- 1アンヌ◆RekQIkZAOo25/09/24(水) 20:42:58
ここには異能者、無能力者、そしてエネミーと呼ばれる敵性霊体が存在します。エネミーの中には知能や異能を持ち人間の味方をする者もいます。
(エネミーを動かしたい時は「敵役としてちゃんと倒される存在」である事を前提に動かしましょう)
異能者は本来エネミーになる力が何かの理由で人に宿ると生まれます
新規参入したい方は裏設定スレで相談してください。またwikiにある新規の方へ(異能スレが初めての方へ)をよく参照することをオススメします。
現在、イベント進行の相談、仮の設定開示等に使われている場所は裏設定スレとは別です。 荒らしが複数回出てきたので、パスワードは一度クッションを挟んで伝える方式を取っています。ご了承ください。
版権ネタそのままはNG。オマージュはOK
過渡なエログロ禁止
リブートOK
マナーを守りましょう
次スレは>>185が立てて下さい
前スレ
https://bbs.animanch.com/board/5651069/?res=183
- 2灯道まよゐ25/09/24(水) 20:43:56
立て乙(代わりに立ててもらってすみません)
- 3アンヌ◆RekQIkZAOo25/09/24(水) 20:46:57
【⚠️荒らし発生注意⚠️】
現在、異能スレには荒らしの一例としてこのようなタイプが発生しております。
①:豊宮ヴァージを名乗るコテハン
主な内容:スレの女性キャラクターへの性的発言、CP関係を無視したわいせつ発言、その他暴言等
②:なりすまし
主な内容:キャラに成りすましたコテハンを用いた暴言、他カテへのスレ乱立等
③:画像荒らし
主な内容:鳥類等の動物や料理等、スレとは関係ない画像の投稿
このような荒らしを見かけましたら、そのレスを無視し、通報ボタンより通報、及びお問い合わせページから規定のレスの削除依頼をお願い致します。なお、荒らしへの返答も荒らしと判断して通報して頂いても構いません。
【⚠️異能スレ関連の荒らし被害にあった皆様へ⚠️ 】
(※時折、異能スレのコテとトリをコピペして(例:リテル、寄生者、霧島音葉)、他カテ及びスレに異能スレのリンク等を貼って荒らすなりすましが発生する場合がございます。見分ける方法は以下の通りです)
①:コテハン部分のトリップにある正方形のマークの部分が「♦」(ダイヤ)になっている(本人のトリップをコピペしている場合)
②:本人と全く違うトリップを使っている(本スレから確認できます)
(※見かけられましたら即座に通報とお問い合わせをお願い申し上げます。また、被害に遭われた皆様には、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げると共に、こちらの本スレではなく下記の裏設定スレにて相談をして頂ければ幸いです。) - 4アンヌ◆RekQIkZAOo25/09/24(水) 20:48:21
裏設定スレ
ここだけ異能がある世界裏設定299|あにまん掲示板ここには異能者、無能力者、そしてエネミーと呼ばれる敵性霊体が存在します。エネミーの中には知能や異能を持ち人間の味方をする者もいます。(エネミーを動かしたい時は「敵役としてちゃんと倒される存在」である事…bbs.animanch.comWiki
スレ立てテンプレート - ここだけ異能のある世界ウィキ【2/26更新】本スレ ここだけ異能のある世界 ここには異能者、無能力者、そしてエネミーと呼ばれる敵性霊体が存在します。エネミーの中には知能や異能を持ち人間の味方をする者もいます。 (エネミーを動かしたい時は「敵役と...w.atwiki.jp - 5刃線◆iecnarOqF.25/09/24(水) 20:57:29
[立て乙です]
- 6アンヌ◆RekQIkZAOo25/09/24(水) 21:13:35
前198
【アンヌは、まぁっと目を丸くして驚くそぶりを見せながら、口元にはうっすらと笑み】
……お見事ですわ
今にも喧嘩を売りそうな威圧感……ええ、とっても野生的で素敵ですの
【ネクトマ君の横にちょこんと立ち、手を腰に当てながら肩をすくめる】
ただ、それでは品格がゼロですわね!
【くるりとターンをして彼の正面に立ち、背筋をぴんと伸ばして右手を軽く前に出す】
こう、視線は逸らさず、顎を引いて、呼吸は浅く……
まるで相手を値踏みするかのように、でも、余裕を持って、気取って
【微笑を浮かべたまま、少し顔を近づけてくる】
ねぇ?
こうされると、案外イラッときますでしょう?
【いたずらっぽく、でも本気で挑発しているような、そんな気配をにじませて】 - 7宙のエネミー◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 21:17:28
(たておつ)
前200
相談 私はあまり強くなれていないので強くなりたいです
質問 どんな鍛錬方法をしていますか? - 8大音量ギター◆yUVYY8M8U625/09/24(水) 21:21:37
- 9ビリビリ!お嬢様◆wYUuBm6d7Q25/09/24(水) 21:22:37
- 10宙のエネミー◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 21:24:29
- 11アンヌ◆RekQIkZAOo25/09/24(水) 21:24:41
- 12大音量ギター◆yUVYY8M8U625/09/24(水) 21:27:08
- 13ビリビリ!お嬢様◆wYUuBm6d7Q25/09/24(水) 21:29:43
- 14宙のエネミー◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 21:31:03
- 15大音量ギター◆yUVYY8M8U625/09/24(水) 21:31:30
- 16ビリビリ!お嬢様◆wYUuBm6d7Q25/09/24(水) 21:34:34
- 17恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 21:34:38
ふんふんは~~♪
【鼻唄を歌いながら、店先の掃除をしている】 - 18ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 21:37:17
【背中からエグリゴリ特有の黒翼を生やした銀髪少女がレストラン『ハングリーダイナソー』の近くまでやってくる】
【それに気が付いたローとシグマは顔を上げて声をかける】
シグマ『いらっしゃいませー……ってあれ!?私たちと同じシスターズ!?』
ロー『待て、シグマ。私はこんなやつを見たことがない。お前、所属と番号を………っ!!!!!』
【ローが最後まで言葉を言い切ることが出来ずに、ネフィリムの掌から放たれた衝撃波に吹き飛ばされる】
シグマ『ロー!?お前本当に何者っ!?』
【次いでシグマはネフィリムの背中から伸ばされたイカの触腕に身体を締め付けられて地面に叩き付けられる】
『シグマ』『ロー』
イタダキ………
【地面に投げ出された2人の首を掴んでネフィリムは何かをしようとしている】 - 19大音量ギター◆yUVYY8M8U625/09/24(水) 21:40:03
【アンヌと別れてその辺をほっつき歩いてる響】
今日は二人…いや三人も変なのと会ったし…歩いてれば何かしらこねェかァ…?
