スズミを慕う自警団後輩

  • 1二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 22:33:08

    わしだけ得のスレ

  • 2二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 22:35:48

    夢にも思わなかった
    しばらく見ないと思っていたその後輩が攫われてキヴォトスの外に人身売買されてしまっていただなんて

  • 3二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 22:44:58

    トリニティ総合学園に入学してはや半年、最近は治安も悪くて物騒だ。
    ・・・ん?私は誰かって?
    ・・・・・・まあ、ただの通りすがりのモブだと思っておけばいいよ、
    お互いなにも知らないから話せることもあるだろ?
    ・・・ところで、スズミ先輩のことはしってる?
    ま、知らないか、自警団にいるわけじゃないしね。
    これから偉大なスズミ先輩のことを教えてあげるから耳と頭を空っぽにしてよ〜く聞きなさいなぁ

  • 4二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 23:05:13

    今日は待ちに待ったトリニティ総合学園に入学する日だ。ちゃんとご飯も食べた、忘れ物もなし、時間にも余裕はある。
    ただし精神的なヨユーはない。なにせこれからはじまるのは名家のご令嬢たちによるマウントと格付け合戦だ。なぜそんなことが起こるのかというと、トリニティには派閥があり、政治的な権力抗争が日夜おこなわれているからだ。特に名家同士では学園に入る前から交流があり派閥もすでに決まっていることが多い。そんな中、下手に動いてはこれからの学園生活にどんな影響があるか分かったもんじゃない。私は特にエライお家の出でもなく、権力も欲しくない。ただ楽しくすごしたいだけだ。

  • 5二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 00:03:16

    今日は日曜日、トリニティへは電車で行くが、実は電車に乗るのは初めてだ。⚪︎番線だったり、平日ダイヤや休日ダイヤなどとてもややこしい。そうこう四苦八苦しながらもなんとか電車にありつけほっとする。電車が走り出す。想像していた電車はもっとガタンゴトンというものだと思っていたが意外にも音はあまり聞こえず慣性だけがわたしに大きな影響をあたえた。車窓から流れる世界を眺めてみればトリニティの街並み、絶景である。私はつい誰かにこの感動を共有したく、私の他にも同じ中学校だった顔馴染みがいるかもしれないと思い電車内を散策した。
    発見、にはいたらず。しかももうすぐ着く。うきうきしながらドアの前に立っていると突然手が横から飛び出し私や他の乗客ごと押し除けた。

  • 6二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 00:21:33

    「邪魔だ!私たちがホームに一番乗りだ!」
    「おらぁ!姐さんの歩む道をあけやがれぇ!」
    なんだチンピラか、トリニティではあまり見かけないが、最近物騒になってんのかな。
    レアなチンピラに会えたことにラッキーだなと押し除けられた怒りとは的外れなことを考えつつ、ドアが開きチンピラがはしゃぎまわるのを確認してバレないように舌打ちをうつ。
    ジロリっ
    擬音にすればこうだろうか。私の方向に取り巻きAが目をむける、ちなみに取り巻きはA,B,C,Dの四人だ
    「・・・・・」
    やべっっ
    私は心の中でさらなる舌打ちをかましつつ目線を下にし、神に祈った。

  • 7二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 00:47:24

    「ん?どしたさっさと姐さんの歩む道にいるやつらを蹴散らそうぜ!」
    「・・・・・ああ、どきな!そこの豆柴3人組!姐さんの道をあけろ!ひゃっはー!」
    セーフ、だけど絶対きこえてたよなぁ。ありがとう取り巻きBお前のおかげだ。これからのお前の幸運祈っておくぜ!

    さてと、そんなハプニングも起こりながら駅から歩いてトリニティ総合学園にたどり着いた。さすがは3大校。
    建築は大聖堂や図書館やらが白く輝く大理石で構成されており古風で伝統的だと思わされる。人に関しては私が想像していたご令嬢がそこらじゅうでマウントをとりあうようなドロドロとしたものではなく、わたしとあまり変わらないかわいらしい様相だった。ヨシっっっ!心の中で勝利のガッツポーズを決め雄叫びをあげる私。どうやら名家のプライドが高いご令嬢も派閥による権力抗争も私の杞憂だったようだ。

  • 8二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 01:18:08

    人の流れに沿っていくと受付や警備の人らしい人たちがいた。受付はシスターで、警備の人は・・・あれが正義実現委員会か。トリニティのトップであるティーパーティの抱える組織でもあり、トリニティの安全を守っている組織。個人的に委員長のツルギさんに興味があるのだが、どこにいr・・・・・・でっか。な、なんだあの大きさは!
    私の双眼は山の如し聳え立つ二つのπを確認した。それは道ゆく貧πたちにこれこそが正義だと、正義実現委員の象徴といわんばかりだった。おのれデカπめ!これみよがしにぶら下げやがって!おそらく何人かはわたしと同じ思いを抱いているであろう同志たちと共に受付へ入る。貧πだってどうどうとしてやる!怯むな!同志たちよ!前にすすめ!
    「・・先ほどから視線を感じますね」
    「・・・先輩のスタイルは素晴らしいっすからね・・」
    「そうですか?イチカも素晴らしいと思いますが」

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