【閲覧注意】ここだけ、スバルの稼ぎが

  • 1二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 20:58:11

    夜のお仕事だった世界。
    イケ女が風◯で稼いだお金で貧民少女達を支えている展開っていいよね

  • 2二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 20:59:02

    ほう、続けたまえ。

  • 3二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 21:01:41

    スバルを気に入った太客がアリウスに関する情報を仕入れて
    脅しに使うことでNGなしで色んなプレイをさせたりとか?

  • 4二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 21:04:33

    こういうしっかりしてそうな子がね…
    快楽にじっくりと呑まれていくもはね…
    なんていうか…凄く股間にきますね

  • 5二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 21:07:12

    腰ヘコダンスと全裸土下座、地下の倶楽部でさせられるとしたらどっちが似合いそう

  • 6二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 21:43:40

    言えなかった
    「へっ♡ へっ♡ へっ♡。ご主人様達〜♡どうか、どうかアタシの腰振りダンス見てくだしゃ〜い♡」
    言えるわけがなかった。外の世界で人を消して生計を立てているという嘘をつき、無様な芸を見せる事に特化した地下の違法風◯店で働いているなど、マイヤの無邪気な目を見せられて言える筈がなかったのだ。
    「ん〜。まだちょっとまだ照れが残ってるな〜」
    「え、へ、は?ご、ごめんなしゃいごめんなしゃいごめんなさい!!も、もっと頑張ります!もっと恥捨てますからぁ!許してくらさい!」
    必死に全裸で土下座をして許しを乞う。もし、ご主人様達を満足させる事が出来なければこの姿はアリウスの仲間達にバラすという条件でスバルは高額の金銭を経ていた。そうでなければ残りのアリウス生を食わせる事が出来なかった。
    「わかった、次は無いからね」
    「は、はいぃ!ご慈悲をありがとうございますご主人様ぁ♡」

    悪夢はまだ終わらない

  • 7二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 21:44:27

    男装ホストで生徒から巻き上げてるスバル概念ではないのか!?

  • 8二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 21:46:03

    しっかりとしたイケ女が泡風呂に沈む概念...いいと思います!!(舐めた犬の風俗レポ読みながら)

  • 9二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 21:47:01

    どうにかおいそれと姦通はされないようなブランディングに成功したけど、いつそれを越えて繋がろうとしてくる大人が現れるか…みたいなね

  • 10二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 21:58:55

    >>9

    だから集団を満足させて姦通がない無様芸のプレイで生計を立てるわけだね。そんな店が本当にあるかわかんないけど

  • 11二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 23:28:40

    >>7

    自分にドコドコ貢ぐやつらを見て内心蔑みながら

    持ち前の顔の良さと会話スキルでキヴォトス中の女を狂わせていくんだ…

  • 12二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 23:50:21

    >>7

    >>10

    女落としまくってる王子様ちゃんが裏ではってところがいいんじゃないか!?

    稼ぎも倍だぞバイ!天才的なブランディングじゃない?

  • 13二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 06:36:13

    「私が男性向けのショー、ですか」
    トリニティ境界線付近のブラックマーケットで、私は男装サービスのキャストとして働いている。
    そのはずだった。
    「十分指名もついていますし、お断りします。そもそも契約にも、ここで女性向けのサービスを提供するとしか書いていないじゃないですか」
    私にこんな提案をしてきた男は、笑いながら長いため息みたいに排気をしてから答えた
    「あースバルちゃん結構そういうの読むタイプなんだー、意外としっかりしてるんだねー。マネージャーとしても安心だよー。」
    ”この店舗の”だろと考えても口には出さない。店があるからこその一線をひいた関係性に、スバル自身が助けられている面もあったからだ。ゲストから要求される契約以上のサービスに対して、求めればこの男は契約通りの対応をしてくれた。そう言った部分に関してはスバルはこの男を信用していた。
    「そーなのよー、こっちとしてはスバルちゃんの魅力を、もっと多くの人に売り出したいと思ってんのよ。だからボクが名実ともにスバルちゃんのマネージャーになる契約をしたい。」
    そう言って男は机から契約書を取り出しスバルに差し出す。
    内容はほとんど現在の雇用契約にあるマネージャーがらみの細則に近いものだった。
    男は個人相手の仕事でも、自分が間に入れるようにするためのものだと語った。
    実際それは正しかったが、この契約の目的は、スバルがマネージャーに雇用契約を委任することだった。
    コレが結ばれればマネージャーはスバルの仕事を自由に契約できるようになる。

  • 14二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 06:37:13

    >>13

    「ねえ、マネージャー。コレ業務内容が変わったからって言って、”そういうこと”しないですよね」


    「えー、そこはちゃーんと契約を委任する業務ってとこにそういうことはできないって書いてあるから安心していーいよ。」


    「そうですか」

    結局スバルはその思惑に気づかないまま契約書にサインしてしまう。

    男は契約書を受け取り大事そうに仕舞い込むと、すぐに男性向けショーパブの雇用契約書にサインをした。

    騙されたんだと気づいた時には遅く、男の声はいつもと同じ調子で話しかけてくる。

    「じゃあスバルちゃん、明日ここの個室入ってよ。だいじょーぶ、いまんとこ踊るだけってなってるから実質今より楽よ。」

    何度こんな大人を信じたんだろう、わかっていたはずなのに。

    「あの、本当にそういうことはしないんですよね?」

    スバルは急に不安になってもう一度男に尋ねた。

    男は宥めるように

    「わざわざ契約書にも書いたし、それはそれで需要があるから大丈夫、王子様キャラに箔がつくからね」と言った

    翌日、その意味をスバルは体で理解することになった。


     みたいな感じか

  • 15二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 08:11:31

    これで、アリウス生徒がトリニティ行ったらそらあんな顔なるわな

  • 16二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 09:38:05

    おかえりなさい、お疲れ様でした、先輩
    いつもと同じように労ってくれるマイアだったけれど、何故かその笑顔は無理矢理作った歪顔に見えた
    零れている涙は、目に埃が入ったからだと言い張っていたが、何故か違うような気がした
    そういえば、惨めで無様な芸を披露している時、視界の隅に、呆然とするマイアが見えたような気がしたが、きっとアレは気のせいに違いなかった