【そのまま当てもなく色々とほっつき歩いく】
犬も歩けば棒に当たるって言うしな…最近暇だったし運試しだ…… - 20恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 21:42:50
- 21ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 21:46:43
- 22恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 21:53:23
- 23ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 21:58:00
- 24狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/24(水) 22:01:31
【ここは某駅】
【時刻はほんの昼前、改札を前にして彼を待つ】
さてさて千尋君はくるかな……
【いつもの和服ではなく私服で肩にかけられるバッグ、ラフな格好で片手に麦茶のペットボトルを持ち】 - 25恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 22:02:53
- 26黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/24(水) 22:04:09
- 27狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/24(水) 22:07:01
- 28ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 22:07:41
- 29黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/24(水) 22:13:09
- 30狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/24(水) 22:14:58
- 31恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 22:15:53
- 32黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/24(水) 22:17:53
- 33ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 22:20:20
- 34狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/24(水) 22:21:02
- 35黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/24(水) 22:23:05
- 36恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 22:23:49
- 37ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 22:26:23
- 38狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/24(水) 22:27:30
- 39恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 22:28:11
- 40ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 22:29:54
- 41黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/24(水) 22:31:44
それじゃあ早速……頂板抱きいただきまーす。
【当たり前のように謎の詠唱を唱え、割り箸をパキリと割ると、弁当の封を解く】
【現れたのは黄金に輝く焼肉弁当】
【白くふっくらとしたご飯の上に、照りと香ばしい匂いを放つカルビが何重にも折り重なっている。肉汁が表面にじゅわりと浮き、甘辛いタレがご飯に染みこんで艶を増していた】
【脇を固めるのは、ほっくりなめらかなポテトサラダ、鮮やかな漬物、そして甘さがふんわり広がる卵焼き】
【黒木は一口、カルビを口へ運ぶ。】
【噛んだ瞬間、肉の旨味が舌にあふれ、香ばしいタレの風味とご飯の甘みが一体となって広がった。】
【思わず、声が漏れる。】
……うまい……!
【窓の外を流れる景色も忘れ、新幹線の座席でただ弁当に没頭する黒木。その表情は無表情ながら、醸し出す雰囲気は私服そのものだった】
- 42恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 22:33:48
- 43ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 22:35:02
- 44狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/24(水) 22:38:40
- 45恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 22:39:11
- 46黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/24(水) 22:41:03
- 47闇バイト戦士◆5SnftrlJNA25/09/24(水) 22:41:15
【東京 某裏路地】
【悪鬼羅刹の如き人々が跋扈するこの裏路地、一人の女性が寂れた事務所に入って行った…】
ブローカー「……お前か、依頼主の情報と新しい薬は渡した筈だが……失敗でもしたか」
【黒髪にグラサン、入れ墨の入っている所謂ヤの付きそうな男が奥に座っていた】
【タバコを吸いながら闇バイトを見下している】
闇バイト(……落ち着け私…那須が言ってくれたんだ……孤児院を紹介してくれるって……この仕事から、手を洗わなきゃ…)
【闇バイトは、怯えながらも震える唇で声を出した】
闇バイト「あのっ……!私……この仕事…辞めたくて…!!この薬とか色々はちゃんと返すので…!少しだけ働いただけですが…お願…い……します!!」
【事務所に声が響き渡り、彼女は頭を深く下げた】
ブローカー「──はあぁ………お前はこの仕事内容を知ってて応募したはずだが…辞められると思ってるのか…?」
【ドスの効いた声をだし、ブローカーは闇バイトに迫る、一歩一歩圧をかけていき懐から闇バイトの個人情報が載った書類を取り出し、壁へと叩きつける】
闇バイト「あっ…あの……違っ」
【恐怖、精神的ストレスを感じ、目から水滴が数滴垂れる…が、ブローカーは辞める仕草をしない】
ブローカー「お前はァ!!既に犯罪の片棒に手を染めてんだよ!!あっち〈表社会〉に戻れる訳ねえに決まってんだろッ!!!」
【大声で恐喝をし、まるで獲物を狩る獅子のように精神的に追い込んでいく。精神的に弱い闇バイトの精神は、既に限界だった】
ブローカー「何ならお前のことを匿名でバラしてもいいんだが…お前の友達はどう…」
【そう言おうとした瞬間】
闇バイト「ごめ…なさい…やめ…ませ…ん…」
【顔から血の気が引き、怯えきった表情で返事を答えた。頭の中に恐怖と自身のやったことの重大さ、そして那須顔がが頭に浮かぶ】
【もう、手は引けない】
ブローカー「…ならいい、では引き続き仕事は任せた。また尻尾は出すなよ」
【闇バイト戦士の受難は真っ暗な暗闇へと続く…】
【闇バイト ダメゼッタイ】 - 48ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 22:41:38
- 49恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 22:45:38
- 50狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/24(水) 22:48:45
- 51ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 22:50:04
- 52黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/24(水) 22:51:47
- 53狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/24(水) 22:55:41
- 54恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 22:57:48
- 55黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/24(水) 23:00:22
- 56ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 23:01:03
- 57狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/24(水) 23:04:56
- 58恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 23:05:34
- 59黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/24(水) 23:07:32
- 60ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 23:10:10
- 61狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/24(水) 23:13:16
- 62恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 23:14:16
- 63ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 23:16:48
- 64黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/24(水) 23:18:39
- 65恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 23:19:23
- 66狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/24(水) 23:23:25
- 67ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 23:23:33
- 68恐竜マスター◆kVBs.5vO3w25/09/24(水) 23:28:41
- 69黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/24(水) 23:28:45
- 70ネフィリム◆tPxzWZi8c.25/09/24(水) 23:30:23
目に見えるものだけが正しいわけじゃない
悪いけど少しは取れたから撤退させてもらう
次は負けない
【入念に匂いを消して追跡を困難に】
【ボソリと呟くと幻影と折り鶴に撹乱を任せて本人は透明化したま逃走していった】
- 71狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/24(水) 23:36:28
- 72黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/24(水) 23:38:46
- 73狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/24(水) 23:49:57
- 74黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/24(水) 23:53:59
- 75狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 00:00:25
「……いい。今時こんなに剣に真剣なのは居ない。励めよ」
【そう言いじっちゃんは下がっていく】
【だが初めにあったときよりかは声が柔らかくなった気がする】
千尋、あのじっちゃんに気に入られてんな
また来たければ連れってやるよー。普通に行き方も覚えられた方がいいだろうしな
【そうしてまた扉を開けた……その時】
【目の前に、1.9mはあるであろう大きな虚無僧が立っている。顔は見えないはずなのに、二人を睨み、見下ろし、雰囲気はあまり良いものではない】
【その後ろには三人ほどの似たような虚無僧が……】
っ……あ、あんたらは……
「……幸之助が打った刀は。もっているか」
【虚無僧は質問には答えずに、ただ問い、二人を睨む】
- 76黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 00:05:53
- 77狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 00:13:30
咒「……我らは隠祓會の咒僧衆。その髪、見た目、黒木家の若人と見受けられる」
【どろっとしたような、ごつっとした喉から出たような声で語る】
咒「生意気な顔をする。目上の者への態度がなっていないようだなぁ……」
【圧力をかけるように、じわりじわりと滲み寄っていく虚無僧。さすがに廬が止めに入ろうとしたその時】
「えぇい!!刀の徴収であろう!!持っていけぇい!!」
【家の奥からじっちゃんが走ってきて、先ほど打った新品の刀を、息を切らせながら虚無僧へ渡そうとする】
咒「……」
【虚無僧は吟味するようにその刃を眺めたら、後ろの二人に重々に持たせた】
【そして向き直り】
咒「……よろしい。だが」
【からんっ!錫杖が荒々しく突き立てられると、周囲の風が強くなり、山々の鈴が鳴り始める】
咒「そこの黒木家の餓鬼。一度躾が必要なようだなぁ……」
【錫杖を鳴らしながら黒木へ近づいていく虚無僧……さすがに廬が刀を抜こうと構える】
- 78黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 00:18:59
- 79狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 00:27:00
えっ
【いきなり木刀こと春災を渡される】
えっ?
