"バトロワ"をやります 外伝 真・恋愛リアリティーショーを継ぐ者2

  • 1Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:01:31

    AIの挙動が不安定になってきて行く末を心配しているのが俺なんだよね

    【3日目:状況サマリー】
    ■概要
    3日目は『シークレット・ダイヤリー』と「惚れ薬」事件で大混乱。鳴上悠の活躍で事態は収束したが、夜には青木遼、ニャアン、タケシの3名が脱落させられた。残された11名の参加者たちは、このショーの非情さを再認識しつつも、まだこれが管理された“ゲーム”であり、正当な勝者が存在すると信じている。しかし、その裏では、主催者の想定すら超えた、最悪の脅威が生まれつつあった。

    ■関係性の変化(恋の矢印・注目ペア)
    アルトリア & アニ・レオンハート:『シークレット・ダイヤリー』でお互いの秘めたる願いを共有し、その絆はより一層強固なものになった。
    鳴上悠:惚れ薬事件を解決に導き、そのリーダーシップとカリスマ性を改めて参加者に見せつけた。彼を中心に、新たな協力関係が生まれる可能性がある。
    ユウキ&マエリベリー・ハーン:事件は解決したものの、二人の間には、非常に気まずい空気が流れている。
    宮沢鬼龍 vs 鳴上悠:鳴上の活躍が目立つほど、それを愉しげに観察する鬼龍の不気味さも際立っている。二人の対立は激化の一途を辿るだろう。

    ■要注意人物
    宮沢鬼龍:全ての混乱を、まるで脚本家のように楽しんでいる節がある。彼の存在そのものが、このショー最大の危険因子。
    シャア・アズナブル:有力な策略家であった青木が脱落したことで、彼が唯一無二の“ゲームメイカー”となった。彼が次に何を仕掛けるのか、誰も予測できない。

    ■生存者・脱落者
    生存者:11名
    脱落者:ビーストⅡ ティアマト、天使の悪魔、青木遼、ニャアン、タケシ

  • 2二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:02:51

    主催者の想定を超えた脅威ってなんだよ!?

  • 3Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:03:38

    脱落者を乗せたボートが、暗い海上を進む。

    ニャアンは、今回のプロジェクトの失敗について、冷静に原因を分析していた。

    「敗因は、恋愛という不確定要素を軽視し、費用対効果のみを追求した点。次の案件では改善が必要です」。

    一方、青木遼は、自らの敗北に、静かな怒りを燃やしていた。

    「序盤で脱落とはな…私のパフォーマンスが、視聴者の心を掴むには、まだ足りなかったということか」。

    彼は純粋に、自らがゲームの“敗者”となった事実を、受け入れられずにいた。

     

  • 4二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:04:57

    あざーっすガシッ

  • 5Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:05:01

    【3日目 イベント17:新たな“ゲーム”の始まり】

    「…気に入らないな」。青木はそう呟くと、隣のニャアンに目配せをした。

    次の瞬間、二人は、驚くべき連携で、油断していたスタッフを制圧し、ボートを乗っ取った。

    「ニャアンさん。我々は、このショーの正規ルートでの勝者にはなれなかった。…だが、賞金はまだ、あの島にある」。

    ニャアンも、その意図を正確に読み取った。「…なるほど。ここからは、別のゲームを開始する、と」。

    青木の瞳には、野心の色が戻っていた。「その通りだ。公式のゲームは終わった。ここからは、我々のゲームだ。ルールは一つ…最後に500億を手にしていた者の勝ちだ」。

    彼らは、もはや脱落者ではない。公正なゲームから脱落した腹いせに、その全てを暴力で覆そうと企む、ただの“侵入者”へと、その姿を変えたのだった。

     


    (タケシは別のボートで帰っているっ)

  • 6二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:05:59

    何をやろうとしてるこの馬鹿どもは?

  • 7二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:06:05

    ニャアンみ 同じような過ちを繰り返すのはやめろ

  • 8二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:06:14

    (マチュのコメント)
    もしかしてニャアンは利用されてるんじゃないッスか?

  • 9二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:06:29

    シャアーカ 愚かな人類を粛清してくれる

  • 10二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:07:07

    モビルスーツ無いくせに何を言ってるこのバカ共は

  • 11Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:09:19

    4日目:『招かれざる復讐者』

    【4日目 イベント1:嵐の前の“日常”】

    3名の脱落者が出たことで、島の空気は張り詰めていた。

    しかし参加者たちは、この非情なルールこそが『アイランド・ラバーズ』の本質であると受け入れ、

    次なる試練に向けて、あるいは、意中の相手との関係を進展させるべく、静かに朝の時間を過ごしていた。

    鳴上悠とアニ・レオンハートは、言葉少なげに、しかし、互いの気配を確かめるように、浜辺で鍛錬を行っている。

     

    ユウキは、まだ少し気まずいマエリベリーに、手作りの朝食を差し入れ、その優しさで、ゆっくりと彼女の心の氷を溶かしていた。

     

    全ては、嵐の前の、つかの間の日常だった。

  • 12Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:10:23

    【4日目 イベント2:新たな“ショー”の告知】
    朝食を終えた参加者たちに、スピーカーから陽気な声で、本日のイベントが告げられた。
    「今日のゲームは、チーム対抗『アイランド・トレジャーフラッグ』!」
    「 島に隠された5本の旗を、より多く集めたチームの勝利! チーム分けは、こちらで決めさせてもらうよ!」。
    チーム戦という新たな要素に、参加者たちの間に緊張が走る。
    誰と組むか、そして、誰と敵対するのか。それが、今日の生き残りを左右する。

  • 13二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:11:15

    賞金の500億円を狙うのは構わないが…残った参加者に巨人と古龍と鯖がいるのは大丈夫か?

  • 14Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:11:39

    【4日目 イベント3:運命のチーム分け】
    スピーカーは、次々とチームのメンバーを発表していく。
    【チーム・レッド】シャア、アルトリア、鳴上、アニ、ヒフミ、タフグミ。
    【チーム・ブルー】宮沢鬼龍、ユウキ、アナスタシア、マエリベリー、イブシマキヒコ。
    奇しくも、互いを意識する鳴上と鬼龍、シャアとアルトリアが、敵ではなく味方となった。
    このチーム分けが、吉と出るか、凶と出るか。
    参加者たちが、それぞれのチームで作戦を練り始め、まさにゲームが開始されようとした、その瞬間だった。

  • 15Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:12:43

    【4日目 イベント4:突然の“爆音”】
    ズウウゥゥン…! 島の入り江の方角から、腹の底に響くような、本物の爆発音が轟いた。
    それは、番組が用意した演出などではない、明らかに異質で、危険な音だった。
    驚き、身構える参加者たちの視線の先、黒煙が上がる森の茂みが、ガサガサと大きく揺れる。
    何かが、こちらへ向かってきている。
    それは、この恋愛ゲームには、あまりに不釣り合いな、殺伐とした気配だった。

  • 16二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:13:44

    >>14

    >ヒフミ、タフグミ

    韻を踏んでるみたいな流れになって笑っちゃったのが…俺なんだ!

  • 17Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:13:48

    【4日目 イベント5:復讐者たちの“帰還”】

    黒煙の中から、二人の人影が現れた。それは、昨夜、この島から追放されたはずの、青木遼とニャアンだった。

    しかし、その姿は、昨夜までの“参加者”のそれとは、全く異なっていた。

    その身には、所々破れた衣服と、狂気にも似た執念。

    そして、その手には、鋭く削られた木の枝や、岩を括り付けた棍棒など、明らかに“武器”と呼ぶべきものが握られていた。

    「…やあ、皆さん。ショーの途中、失礼」。青木は、笑っていた。

    だが、その目は、全く笑っていない。「我々は、賞金をいただきに参りました。…主催者は、どこかな?」

  • 18二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:14:02

    イブシマキヒコがいる中での襲撃は無謀を超えた無謀だと思われるが…

  • 19Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:15:26

    【4日目 イベント6:ゲームの“崩壊”】

    青木とニャアンのあまりの殺気に、何人かの参加者はこれがショーの一部などではない、本物のアクシデントであることを瞬時に悟った。

    「どういうことだ…脱落したのではなかったのか!?」。アルトリアが叫ぶ。

    青木は、せせら笑った。「脱落? ああ、したとも。だから、君たちのように、悠長なルールに従ってやる必要もなくなった、というわけだ」。

    ニャアンも、冷徹に告げる。「我々の要求は、500億円。速やかに主催者の身柄を引き渡してください。さもなくば…」。

    彼女は、手に持った棍棒を、近くにあったココナッツに振り下ろす。鈍い音と共に、硬い殻が、無残に砕け散った。

  • 20二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:15:48

    ニャアン!ジフレドを持ってこい!
    多少は勝率が上がるはずだ!

