ドストエフスキースレ

  • 1二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:04:44

    どんな話題でもいいから適当に雑談していこう

  • 2二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:20:26

    罪と罰2ページで脱落した俺が通ります

  • 3二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:27:49

    >>2

    (罪と罰はドストエフスキーの長編の中だとまだ読みやすい方とは言えない…)

  • 4二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:30:24

    >>2

    短編から始めよう!

  • 5二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:31:51

    登場人物の名前を日本風に変えてくれねえか、誰が誰だかわかんなくなって

  • 6二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:33:05

    このスレでも言われてるけど民族的にはリトアニア人(更に遡るとモンゴル人)だったり

    ドストエフスキーというロシア人民族主義者の癖に本人はロシア人では無い文豪|あにまん掲示板bbs.animanch.com
  • 7二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:33:39

    悪霊やカラマーゾフを今度読んでみたいんだけどおススメの訳っある?
    亀山訳は評判が悪いみたいで買うのをためらってる

  • 8二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:36:01

    高利貸しを殺すのは情状酌量の余地があった気がするが、何の罪もないその妹を殺すのは駄目だろ

  • 9二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:38:40

    ラスコーリニコフって名前はロシア正教分離派(古儀式派)のラスコーリニキ由来っぽいけど共感するところがあったのかな?

  • 10二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:39:08

    死刑執行半歩手前ぐらいまでいった人

  • 11二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:40:09

    罪と罰のドゥーニャや貧しき人々のワーレンカのモデルは直ぐ下の妹ワルワーラで父親が早くに亡くなって困っていた所で親子程年の離れた後見人とワルワーラが結婚した体験が元になってるらしい
    ちなみにワルワーラは不幸な結婚のせいで晩年は罪と罰のアリョーナ婆さんみたいな強欲婆さんになった挙句アリョーナ同様強盗の若者に殺されてる

  • 12二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 17:01:13

    挑戦したけど触りでやめてしまった
    でも坊さんか誰かが長々と、大切なのは自分に嘘をつかないことです さもないと自分も他人も尊敬できなくなり最終的に悪に落ちる 的な文が好きでノートにメモった
    多分カラマーゾフ

  • 13二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 17:10:19

    カラマーゾフの兄弟の続編が完成する前に亡くなっちゃったの大分人類の損失だと思う

  • 14二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 17:11:30

    >>5

    原文の呼び名ごとの細かいニュアンスの再現もほぼ不可能になるし無理ですかね…

  • 15二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 18:17:49

    >>10

    恩赦があってよかったわ

  • 16二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 18:29:59

    カラマーゾフは結局誰が父親を殺したのか分からなかった
    長男?使用人?それとも次男?
    読み方が悪いのか?

  • 17二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 18:41:44

    >>16

    スメルジャコフ

  • 18二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 19:01:06

    >>17

    きちんと判明してたのか、自分が馬鹿だった

    ありがとうございます

  • 19二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 19:26:02

    登場人物一人につき3個くらい名前があることに耐性がつけば面白かった
    罪と罰めっちゃいいよね…なんか馬が死ぬ怖い夢とか漠然とした追い詰められ感が凄く良い
    こんなに文化が違うのに、こんなにわかるものなのかとびっくりした

  • 20二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 19:51:47

    >>19

    ドストエフスキーのメンヘラ感って現代日本人にも結構覚えがあるものの気がしなくもない

  • 21二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 21:24:58

    皆よくカラマーゾフ読めたな
    50ページぐらい読んでも話一歩も進まなくて折れた記憶あるんだけど

  • 22二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 22:47:21

    >>9

    ラスコーリニコフのモデルが古儀式派だったらしい

  • 23二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 02:59:19

    大審問官のとこだけでも読んで欲しい

  • 24二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 11:24:08

    >>23

    面白いよね

    大審問官

  • 25二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 11:25:21

    >>24

    宗教における根本的な問題を抉ると同時に全体主義の予言ともみなせるという…

  • 26二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 11:28:21

    一本の葱の挿話は蜘蛛の糸との関連指摘されてた事もあって全体的に日本人にも馴染む話だと思うんだけどな

  • 27二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 11:35:39

    地下室の手記の陰キャの描写に親しみと同族嫌悪を覚える
    なんだこの風俗嬢に説教するおじさん…

  • 28二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 12:46:50

    >>26

    あのネギ実は長ネギではなくタマネギらしいな

  • 29二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 18:58:33

    このレスは削除されています

  • 30二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 23:40:01

    悪霊という左派勢力の内ゲバを予言したような内容の小説

  • 31二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 00:26:56

    >>30

    そもそもネチャーエフ事件が元ネタだから「予言」ではないな

  • 32二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 09:36:17

    >>27

    陽キャ旧友達が楽しく飲んでるのに主人公はボッチなの、現代に通ずる

  • 33二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 09:54:09

    >>32

    呼ばれてもいない飲み会に来て案の定ぼっちなのに「いや全然平気ですけど?」みたいな感じ装ってるの本当に惨めだった…

  • 34二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 10:25:00

    カラマーゾフの兄弟に「人類全体は愛せるのに隣人は愛せない」って言ってる人が出てきたけどドストエフスキーもそんな感じだったんだろうなって…
    ていうか現代日本にもそういう人ゴロゴロいるだろうし

