォ！！』（チエリ渾身のボディブロー）
黒服「クフゥ……ッ！？」

クフフのフ……ｗ
”ムツキ？”
”カリフォルニアガール？”
”ケイティ・ペリー？”

その3択はおかしくないか？ｗｗ
”ア〜イ（同意）”
”実に、サクセス――☆”

[173 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/11(土) 22:15:28]

黒服「では、チエリさんの処遇も決まった事ですし、私は退散させていただきます」

もう……散体しろ！ｗ
”YOUを失ったな……”
チエリ「ちょっ……！本当に私がシャーレに！？しかも副担任！？あっ、待なさい黒服！！私も連れて――！」
黒服「クックック……チエリさん」
チエリ「な、なんです……！？」
黒服「……ゲマトリアは、あなたのことをずっと見ていますよ」

帰れ！ｗ
”帰れ”
” (・∀・)カエレ!! ”
チエリ「帰れ！！……はっ！しまっ――！」
黒服「では気兼ねなく」
『カシャッ、カッ――――！』（黒服が自分の『ベルト』に触れると、まばゆい閃光が室内を走る）
チエリ「んに゛ゃっ……！？」（至近距離で光が直撃）

うおっまぶしっｗ
”目が……目がぁぁぁぁ！”
（そして光が収まり、全員の目が再び地下の光源を捉えられた頃……気付けば室内から黒服が消えていた）

チエリ「うぁ……っく……」（クラクラ）

ヘイロー増えてますよｗｗ
チエリ「うる……さ……うっ……」

[174 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/12(日) 06:08:23]

”しかし黒服が消えるなんて……”
”本当に散体したの……？”

チエリ「ぅぐ……違います。あれは、黒服がアヌビスの襲撃から逃れる際に使っていたアイテムです……」
チエリ「黒服め……会話をしながら、ベルトのエネルギー回復を待っていましたね……忌々しい……！」

知っているのか跡部！？ｗｗ
チエリ「ええ、出処が不明だったので、無名の司祭たちが残した『遺物』ではないか？……という事で話がまとまった、『短い距離を一瞬で移動できる』オーバーテクノロジー……！」

チエリ「『D-プール・ベルト』……！」

[175 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/12(日) 10:18:01]

……なんか元の持ち主、体力バーで殴って来そうだな？ｗｗ

”あっちも色々ハチャメチャな傭兵だし……”

”ライとは気が合うんじゃない？”

冗談だろ？ｗ気が合うどころか、どっちも気が違ってるってのに……なぁ？ｗｗ

デッドプール「ホントホント！……ところで俺ちゃん大分前にさぁ、どっかでベルト落としたんだけど見てない？」（ズボンがずり落ちる）

『ワーオ♡』（ハート柄のパンツが見える効果音）

えー？マジかよｗプール掃除で拾った落とし物を、トリニティの質屋に流したくらいだけど？ｗｗ

https://bbs.animanch.com/board/4588375/?res=146

デッドプール「ヨシッ！排水溝よりはマシな場所に流れてるな！」（ズボンを上げる）

『♡オーワ』（ハート柄のパンツが隠れる効果音）

デッドプール「もっかいトリニティ行ってくるぜ！！カワバンガッ！！」（パンツをチラチラと見せながら駆け出す）

『ワ、ワ、ワ、ワ……♡』（パンツチラ見せDJスクラッチ）

行ってら〜〜ｗｗ（手を振って送る）

”……色々言いたい事はあるけど”

”この2人にはツッコむだけ無駄な気がするから無視するよ”

チエリ「バカ相手には正しい判断です」

[176 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/12(日) 12:04:06]

”……よし、じゃあ早速行こうか”
”まずはD.U.内の尖兵を片付けなきゃね”

ふむ、しゃーねーな！ｗちょっくら世界を救いますか〜！ｗｗ（腕を伸ばしながら背伸びをする）
チエリ「なっ……！本当に『色彩』の侵攻を食い止めるつもりですか！？無茶です！」

”そうは言っても、指を咥えて見ている訳にはいかないよ”
”（地下室の階段を上がる）”

そーそーｗそれにこう言うだろ？ｗｗ『無茶を通せば……』

『プルルル……ッ！』（ライのスマホが鳴る）

おっと、もしもしドナルドですｗ
アオイ『ブラザー！なんか帰り道で「謎の軍勢」が攻撃して来てな！全員で相手してたんだがよぉ……！』

なんやて！？
”え！？シャーレ奪還組のみんなが！？”
”大丈夫なの！？”
チエリ「ふん……！それ見たことですか……！」

待っててくれ！今行く！！
アオイ『いや、駄目だ……！保ちそうにないぜ……！』
”えぇ！？それって……！”

