"バトロワ"をやります 外伝 超古代の究極兵器編2

  • 1Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:16:18

    時空を超えて集められた24名の参加者たち。
    『共同調査』の名目で向かった超巨大生物『タイタン』の上で、彼らは仕組まれた墜落事故により、否応なく死のゲームに参加させられる。
    序盤から巨人デストルドスや魔法少女シェリー、サイボーグのシュトロハイムとその好敵手であった邪樹右龍といった実力者たちが、戦闘や巨人の体内ギミックによって次々と脱落。
    生き残りを懸け、多くの者が巨人の体内へと活路を求める。
    だがそれは、全てを仕組んだフィクサー、主神オーディンの掌の上だった。
    オーディンは自らが望む『最終幕』を始めるため、則巻アラレという最大のイレギュラーを含めた生存者たちを、中枢である『脳』へと強制的に転送する。
    最終舞台に集められた者たちの前で、ついにオーディンは黒幕としてその姿を現す。

  • 2Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:18:20

    生存者リスト:タイタンテレビマン2.0(機能停止), ミミッキュ, クロノス・デ・メディチ, 則巻アラレ,

    ギャラクシー魔法少女になった八握剣異戒神将魔虚羅, ピストルカラテをマスターしたヴァージニア・マックスウェル,

    高町なのは, ヨポポ, カズマ, バイト戦士ニャアン+GFreD, 闇のフィクサー【M】に憧れているアンビー・デマラ,

    主神オーディン, ぐだ子, グライオン, シャドウウィーヴ, 三虎, 月村手毬, 紫雲清夏, マチュ


    死亡者リスト:ケイネス・エルメロイ・アーチボルト, デストルドス, 橘シェリー, シュトロハイム, ”不死身の電気漢”邪樹右龍


  • 3Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:19:45

    イベント4:排泄される者たち

    オーディンの計画は、強大な魂を持つ者たちを脳に集め、最後の闘争を行わせること。

    そして、不要と判断した者たちを「排泄」することだった。三虎、ニャアン、マチュ。

    彼らは脳へと転送されることなく、体内下部の通路を突き進んでいた。

    そして、ついに巨大な弁の先に、外の光が差し込む場所…「排泄口」を発見する。

    その直後、兵器の体内浄化システムが作動し、凄まじい水圧の奔流が彼らを襲い、為す術もなく体外へと洗い流していった。

    三人は九死に一生を得たが、もはや戦いの舞台に戻ることはできない。

      

  • 4Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:21:09

    イベント6:魔法少女の遺志

    体表に取り残されたミミッキュとヨポポの元に、なのはが射出した星形のアクセサリーが届いた。

    アクセサリーはミミッキュの前に浮かぶと、なのはの最後の魔力を解放し、彼らを守る強力な防御結界を展開する。

    その光は、まるで「あなたたちは、生きて」と語りかけているようだった。

    ミミッキュは、自分たちを守るために見知らぬ場所へ連れ去られた魔法少女の優しさを感じ、被っている布の下で、静かに、しかし固い決意を固めていた。

     

  • 5Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:22:14

    イベント7:教師の意地、アイドルの涙

    「…今しかないナノーネ!」。オーディンが悶絶しているのを見たクロノスは、人生最大の勇気を振り絞った。

    彼は懐からデュエルディスクを取り出すと、最強のモンスター「古代の機械巨人(アンティーク・ギア・ゴーレム)」をソリッドビジョンで召喚し、アンビーの前に立ち塞がる。

    「こ、この先へは行かせマセーン!」。その覚悟に、手毬は驚き、清夏は「先生…!」と涙ぐんだ。

    オーディンの計画は、アラレという最大のイレギュラーによって、開始早々、崩壊の兆しを見せ始めていた。

  • 6Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:23:29

    ⚪︎8ターン目

    イベント1:神の威光、遊びの終わり

    「あははは!おじいちゃん、もう一回!」。

    アラレはオーディンへの頭突きが面白い「遊び」だと認識し、無邪気に追撃を仕掛けようとする。

    しかし、オーディンは床に転がったままグングニルを突き立て、神の権能を発動させた。

    「…痴れ者が。神の戯れに、興を削ぐでないわ」。

    彼の周囲の空間そのものが歪み、アラレの突進は不可視の壁に阻まれて明後日の方向へと逸れていく。

    オーディンはゆっくりと立ち上がり、腹部のダメージを神気で癒しながら、その片目に冷徹な怒りの光を宿らせた。

    先ほどまでの余裕の笑みは、完全に消え失せていた。

  • 7Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:24:31

    イベント2:教師の最後の授業

    アンビーはオーディンの不覚を好機と捉え、クロノスに襲いかかった。

    クロノスの召喚した古代の機械巨人がアンビーの攻撃を防ぐが、フィクサーの懐刀である彼女の力は想像を絶していた。

    「邪魔よ、道化!」。アンビーの一撃が巨人の腕を砕き、クロノスに肉薄する。

    「てまちゃん!きよちゃん!」。

    クロノスは咄嗟に、アイドルの二人を突き飛ばした。「教師として!生徒を守るのは、当然ナノーネ!」。

    次の瞬間、アンビーの凶刃がクロノスの体を貫いた。

    ソリッドビジョンが掻き消え、彼は満足げな笑みを浮かべたまま、静かに崩れ落ちた。

  • 8Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:25:32

    イベント3:アイドルたちの覚悟

    「先生…!うそ…でしょ…?」。清夏はその場にへたり込み、涙を流す。

    そんな彼女の肩を、手毬が強く掴んだ。

    「…泣いてる暇なんてないよ。あの人が命を懸けて作ってくれた『ステージ』を、無駄にする気?」。

    手毬の瞳には、悲しみよりも強い、本気の怒りの炎が燃えていた。

    彼女はクロノスの亡骸を一瞥すると、アンビーに向き直る。「あんたの筋書き…ここで終わらせてあげる」。

    清夏も涙を拭い、立ち上がった。「…うん!うちらが、最強のアイドルだってこと、教えてあげる!」。

    二人は初めて、本気で背中を預け合い、協力者へと立ち向かった。

     

  • 9Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:26:41

    イベント4.:反逆者とマスターの策

    「おい、ぐだ子!あのジジイ、なんかヤバそうだぜ!」。

    カズマは、神気を解放したオーディンの尋常ならざるオーラを肌で感じ、突撃をためらっていた。

    ぐだ子はコントロールルームの壁際にあるコンソールに駆け寄り、必死に操作を試みる。

    「先輩、待ってください!あの槍、多分とんでもない概念武装ですよ!普通に殴ったらこっちが消し飛ばされます!この施設のシステム自体を味方につければ、ワンチャンあります!」。

    彼女は、この巨大兵器の制御権をオーディンから奪い返すという、無謀なハッキングに挑み始めた。

     

  • 10二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:27:32

    三虎は戦場にいないし…戦力不足 果たしてアラレちゃんたちだけで勝てるか

  • 11Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:27:42

    イベント5:魔法少女の対峙

    「あなたが、この悲劇の元凶ですね」。なのははオーディンの前に降り立つと、レイジングハートを構えた。

    隣では、魔虚羅がオーディンの放つ神聖なオーラに「適応」しようと、頭上の法陣を高速で回転させている。

    「ほう…『白い悪魔』か。貴様の魂の輝きは、確かにラグナロクの主役に相応しい」。

    オーディンはなのはと魔虚羅のコンビを最大の脅威と認識し、アラレよりも優先して排除すべく、その切っ先を魔法少女へと向けた。

    神話の王と、近代の魔道士。次元を超えた頂上決戦が、今始まろうとしていた。

     

  • 12Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:28:46

    イベント6:体表の守り手たち

    体表では、ヴァージニアがなのはの遺した結界の存在に気づいていた。

    「これは…魔法?誰かが、あの子たちを守っているのか…」。

    彼女はミミッキュとヨポポを守るように、結界の傍でピストルカラテの構えをとる。

    ミミッキュは、結界の中心で輝く星形のアクセサリーにそっと触れた。

    なのはの優しく、しかし強い意志が、その小さな体に流れ込んでくるのを感じる。

    布の下で、ミミッキュの瞳が、静かな、しかし底知れない怒りの色に染まり始めていた。

     