  • 35二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 13:30:54

    文豪あるある 本人も作品の登場人物並みにキャラ立ってる

  • 36二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 15:59:02

    >>7

    亀山郁夫さんはロシア史の学者としてはすごい好きなんだけど、ロシア史の専門家ではあってもドストエフスキーの専門家ではないんで、そこで相当ツッコまれてるみたいね

    あと歴史の解説というよりも、自分の文章がおもしろくて読ませるタイプの学者なので、そこも好みが分かれそう

  • 37二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 16:24:02

    カラマーゾフの兄弟、亀山訳で通読して面白かったし引き込まれたんだけど
    作品のテーマ的なものを問われる回答に窮するところがある
    大審問官のところは当時のロシア社会におけるキリスト教への疑問を出したのかなって思うけどその他のところが必ずしもそのテーマと関連していない気がする

  • 38二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 16:56:07

    >>37

    ドストエフスキーの長編は「ポリフォニー(多声的)」であることが特徴だからテーマを一つに絞るの難しいんだ

  • 39二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 23:02:50

    >>38

    特にカラマーゾフの兄弟なんかはそうよね

  • 40二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 23:40:06

    >>39

    ミーチャもワーニャもアリョーシャもスメルジャコフも全員独自の感じ方や考え方持ってるしな

    見方によってはあの四人は全員主人公と言い得そう

  • 41二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 02:24:24

    アリョーシャの「長老の死体は腐臭とかしないから!さくらんぼとかの匂いだから!」にアイドルはうんこしないみたいな風情あってすき

  • 42二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 08:20:24

    >>41

    あれは当時のロシアでは実際に聖人の遺体は腐敗しないと考えられていたんだよね イヴァンのような知識人ならともかく宗教的な人間なら本気で信じていた


    因みにあそこで長老の遺体から腐臭がしたのは長老が真のキリスト者ではなかったからと言う解釈もある 実際異教的な雰囲気もゾシマ長老にはあるよね

  • 43二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 09:48:31

    >>42

    自分はむしろああいう迷信は真の信仰とは関係ないってメッセージかと解釈したなあ

    『悪霊』の方でチホン僧正が『完全な無神論者は完全な信仰に至る一歩手前のところにいる』みたいなこと言ってるし何でもかんでも無批判に受け入れ盲信するのは真の信仰ではないってことかと

  • 44二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 18:35:47

    >>38

    ポリフォニーって概念があるのか

    小説って何かを中心に描くものだと思ってたけど完成度が高ければ問題ないんやね

    実際面白かったから文句ないわ

  • 45二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 19:27:04

    このレスは削除されています

  • 46二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 23:07:22

    >>40

    一応ドスト氏曰く主人公はアリョーシャらしいけどね

  • 47二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 23:13:28

    ドストエフスキーとチェーホフのエピソード好き

    チェーホフの短編に「可愛い女」ってのがあって、主人公の女が付き合う男に毎回染まって、最後は預かった男の子を溺愛して実の母親のように愛を注ぐ……っていう話だけど、よく読むと自分が無い女への皮肉や、実はそれが愛される側には重荷になってるっていうシニカルな話として読める

    でもドストエフスキー本人はその話に本気で感動したらしく、チェーホフ本人に「あの女性は素晴らしい!」って涙ながらに熱弁して、当のチェーホフは困惑してたそうな

  • 48二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 08:06:33

    >>31

    元になった事件があったのね

  • 49二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 16:46:24

    >>48

    罪と罰とカラマーゾフの兄弟も元になっている事件があるし白、痴のヒロインナスターシャの幼少期も元になった児童虐待事件があるらしい

  • 50二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 22:53:49

    悪霊の「スタヴローギンの告白」のところがすごく好き
    特にスタヴローギンが夢の中で涙して目覚めるシーン
    善も悪もないカラッポの男が人類の揺籃であった美しく懐かしい土地の夢を見て涙をこぼすも目覚めた途端マトリョーシャに対して犯した罪の記憶が蘇ってきてそれに苦しめられるというのがものすごい皮肉