＊＊＊

アオイ「すまねぇブラザー……もう……」
『ガチャッ――』（ランチャーを担ぐ）

[177 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/12(日) 17:14:09]

＊＊＊
アオイ（通信）『――もう殆ど敵が残ってねぇ！！』

……おお？ｗｗ
”これは「おお」だね”
チエリ「……はい？」

＊＊＊

『……ドォン！バババババッ！！』
ミヤコ「――クリア！次のポイントに向かいます！」（ハンドサインをしながら移動）
サキ「こっちは体力が有り余ってるんだ！いくらでも相手してやるぞ！」（先行して敵の銃撃を掻い潜りながら、次の遮蔽まで突撃する）
モエ（通信）『上空からドローンで索敵しちゃうよ〜！くひひっ、敵がモリモリ減ってくのは壮観だねぇ♪』
ミヤコ「モエ、無双ゲームのような楽しみ方をしないで下さい……」
ミユ「厄介そうな場所の敵は任せて……っ！」（細かく移動しながらスコープで索敵＆すぐさましゃがんで狙撃）
『タァン……！』
モエ『ﾋﾞｭｰﾃｨﾌｫｰ……』
ミユ「リロード……！」
モエ『アローリ！』
ミユ「（なんで逆再生……？）」（ボルトアクションをコッキングする）
『カシャコン、キンッ！』
ミヤコ「モエ、FPSゲームのような楽しみ方をしないで下さい……」

[178 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/12(日) 21:15:26]

カンナ「我々は反対側を掃討する！ハァッ………！！」

『パリッ……パリパリッ！！』

（カンナが気迫を込めると、微弱な電気が身体を伝い始め、髪が黒く染まっていく）

カンナ（黒狼）「……ふむ、『黒髪』止まりか……フルパワー（雷霆モード）の50%といったところだな」（手を確かめるように何度か握りながら）

ミヤコ「うっ……！」（蘇るトラウマ）

サキ「その姿は……！」

ミユ「ぴぃっ……！」（涙）

カンナ（黒狼）「……そう怖がるな、『その節』はすまなかった……」

https://bbs.animanch.com/board/4957969/?res=94

カンナ（黒狼）「――さぁ行くぞ！ヴァルキューレ公安局だ！全員動くな！！」（銃を抜き放ちながら）

ミヤコ「うっ……！」（ビクッ）

サキ「そう言われると……っ」（一時停止）

ミユ「はァい！」（涙の直立不動）

カンナ（黒狼）「チギャウ……チギャウ……」（悲しみの単独戦闘）

フブキ「まーた局長が怖がられてる……」

[179 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/12(日) 22:10:12]

キリノ「では局長を援護しに行きましょう！今こそ本官の射撃を見せて……！」
フブキ「それは私が行くからキリノはスモーク投げてて！」（スモークグレネードを手渡す）
キリノ「ｱｯﾊｲ……(´・ω・｀)」（ションボリ）
コラ「なぁに、投げたらヤクと一緒に突撃して、煙の中の奴らをシバけば良いのである」
ヤク「着剣せよ！」（警棒を振りかざす）
キリノ「ｳﾞｧﾙｷｭｰﾚﾊﾞﾝｻﾞｰｲ!!」（煙幕を張って突撃する）
コラ「我々の勝利である（大本営発表）」

[180 二次元好きの匿名さん 25/10/13(月) 06:04:39]

朝保守

[181 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/13(月) 07:51:58]

※保守かんしゃあ！チマチマでも頑張って進むぞー！以下返礼の朝本編！！

【本編】

『――ダラララララッ！！』
サオリ「リロード！」（遮蔽に隠れながらタクティカルリロードする）
キヨ（臨戦）「カバーする！」（サオリと入れ替わりで遮蔽から射撃する）
『バババババッ！！』

サオリ「stand by……stand by……goッ！」
キヨ「move！move！」
『ダダッ――！』（互いにフォローしながら、次のポイントへ素早く駆け出す）

ミヤコ「……（練度がかなり高い……2人共まるで『戦いの中で生きてきた』のような手慣れ方ですね……）」

サオリ「何やら見られている……のか？」
キヨ「狂犬といい猟犬といい、気になるんじゃないか？」
サオリ「……下手な狩りはできないな、次に行くぞ」
『ダッ――！！』
キヨ「まぁ目で追う気持ちは分かるがな」（サオリを追従する）