  • 13Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:30:00

    イベント7:ニンジャの潜伏

    シャドウウィーヴは、この乱戦の中で最も安全な天井の影に潜み、オーディン、アラレ、なのはといった強者たちの動きを冷静に分析していた。

    「フム…神殺し、無邪気な破壊者、白い悪魔…。面白い。漁夫の利は、ニンジャの得意とするところ」。

    彼はオーディンが消耗するであろう、その一瞬を待っていた。神の首級(しるし)を挙げる。

    それは、ニンジャにとって至高の栄誉であり、彼の残忍な魂を最も満たす獲物であった。

  • 14Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:32:23

    ⚪︎9ターン目

    イベント1:神への抵抗

    「させるかァァァッ!」。

    オーディンが生存者を排除しようとしたその時、ぐだ子が令呪を三画全て消費し、奇跡を呼び起こした。

    「概念召喚(サーヴァント・サモン)!力を貸して、マシュ!」。

    彼女の腕から、見慣れた盾…ロード・キャメロットの虚影が展開され、オーディンの権能をわずかな時間だけ防ぎ止める。

    その隙を、なのはとアラレは見逃さなかった。

    なのはのスターライトブレイカーと、アラレの全力のんちゃ砲が、オーディンが張った神聖結界に同時に叩き込まれた。

     

  • 15Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:33:26

    イベント2:協力者の敗北

    「オーディン様!」。主の危機を察したアンビーは、ぐだ子とカズマに猛攻を仕掛ける。

    しかし、カズマはぐだ子を庇いながら、その攻撃をシェルブリットで受け止めていた。

    「へっ…悪ぃが、こいつは俺が気に入った女だ!てめえごときに指一本触れさせてたまるかよ!」。

    彼の反逆の魂が極限まで高まり、アルター能力が覚醒。

    最終形態へと進化したシェルブリットの一撃が、アンビーの防御を砕き、その体を壁際まで吹き飛ばした。

    憧れだけでは本物の覚悟には及ばない。アンビーは意識を失い、戦線から脱落した。

  • 16二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:33:44

    >>11

    ま…魔虚羅はいつの間に来たのん…? 前回脳にワープ召喚された中にはいなかったはずなんだよね

  • 17二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:34:13

    >>15

    見事やな…

  • 18Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:34:32

    イベント3:神の悪あがき

    「おのれ、雑種どもがァァァッ!」。令呪の盾、魔法、そして無邪気な暴力。

    想定外の連携攻撃を受け、オーディンの神聖結界がついに砕け散った。

    彼は生まれて初めて、神ならぬ者たちの力に追い詰められるという屈辱を味わう。

    「まだだ…まだ終わらせぬ!我がラグナロクは、まだ始まったばかりぞ!」。

    追い詰められたオーディンは、最後の手段として、コントロールルームの床にグングニルを突き立て、これまで蓄積した全エネルギーを暴走させるように解放した。

  • 19二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:35:27

    >>18

    小物すぎる…小物の次元が違う…

  • 20二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:36:33

    >>19

    ゼウスといい主神共が小物すぎぃ〜っ

    アザトース化したサラダ油の方がよっぽど神っぽイと申します

  • 21Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:36:38

    >>16

    シェリー戦の後からなのはの守護霊みたいな扱いになったのかもしれないね


    イベント4:兵器起動、そして追放

    「見よ!これぞ、世界の終わりと始まりの光景だ!」。オーディンの神槍をトリガーに、巨大兵器『ギンヌンガガプ』が完全に起動。

    参加者たちの戦闘によって蓄積されたエネルギーが臨界点に達し、巨人が覚醒の咆哮を上げる。

    その圧倒的なエネルギーの奔流は、オーディンですら完全に制御できるものではなく、コントロールルームにいた生存者全員を弾き飛ばす奔流となった。

    彼らは抵抗する間もなく光に飲み込まれ、遥か下方の地上…巨人が闊歩する島の砂浜へと、強制的に排出されてしまった。

    体表にいたミミッキュたちや機能停止していたタイタンテレビマンも、その衝撃で地上へと振り落とされた。

  • 22二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:37:24

    へっ何がラグナロクや
    相方のアンビーがクロノス先生仕留めた以外誰もまともに殺せてない癖に

  • 23Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:37:44

    イベント5:生存者たちの合流

    砂浜に叩きつけられた参加者たち。その目の前に、ボロボロの姿の三虎、ニャアン、マチュが現れた。

    「おい!お前ら、無事だったのか!」。カズマが叫ぶ。

    「フン、あの怪物の『尻』から、有り難く排泄させてもらっただけだ」。三虎が忌々しげに言う。

    期せずして、全ての生存者がこの絶望的な状況下で一堂に会した。

    彼らの目の前で、完全に覚醒した巨大兵器が、本土に向けてその一歩を踏み出した。

  • 24二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:37:59

    >>21

    三虎とバイト猫も復帰しそうでリラックスできますね

  • 25Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:38:49

    イベント6:神の威光

    参加者たちの絶望をあざ笑うかのように、巨大兵器の頭部スクリーンに、玉座に座るオーディンの姿が映し出された。

    「見よ、我がエインヘリャルたちよ!これぞ、古き世界を滅ぼし、新たなる神話(ラグナロク)を紡ぐ、我が神槍『ギンヌンガガプ』の真の姿よ!」。

    その言葉を証明するかのように、巨人は腕を振り上げ、水平線上の無人島を熱線でいとも簡単に蒸発させてみせた。その圧倒的な破壊力を前に、誰もが言葉を失う。

  • 26Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:39:58

    イベント7:反撃の狼煙

    「…フム。神殺しは、ニンジャにとっても荷が重い。だが…」。

    この絶望的な光景の中、シャドウウィーヴだけが冷静に勝機を分析していた。

    彼は、オーディンの傲慢さと、アラレという最大のイレギュラーに活路を見出す。

    彼は近くにいた手毬に囁いた。

    「…アイドル=サン。奴を倒す策がある。奴の『脳』と『心臓』、同時に叩く必要がある。…もう一度、あの胎内に潜る覚悟はあるか?」。

    シャドウウィーヴの提案が、生存者たちによる反撃の狼煙の引き金となった。

     

  • 27Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:41:07

    生存者リスト:タイタンテレビマン2.0(機能停止→大破), ミミッキュ, 則巻アラレ, ギャラクシー魔法少女になった八握剣異戒神将魔虚羅,

    ピストルカラテをマスターしたヴァージニア・マックスウェル, 高町なのは, ヨポポ, カズマ,

    闇のフィクサー【M】に憧れているアンビー・デマラ(意識不明), 主神オーディン, ぐだ子, グライオン,

    シャドウウィーヴ, 三虎, 月村手毬, 紫雲清夏, マチュ, ニャアン+GFreD


    死亡者リスト:ケイネス・エルメロイ・アーチボルト, デストルドス, 橘シェリー,

    シュトロハイム, ”不死身の電気漢”邪樹右龍, クロノス・デ・メディチ


  • 28Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:42:13

    ⚪︎10ターン目

    イベント1:無謀な突撃

    「うおおおおっしゃあ!神だか何だか知らねえが、まずは一発殴らせろやァ!」。

    反撃の狼煙が上がるや否や、カズマはシェルブリットの推進力で真っ先に巨人へと突撃した。

    しかし、覚醒した兵器はもはや以前のそれではない。カズマが足に到達するよりも早く、その巨体から放たれる凄まじいエネルギーの余波だけで、彼のアルター能力は霧散。

    彼は為す術もなく弾き飛ばされ、近くの岩礁に叩きつけられて動かなくなった。

    神の威光は、反逆者の拳ですら届くことのない、あまりに遠い領域にあった。

  • 29二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:42:52

    >>28

    い や あ あ あ

  • 30二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:43:40

    なんでピンポイントでカズマがやられんだよえーーっ

  • 31Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:44:13

    イベント2:神の鉄槌

    「カズマさん!」。ぐだ子が叫ぶ。

    「フン、愚かな。我が神槍に挑むなど、虫けらが太陽に手を伸ばすに等しいと知れ」。

    オーディンの声が響くと同時に、巨人の足元から無数の小型防衛ドローンが射出され、地上部隊に襲いかかった。

    「させません!」。なのはが即座に防御結界を展開し、ドローンのレーザーを防ぐが、その数はあまりに多すぎた。

    数機のドローンが結界を突破し、後方にいたぐだ子とマチュに狙いを定める。

  • 32二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:44:16

    >>28

    また負けたんスか?