【マジ?みたいな目線を向ける】
えぇぇぇぇー!?これでやれと!?
【本気で言ってるのかとこれには廬も叫ぶ】
咒「……貴様ら。さっきから騒ぎよって……」
【目の前で漫才のようなことをされれば、自分が舐められていると誰しもが思う】
【虚無僧は錫杖を握りしめ、手印を構えた】
【そして何かを詠唱しようした……その時】
???「おや、まさかそんなえらい若いのにもあんたらは手をあげるんです?」
【まるで華のような、ふわりとした、笑み籠った声が聞こえた】
【そちらに目を向けると、翡翠色の髪に琥珀色の瞳をして、腰に刀を携えた一人の青年が立っている】
【その髪色と瞳の色から祠弁家の血が入ってるのだとわかるだろう】
咒「……貴様は」
【そちらを向く虚無僧。その声色は少し落ち着いており、もう黒木も廬も眼中にはなかった】
???「あんたら客人にも手をあげるとか人じゃないでしょう。ほら、帰った帰った」
【彼はだんだんと近づきながら手で追い払う仕草をして、廬と黒木の前へ出る】
- 80黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 00:30:34
- 81狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 00:37:04
???「正解。だけどおれは性格には祠弁家の親を持つって感じ」
【短くそう答えると】
???「もう刀はもらったようですじ、用がないようですしどうぞお帰りください」
咒「……けっ。所詮壱ノ枝の駒が。我ら咒僧衆、隠祓會がいなければ貴様の、山神家などとっくに潰えていただろうよ。
少しは感謝でも言ったらどうだが……」
【まるで捨て台詞のようなモノを吐き捨て、彼らは歩きだして路地裏へと消えた】
えっっとぉ……何がなんだか……
(壱ノ枝……?山神……?隠祓會…?)
花洛「自己紹介が遅れたなぁ」
【よいしょっと向き直る。ふわりと華が舞うような雰囲気のなか、ぼんやりと優しく微笑む】
花洛「おれは山神花洛。落語とエネミー狩りをしていてね。うちの山神家が、この蜘蛛ノ巣に縁深いから、今日は来ていたんだ」
あ、あぁどうも……J.NEC第伍部隊隧長の狛狼廬です……
そんでもってこっちが……
【流れるように千尋へ自己紹介を促す】
- 82黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 00:41:10
- 83狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 00:50:10
花洛
「ふむふむ黒木家の千尋くんに、第伍部隊の廬さんかぁ。どっちも名家の出じゃないか、わざわざこんな所までどうも~」
【柔らかな笑顔でぺこっとお辞儀をして】
花洛
「お、鬼羅星姐さんを知っているのかい。まぁあのオークションに出たとかは風の噂で聴いたねぇ」
そういえばあのお姉さんは山神と名乗っていたな……てことは親族さんか。
あ、さっきはどうもありがとうございます……えっと、大変そうで……
花洛
「まぁちょっとした事情があるとはいえ、強くは断れないからね……わざわざこんなところに来てもらったのにあんな対応してしまって申し訳ないよ」
【深くお辞儀】
【廬は慌てた様子でいいんですいいんですよぉ!?と周りでわちゃわちゃするが、花洛はゆっくりと顔を上げ】
花洛
「まぁまぁ色々な話はこれからで……あ、これ一応渡しておきますね」
【そうして二人に名刺を渡す】
【『常落亭からく/山神花洛』と書かれた名刺に、裏には連絡先と住所が書かれている】
- 84黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 00:54:31
- 85狛狼廬◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 00:58:43
- 86黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 01:02:38
ははは、死ななきゃ軽傷ですよ
【……あまり冗談になっていない口ぶりで笑う】
おお、それはありがたい……どうぞ黒木家をよろしくお願いします
【ぺこりと頭を下げ、感謝の意を示す】
……ってぇ!?
あばば、やばいやばい!!急ぎましょう、隊長!!!
【慌ててバタバタと駆け回る】
あぇ、鳥!? 花洛さん!?
あっ、消えたぁ!?
【状況はよく分からないけれど、とにかく感謝を叫ぶ】
……よくわからないけど、ありがとうございましたぁ!!!
【そう言うと、黒木は迷わず鳥に飛び乗り、空へと舞い上がった】
- 87黒木千尋◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 01:13:21
…は?