[182 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/13(月) 12:14:05]

ミヤコ「彼女たちの戦闘をしっかり見たのは初めてですが、在野の生徒であれですか……負けてられませんね」

サキ「なんだありゃ……？明らかに『特殊な訓練』を受けたゲリラの動きだぞ……？」（遮蔽で次のポイントを確認しつつ、戦況を確認する）

ミユ「ぶ、『ブラックマーケット所属』って聞いたけど……やっぱりあのレベルがゴロゴロ居る怖い場所なんだ……！」

モエ『いやぁ……流石に「名も無き修羅現象*1」だと思いたいけど……』

*1　最初に出会った人が後々考えるとおかしい強さだったパターン。

名も無き修羅／砂蜘蛛 - アニヲタWiki(仮)

モエ『ん……？今度はデカい反応が……』

『ガシャン！ガシャン！』（二足歩行の巨大なロボットが出てくる）

ミヤコ「あれはカイザー社の『パワーローダー』……！しかも暴走しています……！」

[183 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/13(月) 18:06:06]

サオリ「ふむ……パワーローダーまで出てきたな、いけるか？」
キヨ「問題ねぇ……『ムーディー・ブルース』の追跡と爆破スイッチも既に――」

『シャーーーーッ！』（大型ロボの足元に、小さな影が高速で接近する）

キヨ「――『作動』している」

『カチッ、ドグォォォォン！！』（爆音と共にパワーローダーが木っ端微塵に吹き飛ぶ）

サオリ「……凄まじいな」
キヨ「フッ……汚ぇ花火だ」

[184 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/13(月) 22:01:29]

『ドグォォォォン！！』

アオイ「おうおう、ハジケてんなぁアイツら！俺も負けてられねぇぜ！」

パブロン（通信）『アオイさん！８時の方向にも敵の集団です！』
アオイ「了解！そんじゃあ――」
『ガチャッ…………』（ロケット砲の狙いを定める）

アオイ「――お前らにはご退場願おうか！」

『――ドォォォン！！』（吹き飛ぶDivi:Sionの追従者やユスティナ聖徒会）
アオイ「ハーッハッハッハ！！」

”ご、ご機嫌だね……”
”決めゼリフそれなの！？”

アオイ「これ言うと命中率が上がるんだよ！」
”そうなの！？”
”そう言えばこの子、たしか車に乗りながら、動き回るヘリに一発で当ててたな……”

[185 二次元好きの匿名さん 25/10/14(火) 06:03:59]

朝ほー

[186 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/14(火) 06:47:27]

※保守感謝！朝の返礼！！

【本編】
アオイ「それだけじゃねぇぜ？実は『後から合流して来たヤツら』も居るんだが……」
”『後から合流して来たヤツら』？”
”ヴァルキューレ、RABBIT、RATS……これで全部じゃないの？”
アオイ「ああ、正直俺も驚いたぜ、なにせ……」

『『『――ガシャン！ガシャン！』』（複数体の巨大二足歩行ロボが出てくる）

アオイ「おおっと、まーたパワーローダーかよ……ロケット弾装填しねぇと……」
???「いや、その必要はあるまい」

”！！”
”こ、この声は……！”

そしてこの姑息なシルエットは……！ｗｗ
チエリ「孤独ではなく？」

???「さっきから姑息だの孤独だの……」

ジェネラル「随分好き勝手に言ってくれるものだ」

お、ジェネラルゥーー！ｗｗ

[187 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/14(火) 12:09:21]

＊＊＊

”ジェネラル……！”
”カイザーの基地に帰ったんじゃ……！？”
ジェネラル（通信）『ああそうだとも。だが我々は、リコールひとつマトモにできない零細企業ではない』

どういうこった？ｗ
ジェネラル『なぁに、帰投する途中で我が社のオートマタやパワーローダーが、暴走している現場を見つけたものだからな』
ジェネラル『仕方なくついでに我々が破壊して、自主回収しているという訳だ』

ジェネラル『……決して貴様ら生徒を手伝っているという訳ではない』

……コイツやっぱりジュラル星人じゃね？ｗｗ
”確かに回りくどいけども……！”
”ジェネラル、僕は忘れないよ。ジュラル星人の中にも君みたいな敵がいたことを”

