- 1二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 00:32:10
- 2二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 00:35:40
やること変わってねえ
- 3二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 00:36:25
平常運転
- 4二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 00:36:47
どの道気ぶるのかコイツは…
- 5二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 00:43:20
お友だち「……そうだ、せっかくカフェとそっくりな見た目なんだ、カフェになりすましてトレーナーに言い寄ればワンチャンあるんじゃないか……!?」
⌚
お友だち「ん゙んっ。……こんにちは、トレーナーさん………相変わらずトレーナー室に籠りっぱなしなんですね、疲れてるでしょう?さぁさぁ、コーヒーでも淹れますから(淹れるのはそこら辺に売ってるThoroughBlendy(微糖)だけどな)ゆっくりしましょう……」
トレーナー「う、うん。んじゃあお言葉に甘えて……」
お友だち(よーし来たな、このままオr…私が巧みな言葉でオトしにかかれば……!!)
1:トレーナーが気付く
2:本物のカフェが入ってきてしまう
3:謎のタキオン乱入
dice1d3=2 (2)
- 6二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 05:46:07
タキオンが何をしたっていうんですかお父さん…
いやアイツ結構やらかしてるな - 7二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 06:08:42
お友だち「トレーナーさん、私……少しトレーナーさんの膝に………」
カフェ「トレーナーさ……お取り込み中……でした…か……?」
トレーナー「えっ!?カフェが二人!?えっ!?二人!?夢ッ!?」
お友だち(さ、さすがにまずいなこれは……!!どう切り抜ける!?)
1:適当に言いくるめる
2:白状する
3:逃走する
dice1d3=3 (3)
- 8二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 06:55:31
ドッペルゲンガーじゃん!
- 9二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 07:10:14
なんも説明ないとただの怪奇現象だなこれ⁉︎
- 10二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 07:16:16
これはお友達ですわ
- 11二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 08:03:40
このレスは削除されています
- 12二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 08:57:53
G1六勝米国二冠ウマ娘の決死の逃亡劇が幕を開ける…かもしれない
- 13二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 14:41:56
ほしゅ
- 14二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 16:20:24
このレスは削除されています
- 15二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 16:22:32
カフェ速い
さすが - 16二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 17:17:22
カフェ「……やっぱりちょっと気になるので追いかけて来ます。別に怖いことしようとは思ってませんから安心してください」
トレーナー「うん、行ってらっしゃい。……どっちがカフェか分からなくなった、なんてのは無いよね……、うん、ないはずだ……」
⌚
カフェ「いた……!」
お友だち「ウワーッ!追いかけてきてる!?」
カフェ「ちょっと待って……!あなたなんでしょう……!?」
お友だち「え!?今の私でも分かるのか!!?」
カフェ「気配が…いや、全部があの時のあなたと同じ……!それに、急に気配が消えたと思ったら全く同じ気配の子が現れるなんて、何もないと思う方がおかしいじゃないですか!!」
お友だち「……良いぜ上等だ、私に追い付いてみろ!!」
先生「廊下は気をつけて走りなさい!!」
お友だち「アァ!?……すんません」
⌚
お友だち「そういや……」
1:まだ名乗ってなかったよな
2:あの実験バカはどうしてる?
3:まだトレーナーとくっついてないのかよカフェ
dice1d3=3 (3)
- 17二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 21:11:10
お友だち「カフェ、まだトレーナーとくっついてないのかよ」
カフェ「え?えぇっ!?」
お友だち「いや、えぇっ!?じゃないよ、あのクソボケトレーナーをどうにかするんならカフェが動かないとさ」カフェ「そ、それはそうですけど……で、でも私には無理ですよ……」
お友だち「じゃあどうすんだよ、多分あのトレーナーストレートに言わねぇと多分動かねーよ、私が気ぶっててもダメだありゃ」
タキオン「おやおや、何か悩み事か……い………カフェが二人!?」
クソッ、まためんどいのが出てきやがった。
……もう一回紙切れ燃やしてやろうか。
タキオン「見たところ恋路の話のようだねぇ?なら尚更都合が良い、今ちょうど惚れ薬のようなものを……いたたたたっ!?カフェ!?」
お友だち「私はカフェじゃねぇしカフェは今真面目なんだよ、お前の変な薬であれやこれやされちゃたまらん。人の恋路に手出しするとは親の顔が見てみてぇわ」 - 18二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 21:15:05
受肉しても気ぶりしてる…
- 19二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 21:20:28
親はお前じゃい!
- 20二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 07:18:36
このレスは削除されています
- 21二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 18:49:09
なんか大事になりそうな...
- 22二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 21:15:56
お友だち「おい…何か騒ぎが広くなってねぇか……?」
スズカ「トレーナーの景色は誰にも渡さない…!」
お友だち「何言ってんだお前…?」
アヤベ「……答え次第ではあなた至極の幸福を与えることも出来るのだけど」
お友だち「お前にとっての幸福が他者でも同じと言えると思うなよ?」
スペ「あの!それくれませんか!!?」
お友だち「あげてたまるかこんな危険人物発見器!!」
お友だち「お前らなぁ……!!」
1:口でわからねぇならピー(規制音)しちまえば良いだろうが!!