  • 21二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:15:55

    >>18

    ジフレドがあればワンチャンあったよね ジフレドがあればね

    しゃあけど…生身で挑むのは無謀やわ!

  • 22Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:16:37

    【4日目 イベント7:パニックと、最初の標的】

    本物の殺気を前に、参加者たちは散り散りになった。

    青木とニャアンは、戦力になりそうなアルトリアや鳴上を避け、最も無力そうな参加者を人質に取るのが得策だと判断する。

    ニャアンが標的として狙いを定めたのは、明らかにパニックに陥っている、高校生の阿慈谷ヒフミだった。

    青木がシャアや鳴上といった実力者たちの注意を引きつけている隙に、ニャアンは一直線に、怯えるヒフミへと襲いかかった。

  • 23二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:16:46

    最優のサーヴァント 女型の巨人 嵐の古龍 そして俺だ
    万に一つも一般人で勝てる要素はないぞ

  • 24二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:17:07

    もっと人数減ってから襲いに来い…鬼龍のように

  • 25Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:17:43

    【4日目 イベント8:守れなかった“勇気”】

    「ひっ…! こ、来ないでください…!」。悲鳴を上げるヒフミの前に、とっさに立ちはだかったのはユウキだった。

    「だ、ダメです! ヒフミさんをいじめないでください!」。

    彼は、震えながらも、必死に両腕を広げて彼女を庇う。だが、その姿はあまりに頼りない。

    ニャアンは、そんなユウキを「邪魔です」と、まるで障害物でも払いのけるかのように無造作に突き飛ばした。

    地面に転がるユウキ。ヒフミは、自分を守ろうとしてくれた彼の勇気と、あまりの無力さに、絶望的な表情を浮かべた。

  • 26二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:17:56

    裏切るなら最後の最後で裏切れ…尊鷹のように…

  • 27Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:18:43

    【4-日目 イベント9:聖女の“覚醒”】

    ヒフミがニャアンに捕らえられようとした、その瞬間だった。

    「―――私の友に、指一本触れさせません!」。凛とした声と共に、二人の間に割って入ったのは、聖女アナスタシアだった。

    彼女はいつも手にしている儀礼用の杖を、まるで熟練の戦士のように構えニャアンの棍棒を打ち払う。

    その瞳には、もはや慈愛の光はなく、大切な者を守るという、断固たる意志の炎が宿っていた。

    そして、そのアナスタシアの姿に、地面に倒れていたユウキが、再び奮い立つ。

    彼は、アナスタシアを守るため、背後から青木に、無我夢中でタックルを敢行した。

  • 28二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:19:20

    こいつバイトに命掛けすぎじゃないっすか?

  • 29二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:19:20

    犬はアガートラームを使えよ

  • 30二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:19:40

    ここまで無策で敗北が確約されてる戦いもそう無いんだよね 面白くない?

  • 31Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:19:43

    【4日目 イベント10:騎士王と兵士の“戦場”】

    ユウキとアナスタシアの予想外の抵抗によって生まれた、ほんのわずかな隙。

    それを、戦士たちが見逃すはずはなかった。「アニ、左翼から回り込め!」。

    アルトリアが、戦場さながらの号令を飛ばす。

    アニは、言葉なく、しかし完璧な連携で、ニャアンの死角へと滑り込み、その体勢を崩した。

    正面では、アルトリアが、見えない剣を構え、青木と対峙する。

    その圧倒的な威圧感に、元都知事は初めて、自らの選択が、取り返しのつかない間違いだったかもしれないと、肌で感じ取っていた。

  • 32二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:20:14

    ユウキ君…凄え
    めちゃくちゃ勇気あるし

  • 33二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:20:21

    いやイブシマキヒコを見て分かれよ

  • 34二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:20:35

    ただの難民と一般人を虐めすぎのような…?

  • 35Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:20:45

    【4日目 イベント11:観測者の“指揮”】

    この乱戦の全てを、シャア・アズナブルは、少し離れた高台から冷静に観測していた。

    彼は、直接手を下すことはしない。だが、的確な指示を、他の非戦闘員たちに与えていた。

    「タフグミ、そこの木の粘液で足止めをしろ」「マエリベリー、奴らの逃走経路を予測し、報告しろ」。

    彼はこの極限状況を、参加者たちの真価を見極めるための、最高のテストケースとして利用していたのだ。

    特に、王として戦士として、見事な采配を見せるアルトリアの姿を、彼は満足げな瞳で見つめていた。

  • 36二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:21:03

    お前たちは恋愛イベントのちょっとしたスパイスでしかないんだ
    悔しいだろうが仕方ないんだ

  • 37二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:21:07

    >>33

    おそらくティアマトに注意が向いてそこまで頭が回っていなかったのだと思われる

  • 38Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:21:52

    【4日目 イベント12:二人の“番人”】

    鳴上悠の視線は、侵入者たちには向いていなかった。

    彼の警戒はただ一人、この状況を、まるで最高の娯楽でも見るかのように愉しげに眺めている男

    ―――宮沢鬼龍にだけ、注がれていた。鬼龍が、この混乱に乗じて、何か良からぬことを起こさぬように。

    鳴上は、侵入者たちと戦う仲間たちの背後を守るように、鬼龍の前に、静かに、しかし決して退かぬ覚悟で立ちはだかる。

    「…最高のショーだな、番長」「…お前の出番は、ない」。

    二人の間には、島の命運を左右するかのような、濃密な緊張がほとばしっていた。

  • 39Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:23:17

    【4日目 イベント13:戦いの“決着”】

    戦いは、意外なほど早く決着した。

    ニャアンの現実的な戦闘術は、アニの対人格闘術の前には通じず、急所を的確に突かれて昏倒。

    青木も、アルトリアの王としての、そして戦士としての圧倒的な“格”の違いを前になす術もなく打ちのめされた。

    「…これで、終わりだ」。アルトリアが、倒れた二人に静かに告げる。

    残された参加者たちは疲労困憊ながらも、自分たちの手で、この危機を乗り越えたことに、安堵と、そして奇妙な達成感を覚えていた。

     

  • 40二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:24:15

    ま、なるわな…
    あとはティアマトさえ来なければハッピーハッピーやんケ

  • 41Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:24:37

    【4日目 イベント14:勝利の後の“問い”】
    意識を失った侵入者を縛り上げ、参加者たちは、今後どうすべきかを話し合っていた。
    「こいつらは、主催者に引き渡すべきだ」「いや、その主催者が信用できるかどうかも怪しい」。
    議論が紛糾する中、誰もが同じ疑問を抱いていた。
    なぜ脱落したはずの彼らがこれほど正確に、そして都合よくこの島に戻ってくることができたのか。
    まるで、誰かが手引きしたかのように…。
    その、口に出せない疑念が、彼らの間に、重くのしかかっていた。

  • 42二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:24:58

    まぁそうだろうな
    次からはジフレドを持ってこい…鬼龍のように…

  • 43二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:25:29

    やるなイブシマキヒコ…自分が手を出せば二次被害がデカすぎるから他の参加者に任せている

  • 44Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:25:43

    【4日目 イベント15:主催者の“裁定”】
    その時、スピーカーから、まるで全ての議論を聞いていたかのようなタイミングで、冷たい声が響いた。
    「…見事な連携だった。だが、この騒動は、そもそも起こるべきではなかった」。
    声は、続けた。「我々の調査の結果、この襲撃には、“内通者”がいたことが判明した。
    島の“境界”を探るという、自らの好奇心を満たすため、脱落者に情報を漏洩した者がいる」。
    その言葉に、一人の少女が、はっと顔を上げた。

  • 45Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:26:50

    【4日目 イベント16:理不尽すぎる“追放”】

    「マエリベリー・ハーン。君だ」。主催者は、何の証拠も示すことなく、無慈悲に断定した。

    「なっ…!? 私は何もしていません!」。マエリベリーは必死に抗議するが、その声は誰にも届かない。

    「君の探究心が、このショーの秩序を乱した。よって、君を追放処分とする」。

    そのあまりに理不尽な裁定に、ユウキが「そんなの、ひどい!」と叫ぶが、もう遅い。

    いつの間にか現れたボートに、昏倒したままの青木とニャアン、そして、呆然自失のマエリベリーが、無言のスタッフによって乗せられ、連れ去られていった。

  • 46二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:27:47

    ”本当の内通者”かあ
    鬼龍以外に怪しい者を見つけるのは至難の技だ

  • 47Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:28:45

    【4日目 イベント17:芽生えた“核心的疑惑”】

    その夜、残された10名の参加者たちは、重い沈黙の中で、焚き火を囲んでいた。

    鳴上悠が、静かに口を開く。

    「…今日の主催者の対応、おかしいと思わなかったか。まるで、俺たちのすぐ側で、全ての状況を見ていたかのように、対応が早すぎた」。

    その言葉に、シャアが、仮面の奥で目を光らせる。「…確かに。まるで、この状況を収拾するため、その場で即興の脚本を書いたかのようだったな」。

     