  • 51二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 23:23:56

    >>49

    罪と罰は上でも言われている古儀式派青年による金貸し老婆殺◯事件、カラマーゾフの兄弟はシベリアの流刑先で出会った人が起こした(と思われていたけど実は冤罪な)父殺し事件と自らの父親が農奴に殺された事件と皇帝暗殺未遂事件が元らしいね

  • 52二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 07:28:38

    >>6

    ちなみに祖父は東方典礼カトリックの聖職者だったらしい

    祖先はカトリック

    本人はカトリック嫌いなんだけどねー

  • 53二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 12:07:07

    女の引き出しがいくら何でも少なすぎませんかね
    美少女と強欲婆の2つしかねえ

  • 54二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 16:51:14

    >>53

    流石にニワカすぎる…

  • 55二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 17:05:00

    友達のリザヴァータが惨殺されたにも関わらず、殺人を告白されても友達のために怒りを覚えないソーニャに萎えた
    ラスコリーニコフがいくらイケメンだからって殺された友のために怒れよ

  • 56二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 17:07:37

    自分の友達を「殺してOKな虱」呼ばわりされても怒らないソーニャって人格異常じゃないか?

  • 57二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 18:05:25

    >>2

    五大長編の大まかな内容が知りたいなら佐藤優の「生き抜くためのドフトエフスキー入門」とかおススメ

  • 58二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 22:21:44

    そもそもソーニャは作中で明らかに聖痴愚的な存在として描かれているし…
    そういう世俗的な怒りに囚われることなくラスコーリニコフの内なる魂の痛苦を見抜きそれに寄り添うことこそがソーニャの役割なんだと思う

  • 59二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 22:36:22

    >>53

    >>54

    まぁでも女性キャラのバリエーションが少ないのはサマセット・モームからも指摘されてる

  • 60二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 23:12:00

    >>59

    ええ…『悪霊』に限ってもマリア・レビャートキナ、ワルワーラ夫人、マトリョーシャ、リザヴェータとそこそこバリエーションあるだろ

  • 61二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 07:38:37

    >>2

    どの部分で脱落したの?

  • 62二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 10:11:18

    カラマーゾフを全体の1/5くらい読んだけど
    父親:カス
    長男:自分語りが長い
    次男:思想が強い
    三男:純粋すぎる
    くらいしか理解できてない

  • 63二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 13:10:22

    >>62

    大体合ってるからそのまま読み進めて目指そうゾシマ越え

  • 64二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 15:53:00

    日本語訳されてるドストエフスキー全集は読破した事あるけど、だいぶ内容忘れたな

  • 65二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 15:54:07

    >>58

    世俗的な怒り?


    人間として当然の怒りだろう?

  • 66二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 15:56:45

    なんでいつもドストエフスキーの書く小説では、虐げられている人間が虐げている者を赦す事が良い事のように描かれるんだ?

  • 67二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 15:59:57

    ドストエフスキーの小説に出てくる食べ物が全部美味しそうな件

  • 68二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 16:05:20

    「カラマーゾフの兄弟」で、塔の中に閉じ込められた子どもを残酷に痛めつける行為を、この世の誰が赦すことができる?というイワンの問いに

    アリョーシャが嬉々として「イエス・キリストなら赦す事ができます!」と答えてるけど、そんな事はお釈迦様でもキリスト様でも赦しゃしねーよアホ

  • 69二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 16:26:40

    ソーニャは都合のいい女

  • 70二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 16:33:38

    >>67

    ドストエフスキー自体人生において腹ペコな時期が長かったろうしなあ

  • 71二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 16:49:39

    このレスは削除されています

  • 72二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 16:52:07

    ソーニャって自分の可愛がってる幼い妹が虱呼ばわりされて撲殺されても犯人を好きになってシベリアまで付いてくの?

  • 73二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 17:03:43

    ドストエフスキーは「作家の日記」(←本物の日記ではなくそういうタイトルのドストエフスキーが発行した個人新聞)で「戦争万歳!流血は我々の精神を新鮮にする!」と露土戦争を大絶賛

  • 74二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 17:05:48

    ドストエフスキーの小説にはよくロリコンが出てくる

  • 75二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 17:08:41

    そういえばドストエフスキーはツルゲーネフに「昔、私は幼女を強 姦したんですよ…」と告白してドン引きさせた

  • 76二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 17:17:27

    ラスコリーニコフの下宿のナスチェンカだって住み込みの女中として自立して生きてるのになんでソーニャは真っ当に働かないで売春婦になったの?