2:薬に頼って真の愛が得られると思うなよ!!
3:まずてめぇら未成人だろうがァ!!
dice1d3=2 (2)
- 23二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 21:18:30
お友達がまともなこと言ってる……!
- 24二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 21:20:47
ちょいちょいまともになる当たり、ダイスも空気読んでるな。
まぁ、お友だちみたいなものだし、相性良いのか。 - 25二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 21:53:32
ウマ娘の世界は何故か元馬が狂人系であってもマトモになってるパターンが多いから……
- 26二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 22:02:41
父親らしいお説教だぁ
- 27二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 22:15:25
- 28二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 22:18:15
だから親は(ry
- 29二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 22:21:47
お前だーーーーっ!!!!
まさに怪談話の定番ですな - 30二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 22:22:50
鏡ってご存知です?
- 31二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 23:07:09
お友だち「……カフェ、行こうぜ。言いたいことは言ったしな」
カフェ「目的すり変わってません?あと……」
1:その薬手放してませんけど何やるつもりですか
2:私とトレーナーくっつける話はどうなったんですか
3:恋愛強者ぶってますけどそもそも恋愛経験あるんですか
dice1d3=2 (2)
- 32二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 23:45:44
カフェ「私とトレーナーさんをくっつける話はどうなったんですか……?」
お友だち「…正直ノープランだ、だがまぁ安心してろ、米国GⅠ6勝二冠ウマ娘の力を見せてやる」
カフェ「……あの、一つ良いですか?」
お友だち「うん?どうしたんだ?」
カフェ「貴女って……
____まだデビューしてませんよね?」
お友だち「は?いや何でだよ、私は確かに__」
1:あ、あれ…?さっき私は一体何を言ったんだ……?
2:……私がアメリカに居たっていう記録すらないのか…?
3:なんだよこの、「知っちゃいけない領域」に踏み入れたような感覚は……!
dice1d3=3 (3)
- 33二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 07:17:19
夜まで帰ってこれないので保守しときます
- 34二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 17:43:31
保守やね
- 35二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 18:31:34
お友だち「そうか、私はウマ娘として生まれてきたウマ娘たちと違ってよく分からない形でウマ娘になったから……」
カフェ「……どうしました?」
お友だち「いや……ちょっと強引に納得つけたっていうか……悪かったな、変なこと言って」
お友だち(だが、この違和感の正体はいずれ掴みたいな……)
カフェ「あぁいえ、気にしないで…ね?」
お友だち「あぁ…遠慮は無用ってか。了解だ。あと、それと気になるんだが……」
1:私って何年生なんだ?
2:私のメイクデビューの日を確認したい
3:そもそも私ってどういう名義になってんだ……?
dice1d3=3 (3)
- 36二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 18:34:33
こいつ、ドーピングしなかったもんな
- 37二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 18:59:39
このレスは削除されています
- 38二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 21:29:33
お友だち「私の名前……もう登録されてるよな多分」
カフェ「うん…というか入学するときに普通は教えてるはず……」
お友だち「そうだな、んじゃついでにカフェにも教えておくか、ずっと『お友だち』呼びも不便だろ。私の名前は──」
サンデー「サンデーハッシュってことにしといてくれ」
カフェ「………ってことに?」
サンデー「何か、実名を名乗るのは今は不味い気がして、なんとなくだが」 - 39二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 21:45:17
カフェ「それじゃ、サンデーさん…ってことになるの……かな?」
サンデー「そうなるな。んー……私もデビューした方が良いよな……」
カフェ「私やタキオンさんはしてますしね」
サンデー「トレーナー、探すか……無理くり担当してもらう方法を」
カフェ「まともな手段でトレーナー見つけてね……?」
⌚
1:ウソだろ…誰も見向きもしねぇじゃねぇか……
2:問題ねぇ!無事にトレーナーを捕まえるぐらいは出来る!
3:誰だ今私のスタイルが悪いって言った奴はァ!!?