ジェネラル『急に何を言ってるんだこのキ◯ガイどもは？』
チエリ「驚く事に平常運転らしいですよ？」
ジェネラル『なんだこのみすぼらしいガキは？』
チエリ「はぁ！？（元）ハタチなんですけど！シャーレの副担任……？やってるんですけど！」
ジェネラル『急に何を言ってるんだこの◯チガキは？』
チエリ「おいコイツから殺していいのか？」
”まだ早い……♠”
”血の気多いね君たち”

[188 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/14(火) 18:44:06]

＊＊＊

ジェネラル「ともかく、我々は我々の仕事をするまでだ」
ジェネラル「検問所で酔っ払っていた部隊を叩き起こして、砲撃準備をさせている。……撃ち方始め！」（無線に号令を出す）
『ダァーーーン！！』（どこからか砲撃の発射音がする）

『――ドォォォン！！』（バラバラに吹き飛ぶパワーローダーたち）
アオイ「ナイッショー！ｗ」
ジェネラル「ゴルフのような掛け声だな……」
アオイ「ファーー！ｗ」
ジェネラル「砲撃でファーはもう事故だろう」

ニャーーーッ！ｗｗ
ジェネラル「知らん掛け声だ……」
アオイ「ワオーン！！ｗｗ」
ジェネラル「もう叫びたいだけだろう貴様ら！？」

[189 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/14(火) 20:30:30]

※新スレ立てました〜遊びに来てネ！

至って普通の一般モブ生徒でーすｗｗ【オリ・🎲・クロス】その１６｜あにまん掲示板

[190 二次元好きの匿名さん 25/10/14(火) 20:59:38]

ﾉﾘｺﾒ~

[191 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/14(火) 21:28:44]

※後は恒例の小話！！

【小話】『ライドルマスター！』

（ある日のシャーレ）

『バタンッ！』

あんたの推しの子になってやる！！ｗｗ

”さっそく別作品だよ！”

”今度はアイドルもの？”

ああ！ｗオレは気付いちまったんだ……アイドルになればいつか働かずに印税生活できるって事に……ｗｗ

”同じようなこと言ってるアイドル居た気がするなぁ……”

”あんずちゅわん……？”

双葉杏 (Anzu Futaba) - あんずのうた [Official Audio]

だからオレはアイドルになる……不労所得の為に！！ｗｗ

”不労の所得と言うより……”

”不埒な所得だ……”

不埒なディスコ？ｗｗ（ライ は ふしぎなおどり を おどった！）

【高画質】偽物語 OP『白金ディスコ』阿良々木月火(井口裕香)

”それは白金（プラチナ）ディスコだよ！！”

”さっそくダンスレッスン？”

ゲッダン☆揺れる廻る振れるせつない気持ち〜♪ｗｗ

☆ゲッダン☆

”なんだこの振り付け！？”

”また懐かしいダンスを……いやダンスかコレ？”

明日を〜〜〜〜♪（高速腰振り）ｗｗ

ち、か、う♫ｗｗ

[192 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/14(火) 21:30:28]

……とまぁ、そういう事で……ｗこのダンスを見れば分かる通り、キヴォトス人の運動能力ならアイカツ（アイドル活動）だって余裕余裕ｗｗ

後は夢の印税生活！ｗｗ働かずして完全王者！（カービィ並みの勝利ダンスをしながら）

”楽しそうだねぇ”

”踊るな――――！”

そしてコレが『完全王者のステータス』だ！！ｗｗ

アイドル業界の超新星誕生に震えろッ！！ｗｗｗ

【ライのアイドルステータス】

Da（Dance：踊り）

dice1d100=91 (91)

Vo（Vocal：歌唱力）

dice1d100=25 (25)

Vi（Visual：風貌）

dice1d100=24 (24)

[193 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/14(火) 22:36:33]

”やっぱりというか……”

”ダンス全振りというか……”

もう踊るしかねぇ！ｗ（Everybody do the flop!）

『ビターン！』（地面に顔面から倒れ込む）

EVERYBODY DO THE FLOP (asdfmovie song)

”コレ踊り！？”

”転んでるんじゃなくて！？”

ばっきゃろう！ｗスキャットマンだって、吃ってるんじゃなくて立派な歌だろうが！！ｗｗ

Scatman (ski-ba-bop-ba-dop-bop) Official Video HD - Scatman John

ならコレも立派なダンスだ！！ｗｗ

『ビターン！』（地面に顔面から倒れ込む）

”そうかな……そうかも……”