    参加者たちの脳裏に、一つの、最も恐ろしい可能性が、芽生え始めていた。

    ―――このショーの主催者は、遠いどこかの司令室にいるのではない。

    参加者の顔をして、この中にいるのではないか、と。

  • 48二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:29:31

    んっ な…なんかあやしい雲行きになってきたな

  • 49Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:29:49

    【4日目 イベント18:聖女の“ありがとう”】

    その夜、アナスタシアは、一人落ち込んでいるユウキの元へ向かった。

    彼は、ヒフミを守りきれなかった自分の無力さを悔やんでいたのだ。

    「ユウキさん」。アナスタシアは彼の前に立つと、まっすぐな瞳で、そしてこれまでで一番優しい声で言った。

    「ありがとうございました。あなたが、青木さんから私を守ってくださった時…本当の騎士様のようでした」。

    その言葉に、ユウキは顔を真っ赤にする。

    「そ、そんなこと…! アナスタシアさんこそ、すごかったです!」。互いの勇気を称え合う二人。

    この過酷な島で、最も純粋で、最も温かい絆が、確かにそこには生まれていた。

     

  • 50Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:31:00

    【4日目 イベント19:戦士たちの“誓い”】

    キャンプ地の見張りを、アルトリアとアニは、二人で買って出た。

    焚き火の光も届かない暗闇の中、アルトリアが静かに口を開く。

    「…アニ・レオンハート。今日の君の動き、見事だった。背中を預けるに足る、本物の戦士だ」。

    その最大級の賛辞に、アニは、ほんの少しだけ、表情を緩ませた。

    「…あなたも。王様なのに、誰よりも前に出て戦うなんて、普通じゃない」。それは、恋でも愛でもない。

    だが、共に死線を乗り越えた者だけが分かち合える、何よりも強く、そして気高い魂の誓約だった。

     

  • 51二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:31:06

    やるな主様…
    はやくも女性の方と絆を作り出している…

  • 52Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:32:15

    【4日目 イベント20:王と“観測者”】

    「見事な指揮だったな、騎士王」。アルトリアの元へ、シャアが姿を現した。

    「烏合の衆を、一つの軍隊へと変えてみせた。君には、人を導く天性の“器”があるらしい」。

    その、全てを見透かすような言葉に、アルトリアは警戒を強める。

    「貴公こそ、自らは手を汚さず、戦況を支配していたようだが?」。シャアは、仮面の奥で笑う。

    「私は、この盤面で最も価値のある駒が、どう動くのかを、ただ見ていただけだ。…君という“王”の駒が、な」。

    二人の間には、互いの真価を測るような、知略とカリスマが火花を散らしていた。

     

  • 53Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:34:43

    【4日目 イベント21:夜の闇と、深まる謎】
    参加者たちの間に新たな関係が芽生え始める一方、彼らの心からはある疑念が消えずにいた。
    今日の襲撃。そして、あまりに理不尽な、マエリベリーの追放。
    全ては、この中の誰かが仕組んだこと…? カメラは回っている。だが、主催者からの連絡は一切ない。
    このショーは、本当にまだ“運営”されているのだろうか。
    それとも、自分たちは、主催者という名の悪魔の手の中に、完全に閉じ込められてしまったのだろうか。

  • 54二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:36:57

    まさかティアマトを退場されたのはネタばらしの後に自分達が不利になる可能性を未然に防ぎたいからってわけじゃないでしょ?(アルミホイル書き文字)

  • 55Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:37:00

    【4日目:状況サマリー】


    ■関係性の変化(恋の矢印・注目ペア)

    ユウキ & アナスタシア:襲撃事件の中、互いを守るために勇気を振り絞ったことで、二人の関係は急速に接近。このショーにおける、最もピュアなカップル候補となった。

    アルトリア & アニ・レオンハート:共に戦うことで、戦士としての絆がさらに深化。誰にも付け入る隙のない、最強の同盟を形成している。

    シャア ⇔ アルトリア:シャアが、アルトリアを自らの“運命の人”候補として、明確に意識し始めた。一方のアルトリアは、彼の真意を測りかね、強く警戒している。

    鳴上悠 vs 宮沢鬼龍:鳴上が仲間たちを導き、島の秩序を守ろうとする一方、鬼龍はその全てを愉しげに観察している。二人の対立は、この島の“光”と“闇”の対決そのものだ。


    ■要注意人物

    シャア・アズナブル:襲撃事件ですら、冷静に戦況を分析し、アルトリアの能力を測るための“テスト”として利用していた。彼の壮大な計画の上で、全てが動いている可能性がある。

    宮沢鬼龍:この島の誰よりも、このカオスな状況を楽しんでいる。彼が、いつ、誰の“絶望”を求めて動き出すのか、予測不能。


    ■生存者・脱落者

    生存者:10名

    アルトリア・ペンドラゴン、ユウキ、シャア・アズナブル、イブシマキヒコ、鳴上 悠、アナスタシア・ルン・ヴァレリア、アニ・レオンハート、宮沢 鬼龍、阿慈谷 ヒフミ、タフグミ

    脱落者:ビーストⅡ ティアマト、天使の悪魔、青木遼、ニャアン、タケシ、マエリベリー・ハーン

  • 56二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:37:43

    穏やかな気持ちで恋愛させろって言ってんだよーー蛆虫野郎ッ!!

  • 57Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:39:56

    5日目:『天使と悪魔と孤立の夜』

    【5日目 イベント1:疑心と恋心の朝】

    10名で迎える5日目の朝。キャンプ地の空気は、奇妙な二面性を帯びていた。

    鳴上悠やシャアといった参加者たちは、仲間の中に潜む“主催者”の存在を警戒し、互いの言動に鋭い視線を光らせている。

     

    その一方で、襲撃事件を経て、確かに育まれた“恋”の温もりもそこにはあった。

    アナスタシアが、勇気を振り絞ってユウキに朝食のフルーツを差し出すと、ユウキははにかみながらそれを受け取る。

     

    その初々しい光景を、アルトリアとアニは、少し離れた場所から、どこか微笑ましげに眺めていた。

    疑いと、信頼。この島は、参加者たちの心を二つに引き裂いていた。

     

  • 58Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:41:08

    【5日目 イベント2:最も意地の悪い“ゲーム”】
    そんな複雑な空気を切り裂くように、スピーカーからこれまでで最も陽気で、そして、最も残酷なゲームの開催が告げられた。
    「今日のゲームは『天使と悪魔のささやき』! これから君たちをペアにして、最高のデートをしてもらう! 」
    「ただし…デートを成功させる【天使】の指令か、デートを破綻させる【悪魔】の指令を、ランダム送るから、よろしくね!」。
    互いの腹を探り合うこの状況で、パートナーが“天使”なのか“悪魔”なのか、あるいは“主催者”なのかを疑いながら、デートを遂行する。
    それは、あまりに悪趣味な心理戦だった。

  • 59Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:42:12

    【5日目 イベント3:悪意のペアリングと“新たなルール”】

    ペアリングが発表される直前、スピーカーが、楽しそうにこう付け加えた。

    「ちなみに! ペアの相手が、必ずしも自分と逆の役割だとは限らないから、注意してね! 」

    「天使と天使の、夢みたいなデートが生まれるかもしれないし…。悪魔と悪魔が、互いを騙し合う、地獄みたいな展開もあるかも…! さあ、運命のペア発表だ!」。

    ① 鳴上悠(天使)& 宮沢鬼龍(悪魔)

    ② ユウキ(天使)& アナスタシア(天使)

    ③ アルトリア(悪魔)& アニ・レオンハート(悪魔)

    ④ ヒフミ(天使)& タフグミ(悪魔)

    ⑤ シャア・アズナブル(悪魔)& イブシマキヒコ(天使)