dice1d3=3 (3)
- 40二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 22:41:38
サンデー「誰だ今私のスタイルが悪いって言った奴はァ!!?」
若気の至りトレーナー「えっ!?いやっそのっ……!」
サンデー「しかもお前…今胸見ながら言っただろ……この…この……!」
若気の至りT「いやっ!そういう訳じゃっ……!空気抵抗少なそうだなって!!」
サンデー「面と向かって言う奴がいるかバカ!お前なぁ…!トレーナーなら脚の方見ろよ!!!」 - 41二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 10:28:11
トレーナーで笑う
- 42二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 20:25:11
ほす
- 43二次元好きの匿名さん22/04/29(金) 02:07:58
保守
- 44二次元好きの匿名さん22/04/29(金) 11:03:59
あげげ
- 45二次元好きの匿名さん22/04/29(金) 11:37:00
- 46二次元好きの匿名さん22/04/29(金) 19:11:50
振っちゃったかぁ
- 47二次元好きの匿名さん22/04/29(金) 22:23:42
サンデー「……ったく」
普段の私なら恐らく、いや大方手が出てただろうが悪い噂が立つと後々面倒そうだからな……
まぁこれで懲りただろ、トレーナーがこの世に一人って訳じゃないし他当たればどうにかなるはず……
⌚
……誰も私を訪ねてこねぇ。
サンデー「どういうわけなんだよ……」
カフェ「あの、一つ聞いても良いかな……?」
サンデー「ん?」
カフェ「選抜レースとか出たり…した?」
サンデー「……いや、出てねぇな」
カフェ「だからだよ…自分をアピールすらしてないのに人が来るわけがないと思う」
サンデー「んじゃあ……出るか」
そうして出た選抜レースの結果は──
1:ぶっちぎりの圧勝
2:惜しくも敗北
3:印象残るレースを周囲に魅せる
dice1d3=3 (3)
- 48二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 09:19:46
レースには負けちまったが私の強さは見せられただろ多分……
と思ってたんだが。
「ねぇちょっと君!」
「良かったら自分の担当に…」
「君なら~~~」
サンデー「……るっせぇ!!」
クソが!こいつら人様の話も聞かずに自分の言いたいことだけギャーギャーと言いやがって……!
アッッッタマ来た!!!
1:ぶちギレたサンデーは周囲を蹴散らしながら立ち去る
2:この前のトレーナーが目に入りそいつに助けてもらう
3:事を荒立てることなく普通に断ってく
dice1d3=2 (2)
- 49二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 15:51:45
負けるって芝のレースにでも出たんか…と思ったが、砂と土じゃ勝手も違うか
- 50二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 18:24:43
- 51二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 19:19:45
スタイル悪いななんて言ったトレーナーに助けてもらえるのかな?
- 52二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 20:21:13
サンデー「……ッ!!」
サンデー(この前のアイツ……クソ、あいつに貸しを作るのは癪だが……)
サンデー「待て!私はコイツと一回交渉するつもりなんだ、コイツと話付けるまではお前らの話はナシ、良いな!!」
トレーナー「えっ!?ちょっ……」
サンデー(お前は良いから黙って口裏合わせとけ……!)
トレーナー(……分かった)
サンデー「というわけでじゃあな!アンタらにもよき出会いを!」
心にもなさそうな取って付けたようなセリフを吐いてから、サンデーは早々とトレーナーを引きずりながら連れていった……
⌚
サンデー「いやー、お前があの場にいてくれて助かった」
トレーナー「…ごめん、ツラ見せちゃって」
サンデー「あ?まぁそうだが…今回のでチャラだ。それに……」
サンデー「随分、私を見る目が変わったように見えるなァ?」
何かを見据えるかのような目をしてサンデーはそう言い放つ。
トレーナー「……分かるんだね、そういうのが」
サンデー「……勘なのか分かんねぇけど、これでも男や女を見る目はあると自負してんだ。雰囲気の変化ぐらいはすぐに読める」
トレーナー「……君の走りに可能性を感じたんだ、というより、可能性を阻害する何かが足枷になってるだけのような気もする」
サンデー「……へぇ?」
興味深そうな目をしながらサンデーはトレーナーの話を聞くのを続ける。単純な興味、好奇心だった。
トレーナー「この前の事は…その、ごめん。考え事が口に出や……いや、言い訳は無しか。じゃあ、僕は立ち去るから…あっ、お茶代位は僕が持つよ」
そう言うとすぐに席を立ちその場を逃げるように去ろうとする。
サンデー「……待ちな」
それをそのまま見過ごすようなウマ娘ではなかった。既にこの時、サンデーには一つ決めたことがあったのだ。
サンデー「──お前、私の担当トレーナーになれ」 - 53二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 20:21:33
このレスは削除されています
- 54二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 20:23:40
トレーナーの性格
1:何処か抜けている、活発的だけど可愛げのあるトレーナー
2:献身的で優しく、常にサンデーの傍にいるトレーナー
3:割と頼り無さげなトレーナー、でも頑張る
dice1d3=3 (3)
- 55二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 20:25:35
3引く率心なしか高くない……?
- 56二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 08:16:29
ほし
- 57二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 18:10:15
トレーナー「えーっと…トレーニングって言いたいけどその前に……」
カフェ「……見た目が紛らわしいって顔してますね」
トレーナー「う、うん、慣れたら雰囲気で分かるんだろうけど周囲の反応的には面倒だろうなって……」
カフェトレ「まぁ、ドッペルゲンガーと思われてもおかしくないレベルだもんな、実際ここ数日だけでカフェ周りで変な噂が立ち出したし」
サンデー「なんだよ、私のせいだって言いたいのか!?」
トレーナー「うわぁ違う違う!!えーっと、その~…イメチェンしない?って話なんだ!」
サンデー「イメチェン?」
トレーナー「任せて!髪型の雑誌買ってきたから!!」フンス
サンデー「私の意思とか無しでやる気満々じゃねぇか……しゃあねぇな、見せろよ……」
似合いそうなのは……
1:ポニテ(例:テイオー)
2:ウルフカット(例:タキオン)
3:ショートヘアー(例:ライアン)
4:ローポニテ(例:ウオッカ、たづな)
dice1d4=1 (1)
- 58二次元好きの匿名さん22/05/02(月) 06:10:00
保守
- 59二次元好きの匿名さん22/05/02(月) 16:27:25
ほす
- 60二次元好きの匿名さん22/05/03(火) 00:58:10
トレーナー「よーしできた……うん、似合ってる」
サンデー「最初は悪口言ってきたくせに……調子良いヤツ」
トレーナー「その節はどうも悪かったってば……」
サンデー(さて、ここから真面目に生活するのも良いんだが……)
1:なんとなく、マックイーンに会いてぇな
2:あんの変な挙動しかしてない葦毛に興味が湧いた
3:とりあえずレース…勝つか……
dice1d3=1 (1)
- 61二次元好きの匿名さん22/05/03(火) 01:03:41
出番ですの?