  • 77二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 17:17:38

    地下室の手記、暗喩が回りくどい上、そもそも読み手がネガチヴで自尊心が高くて周りを多少見下していて社交的ではない性格でないと(つまり主人公の様な性格でないと)理解出来ないであろう表現が多いから他人には勧められない
    俺は正に主人公を少し良くした程度の性格だから難解な表現を自分の中で解釈して読むのは凄く面白かったし、よく読み返してるな(特に直情型の活動.家について書かれている場面が好み)
    でも一般的には理解して共感するような作品ではないんだろなーとは思ってるけど

  • 78二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 17:24:47

    「白 痴」のナスターシャって今でいう幼少期の性的虐待の被害者なんだろうけど、ムイシュキン公爵が彼女を助けようとやる行動全てがPTSD患者にやっちゃいけない事のオンパレードで笑う

  • 79二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 18:11:38

    イワン、お前バカかよ?

    神の罪を糾弾したいのなら、人間による児童虐待の放置を糾弾するのではなく東日本大震災のような人智の及ばぬ災害の犠牲で死んだ赤子に何の罪があったのかと問わなきゃダメだろ

  • 80二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 18:24:00

    >>38

    バフチンのポリフォニー論、一時期大流行りしたよね

  • 81二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 18:37:11

    >>79

    イワンが最後に発狂させられるのは出来レース

  • 82二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 22:29:48

    >>78

    ムイシュキン公爵自身あんまり触れられては無いけど後見人から虐待を受けていたみたいだからね

    ちなみにロゴージンは父親が去勢派というカル◯の信◯で現代で言うところの宗教2世

  • 83二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 22:42:33

    カラマゾフ全部結構前に読んだけど、結局みんな父親に似てたよな
    女で身を滅ぼしそうというか
    血のつながりは忘れちった

  • 84二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 23:21:12

    結局スメルジャコフはフョードルの息子なのか否か

  • 85二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 08:07:09

    >>84

    スメルジャコフは明らかに王殺しの道化の面影があるんだよな

    やっぱ「私生児」って属性が重要な存在なんだと思う

  • 86二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 15:23:34

    >>84

    脱獄囚のねじ釘カルプが父親説というのを聞いた事がある

  • 87二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 22:44:32

    >>82

    ドストエフスキー作品も結構毒親や毒保護者が多いよな

  • 88二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 23:23:46

    インテリ学生(死語)が読んでるイメージ

  • 89二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 00:35:12

    >>88

    本来なら人類全員が読むべきだと思う

    ネタではなく割とマジで

  • 90二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 00:39:16

    なんだっけ、さくらんぼのヴァレニエ?おいしそう

  • 91二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 00:46:43

    このレスは削除されています

  • 92二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 00:48:23

    ドフトエフスキー関連で知ってるの思い出そうとしたらこれしかなかったわ

    乾電池Flash


  • 93二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 01:02:11

    初めてのドフトエフスキーとして罪と罰を読んでる(今は上中下の中の初っ端)
    どいつもこいつも名前が複数あるわ手紙含め話が長いわで面、白いんだけどなかなか理解に時間がかかる
    あと帰路の途中の電車内で読んでると疲れも相まって眠さが勝つ時ある
    ただ当時の時代感をなんとなく感じ取れて良い体験だね、苦しい時代だったんだなぁと……

  • 94二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 08:17:45

    >>90

    上でも言われてるけどドスト作品に出てくる料理は美味しそうなのが多いよね

  • 95二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 15:08:04

    >>93

    わかる

  • 96二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 18:17:46

    ヘッセのシッダールタってアリョーシャの影響を感じるんだけどどうなんだろう?

  • 97二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 22:57:50

    >>96

    そんな説あったんだ

  • 98二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:58:59

    >>93

    ドストエフスキー好きだけど気持ちわかる というか罪と罰は高尚なTHE文学感が強めでドストっぽくない(だからこそ勧められやすいのか(?))と思ってる

    個人的には悪霊、未成年、賭博者あたりがドスト原液楽しめておすすめで、中でも個人的一番は陰キャインテリヒキニートの日記が楽しめる『地下室の手記』すね 短いし

  • 99二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 08:34:40

    >>98

    賭博者というドストエフスキーのほぼ実体験

  • 100二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 16:37:22

    保守

  • 101二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 22:42:36

    >>99

    ヒロインの名がまんまポリーナ(ドストエフスキーの賭博旅行に同行した愛人の名前がポリーナ)