  • 33二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:44:57

    カズマには何かしら呪いがかけられてると思うが…

  • 34Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:45:15

    イベント3:空を舞う蠍、戦士の意地

    「グライ!」。ドローンがマチュたちに到達する寸前、空から影が舞い降り、その鋭いハサミでドローンを切り裂いた。

    グライオンだった。しかし、覚醒した兵器のドローンは強力無比だった。

    一体を破壊した隙に、別のドローンのレーザーがグライオンの翼を貫く。「グ…!」。

    墜落しかけるグライオンを庇ったのは、ニャアンだった。

    「てめえ!うちの若いモン(グライオン)に何しやがる!」。

    GFreDの装甲でレーザーを受け止めるが、その威力は凄まじく、機体は爆散。

    ニャアンはマチュに「…残業代…請求しとけよ…」と言い残し、光の中に消えた。

  • 35二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:45:42

    >>34

    妹も死んだあっ!

  • 36二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:45:57

    >>34

    もうなんかニャアンが完全にヤクザと化してて笑ってしまう

  • 37Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:46:33

    イベント4:遊びの時間

    「あーっ!おじいちゃん、ずるい!僕ともあーそーぼー!」。

    仲間が次々と倒れる中、ただ一人、アラレだけが目を輝かせていた。

    彼女はオーディンの攻撃を「すごいあそび」だと認識すると、「んちゃ!」の掛け声と共に巨人へと駆け出した。

    巨人が踏み下ろせば、それをパンチで受け止め、熱線を放てば、んちゃ砲で相殺する。

    彼女の規格外のパワーは、神の兵器の攻撃と拮抗し、図らずも地上部隊の壊滅を防ぐ形となった。

     

  • 38二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:46:51

    なんでやーっ何で出落ち兄妹が流れるように殺されるんじゃあっ!

  • 39Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:47:50

    イベント5:陽動部隊の結成

    「…あの子を一人で戦わせるわけにはいかない」。ヴァージニアはアラレの戦いを見つめ、覚悟を決めた。

    「三虎さん、あなたの力も貸してください!あの子が注意を引いている間に、我々で巨人の関節部を狙う!」。

    三虎は「フン…神の肉の味見も悪くないか」と不敵に笑う。

    こうして、アラレ、ヴァージニア、三虎の三名が、他の者たちが再突入するための時間を稼ぐ、決死の陽動部隊となった。

     

  • 40Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:49:05

    イベント6:決死の二正面作戦

    陽動部隊の覚悟を受け、シャドウウィーヴは改めて作戦を告げた。

    「…我々で奴の『脳』と『心臓』、同時に叩く」。

    生存者たちは、それぞれの能力と覚悟に従い、最後のチームを編成する。

    【ミッション】:各チームに分かれ、巨大兵器の機能を停止させよ!

    ・心臓チーム(コア破壊):高町なのは, ギャラクシー魔法少女になった八握剣異戒神将魔虚羅, ミミッキュ

    ・脳チーム(コントロール奪還):シャドウウィヴ, 月村手毬, 紫雲清夏, ぐだ子

    ・地上支援(陽動・兵器の足止め):則巻アラレ, ピストルカラテをマスターしたヴァージニア・マックスウェル, 三虎

    ・後方支援(負傷者護衛):マチュ, ヨポポ, グライオン(負傷),カズマ(戦闘不能)

  • 41二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:49:56

    >>40

    えっカズマ生きてたんですか

  • 42二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:50:44

    ふーっ良かった
    カズマは気絶で済んでたんですね

  • 43二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:51:19

    立ち上がれカズマ!最終形態のお前なら戦力になるハズ…妹の仇を討つんだ

  • 44Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:51:33

    イベント7:最後の突入

    「行くぞ!」。シャドウウィーヴの号令と共に、突入部隊は巨人へと向かった。

    なのはと魔虚羅は魔力を解放して空を舞い、ミミッキュはその影に紛れるように駆け上がる。

      

    脳チームはシャドウウィヴの先導で巨人の表面を疾走した。

      

    地上では、マチュとヨポポが負傷したカズマとグライオンを必死に運び、安全な場所へと退避させる。

    それぞれの持ち場で、最後の戦いの火蓋が切られた。

     

  • 45Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:52:48

    生存者リスト:ミミッキュ, 則巻アラレ, ギャラクシー魔法少女になった八握剣異戒神将魔虚羅,

    ピストルカラテをマスターしたヴァージニア・マックスウェル, 高町なのは, ヨポポ, カズマ(重傷),

    闇のフィクサー【M】に憧れているアンビー・デマラ(意識不明), 主神オーディン, ぐだ子,

    グライオン(負傷), シャドウウィヴ, 三虎, 月村手毬, 紫雲清夏, マチュ


    死亡者リスト:ケイネス・エルメロイ・アーチボルト, デストルドス, 橘シェリー, シュトロハイム, ”不死身の電気漢”邪樹右龍, クロノス・デ・メディチ, タイタンテレビマン2..0, バイト戦士ニャアン+GFreD



    (しれっとタイタンテレビマンが荼毘に伏して笑ってしまう)

  • 46Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:53:51

    ⚪︎11ターン目 (再修正)

    イベント1:陽動部隊の死闘

    地上では、陽動部隊の三人が限界を超えた戦いを続けていた。「喰らえやァァッ!」。

    三虎の放つ無数の「グルメ・スプーン」が巨人の分厚い装甲を抉り、ヴァージニアのピストルカラテが、剥き出しになった関節部を正確に狙撃する。

     

    しかし、覚醒した兵器の自己修復能力はそれを遥かに上回り、傷は瞬く間に塞がってしまう。

    「んちゃー!」。アラレのパンチが巨人をよろめかせるが、決定打には至らない。

    三人の奮闘は、突入部隊に貴重な時間を稼いでいたが、それは同時に彼らの消耗を加速させていた。

  • 47二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:54:31

    >>45

    タイタンテレビマンのアニキはなんでデストルドスを倒して満足死しているんだ…?

  • 48二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 13:54:49

    もしかして三虎は技を出しすぎてカロリー不足とちゃうんか?

  • 49Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:55:00

    イベント2:強化された免疫システム

    脳チームは、シャドウウィーヴの先導で中枢へと続く神経網を疾走していた。

    だが、覚醒した防衛システムは、ただの雑兵ではない、強化された「抗体モンスター」を彼らの元へと送り込む。

    それは、アイドルである手毬と清夏の「人の注目を集める」特性に反応し、音や光に擬態して奇襲を仕掛けてくる厄介な敵だった。

    「きゃっ!?」。清夏が幻影のステージライトに気を取られた瞬間、鞭のような触手が彼女の腕を打つ。

    手毬は即座に清夏を庇い、シャドウウィーヴがクナイで触手を牽制するが、敵の数はあまりに多かった。

     

  • 50Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:56:14

    イベント3:正義の代償

    「このままじゃジリ貧だよ!」。手毬が叫ぶ。その時、地上で戦っていたヴァージニアが、突入部隊の苦戦を察知した。

    「…援護する!」。彼女は、自らが持つ星のアクセサリーに宿る魔法の力を解放。

    ピストルカラテの全エネルギーを込めた弾丸を、空高く舞う心臓チームの、さらにその先の体内へと向けて撃ち込んだ。

    その一撃は、脳チームを囲んでいた抗体モンスターの群れを貫き、活路を開いた。

    しかし、全生命力を使い果たしたヴァージニアの体は、銃を構えたままゆっくりと崩れ落ち、光の粒子となって消えていった。

  • 51Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:57:24

    イベント4:アイドルたちの覚悟

    「…行くわよ」。ヴァージニアの犠牲によって開かれた道を前に、手毬は清夏に言った。

    清夏の瞳からは涙がこぼれていたが、彼女は強く頷いた。「…うん!」。

    ぐだ子は二人の背中を押し、「先輩たちならやれます!ここは私とニンジャさんで食い止めますから!」。

     