- 62二次元好きの匿名さん22/05/03(火) 09:08:28
恋人と称される位の仲だったからウマ娘世界でも仲良くなる気もする
- 63二次元好きの匿名さん22/05/03(火) 21:04:15
マックイーンか
- 64二次元好きの匿名さん22/05/03(火) 21:54:59
とりあえず一回トレーナーたちとは別れた。
サンデー(こっちのマックイーンはどんな感じなんだろうな……)
たまに記憶がおかしくなる時もあるが、断片的には色々覚えている。というより、この身に魂を移してからというもの、じわりじわりと昔のことが思い出せなくなってきている気がするのだ。
サンデー「……あ?」
マック「毎度毎度なんなんですの!?」
ゴルシ「目がァァァァ!!!」
スペ「大丈夫ですかゴールドシップさん!?」
……ったく、うっせぇな……ま、この学園全体そんな感じではあるけどよ
サンデー「……おい」
一同「!?」
サンデー「騒ぎすぎだろうが、バカかお前ら」
ゴルシ「なんだよ、ゴルシちゃんたち話してただけだ…ぜ……」
サンデー「……」ギンッ
ゴルシ「…行くかスペ、素直に従っといた方が面倒くさくなさそうだしよ」
サンデー「行ったか……ん?」
マック「……随分荒々しいお方ですこと」
フン、と言った感じで小柄な芦毛のウマ娘は立ち去っていった。
サンデー「……おもしれー女」 - 65二次元好きの匿名さん22/05/04(水) 09:48:50
サンデーが原作の記憶持ちなの好き
- 66二次元好きの匿名さん22/05/04(水) 10:58:54
私にビビり散らしたり相手にしたくないという奴は多いが毒吐いてくるのは珍しかった。
……少し興味が湧くのも仕方がないだろ。
というわけであの芦毛ウマ娘のことに絡んでみるか。
⌚
サンデー「……よお、生意気なお嬢サマ」
マック「………」フイッ
なんか気になるから声をかけてみたが……目で見るだけ見て無視と来たか。まぁ当然とはいえ大分嫌われたな…
いかにも相手にしたくないって感じだ、しかも怖い、事を荒立てたくないから相手にしたくないって訳じゃない、単純にお前が鬱陶しいから相手にしたくないんだって感じだ。
……尚更興味が湧くじゃないの。
⌚
サンデー「………」
マック「………」
今回は声をかけずに見てるだけだったとはいえ視界にいるはずなのにこっちすら見なくなったか……
……何を寂しがってんだ私は。
⌚
サンデー「……よぉ」
マック「……はぁ……何か?」
数日間通いつめてようやく返事を返してくれるようになった。だがその顔には相変わらず嫌悪感が浮かんでいて、私への警戒心も隠そうとしていない。
サンデー「いや、大した用じゃねぇんだが……」
マック「なら早々に消えてくださいます?わたくしこれからトレーニングですので」
サンデー「あっ、いや、ちょっと待てって!」
そう言って彼女は立ち去ろうとする。
そういや私、彼女が気になるとはいえ何を話せば良いんだ?
気になるってだけだからいざとなると何も話題が無いんだよな……そうだ! - 67二次元好きの匿名さん22/05/04(水) 10:59:10
サンデー「あーっと……お嬢サマ、名前は?」
マック「……メジロマックイーンですわ」
サンデー「……!!」
やっぱりな。こんな気の強くていけすかない奴、お前以外にあり得ない。
マック「で、もう良いですか?出会ったときから思ってましたけど、私は貴方のことが苦手ですの」
サンデー「そりゃどうも、私もマックちゃんの事気の強くて(でもそれが面白い所で)いけすかない(けどそれが良い)奴だと思ってんだ、よろしくな」
マック「はいはいそうですか、では失礼しますわ!」
……うーん、あんまりよろしくないスタートになっちまったな。
私から求めにいくのは、結局変わんねぇんだなぁ…… - 68二次元好きの匿名さん22/05/04(水) 22:45:41
保守
- 69二次元好きの匿名さん22/05/05(木) 07:29:50
さて上手く行くのかサンデーは
- 70二次元好きの匿名さん22/05/05(木) 08:22:58
これもう普通にSSのキャラストーリーでは?