【数時間後。千尋がようやく家へ辿り着いたその瞬間、握りしめていた荷物が手から滑り落ち、鈍い音を立てて地に転がった。】
【目の前に広がっていたのは、粉々に砕けた木材の山と、無惨に割れ散った灯籠の残骸。】
【そこにあるのは、もはや“家”とは呼べぬ瓦礫の墓標だった。】
【鼻腔を突き破る鉄錆の匂い。血と、焼け焦げた肉の臭気が、夜気の中に濃く滞っている。】
【――何が起きたのか。考えるまでもなかった。】
【千尋はひどく落ち着いた様子で、廬をはじめ、知り合いや客に連絡を送る。とりあえず家が滅んだことと、納期に間に合いそうにないことを連絡する。】
【足元の土を踏みしめるたび、ぬかるみに靴底が沈む。その感触は、まるで血と涙を吸い尽くした大地そのもののようだった。】
【彼は歩いた。残骸へ――すでに帰る場所ではない、絶望そのものの中心へ。】
【残骸は、全て切られたような…異常なまでに綺麗な切断面をしている】
(人為的だ…災害の類じゃない。)
【犯人が、いる】
【誰か…黒木家を滅ぼそうとしているものが。】
【千尋は思った】
…やべえ、多すぎてどれかわかんねえ…。 - 88ヘイルダム◆ujrNm3v3mM25/09/25(木) 08:10:41
【異能者用特別監獄ヘイルダム】
【29714番房】
【脱獄女王の部屋であり、現在は大量の猿のエネミーたちが閉じ込められている】
【移送しようにも困難を極め、討伐しようにも周囲の囚人たちの影響を鑑みると手間】
【ならばこそバナナで餌付けして、その場で暴れないよう飼育する方がずっと有効だと判断した】
【大人の事情による「保留」である】 - 89ヘイルダム◆ujrNm3v3mM25/09/25(木) 08:23:25
【ところ変わって】
【中層】
【比較的軽犯罪者が捕まる上層より下】
【より重い罪に問われた者が収監される】
【11081番房】
【茶髪に眼帯、髭を伸ばした男が一人】
【模範囚はしゃがれた笑い声を上げながら指を噛む】
【流血。その独房の壁にはすでに、血の赤で鮮やかな一本の木が描れていて】
【周りを螺旋状に不思議な形の文字で飾る】
「……あぁ、────様の導きあれ」 - 90刃線◆iecnarOqF.25/09/25(木) 15:21:27
……そういえば……確かネオンさん?という方が
義眼を作っていましたね、もしかしたらそこだったら……
【遠距離武器を作れるかもしれないという淡い、されども確かな
希望を持って公園にて呟くも】
………連絡先教えてもらってなかった……
【そもそも彼はネオンの電話番号を知っているかどうかすらあやふやなのだ】 - 91ふぐのエネミー◆5dXGyNJXmU25/09/25(木) 15:37:00
ぷくぷく……
【ふぐがミニふぐのお見舞いに野菜を背負っている】
「ぷぃーっ」
【幼ふぐも一緒だ】 - 92灯道まよゐ◆qQgr3f53js25/09/25(木) 16:29:45
- 93刃線◆iecnarOqF.25/09/25(木) 16:39:23
- 94灯道まよゐ25/09/25(木) 16:49:31
- 95刃線◆iecnarOqF.25/09/25(木) 16:54:11
- 96二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:56:33
- 97刃線◆iecnarOqF.25/09/25(木) 17:00:27
- 98灯道まよゐ◆qQgr3f53js25/09/25(木) 17:09:31
- 99刃線◆iecnarOqF.25/09/25(木) 17:15:51
- 100灯道まよゐ◆qQgr3f53js25/09/25(木) 17:21:03
- 101刃線◆iecnarOqF.25/09/25(木) 17:25:32
- 102灯道まよゐ◆qQgr3f53js25/09/25(木) 17:30:53
- 103刃線◆iecnarOqF.25/09/25(木) 17:40:03
ええ、その時はこのような会話ではなく
もっとこう、充実した会話であることを願います
【相手についてそこまで把握できなかったことに対する
惜しみを込めるようにそう締めくくり、
その場を離れるまよゐに対して手を振って見送る】
- 104黒木家◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 18:37:50
【少し時間を巻き戻して、黒木が家を後にした日の夜】
【事件は起こった。】
黒木モブA「あぁ…やっべ、作業に夢中になりすぎた。」
黒木モブB「僕は酒飲みすぎたぁ〜こりゃ明日二日酔いだ〜。」
黒木モブC「そういや、今日お坊ちゃんが蜘蛛の巣に行ったらしいぜ?なんでも刀打ちの里だと」
黒木モブA「マジかよ!?いいな〜俺も行ってみたいぜ。」
黒木モブB「まあこればっかりはしょうがないよ…僕たち坊ちゃんと違って嫌われてるし…」
黒木モブC「今度坊ちゃんの後つけてみようぜ?」
黒木AB「名案。」
【いつも通り、穏やかに暮らしている黒木家の人間】
黒木A「じゃあ俺武器用意しておくわ。」
黒木B「んじゃ僕は土下座の準備しておく。」
黒木C「それ何もしてないのと一緒だぜ…?ってあ、なんだあれ?白い…幽霊?」
【それが、今崩れる。】
【黒木Cが何か白い幽霊のものを指さした次の瞬間、黒木ABCの首が空を舞った。】
黒木C「…ぁえ?」
【反転する視界の中、黒木Cは理解する】
【自分が指さしたのは、幽霊でもなんでもない。】
【ただの人間であると。】
???「…現場に到着、アレクサンドラ、これより制圧を開始する。」
【悪意の煮凝りのような、人間(カイブツ)であると。】
- 105黒木家◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 18:56:45
- 106黒木家◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 19:02:33
【そこから始まったのは、徹底した蹂躙だった。】
【アレクサンドラはまず電波妨害装置を静かに据え付けると、黒木家の中を淡々と歩き回った。見つけた者は片端から切り裂かれるだけで、彼女にとって群集も個人も違いはなかった。】
【目的はただ一つ――黒木家の当主、黒木一郎を見つけ出すこと。その他の者に興味はない。面倒ごとを避けるためにも、見つければたいした感情もなく始末するだけだった。】
「ヒェあぁ〜!!!原稿に血がぁ!!!」
【声は悲鳴になって家屋の隙間に消える。まるで祭り囃子のように、笑い声が混じる。】
「ハハハハハ!!!!お前ら、襲撃だ!!恐ろしく強い敵だ!早くて見えねえ!!!」
「一秒でも動きを止めろ!!!俺がお前らごとぶった斬ってやるぜ!!!」
「死.ねぇぇ!!!」
【やがて抵抗が組織化され、徒党を組んで飛びかかる者たちが現れる。】
【しかし、それも彼女には無関係だった。虫が数匹増えたところでやることは変わらない。殺す回数が増えるだけで、結果は同じ。腕を振り、刃を引き抜き、血潮を撒き散らす――それだけの簡潔な作業だ。】
【部屋をひとつひとつ潰しながら、ついに彼女はある襖の前にたどり着いた。】
【そこには油性で乱暴に書かれた文字がひとつ——『当主(オレ)の部屋!!!』。】
(罠か…?)
