- 1二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 20:23:48
「下級隊士を無理に庇って怪我なんざ情けねェなァオイ」
「……お前の言う通りだ。不甲斐ない」
「珍しくしおらしいじゃねェか、どういう風の吹き回しだァ?………こりゃあ、鬼の爪か」
「……ああ。深く刺さって、抜けない、」
森の中に荒い呼吸が響いている。ひゅー、ひゅー、と冨岡の喉から喘鳴が漏れていた。深々刺さった鬼の爪から青を孕んだ奇妙な色が腹に広がるのを見て不死川は目を細める。――毒だ。
「……藤の家は近くにねェ。ここで抜くぞォ」
「……ッ、お前にそこまでされるほどの怪我じゃない」
「黙っとけ。舌噛んで死ぬなんざ御免だろォが」
手ぬぐいなんて上等なものは持っちゃいない。脱いだ自らの羽織の裾を半ば無理矢理に冨岡の口に突っ込んで、爪に手をかけた。
「―――ッ、ぅぐ、ゔ、」
「………抜けねェな」
ぎち、と巻き込まれた肉が軋む。中で爪が歪んでいるのか、どうにも真っ直ぐ抜けてはくれそうにない。
――仕方がない、と溜息一つ。
「ちっと辛抱しとけよ、冨岡」
抜き放った刀が月明かりの下で冷たく光る。不死川は冨岡が何かを言う前にその切っ先を、傷口を広げるように突き立てた。
たまにはちゃんとスレタイ通りのSSスレがあっても良いだろうと書いたはいいもののえっちなものを書くのはハードルが高く中途半端なものしか出来なかったのでスレ主が腹を切ってお詫び致します - 2二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 20:26:19
あれ!?俺が読んでた好みのSSの続きどこ!?
- 3二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 20:49:39
待て待て切腹するのあと数時間遅くてもいいだろ???具体的にはあと一本SS書けるくらいの時間置いてもいいだろ!?!?
- 4二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 20:57:34
えっちなの?!ここからえっちになるの?!ならないの?!どっちなの?!!
- 5二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:01:18
もう十分えっちだろ!!!!
- 6二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:03:53
最高…性癖に突き刺さっていく音がする…
…続きは…?? - 7二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:42:11
誰か続きかいてくれ後生だから
俺が危篤なんだ - 8二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:47:42
せめて今後の展開だけでも教えてくれよ!
- 9二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:50:55
危篤なのにあにまんなんて見るんじゃねェ!
- 10二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:52:02
これってどこに刺さってるんだ…?
- 11二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:53:24
腹じゃね?
- 12二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:54:17
下腹部かな
魔羅まで毒が回りそうなところ口で吸い出すんですね - 13二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:54:55
- 14二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:57:00
- 15二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:57:23
なるほど…助かる
- 16二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:57:36
痛みと衝撃で冨岡が舌噛まないようにじゃないか
- 17二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 21:59:39
- 18二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:02:36
麻酔が無い時の手術では猿轡かまされて手足を拘束される
- 19二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:04:13
やっぱ噛まないようになのか…妄想の幅が広がる…助かる…
- 20二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:13:08
消毒液か焼酎が欲しいところ
鬼の爪に日輪刀て効くのか?
日光に当てれば消えるんだろうか - 21二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:17:40
- 22二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:19:55
続きを書いてくれないか!!!
俺はこの続きが見たい!!!お願いだ!!! - 23スレ主25/09/24(水) 22:21:17
- 24二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:22:23
- 25二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:22:36
- 26二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:23:09
- 27二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:23:26
- 28二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:25:43
- 29スレ主25/09/24(水) 22:28:18
ではお言葉に甘えて
「ッぎ、―――………ッ!!」
引き攣った肉の一部を切っ先に裂かれた冨岡がくぐもった悲鳴をあげた。びく、ぎく、と背が不規則に痙攣する。皮を裂き肉を巻き込んだ鬼の爪が中で滑る感触があったが、それでもまだ全ては抜けそうになかった。
「かは、……げほっ、」
一度手を離せば、同時に冨岡が口から羽織を外す。裾の辺りに唾液の痕らしき染みが出来てはいるが想定より汚れてはいないのが気になった。
「……オイ、ちゃんと噛んどけ」
「……むり、だ、」
まさかお前の羽織など。途切れ途切れに零し、冨岡は定まらない呼吸をどうにか通常のそれに戻そうと背中を丸める。
「今日は血も汗も吸ってねェぞ」
「……そうじゃない。もう、構うな……」
「馬鹿か、テメェは」
伸ばした手で後頭部を捕まえ、抵抗の暇さえ与えずに再び口の中に羽織を突っ込んだ。同じだけ鍛えているとはいえ自分より細身の、おまけに手負いの者を抑え込むなど容易なこと。
「テメェみてえないけすかない奴だろうが柱が欠けたら鬼殺隊の存続に関わんだよ。つまんねェ意地張ってねえで大人しくしとけェ」 - 30二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:31:26
寿命が伸びる…!!!