- 71二次元好きの匿名さん22/05/05(木) 11:14:41
トレーナーとは出会ってるから4話は越えたな()
- 72二次元好きの匿名さん22/05/05(木) 22:52:00
サンデー(多分真っ正面からぶつかってみても門前払い食らって終わりか、無視決め込まれて何も出来ないってオチで終わる)
サンデー「ならよ……」
1:下手に出てみる
2:オトしに行ってみる
3:誰かたすけて
dice1d3=3 (3)
- 73二次元好きの匿名さん22/05/06(金) 00:50:41
- 74二次元好きの匿名さん22/05/06(金) 01:08:08
いつものお前
- 75二次元好きの匿名さん22/05/06(金) 01:10:48
お前じゃい!!!
- 76二次元好きの匿名さん22/05/06(金) 06:57:40
トレセンで運命的な何かを感じる率めちゃくちゃ高そう
- 77二次元好きの匿名さん22/05/06(金) 18:23:49
ゴルシと絡むの面白いな
- 78二次元好きの匿名さん22/05/06(金) 21:27:03
サンデー「……というわけでマックちゃんの好みとか知りたい、教えろ、いや、教えてくれ」
ゴルシ「……ん?(下手に出る辺り仲良くなりたいのはホントみたいだな……)…あー、とりあえず甘い物でもあげると喜ぶぜ、マックイーンはスイーツとか大好物だからな!」
サンデー「そうか、んじゃ早速……」
ゴルシ「あとマックイーンは案外ノリが良いんだぜ!」
サンデー「いやその情報は要ら…いや要るのか……?」
ゴルシ「あと最後に一つ」
サンデー「ん?」
ゴルシ「あの時よくもゴルシちゃんにガンつけてくれたなコラァァァァ!!!感謝のドロップキックだァァァァァァァァ!!!」
サンデー「うおっ危ねっ」ヒョイ
ゴルシ「マジかよ零距離ゴルちゃん羅刹スマッシュが……」
サンデー「……バーカwww」
ゴルシ「お、おう…ゴルシちゃんちょっとヘコむぜ……」
⌚
サンデー「さぁて、どう切り出してみるか……」
1:普通にスイーツで釣る
2:ちょっかいかける
3:めちゃくちゃ下手に出てみる
dice1d3=3 (3)
- 79二次元好きの匿名さん22/05/07(土) 07:34:39
ちょっとサンデーの本性見え隠れしましたね……
- 80二次元好きの匿名さん22/05/07(土) 19:21:25
あげとくで
- 81二次元好きの匿名さん22/05/07(土) 21:03:04
マック「……で」
マック「なんで跪いてますの!?」
サンデー「この前は無礼を働き申し訳ない、虫の良い話だが良ければ君と親愛を深めたいと思う」
マック「は、はぁ……」
この前鏡で私の美貌をみて思ったが、私はカフェに『そっくり』なのであってまんま同じというわけではないらしい。
若干目付きが鋭めなんだ。だからなんというか、圧みたいなものを感じないと良いんだが……
サンデー「良ければ友好の証に献上品を、スフレプリンでございまs」
マック「これより貴女と私は友ですわ」
サンデー(ちょ、ちょろカワ……)
マックイーンとの絆が
1:25
2:20
3:10
4:5
上がった!
dice1d4=2 (2)
- 82二次元好きの匿名さん22/05/08(日) 07:47:46
ホントにチョロいやつがいるか
- 83二次元好きの匿名さん22/05/08(日) 19:05:10
早め保守
- 84二次元好きの匿名さん22/05/09(月) 00:16:09
……さて、結構マックちゃんとは仲良くなったような気がしなくもないが………
なんというか、このままで居られるのはあんまり長くない気がする。
そもそも、元々精神体のような私が受肉して意識も記憶もある程度そのままというのもかなり変わった話でイレギュラーな存在だろ。
つまり何が起きても可笑しくはない。それこそ、元に戻ってしまったりとかな。
ならよ……やりたいこと全部やってやろうじゃねぇか。
1:再びマックちゃんと仲良くなる
2:レースに出まくる
3:カフェトレとカフェをくっつけさせる
dice1d3=1 (1)
- 85二次元好きの匿名さん22/05/09(月) 00:26:19
お前の…!性欲に素直だなお前…!?
