トレーナー君トレーナー君

  • 1二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 02:21:06

    座るから少し膝を貸したまえ。
    ご飯を食べるのに邪魔?少しは我慢だ、普段の実験を乗り越えている君ならわけないと思うよ。しかし今日の弁当もよく考えられているね…私の好みの味付けだよ。

    よし、そろそろ交代だ。トレーナー君、今度は君が私の膝の上に座る番だ。…脚に負担がかかるから辞退?君は私に尽くすのが義務だろー、私の言うことを聞いてその通りに行動したまえ。

    ふわぁ…ご飯を食べたあとは満腹中枢が刺激されてそれに連動してか睡眠作用が肉体に現れる…。そして短い時間の昼寝は集中力の上昇において効果的に作用したり…はぁ…トレーナー君も早くソファに来たまえ、同じ時間睡眠を取らないとデータの条件付けが甘くなるだろう?少し狭くて寝づらいが、お互い代謝が促進されていることによって…体温が上昇し……匂い…落ち着……ぐー……。

    次はトレーニングメニューの擦り合わせだ。トレーナー君、何か新しいトレーニングはないかい?君の変わった特技も存分に生かすといい。ほら、こっちが私の考えてきたものを書いた図面で…ほら、見えづらいだろうからもっと隣に。

    …今日一日距離が近い?クククッ、やっと気づいたか。長いこと私と居る君だからわかるだろうが、実験だよ。それも非常に長期的なデータが必要となるもので…非常に大切なんだ。だから有無を言わさずしっかり付き合うように。用途?今はまだ話せないな…。ああそうだ、脚の話の時と同じで。だが今回の場合、新しいステージに移行する時に必ず話すつもりだよ。いつになるかはわからないけれど…必ずだ、約束する。だからその…君の方も覚悟しておきたまえ…。

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