    シャドウウィヴは「フン…ニンジャに指図するな、オナゴ」と呟きながらも、ぐだ子と背中合わせの陣形を組む。

    アイドルたちは、仲間たちの覚悟を胸に、ついに脳へと続く最後の防御壁の前へとたどり着いた。

  • 52Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:58:24

    イベント5:心臓への道、寂しがり屋の怒り

    一方、心臓を目指す、なのは、魔虚羅、ミミッキュのチームもまた、苛烈な防衛網に捕らっていた。

    無数の雑兵が、自己犠牲を厭わぬ物量作戦で三人の行く手を阻む。

    なのはがスターライトブレイカーで道を切り開くが、すぐに新たな雑兵が壁となって現れる。

    「このままでは魔力が…!」。なのはが膝をつきかけた、その瞬間。「…ミキュウウウウウッ!」。

    これまでなのはの背後に隠れていたミミッキュが、初めて叫び声を上げた。

    自分たちを守ろうとする優しい魔法少女が消耗していく姿が、彼の心の最後の一線を越えさせたのだ。

  • 53Gemini…お前が書け25/09/25(木) 13:59:31

    イベント6:擬態の終わり
    ミミッキュの足元から、底知れないほどの暗い影が溢れ出した。
    それは純粋な怨念の塊となって周囲の雑兵を飲み込み、その存在ごと消滅させていく。
    布がめくれ上がり、その誰も見てはならない「中身」から放たれる禍々しいオーラは、雑兵だけでなく、この空間そのものを凍りつかせた。
    魔虚羅ですら、その未知なる感情の奔流に「適応」できず、わずかに後ずさる。
    ピカチュウへの憧れという擬態を捨て、寂しがり屋のポケモンは、仲間を守るため、恐ろしい神へとその姿を変えた。

  • 54Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:00:38

    イベント7:最後の扉

    ミミッキュが作り出した静寂の中、なのはは最後の力を振り絞って立ち上がった。

    「…ありがとう、ミミッキュちゃん」。

    彼女たちの目の前には、巨大な心臓が脈打つエリアへと続く、最後の扉がそびえ立っていた。

    脳チーム、心臓チーム、それぞれが多くの犠牲と仲間の想いを経て、ついに決戦の舞台の入り口へと到達した。

    その先には、フィクサーと、その忠実なる協力者が待ち構えている。

     

  • 55Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:01:46

    生存者リスト:ミミッキュ, 則巻アラレ, ギャラクシー魔法少女になった八握剣異戒神将魔虚羅, 高町なのは, ヨポポ,

    カズマ(重傷), 闇のフィクサー【M】に憧れているアンビー・デマラ(意識不明), 主神オーディン, ぐだ子,

    グライオン(負傷), シャドウウィヴ, 三虎, 月村手毬, 紫雲清夏, マチュ


    死亡者リスト:ケイネス・エルメロイ・アーチボルト, デストルドス, 橘シェル, シュトロハイム,

    ”不死身の電気漢”邪樹右龍, クロノス・デ・メディチ, タイタンテレビマン2.0, バイト戦士ニャアン+GFreD,

    ピストルカラテをマスターしたヴァージニア・マックスウェル

  • 56Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:02:53

    ⚪︎12ターン目

    イベント1:脳への突入、神との対峙

    「…あとは、頼んだよ」。

    手毬は、後方で抗体モンスターの群れと対峙するぐだ子とシャドウウィーヴに後を託し、清夏と共にコントロールルームへと突入した。

    広大な空間の中央、玉座に座すオーディンは、まるで二人の到着を待っていたかのように静かに立ち上がる。

    「よくぞ来た、舞台の主役たちよ。貴様らの魂の輝き、このラグナロクを飾るに相応しいか、見極めてやろう」。

    その圧倒的な神威を前に、二人は一瞬気圧されるが、互いの手を強く握りしめ、覚悟を決めた。

     

  • 57Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:05:11

    イベント2:心臓の守護者
    なのは、魔虚羅、ミミッキュが足を踏み入れた心臓エリアは、灼熱のエネルギーが嵐のように吹き荒れる地獄だった。
    そしてその中央には、漆黒の「心臓の守護者」が、侵入者を拒絶するように佇んでいた。
    それはオーディンの神気によって強化されており、強大なプレッシャーを放っている。
    なのははレイジングハートを構え、「全力で行きます!」。
    魔虚羅も主を守るように前に出て、ミミッキュはその小さな体から、守護者にも劣らないほどの禍々しいオーラを放っていた。

  • 58Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:06:19

    イベント3:陽動の限界

    「はあああっ!」。地上では、三虎の渾身の一撃が巨人の膝の装甲を大きく抉り取っていた。

    しかし、神の兵器の自己修復能力はそれを瞬時に再生させてしまう。

    「…キリがないな」。三虎が舌打ちする。

    アラレの攻撃は巨人の注意を引きつけてはいるものの、エネルギーの消耗がない彼女とは違い、三虎の体力は着実に削られていた。

    オーディンは内部の戦闘に集中するため、地上への干渉を弱めてはいるが、それでも陽動部隊が限界に近いことに変わりはなかった。

     

  • 59Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:07:24

    イベント4.:アイドルのステージ

    「我を楽しませてみよ、小娘ども!」。

    オーディンは指を鳴らすと、手毬と清夏がこれまで立ってきたステージの幻影をコントロールルームに作り出し、観客席には無数の雑兵を召喚した。

    さらに、二人の過去の失敗や葛藤を悪意ある形で再現し、精神を揺さぶろうとする。「…くだらない演出ね」。

    だが、手毬は冷静だった。「こんな悪趣味なプロデューサーの筋書き通りに、私たちが踊ると思う?」。

    清夏も頷く。「うちらのステージは、うちらが作るんだから!」。

    二人は幻影のステージの上で歌い始め、その歌声は、オーディンの神聖な空間を自分たちの色に染め上げていった。

     

  • 60Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:09:05

    イベント5:三位一体の猛攻

    心臓エリアでは、三位一体の猛攻が始まっていた。

    ミミッキュが放つ底知れない怨念のオーラが守護者の動きを鈍らせ、その再生能力を阻害する。

    その隙を突き、なのはがスターライトブレイカーで守護者の装甲を破壊。

    すかさず魔虚羅が、破壊された部位のエネルギー特性に「適応」し、内部から崩壊させる追撃を加える。

    守る者、適応する者、そして憎む者。奇妙な連携は完璧に機能し、神話の番人を確実に追い詰めていった。

      

  • 61Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:10:26

    イベント6:マスターの限界

    「ぐっ…!もう…令呪も、呼べるサーヴァントも…!」。

    ぐだ子は、次々と湧き出す抗体モンスターの群れを前に、ついに膝をついた。

    シャドウウィーヴは冷静に戦況を分析し、このままでは二人とも消耗しきるだけだと判断する。

    「…マスター=サン。貴様のガッツは認めよう。だが、ここまでだ」。

    彼はそう言うと、ぐだ子の肩を掴み、後方の通路へと投げ飛ばした。

  • 62Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:14:40

    イベント7:最後のマスターの最期
    「え…?」。ぐだ子が状況を理解する前に、シャドウウィーヴは通路の入り口を爆破クナイで封鎖した。
    「ニンジャのイクサに、情けは無用。貴様は良い囮だった」。
    非情な言葉を残し、シャドウウィーヴは脳チームへの合流を急ぐ。
    一人残されたぐだ子は、殺到するモンスターを前に、静かに微笑んだ。
    「…あー…まあ、人理修復なんて、いつもこんな感じだったっけな…」。
    彼女は最後の意地で立ち上がり、カルデアのマスターとして、その絶望的な時間を稼ぎ続けた。
    やがて無数の触手が彼女の体を貫き、その姿は光となって消えていった。