  • 17二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 10:13:38

    >>6

    >>14

    全裸土下座で自分を貶しながらメス声で媚びまくる下品な姿や脱ぎ捨てた自分の衣装におしっこぶっかける卑猥な姿を視姦されたりこっそり撮影されちゃうスバル

  • 18二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 18:29:12

    スバルの本来の発声のし方はまだわからないが、高音こびこびボイスを聞いてみたいね!

  • 19二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 18:39:30

    よかったねスバル。ヘイローより大切な物があるって知れて

  • 20二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:23:13

    「マイア、これお土産ですので、みんなで分けなさい」
    自治区に戻ったスバルは、量販店のビニール袋いっぱいに詰めた食料品をマイアに渡す。
    すぐに生徒たちが集まって食事が始まる。
    「先輩、食べないんですか?」
    マイアは、食事の準備が整っても一向に手をつけようとはしないスバルに不思議そうに声をかけた。
    「いえ、私は大丈夫です。もう”外の仕事”で食べてきましたから。」
    「ご飯を食べるお仕事、ですか?私には想像つかないです。でもきっとスバル先輩なら上手くこなしたんでしょうね。」
    「ええ、だから遠慮せず食べてしまっていいですよ」
    マイアの視線が痛い。
    確かに”外”で食べてきたのも、仕事だったのも本当だ。贔屓の客にアフターでトリニティの料理店へ連れられていたなんてマイアに言えるわけもない。
    それに食欲がないのは別の理由があった。

  • 21二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:31:02

    仮に男キャラいたらこれ一択になりそうだから困る

  • 22二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:52:54

    トリニティでの食事を終え、スバルはマネージャーの車に乗っていた。
    「どう言うつもりですか?勤務時間外ですよね。」
    「まーそーだけどさー、実際助かったでしょ。あのトリニティの彼女だいぶベッタベタじゃん、今日おうち帰れたかあやしー感じだったじゃん」
    彼女は仕事を始めてすぐの頃から指名を入れる金払いのいい客だったが、どうも客と店、金銭を支払ってサービスを得ていると言うことを理解できていなかった。
    今回のアフターもスバルのブラックマーケットを出ない約束を無視し、本校周辺市街まで出てきている。駄々をこねる彼女をこの男が取りなしてくれなければどうなっていたか。もし出自がバレればもうあの場所にもいられなくなるだろう。
    「悔しいですが、その通りですね。」
    静かに車はブラックマーケットに戻ってゆく、トリニティの整然とした通りを抜け、ブラックマーケットの入り組んだ路地に差し掛かる頃、男が口を開いた。

  • 23二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 00:58:51

    仕事場でご飯の代わりに大量のお酒(度数高め)と男性の汚い体液をお腹いっぱい食べさせられちゃってるんだ…
    しかも口から香ってくる強烈な匂いでそれがバレてしまい…

  • 24二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 01:09:28

    >>9

    ベッド無しで高額手に入れようとするならそら内容も過激になるわな……

  • 25二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 01:55:27

    「それと、スバルちゃんこれからお仕事なんだよね。この前のが結構好評でさー、今回ご指名入ったから。」
    スバルはその言葉で、初めての男性たちへのサービス、個室のダンスショーの様子を思い出した。
    そこは暗い欲望で穢れた世界、男たちの荒い吐息を感じながら、わざとらしくチープな偽物の銃を持たされ、体に張り付くような小ささの衣装ではしたないダンスを踊る。50センチにも満たない高さの舞台だけが、淫猥な笑みを浮かべたそれらと自分、店と客との一線を引く境界線だった。
    ただスバルには男たちが律儀にその一線を守っているように見えた。ダンサーの衣装を買い上げ、卑猥なヤジを飛ばすそれらが、頑なにその一線を越えて触れようとさえしてこないのが、何より不気味だった。
    その理由はすぐにわかった、そいつらが生徒を、さっきまで踊っていた同僚を抱えてソファでことを始めたからだ
    「どういうこと?ダンサーに触れることはできないはず。そう言うことをする契約はできないって…!」
    困惑で踊ることも忘れて彼女は訴えた。
    しかしそいつらは皆いやらしい笑みを一層濃くして、
    「仕事がなければ男と女、これは個人間の問題だ。我々がこの娘と遊ぶのを止める権利は君にはないと思うがね。」
    そう言って笑う。
    「それより踊りが止まっているぞ!その可愛い胸を楽しそうに振り回せ!それともどうした、ここで仕事をやめるか?舞台を降りて逃げ帰るのか?」
    その時のスバルは本当にそうしてしまおうと思った、個室を出て自分の荷物を取り返して、あのマネージャーを”処理”すれば元通りだとそう考えて、舞台を降りて駆け出そうと銃を構えた