- 31二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:33:25
- 32二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:36:12
毒の色が分かるから満月の夜だな(迷推理)
冨岡さんの意識が飛ばないよう朝まで不死川さんには頑張ってもろて - 332125/09/24(水) 22:38:33
ほな私はスレ主のSSが完結したら別パターンの話書いて良いですか…?
スレ主ほどの神SSは書けないけど… - 34二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:49:43
素晴らしい……何も如何わしいことは無いし本人たちもそんなつもり微塵もないのがさらにえっちだ……
- 35スレ主25/09/24(水) 22:51:36
続き
「腹、力入れとけ」
血にぬめる爪を先程よりも強く掴む。切開した方にずらし、また戻し、慎重に慎重に位置を動かす。不死川の額に滲んだ汗が頬を伝って頤に溜まり、湿った土の地面にほたほたと落ちた。冨岡の額にもじっとりと汗が滲み息がどんどんと荒くなっていく。
「ぐ、ゥ―――ッ、がは、ァ、」
肉を抉られる感覚は耐え難いことだろう。ここまで表情を崩す冨岡を、不死川はこの時初めて見た。
「………っ、後、少し」
ず、ずち。
濡れたような音の余韻を引きずって、明確に爪が動く。
「……抜くぞォ。気ィ遣るなよ」
「は、―――……………ッ!!」
最後は音にすらならない悲鳴だった。一息に引き抜いた爪の先は二股に割れて、片方は鉤のように曲がっている。血にべったりと濡れたそれを地面へと放り捨て、不死川は冨岡の口から引き抜いた羽織を傷口に押し当てた。
がく、と冨岡の頭が前に傾く。は、は、と乱れた呼吸ではあるが意識はどうにか保っているようだ。
「………羽織が、汚れるぞ……」
「今更だ。隠の奴に治させるから気にすんなァ」
さてどうしたものか、蝶屋敷に背負っていく方が早いだろうか。はたまた先に逃した隊士が呼んだであろう隠の到着を待つべきか。
――いや、止血が先だろう。
「冨岡ァ。包帯とか持ってるか」
「……ない。いざとなれば、焼く」
「せめて縫うにしとけェ。火傷で死ぬぞ」
「……慣れている」
そうかよォ。
ふと触れた指先は酷く冷えて、けれど羽織に染み出す血と傷口は熱い。そのアンバランスさを感じながら、不死川は空を見上げた。
嫌味な程に明るく美しい、満月の夜である。
- 36二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:51:41
なんだろう…
恋心が無い、公式に一番近いさねぎゆが好きなんだ…
このSSはちょっとどストライクすぎるな… - 37二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:54:09
ァ゙ッッッッッッッッッ(性癖にぶっ刺さる音)
- 382125/09/24(水) 22:56:28
- 39スレ主25/09/24(水) 22:57:34
- 40二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:57:43
わ か る
- 412125/09/24(水) 22:58:48
はい…神に言われたら逆らえない…一旦離席するんで明日になるかも…
- 42二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:00:14
神スレを見つけた
- 432125/09/24(水) 23:07:59
離席してる間に誰か私が書くべきシチュを恵んでください
- 44二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:09:04
- 45二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:11:12
神がいっぱいで嬉しい…
余生の穏やかなさねぎゆも好きだけど、現役のギスギスさねぎゆも好きなんだ……!! - 46二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:11:23
- 472125/09/24(水) 23:11:45
- 48スレ主25/09/24(水) 23:13:20
- 49二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:13:48
- 50二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:15:24
これめちゃめちゃ見たいな……
- 51二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:21:48
- 52二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:30:10
- 534625/09/24(水) 23:34:04
- 54二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:43:14
- 55二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:45:35
宴だやったーー!!!!
- 56二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 00:07:34
寝るから一応保守!