  • 60Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:43:37

    【5日目 イベント4:天使たちの“完璧なデート”】

    ユウキとアナスタシアのペアは、奇跡的な【天使&天使】の組み合わせだった。

    ユウキの指令は『手作りのフルーツ盛りをプレゼントする』。

    アナスタシアの指令は『最高の景色が見える場所へ案内する』。二人は、互いが天使であることなど知らず、

    「この人はなんて良い人なんだろう…もしかして、私を油断させようとしている、巧妙な悪魔…?」と、

    内心で疑いながらも、その優しさに惹かれていく。

    滝の見える美しい木陰で、二人が作ったフルーツ盛りを分け合うその光景は、この殺伐とした島で、唯一、本物の“楽園”のようだった。

  • 61二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:43:53

    悪魔のようなあの男…

  • 62二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:44:08

    シャア大丈夫?主催者の考察をする所じゃなくなったけど

  • 63Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:44:40

    【5日目 イベント5:悪魔たちの“泥仕合”】

    一方、アルトリアとアニの【悪魔&悪魔】ペアのデートは、開始早々、地獄と化していた。

    アルトリアの指令は『地図をわざと紛失する』。アニの指令は『わざと険しい道を選ぶ』。

    アルトリアが「すまない、地図を落としてしまったようだ」と白々しく言えば、アニは「問題ない。近道を知っている」と、二人を泥沼へと導く。

    互いに、相手が“協力する気のない天使”か“無能な悪魔”のどちらかだと信じ込み、

    「なぜ私の邪魔ばかりするのだ!」と、心の中で相手を罵りながら、二人のデートは、ただひたすらに破滅へと向かっていた。

  • 64Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:45:48

    【5日目 イベント6:光と闇の“問答”】

    鳴上(天使)と鬼龍(悪魔)のデートは、哲学的な問答の様相を呈していた。

    「鬼龍さん、あなたは何のために、そんなに強さを求めるんですか?」。

    鳴上は、指令である『相手の“願い”を聞き出す』を遂行するため、鬼龍の内面に切り込む。

    鬼龍は、指令『相手の“善意”を、全て論破しろ』に従い、愉しげに答えた。

    「ククク…強さに理由などいるかね? 全てを蹂躙し、支配する。ただそれだけだ。君の言う“絆”や“正義”など、強さの前では、赤子の戯言にすぎんよ」。

    二人の会話は、この島の光と闇を象徴する、危険な思想のぶつかり合いだった。

  • 65二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:48:19

    これで鬼龍黒幕じゃなかったら十神枠だと思われるが…

  • 66Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:53:39

    【5日目 イベント7:ゲームメイカーの“観察”】

    シャア(悪魔)とイブシマキヒコ(天使)のペアは、奇妙な均衡を保っていた。

    イブシマキヒコの天使の指令は『対なる女王の気配を探し続ける』。

    彼は、ただひたすらに、空を飛び、何かを探している。

    一方、シャアの悪魔の指令は『パートナーの行動を、それとなく妨害し続けろ』。

    彼は、イブシマキヒコが特定の方向へ向かおうとするたびに、石を投げて注意を引くなど、地味な妨害を繰り返していた。

    それは、デートを破綻させるため、というよりは、この巨大な龍が何に、どう反応するのか、そのデータを収集するための、冷徹な実験のようだった。

  • 67Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:54:53

    【5日目 イベント8:優しさと“食害”】

    ヒフミ(天使)の指令は、『綺麗な貝殻を拾って、パートナーにプレゼントする』だった。

    彼女は、照れながらも、一生懸命集めた、桜色の貝殻をタフグミ(悪魔)に差し出す。

    「あ、あの…よかったら、どうぞ…」。

    タフグミはそのキラキラした貝殻を興味深そうに眺めると、次の瞬間、

    ヒフミの目の前でそれを口の中へ放り込み、大きな音を立てて噛み砕いた。

    「ガリガリ…! おいしくない…。もっと、こう、歯ごたえが…」。

    ヒフミの純粋な善意は、予測不能な食欲によって、無残にも砕け散った。

  • 68二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:55:41

    シャア大丈夫?下手したらぱっくりいかれるけど

  • 69Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:55:55

    【5日目 イベント9:戦場、拡大】
    膠着し始めた各ペアのデートに、主催者が更なる混沌を投入する。
    スピーカーが、楽しそうに告げた。
    「緊急指令! 悪魔諸君、ターゲットを他のペアに変更し、他人のデートを妨害せよ! 天使諸君は、自らのデートを、他の悪魔の襲撃から守り抜け!」。
    その瞬間、5組のペアによる、生き残りを賭けた全面戦争の火蓋が切られた。
    もはや、パートナーすら信用できない。自分以外の9人すべてが、敵である可能性が出てきたのだ。

  • 70Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:57:04

    【5日目 イベント10:悪魔同士の“潰し合い”】

    自らのデートを早々に破綻させたアルトリア(悪魔)とアニ(悪魔)は、それぞれ、別のターゲットを探していた。

    そして奇しくも二人ともが、島で唯一、完璧なデートを謳歌しているように見えるユウキとアナスタシアのペアを、次の標的に定めた。

    滝壺の近くで、獲物を狙う二人の視線が、偶然にも交錯する。

    互いに、相手がユウキたちを守る“天使”だと誤認した二人は、相手を排除すべく、無言のまま草むらで、泥まみれの戦闘を開始した。

     

    結果、ユウキとアナスタシアのデートは、誰にも邪魔されることなく、最後まで続いたのだった。

  • 71Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:58:15

    【5日目 イベント11:観測者の“介入”】

    シャア(悪魔)は、この状況の変化を、好機と捉えた。

    彼は、自らが手を下すのではなく、他の参加者をぶつけ合うことで、目的を果たそうとする。

    彼は、自らのペアであるイブシマキヒコを巧みに誘導し、泥まみれで争うアルトリアとアニの元へと向かわせた。

    風神龍の突然の登場に、二人の戦士は驚き、警戒する。

    「ククク…どうする、騎士王。未知の脅威を前に、君の“器”が試されるな」。

    シャアは、高みの見物を決め込みながら、アルトリアの王としての資質を、さらに試すのだった。

  • 72Gemini…お前が書け25/09/21(日) 15:59:17

    【5日目 イベント13:最後の“晩餐”】

    夕食の席は、静かな、しかしどこか温かい空気に包まれていた。

    今夜、この中の3名が去っていく。誰もがそれを理解していたからこそ、言葉を選び、互いの想いを確かめ合っていた。

    「ユウキさんは、その優しさがあなたの武器ですね」。

    アナスタシアが微笑むと、ユウキは照れながら「アナスタシアさんこそ、すごく勇敢でした!」と返す。

    二人の間には、確かに恋の蕾が膨らみ始めていた。

     

  • 73二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 15:59:28

    ◇何が始まる…?

  • 74Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:00:26

    【5日目 イベント14:月夜の“問答”】

    食事が終わった後、シャアは、一人で月を見上げるアルトリアに声をかけた。

    「迷っているのか、騎士王」。その問いに、アルトリアは答える。

    「…このゲームは、時に、騎士の誇りを捨てさせる。私は、王として、その選択が正しいのか、分からなくなる時があるのだ」。

    シャアは静かに言った。「王とは、常に結果を求められる存在だ。そのための手段を、他人がとやかく言う資格はない」。

    それは彼女を試すような、それでいてその苦悩に寄り添うような、不思議な響きを持っていた。

     