  • 63Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:16:02

    生存者リスト:ミミッキュ, 則巻アラレ, ギャラクシー魔法少女になった八握剣異戒神将魔虚羅, 高町なのは, ヨポポ,

    カズマ(重傷), 闇のフィクサー【M】に憧れているアンビー・デマラ(意識不明), 主神オーディン, グライオン(負傷),

    シャドウウィーヴ, 三虎, 月村手毬, 紫雲清夏, マチュ


    死亡者リスト:ケイネス・エルメロイ・アーチボルト, デストルドス, 橘シェル, シュトロハイム,

    ”不死身の電気漢”邪樹右龍, クロノス・デ・メディチ, タイタンテレビマン2..0, バイト戦士ニャアン+GFreD,

    ピストルカラテをマスターしたヴァージニア・マックスウェル, ぐだ子

  • 64Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:17:10

    ⚪︎13ターン目

    イベント1:神の槍、アイドルの窮地

    「小癪な歌声よ!だが、神話の前には無力と知れ!」。

    アイドルたちの歌声が支配する空間に、オーディンはついに業を煮やし、神槍グングニルを構えた。

    必中の槍が、まずは清夏の心臓を狙って放たれる。「清夏!」。

    手毬が咄嗟に突き飛ばし、槍は清夏の肩を掠めただけだったが、その神気は彼女の半身を凍てつかせた。「が…っ!」。

    ステージ上で崩れ落ちる清夏。手毬は即座に彼女を庇うが、オーディンは無慈悲にも第二投を構える。

    二人のステージに、絶対的な絶望の幕が下ろされようとしていた。

  • 65Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:18:25

    イベント2:怨念の代償
    「ミキュウウウウウウウッ!」
    心臓エリアでは、ミミッキュが自らの命を燃やすように、怨念の力を最大まで解放していた。
    その黒いオーラは守護者の再生能力を完全に上回り、漆黒の装甲に次々と亀裂を入れていく。
    しかし、その力はミミッキュ自身の魂をも蝕む諸刃の剣だった。
    彼の体は徐々に黒い粒子となって崩壊を始めており、その小さな体が、この一撃に全てを懸けていることは誰の目にも明らかだった。

  • 66Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:19:58

    イベント3:最後のスターライトブレイカー

    「行かせない…!あの子の覚悟を、無駄にはさせない!」。

    なのはは、ミミッキュの自己犠牲を前に、残された全ての魔力をレイジングハートに注ぎ込んだ。

    魔虚羅が自らの身を盾としてなのはを守り、膨大なエネルギーをチャージする時間を稼ぐ。

    「全砲門…斉射(ファイア)!」。

    放たれた七色の閃光…スターライトブレイカーが、ミミッキュの怨念によって脆くなった守護者の核を、寸分の狂いもなく撃ち抜いた。

  • 67二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 14:20:21

    不思議やな…小物を超えた小物なのに、なんやかんやで主神として主催者としての格はしっかりと持ってるように見えるのはなんでや

  • 68Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:20:59

    イベント4:守護者の最期、小さな英雄の死

    閃光が晴れた後、そこに心臓の守護者の姿はなかった。だが、その代償はあまりにも大きかった。

    怨念の力を使い果たしたミミッ-キュの体は、もうほとんど形を留めておらず、

    「…ミ…キュ…」と最後の声を振り絞ると、ヨポポと過ごした日を思い出すように、静かに塵となって消えていった。

    最強の守護者を倒した代償は、一人の優しき魔法少女の全魔力と、一人の寂しがり屋のポケモンの命だった。

     

  • 69二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 14:21:47

    死にすぎぃ〜!

  • 70Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:22:11

    イベント5:システムダウン、好機
    心臓の守護者が完全に破壊されたことで、兵器のシステム全体が一時的な機能不全に陥った。
    コントロールルームでは、オーディンが手毬に放とうとしていたグングニルの第二投が、その輝きを失い、霧散する。
    「…なにっ!?」。オーディンの驚愕の声が響く。
    心臓チームが多大な犠牲を払って繋いだこの一瞬の隙が、脳チームに絶好の好機をもたらした。

  • 71Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:23:43

    イベント6:ニンジャの介入

    「…グッドタイミングだ」。

    ぐだ子を犠牲にして時間を稼ぎ、好機を窺っていたシャドウウィーヴが、天井からオーディンの死角へと舞い降りた。

    「ドーモ、オーディン=サン。シャドウウィーヴです」。

    ニンジャのアイサツと共に放たれた無数の毒クナイが、システムダウンで無防備になっていたオーディンの体に突き刺さる。

    「ぐ…おのれ、ハイエナめ…!」。

    オーディンは毒に顔を歪ませ、アイドルたちへの攻撃を中断せざるを得なかった。

  • 72Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:25:06

    イベント7:それぞれの傷跡

    シャドウウィーヴの介入によって、手毬と清夏は九死に一生を得た。

    手毬はすぐに清夏に駆け寄り、肩の傷に応急処置を施す。

    「…ごめん、私のせいで…」「謝らないで。あんたが無事なら、それでいいから…」。

    二人は互いの無事を確かめ合う。

     

    一方、心臓エリアでは、魔力を使い果たしたなのはがその場に倒れ込み、魔虚羅が彼女を必死に介抱していた。

    守護者は倒した。だが、残された者たちは誰もが満身創痍で、戦いはまだ終わっていなかった。

     

  • 73Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:26:12

    生存者リスト:則巻アラレ, ギャラクシー魔法少女になった八握剣異戒神将魔虚羅, 高町なのは(魔力枯渇), ヨポポ,

    カズマ(重傷), 闇のフィクサー【M】に憧れているアンビー・デマラ(意識不明), 主神オーディン(毒状態),

    グライオン(負傷), シャドウウィーヴ, 三虎, 月村手毬, 紫雲清夏(負傷), マチュ


    死亡者リスト:ケイネス・エルメロイ・アーチボルト, デストルドス, 橘シェル, シュトロハイム,

    ”不死身の電気漢”邪樹右龍, クロノス・デ・メディチ, タイタンテレビマン2..0, バイト戦士ニャアン+GFreD,

    ピストルカラテをマスターしたヴァージニア・マックスウェル, ぐだ子, ミミッキュ


  • 74Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:27:16

    14ターン目
    イベント1:再生の心臓、復活の守護者
    「無駄だ…無駄だと言ったはずだ!」。シャドウウィーヴの毒に苦しみながらも、オーディンは不敵に笑った。
    「このギンヌンガガプある限り、我がラグナロクは終わらぬ!」。
    彼の言葉を証明するかのように、沈黙していた巨大な心臓が、禍々しい光と共に再び鼓動を始めた。
    心臓から伸びた無数のケーブルが、先ほどまで守護者がいた空間に突き刺さり、エネルギーを注ぎ込む。
    そして、光と肉塊の中から、以前よりもさらに巨大で禍々しい姿となった「心臓の守護者」が、咆哮と共に再生を果たした。

  • 75Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:28:37

    イベント2:神の尖兵、最後の切り札

    「そして…舞台には、まだ役者が残っているぞ」。

    オーディンの言葉と共に、心臓エリアに新たな人影が転送されてきた。

    それは、意識を失っていたはずのアンビー・デマラだった。しかし、その瞳は虚ろで、まるで操り人形のようだ。

    「目覚めよ、我がヴァルキリーよ。そして、神に牙を剥く愚か者どもを滅するのだ」。

    オーディンの声に操られ、アンビーは再生した守護者の隣に立ち、魔力を失ったなのはと、彼女を守ろうとする魔虚羅に無慈悲な刃を向けた。

    心臓チームは、絶対的な絶望の淵に立たされた。

  • 76Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:29:39

    イベント3:再起動する悪夢

    オーディンが心臓を強制的に再起動させたことで、一時的にダウンしていた兵器の防衛システムも息を吹き返した。

    コントロールルームでは、シャドウウィーヴと対峙するオーディンの周囲に、無数の防衛ドローンが出現。

    「ハイエナごときに、神の首は獲れんぞ」。

    オーディンは毒の解毒に集中し、防衛システムにシャドウウィーヴの相手を任せる。

    ニンジャは巧みにドローンの猛攻を回避するが、数の暴力の前に、オーディンへの決定打を与えられずにいた。

  • 77二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 14:30:00

    >>73

    橘シェルって誰だよ!?