- 57二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 00:21:48
>>1の続きからです
幻覚の要素まだ出てきてないです早急にかきます
温かい目でご覧ください
「ッっ!?!?、っあ゛く、…ッぐ、」静寂を裂くように冨岡の呻くような声だけが辺りに響く。
深く刺さった鬼の爪が嫌な音を立てて体内を掻き乱した。
「ッ、ふ…っぅ゙、ッ…」
不死川は今まで見せたことの無かった水柱の表情に息を呑んだ。
「落ち着けェ、冨岡…。ッ、気ィ抜いて死ぬんじゃねぇぞ」
「…ふ、ッ…大、丈夫ッ、だ…、」
そう答える冨岡の顔色はぞっとするほど白く、青い両の目と合わさって人形と見間違う程だった。
暫くの間、両名の緊張に満ちた息遣いだけが辺りを包んだ。
「―――冨岡、抜くぞ」
冨岡の首がほんの少し縦に動く
太く長い鬼の爪は、最後に冨岡の傷口を再び抉りながら引き抜かれた。
赤い血のこびり付いたそれは月明かりを反射して、美しく、光った。
- 58二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 00:27:52
- 59二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 00:38:59
- 60二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 01:21:05
>>35 勝手ながら続きをば
何かあれば消します
荒く耳障りな一人分の呼吸音が響く中、不死川と冨岡の傍に静かに漆黒が降り立つ。
やや迷うそぶりを見せ、鴉は嘴に咥えたそれを不死川へ差し出した。
蝶の刺繡が施された巾着袋の中身は針と絹の糸、それから貴重な通仙散。
片足に括りつけられた竹筒には水と丸薬。
主のためによくこれだけの荷物を抱えて飛んだものだ。
止血、毒抜き。それから
「やりたかねぇなァ」
身をわきまえた鴉は静かに指示を待っている。
夜明けはまだ遠い。
- 61二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 06:56:00
神SSキテル…
- 62スレ主25/09/25(木) 07:36:31
起きたら神SSいっぱい来てるの最高か?
スレ主も気が向いたら続き書くかもしれんが気にせず使ってくれ - 63二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:02:31
天気がくずれて雨が降るシチュもいいな
羽織が重くなっていくのが血のせいか雨のせいか分からなくなるやつ - 64二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:03:42
>>57です
続き書きました
「ーーーっ、ぐぁ゙、ッッ、!!」
引き抜かれたその瞬間、傷口から大量の血が流れる。
冨岡に咥えさせていた羽織を傷口に当てたが、羽織1枚では到底血は止まらずに抑えつけていた不死川の腕をも赤く染めた。
「ッ、はぁっ、ッぐ…ッぅ、!!」
乱れに乱れた呼吸。
「冨岡!!落ち着いて呼吸しろォ!!…ッ冨岡!!」
血塗れの手で傷口を抑えつけながら叫ぶ不死川だが、当の冨岡は痛みだけに感覚が集中しているのか、目は虚ろで不死川を見ておらず、声など全く届いていないように見える。
「ッ…は、姉さん…、」
確かにそう口にした目の動きから、不死川が冨岡は自分と姉を重ねていると気が付くのに時間は掛からなかった。
幼い口調でただ譫言を言っている。
「ッ、冨…、義勇、落ち着け!」
「ッ、ぅ゙…ぁ…ッ、姉さ、…錆兎、ッ、」
冨岡の目には涙が光っていた。
不死川は、冨岡のいつものいけ好かない表情はどこにいったのかただただ喚くだけの彼に対して、傷口を抑えて名前を呼ぶことしかできなかった。
異常な光景だったそれも、流血が終わったときには幻のようだった。2人の足元に出来た赤黒い血溜まりだけがその事実を示している。
「…すまない、…迷惑を…かけ……た…」
大量失血により衰弱しきった冨岡は、言い終わると同時に糸が切れたように不死川に倒れ込んで眠った。
涙を浮かべて呻き声をあげていたあの姿は、その寝顔には微塵も見当たらない。
「…本当、いけすかねェ奴だよなァ、……義勇」
限りなく静寂な空間を月明かりが優しく照らした。
- 65二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:31:35
- 662125/09/25(木) 16:40:29
- 67二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 18:20:26
このスレ最高か?