  • 26二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 02:44:32

    しかしそこで、普段とは違うプラスチックのかるい手応えがスバルに冷静さを取り戻させた。
    自分の銃は控え室のロッカーの中にあって、自分はいまこのおもちゃの他には何も持っていない。きっと変態どもの土手っ腹に叩きつけてもバラバラになるだけだろう。
    自分自身を守れる力さえないことに気づいてスバルは足を止めた。
    心細さに進むのが恐ろしくなった。自分が大事、自分が可愛い。そんな感情はあの時とうに捨てたはずだった、けれども目をいやらしくぎらつかせる男たちの前に、このピンク色した紛い物の銃を頼りに走ってゆく気にはとてもなれなかった。
    そうして足を止めた途端、打って変わって男たちは苛立ちをあらわにしながら吠え始めた。
    野次は過激に、興奮を高めると言うより舞台の上のスバルを責めるようなものになっていった。
    同僚だった生徒は見せしめのように組み敷かれている。わざわざこっちに顔を向けてまで声を聞かせたいみたいだ。
    それなのに、自分には直接触れようとはしない。そのわけをスバルは察した。

  • 27二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 03:47:06

    店と客の境界線。今は、この頼りない50センチ程度の高さだけが、スバルと変態たちとを隔てていた。
    この舞台を降りれば、スバルの立場はダンサーではなくなる。
    そして舞台の下のそれらと同じ立場になる。ヘイローの他には何も一切、銃すら帯びていない女が変態でないと言い張って誰が信じるだろうか。
    だからそこから、たった一歩降りるだけで彼らを隔てるものはなくなり、その後にあるのは客同士の行為だけだ。
    それを咎めるものは誰もいない。
    仕事の間は”そういうこと”をしない契約にはなっているのだろう。
    だからスバルはダンサーでいなければならなかった。
    部屋の隅の監視カメラをスバルは何も言わず睨む。きっとこのまま踊らなければ職務放棄だと判断されて、舞台を降ろされかねない。
    不安な気持ちを押し殺して、スバルは腰をくねらせ言われるままにストックを自分の秘部に擦り付けた。
    朝が来るまでスバルは元同僚のとろけた叫びを聞きながら、卑猥な踊りを踊り続けた。
    ボーイが客を帰したあと、スバルは自分がどこから出したものか知れない汁に塗れながら、舞台の上でうずくまっていた。
    仕事が終わってボーイが促しても、怖くて舞台から降りれずにいたスバルは、控え室からタオルと着替えを持ってきたマネージャーに着替えさせられてようやく、べそをかきながら店を後にした。
    「契約書、先に確認できますよね。見せてください」
    あの時のような仕事は二度とごめんだと、スバルは震える声を抑えて男に訴えた。

  • 28二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 07:36:41

    ほしゅ

  • 29二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 10:57:55

    心の奥底では既に堕ち始めてるけどみんなのために働いてるっていう自制心が邪魔しちゃってるのいいね

  • 30二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 17:08:52

    えち

  • 31二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 17:56:38

    こんな事してるってバレたらアリウスの皆はどんな反応してくれるんだろうな

  • 32二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 18:11:43

    スクワットたちの反応も気になる。
    サオリみたいに報酬がもらえなかったなら報復も込めて潰せるけど、アリウスを支えるために報酬が必要で金はちゃんと支払れている。
    辞めさせたとしても、自分たちが同等の金を稼ぐには結局同じようなことをするか、○しなどの汚れ仕事をするしかないってことを理解したときどうするんだろう。

  • 33二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 19:20:53

    スバルのエア騎◯位が見れると聞いて

  • 34二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 00:12:16

    次はどんな仕事になるのかな。

  • 35二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 00:14:36

    やることがどんどん過激になっていってそのうち客とやることやらされるんだよね

  • 36二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 01:45:09

    「あー、契約書ね、スバルちゃんの隣にあるカバンの一番外のポッケに入ってるから、勝手に見てていいよ。まあ、あと十分くらいで着いちゃうけど?」
    男はスバルの動揺など気にもとめないで淡々と話す。その口ぶりが、自分がしてきた今までの女性や生徒相手のサービスと「あの一夜」がまるで同じものだと言っているように聞こえて、スバルはいっそう恐ろしくなった。
    自分をなんでもしてくれる王子様だと勘違いしたあの視線、少しでも若さに触れようとするあの手つき、そしてあのヤジと嬌声。
    蔑んでいたはずのそれらと自分にどれだけの違いがあるかわからなくなってゆく。自分も、あの欲望のため浅ましい姿を晒す惨めな生き物と区別できないのだと。
    店と客、ホストとゲスト。スバルはあったはずの境界線があやふやになる感覚を覚えて、身を縮めた。
    契約書に目を落としても、集中できずに目が滑るばかり。かろうじて禁止事項に脱衣や姦通の項目を見つけることができた。
    マネージャーは、この男は契約だけは守る。今のスバルの寄る辺はそこだけだった。
    「今回は、えっちなことはしないってことですか」
    不安げに沈んだ声でスバルは尋ねる。
    「そーよー、お客さんのとなりに座ってショーを見るだけ。この前よりもずーっと楽な仕事だよー。」
    男は宥めることもなくこともなげに答えた。
    「そう、ですか」
    どこに落とし穴があるかわからないなかで、スバルはマネージャーの言葉に縋るしかなかった。
    そうしているうちに、車はある一軒の店の前で止まった。