- 86二次元好きの匿名さん22/05/09(月) 06:34:28
恋人作って消えるつもりとかこいつ罪な奴ですよ
- 87二次元好きの匿名さん22/05/09(月) 18:03:38
サンデー「……よし」
決めた。マックちゃんと楽しい時を過ごそう。
私が満足するまで走りきれるか分からないし、カフェのやつはなんだかんだ上手くやるだろ。
……いやあいつらのことだから変なところで引っ掛かってそうだけどよ。
⌚
サンデー「……よう」
マック「あら、サンデーさん」
あの時から何だかんだ復縁…というか仲直りして上手く進展出来た。
まさかスイーツであんな簡単に行けるとは、サンキューゴルシ。
ゴルシ「……へっくし」
さて……
サンデー「マックちゃん、こんなのあるんだが、どうだ?」
見せびらかしたのは野球観戦のチケット。
これまたゴルシから聞いた。サンキューゴルシ、祖父の顔はきっと良いんだろうな。
ゴルシ「…へっくし……そこは親父じゃねぇのかよ」 - 88二次元好きの匿名さん22/05/09(月) 19:46:31
仲直りはしたんか
- 89二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 07:23:50
遠方の会話を察するゴルシ
- 90二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 07:24:01
祖父で草
- 91二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 17:30:52
マックも一応祖父だから自画自賛すると共にマックも褒めてるという
- 92二次元好きの匿名さん22/05/11(水) 00:08:58
保守
- 93二次元好きの匿名さん22/05/11(水) 06:08:21
サンデー「野球好きだったよな?ちょうど二枚なんだ。どうだ?せっかくだし行かねぇk……一緒に行ってくれないか……?」
マック「……えぇ、喜んで行きますわ」
サンデー「マジ!?やったぜ!ありがとな!」
マック「ちょうどそろそろ観たいなと思っていたところでした。サンデーさんはタイミングの良い瞬間を上手くつきますわね」
まぁ実際狙って話題に出してるのは私も否定しない。
サンデー「そうか?……よしっ、じゃあお互いに予定が合ったら行こうぜ!」
マック「ふふっ、楽しみにしておきますわ」
⌚
マック「来ましたわサンデーさん!ユタカですよ!ユタカ!!」
サンデー「打て!打てやユタカァァァァァァァ!!!」
マック「かっとばせー!ユ・タ・カー!!!」
⌚
サンデー「まさか7点リードした展開から負けるとはな……」
マック「何かの間違いですわあんなの……」
あまり野球には詳しくはない私でもビックリした。
マックちゃんもまぁまぁ引きずってんな……
サンデー「まぁ、上手いもんでも食って帰ろうか」
マック「こうなったらやけ食いですわ!」
サンデー「あのなぁ……」 - 94二次元好きの匿名さん22/05/11(水) 12:54:35
保守わよ
- 95二次元好きの匿名さん22/05/11(水) 23:09:11
数日たった後……
サンデー「美味い飯屋だったな。……良かったのか?私が払わなくて」
マック「別に構いませんわ。貴女は…周りにはああも荒々しいのに私にはよくしてくれますわね」
サンデー「あー、まぁな……」
マック「……どうしてですの?」
サンデー「どうしてって、そりゃ……」
……どう答えるべきだろうか。
1:マックちゃんが好きだから
2:運命的な何かを感じたから
3:「前世」のような所で会ったから
dice1d3=3 (3)
- 96二次元好きの匿名さん22/05/12(木) 10:30:43
保守
- 97二次元好きの匿名さん22/05/12(木) 15:54:50
サンデー「……『前世』で会ったような気がしたから」
マック「はぁ?ふざけてますの?」
サンデー「ははっ、割と真面目なんだけどなぁ。でもこうやって出会えた以上アンタとの仲は大事にしてぇなって。」
マック「……そう、ですの」
サンデー「……マックちゃんは、私が嫌いか?」
マック「…………」
マック「……いえ、今はむしろ逆ですわ」
顔を反らし言いにくそうな顔でボソッと呟く。
サンデー「そっか。そりゃ良かった!」
ばつの悪そうな顔で可愛いことを言うもんだからつい抱きついちまう。
マック「ちょ、ちょっと!何ですの急に!?離してください!」
サンデー「ははは、良いじゃねぇか!」
マック「こ、この……」
サンデー「……なぁマックちゃん」
マック「何ですか?」
サンデー「私、マックイーンとならどこだって着いていってやるぜ?」
マック「……ふふっ、どこまでもはやりすぎですわ、貴女の出来る範囲で着いてきてください、時には着いていってあげますから」
サンデー「出来る範囲がどこまでも、なんだけどなぁ……」 - 98二次元好きの匿名さん22/05/12(木) 23:37:52
マック「……変わったお人」
サンデー「アンタがそれ言うのかぁ?」
マック「何ですって!?」
サンデー「悪い悪い。でも……どうして惚れちまったのか分かんないけど……好きなのは確かなんだからしょうがないだろ」
マック「……私も、貴方のことは好きですわ」
サンデー「……これからも友達で居てくれよな」
マック「もちろんですわ。……ところで、一つ気になってることがあるのですが」
サンデー「ん?何だよマックちゃん」
マック「いつまで抱きついてるつもりですの!?」
サンデー「……私が満足するまで?」
マック「なっ……もう!本当に勝手なお方!」
サンデー「あと30分はくっつかせろー」
マック「嫌ですわ!さすがに!暑いですし!!」
スペ「…あの人ホントに前の怖い人なんですか……?」
ゴルシ「嘘だろ……マックイーン共々女の顔してやがる……」
カフェ「何故貴女たちまで……?………だけどこれは……」
1:そっとしておこう
2:もっと仲良くさせてあげましょうか……
3:……サンデーさんが精神体だった頃のような感じに………?
dice1d3=2 (2)
- 99二次元好きの匿名さん22/05/13(金) 09:38:54
保守
- 100二次元好きの匿名さん22/05/13(金) 15:39:32
今度はそっちが気ぶるのか………
- 101管理人22/05/14(土) 18:31:36
- 102二次元好きの匿名さん22/05/14(土) 18:42:00
復活感謝します……!
- 103二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 00:31:31
あげ
- 104二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 01:05:18
カフェ「二人をもっと仲良くさせてあげれば良いんじゃないでしょうか……」
ゴルシ「えぇ?ちょっと野暮ってやつじゃねぇか?」
カフェ「こっちも散々気ぶられて来たから少しくらい良いじゃないですか」
ゴルシ「それもそうだな。んでどうすんだ?ホヤでも食わせるか?」
カフェ「それは違うと思いますが……」
マック「サンデーさん!今日はどこにいきますの!?」
サンデー「あー、マックちゃんが行きたいところ行くか」
マック「ではスイーツバイキングに行きましょう!」
サンデー「……また太り気味にならねぇか?」
マック「なっ!?失礼な!これでも調整は出来てるんですのよ!」
サンデー「へぇー」
マック「あ、今疑いましたわね!?」
サンデー「……ふっ、どうだろな?」
ゴルシ(……なぁやっぱゴルシちゃんたち要らなくね?)
ライアン(駄目だよ!マックはね、イクノの時もそうだけど「お相手は楽しいのでしょうか……」とかめちゃくちゃ気にするんだよ!)
ゴルシ(……んーじゃどうするかな………)
1:事故で水をかけたように装う
2:はちみードリンクを勧めに行く
3:……やっぱ余計なお世話だな
dice1d3=1 (1)
- 105二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 10:56:22
ゴルシ(あんまりこういうのは好かねぇんだけど……こう行こう、通りすがりの一般ウマ娘が水を持ってて、それが偶然あいつら二人の近くで躓いて持ってる水ぶっかけちまう。びしょ濡れになっちゃってそのままじゃきゃーエッチ!服屋にでも出掛けるかどっちかが盛って…いやそれはねーな)
ゴルシ「……ウワーッ!」
サンデー「んなっ!?」
ゴルシ「わ、悪かった……これで服でも買うなりしてくれ」
サンデー「いや別に良いけどよ大丈…夫……」
ゴルシ(気付くのか!?止めろ、バレたら今度こそ殺られる!!)
サンデー「……気ィつけろよ」
ゴルシ「お、お楽しみに~」
このあとめちゃくちゃお出かけした。
サンデー「なんでフリフリの服ばっか買わせんだよ……私の趣味じゃねぇって……」
マック「似合うと思ったからですわ、何か問題がおありで?」
サンデー「うっ……しゃあねぇかぁ……」
既にマックとの絆は天元突破しつつある。
このあとサンデーがサンデーでいられる限界
1:1時間
2:1日
3:一週間
dice1d3=1 (1)
- 106二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 20:19:41
ウソでしょ…ここに来て一気に急展開だなんて、せっかくの幸せな展開が
- 107二次元好きの匿名さん22/05/16(月) 00:19:51
サンデー「…………」
いよいよ、な予感がする。
マック「では帰りましょうか、車でも呼びますか?」
サンデー「いや、歩きが良い。……乗り物はちょっと怖くてな」
マック「ふふっ、サンデーさんに怖いものがあるんですの?」
サンデー「おいおい私も一応年頃の女の子だぞ?……マックちゃんは車で良いんだぜ?」
マック「いえ、寮まで付き合います」
サンデー「……そう、ありがとナ」
マック「ふふっ、お安いご用ですわ」
私は、『前世』の記憶をある程度そのままに引き継いでる歪な形のウマ娘だろう。マックちゃんがそもそも私の事を最初から何も知らない時点で本来そういうのは消えるんだろうしな。
なら今の私は本来存在しない、そのままじゃ存在しちゃいけないのがこの世界の道理なんだろう。
……だから。
イレギュラーは、ここで一度消えるんだ。 - 108二次元好きの匿名さん22/05/16(月) 07:19:14
乗り物嫌い……あっ
- 109二次元好きの匿名さん22/05/16(月) 18:37:38
サンデーお前...
- 110二次元好きの匿名さん22/05/16(月) 21:16:01
サンデー「……悪い、マックちゃん」
マック「どうしましたの……?」
サンデー「フリフリの服、やっぱ着てあげられねぇわ」
マック「もう、気の強さの割には恥ずかしがりですのね!早く来てくださ……えっ?」
手を引こうとしたマックちゃんの手が私の手をとったとき、マックちゃんは絶句した。
マック「……え?」
私の姿は、次第に消えつつあったからな。
マック「サンデー……さん?」
サンデー「……そういうこと」
マック「いや……嫌ですわ……貴方がいなくなるなんて……」
サンデー「悪い、私は変わってる子だからよ……」
マック「私に惚れたって…どこまでも着いてくって言ってたじゃないですか……」
サンデー「そりゃ、私だって……」
マック「嘘だって……言ってくれませんの……?」
サンデー「……ごめん」
マック「謝らないでください!もっと……もっと一緒に居たいんですのに……!」
サンデー「ごめん……でも、いつか、いつか必ず、また会える」
何でかは分かんねぇけど、そんな確信は確かにあった。今の私が歪な形であるなら、いつか正しい形になれると思ったから。
マック「……え?」
サンデー「その時は、多分私は全部忘れてると思う。でも……また、そん時は仲良くやってくれるか?」
マック「当たり前ですわ……!」
サンデー「そっかぁ、良かった……じゃあ、私、消えっから……泣くなよ、マックちゃん」
マック「え、待っ………!」
そして、私の体は、完全に光となって消えた。
私の何もかもが消えて、全て元の形に戻った。
マック「……もう、最後まで元気な人でしたわ………」 - 111二次元好きの匿名さん22/05/17(火) 06:57:33
───春
3ヵ月程経った頃。
マック「………」
ゴルシ(……マックイーンのやつ、あの日からずっと未亡人みたいになっちまってんな………)
ゴルシ「……マックちゃん、そろそろ新入生や転入生が入ってくる時期だし、お迎えの用意とかしといた方が……」
マック「……そう、ですの」
ゴルシ(雰囲気もそうだけどなんかマックイーン、前より食う量減った気がするんだよなぁ……)
一方──
カフェトレ「お友だちの気配がまた消えた?」
カフェ「えぇ……でも、前とは違って、あの子がそのままどこかに行ったような感覚ではないんです」
カフェ「まるで……何か違うものに生まれ変わったかのような……」 - 112二次元好きの匿名さん22/05/17(火) 17:18:47
サンデー...帰ってきてくれるのか...?
- 113二次元好きの匿名さん22/05/17(火) 20:12:45
──新入生入学後
「ここは芝の───」
「チーム~~はどうですかーー!」
「ウワーッ!食堂の怪物が来たぞーっ!!」
後輩が出来た子、これから始まる未来に希望を馳せる子、これから光るかもしれない原石たちに期待をかける子、そんな人たちによる喧騒が学園全体を包む中。
マック「……はぁ」
私もそんな空気は嫌いじゃなかったけど、今回だけは何とも馴染めなかった。私はただ1人、静かにため息をつくばかりだった。でも……
マック(サンデーさんがいなくなったのは……確かに寂しいけれど、それでも、あの人がくれた思い出が消える訳ではありませんものね)
いつまでも引きずって脚を止める訳にはいかない。あの人がいなかったからといって、自分の脚で立てなくなるようなら、きっと、あの子は私に失望するだろう。少なくとも、笑いかけてくれることはない筈だ。だから。
そう、私はきっと大丈夫だ。そう思いトレーニングに励みに行こうと廊下を歩いていたときだった。
????「だーっ!ここ何処だよ!やっぱ広すぎんだろこの学園!!」
マック「………!!?」
私の視界に入ったのは。
青鹿毛の髪の毛。私と同じ制服を着た、その少女は。
間違いなくあの時に一緒に時を過ごした、彼女なのだと直感的に理解できた。 - 114二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 06:36:55
彼女もこちらに気付いたらしく、近寄ってきた。
????「えーっと…すんません、多分先輩……ッスよね。更衣室ってどこッスか?トレセン広くてどうにも覚えらんなくて」
マック「……え?」
どうにも彼女は私の事を忘れているらしい。その時私の頭に一つの台詞がよぎる。
『その時は、多分私は全部忘れてると思う。でも……また、そん時は仲良くやってくれるか?』
……そうだった。彼女は私の事を覚えていない。でも、私の中を巡る思い出の数々は、全部が余りにも大切過ぎて。
あの時が今起きたことのように思い返せてしまって。
????「……先輩?あれ?えっ!?何で泣いてんです!?」
マック「……あぁすいません、少し、懐かしさを思い出しちゃって………」
駄目だ、彼女はあの時の彼女とは違う存在なんだから、泣いちゃいけないんだって分かってるのに。
マック「ごめんなさい…少し懐かしい人を思い出してしまって……」
????「……大丈夫ッスか?」
マック「……ごめんなさい、急に。ビックリしましたわよね」
????「いや…なんというか……こっちも、先輩をみた時暖かくなったって言うか、運命的な何かを感じたっていうか」
マック(……やっぱり、この子は………)
私はそんな風に思ってしまうほどには、今の彼女にサンデーさんの面影を感じていたのだ。
マック(……いえ、でも、サンデーさんはもういない。だから、これは私だけの幻想なのかもしれませんわ)
でも、これだけは聞いておきたかった。
マック「貴女の名前を教えてくださいますか?」
????「え?私?そッスね、私の名前は───」
「───サンデーサイレンス」 - 115二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 17:09:41
(ネタも尽きたしここからの展開も思い付かないので)以上で完結とします。
付き合ってくれた方々ありがとうございました!
………いつかサンデーが本当にウマ娘に来ることを願う - 116二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 20:47:12
よくあるダイススレかと思えばまさかここまで長編になるとは
- 117二次元好きの匿名さん22/05/19(木) 08:16:37
めっちゃ良かった!サンデーがいつかみんなのことをちょっとだけ思い出しても欲しいね
- 118二次元好きの匿名さん22/05/19(木) 19:40:53
お疲れ様でした、非常にいい物を読ませてもらいました