- 1二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 18:12:20
「……ヒッグ……ズビっ……カーマちゃん？」
「！……ダ・ヴィンチからマスターさんを連れてくるよう言われまして、立てますか？」
「グズッ、うん。大丈夫、大丈夫だから……。少し待ってて、すぐ行くから」
「そうですか……。じゃあ見なかったことにしますから、管制室で待ってますね」
プシュー
「待っててください、マスターさん。その傷も、痛みも、忘れてしまうぐらい私に堕としてあげますから」 - 2二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 18:15:20
ここで強引に行かないあたり流石益獣
- 3二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 18:25:36
何だこのヒロイン力は...
胸にきゅんと来たぞ
続きは、続きはないんですか！？ - 4二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 20:03:48
「アヴェンジャー達も、ルーラー達も、ホームズも、カドックも、いなくなるし、マシュも消えそうになったし、Aチームの人は皆死んじゃったし、異聞帯ももう消しちゃった。もう、お別れは怖いよ、辛いよ、寂しいよ」
「マスターさん……」
「カーマちゃんはさ、ずっと俺と一緒にいてくれる？」
「……ええ、貴方が元の生活に戻れるまでずっと傍にいますよ。何なら聖杯を貰えるなら受肉して、一生いてあげてもいいんですよ？」
「えへへ、それも、ありかもね……」
「ッ、冗談ですよ。本気にしないでください」 - 5二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 21:49:49
「その、カーマちゃん？何で俺は抱きしめられてるの？」
「いいじゃないですか別に、やりたくなったんですよ。ほらほらこの愛の神に甘えてもいいんですよ？」
「いやちょっ、俺男だから流石に恥ずかしいんだけど！」
「こ〜ら暴れないでください、こうして心臓の音を聞いてたら落ち着きませんか？」
「待って待って！女の子の胸に触るとか！」
「スゥ……スゥ……」
「ふふ、可愛い寝顔じゃないですか。少しくらい、そうやって甘えてるほうが自然なんですよ。……いいんですよマスターさん、貴方が望むなら胸だろうが顔だろうが好きなところを触らせても。それで貴方が安らぐのなら……」 - 6二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 21:55:05
こいつホンマに元ビーストか？
- 7二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 21:56:31
こんなんだからこそビーストなんだが?
- 8二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 21:58:30
さすが益獣 マスターの心を的確に癒していく
- 9二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 22:19:02
この子一人になっても悪巧みしないどころかマスターさんとどう触れ合うかで頭一杯なのが良いよね
- 10二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 22:22:24
うーんこれは顔パス益獣の鑑
- 11二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 23:16:38
う〜んこれは紛うことなき益獣
- 12二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 08:58:42
『どうしましたか先輩？急に立ち止まって、学校に遅刻しちゃいますよ？』
「え、あれ？キリエ？」
『はい、先輩の後輩真白キリエですよ。どうしましたか、そんな幽霊でも見たような顔をして？』
「いや、その……。ううん、何か今朝変な夢見てさ。ちょっとまだぼんやりしてるのかも」
『そうですか、どんな夢だったのかは気になりますが。安心してください、キリエはここにいますので』
「まったく、何やってるんですかねぇ私は。こんなことをしても私に堕とせるわけでもなし、マシュに対しての執着が強くなるだけでしょうに。それもこれも、全部あのアホ巌窟王のせいですよ。次に会ったら必ずぶん殴ってやりますよ」 - 13二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 09:44:59
いつ殴る？私も同行するって鯖は他にもいるだろうからカーマ筆頭に巌窟王殴り隊結成するか…
- 14二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 11:20:15
この「悪ぶってる」を体現してる益獣よ
- 15二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 12:02:22
堕落のチャンスなのに絶対に堕落させないカーマちゃんを誇らしく思うよ俺は
- 16二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 21:06:53
「カーマちゃん、お願いがあるんだけど……。あっ！やっぱいいや、カーマちゃんに迷惑だろうし」
「マスターさん、あなたは人類最後のマスターなんですから。我儘を言っても構わないんですよ、寧ろ私に言ってください」
「じゃあその、えっと……。ハグを、してみていい？」
「……はい？」
「いやそのえっと、ハグをしたらストレス減少に効果があるって聞いてさ！真っ先に浮かんだのがカーマちゃんで、女の子にこういうこと言うのはセクハラだと思うんだけど、何となくカーマちゃんとしたいなって思って！ご、ごめんやっぱ駄目だよね！？」
「あ、えっと……。いいですよ、好きにしてくれても。マスターさんがしたいって言うなら、愛の神として受け入れましょう。それに私もマスターさんと……ゴニョゴニョ」