  • 37二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 03:40:38

    「どーも、君が件の新しい娘か。今日はよろしくね。」
    車を降りたスバルを迎えたのは意外にも身なりの良い紳士だった。
    ダブルのスーツにオイルと硝煙の匂いを纏わせた彼は、親しげな様子でスバルに握手を求めてきた。
    その様子にスバルは拍子抜けした、どんな悍ましい化け物の相手をさせられるかと身構えていたところに、引き合わされたのはただの強面の男。PMCに勤めているのだろう、隠しきれない荒事の香りは、もしも自分がトリニティに通うような生徒であれば恐ろしかっただろう。しかし今のスバルにとってはむしろ安心さえ感じられた。
    無軌道な欲望に晒されるより、規則どうりに「予測可能な資源」としての振る舞いを求められた方が、よほど楽だった。
    「よろしくお願いします。その、何とお呼びすればいいですか。」
    「そうだね…”旦那さま”で頼むよ”お姫様”」
    彼のおどけたその呼び方にスバルは眉を顰める。
    スバルはお姫様なんて呼び方を自分がされるなんて思いもしなかったし、仕事でそう呼んでエスコートしてきた女性たちが自分に重なるような気がして面白くなかった。
    「失礼ですが、名前で呼んでいただきたいですね、旦那さま。」
    スバルは語気を強めて求めた。彼はスバルのそんな態度にも苛立ち一つ見せずに笑って答えた。
    「ああ、そうだね”スバル”。もうすぐショーの幕が上がる、さあ、いこうか」
    そんな、どうして。

  • 38二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 04:02:18

    トリニティに編入したアリウス生が先輩やクラスメイトに悪い遊び……というよりも性欲処理の方法のひとつとして教えられた結果出会してしまう展開はアリウス?

  • 39二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 04:27:30

    >>38

    対面した時のスバルの絶望の表情が実物でアリウス

  • 40二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 05:23:15

    「うそ、ちがう、私の名前は…!」
    本名がバレている。
    少し考えれば当然だった、契約が正しく結ばれている以上自分の正しい名前が記されていなければならない。店での源氏名など今この契約関係の中に一文字もなく。それが呼ばれる道理などありはしなかった。
    ただそれだけのことだったが、スバルには足元が崩されるように感じた。どれだけ求められ、追い縋られようと相手は自分の本当の名前を知らない。名前を変えて、逃げてしまえばそれでいい。そのはずだった。
    その前提が今、崩れた。
    「ほら、行こうよ。”梯スバル”さん」
    エスコートのために肩に軽く添えられた手が、重い。
    体重を欠けているわけでも、つよくにぎるわけでもない。紳士的に回された腕を振り解くのは簡単だろう。
    でもそうしてどうなる。契約違反のペナルティだどんな目に遭わされるかわからない。機嫌を損ねて追ってこられたら、アリウスの皆やあの子にも被害が及ぶ。そう考えたら、スバルはこの男に抵抗しようとはできなかった。
    「はい、喜んで。旦那さま。」
    すぐにでも振り解けそうなその腕は、ずっしりとスバルの心を縛っていた。

  • 41二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 07:16:28

    ショーパブの客席は仄暗く、甘ったるい香水の匂いに混じってすえた匂いが鼻についた。
    「どう?スバルはこういうお店初めてかな?」
    男は最前列の革張りのソファに満足そうに身を沈めてスバルの手にその金属の指を絡ませながら訪ねた。
    「ショーを見るのは、これが初めてです。旦那さま……。」
    嘘は言っていない。それでもあの夜のことを連想させる質問にスバルは体をこわばらせる
    それを見透かすように男は笑う。
    「へー、そっかスバルは最後までお客さんにならなかったんだね。」
    手が震える、今すぐにでも逃げ出したいのに、それを男の手が、契約が阻んだ。
    「はい、旦那さま」
    スバルは泣きそうな声でそう答えるのが精一杯だった。
    「ほらスバル、もうすぐ幕が上がるよ。」
    開演のブザーと共に幕が上がり、恥部を強調した扇情的な衣装を身につけた生徒が、艶かしくライトを浴びながら踊り始める。
    あの時の私もこんなふうだったのだろうかと、スバルは目の前でポールに自分の陰部をこすりつけてよがる生徒を見ながら思った。

  • 42二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 09:30:43

    スバル…

  • 43二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 11:16:49

    快楽欲しさに自分からちんぽおねだりする時が1番メスとして輝く

  • 44二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 18:27:58

    >>31

    先生の課外授業がかなり難しくなる事は間違いないと思う。それでも授業で外の世界に触れて外に行きたいと考えるアリモブを見て曇るスバル

  • 45二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 19:53:38

    「んぉ♡おぉ♡おぉ♡おほぉ♡おぉ♡いい♡イキます♡おぉ♡おほぉ♡」
    音楽に合わせて、ステージの生徒たちの腰を振るリズムも激しくなってゆく。彼女たちは秘裂から飛沫をあげ、自分が絶頂したことを報告した。二人の座っている最前列はまで、彼女たちのいやらしい匂いでむせかえるようだった。
    私は何を見せられているのだろうか。スバルはイキながらも激しくなる、自慰とも踊りとも知れない行為を続ける生徒たちの姿を見ながら、自分の胸に響く振動が大音量の音楽のせいなのか、それとも自分の心臓の鼓動なのかわからなくなっていた。
    いつの間にか男に肩を抱かれ、体を背けることができないままスバルはステージの上の悪趣味な耐久レースを目の前にして、自分はこうなりませんようにと祈ることしかできなかった。スバルはもう内心理解していた。ステージで踊るこの生徒たちも、自分とのひとときを求めて競うように群がるあの生徒たちも、金のため自分自身を偽る私も。
    同じだ。ここでは同じ牝なんだと、境界線など最初からなかったと、わかってしまった。