ずっと見ていたい - 682125/09/25(木) 18:40:08
用事で9時くらいまでいなくなります
ちょっと待ってて… - 69スレ主25/09/25(木) 19:04:33月夜の晩、森の中にて | Writening「情けねえなァ、冨岡。柱が油断なんてしやがってよォ」 鬱蒼と茂る森の中に不死川の声が響く。眼下に見下ろす冨岡がゆるりと顔を上げた。色濃く鼻腔に刺さる血の匂い。 「下級隊士を無理に庇って怪我なんざ情…writening.net
色んな人が書いてくれて飛ぶの大変そうになってきたから纏めて完結まで書いた
- 7057と64の人25/09/25(木) 19:09:14
- 71スレ主25/09/25(木) 19:31:21
- 722125/09/25(木) 21:07:56
- 73二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 21:38:55
- 74二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 21:44:38
- 752125/09/25(木) 22:45:50
- 76二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 23:17:48
- 77二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 06:31:07
ほしゅ
- 78スレ主25/09/26(金) 09:51:35
- 79二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 17:33:24
ほしゅ
- 80二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 18:08:31
なんかこうなんだろうな……恋愛も情も性欲も絡まないこういうシチュエーションからしか得られない栄養がある
- 81二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 18:52:18
さね+ぎゆからしか得られない栄養ってあるよね
- 822125/09/26(金) 19:46:10
明日書く…と思うよ
- 83二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 21:05:13
なんだ!なんでこんなにエクスタシーで私得な文章ばかりある!!
(;´Д`)ハァハァえっちダァ - 84二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 21:14:50
- 85二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 21:41:38
でも風はよく稀血のために自分の腕とか切ってるから噛まれたくらいじゃ戦闘力下がらないかもしれないぜ
- 86二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 23:13:45
- 87二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 23:15:06
- 88二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 23:15:26
- 89二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 23:19:06
※嘔吐表現あります
冨岡の腹から歪んだ鬼を爪を抉り取り、止血のために毒と血によって鮮やかに染まる腹を押さえつけていると上から何かを押し殺しているようなくぐもった声が聞こえた。
「し、不死川•••••一度、、退いてくれないか」
「あぁ?まだ止血できてねぇだろォ」
「た、頼む•••吐きそうなんだ」
ギョッとして上を見ると可哀想なほど真っ青になって目に涙を浮かべながら口元に手を当ててている冨岡が見えた。
「ーーーひでぇ面だな、さっさと吐いちまえ」
冨岡はその場に蹲りながら額に脂汗を浮かべて何度もえずいていたが口から吐瀉物が出ることはなかった。
「チッ、てめぇは自分でまともに吐くことも出来ねェのかよォ」
「オェッ•••••うッ••す、すまないがも、もう少し待ってくれ」
「・・・・・はぁ、埒があかねェ、おい口開けろォ」
「な、なにを!」
不死川はおもむろに冨岡に近づき顎をこじ開け自身の指を捩じ込んだ
「おら、手伝ってやるからさっさと吐いちまえェ」
「待っ….」
不死川が喉の奥を指で刺激した瞬間森に液体が飛び散るような音が響いた。
「ゲホッ……オェッ、ーーーーゼェ…..すまない、お前の、指まで、汚してしまった」
「今更だろォ、それより治ったなら止血しなおすぞォ」
不死川は再び冨岡の傷に手を押し当てた。
「ッーーうぐっ、」
満月が見守る夜の森には男の呻き声が木霊するばかりだった。
優しいお言葉ありがとうございます
初めて書いたSSなのでどうか生暖かい目で見守ってください
- 90二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 23:20:05
うあぁぁあぁ好き…愛してる…
- 9157と64の人25/09/26(金) 23:38:22
SS増えてて嬉しい嬉しい
二作目書きたい書きたい
誰か良いシチュありませんか? - 92二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 00:53:41
- 9357と64の人25/09/27(土) 01:07:36
ほう…なるほど、アリだな
- 94二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 08:18:37
こんなシチュが見たいぞを投げときますね
処置の途中か終わりかけで雑魚鬼おかわり
動こうとする冨岡とお前は!動くな!!!な不死川
血のように赤い月、もしくは不気味に青白い月 - 95スレ主25/09/27(土) 09:45:36
- 969425/09/27(土) 10:06:00
どうぞ!!!