じゃあさっそく『前衛的なダンスを踊るアイドル』としてダンスライブを開くぜ！！ｗ

売り込みを頼むぞプロデューサー！ｗｗ

”プロデューサーって……私が！？”

”うぅん……私はあくまで先生だからなぁ……”

大丈夫大丈夫ｗ衣装とかステージはこっちで準備するんでｗｗ

RATS集合！！ｗｗ（ケータイ取り出しﾎﾟﾊﾟﾋﾟﾌﾟﾍﾟ）

”裏社会系アイドル……？”

”まぁ生徒の頼みだし、やってみようか”

”……あんまり期待しないでね？”

[194 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/14(火) 22:37:50]

【ライのダンスライブ集客数】

dice1d11=5 (5) −1

【先生の売り込みパワー】

dice1d9=4 (4)

1:〜人

2:〜十人

3:〜百人

4:〜千人

5:〜万人

6:〜十万人

7:〜百万人

8:〜千万人

9:〜億人

[195 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/14(火) 23:16:08]

やったぜ4000人！！ｗｗ

”もっといけると思ったけど……”

”ま、こんなものかな（首コキコキ）”

イキるなイキるなｗｗ

シャーレパワーで初ライブなのに初アリーナは快挙だろうがｗｗ

いやぁ〜相当儲けたな〜ｗｗ（札束を数えながら）

”札束数えるアイドル見たくないなぁ”

”ぞ、俗物……”

フフーフ……ｗこりゃ次のライブステージはもっとデカい箱でいけるか……？ｗｗ

今度は『RATS』のメンバーもアイドルにして、ユニット活動も視野に……ゲヘヘへｗ

”およそアイドルから出てはいけない笑いが出てるよ？”

”俗物の極み乙女……”

よし！ｗさっそくRATSメンバーの適性も見てみよう！ｗｗ

【東堂アオイのアイドルステータス】

Da（Dance：踊り）

dice1d100=36 (36)

Vo（Vocal：歌唱力）

dice1d100=38 (38)

Vi（Visual：風貌）

dice1d100=80 (80)

[196 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/14(火) 23:27:45]

お！こりゃあバランスが良いぜ！ｗオレがメインでダンスをして！ｗｗ

アオイ「俺がそれを、更に華やかになるように動く！！ｗ衣装の着こなしもアドバイスさせて貰うぜ！ｗｗ」

さっすがビジュアル担当大臣！ｗオレ達無敵のコンビだぜ！ｗｗ

2人「「ハーッハッハッハ！！」」

パブロン「あの……なら2人だけでやって貰って……」

はい、パブロンの衣装ｗ

パブロン「問答無用ですか！？うわぁん！」

【小鳥遊パブロンのアイドルステータス】

Da（Dance：踊り）

dice1d100=92 (92)

Vo（Vocal：歌唱力）

dice1d100=51 (51)

Vi（Visual：風貌）

dice1d100=67 (67)

[197 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/14(火) 23:39:40]

オレの完全上位互換やめーや……（ステージの端っこで拗ねる）

”可哀想……”

アオイ「かわうそ……🦦」

パブロン「なんか私が悪いみたいな感じになっちゃったじゃないですか！？」

なんなんだよお前のダンス……いや、お前そういえば【運動（90）】もあったな……すごいね！

”なんて愛憎混じった称賛なんだ……”

パブロン「い、いや、大体同じくらいですよ！どっちが上とか無いですよ！」

アオイ「そ、そうだぜブラザー！俺達はチームだろ！」

『ガチャリ』（事務所のドアが開く）

キヨ「なんだなんだ？朝っぱらからやかましいなお前ら」

お前もアイドルにならないか？

キヨ「ならない、お前と俺では物事の価値基準が違う」

アイドルになれ荒場キヨ！若く強いまま！

『ドドドドドド！！』（アイドル衣装を持ってキヨへと突撃する）

キヨ「うぉぉぉぉ！？問答無用かコイツ！？」

【荒場キヨのアイドルステータス】

Da（Dance：踊り）

dice1d100=93 (93)

Vo（Vocal：歌唱力）

dice1d100=4 (4)

Vi（Visual：風貌）

dice1d100=68 (68)

[198 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/15(水) 00:02:48]