  • 46二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 22:56:09

    「大丈夫かい、スバル。少し中てられてしまったかな?」
    旦那さまの声がして、スバルはふっと我に帰る。心配するように覗き込む彼のディスプレイに映ったのは、潤んだ瞳に不安げな表情を浮かべて、肩をすぼめて彼の腕にもたれかかる自分の姿。それはまるで自分が数時間前相手をしていた”お姫様”みたいに、相手の情に縋るような甘えた仕草だった。
    「いえ、旦那さまぁ、そんなことはありませんよ。」
    認めたくはなかった。しかしスバルの口から漏れる声からは、隠しきれない媚びた色合いを帯びていた。
    それでもここで認めてしまえば、本当の自分が一時の安心のために媚を売る牝の形になってしまう。
    そんな気がして、スバルは努めて平静に居住まいを正した。ゆっくりと息を整えて自分の仕事を確認する。
    となりで座ってショーを見るだけ、触れていいのは肩と腕だけ旦那さまはどちらも守ってくれている。それにもし違反があっても胸ポケットに入れられたレコーダーに録っていれば、マネージャーが適切に対処してくれる。
    契約は正しく履行されている。それならば自分も契約通りの仕事をすればいいだけだ。
    そう思い直してスバルはようやく落ち着きを取り戻した。
    その矢先、ふいに流れていた音楽が止んだ。ステージの上で音楽に合わせ自らの媚肉を嬲っていた生徒たちは、一様に手を止めてよろよろとガニ股で立ち上がると、未だひくひくと痙攣する充血した性器を客によく見える様に突き出す様にして並んだ。

  • 47二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 08:07:23

    補習

  • 48二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 13:09:54

    素晴らしいよ

  • 49二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 21:57:44

    「さあ、スバル。これからメインイベントだよ。」
    旦那さまの声と同時にスポットライトの強い光が生徒たちのみだらに湿った体を照らす。
    余韻に震える生徒たちの甘い吐息とと観客たちの低い笑い声、旦那さまもこれからステージで何が起こるか知っている様だった。
    再び穏やかに音楽が流れ出し、歩調を合わせる様にステージに新たな生徒が現れ、優雅にお辞儀をした
    「みなさま♡今夜のショーはお楽しみいただけていますでしょうか♡私たちの”ダンス”お楽しみいただけましたか♡」
    媚びた笑顔を貼り付けたその女は、燕尾服のジャケットの下にはぴったりと肌に張り付いた黒い服、まるであの時のミメシスがつけていた様なそれ以外は、何も身につけていない扇情的な格好で、片手に持った大きなガラスのジョッキを掲げて言った。
    「それではこれからお楽しみの♡罰ゲームのお時間です♡ダンスの時間なのに♡勝手に気持ち良くなってイっちゃったワルイ娘♡なかでもイク回数が一番多かったのはこの娘♡」
    スポットライトが一人の生徒だけを照らす、照らされた華奢な体は白い肌を上気させ、未だ余韻でいやらしくヒクついていた。
    じっとりと濡れた白いはねを揺らしながらその生徒は女の隣に歩いて行く。
    「さあ♡このワルイ娘へのオシオキにご協力ください♡ 心優しいみなさまのお情けをこのジョッキいっぱいになるまで注いでください♡」
    なんだチップかとスバルは思ったが、女のその後の行為に面食らう
    しょわぁぁあぁぁぁーーーー。
    女はジョッキを自分の股座にあてがうと、気持ちよさそうに放尿した。

  • 50二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 23:04:50

    「こんなふうに♡」
    彼女は快楽の滲んだ表情で微笑むと、隣の生徒にそのジョッキを渡して
    「さあみなさま♡これからこのワルイ娘がジョッキを持って参ります♡どうぞお好きに注いであげてください♡」
    女がそういうと生徒はステージの袖から下りて、客席を回り始めた。
    客席の男たちは彼女の前でその溜まった欲望を吐き出すように、小便や精液を注いだ。
    男たちの笑い声が、鼻につく精液と小便の匂いが段々と濃くなり近づいてくる。
    スバルは今にも逃げ出したかった。しかしそんなことができないのはもうわかっていた。
    「旦那さま…。」
    助けを求めるように彼の方を見ても、彼はニヤニヤしながら笑う。
    「トリニティの生徒がいい気味じゃないか、スバル?あの娘最後にはあれを飲み干すんだよ」
    ついに二人の席に彼女が来た。生徒は身をかがめてジョッキを抱えて彼の前で口を開けた。
    彼を潤んだ瞳で熱く見つめる生徒がスバルには気色悪かった。
    彼はスバルのことを一瞥すると「今は脱げないからな」と言って、ジョッキに向かって唾を吐いた。
    そうしてスバルの番になった、生徒は自分の方を見て口を開けて待っている。その蕩けたような表情が、その瞳がスバルは嫌だった。どうして、そんなに期待した表情をしているのかわからなかった。
    「つばでいいんだよスバル?今脱ぐのは違反行為だしね」
    旦那さまの声で、自分の今置かれている状況を思い出したスバルは、ジョッキに唾を吐こうとした。
    だが今までの緊張で口の中はカラカラに乾いていた。
    「でないです。旦那さま」
    といって、スバルは旦那さまが自分の番を飛ばしてくくれることを期待した。しかし彼は
    「一滴垂らすだけでもいいからね、君ジョッキをこの子に近づけてあげなさい」
    そう言って生徒にジョッキをスバルの顔の前まで持ってこさせた。
    ジョッキには混ざり合った尿と精液、その他の体液が並々と注がれていた。