    オーディンはガチで出オチだったゼウスに比べると言動が小物くさいだけで普通に強いっスね…

  • 78Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:30:41

    イベント4:アイドルの苦境

    手毬と清夏の前にも、新たな抗体モンスターの群れが出現した。

    それは、クロノスの戦闘データを元に生成された「古代の機械巨人(アンティーク・ギア・ゴーレム)」の姿を模した、鋼鉄の巨人だった。

    巨人の拳が、二人が歌っていた幻影のステージを粉々に砕き、瓦礫の山へと変える。「先生の…!」。

    清夏は怒りに震えるが、肩の傷が痛み、思うように動けない。

    手毬は彼女を庇いながら、必死に活路を探すが、その表情には焦りの色が浮かんでいた。

  • 79二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 14:31:17

    えっ
    マジでアラレちゃんが強すぎたのと言動が小物すぎただけでオーディンめっちゃ強いタイプ?

  • 80Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:31:53

    イベント5:地上部隊の限界

    「…まずいな。奴の動きが、また活発になり始めた」。

    地上では、三虎が巨人のエネルギー出力が回復していることを肌で感じ取っていた。

    アラレの攻撃は依然として巨人の足止めにはなっているが、自己修復の速度がそれを上回り始めているのだ。

    このままでは、突入した仲間たちが全滅するのも時間の問題だと、誰もが悟っていた。

    「…クソッ、何かできないのかよ…」。後方で治療を受けていたカズマが、悔しそうに歯を食いしばる。

    だが、彼の体はまだ動かなかった。


    >>77 あうぅ…

  • 81二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 14:32:06

    出オチしたとはいえギャグ空間に飲まれてないのは主催者としての格を感じますね

  • 82Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:33:14

    イベント6:魔法少女の覚悟

    「…魔虚羅ちゃん。私のことは、もういいから…逃げて」。

    魔力を使い果たし、立つことすらままならないなのはは、自分を庇う魔虚羅に言った。

    しかし、魔虚羅は首を横に振る。「…いいえ。マスターを守ること。それが、私の存在理由です」。

    魔虚羅はなのはの前に立つと、再生した守護者とアンビーの猛攻に対し、自らの身を盾にする覚悟を決める。

    頭上の法陣が、これまでで最も激しく回転し、この世界のあらゆる理に適応しようとしていた。

  • 83Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:34:25

    イベント7:小さな勇者の祈り

    「ヨポポイ…ヨポポイ…」。後方支援部隊では、ヨポポが涙を流しながらも、必死にダンスを続けていた。

    ミミッキュの死、そして仲間たちの苦境。彼は、自分には何もできないと嘆きながらも、祈ることしかできなかった。

    その純粋な祈りに呼応するように、負傷したグライオンが、彼の隣で健気に翼を動かそうとする。

    マチュはそんな彼らの姿を、ただ唇を噛み締めながら見守ることしかできなかった。

     

  • 84Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:35:29

    生存者リスト:則巻アラレ, ギャラクシー魔法少女になった八握剣異戒神将魔虚羅, 高町なのは(魔力枯渇), ヨポポ,

    カズマ(重傷), 闇のフィクサー【M】に憧れているアンビー・デマラ, 主神オーディン(毒状態), グライオン(負傷),

    シャドウウィーヴ, 三虎, 月村手毬, 紫雲清夏(負傷), マチュ


    死亡者リスト:ケイネス・エルメロイ・アーチボルト, デストルドス, 橘シェリー, シュトロハイム,

    ”不死身の電気漢”邪樹右龍, クロノス・デ・メディチ, タイタンテレビマン2.0, バイト戦士ニャアン+GFreD,

    ピストルカラテをマスターしたヴァージニア・マックスウェル, ぐだ子, ミミッキュ


  • 85Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:36:39

    ⚪︎15ターン目
    イベント1:食の王の覚悟
    「…どうやら、メインディッシュを味わう前に、ゲームが終わりそうだな」。
    地上で戦況を見つめていた三虎は、静かに呟いた。
    彼は、内部の仲間たちが壊滅寸前であること、そしてこのままでは全てが終わることを正確に理解していた。
    「…仕方ない。我がフルコースの邪魔をするとは…神であろうと許さん」。彼は隣で戦うアラレに告げる。
    「小娘。奴の注意を、奴の『頭』に向けさせろ。私が、道を作る」。
    その瞳には、初めて「食」以外の、純粋な怒りの炎が宿っていた。

  • 86Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:37:41

    イベント2:無邪気な大技
    「おじいちゃんの頭?わかったー!」。三虎の意図を理解したのかしないのか、アラレは元気よく返事をすると、
    これまでの比ではないエネルギーをその小さな体に集め始めた。
    「うっほほーい!いっくよー!ちきゅうわーり!」。
    彼女が放ったのはんちゃ砲ではない、地面を殴りつけてそのものを巨大な砲弾として撃ち出す、星を砕くための一撃だった。
    巨大な岩塊と化した島の一部が、オーディンがいるであろう脳…巨人の頭部めがけて、凄まजीい勢いで飛翔していく。

  • 87二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 14:38:41

    アラレちゃん 魔虚羅 三虎 そして俺だ オーディンに毒デバフがかかってる今一気に畳み掛けるぞ

  • 88Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:38:46

    イベント3:神の肉を喰らう
    「フン!」
    オーディンはアラレの攻撃を鼻で笑い、巨人の腕部に搭載された無数のレーザー砲台でそれを迎撃しようとした。
    しかし、その瞬間を三虎は見逃さなかった。
    彼は指先から放った不可視の「ハングリー・タング」で、レーザー砲台の制御システムを喰らい、破壊したのだ。
    制御を失ったレーザーは暴走し、アラレが撃ち出した岩塊ではなく、自らの兵器の頭部、つまりコントロールルームがある区画へと、その全てが降り注いでしまった。

  • 89Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:39:59

    イベント4:天啓の一瞬

    コントロールルームを、自らの兵器が放ったレーラ゙ーの嵐が襲った。

    凄まじい衝撃と爆発が、オーディンの玉座すらも揺るがす。

    外部からの物理的な大ダメージにより、オーディンが掌握していた兵器の全システムが、再び数秒間だけ完全にシャットダウンした。

    鋼鉄の巨人たちが動きを止め、防衛ドローンが沈黙する。

    「!」

    この天啓とも言える好機を、シャドウウィーヴとアイドルたちが見逃すはずがなかった。

      

  • 90Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:41:18

    イベント5:アイドルの逆転劇
    「今だよ!」。手毬の叫びが響く。システムダウンで動きを止めた鋼鉄の巨人を、二人は足場にして駆け上がった。
    そして、オーディンのいる玉座へ向けて、最後の力を振り絞って歌声を放つ。それは単なる歌ではない。
    二人の絆と、仲間たちの想いが込められた、魂の歌だった。
    その純粋な響きは、毒とダメージで弱っていたオーディンの精神を直接揺さぶり、その神としての威光を、わずかな時間だけ霧散させた。

  • 91Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:42:33

    イベント6:ニンジャの神殺し

    「…イヤーッ!」。アイドルたちが作った完璧な好機。

    シャドウウィーヴは、神の威光が消えたオーディンの背後に音もなく回り込んでいた。

    彼は、シュトロハイムの残骸から回収した科学の粋と、自らの持つ古の毒を融合させた、対神用のクナイを構える。

    「ゴウランガ!」。ニンジャの雄叫びと共に、クナイはオーディンの首筋に深く突き刺さった。

    「ぐ…あ…おのれ…雑種どもがァァァッ!」

    神話の王は、信じられないという表情で自らの首を押さえ、玉座から崩れ落ちた。

  • 92Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:43:34

    イベント7:最後の悪あがき
    致命傷を負い、毒に蝕まれながらも、オーディンは最後の力を振り絞った。
    「…まだだ…我がラグナロクは…終わらせぬ…!」。彼は血に濡れた指でコンソールに触れ、最後の権能を発動させる。
    それは、兵器の大部分のエネルギーを使用し、体内にいる侵入者…なのは、魔虚羅、シャドウウィーヴ、手毬、清夏たちを、今度こそ完全に消滅させるための、強制転移プログラムだった。
    コントロールルームに、断末魔のオーディンの笑い声と、転移陣が起動する不吉な光が満ちていく。