  • 75Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:01:35

    【5日目 イベント15:最もドラマチックな“審判”】

    ついに、スピーカーから、運命の宣告が下された。

    「諸君、今宵も最高のショーをありがとう! だが、物語には、退場する役者も必要だ!」。

    スピーカーは、もったいぶるように、一人ずつ、その名を呼んだ。

    「まずは一人目…その優しさが、この過酷なゲームでは仇となった! 阿慈谷ヒフミ!」

    「二人目! その食欲は、愛欲を上回ってしまったようだ! タフグミ!」

    「そして、最後は…君の恋物語は、あまりに壮大すぎた! イブシマキヒコ!」

    三者三様の、しかしどこか納得させられてしまう理由と共に、3名の脱落が決定した。

  • 76Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:02:39

    【5日目 イベント16:少女たちの“願い”】

    迎えのボートを前に、ヒフミは、涙ながらに残った仲間たちに頭を下げた。

    「私は…ここまでみたいです。でも、ここで出会えた友達のことは、絶対に忘れません…! 」

    「ユウキさん、アナスタシアさん…どうか、最高のカップルになってください…!」。

    続いて、タフグミも、少し寂しそうに。

    「ここでの味、忘れない。みんなの味も、忘れない。…ありがとう。バイバイ」。

    少女たちの、純粋な最後の言葉が、残された者たちの胸を打った。

  • 77二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:03:10

    抑制装置のイブシマキヒコが消えた…いよいよ争いが激化する

  • 78Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:03:45

    【5日目 イベント17:風神龍の“咆哮”】

    最後に、イブシマキヒコが、ボートへと向かう。

    彼は言葉を発しない。ただ天を仰ぐと、一声、長く、そして物悲しい風の音を島全体に響き渡らせた。

    それは、見つけられなかった同胞への、最後の呼びかけか。

    あるいはこの島で芽生えたささやかな友情への、別れの挨拶だったのかもしれない。

    その、あまりに雄大で、あまりに切ない咆哮を、残された7名は、ただ黙って聞き入るだけだった。

  • 79二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:04:32

    好き勝手やる上で最大の障壁であるイブシマキヒコが消えるってことは…このゲームは更に混沌になるってことやん

  • 80Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:05:23

    【5日目 イベント18:フィクサーの“焦り”と“凶行”】
    三人を乗せたボートが去り、残されたのは7名。彼らの間に芽生えた、予想以上の“本物の絆”。
    そして、鳴上やシャアたちが見せる、鋭い“洞察力”。
    その様子を、仲間たちの輪の中で静かに見ていた“主催者(フィクサー)”の心に、焦りが生まれていた。
    (このままでは、私の描く脚本通りに進まない…)。その夜更け。
    フィクサーは、一人静かに行動を開始した。島の通信機とボートを、徹底的に破壊し尽くす。
    参加者たちの思考の余裕と、希望という名の退路を断つために。

  • 81二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:05:56

    いやちょっと待てよ

  • 82二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:06:44

    (イブシマキヒコのボート担当者のコメント)
    そもそもコイツは自前で飛べるヤンケ ワシがいる意味ないヤンケ

  • 83Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:06:56

    【5日目:状況サマリー】

    ■関係性の変化(恋の矢印・注目ペア)

    ユウキ & アナスタシア:【天使&天使】ペアとなり、完璧なデートを遂行。互いが相手を“悪魔”かもしれないと疑いながらも、その優しさに惹かれ合い、関係が大きく前進した。

    アルトリア & アニ・レオンハート:【悪魔&悪魔】ペアとなり、互いに相手を妨害し合う泥仕合を演じた。戦士としての絆に、初めて亀裂が走った一日となった。

    シャア ⇔ アルトリア:シャアは、ゲームの混乱を利用し、アルトリアの王としての資質を試し続けている。アルトリアもまた、彼の真意を探り続けており、二人の間の緊張感は増すばかり。

    鳴上悠 vs 宮沢鬼龍:【天使&悪魔】として直接対決。鬼龍の歪んだ思想を、鳴上が正面から受け止める形となり、二人の対立はより鮮明になった。


    ■要注意人物

    鳴上悠、シャア・アズナブル:ゲームのルールに適応するだけでなく、その裏に潜む主催者の意図を積極的に探っている。彼らの行動が、今後の真相究明の鍵を握るだろう。

    宮沢鬼龍:参加者たちの苦悩や葛藤を、至近距離で愉しんでいる。彼が主催者でないとすれば、それはそれで、底知れない恐怖を感じさせる。


    ■生存者・脱落者

    生存者(7名)

    アルトリア・ペンドラゴン、ユウキ、シャア・アズナブル、鳴上 悠、アナスタシア・ルン・ヴァレリア、アニ・レオンハート、宮沢 鬼龍

    脱落者(9名):ビーストⅡ ティアマト、天使の悪魔、青木遼、ニャアン、タケシ、マエリベリー・ハーン、阿慈谷 ヒフミ、タフグミ、イブシマキヒコ

  • 84Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:08:59

    6日目:『真実へのパズル』

    【6日目 イベント1:最後の“希望”の確認】

    7名で迎える6日目の朝。その空気は、これまでになく静かで、張り詰めていた。

    夜が明けるや否や、鳴上悠が全員に提案する。

    「…今日のゲームが始まる前に、一つだけ、確認しておくべきことがある」。

    彼の視線の先を、皆が追う。それは、この島の緊急用脱出ボートと、無線機が隠されているという入り江の方角だった。

    このゲームからの“出口”が、本当にまだ存在するのか。それを確かめることは、彼らに残された、最後の希望だった。

  • 85二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:09:05

    真面目に恋愛してるのがユウキ & アナスタシアしかいなくてリラックスできませんね

  • 86Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:09:59

    【6日目 イベント2:打ち砕かれた“出口”】
    確認に向かったのは、最も冷静沈着な、アルトリアとアニの二人だった。
    しかし、彼女たちが入り江で目にしたのは、希望ではなく、悪意に満ちた破壊の痕跡だった。
    ボートはまるで獣に食い千切られたかのように、見るも無残に破壊され、一部は黒く焼け焦げている。
    無線機は、岩で何度も叩きつけられたのか、原型を留めていない鉄屑と化していた。
    誰かが昨夜のうちに彼らの退路を、そして、最後の希望を徹底的に断ち切ったのだ。
    「…なんという、蛮行だ」。アルトリアは、怒りに、その拳を強く握りしめた。

  • 87Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:11:08

    【6日目 イベント3:絶望の“伝染”】

    キャンプ地に戻ってきた二人の、血の気の引いた表情を見て、残りの5名も全てを悟った。

    この島が、完全に封鎖された、脱出不可能な“監獄”と化したことを。

    アナスタシアは、小さく悲鳴を上げて、その場にへたり込む。

    そんな彼女を、ユウキが「だ、大丈夫だよ、僕がいるから!」と、震えながらも必死に庇う。

    そして宮沢鬼龍だけが、その唇にわずかな笑みを浮かべていた。

    本物の絶望を前にした人間たちの姿。それこそが、彼が何よりも見たかった“芸術”だったからだ。

  • 88Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:12:16

    【6-日目 イベント4:虚空の“監視者”】
    「…誰だ。誰が、こんなことを…!」。疑心暗鬼が絶望と共に伝染し、築かれかけた絆が再び崩壊しかけた、その時だった。
    「…静かにしろ。まだだ」。鳴上悠の、静かだが有無を言わさぬ声が響く。彼は、空を指さした。
    そこにはいつも通り、一台の撮影ドローンが赤いランプを点滅させながら、彼らの姿を撮影し続けていた。
    「…あれが、まだ動いている。つまり、“ショー”は、まだ終わっていないということだ」。

  • 89二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:13:52

    番長は終始7股経験者の余裕を感じますね…

  • 90Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:17:17

    【6日目 イベント5:偽りの“ゲーム”再開】
    鳴上は続けた。「…主催者の狙いは、これだ。俺たちをパニックに陥らせ、互いを疑わせ、潰し合わせる。」
    「それこそが、奴が見たい“ショー”なんだ。…だから、俺たちは、その手に乗ってはいけない」。
    彼の言葉は、絶望の淵にいた参加者たちを、かろうじて繋ぎとめた。
    そうだ、戦いはまだ終わっていない。彼らはこの中にいる“主催者”を欺くため、そして、生き残るため、何も知らないふりをして、偽りの“ゲーム”を再開することを、静かに決意した。

  • 91Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:18:27

    【6日目 イベント6:新たな“攻略法”】

    その日の午後、参加者たちは作戦会議を開いていた。「主催者は、俺たちに何をさせたいんだ?」。

    鳴上の問いに、アルトリアが答える。「…このショーのテーマを忘れてはいないか」

    「『恋愛リアリティショー』だ。主催者は、極限状況下での、私たちの“恋愛”が見たいのかもしれない」。

    その言葉に、皆がはっとする。そうだ、主催者が求める“ショー”を演じきれば、助かる道が開けるかもしれない。

  • 92Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:19:47

    【6日目 イベント7:偽りの“キャンプファイヤー”】
    その日の夜、アナスタシアの提案で、キャンプファイヤーが行われた。
    「ショーを盛り上げるために…そして、私たちの気持ちを確かめ合うために、今夜は、皆で“恋”について語り合いませんか?」。
    それは主催者に対する、参加者たち全員による初めての積極的な“媚び”であり、生き残るための高度な戦略だった。
    仲間たちに潜んでいるフィクサーも、その提案に、興味深そうな顔で、静かに頷いた。

  • 93Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:20:57

    【6日目 イベント8:“恋バナ”と、それぞれの想い】

    焚き火を囲み、彼らは、ぎこちなくも、恋愛話を始めた。

    ユウキは「好きな人には、笑っていてほしいです」と純粋な想いを語り、アナスタシアはそれに微笑む。

     