  • 51二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 23:21:44

    アンモニアと濃い雄の匂いがスバルの鼻腔を侵す。クラクラするような匂いが立ち上り、唾を出すために開けた口から入ってくる。
    「カハッ、コホッコホッ」
    燃せても出るのは空咳だけで唾の一つ出てこなかった。
    それでもスバルは必死にジョッキの前で口を開け、舌を伸ばし唾を出そうとした。
    出なければもう、放尿するしかなくなってしまう。そう思って焦るほど、口の中は乾いていった。
    スバルのその様子を見て痺れを切らした旦那さまは言った。
    「スバル、もしかして飲みたいのかい?」

  • 52二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 23:50:31

    「い、いやです。旦那さま。そんなこと。」
    これを、この汚物を飲む。最低な提案をされてスバルは即座に否定した。
    目の前の黄ばんだ白濁した液体を口に入れる想像をして、舌にピリピリくる不快感がより一層ましたように感じる。
    「じゃあ、どうする?」
    客席中の目が私を見ていた。私がこれを飲むことを期待したいやらしい目、その思い通りにはなりたくなかった。
    「わたし、おしっこします。」
    その言葉に会場の野次馬が盛り上がる。いやらしい視線とヤジを受けながら、意を決して下着を下げようとする。しかしその手は旦那さまに掴まれて遮られた。
    「ッ…なんで、どうしてですか旦那さま」
    「脱衣は禁止事項だからね、君も違約金は払いたくないだろう?」
    腕の力が抜ける。じゃあどうすればいいというのだろう。
    もし契約を違反すれば今日の稼ぎはなくなる。だからと言ってここでやっぱり、なんて言えば他の客たちが何をするかわからない。契約は私たちの間にしか結ばれていないのだから。
    最悪だ、自分が考えうる最悪の案を思いついた。そしてそれしか道がないと悟ったスバルはそれをそのまま口に出した。
    「履いたままで、します。おしっこ」

  • 53二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 00:19:33

    「へえ、驚いたよスバル」
    じゃあ、とかれはそう言って、スバルを掴んだまま大きく腕を上げて座面に立たせた。
    そうして一段高い位置で衆目に晒されながら、スバルは彼の目的がここにあったんだと理解した。
    この場のいやらしい視線が全て自分一人に注がれる。スバルは今自分が目の前の少女より惨めに見えて、悲しくなった。
    「スバル本当はおしっこなんて出ないんじゃないの」
    旦那さまはそう言ってまた座らせようと、腕をさげ始める。
    もしも今座ってしまったら、本当に自分があれを飲むしかなくなる。
    「でますッ!出ますからぁ、いまだしますから待っててください旦那さまぁ!」
    スバルは焦って叫ぶ。おしっこしなきゃ今のスバルにはそれしか考えられなかった。
    緊張と恐怖で膀胱が緩んだのかスバルのパンツはじんわりと湿り始めていた。
    「ほら、出てますから、ちゃんと出ますから、飲ませないで」
    ゆっくりとそのシミは濃くなり滴がジョッキに落ち始めた

  • 54二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 01:12:55

    「ほら、出た!でましたから!お願いします!離してください!」
    懇願するが彼はスバルの腕を離そうとはしない。ただスバルのことを面白そうに眺めているだけだった。
    ちょろちょろちょろ……。
    ジョッキに静かにスバルの尿が溜まってゆく。スバルはもう十分だと思って止めようとした。しかし安堵からか緩んだ膀胱は、スバルがいくら力んでも尿を垂れ流し続けた。
    「ああ、だめ、だめ。」
    恥ずかしさに顔を隠したくても、腕は掴まれたまま動かせず。劇場に響く水音と股を覆う温かい湿った布の感覚にひどい無力感を感じた。
    ながい水音が止んで、ジョッキを持った生徒が次の客のところに行っても、スバルは動けなかった。
    掴まれた腕を離されて、席に座ってもスバルはどこか遠くを見つめて放心したままだった。
    私はなんのためにこんなことをしてるんだっけ。じっとりと濡れた下着をそのままにして、スバルはステージを眺める。
    全員分の卑猥な体液の注がれたジョッキを抱えた生徒が、ステージの上に戻ってきたところだった。
    アリウスの後輩たちのため、食べるもののため、そのお金のため、自分の体と尊厳を今売り渡している。
    ステージの上の彼女もそうなんだろう。何かのためにここに立って男たちに汚いものを恵んでもらっているんだ。
    彼女がステージの一番前に立つと、ジャケットの女が口上を叫ぶ
    「さあ♡皆さんお待ちかね♡ワルイ子ちゃんのお仕置きタイムです♡皆さまから注いでもらったコレをぜーんぶ飲み干してもらいまーす♡」
    生徒はジョッキに口を近づけるとそのどろどろとした中身を口に入れた。
    尊厳を売り渡しているんだ、嗤われ、欲望のはけ口にされ、辱められる。誰でもあのジョッキに入っているものを飲みたいなんて思わない。悍ましいだろう。気持ち悪いだろう、苦しいだろうし不味いだろう。
    それなのになんで、この生徒はそんなに、幸せそうな顔をしているんだろう?

  • 55二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 02:04:31

    「んぐっ♡んぐっ♡んぐっ♡んぐっ♡」
    はだかの生徒はその小さい翼を小さく振るわせながら、うっとりした表情でジョッキの中の液体を煽る。
    自分の尊厳を、自由を、その肢体を、弄ばれ搾取されて悦ぶ。スバルにはそんな目の前の存在がわからなかった。
    そうでなければ生きられなかったから、そうなったのか。ならばなぜ自分達はあの時そうなっていないのだろう。
    彼女はもうジョッキの半分ほどを腹の中へ収めていた。薄いお腹は少しずつ張っていくのがわかった。
    どうしてあんなふうに美味しそうに飲めるんだろうか。
    もしあの時、私が代わりに飲んでいたら、私もあんな顔をしていたんだろうか。あんなものを飲むことのためにあのステージに立ちたいと、そう思ってしまうのだろうか。もしそうなら尊厳を守ること、自由でいることになんの価値があるんだろう
    泡だった粘性のある液体がズルズルと少女の唇に吸い込まれて行く。彼女は惜しむようにジョッキの縁を舐めてから、笑顔でステージに向き直った。客席に向かって大きなゲップをした後、最後にジャケットの女が挨拶をして舞台の幕が降りた。
    スバルは混乱してよくわからないまま、彼と一緒に店を出た。
    外ではマネージャーが待っていた。マネージャーはスバルを車に入れると、男と何か話していた。
    しばらくしてマネージャーが乗り込んで車を走らせる。
    そこでようやくスバルは今日の仕事が終わったのだと気がついた。

  • 56二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 02:14:43

    しゃあっ着衣放尿!!

  • 57二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 02:25:36

    少し前にもサオリが補給のために身体で払ってた概念あったな…アリウス生はどうしてこうも悲惨なシチュで花を散らすのが似合ってしまうのか

  • 58二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 02:53:09

    「あの、下着が濡れてます。」
    スバルはすっかり疲れ切って、そう言うので精一杯だった。それでも車を汚してマネージャーに借りを作るのは嫌だった。
    「あらー、律儀だねースバルちゃん。でもだいじょーぶよーそんくらい気にしないって、もっとひどいこともよくあるもんこの車。」
    そう聞いてスバルはあの生徒、ステージの上であのジョッキを飲み干した彼女が浮かんで、ゾッとした。
    きっと私もいつかああなる。言いようのない不安と確信めいたものがスバルの頭を支配していた。
    暖かかった下着はもう冷えてぐっしょりと濡れた不快感が広がっていた。
    「おろすのはいつものポイントでいいよねー、それともどっかトイレ、よる?着替えるでしょ」
    マネージャーからの声もどこか遠くに聞こえる、よく考えずに返事をしていると車が止まった。
    「ほらー、下、変えてくるんでしょ、そこの公衆トイレ多少マシだから行っておいで」
    マネージャーが顎で外を指す、そこには小さいトーチカのような建物が見えた。
    「下着、持ってないです。ごめんなさい」
    こんなことになるなんて、想定していなかったスバルは、当然下着など持っていなかった。
    謝るスバルにマネージャーはグローブボックスから袋を取り出す。
    「ほら、しょーがないなースバルちゃんは、コレ使いなよ。」
    「これ、どうして……。」
    「いーのいーの、貸すだけだから、返してくれればチャラ、ねっ」
    「わかりました、ありがとうございます」
    「早く行ってきなー」

  • 59二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 03:54:57

    トイレの個室で下着を脱ぐ、パンツの中の肌が空気に触れてひんやりとした夜風を感じる。
    体が冷えてしまう前に渡されたパンツに履き替える。今まで履いていた物は袋に入れて持ち帰る。
    迅速に着替えを済ませて、スバルは手を洗おうとして洗面台の前まできた。
    指についた尿の、ツンとした匂いが鼻をくすぐる。どんな味がするのだろうか。そんな考えが浮かぶ。あの生徒が幸せそうに飲み干したのはどんな味がしたんだろうと、そう考えて自分の指を、舐めてみた。
    「おえ」
    苦くてしょっぱくて、後悔した。こんなことをした姿を誰かに見られたくなくて心臓がドキドキして、急いで車に走った。
    車に着くとマネージャーはじゃあいつものポイントねといって、車を走らせた。
    スバルはなんだか、さっきの自分の自分の行為を秘密にしておきたくて、ずっと黙って口を閉じていた。
    舌の上ではあの味が、ピリピリとずっと舌の上に残っている感じがした。

    そのうち車はいつものポイント、カタコンベ入口から近い商区画、食料品の闇市の一角に停まった。
    マネージャーからクレジットの入った封筒を渡されて中を確認すると、女性相手の仕事で稼ぐ金額の十倍近い額が入っていた。スバルがこの仕事を断れない一因がこれだった。これでアリウスの皆にまた、食べものを買ってやれる、飢えずに済むことがスバルの希望になっていた。そして新しい後輩マイアが、スバルと一緒にいる場所を自分の居場所だと思って欲しいと願っていた。
    そしてスバルは闇市で食料品を袋いっぱいに買い込むと、カタコンベへとつながる地下通路へと消えていった。

  • 60二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 04:22:51

    「大丈夫ですかスバル先輩、顔色が悪いですよ。もしかして無理してるんじゃ」
    マイアが心配そうにスバルの顔を覗き込む。顔を近づけた彼女の表情は純粋そのもので、本当にただ単に先輩を心配してのことだと言うのがわかった。それでも、その純粋さがスバルには後ろめたかった。
    「なんでもありません、今までよりずっと楽な仕事をしているんですから。」
    そう言ってマイアから距離を取るように立ち上がる。もし万が一口の匂いに気づかれでもしたら最悪だ。
    スバルはどうにかして自分からマイアの意識を逸らしたかった。
    「あれ、先輩ポケットのそれ。なんですか?」

  • 61二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 07:42:43

    マイア……。

  • 62二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 10:57:52

    このスバルが決定的に堕ちるきっかけになるのは何だろう?