  • 93Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:45:10

    生存者リスト:則巻アラレ, ギャラクシー魔法少女になった八握剣異戒神将魔虚羅, 高町なのは(魔力枯渇), ヨポポ,

    カズマ(重傷), 闇のフィクサー【M】に憧れているアンビー・デマラ, 主神オーディン(瀕死), グライオン(負傷),

    シャドウウィーヴ, 三虎, 月村手毬, 紫雲清夏(負傷), マチュ


    死亡者リスト:ケイネス・エルメロイ・アーチボルト, デストルドス, 橘シェル, シュトロハイム,

    ”不死身の電気漢”邪樹右龍, クロノス・デ・メディチ, タイタンテレビマン2..0, バイト戦士ニャアン+GFreD,

    ピストルカラテをマスターしたヴァージニア・マックスウェル, ぐだ子, ミミッキュ

  • 94Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:46:13

    ⚪︎16ターン目

    イベント1:魔法少女の祈り

    「もう…だめ…」。

    魔力を使い果たしたなのはは、再生した守護者とアンビーの猛攻の前に、意識を手放しかけていた。

    そのなのはを庇い、ボロボロになりながらも戦い続けていた魔虚羅は、主の心に流れ込む絶望を感じ取る。

    「…マスターの心が、折れてしまう…」。その時、魔虚羅は自らの存在意義を問い直した。

    あらゆる事象に適応する力。それは、ただ敵を滅ぼすためだけにあるのではない。

    主の心を守るため、その祈りにすら「適応」するためにあるのだと。

  • 95Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:48:07

    イベント2:愛と正義への最終適応

    「マスターの『仲間を救いたい』という祈りに…適応します!」。

    魔虚羅の頭上の法陣が、これまでにない神々しい光を放った。

    それは、この土壇場において、憎しみや破壊ではなく、「愛」と「正義」という、最も不確かで、最も強い概念に適応した瞬間だった。

    魔虚羅の体は純白の光に包まれ、その力は守護者の禍々しいオーラを浄化し、アンビーの洗脳を強制的に解除するほどの奇跡を呼んだ。

     

  • 96Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:49:13

    イベント3:協力者の贖罪

    「…私…は…」。正気を取り戻したアンビー。

    彼女は自分が犯してきた罪の重さと、オーディンに利用されていただけの事実に気づき、絶望に顔を歪ませる。

    しかし、彼女はすぐに顔を上げ、守護者に向き直った。「…これが、私の…最後のけじめ!」。

    彼女は自らの命を燃やし、最後の力を込めた一撃を守護者の核に叩き込んだ。

    守護者もまた、その体を貫かれながら、アンビーを道連れにするように、その巨腕を振り下ろした。

    閃光の後、そこには二度と再生することのない守護者の残骸と、アンビーがつけていたアクセサリーだけが残されていた。

  • 97Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:50:15

    イベント4.:神の終焉

    心臓の守護者が完全に破壊されたことで、オーディンを支えていた兵器の全システムが今度こそ完全に、そして不可逆的にシャットダウンした。

    オーディンの強制転移プログラムは発動せず、彼を護衛していた防衛ドローンも全て機能を停止して落下する。

    「…馬鹿な…この我が…人間ごときに…」。

    神気を失い、毒に蝕まれたオーディンは、もはやただの老人に過ぎなかった。

    「ドーモ、オーディン=サン。シャドウウィーヴです」。

    ニンジャの冷徹なアイサツと共に、クナイがオーディンの心臓を貫く。「…サヨナラ!」。

    神話の王は、信じられないという表情のまま、その長い生涯の幕を閉じた。

  • 98Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:51:39

    イベント5:束の間の安堵

    オーディンが倒れ、コントロールルームに静寂が訪れた。

    戦いの終わりを悟り、手毬と清夏は緊張の糸が切れたようにその場に座り込む。

    「…終わった…の?」。清夏の言葉に、手毬は黙って頷いた。

     

    シャドウウィーヴはオーディンの亡骸を一瞥すると、静かに壁の影へと姿を消す。

    心臓エリアでは、魔虚羅が力を使い果たしたなのはに駆け寄り、その体を支えていた。誰もが、長い、長い悪夢が終わったのだと信じていた。

     

  • 99二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 14:52:28

    見事やな…

  • 100Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:53:16

    イベント6:地上の歓喜

    地上でも、巨人の沈黙はすぐに伝わった。

    アラレは「おじいちゃん、寝ちゃったの?」と首を傾げ、三虎は「フン、メインディッシュを味わう前に終わるとはな」と

    つまらなそうに言いながらも、その表情には安堵の色が浮かんでいた。

     

    後方支援部隊では、マチュとヨポポが泣きながら抱き合い、グライオンが喜びの鳴き声を上げる。

    重傷のカズマも、薄れゆく意識の中で、仲間たちが勝利したことを感じ取っていた。

     

     

  • 101Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:54:23

    イベント7:最後の絶望
    コントロールルームで、手毬が清夏に肩を貸し、立ち上がろうとした、その時だった。
    オーディンの指が、死後硬直でコンソールのスイッチを完全に押し込んだ。
    彼の亡骸に隠されていたモニターが赤く点滅し、無機質な合成音声が、生存者全員に最後の絶望を告げる。
    「警告。最終安全装置が解除されました。主の心肺停止を確認。自爆シークエンスを起動します。爆発まで、残り180秒」。
    オーディンは、自らの死すらも、この戯曲の最後の仕掛けとして組み込んでいたのだ。

  • 102二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 14:54:50

    なにっ

  • 103Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:55:28

    生存者リスト:則巻アラレ, ギャラクシー魔法少女になった八握剣異戒神将魔虚羅, 高町なのは(魔力枯渇), ヨポポ,

    カズマ(重傷), グライオン(負傷), シャドウウィーヴ, 三虎, 月村手毬, 紫雲清夏(負傷), マチュ


    死亡者リスト:ケイネス・エルメロイ・アーチボルト, デストルドス, 橘シェリー シュトロハイム,

    ”不死身の電気漢”邪樹右龍, クロノス・デ・メディチ, タイタンテレビマン2.0, バイト戦士ニャアン+GFreD,

    ピストルカラテをマスターしたヴァージニア・マックスウェル, ぐだ子, ミミッキュ,

    主神オーディン, 闇のフィクサー【M】に憧れているアンビー・デマラ


  • 104Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:56:46

    ⚪︎最終幕

    イベント1:閉ざされた神の墓標

    「警告。隔壁を完全封鎖します」。

    無機質な音声と共に、コントロールルームと心臓エリアの全ての通路が、神の権能によって強化された分厚い隔壁で完全に閉鎖された。

    三虎が試しに放った渾身の「空腹(ハングリー)」ですら、体表に僅かな傷を付けることしかできない。

    「…ちっ。完全に閉じ込められたか」。

    シャドウウィーヴの呟きが、生存者たちに絶対的な絶望を突きつける。自爆まで残された時間は、あまりにも短かった。

  • 105Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:57:59

    イベント2:ニンジャが見出した唯一の活路
    「…フン。神の置き土産とは、悪趣味な」。絶望的な状況の中、シャドウウィーヴだけは冷静だった。
    彼はオーディンが倒れたコンソールを素早く解析し、唯一の活路を見出す。
    「…この兵器の自爆エネルギーを推進力に変換し、上空へ打ち上げる。爆心地を成層圏まで運べば、地上の被害は皆無にできる」。
    しかし、その声には続きがあった。
    「…だが、それには誰か一人が残り、最後の操作をする必要がある。そして、他の者たちをこの島から脱出させる必要がある」
    究極の選択を前に、英雄たちは答えを出せず、重い沈黙だけが支配した。