- 972125/09/27(土) 14:24:14
では拙者は今日の夜くらいに続きを投稿するでござる…
- 98スレ主25/09/27(土) 23:04:48
こんなものですまないが一応書けたので落ちる前に投下
ヒュー、ヒュー、と掠れた呼吸音が続いている。真っ赤に染まっていく己の羽織を上から押さえるのを手伝ってやりながら不死川は冨岡を見遣った。しろい額にびっしりと浮いた脂汗。止血用の呼吸が効いてきているのか羽織に広がる血の染みは随分緩やかにはなっていた。
このままならあと数分もしないうちに血は止まる。蝶屋敷まで抱えて行くにも不自由は無いはずだ――と、思ったその瞬間。
「―――!」
うなじの辺りを震わせた気配に、不死川は迷わず日輪刀を抜いていた。
風を切って振り下ろされた爪を刀身で一息に弾く。ぎいん、と鈍い音がして、飛びかかってきた影が空中で身を翻すのが見えた。
「チッ」
舌打ちひとつ。新たに現れた鬼の耳障りな笑い声が闇の中に木霊する。
「……新手か」
こんな時に。吐き捨てた冨岡が鯉口を切った。蒼い刀身が3分の1ばかり晒される。
「オイ、何してやがる」
「……鬼だろう。斬らねば、」
「馬鹿かテメェはァ。そんな状態の奴に任せられっか」
冨岡の眉間に皺が寄ったが発言の訂正はしない。
「いいから止血に集中しとけェ。んな雑魚鬼に柱二人も要らねえだろォが」
ざん、と地面を踏みしめる。鬼が厭な笑みを浮かべて突っ込んでくる姿を、不死川は見開いた目にしかと捉えた。
「風の呼吸、弐の型」
―― 爪々・科戸風。
それは、大気を裂く風の爪。過たずに鬼を切り刻んだ太刀筋を、冷たく光る月がリンと照らす。
「………は、」
「……んだよ」
「いや。……やはり、お前の太刀筋はきれいだな」
呟いた冨岡の頬を、汗が一筋伝った。 - 99二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 23:05:34
ふと思った
爪消滅してないってことは鬼本体まだ生きてないか???
やったね腹に穴開けた鬼ともう一戦できるよ! - 1002125/09/28(日) 00:18:59
うおお好きです!!なんかすごい美しい…こんなん無意識のうちにお互いの好感度若干上がってるんじゃ無いすか…!?
ということで流れに乗じてこちらも投下!!お願いします!!
Writeningwritening.net - 1012125/09/28(日) 00:23:28
- 102二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 01:57:29
- 103二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 10:07:43
最後に思わず素直に言葉が出てるの、意識が朦朧としていそう
- 104二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 17:11:06
このレスは削除されています
- 105二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 17:49:27
まだ落ちてなかったよかったよ保守に来たよ
- 106二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 17:50:31
なんか書きたくなってきた
書こうかな
いや冗談です - 107二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 21:12:16
おい待てェ冗談で済ませようとすんじゃねェ
- 10857と64の人25/09/28(日) 21:17:37
寝るまでに書こうかな(多分)
- 109二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 01:28:04
このレスは削除されています
- 110二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 07:54:18
保守
- 111スレ主25/09/29(月) 09:45:18
- 112二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 16:19:46
- 113二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 20:47:56
- 114二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 00:51:00
このレスは削除されています
- 115二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 07:31:31
このレスは削除されています
- 116二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 16:46:45
自分を庇って倒れた水柱が起き上がれずに横になったままだったときの風柱の反応
- 117二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 00:54:16
保守
- 118二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 06:33:57
神の降臨お待ちしております保守
- 119二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 12:19:46
神作お待ちしてます保守
- 120スレ主25/10/01(水) 17:08:31
自分で考えたネタを改変して訳分からなくするという愚かっぷりを発揮したが勿体ないのでこれだけ載せる
「――チッ」
舌打ちひとつ。刀を振るい鬼を斬る、そんな何度も繰り返してきた動作が今日はやけにがたついた。
理由はわかっている。この鬼の能力なのだろう、太い蔦のような触腕を振り回して刀や足、腕の軌道を僅かに変えてくるのだ。触腕の威力そのものは大したことがなくとも、一太刀のズレや軸のぶれはそのまま太刀筋の弱体化に繋がる。鬼の癖に頭が回りやがる、と不死川はまた舌を打った。稀血を撒いても本体が遠いのか動きが鈍る様子はない。
ちらり、背後を見やる。横たわった人間二人分ほどの距離をあけた先で共同任務を命じられた冨岡の太刀筋が見えた。彼もまた思うように刀を振るえないのだろう、一太刀ごとに自身の手を見ては柄の位置を調整している。
苦戦している。柱が二人、こんな十二鬼月でもない鬼に。
「手間ァ、かけさせんじゃねェ!!」
だん、と踏み込み一つ。触腕を数本まとめて斬り払い、本体に向けて駆け出そうとした身体はしかし再び迫ってきた触腕を阻まれた。後ろに退いた拍子に足元を払われて今度こそ明確に軸がぶれる。
そこを狙って斜め後ろから首筋目掛けて振り下ろされた触腕を、不死川は殺気として感じ取った。
日輪刀を一息に振るった、その刹那。切っ先が重いものを刺し貫いた感覚が神経を焼いた。
「――は、」
「ッ、ぁ―――」
声が、重なる。不死川の日輪刀に肩を貫かれた冨岡がその青い目を見開き、唇からこぽりと鮮血を滴らせた。
――同士討ちが起こりうる状況まで誘導されていたのだと理解したのは、それから僅か一拍後。
「冨岡ァ!!」
彼の肩から突き出した切っ先が血に濡れて、ぬらりと不気味に光った。
- 121二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 22:14:25
- 122二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 23:43:29
- 123二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 07:28:02
- 124二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 15:09:20
保守
- 125二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 21:40:08
- 126二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 21:49:45
是非お願いします!!見たいです!!