  • 102二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 01:23:36

    人類で一番キャラ立てるの上手い作家の一人だと思ってる
    スタヴローギンのキャラとか強烈すぎる

  • 103二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 08:11:46

    >>102

    スタヴローギンとか現代でも作れる作家はそうそう居ないよなぁ

  • 104二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 09:59:59

    >>103

    美男子です

    腕っぷしも強いです

    仲間内ではカリスマ的な存在扱いです

    生まれつき善悪の基準がぶっ壊れています

    ただ自分が最低の存在に堕ちてる時に恥辱感と共に込み上げてくる快感だけが生き甲斐です 

    その快感のために恐ろしい悪行を何度も犯してきました

    ある時少女を犯して自殺に追い込んでしまいその罪にずっと苦しんでいます

  • 105二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 19:17:05

    このレスは削除されています

  • 106二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 22:53:50

    >>101

    ポリーナも色んなキャラのモデルになってるよね

  • 107二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 08:40:26

    保守

  • 108二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 18:13:57

    >>106

    かなり強烈な人だったみたいだからね

  • 109二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 22:34:19

    >>11

    悲しいな…

  • 110二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 07:26:23

    このレスは削除されています

  • 111二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 15:58:26

    >>104

    なろうのライバルかダークヒーローみたい

  • 112二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 22:20:13

    >>6

    奥さんも最初の奥さんがフランス革命により亡命してきた亡命フランス人の子孫で2番目の奥さんはウクライナ人とフィンランド人のハーフでどちらも非ロシア人

  • 113二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 07:47:02

    >>112

    ちなみにドストエフスキーの父親もウクライナ出身

  • 114二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 12:23:21

    丸谷才一がドストエフスキーで一番面白いのは)『ステパンチコヴォ村とその住人たち』だドストエフスキーはユーモア作家なんだと言ってて光文社古典新訳文庫読んでみたら確かに面白くてびっくりしたな

  • 115二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 20:32:39

    保守

  • 116二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:52:22

    >>114

    シリアスそうな五大長編も要所要所だとユーモアもある(特に前半)

  • 117二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 00:25:37

    >>20

    本当にギャンブル依存症ながら赤の他人を助けずにはいられない人だったからメンヘラ呼ばわりはやめてあげれ…

  • 118二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 00:46:22

    >>65

    世の俗ってつまりありふれた普遍的なことなわけで君は間違ってないけど、ソーニャはただそれだけのために怒りに心を支配されるのではなくなぜそうしてしまったのかを見つめるてるんや

  • 119二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 00:55:27

    このレスは削除されています

  • 120二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 01:03:59

    >>96

    わかる

    これこういうのってどうやって調べたらいいんだろうね。今までこの感想見つけたことない

    ヘッセの解説でも見ないし、研究してる人の出してる本とか読んだらいいのかな

  • 121二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 08:00:02

    >>119

    どっちも生い立ちに闇あるか?

  • 122二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 16:36:26

    >>113

    父親の父親(ドストエフスキーにとっては父方の祖父)は東方典礼カトリックの聖職者だったみたいだね

  • 123二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:33:22

    保守

  • 124二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 07:35:10

    >>87

    やっぱり毒親や毒保護者は使い易いからかな?

  • 125二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 07:35:23

    このレスは削除されています

  • 126二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 16:47:57

    ほしゅ

  • 127二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 19:58:35

    カラマーゾフは大審問官乗り越えたら加速度的に面白くなると思う
    キャラに愛着湧いてくるし、普通にミステリーとして読める

  • 128二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 20:18:07

    >>127

    最終部とか裁判小説だしなもはや

  • 129二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 22:22:19

    >>127

    >>128

    罪と罰もミステリーやサスペンスの要素があるよね

  • 130二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 08:03:44

    >>129

    罪と罰はポーの影響も受けてるみたいだね

  • 131二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 09:51:57

    >>87

    ドストエフスキー作品クソ親父選手権できると思う

    五大長編のメインキャラたち、ネグレクトか虐待されてる率クッソ高い

    貧しいけど優しい家庭のラスコーリニコフは父親死んでるし、「良い父親」がほぼ存在しない

  • 132二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:35:45

    >>131

    ま、まあラスコーリニコフの父親はラスコーリニコフが見た夢の中だと虐待される馬を見て苦しむ息子をなだめる優しさ見せてるし…

  • 133二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:36:50

    毒親最強は流石にフョードル・カラマーゾフかね

  • 134二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:41:43

    ソーニャの父親は悪気はないのが余計タチの悪いクソ親だなと思った
    明確に娘を搾取してるから一番キツく見える
    キャラとしては愛嬌があるけど親としてカスなのはフョードルとかステパン先生