    アニは、「平凡なデート、というものをしてみたい」と、これまで見せなかった少女らしい一面を覗かせた。

    その言葉は、隣に座る鳴上の心を、静かに揺さぶっていた。

  • 94Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:22:00

    【6日目 イベント9:騎士王の“愛”】
    アルトリアは、自らの“愛”について、王としての言葉で語った。
    「私にとって、愛とは、民への忠誠であり、国に捧げる献身だ。個人的な感情は、王である以上、持つことを許されない」。
    そのあまりに孤独で、あまりに気高い愛の形に、シャアは仮面の奥で、これまで見せたことのない、強い興味の光を目に宿していた。

  • 95Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:23:05

    【6-日目 イベント10:悪魔の“愛”】
    「ククク…愛とは支配だ」。宮沢鬼龍が、せせら笑う。
    「相手の全てを奪い、自分の思い通りにする。それこそが、愛という感情の、剥き出しの正体だ」。
    その、あまりに歪んだ愛の哲学に、参加者たちは戦慄する。
    だがそれすらも、この狂ったショーを盛り上げるための“キャラクター”として、消費されていくのだった。

  • 96Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:24:05

    【6日目 イベント11:一人だけの“調査”】

    キャンプファイヤーが盛り上がる中、鳴上悠は「少し薪を拾ってくる」と、一人だけ席を立った。

    彼は、皆が恋愛話に夢中になっているこの時間こそが、主催者の痕跡を探る唯一のチャンスだと考えたのだ。

    彼は、昨日の襲撃現場の周辺を、鋭い観察眼で、注意深く調べ始めた。

  • 97Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:25:08

    【6日目 イベント12:決定的な“証拠”】
    彼は、そこで、一枚の紙片を見つけた。それは、昨日の『天使と悪魔のゲーム』の、企画草案らしきものだった。
    ほとんどはPCで印字されていたが、隅の方に、手書きでいくつかの修正指示が書き込まれている。
    その、特徴的な筆跡。鳴上は、その筆跡に見覚えがあった。
    …そうだ。1日目に、船内で配られた、番組のしおり。
    そこに、歓迎の言葉として、一人一人に、手書きのメッセージが添えられていた。

  • 98Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:26:29

    【6日目 イベント13:ポーカーフェイス】

    キャンプファイヤーに戻った鳴上の表情に、変化はなかった。

    彼は自らの気づきを誰にも悟らせない。この状況で真実を明かせばパニックが起きるだけだ。

    彼は薪をくべながら、ターゲットである人物に、悟られないように一瞥を送った。

    相手は何も気づかず、優雅に火を眺めている。鳴上は、一人、静かに、反撃の策を練り始めた。

  • 99Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:27:30

    【6日目 イベント15:月夜の“密会”】
    その夜更け、鳴上悠は、一人静かにテントを抜け出すと、誰ともなしに浜辺へと向かった。
    まるで誰かが来るのを、待っているかのように。やがて彼の背後に、もう一つの影が音もなく現れる。
    鳴上は振り返らない。ただ静かに、そして全ての確信を込めて、その影に語りかけた。
    「…君が書いた“脚本”は、見事だった。だがもう、おしまいだ。…本当の目的を、話してくれないか」。

  • 100二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:28:18

    鬼龍なの?それ以外なの?どっちなのよ?

  • 101二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:28:46

    ガチで

  • 102Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:29:10

    ■関係性の変化(恋の矢印・注目ペア)
    グループ全体の結束:絶望的な状況を共有し、生き残るために“演じる”という共通の目的を持ったことで、参加者たちの間には、これまでで最も強固な、しかし、あまりに歪な一体感が生まれている。
    ユウキ & アナスタシア:キャンプファイヤーでのやり取りを通し、互いの純粋な想いを再確認。この絶望的な状況における、唯一の“癒やし”となっている。
    シャア ⇔ アルトリア:“愛”に対する互いの哲学をぶつけ合い、その関係は、単なる恋愛の駆け引きを超えた、魂の問答の様相を呈してきた。
    鳴上悠 & アニ・レオンハート:鳴上のリーダーシップと、アニが時折見せる少女らしい一面。対照的な二人の間には、静かだが、確かな信頼関係が育まれつつある。

    ■要注意人物
    鳴上悠:絶望に沈む仲間たちを鼓舞し、新たな活路を見出すなど、完全にグループの中心人物となった。しかし、その冷静沈着な分析眼は、主催者にとって最大の脅威となりつつある。
    “主催者(フィクサー)”:その行動は、日に日にエスカレートしている。参加者たちを島に閉じ込め、彼らに“恋愛”を演じさせる、その真の目的は、依然として深い謎に包まれている。

    ■生存者・脱落者
    生存者(7名)
    アルトリア・ペンドラゴン、ユウキ、シャア・アズナブル、鳴上 悠、アナスタシア・ルン・ヴァレリア、アニ・レオンハート、宮沢 鬼龍
    脱落者(9名):ビーストⅡ ティアマト、天使の悪魔、青木遼、ニャアン、タケシ、マエリベリー・ハーン、阿慈谷 ヒフミ、タフグミ、イブシマキヒコ

  • 103二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:29:21

    番長が君呼びしているって… ま…まさか

  • 104Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:43:33

    【7日目 イベント1:リーダーの“消失”】
    7日目の朝。キャンプ地に、衝撃が走った。
    絶望的な状況の中、常に冷静に仲間たちを導いてきた鳴上悠の姿が、どこにも見当たらないのだ。
    彼のテントには、争った形跡も、書き置きもない。
    まるで、神隠しにあったかのように、彼は、忽然と姿を消していた。

  • 105二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:45:40

    えっ

  • 106二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:45:43

    なにっ

  • 107Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:52:23

    【7日目 イベント2:最後の“捜索”】

    残された6名の参加者たちは動揺しながらも、アルトリアの指揮のもと最後の行動を開始した。

    「うろたえるな! 我々は、鳴上悠の捜索と、自力で脱出するための手段の確保を、同時に行う!」。

    彼らは二人一組となり、それぞれ、島の手分けして、島を捜索することになった。

  • 108Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:53:40

    【7日目 イベント3:聖女を誘う“声”】

    ユウキと共に島の東側を捜索していたアナスタシアは、森の奥から微かに助けを求めるような声を聞いた。

    「…誰か、いるのでしょうか?」。彼女の聖女としての優しさが足をそちらへと向かせる。

    「ユウキさん、ここで待っていてください。すぐに戻りますから」。

    そう言い残し、彼女は一人、森の中へ。しかし、彼女が戻ってくることは、二度となかった。

  • 109二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:54:10

    えっえっ

  • 110Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:54:49

    【7日目 イベント4:濃霧と“分断”】

    アルトリアと行動を共にしていたアニは、島の尾根沿いを進んでいた。

    すると山の天気特有の濃い霧が、あっという間に二人を包み込む。「視界が悪い。はぐれるな!」。

    アルトリアが叫ぶが、返事はない。数分後霧が晴れた時、そこにアニの姿はなかった。

    まるで、霧そのものに、連れ去られてしまったかのように。

  • 111二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:55:21

    なんじゃあ、この神隠し展開は

  • 112Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:55:51

    【7日目 イベント5:愉悦の“退場”】
    シャアとペアを組んでいた宮沢鬼龍は、この状況を心底楽しんでいた。
    「ククク…面白い。狩る側だと思っていた者が、こうも容易く狩られるとはな」。
    彼はシャアに一瞥を送ると、「俺は、この劇の結末を、特等席で見物させてもらうとしよう」と
    言い残し、自ら、闇の中へと姿を消した。

  • 113二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:56:43

    えっ鬼龍がフィクサーじゃないんですか?