- 12712225/10/02(木) 22:18:31
どんどん書いてください!
- 12812525/10/03(金) 00:15:22
皆様から許可を頂けたのでちょっとだけ…でもなんかコレジャナイ感…
何か問題ありましたらすぐさま削除しますので、御眼汚し失礼します。
追憶と残夢 | Writening「おいテメェ、さっきのはどういうつもりだ」 「……。」 その日、風柱―不死川実弥は水柱―冨岡義勇と共に合同任務に当たっていた。任務内容はとある村で出没する下弦相当の力を持つろされる鬼の討伐で、既に…writening.netこの後不死川さんは冨岡さんを背負って藤の花の家なり蝶屋敷なりに向かうと思います。
戦闘シーンが書けぬ上にスレ主たちのようなえっちな描写もできないので失礼する…。
- 129二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 06:47:08
- 130二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 07:16:19
最高です…ありがとうございます🙏
- 131二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 08:16:45
新しいSS…!ありがとうございます!
- 132二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 17:43:36
このレスは削除されています
- 133二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 18:34:43
- 134二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 00:54:13
保守
- 135二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 07:29:00
保守
- 136二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 12:00:20
保守
- 137二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 14:34:48
なんかここのスレ見てたら、『あれ…この2人のこういうの好き…かもしれない』と自分のなかの新たな癖が顔を出しました…。ありがとうございますっ…!!
- 138二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 18:40:58
最終決戦後の打ち解けてる空気も好きだけど、本編での不仲ならではの距離感、やむを得ない協力、介抱、嫌いな相手が弱ってる姿に戸惑う…といった描写は中々にそそるものがあるんですよね
何が言いたいかと言いますとごちそうさまですありがとうございます - 139二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 22:29:05
- 140二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 22:35:12
- 141二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 23:04:38
- 142二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 07:23:16
- 143二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 10:26:10
ほしゅ
後で僕も書こうかな - 144二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 18:38:56
保守
- 145二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 21:44:20
保守
- 14613925/10/06(月) 03:13:13
まさか反応があると思わず、嬉しかったです。
ありがとうございます。
このスレで求められてるのとはちょっと違うような感じになってしまいましたが、一応続きです↓
2・予期せぬ事態 | Writeninghttps://writening.net/page?SBsKzK ↑の続き 「冨岡ァ!!」 「………」 不死川の呼びかけに反応せず、力なく倒れたままの冨岡の様子に背筋がヒヤリとする。 「カアァ!山道ノ鬼ィ撃破、撃破ァ!」 任務完了の…writening.net問題があったら削除します
…書き切らずに消してしまおうとしていたのですが、必要があればもうちょっと書いてみます。
- 147二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 07:32:41
- 148二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 07:45:38
ありがとうございます!!
- 149二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 17:10:18
ほし
- 150二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 19:28:33
- 151二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 19:29:44
- 152二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 20:34:15
- 15313925/10/06(月) 20:37:52
- 1548425/10/06(月) 21:21:38
- 155二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 21:50:41
楽しみにしてます!
- 156二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 22:02:53
自分も書きたい気はする…がイマイチ場面が固まってないし、文才も不安だ…
もうちょい練ってからチャレンジしてみたい所存… - 157二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 22:29:45
月明かりの中真っ白な雪に鮮やかな赤って映えそう
鉄錆の匂いに慣れすぎて自分の血の匂いじゃないことに気づくの遅れて焦る不死川さんはどこかにいませんか
※これはフリー素材です。ご自由にお使いください - 158二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 23:51:21
- 159二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 07:32:14
このレスは削除されています
- 16014725/10/07(火) 08:53:47
ホスト規制でなかなか書き込めなかった
許可出たのでとりあえず途中まで書いてみる
「チッうざってぇ」
思わず悪態が零れる。
近場での任務を終えた頃、鎹鴉からの応援要請が届き来てみれば、敵はすばしっこいものの下限にも満たない雑魚鬼達。
しかしそこかしこに早贄のように縫いとめられた一般人がその首を斬ることを困難にしていた。
おそらくここは鬼共の食料貯蔵庫になっていたのだろう。まだ息がある奴も多く呼吸を使えば纏めて薙ぎ払ってしまいかねない。
「チッ(こんな時伊黒ならすんなりいくんだろうなァ)」
蛇のようにすり抜ける仲間の剣技を思い浮かべもう一度舌打ちをする。
「(なんで一緒なのがコイツなんだァ)」
チラリと後ろを振り返ると少し先で刀を振るう冨岡の姿が見えた。
「要救助者を保護したものは直ちに2人1組で離脱しろ」
相変わらずの能面みたいな顔で指示を出す冨岡の姿に余計イライラが募る。
そんな事を思っていたからだろうか。被害者の救助が終わったと分かった時の俺は少し勇み足になっていた。
「オラァようやく思いっきり暴れられるぜェ!」
「待てっ不死川」
鬼の首を跳ね飛ばす寸前、木の死角からもう一体の鬼が突っ込んでくるのが見えた。
不味いと思ったその途端、ドンッと背中に衝撃を感じよろける。次の瞬間見えたのは腹に鬼の爪がぶっ刺さった冨岡の姿だった。 - 161二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 09:16:32
保守
- 162二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 12:41:06
この後腕噛ませる展開になると思うと二人には申し訳ないけどわくわくする続き楽しみにしてます
- 163139と14625/10/07(火) 17:01:32
おかしい、書いてるうちにどんどん長くなってしまう
多分次かその次でおしまいにできるハズ
↓続きです
3・予期せぬ事態 | Writening1・https://writening.net/page?SBsKzK 2・https://writening.net/page?vE2AFh ↑前回 植物の種子は芽となり、養分を吸って成長していく。やがて花が咲き、実をつけて、再び種子をその地に落として繁栄して…writening.net - 164二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 17:30:10
どう見ても不穏でしかないんだけど腹から赤黒く光る花の蕾生えてきてる冨岡さんえちえち過ぎるし続きも気になる〜長ければ長いほどこちらも喜ぶのでどんどん書いてほしいです楽しい時間をありがとうございます
- 165二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 23:28:49
良スレすぎるな
- 166二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 23:56:10
- 167二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 07:24:22
このレスは削除されています
- 168147 16025/10/08(水) 07:34:27
>>160続き
「…ぁ?」
「ッ風の呼吸 弐ノ型 爪々・科戸風」
目の前の出来事に一瞬呆然としたもののすぐさま体勢を立て直し2体まとめて鬼の首を斬る。
冨岡が片膝をついて蹲るが幸い今のが最後の鬼だったらしく追撃が来ることはなかった。
「テメェ馬鹿か!何してやがる!!!」
庇われた苛立ちをそのままに怒鳴りつける。
「不死川が突っ走るからだ…」
「あ”ァ?テメェに庇われなくてもあんくらい自分でどうにか出来んだよォ!」
「そうか……それはすまない。兎に角鬼はもう倒した。保護した者達のこともある。早急に下山するぞ……」
そう言って立ち上がろうとする冨岡の体がぐらりと揺らいだ。
咄嗟に腕を掴むと鬼は切ったにも拘らず腹には爪が刺さったままで未だにドクドクと血を溢れさせていた。
「おい……これェ」
「問題ない……」
よく見りゃ冨岡の顔はいつも以上に真っ白で額には脂汗が浮かんでいた。
「たくっ……」
掴んだ腕を多少乱暴に引き近くの木にもたれかからせる。
「おいっ何を……」
「何ってこれ抜くんだよォ。刺さったまんまじゃァ止血もままなんねェだろうがァ」
「不死川にそこまでされる謂れは」
「いいから腹ァ括れや」
喚く冨岡を無視して腹の爪に手を掛ける。
「ウグッ…………ギッ」
深く突き刺さったそれは中で捻れているのか中々抜ける気配は無い。
少しずつ動かす度冨岡の喉からくぐもった悲鳴が漏れガチガチと歯のなる音がした。
「(手ぬぐいなんざァ持っちゃいねェし俺とコイツの羽織は鬼の血やら砂埃で汚れちまってる)」
仕方なくガタガタと歯をふるわせるその口に自分の腕を押し付けた。
- 169147 16025/10/08(水) 07:37:28
>>168 さらに続き
「んぅ!?」
冨岡が目を見開き抵抗するもあまり力の入っていないそれに内心少し焦る。
「テメェに噛まれたくらいじゃ何ともねェから大人しく歯食いしばっとけ。舌噛んでお陀仏なんざァ御免だろうがァ」
早く抜けろと思いつつ手元が狂わねぇよう慎重に爪を動かし続ける。
「っあ”……ッぐフゥー……フゥー……ッゔ」
相当辛いのだろう少し強めに爪を動かす度冨岡の身体が震え荒い息が漏れる。
目尻に溜まった涙も苦悶に歪む眉も今まで全くと言っていいほど見たことがなかった。
ただそれでも腕に歯を立てようとしないことが酷く冨岡らしかった。
「いい加減にしろォ。こんな時まで何気取ってやがんだァ」
ぐちゅっと濡れた音と共に今までより大きく爪が動く。
「抜くぞ。テメェは自分の事だけ考えてやがれ」
それだけ言い思いっきり爪を引き抜いた。
「カハッ……んっゔぅ──────」
声にならない絶叫が森に響き、腕にズキリと痛みが走る。
「フゥー……フゥー……グッ」
俺の腕に噛みつきながら必死に息を整えている冨岡に取り敢えず死にやしなかったかと安堵する。
それと同時に背後に足音が聞こえ隠しが到着を知らせる。
「コイツさっさと連れてけェ」
「水柱様!?」
口から腕を引き離しながら隠しに声を掛けると冨岡のぐったりした様子に慌てふためきつつ処置を始める。
「……しな……ず…がわ」
「チッ……くたばる前にとっとと失せろォ」
なにか言おうとする冨岡に舌打ちを返しその場を離れる。
涙を流しながら俺の腕に喰らいつく冨岡の姿がやけに脳裏に焼き付いていた。
- 170二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 08:14:34
- 171二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 08:48:09
- 17213925/10/08(水) 11:50:39
区切りのいいとこまで書けそうなんで後で投稿します。
えっちな表現難しい(泣) - 173二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 16:26:09
- 174二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 20:26:48
保守
- 175二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:06:55
- 17613925/10/09(木) 00:50:32
今回けっこう好みが割れそうな表現になってしまって、この場合は何か表記したほうがいい注意書きとかあるのでしょうか?
初めて書いてるので本当に何も知らなくて…わかる人がいたらぜひ教えてください。
普段からSS書いてる人達って凄い。
↓続き
4・予期せぬ事態 | Writening1・https://writening.net/page?SBsKzK 2・https://writening.net/page?vE2AFh 3・https://writening.net/page?Mb7CDK ↑前回 見回りをしていた不死川は山で起きている異常に早い段階で気がつき、その対処…writening.net - 177二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 01:22:04
- 178二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 07:21:15
このレスは削除されています
- 17913925/10/09(木) 07:25:16
- 180二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:58:11
ありがとうございます!!
捕らわれてる義勇さんが最高に色気があって素晴らしいです。
不死川さんの冨岡さんに対する苛立ち、そして口調、全然違和感がなくて夢中で読み進めてしまいました…。続きが楽しみです。
- 181二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 17:02:11
保守
- 182二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:28:48
保守
- 183二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 07:26:08
保守
- 184二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 11:26:23
保守
- 185二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 19:46:27
保守
- 18613925/10/11(土) 00:02:41
これで終わらせるはずが書いているうちに長くなってしまったので、区切りがいいところまでを置いときます。
↓続き
5・予期せぬ事態 | Writening・https://writening.net/page?SBsKzK 2・https://writening.net/page?vE2AFh 3・https://writening.net/page?Mb7CDK 4・https://writening.net/page?dLvujm ↑前回 不死川の稀血がその地に叩きつけられ一…writening.net - 18713925/10/11(土) 02:23:56
- 188二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 06:45:05
- 189二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:07:29
保守
- 190二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:44:53
- 191二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:49:07
- 192二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 15:40:55
読みたいです!!
- 193二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 16:08:10
私も読みたいです!誰かお願いします!
- 194二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 21:11:01
読みたいです!!
- 195二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 21:16:38
- 196二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 00:13:48
ssありがとうございます!
- 197二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 08:38:15
誰か次スレをば
- 19813925/10/12(日) 09:05:57
- 19913925/10/12(日) 09:48:06
次スレ立ててみましたのでぜひ書きに来てください。
予期せぬ事態を読んで下さった方々へ
初めてのSS投稿で色々不安でしたが、優しい皆さんのおかげで書き切る事ができました。書いているうちにどんどん長くなってしまって焦りましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!
- 200二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 10:22:13
良きスレでした
次スレもありがとうスレ主