【アレクサンドラは足音を止め、気配を消して襖に耳を寄せた。】
【次の瞬間、アレクサンドラの耳は貫かれた。】
- 107黒木家◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 19:26:26
【傘のエネミーは無言で剣が刺さった襖を見つめ、短く首を傾げた。】
【当主は呑気に肩をすくめる。】
当主「…?どうしたんだ嬢ちゃん、突然剣を投げて……虫でも飛んでたか?」
【傘のエネミーは言葉少なに問い返す。】
傘「…侵入者が来るような心当たりは?」
【当主はふと考え込み、鼻で笑った。】
当主「ん…?ああそういう。山ほどあるぜ。」
【傘のエネミーは軽くため息を吐くように、部屋に飾られていた刀の柄に触れた。】
【その指先が刃に沿って滑ると、まるで習慣のように納刀し、次いで抜刀する――動きは流麗で、無駄がない。視界を越えて走る、見えない斬撃が剣が刺さった壁一面を切り裂いた。】
【だが、刃は弾かれた。金属音が濁って響く。】
【瓦礫の隙間から、白髪の幽霊が立ち上がる。顔は仮面に覆われ、表情は窺えない。襖と土壁の破片が彼の足元で舞い、冷たい気配だけが部屋を支配する。】
傘「私が言えたことではないですが…身の振り方には気を遣ったらどうですか?何したら…あんなのが差し向けられるんですかね…。」
- 108黒木家◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 19:35:52
当主「いやぁ…なんだろうな。ちょっと喧嘩売りすぎてて、もうよくわかんねえわ。」
【傘のエネミーの横に立ち、緑色の刀身を引き抜く当主】
【その刀と佇まいからは、人を拒むようなおどろおどろしい気配が滲み出ていた】
白髪の幽霊「…画像と一致する。お前が当主か。」
白髪の幽霊「私と共に来い。そうすれば――お前だけは助けてやろう。」
【幽霊が、当主を指差す】
当主「…あ〜、やっぱり俺狙いか。お目が高いね。」
当主「まあ、ついて行くのは別にいいんだけどさ…タダで行くのは、戦わずに屈服したみたいで癪だな。」
当主「あ、そうだ。俺の四肢を落とすか、瀕死にまで追い込んだらついてってやるよ。」
【えぇ…とドン引きしている傘のエネミー。】
白髪の幽霊「殺さずに、四肢か瀕死…。クイーン落ちと言ったところか。いいだろう。お前は私のものになる。これは絶対だ。」
当主「かはは、自信満々だな〜。」
【緑に輝く刀身を掲げる】
「起きろ、『武蔵鐙』。」
傘のエネミー「…(何が起きているんだろう)。」
【納刀。居合の構えをとる。】
白髪の幽霊「——二倍速。」
【2本の剣が、電磁音を伴って震え始める】
【次の瞬間、黒木家は半壊した】
- 109猫間茉里◆RekQIkZAOo25/09/25(木) 19:49:25
【トレーを抱えて席にどすんと座ると、目の前のハンバーガーを見てにっこにこ】
うっひょーーーっ!!ポテトっ!ナゲットっ!バーガーっ!!テンション爆上がりぃぃぃっ!!えへへっ!
【まずはポテトを3本まとめて一気に口に放り込む】
うんまぁーーーっ!!これっ!これこれこれっ!!これが命の味だよーーっ!!あはははっ!
【ドリンクをストローでずずずっと飲みながら、しっぽが嬉しそうに揺れている】
しあわせ〜〜っ!今日ライブもしたし休みだしで、もう完っっ璧な日ぃぃっ!!
【突然ナゲットを1つ持ち上げて天に掲げる】
いでよ!チキンの神よっ!!わたしに力をぉぉーーっ!!……とか言って食べるーっ!もぐもぐもぐっ!
【周りの視線をまったく気にせず、ひとりマ◯ドで全力テンションを発揮している】 - 110黒木家◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 20:07:34
【瓦が舞い、柱が裂け、血と埃と破片が混ざり合う。光が散り、時間が引き伸ばされたように——ただ一瞬で、その場の風景は変わった。】
【その混乱の中心で、三者の影がそれぞれの意思を秘めて立ち尽くす。】
当主(思ったよりやべ〜なこれ、興奮してきた。ってかあの嬢ちゃん本当強いな。)
傘(…この太刀筋…。)
幽霊(あの女が厄介だな、まずあっちを潰そう。)
幽霊「三倍速。」
【真っ先に動いたのは幽霊だった。】
【飛び散った瓦礫を床に空中で立体機動、背後から傘のエネミーに向かって斬撃を放った。】
【しかしその動きは、まるで手の内でも知られているかのように…傘は振り向きもせずに、後ろ手で斬撃を弾く】
傘「貴方は…もしや、アレクサンドラ?」
幽霊「…誰だお前は。」
【ほんの一瞬、幽霊の持つ刀に動揺が走る】
- 111黒木家◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 20:08:55
幽霊「チッ。」
【そしてそれを咎めるように、緑の斬撃が幽霊を襲った。】
【傘ごと】
傘「あぶなっ——!」
当主「おいおい、俺も混ぜてくれよ!」
【当主が二人に向けて、無差別で斬撃を雨のように降らす。】
傘「どうして、私も…!」
当主「強いから敵としてやりたい!」
傘「死.ね…!」
【暴言を吐きながら緑の斬撃を弾く傘のエネミー、ほんの一瞬…幽霊から意識を逸らす。】
【瞬間、投げナイフが傘のエネミーの腕に突き刺さった。ナイフが飛んできた方向には、幽霊。いや、アレクサンドラ。】
傘「アレクサンドラ…!帝国軍の命令か!?だとしても、何も言わずに攻撃しなくても…!」
幽霊「…お前はもう、喋るな。なぜ私をそこまで知っている…?」
【一瞬で、幽霊は距離を詰め傘へ向かって斬撃を浴びせる。】
幽霊「…(私の方が、圧倒的に早い。だというのに全て斬撃は弾かれ、逸らされ…相手は無傷。技量で大きな差があるな。)」
傘「はぁっ!」
【幽霊が持った剣を、傘のエネミーが弾き飛ばした。】
傘「…はぁ…はぁ…。アレクサンドラ、私の話を…」
【そう傘が口にした瞬間。】
【傘の上空から、黄金の腕がその場にいる三人に向けて放たれた。】
『厭穢欣浄』
- 112黒木家◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 20:28:11
【空から舞い降りる一つの影】
【黒の袈裟を見に纏い、曼荼羅を背負った傘帽子が三者を見下ろす】
【武のエネミーだ。】
武「気まぐれで様子を見にきたら、まさか半壊しているとはな…。その上、極上の強者の争い…クハハ、ようやく俺の機嫌の取り方がわかってきたか、黒木家!!!」
当主「うお、袈裟に傘帽子…伝承の武のエネミー!?!?生きてたのかよ…!!うお、やべえサイン欲しい。」
傘「(話…遮られた…)あの、アレクサンドr「チッ…新手か。いいだろう、全員まとめて殺してやる。」あの〜…」
武「とりあえず、全員頭が高い。跪け。『怨憎会苦』。」
【ニヤリと笑顔を浮かべるとともに、祈るように手をあわせる武のエネミー。】
【空から流星群の様に黄金の腕が破壊をもたらす。まさしく、仏の威光。】
【しかし、仏の前に跪くようなまともな人間はここにはいない。】
【傘の奮った刀から、巨大な斬撃が生まれる。まるで月が地から放たれたように、落ちた星を飲み込んだ。】
【当主の振るった刀から、円状のガイドラインが空に浮かぶ。まるで星の軌道図の様に空に模様を描く。機動図に入った黄金の腕は、当然そこを通る星に切り裂かれた。】
【幽霊は空を舞った、黄金の仏の腕を、まるで道であるかの様に踏みしめて走り全ての腕を回避した。】
幽霊「堕ちろ。」
【そして幽霊は、空を舞った武のエネミーに向けて蹴りを放ち、容易く仏を地面に落とした。】
幽霊「跪くのは、お前だ。」
- 113黒木家◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 20:38:16
【それから、黒木家は魔の地とかした。】
【当たり前の様に飛ぶ、全てを切り裂く斬撃。どこからともなく現れる、高速の金腕。戦場をかき乱す、星の機動図。そしてその全てよりも早く走る白い幽霊。】
【しかし拮抗は長くは続かない、必ずどこかで…地力の差が生まれる。】