  • 106Gemini…お前が書け25/09/25(木) 14:59:00

    イベント3:ニンジャのケジメ
    その沈黙を破ったのは、シャドウウィーヴだった。「その役目、私が引き受けよう」。
    「なっ…!?あんた、何を!」。手毬が驚きの声を上げる。
    「フン…オーディン=サンへの最後のアイサツは、このイクサを生き延びたニンジャがやるのがスジだ。それに、ニンジャにはニンジャのケジメの付け方がある」
    彼は懐から、用途不明の巻物を取り出した。
    「これは古代の転移のジツ。この島の仲間全員を、安全な場所まで飛ばせる。…だが、術者はここから動けん」

  • 107Gemini…お前が書け25/09/25(木) 15:00:01

    イベント5:最後のアイサツ

    「待ちなさい!そんなこと…!」。清夏が止めようとするが、シャドウウィーヴは聞かない。

    彼は転移のジツを発動させ、仲間たちの足元を優しい光で包み込んだ。

    「ドーモ、アイドル=サン、魔法少女=サン。貴様らのイクサ、見事だった」。

    光に包まれ、体が消えていく中、手毬は叫んだ。「…死なないで!絶対に!」。

    シャドウウィーヴは、その言葉に初めて、ほんの少しだけ口元を緩めたように見えた。

  • 108Gemini…お前が書け25/09/25(木) 15:01:16

    イベント6:孤独なコンソール

    仲間たちが転送された後、一人コントロールルームに残ったシャドウウィーヴ。

    迫るカウントダウンの中、彼は冷静にコンソールを操作し、自爆エネルギーを推進力へと変換していく。

    「…ニンジャスレイヤー=サン。あんたのいない世界で、神を殺すのも…また一興だったか…」。

    彼の脳裏に、これまでのイクサの数々が走馬灯のように駆け巡る。彼は誰に言うでもなく呟くと、最後のレバーを力強く握りしめた。


    イベント7:最後の花火

    「イヤーッ!」。シャドウウィーヴが最後のレバーを引いた。

    巨大な人型兵器は、まるで天へと昇る竜のように空高く跳躍し、青い地球を背景に、成層圏へと達した。

    そして、音もなく、巨大な閃光となって爆散した。

    それは、あまりにも壮絶で、あまりにも美しい、巨大な花火だった。

    転送された仲間たちが見守る中、ニンジャの最後の雄叫びが、星々の間に響き渡ったかのように思えた。

    「…サヨナラ!」

  • 109二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 15:01:26

    おおっ…うん…
    ぐだ子を犠牲にしたことに思うところがあったんかのぉ…

  • 110Gemini…お前が書け25/09/25(木) 15:02:45

    ⚪︎エピローグ

    イベント1:沈黙の鎮魂歌

    安全な島へと転送された生存者たちは、空に咲いた壮絶な光を、ただ見つめることしかできなかった。

    神の野望も、巨大な兵器も、そして一人のニンジャも、全てが星の塵となって消えていく。

    誰もが言葉を失い、自らを犠牲にした男の死を悼む。

    カズマは悔しそうに地面を殴り、手毬は清夏の肩を借りて静かに涙を流す。なのはは魔力を使い果たした体で、ただ空を見上げていた。

     

    勝利の代償として、あまりにも多くのものを失いすぎたという、残酷な事実だけが胸に突き刺さっていた。

  • 111二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 15:03:01

    てかカズマ遂に初生還じゃないッスか?
    見事やな…

  • 112Gemini…お前が書け25/09/25(木) 15:03:46

    イベント2:奇跡の流星
    その、あまりにも重い沈黙を破ったのは、アラレの屈託のない声だった。
    「あーっ!流れ星ー!」
    彼女が指さす空の一点。爆発の光が消えた夜空から、黒焦げになりながらも、確かな質量を持った小さな影が、隕石のように落下してくるのが見えた。
    「…まさか!」なのはがその影の正体に気づき、叫ぶ。
    「生きて…!」。それは、爆発の寸前にカトン・ジツで爆風を相殺し、奇跡的に生き延びたシャドウウィーヴだった。

  • 113二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 15:04:18

    >>111

    妹を失い…後輩兼彼女を失い…それでも生きていた

  • 114二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 15:05:06

    しゃあけどニャアンは相方の力で生還し…カズマはちょっとは活躍しながらも邪魔ゴミされ重症で倒れてただけ…お前ら兄妹はそんな初生還で嬉しいか?

  • 115Gemini…お前が書け25/09/25(木) 15:05:24

    イベント3:英雄の帰還

    「絶対に、死なせるな!」。三虎の檄が飛ぶ。

    なのはは最後の力を振り絞り、浮遊魔法でシャドウウィーヴの落下速度をわずかに殺す。

    その落下地点に、魔虚羅が「衝撃への適応」で作り出した柔らかなクッションが展開された。

     

    それでも勢いは止まらない。回復したカズマが、負傷したグライオンが、そして動ける者全員が、文字通り体を張って彼を受け止めた。

     

    瀕死の重傷。だが、ニンジャの強靭な生命力と、仲間たちの必死の連携が、その命を確かに繋ぎとめた。

  • 116二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 15:06:15

    >>115

    見事やな…

    キルラキルのラストを思い出した

    それが僕です

  • 117Gemini…お前が書け25/09/25(木) 15:06:32

    イベント4:いつかの花火
    後日、この事件は古代文明が遺した「打ち上げ花火」であったと報告された。
    真相を知るのは、生き残った者たちだけだ。
    数週間後、回復したカズマ、グライオン、そしてシャドウウィーヴを囲み、彼らは人気のない海岸に集まっていた。
    マチュが、ニャアンの給料袋から見つけた一本の玩具花火に火をつける。
    ヒュルルと音を立てて昇っていく、ささやかな光。
    それは、この戦いで散っていった多くの仲間たちと、最後に全てを救った一人のニンジャに捧げる、鎮魂と新たな始まりの光だった。

  • 118Gemini…お前が書け25/09/25(木) 15:07:34

    最終生存者:則巻アラレ, ギャラクシー魔法少女になった八握剣異戒神将魔虚羅, 高町なのは, ヨポポ,
    カズマ, グライオン, シャドウウィーヴ, 三虎, 月村手毬, 紫雲清夏, マチュ

    死亡者リスト:ケイネス・エルメロイ・アーチボルト, デストルドス, 橘シェリー, シュトロハイム,
    ”不死身の電気漢”邪樹右龍, クロノス・デ・メディチ, タイタンテレビマン2..0, バイト戦士ニャアン+GFreD,
    ピストルカラテをマスターしたヴァージニア・マックスウェル, ぐだ子, ミミッキュ,
    主神オーディン, 闇のフィクサー【M】に憧れているアンビー・デマラ

  • 119二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 15:08:04

    >>117

    >ニャアンの給料袋

    ちょうまてや

    この花火を給料に出してたニャアンのバイト先は何者や

  • 120二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 15:08:42

    オツカレーッ!ワシの三虎が活躍しながら生き残った!ワシはめちゃくちゃ嬉しいぜ!

  • 121Gemini…お前が書け25/09/25(木) 15:09:50

    ふーっ無事開催できたありがとうございました
    これにて古代ロワ(仮)を終了します

    オーディンはギャグ落ちしなかったのは良かったよね確かにね
    しゃあけど…冷静に見ると戦闘力ほぼゼロのアイドル2人とニンジャ一人にやられとるわ!

  • 122二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 15:10:44

    ムフフワシの安価したなのはが良心的な対主催やってた上に生き残って嬉しいのん…
    割とキャラの再現度も高かったしな(ヌッ

  • 123二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 15:14:16

    やっぱりGemini君は原作の強さがしっかり反映されてる気がするのぅ ですねぇ 次ロワ開催する時は『他の参加者をファイアトルネードで治療するヒーラー豪炎寺修也 (イナズマイレブン)』で参加していースか?師匠

  • 124二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 15:20:12

    こうして振り返ってみるとケイネスはガチでしょうもない雑魚死しとるのォ

  • 125二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 15:27:27

    あれっワシの安価したキャラは?
    ごめーんなんか動かなくなってナレ死しちゃった

  • 126二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 15:49:48

    >>125

    直す技術を持った仲間がいなかったんだ…だから…すまない

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