  • 135二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:57:30

    >>134

    ステパンは息子の方が生まれついての悪すぎて相対的にマシに見えてくる

    それでもギャンブル中毒なんだけど

  • 136二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 15:00:01

    >>134

    上司に頼んで仕事もらえたよ!家族も大喜びで祝ってくれたよ!!→出勤当日なんか嫌になってお金全部酒に使っちまったわ…アハハ

    ドストエフスキーの書く毒親は生々しさがエグいのよね

  • 137二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 18:28:16

    >>135

    ギャンブル中毒もそうだけど、真夜中に教え子(スタヴローギン)とか息子を叩き起こして泣きながら愚痴を聞かせてたって話がなんか生々しくて引いたんだよな……

    内容も母親の浮気についてとかだったみたいだし

    相対的に毒親まではいかなくとも、「なんか嫌な親」の解像度が高い

  • 138二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 22:20:14

    >>135

    息子がヤバいのは生まれつきなのかネグレクトしたせいなのか

  • 139二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 22:40:59

    >>138

    流石にアイツクラスは先天的なサイコパスだったじゃねえかなって

    スタヴローギンとかは善悪二元論を超越したようなところがあるしその辺りがよく「悪魔的超人」と評される所以なんだろうけどヴェルホーヴェンスキーは明白に救えないクソ野郎として描かれてる気がする

  • 140二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 23:00:01

    >>139

    スタヴローギンはどうなんだろ?

  • 141二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 23:51:50

    >>139

    あそこまでサイコパスだと流石に先天的なものがデカそうだけど、ピョートルって子供の頃は毎晩寝る前に泣きながらお祈りしてた、みたいな記述があるんだよね(手元に本がないからうろ覚え)

    あんな屑でもそんな幼気な時代があったのか……って思った記憶

  • 142二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 08:29:37

    >>131

    ドストエフスキーの実父が厳格な人だったのも関係してんのかね?

  • 143二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 17:53:33
  • 144二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 22:28:04

    >>143

    ロゴージンとムイシュキン公爵とかナスターシャとアグラーヤとかスメルジャコフ→イワンとかスタヴローギンを崇拝する周辺とか確かに同性間の重い感情は多い気がする

  • 145二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 23:18:10

    >>143

    マジかよドストエフスキー…

  • 146二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 08:41:36

    保守

  • 147二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 18:01:27

    >>144

    何気に多いんだな…

  • 148二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:14:52

    >>130

    ポーはマジで色んな作家に影響を与えてるからな…

    少なくともSF、ホラー、ミステリー、ダークファンタジー、冒険ものはこの人無しでは語れないレベル

  • 149二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 08:38:10

    保守

  • 150二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 09:46:01

    >>148

    それでいて詩の大家でもあるからすごい

  • 151二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 19:07:25

    >>136

    本当にどうしようも無いなぁ…

  • 152二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 22:41:59

    >>112

    >>113

    >>122

    ウクライナと結構関わりが深いのね

  • 153二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 23:15:40

    保守

  • 154二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 08:46:37

    >>152

    ロシアは結構そういう人が多い

  • 155二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 18:06:44

    >>129

    なんならサスペンスドラマの大家刑事コロンボにも影響を与えてるぞ罪と罰は

  • 156二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 22:05:05

    >>155

    コロンボのモデルが罪と罰に出てくるポルフィーリーがモデルだっけ?

  • 157二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 07:24:25

    >>156

    そうだね

  • 158二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 14:20:25

    >>66

    それがアガペーだからっすね

    丁度ドストの時代は隣人愛だの言うが神なんて実はいねえだろみたいな風潮が蔓延し始めた頃でもあって

    だからこそ

    んなわけあるかバァ〜カ!!!立ち上がれ弱者やり返してなんぼじゃオラァ!!!なイワンも出てくる

  • 159二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 16:17:30

    これは良スレ
    イキってカラマーゾフに挑んだものの超序盤で完敗した自分でも楽しめる
    カラマーゾフの序盤で親父がボロクソに言われるのと対照的にアリョーシャが褒められ過ぎて笑っちゃったんだけど、実はそんなにアリョーシャも完璧な人物として描かれてないのか?
    もっかい挑んでみたい
    固い文章は苦手だけど、大審問官の話とか概念的な話の面白さがわかってきた今ならいけるかもしれん

  • 160二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 17:10:12

    >>159

    ドストエフスキーの構想だとアリョーシャは最終的に聖人の境地に辿り着くんだけど『カラマーゾフの兄弟』はその前日譚に近いお話なのよね だからアリョーシャは聖人になる資質はあるんだけどまだ修行中とかそんな感じの扱い 

    実際中盤あたりで師匠の死をきっかけに一回堕落しかけるけどおみあしがエロい女が披露した玉ねぎのエピソードをきっかけに立ち直って大地に接吻するという展開があったりする

  • 161二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 17:17:59

    >>144

    ロゴージンとムイシュキンとか今なら脳を焼かれる人がたくさんいそうなカプよね

  • 162二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 22:14:40

    >>84

    結局謎のままだったよな

  • 163二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 23:06:09

    19世紀は神が死んだ世紀ともいわれるが
    (人々が宗教や聖書を疑う事を覚え始めた時代)
    あの時代に現代にも通じる信仰との向き合い方書いてんのすげーよ
    単に神はいるいない天国はあるないなんて表面的な話じゃなく
    愛とは?人の在り方とは?ていうもっと奥の奥にあるモン見ようとしてるよりによってあの時代に

  • 164二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 08:38:41

    >>163

    スレチかもだけど神の死んだ世紀ってなんかカッコいいな

  • 165二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 10:19:50

    「神が存在しないなら全てが許される」っていうドストエフスキーの公式、自分にはさっぱり理解できなかったんだがキリスト教世界では道徳の根源🟰神の存在だったからなんだな

    日本人には感覚的に理解できない考え方だ

  • 166二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 17:17:23

    >>165

    なるほどねぇ

  • 167二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 17:47:15

    >>53

    んな雑括りでいいなら男も

    金!!暴力!!女!!と厨二病とピュアピュア聖人の3種しかいないよッ

  • 168二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 17:52:11

    ラスコーリニコフくんのイニシャル(PPP)裏返すと「666」になる説 厨二ポイント高くてほんとすき

  • 169二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 19:21:28

    キリスト教徒、こえーよ
    信仰心無くしたら強盗、殺人なんでもアリかよ
    たしかに災害時に向かうじゃ店襲撃して金やら何やら収奪してるよな

  • 170二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 21:45:19

    道徳を担保するのは神の存在だけだと思い込んで勝手に絶望してるロシア人含む西欧人って馬鹿なんじゃね?

  • 171二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 21:49:59

    ドストエフスキーってなんか深遠な思想でも書いてあるのかと思って読んでみたけど、東洋人から見たら前提からして間違っているドタバタ喜劇じゃん

  • 172二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:07:30

    >>168

    なにそれ厨二

  • 173二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:47:22

    >>169

    >>170

    あんま言いたくないけど元々歪んだ先入観持ってるとどんな名作読んでもロクなものを得られないんだろうなって

  • 174二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 01:28:52

    >>171

    多くの日本人の文豪や優れた研究者がドストエフスキーを高く評価しているというのに何故自分の方が賢く正しいと勘違いしてしまえるのだろうか

    井の中の蛙大海を知らずの典型じゃないか

  • 175二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 02:38:54

    ドストエフスキーの作品が高評価なのは作品のできもさることながら冷戦やソ連の存在も大きいのではないかと思う
    ロシア文学を称揚するように命令されていたソ連の工作員がいたんじゃないかな
    もちろんそれがすべててではないだろうけど

  • 176二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:20:59

    >>171

    同時期の日本は日本で新興宗教ラッシュやったりええじゃないかオラァやから大して変わらん

  • 177二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:39:24

    >>175

    ないないそれはない

    小林秀雄みたいに保守派側でもロシア文学を高く評価してた人なんてザラだし憶測で突破なことを言うのはよすべき

    そもそもキリスト教や聖書の重要性を作中で繰り返し説いてる作家を共産主義国が工作員使ってまで推すとかあり得ないし反ワク並みの意味不明な陰謀論だよそんなん

  • 178二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:45:09

    空気足りん奴がおるな
    頭ラスコーリニコフかよ

  • 179二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 08:45:57

    >>175

    ソ連時代は『悪霊』が革命を馬鹿にしてる小説だとして本国で出版停止になったりしてたんだから、ソ連の工作員云々は1ミリも関係ないと思うが

    芥川龍之介や坂口安吾みたいな戦前から活躍してた文豪もドストエフスキーを高く評価してる

    芥川の蜘蛛の糸はカラマーゾフの中の挿話が元ネタだし

  • 180二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 08:54:49

    ドタバタ喜劇の側面があるのはあながち間違いでもないと思う
    カラマーゾフとか悪霊とかだと、本人たちは真面目でも側から見ると明らかに滑稽なギャグみたいに描写されてるところ結構ある
    カラマーゾフラストのカオスになった裁判所とか、大乱闘スマッシュブラザーズかよって言われてて笑ったし、だからこそ自分みたいに教養のない人間でもエンタメとして楽しめた

  • 181二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 09:57:19

    このレスは削除されています

  • 182二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 10:04:03

    >>180

    ドストエフスキー作品のドタバタ喜劇的な面はすでにバフチンがカーニバル論によって指摘していたりする

    ただもちろんそれだけではなく例えばカラマーゾフの兄弟ラストの裁判のエピソードも背景を知ってから読むと当時のロシアの司法制度に対する痛烈な批判になってたりする

  • 183二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 14:24:17

    このレスは削除されています

  • 184二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 17:22:20

    まあ文学作品って作者ごとに向き不向きはあるよな
    俺の大好きな太宰作品も健全な人からしたら「なんか不幸ぶってら……」で終わるしそれもわかる(スレチですまん)
    ただカラマーゾフを読める人、楽しめる人は間違いなく人生得してる

  • 185二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 22:51:33

    >>184

    太宰は良くも悪くも繊細でつい考えすぎちゃう人にブッ刺さりがちな印象

    もちろんそれだけの作家ではなく畜犬談みたいにほろりとさせられる作品や親友交歓みたいにドライでひねたユーモアが炸裂してる作品もあるが

  • 186二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 07:03:10

    >>168

    スタヴローギンも名前の由来を紐解いていくと「ツノの生えた十字架」を意味すると以前どこかで聞いた気がする…

    めっちゃ厨二だよね…

  • 187二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 15:39:02

    >>174

    ドストエフスキーの文学作品としての価値は認めているよ

    自分が納得いかないのはドストエフスキーの思想をやたら深遠だのと持ち上げてた昭和の評論家とかだな

    ドストエフスキーのロシア・メシアニズムって噴飯物だしキリスト教解釈も歪んでいると思う

  • 188二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 15:58:14

    ロシア文学は面白いけど名前が覚えられないのが欠点だと思う。

  • 189二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 16:33:43

    >>187

    君の中の深遠って言葉の定義がよくわからない カラマーゾフの異端審問長官のエピソードとか興味深い思想があらわれてるし多くの読者もそれを認めてると思うんだが

  • 190二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 18:42:01

    >>189

    とにかく無神論や無神論者をまるで諸悪の根源のように描いた事が気に食わないな

  • 191二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 19:46:18

    宗教や神に救いを求めるって大審問官に縋って跪拝する人々の群れと何が違うんだ?

  • 192二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 19:46:31

    >>190

    >>190

    それは浅すぎる。むしろ『悪霊』ではチホン僧正が「完全な無神論でさえ、世俗的な無関心よりはましです」、「完全な無神論者は完全な信仰に至る最後の階段に立っておりますからな」って発言していたりもする。『悪霊』でピョートルらが体現したような信念なき暴力的な虚無主義としての無神論には批判的だったろうがだからといって無神論全否定かというとそれは違う。そもそもそういうスタンスならカラマーゾフでイワンみたいなキャラは出さないだろに。

    ドストエフスキーの作品が複雑なんて分かりきってるんだから複雑なものを複雑なまま理解できるよう励もうぜ。一方的にこうこうこういうものって決めつけそれで作品を理解した気、作品の価値を見極めた気になるのは最悪の傲慢だしそんな体たらくじゃいつまで経っても進歩がないぞ

  • 193二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 19:49:37

    >>192

    イワンはドストエフスキーが創ったドストエフスキーの理論に都合の良い「無神論者」であつて、その時代の真の無神論者の姿を描いているわけではない。

  • 194二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 19:53:03

    >>192はドストエフスキーの全ての作品を読んだ上で説教してるのか?

    自分は少なくとも日本語訳のドストエフスキー全集は読んだ。

    そしてドストエフスキーの思想を理解しようとカントからヘーゲル、ニーチェあたりまでの西洋哲学まで読んだよ。

  • 195二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 19:55:13

    イワンが発狂に追い込まれるのは出来レース

  • 196二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 20:08:19

    埴谷雄高がドストエフスキーの真似っこして書いた「死霊」がムードだけの中身無しの雰囲気小説なの笑う

  • 197二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 20:08:24

    このレスは削除されています

  • 198二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 20:09:42

    >>193

    「真の無神論者」とか恣意的すぎるだろう。そんな勝手な基準を用いられても困る

    >>194

    具体的な反論を行わずマウンティングを始める時点でダメだろうに


    T・S・エリオットが著作の中で「人類の大多数は不精な頭をもち探究心に乏しく、虚栄に心を奪われ、情緒においては微温である。ゆえに大いに疑うこともできなければ、大いに信ずることもできない。普通の人間が自らを懐疑主義者、無神論者と呼ぶとき、それは大方何事をも結論まで考え抜くことをいやがる心持を被わんとする単なる擬態に過ぎない」って言葉を残してるけどこれはドストエフスキーにも通ずるところがあると思う。

  • 199二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 20:17:40

    あまたあるドストエフスキー評論の中で自分が最も感銘を受け得心がいったのはT.G.マサリクの「ロシアのヨーロッパ」中のドストエフスキー評だったな
    この著作の中でマサリクはドストエフスキーの「嘘をついて真実に至ろう」とする欺瞞を批判している
    ドストエフスキーの革命や無神論、ニヒリズムに対する理解の歪みを洗い出してる

  • 200二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 20:18:52

    ドストエフスキーの認知の歪みこそが「ニヒリズム」を生み出しているんだよ

オススメ

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