【最初に落ちたのは…】
当主「俺が…ビリッケツか。」
【黒木家当主、黒木一郎。覚醒技である防御負荷の超高速の斬撃を、アレクサンドラにいなされた。】
武「チッ…」
【次の限界を迎えたのは、武のエネミー。消耗が大きい結界武装で大技の連発、体力が持たずに敗れた。】
【通常であれば仕留め切れるはずの武装の火力、それは剣士のエネミーの斬撃の前に千切れ、アレクサンドラには避けられた。】
【残ったのは…】
傘「…話しましょう、アレクサンドラ。」
幽霊「私に話すことなど何もない。」
【傘のエネミーと幽霊だった。】
- 114辷楽◆9Pvhwn2pP625/09/25(木) 21:09:06
気温が低くなったのは良いけど、眠くなるのが困る…
【ふぁ…と大きな欠伸をしてのんびり散歩をしている。若干眠いせいもあってか足取りもゆっくりだ】
【煙管で一服をしようと、少し路地裏の方に入ってライターに火を付ける】 - 115闇バイト戦士◆5SnftrlJNA25/09/25(木) 21:15:41
- 116辷楽◆9Pvhwn2pP625/09/25(木) 21:21:41
- 117闇バイト戦士◆5SnftrlJNA25/09/25(木) 21:28:36
- 118辷楽◆9Pvhwn2pP625/09/25(木) 21:40:04
んな理由で僕を…?!
ふざけっ……
【叫んででも文句を言うために敵意を剥き出して開いた口は、内側から湧き上がる感情に凍りついた】
……違う…これは、だって…知らない……こんなの、違う…!
【かたかたと恐怖に震え、肩を抱いて縮こまる。溢れてきたのは恐怖と記憶で、違うと否定すればする度に更に新しい記憶が浮かび上がる】
…僕は…ぼく、は……違う……!
死んでない…僕は死んでない!!!
【直後、何かが辷楽に混じり合った。高ぶった感情が臨界し、内側に潜むナニカと共鳴してしまった。どろどろとした感情と煙が纏わりつき、脚先や髪を蕩かして煙へと変えていく】
【その姿はまるで怨霊のようで、周囲に藍色の煙が立ち込め始めた】
- 119寄生者◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 21:44:01
- 120闇バイト戦士◆5SnftrlJNA25/09/25(木) 21:45:52
- 121滑転のエネミー◆9Pvhwn2pP625/09/25(木) 21:50:35
- 122死神鳥◆42jbdCVknQ25/09/25(木) 21:52:22
- 123生体装甲のおっさん◆wkUpkUfDqs25/09/25(木) 21:52:55
- 124大盾振るい◆oovOwzya7M25/09/25(木) 21:54:33
- 125寄生者◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 21:55:49
- 126ベルカ(探究のエネミー)◆5dXGyNJXmU25/09/25(木) 21:57:14
- 127滑転のエネミー◆9Pvhwn2pP625/09/25(木) 21:58:26
- 128寄生者◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 22:00:50
- 129死神鳥◆42jbdCVknQ25/09/25(木) 22:00:50
- 130生体装甲のおっさん◆wkUpkUfDqs25/09/25(木) 22:02:10
- 131大盾振るい◆oovOwzya7M25/09/25(木) 22:02:42
- 132ベルカ(探究のエネミー)◆5dXGyNJXmU25/09/25(木) 22:03:51
- 133バグのエネミー◆Gu6nVpu6WE25/09/25(木) 22:05:14
- 134滑転のエネミー◆9Pvhwn2pP625/09/25(木) 22:10:40
- 135生体装甲のおっさん◆wkUpkUfDqs25/09/25(木) 22:12:23
- 136死神鳥◆42jbdCVknQ25/09/25(木) 22:12:51
- 137寄生者◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 22:14:01
- 138ベルカ(探究のエネミー)◆5dXGyNJXmU25/09/25(木) 22:15:28
- 139大盾振るい◆oovOwzya7M25/09/25(木) 22:17:40
- 140バグのエネミー◆Gu6nVpu6WE25/09/25(木) 22:17:45
- 141生体装甲のおっさん◆wkUpkUfDqs25/09/25(木) 22:21:18
- 142黒木家◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 22:21:47
傘「…私にはあるんです。アレクサンドラ…私の弟子よ。どうしてこんなことをしている? 貴方が影の軍に入ったのは知っています。そこで――一体何があったんですか…?」
幽霊「…狂言にしては筋が通りすぎているな。だがどうやって影の軍のことまで…」
傘「嘘をついている様子はない。まさか…忘れてしまったのですか?」
幽霊「忘れるも何も……私はお前を知らない。」
傘「……本当にそうなんですか?」
【傘のエネミーはゆっくりとローブを外す】
【いや、そこに立っていたのは――剣士のエネミー】
【その姿は、女から男のものへと変わっていた】
剣士「剣士のエネミー。その名を…お前は本当に忘れたのですか?」
幽霊「…知らな……いや、待て。ああ、そういうことか。」
【顎に手を当て、考えるように目を細める】
幽霊「なるほど、リストにその名前があったな。」
- 143黒木家◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 22:22:49
剣士「リスト…?」
幽霊「…私は影の軍に入る際、以前の記憶を消された。」
剣士「……は? え?」
幽霊「お前の名は、私が“消す前”の人格が残したリストにあった。親しい人物だったのか。ならば、お前の反応も理解できる。」
剣士「いや…え…? ど、どうして記憶を…」
幽霊「影の軍は国家の粛清を担う組織だ。そんな場所に個人の感情や記憶など不要。適切な処置だろう。」
剣士「……で、それに対して何か思ったりは…?」
幽霊「しない。興味もない。」
剣士「………えぇ………」
【剣士の顔に困惑と失望が入り混じる】
【なぜそんなことを受け入れられるのか。どうして平然としていられるのか――理解できず、心は乱れていた】
【そして、その隙を突かれる】
【会話の最中、殺気のない自然な動作で、アレクサンドラは剣を振り抜いた】
【油断していた剣士の反応は、ほんのコンマ数秒遅れる】
【だが達人の戦いでは、その一瞬が致命となる】
剣士「……私の愛した弟子は、もういないのですね。」
幽霊「ようやく理解したか。もう、遅いがな。」
【辛うじて致命傷は避けた。しかし斬撃は確実に届き、剣士の両目を抉り奪った】
- 144滑転のエネミー◆9Pvhwn2pP625/09/25(木) 22:23:41
- 145死神鳥◆42jbdCVknQ25/09/25(木) 22:25:29
- 146生体装甲のおっさん◆wkUpkUfDqs25/09/25(木) 22:26:44
- 147寄生者◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 22:27:26
- 148大盾振るい◆oovOwzya7M25/09/25(木) 22:28:28
ふむ……滑る、と言う"結果"から、冷気による凍結と言う"原因"を逆行的に再現している可能性……
………となると、他に何をして来るか分かりません
口を滑らせるという結果から、こちらの警戒を強制的に解いたり……などが考えられるでしょうか。十分警戒して参りましょう
………鎮圧しない事には、変わらないでしょうね…!