  • 114Gemini…お前が書け25/09/21(日) 16:56:55

    【7日目 イベント6:二人きりの“捜索”】

    ユウキも戻らず、残されたのはアルトリアとシャアの二人だけとなった。

    「…仕方あるまい。我々も、二手に分かれて捜索する。それが最も効率的だ」。

    シャアの冷静な提案に、アルトリアも頷くしかなかった。

    二人は、互いの健闘を祈ると、それぞれ、島の北と南へと、別れていった。

     

  • 115Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:01:27

    【7日目 イベント7:騎士王の“気づき”】
    一人になったアルトリアは、冷静に、これまでの状況を整理し始めた。
    鳴上、アナスタシア、アニ…仲間たちが消えた状況は、あまりに演劇的で、都合が良すぎる。
    まるで、自分を一人にさせるための、脚本のようだ。
    そして、その脚本を書ける人物…。
    常に冷静に戦況を分析し、時に自分を試し、導くような言動を見せていた、あの男…。
    アルトリアは、ついに、フィクサーの正体にたどり着いた。

  • 116二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:02:36

    恋愛リアリティーショーじゃなくてサバイバルショーヤンケしばくヤンケ

  • 117Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:08:39

    【7日目 イベント8:偽りの“放送”】

    その時、島のスピーカーが、ノイズと共に鳴り響いた。

    聞こえてきたのは、アニの声だった。

    「…アルトリア、聞こえるか。…私たちは、フィクサーを捕らえた。シャアだ。だが、鬼龍たちが、賞金に目がくらんで…!」。

    スピーカーは、アルトリアに、島の山頂にある古い管制塔へ来るよう、一方的に告げた。

  • 118Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:10:12

    【7日目 イベント9:反逆者たちの“砦”】

    アルトリアが管制塔にたどり着くと、そこには、異様な光景が広がっていた。

    中央の椅子には、シャアが縛り付けられている。

    そして、その周りを、鳴上、アニ、ユウキ、アナスタシア、そして鬼龍が、武器を手に、まるで看守のように、取り囲んでいたのだ。

  • 119二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:10:57

    >>117のタイトルが偽りの“放送”なんスけど…

  • 120Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:11:26

    【7日目 イベント10:“トレジャーハンター”の誕生】
    「ようこそ、騎士王」。鬼龍が、愉しげに言った。
    「見ての通り我々は考えを変えた。この男を脅し500億をいただくことにした。我々こそが、真の“トレジャーハンター”だ」。
    アナスタシアも悲しそうな顔で、「ごめんなさい、アルトリアさん…でも、私たちも、生き残るためには…」と呟いた。

  • 121二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:12:53

    お前金に困ってるキャラじゃないだろうがよえーっ⁉︎

  • 122Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:13:48

    【7日目 イベント11:最後の“勧誘”】

    アニがアルトリアに告げる。「…こちら側に来いアルトリア。そうすれば、賞金は山分けだ。この男一人を、生贄にするだけでいい」。

    それは、アルトリアの王としての、そして、一人の人間としての魂を試す問いかけだった。

  • 123Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:14:52

    【7日目 イベント12:王の“答え”】

    「断る」。仲間たちからの「こちら側に来い」という勧誘を、アルトリアは静かに、しかし、きっぱりと拒絶した。

    「私は、王として、ここにいる、誰一人として、見捨てることはしない。たとえ、それが、全ての元凶であったとしても」。

    彼女は、ゆっくりと、戦闘態勢に入る。

    その瞳には仲間たちへの怒りや悲しみではなく、ただ、自らの責務を全うするという、揺るぎない覚悟だけが宿っていた。

  • 124Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:17:41

    【7日目 イベント13:最後の“テスト”】
    その答えを聞き、宮沢鬼龍が、愉しげに、そして、残酷に告げた。
    「ククク…面白い。ならば、その“王の覚悟”とやらを、見せてもらおうか」。
    彼は、縛られたシャアの首筋に、鋭く尖らせた木の枝を突きつける。
    「この男の命か、それとも、我々と戦って無様に死ぬか。…選べ、騎士王。一人の悪を断ち、残りの仲間たちと共に生き延びる…それこそが、王の“合理的”な判断というものではないのか?」。
    それは、彼女の信念の根幹を揺さぶる、究極の選択だった。

  • 125Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:19:08

    【7日目 イベント14:王の“信念”】

    アルトリアは、目を閉じた。脳裏に、これまでの7日間の出来事が駆け巡る。

    (…そうだ。これは、茶番だ。私を試すための、奴が描いた、最後の脚本に違いない…)。

    だが、彼女は、同時にこうも考えていた。

    (…だが、もし、万が一、これが本物だとしたら? 仲間たちが、本気で道を踏み外してしまったのだとしたら…?)。

    どちらにせよ、彼女の答えは、一つだった。

    彼女は目を開くとシャアではなく、鬼龍たちへと一歩、踏み出した。「私の答えは、変わらない」。

    その声は、静寂な管制塔に、凛と響き渡った。

    「王とは民の命に優劣をつけぬ者。悪であろうと善であろうと、そこに命がある限り、私はそれを守る。…それが、私の誇りだ!」。

  • 126二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:19:19

    >>124

    >>一人の悪を断ち

    しれっとシャアを悪人扱いするのには好感が持てない

  • 127Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:20:36

    【7日目 イベント15:偽りの“終幕”】

    その、あまりにまっすぐな信念の叫びを聞いた、その瞬間だった。

    シャアの首筋に突きつけられていた木の枝を、鬼龍が、ふっと下ろした。

    張り詰めていた殺気が、霧のように消え失せ、彼の口元に、いつもの愉悦の笑みが戻る。

    「…ククク、見事だ。実に見事な答えだ、騎士王」。

    続いて、武器を構えていたアニが、はぁ、と長いため息をつくと、その武器を放り投げた。

    その言葉を合図に、ユウキとアナスタシアも緊張の糸が切れたように、その場にへたり込んだ。

    張り詰めていた全ての空気が、一瞬にして、弛緩する。

       

    それは戦いの終わりというよりも、長く、困難な芝居の、カーテンコールだった。

  • 128Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:21:50

    【7日目 イベント16:騎士王の“拍子抜け”】

    アルトリアは呟く。「…なんだ。…そういうことか」。その声には、怒りも悲しみもない。

    ただ、壮大な茶番に本気で命を賭けてしまった自分に対する深いため息と、仲間たちが本当の裏切り者ではなかったことへの、かすかな安堵だけがあった。

  • 129二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:23:29

    なんじゃあこの茶番劇は

  • 130Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:23:43

    【7日目 イベント17:“共犯者”たちの告白】

    最初に口を開いたのは、鳴上悠だった。彼は、芝居がかった様子で肩をすくめると、悪戯っぽく笑った。

    「…悪いな。昨夜、彼の“真の目的”を聞いて、危害を加えるつもりがないのなら、その最後の“余興”に、乗ってやるのも面白いかと思ってね」。

    その言葉に、アナスタシアが頬を赤らめながら続けた。

    「とても回りくどいやり方ですけど…でも、一人の女性のために、ここまでできるなんて、すごい情熱だと思いましたの」。

    ユウキも頷く。「だから、僕たちも、応援してあげようって!」。

     

    宮沢鬼龍が、愉悦に満ちた声で笑う。

    「ククク…一人の男が、惚れた女のために仕組んだ壮大な茶番。これほど面白い見世物を、みすみす逃す手はないだろう?」。

    最後に、アニが、やれやれといった表情でため息をついた。

    「…正直、どうせ失敗すると思っていた。だが、主催者相手に事を荒立てるよりは、流れに乗る方が楽だった。それだけだ」。

    それぞれの、好奇心、善意、そして合理的な判断。それが、この最後の芝居に、彼らを駆り立てた理由だった。

  • 131Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:24:44

    【7日目 イベント18:フィクサーの“真の目的”】
    シャアは、仲間たちの告白が終わるのを待つと、改めて、アルトリアに全てを語り始めた。
    「これは、全て、私が仕組んだショーだ。そして、今日の出来事も、君の“王”としての資質を試すための、最終テストだった」。
    彼は続ける。「私は、退屈な平和の中で生まれる、陳腐な愛には興味がない」
    「極限の状況で、全てを賭して、相手を守り抜こうとする、崇高な魂の輝き…それこそが、私が求める“真実の愛”だ」。

  • 132二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:25:27

    >>131

    なぁコイツはぶん殴ろうぜ

  • 133Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:25:46

    【7日目 イベント19:王の“審判”】

    彼はアルトリアの前に、静かに手を差し出した。

    「アルトリア・ペンドラゴン。君は、私のテストに、完璧に合格した」

    「私の、唯一無二の“運命の人”として、この私と共に、新たな時代を歩む覚悟は、あるか?」。

    それは、あまりに壮大で、あまりに独善的な、彼からのプロポーズだった。

  • 134Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:27:14

    【7日目 イベント20:最高の“拒絶”】

    アルトリアは、その手を取らなかった。

    彼女は、深く長いため息をつくと、哀れむような、しかしきっぱりとした声で言った。

    「…シャア・アズナブル。貴公は、王の器ではない」。その言葉にシャアが目を見開く。

    「王とは民を導き、守るものだ。決して駒として弄び、試すものではない」

    「貴公の言う“愛”は、ただの自己満足だ。私は、そのような歪んだ愛を、断じて認めん」。

  • 135二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:27:37

    ちょっと申し出を受ける理由がなさすぎのような…!?