    やっぱマイアなのかな?>>16みたいな感じで

  • 63二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 13:46:24

    最高かよ…

  • 64二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 22:02:10

    よかった、気を逸らせたと思ったのも束の間。スバルは自分のポケットの中にあるものを思い出す。

    (ボイスレコーダー……っ!返し忘れていたんだ!コレがもし見つかったらマズい)
    スバルは焦った、この中には今日の仕事の様子が記録されている。
    自分の口から出たあの男に媚びた声色も、恥ずかしい懇願もコレを調べられたらバレてしまう。

    そうなったら終わりだ。
    私のしてきた仕事が、自分の春をただ切り売りしていくだけのものだと知られてしまったら、自分のことをどんな目で見るだろう。そして今持っている青春の価値を彼女たちはどう思うのだろうか。

    「違うんですマイア、これはただ……。」
    何が違うんだろう。大金のために、初めて会った男の隣で衆目に晒されながら粗相をしたのが、本当の自分の仕事だ。
    きっともう自分はあのステージの上の生徒たちとおなじになっているんだ。目の前の純粋な後輩たちとは別の生き物で、それがバレたらもうここに居場所はないのだろう。

    スバルはあの時舐めた指の苦さがぶり返してくる感じがした。

  • 65二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 22:02:25

    このレスは削除されています

  • 66二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 22:32:00

    いっぱい汚濁ザ一メンジョッキ飲ませて中毒にしてあげたい…

  • 67二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 05:39:38

    「大丈夫ですか、スバル先輩!」
    マイアは、口を抑えてよろめくスバルに駆け寄る。食事をしていた生徒たちも手を止め心配そうにこちらを伺っていた。
    無垢なその視線にスバルはどうしようもない疎外感を覚えた。

    「少し、疲れていたみたいですね。私は風にあたってきますから、皆は気にしないでください。」
    そう言ってヨロヨロと部屋を後にしようとするスバルの肩を、そっとマイアが支えた。
    「先輩、お供させてくださいきっと一人でいるより二人の方がいいですから。」
    スバルはマイアのその言葉が胸に刺さった。

    そうだ私は、よるべのないアリウス生を一人にしたくない、そう思ってここまでしてきたんだ。
    そのために私は身体を、愛を、青春を売り払ったのに、私だけひとりぼっちのままは嫌だ。
    だからマイア、こんな私にここまでしてくれるあなたになら、この秘密を話してもいいかもしれない。
    そう思った

    「マイア、私の話を聞いてくれますか?ポケットの中身のことです」
    曇天の下、二人きりの崩れかけた屋上でスバルは口を開いた。
    ポケットの中のレコーダーを探り、スバルは小さな箱を握りしめる。この中身を知ればきっと今までのような関係ではいられなくなるだろう。それでもスバルはこの優しい後輩に自分のことを知っていて欲しかった。

  • 68二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 06:55:18

    「はい、もちろんです。先輩」
    マイアは改めてスバルに向き直って微笑んだ。自分がしてきた裏の仕事、それが本当はどんなものだったか、それを知ったらこの子はどんな顔をするだろうか。それでもスバルは知って欲しいと思った。そして自分を受け入れてくれるのではないかと。

    「これが何かわかりますか?」
    スバルは意を決して箱をマイアに差し出す。
    「アクセサリーの化粧箱、ですか?」
    マイアのいう通り、スバルの手にあったのはレコーダーではなく、ブランド物のアクセサリーの箱だった。
    入れた覚えのないものだったが、心当たりがスバルにはあった。トリニティのあの”お姫様”だ。縋りついた時に無理やりねじ込んだのだろう。

    スバルはすっかり毒気を抜かれてしまった。ああ今まで思い詰めて、焦っていたのはなんだったんだろう、今までの自分が可笑しくなってくる
    そうしてスバルが箱を差し出してから何も言わない様子に、困惑している愛しい後輩に、にっこりと笑いかけて言った。
    「そう、あなたへのプレゼントですよ。マイア」
    そう言って慣れた手つきで彼女の首にネックレスをつけてやる。
    女の子らしいモチーフの可愛らしいチャームのついたネックレスは、マイアのイメージに合っていた。

    「そんな、こんな高価なもの、どうしてわたしに?」
    マイアは不思議そうに尋ねてくる。しかしスバルにだってこうなった理由はわからなかった。しかしスバルはこうなってよかったと安堵した。
    ここまで私を心配してくれたマイアに、この大切な無垢な少女に穢れた真実を見せなくて済んだことが、本当に嬉しかった。

    「もちろん私からのささやかな”復帰祝い”です。少し遅れてしまいましたが」
    そう言ってスバルは、彼女の肩を抱いて誤魔化すように笑う。
    「ありがとうございます、大事にしますね。」
    スバルの瞳と同じ、深い紫色の石のついたチャームを見つめながら、マイアは微笑んだ。

    もどりましょうか、とどちらともなく呟いて、二人は皆のいる校舎へと歩いていった。
    まるでそれぞれの隣が、自分の居場所であるかのように。

  • 69二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 07:33:59

    良い概念なので、また思いついたら続きをかくわ
    やっぱ能動的にやる姿がみたいね

  • 70二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 10:57:07

    アリウス生徒たちの目の前で裸より恥ずかしい卑猥な衣装を身に纏い、開発調教された下品な淫紋だらけの身体を露出し、全身から小便と精液が混ざり無洗浄で熟成した激臭を撒き散らし、酒とたばこを両手に持ち淫猥な笑みを浮かべながらエロダンスを踊ってノーハンドで潮吹きお漏らしマゾアクメするスバル

  • 71二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 18:57:43

    デートやアフターで『お姫様』からよく高価なアクセサリーをプレゼントされるけど、その日のうちにうっぱらって金に変えちゃうから、自分は一度もつけてないのがいいよね。

  • 72二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 22:43:07

    おへそ灰皿にされて欲しい

  • 73二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 04:29:06

    保守

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