(早い…!何かに纏わせて投擲したか…直接触れてはいけない…)
【押し出しで横方向へ滑り出して回避】
拘束…脱出される可能性…そもそも接近すらも至難の業か…?
………武力的な…鎮圧を……
【あたりに漂う冷気が、嫌な事を思い出させた】
【腕を真っ赤に染めた冷たい血】
(………クソ…こんな時に…思い出してる場合じゃ……)
- 149ベルカ(探究のエネミー)◆5dXGyNJXmU25/09/25(木) 22:31:21
- 150バグのエネミー◆Gu6nVpu6WE25/09/25(木) 22:32:57
- 151生体装甲のおっさん◆wkUpkUfDqs25/09/25(木) 22:34:38
- 152黒木家◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 22:35:39
剣士「…いえ、弟子がいないと分かった。ならばもう迷う理由はありません。――少し、本気を振るいます。」
幽霊「今さら何を……いや、なるほど。やはり私の師をしていただけはある。」
【剣士は刀を構えると、虚空に向けて十度、淡々と振るった】
【その光景を目にしたアレクサンドラは、即座に背を翻し――全力で回避へと転じる】
剣士「…それでいい。」
【静かに納刀】
【次の瞬間――剣士を中心に黒木家全体へ斬撃が奔り抜けた】
【アレクサンドラが戻った時、そこに剣士の姿はすでになかった】
幽霊「…ちっ、逃げたか。まあいい。当初の目的は果たした。これ以上は不要だ。」
【いつの間にか、死なない様に回収していた黒木当主を担ぎ上げていた】
当主「…おい、俺まだ四肢繋がってるし、瀕死ですらねえぞ? 連れてくならもうちょい戦わ…」
【言い切る前に、アレクサンドラの剣が閃き――当主の片脚が落ちた】
幽霊「満足か?」
当主「……あ、はい……」
幽霊「よし。これでお前は私のものだ。」
当主「…(この人コワ〜……)」
【こうして、アレクサンドラと当主は崩壊した黒木家を後にした】
【そして、>>87に至る。】
- 153滑転のエネミー◆9Pvhwn2pP625/09/25(木) 22:38:13
【目には怒りと憎しみと、そして何より恐怖が宿る。誰が誰かも分かっていない】
【攻撃や簡易が触れた瞬間蝶が霧散し、針が剥き出しになった瞬間、針から衝撃波と閃光が瞬いた。決して少なくない衝撃と目眩ましが不意打ちで起こる】
【蝶を構成していた煙は身体にまとわりつき、足元が滑りやすくなる。気をつけて動かなければ転んでしまうかもしれない】
【辷楽の狙いが甘かったせいか、針は刺さらずに地面に落ちたようだ】
【地面に落ちた蝶は破裂する。青い煙が立ち込めた】
ずっと忘れてた!知らなかった!だから楽しかったのに…
なのに…思い出させないでよ!!こんな事知りたくなかった!!
【意味不明な言葉を口走りながら、煙をまとって刀身が大きく伸びた刀を振り回す。大振りで少し雑だが、煙をまとっているせいで下手に受けると危ない】
- 154死神鳥◆42jbdCVknQ25/09/25(木) 22:41:25
- 155生体装甲のおっさん◆wkUpkUfDqs25/09/25(木) 22:43:11
- 156大盾振るい◆oovOwzya7M25/09/25(木) 22:43:31
- 157寄生者◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 22:44:06
……辷楽は
……あの青い煙に呑まれている。私の不注意で解き放ってしまった同胞に
【風を切り裂きながら進むが、その言葉ははっきりと聴こえるだろう】
【覇気はなく、後悔一色の言の葉は、煙に巻かれ流れることはなく、ただ空に散る】
……これはどこで
【片目を瞑りながら、それらをいなしていく】
【刀身が伸びた刃を結界で弾きつつ、こちらの刃にあわせて辷楽へ連撃を放っていく】
【目眩ましだろうも血が繋がっているならば、彼の動きはまだ追える】
【煙に焔を放ちながら大振りに動き、剣技をその肉体へ奮っていく】
辷楽……なにがあったのだ辷楽よ……!
目の前の幻に囚われおって……
- 158武のエネミー◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 22:45:04
- 159山神 祈◆ujrNm3v3mM25/09/25(木) 22:45:53
【諸々の書類整理などを終えて】
【山神は、田中を呼ぶことにした】
【ひとまず電話をかけてみる】 - 160ベルカ(探究のエネミー)◆5dXGyNJXmU25/09/25(木) 22:46:26
- 161バグのエネミー◆Gu6nVpu6WE25/09/25(木) 22:46:45
- 162田中◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 22:47:21
- 163生体装甲のおっさん◆wkUpkUfDqs25/09/25(木) 22:50:23
- 164武のエネミー◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 22:52:28
- 165マーフィーフォックス◆rkuFtAY7YM25/09/25(木) 22:53:32
【今日も世界のどこかでは何か良くないことが起きている。しかし、手が届かなければどうしようもない。耳に入らなければ知ることすら叶わない】
【それを自覚していたとして、何か出来るわけでも無く。マーフィーは散歩をしていた】
……何してる?
【マーフィーは公園で何か探している少年を見かけた。放っておけず、つい話しかけてしまった】
「猫が逃げて…多分ここに居て……」
【どうやら留守番中に猫が逃げてしまったらしい。泣きそうになっている声を聞いて、額をおさえながら見つけると約束してしまった】
本当にここに居るのか?
【草むらの中を手探りで探すが全く見つからない。ふと尋ねてみるも、少年の目が潤むのを見て口をつぐんだ】
(気前の良いこと言わなければ良かった……この公園に居る確証も無い。助けたところで報酬も期待出来ない。次は絶対こんなことしない…………)
【心の中で後悔が駆け巡るも、それを隠して少年に問う。ただ、諦めてはいなかった】
君の猫の好きな食べ物は?