なんでお前らオレよりダンス上手いんだよ！？ｗオレは辛い！耐えられない！！ｗ

キヨ「そうは言ってもお前……傭兵は動けなくなったら終わりだからな。運動神経悪い奴は他の職種選ぶだろうし」

少しは緊張して動けなくなっても良いのよ！？ｗ

キヨ「命の危険が無い場所で何を緊張しろと？」

このウォーモンガーが！！ｗｗ

パブロン「じゃあ前線組の人はみんなダンス上手いんじゃないですか？私が異常なだけで」

アオイ「俺が前線組じゃないと？【ダンス(36)】」

パブロン「いえ！あらゆる振り付けでアオイさんがセンターに立つべきだと私は思います！！」

ひどいエコ贔屓をみたｗｗ

パブロン「私、小鳥遊パブロンが推薦しようというのだ、先生！」

”エコじゃなくて……！”

”エゴだよそれは！”

『ガチャッ』（事務所のドアが開く）

サオリ「おはよう。やっぱり今日もライが来てるのか、賑やかで良いな」

サオリ、アイドルになろうｗ

サオリ「……うん？」

先生！今「うん」って言った！ｗｗ

”『うん』って言ったね”

”サオリのアイドル姿が見たいなー”

サオリ「なっ……先生！？どういう事だ！？一体何を……！」

はいこっちで着替えて着替えて……ｗｗ（別の部屋に移動する）

サオリ「ちょっ、ちょっと待っ――」（背中を押される）

【錠前サオリのアイドルステータス】

Da（Dance：踊り）

dice1d100=3 (3)

Vo（Vocal：歌唱力）

dice1d100=58 (58)

Vi（Visual：風貌）

dice1d100=83 (83)

[199 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/15(水) 06:29:01]

そ……それだよ視聴者が求めているモノは！！ｗｗ

アオイ「視聴者（千夜ライ）だがな？何気にビジュアル俺以上じゃねぇか……」（部屋の隅で拗ねる）

”可哀想……”

かわうそ……ｗ🦦

サオリ「いったいなんなんだ……この衣装は」

”絶対運動神経良いはずなのに……”

”全然動けてないの可愛いね！”

サオリ「す、ステージに立つのも、こんなお姫様のような服を着るのも経験がないから仕方ないだろう……！」

サオリ「それになんなんだ！このフリフリの短いスカートは……！？こんなので踊ったら……！！」

キヨ「踊ったら？」

サオリ「み……見えてしまう……///」（スカートを抑える）

パブロン「うわ可愛いっ（素）」

ホンマ良い表情するようになって……（涙）

”エデン条約の頃と比べると……”

”……（涙）”

キヨ「後方保護者面やめろ」

パシャパシャ……（泣きながら撮影）

”パシャパシャ……”（泣きながら撮影）

”……なんか前もこんな事あったなぁ（カメラで撮影しながら）”

https://bbs.animanch.com/board/4644059/?res=37

サオリ「と、撮るのは止めてくれ……」

[200 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/10/15(水) 06:40:24]

（その後、ライたちRATSはブラックマーケットのアイドルグループ『RAT48』として、瞬く間に『裏社会系アイドル』の地位を確立していった）

”『裏社会系アイドル』って何さ！？”

フフフ……裏社会には裏社会の救世主（アイドル）が必要なんだよｗ

”ンドゥール！？”

（その人気は、ブラックマーケットに留まらず、爆発的な勢いで広まり、最終的に超巨大ライブホール『カイザーアリーナ』での公演も決まったのだった）

よ～しｗ今度は今まで稼いだ金をほぼ全て注ぎ込んで、ステージ演出を強化してぇ……ｗｗ

”調子乗り始めたな……”

”でも大丈夫？相手はカイザーだけど”

大丈夫でしょ？ｗｗ無問題無問題ｗ

＊＊＊

（ライブ当日）

『……ドガァァァァァァァァン！！』（吹き飛ぶアリーナ）

”ライーーーーッ！！”

”念の為行かなくて良かった……”

アロナ『バカから通信が来てます』

”バカ通信！？”

バカ通信 / 知声 MV

『ピコン！』（通信が繋がる）

もしもし先生〜？ｗｗなんか急にスタジオ関係者が『アリーナ使用料を10倍』とか言ってきたから、爆破演出の装置を手作りしたら……誤爆しちゃった☆ｗｗ

”誤爆ならしゃーない”

”悪党企業滅ぶべし、慈悲はない”

『アイドル業界の超新星誕生』とは言ったが……コレがホントの『超新星爆発』ってな！ｗｗ

”爆発的な人気ってそういう！？”

【小話】『ライドルマスター！』【完】