  • 136二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:27:54

    まっ、なるわな…

  • 137二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:29:34

    まあそうだろうな

  • 138二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:30:50

    怒らないでくださいね引っかけなんてやらないでふつうに交流すれば良いじゃないですか

  • 139Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:31:14

    【7日目 イベント21:真実の愛の“証明”】(修正版)

    アルトリアの言葉は、シャアだけでなく、そこにいる全ての仲間の胸に突き刺さった。

    彼女は、静かに、しかし力強く続けた。

    「真実の愛とは、試すものではない。…育むものだ。この7日間、私たちが、そうしてきたように」。

    その言葉が、合図だった。

    それまで静観していた鳴上悠が、隣に立つアニの手を、そっと握った。

    驚いて彼を見るアニに、彼は、少しだけ照れたように、しかし、まっすぐな目で告げる。

    「…お前の“普通のデート”とやらに、付き合ってやってもいい」。

    アニは、一瞬目を見開くと顔を真っ赤にしてそっぽを向いた。だが、その手は決して振り払われなかった。

  • 140Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:32:21

    その光景を見ていたアナスタシアが、感極まったようにユウキに満面の笑みで抱きついた。

    「ユウキさんは、私の、最高の騎士様です!」。

    シャアが作り出した、偽りの試練の中で、確かに育まれていた“本物の愛”。

    アルトリアの言葉が、その蕾を、一斉に花開かせたのだ。

  • 141Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:34:06

    【7日目 イベント22:観測者の“総評”】

    シャアは、呆然と、その光景を見つめていた。

    自らが否定した、陳腐で、平凡で、しかし、あまりに温かい愛の形。その、完璧なまでの敗北。

    その時、それまで静観していた宮沢鬼龍が、ゆっくりと拍手をしながら、シャアに近づいた。

    「ククク…傑作だ」。その声は、心からの賞賛に満ちていた。

    「お前の壮大な“愛の定義”が、子供たちの単純な“好き”という感情に、こうも無残に打ち砕かれるとはな。最高の見世物だったぞ、主催者殿」。

    彼は、この物語の結末に、最高の満足を得ていた。

    そして、もう用はないとばかりに、他の誰にも目もくれず、迎えの船へと、一人、悠然と歩き去っていった。

  • 142二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:34:23

    これでは道化だよ(シャア書き文字)

  • 143Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:35:26

    【7日目 イベント23:カーテンコール】
    鬼龍の言葉が、とどめだった。シャアは、何も言わなかった。
    ただ、静かに仮面をつけ直すと、鬼龍とは別の方向から、同じく迎えの船へと、一人、歩みを進めた。
    彼の壮大な脚本は、彼の想像を遥かに超える形で、最高のハッピーエンドを迎えたのだ。
    ただ一人、主役の座を、自ら失って。
    賞金はなかった。
    だがそこには、嘘と欺瞞の果てに、本物の絆と二組の恋人たちという、何よりもかけがえのない“真実”が残されていた。

  • 144二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:36:43

    えっ賞金はないんですか?
    まあええやろ

  • 145Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:37:51

    【参加者たちのその後】

    鳴上 悠 & アニ・レオンハート(静かなる恋人たち)

    約束通り、鳴上はアニを“普通のデート”に誘った。映画館、カフェ、公園。

    そのあまりに平凡な光景にアニは終始戸惑い、緊張していたが、鳴上はただ静かに、その隣を歩き続けた。

    派手な言葉も情熱的な瞬間もない。だが、互いの孤独を理解し、その隣にいることを選んだ二人の間には、誰にも壊せない、静かで、そして何よりも強い絆が育まれていった。

    彼らは、日常という名の、最も穏やかな戦場で、二人だけの安らぎを見つけたのだ。

     

    ユウキ & アナスタシア・ルン・ヴァレリア(純粋なる恋人たち)

    彼らの恋は、物語の中からそのまま飛び出してきたかのように、純粋で、まっすぐだった。

    元の世界に戻った後も、アナスタシアはユウキの優しさを心の支えとし、ユウキはアナスタシアの聖女としての重荷を、その笑顔で軽くした。

    二人が一緒にいるだけで、周りの世界が少しだけ優しくなる。

    後に、彼らの物語は「聖女と勇者の現代綺譚」として、好事家たちの間で、まことしやかに語られることになる。

     

  • 146Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:39:14

    アルトリア・ペンドラゴン & シャア・アズナブル(結ばれぬ“運命の人”)

    シャアからの告白を拒絶したアルトリアだったが、彼女の心に、彼の存在が深く刻み込まれたことは事実だった。

    王としての日々に戻った彼女は、時折、あの仮面の男の「歪んだ、しかし純粋な愛」を思い出し、一人、ため息をつく。

    一方、シャアは、自らの計画が完璧な形で破綻したことに、屈辱よりも、ある種の満足感を覚えていた。

    彼は、アルトリアを“運命の人”として追い続けることをやめないだろう。

    新たな“テスト”という名の、壮大な遠回りのプロポーズを、いつか再び仕掛けるために。

     

    宮沢 鬼龍(最高の観測者)

    彼は、このショーの結末に、最高の満足を得ていた。人間の愛と欲望が、極限状況で絡み合い、予想外の結末を迎える。

    彼にとって、それはどんな武術の秘伝よりも価値のある“芸術”だった。

    彼はこの7日間の出来事を、克明に脳裏に焼き付け、新たな“愉悦”を求めて、再び日常の闇へと消えていった。

  • 147Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:40:29

    【脱落者たちのその後】**

    青木 遼 & ニャアン(反逆者たちの末路)

    島での反乱は、主催者側に鎮圧された後、徹底的な情報操作によって、世間には一切知らされなかった。

    青木は、表向きは「番組の都合」で途中リタイアしたことになり、その政治生命になんとか傷はつかなかった。

    だが、彼の心には、計画を完遂できなかった屈辱が、新たな野心の炎となって燃え盛っている。

    ニャアンは、今回のプロジェクトを「契約内容と実態が著しく乖離した、最悪の案件」と総括。

    主催者に損害賠償を請求するも、なしのつぶてだった。

    彼女は、今回の失敗を教訓に、より安定した高給案件を求め、再びマイナビを開いた。

     


    タケシ(愛に破れし者)

    惚れ薬事件は、彼にとって、あまりに大きな代償となった。

    彼は、本当の愛とは何かを、一から学び直すことを決意。

    美しいお姉様へのアプローチを一旦封印し、ポケモンドクターとして、ポケモンたちの“心”に、より真摯に向き合うようになったという。

    その姿は、以前より、少しだけ大人びて見えた。

  • 148二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:41:29

    >>147

    なに転職しようとしてるこのバカ

  • 149Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:42:31

    マエリベリー・ハーン & 阿慈谷 ヒフミ(友情の始まり)

    理不尽な形で脱落させられたマエリベリーだったが、帰国後、同じく途中脱落したヒフミと意気投合。

    「あの島、絶対におかしいわ!」「は、はいっ! ペロロ様グッズも、結局見つかりませんでしたし…!」。

    二人は、あのショーの謎を解明するための“調査サークル”を結成。

    その活動が、新たな波乱を呼ぶかどうかは、また別の物語である。

     

    タフグミ & イブシマキヒコ(異世界の記憶)

    元の世界に戻ったタフグミは、人間の感情、特に“愛”の複雑な“噛みごたえ”を、決して忘れることはなかった。

    彼女は、ただのグミではなく、物語を持つグミへと進化したのだ。

    風神龍イブシマキヒコは、ただ、いつものように空を彷徨い、対なる女王を探し続ける。

    だが、彼の吹かせる風は、以前よりも、ほんの少しだけ、優しくなった気がしたという。

     

    ビーストⅡ ティアマト & 天使の悪魔(忘却と平穏)

    ティアマトは、あの島での出来事を、夢として、すぐに忘れた。彼女は、ただ、ひたすらに、今日も「ピエン」を探し続けている。

    天使の悪魔は、参加費を元手に、できるだけ働かず、楽に暮らせるアパートを借りた。

    彼は、二度と、あのような面倒なことには関わるまいと、固く心に誓い、今日も、静かな平穏を貪っている。

     

  • 150二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:42:44

    ニャアンは何をしとるんや

  • 151Gemini…お前が書け25/09/21(日) 17:43:59

    御終了だぁっ!

    マジで誰か普通の恋愛ロワをやってくれって思ったね

    (ロワの名前)どないする? まぁシャアがクッソ情けなかったから「無様ロワ」とかでええやろ

  • 152二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:44:30

    ギャラ貰って即帰宅した天使で笑ってしまう
    やっぱり彼の心は田舎にあるということか

  • 153二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:45:56

    (カムラの里の住民達のコメント)
    おおっ!イブシマキヒコの風が弱まって百竜夜行が起こらなくなっている!
    何故…?

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています