- 1仮面ライダー初心者25/09/24(水) 01:31:13
一回スレを立てたけど、見事に落ちてしまったので立て直しました。
単なる感想スレです。ネタバレあり。片言や下手文章頻出。
今まで見た仮面ライダーについて語りたくなちゃったので、スレを立てました。あれこれ言うけど、見た作品が全部好きだったので、上げ下げたりするつもりは一切ありません。
【今の所私が見た仮面ライダー作品は順で】
ガヴ(まだ見終わっていない) -> 龍騎 -> オーズ -> ドライブ -> 剣 -> カブト -> 電王 -> W -> ファイズ -> クウガ
【ちょこちょこ見たけどあとで見直したい】
ビルド、エクゼイド、セイバー
【今見ている】
アギト
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感想は見た順番で書いてない。
好きなライダーについて語りたい方はぜひレスしてください!一緒に話しましょう!好きなキャラ・シーン・カプ・考察とかなんでもOK!裏話やネタとかも大歓迎!
- 2仮面ライダー初心者25/09/24(水) 01:32:50
【ファイズ】
何もかもさておき、キャストの顔面偏差値がやばい。美男美女しかおらん。最初は変身したデザインがいまいちだと思っていたが一周まわってカッコよく見えてきた。
「仮面ライダーのヒーロー側はみんな明るくて真っ直ぐな人」というイメージに反して、たっくんをはじめとしてメインキャラたちはみんなそれぞれ性格が捻くれている部分があって、それが人間臭くて生々しかったから好き。ストーリー的には単なる勧善懲悪の物語ではなく、オルフェノクの対応について色々議論できるのも魅力点。むしろ平成ライダーってこういう系が多い気がする?
少し残念だと思ったのは、中盤以降に拗れや揉め事・キャラ間の衝突があまりにも頻出する(そしてほぼ解決せずに終盤に至る)せいで、見れば見るほど精神的に疲れちゃうこと。見るたびに一番叫んた言葉は多分「お前さあ〜〜〜!!嘘でしょう〜〜〜?!!!」だった。逆に言うと、こういう流れが好きな人にとっては素晴らしい風味かもしれない。
あとみんなやっぱり顔がいい。 - 3仮面ライダー初心者25/09/24(水) 01:34:36
【剣】
ネットで色々なネタを知った後拝見することにした一作。正直、最初は面白がるつもりで見始めたんだけど、ストーリーや設定は普通に面白かった。ライダーたちのデザインも優秀(トランプモチーフ好き)。特にカリスはめちゃくちゃかっこいい。デザイン的には歴代ライダーの中で一番か二番好きかも。確かに序盤は撮影や演出で謎の点が多かったが(褒め意味)、後半はだいぶ良くなってきたから個人的には許せる範囲。むしろ滑舌問題と謎のカットも本作の魅力の一つだと言える。ペース的にはムッキのストーリーをもうちょっと短くしてほしかった。
最終話は衝撃的で印象的。「俺は運命と戦う、そして勝ってみせる」というセリフに加えてBGMの流れ方で全身鳥肌だったし、最後の並木ベンチシーンはまさに神だと思った。やっぱり私は何かを背負って去る系主人公が好き。
でも結局の辺り橘さんの「gegegeー!」で思わず吹き出しちゃった。おもしれー男だよ本当。
あと、「オンドゥルルラギッタンディスカ-!」という迷シーンがまさか1話で発生しちゃうとは、流石に予想できなった。面白すぎる。 - 4仮面ライダー初心者25/09/24(水) 01:40:23
【W】
二人コンビ尊い。とてもシンプルだからか、変身したデザインは妙に平成1期感が強い。それに対してアクセルはめちゃくちゃ平成2期感出しているからちょっと笑っちゃう。
ストーリー上、序盤が少し駆け足だった気がする(1、2話あたりで翔太郎の仲がいいという幼馴染が爆速登場&退場・3、4話あたりでフィリップが翔太郎と亜樹子に対していきなり家族宣言したりする)。そのせいで最初はあまり感情移入できなかったが、中盤になってからしばしば「尊い!!」と叫んだり感心したりするようになってきた。かなりの凸凹コンビでありながら、息ぴったりで二人で一人の仮面ライダー。翔太郎とフィリップの絆の深さをしみじみ感じた。亜樹子との関係性もめちゃくちゃ好き。結局フィリップの言う通り、三人はお互いに家族のような存在になっていた。探偵事務所のほのぼの賑やか日常をずっと見ていられる。
キャラ作りはまた優秀で、ストーリーの流れも良くてとても見やすい。主人公側だけじゃなく、悪役サイドの園咲家にもちゃんと描写が入っているのがとてもいい。あと照井さんと亜樹子のカプがかわいい!!!ライダーでの公式カプは結構珍しい気がする。二人のデレデレシーンをもっと見たかった。
48話は死ぬほど泣いた。そして49話も。若菜...... - 5仮面ライダー初心者25/09/24(水) 02:03:59
【クウガ】
最近見終わった一作。私の中で一番かも。最初は写真を見て、デザインがちょっと粗末だと思ったけど、本編で実際に動いているところを見たらめちゃくちゃかっこよかった。ライジングタイタンとアルティメットフォームはとにかく美しい。
本作について語りたいことが多すぎて逆に言葉が出てこない。語彙力が足りなすぎる。
まずストーリーの「リアルじゃないけどリアル」感がいい。未確認生命体が現れた時に警報が全国に発表されたり、4号の動向がメディアに取り上げられたり、グロンギたちが災害のように扱われているという描写がすごく現実的だった。こういう世界は本当にどこかにありそうと思わせてくれる没入感があった。四季の移り変わりもちゃんと描かれていて、時間の流れがしっかり感じられる。
キャラたちはただストーリーに流されて動いているんじゃなくて、見えないところで自分の意思で色々やっているという描写が入っているのが好き。戦いが仮面ライダーシリーズのすべてじゃないという主張を強く感じた。一回しか出てこないと思ったキャラ(蝶野・神崎先生・実加など)たちが再登場して、ちゃんと変化・成長していたことに少し驚いた。榎田さんのサイドストーリーもめちゃくちゃ感動した。
とはいえ、たまに話がシュールすぎて吹き出しちゃったこともある(TV版は49話しかないのにグロンギがまさか200体もいたとか、一条さんが肋骨三本折れている状態で五代にめちゃくちゃナイスフォローするとか)。正直、本作で一番シュールなキャラって一条さんなのでは?回復能力はクウガよりエグいよ。でもライダーに変身せず最後まで人間としてグロンギと戦ったのはとても良いと思った。人間の根性を強く感じる。あと、警察側がぶっ飛んでいるほど有能だったのも逆に面白かった。科警研強すぎる。
(続く) - 6仮面ライダー初心者25/09/24(水) 02:05:10
【クウガ(続)】
そして物語の残酷さに対して、メインキャラたちはほとんどが大善人だったという点が大好き。極悪の闇に落ちている時こそ、人間の輝きが一番に滲み出る。五代が清らか(?)すぎて逆にちょっと苦手だと感じた人もいるらしいけど、私的には加点。38話で仄めかされたように、五代は決して底抜けに明るくて真っ白なパーフェクト人間ではない。心に闇を抱えながらも優しい人であり続けようとしている。綺麗事ばかり言っているだけではなく、それをちゃんと実現しようとしているところがヒーロー。本当は、綺麗事でいいんだもん。
終盤は少し駆け足だったのがちょっと残念。ダグバはラスボスにしては、五代との対峙が少なかった気がする。でも最後の戦いはめちゃくちゃよかった。変身した状態じゃなくでただ生身で殴り合っているシーンは衝撃的だった。そして五代の泣き顔に心を強く痛めた。
48話のタイトルが「空我」で、その次の49話が「雄介」になったのがすごく好き。五代が直接登場するではなく、周りの人たちが五代について語るという演出が美しすぎて、なんとも言えない気持ちになちゃった。本当に素晴らしかった。
あと、小説を見て正直51にカプ萌えしちゃった。本当に申し訳ない。
初心者にはあまりお勧めできないけど、仮面ライダーが好きな人は一回見るべきと思う。