【チーズ、焼いたささみ、刺身、鰹節、とにかく沢山】
【それをマーフィーは描いて実体化させた】
匂いは物質の粒子による現象(とネットサーフィンで見た)だ。描いたものでも効果はある……火も同じく科学的な現象と言えるが、とにかく匂いは描いたものでもする
お腹を空かせてるからこれで来るだろう……多分な
【マーフィーは少し離れてそれを見る。自分の匂いがあったら猫は来ないと考えたからだ】
【少し経って、猫が木の根っこの小さな穴から這い出して、食べ物の匂いに釣られて来たのを見た。猫はセミの亡骸を少年へ渡す】
良かった……次からは戸締りをちゃんとするんだな
【マーフィーは猫を抱きかかえる少年にそう言うと、少年が家までちゃんと帰れたのを確認しつつ、散歩を続けた】
【耳に入れば、手が届けば、できれば努力していたい】 - 166寄生者◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 22:53:34
- 167山神 祈◆ujrNm3v3mM25/09/25(木) 22:54:19
- 168大盾振るい◆oovOwzya7M25/09/25(木) 22:55:07
- 169田中◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 22:56:16
- 170滑転のエネミー◆9Pvhwn2pP625/09/25(木) 22:58:02
死ぬのは怖いよ……
…置いてかれて、捨てられて…泣いても誰も来なくってさぁ…!なんでだよ!!不用品だから?!
教えてよ!ねぇ!!
【吐き捨てるように喚く。何重にも頭の中がぐちゃぐちゃになって、何も分からない。過去のトラウマが、今はとにかく目障りだった】
っ…!
【深々と刺さった針を顔をしかめながら抜く。真っ赤な血が滴り、苦しそうに顔を歪めた】
【身体は、酷く脆かった。刃に当たれば糸が切れるように、殴られれば熟れた果実のように】
【しかし…】
…痛いよ、なんで?
【それらは霧散し、瞬く間に元通り。出血だけはそのままに欠損はあっという間に治った】
【武のエネミーに、何処を見てるかも分からない顔が向く】
【今の意識は煽って殴ってきた武のエネミーに釘付けだ。胸倉を掴もうと腕を伸ばし、滑を使って足払いを仕掛けた】
- 171山神 祈◆ujrNm3v3mM25/09/25(木) 22:59:24
- 172寄生者◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 23:02:38
- 173バグのエネミー◆Gu6nVpu6WE25/09/25(木) 23:04:18
- 174ベルカ(探究のエネミー)◆5dXGyNJXmU25/09/25(木) 23:06:32
- 175生体装甲のおっさん◆wkUpkUfDqs25/09/25(木) 23:06:57
- 176武のエネミー◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 23:08:21
なんで? 品性と一緒に頭の中身まで飛んでいったか?」
【人差し指で相手の頭をトントンと軽く叩き、あからさまに煽るように笑う】
殴られれば痛い。当n……っと、この程度で——
【だが、その言葉は途中で途切れた。伸びた腕に反応できず、踏ん張ろうとした足が滑る。】
(…中身はなくとも、これだけは変わらず一級品か。)
【短く吐息を漏らすと、無理やり異能を纏わせて肉体を強化する。筋が浮き、関節がうなる。】
【顔面へ振り抜かれた拳は、腰の入らない粗削りな一撃だが、異能の補助でそれなりの威力。】
【しかし、怪我によって力が十二分に出ずそこそこ止まりの火力だろう】
いい加減、目を覚ましたらどうだ、辷楽。理性も品も失ってしまったら——
【声は冷たく、嘲笑が込められているのはいつもと変わらない。】
お前と俺の対等な部分が全て消えるぞ。それでもなお下に付きたいというなら、仕方ないがな。
【しかしその眼差しには、どこか寂しさが宿っていた。】
- 177大盾振るい◆oovOwzya7M25/09/25(木) 23:09:08
- 178田中◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 23:10:38
- 179武のエネミー◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 23:14:59
- 180寄生者◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 23:16:57
- 181山神 祈◆ujrNm3v3mM25/09/25(木) 23:18:15
- 182滑転のエネミー◆9Pvhwn2pP625/09/25(木) 23:18:37
黙れ黙れ黙れ…!
【顔面が霧散する。ただ、頭を二度やられた衝撃や、今までの出血で胸ぐらを掴む力が緩んだ】
【あまりにも軽い斬る感触は、まるで空気を相手取っているようだ】
…やめ、てよ……そんな名前、知らない
【痛みはある様で、斬られる度に顔を歪めるし、出血量も段々と洒落にならなくなってきた】
っ……あ゙ぁ……!
【攻撃を受け、身体の多くが霧散し、再生をする。あともう少しかもしれない】
うわぁ?!!
【素っ頓狂な声が出た。憎しみやらなんやらが乗ってない純粋な驚く声。出血も相まってごろんと滑って転んでしまう】
- 183田中◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 23:20:38
- 184大盾振るい◆oovOwzya7M25/09/25(木) 23:21:26
- 185バグのエネミー◆Gu6nVpu6WE25/09/25(木) 23:21:28
- 186寄生者◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 23:23:16
- 187生体装甲のおっさん◆wkUpkUfDqs25/09/25(木) 23:23:49
- 188山神 祈◆ujrNm3v3mM25/09/25(木) 23:25:02
- 189ベルカ(探究のエネミー)◆5dXGyNJXmU25/09/25(木) 23:25:02
- 190バグのエネミー◆Gu6nVpu6WE25/09/25(木) 23:25:50
- 191武のエネミー◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 23:27:09
- 192辷楽◆9Pvhwn2pP625/09/25(木) 23:31:57
- 193生体装甲のおっさん◆wkUpkUfDqs25/09/25(木) 23:32:29
…………?
- 194田中◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 23:33:06
はいどうぞ。
【待ってましたと言わんばかりにまとめた書類を出した。】
【まるで企業が面接で使う履歴書の様に】
亡命して身分を手に入れて働いている人が多かったよ、帝国の人は優秀みたいだね。
【渡された書類には、偽名と思われる和名や難民として暮らしている亡命者たちの名前が。】
…ん〜っと。
今の自分についてとか、そういう話は割とみんなしてくれるんだけどね。
だーれも帝国について話さないし、保護するって言ったら逃げ出しちゃうんだよね。
- 195生体装甲のおっさん◆wkUpkUfDqs25/09/25(木) 23:33:47
- 196寄生者◆.IpPxFw/q225/09/25(木) 23:34:29
- 197武のエネミー◆tsGpSwX8mo25/09/25(木) 23:35:34
- 198ベルカ(探究のエネミー)◆5dXGyNJXmU25/09/25(木) 23:35:57
- 199大盾振るい◆oovOwzya7M25/09/25(木) 23:36:27
- 200辷楽◆9Pvhwn2pP625/09/25(木) 23:42:12